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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

杉村倉庫

sugimura warehouse co.,ltd.9307 · Standard · 倉庫・運輸関連業

倉庫業を中核に、運送・不動産賃貸・ゴルフ練習場・売電事業を展開。野村HDグループの物流基盤。

概要

杉村倉庫は1919年創業の物流企業で、大阪市港区に本社を置く。野村ホールディングス傘下のグループ企業として、子会社の杉村運輸・杉村興産とともに、倉庫業・運送業・不動産賃貸業・太陽光発電事業などを営む。1949年に大阪証券取引所に上場し、2026年3月期の連結営業収益は112億円、純利益は9.7億円、従業員数377名。

倉庫保管と運送を核とする物流事業

物流事業は当社グループの主力であり、連結営業収益の約85%を占める。当社は顧客から受託した貨物の保管・荷役を担当し、子会社の杉村運輸が自動車運送・梱包・流通加工を担う。2026年3月期の物流事業収益は95億8千1百万円、セグメント利益は10億8千3百万円。倉庫の入庫高は24万2千トン、出庫高は24万9千トン、期末在庫は4万1千トン。食品を中心に既存顧客からの取扱物量が増加した一方、建設関連貨物の低迷や荷主の在庫圧縮傾向に対応している。運送業務ではオフィス移転作業の受注が前年を下回ったが、配送取扱量は横ばい。人件費や燃料費の上昇に対し、下払費用の削減で利益を確保した。

不動産賃貸と太陽光発電が収益を補完

不動産事業は、当社が保有する土地・建物の賃貸を中心とし、子会社の杉村興産が駐車場業務とゴルフ練習場を運営する。2026年3月期の不動産事業収益は13億4千2百万円、セグメント利益は8億7千6百万円。大阪市港区の本店周辺に賃貸倉庫を複数保有し、屋上には太陽光発電設備を設置して売電事業も行う。2020年にはさんとつP-2ヤードを開設した。その他の事業としてゴルフ練習場があり、杉村興産が運営する。また、大阪港営業所の倉庫屋上で太陽光発電が稼働しており、環境負荷低減に貢献している。

野村ホールディングス傘下のグループ運営

当社の親会社は野村ホールディングスであり、その子会社である野村プロパティーズとは不動産賃貸事業で協力関係にあるが、事業の棲み分けがなされている。連結子会社として杉村運輸(1961年設立)と杉村興産(1972年設立)の2社を有する。杉村物流サービスは2020年に解散した。かつて関連会社として近畿港運があったが、2017年に株式を譲渡し関連会社から除外した。グループ全体で物流・不動産・その他(ゴルフ・売電)の3セグメントを運営し、2026年3月期の連結営業収益は112億4千2百万円、純利益は9億6千7百万円。

大阪・東京・神戸に広がる営業拠点

本社を大阪市港区に置き、大阪港営業所が物流の中核拠点。神戸市には摩耶営業所(1965年開設)とポートアイランド営業所(1978年開設)を持ち、関西圏をカバー。関東方面では東京都内に板橋・足立・江東の各営業所を、埼玉県戸田市に戸田営業所(1997年開設)、神奈川県厚木市に厚木営業所(1971年開設)を配置。1969年には東京支店(現東京事務所)を開設。かつては中国上海市に事務所を持ち海外展開も図ったが、2015年に廃止している。これらの拠点網を生かし、全国的な物流サービスを提供する。

業界の中での役割は物流事業(倉庫・運送)を主軸とする総合物流サービス会社。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
112億円
営業利益
14億円
営業利益率
12.5%
純利益
10億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01物流(倉庫・運送)主力

得意先から受託した貨物の保管、荷役・荷捌、運送を一貫して提供。自社倉庫と子会社の運輸会社による保管から配送までの物流サービスを担う。

主な製品・サービス2
倉庫保管業務
顧客の貨物を倉庫で預かり、保管する業務。物流の要となる。
貨物自動車運送
倉庫から目的地までの貨物輸送を担う。一部は子会社の杉村運輸に委託。

02不動産賃貸準主力

自社が保有する土地・建物を賃貸。一部は子会社の杉村興産に貸し出し、駐車場として運営している。

03その他(ゴルフ練習場・売電)副次

子会社の杉村興産がゴルフ練習場を運営。当社は倉庫屋上の太陽光発電による売電事業も行う。

製品と技術

倉庫保管と荷役を支える施設とオペレーション

当社の倉庫事業は、大阪港営業所を中心に複数の倉庫(福崎倉庫SB91-95号、SB99号、SB81-83号など)を運営する。保管対象は食品を中心とした一般貨物で、入出庫・荷役・在庫管理を一貫して行う。倉庫は耐震性に優れ、フォークリフトやパレットラックを備える。2026年3月期の入庫高は24万2千トン、出庫高は24万9千トン。顧客ニーズに応じた温度管理や流通加工にも対応する。近年は業務効率化のため新型物流機器やDXを導入し、省人化を進めている。

トラック運送とオフィス移転のトータルサービス

子会社の杉村運輸が運送事業を担い、一般貨物の配送からオフィス移転作業まで手がける。車両とドライバーの稼働情報を事業所間で共有し、効率的な配車を実現。移転作業では梱包・荷造りから設置・廃棄物処理までワンストップで提供する。2026年3月期の取扱トン数は13万5千トン。配送取扱量は前年並みだが、移転作業の受注は減少した。人手不足対策として、労働環境整備や研修の充実に取り組み、安定的なサービス提供を目指す。

屋上太陽光発電とゴルフ練習場のその他事業

2013年から大阪港営業所の倉庫屋上で太陽光発電設備を稼働させ、売電事業を行っている。SB91-95号、SB99号、SB81-83号の屋上に設置され、再生可能エネルギーによる環境負荷低減に貢献。また、子会社の杉村興産が運営するゴルフ練習場は、本社近辺の施設を利用して営業。これらのその他事業は収益規模は小さいが、グループの事業ポートフォリオを多様化し、安定収益の一助となっている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

倉庫・運輸関連業のなかでの位置

倉庫業で中堅、高営業利益率と安定収益が強み

杉村倉庫は倉庫・運輸関連業界の中堅企業で、営業利益率12.5%と業界平均を上回る収益性を誇る。同業他社には三菱倉庫や三井倉庫、住友倉庫などの大手が存在し、規模では劣るが、効率的な運営で差別化。港湾倉庫や物流センター運営を主力とし、製造業や小売業の需要を取り込む。売上高は横ばい傾向で、成長性にはやや課題があるが、安定したキャッシュフローを生み出している。内需依存だが、国内物流需要は堅調。

強み

  • 営業利益率12.5%と倉庫業界で高水準を維持し、安定した収益力を持つ。
  • 倉庫の稼働率や在庫管理のノウハウに優れ、コスト競争力が高い。
  • 製造業・流通業の大手企業と長期契約を締結し、安定収入を確保。
  • 自己資本比率が高く、無借金経営に近い財務体質。

課題

  • 三菱倉庫など大手に比べ規模が小さく、M&Aや投資で劣る。
  • 売上高が横ばいで、新規需要開拓や価格転嫁が必要。
  • ドライバー不足や倉庫作業員の確保難が業績リスク。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

倉庫・運輸関連業の時価総額近傍。太字が杉村倉庫

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19368キムラユニティー451億円12.3倍
29319中央倉庫347億円16.1倍
39322川西倉庫211億円30.8倍
49367大東港運195億円20.6倍
59312ケイヒン186億円7.3倍
69307杉村倉庫162億円16.7倍
79306東陽倉庫158億円9.1倍
89351東洋埠頭150億円9.6倍
99380東海運126億円16.8倍
109325ファイズホールディングス116億円11.3倍
119311アサガミ110億円6.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 36件

杉村正太郎が安治川支店を創業した1895年

1895年10月、杉村正太郎が大阪市西区で「杉村安治川支店」の商号で倉庫業を創業した。1916年には大阪市港区に派出所(現大阪港営業所)を開設し、港湾地域への進出を果たす。1919年10月には株式会社に改組し、株式会社杉村倉庫を設立。1940年には倉庫業法による倉荷証券発行許可を受け、信用力のある倉庫業者としての地位を固めた。1949年5月には大阪証券取引所に株式を上場し、戦後の資本市場に参加した。

子会社の設立と関西拠点の拡充が進んだ高度成長期

1958年2月、福崎梱包運輸(後の杉村物流サービス)の株式を譲受け子会社化。1961年10月にはマルエス運送(現杉村運輸)を子会社として設立し、自動車運送事業に本格参入。同年12月には改正倉庫業法による営業許可を取得。1965年には神戸摩耶営業所と城東営業所を新築開設し、神戸港や大阪東部の物流需要を取り込んだ。1968年には浪速海運(現近畿港運)に出資し関連会社化、港湾貨物取扱いの体制を整えた。この時期に物流事業の基盤が形成された。

首都圏への本格進出と営業網の全国化

1969年6月、東京都中央区に東京支店(現東京事務所)を開設し、関東市場に初めて足場を築いた。1971年には神奈川県厚木市に厚木営業所を新築、1973年には東京都板橋区、1977年には足立区にそれぞれ営業所を開設。1978年には神戸ポートアイランド営業所を開設し、関西でも港湾機能を強化。1991年には厚木営業所に倉庫を増設し、首都圏での保管能力を高めた。1997年には埼玉県戸田市に戸田営業所を新築し、物流拠点網を拡大した。

海外進出とグループ再編の時期

1994年12月、中国上海市に上海事務所を開設し、海外物流需要への対応を試みた。しかし2015年12月には同事務所を廃止し、海外事業から撤退。国内では1999年に大阪市福島区に阪神杉村ビルを新築、2006年には杉村運輸が東京杉村運輸を吸収合併し、運送事業を統合。2017年12月には近畿港運の株式を譲渡し関連会社から除外。2020年3月には杉村物流サービスを解散するなど、グループの選択と集中を進めた。

太陽光発電と賃貸倉庫の新設による収益多様化

2007年以降、大阪港営業所福崎倉庫に次々と倉庫を増設(SB91〜95号、SB99号、SB81〜83号)。2013年からは倉庫屋上に太陽光発電設備を設置し、売電事業を開始。2015年には賃貸倉庫なにわセンター、2020年にはさんとつP-2ヤードを開設し、不動産事業の収益源を拡大。2022年1月には東京都江東区に江東営業所を開設し、東京臨海部への進出を果たした。これらの設備投資により、物流と不動産の両輪で成長を目指している。

年表36件を開く

1890年代

  • 1895年10月創業杉村正太郎、商号「杉村安治川支店」として大阪市西区で創業。

1910年代

  • 1916年9月大阪市港区に派出所(現大阪港営業所)を開設。
  • 1919年10月創業株式会社に改組し株式会社杉村倉庫を設立。

1940年代

  • 1940年9月倉庫業法による倉荷証券発行許可を受ける。
  • 1949年5月上場大阪証券取引所(2013年7月、東京証券取引所と現物市場を統合)に株式上場。

1950年代

  • 1958年2月福崎梱包運輸㈱(現 杉村物流サービス㈱)の株式を譲受け子会社とする。

1960年代

  • 1961年10月マルエス運送㈱(現 杉村運輸㈱)を子会社として設立。(現 連結子会社)
  • 1961年11月大阪市福島区に梅田営業所を新築開設。
  • 1961年12月改正倉庫業法による倉庫業営業許可を受ける。
  • 1965年5月神戸市灘区に神戸摩耶営業所を新築開設。
  • 1965年8月大阪市鶴見区に城東営業所を新築開設。
  • 1968年8月浪速海運㈱(現 近畿港運㈱)に出資し関連会社となる。
  • 1968年12月港湾運送事業法の改正に基づき、現行の港湾貨物取扱の体制を本格的に展開。
  • 1969年6月東京都中央区に東京支店(現 東京事務所)を開設。

1970年代

  • 1971年10月神奈川県厚木市に厚木営業所を新築開設。
  • 1972年5月杉村興産㈱を子会社として設立。(現 連結子会社)
  • 1972年5月杉村運輸㈱と共同出資によって厚木マルエス運送㈱(旧 東京杉村運輸㈱)を子会社として設立。
  • 1973年8月東京都板橋区に板橋営業所を開設。
  • 1977年2月東京都足立区に足立営業所を開設。
  • 1978年3月神戸市中央区に神戸ポートアイランド営業所を新築開設。

1990年代

  • 1991年2月厚木営業所に倉庫増設。
  • 1994年12月中国上海市に上海事務所開設。
  • 1996年6月梅田営業所廃止。
  • 1997年7月埼玉県戸田市に戸田営業所を新築開設。
  • 1999年2月大阪市福島区に阪神杉村ビルを新築開設。(旧 梅田営業所跡地)

2000年代

  • 2006年4月M&A杉村運輸㈱は同社を存続会社として東京杉村運輸㈱と合併。
  • 2007年3月大阪港営業所福崎倉庫にSB91~95号倉庫増設。

2010年代

  • 2013年5月上記倉庫の屋上に太陽光発電設備新設。
  • 2013年12月大阪市港区に賃貸倉庫SB99号棟新設、同屋上に太陽光発電設備新設。
  • 2015年8月大阪市港区に賃貸倉庫なにわセンターを開設。
  • 2015年12月上海事務所廃止。
  • 2016年7月大阪港営業所福崎倉庫にSB81~83号倉庫増設、同屋上に太陽光発電設備新設。
  • 2017年12月近畿港運㈱株式を譲渡し、同社を関連会社から除外。

2020年代

  • 2020年3月杉村物流サービス㈱解散。
  • 2020年11月大阪市港区に賃貸倉庫さんとつP-2ヤードを開設。
  • 2022年1月東京都江東区に江東営業所を開設。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    取扱貨物の拡大

    グループ各社の連携強化により物流アウトソーシング受託領域を拡大し、顧客満足度向上を通じて新規貨物・新規顧客を獲得し、安定的な収益基盤を確立する。

  2. 02

    拠点の拡充と機能強化

    顧客ニーズに適合した新規拠点の設置や既存拠点の機能強化を検討する。大阪港営業所では老朽倉庫を解体し、需要動向や投資効率を見極めた上で施設機能の増強を進める。

  3. 03

    生産性の向上

    DX推進や業務プロセス見直し、新型物流機器の導入により倉庫業務の効率化を図る。運送業務では車両・ドライバー情報の共有や顧客との調整高度化で配送・移転作業を効率化する。

  4. 04

    人材の育成と確保

    人手不足を見据え、OJTや外部研修を通じた従業員の能力向上と現場力の底上げに取り組む。働きやすい環境整備や業務負荷軽減により多様な人材が活躍できる職場づくりを進める。

  5. 05

    サステナビリティへの取り組み

    環境保護方針に基づく環境配慮活動、安全で健全な労働環境の確保、社内ガバナンス体制の堅持に取り組み、持続的成長と社会的信頼の獲得を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で377人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は630万円で、9期前と比べて0.3%平均年齢は40.0歳、平均勤続年数は12.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月337
2018年3月342
2019年3月63240.014.0355
2020年3月64040.014.0365
2021年3月59041.013.0375
2022年3月59842.014.0371
2023年3月59441.014.0362
2024年3月59941.014.0371
2025年3月62441.013.0373375
2026年3月63040.012.0377371

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率11.5%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)65.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社4(国内 4 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
大阪港営業所 — 大阪市港区4,406百万円
物流事業 不動産事業
戸田営業所 — 埼玉県戸田市3,458百万円
物流事業
本店 — 大阪市港区1,842百万円
物流事業 不動産事業 その他の事業
厚木営業所 — 神奈川県厚木市692百万円
物流事業 不動産事業
神戸ポート アイランド営業所 — 神戸市中央区239百万円
物流事業
大阪市 港区192百万円
物流事業
神戸摩耶営業所 — 神戸市灘区163百万円
物流事業
城東営業所 — 大阪市鶴見区160百万円
物流事業
板橋営業所 — 東京都板橋区6百万円
物流事業
江東営業所 — 東京都江東区2百万円
物流事業
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    野村ホールディングス㈱
    東京都中央区
    議決権50.5%
  • 国内
    杉村運輸㈱
    大阪市港区
    議決権100.0%
  • 国内
    杉村興産㈱
    大阪市港区
    議決権100.0%
  • 国内
    野村プロパティーズ㈱
    東京都中央区
    議決権46.1%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は112億円営業利益14億円前期と比べると増収増益で、売上が+0.0%、利益が+0.0%。

売上高
+0.0%
112億円
営業利益
+0.0%
14億円
純利益
+11.1%
10億円
営業利益率
12.5%
前期比 +0.0%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高112億円112億円
営業利益13億円14億円
純利益9億円10億円
1株あたり配当¥15¥15

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は27億円、営業利益は3億円。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2018年4Q1014
2019年4Q1022
2020年4Q1032
2021年4Q1023
2022年4Q1023
2023年4Q1062
2024年4Q1093
2025年4Q11276.34
2026年4Q11276.35
2027年1Q27311.12

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は94億円から112億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は12.5%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月9473
2014年3月9994
大阪市港区に賃貸倉庫なにわセンターを開設。
2015年3月99104
2016年3月103127
2017年3月102108
2018年3月1011011
2019年3月102119
大阪市港区に賃貸倉庫さんとつP-2ヤードを開設。
2020年3月103119
2021年3月1021210
東京都江東区に江東営業所を開設。
2022年3月102118
2023年3月106107
2024年3月109139
2025年3月112141412.59
2026年3月112141412.510

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高112億円のうち、営業利益として残るのは14億円12.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は10億円、売上の8.9%にあたる。営業利益率は業種中央値5.4%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価など作る・仕入れるのにかかったお金76.8%86億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金10.7%12億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益12.5%14億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比+7.1pt
12.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+4.0pt
8.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.3pt
5.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが19億円、投資CFが−6億円で、差し引きのフリーCFは13億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は57億円で、売上の6.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月8−6−4221
2014年3月−2−67−821
2015年3月15−5−81023
2016年3月9−6−2324
2017年3月10−4541−3530
2018年3月2310−163347
2019年3月14−1−141346
2020年3月16−7−14941
2021年3月10−7−11333
2022年3月16−3−171329
2023年3月18−3−91536
2024年3月21−4−101743
2025年3月19−2−71752
2026年3月19−6−81357

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は227億円。このうち返さなくてよい自己資本が177億円で、自己資本比率は78.1%(業種中央値56.9%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月180869447.7
2014年3月1948910545.8
2015年3月2009810249.0
2016年3月20510310250.4
2017年3月24910814143.3
2018年3月24911913047.4
2019年3月23812511352.4
2020年3月23213110156.5
2021年3月2281389060.6
2022年3月2191457466.4
2023年3月2201516968.7
2024年3月2211606172.4
2025年3月2241685675.0
2026年3月2271775078.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
57億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
121億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
50億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
95
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率25 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

倉庫・運輸関連業 31社との比較

同じ倉庫・運輸関連業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率31社中1位あたり、逆に低いのは売上成長率31社中25位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.6%/中央値 6.9%
P25 5.6%P75 8.7%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
12.5%/中央値 5.4%
P25 3.4%P75 7.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
78.1%/中央値 56.9%
P25 45.8%P75 65.3%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
0.0%/中央値 3.0%
P25 0.3%P75 6.1%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.5%/中央値 2.9%
P25 2.0%P75 3.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥988で、1年前と比べて-0.4%過去52週の値幅のなかでは51%の位置にある。

¥988-1.2%1ヶ月+1.6%1年-0.4%時価総額162億円
過去52週の値幅
安値¥850高値¥1,119

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)16.7倍
PER (会社予想)18.8倍
PBR0.91倍
配当利回り1.52%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

1ヶ月で+4.37%上昇も、直近は25日線(985円)を上回るも75日線(999円)に接近。週足はもみ合い、52週高値1119円からは-10.4%の位置。7/30に-3.56%下落、出来高増加で売り優勢。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 30/100)

PER 16.9倍は同業平均13.8倍を上回り、やや割高感。PBR 0.92倍は平均0.98倍とほぼ同水準。配当利回り1.5%は平均2.87%を下回り魅力度に欠ける。ROE 5.6%は安定しているが、業績横ばいの中でバリュエーションが割高に映る。成長性に欠けるためPERの割高感が強い。

指標この会社業種平均
PER (実績)16.7倍13.9倍
PER (予想)18.8倍
PBR0.91倍0.98倍
ROE5.6%7.3%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

安定した倉庫業だが成長性は乏しい。PBR0.92倍と割安で高配当利回り1.5%が買い材料。強気派は安定配当とバリュエーションの低さを評価。弱気派は売上高が横ばいで成長期待がなく、ROE5.6%と低い資本効率を問題視。

プラスに働く材料7
  • 割安株

    PBR0.92倍と解散価値割れ水準。

  • 安定配当

    配当利回り1.5%で長期保有向き。

  • 安定収益

    営業利益率12.5%と収益基盤は強固。

  • 2026年3月期純利益11%増予想2026年3月期影響

    純利益9→10億円、前期比11%増益見通し

  • 営業利益14億円と安定収益通年影響

    営業利益14億円、利益率12.5%と高水準維持

  • PBR0.92倍と割安水準不定影響

    PBR0.92倍、自己資本比率高く安全性も高い

  • 外国人保有18%と相対的高い継続影響

    外国人保有18.1%、需給は比較的安定

マイナスに働く材料7
  • 低成長

    売上高が3期連続ほぼ横ばいで、成長期待薄。

  • 低ROE

    ROE5.6%と資本効率が低く、PBR上昇には過剰在庫。

  • 関西依存

    地盤地域の経済変動に影響を受けやすい。

  • 売上高横ばいで成長鈍化2026年3月期影響

    売上高112億円と前期比横ばい、伸び悩み

  • PER予想19倍と割高感不定影響

    予想PER19.1倍、同業他社比割高

  • ROE5.6%と資本効率低い通年影響

    ROE5.6%は業界平均を下回る

  • 倉庫業界の需給悪化リスク継続影響

    物流需要減退で倉庫稼働率低下の懸念

次の決算で確かめる点
売上高
成長の有無を確認する基本指標。
営業利益率
収益性の持続性を測る。
ROE
資本効率改善がPBR上昇につながる。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり15で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは1.52%。

年間配当
¥15
1株あたり
配当利回り
1.52%
いまの株価に対して
配当性向
26.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月821.9
2018年3月7−13.37.3
2019年3月815.413.8
2020年3月80.014.1
2021年3月7−6.714.1
2022年3月87.111.1
2023年3月86.714.9
2024年3月1025.020.6
2025年3月1550.031.5
2026年3月150.026.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥15

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ3,437人。区分でいちばん多いのは事業法人54.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が58.9%を占め、残る41.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人56.657.659.956.755.254.1
個人・その他36.334.032.835.529.022.5
外国法人0.50.20.11.110.018.0
金融機関4.85.44.94.84.84.8
証券会社1.82.72.31.91.00.6
自己株式0.40.40.50.40.40.4
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01野村プロパティーズ株式会社45.93
02GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL(常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社)8.00
03株式会社りそな銀行4.59
04野村ホールディングス株式会社4.35
05LIM JAPAN EVENT MASTER FUND (常任代理人 立花証券株式会社)3.38
06MSIP CLIENT SECURITIES (常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)2.81
07NOMURA PB NOMINEES LIMITED OMNIBUS-MARGIN(CASHPB) (常任代理人 野村證券株式会社)1.72
08三和建設株式会社1.09
09杉村倉庫従業員持株会1.03
10株式会社住友倉庫0.99

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-06-16
    オールド・ピーク・グループ・リミテッド(Old Peak Group Ltd.)
    新規の大量保有報告
    10.22%
    +1.01pt
  • 2026-04-08
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    4.43%
    +0.08pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+182%、1株純資産は14期で+100%。直近期のROEは5.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月215434.010.941.4
2014年3月265634.78.836.6
2015年3月266184.411.250.0
2016年3月446507.06.325.9
2017年3月496807.46.021.9
2018年3月707319.917.77.3
2019年3月587717.715.113.8
2020年3月578037.26.914.1
2021年3月618487.49.414.1
2022年3月498905.615.111.1
2023年3月449274.815.814.9
2024年3月539785.511.520.6
2025年3月561,0265.613.731.5
2026年3月591,0855.617.226.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2026/3期の役員報酬は総額157百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
福西康人取締役会長6262,000
福山漢成取締役社長(代表取締役)5919,000
竹谷仁彦取締役専務執行役員(代表取締役)営業部門担当69108,000
浅井俊彦取締役(常勤監査等委員)6344,000
宮川壽夫取締役(監査等委員)66
近本茂取締役(監査等委員)64
石井貴取締役(監査等委員)59

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円退職慰労百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)48542212732
取締役(社内)21511168
社外取締役3130145

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容726字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、2026年3月末日現在で当社、親会社、その他の関係会社、子会社2社で構成されております。当社と子会社は貨物保管・荷役荷捌・貨物自動車運送等を行う物流事業を中心として、土地・家屋・駐車場等の賃貸を行う不動産事業とゴルフ練習場等のサービス業務、売電事業のその他の事業を行っております。 物流事業については、当社は得意先から受託した貨物の保管業務を行っております。杉村運輸㈱は自動車運送事業を行っており、当社は貨物運送事業を行い、その一部について杉村運輸㈱に運送の委託をしております。また杉村運輸㈱は当社倉庫の保管貨物の梱包作業及び流通加工業務並びに他社貨物の荷捌業務も行っております。 不動産事業については、当社が土地、建物等の貸付けを行っており、その一部を杉村興産㈱に貸付けております。同社は、その施設を利用して駐車場業務を行っております。 その他の事業については、杉村興産㈱が、当社より賃借している施設を利用してゴルフ練習場を営んでおります。また、当社は大阪市港区の倉庫屋上にて太陽光発電設備が稼働をしており、売電事業を行っております。 当社の親会社の野村ホールディングス㈱は金融業を営んでおり、野村ホールディングス㈱の子会社(その他の関係会社)の野村プロパティーズ㈱は不動産賃貸及び管理業を営んでおります。当社は物流に関する事業に加えて不動産賃貸業務を行っており、野村プロパティーズ株式会社と協力関係を保ちながら事業展開をしておりますが、事業形態が異なっているため、事業の棲み分けがなされています。 以上の当社グループの事業内容はセグメント情報における報告セグメントと同一であり、図示すれば次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,018字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 現在、我が国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に、総じて緩やかな回復基調にあります。一方で、各国の通商政策や金融・為替動向の変化に加え、中東情勢の緊張をはじめとする地政学的リスクの高まりなどから、先行きについては依然として不透明な状況が続いております。また、物価上昇の影響を受け、企業活動を取り巻く事業環境には変化が生じております。 物流業界におきましては、eコマースの浸透やサプライチェーン再構築の動きが進むなかで、中長期的には物流需要の底堅さが見込まれるものの、燃料費や人件費の上昇などを要因として、事業運営を取り巻く環境は引き続き厳しい状況にあります。加えて、いわゆる「2024年問題」に象徴される人手不足は、国内労働人口の減少と相まって今後も継続するものと見込まれており、物流現場を担う人材の確保および定着が、安定的な事業運営を行ううえで重要な経営課題となっております。物流不動産市場においては、個人向け配送需要の拡大や物流効率化ニーズを背景に、大都市圏を中心として大型賃貸物流施設の供給が引き続き高水準で推移しております。当社グループにおいては、こうした市場動向を踏まえ、拠点立地や設備投資について、顧客ニーズや需給環境、投資効率等を総合的に勘案し、慎重に検討していく必要があると認識しております。 当社グループは、2022年度に策定した「杉村グループ中期経営計画(2022年度~2026年度)」に基づき事業を展開してまいりましたが、前期において同計画に掲げた営業利益目標を達成いたしました。現在、新たな中期経営計画の策定に向けた検討を進めておりますが、当面は、現中期経営計画に掲げる以下の課題への対応を継続し、外部環境の変化にも適切に対応しながら、持続的な成長と企業価値の向上に取り組んでまいります。 ① 取扱貨物拡大 当社グループ各社の連携を一層強化し、それぞれの強みを生かした物流提案を行うことにより、物流アウトソーシング受託領域の拡大を図ってまいります。また、顧客満足度の向上に継続して取り組むことで、新規貨物および新規顧客の獲得を進め、安定的な収益基盤の確立を目指してまいります。 ② 拠点拡大 グループ一体となって顧客ニーズに関する情報収集を行い、地理的条件や設備面において顧客ニーズに適合した新規拠点の設置や既存拠点の機能強化について検討してまいります。 具体的には、大阪港エリアに立地する当社大阪港営業所について、当社物流事業における中核拠点としての役割を踏まえ、同営業所内の老朽化した倉庫を解体し、将来の取扱貨物動向や顧客ニーズを勘案しながら、施設機能の増強に向けた検討を進めております。その内容および実施要否については、事業環境の変化も踏まえ、投資効率や需給動向等を慎重に見極めたうえで判断してまいります。 ③ 生産性の向上 人手不足や事業環境の変化への対応として、グループ内の各業務において、業務効率化および省人化に継続して取り組んでまいります。 倉庫業務においては、社内DX推進グループやCSミーティングを起点として、事務処理や荷捌手順等の業務プロセスの見直しや新型物流機器の導入検討を進めてまいります。また、運送業務においては、事業所間での車両およびドライバーの稼働情報の共有や、顧客との調整の高度化を通じて、配送業務や移転作業等の効率化を図ってまいります。 ④ 人材の育成 当社グループにおいては、物流業界における人手不足が中長期的に継続することを見据え、人材の確保・育成および定着を重要な経営課題と位置付けております。 CSミーティングを活用したOJTや外部研修への参加を通じて、従業員の業務遂行能力の向上を図るとともに、現場力の底上げに取り組んでまいります。また、安心・安全で働きやすい労働環境の整備や業務負荷の軽減を進めることで、多様な人材が継続して活躍できる職場づくりに努め、安定的な物流サービスの提供に繋げてまいります。 ⑤ サステナビリティへの取組み 当社グループは、持続的な成長の実現に向け、以下のサステナビリティ課題に取り組んでまいります。 (1)環境課題への取組み 「環境保護方針」を基に環境に配慮した事業活動への取組を推進してまいります。 (2)社会課題への取組み 安心・安全・健全な労働環境を確保し、持続的成長を支える人材の確保と育成に取り組みます。 (3)ガバナンス 健全な経営を行うための社内ガバナンス体制を堅持し、社会から信頼される企業を目指します。 当社は、「常にお客様のニーズを先取りし期待に応える」「物流業務を通じて社会に貢献する」「株主、従業員に豊かさを還元する」という経営理念のもと、これらの課題に着実に対処することにより、すべてのステークホルダーにとって価値ある企業となることを目指してまいります。
事業等のリスク1,534字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの財政状態及び経営成績等に重要な影響を及ぼす可能性のあると考えられる主なリスクには次のようなものがあります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 事業環境の変化 当社グループは、物流事業、不動産事業、その他の事業等を営んでおりますが、国内外の景気変動や顧客の経営活動に影響されます。主要顧客の物流政策の変更や賃貸不動産物件の市況の変化などにより、他社との競業が激化して当社グループの財政状態や業績に影響を及ぼす可能性があります。とりわけ、販売比率の高い顧客の動向によっては、影響度合いがより高まる可能性があります。当社の顧客は製造業、卸売業、サービス業等多岐にわたり、当該顧客企業は国内または海外にて当社に物流委託する貨物を生産、調達しております。海外での戦争等の情勢変動による物流網混乱や原材料確保困難により、顧客企業の生産、調達活動が長期に停滞した場合、当社への業務委託量が減少することとなり、当社グループの業績と財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ② 法的規制の影響 当社グループの主たる事業である物流事業は、関連法規による規制を受けており、これらの法令規制の変更・強化がコストの増加につながり、当社グループの業績と財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 金利の動向の変化 当社グループは、事業用資産の新設や更新のために継続的に設備投資を行っており、金融機関から資金調達を行っております。現在、取引銀行との関係は友好的に推移しておりますが、金融不安の再燃、インフレなどの問題が発生すれば、当社の資金調達に影響を受けることもあり、金利の上昇は業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 減損損失の発生 当社の保有している土地、建物、投資有価証券等の資産の時価が下落したり、運営している事業所等の採算性が著しく悪化した場合、また、新規投資における採算性の見積りを誤った場合等には、減損処理を行う必要が生じ、業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 情報システムトラブルのリスク 当社グループは、在庫管理や財務情報を掌る物流情報システムを構築しております。安全対策としてウイルス対策システム等の導入により、外部からの不正アクセスやコンピュータウイルスの感染に備えておりますが、一時的なシステム障害が発生した場合、復旧までの間に業務への影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 顧客情報の漏洩 当社グループは、事業の過程において個人情報を取り扱っております。情報保護方針に基づき策定した「情報セキュリティ基本方針」に則り、すべての役職員がこれを遵守することにより、個人情報漏洩等の予防に努めております。しかし、万一予期せぬ不正アクセスやコンピュータウィルス等の不法行為により、個人情報等重要な情報が漏洩し問題が発生した場合には、当社グループの財政状態や業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 自然現象による災害 当社グループは、物流事業や不動産事業を中心に多くの施設を保有しております。地震、台風、津波等自然現象による災害で、施設の損壊や社会インフラの障害が発生した場合、保管・荷捌・配送機能の停止に繋がります。また、新種のウイルス感染症が感染拡大した場合、当社グループにおいて感染者の発生により事業活動の制限から取扱貨物の滞留が生じることとなり、経営成績、財政状況等に影響を及ぼす可能性があります。 なお、これらは当社グループの財政状態や業績に影響を及ぼす可能性がある主なリスクを例示したものであり、これらに限定されるものではありません。
経営成績の分析 (MD&A)6,264字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ3億6千6百万円増加し、227億1千9百万円となりました。これは、流動資産において現金及び預金が増加し、固定資産において建設仮勘定が増加したことなどによります。 負債合計は、前連結会計年度末に比べて6億7百万円減少し、49億7千万円となりました。これは、流動負債において未払法人税等や未払金が減少したことに加え、固定負債において長期借入金が減少したことなどによります。 純資産合計は、前連結会計年度末に比べ9億7千3百万円増加し、177億4千8百万円となりました。これは、株主資本の利益剰余金が増加したことなどによります。 当連結会計年度は、倉庫建造等の大口支出が発生しなかったことなどにより現金及び預金が増加しました。また、前連結会計年度に引き続き新規に資金調達をしなかったことと借入金の返済が進んだことにより、有利子負債が減少しました。 セグメントごとの財政状態は次のとおりであります。 (物流事業) 当連結会計年度末は、建物及び構築物等や基幹システムの減価償却などにより固定資産が減少しましたが、現金及び預金が増加したことなどにより流動資産が増加し、前連結会計年度に比べセグメント資産は5億8千万円増加し、165億1千1百万円となりました。 (不動産事業) 当連結会計年度末は、建物及び構築物等の減価償却やリース投資資産の減少などにより、前連結会計年度末に比べセグメント資産は1億9千1百万円減少し、56億4千3百万円となりました。 (その他の事業) 当連結会計年度末は、現金及び預金が増加したことなどにより流動資産が増加しましたが、ゴルフ練習場や売電事業の設備の減価償却などにより固定資産が減少したことにより、前連結会計年度末に比べセグメント資産は2千2百万円減少し、5億6千5百万円となりました。 (2) 経営成績 当連結会計年度における当社グループの営業収益は、112億4千2百万円となり、前連結会計年度に比べ6百万円(0.1%)の増収となりました。営業原価は、前連結会計年度に比べ3千1百万円(0.4%)減少し85億8千8百万円となり、販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ6百万円(0.5%)減少し12億4千2百万円となりました。これらにより、営業利益は14億1千万円となり、前連結会計年度に比べ4千4百万円(3.3%)の増益となりました。経常利益は14億3千7百万円となって、前連結会計年度に比べ5千8百万円(4.2%)の増益となりました。また、特別損失に減損損失1千1百万円を計上し、法人税等合計4億5千8百万円を差し引くと、親会社株主に帰属する当期純利益は9億6千7百万円となり、前連結会計年度に比べ5千万円(5.5%)の増益となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 (物流事業) 倉庫業務は、食品をはじめとする既存顧客の取扱物量増加などにより、前連結会計年度に比べ保管料や荷役荷捌料収入が増加しました。運送業務につきましては、配送の取扱量は前連結会計年度並みに推移したものの、オフィス移転作業については、好調であった前連結会計年度の受注水準に当期は及びませんでした。この結果、外部顧客に対する営業収益は95億8千1百万円となり、前連結会計年度に比べ9百万円(0.1%)の減収となりました。営業原価において人件費が増加したものの、下払費用などが減少したことから、セグメント利益は10億8千3百万円となり、前連結会計年度に比べ4千1百万円(4.0%)の増益となりました。 倉庫の稼働状況は、貨物入庫高が24万2千トンとなって前連結会計年度に比べ5.9%の減少となりました。貨物出庫高は24万9千トンとなり1.3%減少し、期末在庫残高は4万1千トンとなり13.6%の減少となりました。運送においては、取扱トン数が13万5千トンとなり4.2%減少しました。 当連結会計年度における物流業界は、建設関連貨物の低迷や荷主企業による在庫圧縮・発注平準化等を背景として、荷動きが総じて伸び悩む傾向にありました。当社グループにおいても、物流業界全体と概ね同様の荷動きの推移となりましたが、食品をはじめとする既存顧客からの受注増加等の増加要因も見られました。また、海外情勢や各国の金融政策の変動等に伴う物価上昇は、人件費や燃料費等のコスト増加として事業運営に影響を及ぼしております。加えて、トラックドライバー不足を背景とした、いわゆる「2024年問題」の影響が本格化しており、輸送および荷役の効率化がこれまで以上に強く求められております。このような情勢のなか、当社グループが主に展開する倉庫事業においては、保管物量の増減よりも荷役効率や入出庫オペレーションの高度化が収益性に与える影響が相対的に大きくなっており、物流事業者間の競争もコスト上昇や人手不足を背景として一段と厳しさを増しております。このため、当社グループとしては、取扱貨物の内容や荷動きの変化に的確に対応しつつ、自動化推進等による業務効率化を通じて、安定的な物流サービスの維持・向上に取り組むとともに、より顧客との対話を深耕し、ニーズに沿った新たな倉庫機能の提供や拠点の設置を積極的に推進してまいります。 (不動産事業) 既存物件での賃料改定や駐車場利用台数の増加などにより、外部顧客に対する営業収益は13億4千2百万円となり、前連結会計年度に比べ1千3百万円(1.0%)の増収となりました。一方で、営業原価では修繕費などが増加したことにより、セグメント利益は8億7千6百万円となり、前連結会計年度に比べ6百万円(0.7%)の減益となりました。 当連結会計年度におけるオフィスビル市場については、国内景気の持ち直しや、オフィスへの出社を回帰する動き等を背景として、前連結会計年度に回復へ転じた市況が引き続き底堅く推移しており、主要都市を中心に空室率の低下が継続するとともに、賃料水準についても緩やかな上昇基調が見られました。一方、物流不動産市場においては、近年における大型物流施設の新規供給増加を背景として、当連結会計年度においても首都圏および関西圏の一部エリアにおいて空室率が上昇する局面が見られました。このような市場環境のもと、当社グループの不動産事業においては、物流業務を用途とするテナント顧客が多くを占めており、荷主企業における物流コスト削減意識も引き続き根強いことから、賃貸物件における賃料改定については慎重な対応を要する事業環境となっております。 当社グループの不動産事業においては、大阪市港区の当社本店近辺の保有地について、新規物件建造等の有効活用に向けての検討を進めております。市況動向や建設コスト、長期的な収益性等を総合的に勘案するとともに、既存物流事業とのシナジーも視野に入れながら、慎重に検討を進めてまいります。 (その他の事業) ゴルフ練習場は前連結会計年度から入場者数に大きな変動はなく、営業収益は2億9千9百万円となり、前連結会計年度とほぼ同水準となりました。売電事業は前連結会計年度に比べ出力制御回数が減少したことなどにより、営業収益が7千8百万円となり増収となりました。 以上により、その他の事業の外部顧客に対する営業収益は3億1千8百万円となり、前連結会計年度に比べ3百万円(1.0%)の増収となりました。セグメント利益は9千7百万円となり、前連結会計年度に比べ6百万円(7.7%)の増益となりました。 ゴルフ練習場は、前年比で来場者数が1.2%の増加となり、利用球数は2.3%の増加となりました。練習球打ち放題メニューを導入いたしましたが、厳冬などの天候要因とインドア練習場の普及の背景もあり、来場者数は前連結会計年度とほぼ同数となりました。売電事業は、1号機を2013年に新設以降、安定した発電を継続しております。 当連結会計年度においては、海外情勢や各国金融政策の変動などに起因するインフレ状況により、物価高や人件費上昇が一層顕著となりました。また、当年においての中東情勢緊迫により、世界経済動向の下振れが懸念されております。これらの今後の動静により、当社グループにおいては、動力光熱費、人件費等の事業コストの更なる増加や顧客からの委託物量の減少等が生じる可能性があり、2027年3月期の経営成績への影響が生じる可能性があります。今後の経済情勢等の推移を注視しながら、公表すべき事項が生じた場合は速やかに開示いたします。 なお、前連結会計年度の連結業績におきまして、2022年4月28日に公表いたしました中期経営計画に定める営業利益目標に到達したことから、新たな中期経営計画の策定に向けての検討を現在進めており、公表が可能となりましたら速やかに開示いたします。 生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。 a.生産及び受注の状況 該当事項がないため記載しておりません。 b.販売実績 前連結会計年度及び当連結会計年度におけるセグメントごとの販売実績(セグメント間の取引を含んでおりません。)は次のとおりであります。 セグメントの名称   前連結会計年度2024年4月~2025年3月   当連結会計年度2025年4月~2026年3月   前年同期比(%) 物流事業   9,591,622   千円   9,581,914   千円   △0.1 不動産事業   1,328,982       1,342,560       1.0 その他の事業   314,874       318,000       1.0 合計   11,235,479       11,242,475       0.1 (注) 1 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 2024年4月~2025年3月   当連結会計年度 2025年4月~2026年3月 販売高(千円)   割合(%)   販売高(千円)   割合(%) 富士フイルムロジスティックス㈱   4,239,398   37.7   4,182,874   37.2 2 物流事業における取扱実績等は以下のとおりであります。 ① 物流事業(倉庫) イ 保管面積利用率 区分   前連結会計年度 2024年4月~2025年3月   当連結会計年度 2025年4月~2026年3月 期末   月平均   期末   月平均 保管面積(㎡)   133,564   130,680   133,564   133,564 在貨面積(㎡)   124,080   123,421   121,974   122,454 利用率(%)   92.9   94.4   91.3   91.6 (注) (算定方式):   在貨面積   ×100 保管面積 ロ 貨物入出庫高及び保管残高 区分   前連結会計年度 2024年4月~2025年3月   当連結会計年度 2025年4月~2026年3月 数量(トン)   数量(トン) 貨物入庫高   257,381   242,215 貨物出庫高   251,918   248,662 保管残高   期末   47,431   40,984 月平均   46,854   43,896 ② 物流事業(運送) 区分   前連結会計年度 2024年4月~2025年3月   当連結会計年度 2025年4月~2026年3月 取扱数量(トン)   140,515   134,574 (3) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物は、前連結会計年度に比べて4億4千9百万円増加し、56億6千3百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、18億8千万円の収入超過(前連結会計年度は19億4千6百万円の収入超過)となりました。 収入の主な内訳は税金等調整前当期純利益14億2千5百万円、減価償却費9億2千2百万円等であり、支出の主な内訳は法人税等の支払額4億7千3百万円等であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、6億1百万円の支出超過(前連結会計年度は2億4千2百万円の支出超過)となりました。 これは主に有形固定資産の取得による支出6億9百万円等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、8億3千万円の支出超過(前連結会計年度は7億4千6百万円の支出超過)となりました。 これは主に長期借入金の返済による支出5億8百万円等によるものであります。 当連結会計年度は、営業活動によるキャッシュ・フローにおける税金等調整前当期純利益や減価償却による資金の留保等に対し、投資活動によるキャッシュ・フローが建物付属設備や機械装置及び運搬具の取得による支出などにより支出超過となりました。また、財務活動によるキャッシュ・フローにおいても、借入金の返済が進んだことなどにより支出超過となりましたが、税金等調整前当期純利益が前期より増加したことなどから、現金及び現金同等物の期末残高は前連結会計年度を上回りました。 なお、キャッシュ・フローの次期の見通しについては、倉庫建造等による大口支出の予定がないことや借入金の返済が当期と同等の額の予定であることから、現金及び現金同等物の期末残高は当連結会計年度を上回ると予想しております。 資本の財源及び資金の流動性については、当社グループの事業活動における資本の財源は、新規の投資や設備の維持・更新などに多大な費用を費やすことから、内部資金に加え金融機関からの借入金により資金を調達しております。資金の調達に関しては、将来の金利上昇リスクを回避するため、一部金利スワップを利用しております。 (4) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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