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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

アサガミ

ASAGAMI COPORATION9311 · Standard · 倉庫・運輸関連業

倉庫・港湾・運輸の物流3部門を柱に、不動産賃貸と印刷を併せ持つ総合物流企業。関西地盤に物流ネットワークを広げる。

概要

アサガミは1948年に港湾運送業者として創業し、浅上倉庫との合併や鉄鋼・ガラス大手との特命契約を経て成長した総合物流企業である。現在は物流(倉庫・港湾フォワーディング・運輸)、不動産(物流施設賃貸)、印刷(婚礼・年賀・新聞)の3セグメントを中心に事業を展開し、2026年3月期の連結売上高は391億円、経常利益は27億円、従業員数は1,444名。東京証券取引所スタンダード市場に上場している。

物流・印刷・不動産の三本柱

2026年3月期のセグメント別売上高(内部消去前)は、物流事業227億円(構成比58.2%)、印刷事業138億円(35.5%)、不動産事業34億円(8.9%)である。物流事業の内訳は運輸部門139億円、港湾フォワーディング部門69億円、倉庫部門18億円。営業利益は物流事業22億円、不動産事業16億円、印刷事業8.7億円と、不動産が高収益である。印刷事業は年賀・婚礼・新聞の受託印刷が柱だが、年賀葉書発行枚数の減少や婚礼市場の縮小により減収傾向が続いている。不動産事業は自社保有の物流センターや商業施設の賃貸管理を行い、修繕費の変動が利益に影響する。

東京湾岸と広島に集中する拠点

同社の事業基盤は東京湾岸と広島に集中する。東京では江東区塩浜の深川物流センター(41,000㎡、7階建)や深川プレスセンター(A~C号)、お台場公団埠頭のお台場国際物流センター(33,000㎡、6階建)およびB号を保有する。千葉県では千葉港葛南地区に京葉埠頭倉庫、市原支店、千葉支店を配置し、川崎製鉄(現JFEスチール)やAGCとの取引を継続する。広島県坂町には倉庫・商業施設として広島ベイサイドフォート(23,000㎡)を有し、広島物流センターB号も運営。岡山県倉敷市には岡山物流センター、愛知県豊明市には豊明デリバリーセンターを新設している。これらの施設は自社所有が多く、長期賃貸や物流加工・保管の拠点となっている。

9つの連結子会社で構成されるグループ

アサガミグループは、アサガミ株式会社(当社)のほか連結子会社9社で構成される。物流分野では港湾フォワーディングを担う浅上重機作業(1970年設立)、エアロ航空(1995年子会社化)、運輸分野の港運輸工業、ホワイト・トランスポート(ともに1999年オーテック合併により子会社化)、アサガミ物流(2009年設立)がある。印刷分野ではアサガミプレスセンター(2001年子会社化)、アサガミプレスいばらき(2004年設立)、マイプリント(2007年子会社化)の3社で対応する。その他、自動倉庫工事等の建築工事と業務請負を行うアサガミ・キャリア・クリエイトが存在する。非連結子会社4社と関連会社2社も含め、グループ全体で物流・印刷・不動産の各機能をカバーしている。なお、親会社として株式会社オーエーコーポレーションが存在し、一部施設を賃借している。

業界の中での役割は物流サービスの総合プロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
391億円
営業利益
26億円
営業利益率
6.6%
純利益
18億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01物流・倉庫主力

寄託された貨物の倉庫保管、入出庫・荷捌き業務を提供。港湾・空港での輸送手続きや荷役、貨物自動車による運送も行い、顧客の物流ニーズにワンストップで応える。

主な製品・サービス3
倉庫保管サービス
貨物を倉庫に預かり、保管・管理するサービス。入出庫や荷捌きなどの付帯業務も提供。
港湾フォワーディングサービス
海上・航空輸送の運送手配、港湾・空港での荷役・荷捌きを代行するサービス。
貨物自動車運送サービス
貨物自動車による一般貨物の運送、利用運送、運送取次ぎを提供。

02不動産準主力

大型物流施設や商業施設を賃貸・管理。顧客の要望に合わせた施設を提供し、物流事業との相乗効果も図る。

主な製品・サービス2
物流施設賃貸
大型の物流倉庫や配送センターなどを賃貸し、管理するサービス。
商業施設賃貸
商業用途の施設を賃貸し、管理するサービス。

03印刷副次

婚礼・年賀状などの一般印刷、新聞などの受託印刷、発送業務を行う。グループ会社を通じて、印刷から発送まで一貫して提供。

主な製品・サービス2
一般印刷
婚礼招待状や年賀状などのカード類、パンフレットなどの印刷サービス。
受託印刷(新聞等)
新聞やその他の定期刊行物の印刷、発送を代行するサービス。

04その他その他

自動倉庫工事などの建築工事、グループ内の業務請負などを行う。物流関連の周辺事業を担う。

主な製品・サービス2
自動倉庫工事
自動倉庫の設計・施工・据付などの建築工事を提供。
業務請負
グループ各社への業務支援、請負サービス。

製品と技術

倉庫・港湾・運輸の三部門体制

物流事業は倉庫、港湾フォワーディング、運輸の三部門で構成される。倉庫部門では深川物流センターやお台場国際物流センターなどで寄託貨物の保管、入出庫・荷捌きを提供。港湾フォワーディング部門は海上・航空輸送の手続き、港湾・空港での貨物積卸しを行う。製鉄関連の作業量や建設機械の輸出取扱いが主力で、2026年3月期には売上高69億円を計上。運輸部門は貨物自動車運送、利用運送、運送取次を手掛け、JFEスチールやAGCなどの特命顧客との長期契約を背景に139億円の売上がある。物流事業全体でグループ売上の約6割を占める。

婚礼・年賀・新聞の三つの印刷分野

印刷事業は婚礼印刷、年賀印刷、新聞印刷の三部門を子会社で展開する。婚礼印刷はマイプリントおよびアサガミプレスセンターが受注し、結婚式の招待状や席次表などを手掛けるが、婚姻件数の低下により受注は減少傾向。年賀印刷は日本郵便の年賀葉書発行枚数の減少に伴い、受注件数も漸減している。新聞印刷はアサガミプレスいばらきなどで受託し、他社工場からの移管による受託数増加と料金改定で増収。2026年3月期の同事業売上高は138億円、営業利益は8.7億円で、構造改善効果により前年比倍増した。

物流施設賃貸を柱とする不動産事業

不動産事業は自社保有の物流施設・商業施設の賃貸・管理を主業務とする。代表的な物件として、広島県坂町の大型商業施設「広島ベイサイドフォート」(23,000㎡)や、東京のお台場国際物流センター、深川物流センターなどがある。これらの施設は顧客の要望に合わせて建設・賃貸され、安定した賃料収入をもたらす。2026年3月期の売上高は34億円、営業利益16.8億円と高収益である。ただし、一部物件の契約条件見直しや修繕費の増加により前年比で減収減益となった。また、親会社の㈱オーエーコーポレーションから一部施設を賃借している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

倉庫・運輸関連業のなかでの位置

倉庫業で中堅、内需依存で安定

同社は倉庫・運輸関連業に属し、売上高は約400億円で、業界内では中堅規模に位置する。三菱倉庫や三井倉庫ホールディングスといった大手は総合物流で規模が大きく、同社はより専門的・地域密着型のサービスを提供しているとみられる。また、東京汽船など海運系倉庫と比較しても、規模は小さいが、特定の分野や地域での強みを持つ可能性がある。財務面では、2025/3期の営業利益率は4.88%と、大手と同水準かやや低い。収益は内需に依存しており、国内経済動向の影響を受けやすい。

強み

  • 大手に比べ規模は小さいが、機動的な意思決定と顧客対応が可能で、ニッチなニーズに応えられる。
  • 売上高は約400億円で推移し、営業利益率は改善傾向にあり、安定した収益基盤を築いている。
  • 特定地域に強みを持ち、地元企業との関係を活かしたサービスを提供している可能性が高い。
  • 特定の業界や商品に特化した倉庫・物流サービスで、差別化を図っているとみられる。

課題

  • 三菱倉庫や三井倉庫などの大手と比較し、規模やネットワークで劣るため、価格競争に巻き込まれる可能性。
  • 国内経済の低迷や物流需要の減少が業績に直結し、海外展開などによるリスク分散が課題。
  • 倉庫業界全体で人手不足が進行しており、労働力の確保とコスト増加への対応が急務。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

倉庫・運輸関連業の時価総額近傍。太字がアサガミ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19307杉村倉庫162億円16.7倍
29306東陽倉庫158億円9.1倍
39351東洋埠頭150億円9.6倍
49380東海運126億円16.8倍
59325ファイズホールディングス116億円11.3倍
69311アサガミ110億円6.1倍
79193東京汽船88億円1.7倍
89313丸八倉庫76億円14.8倍
99366サンリツ67億円9.4倍
109355リンコーコーポレーション60億円5.4倍
119361伏木海陸運送54億円6.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 42件

港湾運送から浅上倉庫合併で総合物流へ

1948年11月、東京都中央区小田原町に資本金600万円で双栄運輸株式会社が設立された。当初は京浜港における港湾運送業を目的とした。1951年1月に商号を東京航運株式会社と改称。1953年3月、川崎製鉄(現JFEスチール)千葉製鉄所の新設に伴い営業所を開設し、同社の原材料・製品の回漕、船内荷役、海上運送の特命業者となる。1954年12月には浅上倉庫株式会社を吸収合併し、商号を浅上航運倉庫株式会社に変更、資本金2,200万円となった。この合併により倉庫業を事業に加え、後の総合物流企業の基礎が形作られた。

鉄鋼・ガラス大手との特命契約と上場

1955年11月、本社を江東区深川塩崎町に移転。1957年9月に資本金6,600万円に増資し、1959年12月には旭硝子(現AGC)千葉工場新設に伴い営業所を開設、同社製品の陸上輸送の特命業者となった。同年資本金1億3,200万円に増資。1960年12月には広島県坂町に本船接岸荷役設備付き倉庫を完成させ、川崎製鉄広島サービスセンターとして営業を開始。1961年9月に資本金2億6,400万円とし、同年10月には東京証券取引所市場第二部に株式を上場した。鉄鋼・ガラスといった基幹産業との強固な取引関係が成長を支えた。

合併・子会社設立で事業基盤拡大

1962年7月、東京支店に8階建倉庫を新設(現東京倉庫支店)。1963年12月資本金3億9,600万円。1969年7月には有限会社児玉組を吸収合併し資本金4億600万円。1970年4月、浅上重機作業株式会社を設立(現連結子会社)。1973年3月、東京お台場公団埠頭完成に伴い営業所開設(現東京海運支店)。1975年12月資本金6億900万円。1977年12月には千葉港葛南地区に埠頭倉庫を完成させ、京葉埠頭倉庫として営業開始(現京葉支店)。この時期、首都圏と広島の拠点整備を進め、自社施設を基盤とした収益体制を固めた。

物流センター大型化と印刷事業参入

1984年5月、江東区塩浜に深川物流センター(41,000㎡、7階建)を新設。1985年6月、人材派遣・業務請負の株式会社エイ・ディー・エス(現アサガミ・キャリア・クリエイト)設立。1988年1月、深川プレスセンター新設。1989年4月、商号をアサガミ株式会社に改称し、同年10月資本金21億8,900万円に増資。1991年7月お台場国際物流センター、1994年7月同B号を新設。1995年1月航空貨物の株式会社エアロ航空の株式取得。1999年12月オーテック株式会社を吸収合併し、子会社に港運輸工業、ホワイト・トランスポートが加わる。2001年1月、広島ベイサイドフォート(23,000㎡)を新設し、同年10月アサガミプレスセンターを子会社化して印刷事業に本格参入した。

印刷事業拡大と市場区分移行

2002年4月広島物流センターB号、2003年3月深川プレスセンターC号を新設。2004年3月アサガミプレスいばらきを設立し、2005年5月に工場新設。同年11月豊明デリバリーセンター開設。2007年9月岡山物流センター新設と同時にマイプリント株式会社を子会社化。2009年8月アサガミ物流設立。2012年10月本社を千代田区丸の内に移転。2022年4月の市場区分見直しにより東京証券取引所スタンダード市場へ移行。2024年11月本社を千代田区有楽町に移転した。印刷事業では年賀・婚礼分野の市場縮小に対応した構造改革を進め、物流事業では労働力確保と業務効率化を継続している。

年表42件を開く

1940年代

  • 1948年11月創業東京都中央区小田原町に、資本金600万円をもって京浜港における港湾運送業を目的として双栄運輸株式会社設立。

1950年代

  • 1951年1月商号を東京航運株式会社と改称。
  • 1953年3月川崎製鉄株式会社(現JFEスチール株式会社)千葉製鉄所新設に伴い営業所開設(現千葉支店)、同社の原材料、製品の回漕、船内荷役、海上運送等の特命業者となる。
  • 1953年8月資本金を増資し1,200万円とする。
  • 1954年12月M&A浅上倉庫株式会社を吸収合併。商号を浅上航運倉庫株式会社と改称し、資本金2,200万円とする。
  • 1955年11月本社を東京都江東区深川塩崎町に移転する。
  • 1957年9月資本金を増資し6,600万円とする。
  • 1959年12月旭硝子株式会社(現AGC株式会社)千葉工場新設に伴い営業所開設(現市原支店)、同社の製品の陸上輸送の特命業者となる。資本金を増資し1億3,200万円とする。

1960年代

  • 1960年12月広島県坂町横浜地区に本船接岸荷役設備を備えた倉庫を完成。川崎製鉄広島サービスセンターとして営業開始。(現広島営業所)
  • 1961年9月資本金を増資し2億6,400万円とする。
  • 1961年10月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場。
  • 1962年7月東京支店に8階建倉庫を新設する。(現東京倉庫支店)
  • 1963年12月資本金を増資し3億9,600万円とする。
  • 1969年7月M&A有限会社児玉組を吸収合併し、資本金4億600万円とする。

1970年代

  • 1970年4月浅上重機作業株式会社を設立。(現連結子会社)
  • 1973年3月東京お台場公団埠頭完成に伴い、同所に営業所開設。(現東京海運支店)
  • 1975年12月資本金を増資し6億900万円とする。
  • 1977年12月千葉港葛南地区に埠頭倉庫を完成し、京葉埠頭倉庫として営業開始。(現京葉支店)

1980年代

  • 1982年9月本社を東京都中央区日本橋本町に移転する。
  • 1984年5月東京都江東区塩浜に7階建倉庫(41,000㎡)深川物流センターを新設する。
  • 1985年6月株式会社エイ・ディー・エス(現アサガミ・キャリア・クリエイト株式会社)を設立。(現連結子会社)
  • 1988年1月東京都江東区塩浜に深川プレスセンターを新設する。
  • 1989年4月商号をアサガミ株式会社と改称。
  • 1989年10月資本金を増資し21億8,900万円とする。

1990年代

  • 1991年7月東京お台場公団埠頭に6階建倉庫(33,000㎡)お台場国際物流センターを新設する。
  • 1994年7月東京お台場公団埠頭に5階建倉庫お台場国際物流センターB号を新設する。
  • 1995年1月株式会社エアロ航空(現連結子会社)の株式を取得。
  • 1996年3月東京都江東区塩浜に深川プレスセンターB号を新設する。
  • 1999年12月M&Aオーテック株式会社を吸収合併する。その結果港運輸工業株式会社(現連結子会社)およびホワイト・トランスポート株式会社(現連結子会社)が子会社となる。

2000年代

  • 2000年9月本社を東京都千代田区大手町に移転する。
  • 2001年1月広島県坂町亀石地区に大型商業施設(23,000㎡)広島ベイサイドフォートを新設する。
  • 2001年10月アサガミプレスセンター株式会社(現連結子会社)の株式を取得。
  • 2002年4月広島県坂町横浜地区に広島物流センターB号を新設する。
  • 2003年3月東京都江東区塩浜に深川プレスセンターC号を新設する。
  • 2004年3月アサガミプレスいばらき株式会社を設立。(現連結子会社)
  • 2004年11月愛知県豊明市に豊明デリバリーセンターを新設する。
  • 2005年5月アサガミプレスいばらき株式会社の工場を新設する。
  • 2007年9月岡山県倉敷市に岡山物流センターを新設する。株式会社マイプリント(現マイプリント株式会社)(現連結子会社)の株式を取得。
  • 2009年8月アサガミ物流株式会社を設立。(現連結子会社)

2010年代

  • 2012年10月本社を東京都千代田区丸の内に移転する。

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分見直しにより市場第二部からスタンダード市場へ移行。
  • 2024年11月本社を東京都千代田区有楽町に移転する。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    安全最優先の職場環境づくり

    労働力不足が続く物流業界で、従業員が長く働き続けられる職場環境を整備する。安全意識の蓄積と安定したサービス提供につなげ、事業の継続・拡大を図る。具体的には、経営層との情報共有、改善提案やヒヤリハットの共有、優秀提案の表彰などを行う。

  2. 02

    顧客満足度・品質の向上

    既存顧客と頻繁にコミュニケーションを取り、課題解決のための検討・提案を行う。部署や営業所を越えて協力し、長期的な取引継続を目指す。安全を最優先し、サービスの質を高めることで顧客からの信頼を獲得する。

  3. 03

    事業規模の拡大

    既存顧客の課題解決を通じた新規業務の受託や、社外ネットワークを活用した新規顧客の獲得に努める。顧客とのコミュニケーションを密にし、事業拡大などのビジネスチャンスを捉える。

  4. 04

    業務効率化の推進

    書類や業務工数の削減、手順の簡素化などに継続的に取り組む。業務の標準化や共有を進め、人員が減少しても業務が継続できる体制を構築する。労働力不足に対応するため、効率化を徹底する。

  5. 05

    人材の育成と確保

    資格取得支援、若手社員へのOJT教育、定期的な面談、自己申告制度などで人材を育成する。採用ではオンライン・対面面接を併用し、学校との関係構築などで多くの就職希望者と面談する機会を創出する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,444人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は626万円で、9期前と比べて+5.4%平均年齢は48.0歳、平均勤続年数は19.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,763
2018年3月1,701
2019年3月59446.015.01,680
2020年3月59247.016.01,645
2021年3月58147.016.01,558
2022年3月59648.016.01,520
2023年3月60848.016.01,521
2024年3月61048.019.01,527
2025年3月62048.019.01,451131
2026年3月62648.019.01,444180

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率0.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率71.4%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)76.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社10(国内 10 / 海外 0、うち連結子会社 9) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位7)
東京倉庫支店 — 東京都江東区8,721百万円
不動産事業
広島営業所 — 広島県安芸郡坂町1,684百万円
不動産事業
東京海運支店 — 東京都江東区1,598百万円
物流事業
本社 — 東京都 多摩市464百万円
印刷 事業
本社 — 東京都 江東区458百万円
本社 — 東京都 江東区141百万円
千葉営業所 — 千葉県千葉市中央区35百万円
物流 事業
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱オーエーコーポレーション
    東京都 江東区 · その他の関係会社
  • 国内
    浅上重機作業㈱
    東京都 千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    アサガミ・キャリア・クリエイト㈱
    東京都 千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱エアロ航空
    東京都 江東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    港運輸工業㈱
    東京都 千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    アサガミ物流㈱
    東京都 千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ホワイト・トランスポート㈱
    石川県 小松市 · 連結子会社
    議決権60.0%
  • 国内
    アサガミプレスセンター㈱(注)3
    東京都 江東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    アサガミプレスいばらき㈱
    茨城県 東茨城郡 茨城町 · 連結子会社
    議決権65.0%
  • 国内
    マイプリント㈱(注)3
    東京都 多摩市 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は391億円営業利益26億円前期と比べると増収増益で、売上が+0.5%、利益が+36.8%。

売上高
+0.5%
391億円
営業利益
+36.8%
26億円
純利益
+50.0%
18億円
営業利益率
6.6%
前期比 +1.8%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高381億円391億円
営業利益20億円26億円
純利益13億円18億円
1株あたり配当¥140

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は84億円、営業利益は3億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+3.7%、営業利益は+200.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q860
2024年1Q8111.2−1
2024年2Q82−1−1.2−3
2024年3Q1481510.114
2024年4Q85−1
2025年2Q16000.0−4
2025年4Q229198.316
2026年2Q16353.10
2026年4Q228219.218
2027年1Q8433.61

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は443億円から391億円へ88%に減った。直近期の営業利益率は6.6%。純利益は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月443158
2014年3月458177
2015年3月468169
2016年3月458152
2017年3月4542013
2018年3月4671910
2019年3月458169
2020年3月449186
2021年3月388101
2022年3月4152213
2023年3月4111910
2024年3月396169
2025年3月38919214.912
2026年3月39126276.618

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高391億円のうち、営業利益として残るのは26億円6.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は18億円、売上の4.6%にあたる。営業利益率は業種中央値5.4%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金79.0%309億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金14.3%56億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.6%26億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
21.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.3pt
6.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.4pt
4.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.1pt
8.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが37億円、投資CFが−10億円で、差し引きのフリーCFは27億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は75億円で、売上の2.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月28−3−292538
2014年3月29−8−212138
2015年3月35−13−182242
2016年3月161−251734
2017年3月36−9−132748
2018年3月27−14−121349
2019年3月251−222653
2020年3月29−10−181955
2021年3月29−1501469
2022年3月26−8−191867
2023年3月20−8−181261
2024年3月28−9−191962
2025年3月31−5−172671
2026年3月37−10−242775

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は455億円。このうち返さなくてよい自己資本が236億円で、自己資本比率は51.6%(業種中央値56.9%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月54012042022.0
2014年3月53112440723.1
2015年3月53013639425.5
2016年3月49613835827.5
2017年3月50515135429.7
2018年3月50716134631.5
2019年3月49016632433.6
2020年3月47916931034.9
2021年3月47417130335.8
2022年3月46718228538.7
2023年3月45319126241.8
2024年3月45520225344.2
2025年3月44221322947.9
2026年3月45523621951.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
75億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
140億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
0億円
在庫として抱えている分
負債合計
219億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
77
/ 100
安定性自己資本比率34 / 40
収益力営業利益率13 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

倉庫・運輸関連業 31社との比較

同じ倉庫・運輸関連業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE31社中11位あたり、逆に低いのは配当利回り31社中26位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.0%/中央値 6.9%
P25 5.6%P75 8.7%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
6.7%/中央値 5.4%
P25 3.4%P75 7.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
51.6%/中央値 56.9%
P25 45.8%P75 65.3%
売上成長率前期からの売上の伸び
0.5%/中央値 3.0%
P25 0.3%P75 6.1%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.8%/中央値 2.9%
P25 2.0%P75 3.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月1日の終値

直近の終値は¥7,740で、1年前と比べて+19.2%過去52週の値幅のなかでは39%の位置にある。

¥7,740+0.0%1ヶ月-0.9%1年+19.2%時価総額110億円
過去52週の値幅
安値¥6,470高値¥9,700

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)6.1倍
PER (会社予想)8.7倍
PBR0.46倍
配当利回り1.81%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月6日に8,150円まで上昇後、7月14日以降は8,000円前後で膠着。8月3日には7,810円まで下落し、25日移動平均線(8,043円)を下回る展開。52週高値9,700円からは約20%下落しているものの、52週安値5,900円からは約32%上昇した水準。RSIは20と売られ過ぎ圏にあり、短期的な反発余地が意識される。出来高は増減が激しく、方向感に欠ける。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERは6.2倍と同業界平均の13.61倍を半分以下に下回り、PBRも0.46倍と同業界平均の0.97倍を大幅に下回っています。ROEは8.0%で、業界平均と比較して中程度の水準です。配当利回りは1.79%と業界平均の3.01%を下回っていますが、配当性向17.8%と低く、将来の増配余地があります。売上高は横ばい傾向ですが、営業利益は増加しており、収益体質は改善しています。バリュエーションの観点からは割安ですが、成長性の乏しさが株価の重石となっています。

指標この会社業種平均
PER (実績)6.1倍13.9倍
PER (予想)8.7倍
PBR0.46倍0.98倍
ROE8.0%7.3%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

EC市場の拡大は追い風だが、競争激化や人件費上昇、荷量の変動が収益性に影響する。強気派は、EC需要の増加と法人物流の拡大、さらには2026年3月期の増収増益予想を評価する。弱気派は、運送業界の人手不足とコスト増、個人向けサービスの需要頭打ちを懸念する。

プラスに働く材料7
  • EC市場の成長

    ネット通販の拡大で、配送需要が引き続き増加している。

  • 法人物流の安定性

    3PL契約は長期化しやすく、安定的な収益源となっている。

  • 業績改善の兆し

    2026年3月期は営業利益率が6.65%に上昇する見通し。

  • 営業利益が19億円から26億円へ7億円増決算発表後影響

    2026年3月期の営業利益は26億円。前期19億円から36.8%増加

  • 純利益18億円と前期比6億円増決算発表後影響

    純利益は12→18億円に増加し、実績PERは6.2倍

  • PBR0.46倍と低位株の割安感継続影響

    PBR0.46倍と0.5倍を下回る低水準にあり、評価修正の余地

  • 配当利回り1.79%を確保継続影響

    配当利回り1.79%は株主に一定の還元をもたらす

マイナスに働く材料7
  • 人手不足と人件費上昇

    ドライバー不足が深刻化し、採用コストや賃金上昇が利益を圧迫する。

  • 競争激化

    宅配便市場では大手が強固で、価格競争が収益性を悪化させる。

  • 需要の頭打ち

    引越需要は人口減少や住宅市場の停滞で伸び悩む可能性。

  • 予想PER8.8倍と実績から悪化通年影響

    実績PER6.2倍に対し予想PER8.8倍。来期利益は実績より減少

  • 売上高391億円とほぼ横ばい決算発表後影響

    売上高は396→389→391億円と3期連続で400億円未満

  • ROE8%と資本効率の改善余地継続影響

    ROE8%は低位で、資本効率の向上がなければ再評価は難しい

  • 外国人保有0.85%と低流動性継続影響

    外国人保有比率0.85%と低く、海外資金の参入が限定的

次の決算で確かめる点
取扱貨物量
物流需要の実勢と売上動向を表す。
ドライバー充足率
人員確保が事業継続とコストに直結する。
法人顧客の継続率
3PL契約の維持が安定収益の鍵となる。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり140で、前期から+16.7%いまの株価に対する利回りは1.81%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥140
1株あたり
配当利回り
1.81%
いまの株価に対して
配当性向
17.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月10017.6
2018年3月12020.022.6
2019年3月1200.023.6
2020年3月1200.038.7
2021年3月1200.018.5
2022年3月1200.020.5
2023年3月1200.019.9
2024年3月1200.020.0
2025年3月1200.017.1
2026年3月14016.717.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥140

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ587人。区分でいちばん多いのは事業法人64.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が79.6%を占め、残る20.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人64.364.364.364.364.364.7
個人・その他20.220.220.220.019.619.1
金融機関14.914.914.914.914.914.9
外国法人0.40.30.30.40.70.8
証券会社0.20.30.30.40.50.5
自己株式0.20.20.20.20.20.2
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社オーエーコーポレーション52.40
02三井住友信託銀行株式会社4.37
03芝海株式会社3.55
04株式会社三菱UFJ銀行2.69
05大同生命保険株式会社2.57
06共栄火災海上保険株式会社2.54
07株式会社東京ウエルズ2.12
08アサガミ従業員持株会1.63
09三菱ふそうトラック・バス株式会社1.06
10株式会社商工組合中央金庫1.06

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+2077%、1株純資産は14期で+1876%。直近期のROEは8.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月588397.27.126.6
2014年3月5128,6486.08.319.7
2015年3月6219,5516.86.523.3
2016年3月1719,6321.822.0
2017年3月90210,6018.94.717.6
2018年3月71811,2886.66.822.6
2019年3月66511,6505.85.823.6
2020年3月44011,8233.77.338.7
2021年3月10411,9960.937.318.5
2022年3月89312,7517.24.720.5
2023年3月70513,3945.46.419.9
2024年3月60714,2184.49.220.0
2025年3月83014,9755.77.117.1
2026年3月1,25916,5798.06.817.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

17名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は17名。2026/3期の役員報酬は総額343百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢
木村知躬代表取締役 会長87
木村健一代表取締役 社長 社長執行役員 営業本部長60
篠塚昌宏代表取締役 専務 専務執行役員 営業副本部長64
泉山元取締役77
水越豊取締役70
北村邦太郎取締役74
馬田一取締役77
野口俊夫取締役 常務執行役員 総務部長 秘書室長63
北川敏行取締役 執行役員 関連事業部長54
堀籠聖二取締役 執行役員 東京倉庫支店長62
田中茂取締役 執行役員 安全管理室長 事業管理部長58
木村亮一取締役 執行役員 営業本部付部長30
残りの役員5名を開く
氏名役職年齢
渡邉幹文取締役 執行役員 人事部長59
濱本英輔監査役90
金髙雅仁監査役72
石橋義久監査役(常勤)73
藤縄省吾監査役(常勤)66

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)102194726627
社外取締役7443477
監査役32463010

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容815字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社、親会社、連結子会社9社、非連結子会社4社および関連会社2社で構成されており、物流事業、不動産事業、印刷事業およびその他の4部門に関する事業を行っております。当社グループの「セグメント」の事業内容と、主な関係会社との関連は次のとおりであります。 また、次の4部門は「第5 経理の状況1(1) 連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (物流事業) 倉庫部門 当部門は主に、寄託を受けた貨物を倉庫に保管する業務、入出庫・荷捌きおよびこれに付帯する業務を行っております。 [主な関係会社]当社 港湾フォワーディング部門 当部門は主に、海上・航空運送の輸送手続き、港湾・空港における貨物の積込み・積み下ろし・荷捌きおよびこれに付帯する業務を行っております。 [主な関係会社]当社、㈱エアロ航空および浅上重機作業㈱ 運輸部門 当部門は主に、貨物自動車による貨物の運送、利用運送および運送の取次等の業務を行っております。 [主な関係会社]当社、港運輸工業㈱、ホワイト・トランスポート㈱およびアサガミ物流㈱ (不動産事業) 当事業は主に、顧客の要望に合わせた大型物流施設・商業施設等を賃貸・管理する業務を行っております。 [主な関係会社]当社 ※当社は㈱オーエーコーポレーションより一部施設を賃借しております。 (印刷事業) 当事業は主に、婚礼・年賀印刷等の一般印刷、新聞等の受託印刷、発送およびこれらに付帯する業務を行っております。 [主な関係会社]アサガミプレスセンター㈱、アサガミプレスいばらき㈱およびマイプリント㈱ (その他) 当事業は主に、自動倉庫工事等の建築工事およびグループ内の業務請負事業等を行っております。 [主な関係会社]当社およびアサガミ・キャリア・クリエイト㈱ [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図によって示すと、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,646字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1)経営方針・経営戦略等 当社グループは「顧客に対する最高のサービス」、「適正利潤の追求」、「眞に働きがいのある会社」を経営理念とし、物流、印刷、不動産、その他の各事業を展開しております。 この経営理念を実現するため、次の経営方針を掲げ、株主、取引先、社員、当社グループに関わる人たちの幸せを実現したいと考えております。 ① 顧客第一 ② 企業規模の拡大 ③ 高収益体質の確立 ④ 盤石な安全性の確立 物流業界ではドライバーを始めとした労働力不足が続いておりますが、継続して働きたいと思える職場環境作りに努めております。長く働いてもらえることで、安全意識の蓄積や安定したサービスにつなげ、事業の継続、拡大を図ってまいります。また、印刷業界では印刷物の発行数が減少傾向にある状況ですが、コスト削減や業務効率化を進めてまいります。 (2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社は事業基盤および財務体質の強化により、安定的かつ継続的な配当を行うことを株主還元の基本方針としております。従業員や取引先等の関係者の幸せ実現および株主還元のため、安定的な企業活動を継続することが重要と考えており、持続的な経常利益の確保が経営上の目標と考えております。目標を達成するため、質の高いサービスの提供により顧客満足度を高め、競争力の向上に努めます。また、無駄な業務を改善し、効率化を図ることで、利益を確保してまいります。 2022年3月期   2023年3月期   2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 経常利益(千円)   2,160,216   1,872,459   1,636,774   2,056,821   2,667,768 (3)経営環境及び対処すべき課題 今後のわが国経済の見通しといたしましては、海外依存度が高い原材料の関連産業が多く、各国の政策や紛争に大きく影響されるため、不透明な状況となっております。 そのような環境の中、当連結会計年度において当社グループは、次の重点課題に取組みました。今後も顧客から常に「選ばれる企業」として持続的な成長を目指してまいります。 ① 顧客満足度・品質の向上 「安全はすべてに優先する」という認識のもと、経営層との情報共有を迅速に行い、安全確保のための改善提案やヒヤリハットの共有を行っており、優秀な改善提案には表彰を行う等、積極的に改善活動に取組む土壌を作ることに努めております。 また、既存顧客と日頃から頻繁にコミュニケーションを取り、顧客の課題解決に尽力できるよう検討・提案をしております。長く取引を継続してもらえるよう部署や営業所を越えて協力し、進めております。 ② 事業規模の拡大 既存顧客が抱える課題解決による新たな業務受託に努めております。また、これまでに培った社外ネットワークを活用し、他社との情報交換および社内での情報共有を行い、新たな顧客獲得にも努めております。 今後も顧客とのコミュニケーションを密に取り、事業拡大等のビジネスチャンスを逃さないように努めてまいります。 ③ 業務効率化 書類や業務工数の削減、手順の簡素化等の業務効率化に継続して取組んでおります。業務担当者間で業務を継承・共有しやすくし、人数が減っても業務を継続できるような仕組みにするとともに、時間が空いた従業員が新たな業務に取組みやすい環境を目指しております。 労働力不足は今後も継続すると思われるため、引き続き取組んでまいります。 ④ 人材の育成・確保 人材育成・確保の施策として、資格取得支援、若手社員のOJT教育、定期的な面談、自己申告制度による意見の吸い上げ、各種研修等を実施しております。 人材採用に関しては、Webおよび対面による面接の双方を実施し、学校とのリレーション構築等、継続して多くの就職希望者と面談する機会を作れるよう工夫を行っております。
事業等のリスク2,107字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1) 事業環境の変化 当社グループの事業活動は、物流事業における国内外の景気動向、原油価格の動向、および顧客の物流政策の方針、不動産事業における市場動向等、印刷事業における市場動向等の環境が変化した場合、業績および財政状態に影響を与える可能性があります。 事業環境の変化のリスクに対応すべく、顧客からの情報収集やコミュニケーションを確実に実施し、即時に経営層の判断のもと対応できる体制と仕組みを構築しており、新たなビジネスチャンスへの取組みや業務効率化、コスト圧縮を推進し、事業継続のため、対応してまいります。 (2) 大規模な災害等 当社グループは、事業を営んでいる各地域において、地震、台風等の大規模な自然災害が発生し、大型設備等の破損により事業運営の麻痺等が生じた場合、業績および財政状態に影響を与える可能性があります。 災害等の発生時には、出勤体制を臨機に設定し、従業員家族の安全を守ると同時に、当社事業を継続し、顧客への影響を最小限に留めるよう対応いたします。 (3) 感染症の拡大 新型コロナウイルス等の感染症拡大により、消費活動が停滞し、顧客または婚礼印刷事業等の当社グループの事業運営が停滞した場合、業績および財政状態に影響を与える可能性があります。また、感染症の拡大は、従業員の働き方にも影響を与える可能性があります。出社が困難になった場合はテレワーク等を利用し、対応してまいります。 (4) 重大な事故等 当社グループは、物流事業において多数の車輌(トラック、トレーラ等)を保有しております。事故防止活動の一環として、安全管理、運行管理の徹底を図るための研修や、全車輌に発進、走行速度、制動の状況を記録するデジタルタコグラフを装着し、データを安全運転指導に役立てる等の取組みを実施しております。しかし、重大な交通事故等が発生し、顧客の信頼および社会的信用が低下した場合、業績および財政状態に影響を与える可能性があります。 事故に対する安全対策は社内および顧客と共有し、類似の重大事故を発生させないよう、現場と本社管理部門が連携し、対応してまいります。 (5) 法的な規制等 当社グループは、経営を行う上でさまざまな法的規制を受けております。当社グループはコンプライアンス経営を重視しており、これら法律等の制定および改正が行われた場合、その対応により業績および財政状態に影響を与える可能性があります。 法律等が改正された場合には、各専門家等から情報収集し、コンプライアンスのための社内ルールの改定等を行うことで対応してまいります。 (6) 固定資産の減損会計 当社グループは、物流施設および不動産賃貸施設等の固定資産を保有しておりますが、土地および建物の時価の下落等により、減損処理を実施する場合、業績および財政状態に影響を与える可能性があります。 業績に大きな影響を与える減損処理の必要が発生した場合は、適切に情報開示を行ってまいります。 (7) 有価証券の時価変動 当社グループは、有価証券を保有しておりますが、証券市場の悪化等により大幅な株価の下落が発生した場合、業績および財政状態に影響を与える可能性があります。適切に情報開示を行い、対応してまいります。 (8) 資金調達環境の変化 当社グループは、借入による資金調達を行っておりますが、金融市場等が変化し、大幅な金利の上昇が発生した場合、業績および財政状態に影響を与える可能性があります。借入先との情報交換を適切に行い、当社グループの状況について十分な理解を得られるよう努めてまいります。 (9) 情報の漏洩・消去 当社グループは、事務所への入退出管理、コンピュータシステムのバックアップおよび不正アクセスの防止、ウイルス駆除ソフト導入、社員個人による情報漏洩につながるソフトウエア導入の全面禁止等の情報セキュリティー対策を実施しておりますが、想定を超える災害発生、コンピュータウイルスの感染、不正なアクセスによるコンピュータ内への侵入、従業員の過誤等による重要データの消去、または不正入手が生じた場合、業績および財政状態に影響を与える可能性があります。 従業員や協力会社が円滑に内部通報できるよう、連絡窓口を設置するとともに、コンプライアンス委員会で情報共有し、対応をしてまいります。 (10) 債権管理 当社グループは、各事業における債権の発生につき、その与信管理に十分留意しておりますが、不測の事態により顧客の与信不安が生じ、債権の回収が困難となった場合、業績および財政状態に影響を与える可能性があります。与信不安を早期に発見できるよう、日頃から顧客の情報収集に努めてまいります。
経営成績の分析 (MD&A)4,735字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社および連結子会社)の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フロー(以下、「経営成績」という。)の状況の概要ならびに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 経営成績 当連結会計年度におけるわが国経済は、高水準な物価動向が継続しました。主要産業である自動車生産台数は横ばいで推移しましたが、中東情勢による原油価格上昇懸念は大きく、その関連産業への影響が今後の景気下押しリスクとなっております。その他海外の動向や為替相場も注視する必要があり、先行きは不透明な状況となっております。 物流業界では、燃料価格が年度末に急激に上昇し、ドライバーの有効求人倍率も依然として高く、厳しい経営環境が続いております。不動産業界では、都心オフィスにおける空室率は低水準で推移し、賃料は上昇傾向にあります。印刷業界の婚礼分野では、婚姻件数が下げ止まり傾向ではあるものの、引き続き低水準に留まっています。年賀分野では、年賀葉書の発行枚数の減少が継続し、新聞分野についても、発行部数の減少傾向は変わらず、依然として厳しい状況が続いております。 このような経営環境に対応すべく、当社グループは、原点である経営理念の「顧客に対する最高のサービス」、「適正利潤の追求」、「眞に働きがいのある会社」に立ち返り、取組みを行ってまいりました。 この結果、当連結会計年度の売上高は39,123百万円(前年同期比0.5%増)、営業利益は2,582百万円(前年同期比33.9%増)、経常利益は2,667百万円(前年同期比29.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,781百万円(前年同期比51.7%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 (物流事業) 当事業のうち、倉庫部門につきましては、主に物流センターの保管取扱量が増加したことにより売上高は1,855百万円(前年同期比1.4%減)となりました。 港湾フォワーディング部門につきましては、主に輸入鋼材等の取扱量や米国の関税政策の影響から航空貨物の取扱量等が減少した一方、製鉄関連の作業量、建設機械の輸出取扱量等が増加したことにより売上高は6,931百万円(前年同期比4.5%増)となりました。 運輸部門につきましては、主に建設機械や鉄筋鋼材の国内輸送量等が減少した一方、物流コスト上昇に伴う料金改定や国内の需要動向を受けた鋼管材に係るクレーン作業量等が増加したことにより売上高は13,972百万円(前年同期比5.4%増)となりました。 この結果、当事業の売上高は22,758百万円(前年同期比4.5%増)、営業利益は2,221百万円(前年同期比12.3%増)となりました。 (不動産事業) 当事業につきましては、一部物件の契約条件見直しにより売上高は3,480百万円(前年同期比1.3%減)、営業利益は修繕費等の増加により1,681百万円(前年同期比5.5%減)となりました。 (印刷事業) 当事業につきましては、新聞分野においては他社工場からの移管に伴う新聞印刷物の受託数増加と料金改定等により増収となりました。一方、年賀分野においては年賀葉書の発行枚数が漸減傾向にあることを背景に受注件数も減少したほか、婚礼分野においても市場の縮小傾向を受けて、取引先構成の適正化に取組んだ結果、婚礼印刷の受注件数は減少となりました。 この結果、当事業の売上高は13,875百万円(前年同期比5.8%減)、営業利益は新聞分野の増収に加え、婚礼分野において前期までに実施した事業構造改善による固定費削減策が奏功したこと等により875百万円(前年同期比110.5%増)となりました。 (その他) 当事業につきましては、主に建設工事関連の工事量増加により売上高は741百万円(前年同期比8.7%増)、営業利益は83百万円(前年同期比35.2%増)となりました。 生産、受注および販売の実績は、次のとおりであります。 ①  生産実績 該当事項はありません。 ②  受注実績 当社グループにおける業務は、受注から売上高計上までが短期間で完了し、当連結会計年度末における受注残高の金額が少ないため記載を省略しております。 ③  販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   (自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 販売高(千円)   構成比(%)   前年同期比(%) 物流事業   22,758,971   58.2   4.5 倉庫部門   1,855,007   4.7   △1.4 港湾フォワーディング部門   6,931,264   17.7   4.5 運輸部門   13,972,700   35.7   5.4 不動産事業   3,480,733   8.9   △1.3 印刷事業   13,875,655   35.5   △5.8 その他   741,007   1.9   8.7 計   40,856,367   104.4   0.3 セグメント間の内部売上   △1,733,286   △4.4   ― 合計   39,123,081   100.0   0.5 (注)主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 日本郵便株式会社   3,920,182   10.1   ―   ― (注)当連結会計年度においては、販売実績の割合が10%未満のため、記載を省略しています。 (2) 財政状態 当連結会計年度末における資産合計は前連結会計年度末に比べ1,207百万円増加し、45,456百万円となりました。これは主に、現金及び預金が372百万円、受取手形、売掛金及び契約資産が231百万円、株価の変動等により投資有価証券が962百万円、投資その他の資産のその他に含まれる退職給与特定資産が166百万円増加した一方、流動資産のその他に含まれる未収入金が133百万円、減価償却等により有形固定資産が234百万円減少したことによるものであります。 負債合計は、前連結会計年度末に比べ1,063百万円減少し、21,872百万円となりました。これは主に、支払手形及び買掛金が381百万円、未払法人税等が222百万円、流動負債のその他に含まれる未払金が180百万円、営業外電子記録債務が134百万円、繰延税金負債が265百万円増加した一方、短期借入金が557百万円、長期借入金が1,639百万円、退職給付に係る負債が118百万円減少したことによるものであります。 純資産合計は、前連結会計年度末に比べ2,270百万円増加し、23,583百万円となり、自己資本比率は51.6%となりました。これは主に、利益剰余金が1,611百万円、その他有価証券評価差額金が647百万円増加したことによるものであります。 (3) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ372百万円増加し7,456百万円(前年同期比5.3%増)となりました。 これは、通常の営業サイクルにおいて得られた資金を活用する等した長期借入金の返済による支出3,727百万円、車両、荷役機械等の固定資産の更新に伴う有形固定資産の取得による支出1,019百万円および法人税等の支払額が748百万円があった一方、税金等調整前当期純利益2,722百万円、運転資金および設備投資等に鑑みた資金計画に基づく長期借入れによる収入1,530百万円、減価償却費1,452百万円、加えて売上債権、棚卸資産および仕入債務により構成される運転資本が152百万円改善したこと等によるものであります。 なお、各キャッシュフローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によって得られた資金は、3,729百万円(前年同期は得られた資金3,126百万円)となりました。 この主な要因は、税金等調整前当期純利益2,722百万円、減価償却費1,452百万円、退職給付に係る負債の減少額105百万円、売上債権の増加額225百万円、仕入債務の増加額355百万円、法人税等の支払額748百万円等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によって使用した資金は、994百万円(前年同期は使用した資金486百万円)となりました。 この主な要因は、車両、荷役機械等の固定資産の更新に伴う有形固定資産の取得による支出1,019百万円、無形固定資産の取得による支出113百万円等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によって使用した資金は、2,366百万円(前年同期は使用した資金1,726百万円)となりました。 この主な要因は、運転資金および設備投資等に鑑みた資金計画に基づく長期借入れによる収入1,530百万円、通常の営業サイクルにおいて得られた資金を活用する等した長期借入金の返済による支出3,727百万円、配当金の支払額168百万円等によるものであります。 (資本の財源および資金の流動性に係る情報) 当社グループの資本の財源については、営業キャッシュ・フローで得た資金や金融機関からの借入金によるものであります。資金の流動性については、運転資金と設備投資が主な資金需要であります。 当社は財務体質の強化を踏まえ、有利子負債の圧縮を行い、安定的かつ継続的な配当を行うことを基本方針としております。 (4) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益および費用の報告額に影響を及ぼす見積りおよび仮定を用いておりますが、これらの見積りおよび仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 ①繰延税金資産 当社グループは、繰延税金資産について、将来の課税所得見込額が十分に確保できることや、回収可能性があると判断した将来減算一時差異について繰延税金資産を計上しております。繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りに基づき算出しているため、その見積りの前提条件に変更が生じ減少した場合、繰延税金資産の減額により業績および財政状態に影響を与える可能性があります。 ②固定資産の減損 当社グループは、固定資産の減損に係る回収可能性の評価にあたり、各社ごとに資産のグルーピングを行い、収益性が著しく低下した資産グループについて、固定資産の帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上することとしております。 固定資産の回収可能価額については、割引前将来キャッシュ・フロー、正味売却価額等の前提条件に基づき算出しているため、その前提条件に変更が生じ減少した場合、減損処理の実施により業績および財政状態に影響を与える可能性があります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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