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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

安田倉庫

Yasuda Logistics corporation9324 · Prime · 倉庫・運輸関連業

倉庫・運送・国際物流を幅広く手掛け、医薬品物流など専門分野も強化する総合物流企業。

概要

安田倉庫は1919年に興亜起業として創立された物流・不動産企業である。倉庫荷役、陸上運送、国際貨物取扱、医薬品物流、物流管理サービスを核とし、不動産事業では倉庫・ビルの管理を手掛ける。2025年3月期の連結営業収益は800億円、従業員数は2,581人。東京証券取引所プライム市場に上場する。

物流事業と不動産事業の二本柱

安田倉庫グループは物流事業と不動産事業の2セグメントで構成される。2025年3月期の連結営業収益800億円のうち、物流事業が742億円(92.7%)、不動産事業が65億円(8.1%)を占める。物流事業は倉庫荷役(㈱ヤスダワークス)、陸運(安田運輸、大西運輸、南信貨物等)、国際貨物取扱(芙蓉エアカーゴ、アジア各社)、医薬品物流(安田ロジファーマ)、物流管理(日本ビジネスロジスティクス)を幅広くカバーする。不動産事業は㈱安田エステートサービスが倉庫・ビルの賃貸管理を、後藤建築事務所がファシリティマネジメントを担う。

国内13拠点とアジアに広がるグループネットワーク

グループは当社と子会社26社で構成され、国内では北海道から九州まで13の営業所・物流センターを擁する。保管面積は所有43.9万㎡、借庫19.5万㎡、合計63.4万㎡(2026年3月末)。海外では中国(上海、青浦)、ベトナム、インドネシア、シンガポール、インドに現地法人を設立し、国際複合輸送・倉庫サービスを展開する。連結子会社にはヤスダワークス、安田運輸、芙蓉エアカーゴ、安田中倉国際物流(上海)などが含まれ、業態は倉庫、運送、通関、人材派遣まで多岐にわたる。

長期ビジョン2030と中期経営計画の数値目標

2024年策定の「長期ビジョン2030」では『世界に誇れるYASDAブランドと革新的テクノロジーの融合』を掲げる。中期経営計画「強くなる、ひとつになる YASDA GROUP CHALLENGE 2027」では、2027年度に営業収益820億円、営業利益45億円、ROE5.5%以上を目標とする。投資計画は総額360億円(物流事業290億円、不動産事業40億円、DX・システム30億円)。政策保有株式の縮減(3年で時価総額約100億円)や累進配当の検討も盛り込み、資本効率の向上を図る。

安定した収益基盤と成長投資の両立

2025年3月期の連結営業収益は前期比6.5%増の800億円、営業利益は22.0%増の43億円、親会社株主帰属当期純利益は140.1%増の67億円となった。物流事業のセグメント利益は53億円(前期比16.9%増)、不動産事業は20億円(同10.0%増)と両セグメントとも増益。営業活動によるキャッシュ・フローは90億円の収入、投資活動は有形固定資産の取得により34億円の支出。総資産は2,340億円、自己資本比率は46.3%(純資産1,084億円、負債1,256億円)。

業界の中での役割は総合物流サービス提供者(倉庫・陸運・国際・医薬品物流等)+不動産賃貸にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
800億円
営業利益
43億円
営業利益率
5.4%
純利益
67億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
物流事業742億円92.6%53億円7.1%
不動産事業59億円7.4%20億円33.9%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01物流事業主力

倉庫荷役(ヤスダワークス)、陸運(安田運輸、大西運輸、南信貨物等)、国際貨物取扱(芙蓉エアカーゴ、アジア各国子会社)、医薬品物流(安田ロジファーマ)、物流管理(日本ビジネスロジスティクス)等を幅広く提供。

主な製品・サービス5
倉庫荷役サービス
入出庫・保管・流通加工。㈱ヤスダワークスが担当。
陸上運送サービス
トラックによる一般貨物運送、引越等。
国際貨物取扱サービス
通関・フォワーディング・国際複合輸送。アジア拠点で展開。
医薬品物流サービス
温度管理が必要な医薬品の保管・配送・在庫管理。
物流管理サービス
物流コンサルティング・システム提供・BPO。

02不動産事業準主力

倉庫施設・賃貸ビルの管理、ファシリティマネジメントを提供。安田エステートサービス、後藤建築事務所が担当。

主な製品・サービス1
不動産管理サービス
倉庫・ビルの賃貸管理、設備管理・工事請負。

製品と技術

倉庫荷役と流通加工の基盤サービス

連結子会社㈱ヤスダワークスが担う倉庫荷役サービスが中核である。入出庫、保管、流通加工(ピッキング・仕分け・包装・検品)を提供。2026年3月末時点のグループ全体の保管面積は約54.8万㎡(所有43.9万㎡、借庫19.5万㎡、貸庫8.6万㎡を差引)。関東地区(埼玉・千葉・東京・神奈川)が全体の約7割を占め、特に神奈川地区が19.2万㎡と最大。温度管理倉庫や危険物倉庫にも対応する。

国際フォワーディングとアジア現地法人

完全子会社の芙蓉エアカーゴ株式会社が国際貨物取扱の中心。通関、フォワーディング、国際複合輸送(海上・航空・陸上)を手掛ける。アジアでは中国(安田中倉国際物流(上海)有限公司、安田物流(上海)有限公司)、ベトナム(YASUDA LOGISTICS(VIETNAM))、インドネシア(PT. YASUDA LOGISTICS INDONESIA、PT. JAYA YASUDA INDONESIA)、シンガポール、インドに現地法人を設置。上海青浦物流センター(2011年開設)など倉庫も保有し、国際一貫物流を提供する。

温度管理が必要な医薬品物流

安田ロジファーマ株式会社(2013年設立)が医薬品物流を専門に手掛ける。温度管理(冷蔵・冷凍・恒温)が必要な医薬品の保管、在庫管理、配送を実施。物流センターではGSP(適正流通基準)に準拠した管理体制を整備。バイオ医薬品やワクチンなど高付加価値品目の取り扱いに対応する。グループ全体で医薬品物流の品質を担保し、医療用医薬品のサプライチェーンを支える。

物流管理コンサルティングとBPO

日本ビジネスロジスティクス株式会社(2008年完全子会社化)が物流管理サービスを提供。物流拠点の設計・運営代行、在庫管理システムの導入、物流BPO(業務委託)を手掛ける。ITキッティングユニット(2014年設置)ではコンピュータ機器のセットアップ・動作確認を実施。物流コンサルティングから現場オペレーションまで一貫したソリューションを提供し、顧客の物流効率化を支援する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

倉庫・運輸関連業のなかでの位置

倉庫・港湾で中位、内需中心の安定型

安田倉庫は、倉庫・運輸関連業界において、同業の三菱倉庫や三井倉庫ホールディングスなどの大手に比べ規模は中位に位置する。売上高は2024年3月期の674億円から2026年3月期には800億円と拡大傾向にあり、営業利益率も4.66%から5.38%へ改善している。成熟市場でありながら、効率化と需要取り込みで成長を続ける。ただし、海外展開は限定的で内需依存度が高く、国内経済の変動に影響を受けやすい。業界内では、大手との差別化として、地域密着型のサービスや専門性を強みとする一方、価格競争には弱い面がある。

強み

  • 3期連続で増収。2026年3月期は800億円と過去最高を更新する見込み。
  • 営業利益率は4.66%から5.38%へ向上。コスト管理が奏功。
  • 海外依存が低く、国内物流需要を着実に取り込む。
  • 老舗倉庫業者として、長年のノウハウと信頼性を持つ。

課題

  • グローバル化が進む同業他社に対し、国際事業が未整備で成長余地を逃す。
  • 三菱倉庫などに比べ規模が小さく、価格競争で不利な面がある。
  • 物流業界全体の人手不足が続き、安定的な労働力確保が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

物流・運輸の時価総額近傍。太字が安田倉庫

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19304澁澤倉庫1,258億円18.5倍
29090AZ-COM丸和ホールディングス1,214億円16.9倍
39008京王電鉄941億円10.8倍
49310日本トランスシティ934億円13.3倍
53946トーモク863億円10.0倍
69324安田倉庫764億円10.8倍
73232三重交通グループホールディングス652億円9.8倍
88005スクロール600億円21.5倍
91301極洋568億円8.2倍
109381エーアイテイー552億円17.1倍
117102日本車輌製造524億円4.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(物流・運輸)に従っています。

会社の歴史

沿革 69件

1919年創業、興亜起業から安田倉庫へ

1919年12月、払込資本金400万円で興亜起業株式会社として創立。本店を合名会社安田保善社内に置いた。1924年2月に横浜市で普通倉庫業を開業(現・守屋町営業所)、1932年3月に東京市芝区に倉庫を建設し東京営業所を開設(現・芝浦営業所)。1934年7月に臨港倉庫株式会社、1942年7月に安田倉庫株式会社と改称。1944年4月には日本倉庫統制株式会社に倉庫施設を供出した。

戦後復興と社名復帰の曲折

1949年3月、社名を太洋倉庫株式会社と改称。1950年5月に山下町支庫(のち横浜港営業所)を開設。1954年10月、再び安田倉庫株式会社の名称に戻した。1962年6月には現・㈱ヤスダワークス(連結子会社)を設立し、倉庫荷役事業を分社化。1968年3月、東京都港区に安田倉庫本館ビルが完成し本店を移転。この時期から倉庫・運送の基盤を固めた。

拠点拡大と子会社設立による物流網の強化

1970年代に入り、北海道(北海安田倉庫)、厚木、本牧、東京港、板橋など全国各地に営業所を開設。1972年11月には安田運輸株式会社を設立し陸運事業を強化。1984年9月に北大阪営業所、1990年に大黒・東扇島営業所を開設。1996年には大黒流通センターを開設し、1997年に東京港・横浜港営業所を統合し国際輸送センターとした。関東圏と阪神エリアの拠点を拡充した。

上場と国際展開の本格化

1999年6月、東京証券取引所市場第二部に株式を上場。2000年に上海駐在員事務所を開設(のち安田中倉国際物流に移管)。2001年柏営業所、2003年4月に芙蓉エアカーゴ株式会社を完全子会社化し国際貨物取扱を強化。2005年3月に市場第一部に指定替え。同年香港駐在員事務所を開設。2007年には安田中倉国際物流(上海)有限公司、2009年にベトナム現地法人を設立し、アジアネットワークを構築した。

M&Aと医薬品物流への進出

2008年1月、日本ビジネスロジスティクスを完全子会社化し物流管理サービスを拡充。2013年10月に安田メディカルロジスティクスを設立し医薬品物流に参入。2014年には安田運輸が㈱ワイズ・プラスワンを完全子会社化し人材派遣・業務請負事業を取得。2019年大西運輸、2021年南信貨物自動車、2023年YSO Logiなどを相次ぎ子会社化。M&Aにより陸運・国際・医薬品の事業領域を広げた。

プライム市場移行と長期ビジョン策定

2022年4月、東京証券取引所の市場区分再編に伴いプライム市場へ移行。2023年3月にインドネシア倉庫会社PT. JAYA YASUDA INDONESIA、同年6月にシンガポール法人、7月にインド法人を設立。2024年には中期経営計画を公表し、2026年には富山県トラックを子会社化。2025年7月に吉川営業所、2026年6月に羽田営業所を開設し、首都圏の物流網を強化している。

年表69件を開く

1910年代

  • 1919年12月創業興亜起業株式会社として払込資本金400万円で創立。本店を合名会社安田保善社内に設置。

1920年代

  • 1924年2月横浜市で普通倉庫業を開業。(現・守屋町営業所)

1930年代

  • 1932年3月東京市芝区に倉庫を建設し東京営業所を開設。(現・芝浦営業所)
  • 1934年7月社名を臨港倉庫株式会社と改称。

1940年代

  • 1942年7月社名を安田倉庫株式会社と改称。
  • 1944年4月日本倉庫統制株式会社に倉庫施設を供出。
  • 1949年3月社名を太洋倉庫株式会社と改称。

1950年代

  • 1950年5月山下町支庫を開設。(のち横浜港営業所)
  • 1954年10月社名を安田倉庫株式会社に復称。

1960年代

  • 1962年6月現・株式会社ヤスダワークス(現・連結子会社)を設立。
  • 1968年3月東京都港区に安田倉庫本館ビル完成、本店を同所に移転。

1970年代

  • 1970年7月北海安田倉庫株式会社(現・連結子会社)を設立。
  • 1970年9月平和島営業所を開設。
  • 1971年5月厚木営業所を開設。
  • 1971年11月M&A本牧営業所(のち新山下営業所に統合)を開設。
  • 1972年7月東京港営業所を開設。
  • 1972年11月現・安田運輸株式会社(現・連結子会社)を設立。
  • 1973年8月板橋営業所を開設。

1980年代

  • 1984年9月M&A北大阪営業所(のち茨木営業所に統合)を開設。
  • 1985年3月創業株式会社安田ビル(のち当社に吸収合併)を設立。
  • 1987年9月大井営業所を開設。

1990年代

  • 1990年3月大黒営業所を開設。
  • 1990年6月株式会社安田エステートサービス(現・連結子会社)を設立。
  • 1990年12月東扇島営業所を開設。
  • 1991年7月本店を東京都港区、安田8号ビルに移転。
  • 1995年9月大井埠頭営業所を開設。
  • 1996年2月上海駐在員事務所(のち安田中倉国際物流(上海)有限公司に業務を移管し廃止)を開設。
  • 1996年8月大黒流通センターを開設。
  • 1997年1月M&A東京港営業所と横浜港営業所を統合し、国際輸送センターを開設。
  • 1999年6月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場。

2000年代

  • 2000年2月加須営業所(のち首都圏文書・情報管理センターに改称)を開設。
  • 2000年8月創業安田倉儲(上海)有限公司(のち安田中倉国際物流(上海)有限公司に業務を移管し会社清算)を設立。
  • 2001年2月柏営業所を開設。
  • 2002年12月北京駐在員事務所(のち安田中倉国際物流(上海)有限公司に業務を移管し廃止)を開設。
  • 2003年4月M&A芙蓉エアカーゴ株式会社(現・連結子会社)を完全子会社化。
  • 2005年3月上場東京証券取引所市場第一部に株式を上場。
  • 2005年9月香港駐在員事務所を開設。
  • 2007年1月現・安田中倉国際物流(上海)有限公司(現・連結子会社)を設立。
  • 2007年2月ハノイ駐在員事務所(のちYASUDA LOGISTICS(VIETNAM)CO.,LTD.に業務を移管し廃止)を開設。
  • 2008年1月M&A日本ビジネス ロジスティクス株式会社(現・連結子会社)を完全子会社化。
  • 2008年4月加須第二営業所(のち首都圏文書・情報管理センターに改称)及び大阪営業所を開設。
  • 2008年12月新山下営業所を開設。
  • 2009年8月YASUDA LOGISTICS(VIETNAM)CO.,LTD.(現・連結子会社)を設立。

2010年代

  • 2011年6月現・安田中倉国際物流(上海)有限公司 上海青浦物流センターを開設。
  • 2012年10月ジャカルタ駐在員事務所(のちPT. YASUDA LOGISTICS INDONESIAに業務を移管し廃止)を開設。
  • 2013年10月安田メディカルロジスティクス株式会社(現・連結子会社)を設立。
  • 2014年1月茨木営業所を開設。
  • 2014年7月ITキッティングユニットを設置。
  • 2014年10月M&A安田運輸株式会社が現・株式会社ワイズ・プラスワン(現・連結子会社)を完全子会社化。
  • 2015年9月安田物流(上海)有限公司(現・連結子会社)の営業開始。
  • 2016年2月M&A加須営業所と加須第二営業所を統合のうえ、首都圏文書・情報管理センターに改称。
  • 2017年7月九州営業所を開設。
  • 2017年10月安田運輸株式会社より株式会社ワイズ・プラスワンの株式を譲受。
  • 2017年12月PT. YASUDA LOGISTICS INDONESIA(現・連結子会社)を設立。
  • 2019年11月M&A大西運輸株式会社(現・連結子会社)を完全子会社化。

2020年代

  • 2020年1月M&Aオオニシ機工株式会社(現・連結子会社)を完全子会社化。
  • 2020年6月東雲営業所を開設。
  • 2020年12月本店を東京都港区、msb Tamachi 田町ステーションタワーN 29階に移転。
  • 2021年11月M&A南信貨物自動車株式会社(現・連結子会社)を完全子会社化。
  • 2022年4月東京証券取引所市場第一部からプライム市場へ移行。
  • 2023年3月PT. JAYA YASUDA INDONESIA(現・連結子会社)を設立。
  • 2023年4月M&A現・YSO Logi株式会社(現・連結子会社)を完全子会社化。
  • 2023年6月YASUDA LOGISTICS SINGAPORE PTE. LTD.(現・連結子会社)を設立。
  • 2023年7月YASUDA LOGISTICS INDIA PVT. LTD.(現・連結子会社)を設立。
  • 2024年3月M&A株式会社HIROMIカンパニー(のち会社清算)を完全子会社化。
  • 2024年4月加須営業所を開設。
  • 2025年7月吉川営業所を開設。
  • 2026年4月M&A富山県トラック株式会社(現・連結子会社)を完全子会社化。
  • 2026年6月羽田営業所を開設。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 営業収益2027年度まで820億円
  • 営業利益2027年度まで45億円
  • ROE2027年度まで5.5%以上
  • 政策保有株式の縮減(時価総額)3年間(2027年度まで)まで約100億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    物流事業のネットワーク拡充と高度化

    グループ連携による国内外の物流拠点新設や輸配送ネットワーク拡大を推進し、高品質・高付加価値物流の提供やデジタルトランスフォーメーション(DX)の活用により取引拡大と利益創出を目指す。

  2. 02

    不動産事業の価値向上とソリューション提供

    保有不動産の維持管理・再開発を通じた価値向上施策や専門性を活かした不動産ソリューションの提供により、安定的な収益基盤の強化・拡大を図る。

  3. 03

    経営インフラの強化とサステナビリティ推進

    生産性向上、サステナビリティ経営、グループガバナンス強化に取り組み、環境・社会課題の解決と持続的発展を目指す。政策保有株式の縮減(3年間で時価総額約100億円目標)や資産入替えを通じた攻めの投資、累進配当や自己株式取得など株主還元を強化する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,581人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は772万円で、9期前と比べて+2.8%平均年齢は39.5歳、平均勤続年数は12.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,019
2018年3月1,048
2019年3月75140.414.11,098
2020年3月74840.313.51,512
2021年3月73340.313.31,516
2022年3月72639.412.81,979
2023年3月71839.512.82,098
2024年3月73339.512.72,527
2025年3月75739.512.82,538138
2026年3月77239.512.82,581167

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率15.1%
縦線は目安の30%
男性育休取得率50.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)70.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社23(国内 16 / 海外 7) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
神奈川地区 不動産事業部 横浜市神奈川区214億円
不動産事業
東京地区 芝浦営業所 東京都港区 他206億円
物流事業
埼玉地区 加須営業所 埼玉県加須市 他146億円
物流事業
神奈川地区 守屋町営業所 横浜市神奈川区 他7,963百万円
物流事業
大阪地区 茨木営業所 大阪府茨木市 他5,726百万円
物流事業
東京地区 不動産事業部 東京都港区4,175百万円
不動産事業
東海地区 本社 春日井市他3,066百万円
物流事業
関東地区 本社倉庫 厚木市他2,779百万円
物流事業
千葉地区 柏営業所 千葉県柏市2,189百万円
物流事業
中国 上海市2,111百万円
物流事業
ほか8件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱ヤスダワークス
    東京都港区
    議決権62.5%
  • 国内
    北海安田倉庫㈱
    札幌市白石区
    議決権100.0%
  • 国内
    安田運輸㈱
    横浜市神奈川区
    議決権100.0%
  • 国内
    芙蓉エアカーゴ㈱
    東京都港区
    議決権100.0%
  • 国内
    日本ビジネス ロジスティクス㈱
    横浜市神奈川区
    議決権100.0%
  • 国内
    安田メディカル ロジスティクス㈱
    東京都港区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ワイズ・プラスワン
    横浜市神奈川区
    議決権100.0%
  • 国内
    大西運輸㈱
    石川県金沢市
    議決権100.0%
  • 国内
    オオニシ機工㈱
    石川県金沢市
    議決権100.0%
  • 国内
    南信貨物自動車㈱
    長野県松本市
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱パワード・エル・コム
    長野県松本市
    議決権100.0%
  • 国内
    ルピナ車輌サービス㈱
    長野県松本市
    議決権100.0%
残りのグループ会社11社を開く
  • 安田ロジファーマ㈱神奈川県厚木市100%
  • YSO Logi㈱京都府八幡市100%
  • ㈱オリエント・サービス愛知県春日井市100%
  • 安田中倉国際物流(上海)有限公司中国 上海70%
  • 安田物流(上海)有限公司中国 上海100%
  • YASUDA LOGISTICS (VIETNAM) CO.,LTD.ベトナム ハノイ99%
  • PT. YASUDA LOGISTICS INDONESIAインドネシア ジャカルタ67%
  • PT. JAYA YASUDA INDONESIAインドネシア ジャカルタ100%
  • YASUDA LOGISTICS SINGAPORE PTE. LTD.シンガポール100%
  • YASUDA LOGISTICS INDIA PVT. LTD.インド チェンナイ100%
  • ㈱安田エステートサービス東京都港区100%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    外務本省車庫棟倉庫移転業務
    外務省 · 2019-07-30
    451万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は800億円営業利益43億円前期と比べると増収増益で、売上が+6.5%、利益が+22.9%。

売上高
+6.5%
800億円
営業利益
+22.9%
43億円
純利益
+139.3%
67億円
営業利益率
5.4%
前期比 +0.7%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高820億円800億円
営業利益41億円43億円
純利益62億円67億円
1株あたり配当¥74¥74

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は199億円、営業利益は10億円。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2018年4Q4306
2019年4Q4629
2020年4Q4668
2021年4Q47711
2022年4Q53010
2023年4Q5984
2024年4Q6746
2025年4Q751212.815
2026年4Q800232.950
2027年1Q199105.040

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は348億円から800億円へ2.3倍に増えた。直近期の営業利益率は5.4%。売上は13期、純利益は3期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
安田メディカルロジスティクス株式会社(現・連結子会社)を設立。
2013年3月3482716
安田運輸株式会社が現・株式会社ワイズ・プラスワン(現・連結子会社)を完全子会社化。
2014年3月3522516
2015年3月3842616
加須営業所と加須第二営業所を統合のうえ、首都圏文書・情報管理センターに改称。
2016年3月3872414
九州営業所を開設。
2017年3月4073121
2018年3月4303019
大西運輸株式会社(現・連結子会社)を完全子会社化。
2019年3月4624428
オオニシ機工株式会社(現・連結子会社)を完全子会社化。
2020年3月4664529
南信貨物自動車株式会社(現・連結子会社)を完全子会社化。
2021年3月4774428
2022年3月5304029
現・YSO Logi株式会社(現・連結子会社)を完全子会社化。
2023年3月5983822
株式会社HIROMIカンパニー(のち会社清算)を完全子会社化。
2024年3月6744023
吉川営業所を開設。
2025年3月75135504.728
富山県トラック株式会社(現・連結子会社)を完全子会社化。
2026年3月80043585.467

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高800億円のうち、営業利益として残るのは43億円5.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は67億円、売上の8.4%にあたる。営業利益率は業種中央値5.4%をちょうど並ぶ水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価など作る・仕入れるのにかかったお金86.9%695億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金7.8%62億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.4%43億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比0.0pt
5.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+3.4pt
8.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比0.2pt
6.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
1.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが90億円、投資CFが−34億円で、差し引きのフリーCFは56億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は277億円で、売上の4.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月37−28−3933
2014年3月36−363036
2015年3月41−16−262535
2016年3月34−5720−2332
2017年3月49−27−152239
2018年3月45−6428−1949
2019年3月64−34−13078
2020年3月50−9443−4478
2021年3月39−9867−5987
2022年3月47−69114−22182
2023年3月65−11921−54151
2024年3月59−158120−99173
2025年3月130−68−3362204
2026年3月90−341756277

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は2,340億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,084億円で、自己資本比率は46.1%(業種中央値56.9%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月93549044552.2
2014年3月1,14662652054.5
2015年3月1,14465449057.0
2016年3月1,07860747156.1
2017年3月1,09061247855.9
2018年3月1,20166353855.0
2019年3月1,21466554954.6
2020年3月1,28568560053.1
2021年3月1,47176270951.6
2022年3月1,59174984246.9
2023年3月1,66877489446.2
2024年3月2,1199381,18144.1
2025年3月2,1039421,16144.6
2026年3月2,3401,0841,25646.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
278億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
504億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
1,256億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
72
/ 100
安定性自己資本比率31 / 40
収益力営業利益率11 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

倉庫・運輸関連業 31社との比較

同じ倉庫・運輸関連業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率31社中8位あたり、逆に低いのは自己資本比率31社中23位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
6.7%/中央値 6.9%
P25 5.6%P75 8.7%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.4%/中央値 5.4%
P25 3.4%P75 7.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
46.1%/中央値 56.9%
P25 45.8%P75 65.3%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
6.5%/中央値 3.0%
P25 0.3%P75 6.1%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.9%/中央値 2.9%
P25 2.0%P75 3.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,516で、1年前と比べて+22.6%過去52週の値幅のなかでは77%の位置にある。

¥2,516-1.1%1ヶ月+3.3%1年+22.6%時価総額764億円
過去52週の値幅
安値¥2,003高値¥2,667

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)10.8倍
PER (会社予想)11.7倍
PBR0.69倍
配当利回り2.94%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月15日に2576円へ急伸し、その後も2500円台で推移しましたが、8月3日に2426円へ下落しました。直近は2510円で、25日移動平均線(2510円)とほぼ同水準です。75日線(2365.37円)を上回っており、中期的な上昇トレンドは維持しています。52週高値(2667円)に対しては約5.9%下で、年初来上昇率は20.96%と堅調です。RSIは42.64と中立圏で、出来高は8月4日に291200株と急増しましたが、その後は減少しています。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PER10.8倍は業界平均13.69倍を下回り、PBR0.69倍も平均0.97倍より低い。配当利回り2.95%は平均3.01%とほぼ同水準で、配当性向31.2%は健全。ROE6.7%は中程度だが、直近の収益改善基調により評価向上が期待される。業界平均に比べて割安感があり、資産価値も下支え。ただしROEはやや低く、成長性に課題。

指標この会社業種平均
PER (実績)10.8倍13.9倍
PER (予想)11.7倍
PBR0.69倍0.98倍
ROE6.7%7.3%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

倉庫業は、物流需要の高まりとともに業績が堅調だが、競争激化と設備投資の負担が課題。強気派は、安田倉庫の増収増益トレンド、特に2026年3月期の利益急増(純利益67億円、営業利益率5.38%)を評価し、今後も物流需要が続くとの見方だ。また、PBR 0.69倍と割安で、株主還元も増加している。弱気派は、倉庫業全体の供給過剰懸念や、EC需要の一巡後の反動減、人件費・エネルギーコストの上昇による利益率の圧迫を指摘する。

プラスに働く材料7
  • 業績の好調

    売上高・利益ともに増加傾向で、2026年は純利益67億円と大幅増益

  • 割安感

    PBR 0.69倍で、配当利回りも2.95%と高い

  • 物流需要の堅調さ

    EC市場拡大や企業の物流効率化ニーズで需要が安定

  • 2026年3月期純利益67億円に急拡大通年影響

    2025年3月期28億円から約2.4倍の67億円。最終利益が大きく改善。

  • 営業利益43億円と3期連続増益通年影響

    営業利益35億円→43億円、売上高800億円。過去最高水準で収益基盤拡大。

  • PBR0.69倍と割安な水準継続影響

    PBR0.69倍、ROE6.7%。純資産対比で株価が低く、見直し余地。

  • 配当利回り2.95%と安定還元継続影響

    配当利回り2.95%。株価2,510円、インカム需要が下支え。

マイナスに働く材料7
  • 競争と供給過剰

    倉庫業界は各社が施設拡大しており、供給過剰懸念がある

  • コスト上昇

    人件費や光熱費の上昇が収益を圧迫する可能性

  • 市場の先高感

    株価は上昇しているが、期待が先行しすぎのリスク

  • 純利益67億円と営業利益43億円の乖離決算発表後影響

    純利益67億円に対し営業利益43億円。営業外収益の一過性が剥落すれば来期は減益。

  • 来期予想PER11.7倍と実績比悪化通年影響

    実績PER10.8倍に対し予想PER11.7倍。市場が来期減益を見込み、評価が慎重。

  • 営業利益率5.38%と収益力低水準継続影響

    営業利益率5.38%。固定費が重く、需要変動で利益率が圧迫されやすい。

  • 株価1年で21%上昇し短期的過熱不定影響

    株価2,510円、前年比+20.96%。割安修正が進み、目先は調整リスク。

次の決算で確かめる点
倉庫稼働率
需給バランスと収益性の基盤を示すため
3PL受注高
高付加価値サービスの伸びを評価するため
売上高経常利益率
総合物流事業の収益性の動向を把握するため

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり74で、前期から+100.0%いまの株価に対する利回りは2.94%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥74
1株あたり
配当利回り
2.94%
いまの株価に対して
配当性向
31.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1421.9
2018年3月140.021.4
2019年3月1935.721.4
2020年3月2321.124.2
2021年3月19−17.428.3
2022年3月2531.630.4
2023年3月264.030.5
2024年3月287.731.1
2025年3月3525.039.1
2026年3月70100.031.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥74

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ17,214人。区分でいちばん多いのは個人・その他37.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が53.8%を占め、残る46.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他31.231.833.133.531.437.2
金融機関35.735.434.033.434.627.5
事業法人29.429.429.529.529.026.3
外国法人2.42.22.42.94.35.9
自己株式4.14.14.14.14.14.4
証券会社1.21.21.00.80.63.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01明治安田生命保険相互会社5.28
02東京建物株式会社5.28
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)4.45
04株式会社みずほ銀行4.13
05安田不動産株式会社3.36
06株式会社中央倉庫3.23
07ヒューリック株式会社3.17
08東京海上日動火災保険株式会社2.21
09安田倉庫従業員持株会2.19
10損害保険ジャパン株式会社1.82

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+341%、1株純資産は14期で+132%。直近期のROEは6.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月531,6103.721.029.0
2014年3月522,0572.821.335.2
2015年3月542,1472.618.728.3
2016年3月461,9922.216.09.3
2017年3月692,0663.410.921.9
2018年3月662,2463.115.521.4
2019年3月952,2704.29.721.4
2020年3月1012,3554.48.324.2
2021年3月962,6223.910.128.3
2022年3月992,5753.89.830.4
2023年3月782,6583.013.430.5
2024年3月803,2252.715.231.1
2025年3月973,2373.017.439.1
2026年3月2323,7396.710.331.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額327百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
藤井信行代表取締役会長6764,000
小川一成代表取締役 社長執行役員6440,000
松井正取締役専務執行役員6219,000
武藤博幸取締役6221,000
井福正博取締役6813,000
東山克之取締役661,000
野上宰門取締役651,000
征矢真一取締役62
鷺谷輝雄監査役(常勤)6423,000
藤原和雄監査役(常勤)6516,000
藤本聡監査役6911,000
梅本武文監査役614,000

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4148522222256
社外取締役862628
監査役2434322

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容927字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社と子会社26社で構成され、主として物流事業及び不動産事業並びにこれらに関連する 業務を一体となって展開しております。主な子会社とその主要な事業内容は以下のとおりです。 <物流事業> 株式会社ヤスダワークス 倉庫荷役業 北海安田倉庫株式会社 北海道における倉庫業 安田運輸株式会社 陸運業 芙蓉エアカーゴ株式会社 国際貨物取扱業 日本ビジネス ロジスティクス株式会社  物流管理サービス業 安田メディカルロジスティクス株式会社 倉庫荷役・保管管理業 株式会社ワイズ・プラスワン 人材派遣業・業務請負業 大西運輸株式会社 陸運業 オオニシ機工株式会社 一般建設業 南信貨物自動車株式会社 陸運業 株式会社パワード・エル・コム 陸運業 ルピナ車輌サービス株式会社 自動車整備業 安田ロジファーマ株式会社 医薬品物流業 YSO Logi株式会社 陸運業 株式会社オリエント・サービス 陸運業 安田中倉国際物流(上海)有限公司 中国における国際貨物取扱業 安田物流(上海)有限公司 中国における倉庫業 YASUDA LOGISTICS(VIETNAM)CO.,LTD.  ベトナムにおける国際貨物取扱業 PT. YASUDA LOGISTICS INDONESIA        インドネシアにおける国際貨物取扱業 PT. JAYA YASUDA INDONESIA  インドネシアにおける倉庫業 YASUDA LOGISTICS SINGAPORE PTE. LTD. シンガポールにおける国際貨物取扱業 YASUDA LOGISTICS INDIA PVT. LTD. インドにおける国際貨物取扱業 <不動産事業> 株式会社安田エステートサービス 倉庫施設及び賃貸ビルの管理業 後藤建築事務所株式会社 ファシリティマネジメント業 上記<物流事業>、<不動産事業>は事業の種類別セグメントの区分と同一であります。 事業の系統図は次のとおりであります。 (注)1. 矢印は、役務の流れを示しています。 2. 株式会社パワード・エル・コム、ルピナ車輌サービス株式会社は南信貨物自動車株式会社の100%子会社で あります。
経営方針・対処すべき課題1,870字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)中長期的な経営戦略・対処すべき課題 当社グループを取り巻く外部環境は、地政学的リスクや気候変動への対応を背景としたサプライチェーン見直しの動きや、DX・AI技術の進展、日本国内においては少子高齢化の進行、ビジネスニーズ・消費者ニーズの多様化、コーポレート・ガバナンスやステークホルダーとの関係性の強化等の社会的要請など、様々な変化が生じております。 このような事業環境の変化のもと当社グループでは、事業体制の構築と更なる成長を目指し、2030年のあるべき姿を描いた「長期ビジョン2030」の実現に向けて、最先端テクノロジー、多様な人間力、国内外に広がるネットワークを安田倉庫グループの総合力として進化させ、社会とお客様の期待を超える「YASDA Value」の提供を目指す中期経営計画「強くなる、ひとつになる YASDA GROUP CHALLENGE 2027」に基づき、物流事業・不動産事業の収益力強化とサステナビリティ経営の推進、政策保有株式縮減や株主還元強化などの資本政策を通じ、企業価値のさらなる向上に取り組んでまいります。 「長期ビジョン2030」 ~次の100年に向けて~ 世界に誇れるYASDAブランドと革新的テクノロジーの融合で全てのステークホルダーの期待を超える企業グループを目指す。 [顧 客] 他の追随を許さないロジスティクス・ソリューションと人間力で確固たる顧客満足を獲得する。 [従業員] 多様性を尊重し働きやすく且つ働き甲斐のある職場で従業員が最大限のパフォーマンスを発揮する。 [社 会] 事業を通じた環境負荷低減や高い災害強靭性で持続可能な社会の構築に貢献する。 [株 主] 高い収益力と強固な財務基盤により企業価値の向上を図る。 中期経営計画 「強くなる、ひとつになる YASDA GROUP CHALLENGE 2027」 1.基本方針 最先端テクノロジーと多様な人間力、そして国内外に広がるネットワーク。 安田倉庫グループの総合力を進化させ、社会とお客様の期待を超える「YASDA Value」の提供を目指す。 2.基本戦略 上記の基本方針を踏まえ、以下を基本戦略とします。 (1)物流事業 :①グループ連携によるネットワーク拡充 ②潜在するニーズを捉えた高品質・高付加価値物流の提供 ③効率化、合理化の推進 グループ全体で国内・海外における物流拠点の新設や輸配送ネットワークの拡大を推進することで事業基盤の強化を推し進め、潜在するニーズを捉えた高品質・高付加価値物流の提供やソリューション提案力の強化、最先端テクノロジーやデジタル技術を積極的に活用したデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進により取引の拡大やグループ連携による利益の創出を目指す。 (2)不動産事業 :①保有不動産の維持管理・再開発を通じた価値向上 ②専門性を活かした不動産ソリューションの提供 保有不動産の維持管理と再開発を通じた価値向上施策や高い専門性を活かした不動産ソリューションの提供を通じ、安定的な収益基盤である不動産事業の強化・拡大を図る。 (3)経営インフラ:①生産性向上 ②サステナビリティ経営の推進 ③グループガバナンス強化 ④持続的な成長を可能にする資本政策と財務健全性維持、株主還元強化 安田倉庫グループ全体での更なる生産性向上やガバナンス体制強化に取り組むとともに、サステナビリティ経営を通じ、地球環境や社会課題の解決と事業の持続的な発展を目指す。また、財務健全性を維持しつつ、営業キャッシュ・フロー・有利子負債の活用に加え政策保有株式の縮減(3年間で時価総額約100億円を目標)や資産の入替えを通じ、施設の増強、M&Aなどの攻めの投資を継続することで、将来の稼ぐ力を高め、株主還元強化に向けて累進配当、自己株式取得の実施を適時適切に検討する。 (4)数値目標 最終年度の2027年度に営業収益820億円、営業利益45億円、ROE5.5%以上の達成を目指す。 3.投資計画 本中期経営計画の対象期間については、規律ある財務運営を念頭に置きつつ、合計360億円(物流事業290億 円、不動産事業40億円、DXおよびシステム30億円)の投資を計画しております。
事業等のリスク1,897字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)自然災害等 当社グループの主要な事業拠点は首都圏に集中しております。当社グループでは自然災害及び火災等による被害を最小限に抑えるべく事業継続計画の制定、防災委員会の定時開催、設備等の耐震性対策、自衛消防隊の設置及び安全パトロールの実施等を行っております。しかしながら万一自然災害及び火災等が発生した場合特に首都圏での大規模地震が発生した場合にはこれらの施策にかかわらず当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 また、新型コロナウイルス等をはじめとする感染症の流行等も想定し、事前の予防対策及び発生時の緊急体制の整備等を行っておりますが、感染症の拡大等により事業の安定的継続に支障が生じた場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (2)法的規制 当社グループは物流事業及び不動産事業並びに経営全般において倉庫業法及び建築基準法等に代表される種々の法的規制を受けております。当社はコンプライアンス体制の強化に従来より取り組んでおりますが、今後これらの法的規制の強化又は新設が行われる場合には、対応に費用又は時間を要することにより当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (3)経営環境の変化 物流事業・不動産事業ともに当社グループの提供サービスに対する需要は従来より経営環境の変化により変動しております。 物流事業においては、国内外の景気動向やお客様の物流戦略の変更等により稼働率が低下しまたは原価率が上昇し、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。不動産事業においては、地価の動向及び不動産賃貸市況の動向等により賃料相場が下落し、または空室率が上昇し、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (4)固定資産の減損会計 当社グループが保有する固定資産は主に物流施設及び賃貸不動産施設として使用されております。今後各事業所において土地又は建物の時価が下落した場合、採算性が悪化した場合、若しくは賃貸オフィス市況が悪化した場合等には固定資産の減損により当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)投資有価証券の時価変動 当連結会計年度末における当社グループの投資有価証券残高は76,739百万円でありますが、投資先の業績不振 及び証券市場における市況の悪化等により資産価値が減少し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があり ます。 (6)退職給付債務 当社グループの退職給付費用及び債務は、割引率や年金資産の長期期待運用収益率等の前提条件により算出されております。これらの数値は将来に対する予測に基づくものであり、実際の結果が見積数値と乖離した場合には、将来期間において認識される費用及び債務に影響を与えます。今後割引率の低下や運用実績の悪化が生じた場合には当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (7)個人情報保護 当社グループは事業の過程において個人情報を取り扱っております。当社グループでは個人情報保護方針及び関連諸規程の制定・遵守や職員教育等を通じ個人情報の厳正な管理に努めておりますが、万一個人情報の流出により問題が発生した場合には当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8)情報システム障害 当社グループでは総合物流情報システムを構築し物流サービスを提供しております。各種情報セキュリティ対策やホストコンピュータ及びネットワークの二重化体制を構築することにより当該システムの高い安全性を確保しておりますが、不正アクセス等による一時的なシステム障害により業務処理が停滞した場合には当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9)海外事業展開 当社グループは海外においては、子会社等を通じて倉庫・国際貨物取扱等の物流事業を展開しております。海外の事業展開に当たっては、現地の法令、行政上の手続き、商慣習等に則した事業活動を行っておりますが、現地法令規制等の変更、為替相場の変動あるいは事業活動に不利な政治又は経済要因の発生、戦争・テロ・伝染病・その他要因による社会的混乱により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,901字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 1.財政状態及び経営成績の概要 当連結会計年度におけるわが国経済は、米国の通商政策の影響が一部にみられたものの、雇用・所得環境や企業収益の改善、着実な設備投資を背景に、景気は概ね緩やかな回復基調で推移しました。一方で、物価上昇の継続や実質可処分所得の低迷による個人消費の下振れ懸念、高まる地政学的緊張により、先行きは不透明感が残りました。 こうした経済情勢の下、当社グループを取り巻く事業環境では、倉庫物流業界においてエネルギー価格の変動や人件費高騰による収益の下押し圧力が続き、国内貨物輸送も建設関連貨物の不振を受けて低調な動きとなりました。その一方で、倉庫の入出庫高や保管残高、国際貨物輸送については概ね安定した水準を保ちました。また、不動産業界では都市部オフィスビルの空室率は改善し、賃料水準も上昇傾向にあるなど、需要は回復へと向かいました。 このような状況のもと、当社グループは、2030年のあるべき姿としての「長期ビジョン2030」と、その実現に向けた中期経営計画「強くなる、ひとつになる YASDA GROUP CHALLENGE 2027」を策定し、事業体制の構築と更なる成長を目指してまいりました。物流事業においては、グループ連携によるネットワーク拡充により、事業基盤の強化を図り、潜在するニーズを捉えた高品質・高付加価値物流の提供やソリューション提案力の強化、ならびに最先端テクノロジーやデジタル技術を積極的に活用したデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進により取引の拡大に努めてまいりました。また、不動産事業においては、保有不動産の維持管理と価値向上施策や高い専門性を活かした不動産ソリューションの提供を通じて、安定的な収益基盤をより強固なものとしてまいりました。 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 (1)財政状態 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ23,726百万円増の234,046百万円となりました。 負債については、前連結会計年度末に比べ9,502百万円増の125,638百万円となりました。 純資産については、前連結会計年度末に比べ14,223百万円増の108,408百万円となりました。 (2)経営成績 当連結会計年度における当社グループの経営成績は、営業収益は前年同期比4,912百万円増(6.5%増)の80,028百万円となりました。営業利益は前年同期比773百万円増(22.0%増)の4,289百万円、経常利益は前年同期比845百万円増(17.0%増)の5,822百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は前年同期比3,925百万円増(140.1%増)の6,728百万円と増収増益になりました。 セグメントの経営成績は、次のとおりです。 物流事業では、営業収益は前年同期比4,798百万円増(6.9%増)の74,186百万円、セグメント利益は前年同期比774百万円増(16.9%増)の5,342百万円となりました。 不動産事業では、営業収益は前年同期比247百万円増(4.0%増)の6,480百万円、セグメント利益は前年同期比183百万円増(10.0%増)の2,026百万円となりました。 2.キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ7,292百万円増の27,676百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、主に税金等調整前当期純利益や減価償却費の資金留保等により8,980百万円増(前年同期は13,005百万円増)となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、投資有価証券や有形固定資産の売却による収入もありましたが、主に有形固定資産の取得による支出等により3,374百万円減(前年同期は6,815百万円減)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、主に借入金の調達等により1,691百万円増(前年同期は3,320百万円減)となりました。 3.生産、受注及び販売の実績 (1)生産実績 生産部門がないため、該当事項はありません。 (2)受注実績 当連結会計年度における営業能力及び受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 ①物流事業 a.グループの2026年3月31日現在の各地区別の営業能力(保管面積)を示すと、次のとおりであります。 地区   所有面積 (イ) (㎡)   前期比 (㎡)   借庫面積 (ロ) (㎡)   前期比 (㎡)   所管面積 (イ)+(ロ) (㎡)   前期比 (㎡)   貸庫面積 (ハ) (㎡)   前期比(㎡)   保管面積 (イ)+(ロ)-(ハ)(㎡)   前期比 (㎡) 北海道地区   27,847   11,190   7,498   △11,087   35,345   103   4,947   103   30,398   - 関東地区   埼玉   63,948   713   29,173   218   93,121   931   921   △11,596   92,200   12,527 千葉   20,953   -   -   -   20,953   -   294   -   20,659   - 東京   73,170   △11,609   54,604   △67   127,774   △11,676   22,522   △8,889   105,252   △2,787 神奈川   163,670   -   71,544   595   235,214   595   43,585   595   191,629   - 北陸地区   3,678   -   -   -   3,678   -   -   -   3,678   - 東海地区   10,460   2,996   -   -   10,460   2,996   -   -   10,460   2,996 近畿地区   47,554   50   25,846   -   73,400   50   13,347   50   60,054   - 中国地区   11,925   -   6,060   -   17,985   -   -   -   17,985   - 九州地区   15,670   212   -   -   15,670   212   436   212   15,234   - 計   438,875   3,551   194,725   △10,341   633,601   △6,790   86,052   △19,526   547,549   12,736 (注)1 倉庫業における主な営業能力は保管面積によって表示されております。 2 保管面積は倉庫業法に基づく営業倉庫面積であります。貸庫面積は主に物流賃貸面積であります。 3 海外における主な営業能力(保管面積)は28,983㎡であります。 b.グループの主要業務についての取扱高等の概要を示すと、次のとおりであります。 内訳   取扱高等   前連結会計年度   当連結会計年度   前期比(%) 倉庫業(保管)   保管残高(トン)   308,230   335,301   8.8 (数量・月末平均) 貨物回転率(%)   20.8   22.6   1.8 倉庫業(荷役)   入庫トン数(トン)   778,614   923,751   18.6 出庫トン数(トン)   763,559   893,310   17.0 自動車運送業   取扱トン数(トン)   2,284,268   2,345,799   2.7 国際貨物取扱業   取扱トン数(トン)   914,157   1,007,864   10.3 貨物回転率は貨物の荷動きの状況を示すものであって、次の算式によって算出されております。 貨物回転率=   (当期中入庫高+当期中出庫高)×1/2   (%) 月末保管残高年間合計 ②不動産事業 グループの2026年3月31日現在における建物賃貸の営業能力を示すと、次のとおりであります。 営業能力は(所有面積+賃借面積)からなっております。 地区   建物賃貸面積 所有面積 (㎡)   前期比 (㎡)   賃借面積 (㎡)   前期比 (㎡)   合計(㎡)   前期比 (㎡) 北海道地区   17,069   -   -   -   17,069   - 関東地区   東京   25,656   △897   2,988   -   28,643   △897 神奈川   59,303   112   1,363   -   60,667   112 計   102,028   △785   4,351   -   106,379   △785 (3)販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前期比(%) 物流事業   74,167   6.9 不動産事業   5,860   2.0 計   80,028   6.5 (注) セグメント間取引については、相殺消去しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 1.当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 (1)経営成績等 ①財政状態 当連結会計年度末の総資産は、主に投資有価証券の時価上昇に伴う評価額の増加と現金及び預金の増加等により、前連結会計年度末に比べ23,726百万円増の234,046百万円となりました。 負債については、主に投資有価証券の時価評価増加に伴う繰延税金負債の増加や借入金の増加等により、前連結会計年度末に比べ9,502百万円増の125,638百万円となりました。 純資産については、その他有価証券評価差額金の増加と当期純利益の計上に伴う利益剰余金の増加等により、前連結会計年度末に比べ14,223百万円増の108,408百万円となりました。以上の結果により自己資本比率は、前連結会計年度末に比べ1.5ポイント増の46.1%となりました。 なお、当社グループは長期借入金の調達にあたり、調達額の一定割合に対して格付上の資本性認定を受けることが出来る劣後特約付ローンによる資金調達を行っており、同ローンの資本性を考慮した格付上の自己資本比率は50.9%となります。 ②経営成績 (営業収益) 営業収益は、物流事業、不動産事業とも堅調に推移し、前年同期比4,912百万円増(6.5%増)の80,028百万円となりました。 (営業原価) 営業原価は、増収に伴う作業費等の増加などにより、前年同期比3,962百万円増(6.0%増)の69,514百万円となりました。 (販売費及び一般管理費) 販売費及び一般管理費は、支払手数料や租税公課の増加などにより、前年同期比176百万円増(2.9%増)の6,223百万円となりました。 (営業利益、経常利益) 営業利益は、前年同期比773百万円増(22.0%増)の4,289百万円となりました。また、経常利益は、前年同期比845百万円増(17.0%増)の5,822百万円となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 親会社株主に帰属する当期純利益は、保有不動産や投資有価証券の売却益を特別利益として計上したこと等により前年同期比3,925百万円増(140.1%増)の6,728百万円となりました。 (2)経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループを取り巻く事業環境は、倉庫物流業界において輸入貨物の伸長や消費関連貨物の底堅さを背景に、倉庫の入出庫・保管および国際貨物輸送を中心に概ね堅調な荷動きが見込まれるものの、中東情勢の深刻化に起因するエネルギー価格の変動や供給不安、原材料・資材等の供給制約に加え、国内における人件費の高騰や労働力不足が収益を下押しする懸念もあります。また、不動産業界では安定した需要の下で空室率は低水準を維持し、建設費の上昇を背景に賃料は上昇基調にあるものの、経済動向に伴う需要の変化については注視が必要な状況にあります。 物流事業においては、国内・海外における物流拠点や輸配送ネットワークの拡充を継続するとともに、潜在ニーズを捉えた高品質・高付加価値物流の提供、ソリューション提案力の深化、ならびに最先端テクノロジー・デジタル技術を活用したデジタルトランスフォーメーション(DX)の加速により、生産性向上と取引拡大・利益創出につなげてまいります。 不動産事業においては、保有不動産の維持管理・再開発を通じた価値向上施策を展開するとともに、高い専門性を活かした不動産ソリューションの提供を強化することで、安定的な収益基盤の拡充を図ってまいります。 従って、2027年3月期の連結業績予想につきましては、2026年5月8日に公表いたしました通期の連結業績予想に変更はありませんが、現時点で当社が把握可能な情報に基づいており、今後様々な要因によって当予想は変動する可能性があります。なお、中東情勢等の地政学リスクの高まりが業績に及ぼす影響については、現時点で合理的に算定することが困難であるため、2027年3月期の連結業績予想には織り込んでおりません。 <ご参考> 2027年3月期の連結業績予想(2026年4月1日~2027年3月31日) 当社グループでは、2025年2月に策定した中期経営計画「強くなる、ひとつになる YASDA GROUP CHALLENGE 2027」の数値目標を達成すべく、以下の基本戦略に取り組んでおります。 ・物流事業 :①グループ連携によるネットワーク拡充 ②潜在するニーズを捉えた高品質・高付加価値物流の提供 ③効率化、合理化の推進 ・不動産事業 :①保有不動産の維持管理・再開発を通じた価値向上 ②専門性を活かした不動産ソリューションの提供 ・経営インフラ:①生産性向上 ②サステナビリティ経営の推進 ③グループガバナンス強化 ④持続的な成長を可能にする資本政策と財務健全性維持、株主還元強化 なお、当社グループの経営に影響を与える要因は、「3[事業等のリスク]」に記載しております。 (3)経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、中期経営計画「強くなる、ひとつになる YASDA GROUP CHALLENGE 2027」に基づき諸施策を策定・実行し、当社グループの企業価値ひいては株主共同の利益の確保・向上を図っていく所存であります。「強くなる、ひとつになる YASDA GROUP CHALLENGE 2027」では当社グループの重要な経営指標として、最終年度の2027年度に営業収益820億円、営業利益45億円、ROE5.5%以上の達成を目指しております。 当連結会計年度における当社グループの重要な経営指標については、物流事業、不動産事業とも堅調に推移し、営業収益は、前年同期比4,912百万円増(6.5%増)の80,028百万円、営業利益は前年同期比773百万円増(22.0%増)の4,289百万円、ROEは前年同期比3.7ポイント増の6.7%となりました。 (4)セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 物流事業では、前連結会計年度に新設した物流施設の高稼働化や新規取引開始、既存顧客との取引拡大により保管料、倉庫作業料、陸運料、国際貨物取扱料等で増収となり、営業収益は前年同期比4,798百万円増(6.9%増)の74,186百万円、セグメント利益は前年同期比774百万円増(16.9%増)の5,342百万円となりました。セグメント資産は主に物流施設拡充のための有形固定資産の増加等により前年同期比2,882百万円増(2.6%増)の114,367百万円となりました。 不動産事業では、前連結会計年度に横浜駅西口に竣工した複合用途ビルが順調に稼働し、不動産賃貸料が堅調に推移しました。その結果、営業収益は前年同期比247百万円増(4.0%増)の6,480百万円、セグメント利益は前年同期比183百万円増(10.0%増)の2,026百万円となりました。セグメント資産は主に不動産事業における子会社の金融資産(現金及び預金)の増加等により前年同期比69百万円増(0.2%増)の29,156百万円となりました。 2.キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況の分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 2.キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループは、事業活動の維持拡大に必要な運転資金及び設備資金を主に内部資金、借入及び社債の発行により調達しております。運転資金及び設備資金の調達については、財務規律のバランスを維持しつつ、事業計画に基づく資金需要、金利動向等の調達環境、既存借入金及び社債の償還時期等を考慮の上、適宜判断して調達していくこととしております。 また、当社は金融機関との間で長期に亘って築き上げてきた良好な取引関係の維持と財務規律のバランスの維持により、当社グループの事業活動の維持拡大に必要な運転資金及び設備資金の調達に関しては今後とも問題なく実施可能と認識しております。 なお、より安定的な資金調達能力の向上を課題とし、日本格付研究所より格付を取得しており、本報告書提出日においては「A-(安定的)」を取得しております。 3.重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表を作成するのに当たっては、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載した基準に従っております。これらを含め、当社グループはわが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて連結財務諸表を作成しております。 なお、連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

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