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日経平均64,167.87-158NYダウ53,061.95+295ドル円158.81+0NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+51毎時更新

大東港運

DAITO KOUN CO.,LTD.9367 · Standard · 倉庫・運輸関連業

輸出入貨物取扱を核に鉄鋼物流や海外物流まで広げる港湾物流会社。

概要

大東港運は、港湾運送事業を中核とする物流企業である。神戸港・大阪港など関西の主要港を拠点に、荷役、倉庫、通関、海上・陸上輸送まで一貫したサービスを提供する。2026年3月期の連結営業収益は181億円、営業利益11億円、経常利益12.4億円。従業員数は426名。東京証券取引所スタンダード市場に上場し、関西圏での長年の実績と港湾施設を活かした地域密着型の事業基盤を持つ。子会社9社、関連会社1社でグループを構成する。

輸出入貨物取扱事業が連結収益の73%を占める構成

大東港運グループの事業は、輸出入貨物取扱事業、鉄鋼物流事業、海外事業、国内不動産賃貸事業、その他事業の5セグメントで構成される。2026年3月期の連結営業収益181億円のうち、輸出入貨物取扱事業が132億円(構成比72.9%)を占め、中核事業となっている。同事業は、農畜水産物を中心とした食品の輸入通関、保税運送、検疫・検査などの輸出入手続きを一貫して担う。取扱品目別では畜産物が約55億円(41.6%)、水産物が約27億円(20.3%)、農産物が約19億円(14.2%)と、食料関連が全体の76%を占める。鉄鋼物流事業は約21億円(11.8%)、海外事業は約10億円(5.7%)、国内不動産賃貸事業は約3.4億円(1.9%)、その他事業は約14億円(7.7%)である。最大顧客はコストコホールセールジャパンで、売上高の11.1%を占める。

9社の子会社で構成されるグループと国内外の拠点

大東港運は、単独では港湾運送事業を中心に、子会社9社、関連会社1社と共にグループを形成する。国内子会社には、倉庫・陸上運送の大東運輸倉庫、陸上運送の丸田運輸倉庫、FDロジスティクス、株式会社眞榮ロジ、水産物買付加工の株式会社水文、損害保険代理のダイトウ保険センターがある。海外では中国江陰に大東港運(江陰)儲運有限公司、シンガポールにEver Glory Logistics Pte.Ltd.とEver Glory Express Pte.Ltd.を置く。国内拠点は東京本社のほか、横浜支店、川崎支店、京葉支店、大阪支店、神戸営業所、福岡営業所などを設置。港湾に隣接した倉庫や鋼材専用倉庫、ワイン保管用倉庫などを保有し、関東から関西、九州までネットワークを広げている。2024年11月にはシンガポール子会社が借地権付倉庫物件を取得し、海外での物流インフラを強化している。

第8次中期計画達成から第9次計画で更なる成長へ

大東港運は2023年4月から2026年3月までの第8次中期経営計画「Be Sustainable」を推進し、最終年度の2026年3月期に営業収益181億円、営業利益11億円、経常利益12.4億円を達成した。営業利益率は6.1%で、計画の営業利益率6.0%を上回った。続く第9次中期経営計画(2026年4月〜2029年3月)では、「暮らしと産業の未来を支えるロジスティクス・パートナー」をテーマに、営業収益200億円、営業利益率7.0%、経常利益15億円、ROE9.0%を目指す。基本方針として、既存業務の深化・多角化、運送力の強化、デジタル活用によるオペレーティングモデルの再設計、人材育成を掲げている。投資計画の詳細は開示されていないが、M&Aや海外拠点の拡充を通じて成長を続ける方針である。

業界の中での役割は港湾運送事業者(通関・荷役・物流サービス)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
181億円
営業利益
11億円
営業利益率
6.1%
純利益
9億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
輸出入貨物 取扱事業132億円73.3%18億円13.6%
鉄鋼物流 事業21億円11.7%2億円9.5%
その他事業14億円7.8%0億円0.0%
海外事業10億円5.6%1億円10.0%
国内不動産 賃貸事業3億円1.7%1億円33.3%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01輸出入貨物取扱主力

輸出入貨物の検疫、検査、保税運送、通関等の一連の業務を提供する。港湾物流の基盤となる事業。

主な製品・サービス1
輸出入貨物取扱サービス
検疫、検査、保税運送、通関手続きを含む輸出入貨物の総合的な物流サービス。

02鉄鋼物流準主力

国内鉄鋼製品の荷役、保管、配送を行う。鉄鋼業界向けの専門物流サービス。

主な製品・サービス1
鉄鋼物流サービス
鉄鋼製品の荷役、保管、配送を一貫して行う物流サービス。

03海外物流準主力

中国や東南アジアに拠点を持ち、倉庫業、陸上運送、フレイトフォワーディングなどの海外物流事業を展開する。

主な製品・サービス1
海外物流サービス
中国やシンガポールで倉庫業、陸上運送、貨物取扱代理を提供する国際物流サービス。

04国内不動産賃貸副次

不動産賃貸業を行い、安定的な収益源となっている。

05その他その他

港湾荷役、倉庫業、陸上運送、水産物の買付・加工・卸売、損害保険代理業などを行う。

製品と技術

農畜水産物の輸入通関から配送までを一貫処理

輸出入貨物取扱事業は大東港運の最大の収益源であり、主に食品の輸入に特化した物流サービスを提供する。取扱品目の約76%が農畜水産物で、畜産物(牛肉、豚肉、鶏肉等)が41.6%、水産物が20.3%、農産物が14.2%を占める。業務は、輸出入手続きにおける検疫・検査の手配、保税運送、輸出入通関、倉庫保管、陸上配送まで一貫して行う。東京税関、横浜税関、大阪税関、神戸税関、門司税関の許可を有し、関東・関西・九州の主要港をカバー。2026年3月期の同事業のセグメント利益は17.7億円で、営業収益132億円に対して13.4%の利益率である。

鋼材専用倉庫と専門部隊が支える鉄鋼物流

鉄鋼物流事業は、国内鉄鋼製品の荷役、保管、配送を一貫して行う。1984年7月に川崎市東扇島に建設した鋼材専用倉庫は、コイルや厚板などの重量鋼材の保管に特化。大阪港や神戸港でも港湾荷役を手掛け、関東・関西の鉄鋼メーカーや商社と取引がある。2014年には兵庫県三木市にコンテナインランドデポを開設し、内陸部でのコンテナ取扱を強化。陸上運送は子会社の丸田運輸倉庫やFDロジスティクスが担う。2026年3月期の営業収益は21.4億円、セグメント利益は1.97億円。国内の鉄鋼需要の回復と、顧客との長期契約に支えられ、安定した収益を計上している。

中国とシンガポールを拠点にアジア物流を展開

海外事業は、中国江陰の大東港運(江陰)儲運有限公司とシンガポールのEver Glory Logisticsグループを中心に展開する。中国子会社は1996年に設立され、倉庫保管と貨物輸送業務を行う。シンガポール子会社は2017年に株式取得でグループ入りし、陸上運送、倉庫、フレイトフォワーディングを手掛ける。2024年11月にはシンガポールで借地権付倉庫物件を取得し、保管能力を拡大。2026年3月期の海外事業の営業収益は10.3億円(前年比49.2%増)と急成長し、セグメント利益も696百万円(前年は損失)と黒字転換した。今後もアジア域内の物流需要を取り込む方針である。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

倉庫・運輸関連業のなかでの位置

港湾物流で地盤、安定内需型の事業基盤

大東港運は倉庫・運輸関連業に属し、港湾運送や倉庫業を中心に事業を展開しています。同業他社には三菱倉庫や三井倉庫ホールディングスといった大手があり、これらと比較すると売上規模は小さいものの、特定地域や特定サービスに特化したニッチなポジションを築いています。直近の業績は2024/3期の売上高161億円から2026/3期には181億円と増収傾向にあり、営業利益率も4.17%から6.08%へと改善しています。この成長は、港湾物流の需要が安定していることに加え、効率的な運営が寄与していると考えられます。大手倉庫会社が全国展開する中で、大東港運は地域密着型のサービスを強みに、顧客との関係性を重視した事業展開を行っています。内需中心の安定した収益構造が特徴です。

強み

  • 特定地域に特化し、顧客との緊密な関係構築を通じて安定受注を実現しています。
  • 2024/3期から2026/3期にかけて売上高が毎期増加しており、成長軌道にあります。
  • 営業利益率が4.17%から6.08%へ上昇し、収益性が向上しています。
  • 国内の港湾物流需要に支えられ、景気変動の影響を受けにくい事業です。

課題

  • 大手倉庫会社と比較して売上規模が小さく、価格競争や投資余力に課題があります。
  • 営業利益率は改善傾向ですが、依然として一桁台後半であり、さらなる向上が必要です。
  • 物流業界全体で人手不足が深刻化しており、安定した人材確保が重要な課題です。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

倉庫・運輸関連業の時価総額近傍。太字が大東港運

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19324安田倉庫764億円10.8倍
29381エーアイテイー552億円17.1倍
39368キムラユニティー451億円12.3倍
49319中央倉庫347億円16.1倍
59322川西倉庫211億円30.8倍
69367大東港運195億円20.6倍
79312ケイヒン186億円7.3倍
89307杉村倉庫162億円16.7倍
99306東陽倉庫158億円9.1倍
109351東洋埠頭150億円9.6倍
119380東海運126億円16.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 48件

1957年の設立から一般港湾運送事業免許取得まで

大東港運の前身は、1957年12月に東京都江東区で巽海運株式会社として設立された。1961年1月に商号を大東港運に変更。1962年7月に本社を港区芝浦へ移転。1968年4月には一般区域貨物自動車運送事業免許を取得し、陸上運送に進出。同年5月に子会社の大和海陸作業を吸収合併して船内荷役・沿岸荷役の免許を取得、さらに9月に京浜港通関を吸収合併して通関業に参入。1969年12月に運輸大臣より一般港湾運送事業免許を取得し、港湾運送業の総合的な免許を整えた。この間、1966年には自動車運送取扱事業に届け出、1969年には東京運輸倉庫から陸上運送・倉庫・通関業務を譲受するなど、M&Aと免許取得により事業の幅を広げている。

神戸・大阪への進出と鋼材物流の強化

1970年代から1980年代にかけて、大東港運は関西拠点の整備を進めた。1977年10月に神戸事務所を設置、1982年12月に大阪支店を開設。1983年には大阪税関より通関業許可を取得し、関西での通関業務を自社処理できるようになった。1984年6月には関東運輸局より港湾荷役事業免許、同年8月には倉庫業許可を取得。同年7月には川崎市東扇島に鋼材専用倉庫を建設し、鉄鋼物流事業の拠点とした。1982年1月には子会社大東陸運(現ダイトウ物流)を設立し、貨物自動車運送業を開始。陸上運送と倉庫、港湾荷役を組み合わせた総合物流体制を整えた。1989年には本社を港区芝浦に移転している。

石田海運・大阪築港運輸の吸収合併と中国子会社設立

1990年代、大東港運は吸収合併により規模を拡大した。1987年11月に石田海運を吸収合併し、神戸税関の通関業許可を取得。1996年10月には大阪築港運輸を吸収合併し、大阪港での一般港湾運送事業免許を取得。これにより神戸・大阪両港での事業基盤が強化された。1996年12月、中国江蘇省江陰市に大東港運(江陰)儲運有限公司を設立し、海外事業に進出。倉庫保管や貨物輸送業務を開始した。1998年1月には門司税関より通関業許可を取得し、九州エリアでの通関業務を開始。同年11月、大阪市港区にワイン保管用倉庫を建設し、特定品目の保管にも対応した。

店頭登録からジャスダック上場、AEO認定まで

1993年12月、大東港運は日本証券業協会に株式を店頭売買銘柄として登録。2004年12月にはジャスダック証券取引所に上場した。2012年2月、東京税関よりAEO認定通関業者として認定を取得。AEO認定により通関手続きの迅速化が図られ、食品輸入業務の競争力強化につながった。同年7月には本社を東京都港区芝浦に移転。2014年12月には兵庫県三木市にコンテナインランドデポを開業し、内陸部でのコンテナ取扱能力を高めた。

国内外のM&Aでグループを拡大

2017年4月、大東港運は丸田運輸倉庫株式会社の株式を追加取得し子会社化。同時期にシンガポールのEver Glory Logistics Pte.Ltd.の株式を取得し、海外物流事業に本格参入。2020年6月にはFDロジスティクス株式会社を共同出資により設立。2022年3月には有限会社水文(水産物の買付・加工・卸売)を子会社化し、食品関連事業へ多角化。同年11月には株式会社眞榮ロジの株式を追加取得し子会社化した。これらのM&Aにより、グループは陸上運送、倉庫、通関、フレイトフォワーディング、水産物加工販売まで事業を拡大。2022年4月の東京証券取引所の市場再編により、スタンダード市場に移行した。

ダイトウ物流の吸収合併と本社移転

2023年4月、大東港運は子会社のダイトウ物流株式会社を吸収合併。同社は1982年に大東陸運として設立され、貨物自動車運送業を担っていたが、グループ内の再編により本体に統合された。2024年3月には有限会社水文を株式会社化。同年11月にはシンガポール子会社Ever Glory Logisticsが借地権付倉庫物件を取得し、海外物流インフラを強化。2025年3月、本社を東京都港区芝浦4丁目2番8号に移転し、現在に至る。2026年3月期の連結営業収益は181億円、営業利益11億円と過去最高水準を更新した。

年表48件を開く

1950年代

  • 1957年12月創業港湾運送事業を目的として東京都江東区深川枝川町2丁目1番地に巽海運株式会社を設立

1960年代

  • 1961年1月商号変更商号を大東港運株式会社に変更
  • 1962年7月東京都港区芝浦2丁目3番地に本社を移転
  • 1966年2月東京陸運局に自動車運送取扱事業届出(現利用運送事業許可及び運送取次事業登録)
  • 1967年3月東京都中央区勝どき4丁目8番8号に本社を移転
  • 1968年4月東京陸運局より一般区域貨物自動車運送事業免許(現一般貨物自動車運送事業許可)を取得
  • 1968年5月M&A子会社大和海陸作業株式会社を吸収合併し、船内荷役及び沿岸荷役の免許を取得
  • 1968年9月M&A神奈川県横浜市に横浜営業所(現横浜支店)を設置 京浜港通関株式会社を吸収合併し、東京税関及び横浜税関より通関業許可を取得
  • 1969年3月東京運輸倉庫株式会社の陸上運送、倉庫作業及び通関の各業務を営業譲受
  • 1969年7月神奈川県川崎市に川崎支店を設置
  • 1969年12月運輸大臣より一般港湾運送事業免許を取得

1970年代

  • 1970年3月株式会社寿港運の冷凍農畜水産物の輸出入業務を営業譲受
  • 1970年4月東京都港区に東京支店(現本社)を設置
  • 1975年2月東京都中央区新川1丁目22番11号に本社を移転
  • 1977年10月兵庫県神戸市に神戸事務所(現神戸営業所)を設置
  • 1979年5月千葉県船橋市に京葉支店を設置(現市川市)

1980年代

  • 1982年1月子会社大東陸運株式会社(ダイトウ物流㈱)を設立し、貨物自動車運送業を開始
  • 1982年12月大阪府大阪市に大阪支店を設置
  • 1983年2月大阪税関より通関業許可を取得
  • 1984年6月関東運輸局より港湾荷役事業免許を取得
  • 1984年7月神奈川県川崎市川崎区東扇島に鋼材専用倉庫を建設
  • 1984年8月関東運輸局より倉庫業許可を取得
  • 1986年12月東京都中央区京橋2丁目5番21号に本社(登記上本店)を移転
  • 1987年11月M&A石田海運株式会社を吸収合併し、神戸税関より通関業許可を取得
  • 1989年1月東京都港区芝浦3丁目11番5号に本社を移転
  • 1989年11月東京都港区芝浦2丁目13番9号に本社を移転

1990年代

  • 1993年12月日本証券業協会に株式を店頭売買銘柄として登録
  • 1994年2月東京都港区芝浦3丁目7番9号に本社を移転
  • 1994年7月M&A東京都港区芝浦3丁目7番9号に登記上本店を移転し、本社に統合
  • 1996年1月福岡県福岡市に福岡営業所を設置
  • 1996年10月M&A大阪築港運輸株式会社を吸収合併し、大阪港一般港湾運送事業免許を取得
  • 1996年12月中国江蘇省江陰市に子会社大東港運(江陰)儲運有限公司を設立し、中国における倉庫保管、貨物輸送業務を開始(現連結子会社)
  • 1998年1月門司税関より通関業許可を取得
  • 1998年11月大阪府大阪市港区にワイン保管用倉庫を建設

2000年代

  • 2004年12月上場ジャスダック証券取引所に株式を上場(現東京証券取引所スタンダード市場)

2010年代

  • 2012年2月東京税関よりAEO認定通関業者として認定を取得
  • 2012年7月東京都港区芝浦4丁目6番8号に本社を移転
  • 2014年12月兵庫県三木市にコンテナインランドデポを開業
  • 2017年4月M&A丸田運輸倉庫株式会社(一般貨物自動車運送事業)の株式を追加取得し子会社化(現連結子会社)
  • 2017年8月M&AEver Glory Logistics Pte.Ltd.(シンガポールの運送・倉庫・フレイトフォワーディング事業者)の株式を取得し子会社化(現連結子会社)

2020年代

  • 2020年6月FDロジスティクス株式会社を共同出資により設立(現連結子会社)
  • 2022年3月M&A有限会社水文(水産物の買付・加工・卸売)の株式を取得し子会社化(現連結子会社)
  • 2022年4月上場東京証券取引所の市場再編によりスタンダード市場に株式を上場
  • 2022年11月M&A株式会社眞榮ロジの株式を追加取得し、子会社化(現連結子会社)
  • 2023年4月M&Aダイトウ物流株式会社を吸収合併
  • 2024年3月有限会社水文を株式会社化
  • 2024年11月Ever Glory Logistics Pte.Ltd.がシンガポールで借地権付倉庫物件を取得
  • 2025年3月東京都港区芝浦4丁目2番8号に本社を移転

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で426人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は687万円で、9期前と比べて+16.4%平均年齢は41.5歳、平均勤続年数は15.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月332
2018年3月378
2019年3月59038.614.4395
2020年3月60538.714.3390
2021年3月61039.414.8393
2022年3月63839.915.0404
2023年3月64340.515.6417
2024年3月64340.715.3422
2025年3月65141.015.6430163
2026年3月68741.515.9426258

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率9.7%
縦線は目安の30%
男性育休取得率133.3%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)77.5%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社9(国内 5 / 海外 4、うち連結子会社 8) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位7)
本社兼 倉庫 — シンガポール シンガポール市1,311百万円
海外事業
川崎支店東扇島倉庫 — 神奈川県川崎市川崎区1,138百万円
国内不動産賃貸事業
三木インランドデポ — 兵庫県三木市1,008百万円
輸出入貨物取扱事業
麻溝台倉庫 — 神奈川県相模原市中央区275百万円
国内不動産賃貸事業
大阪支店サントリー物流センター — 大阪府大阪市港区111百万円
国内不動産賃貸事業
京葉サンライズビル — 千葉県船橋市44百万円
国内不動産賃貸事業
本社 — 東京都港区40百万円
主な関係会社
  • 国内
    大東運輸倉庫㈱
    神奈川県 相模原市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    丸田運輸倉庫㈱
    神奈川県 横浜市鶴見区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱水文
    富山県富山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    大東港運(江陰)儲運 有限公司
    中国 江蘇省江陰市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Ever Glory Logistics Pte.Ltd.
    シンガポール シンガポール市 · 連結子会社
    議決権80.0%
  • 国内
    FDロジスティクス㈱
    千葉県千葉市 中央区 · 連結子会社
    議決権50.0%
  • 国内
    ㈱眞榮ロジ
    東京都大田区 · 連結子会社
    議決権50.0%
  • 海外
    Ever Glory Express Pte.Ltd.
    シンガポール シンガポール市 · 連結子会社
    議決権80.0%
  • 海外
    DB CORPORATION
    韓国 釜山市 · 持分法適用会社
    議決権33.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は181億円営業利益11億円前期と比べると増収増益で、売上が+7.7%、利益が+57.1%。

売上高
+7.7%
181億円
営業利益
+57.1%
11億円
純利益
+50.0%
9億円
営業利益率
6.1%
前期比 +1.9%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高182億円181億円
営業利益11億円11億円
純利益8億円9億円
1株あたり配当¥31¥31

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は48億円、営業利益は3億円。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2018年4Q212−1
2019年4Q2240
2020年4Q2311
2021年4Q2221
2022年4Q1661
2023年4Q1711
2024年4Q1610
2025年4Q16831.83
2026年4Q18163.35
2027年1Q4836.32

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は177億円から181億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は6.1%。売上は2期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月17753
2014年3月18764
2015年3月19274
2016年3月19385
丸田運輸倉庫株式会社(一般貨物自動車運送事業)の株式を追加取得し子会社化(現連結子会社)
2017年3月19685
2018年3月21274
2019年3月22485
FDロジスティクス株式会社を共同出資により設立(現連結子会社)
2020年3月23197
2021年3月22296
東京証券取引所の市場再編によりスタンダード市場に株式を上場
2022年3月166128
ダイトウ物流株式会社を吸収合併
2023年3月171128
2024年3月16185
2025年3月168784.26
2026年3月18111126.19

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高181億円のうち、営業利益として残るのは11億円6.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は9億円、売上の5.0%にあたる。営業利益率は業種中央値5.4%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価など作る・仕入れるのにかかったお金71.3%129億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金22.7%41億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.1%11億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比+0.7pt
6.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.0pt
5.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.8pt
8.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが9億円、投資CFが−8億円で、差し引きのフリーCFは1億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は27億円で、売上の1.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月417524
2014年3月8−10−7−216
2015年3月6−60015
2016年3月6−2−6414
2017年3月5−3−1214
2018年3月3−1−3214
2019年3月7−2−3516
2020年3月9−2−6716
2021年3月10−3−2722
2022年3月8−1−2726
2023年3月8−3−2529
2024年3月10−21838
2025年3月9−15−2−630
2026年3月9−8−5127

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は158億円。このうち返さなくてよい自己資本が108億円で、自己資本比率は67.0%(業種中央値56.9%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月98366236.9
2014年3月100406039.9
2015年3月107446341.3
2016年3月105456043.2
2017年3月110506045.9
2018年3月113555847.9
2019年3月117595849.8
2020年3月117625552.2
2021年3月123695455.5
2022年3月133775657.4
2023年3月141865559.6
2024年3月147925561.1
2025年3月152965661.9
2026年3月1581085067.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
27億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
80億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
3億円
在庫として抱えている分
負債合計
50億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
82
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率12 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

倉庫・運輸関連業 31社との比較

同じ倉庫・運輸関連業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率31社中5位あたり、逆に低いのは配当利回り31社中28位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.7%/中央値 6.9%
P25 5.6%P75 8.7%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
6.1%/中央値 5.4%
P25 3.4%P75 7.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
67.0%/中央値 56.9%
P25 45.8%P75 65.3%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
7.7%/中央値 3.0%
P25 0.3%P75 6.1%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.5%/中央値 2.9%
P25 2.0%P75 3.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,080で、1年前と比べて+172.6%過去52週の値幅のなかでは67%の位置にある。

¥2,080-0.1%1ヶ月+10.6%1年+172.6%時価総額195億円
過去52週の値幅
安値¥771高値¥2,737

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)20.6倍
PER (会社予想)22.5倍
PBR1.69倍
配当利回り1.49%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1年で142.12%上昇し、8月7日終値1890円は25日線1885.4円を上回るが、75日線1899.96円、200日線1945.5円は下回る。7月3日に1908円、7月15日に1899円と高値圏で推移。52週高値2737円からは約31%下落、安値770円からは約145%上昇。RSIは67.26とやや過熱感。出来高は1日に数千株と低調。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 40/100)

PERは18.76倍で業界平均の13.61倍を上回り、PBRは1.54倍で同0.97倍を上回る。配当利回りは1.64%と業界平均の3.01%を下回る。ROEは8.7%とまずまずだが、収益力は改善傾向にある。今期は利益増加が見込まれるものの、割安とは言い難い。同業他社と比較してバリュエーションは割高で、配当の魅力も限定的。ただし、輸送需要の回復で収益が伸びる可能性はある。

指標この会社業種平均
PER (実績)20.6倍13.9倍
PER (予想)22.5倍
PBR1.69倍0.98倍
ROE8.7%7.3%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

国際物流の拡大で港湾取扱量が伸びる一方、2026/3期は増収増益と堅調。強気派は、東京港・横浜港の国際競争力向上とコンテナ需要の回復で、今後も荷役量が拡大し利益率が改善すると見る。一方、弱気派は、中国経済の減速による輸出入の伸び悩みや、競争激化による荷役単価の低下、港湾労務費や燃料費の上昇が収益を圧迫すると懸念する。また、値上げ交渉の難しさと、円安による輸入コスト増も逆風と指摘する。

プラスに働く材料7
  • 国際コンテナ需要拡大

    世界貿易の回復で東京港・横浜港の取扱量は増加傾向

  • 増収増益が続く

    2026/3期は売上181億円、営業利益11億円と過去最高を更新

  • 港湾運行事業の安定性

    免許制で新規参入が難しく、既存顧客との長期取引が多い

  • 2026年3月期は増収増益、営業利益11億円決算発表後影響

    売上高181億円、営業利益11億円と前期比約4億円の増益

  • 営業利益率が4.17%から6.08%へ改善通年影響

    営業利益率が約2ポイント上昇し、収益力改善が鮮明

  • 1年で株価142%上昇、需給改善継続継続影響

    1年前比142%上昇し、上昇トレンド継続で資金流入期待

  • 純利益も9億円と前期比3億円増通年影響

    純利益は前期6億円から9億円へ増加、EPS改善

マイナスに働く材料7
  • 中国経済の減速

    中国向け輸出入が減少すれば取扱量が伸び悩む

  • コスト上昇

    港湾労務費や燃料費の上昇で利益率が圧迫される

  • 競争激化

    近隣港や物流会社との競争で料金引き下げを迫られる

  • 燃料費・人件費高騰で利益圧縮リスク通年影響

    原価上昇で営業利益11億円を下回る可能性

  • 港湾荷役需要の減速で減収懸念2027年〜2028年影響

    売上高181億円の前提となる取扱量が減れば減収

  • 株価急騰後の利益確定売り不定影響

    142%上昇の反動で短期的な売り圧力

  • ROE8.7%と資本効率の低さ継続影響

    PBR1.54倍の株価水準を支えるにはROE改善が必要

次の決算で確かめる点
港湾取扱量(コンテナ個数)
収益の直接の源泉であり、増減が業績に直結する
売上高営業利益率
コスト管理と採算性の改善度合いを示す
受注残高
将来の荷役量の見通しを示す先行指標

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり31で、前期から+29.2%いまの株価に対する利回りは1.49%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥31
1株あたり
配当利回り
1.49%
いまの株価に対して
配当性向
35.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1018.2
2018年3月1220.024.4
2019年3月138.327.2
2020年3月147.721.6
2021年3月13−7.121.9
2022年3月1730.819.5
2023年3月2017.622.9
2024年3月215.020.7
2025年3月2414.332.7
2026年3月3129.235.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥31

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ2,957人。区分でいちばん多いのは事業法人49.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が52.8%を占め、残る47.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人53.754.054.054.053.649.5
個人・その他42.141.641.741.642.146.2
自己株式8.68.68.48.38.17.9
金融機関3.63.63.63.63.63.4
外国法人0.10.40.40.40.40.6
証券会社0.60.30.30.40.30.3
外国人個人0.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01協友商事株式会社12.31
02株式会社住友倉庫8.48
03株式会社コベルコロジスティクス6.39
04横浜冷凍株式会社4.67
05大東港運取引先持株会4.20
06曽根好貞3.62
07田中孝一3.20
08五十嵐冷蔵株式会社3.20
09日塩株式会社3.13
10タカセ株式会社2.90

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+234%、1株純資産は14期で+217%。直近期のROEは8.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月303868.18.624.0
2014年3月384259.47.425.5
2015年3月4647310.28.319.0
2016年3月5750911.66.314.9
2017年3月5856710.86.718.2
2018年3月506118.510.924.4
2019年3月626549.78.927.2
2020年3月7571311.06.621.6
2021年3月687959.08.921.9
2022年3月9788811.57.219.5
2023年3月919799.87.722.9
2024年3月621,0466.112.620.7
2025年3月721,0896.79.832.7
2026年3月1011,2248.721.035.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額140百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
曽根好貞代表取締役社長66340,000
荻野哲司代表取締役副社長70112,000
伊串昇常務取締役5830,000
二瓶昭夫取締役597,000
岡島敦子取締役711,000
増田賢紀取締役63
日下部正取締役 監査等委員(常勤)6979,000
鎌田栄次郎取締役 監査等委員76
松田竜太取締役 監査等委員54
花田富夫813,000
福山伊吹57

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)594101010421
社外取締役319196
取締役(社内)217179

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容982字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、大東港運株式会社(当社)、子会社9社、関連会社1社で構成されており、事業は輸出入貨物取扱事業を中心に鉄鋼物流事業および海外事業、国内不動産賃貸事業、その他事業を含めた事業活動を展開しています。 以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。 事業区分   会社名 輸出入貨物取扱事業   大東港運株式会社、FDロジスティクス株式会社、株式会社眞榮ロジ 鉄鋼物流事業   大東港運株式会社 海外事業   大東港運(江陰)儲運有限公司、Ever Glory Logistics Pte.Ltd.、DB CORPORATION、Ever Glory Express Pte.Ltd. 国内不動産賃貸事業   大東港運株式会社、大東運輸倉庫株式会社 その他事業   大東港運株式会社、大東運輸倉庫株式会社、丸田運輸倉庫株式会社、株式会社水文、 ダイトウ保険センター株式会社 事業系統図は、次のとおりであります。 得 意 先 ↑      ↑  海外事業 陸上運送事業 倉庫業 フレイトフォワー ディング エージェント業務 (貨物・船)          ↑  その他事業 倉庫業 陸上運送事業 不動産賃貸業 水産物の買付・ 加工・卸売 損害保険代理業 大東港運株式会社 輸出入貨物取扱事業輸出入手続きにおける、検疫、検査、保税運送、輸出入通関等の一連の業務 鉄鋼物流事業国内鉄鋼製品の荷役、保管、配送等    国内不動産賃貸事業不動産賃貸業 その他事業港湾荷役事業その他の国内物流事業 ↑ ↓ 連結子会社   大東運輸倉庫株式会社   倉庫業、陸上運送事業、不動産賃貸業 丸田運輸倉庫株式会社   陸上運送事業 株式会社水文   水産物の買付・加工・卸売 大東港運(江陰)儲運有限公司   倉庫業 Ever Glory Logistics Pte.Ltd.   陸上運送事業、倉庫業、 フレイトフォワーディング FDロジスティクス株式会社   陸上運送事業 株式会社眞榮ロジ   陸上運送事業 Ever Glory Express Pte.Ltd.   陸上運送事業 非連結子会社   ダイトウ保険センター株式会社   損害保険代理業 持分法適用関連会社   DB CORPORATION   エージェント業務(貨物・船)
経営方針・対処すべき課題2,939字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)経営の基本方針 当社グループは「『ありがとう』にありがとう」のコーポレートフィロソフィーの下、国民生活に欠かせない “食”の供給を中心とした日本の貿易を支える存在感のある物流企業として様々な環境の変化に向き合い取り組んでおります。 今後も、顧客先から選ばれ続ける会社を目指し、食を基本とした港湾運送物流により社会に貢献し長期的な企業価値の向上を目指してまいります。2026年4月からを初年度とする3か年の第9次中期経営計画では「暮らしと産業の未来を支えるロジスティクス・パートナー ~Stronger Together~」のテーマに加え、社会環境の変化に伴う更なる課題を踏まえ、持続的に成長する企業となるべく、当社グループはワンチームとなって、確実に歩んで参ります。 第9次中期経営計画の基本方針は、以下のとおりです。 (1) 既存業務の深化・多角化 多様化する顧客ニーズにワンストップで応える為、営業体制を変革し、コア事業の更なる拡大に取り組むと共にと新たな派生事業領域への進出に挑戦をします。 (2) 運送力の強化 納期・温度帯等の要件に対して柔軟に対応できる輸送基盤を作り、さまざまな顧客ニーズに対応できる『安定した輸送体制の構築』を目指します。 (3) オペレーティング・モデルの再設計 既存のオペレーティング・モデルにデジタルを取り入れることにより、成果を再現・拡張できるオペレーティングモデルを確立し、顧客に対する対応力を高めます。 (4) 人材育成 海外展開や新領域の拡張を支える専門知識を備えた人材を計画的に育成し、現場の判断力と提案力の底上げを目指します。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、確実な企業価値の向上を図るため次の指標を目標として、中長期的な経営を行ってまいります。地政学的リスクと金融環境の変化によるエネルギー高騰や物価上昇は続くものと思われ、今後も企業活動においては幾重もの辛抱・忍耐を強いられますが、社員一同、この様々な変化にしっかりと向かってまいります。 第8次中期経営計画最終年度(2026年3月期) 営業収益  181億円 営業利益率   6.0% 経常利益  12億円 ROE    8.7% 第9次中期経営計画最終年度(2029年3月期) 営業収益  200億円 営業利益率   7.0% 経常利益  15億円 ROE   9.0% (3)経営環境 当連結会計年度における全般的な経営環境は、一部に弱めの動きも見られますが緩やかに回復する状況となりました。輸出や鉱工業生産は横ばい圏内の動きとなっておりますが、企業収益は改善傾向となりました。 設備投資については、底堅く推移しました。 海外経済についても総じて緩やかな成長が継続しました。米国の政策運営をめぐる不確実性は強まりましたが、そのような中でも経済活動全般としては堅調に推移しました。中国経済は不動産市場や労働市場の調整要因により引き続き不透明な状況が継続しています。ロシア・ウクライナ問題の長期化、中東地域をめぐる情勢悪化の要因もありましたが、米国経済が世界経済を牽引する形で海外経済は緩やかに成長しました。 斯かる環境下、物流業界におきましては、輸出は米国の関税政策の影響はありましたが世界経済の回復を受けて数量ベースでは微増となりました。輸入についても国内景気の回復に伴い数量ベースで増加しました。 地政学リスクの高まりやエネルギー価格高騰、インフレ等引き続き不透明な状況が続くものとみられます。また、物流業界においては、労働人口減少と高齢化に伴うドライバー不足、さらに燃料価格の高騰など、厳しい状況が続くと予想されます。 (4)中長期的な会社の経営戦略 このような環境下にあって当社グループは、「輸出入貨物取扱事業」「鉄鋼物流事業」「海外事業」「国内不動産賃貸事業」「その他事業」に注力し、それぞれのコア事業の特色を生かした取り組みを推進し、成長を目指してまいります。 「輸出入貨物取扱事業」 輸出入取扱事業は、海外生産、国内消費への影響、畜産物の疾病発生等による輸入への影響等にも安定した物流を提供できるよう取組み、顧客事業の利便性を図ってまいります。 「海外事業」 海外事業は、海外子会社における物流インフラの強化により輸送力確保に努めてまいります。 「国内不動産賃貸事業」 国内不動産賃貸事業は、新規案件の獲得、相場に合わせた家賃設定に努めてまいります。 「鉄鋼物流事業」 鉄鋼物流事業は、鉄鋼製品の国内需要の増加により回復基調にあります。顧客とのさらなる信頼関係強化、新規案件の獲得に努めてまいります。 「その他事業」 その他事業は、港湾荷役、国内運送事業、海外物流事業等、各事業のコア事業改善、創造に取り組み、想定される需要減少を取り戻すべく推進してまいります。 (5)会社の優先的に対処すべき課題 当社グループは第8次中期経営計画(2023年4月~2026年3月)において掲げた4つの骨子に取り組み、事業の成長を継続してまいりました。経済の不透明な状況が続く中で主力の輸出入貨物取扱事業及び鉄鋼物流事業、その他事業ともに更なる拡大と新たな成長に向けた挑戦を続け、継続的な企業価値の向上を目指してまいります。 当社グループを取り巻く環境、中長期的な会社の経営戦略を踏まえ、以下の課題に対処してまいります。 第9次中期経営計画の方針 暮らしと産業の未来を支えるロジスティクス・パートナー ~Stronger Together~ 第9次中期経営計画の基本方針は、以下のとおりです。 (1) 既存業務の深化・多角化 多様化する顧客ニーズにワンストップで応える為、営業体制を変革し、コア事業の更なる拡大に取り組むと共にと新たな派生事業領域への進出に挑戦をします。 (2) 運送力の強化 納期・温度帯等の要件に対して柔軟に対応できる輸送基盤を作り、さまざまな顧客ニーズに対応できる『安定した輸送体制の構築』を目指します。 (3) オペレーティング・モデルの再設計 既存のオペレーティング・モデルにデジタルを取り入れることにより、成果を再現・拡張できるオペレーティングモデルを確立し、顧客に対する対応力を高めます。 (4) 人材育成 海外展開や新領域の拡張を支える専門知識を備えた人材を計画的に育成し、現場の判断力と提案力の底上げを目指します。 来期業績目標については、次の通りです。 連結営業収益182億円、連結営業利益11億円、連結経常利益12億円、親会社株主に帰属する当期純利益8億円を予想しております。 なお上記の業績目標については本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成されたものであり、今後の中東情勢が国内外景気に及ぼす影響など実際の業績は様々な要因によって予想値と異なる結果となる可能性があります。 その際は適切に開示してまいります。
事業等のリスク2,390字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの事業活動等に影響を及ぼす可能性があると考えられる主な事項は以下のとおりであります。 また、必ずしもリスク要因に該当しない事項についても、投資判断上重要と考えられる事項については、適時に開示しております。なお、本項には、将来に関する重要事項が含まれておりますが、当該事項は当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①景気・市場の動向の影響 当社グループは港湾運送において食品、鉄鋼・非鉄、化学工業品、機械、日用雑貨等の取扱いを行っておりますが、景気・市場の動向により取扱量が変動し、それが業績に影響を及ぼす可能性があります。 ②食品の輸入停止措置・消費動向の影響 当社グループが主力とする食品の輸入貨物の取扱いについては、食品の安全性を確保する見地から関係当局による輸入停止措置がとられることがあり、それが業績に影響を及ぼす可能性があります。また、輸入停止措置の如何にかかわらず消費動向によって輸入量が抑制され、それが業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③原油価格高騰の影響 当社グループでは原油価格の高騰による燃料油価格の上昇は、取扱貨物の輸送コスト増に繋がる恐れがあります。輸送コストの削減に努めますが、コスト増を吸収できず業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④取引先などについて 当社グループの取引先については十分な審査のうえ取引を行っており、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等の特定債権については個別に回収可能性を勘案し、貸倒引当金を計上しておりますが、取引先企業の倒産・担保価値の下落・その他予期せざる理由により計上時点の貸倒引当金が不足となり、増額せざるを得なくなる可能性があります。 ⑤自然災害、事故災害等について 当社グループが拠点とする京浜港、阪神港などにおいて、地震、台風、津波その他の自然災害や、火災等の事故災害が発生した場合、それらが業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥停電等について 当社グループは、本社においては電源系統を本線・予備線も含めた2回線受電方式および自家発電装置を備えております。 また各拠点においても停電事故に対する基本的な対策を講じてはおりますが、意図しない大規模停電や電気事業法に基づく計画停電が長期化した場合、業務に支障を来たし、業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦地震等について 当社グループは、本社においては執務スペースが制震構造となっており、更にシステム室を免震構造にしております。各種サーバー類に関しては一部データセンターを利用しており、自社にあるサーバーに関しては定期的にバックアップデータを他拠点へ送付するようにしてリスク分散を図っております。 また各拠点を含めて全社に防災グッズを配備することにより、基本的に3日間分の従業員用の食料を確保し、海抜の低い拠点には救命胴衣を配備する事により、緊急措置を図っておりますが、地震等の被害状況によっては業務が出来ず、業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧訴訟について 当社グループは、法令遵守の徹底に努め、コンプライアンス・リスク管理体制の強化を図っております。 また、社内の「法令遵守規定」において社会・政治との適正な関係を保つため「反社会的勢力並びに反社会的勢力と関係ある取引先とは取引を行わず、不当な要求に屈しない」旨を規定しており、実際に取引先と取引を行う際は基本的に「反社会的勢力排除に関する覚書」を交わすようにしておりますが、今後の事業活動を遂行するうえで、当社グループの法令違反または過失等の有無にかかわらず、訴訟を提起された場合、その結果によっては業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑨株価下落による影響について 当社グループは、市場性のある株式及び市場性のない株式を保有しております。 市場性のある株式については、大幅な株価下落が生じた場合、減損または評価損が発生し、市場性のない株式については、発行会社の実質価額が著しく下落した場合に減損が発生するため、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑩大規模感染症による影響について 当社グループは、新型コロナウイルスの災禍、国民生活に欠かせない“食”の安定供給についてその責任の一端を担い続ける為、徹底した感染防止に取り組み事業を継続して参りました。当該感染症が感染症法上の第5類に移行した以降も、政府方針に沿って、引き続き感染症対策に注意しつつ経済活動の正常化を図るべく積極的に事業を展開しております。 しかしながら、今後当該感染症をはじめとする大規模感染症によるパンデミックが起こった場合、サプライチェーンの混乱や停滞により業務に支障を来たし、業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑪DX化の影響について 当社は日頃より各種社内システムの改善ならびにRPA化(Robotic Process Automation)に努めております。 一方で外部環境のDX(Digital Transformation)の内容とそのスピード如何により、当社の持つナレッジとスキルの価値が減衰する恐れがあります。 ⑫気候変動に関する影響について 当社グループは、気候変動問題を事業にもたらす重要課題の一つと捉え、グループ全体で積極的な対策に取り組んでまいります。気候変動による環境意識の高まりや消費動向の変化、また自然災害等により仕入れ・販売・輸送等にかかる物理的な問題が生じた場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑬円安(為替)の影響について 当社グループは輸入貨物の取扱い比率が高く、円安の進行により日本企業が海外企業に買い負け取扱量が変動し結果として、業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,217字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 経営成績 当連結会計年度におけるわが国経済は、一部に弱めの動きも見られますが緩やかに回復する状況となりました。鉱工業生産は横ばい圏内の動きとなっておりますが、企業収益は改善傾向にあり、設備投資は底堅く推移しました。また個人消費は物価上昇の影響がみられるものの、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな増加基調を辿りました。 海外経済についても総じて緩やかな成長が継続しました。米国の政策運営をめぐる不確実性は強まりましたが、そのような中でも経済活動全般としては堅調に推移しました。中国経済は不動産市場や労働市場の調整要因により引き続き不透明な状況が継続しています。ロシア・ウクライナ問題の長期化、中東地域をめぐる情勢悪化の要因もありましたが、米国経済が世界経済を牽引する形で海外経済は緩やかに成長しました。 斯かる環境下、物流業界におきましては、輸出は米国の関税政策の影響はありましたが世界経済の回復を受けて数量ベースでは微増となりました。輸入についても国内景気の回復に伴い数量ベースで増加しました。 その中で、食品の輸入が大きな部分を占める当社の取扱いは、生産国物価の上昇、円安環境の継続、物価上昇による節約ムード等の影響はあるものの、畜産・水産・農産物については増加、その他食品及び日用品については減少となりました。また鋼材の国内物流取扱い及び海外事業・不動産賃貸においては増加、その他(国内子会社)においても増加となりました。 その結果、当連結会計年度における営業収益は、前年同期間比8.2%増の18,132,106千円となり、経常利益は前年同期間比51.7%増の1,239,447千円、親会社株主に帰属する当期純利益は前年同期間比40.9%増の869,905千円となりました。 セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。 [輸出入貨物取扱事業] 輸出入貨物取扱事業は、農畜水産物の増加により、営業収益は前年同期間比6.9%増の13,221,038千円となり、セグメント利益は前年同期間比8.7%増の1,771,003千円となりました。 [鉄鋼物流事業] 鉄鋼物流事業は、鉄鋼製品の国内需要の増加により、営業収益は前年同期間比4.6%増の2,139,675千円となり、セグメント利益は前年同期間比9.9%増の197,310千円となりました。 [海外事業] 海外事業は、海外子会社の売上増加により、営業収益は前年同期間比49.2%増の1,034,483千円となり、セグメント利益は69,565千円(前連結会計年度はセグメント損失15,914千円)となりました。 [国内不動産賃貸事業] 国内不動産賃貸事業は、賃貸収入の増加により、営業収益は前年同期間比16.7%増の338,779千円となり、セグメント利益は前年同期間比6.7%増の113,911千円となりました。 [その他事業] その他事業は、国内子会社の売上増加により、営業収益は前年同期間比2.3%増の1,398,129千円となり、セグメント利益は29,302千円(前連結会計年度はセグメント損失117,388千円)となりました。 生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。 ① 生産実績 該当事項はありません。 ② 受注実績 該当事項はありません。 ③ 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメント別営業収益 セグメントの名称   前連結会計年度 自 2024年4月1日 至 2025年3月31日   当連結会計年度 自 2025年4月1日 至 2026年3月31日   増減 金額(千円)   構成比(%)   金額(千円)   構成比(%)   金額(千円)   増減比(%) 輸出入貨物取扱事業   12,364,746   73.8   13,221,038   72.9   856,291   6.9 鉄鋼物流事業   2,045,904   12.2   2,139,675   11.8   93,771   4.6 海外事業   693,356   4.1   1,034,483   5.7   341,126   49.2 国内不動産賃貸事業   290,311   1.7   338,779   1.9   48,468   16.7 その他事業   1,367,173   8.2   1,398,129   7.7   30,956   2.3 合計   16,761,492   100.0   18,132,106   100.0   1,370,613   8.2 (注)主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) コストコホールセールジャパン㈱   1,761,411   10.5   2,016,212   11.1 輸出入貨物取扱事業における取扱品目別売上高 取扱品目   前連結会計年度 自 2024年4月1日 至 2025年3月31日   当連結会計年度 自 2025年4月1日 至 2026年3月31日   増減 金額(千円)   構成比(%)   金額(千円)   構成比(%)   金額(千円)   増減比(%) 畜産物   4,972,196   40.2   5,498,798   41.6   526,602   10.6 水産物   2,595,969   21.0   2,680,061   20.3   84,091   3.2 農産物   1,610,430   13.0   1,883,474   14.2   273,043   17.0 その他   3,186,150   25.8   3,158,704   23.9   △27,445   △0.9 合計   12,364,746   100.0   13,221,038   100.0   856,291   6.9 当社グループは「『ありがとう』にありがとう」のコーポレートフィロソフィーの下で第8次中期経営計画「Be Sustainable」~サステナブルを目指して~ の最終年度を迎え、その各施策一つひとつに取り組むと共に、計画達成に向け受注活動を堅実に展開してまいりました。合わせて時差出勤やテレワークの推進、それに付随した機器・システムの導入、RPA化等により、生産性向上に向け取り組みました。 当期最終年度となった第8次中期経営計画の総括は、以下の通りです。 ・持続的価値の拡大 商船三井ロジスティクス株式会社との戦略的提携を活用した新たなサービスを活用しお客様に対して「より安全かつ信頼性の高いサービス」を提供することが可能になりました。 ・営業組織力・人財力・IT力の強化 営業活動の活性化によって市場接点の拡大を図るとともに、管理職候補者向けアセスメント研修やエンゲージメント・サーベイを活用し、社員の働き甲斐と組織活力の向上に努めてまいりました。また、生産性向上プロジェクトの活動やIT研修によって生産性とITリテラシーの底上げを図りました。さらに本社移転を契機として職場環境の刷新と円滑なコミュニケーションの促進にもつなげています。 ・環境課題・社会課題に配慮した事業推進 オフィシャルスポンサーとなったBリーグ所属のバスケットチームである「アースフレンズ東京 Z」と連携し、東京都港区で地域貢献活動を行いました。 ・グループの成長と発展 連結子会社であるEver Glory Logistics Pte.Ltd.、大東運輸倉庫株式会社で新たに倉庫物件を取得した他、グループの所有資産の見直しにより、業務拡大を図りました。 その結果、第8次中期経営計画の目標値については、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のすべてにおいて達成することができました。 目標値:売上高175億円、営業利益9.2億円、経常利益10億円、親会社株主に帰属する当期純利益6.7億円 実績値:売上高181億円、営業利益10.9億円、経常利益12.3億円、親会社株主に帰属する当期純利益8.6億円 (2) 財政状態 (資産) 当連結会計年度末における総資産は15,791,116千円となり、前連結会計年度に比較し601,024千円増加いたしました。 これは主に、現金及び預金が313,362千円減少した一方、有形固定資産が311,637千円、投資有価証券が694,221千円それぞれ増加したことによるものであります。 (負債) 当連結会計年度末における負債は、5,030,713千円となり、前連結会計年度に比較し589,839千円減少いたしました。 これは主に、営業未払金が431,870千円、退職給付に係る負債が217,890千円それぞれ減少したことによるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は10,760,402千円となり、前連結会計年度に比較し1,190,863千円増加いたしました。 これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益の計上に伴い利益剰余金が662,631千円、有価証券評価差額が446,765千円それぞれ増加したことによるものであります。 セグメント情報に記載された区分ごとの状況 (輸出入貨物取扱事業) 輸送機器・社内サーバーを設備更新したため、セグメント資産は前連結会計年度に比較し121,860千円増加の4,473,054千円となりました。 (鉄鋼物流事業) セグメント資産は前連結会計年度に比較し31,282千円減少の536,937千円となりました。 (海外事業) セグメント資産は前連結会計年度に比較し28,291千円増加の2,133,039千円となりました。 (国内不動産賃貸事業) 連結子会社において賃貸用倉庫を取得したため、セグメント資産は前連結会計年度に比較し270,251千円増加の1,854,030千円となりました。 (その他事業) 連結子会社において倉庫取得により現金及び預金が減少したため、セグメント資産は前連結会計年度に比較し198,746千円減少の958,897千円となりました。 (調整額) 投資有価証券が増加したため、セグメント資産は前連結会計年度に比較し410,649千円増加の5,835,157千円となりました。 (3) キャッシュ・フロー 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は前連結会計年度末に比較し314,661千円減少し、2,678,791千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動において増加した資金は884,940千円(前連結会計年度は919,906千円の資金増)となりました。 これは仕入債務の減少額426,270千円、法人税等の支払額299,025千円があった一方で、税金等調整前当期純利益1,258,153千円、減価償却費387,337千円があったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動において減少した資金は808,183千円(前連結会計年度は1,526,847千円の資金減)となりました。 これは有形固定資産の取得による支出675,917千円、保険積立金の積立による支出132,533千円があったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動において減少した資金は467,904千円(前連結会計年度は218,566千円の資金減)となりました。 これは長期借入れによる収入450,000千円があった一方で、長期借入金の返済による支出591,480千円、リース債務の返済による支出86,718千円、配当金の支払額206,612千円があったことによるものであります。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、次のとおりであります。 ①  資本政策の基本方針 当社グループは企業体質の強化を図りながら持続的な企業価値の向上を進めるにあたり、事業運営上必要な資金を安定的に確保することを基本方針としております。 ② 資金調達の基本方針 当社は、円滑な事業活動に必要な流動性の確保と財務の健全性・安定性維持を資金調達の基本方針としており、銀行からの借入金を中心とした資金調達を行っております。また、事業活動の維持拡大に必要な資金の安定的確保を目的に、内部資金と外部資金を効率的に活用しております。 設備投資については、営業キャッシュ・フローの範囲内を基本に実施しておりますが、大規模なプロジェクト投資案件については金融機関からの外部資金を活用し調達しております。 グループ子会社については、経済性・合理性の観点から銀行等外部からの新規資金調達は行っておらず、当社よりグループ子会社へ貸し付けるなど、資金調達の一元化と資金効率化、流動性の確保を図っております。 なお、当社は、突発的な資金需要に備えるため、迅速かつ確実に資金を調達すべく国内金融機関とコミットメントラインの締結と短期借入枠を設定しており、緊急時の流動性を確保しております。 ③ 資金需要の主な内容及び予定 当社グループの資金需要は、営業活動に係る資金支出においては、営業取引先への支払および人件費・経費等の販売費及び一般管理費に係る支出などがあります。 なお、現時点において新規の資金調達を必要とする重要な設備投資や関係会社投融資等の予定はございません。 (4) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されています。当連結会計年度の連結財務諸表の作成にあたっては決算日における資産・負債の数値、収益・費用の数値に影響を与える見積りは、主に貸倒引当金、退職給付に係る負債、繰延税金資産及び法人税等調整額等であり、継続的な評価を行っております。 なお、見積りによる評価については、実績や状況に基づき合理的に評価しておりますが実際の数値は異なる評価となる可能性があります。 この連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

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