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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

三重交通グループホールディングス

Mie Kotsu Group Holdings,Inc.3232 · Prime · 不動産業

三重県地盤の運輸・不動産・流通・レジャーを擁する複合企業グループ。近鉄グループに属する。

概要

三重交通グループホールディングスは、三重県津市に本社を置く純粋持株会社である。2006年10月に三重交通と三交不動産の株式移転により設立され、運輸・不動産・流通・レジャー・サービスの4セグメントで構成される。グループ全体の従業員数は3,072人で、2026年3月期の連結営業収益は1,103億円を見込む。地域密着型の総合生活産業を標榜し、伊勢・志摩エリアを中心に交通インフラと観光・不動産を組み合わせた事業を展開する。

持株会社体制への移行とグループ統治

2006年4月、三重交通株式会社と三交不動産株式会社の取締役会で株式移転に関する覚書が調印され、同年10月に両社を完全子会社とする持株会社として設立された。設立当初の商号は「三重交通株式会社」であったが、2009年7月に現商号へ変更。グループ経営の意思決定を一元化し、各セグメントの連携を強化する体制をとる。2022年4月には東京証券取引所プライム市場と名古屋証券取引所プレミア市場に移行し、上場市場を更改している。

四つの事業セグメントの構成

グループは運輸、不動産、流通、レジャー・サービスの4セグメントで構成され、連結子会社23社、関連会社3社、その他の関係会社2社を傘下に置く。運輸セグメントは三重交通や名阪近鉄バスなど8社が担い、不動産セグメントは三交不動産など5社、流通セグメントは三重交通商事など5社、レジャー・サービスセグメントは三交インや御在所ロープウエイなど11社で構成される。各セグメントが相互に補完し合い、リスク分散を図る。

三重県を基盤とする地域密着型経営

グループの事業基盤は三重県に集中しており、特に伊勢・志摩エリアでは観光需要を取り込む戦略をとる。運輸セグメントの路線バス・高速バスは県内交通の要であり、レジャー・サービスセグメントのホテル・旅館・ロープウェイは観光客を呼び込む。不動産セグメントでは「四日市三交ビル」などの賃貸物件を開発し、地域の商業拠点を提供。このように交通インフラと生活関連サービスを一体化することで、地域社会への貢献を掲げる。

財務状況の推移と中期計画

連結営業収益は2013年3月期の1,048億円から増減を繰り返し、2021年3月期には新型コロナウイルスの影響で812億円まで落ち込んだが、その後回復し2024年3月期は982億円、2026年3月期計画は1,103億円と過去最高を見込む。親会社株主に帰属する当期純利益は2021年3月期に17億円の赤字を計上したが、2024年3月期には48億円まで回復。中期経営計画(2023-2026)では「安全・安心・安定・快適なサービスの提供」など6つの基本方針を掲げ、成長分野への投資と財務体質改善を進める。

業界の中での役割は地域密着型の総合生活サービス企業にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,103億円
営業利益
98億円
営業利益率
8.9%
純利益
63億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
不動産362億円32.8%67億円18.5%
流通331億円30.0%8億円2.4%
運輸246億円22.3%12億円4.9%
レジャー・サービス164億円14.9%11億円6.7%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01運輸主力

バス事業(一般路線・高速バス等)を核とし、タクシー事業や自動車整備事業、近鉄グループからの鉄道事業受託も含む地域交通サービスを提供。

主な製品・サービス2
バス事業(路線バス、高速バス、貸切バス)
三重県内及び名古屋・大阪方面への一般路線バス、高速バス、観光貸切バスを運行する。
タクシー事業
三重県内でタクシー輸送サービスを提供する。

02不動産準主力

不動産の売買・仲介・賃貸・管理、建築、太陽光発電、鑑定など、不動産に関する総合サービスを提供。

主な製品・サービス3
不動産取引・賃貸業
商業施設や住宅の賃貸、マンション分譲、土地有効活用提案等を行う。
不動産管理業
ビル・マンション等の管理、清掃、保安等の業務を請け負う。
不動産鑑定業
不動産の鑑定評価を実施する。

03流通準主力

石油製品販売(ガソリンスタンド運営)、生活用品販売(スーパー等)、自動車販売(いすゞ系)及び板金塗装等、生活関連の流通事業を展開。

主な製品・サービス3
石油製品販売業
ガソリンスタンドでの燃料・灯油販売、LPガス販売等を行う。
生活用品販売業
スーパーマーケット等で食品・日用雑貨を販売する。
自動車販売業
いすゞ自動車の新車・中古車販売、整備、板金塗装等を提供。

04レジャー・サービス準主力

ビジネスホテル、旅館、ドライブイン、ロープウェイ、ゴルフ場、旅行業、自動車教習所、福祉介護施設等、多様なレジャー・生活サービスを三重県中心に展開。

主な製品・サービス4
ビジネスホテル業(三交イン)
「三交イン」ブランドでビジネスホテルを運営。
旅館業(鳥羽シーサイドホテル)
鳥羽市で温泉旅館を運営。
観光索道業(御在所ロープウエイ)
御在所岳のロープウェイ運行、山頂施設運営。
ゴルフ場経営
三重カンツリークラブ、松阪カントリークラブのゴルフ場を運営。

製品と技術

バス事業:路線・高速・貸切の三重県交通ネットワーク

運輸セグメントの中核であるバス事業は、一般乗合旅客自動車運送事業(路線バス)と一般貸切旅客自動車運送事業(貸切バス)で構成される。路線バスは2024年3月時点で811両の車両を保有し、三重県内および名古屋・大阪方面へ6,739kmの営業キロを結ぶ。高速バスは観光地へのアクセスを担い、貸切バスはF1日本グランプリや伊勢神宮参拝などのイベント輸送で需要を獲得。2024年12月には運賃改定を実施し、収益改善を図った。バス事業全体で営業収益は265億円(2026年3月期)を計上する。

三交イン:ビジネスホテルチェーンの展開と新規開発

レジャー・サービスセグメントの主力である「三交イン」は、ビジネスホテル業を全国展開する。名古屋や四日市、熊本などに立地し、リーズナブルな宿泊施設を提供。中期経営計画では「(仮称)三交インGrande熊本」や「(仮称)三交インGrande四日市」の建設を進め、2028年春には「四日市三交ビルANNEX」の開業を予定する。既存施設のリニューアルも随時行い、インバウンド需要も取り込む。ホテル事業はグループ全体の収益源の一角を担い、不動産セグメントとの連携でビル一体型開発を推進する。

御在所ロープウエイ:観光索道と山頂施設運営

御在所ロープウエイは、三重県と滋賀県にまたがる御在所岳(標高1,212m)を結ぶ観光索道である。山頂にはレストランや遊歩道が整備され、ハイキングや紅葉狩りの客を集める。グループはこのロープウェイを地域観光の核と位置づけ、インバウンド誘客にも注力。周辺のドライブインや旅館との連携により、伊勢・志摩エリアの観光滞在時間を延ばす役割を果たす。2026年3月期の運輸セグメントにはロープウェイ収入も含まれ、観光需要の変動に左右されやすいが、式年遷宮などのイベント時に大きく寄与する。

不動産分譲と賃貸:四日市・名古屋でのビル開発とマンション販売

不動産セグメントでは、分譲事業と賃貸事業が二本柱である。分譲事業ではマンション分譲が中心で、2026年3月期に295戸を販売し、営業収益136億円を計上。販売単価の上昇が収益を押し上げる。賃貸事業では「第二名古屋三交ビル」「名駅三交ビル」「四日市三交ビル」などの大型ビルを所有し、テナント賃料収入を得る。2025年8月開業の「四日市三交ビル」はグループの旗艦ビルとして稼働を開始。さらに隣接地で「四日市三交ビルANNEX」の開発に着手し、2028年春の開業を目指す。これらの不動産投資により、安定した収益基盤を拡大している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

不動産業のなかでの位置

三重県地盤の総合不動産、交通インフラと一体で強みも外部成長に課題

三重交通グループホールディングスは、三重県を地盤に鉄道・バス事業と不動産開発を展開する総合企業である。運輸事業から得られる安定収益を背景に、不動産セグメントを成長の柱に位置づけ、売上高と利益率は着実に改善している。同業の大東建託やタスキホールディングスは全国規模で事業を展開しており、地域密着型の同社は規模で劣るが、沿線開発など独自の強みを有する。今後は地域人口減少への対応や、外部エリアへの進出が成長の鍵となる。

強み

  • 三重県に鉄道網と不動産を有し、地域内でのブランド力が高い。
  • 交通事業で安定的な収益を確保。不動産開発の資金源として機能。
  • 鉄道沿線での不動産開発に強み。トータルな地域開発を展開。
  • 直近の営業利益率は8%超。売上高も堅調に増加している。

課題

  • 地盤の三重県は人口減少が進行。今後の需要に影響を与える恐れ。
  • 地域密着のため他地域での実績が乏しく、外部成長ができていない。
  • 交通・不動産以外の事業が小さく、景気変動の影響を受けやすい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

物流・運輸の時価総額近傍。太字が三重交通グループホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19090AZ-COM丸和ホールディングス1,214億円16.9倍
29008京王電鉄941億円10.8倍
39310日本トランスシティ934億円13.3倍
43946トーモク863億円10.0倍
59324安田倉庫764億円10.8倍
63232三重交通グループホールディングス652億円9.8倍
78005スクロール600億円21.5倍
81301極洋568億円8.2倍
99381エーアイテイー552億円17.1倍
107102日本車輌製造524億円4.4倍
112429ワールドホールディングス514億円8.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(物流・運輸)に従っています。

会社の歴史

沿革 15件

2006年:株式移転による持株会社設立と上場

2006年4月、三重交通と三交不動産の両社が持株会社設立に関する覚書に調印。同年5月に株式移転計画が承認され、6月の定時株主総会で正式決定した。10月には名古屋証券取引所市場第一部に上場。この株式移転により、両社は完全子会社となり、持株会社としての三重交通グループホールディングスが発足した。設立当初の商号は「三重交通株式会社」であったが、持株会社としての機能に特化するため、後の商号変更につながる。

2007年~2008年:子会社化の拡大とグループ再編

2007年4月、三重交通と三交不動産から関係会社株式管理業の一部を承継し、持株会社機能を強化。同年10月には株式交換により名阪近鉄バスを完全子会社化し、バス事業のエリアを拡大した。2008年2月には三重交通商事と三交液化ガスを完全子会社化し、流通セグメントの石油製品販売事業をグループ内に取り込んだ。これらのM&Aにより、グループは運輸・流通領域でのプレゼンスを高め、経営資源の集中を図った。

2009年:商号変更とブランド統一

2009年7月、商号を「三重交通グループホールディングス株式会社」に変更。これにより、持株会社としての性質を明確にし、グループ全体の一体感を強調した。商号変更後も、子会社のブランド(三重交通、三交不動産、三交インなど)は維持されつつ、グループ戦略の策定と各社の連携強化が進められた。この時期、グループは運輸・不動産・流通・レジャーの4セグメント体制を確立し、現在の事業ポートフォリオの基礎を固めた。

2012年~2014年:連結子会社化のさらなる推進

2012年10月、三重いすゞ自動車を連結子会社化し、自動車販売事業をグループに加えた。2013年3月には株式交換により三交クリエイティブ・ライフを完全子会社化し、生活用品販売事業を強化。同年4月、三交不動産から三交イン株式管理業を承継し、ホテル事業の統括を開始。2014年4月には三交不動産から三交コミュニティ(現・三重交通コミュニティ)の株式管理業を承継し、不動産管理事業の基盤を拡大した。これらの動きにより、グループは物流・小売・サービス分野での事業領域を拡張した。

2015年:東京証券取引所上場による資本市場へのアクセス拡大

2015年3月、東京証券取引所市場第一部に株式を上場。これにより、名古屋証券取引所と東京証券取引所の両方に上場する企業となり、投資家基盤の拡大と資金調達手段の多様化を実現した。上場後も、グループは不動産開発やM&Aを積極的に進め、2022年4月には東証プライム市場と名証プレミア市場へ移行。資本市場からの評価を意識した経営へと移行した。

2022年:プライム市場移行と中期経営計画の策定

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、プライム市場(名古屋はプレミア市場)に移行。同年、グループは2023-2026年度の中期経営計画を策定し、運輸・不動産を成長ドライバーとする戦略を打ち出した。新型コロナウイルス感染症の影響で落ち込んだ業績の回復を図りつつ、DX推進やサステナビリティへの取り組みを強化。2025年8月には「四日市三交ビル」を開業するなど、不動産セグメントの収益基盤拡大に注力している。

年表15件を開く

2000年代

  • 2006年4月創業三重交通株式会社及び三交不動産株式会社(以下、「両社」という。)は、両社の取締役会決議にて、当社設立に関する覚書に調印
  • 2006年5月両社取締役会決議にて株式移転計画承認
  • 2006年6月両社定時株主総会にて株式移転計画承認
  • 2006年10月上場名古屋証券取引所(市場第一部)に当社株式上場
  • 創業株式移転により当社設立
  • 2007年4月両社から、関係会社株式管理業の一部を承継
  • 2007年10月M&A株式交換により、名阪近鉄バス株式会社を完全子会社化
  • 2008年2月M&A株式交換により、三重交通商事株式会社及び三交液化ガス株式会社を完全子会社化
  • 2009年7月商号変更商号を三重交通グループホールディングス株式会社に変更

2010年代

  • 2012年10月M&A三重いすゞ自動車株式会社を連結子会社化
  • 2013年3月M&A株式交換により、株式会社三交クリエイティブ・ライフを完全子会社化
  • 2013年4月三交不動産株式会社から株式会社三交イン株式管理業を承継
  • 2014年4月三交不動産株式会社から株式会社三交コミュニティ(現 三重交通コミュニティ株式会社)株式管理業を承継
  • 2015年3月上場東京証券取引所(市場第一部)に当社株式上場

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所プライム市場、名古屋証券取引所プレミア市場へ移行

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 営業収益2026年度(計画最終年度)まで112,000百万円
  • 営業利益2026年度(計画最終年度)まで9,200百万円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益2026年度(計画最終年度)まで6,000百万円
  • 自己資本比率2026年度(計画最終年度)まで35%程度
  • 有利子負債/EBITDA倍率2026年度(計画最終年度)まで6倍以下

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    安全・安心・安定・快適なサービスの提供

    運輸セグメントでは安全確保の徹底、人員確保、タッチ決済導入、自動運転研究、電動車導入など。全グループで安全を最優先に、お客様が安心して利用できる環境を整備する。

  2. 02

    成長分野の深耕と創造

    不動産セグメントで賃貸施設建設や売却型マンション開発、運輸ではイベント需要取込み、ホテル新規開発など。成長ドライバーとなる分野への投資と新規事業創出により収益基盤を拡充する。

  3. 03

    市場変化に対応した事業モデル構築

    路線バス運賃改定、貸切バス柔軟配車、石油販売セルフ化、生活用品の収益性向上、ホテル高付加価値化など。需要変化に合わせて各事業の収益モデルを最適化する。

  4. 04

    サステナビリティへの取組み

    グループ各社で健康経営認定取得、水使用量・産業廃棄物排出量開示、環境負荷低減への取組み。ESG課題解決を通じSDGs達成を目指す。

  5. 05

    DXの推進と財務体質改善

    路線バスタッチ決済エリア拡大、リアルタイム運行情報提供、タクシー配車アプリ導入。財務面ではCMS活用による有利子負債抑制と自己資本比率向上を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で3,072人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は627万円で、9期前と比べて4.5%平均年齢は37.8歳、平均勤続年数は13.3年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月3,544
2018年3月3,488
2019年3月65642.420.13,451
2020年3月66641.118.73,434
2021年3月62541.018.53,338
2022年3月60741.318.93,184
2023年3月69843.921.33,053
2024年3月72344.320.92,980
2025年3月57837.613.63,010279
2026年3月62737.813.33,072319

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社27(国内 27 / 海外 0、うち連結子会社 23) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
その他施設 — 三重県津市他246億円
不動産
本社及びその他施設 — 三重県津市他112億円
運輸、不動産
第2名古屋三交ビル — 名古屋市中村区9,861百万円
四日市三交ビル — 三重県四日市市5,630百万円
名古屋三交ビル — 名古屋市中村区5,206百万円
イオンモール桑名 — 三重県桑名市3,995百万円
不動産
本社及びその他施設 — 三重県津市他2,952百万円
流通
大仏山メガソーラー発電所 — 三重県伊勢市2,524百万円
志摩市阿児立神メガソーラー発電所 — 三重県志摩市2,399百万円
CROSS TOWN — 名古屋市北区2,342百万円
ほか27件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    三重交通㈱ ※1
    三重県津市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    名阪近鉄バス㈱
    名古屋市中村区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    三交伊勢志摩交通㈱
    三重県伊勢市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    三重急行自動車㈱
    三重県松阪市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    八風バス㈱
    三重県桑名市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱三交タクシー
    三重県四日市市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    三交不動産㈱ ※1
    三重県津市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    三重交通コミュニティ㈱
    三重県津市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱三交不動産鑑定所
    名古屋市中村区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    三重交通商事㈱
    三重県津市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱三交クリエイティブ・ライフ
    名古屋市中区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱三交シーエルツー
    名古屋市中区 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社15社を開く
  • 三重いすゞ自動車㈱三重県津市91%
  • ㈱エム・エヌ・ボディーワークス三重県松阪市100%
  • ㈱三交イン名古屋市中村区100%
  • 鳥羽シーサイドホテル㈱三重県鳥羽市100%
  • 三交興業㈱三重県亀山市100%
  • 御在所ロープウエイ㈱三重県三重郡 菰野町100%
  • ㈱三重カンツリークラブ三重県三重郡 菰野町100%
  • 名阪近鉄旅行㈱名古屋市中村区100%
  • ㈱三交ドライビングスクール三重県四日市市100%
  • ミドリサービス㈱岐阜県大垣市100%
  • 三交ウェルフェア㈱三重県津市100%
  • ㈱松阪カントリークラブ三重県松阪市38%
  • 三重県観光開発㈱三重県津市35%
  • 近鉄グループホールディングス㈱※2大阪市天王寺区
  • 近畿日本鉄道㈱大阪市天王寺区

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,103億円営業利益98億円前期と比べると増収増益で、売上が+6.3%、利益が+16.7%。

売上高
+6.3%
1,103億円
営業利益
+16.7%
98億円
純利益
+3.3%
63億円
営業利益率
8.9%
前期比 +0.8%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,120億円1,103億円
営業利益92億円98億円
純利益60億円63億円
1株あたり配当¥20¥20

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は261億円、営業利益は29億円。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2018年4Q3128
2019年4Q1,06211
2020年4Q1,0390
2021年4Q812−24
2022年4Q8447
2023年4Q9311
2024年4Q982−1
2025年4Q1,038333.220
2026年4Q1,103464.223
2027年1Q2612911.123

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は1,048億円から1,103億円へ1.1倍に増えた。直近期の営業利益率は8.9%。売上は5期、純利益は5期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
株式交換により、株式会社三交クリエイティブ・ライフを完全子会社化
2013年3月1,0482720
2014年3月1,1754426
東京証券取引所(市場第一部)に当社株式上場
2015年3月1,0584228
2016年3月9644530
2017年3月1,0275535
2018年3月1,0446442
2019年3月1,0627046
2020年3月1,0395938
2021年3月81220−17
2022年3月8444222
2023年3月9316938
2024年3月9827548
2025年3月1,03884858.161
2026年3月1,10398978.963

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,103億円のうち、営業利益として残るのは98億円8.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は63億円、売上の5.7%にあたる。営業利益率は業種中央値9.6%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価など作る・仕入れるのにかかったお金71.9%793億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金19.2%212億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.9%98億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比0.7pt
8.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.5pt
5.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比3.5pt
9.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが79億円、投資CFが−89億円で、差し引きのフリーCFは−10億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は26億円で、売上の0.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月124−53−717137
2014年3月170−57−11411337
2015年3月108−88−242033
2016年3月−23−107129−13033
2017年3月82−12134−3927
2018年3月116−85−313127
2019年3月93−92−2125
2020年3月59−8444−2544
2021年3月92−11939−2756
2022年3月87−52−393553
2023年3月84−25−375975
2024年3月64−56−1882
2025年3月91−113−27−2233
2026年3月79−893−1026

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,915億円。このうち返さなくてよい自己資本が705億円で、自己資本比率は36.6%(業種中央値32.8%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1,4722711,20117.6
2014年3月1,3522771,07520.0
2015年3月1,3713281,04323.8
2016年3月1,5093501,15923.1
2017年3月1,5593971,16225.3
2018年3月1,5584421,11628.2
2019年3月1,6084891,11930.2
2020年3月1,7095051,20429.4
2021年3月1,6574781,17928.7
2022年3月1,6524841,16829.1
2023年3月1,6795281,15131.2
2024年3月1,8135931,22032.5
2025年3月1,8166321,18434.6
2026年3月1,9157051,21036.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
47億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
442億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
46億円
在庫として抱えている分
負債合計
1,210億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
72
/ 100
安定性自己資本比率24 / 40
収益力営業利益率18 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

不動産業 131社との比較

同じ不動産業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率131社中55位あたり、逆に低いのは売上成長率131社中87位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
9.4%/中央値 12.9%
P25 7.7%P75 19.5%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
8.9%/中央値 9.6%
P25 5.6%P75 15.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
36.6%/中央値 32.8%
P25 26.6%P75 48.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
6.3%/中央値 11.4%
P25 3.3%P75 23.1%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.3%/中央値 3.5%
P25 2.5%P75 4.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥608で、1年前と比べて+16.7%過去52週の値幅のなかでは81%の位置にある。

¥608-1.5%1ヶ月+13.6%1年+16.7%時価総額652億円
過去52週の値幅
安値¥501高値¥633

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)9.8倍
PER (会社予想)10.2倍
PBR0.84倍
配当利回り3.29%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1カ月で-1.98%と小安い一方、25日移動平均線(548.36円)を僅かに下回る水準で推移しており、中期的には75日線(532.77円)・200日線(539.53円)を上回る底堅さを維持しています。52週高値611円からは約11%の調整ですが、52週安値501円からは+8.6%と戻りを試す展開です。出来高は直近で20万株前後と、7月上旬の27万株超からやや減少し、模様眺めの様相です。RSIは51.14と中立圏で、方向感に欠けるものの、下値は限定的とみられます。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)

PER実績8.74倍・予想9.1倍は同業界平均14.11倍を大きく下回り、PBR0.78倍と1倍割れで割安感が強い。配当利回り3.68%は平均3.16%を上回り、ROE9.4%で収益性も良好。配当性向111.9%は高いが、当面の配当維持は可能か。売上・利益とも増加傾向で、総合的に割安と判断。ただし、配当性向が100%超で維持可能性に留意。

指標この会社業種平均
PER (実績)9.8倍14.9倍
PER (予想)10.2倍
PBR0.84倍1.84倍
ROE9.4%11.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、人口減少や交通需要の変化が基盤事業に与える影響と、観光需要や不動産市況の変動が収益を左右する点。強気派は、伊勢志摩や鈴鹿の観光資源を背景にインバウンドやレジャー需要の回復で収益拡大を期待。弱気派は、地域経済の縮小や交通事業の固定費負担、不動産投資のリスクを懸念する。

プラスに働く材料7
  • 観光需要の回復

    伊勢志摩などへの国内外観光客増加がホテルや交通事業の収益を押し上げる可能性。

  • 安定した不動産収入

    賃貸や開発事業がリスク分散に寄与し、収益の下支えになる。

  • 配当利回りの高さ

    2025年3月期の配当利回りは3.68%と高く、インカム需要に応える。

  • PBR0.78倍・ROE9.4%で資本効率改善余地継続影響

    PBR0.78倍、ROE9.4%。PBR1倍なら理論株価約697円

  • 売上高が2期連続で増加し1,103億円へ通年影響

    売上高は982→1,038→1,103億円、2年間で約12%増加

  • 営業利益率が8.09%から8.88%へ改善通年影響

    営業利益84→98億円、利益率は0.79ポイント向上

  • 配当利回り3.68%と株主還元が厚い継続影響

    配当利回り3.68%、時価総額584億円に対する還元は安定

マイナスに働く材料7
  • 人口減少の影響

    三重県の人口減少でバス・鉄道の利用者が減り、収益低下が懸念される。

  • 固定費の重荷

    交通インフラは運営コストが高く、利用者減が利益率を圧迫する恐れ。

  • 不動産市況リスク

    不動産市況の悪化時は開発計画の減損や賃料低下のリスクがある。

  • 2026年3月期の純利益伸びは前期比+3.3%と鈍化決算発表後影響

    純利益63億円は前期61億円から+2億円、前年の+27%から大幅に縮小

  • 予想PER9.1倍は実績PER8.74倍を上回る通年影響

    時価総額584億円、予想PER9.1倍と実績8.74倍で増益が織り込み済み

  • 純利益率5.7%は売上高規模に比べ低水準継続影響

    売上高1,103億円に対し純利益63億円、純利益率5.7%に留まる

  • 外国人保有比率3.06%と需給の厚みが乏しい継続影響

    外国人保有比率3.06%、海外投資家の関与は限定的

次の決算で確かめる点
交通事業の利用者数
バス・鉄道の需要動向を把握し、人口減少の影響を測るため。
ホテル稼働率
観光需要の実勢を反映し、レジャー事業の収益力を左右するため。
不動産賃貸収入
安定的なキャッシュフローの源泉であり、収益の下支えを確認するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり20で、前期から+28.6%いまの株価に対する利回りは3.29%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥20
1株あたり
配当利回り
3.29%
いまの株価に対して
配当性向
111.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月737.6
2018年3月814.337.1
2019年3月912.540.4
2020年3月1011.148.0
2021年3月5−50.025.1
2022年3月860.067.1
2023年3月1025.088.2
2024年3月1220.058.0
2025年3月1416.764.3
2026年3月1828.6111.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥20

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ21,631人。区分でいちばん多いのは金融機関38.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が59.7%を占め、残る40.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
金融機関41.340.740.440.438.738.4
個人・その他33.834.334.033.436.236.7
事業法人21.521.321.221.221.321.1
自己株式7.37.17.06.86.66.3
外国法人2.73.53.74.63.43.0
証券会社0.60.20.60.30.40.6
政府・自治体0.00.00.2
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社25.88
02近鉄グループホールディングス株式会社13.25
03株式会社百五銀行3.72
04株式会社三十三銀行3.72
05コスモ石油プロパティサービス株式会社2.20
06三重県信用農業協同組合連合会1.12
07明治安田生命保険相互会社1.06
08三重交通グループ社員持株会0.99
09株式会社日本カストディ銀行0.93
10日本生命保険相互会社0.85

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+169%、1株純資産は14期で+140%。直近期のROEは9.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月232908.510.767.0
2014年3月293049.79.458.1
2015年3月313479.414.158.4
2016年3月323719.018.449.3
2017年3月363999.510.437.6
2018年3月4244410.012.537.1
2019年3月464909.812.240.4
2020年3月385067.613.448.0
2021年3月−18477−3.625.1
2022年3月224834.620.567.1
2023年3月385267.514.888.2
2024年3月485908.513.358.0
2025年3月606279.98.364.3
2026年3月626989.48.8111.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

20名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は20名。2026/3期の役員報酬は総額255百万円。

氏名役職年齢保有株数
小倉敏秀代表取締役会長70167,000
竹谷賢一代表取締役社長70184,000
岡本直之取締役相談役79260,000
田端英明取締役6368,000
増田充康取締役6153,000
村田陽子取締役5461,000
中村充孝取締役63123,000
楠井嘉行取締役7229,000
都司尚取締役698,000
田中彩子取締役761,000
髙宮いづみ取締役6811,000
植田隆取締役742,000
残りの役員8名を開く
氏名役職年齢保有株数
中川伸也監査役(常勤)6746,000
別府通孝監査役(常勤)6723,000
山中利之監査役722,000
笠松宏行監査役626,000
中村哲夫65
栗須百合香63
仲林真子58
擧市豊司5815,000

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)1104333187
社外取締役3030
監査役2828
社外監査役1010

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,695字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、子会社23社、関連会社3社及びその他の関係会社2社で構成され、運輸セグメント、不動産セグメント、流通セグメント、レジャー・サービスセグメントを主な事業の内容としております。 なお、当社は特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との対比で定められる数値基準については連結ベースの計数に基づいて判断することとなります。 各セグメントに係わる当社及び関係会社の位置づけは、次のとおりであります。 <運輸セグメント>(8社) バス事業   三重交通㈱※1、名阪近鉄バス㈱※1、三交伊勢志摩交通㈱※1、 三重急行自動車㈱※1、八風バス㈱※1 タクシー事業   ㈱三交タクシー※1 自動車整備事業   三重交通㈱※1 鉄道業   近鉄グループホールディングス㈱※4、近畿日本鉄道㈱※4 <不動産セグメント>(5社) 不動産取引・ 賃貸業・その他   三重交通㈱※1、三交不動産㈱※1、三重交通コミュニティ㈱※1、㈱三交不動産鑑定所※1、㈱エム・エス・ピー※3 <流通セグメント>(5社) 石油製品販売業   三重交通商事㈱※1 生活用品販売業   ㈱三交クリエイティブ・ライフ※1、㈱三交シーエルツー※1 自動車販売業   三重いすゞ自動車㈱※1、㈱エム・エヌ・ボディーワークス※1 <レジャー・サービスセグメント>(11社) ビジネスホテル業   ㈱三交イン※1 旅館業   鳥羽シーサイドホテル㈱※1 ドライブイン業   三交興業㈱※1 観光索道業   御在所ロープウエイ㈱※1 ゴルフ場   ㈱三重カンツリークラブ※1、㈱松阪カントリークラブ※2 旅行業   名阪近鉄旅行㈱※1 自動車教習所   ㈱三交ドライビングスクール※1 その他   ミドリサービス㈱※1、三交ウェルフェア㈱※1、三重県観光開発㈱※2 (注) 1 ※1連結子会社 ※2持分法適用関連会社 ※3関連会社 ※4その他の関係会社 2 運輸セグメント及び不動産セグメントの会社数には、三重交通㈱が重複して含まれ、また、運輸セグメントには、その他の関係会社である近鉄グループホールディングス㈱及び近畿日本鉄道㈱が含まれております。 事業系統図は次のとおりであります。 (注)  ※1連結子会社 ※2持分法適用関連会社 ※3関連会社 ※4その他の関係会社 関係会社の事業内容 区分   会社名   事業内容 子会社 23社   三重交通㈱   道路旅客運送業(バス)、不動産の賃貸 名阪近鉄バス㈱   道路旅客運送業(バス) 三交伊勢志摩交通㈱   道路旅客運送業(バス) 三重急行自動車㈱   道路旅客運送業(バス) 八風バス㈱   道路旅客運送業(バス) ㈱三交タクシー   道路旅客運送業(タクシー) 三交不動産㈱   不動産の売買・仲介・賃貸・建築及び太陽光発電業 三重交通コミュニティ㈱   不動産管理業 ㈱三交不動産鑑定所   不動産の鑑定 三重交通商事㈱   石油製品の販売 ㈱三交クリエイティブ・ライフ   生活用品の販売 ㈱三交シーエルツー   生活用品の販売 三重いすゞ自動車㈱   自動車の販売 ㈱エム・エヌ・ボディーワークス   自動車の鈑金・架装・塗装 ㈱三交イン   ビジネスホテルの経営 鳥羽シーサイドホテル㈱   旅館の経営 三交興業㈱   ドライブインの経営 御在所ロープウエイ㈱   観光索道業 ㈱三重カンツリークラブ   ゴルフ場の経営 名阪近鉄旅行㈱   旅行業 ㈱三交ドライビングスクール   自動車教習所の経営 ミドリサービス㈱   造園土木業 三交ウェルフェア㈱   福祉介護施設の経営 関連会社 3社   ㈱松阪カントリークラブ   ゴルフ場の経営 三重県観光開発㈱   有料道路及びドライブインの経営 ㈱エム・エス・ピー   木材、建材の加工及び販売 その他の関係会社 2社   近鉄グループホールディングス㈱   鉄道業 近畿日本鉄道㈱   鉄道業
経営方針・対処すべき課題4,237字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは、運輸、不動産、流通、レジャー・サービスの異なる4つのセグメントが連携し相互に補完しながらリスクに強い体制を構築し、地域に密着した総合生活産業を営む企業グループとして持続的な成長と企業価値の向上を目指しております。グループ基本理念、グループ経営指針は以下のとおりであります。 (グループ基本理念) 三重交通グループは、お客さまの豊かな暮らしと地域社会の発展に貢献します。 (グループ経営指針) 1 お客さまのよろこびの追求 “お客さまのよろこび”を追求し、新たな価値を提供します。 2 地域社会への貢献 価値ある事業を展開し、地域の発展に貢献します。 3 絶えざる自己革新 過去にとらわれず、常に未来に挑戦します。 4 誠実な企業活動 誠実な企業活動を行い、よき企業市民としての信頼を深めます。 5 グループ総合力の発揮 互いに協力・連携し、グループの総合力を発揮します。 6 いきいきとした企業風土 いきいきと働ける環境を築き上げ、社員の活力を高めます。 (2) 中長期的な会社の経営戦略及び対処すべき課題 当社グループを取り巻く事業環境は、ポストコロナにおける新たな生活様式の定着に伴う需要の変化に加え、物価上昇による費用の増加や慢性的な人手不足など、引き続き厳しい状況が続くものと予想されます。 このような状況の中、当社グループでは、4カ年の中期経営計画(2023-2026)に定めた6つの基本方針のもと事業を展開し、地域社会の発展に貢献するとともに持続的な成長・発展を実現してまいります。 基本方針及び具体的な重点施策への取組みについては以下のとおりであります。 (基本方針) □ 安全・安心・安定・快適なサービスの提供 □ 成長分野の深耕と創造 □ 市場の変化に対応した事業モデルの構築 □ サステナビリティへの取組み □ DXの推進 □ 財務体質の改善 (重点施策) 重点施策   主な取組み 運輸セグメントのコロナ禍からの回復と事業機会の拡大   ・路線バス・貸切バスの運賃改定・F1日本グランプリや伊勢神宮参拝、花火大会等のイベント関連輸送・自治体等が実施した自動運転及びライドシェアの実証実験への参画 成長ドライバーとなる不動産セグメントの収益基盤の拡充   ・賃貸施設「第2名古屋三交ビル」、「名駅三交ビル」及び「四日市三交ビル」 等の建設と開業・賃貸施設「四日市三交ビルANNEX」の建設・賃貸施設等の取得及び開発・売却型賃貸マンションの計画的な開発及び売却 流通、レジャー・サービスセグメントのペントアップ需要の獲得と競争力の向上   ・ガソリンスタンドのセルフ化・生活用品販売事業における収益性向上・「(仮称)三交インGrande熊本」、「(仮称)三交インGrande四日市」建設に着工・新規ホテルの開発と検討 グループの経営資源を活用した地域との共生   ・ロープウエイをはじめとするグループ施設へのインバウンド誘客・旅館業における地域食材を使用した食事の提供 ESG課題の解決によるSDGsの達成   ・グループ各社における「健康経営優良法人2026」認定取得・グループの水使用量及び産業廃棄物排出量の開示 DX実現に向けたデジタル化の推進   ・路線バスのクレジットカード等のタッチ決済サービス導入エリア拡大・路線バスの運行情報をリアルタイムで提供・タクシー配車アプリ「GO」の導入 各セグメントにおける対処すべき課題及び具体的な施策は以下のとおりであります。 (運輸セグメント) 運輸セグメントにおいては、最優先課題とする安全確保に向けた教育や健康管理等を徹底するとともに、待遇改善や採用活動強化、労働環境の整備等により人員確保に努め、お客さまが引き続き安心してご利用いただけるよう取り組みます。 乗合バス事業では、クレジットカード等のタッチ決済の導入エリアを拡大することにより、お客さまが利用しやすい環境を整備するとともに、自動運転バスやオンデマンド交通等の新たな輸送サービスの研究を進めます。また、電動車の導入による環境負荷低減にも取り組みます。 貸切バス事業では、お木曳などの式年遷宮関連行事や愛知県を中心に開催されるアジア競技大会等のイベント関連需要の取込みに努めるとともに、柔軟な車両配置や配車体制の強化により運営効率の向上を目指します。 旅客運送受託事業では、引き続き安全な運行を徹底し、安定した収益確保に努めます。 (不動産セグメント) 不動産セグメントにおいては、計画的な仕入や投資により安定した収益確保に取り組むほか、用地や市場ニーズの情報収集を強化し、高付加価値商品の開発に努めます。 分譲事業では、市場ニーズを踏まえた高付加価値の商品開発に取り組むほか、資産回転型ビジネスである売却型賃貸マンションの計画的な開発・販売により収益の安定化を図ります。 賃貸事業では、三交インがキーテナントとなる「四日市三交ビルANNEX」について、2028年春の開業を目指すとともに、新規開発や施設のリニューアルにより収益向上を図ります。 環境エネルギー事業では、太陽光発電施設の運営効率維持に努めるほか、再生可能エネルギーの可能性について研究を進めます。 不動産管理事業では、人員確保や教育に注力し、品質の高いサービスの提供に努めることに加え、新規受注に取り組むことで収益拡大を図ります。 (流通セグメント) 流通セグメントにおいては、販売力の強化や管理の効率化により、各店舗の競争力向上を図ります。 石油製品販売事業では、エリアに応じた店舗戦略により、収益の向上を図るとともに、メンテナンスやコーティング等のカーライフに係わる総合サービスの提供により収益力強化に取り組みます。 生活用品販売事業では、フランチャイズ展開するハンズにおいて、「ハンズ名古屋店」を閉店する一方で、既存店舗での収益性向上を図りつつ、新店舗の開発にも努めます。 自動車販売事業では、新車及び中古車の販売拡大に注力するとともに、メンテナンスや保険等も含めた、車の生涯を通じた「サイクル・ビジネス」を強化し、収益拡大を図ります。 (レジャー・サービスセグメント) レジャー・サービスセグメントにおいては、需要にマッチした商品やサービスの開発を推進するとともに、積極的な情報発信を行うことで認知度の向上につなげ、収益拡大を図ってまいります。 ビジネスホテル事業では、新規ホテルの開発を進めることにより収益の拡大を図るとともに、既存ホテルの計画的な修繕等により競争力の維持向上に努めます。 旅館事業では、お客さまのニーズに沿った高付加価値プランの拡充に努め顧客満足度の向上を図ります。 索道(ロープウエイ)事業では、インバウンド需要の積極的な取込みに努めるとともに、SNS等を通じ個人の集客強化を図ります。 ゴルフ場事業では、幅広い顧客層に向けた各種イベントの開催や施設改修、プレイ環境の改善による顧客満足度の向上に取り組み、集客を図ります。 (グループ全社) 当社グループにおいては、「安全・安心・安定・快適なサービスの提供」を最重要方針とし、事業を推進していくとともに、働きやすい労働環境の整備やDX推進に向けた取組みを進めてまいります。 今後も当社グループが株主・投資家の皆さまをはじめ、お客さま、地域社会、取引先等あらゆるステークホルダーから信頼される企業集団であり続けるために、「グループ経営指針」及び「グループコンプライアンス行動規範」等に則り、社会的責任の遂行に努めます。財務面では、キャッシュ・マネジメント・システムによるグループ内資金の有効活用により、有利子負債の抑制、財務体質の強化に努めます。 また、「グループサステナビリティ基本方針」に基づき、ESG(環境・社会・ガバナンス)を意識した事業活動により課題解決への取組みを進めることでSDGs(持続可能な開発目標)を達成し、持続的な成長と企業価値の向上を目指してまいります。 (3)目標とする経営指標等 当社グループの長期的かつ安定的な成長を実現するため、グループ各社の力を最大限に引き出すとともに、グループの保有する経営資源を成長性、収益性の高い事業分野に適正配分することにより、企業価値の向上を図ることを経営目標としております。 当社は、2023年5月に「三重交通グループ中期経営計画(2023-2026)」(以下、「本計画」という。)を発表し、目標達成に取り組み、需要の取込みに努めたことにより各セグメントの業績は、計画3年目までの期間において堅調に推移しました。 今後の事業環境の見通し及び足元の業績動向を踏まえ、本計画最終年度となる2026年度の一部目標数値を、2026年5月に変更しております。なお、経営計画目標値以外の経営方針や施策等については、本計画に記載の内容から変更ありません。 変更後の経営計画目標値は以下のとおりです。 経営計画目標値 財務指標   計画最終年度 変更後 ※2       (参考)計画最終年度変更前 ※1 成長性   営業収益   112,000百万円       110,000百万円 営業利益   9,200百万円       8,800百万円 親会社株主に帰属する当期純利益   6,000百万円       5,900百万円 健全性   自己資本比率   35%程度       35%程度 有利子負債※3/EBITDA※4 倍率   6倍以下       6倍以下 効率性   ROE(自己資本純利益率)   9.0%程度       9.0%程度 (注)※1 2025年5月8日に当初公表した営業利益及び親会社株主に帰属する当期純利益の目標値を上方修正 ※2 2026年5月13日に実績と今後の見通しを勘案し、営業収益、営業利益及び親会社株主に帰属する当期純 利益の目標値を上方修正 ※3  有利子負債=有利子負債-現金及び預金 ※4 EBITDA=営業利益+減価償却費 本計画の詳細につきましては、当社ウェブサイトをご参照ください。
事業等のリスク4,228字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクが顕在化した場合に当社グループの経営成績等の状況に与える影響につきましては、合理的に予見することが困難であるため記載しておりません。また、当社は、グループ各社において発生するリスクを適切に管理するための基本的方針及び管理体制を「グループリスク管理規程」において定め、グループに影響を与えるさまざまなリスクに対して適切な管理を行い、リスクの未然防止を図っております。 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 事故や災害等の発生 運輸セグメントをはじめグループ各セグメントにおいて、お客さまの安全確保を最優先としていますが、不可避な要因により事故が発生した場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。また、国際的な情勢不安、景気の低迷のほか、地震や台風等の自然災害、感染症の流行等が、業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、災害発生時においても事業の継続が図れるよう、事業継続計画(BCP)を策定し、防災訓練や安否確認訓練を実施することなどにより非常時の対応強化に努めております。 (2) 重大な犯罪行為やテロ等の発生 重大な犯罪行為やテロ等が発生し、当社グループの施設・設備が被害を受けた場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、これらに備え、テロの未然防止を図ることを目的とした訓練を実施するなどの対策を行っております。 (3) 気候変動による事業運営への影響 気候変動による異常気象で大型台風や集中豪雨が発生し、保有する資産が被害を受け運営施設の営業やバスが運行休止となった場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。また、温室効果ガスの排出抑制へ更なる取組みが要請され、対応のために大規模な投資や費用が発生する場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、災害の発生に関し事業継続計画(BCP)を策定、災害時の速やかな連絡・対応体制の確立によるグループ事業の速やかな復旧及び継続のための枠組みを整えることでリスクの低減を図っております。また、EVバスをはじめとする電動車の導入や非化石証書を活用した自社使用電力の実質再エネルギー化など、脱炭素社会に向けた取組みを進めております。 (4) 少子高齢化や地域人口の減少 少子高齢化や都心部への人口移動等により、当社グループの事業エリアにおける就労人口や通学人口が減少しており、今後もこの傾向が続く場合、バス利用者の減少等、業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、人口減少・少子高齢化社会においても収益基盤を拡充できるよう東京・名古屋・関西での事業展開を推進するとともに、既存事業においても、バリアフリー対策の推進や地域との連携等を通じた安心で快適なサービスの提供を継続しつつ、業務の生産性を向上させ効率化を進めることで持続的な成長に努めております。 (5) 人的資源の確保 労働力人口の減少により人材確保の競争は激しくなっております。そのため、人材獲得が困難な場合は、需要に応じたサービスの提供ができなくなり業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、運輸セグメントでバス運転士の不足が課題となっております。そのため、初任給の引き上げや定年延長等の待遇改善を実施しております。また、育児休業制度やジョブ・リターン制度の整備等により従業員が安心して活躍できる職場環境の形成にも取り組んでおります。 (6) 営業拠点及び経営資源の集中について 関東圏から関西圏に及ぶ当社グループの営業エリアにおいて、主な地域は三重県を中心とした東海地区西部であり、営業拠点は津市、四日市市を中心とする三重県北中部に集中しております。大規模な地震、津波、風水害等が発生した場合、事業の継続に支障をきたし、業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、運輸及びレジャー・サービスセグメントでは、国内外において自然災害等が発生し、国内有数の観光地である伊勢志摩地域への観光客数が減少した場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、事業継続計画(BCP)を策定し、事業の速やかな復旧及び継続のためのバックアップを行っております。 (7) 原油価格の変動 原油価格の上昇は、バス・タクシーの燃料費の増加につながり、業績に影響を及ぼす可能性があります。石油製品販売事業においては、原油価格の変動が市況販売価格に直接影響を与える構造ですが、他社との競合状況等により価格転嫁が行えない場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 金利の上昇 急激な金利上昇により負債コストが増加した場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、長期借入による金利の固定化を進め短期的な金利上昇リスクに備えるとともに、調達条件の改善や維持に努めております。 (9) 販売商品の瑕疵や欠陥 販売した商品に瑕疵や欠陥が見つかった場合、営業停止や信用失墜、問題の改善や補償が必要になることなどにより、業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、関係法令を遵守するとともに、提供する商品の安全性や品質管理に万全を期しております。 (10) 食中毒等の発生 当社グループは、旅館やドライブイン、ホテル等において食事の提供や食品の販売を行っており、食中毒等の事故が発生した場合、営業停止処分に加え、当社グループの信用やブランドを毀損し、業績に影響を及ぼす可能性があります。 そのため、衛生管理や食品の安全な管理体制を整備・徹底し、提供する食事や食品の安全性には十分な注意を払っております。 (11) 国のエネルギー政策変更 環境エネルギー事業では、太陽光発電の固定価格買取制度やエネルギー施策の変更等があった場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。 (12) 資産価値の下落等 グループ各社において、不動産、有価証券等の資産を保有しておりますが、資産価値の下落により、業績に影響を及ぼす可能性があります。また、従業員の退職給付債務については、年金資産の時価下落及び運用利回り、割引率等の退職給付債務算定に用いる前提に変更があった場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。また、年金資産の運用委託先における運用失敗等により、委託資産が消失する事態が発生した場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。 そのため、収支管理の見直し等により資産価値の向上を図るほか、年金資産についても、運用状況の定期的な把握を行い、検討を進めることでリスクの低減に努めております。 (13) 法的規制等の変更 当社グループが営む事業に関連する法改正や許認可の要件変更等があった場合、それらへの対応に伴うコスト増や事業環境の変化等により、業績に影響を及ぼす可能性があります。 (14) コンプライアンス違反 当社グループでは、コンプライアンス体制の整備、充実に努めておりますが、ハラスメントや法令違反等の不祥事が発生した場合、信用の失墜、罰則金、損害賠償請求等により、業績に影響を及ぼす可能性があります。 そのため、業務遂行にあたり、社会規範の尊重や公正かつ適切な事業活動を行うための原則を定めた「グループコンプライアンス行動規範」を周知させ、適正な法令遵守体制の構築を進めるとともに、教育研修等によるコンプライアンスに関する啓発活動の実施、相談窓口の設置等の取組みを進め、不正や不祥事の発生防止に努めております。 (15) 情報システム障害・個人情報の漏洩 当社グループは、バス事業をはじめ、各種事業を運営する中において、個人情報を含む様々なデータを保有しております。その管理に必要なシステムやネットワークを安定稼働させるため必要な対策を実施しておりますが、所有するコンピュータシステムのウイルス感染や外部からの不正アクセス等により重大な機能障害や個人情報の流出等の問題が発生した場合、復旧にかかる費用の発生や信用の失墜、損害賠償請求等により、業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、各種システムの点検や情報セキュリティ対策を進めるほか、従業員に対する教育を実施することで障害発生の防止を図るとともに、発生時における速やかな対応体制構築にも努めております。また、業務上取り扱う様々な情報資産については、個人情報保護法等の法令やグループで制定した「グループ個人情報保護方針」等に基づき、適切に管理しております。 (16) 乗合バス事業における補助金 乗合バス事業においては、不採算路線においても社会的要請に応えるため、補助金制度を活用しながら運行を行っておりますが、制度の改廃が行われた場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。 そのため、関係する地域や自治体との情報・認識を共有し協議を進めていくことで、地域公共交通としての役割を果たせるよう努めております。 (17) 賃貸等不動産における空室及び賃料低下 賃貸事業では、入居者獲得の競争の激化等により、入居者や賃料が計画どおりに確保できなくなる可能性があります。既存テナントが退去し空室期間が長期化した場合、賃料を下げることもあり、業績に影響を及ぼす可能性があります。 そのため、継続的なテナント誘致に取り組んでいくことで稼働率の維持に努めております。 (18) 建築コストの高騰 分譲・賃貸・建築事業等では、建築工事に必要な資材の価格や人件費が想定を超えて急激に高騰した場合、見積時期と発注時期の時間的差異により価格転嫁が間に合わず、業績に影響を及ぼす可能性があります。 そのため、受注水準に応じた計画的な在庫確保や効率化に取り組み、コストの抑制を図ることでリスクの低減に努めております。 これらの他にも様々なリスクがあり、ここに記載されたリスクが当社グループの全てのリスクではありません。
経営成績の分析 (MD&A)7,221字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度(以下、「当期」という。)における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用関連会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 (経営成績) 当期におけるわが国経済は、雇用や所得環境の改善、インバウンド需要の拡大等により緩やかな回復が続きました。その一方で、物価や金利の上昇により消費者マインドに足踏みがみられたことや、中東情勢や日中関係の悪化等の地政学リスクも重なり、先行き不透明な状況で推移しました。 このような状況の中、当社グループは、運輸セグメントやレジャー・サービスセグメントにおいて万博関連需要の取込みに努めたことに加え、流通セグメントではトラックの新車販売拡大に取り組みました。また、不動産セグメントでは2025年8月に三重県内における新たな旗艦ビルとして「四日市三交ビル」を開業したことに加え、その隣接地で「四日市三交ビルANNEX」の開発に着手するなど、安定した収益基盤の拡大を図りました。 この結果、当期における当社グループの営業収益は1,102億60百万円(前連結会計年度(以下、「前期」という。)比64億11百万円、6.2%増)となり、営業利益は、97億56百万円(同13億40百万円、15.9%増)、経常利益は、96億74百万円(同11億59百万円、13.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は、62億50百万円(同1億91百万円、3.2%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 (運輸セグメント) 一般乗合旅客自動車運送事業(乗合バス)では、2024年12月に運賃改定を実施したことに加え、伊勢市等の観光地における輸送が好調に推移したことなどにより営業収益は増加しました。一般貸切旅客自動車運送事業(貸切バス)では、万博をはじめとするイベント輸送で、単価や稼働が上昇したことなどにより営業収益は増加しました。一般乗用旅客自動車運送事業(タクシー)では、前期に比べ乗務員の充足が進んだことなどにより営業収益は増加しました。 この結果、運輸セグメントの営業収益は265億42百万円(前期比23億円、9.5%増)となり、営業利益は12億40百万円(同7億23百万円、139.6%増)となりました。 業種別営業成績 区分   営業収益(百万円)   前期比(%) 一般乗合旅客自動車運送事業(乗合バス)   12,025   10.6 一般貸切旅客自動車運送事業(貸切バス)   7,741   13.9 旅客運送受託事業   5,202   4.7 一般乗用旅客自動車運送事業(タクシー)   864   8.7 貨物自動車運送事業   239   11.6 自動車整備事業   531   3.9 その他   2,335   0.2 小計   28,940   9.2 内部取引の消去   △2,397   - 合計   26,542   9.5 (注) 一般旅客自動車運送事業における営業成績は下記のとおりであります。 区分   単位   一般乗合 旅客自動車 運送事業   前期比 (%)   一般貸切 旅客自動車 運送事業   前期比 (%)   一般乗用 旅客自動車 運送事業   前期比 (%) 営業日数   日   365   0.0   365   0.0   365   0.0 期末在籍車両数   両   811   1.9   259   2.4   135   △1.5 営業キロ   km   6,739   △3.5   -   -   -   - 実働走行キロ   千km   26,795   △3.3   9,741   7.7   1,638   6.7 旅客人員   千人   40,579   2.2   2,199   11.8   420   6.2 旅客運送収入   百万円   11,685   10.7   5,686   15.2   852   9.0 運送雑収   百万円   339   7.6   2,055   10.4   12   △4.3 (不動産セグメント) 分譲事業では、マンション分譲において1戸当たりの販売価格が上昇したことなどにより営業収益は増加しました。賃貸事業では、前期に開業した物件の稼働率向上に加え、2025年8月に開業した「四日市三交ビル」が収益寄与したことなどにより営業収益は増加しました。建築事業では、注文住宅やリフォーム工事の単価が上昇したことにより営業収益は増加しました。環境エネルギー事業では、前期に比較して天候に恵まれ発電量が増えたことにより営業収益は増加しました。不動産管理事業では、新規物件の受託等により営業収益は増加しました。 この結果、不動産セグメントの営業収益は387億95百万円(前期比23億82百万円、6.5%増)となり、営業利益は66億78百万円(同5億53百万円、9.0%増)となりました。 業種別営業成績 区分   営業収益(百万円)   前期比(%) 分譲事業   13,601   5.8 賃貸事業   11,476   7.5 建築事業   4,722   12.3 環境エネルギー事業   5,381   1.7 仲介事業   993   △0.3 不動産管理事業   3,219   9.4 その他   93   △0.6 小計   39,489   6.6 内部取引の消去   △694   - 合計   38,795   6.5 (注)1 分譲事業における営業成績は下記のとおりであります。 区分   土地 (ロット)   前期比 (%)   建物 (戸)   前期比 (%)   営業収益 (百万円)   前期比 (%) 戸建分譲   100   5.3   59   △10.6   2,475   △4.8 マンション分譲   -   -   295   16.6   9,068   3.2 (持分換算後)   (206.1)   (△7.3) 土地売却他   -   -   -   -   2,057   40.2 2 建築事業における受注状況は下記のとおりであります。 区分   受注高 (百万円)   前期比 (%)   受注残高 (百万円)   前期比 (%) 建築事業   4,991   16.0   2,503   15.6 (流通セグメント) 石油製品販売事業では、石油製品の販売単価及び販売数量が低下したことなどにより営業収益は減少しました。生活用品販売事業では、来店客数が増えたことに加え、購買単価も上昇したことにより営業収益は増加しました。自動車販売事業では、トラックの新車販売台数が増えたことなどにより営業収益は増加しました。 この結果、流通セグメントの営業収益は362億44百万円(前期比11億74百万円、3.3%増)となり、営業利益は7億77百万円(同1億74百万円、29.0%増)となりました。 業種別営業成績 区分   営業収益(百万円)   前期比(%) 石油製品販売事業   10,493   △3.9 生活用品販売事業   8,798   3.0 自動車販売事業   17,101   8.5 小計   36,393   3.3 内部取引の消去   △149   - 合計   36,244   3.3 (レジャー・サービスセグメント) ビジネスホテル事業では、万博等のイベントやインバウンド需要の拡大で、客室料金や稼働率が上昇したことにより営業収益は増加しました。旅館事業では、客室の改装を実施し顧客満足度の向上に努め、宿泊総消費単価が上昇したことにより営業収益は増加しました。ドライブイン事業では、ツアーや団体のお客さまを乗せたバスの立寄り台数が増え、売店等の利用が伸びたことにより営業収益は増加しました。旅行事業では、万博をはじめとするツアーの参加人員が増えたことにより営業収益は増加しました。 この結果、レジャー・サービスセグメントの営業収益は167億11百万円(前期比14億35百万円、9.4%増)となりましたが、施設修繕を進めたことなどにより営業利益は11億1百万円(同41百万円、3.6%減)となりました。 業種別営業成績 区分   営業収益(百万円)   前期比(%) ビジネスホテル事業   7,535   12.6 旅館事業   2,679   1.9 ドライブイン事業   1,065   9.4 索道事業(ロープウエイ)   969   2.5 ゴルフ場事業   476   △3.7 旅行事業   2,653   17.3 自動車教習所事業   1,020   5.2 その他   313   1.4 小計   16,713   9.4 内部取引の消去   △2   - 合計   16,711   9.4 (財政状態) 当連結会計年度末(以下、「当期末」という。)における財政状態は、資産は販売用不動産の増加等により1,915億11百万円(前連結会計年度末(以下、「前期末」という。)比98億97百万円増)となりました。負債は借入金の増加等により1,209億75百万円(同25億46百万円増)となりました。純資産は利益剰余金の増加等により705億35百万円(同73億51百万円増)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当期の営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益、減価償却費の計上等により、78億68百万円の収入(前期比12億36百万円収入減)となりました。 投資活動によるキャッシュ・フローは、主に固定資産の取得により、88億62百万円の支出(同23億99百万円支出減)となりました。 財務活動によるキャッシュ・フローは、借入金の増加等により、2億61百万円の収入(同29億54百万円収入増)となり、この結果、現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は、25億73百万円(前期末比7億32百万円減)となりました。 ③ 生産、受注及び販売の実績 当社グループは、運輸業及び不動産業を中心としているため、生産規模及び受注規模を金額あるいは数量で示しておりません。 そのため、生産、受注及び販売の状況については、「① 財政状態及び経営成績の状況」におけるセグメントの経営成績に関連づけて記載しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (経営成績の分析) イ.営業収益及び営業利益 当期の経営成績は、運輸セグメントのバス事業における単価及び稼働の上昇、不動産セグメントの分譲事業における1戸当たりの販売単価の上昇や賃貸事業における新規開業及び既存物件の稼働向上、流通セグメントの自動車販売事業での新車販売台数増、レジャー・サービスセグメントのビジネスホテル事業での単価上昇等、各セグメントにおいて好調に推移した結果、営業収益は前期に比較して64億11百万円、6.2%増の1,102億60百万円となりました。また、営業利益は、人件費や施設修繕等の営業費用増はあったものの、営業収益の増加に伴い、前期に比較して13億40百万円、15.9%増の97億56百万円となりました。 なお、各セグメントの営業収益及び営業利益の分析については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 ロ.経常利益 経常利益は、営業利益の増加により前期に比較して11億59百万円、13.6%増の96億74百万円となりました。 ハ.親会社株主に帰属する当期純利益 親会社株主に帰属する当期純利益は、連結子会社の㈱三交クリエイティブ・ライフにおけるハンズ名古屋店の閉店及び同社が解散することに伴う特別損失を計上したものの、前期に比較して1億91百万円、3.2%増の62億50百万円となりました。 (財政状態の分析) 当期末における資産は、前期末に比較して98億97百万円増加の1,915億11百万円となりました。これは、販売用不動産の増加や保有している投資有価証券の時価上昇があったことによるものであります。負債は、前期末に比較して25億46百万円増加の1,209億75百万円となりました。これは、主に借入金の増加によるものであります。純資産は、時価上昇による有価証券評価差額金の増加や親会社株主に帰属する当期純利益の計上等により、前期末に比較して73億51百万円増加の705億35百万円となり、自己資本比率は36.6%(前期末34.6%)となりました。 (経営成績に重要な影響を与える要因) 経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 (キャッシュ・フローの状況の分析) 当期のキャッシュ・フローの状況については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 (資本の財源及び資金の流動性) 当社グループの主な資金需要は、各事業の運転資金に加え、販売用不動産等の棚卸資産の取得及び既存設備の維持更新、バス車両の新造、賃貸等不動産の取得、所有不動産の建替えや改装などの設備投資に関するものであります。また、株主還元については、財務健全性等に留意しつつ、配当政策に基づき実施してまいります。 当社グループの運転資金、設備投資資金及び株主還元のための資金は、主として営業活動により獲得した資金より充当し、必要に応じて銀行等からの借入による資金調達を実施しております。このうち、借入による資金調達につきましては、運転資金は短期借入金で、設備投資などの長期資金は長期借入金での調達を基本としております。当期末における借入金残高は、809億92百万円で、前期末に比較して18億84百万円増加しました。期末において急な支出に対応できる十分な水準の手元資金は引き続き確保しており、営業活動によるキャッシュ・フロー等を考慮すると、今後の成長に必要となる資金の調達及び有利子負債の返済に対し、適正に対応できる水準であると考えております。また、中期経営計画においては、最終年度となる2026年度における自己資本比率を35%程度、ROEを9.0%程度、有利子負債/EBITDA倍率を6倍以下とする目標を掲げ、将来の成長に向けた戦略的な資金需要に対しては、財務健全性と資本効率性を意識しながら、持続的な利益成長を支える財務戦略を展開していく方針です。 なお、当社グループでは、一般旅客自動車運送事業を中心に日々の収入金があることから、日常の流動性資金は十分な水準を確保しており、これらの資金をキャッシュ・マネジメント・システムを通じて集中管理することで、グループ内資金の有効活用と有利子負債の圧縮に努めております。また、一時的な資金不足に備え、主要取引銀行との当座貸越契約を締結することにより、機動的な資金調達を可能にしております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。作成にあたっては、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要とします。これらの見積りについては過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性により異なる場合があります。特に以下の事項は、経営者の会計上の見積りの判断が経営成績等に重要な影響を及ぼすと考えております。 なお、将来事業計画等の見込数値に反映させることが困難な要素もありますが、期末時点で入手可能な情報をもとに検証等を行っております。 イ.固定資産の減損 当社グループは、運輸セグメント及び不動産セグメントを中心に多くの固定資産を保有しております。これらの固定資産の回収可能額については、将来キャッシュ・フロー、割引率、正味売却価額等の前提条件に基づき算出しており、事業計画や市場環境の変化により前提条件が変更された場合には、損失が発生する可能性があります。 ロ.退職給付債務及び費用 当社グループは、退職給付債務及び費用について、数理計算上で設定される諸条件に基づいて算出しております。これらの前提条件には、割引率、退職率、死亡率及び長期期待運用収益率等が含まれます。実際の結果が前提条件と異なる場合、または前提条件が変更された場合、退職給付債務及び費用に影響する可能性があります。 ハ.繰延税金資産 当社グループは、繰延税金資産の回収可能性の判断に際し、将来の課税所得やタックスプランニングを合理的に見積っております。将来課税所得の見積り額やタックスプランニングが変更された場合には、繰延税金資産が増額または減額される可能性があります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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