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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

エスケー化研

SK KAKEN CO.,LTD.4628 · Standard · 化学

建築仕上塗材と耐火断熱材で国内外に展開する建材メーカー。特殊仕上工事も手がける。

概要

エスケー化研株式会社は、建築仕上塗材と耐火断熱材の製造販売を中核とする化学系建材メーカーである。1958年に大阪で創業し、現在は国内6か所の工場とシンガポール、マレーシア、中国、タイ、インドネシアなどアジア各国に生産・販売子会社を有する。2026年3月期の連結売上高は1097億円、純利益123億円、総資産2052億円。自己資本比率は85.1%と高い。超耐候塗料や遮熱塗料、湿式耐火被覆材など、建築物の長寿命化・省エネ・防災に貢献する高機能製品を幅広く展開している。

売上の88%を占める建築仕上塗材事業

当社グループの柱は建築仕上塗材事業である。2026年3月期の同事業の売上高は961億68百万円と全体の約88%を占め、セグメント利益は131億14百万円に達する。主要製品は有機無機水系塗材、合成樹脂塗料、無機質系塗料、無機質建材であり、多様な建築ニーズに対応する。もう一つの柱である耐火断熱材事業は売上高116億72百万円(全体の10.6%)、セグメント利益17億86百万円を計上する。断熱材、耐火被覆材、耐火塗料から構成され、建築物の防火性と省エネルギー性を向上させる。その他事業には洗浄剤・希釈剤などが含まれるが規模は小さい。両事業ともに自社工場と海外子会社で製造され、グループ内で相互に供給・販売される体制をとる。

12の海外子会社が支えるアジア事業

当社グループは国内に8つの工場(大阪、神奈川、福岡、大利根、名古屋、兵庫、埼玉、九州)を持つ。海外では1981年のシンガポール進出を皮切りに、マレーシア(1983年)、香港(1984年)、中国上海(2001年)、タイ(2002年)、インドネシア(2014年)に生産・販売子会社を設立。建築仕上塗材事業ではSKK(S)PTE.LTD.(シンガポール)、SKK CHEMICAL(M)SDN.BHD.(マレーシア)、SIKOKUKAKEN(SHANGHAI)CO.,LTD.(中国)、SKK CHEMICAL(THAILAND)CO.,LTD.(タイ)、PT SKK KAKEN INDONESIA(インドネシア)が製造拠点。これらの製品は現地販売子会社を通じて販売されるほか、シンガポールから周辺国へ再輸出されるルートも持つ。グループ内での原材料供給や製品の相互取引により、アジア域内で効率的なサプライチェーンを構築している。特殊仕上工事を手掛ける子会社も各拠点に存在する。

自己資本比率85%の強固な財務基盤

2026年3月期末の連結総資産は2052億60百万円、負債305億円、純資産1747億59百万円で自己資本比率は85.1%と極めて高い水準にある。負債の内訳は買掛金や未払法人税等が中心で、金融機関からの借入はほとんど見られない。当連結会計年度の売上高1097億7百万円(前年比3.4%増)、営業利益122億18百万円、経常利益169億67百万円、親会社株主に帰属する当期純利益122億52百万円。営業活動によるキャッシュ・フローは127億58百万円のプラスを維持し、財務体質の健全性を示している。過去10年の売上高は概ね800億円台後半から1000億円台で推移し、利益も安定して計上している。高い自己資本比率と安定した収益力が、研究開発や設備投資の原資となっている。

業界の中での役割は建材メーカー(建築仕上塗材・耐火断熱材)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,097億円
営業利益
122億円
営業利益率
11.1%
純利益
123億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01建築仕上塗材(建築用途)主力

建物の外壁や内装の仕上げに使われる塗材・塗料・建材を製造販売。有機無機水系塗材、合成樹脂塗料、無機質系塗料、無機質建材などをラインアップし、国内外の子会社を通じて販売。特殊な仕上げ工事も手がける。

主な製品・サービス4
有機無機水系塗材
有機と無機の特性を併せ持つ水性塗材で、耐久性や意匠性に優れる。建築外壁などに使用される。
合成樹脂塗料
アクリル系やウレタン系などの合成樹脂をベースにした塗料。建築物の内外装に広く使用される。
無機質系塗料
ケイ酸系などの無機質を主成分とし、高耐久性と防火性を持つ塗料。建物の外壁などに使用される。
無機質建材
セメントなどを主原料とした建材で、防火性や耐候性に優れる。外壁材などに使用される。

02耐火断熱材(建築・プラント用)準主力

断熱材、耐火被覆材、耐火塗料を製造・販売。建築物やプラント施設の火災安全性向上に貢献する。耐火断熱工事も手がける。

主な製品・サービス3
断熱材
熱の伝達を抑えるための材料で、建物や設備の省エネルギーに寄与する。板状や吹付けなど多様な形態がある。
耐火被覆材
鉄骨構造物などを火災から保護するための被覆材。火災時の温度上昇を抑え、構造崩壊を防ぐ。
耐火塗料
鋼材などに塗布することで耐火性能を向上させる塗料。火災時の保護と意匠性を両立する。

03その他の事業(ケミカル製品)その他

洗浄剤・希釈剤などのケミカル製品を製造販売。塗装工程の補助材料として需要があり、国内外で供給している。

主な製品・サービス1
洗浄剤・希釈剤
塗料や建材の製造工程で使用される洗浄剤、希釈剤。溶剤系の製品が中心。

製品と技術

エスケープレミアムシリーズに代表される建築仕上塗材

建築仕上塗材事業の中核製品は、有機無機水系塗材、合成樹脂塗料、無機質系塗料、無機質建材である。超耐候・超低汚染性をもつ「エスケープレミアムシリーズ」は塗膜の長期耐久性を実現。環境配慮型としてはバイオマス原料を活用した「エスケーバイオマス無機GR」を開発。装飾・意匠性では立体感や陰影感を表現できる「ベルアートシリーズ」「サンドエレガンテシリーズ」を展開。機能性塗料として遮熱効果のある「クールタイトシリーズ」や「スマートボーセイ」があり、省エネ法対策の需要に対応。省力化では一液化・水性化を進め、「一液NADシリーズ」「水性エコファイン」「セラミクリーン」など、現場作業の効率化に貢献。内装用には低VOCの「エコフレッシュシリーズ」「セラミフレッシュIN」を揃え、抗菌・防カビ性も提供する。

湿式耐火被覆材「セラタイカ2号」と不燃断熱材「セラミライトエコG」

耐火断熱材事業では、吹付ロックウールに代わる湿式耐火被覆材「セラタイカ2号」が主力。粉塵発生が少なく作業環境を改善する。意匠性の高い構造物向けに「SKタイカコート」、省力タイプとしてシート状の「SKタイカシート」、プレコートにより工期短縮と環境改善を図る「SKタイカコートHS」をラインアップ。不燃断熱材では、一般的な吹付ウレタンフォームが可燃性であるのに対し、不燃性を持つ「セラミライトエコG」を提供。データセンターなど火災リスクが重要な施設で需要が見込まれる。これらの製品は、安全・安心に加え、資産価値の向上と省力化をテーマに開発されている。耐火断熱材事業の売上高は116億72百万円(2026年3月期)で、前年比8.8%増と成長している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

化学のなかでの位置

建材用塗料で国内首位、内需依存で安定成長

エスケー化研は建築用塗料において国内シェア首位の企業であり、業界内でのプレゼンスは高い。同業他社には東洋紡やクラレなどが存在するが、それぞれ事業構造が異なり、直接的な競合は限定的である。エスケー化研は住宅やビル向けの塗料を中心に、安定した需要を享受しており、国内市場に強く依存している。そのため、国内景気や住宅着工動向の影響を受けやすい一方、海外展開は限定的である。直近の業績では、売上高は微増傾向にあり、営業利益率は11%前後で推移しており、安定的な収益基盤を有している。業界内では、高いブランド力と販売網を強みに、競争力を維持している。

強み

  • 建築用塗料で国内シェア首位を誇り、高いブランド力と顧客基盤を有する。
  • 売上高は1000億円超で推移し、営業利益率11%前後を維持している。
  • 全国に広がる販売網と技術サポート体制が、顧客との長期取引を支える。
  • 環境対応型塗料など、独自技術を活かした製品開発に強みがある。

課題

  • 国内市場への依存度が高く、海外成長市場への進出が進んでいない。
  • 国内の建設需要は長期的に横ばい傾向で、成長余地が限定的な可能性がある。
  • 原油価格や原材料価格の変動が収益を圧迫するリスクがある。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

化学の時価総額近傍。太字がエスケー化研

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
14045東亞合成2,023億円15.4倍
24617中国塗料1,925億円15.8倍
37970信越ポリマー1,814億円18.0倍
44928ノエビアホールディングス1,662億円20.5倍
54471三洋化成工業1,506億円9.1倍
64628エスケー化研1,495億円10.5倍
73101東洋紡1,490億円13.2倍
84975JCU1,463億円15.3倍
94633サカタインクス1,420億円10.7倍
104958長谷川香料1,412億円18.4倍
114461第一工業製薬1,371億円21.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 39件

四国化学研究所創業から国内工場網の形成

1958年4月、建築用塗料及び溶剤等の製造販売を目的として、資本金30万円で株式会社四国化学研究所を設立。1961年8月に本社を大阪府茨木市に移転し、大阪工場を建設・稼動。1963年6月に商号を四国化研工業株式会社に変更。1967年12月には神奈川県座間市に東京工場(現神奈川工場)を建設し、関東地区の生産拠点を確保。1974年4月に本社を茨木市中穂積一丁目に移転。1979年12月には福岡県篠栗町に福岡工場を建設し、西日本エリアの供給力を強化。創業から約20年で本州・九州に生産ネットワークを整備した。

シンガポール・マレーシア・香港への海外進出

1981年8月、シンガポールに初の海外現地法人SKK(S)PTE.LTD.を設立。続いて1983年5月にマレーシア・クアラルンプールにSHIKOKU(M)SDN.BHD.(現SK KAKEN(M)SDN.BHD.)を設立。1984年9月には香港にSKK(H'K)CO.,LTD.を設立。国内では1984年10月にセラミック系耐火被覆材の開発・製造販売を開始し、新分野に進出。1983年6月に関東地方の生産拠点として大利根工場を、1987年5月には中部地方の名古屋工場を建設。1991年1月には兵庫工場を建設し、国内の生産能力を増強。海外と国内の両面で事業基盤を拡大した。

エスケー化研への改称と研究開発拠点の整備

1991年4月、商号を四国化研工業からエスケー化研株式会社に変更。同年3月にはマレーシアにSKK CHEMICAL(M)SDN.BHD.を設立。1992年7月、大阪府茨木市に研究所を建設、自社技術開発を本格化。同年11月には神奈川工場を全面的に改築し、生産能力を向上。1993年3月に九州工場を建設、福岡工場を移転。1994年3月に本社を現在地の中穂積三丁目に移転。1996年1月には無機質・不燃・耐火断熱材の開発・製造販売を開始し、耐火断熱材事業に本格参入。同年8月にはマレーシアにSK COATINGS SDN.BHD.を設立。この時期、研究開発と新製品投入が加速した。

JASDAQ上場と中国・タイへの進出

1994年10月、日本証券業協会に株式を店頭登録。2001年5月に香港にH.K.SHIKOKU CO.,LTD.を設立、同年9月には中国上海にSIKOKUKAKEN(SHANGHAI)CO.,LTD.を設立し、上海工場を建設。同時期に埼玉県加須市の埼玉工場を取得。2002年12月にはタイ・バンコクにSK KAKEN(THAILAND)CO.,LTD.を設立。2004年12月、店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。2010年2月にタイに第二法人SKK CHEMICAL(THAILAND)CO.,LTD.を設立。2010年4月、大阪証券取引所JASDAQに上場。中国とタイでの生産販売体制を確立し、株式公開により資金調達の多様化を図った。

インドネシア進出とスタンダード市場への移行

2012年7月にSKKグローバルセンターを大阪府茨木市に建設し、海外事業の統括機能を強化。2013年7月、東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。2014年5月、インドネシア西ジャワ州にPT SKK KAKEN INDONESIAを設立。2016年9月にはジャカルタにPT SKK KAKEN KONSTRUKSIとPT SKK KAKEN DISTRIBUSIを設立し、インドネシアでの販売・施工体制を完成。2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しによりJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行。東南アジア最終拠点のインドネシアを加え、アジア全域のネットワークを完成させた。

年表39件を開く

1950年代

  • 1958年4月創業建築用塗料及び溶剤等の製造販売を目的として、株式会社四国化学研究所(資本金30万円)を設立

1960年代

  • 1961年8月大阪府茨木市に本社移転、大阪工場建設稼動開始
  • 1963年6月商号変更商号を四国化研工業株式会社に変更
  • 1967年12月神奈川県座間市に東京工場(現・神奈川工場)を建設

1970年代

  • 1974年4月大阪府茨木市中穂積一丁目に本社を移転
  • 1979年12月福岡県糟屋郡篠栗町に福岡工場建設

1980年代

  • 1981年8月シンガポールに現地法人SKK(S)PTE.LTD.(現・連結子会社)を設立
  • 1983年5月マレーシア・クアラルンプールに現地法人、SHIKOKU(M)SDN.BHD.(現・SK KAKEN(M)SDN.BHD.、連結子会社)を設立
  • 1983年6月茨城県水海道市(現・常総市)に大利根工場を建設
  • 1984年9月香港に現地法人SKK(H’K)CO.,LTD.(現・連結子会社)を設立
  • 1984年10月セラミック系耐火被覆材等を開発し、製造販売を開始
  • 1987年5月愛知県半田市に名古屋工場建設

1990年代

  • 1991年1月兵庫県加東郡滝野町(現・加東市)に兵庫工場建設
  • 1991年4月商号変更商号をエスケー化研株式会社に変更
  • 1992年3月マレーシア・クアラルンプールに現地法人、SKK CHEMICAL(M)SDN.BHD.(現・連結子会社)を設立
  • 1992年7月大阪府茨木市に研究所建設
  • 1992年11月神奈川県座間市の神奈川工場を全面的に改築
  • 1993年3月福岡県嘉穂郡桂川町に九州工場を建設し、福岡工場を移転
  • 1994年3月大阪府茨木市中穂積三丁目に本社を移転
  • 1994年10月日本証券業協会に株式を店頭登録
  • 1995年12月福岡市東区に福岡支店及び配送センターを建設
  • 1996年1月無機質・不燃・耐火断熱材を開発し、製造販売を開始
  • 1996年3月神奈川県座間市に配送センターを建設
  • 1996年8月マレーシア・クアラルンプールに現地法人、SK COATINGS SDN.BHD.(現・連結子会社)を設立

2000年代

  • 2000年10月大阪府茨木市に大阪工場配送センターを設置
  • 2001年5月香港に現地法人H.K.SHIKOKU CO.,LTD.(現・連結子会社)を設立
  • 2001年9月中国・上海に現地法人SIKOKUKAKEN(SHANGHAI)CO.,LTD.(現・連結子会社)を設立
  • 2001年9月埼玉県加須市に埼玉工場を取得
  • 2002年12月タイ・バンコクに現地法人SK KAKEN(THAILAND)CO.,LTD.(現・連結子会社)を設立
  • 2003年4月大阪府茨木市に第二技術研究所を建設
  • 2003年11月SIKOKUKAKEN(SHANGHAI)CO.,LTD.において中国・上海に上海工場を建設稼動開始
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場

2010年代

  • 2010年2月タイ・バンコクに現地法人SKK CHEMICAL(THAILAND)CO.,LTD.(現・連結子会社)を設立
  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場
  • 2012年7月大阪府茨木市にSKKグローバルセンターを建設
  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
  • 2014年5月インドネシア・西ジャワ州に現地法人PT SKK KAKEN INDONESIA(現・連結子会社)を設立
  • 2016年9月インドネシア・ジャカルタに現地法人PT SKK KAKEN KONSTRUKSI(現・連結子会社)、PT SKK KAKEN DISTRIBUSI(現・連結子会社)を設立

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,404人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は657万円で、9期前と比べて+14.3%平均年齢は41.3歳、平均勤続年数は14.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月2,247
2018年3月2,193
2019年3月57540.712.32,177
2020年3月58040.712.42,163
2021年3月56740.612.62,181
2022年3月56641.013.12,184
2023年3月57741.213.32,227
2024年3月59941.213.32,299
2025年3月64541.113.32,378521
2026年3月65741.314.52,404507

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率0.6%
縦線は目安の30%
男性育休取得率8.6%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)69.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社12(国内 0 / 海外 12) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
神奈川工場 — 神奈川県座間市2,915百万円
建築仕上塗材・その他
名古屋工場 — 愛知県半田市・知多郡阿久比町2,242百万円
建築仕上塗材・耐火断熱材・その他
埼玉工場 — 埼玉県加須市2,119百万円
建築仕上塗材・耐火断熱材・その他
兵庫工場 — 兵庫県加東市1,453百万円
建築仕上塗材・耐火断熱材・その他
大利根工場 — 茨城県常総市1,383百万円
建築仕上塗材・耐火断熱材・その他
マレーシア工場 — クアラルンプール1,251百万円
建築仕上塗材
大阪工場 — 大阪府茨木市1,043百万円
建築仕上塗材
シンガポール工場・事務所 — シンガポール854百万円
建築仕上塗材・その他
九州工場 — 福岡県嘉穂郡桂川町704百万円
建築仕上塗材・耐火断熱材・その他
第一技術研究所・第二技術研究所 — 大阪府茨木市等431百万円
建築仕上塗材・耐火断熱材・その他
ほか4件の開示あり
主な関係会社
  • 海外
    SKK(S)PTE.LTD. (注)2
    シンガポール
    議決権100.0%
  • 海外
    SK KAKEN(M)SDN.BHD.
    マレーシア クアラルンプール
    議決権100.0%
  • 海外
    SKK CHEMICAL(M) SDN.BHD. (注)2(注)3
    マレーシア クアラルンプール
    議決権100.0%
  • 海外
    SK COATINGS SDN.BHD. (注)3
    マレーシア クアラルンプール
    議決権100.0%
  • 海外
    SKK(H'K)CO.,LTD. (注)2
    香港
    議決権100.0%
  • 海外
    SIKOKUKAKEN (SHANGHAI)CO.,LTD. (注)2(注)3
    中国 上海
    議決権100.0%
  • 海外
    SK KAKEN (THAILAND)CO.,LTD.
    タイ バンコク
    議決権100.0%
  • 海外
    H.K.SHIKOKU CO.,LTD. (注)2(注)3
    香港
    議決権100.0%
  • 海外
    SKK CHEMICAL (THAILAND)CO.,LTD. (注)2
    タイ バンコク
    議決権100.0%
  • 海外
    PT SKK KAKEN INDONESIA (注)2(注)3
    インドネシア 西ジャワ州
    議決権100.0%
  • 海外
    PT SKK KAKEN KONSTRUKSI (注)3
    インドネシア ジャカルタ
    議決権100.0%
  • 海外
    PT SKK KAKEN DISTRIBUSI (注)3
    インドネシア ジャカルタ
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,097億円営業利益122億円前期と比べると増収減益で、売上が+3.4%、利益が-1.6%。

売上高
+3.4%
1,097億円
営業利益
-1.6%
122億円
純利益
+15.0%
123億円
営業利益率
11.1%
前期比 -0.6%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,120億円1,097億円
営業利益114億円122億円
純利益95億円123億円
1株あたり配当¥180¥180

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は318億円、営業利益は52億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+29.3%、営業利益は+73.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q23421
2024年1Q2463012.239
2024年2Q2442610.728
2024年3Q2894013.821
2024年4Q23030
2025年2Q5216111.746
2025年4Q5406311.761
2026年2Q5305810.953
2026年4Q5676411.370
2027年1Q3185216.444

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は829億円から1,097億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は11.1%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
2013年3月82912276
インドネシア・西ジャワ州に現地法人PT SKK KAKEN INDONESIA(現・連結子会社)を設立
2014年3月94914591
2015年3月90714293
インドネシア・ジャカルタに現地法人PT SKK KAKEN KONSTRUKSI(現・連結子会社)、PT SKK KAKEN DISTRIBUSI(現・連結子会社)を設立
2016年3月92610871
2017年3月91812890
2018年3月91311379
2019年3月95111778
2020年3月96011075
2021年3月85211070
2022年3月88312988
2023年3月95612890
2024年3月1,009171118
2025年3月1,06112414911.7107
2026年3月1,09712217011.1123

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,097億円のうち、営業利益として残るのは122億円11.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は123億円、売上の11.2%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金69.9%767億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金18.9%207億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益11.1%122億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
30.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+3.8pt
11.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+5.8pt
11.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.3pt
7.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
8.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが128億円、投資CFが−187億円で、差し引きのフリーCFは−59億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は457億円で、売上の5.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月65−24−741270
2014年3月93−45−2548298
2015年3月86−66−1820305
2016年3月887−2195374
2017年3月11458−11172532
2018年3月8624−10110627
2019年3月92−109−9−17605
2020年3月102−12−990681
2021年3月95−16−1279750
2022年3月77−99−11−22726
2023年3月72−205−13−133588
2024年3月92−96−12−4580
2025年3月83−121−20−38530
2026年3月128−187−17−59457

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は2,053億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,748億円で、自己資本比率は85.1%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月89068620477.1
2014年3月1,01177223976.4
2015年3月1,06986420580.8
2016年3月1,10789621180.9
2017年3月1,18696721981.5
2018年3月1,2481,03721183.1
2019年3月1,3281,09922982.8
2020年3月1,3911,16322883.6
2021年3月1,4461,22222484.5
2022年3月1,5751,31625983.6
2023年3月1,6901,41028083.4
2024年3月1,8311,52630583.4
2025年3月1,9111,63527685.6
2026年3月2,0531,74830585.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
1,052億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,720億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
23億円
在庫として抱えている分
負債合計
305億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
92
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率22 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

化学 203社との比較

同じ化学の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率203社中8位あたり、逆に低いのは配当利回り203社中146位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.2%/中央値 6.9%
P25 4.5%P75 9.9%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
11.1%/中央値 7.3%
P25 4.3%P75 10.7%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
85.1%/中央値 63.4%
P25 50.5%P75 73.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
3.4%/中央値 2.2%
P25 -1.8%P75 5.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.9%/中央値 2.7%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥9,540で、1年前と比べて+7.9%過去52週の値幅のなかでは30%の位置にある。

¥9,540+0.3%1ヶ月+9.9%1年+7.9%時価総額1,495億円
過去52週の値幅
安値¥8,630高値¥11,670

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)10.5倍
PER (会社予想)13.5倍
PBR0.73倍
配当利回り1.89%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は9030円で、25日移動平均線(8935円)を約1%上回るが、75日線(9579円)は下回る。直近1ヶ月ではほぼ横ばい(0.1%上昇)で、8月3日に8670円まで下落した後、上昇に転じた。52週高値11670円からは約23%下落し、52週安値8630円からは約5%上昇と、安値圏での推移。RSIは57.0と中立。出来高は8月6日に14900株、8月7日に27000株と増加に転じた。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PERが9.94倍と業界平均の18.44倍を大きく下回り、PBRも0.697倍と1倍を割り込み割安感があります。ROEは7.24%とやや低いものの、配当利回り1.99%は業界平均2.69%に比べ低めで、株主還元は控えめです。業績は安定しており、割安だが配当は伸び悩みといった両面性があります。

指標この会社業種平均
PER (実績)10.5倍17.8倍
PER (予想)13.5倍
PBR0.73倍1.41倍
ROE7.2%7.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

この銘柄の論点は、建設需要の動向と原材料コストの変動である。強気派は、売上高が着実に増加(956億→1,097億円)しており、特に新設住宅やリフォーム向けの需要が堅調なこと、さらに環境対応型塗料への需要が追い風になると主張。また、PBR0.7倍という割安評価に着目し、ROE7%台でも配当利回り2%と安定しており、株主還元が維持されるならば底堅いと見る。一方、弱気派は、建設業界の人手不足や建築コスト高による需要減退を懸念。また、営業利益率が11%前後とやや低下傾向(2025/3期11.69%→2026/3期11.12%)であり、原材料価格の高止まりや競争激化で利益が圧迫される可能性を指摘。国内市場の成熟により、海外展開の遅れも長期的な課題とする意見もある。

プラスに働く材料7
  • 安定した増収基調

    2023/3期から売上高が956億→1,097億円と毎年着実に増加。

  • 高いシェアとブランド

    建築用塗料で国内トップクラスのシェアを有し、顧客基盤が強固。

  • 割安なバリュエーション

    PBR0.697倍と1倍を下回り、配当利回りも1.99%と安定感がある。

  • PBR0.70倍の1倍割れで資本政策の余地次回株主総会影響

    PBR0.697倍と解散価値割れ。時価総額1,415億円に対し純資産は大きく上回る

  • 売上高1,097億円と3期連続増収通年影響

    売上高は1,009→1,061→1,097億円と増加、直近は前期比+36億円

  • 最終利益123億円と3期ぶり最高益決算発表後影響

    2026/3期純利益123億円、前期107億円から+16億円。営業減益を補い増益

  • 配当利回り1.99%が下支え継続影響

    配当利回り1.99%、1年で株価3.41%上昇。インカム需要で下値が堅い

マイナスに働く材料7
  • 建設需要の減退

    住宅着工戸数が減少傾向にあり、塗料需要にマイナスの影響が懸念。

  • 利益率の低下

    営業利益率が2025/3期の11.69%から2026/3期は11.12%に低下見通し。

  • 原材料高の影響

    原油や化学品価格の高騰が収益を圧迫するリスクがある。

  • 営業利益が124億→122億円と減益転換通年影響

    2025/3期124億円、2026/3期122億円と2億円減益。売上増でも利益率が低下

  • 予想PER12.8倍は実績9.94倍から悪化通年影響

    実績PER9.94倍、予想PER12.8倍。市場は来期の減益を織り込み始めている

  • ROE7.24%の低さが資本効率の重荷継続影響

    ROE7.24%と1桁台。資本コストを上回る利益成長がなければ評価が上がりにくい

  • 外国人持株24.69%と高く外部環境の影響不定影響

    外国人持株比率24.69%。海外市場の変動で売り圧力を受けやすい

次の決算で確かめる点
売上高成長率
建設市場の動向を反映し、安定成長が続くかを見る。
原材料コスト比率
原材料高が利益率を圧迫するため、比率の動向が重要。
受注残高
将来の売上高の先行指標となるため、受注が増減していないか確認。
海外売上比率
国内市場が成熟する中、海外展開が成長の鍵となる。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり180で、前期から+91.7%いまの株価に対する利回りは1.89%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥180
1株あたり
配当利回り
1.89%
いまの株価に対して
配当性向
28.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月6511.2
2018年3月650.012.4
2019年3月707.712.7
2020年3月700.012.0
2021年3月13085.713.0
2022年3月80−38.511.4
2023年3月800.010.8
2024年3月13568.815.2
2025年3月120−11.119.0
2026年3月23091.728.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥180

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ832人。区分でいちばん多いのは個人・その他31.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が43.7%を占め、残る56.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他32.332.331.231.631.431.4
事業法人30.030.131.131.131.131.2
外国法人25.625.526.224.324.724.7
自己株式14.014.014.014.013.913.9
金融機関12.011.911.412.712.412.5
証券会社0.20.20.20.30.30.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01四国興産有限会社27.44
02MSCOカスタマーセキュリティーズ(常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券㈱)4.96
03ノーザントラストカンパニーエイブイエフシーリフィデリティファンズ(常任代理人 香港上海銀行)4.67
04ザ チェース マンハッタン バンク エヌエイ ロンドンエスイーシーエス レンディング オムニバス アカウント(常任代理人 ㈱みずほ銀行)3.70
05株式会社日本カストディ銀行3.54
06藤井 實2.98
07ジェーピーモルガンチェースバンク380055 (常任代理人 ㈱みずほ銀行)2.83
08日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行㈱)2.64
09藤井 訓広2.51
10藤井 実広2.50

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近8
  • 2026-07-23
    エフエムアール インベストメント マネジメント ユーケー リミテッド(FMR Investment Management (UK) Limited)
    新規の大量保有報告
    4.74%
    -0.66pt
  • 2026-06-19
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    新規の大量保有報告
    7.60%
    +1.06pt
  • 2026-06-19
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    6.53%
    -1.07pt
  • 2026-06-19
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    5.47%
    -1.06pt
  • 2026-06-19
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    6.11%
    +0.63pt
  • 2026-06-19
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    6.79%
    +0.68pt
  • 2026-06-19
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    6.34%
    -0.45pt
  • 2026-06-19
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    5.40%
    -1.13pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+68%、1株純資産は14期で+166%。直近期のROEは7.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月5404,86411.89.111.1
2014年3月6545,59612.510.810.1
2015年3月3,37431,53011.414.511.2
2016年3月2,62433,1678.117.814.5
2017年3月3,32235,8309.616.411.2
2018年3月2,93738,4697.919.112.4
2019年3月2,88640,7757.315.812.7
2020年3月5608,6286.713.212.0
2021年3月5239,0665.914.813.0
2022年3月6559,7657.011.211.4
2023年3月67010,4566.613.210.8
2024年3月87711,3208.19.015.2
2025年3月79612,1216.811.119.0
2026年3月90812,9557.211.228.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

13名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は13名。2026/3期の役員報酬は総額288百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
藤井實取締役 会長94467,000
藤井実広代表取締役 社長59392,000
坂本雅英専務取締役7495,000
片岡秀人常務取締役 事業本部長718,000
藤井訓広取締役 総務部長兼人事部長57393,000
福岡透取締役 東京支社長6715,000
竹内正博取締役 経理部長696,000
長塚孝史取締役 生産本部部長 技術・生産・購買担当621,000
西田伸二取締役 国際事業本部長652,000
本竜坦道取締役(常勤監査等委員)78
濱名正二取締役(監査等委員)72
竹原道幸取締役(監査等委員)70
残りの役員1名を開く
氏名役職年齢
尾﨑賢取締役(監査等委員)70

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)101281022926026
社外取締役42242287

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,426字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の連結子会社)は当社(エスケー化研株式会社)及び在外子会社12社と国内子会社2社で構成され、事業は主として建築仕上塗材と耐火断熱材の製造販売を行っております。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 なお、次の3部門は「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメント情報の区分と同一であります。 ○ 建築仕上塗材事業 主要な製品は、有機無機水系塗材、合成樹脂塗料、無機質系塗料、無機質建材であり、当社、SKK(S)PTE.LTD.、SKK CHEMICAL(M)SDN.BHD.、SIKOKUKAKEN(SHANGHAI)CO.,LTD.、SKK CHEMICAL(THAILAND)CO.,LTD.及びPT SKK KAKEN INDONESIAが製造しております。 SKK(S)PTE.LTD.の製品の一部はSKK CHEMICAL(THAILAND)CO.,LTD.並びに当社を通してSK KAKEN(M)SDN.BHD.、SKK(H'K)CO.,LTD.及びSK KAKEN(THAILAND)CO.,LTD.に販売し、各社は現地で販売しております。 SKK CHEMICAL(M)SDN.BHD.の製品はSK KAKEN(M)SDN.BHD.が仕入れて現地で販売しております。 SKK CHEMICAL(THAILAND)CO.,LTD.の製品はSK KAKEN(THAILAND)CO.,LTD.が仕入れて現地で販売しております。SK KAKEN(THAILAND)CO.,LTD.は製品の一部をSKK(S)PTE.LTD.に販売し、現地で販売しております。また、SK KAKEN(THAILAND)CO.,LTD.は製品の一部を当社を通してSKK(H'K)CO.,LTD.に販売し、現地で販売しております。 PT SKK KAKEN INDONESIAの製品はPT SKK KAKEN DISTRIBUSI、PT SKK KAKEN KONSTRUKSI及びSKK(S)PTE.LTD.が仕入れて現地で販売しております。 また、原材料の一部を当社からSKK(S)PTE.LTD.、SKK CHEMICAL(M)SDN.BHD.及びSKK CHEMICAL(THAILAND)CO.,LTD.に供給しております。 SKK(S)PTE.LTD.は原材料の一部を当社を通してSKK CHEMICAL(M)SDN.BHD.に供給しております。 その他に当社、SKK(S)PTE.LTD.、SK COATINGS SDN.BHD.、SKK(H'K)CO.,LTD.、SK KAKEN(THAILAND)CO.,LTD.及びPT SKK KAKEN KONSTRUKSIにて建造物の特殊仕上工事を行っております。 ○ 耐火断熱材事業 主要な製品は、断熱材、耐火被覆材、耐火塗料であり、当社及びSIKOKUKAKEN(SHANGHAI)CO.,LTD.において製造・販売及び耐火断熱工事を行っております。 ○ その他の事業 洗浄剤・希釈剤等について当社及びSKK CHEMICAL(M)SDN.BHD.で製造を行い、当社及びSK KAKEN(M)SDN.BHD.で販売しております。 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,577字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、創業精神である「無から有」をモットーに、「環境性向上」「資産価値の向上」「省力化」「快適」「健康」「安全」「安心」のテーマを柱に、総合建築塗材・新型化学建材の分野を拡大しながら、常にこれらのテーマの実現に努めることが使命であると考えております。 また、全ての面において信頼と誠実の仕事の展開を第一に、あらゆるサービスを一層充実させ、「多くの顧客に利益と喜びを与え、社会に貢献することを最大の使命」とする経営理念や社是・社訓を活かした事業活動を進めております。そして、更なる社内組織体制の充実と国内外の拠点の拡大を図り、オンリーワン・ナンバーワン企業としての躍進を目指し、グローバルな総合化学塗材・建材メーカーとして、今後ますますハイレベルの技術開発力で、日本とアジアの国々の建築文化の創造に貢献してまいります。 (2)経営戦略等 当社グループといたしましては、国内でナンバーワン企業としての地位を占めている建築仕上塗材事業において、様々な機能を有した高付加価値製品の開発や新需要・新規取引の拡大を図るため、限りある経営資源を選択的・効率的に集中投資する戦略を推進しております。なお当社グループが認識している経営戦略は次のとおりであります。 (建築仕上塗材事業) ・塗膜の耐久性向上と環境配慮型製品の開発(エスケープレミアムシリーズ、エスケーバイオマス無機GR他) 「環境性向上」「資産価値の向上」「快適」 近年の建築構造物の長寿命化、水性化による環境負荷の低減、ライフサイクルコストの低減等により、更なる塗膜の耐久性向上を目指しております。 また、超耐候・低汚染性等を有する高耐久製品の開発に加え、バイオマス原料を活用した製品等、環境負荷低減に資する製品開発にも取り組んでおります。 ・装飾・意匠性製品の開発(ベルアートシリ-ズ、サンドエレガンテシリーズ他) 「快適」「資産価値の向上」「省力化」 塗料の塗膜では表現が難しい立体感、陰影感、素材感を有する装飾・意匠性に優れた製品の開発により他社との差別化を図ってまいります。 ・機能性塗料による安全で快適な生活と環境負荷低減製品の開発(クールタイトシリーズ、スマートボーセイ他) 「環境性向上」「省力化」「快適」「安全」「健康」 機能性塗料である遮熱塗料については、「エネルギーの使用の合理化等に関する法律」(省エネ法)の対策として、工場や倉庫の屋根に遮熱塗料が採用される事例が増えております。 また、環境に配慮した一液化、水性化を軸に環境負荷低減製品の開発を積極的に行っております。 ・省力化製品の開発(一液NADシリーズ、水性エコファイン、セラミクリーン他) 「省力化」 慢性的な現場作業員不足、工期短縮に対応した省力化タイプの製品の開発により施工の効率化を図ります。 ・内装製品の開発(エコフレッシュシリーズ、セラミフレッシュIN他) 「環境性向上」「健康」「安全」「安心」 VOC(揮発性有機化合物)がほとんど含まれない(1%未満)、人に優しい製品です。また、抗菌性、防かび性を発揮し衛生的な空間を提供します。 ・塗床材、屋根材等その他の製品の充実 外装製品だけではなく、錆止め塗料、塗床材、屋根材、防水材、鉄部用塗料等幅広いニーズに応えるため、製品ラインアップの充実化を図ってまいります。 ・顧客に対するサービスの向上 当社グループが販売する製品は対象物に塗装され、塗膜となって完成品となります。従って、最終の塗膜になるまでしっかりと係わっていく必要性があります。このため、設計事務所や建設会社、販売店、施工店向けにセミナー等を開催し、製品への理解を深めてもらえるよう積極的に活動を行っております。また、定期的な社内研修会等を通じ、得意先に適切なアドバイスが出来るよう社員教育を行っております。 このように、販売から施工、完成までをフォローし、顧客に対して満足のいく仕上げを提供していくことが、今後の建築仕上塗材需要の拡大に繋がっていくものと考えております。 (耐火断熱材事業) 「安全」「安心」「資産価値の向上」「省力化」 耐火被覆材の業界シェアの大半を占めている吹付ロックウールは、作業員の高齢化、吹付施工時の作業環境から若手作業員の減少等の問題が見られます。 当社グループは、粉塵の発生が少ない湿式のセラタイカ2号、意匠性の高い構造物に施工するSKタイカコート、省力タイプのSKタイカシート、プレコートにより工期短縮と施工環境の改善に貢献するSKタイカコートHS等を中心に環境面・作業面での差別化を図り、販売の拡大を図っております。 不燃断熱材につきましては、一般的な断熱材である吹付ウレタンフォームが可燃性であることに対し、セラミライトエコGは不燃性の断熱材です。不燃材料が指定されるデータセンター等火災リスクへの備えが重要な施設への需要が見込まれます。また、工事施工現場においても火災が発生するリスクが低減される安全性の高い製品です。 (3)経営環境 当社グループは建築塗料業界に属しており、公共投資、民間設備投資及び住宅投資の動向が経営に影響を与える可能性があります。 当連結会計年度は、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の拡大等による緩やかな経済回復を受けて、大規模再開発案件や物流施設・データセンターなどの需要は堅調に推移しましたが、民間の戸建住宅等の需要は建設費の上昇、物価上昇による消費者マインドの低下により、厳しい市場環境が継続しました。 今後は、中東情勢の緊迫化に伴う原油供給不足の懸念が波及しており、景気全般に深刻な影響を及ぼす恐れもあり、国内外の経済環境は引き続き先行き不透明な状況で推移するものと見込まれます。 こうした経済情勢の中、建築塗料業界におきましては、都市部や首都圏を中心とした再開発の需要等が見込まれますが、一方、労務者不足、人件費の高騰、物流コストや原材料価格の高騰等経営環境を圧迫するリスク要因も多く、依然として厳しい環境が継続するものと思われます。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 上記の厳しい事業環境の下、当社グループといたしましては、「環境性向上」「資産価値の向上」「省力化」「快適」「健康」「安全」「安心」のテーマの需要開発に努めると共に、「多くの顧客に利益と喜びを与え、社会に貢献することを最大の使命」とする経営理念や社是・社訓に基づいた事業活動を進めております。 今後、高齢化や人口減少が加速していきますが、建造物や住宅のストックは膨大なものがあり、その改修需要を掘り起こすことが重要と考えております。そして、市場構造の変化をいち早く見極め、時代に適応した高付加価値製品や新工法の開発を行い、新規需要の創造に努めてまいります。 また、コーポレートガバナンス体制を重視した社内組織体制の一層の充実を図り、より一段と国内外の新市場の開発に尽力し、会社業績向上に努めてまいります。 財務上の課題につきましては、当社グループは、連結財務諸表作成にあたって、在外子会社の現地通貨建の財務諸表を円換算して取り込んでおります。また、調達及び販売活動を様々な通貨で行っており、外貨建の資産、債権及び債務を有しております。為替予約等対策を必要に応じて講じておりますが、為替が大きく変動した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、売上高、営業利益率を目標の達成状況を判断するための重要な指標の一つと捉えております。当連結会計年度の目標は、売上高1,090億円、営業利益率は11.7%です。 売上高は、当社製品への需要、評判、販売価格の変動といった要因や市場でのシェア、市場環境等の要因によって変化するものであり、市場のトレンドに当社の経営が対応しているかを客観的に測るための指標であります。 営業利益率は、収益性を測る指標であり、新需要、新製品の開発等によって市場競争力を保持し、また新技術の開発や生産の革新、販売管理費の低減等によってコストダウンができているかを判断する指標と考えております。 また、持続的な成長と中長期的な企業価値向上の判断する指標として、自己資本利益率(ROE)8%、株価純資産倍率(PBR)1倍を上回る状態を目標としております。
事業等のリスク1,746字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 当社グループにおいては、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に最大限の努力を行ってまいります。しかし、予想を超える事態が生じた場合には、当社グループの経営成績等に重大な影響を与える可能性があります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、当社グループに関する全てのリスクを網羅したものではありません。 (1)建築塗料業界について 当社グループは、建築塗料業界に属しておりますが、公共投資、民間設備投資及び住宅投資の動向、少子高齢化や人口の減少が売上高等に少なからず影響を与える可能性があります。経済情勢や市場構造の変化を見極めて、新築市場だけでなく、膨大な住宅等のストックを有するリニューアル市場において改修需要を創造していくことで対応に努めてまいります。 (2)価格競争について 当社グループが販売しております汎用製品におきましては、価格競争が厳しく、その対応によりましては販売単価の低下等によって経営成績等に大きな影響を与える可能性があります。当社グループは、数多くの特許技術を用いた製品やオリジナル製品で差別化を図るほか、新製品の開発・改良、原材料のコストダウンによって対応してまいります。 (3)製造物賠償責任について 当社グループは、各種の品質管理基準に従って製品を製造しております。しかし、全ての製品について将来に亘って欠陥が発生しないという保証はありません。また、製造物賠償責任については保険に加入しておりますが、賠償額を充分カバーできるとは限りません。大規模な製品の欠陥が発生した場合は経営成績等に大きな影響を与える可能性があります。 (4)海外における事業展開について 当社グループは、中国をはじめとしてアジアに進出しておりますが、進出先において、予期しない法律または規制の変更、不利な政治または経済要因、テロ・戦争その他の要因による社会的混乱等が発生した場合には、製造・販売の事業活動の停止・制限等により、経営成績等に大きな影響を与える可能性があります。 (5)為替変動について 当連結会計年度における当社グループの海外売上高の割合は連結売上高の14.9%を占めており、為替変動の影響を受けております。為替予約等対策も必要に応じて講じておりますが、これにより当該リスクを回避できる保証はなく、為替が大きく変動した場合には経営成績等に大きな影響を与える可能性があります。 (6)産業事故・自然災害について 当社グループは、生産活動の中断により生じる損害を最小限に抑えるため、製造設備に対し定期的な防災点検及び設備保守、また、安全のための設備投資等を行っております。しかしながら、突発的に発生する災害や天災、不慮の事故等の影響で製造設備等が損害を被った場合には、生産能力に影響を与え、経営成績等に大きな影響を与える可能性があります。 (7)気候変動について 当社グループは、温室効果ガス排出量(SCOPE1及び2)を指標として、省エネによる炭素排出の削減、新製品・新工法の開発、既存製品・施工技術の改善改良等を行っております。しかし、近年の環境問題への意識の高まりから、環境問題への対応遅れによるステークホルダーからの信用失墜による受注減少、化石燃料価格の高騰による原材料及び物流コスト増加、炭素税や温室効果ガス排出を抑制する政策、規制強化によるエネルギーコスト増加等のリスクがあり、経営成績等に大きな影響を与える可能性があります。 (8)原材料供給について 当社グループは、多くの石油化学製品を原材料として使用しており、十分な在庫を保持しております。しかし、中東地域等で情勢不安が発生・長期化した場合には、原油・ナフサ価格高騰による製造コストの増大や原材料の供給不足に陥るリスクがあり、経営成績等に大きな影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,529字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の増加により、緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、原材料価格や労務費の高騰に伴う物価上昇に加え、地政学リスクの長期化、米国の通商政策による世界経済への影響、為替相場の変動、中国不動産市場の停滞など、依然として先行きが不透明な状況が続きました。 建築塗料業界におきましては、都市部を中心とした大規模再開発や、物流施設、データセンター関連の需要は堅調に推移いたしました。一方で、諸物価高騰に伴う消費者の節約志向により、戸建住宅等の需要は伸び悩む傾向が見られました。また、慢性的な人手不足による技術者の確保・育成が喫緊の課題となっているほか、建築費や物流費、人件費の上昇、さらには就業者の高齢化など、引き続き厳しい市場環境にあります。 このような状況下、当社グループは、徹底した経費削減に努めるとともに、新築市場のみならず、膨大なストックを有するリニューアル市場を見据え、技術革新を背景とした製品の拡販に注力してまいりました。具体的には、バイオマス原料を活用した「超耐候・超低汚染無機塗料」や地球温暖化に対応した「省エネタイプの遮熱塗料」、さらには新型省力化建材、独自の高意匠性塗材、耐火被覆材・断熱材などの販売強化に取り組みました。 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ141億53百万円増加し、2,052億60百万円となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ29億14百万円増加し、305億円となりました。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ112億39百万円増加し、1,747億59百万円となりました。 b.経営成績 当連結会計年度の経営成績は、売上高1,097億7百万円(前年同期比3.4%増)、営業利益122億18百万円(同1.8%減)、経常利益169億67百万円(同14.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益122億52百万円(同14.2%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 建築仕上塗材事業は、売上高961億68百万円(同2.8%増)、セグメント利益131億14百万円(同2.2%減)となりました。 耐火断熱材事業は、売上高116億72百万円(同8.8%増)、セグメント利益17億86百万円(同14.2%増)となりました。 その他の事業は、売上高18億66百万円(同1.2%減)、セグメント利益2億24百万円(同41.3%増)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ72億5百万円減少(前年同期比13.6%減)し、457億48百万円となりました。 営業活動により得られた資金は127億58百万円(同54.1%増)、投資活動の結果使用した資金は187億33百万円(同54.6%増)、財務活動の結果使用した資金は、17億43百万円(同13.0%減)となりました。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 建築仕上塗材(百万円)   96,033   102.4 耐火断熱材(百万円)   11,624   106.7 報告セグメント計(百万円)   107,657   102.8 その他(百万円)   1,879   99.2 合計(百万円)   109,537   102.7 (注)1.金額は販売価格によっております。 2.上記の金額には、特殊仕上工事及び耐火断熱工事の施工実績を含めております。 b.受注実績 当社グループの製品は受注から納品までの期間が短いため、受注残高はほとんどなく、受注高も販売実績と大きな差異はないので、受注高並びに受注残高については記載を省略しております。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 建築仕上塗材(百万円)   96,168   102.8 耐火断熱材(百万円)   11,672   108.8 報告セグメント計(百万円)   107,841   103.4 その他(百万円)   1,866   98.8 合計(百万円)   109,707   103.4 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.総売上の10%以上を占める販売先はありません。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績は、次のとおりであります。 a.財政状態 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ141億53百万円増加し、2,052億60百万円(前年同期比7.4%増)となりました。増加した主なものは、投資有価証券75億87百万円(同66.7%増)、長期預金60億円(同30.0%増)、土地20億40百万円(同22.3%増)、建物及び構築物14億94百万円(同14.2%増)、減少した主なものは、現金及び預金35億49百万円(同3.3%減)であります。 負債につきましては、前連結会計年度末に比べ29億14百万円増加し、305億円(同10.6%増)となりました。増加した主なものは、未払法人税等15億36百万円(同116.9%増)、買掛金9億57百万円(同12.6%増)、固定負債のその他3億16百万円(同11.3%増)であります。 純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ112億39百万円増加し、1,747億59百万円(同6.9%増)となり自己資本比率は85.1%となりました。増加した主なものは、親会社株主に帰属する当期純利益122億52百万円(同14.2%増)を含む利益剰余金106億33百万円(同6.6%増)であります。 b.経営成績 当連結会計年度における当社グループの経営成績は、建築仕上塗材事業におきましては、戸建住宅等の民間の需要は諸物価高騰等の影響を受けて伸び悩む傾向が見られましたが、大規模再開発案件や物流施設、データセンター等の需要は堅調に推移しました。 このような状況下、建物の長寿命化、環境負荷低減に対応した主力の超耐久・超低汚染のエスケープレミアムシリーズ、装飾・意匠性に優れたベルアートシリーズ等が貢献しております。 耐火断熱材事業におきましては、物流施設、データセンター等の需要が継続しており、売上高が増加しました。都市部や首都圏を中心とした大規模再開発物件には、仕上がりが薄く意匠性に優れるセラタイカ2号及びSKタイカコート等が多く採用されております。 この結果、売上高は、1,097億7百万円(前年同期比3.4%増)となりました。利益面におきましては、原材料価格の高騰に対し、経費削減や効率化を推進しましたが、営業利益は、122億18百万円(同1.8%減)となり、経常利益は、為替変動の影響等もあり、169億67百万円(同14.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は、122億52百万円(同14.2%増)となりました。 当社グループは、売上高、営業利益率を目標の達成状況を判断するための重要な指標と考えております。当連結会計年度の売上高の目標1,090億円に対して実績1,097億7百万円、営業利益率の目標11.7%に対して実績11.1%となりました。また、持続的な成長と中長期的な企業価値向上の判断する指標として、自己資本利益率及び株価純資産倍率を安定的に維持することも重要と考えております。当連結会計年度における自己資本利益率は7.2%、株価純資産倍率は0.8倍となりました。引き続き当該指標が改善されるよう取り組んでまいります。 セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 建築仕上塗材事業 建築仕上塗材事業におきましては、特にリニューアル市場において、超耐久性や超低汚染性機能を備えた高付加価値製品「プレミアムシリーズ」等の販売注力に努め、売上高は961億68百万円(同2.8%増)と前連結会計年度に比べて26億48百万円の増収となりました。セグメント利益は131億14百万円(同2.2%減)と前連結会計年度に比べて2億94百万円の減益となりました。セグメント資産は前連結会計年度末に比べて16億58百万円減少し、982億48百万円となりました。 耐火断熱材事業 耐火断熱材事業におきましては、都市部の大規模再開発案件における受注は引き続き堅調に推移し、売上高は116億72百万円(同8.8%増)と前連結会計年度に比べて9億39百万円の増収となりました。セグメント利益は、17億86百万円(同14.2%増)と前連結会計年度に比べて2億22百万円の増益となりました。セグメント資産は前連結会計年度末に比べて2億73百万円減少し、96億4百万円となりました。 その他の事業 その他の事業におきましては、売上高は18億66百万円(同1.2%減)と前連結会計年度に比べて21百万円の減収となりました。セグメント利益は2億24百万円(同41.3%増)と前連結会計年度に比べて65百万円の増益となりました。セグメント資産は前連結会計年度末に比べて1億30百万円減少し、15億84百万円となりました。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローは、次のとおりであります。 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ72億5百万円減少し457億48百万円(前年同期比13.6%減)となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動により得られた資金は、127億58百万円(同54.1%増)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益169億67百万円(同14.1%増)、法人税等の支払額32億48百万円(同46.3%減)、為替差益26億17百万円(前連結会計年度は2億72百万円の為替差損)によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、187億33百万円(前年同期比54.6%増)となりました。これは主に定期預金の預入による支出652億68百万円(同5.6%増)、定期預金の払戻による収入572億90百万円(同5.3%増)、有価証券の取得による支出117億22百万円(同73.9%増)によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は、17億43百万円(同13.0%減)となりました。これは主に配当金の支払額16億18百万円(同11.1%減)によるものであります。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、次のとおりであります。 事業運営上必要な資金は、自己資金より充当することを基本としております。 運転資金需要のうち主なものは、製品を製造するための材料仕入、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資資金需要は、生産設備の購入等によるものであります。 資金の流動性について、当連結会計年度末の資金の残高は457億48百万円となっておりますが、これは主に普通預金、預入期間が3ヶ月以下の定期預金であり、当社グループの事業活動に必要な流動性を十分に満たしていると認識しております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成にあたっては、過去の実績や状況に応じ合理的だと考えられる様々な要因に基づき、見積り及び判断を行っておりますが、この見積りや判断における前提や状況が変化した場合には、最終的な結果が異なるものとなる可能性があります。 なお、連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、その他の重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

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