概要
川西倉庫は、1903年に神戸で倉庫業を開始した物流企業である。倉庫保管・荷役、港湾運送、貨物運送取扱、通関、流通加工などの国内物流事業と、国際複合一貫輸送(NVOC)を中心とする国際物流事業を展開する。本社は神戸市兵庫区。2026年3月期の連結営業収益は255億円、従業員数は743名。東京証券取引所スタンダード市場に上場している。
国内物流と国際物流の2軸で構成される事業
川西倉庫グループは、国内物流事業と国際物流事業の2つのセグメントで構成される。国内物流事業は倉庫業、港湾運送業、貨物運送取扱業および通関・流通加工などの関連業務からなる。国際物流事業は国際運送取扱業(NVOC)と海外倉庫業が中心である。2026年3月期のセグメント別営業収益は、国内物流が214億円(構成比81%)、国際物流が45億円(17%)、その他(太陽光発電売電・不動産賃貸・物流資材販売など)が4億円(2%)である。国内物流が収益の大部分を占める一方、国際物流はASEAN投資を通じて成長を目指している。
神戸発祥、主要港湾・中部・関東に広がる国内拠点
創業地の神戸を中心に、大阪、名古屋、横浜などの主要港湾都市に支店・事業所を置く。現在の拠点体制は、神戸支店と大阪支店(2016年に阪神支店から分割)、名古屋支店、京浜支店の4支店である。かつては冷蔵倉庫専任の冷蔵支店も存在したが、2000年に神戸・大阪両支店へ統合された。国内物流では、倉庫保管・荷役に加え、港湾での船積み・陸揚げ作業、トラック運送、通関業務を一貫して提供する。貨物運送取扱業務では、子会社の(株)メイサクや(株)マルカ陸運が運送・取次を担う。
アジアと米国に広がる海外拠点、ASEAN投資を強化
海外事業は1987年の香港駐在員事務所設置に始まり、現在はタイ、シンガポール、インドネシア、ベトナム、米国に現地法人を持つ。シンガポールのKAWANISHI LOGISTICS (S) PTE. LTD.、タイのTHAI KAWANISHI LIMITED、インドネシアのPT KAWANISHI WAREHOUSE INDONESIA、米国のKAWANISHI LOGISTICS (AMERICAS) INC.が連結子会社である。ベトナムのTOAN PHAT LOGISTICS JOINT STOCK COMPANYもグループに含まれる。中期経営計画ではASEAN投資を三大重点戦略の一つに掲げ、倉庫事業参入を足掛かりに国際物流事業の拡充を進める。香港法人は2010年に清算され、現在は営業していない。
10社の子会社で構成されるグループ体制
2026年3月末時点で、川西倉庫(単体)と連結子会社10社によりグループが構成される。主な国内連結子会社は、港湾運送を担う川西港運(株)、内陸倉庫荷役・流通加工の川西ファインサービス(株)、貨物運送取扱の(株)メイサクと(株)マルカ陸運、運送附帯業務の(株)エムティーサービスなど。海外子会社は上記のほか、NC TRANSPORT & WAREHOUSE CO., LTD.なども含まれる。かつては関汽運輸(株)や川西甲子園冷蔵(株)も連結対象だったが、前者は2020年に全株式譲渡、後者は2005年に合併により消滅した。非連結子会社や持分法適用会社は現在存在しない。
業界の中での役割は物流サービスプロバイダー。神戸港を中心とした国内物流拠点と、アジア・米州の海外拠点を通じて、荷主企業のサプライチェーンを支える。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01国内物流(倉庫・港湾運送・貨物運送取扱)主力
倉庫業を中心に、港湾運送業、貨物運送取扱業、通関・流通加工などの関連業務を一体的に提供。神戸港を地盤に、寄託貨物の保管・荷役、船積み・陸揚げ、運送の取次など、国内の物流ニーズに幅広く対応する。
- 倉庫保管・荷役サービス
- 寄託された貨物を倉庫で保管し、保管料を収受。入出庫や付帯作業を荷役として行い、荷役料を収受する。
- 港湾運送サービス
- 港湾で海上運送に接続し、貨物の船積み・陸揚げと荷捌きを行い、港湾運送料金を収受する。
- 貨物運送取扱サービス
- 荷主の依頼で運送事業者の運送を利用し、貨物運送の取次等を行い、運賃・料金を収受する。
- 通関・流通加工サービス
- 輸出入貨物の通関手続き、倉庫内での流通加工、物流関連施設の賃貸を行う。
02国際物流(国際運送取扱・海外倉庫)準主力
国際複合一貫輸送(NVОСС)を中心に、陸海空の輸送手段を組み合わせて輸出入貨物の輸送を代行。シンガポール、タイ、米国、インドネシア、ベトナムに現地法人を有し、海外倉庫での保管・荷役も提供。グローバルなサプライチェーンを支える。
- 国際複合一貫輸送(NVОСС)
- 荷主の依頼で陸海空の輸送手段を組み合わせ、輸出入貨物の国際間複合輸送の取次等を行い、運賃・料金を収受する。
- 海外倉庫サービス
- 海外現地法人の倉庫で貨物を保管し、保管料・荷役料を収受する。
03その他(太陽光発電・不動産賃貸等)副次
太陽光発電による売電、不動産の賃貸、物流資材の販売など、物流事業を補完する周辺事業を展開。
- 太陽光発電
- 太陽光パネルで発電し、電力を売電する。
- 不動産賃貸
- 物流関連施設などを賃貸し、賃貸料を収受する。
- 物流資材販売
- 梱包材などの物流資材を販売する。
製品と技術
倉庫保管・荷役:普通倉庫と冷蔵倉庫の両軸
倉庫業は川西倉庫の原点であり、現在も国内物流事業の核である。神戸・大阪・名古屋・横浜の各支店が運営する倉庫で、一般貨物の保管・入出庫・荷役作業を行う。1931年には神戸で冷蔵倉庫の営業を開始し、戦後は冷蔵倉庫専業の子会社(川西甲子園冷蔵)を通じて拡大。2005年に同子会社を吸収合併した後も、冷蔵・冷凍貨物の保管・荷役サービスを提供している。倉庫業務は保管料と荷役料が収益の柱で、近年は入庫高・保管高が高水準で推移している。
港湾運送:神戸港を中心とした船積み・陸揚げ
港湾運送業は、神戸港・大阪港などの国際貿易港において、船舶への貨物積み込み・陸揚げおよび港湾内での荷捌きを行う。川西港運(株)がこの業務を担い、1960年代から一貫して神戸港の港湾運送に従事してきた。戦時中に一時譲渡を余儀なくされたが、1949年に再開。現在はコンテナ貨物やバラ積み貨物を取り扱い、港湾運送料金を収受する。2025年3月期には前期に低調だった取扱量が回復し、収益増に貢献した。
貨物運送取扱と通関・流通加工:三位一体の国内物流
貨物運送取扱業では、荷主の依頼に基づき運送事業者を手配し、運賃・料金を収受する(ノンアセット型)。子会社の(株)メイサク、(株)マルカ陸運、(株)エムティーサービスが中心となり、小口混載から大口貨物まで対応する。また、通関業務(輸出入貨物の税関手続き)と、倉庫内での検品・ラベリング・組立などの流通加工業務も提供。これらは倉庫・港湾・運送と連動し、荷主にとってワンストップの物流サービスを実現している。
国際複合一貫輸送(NVOC)と海外倉庫
国際物流事業の中核は、国際運送取扱業(NVOC)である。海上・航空・陸上を組み合わせた国際複合一貫輸送を手配し、主にアジア域内およびアジア〜北米間の貨物を扱う。海外子会社では、タイ(THAI KAWANISHI LIMITED)、シンガポール(KAWANISHI LOGISTICS (S) PTE. LTD.)、インドネシア(PT KAWANISHI WAREHOUSE INDONESIA)、ベトナム(TOAN PHAT LOGISTICS)が現地倉庫を運営し、保管・荷役・配送を提供。米国(KAWANISHI LOGISTICS (AMERICAS) INC.)は主に物流手配業務を行う。これらの海外拠点は、日系企業の現地進出を支援するとともに、長距離海上輸送などの国際物流を強化する役割を果たす。
その他事業:不動産賃貸と太陽光発電
物流事業以外に、不動産の賃貸事業(倉庫・事務所等の賃貸)、物流資材(パレット・段ボール等)の販売、および太陽光発電による売電事業を行っている。これらはセグメント上「その他」に分類され、2025年3月期の営業収益は4億円、セグメント利益は2.5億円と、全体に占める割合は小さいが安定した収益源となっている。太陽光発電は、物流施設の屋根を活用した再生可能エネルギー事業で、サステナビリティ推進の一環として位置づけられている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
倉庫・運輸関連業のなかでの位置
港湾倉庫に強み、内需依存で堅調な推移
川西倉庫は、倉庫・運輸関連業界において、港湾倉庫や物流施設を主力とする企業で、同業他社の東京汽船や住友倉庫などと競合しています。売上高は約260億円で、三菱倉庫や三井倉庫ホールディングスなどの大手と比べ規模は小さいですが、関西エリアを中心に強固な地盤を持っています。営業利益率は約4%と、大手と比較してやや低い水準ですが、安定した収益を維持しています。物流需要の変化や人件費上昇への対応が課題であり、効率的な倉庫運営や付加価値サービスの提供が重要です。
強み
- 関西圏の港湾・物流拠点に倉庫を有し、地理的な強みがある。
- 売上高が緩やかに増加し、営業利益率も4%程度で安定。
- 国内物流需要に支えられ、外部環境の影響を受けにくい。
- 地域密着型の営業で、長期取引先を多く持つ。
課題
- 大手倉庫企業と比べ規模が小さく、事業拡大が課題。
- 営業利益率が3〜4%と低く、効率化や高付加価値化が必要。
- 物流業界の人件費上昇が利益を圧迫するリスク。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
倉庫・運輸関連業の時価総額近傍。太字が川西倉庫
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 9369キユーソー流通システム | 777億円 | 31.2倍 |
| 2 | 9324安田倉庫 | 764億円 | 10.8倍 |
| 3 | 9381エーアイテイー | 552億円 | 17.1倍 |
| 4 | 9368キムラユニティー | 451億円 | 12.3倍 |
| 5 | 9319中央倉庫 | 347億円 | 16.1倍 |
| 6 | 9322川西倉庫 | 211億円 | 30.8倍 |
| 7 | 9367大東港運 | 195億円 | 20.6倍 |
| 8 | 9312ケイヒン | 186億円 | 7.3倍 |
| 9 | 9307杉村倉庫 | 162億円 | 16.7倍 |
| 10 | 9306東陽倉庫 | 158億円 | 9.1倍 |
| 11 | 9351東洋埠頭 | 150億円 | 9.6倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 40件
川西清兵衛の個人商店として1903年に倉庫業を創業
川西倉庫の起源は、1903年6月に川西清兵衛が神戸市川崎町(現兵庫区)で個人事業として倉庫業を始めたことに遡る。当時は神戸港の貿易拡大に伴い、貨物保管需要が高まっていた。1918年7月には倉庫業と貨物運送業を目的とする川西商事株式会社を設立。1922年6月に商号を川西倉庫株式会社に変更し、法人としての体制を整えた。創業から約15年で組織化が進み、その後、大阪・名古屋・横浜へと出張所を設置して営業エリアを拡大していく。
戦時統制で事業譲渡を強いられ、戦後再開
第二次世界大戦中、戦時統制令に基づき港湾運送業の大部分を各地区の港運会社に譲渡。1944年9月には普通倉庫業を日本倉庫統制株式会社に譲渡し、実質的に事業を休止した。1945年12月、日本倉庫統制の解散に伴い普通倉庫業を再開。同時に名古屋支店、大阪出張所、京浜事務所を設置し、事業復興を図る。1946年10月にはGHQの要請で米軍向け輸送用凍氷生産設備拡張のため甲子園製氷冷蔵(株)を設立。1949年3月には戦時中に譲渡した港湾運送業も再開し、戦前の事業領域を取り戻した。
戦後復興期、子会社設立と冷蔵倉庫事業の拡大
1948年6月に名古屋運輸作業(株)を設立し、名古屋地区の運送・倉庫荷役を委託。1952年4月には名古屋港の輸出入港湾運送強化のため旭運輸(株)を設立。1955年3月には神戸支店を設置し、神戸での拠点を固める。1960年代から70年代にかけて、甲子園製氷冷蔵(株)を子会社化(1956年株式取得、1973年川西甲子園冷蔵に社名変更)し、冷蔵倉庫事業を拡大。1982年10月には神戸港の港湾運送業務を統合するため、大和運輸作業と阪神港運を合併して川西港運(株)を設立。1983年1月には阪神地区の内陸倉庫荷役等を行う川西ファインサービス(株)を設立し、グループ体制を整えた。
国際展開の始まり:1986年国際部設置、香港・タイ進出
物流の多様化・国際化に対応するため、1986年1月に東京都中央区に国際部を設置。1987年4月に香港駐在員事務所を開設し、翌1988年5月には現地法人川西倉儲運輸(香港)有限公司を設立。1989年4月にはタイ・バンコクにTHAI KAWANISHI LIMITEDを設立し、東南アジアへの直接投資を開始。1990年8月にはシンガポールにKAWANISHI LOGISTICS (S) PTE. LTD.を設立し、アジア物流ネットワークを構築していった。香港法人は2010年に清算され営業を停止したが、タイとシンガポールの法人は現在も連結子会社として存続している。
証券取引所への上場と市場区分の変遷
1994年10月、大阪証券取引所市場第二部(特別指定銘柄)に株式を上場。1996年1月に同市場第二部に指定された。2013年7月、東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場。2017年6月には市場第一部に指定され、2022年4月の市場区分再編によりスタンダード市場に移行した。上場後もM&Aや海外子会社設立を通じて事業規模を拡大し、2018年には(株)マルカ陸運を連結子会社化、2022年には米国現地法人を設立するなど、グローバルな物流企業へと成長を遂げている。
2000年代の構造整理:冷蔵事業統合と香港撤退
2000年4月、冷蔵支店を廃止し神戸支店と大阪支店に統合。2004年5月、旭運輸(株)の株式一部譲渡により持分法適用対象外となる。2005年4月には川西甲子園冷蔵(株)を合併し、冷蔵倉庫事業を本体に一本化。2010年3月、業績不振の香港現地法人(川西倉儲運輸)の清算手続きを開始し、連結対象から外れた。これらの整理により、グループの事業ポートフォリオは国内・国際の純粋な物流事業に集中し、その後の成長基盤が形成された。
M&AとASEAN投資で事業領域を拡大する近年
2016年3月、インドネシア・ジャカルタにPT KAWANISHI WAREHOUSE INDONESIAを設立(連結子会社)。同年6月には関汽運輸(株)の全株式を取得し連結子会社化するが、2020年9月に全株式を譲渡。2017年6月に東証一部指定。2018年8月には(株)マルカ陸運を連結子会社化し、運送事業を強化。2022年8月、米国カリフォルニア州にKAWANISHI LOGISTICS (AMERICAS) INC.を設立。中期経営計画では次世代型物流施設の計画推進やASEAN投資を重点戦略とし、M&Aによる事業拡大を継続している。
2020年代の収益動向:増収基調も利益は変動
連結営業収益は2013年3月期の225億円から緩やかに増加し、2023年3月期には271億円に到達。2024年3月期は250億円、2025年3月期は255億円(前期比+2%)と微増。一方、純利益は2015年3月期に-2億円の赤字を記録したが、その後黒字転換。2023年3月期には15億円と過去最高を更新した。2026年3月期は営業利益10億円、経常利益10億円、純利益6億円と、利益面では減少した。人手不足や物価上昇、国際物流の競争激化が影響している。
年表40件を開く
1900年代
- 1903年6月川西清兵衛個人事業として神戸市川崎町(現神戸市兵庫区)で倉庫業を開始
1910年代
- 1918年7月創業倉庫業、貨物運送業を目的として神戸市川崎町に川西商事株式会社を設立
1920年代
- 1922年6月商号変更商号を川西倉庫株式会社に変更
- 1924年2月大阪市西区に大阪出張所を設置(1941年7月支店に昇格)
- 1925年2月名古屋市中区に名古屋出張所を設置(1941年7月支店に昇格)
- 1928年3月横浜市中区に横浜出張所を設置(1941年7月支店に昇格)
1930年代
- 1931年4月神戸市新港町(現神戸市中央区)で冷蔵倉庫の営業開始
- —戦時統制令に基づき港湾運送業の大部分を各地区港運会社に譲渡
1940年代
- 1944年9月日本倉庫統制株式会社に普通倉庫業を譲渡
- 1945年12月日本倉庫統制株式会社の解散により、普通倉庫業を再開。名古屋市中村区に名古屋支店、大阪市西区に大阪出張所(1951年7月に支店に昇格)、横浜市中区に京浜事務所(1952年3月支店に昇格)を設置
- 1946年10月創業GHQより米軍の輸送用凍氷生産設備の拡張が要求され、甲子園製氷冷蔵(株)を設立(1956年6月株式99.6%を買収し、1973年10月川西甲子園冷蔵(株)に社名変更。)
- 1948年6月商号変更名古屋地区での運送および倉庫荷役業務を委託するため、名古屋運輸作業(株)を設立(1979年6月(株)メイサクに社名変更。現・連結子会社)
- 1949年3月創業戦時統制令に基づき設立された各地区港運会社の解散により、港湾運送業を再開
1950年代
- 1952年4月創業名古屋港での輸出入港湾運送業務を強化するため旭運輸(株)を設立
- 1955年3月神戸市兵庫区に神戸支店を設置
1970年代
- 1979年1月M&A神戸支店と大阪支店を統合し阪神支店と改称
1980年代
- 1981年10月自動車運送取扱業を開始
- 1982年10月M&A神戸港での港湾運送業務を行うため、関係会社の大和運輸作業(株)と阪神港運(株)を合併し、川西港運(株)を設立(現・連結子会社)
- 1983年1月阪神地区での内陸倉庫の荷役および倉庫業に付随する業務を行うため、川西ファインサービス(株)を設立(現・連結子会社)
- 1986年1月物流の多様化・国際化にむけ国際部を東京都中央区に設置
- 1987年4月創業香港に駐在員事務所を設置(1988年5月現地法人川西倉儲運輸(香港)有限公司を設立。)
- 1989年4月タイ・バンコクに現地法人THAI KAWANISHI LIMITEDを設立(現・連結子会社)
1990年代
- 1990年8月シンガポールに現地法人KAWANISHI LOGISTICS (S) PTE. LTD.を設立(現・連結子会社)
- 1994年10月上場大阪証券取引所市場第二部(特別指定銘柄)に株式を上場
- 1996年1月大阪証券取引所市場第二部に指定
- 1998年4月阪神支店を神戸支店と大阪支店に分割
2000年代
- 2000年4月M&A冷蔵支店を廃止し神戸支店と大阪支店に統合
- 2004年5月旭運輸(株)の株式の一部を譲渡したことにより持分法適用の対象外となる
- 2005年4月M&A川西甲子園冷蔵(株)を合併したことにより連結の対象外となる
2010年代
- 2010年3月川西倉儲運輸(香港)有限公司の清算手続を開始し営業活動を停止したことにより連結の対象外となる
- 2011年4月M&A神戸支店と大阪支店を統合し阪神支店と改称
- 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場
- 2016年3月インドネシア・ジャカルタに現地法人PT KAWANISHI WAREHOUSE INDONESIAを設立(現・連結子会社)
- 2016年4月阪神支店を神戸支店と大阪支店に分割
- 2016年6月M&A関汽運輸(株)の全株式を取得し、連結子会社化
- 2017年6月東京証券取引所市場第一部に指定
- 2018年8月M&A(株)マルカ陸運の全株式を取得し、連結子会社化
2020年代
- 2020年9月関汽運輸(株)の全株式を譲渡したことにより連結の対象外となる
- 2022年4月東京証券取引所スタンダード市場に移行
- 2022年8月アメリカ・カリフォルニア州に現地法人KAWANISHI LOGISTICS (AMERICAS) INC.を設立(現・連結子会社)
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。
- 連結営業収益2027年度まで300億円
- 連結営業利益2027年度まで15億円
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
次世代型物流施設の計画推進
DXを活用した従来のビジネスモデルに捉われない物流施設を構築するため、次世代型物流施設の計画を推進する。
- 02
ASEAN投資による海外事業拡大
ASEAN地域への倉庫事業参入を足掛かりに国際物流事業の拡充を図り、長距離海上輸送などの海外物流業務を強化する。
- 03
リコンストラクション(拠点/組織の再構築)
事業ポートフォリオの見直しとヒト・モノ・カネの再配置を通じて拠点・組織の再構築を推進し、基本戦略の確実な実行を支える。
- 04
社内体制・人財戦略の強化
ペーパーレス化やRPA導入による省人化、ダイバーシティ推進、社内教育充実など労働力不足に対応した人財戦略を強化する。
- 05
資本コストを意識した経営の実現
中長期的なROE向上、PER改善、資本コスト逓減を目指し、成長戦略の実行と株主還元(配当性向35%目標等)に取り組む。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で743人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は636万円で、9期前と比べて+17.8%。平均年齢は39.5歳、平均勤続年数は15.4年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 598 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 603 | — |
| 2019年3月 | 540 | 37.0 | 13.9 | 630 | — |
| 2020年3月 | 561 | 37.9 | 14.2 | 627 | — |
| 2021年3月 | 571 | 37.8 | 14.1 | 610 | — |
| 2022年3月 | 583 | 38.4 | 14.4 | 613 | — |
| 2023年3月 | 600 | 36.5 | 13.9 | 631 | — |
| 2024年3月 | 596 | 37.8 | 14.5 | 617 | — |
| 2025年3月 | 621 | 38.8 | 14.7 | 632 | 158 |
| 2026年3月 | 636 | 39.5 | 15.4 | 743 | 148 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社7社(国内 3 / 海外 4、うち連結子会社 7) を有報から抽出しています。
- 国内川西ファインサービス(株)神戸市兵庫区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内川西港運(株)神戸市中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外KAWANISHI LOGISTICS (S) PTE. LTD.シンガポール · 連結子会社議決権100.0%
- 海外THAI KAWANISHI LIMITED(注)2タイ · 連結子会社議決権49.0%
- 海外PT KAWANISHI WAREHOUSE INDONESIA (注)3インドネシア · 連結子会社議決権53.6%
- 国内KAWANISNI LOGISTICS (AMERICAS) INC.アメリカ · 連結子会社議決権100.0%
- 海外TOAN PHAT LOGISTICS JOINT STOCK COMPANY (注)3ベトナム · 連結子会社議決権51.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は264億円、営業利益は11億円。前期と比べると増収増益で、売上が+3.5%、利益が+10.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 300億円 | 264億円 |
| 営業利益 | 12億円 | 11億円 |
| 純利益 | 7億円 | 6億円 |
| 1株あたり配当 | ¥132 | ¥132 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は70億円、営業利益は3億円。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2018年4Q | 223 | — | — | −2 |
| 2019年4Q | 234 | — | — | 0 |
| 2020年4Q | 239 | — | — | −1 |
| 2021年4Q | 211 | — | — | 0 |
| 2022年4Q | 236 | — | — | 0 |
| 2023年4Q | 271 | — | — | 8 |
| 2024年4Q | 250 | — | — | 1 |
| 2025年4Q | 255 | 5 | 2.0 | 3 |
| 2026年4Q | 264 | 5 | 1.9 | 3 |
| 2027年1Q | 70 | 3 | 4.3 | 1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は225億円から264億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は4.2%。売上は2期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場 | |||||
| 2013年3月 | 225 | — | 3 | — | 2 |
| 2014年3月 | 225 | — | 4 | — | 3 |
| 2015年3月 | 223 | — | 3 | — | −2 |
| 関汽運輸(株)の全株式を取得し、連結子会社化 | |||||
| 2016年3月 | 221 | — | 5 | — | 3 |
| 2017年3月 | 222 | — | 5 | — | 4 |
| (株)マルカ陸運の全株式を取得し、連結子会社化 | |||||
| 2018年3月 | 223 | — | 7 | — | 5 |
| 2019年3月 | 234 | — | 7 | — | 3 |
| 2020年3月 | 239 | — | 5 | — | 2 |
| 2021年3月 | 211 | — | 6 | — | 5 |
| アメリカ・カリフォルニア州に現地法人KAWANISHI LOGISTICS (AMERICAS) INC.を設立(現・連結子会社) | |||||
| 2022年3月 | 236 | — | 9 | — | 5 |
| 2023年3月 | 271 | — | 10 | — | 15 |
| 2024年3月 | 250 | — | 12 | — | 8 |
| 2025年3月 | 255 | 10 | 12 | 3.9 | 7 |
| 2026年3月 | 264 | 11 | 10 | 4.2 | 6 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高264億円のうち、営業利益として残るのは11億円で4.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は6億円、売上の2.3%にあたる。営業利益率は業種中央値5.4%を下回る水準。
- 売上原価など作る・仕入れるのにかかったお金84.1%222億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金11.7%31億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.2%11億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが17億円、投資CFが−9億円で、差し引きのフリーCFは8億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は56億円で、売上の2.5ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 10 | −25 | 11 | −15 | 41 |
| 2014年3月 | 10 | 0 | −7 | 10 | 44 |
| 2015年3月 | 6 | −4 | −1 | 2 | 46 |
| 2016年3月 | 12 | −14 | 4 | −2 | 47 |
| 2017年3月 | 10 | −43 | 27 | −33 | 40 |
| 2018年3月 | 9 | −16 | −5 | −7 | 28 |
| 2019年3月 | 20 | −32 | 23 | −12 | 39 |
| 2020年3月 | 18 | −9 | 1 | 9 | 50 |
| 2021年3月 | 14 | −39 | 11 | −25 | 35 |
| 2022年3月 | 13 | −21 | 12 | −8 | 40 |
| 2023年3月 | 27 | −17 | −9 | 10 | 42 |
| 2024年3月 | 21 | −8 | −10 | 13 | 46 |
| 2025年3月 | 24 | −12 | −11 | 12 | 48 |
| 2026年3月 | 17 | −9 | 0 | 8 | 56 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は403億円。このうち返さなくてよい自己資本が256億円で、自己資本比率は54.9%(業種中央値56.9%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 251 | 156 | 95 | 61.6 |
| 2014年3月 | 247 | 159 | 88 | 63.7 |
| 2015年3月 | 241 | 158 | 83 | 64.5 |
| 2016年3月 | 247 | 158 | 89 | 63.1 |
| 2017年3月 | 281 | 162 | 119 | 56.9 |
| 2018年3月 | 283 | 176 | 107 | 58.3 |
| 2019年3月 | 320 | 175 | 145 | 51.7 |
| 2020年3月 | 323 | 176 | 147 | 51.7 |
| 2021年3月 | 336 | 193 | 143 | 50.6 |
| 2022年3月 | 369 | 201 | 168 | 47.8 |
| 2023年3月 | 378 | 219 | 159 | 50.9 |
| 2024年3月 | 381 | 235 | 146 | 54.1 |
| 2025年3月 | 384 | 244 | 140 | 55.5 |
| 2026年3月 | 403 | 256 | 147 | 54.9 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
倉庫・運輸関連業 31社との比較
同じ倉庫・運輸関連業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で31社中14位あたり、逆に低いのは配当利回りで31社中30位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,550で、1年前と比べて+89.9%。過去52週の値幅のなかでは68%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 30.8倍 |
| PER (会社予想) | 30.1倍 |
| PBR | 0.92倍 |
| 配当利回り | 5.18% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は1ヶ月で1.58%上昇し、8月10日には2440円と上昇基調を維持しています。25日移動平均線2414円を上回り、75日線2331円からも乖離しており、中期的な上昇トレンドが継続しています。年初来では96.21%とほぼ倍増の大幅高で、倉庫運輸セクターの好調を反映しています。52週高値は3125円ですが、現在の株価はその78%の水準にあり、高値圏からの調整が続く中、下値を固める展開です。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 40/100)。
PER29.5倍は同業界平均13.61倍を大きく上回り、割高感があります。PBR0.85倍は平均0.97倍を下回り資産面では割安ですが、ROE2.9%と低収益性が評価を圧迫しています。配当利回り5.33%は平均3.02%を上回る一方、配当性向163.7%と過剰で持続性に懸念があります。割高だが高配当と低PBRが支えです。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 30.8倍 | 13.9倍 |
| PER (予想) | 30.1倍 | — |
| PBR | 0.92倍 | 0.98倍 |
| ROE | 2.9% | 7.3% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
この銘柄の投資論点は、デジタル化や物流効率化への対応が収益を押し上げるかどうかにある。強気派は、港湾物流の需要回復と運賃上昇による業績改善を期待し、さらに2025年3月期の営業利益率が3.92%から2026年3月期には4.17%へと改善傾向にあることを根拠に挙げる。一方、弱気派は、売上高が2023年3月期の271億円から減少傾向にあり、純利益も減少していることから、競争激化による価格競争や人件費上昇が利益を圧迫すると懸念する。また、ROEが2.9%と低く、成長性に乏しいという見方もある。
- 利益率改善の兆し
営業利益率が3.92%から4.17%へ上昇、効率化の効果が表れ始めた
- 港湾需要の回復期待
神戸港の輸出・輸入貨物量は増加傾向にあり、物流需要の拡大が見込まれる
- 高い配当利回り
配当利回り5.33%と高く、インカムゲインを狙う投資家の支持がある
- 営業利益が10→11億円と増益、利益率4.17%へ改善通年影響中
営業利益11億円、前期比1億円増、売上高264億円
- PBR0.85倍と割安、配当利回り5.33%継続影響中
PBR0.85倍、配当利回り5.33%、株主還元が評価
- 売上高が250→255→264億円と3期連続増収通年影響弱
売上高264億円、前期比9億円増、安定した増収
- 株価1年で96.21%上昇し、上昇基調に弾み継続影響弱
株価2440円、1年で96.21%高、需給改善が続く
- 売上高の減少傾向
2023年3月期の271億円から2024年3月期250億円へ減少、需要減退が懸念
- 利益の減少基調
純利益は15億円から7億円へ減少、収益性の悪化が指摘される
- 低い収益性と株主還元
ROEが2.9%と低く、成長投資よりも配当に回す余力が乏しい
- 純利益が8→7→6億円と3期連続減益通年影響強
純利益6億円、前期比1億円減、3期連続減益で収益悪化
- ROE2.9%と低収益性継続影響中
ROE2.9%と低く、PBR0.85倍は妥当、株主価値向上が課題
- 予想PERが公表されておらず見通し不明瞭不定影響弱
予想PERが無し、業績ガイダンス不足で投資判断しづらい
- 外国人保有0.18%と極端に低く流動性乏しい継続影響弱
外国人保有0.18%、売買高が少なく、大口売りで下落しやすい
- 港湾取扱貨物量
- 港湾物流の需要変動を直接反映し、売上高の先行指標となる
- 営業利益率
- 物流効率化の成果や価格競争の影響を判断する重要指標
- 純利益の推移
- コスト増加や需要減退の影響を測るため、利益の質を確認
- 配当性向
- 株主還元の余力を確認し、配当の持続可能性を評価するため
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり132円で、前期から+364.3%。いまの株価に対する利回りは5.18%。増配か配当維持が4年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 12 | — | 29.7 |
| 2018年3月 | 16 | 33.3 | 30.5 |
| 2019年3月 | 12 | −25.0 | 31.3 |
| 2020年3月 | 12 | 0.0 | 48.1 |
| 2021年3月 | 15 | 25.0 | 12.4 |
| 2022年3月 | 14 | −6.7 | 14.7 |
| 2023年3月 | 16 | 14.3 | 9.0 |
| 2024年3月 | 23 | 43.8 | 25.9 |
| 2025年3月 | 28 | 21.7 | 23.7 |
| 2026年3月 | 130 | 364.3 | 163.7 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥132
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ10,060人。区分でいちばん多いのは個人・その他で59.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が39.8%を占め、残る60.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 54.7 | 55.7 | 54.5 | 56.2 | 59.1 | 59.6 |
| 事業法人 | 31.2 | 31.1 | 31.0 | 31.0 | 30.9 | 30.9 |
| 金融機関 | 12.3 | 12.2 | 12.0 | 11.3 | 9.2 | 8.9 |
| 自己株式 | 6.2 | 6.2 | 5.5 | 5.5 | 5.5 | 5.5 |
| 証券会社 | 0.6 | 0.5 | 2.2 | 1.0 | 0.3 | 0.4 |
| 外国法人 | 1.2 | 0.6 | 0.4 | 0.5 | 0.4 | 0.1 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 大和製衡株式会社 | 15.66 |
| 02 | 川西 多美 | 6.83 |
| 03 | 川西 央也 | 5.91 |
| 04 | 日本毛織株式会社 | 4.60 |
| 05 | 川西 康夫 | 3.92 |
| 06 | 川西 二郎 | 2.70 |
| 07 | 多島 晶子 | 2.60 |
| 08 | 大嶽 敬子 | 2.49 |
| 09 | 株式会社川西勝三商会 | 2.43 |
| 10 | 株式会社みずほ銀行 | 2.42 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+250%、1株純資産は14期で+42%。直近期のROEは2.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 24 | 2,031 | 1.2 | 26.7 | 62.9 |
| 2014年3月 | 35 | 2,069 | 1.7 | 17.1 | 42.6 |
| 2015年3月 | −32 | 2,047 | — | — | — |
| 2016年3月 | 36 | 2,050 | 1.8 | 24.0 | 38.6 |
| 2017年3月 | 49 | 2,103 | 2.3 | 22.2 | 29.7 |
| 2018年3月 | 64 | 2,170 | 3.0 | 28.3 | 30.5 |
| 2019年3月 | 43 | 2,176 | 2.0 | 30.8 | 31.3 |
| 2020年3月 | 32 | 2,195 | 1.5 | 28.6 | 48.1 |
| 2021年3月 | 71 | 2,232 | 3.2 | 17.4 | 12.4 |
| 2022年3月 | 68 | 2,307 | 3.0 | 16.2 | 14.7 |
| 2023年3月 | 195 | 2,521 | 8.1 | 5.2 | 9.0 |
| 2024年3月 | 104 | 2,697 | 4.0 | 11.6 | 25.9 |
| 2025年3月 | 98 | 2,787 | 3.6 | 10.6 | 23.7 |
| 2026年3月 | 83 | 2,876 | 2.9 | 30.5 | 163.7 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
9名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/3期の役員報酬は総額129百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 川西二郎 | 代表取締役 社長 | 54 | 223,000 |
| 高杉誠 | 常務取締役 管理企画部門管掌 | 61 | 1,000 |
| 笠原謙 | 取締役 国際部門・港運部門管掌 | 61 | 1,000 |
| 長島聡 | 取締役 国内部門管掌 | 60 | 2,000 |
| 八杉勝英 | 取締役(監査等委員) | 65 | — |
| 虎頭信宏 | 取締役(監査等委員) | 56 | — |
| 公江正典 | 取締役(監査等委員) | 56 | — |
| 横山正典 | 取締役 国内部門西日本・港運部門管掌 | 56 | 1,000 |
| 村田吾郎 | 取締役(監査等委員) | 47 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 退職慰労百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 70 | 37 | 3 | 11 | 110 | 22 |
| 社外取締役 | 3 | 19 | — | — | — | 19 | 6 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,306字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,657字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク6,286字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,276字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第169期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-22
- 半期報告書半期報告書-第169期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第168期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-24
- 半期報告書半期報告書-第168期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第167期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-25
- 四半期報告書四半期報告書-第167期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第167期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第167期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第166期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第166期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-08
- 四半期報告書四半期報告書-第166期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-09
- 四半期報告書四半期報告書-第166期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-09
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