本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

日本トランスシティ

Japan Transcity Corporation9310 · Prime · 倉庫・運輸関連業

中部・関西を地盤とする総合物流企業。倉庫・港湾運送・陸上運送・国際複合輸送を一貫提供し、四日市港を中心に強みを持つ。

概要

日本トランスシティは、三重県四日市市に本社を置く総合物流企業である。倉庫業、港湾運送業、陸上運送業、国際複合輸送業の4業態を柱とし、四日市港の石油化学コンビナートを背景に化学製品や工業原料の物流で強みを持つ。1942年に四日市港運株式会社として創業、1992年に現社名に変更。連結従業員2,442名、2025年3月期の売上高1,248億円、営業利益78億円。

四日市港を中核とする事業基盤

日本トランスシティの事業は、四日市港を拠点に形成されている。同港は国内有数の石油化学コンビナートを抱え、化学プラントや製油所からの原料・製品の荷動きが活発である。同社は港湾運送業として船内荷役、はしけ運送、沿岸荷役を営み、また倉庫業では保税蔵置場を含む一般倉庫を運営する。取引先工場の構内作業請負も手掛け、コンビナート企業との密接な関係が収益の安定性を支える。四日市港霞ヶ浦北埠頭ではコンテナ専用耐震岸壁の供用開始を見据え、集荷活動を強化している。

4業態の相互補完による収益構造

同社は倉庫業、港湾運送業、陸上運送業、国際複合輸送業の4業態を横断的に展開する。倉庫業では保管料収入に加え、入出庫・配送・軽易加工の附帯サービスも提供。港湾運送は四日市港を中心に名古屋港、鹿島港などでも事業を展開する。陸上運送はトラック輸送のほか鉄道利用運送も行い、関西線四日市駅や東海道本線名古屋貨物ターミナル駅を拠点とする。国際複合輸送ではスルーB/Lを発行し、海外現地法人と連携して一貫輸送を実現。この4業態のベストミックスにより、荷主の多様なニーズに応えるとともに収益性の最大化を図っている。

45社の子会社・関連会社から成るグループ体制

日本トランスシティグループは、当社、子会社45社、関連会社15社で構成される。国内では倉庫子会社(トランスシティロジスティクス中部、極東冷蔵など)、港湾運送子会社(四日市海運、朝日海運など)、陸上運送子会社(四倉運輸、九州シティフレイトなど)を抱える。海外はアメリカ、タイ、インドネシア、香港、フィリピン、マレーシア、ドイツ、メキシコ、中国、ベトナム、カンボジアに現地法人を設置。その他事業として不動産(ヨンソー開発)、ゴルフ場(三鈴カントリー)、自動車整備(セントラル自動車整備)、情報システム(トランスシティコンピュータサービス)など多角的に展開する。

業界の中での役割は総合物流サービス提供企業(倉庫・港湾運送・陸上運送・国際複合輸送)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,255億円
営業利益
85億円
営業利益率
6.8%
純利益
66億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
総合物流事業1,234億円98.3%80億円6.5%
その他の事業(注)121億円1.7%6億円28.6%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01総合物流(製造業・卸小売業等)主力

倉庫保管、港湾運送、陸上運送、国際複合輸送を一貫して提供。四日市港を拠点に、取引先工場の構内作業請負等も行う。多様な顧客業界に対応する総合物流サービス。

主な製品・サービス4
倉庫保管サービス
倉庫業法に基づく一般倉庫及び保税蔵置場での物品保管。保管料収入の他、入出庫・配送・軽易加工等の附帯サービスを提供。
港湾運送サービス
四日市港等における船内荷役、沿岸荷役、はしけ運送、通関等。海上輸送と陸上輸送を接続する港湾物流サービス。
陸上運送サービス
貨物自動車運送事業法に基づくトラック運送及び鉄道利用運送。三重県・愛知県等の広域エリアで展開。
国際複合輸送サービス
輸出入貨物に対し、スルーB/Lを発行し最適な輸送手段で一貫輸送。航空貨物運送代理店業務も提供。

02その他(不動産・ゴルフ場経営等)その他

不動産業、ゴルフ場経営、自動車整備業、情報システム開発・保守、水素供給事業等を展開。物流事業に付随する事業やグループ資産を活用した事業。

製品と技術

倉庫業:一般倉庫・保税蔵置場と附帯サービス

倉庫業は同社の主体業務であり、倉庫業法に基づく一般倉庫のほか、関税法に基づく保税蔵置場も運営する。保管料の他、入出庫・配送・軽易加工の附帯サービスから収入を得る。倉荷証券発行の許可も有し、担保金融の便益も提供する。同社グループには極東冷蔵(冷凍倉庫)、四港サイロ、中部コールセンターなど専門性の高い子会社が含まれ、化学品、冷凍品、消費財など多様な貨物に対応する。

港湾運送業:四日市港を核とした多港展開

港湾運送業では、船内荷役、はしけ運送、沿岸荷役などを手掛ける。四日市港が主力だが、名古屋港では沿岸荷役、鹿島港・水島港・横浜港では一般港湾運送(限定)、大阪港では沿岸荷役を営む。通関業も名古屋、横浜、大阪、神戸、門司、東京、函館の各税関で許可を得ている。コンテナターミナル運営やタグサービスもグループ会社が担い、港湾物流のワンストップサービスを提供する。

国際複合輸送業:スルーB/Lによる一貫輸送

国際複合輸送業では、輸出入貨物に対してスルーB/Lを発行し、最適な輸送手段を組み合わせて荷主の指定場所から指定場所まで一貫して運送する。航空貨物運送代理店業務も行う。海外にはアメリカ、タイ、インドネシア、香港、フィリピン、マレーシア、ドイツ、メキシコ、中国、ベトナム、カンボジアに現地法人を持ち、グローバルネットワークを構築。フォワーディングシステムを順次展開し、業務の効率化と安定性向上を進めている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

倉庫・運輸関連業のなかでの位置

中部圏倉庫で一定規模、大手と差別化難

日本トランスシティは中部地方を地盤とする倉庫・運輸業者です。同業の三菱倉庫、三井倉庫ホールディングス、住友倉庫などの大手に比べ、規模は中堅です。売上高は約1250億円で安定、営業利益率は6%台と堅調ですが、大手との差別化が難しく、価格競争にさらされています。地盤エリアでの深耕と効率化が求められます。

強み

  • 名古屋港など中部経済圏に強固な拠点を持ち、地元企業と取引。
  • 営業利益率6%超を維持し、財務体質は健全。
  • 倉庫保管に加え、運送・港湾荷役など一貫サービスを提供。
  • 売上高が緩やかに増加傾向で、需要基盤は堅調。

課題

  • 三菱倉庫など大手に比べ規模・ネットワークで劣る。
  • 物流業界全体でドライバー不足が深刻化し、コスト増要因。
  • 倉庫賃料の上昇や設備投資負担が利益を圧迫する可能性。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

物流・運輸の時価総額近傍。太字が日本トランスシティ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12874横浜冷凍1,302億円41.1倍
29039サカイ引越センター1,272億円14.1倍
39304澁澤倉庫1,258億円18.5倍
49090AZ-COM丸和ホールディングス1,214億円16.9倍
59008京王電鉄941億円10.8倍
69310日本トランスシティ934億円13.3倍
73946トーモク863億円10.0倍
89324安田倉庫764億円10.8倍
93232三重交通グループホールディングス652億円9.8倍
108005スクロール600億円21.5倍
111301極洋568億円8.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(物流・運輸)に従っています。

会社の歴史

沿革 48件

港湾統制令に基づく創業と戦中・戦後の合併(1942〜1949年)

1942年12月、港湾運送業等統制令に基づき、資本金100万円で四日市港運株式会社として設立された。翌1943年11月には四日市港湾荷役株式会社(現・四日市海運)を設立。終戦直後の1945年10月、1895年7月設立の旧四日市倉庫株式会社を合併し、商号を四日市港運倉庫株式会社に変更した。1947年5月には冷凍倉庫部門を分離し極東冷蔵を設立。1949年5月に商号を四日市倉庫株式会社と改め、同年11月に名古屋証券取引所へ株式を上場した。

上場後の事業拡大と多角化の推進(1950〜1991年)

1950年7月に通運事業と一般貸切貨物自動車運送事業を開始し、陸上運送に参入。1961年10月には東京証券取引所市場第一部に上場を果たす。1963年5月にセントラル自動車整備を設立し、自動車整備事業に進出。1970年には資本金20億円に増資し、朝日海運へ資本参加。1977年に四倉不動産(現・ヨンソー開発)を設立し不動産業を開始。1981年には住友商事との合弁で中部コールセンターを設立。1985年には米国にYokkaichi America Corporationを設立し、海外展開の第一歩を踏み出した。1990年から1991年にかけてタイ、シンガポールにも現地法人を設立し、資本金を77億9千万円に拡大した。

日本トランスシティへの社名変更と国際ネットワークの拡充(1992〜2005年)

1992年4月、社名を日本トランスシティ株式会社に変更。1995年には創業100周年を迎え、同年12月に香港にTrancy Logistics (H.K.)を設立。四日市港国際物流センターが1996年に稼働した。1998年には輸出貨物部でISO9002認証を取得。2000年以降、フィリピン、マレーシア、インドネシア、ドイツ、メキシコ、中国へと現地法人を相次いで設立した。2002年には消費財専用物流センター「イオン中部RDC」が稼働し、同年にISO14001認証を取得。2004年にはタイで自動車部品専用物流センターが稼働し、国際複合輸送の体制を強化した。

アジア新興国への進出とグループ再編(2005〜2014年)

2005年に上海現地法人を設立し、同年資本金84億1千万円に増資。2010年にはベトナム(ハノイ)に進出、2011年にはカンボジアにも拠点を設けた。一方、2011年にはシンガポール現地法人を清算し、拠点の選択と集中を進めた。2014年にはJSR物流への資本参加(ジェイトランスに商号変更)や霞北埠頭流通センターの設立、ベトナムでの保税倉庫稼働など、既存事業の拡充と新領域への進出を同時に進めた。同年にはタイにTrancy Distribution (Thailand)を設立し、物流サービスを多角化した。

プライム市場移行と新たな連携の模索(2022年〜現在)

2022年4月の東京証券取引所市場区分見直しにより、市場第一部からプライム市場に移行。同日、名古屋証券取引所ではプレミア市場に変更された。同年4月には住友電装および伊勢湾倉庫と共同でSTコネクトロジスティクスを設立、同年10月には百五銀行と共同でLocal Design Mieを設立し、地域企業との連携を強化した。2023年8月には自動車部品専用物流センター「三重朝日物流センター」が稼働。2025年3月期の売上高は1,248億円、営業利益78億円と堅調に推移している。

年表48件を開く

1940年代

  • 1942年12月創業港湾運送業等統制令に基づき、資本金100万円をもって四日市港運株式会社として設立。
  • 1943年11月四日市港湾荷役株式会社(現・四日市海運株式会社・連結子会社)を設立。
  • 1945年10月創業旧四日市倉庫株式会社(1895年7月設立)を合併し、商号を四日市港運倉庫株式会社と変更。
  • 1947年5月冷凍倉庫部門を分離し、極東冷蔵株式会社(現・連結子会社)を設立。
  • 1949年5月商号変更商号を四日市倉庫株式会社に変更。
  • 1949年11月上場名古屋証券取引所へ株式を上場。

1950年代

  • 1950年7月通運事業および一般貸切貨物自動車運送事業を開始。

1960年代

  • 1961年10月上場東京証券取引所市場第一部へ株式を上場。
  • 1963年5月セントラル自動車整備株式会社(現・連結子会社)を設立。

1970年代

  • 1970年6月資本金を20億円に増資。
  • 1970年7月朝日海運株式会社(現・連結子会社)へ資本参加。
  • 1977年2月四倉不動産株式会社(現・ヨンソー開発株式会社・連結子会社)を設立。

1980年代

  • 1981年6月住友商事株式会社との合弁で、中部コールセンター株式会社を設立。
  • 1985年5月Yokkaichi America Corporation(現・Trancy Logistics America Corporation・連結子会社)をロ サンゼルス(アメリカ合衆国)に設立。
  • 1987年10月公募新株式発行により資本金を39億3千8百万円に増資。

1990年代

  • 1990年10月Yokkaichi(Thailand)Co.,Ltd.(現・Trancy Logistics(Thailand)Co.,Ltd.・連結子会社)をバンコ ク(タイ)に設立。
  • 1991年10月資本金77億9千万円となる。
  • 1991年10月創業Trancy Logistics(Singapore)Pte.Ltd.をシンガポールに設立。
  • 1992年4月商号変更日本トランスシティ株式会社に社名変更。
  • 1995年7月創業創業百周年。
  • 1995年12月Trancy Logistics(H.K.)Ltd.(現・連結子会社)を香港に設立。
  • 1996年3月創業四日市港国際物流センター株式会社が稼働。(会社設立:1994年4月)
  • 1997年3月東京支店東松山物流センターが完成。
  • 1998年5月輸出貨物部(現国際物流部)ISO9002の認証取得。
  • 1998年8月大阪支店枚方物流センターが完成。

2000年代

  • 2000年5月創業Trancy Logistics Philippines,Inc.をマニラ(フィリピン)に設立。
  • 2000年9月創業Trancy Logistics(Malaysia)Sdn.Bhd.をペタリングジャヤ(マレーシア)に設立。
  • 2000年12月PT.Naditama-Trancy Logistics Indonesia(現・連結子会社)をジャカルタに設立。
  • 2001年2月株式会社東西荷扱所(現・連結子会社)へ資本参加。
  • 2001年10月創業Trancy Logistics(Europe)GmbHをデュッセルドルフ(ドイツ)に設立。
  • 2002年1月消費財専用物流センター運営のため、連結子会社「トランスシティロジスティクス中部株式会社」を設立。
  • 2002年6月ISO14001の認証取得。
  • 2002年10月消費財専用物流センター「イオン中部RDC」が稼働。
  • 2004年7月タイにおいて自動車部品専用物流センターが稼働。
  • 2004年8月創業Trancy Logistics Mexico S.A.de C.V.をアグアスカリエンテス(メキシコ)に設立。
  • 2005年4月資本金81億2千万円となる。
  • 2005年9月資本金84億1千万円となる。
  • 2005年12月Trancy Logistics(Shanghai)Co.,Ltd.(現・連結子会社)を上海(中国)に設立。
  • 2006年12月資本金84億2千万円となる。

2010年代

  • 2010年1月Trancy Logistics(Vietnam)Co.,Ltd.(現・連結子会社)をハノイ(ベトナム)に設立。
  • 2011年8月創業Trancy Logistics(Cambodia)Co.,Ltd.をプノンペン(カンボジア)に設立。
  • 2011年12月Trancy Logistics(Singapore)Pte.,Ltd.を清算。
  • 2014年4月商号変更JSR物流株式会社へ資本参加し、社名をジェイトランス株式会社(現・連結子会社)に変更。霞北埠頭流通センター株式会社(現・連結子会社)を設立。 Trancy Distribution(Vietnam)Co.,Ltd.(現・連結子会社)をハノイ(ベトナム)に設立。霞北埠頭流通センターが稼働。東京支店幸手物流センターが稼働。 Trancy Distribution(Thailand)Co.,Ltd.(現・連結子会社)をバンコク(タイ)に設立。霞バイオマスセンターが稼働。ベトナムにおいて保税倉庫が稼働。

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。
  • 2022年4月上場名古屋証券取引所における上場制度の整備により、市場第一部からプレミア市場に変更。
  • 2022年4月創業住友電装株式会社および伊勢湾倉庫株式会社と共同でSTコネクトロジスティクス株式会社を設立。
  • 2022年10月創業株式会社百五銀行と共同でLocal Design Mie株式会社を設立。
  • 2023年8月自動車部品専用物流センター「三重朝日物流センター」が稼働。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2028年度まで1,400億円
  • 経常利益(経常利益率)2028年度まで110億円(7.0%以上の維持)
  • 投資目標2028年度まで350億円
  • 配当配当性向40%もしくはDOE2.0%のいずれか高い金額
  • 自己株取得30億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    経営基盤の強化

    拠点整備、四日市港の機能最適化、国際事業の拡大、戦略的提携、人材育成と体制構築、コスト管理、省人省力化、安全・品質向上に取り組み、物流サービスの安定供給と利益率向上を図る。

  2. 02

    業態のベストミックスによる収益性向上

    倉庫・港湾・陸運・国際複合輸送の4業態を横断展開し相互補完を強化。特殊化学品や半導体関連などの高付加価値貨物の取扱拡大、新地域への事業展開を進める。

  3. 03

    資本最適化とIR推進

    配当性向やDOEに基づく安定配当と自己株式取得による株主還元、自己株式や政策保有株への対応による最適資本構成、投資家との対話強化と情報開示充実を図る。

  4. 04

    サステナビリティ経営の推進

    GHG排出削減、ダイバーシティと健康経営の推進、地域社会への貢献、ガバナンス強化とコンプライアンス遵守、BCP計画実行による物流サービスの持続的提供に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,442人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は734万円で、9期前と比べて+6.2%平均年齢は40.6歳、平均勤続年数は15.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月2,214
2018年3月2,238
2019年3月69238.214.42,295
2020年3月68538.314.62,341
2021年3月68038.414.62,345
2022年3月69838.915.02,334
2023年3月69340.017.12,436
2024年3月70239.715.12,492
2025年3月70340.115.52,472316
2026年3月73440.615.72,442348

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率2.6%
縦線は目安の30%
男性育休取得率67.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)54.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社27(国内 23 / 海外 4、うち連結子会社 22) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
中部支社 — 三重県四日市市337億円
総合物流事業
東京支店幸手営業所 — 埼玉県幸手市8,867百万円
総合物流事業
東京支店大和営業所 — 神奈川県大和市4,470百万円
総合物流事業
三重県 四日市市3,947百万円
総合物流 事業
大阪支店枚方営業所 — 大阪府枚方市3,634百万円
総合物流事業
東京支店東松山営業所 — 埼玉県東松山市2,923百万円
総合物流事業
鹿島支店 — 茨城県神栖市1,595百万円
総合物流事業
総合物流 事業 — タイ国 バンコク市1,496百万円
名古屋支店西春営業所 — 愛知県北名古屋市945百万円
総合物流事業
三重県 四日市市872百万円
総合物流 事業
ほか13件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    四日市ポートサービス株式会社
    三重県四日市市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    四日市海運株式会社
    三重県四日市市 · 連結子会社
    議決権88.8%
  • 国内
    朝日海運株式会社
    大阪府泉大津市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    極東冷蔵株式会社
    三重県四日市市 · 連結子会社
    議決権91.9%
  • 国内
    四倉運輸株式会社
    三重県四日市市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社トランスシティサービス
    埼玉県東松山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    関西トランスシティサービス株式会社
    大阪府枚方市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    四日市物流サービス株式会社
    三重県四日市市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    中部トランスシティサービス株式会社
    愛知県北名古屋市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    トランスシティロジスティクス中部株式会社
    三重県四日市市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社東西荷扱所
    神奈川県横浜市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    STコネクトロジスティクス株式会社
    三重県四日市市 · 連結子会社
    議決権60.0%
残りのグループ会社15社を開く
  • 霞北埠頭流通センター株式会社三重県四日市市83%
  • Trancy Logistics America Corporation米国ケンタッキー州 アーランガー100%
  • Trancy Logistics (Thailand)Co.,Ltd.タイ国バンコク市49%
  • Trancy Logistics (Shanghai)Co.,Ltd.中国上海市100%
  • Trancy Distribution (Vietnam)Co.,Ltd.ベトナム ハノイ市100%
  • セントラル自動車整備株式会社三重県四日市市100%
  • 三鈴カントリー株式会社三重県鈴鹿市100%
  • ヨンソー開発株式会社三重県四日市市100%
  • その他15社
  • 南大阪埠頭株式会社大阪府泉大津市56%
  • 中部コールセンター株式会社三重県四日市市45%
  • 四日市港国際物流センター株式会社三重県四日市市50%
  • 株式会社四日市ミート・センター三重県四日市市50%
  • 高橋梱包運輸株式会社神奈川県座間市33%
  • その他4社

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,255億円営業利益85億円前期と比べると増収増益で、売上が+0.6%、利益が+9.0%。

売上高
+0.6%
1,255億円
営業利益
+9.0%
85億円
純利益
+10.0%
66億円
営業利益率
6.8%
前期比 +0.5%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,300億円1,255億円
営業利益86億円85億円
純利益67億円66億円
1株あたり配当¥43.5¥43.5

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は321億円、営業利益は22億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+1.6%、営業利益は+22.2%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q3416
2024年1Q316185.715
2024年2Q306144.611
2024年3Q309196.115
2024年4Q2955
2025年2Q616406.532
2025年4Q632386.028
2026年2Q621436.932
2026年4Q634426.634
2027年1Q321226.918

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は847億円から1,255億円へ1.5倍に増えた。直近期の営業利益率は6.8%。売上は2期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月8474019
JSR物流株式会社へ資本参加し、社名をジェイトランス株式会社(現・連結子会社)に変更。霞北埠頭流通センター株式会社(現・連結子会社)を設立。 Trancy Distribution(Vietnam)Co.,Ltd.(現・連結子会社)をハノイ(ベトナム)に設立。霞北埠頭流通センターが稼働。東京支店幸手物流センターが稼働。 Trancy Distribution(Thailand)Co.,Ltd.(現・連結子会社)をバンコク(タイ)に設立。霞バイオマスセンターが稼働。ベトナムにおいて保税倉庫が稼働。
2014年3月8864427
2015年3月9254128
2016年3月9324530
2017年3月9133840
2018年3月9563121
2019年3月1,0014427
2020年3月1,0164530
2021年3月1,0125346
住友電装株式会社および伊勢湾倉庫株式会社と共同でSTコネクトロジスティクス株式会社を設立。
2022年3月1,1688456
2023年3月1,3419062
2024年3月1,2267446
2025年3月1,24878886.360
2026年3月1,25585956.866

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,255億円のうち、営業利益として残るのは85億円6.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は66億円、売上の5.3%にあたる。営業利益率は業種中央値5.4%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金87.4%1,097億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金5.7%72億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.8%85億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
12.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.4pt
6.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.3pt
5.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.0pt
6.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが93億円、投資CFが−62億円で、差し引きのフリーCFは31億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は242億円で、売上の2.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月29−22−18799
2014年3月59−27−932126
2015年3月42−41−131117
2016年3月53−21−4432107
2017年3月55−10651−51107
2018年3月29−11977−9095
2019年3月80−23−3357120
2020年3月71−75−10−4106
2021年3月86−35−3451123
2022年3月73−25−3648137
2023年3月116−30−3386195
2024年3月73−180122−107215
2025年3月151−31−74120268
2026年3月93−62−6031242

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,747億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,060億円で、自己資本比率は57.9%(業種中央値56.9%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月90942848145.9
2014年3月95545150446.1
2015年3月1,00050149948.6
2016年3月97551046550.7
2017年3月1,12855956948.1
2018年3月1,21058662446.8
2019年3月1,21759662147.3
2020年3月1,21261060248.5
2021年3月1,25567058551.5
2022年3月1,29972857154.1
2023年3月1,37279757555.9
2024年3月1,60389271153.3
2025年3月1,65495669855.1
2026年3月1,7471,06068757.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
254億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
717億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
4億円
在庫として抱えている分
負債合計
687億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
83
/ 100
安定性自己資本比率39 / 40
収益力営業利益率14 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

倉庫・運輸関連業 31社との比較

同じ倉庫・運輸関連業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率31社中10位あたり、逆に低いのは売上成長率31社中22位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
6.9%/中央値 6.9%
P25 5.6%P75 8.7%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
6.8%/中央値 5.4%
P25 3.4%P75 7.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
57.9%/中央値 56.9%
P25 45.8%P75 65.3%
売上成長率前期からの売上の伸び
0.6%/中央値 3.0%
P25 0.3%P75 6.1%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.1%/中央値 2.9%
P25 2.0%P75 3.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,407で、1年前と比べて+25.4%過去52週の値幅のなかでは83%の位置にある。

¥1,407-2.9%1ヶ月+3.2%1年+25.4%時価総額934億円
過去52週の値幅
安値¥1,053高値¥1,479

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)13.3倍
PER (会社予想)13.1倍
PBR0.84倍
配当利回り3.09%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は1388円で、25日移動平均線(1279円)を8.5%上回り、75日線(1189.33円)も大きく上回っています。52週高値(1445円)に迫る水準で、52週安値(1053円)からは31.8%上昇しています。7月に入り上昇基調が続き、7月29日に1377円、8月6日に1388円と高値を更新しています。出来高は増加傾向で、7月29日には212700株と活況です。RSIは72.2と買われすぎ圏にあり、過熱感も見られます。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PER 13.15倍は業界平均13.51倍とほぼ同水準、PBR 0.85倍は平均0.96倍を下回り割安感がある。ROE 6.9%は平均的な水準で、配当利回り3.1%は平均2.91%を上回る。売上高は安定し、営業利益率も6%台で堅調。ただし、PBRの低さは成長性への評価が低い可能性もあり、総合的に妥当圏内。「ほぼ妥当」とする。

指標この会社業種平均
PER (実績)13.3倍13.9倍
PER (予想)13.1倍
PBR0.84倍0.98倍
ROE6.9%7.3%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

中核市場の石油化学産業の需要動向と、物流事業の収益安定性が投資論点。強気派は、四日市港のハブ機能の重要性や、周辺インフラ整備の恩恵、堅調な物流需要を評価し、株価も上昇傾向にある。一方弱気派は、化学業界の需要減速や、競争激化による物流単価の低下を懸念する。また、PBR0.85倍と割安であるが、成長性に乏しいとの見方もある。

プラスに働く材料7
  • 安定収益と配当

    営業利益率6%台と安定し、配当利回り3.1%と魅力的。

  • 地盤の強さ

    四日市港の物流で圧倒的なシェアを持ち、競争参入障壁が高い。

  • 周辺インフラ成長

    港湾や道路の整備により、物流需要の拡大が期待できる。

  • 営業利益85億円と前期比9%増益通年影響

    営業利益は78億円から85億円、純利益は60億円から66億円へ増加。

  • 売上高1255億円と増収を維持通年影響

    売上高は1248億円から1255億円へ0.6%増加した。

  • 配当利回り3.1%で安定収益継続影響

    配当利回り3.1%を確保し、株価下値を支えやすい。

  • PBR0.85倍と純資産割れ水準継続影響

    PBR0.8486倍と1倍を下回り、資産価値に対して割安だ。

マイナスに働く材料7
  • 成長の限界

    成熟産業で、売上高は横ばい傾向にあり大規模成長は見込みにくい。

  • 需要減退リスク

    石油化学業界の設備投資縮小や需要減が物流量に影響する。

  • 人件費・燃料費

    物流コストの上昇が利益を圧迫する可能性がある。

  • 営業利益率6.77%と低水準通年影響

    営業利益率6.77%は10%を下回り、本業の収益力は高くない。

  • 売上高伸び率0.6%とほぼ横ばい通年影響

    売上高の増加は7億円程度で、成長性に乏しい。

  • ROE6.9%と資本効率が低い継続影響

    ROE6.9%は低く、PBR0.85倍など市場の成長期待は限定的だ。

  • 株価は1年で25.45%上昇し過熱感不定影響

    株価は過去1年で25.45%上昇しており、短期的な利食い売りが出やすい。

次の決算で確かめる点
倉庫稼働率
倉庫業の収益性に直結し、需要動向を反映する。
取扱貨物量
港湾・陸上運送の需要規模と変動を測る。
物流単価
競争環境と収益性を判断する重要指標。
営業利益率
コスト管理と事業の収益力を確認。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり43.5で、前期から+10.3%いまの株価に対する利回りは3.09%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥43.5
1株あたり
配当利回り
3.09%
いまの株価に対して
配当性向
49.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1019.4
2018年3月100.043.0
2019年3月100.031.1
2020年3月100.029.2
2021年3月100.024.3
2022年3月115.016.6
2023年3月129.517.5
2024年3月1313.026.9
2025年3月39200.054.8
2026年3月4310.349.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥43.5

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ5,381人。区分でいちばん多いのは金融機関37.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が56.4%を占め、残る43.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
金融機関41.241.741.139.436.737.8
個人・その他34.334.336.337.736.335.3
事業法人15.815.415.815.618.818.6
外国法人8.38.06.26.27.07.5
自己株式4.54.24.35.46.96.8
証券会社0.50.50.71.11.10.8
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)8.96
02明治安田生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)6.02
03株式会社三菱UFJ銀行4.28
04株式会社百五銀行4.04
05株式会社三十三銀行4.04
06株式会社日本カストディ銀行2.78
07日本トランスシティグループ社員持株会2.48
08三菱UFJ信託銀行株式会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)2.26
09セイノーホールディングス株式会社2.22
10蒼栄会2.09

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+256%、1株純資産は14期で+152%。直近期のROEは6.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月306484.712.535.3
2014年3月426856.37.6
2015年3月437566.08.631.2
2016年3月467716.08.232.0
2017年3月638497.87.419.4
2018年3月338843.814.443.0
2019年3月418984.710.731.1
2020年3月479165.29.829.2
2021年3月721,0097.57.824.3
2022年3月871,0928.36.916.6
2023年3月961,1928.46.417.5
2024年3月731,3465.79.326.9
2025年3月961,4596.89.354.8
2026年3月1061,6366.911.749.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額193百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢
安藤仁代表取締役社長 社長執行役員 営業本部長兼管理本部長67
青井光大代表取締役 専務執行役員 営業本部副本部長63
田中克典取締役 常務執行役員 管理本部副本部長62
小川謙取締役78
豊田長康取締役76
武内彦司取締役71
出口綾子取締役79
安岡隆一監査役(常勤)59
師井勝也監査役(常勤)60
永田昭夫監査役77
油家正監査役78
伊藤友一監査役71

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)61201912020
社外取締役755558
監査役1181818

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,290字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社45社および関連会社15社で構成され、総合物流事業として倉庫業、港湾運送業、陸上運送業、国際複合輸送業、その他を営む他、その他の事業として不動産業、ゴルフ場経営、自動車整備業等を営んでおります。当社グループの事業に係わる位置付けおよびセグメントとの関連は、次のとおりであります。 (1)総合物流事業 (倉庫業) 当事業は、当社の主体業務であり、寄託を受けた物品を倉庫に保管し、その対価として保管料を収受しております。当社は、倉庫業法に基づく倉庫営業の許可を受け(一部施設においては、関税法に基づく保税蔵置場の許可を受けております。)、保管貨物の受渡しおよび担保金融に便益を提供するための倉荷証券発行の許可も受けております。倉庫保管業務に関連して寄託貨物の入出庫、配送および軽易な加工業務を行い、その対価として荷役料、配送料および附帯・物流加工料を収受しております。 [関係会社] ㈱トランスシティサービス、関西トランスシティサービス㈱、四日市物流サービス㈱、中部トランスシティサービス㈱、鹿島トランスシティサービス㈱、トランスシティロジスティクス中部㈱、トランスシティロジワークス三重㈱、水島トランスシティサービス㈱、ジェイトランス㈱、STコネクトロジスティクス㈱、極東冷蔵㈱、四港サイロ㈱、南大阪埠頭㈱、霞北埠頭流通センター㈱、中部コールセンター㈱、四日市港国際物流センター㈱、高橋梱包運輸㈱、東海団地倉庫㈱、タカスエトランスポート㈱ (港湾運送業) 港湾運送事業とは、港湾において海上輸送と陸上輸送を接続させるもので、国土交通省の許可を必要とする貨物の船積みおよび陸揚げ作業および荷捌きを行う事業とこれに付随する事業を行っております。 当社および当社関係会社は、四日市港において港湾運送事業法に規定する一般港湾運送事業、船内荷役事業、はしけ運送事業、沿岸荷役事業を営み、名古屋港では沿岸荷役事業、鹿島港、水島港、横浜港では一般港湾運送事業(限定)、大阪港では沿岸荷役事業を営んでおります。また、名古屋、横浜、大阪、神戸、門司、東京、函館の各税関から通関業の許可を受けております。当事業の主な収入は、船内荷役料、沿岸荷役料、上屋保管料、通関料等から構成されます。 [関係会社] 四日市海運㈱、朝日海運㈱、四日市ポートサービス㈱、㈱東西荷扱所、ジェイトランス㈱、愛三商船㈱、ワイケイ物流サービス㈱、四日市コンテナターミナル㈱、四日市梱包㈱、四日市タグサービス㈱、四日市港埠頭㈱ (陸上運送業) 貨物自動車運送事業法、貨物利用運送事業法に基づき、三重県、愛知県、岐阜県、滋賀県、大阪府、兵庫県、岡山県、福岡県、茨城県および首都圏において、貨物自動車運送業および貨物利用運送事業を行っております。ま た、鉄道を利用した利用運送事業を関西線四日市駅、東海道本線名古屋貨物ターミナル駅、大阪貨物ターミナル駅、水島臨海鉄道東水島駅および鹿島臨海鉄道神栖駅において行っております。 [関係会社] 四倉運輸㈱、九州シティフレイト㈱、鹿島シティフレイト㈱、中部シティフレイト㈱、大阪シティフレイト㈱、関東シティフレイト㈱、ジェイトランス㈱、TSトランスポート㈱、亀山トランスポート㈱、伊勢運輸㈱ (国際複合輸送業) 輸出入貨物を荷送人の指定場所から荷受人の指定場所まで、一貫した運送責任を持ったスルーB/Lを発行し最適 な輸送手段を用いて運送を行う国際複合輸送業、国際間の航空貨物の運送に関する諸業務を行う航空貨物運送代理店業を行っております。 [関係会社] Trancy Logistics America Corporation、Trancy Logistics(Thailand)Co.,Ltd.、 Trancy Distribution(Thailand)Co.,Ltd.、PT.Naditama-Trancy Logistics Indonesia、 Trancy Logistics(H.K.)Ltd.、Trancy Logistics Philippines,Inc.、 Trancy Logistics(Europe)GmbH、Trancy Logistics Mexico S.A.de C.V.、 Trancy Logistics(Shanghai)Co.,Ltd.、Trancy Logistics(Malaysia)Sdn.Bhd.、 Trancy Logistics(Vietnam)Co.,Ltd.、Trancy Distribution(Vietnam)Co.,Ltd. Trancy Logistics(Cambodia)Co.,Ltd.、ジェイトランス㈱ (その他) 取引先工場内の作業の請負などを行っております。 [関係会社] ジェイトランス㈱、Local Design Mie㈱、四日市ケミカルステーション㈱ (2)その他 不動産業、建設業、損害保険代理店業、自動車整備業、ゴルフ場、情報システムの企画・開発・保守および運用管理業務、水素供給事業を営んでおります。 [関係会社] ヨンソー開発㈱、三鈴カントリー㈱、セントラル自動車整備㈱、トランスシティコンピュータサービス㈱、霞北埠頭流通センター㈱、㈱四日市ミート・センター、多度開発㈱、みえ水素ステーション(同) 事業の内容と当社および子会社、関連会社の当該事業における位置づけならびにセグメントの関連など事業系統図を示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,465字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境および対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 当社グループでは、グループの存在意義である企業理念として「地域とともに生き、広く社会の発展に貢献する」を掲げております。常に新しい領域への進出の可能性を求めるとともに、進出した地域の人々や社会と融和し、地域文化の発展に尽力しております。当社グループは、お客さまの物流部門の一翼を担う企業として、お客さまに喜んでいただけるサービスを提供し続け、事業を通じて地域の社会や経済の発展に貢献してまいります。 今後のわが国経済は、設備投資や個人消費などの下支えにより緩やかな回復が期待される一方、中東情勢などの地政学的リスクの影響等もあり、引き続き先行き不透明な状況が続く見通しです。 物流業界においては、荷動きの回復が見込まれるものの、労働力不足やコスト上昇といった構造的課題が依然として顕在しています。今後も社会インフラである物流サービスの安定供給を維持するため、事業環境の変化に対する迅速かつ柔軟な対応が求められる状況が続くものと思われます。 このような状況のもと、当社グループでは、2026年度を初年度とする中期経営計画において、スローガン『基礎を鍛え、価値を磨き、そして前へ』を掲げ、1.経営基盤の強化、2.業態のベストミックスの追求による利益率の向上、3.資本最適化とIRの統合的推進、4.サステナビリティ経営の推進に基づき、様々な施策を実施してまいります。 1.経営基盤の強化 (1)拠点整備 北海道石狩市における「共配センター」の安定稼働および三重県桑名郡木曽岬町における「危険品物流拠点」の整備を推進してまいります。また、注力事業への設備投資および中長期的な拠点整備を検討してまいります。 (2)四日市港 四日市港霞ヶ浦北埠頭におけるコンテナ専用耐震岸壁の供用開始に向けた集荷活動の強化ならびに港湾機能の最適化に取り組んでまいります。 (3)海外 国際事業部を中心に、将来性の高い海外市場での収益拡大ならびに国内拠点との連携強化による国際複合輸送の取扱い拡大に取り組んでまいります。 (4)他企業との連携・提携 戦略的な連携・提携の推進による、更なる事業拡大およびグループの競争力強化に取り組んでまいります。 (5)人財 成長戦略を支える人財の育成ならびに人財の役割および配置の適正化を図るなど、多様な人財が活躍できる環境・体制の構築に取り組んでまいります。 (6)運営体制 運営体制の強化による事業の拡大・再活性化ならびに営業力の強化およびトータルロジスティクスを推進する体制の構築に取り組んでまいります。また、持続可能な労務体制の再構築に取り組んでまいります。 (7)コスト管理 グループ全体の資産および購買を集中管理することで効果的な活用および原価低減を図るなど、利益率向上に取り組んでまいります。 (8)システム・省人省力化 BPR(Business Process Re-engineering)および省人・省力化を進めることで生産性の向上ならびに物流サービスの安定化を図るとともに、トータルロジスティクス実現に向けたシステマティックな物流を推進してまいります。また、サイバーセキュリティの向上に向けた体制強化に取り組んでまいります。 (9)安全・品質 労働災害撲滅および物流事故の削減により物流品質・生産性の向上を図ることで、ステークホルダーより信頼される物流サービスの提供に取り組んでまいります。 2.業態のベストミックスの追求による利益率の向上 (1)業態軸 倉庫業、港湾運送業、陸上運送業、国際複合輸送業の4業態の横断的な事業展開ならびに更なる相互補完により、収益性の最大化を図る戦略的な事業活動を実施してまいります。 (2)貨物軸 新たな軸となる特殊化学品・半導体関連貨物などの高付加価値貨物の取扱拡大ならびに港湾における新たなバルク貨物の創出に取り組んでまいります。 (3)地域軸 既存の活動エリアにおける組織横断型の事業活動ならびに新たな活動エリアへの事業展開による事業拡大に取り組んでまいります。 3.資本最適化とIRの統合的推進 (1)株主政策 株主還元として配当性向・DOEにもとづき安定した配当を実施するため、事業活動を通じた中長期的な成長による企業価値の向上に取り組んでまいります。 (2)資金のフロー化 資本効率を高めつつ最適資本構成を図るため、自己株式や政策保有株式への対応など、B/Sマネジメントに取り組んでまいります。 (3)IR活動 投資家などステークホルダーとの対話を強化し、情報開示の充実を図ることで相互理解を深め、企業価値向上に取り組んでまいります。 4.サステナビリティ経営の推進 (1)環境(E) 環境に配慮した事業活動を推進することで、GHG排出量の削減に取り組んでまいります。 (2)社会(S) 多様な人財が活躍できるよう人財育成を促進し、ダイバーシティを推進するとともに、健康経営に取り組んでまいります。また、事業活動等をとおして地域社会への貢献に取り組んでまいります。 (3)ガバナンス(G) 社会における責任ある企業として、ガバナンス体制の高度化を図り、コンプライアンスを遵守するとともに、BCP計画を実行し、社会インフラである物流サービスを持続的に提供してまいります。 [経営指標目標] 項目   指標   新中計最終年度(2028年度)目標 業績目標   売上高   1,400億円 経常利益(経常利益率)   110億円(7.0%以上の維持) 投資目標   350億円 株主還元   配当   配当性向40%もしくはDOE2.0%のいずれか高い金額 自己株取得   30億円 業績・財務状況に応じ、機動的に実行
事業等のリスク3,805字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状況、経営成績およびキャッシュ・フローの状況に重要な影響を及ぼす可能性があると認識しているリスクは、以下のとおりです。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営環境の変化によるリスク 当社グループでは、倉庫業、港湾運送業、陸上運送業、国際複合輸送業、その他の5つの事業を中心とした総合物流事業を主たる事業としていることから、国内外景気の動向には、少なからず影響を受けることとなります。国内外の景気が低迷する場面においては、顧客企業による在庫調整や一般消費の落ち込みが発生することから、倉庫業では、保管貨物および取扱量が減少いたします。港湾運送業では、輸出入の落ち込みに伴い、コンテナ貨物や原料貨物等の取扱量が減少いたします。陸上運送業、国際複合輸送業においては、荷動きの停滞や輸出入の低迷に伴い全般的に貨物輸送量が減少いたします。また、荷主からの物流合理化要請や同業他社間の競争の激化により収支が悪化することが予想されるなど、当社グループの経営成績および財務状況等に大きな影響を及ぼす可能性があります。しかしながら、当社の取扱貨物は非常に多岐に及んでいることから、特定の業界や特定の国、地域において景況の落ち込みが発生した場合において、その影響が限定的に留まったケースも過去にはございます。 (2)規制・法令違反リスク 当社グループでは、「企業理念」、「行動指針」および「行動規範」を定めた「日本トランスシティグループ企業倫理要綱」を役員および従業員に周知することで、法令・社会倫理の遵守を企業活動の基盤としております。また、行動規範では、「企業の事業活動に適用される日本および他の国の法令等を遵守し、また、企業活動に関わる国・地域の社会と共存していくために、その文化・慣習を尊重します。」と定めており、法令遵守の強化に努めております。しかしながら、コンプライアンス上のリスクを完全には把握できない可能性があり、当社の主たる事業である総合物流事業では、各種業法をはじめとして様々な法規制を受けていることから、法令違反等により営業停止などの処分が課せられれば、当社グループの社会的信用の失墜、企業イメージの低下ならびに発生した被害等への損害賠償の発生等が想定され、当社グループの経営成績や財務状況等に多大な影響を及ぼすこととなります。当社では、コンプライアンスを確実に実施することを支援・指導する組織として、コンプライアンス委員会を設置し、同委員会の下、コンプライアンス相談窓口の設置や社員への啓蒙活動など、コンプライアンス体制・施策等の充実を図っております。また、全国で5弁護士事務所と顧問契約を締結し法令違反リスクに対応しております。 (3)安全衛生に関するリスク 当社グループでは物流事業の遂行上で重大な労働災害が発生した場合、従業員への補償の発生はもちろんのこと、当社グループの社会的な信用を失墜することになるため、当社グループの経営成績や財務状況に多大な影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、重大な労働災害の発生を未然に防止するため、オペレーション管理部内に安全品質グループを設置し、日常的な安全教育等の啓蒙活動を実施するほか、定期的なパトロールの実施や労働災害の原因究明、再発防止策の徹底、職場環境の改善を図っております。また、当社グループで伝染病の流行などにより従業員が罹患し、稼働等が困難となった場合は、経営成績、財政状態、キャッシュ・フローに影響を及ぼすことが想定されます。当社グループでは定期的に安全衛生委員会を開催するとともに従業員への安全衛生管理活動の推進および教育・啓発活動を実施し、衛生管理を徹底しております。 (4)大規模災害等リスク 当社グループでは、倉庫業、港湾運送業、陸上運送業、国際複合輸送業、その他の5つの事業を中心とした総合物流事業を主たる事業としており、倉庫等の物流施設のいずれかが地震や火災、伝染病の流行などの大規模災害により罹災し、稼働等が困難となった場合は、経営成績、財政状態、キャッシュ・フローに影響を及ぼすことが想定されます。特に、地震等の自然災害に対しては、当社グループの倉庫等の物流施設をはじめとする経営資源が中部地区、関東地区、関西地区に集中していることから、これらの地域において発生した場合には、会社経営に多大な影響が生じる事態が想定されます。当社グループにおいては、近い将来、東海地震、東南海地震、首都直下地震、中部圏・近畿圏直下地震等の大規模地震の発生が懸念されていることも鑑み、災害発生時初動マニュアルを定め、倉庫施設や建物の耐震化、非常用電源設備の導入、災害発生時の被害報告体制の強化、防災訓練を通じて社員の意識高揚や被害の軽減を図るとともに、物流施設のスクラップ・アンド・ビルドを計画的に実施しております。 (5)財務・会計リスク 当社グループの通常の取引においては、売掛債権への担保の設定や信用保証といった債権の保全はなされていないことから、万が一、顧客に対する多額の売掛債権の回収が困難となった場合には、経営成績、財政状態、キャッシュ・フローに多大な影響を及ぼすことが想定されます。当社グループにおきましては、債権の保全を図り、与信管理を強化するため、与信管理委員会を組織し、与信管理規程の定めに従い、取引先の信用情報に基づき与信ランク・与信額を設定・管理することで、不良債権の発生の防止に努めております。また、平素より売掛債権の回収サイトの短縮や立替金の早期回収に注力しており、営業債権が不良債権化しないよう管理を徹底しております。 なお、当社グループにおいては、多数の物流施設等を資産として保有しており、その中には特定の大口顧客専用の物流センターも存在します。当該物流センターの顧客との契約は有期契約となることもあり、万が一、契約更新がなされない場合には、収益の悪化に加え、固定資産の減損損失が発生するリスクがあります。このようなリスクに対しては、契約期間満了後の物流センターの汎用的な活用方法を含め検討してまいります。 (6)海外リスク 当社グループでは、中国、東南アジア、北中米、ヨーロッパにおいて海外拠点を有しております。物流事業をグローバルに展開していく上では、言語、地勢的要因、法・税制度を含む各種規制、自主規制期間を含む当局による監督、経済的・政治的不安、インフラ・通信環境や商慣習の違い等、様々な潜在的リスクが存在し、また、伝染病の流行、テロ行為、戦争・紛争の発生といった予測困難な事態の発生するリスクも存在します。これらのリスクに対しては、国際本部を中心にグループ内の情報収集を行い、顧問弁護士や外部コンサルタントの起用等を通じ、その予防、回避に努めておりますが、これらのリスクが顕在化した場合には、当社グループの経営成績や財務状況に多大な影響を及ぼす可能性があります。 (7)オペレーショナル・リスク 総合物流事業を主たる事業とする当社グループは、同時に得意先のサプライチェーンの一端を担う社会的に重要な役割を果たしております。当社グループにおける物流事業の遂行上で貨物事故、交通事故、労働災害事故などの重大な事故が発生する、あるいは、事故の発生が度重なるようなことがあれば、得意先への損害賠償の発生はもちろんのこと、当社グループの社会的な信用を失墜することになるため、当社グループの経営成績や財務状況に多大な影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは物流業務全般の品質に関するリスク(オペレーショナル・リスク)を把握、分析し、適切な品質管理体制、品質管理プロセスを保持するため、品質管理委員会を常設機関として設置し、物流品質の強化に努めております。 (8)情報リスク 当社グループでは、総合物流事業を遂行する上で必要な各種物流システムの構築・運用を行っております。また関係先企業とのデータ連携や管理系システムの運用等も企業活動上不可欠となっており、情報システムの安定的な運営は当社グループの企業活動の基盤となります。当社グループにおいて、自然災害の影響やコンピュータウイルス、外部からの侵入等により、各種システムが長時間にわたり使用出来ない事態が発生した場合、企業活動の継続に大きな支障が生じるおそれがあり、当社の経営成績や財務状況に多大な影響を及ぼす可能性があります。当社グループにおきましては、これらのリスクに対応するため、重要な情報資産に関してはセキュリティの確保と安全性を兼備した外部データセンターに設置し、運用しています。また情報セキュリティの維持・向上や安全性確保のため、複数段階でのウィルス対策、外部からの侵入対策を施している他、社内ネットワークの二重化や、重要データのバックアップなど、データ保全を行っております。さらに情報セキュリティ管理規程等、各種ルールを定めるとともに、情報セキュリティ委員会を設置し、当社グループ内の情報セキュリティ体制の維持・向上や社員教育等を実施しております。
経営成績の分析 (MD&A)7,547字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。 (1)経営成績の状況 当連結会計年度の決算の概要は次のとおりであります。 (単位:百万円) 前期   当期   前年同期比 増減額   増減率(%) 売上高   124,765   125,517   752   0.6 営業利益   7,805   8,548   743   9.5 経常利益   8,806   9,482   675   7.7 親会社株主に帰属する当期純利益   6,041   6,595   554   9.2 (経済環境) 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や底堅い設備投資を背景に内需が景気を下支えし、全体としては緩やかな回復基調を維持しました。一方で、物価上昇の継続による個人消費の力強さを欠く動きに加え、エネルギー価格の動向、また米国の通商政策、更には中東情勢などの地政学的リスクの影響などもあり、先行き不透明な状況が続きました。 (事業環境) 海外経済の減速や製造業における生産活動の停滞を受け、生産関連貨物の荷動きが低調に推移しました。一方、内需関連分野を中心とした物流需要は底堅く推移し、荷動きには持ち直しの動きが見られました。この結果、物流業界全般としては堅調な水準を維持しました。 (業績状況) 当社グループは中期経営計画に基づき、収益基盤の拡充によるトップライン向上、TRANCYグループ経営基盤の強化、ESG経営/サステナビリティの取組み推進を図ることで、業績の確保に努めてまいりました。 主な取組みは以下のとおりとなります。 ・新設したMPL事業部および国際事業部を中心とした、新たな組織体制による事業活動の展開。 ・関東エリアにおける自動車部品取扱専用センターの拡張および安定稼働による効率的運営の実施。 ・北海道石狩市における北海道営業所共配センターの建設および稼働準備の推進。 ・三重県桑名郡木曽岬町における危険品物流拠点の整備に向けた設計および建設準備の推進。 ・亀山低温危険品倉庫における機能拡充による、特殊化学品分野における物流サービスの拡充。 ・グローバル物流の最適化に向けた、フォワーディングシステムの順次展開による、業務の効率化および安定性 の向上の推進。 ・GHG排出量の削減に向けた、東松山営業所倉庫建屋への太陽光発電設備の設置、自家消費の運用開始。 ・多様な人財が活躍するための新たなキャリアパスに向けた人事制度および育成環境の整備。 ・社会貢献活動として、当社のグローバルな総合物流機能を活用したカンボジアにおける小児医療センターの開 設支援。 ・社会インフラである物流サービスの持続的・安定的な提供に向けた、BCP体制の継続的な整備。 こうした施策のもと、当連結会計年度における業績は以下のとおりとなりました。 ・売上高は、アメリカ現地法人における商流変更による減少や海上運賃の下落の影響はあるものの、新規センターの稼働、港湾貨物や陸上輸送の取扱量増加が寄与し、前年同期並み。 ・経常利益は、港湾貨物の取扱増加、効率的なオペレーションによる生産性向上、料金の適正化、受取配当金の増加などにより、前年同期比増益。 ・親会社株主に帰属する当期純利益は、投資有価証券売却益の減少があったものの、前年同期比増益。 セグメント・主要部門ごとの経営成績は、次のとおりであります。 (単位:百万円) 売上高   前年同期比 前期   当期   増減額   増減率 (%) 総合物流事業 倉庫業 港湾運送業 陸上運送業 国際複合輸送業 その他   122,710 51,893 20,882 19,789 28,511 1,633   123,442 54,174 22,004 20,015 25,522 1,725   732 2,281 1,122 225 △2,989 92   0.6 4.4 5.4 1.1 △10.5 5.6 その他の事業   2,055   2,075   20   1.0 合 計   124,765   125,517   752   0.6 セグメント・主要部門ごとの取扱等の状況は、次のとおりであります。 (総合物流事業) ・倉庫業は、前年同期に比べ、期中平均保管残高は0.4%減少(54万3千トン)、貨物取扱数量は5.3%減少(846万9千トン)、保管貨物回転率64.7%と低下。 ・港湾運送業は、前年同期に比べ、四日市港における海上コンテナの取扱量は3.9%増加(21万3千本※20フィート換算)、完成自動車の取扱量は減少、石炭・オイルコークスの取扱量は増加。 ・陸上運送業は、前年同期に比べ、主力のトラック輸送の取扱量は1.0%増加(612万8千トン)、鉄道輸送の取扱量は6.3%増加(15万3千トン)、バルクコンテナ輸送の取扱量は4.0%減少(21万1千トン)。 ・国際複合輸送業は、前年同期に比べ、海上輸送の取扱量は5.7%増加(213万5千トン)、航空輸送の取扱量は9.8%増加(1,439トン)、海外現地法人における取扱量は減少。 ・その他は、前年同期に比べ、場内における附帯作業の取扱量が増加。 (その他の事業) ・自動車整備業は、前年同期と比べ、車検取扱台数は1.1%増加。 ・ゴルフ場は、前年同期と比べ、入場者数は7.0%増加。 ・建設事業は、前年同期と比べ、完成工事件数は8.7%増加。 (2)財政状態の状況 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ93億1千万円増加し、1,747億2千2百万円となりました。流動資産は、現金及び預金の減少16億4千2百万円を主な要因として18億8千8百万円減少し、固定資産は、投資有価証券の増加等を主な要因として111億9千9百万円増加しました。 負債は、長期借入金の減少を主な要因として10億9千4百万円減少し、687億4千3百万円となりました。 また、純資産は前連結会計年度末に比べ104億4百万円増加し、1,059億7千8百万円となりました。この結果、自己資本比率は前連結会計年度末の55.1%から57.9%となりました。 (3)キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、税金等調整前当期純利益94億6千1百万円、減価償却費52億8千4百万円の資金留保等があったものの、有形及び無形固定資産の取得による支出50億6千5百万円等による減少により、前連結会計年度末に比べ26億5千5百万円減少し、当連結会計年度末には241億8千6百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において、営業活動の結果増加した資金は、92億9千4百万円(前年同期比58億4千2百万円の収入減)となりました。これは主に、法人税等の支払額27億8千1百万円などがあったものの、税金等調整前当期純利益94億6千1百万円、減価償却費52億8千4百万円の資金留保等による増加の結果であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において、投資活動の結果減少した資金は、61億7千万円(前年同期比30億5千6百万円の支出増)となりました。これは主に、有形及び無形固定資産の取得による支出50億6千5百万円等による減少の結果であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において、財務活動の結果減少した資金は、60億3千2百万円(前年同期比13億9千7百万円の支出減)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出19億3千8百万円および配当金の支払額25億6千4百万円による減少の結果であります。 (4)生産、受注および販売の実績 セグメント別営業概況 ① 総合物流事業 最近における倉庫保管貨物入出庫高ならびに期末保管残高を示せば次のとおりであります。 期間   入庫高   出庫高   期末保管残高 屯数(屯)   金額 (百万円)   屯数(屯)   金額 (百万円)   屯数(屯)   金額 (百万円) 2025年4月1日から 2026年3月31日まで   4,237,517   1,177,073   4,231,787   1,173,481   542,076   194,422 前年同期比増減(%)   △3.8   0.4   △5.5   △0.1   1.1   4.2 保管貨物残高を品目別に示せば次のとおりであります。 品目   2026年3月31日現在 屯数(屯)   前年同期比増減 (%)   金額(百万円)   前年同期比増減 (%) 農水産品   34,359   21.5   9,926   72.8 金属   7,817   65.0   4,162   103.6 金属製品・機械   117,308   6.1   49,305   6.8 窯業品   142   4.4   41   355.6 化学工業品   209,154   3.4   78,589   4.9 紙・パルプ   9,279   △9.1   3,518   △8.5 繊維工業品   561   98.9   269   100.7 食料工業品   29,561   4.6   9,369   14.9 雑工業品   59,337   △9.3   27,203   △6.7 雑品   74,558   △1.8   11,363   △30.5 合計   542,076   3.0   193,750   3.9 港湾運送業の最近の貨物取扱高を示せば次のとおりであります。 期間   船内荷役(屯)   前年同期比増減 (%)   沿岸荷役 (内 輸出貨物) (屯)   前年同期比増減 (%) 2025年4月1日から 2026年3月31日まで   12,667,584   1.0   4,552,181 (1,087,953)   2.1 (5.8) 貨物自動車運送業および鉄道利用運送業の最近の貨物取扱高を示せば次のとおりであります。 期間   貨物自動車運送業 (屯)   前年同期比増減 (%)   鉄道利用運送業 (屯)   前年同期比増減 (%) 2025年4月1日から 2026年3月31日まで   6,128,671   1.0   153,033   6.3 ② その他の事業 保険代理店の契約実績を示せば次のとおりであります。 期間   契約件数(件)   前年同期比増減 (%)   契約保険金額 (千円)   前年同期比増減 (%) 2025年4月1日から 2026年3月31日まで   3,492   0.5   523,043   2.9 ゴルフ場の入場者数を示せば次のとおりであります。 期間   メンバー(人)   前年同期比増減 (%)   ビジター(人)   前年同期比増減 (%) 2025年4月1日から 2026年3月31日まで   5,828   △8.1   31,372   10.3 自動車整備台数を示せば次のとおりであります。 期間   車検台数(件)   前年同期比増減 (%) 2025年4月1日から 2026年3月31日まで   1,326   1.1 ③ 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示せば次のとおりであります。 セグメントの名称   売上高(百万円)   前年同期比増減(%) 総合物流事業   倉庫業   54,174   4.4 港湾運送業   22,004   5.4 陸上運送業   20,015   1.1 国際複合輸送業   25,522   △10.5 その他   1,725   5.6 その他の事業   2,075   1.0 合計   125,517   0.6 (注)1 セグメント間取引については、相殺消去しております。 2 主な相手先別の販売実績および当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 売上高 (百万円)   割合(%)   売上高 (百万円)   割合(%) 住友電装株式会社   14,316   11.5   15,983   12.7 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1)今期の経営成績の分析 (営業収益) 当期の事業全体およびセグメント別の分析につきましては、「経営成績等の状況の概要(1)経営成績の状況」に記載のとおりです。 (売上原価) 売上高が増加したことなどから、1,097億4千1百万円(前年同期比0.1%増)となりました。 (販売費及び一般管理費) WEB会議システム等のIT技術の利用促進など、継続的な業務改善により、一般管理費の増加抑制により費用が減少したことなどから、72億2千7百万円(前年同期比0.6%減)となりました。 (営業利益) 継続してコスト管理の徹底や、業務の効率化、収支改善、働き方改革へ取り組んだことなどから、85億4千8百万円(前年同期比9.5%増)となりました。 (経常利益) 港湾貨物の取扱増加、効率的なオペレーションによる生産性向上、料金の適正化、受取配当金の増加などにより、94億8千2百万円(前年同期比7.7%増)となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 投資有価証券売却益の減少があったものの、上記の要因に伴い、65億9千5百万円(前年同期比9.2%増)となりました。 上記のとおり、当期の当社グループの経営成績につきましては、営業収益は2期連続の増収、営業利益、経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益は2期連続の増益となりました。 (2)キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容ならびに資本の財源および資金の流動性に係る情報 当社グループの資金調達は、安定的な資金調達と調達コストの抑制を両立させ、自己資本比率や資産構成ならびに営業キャッシュ・フローの各種指標に配慮して、財務リスクを最小化することを基本方針としております。この基本方針に則り、資金調達の手段はその時々の市場環境を考慮したうえで、当社グループにとって最善の手段を選択しております。 当社は長年にわたり、主要な取引先金融機関と良好な関係を維持しており、経常的な資金調達の他、当座貸越契約により、緊急時の流動性を確保しております。さらに、多様な調達手段を確保するため、直接金融による資金調達も見据え、格付投資情報センターの格付けを取得、維持しており、現時点において、Aマイナス(安定的)となっております。 当連結会計年度においては、事業用資産の新規投資や維持更新には、主に営業活動で獲得した資金を充当いたしました。 この他、流動性マネジメントの一環として、キャッシュ・マネジメント・システムを国内で導入し、グループ内の企業相互間の余剰資金を当社が集中管理することで資金の効率化を推進しております。また、海外においては、各拠点の資金需要に対応するため、当社を起点にしたグループ内金融により必要な資金を供給する一方、余剰資金を当社へ還流させる体制を構築しております。 (参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移 2022年 3月期   2023年 3月期   2024年 3月期   2025年 3月期   2026年 3月期 自己資本比率   (%)   54.1   55.9   53.3   55.1   57.9 時価ベースの自己資本比率   (%)   30.0   28.6   26.7   33.6   43.6 キャッシュ・フロー対有利子負債比率   (年)   4.2   2.5   5.8   2.5   3.9 インタレスト・カバレッジ・レシオ   (倍)   62.2   104.6   50.2   75.8   44.1 自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い (注)1 各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。 2 株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。 3 キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。 4 有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている借入金等を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。 当連結会計年度末の有利子負債残高は360億3千7百万円となりました。借入金の計画返済を進めておりますが、前連結会計年度末に比べて借入金が19億3千8百万円減少したこと等により、有利子負債残高は19億1千万円の減少となっております。 (3)重要な会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定 当社においては、従業員の退職給付に備えるため、確定給付型の退職給付制度を設けておりますが、将来の退職給付見込額は、割引率や予想される昇給及び従業員の退職率、死亡率など、さまざまな変動要因を加味して見積られております。これらのうち、昇給及び退職率や死亡率は経済情勢による大きな変動は予想されませんが、割引率については、退職給付の支払見込期間を反映した国債の利回りに基づき決定しておりますので、外部の経済環境により大きく変動する要素だと考えております。 割引率の変動による感応度は次のとおりです。 当連結会計年度末における退職給付債務への影響額 割引率が1.0%上昇した場合   665百万円の減少 割引率が1.0%下降した場合   799百万円の増加

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。