本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

ケイヒン

THE KEIHIN CO., LTD.9312 · Standard · 倉庫・運輸関連業

国内物流と国際物流を両輪とする総合物流企業。倉庫保管から国際複合一貫輸送までをグループで一貫提供する。

概要

ケイヒン株式会社は、1947年に倉庫業者として創業し、現在は国内物流と国際物流を二本柱とする総合物流企業である。横浜港を発祥とし、東京証券取引所第一部上場(1971年)、連結従業員917名、2026年3月期の売上高503億円を計上する。倉庫保管・荷役、陸上運送、国際運送取扱、航空貨物、通関、港湾作業など、サプライチェーン全体をカバーするサービスを提供し、14の連結子会社と1つの関連会社で構成されるグループを形成している。

国内物流と国際物流の二軸構成

ケイヒングループの事業は、国内物流事業と国際物流事業に明確に区分される。国内物流事業は、倉庫業(保管・荷役)、流通加工、陸上運送、宅配、海上コンテナ輸送、物流システムソフト開発・情報処理を含む。2026年3月期のセグメント売上高は289億円で、グループ全体の57.5%を占める。一方、国際物流事業は、国際運送取扱(複合一貫輸送、輸出車両海上輸送)、航空運送取扱、通関、港湾作業、船舶代理店からなり、同223億円(44.5%)を計上する。両事業は相互に補完し合い、顧客の輸出入ニーズに一貫対応する体制をとる。

国内10拠点と海外6カ国に広がるネットワーク

国内では、横浜、東京、大阪、神戸、名古屋など主要港湾・工業地帯に支店を配置し、倉庫・配送拠点を展開する。海外では、米国(1978年)、台湾(1988年)、シンガポール(1989年)、オランダ(1992年)、香港(1992年)、フィリピン(1992年)に現地法人を設立。2001年にはフィリピンのエヴェレット スティームシップ コーポレーションを完全子会社化し、東南アジアでのフォワーディング網を強化した。これらの海外拠点は国際物流の中核として機能し、日系企業の海外進出を物流面で支えている。

グループ経営の子会社ネットワーク

連結対象は14社。国内物流では、ケイヒン配送、ケイヒン陸運(東京都・愛知県・兵庫県に3社)、ケイヒンコンテナ急送(東京・神戸)、オーケーコンテナエキスプレス、ダックシステム(情報処理)が実作業を担う。国際物流では、ケイヒン海運、ケイヒン港運、ケイヒン航空、シンガポール・香港・フィリピンの現地法人などが連携する。持分法適用関連会社として台湾のケイヒン マルチトランス タイワンがある。各子会社は独立した法人格を持ちながら、ケイヒン本体の営業網と一体となったサービスを提供している。

財務構造と収益の特徴

2026年3月期の連結売上高は503億円、営業利益34億円、経常利益37億円、親会社株主に帰属する当期純利益25億円である。前期比で売上高は微減(0.3%減)だが、営業利益は18.2%増加した。国内物流事業が増収増益(営業利益34億円、17.3%増)である一方、国際物流事業は減収減益(営業利益16億円、2.3%減)となった。自己資本比率は56.5%、借入金依存度18.9%であり、財務基盤は比較的安定している。2026年度の業績予想は売上高510億円、営業利益35億円を見込む。

業界の中での役割は製造業向けの物流サービスを一手に担う物流事業者。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
503億円
営業利益
34億円
営業利益率
6.8%
純利益
25億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
国内物流事業281億円55.8%35億円12.5%
国際物流事業223億円44.2%16億円7.2%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01国内物流主力

倉庫保管、荷役、流通加工、陸上運送、宅配、海上コンテナ輸送などを行う。自動車部品などの製造業向けに、国内の一貫した物流サービスを提供する。

主な製品・サービス7
倉庫保管
荷物を預かり、一定期間保管するサービス。温度管理や棚管理など、顧客のニーズに応じた保管を提供する。
倉庫荷役
倉庫内での荷物の積み卸しや移動を行うサービス。フォークリフトなどを用いて効率的に荷役作業を実施する。
流通加工
荷物に検品、仕分け、梱包、ラベル貼付などの加工を施すサービス。出荷前の最終工程を代行する。
陸上運送
トラックによる貨物の輸送サービス。長距離・短距離を問わず、顧客のニーズに合わせた輸送を提供する。
宅配
個人住宅やオフィスへの小口貨物の配送サービス。時間指定や冷凍・冷蔵などの特別配送にも対応。
海上コンテナ輸送
コンテナ船を利用した国内の海上輸送。内航フィーダー輸送など、陸上輸送と組み合わせて一貫輸送を実現する。
物流システムソフト開発・情報処理
物流業務を効率化するためのソフトウェア開発や情報処理サービス。倉庫管理システムや配送管理システムを提供する。

02国際物流主力

国際運送取扱、航空運送取扱、通関、港湾作業、船舶代理店業務を行う。輸出入貨物の輸送を、通関手続きから港湾での荷役まで含めて一貫してサポートする。

主な製品・サービス5
国際運送取扱
国際複合一貫輸送の手配を行うサービス。海上・航空・陸上を組み合わせて、輸出入貨物を目的地まで輸送する。
航空運送取扱
航空貨物の輸送手配を行うサービス。国際航空輸送の予約から通関、荷受け渡しまでを代行する。
通関
輸出入貨物の通関手続きを代行するサービス。税関への申告や関税の納付などを代行し、円滑な通関を支援する。
港湾作業
港湾における荷役作業を行うサービス。コンテナの積み卸しや港湾倉庫での保管などを提供する。
船舶代理店
外国船舶の入出港手続きや運航に関する業務を代行するサービス。船長に代わって、港湾当局への各種手続きを行う。

製品と技術

倉庫保管・流通加工における高付加価値物流

国内物流事業の中核である倉庫業は、横浜港を中心に総保管能力を有し、2026年3月期の月平均保管残高は156千トン、貨物回転率68.6%である。取り扱う品目は一般貨物に加え、温度管理が必要な医薬品・食品、高単価なアパレルなど多岐にわたる。流通加工では年間220,634千個の商品を取扱い、ピッキング、値札付け、簡易組み立て等の付加価値サービスを提供。近年はAIを活用した在庫最適化やロボティクス導入による自動化を進め、省人化と高品質を両立する物流センターの運営を目指している。

国際運送取扱における複合一貫輸送とプロジェクト貨物

国際運送取扱業は、海上コンテナと陸上輸送を組み合わせた複合一貫輸送(ドア・ツー・ドア)を主力とする。2026年3月期の取扱高は1,671千トン、輸出車両は128千台に達した。自動車、機械、プロジェクト貨物(プラント設備など大型貨物)の輸送に強みを持ち、顧客のサプライチェーンに応じた最適なルートを設計する。自社の海外現地法人と連携し、現地での通関、倉庫、配送まで一貫して対応。国際物流一元管理システムの導入により、貨物の可視化と業務効率化を推進している。

航空運送取扱で危険物輸送に特化したサービス

航空運送取扱業では、主に北米向けの危険物(リチウムイオン電池、化学品など)の輸送に強みを持つ。2026年3月期の取扱高は1,955トンと前期比で減少したが、これは運賃単価の高い危険物の取扱い減少が主因である。ケイヒン航空株式会社が主体となり、IATA危険物規則に準拠した梱包・書類作成・航空会社との調整を実施する。また、通常の一般貨物も取り扱い、国際運送取扱業との連携で海上・航空のモーダルシフト提案も行っている。

港湾作業と通関業務で国際物流を支える現場力

港湾作業は、横浜港・神戸港などで船内荷役、コンテナの積み下ろし、蔵置管理等を行う。2026年3月期の取扱高は2,022千トン、売上高は20億円超で前期比10.8%増加した。荷役料金の改定と取扱量増加が寄与した。ケイヒン港運(神戸)とケイヒン海運(横浜)が現場を担い、24時間稼働で船舶のスケジュールに対応する。通関業務では、輸出入申告、関税計算、書類作成を自社で行い、国際運送取扱と一体となったスムーズな通関手続きを実現している。

物流システム開発:ダックシステムの情報処理

1989年設立のダックシステム株式会社は、グループ内向けに物流システムソフトウェアの開発・情報処理サービスを提供する。倉庫管理システム(WMS)、配送管理システム、国際物流一元管理システムなどを開発し、グループ各社の業務効率化とデータ連携を支えている。近年はAIによる需要予測、ロボティクスとの連携、クラウド化を進め、荷主向けのポータルサイトやEDIシステムも手がける。子会社でありながら、外部顧客向けのシステム販売も行い、グループ全体のDX推進の要となっている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

倉庫・運輸関連業のなかでの位置

京浜港で物流一貫サービス、大手倉庫と差別化

同社は京浜港を拠点に倉庫・港湾運送・通関など物流一貫サービスを提供し、売上高は500億円規模。三菱倉庫や三井倉庫ホールディングスなどの大手に比べ規模は小さいが、京浜港という特定地域に強みを持つ。営業利益率は2026年3月期に6.76%と改善傾向で、同業他社の澁澤倉庫などと比較してほぼ同等の水準。独自のネットワークと専門性で地域密着型のサービスを展開する一方、大手との競争やコスト上昇への対応が課題。

強み

  • 京浜港を中心に強固な顧客基盤を持ち、地域に特化したサービスを提供。
  • 倉庫・運送・通関まで一貫対応し、顧客の多様なニーズに応える。
  • 営業利益率が2025年3月期の5.74%から2026年3月期6.76%へ向上している。
  • 売上高は500億円規模で推移し、堅調な事業基盤を有している。

課題

  • 三菱倉庫など大手との競争が激しく、価格競争にさらされる可能性がある。
  • 人件費やエネルギー費の上昇が利益率を圧迫するリスクがある。
  • 輸出入の動向や経済状況により、物流需要が変動し業績に影響する。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

倉庫・運輸関連業の時価総額近傍。太字がケイヒン

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19381エーアイテイー552億円17.1倍
29368キムラユニティー451億円12.3倍
39319中央倉庫347億円16.1倍
49322川西倉庫211億円30.8倍
59367大東港運195億円20.6倍
69312ケイヒン186億円7.3倍
79307杉村倉庫162億円16.7倍
89306東陽倉庫158億円9.1倍
99351東洋埠頭150億円9.6倍
109380東海運126億円16.8倍
119325ファイズホールディングス116億円11.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 40件

横浜港で倉庫業を始めた1947年の創業

1947年12月、資本金300万円で東京都中央区に大津工業株式会社として設立された。翌1948年4月、横浜港で倉庫10,000平方米の営業を開始し、商号を京浜倉庫株式会社に変更、本社を横浜市中区野毛町に移した。1949年9月には倉庫証券発行認可を受け、倉庫業としての基盤を固めた。当初は単一の倉庫会社であったが、1950年代に入ると港湾運送や税関貨物取扱いなど、物流関連業務に徐々に事業範囲を広げていった。

港湾運送から陸上・通運へ拡大した1955〜1960年代

1955年7月に一般港湾運送業を開始し、同年8月に税関貨物取扱人業、1959年12月に船舶代理店業へ進出。1960年代に入ると、1960年3月に一般区域貨物自動車運送業、1966年3月に通運業を開始し、陸上輸送分野に本格参入した。同時に組織拡充も進み、1959年東京支店、1960年横浜支店、1964年大阪支店、1965年神戸支店、1968年名古屋支店を設置。1960年には初の子会社となるケイヒン港運を神戸に設立し、グループ経営の第一歩を踏み出した。

上場と子会社群の形成、1969年の合併で規模拡大

1962年9月に東京証券取引所市場第二部に上場。1968年以降、物流機能を専門化する子会社を相次いで設立した。1968年ケイヒン陸運(東京)、1969年ケイヒン海運(横浜)、1972年ケイヒン配送(横浜)、1978年ケイヒンコンテナ急送(東京)などである。1969年12月には大興運輸(資本金8千万円)を吸収合併し、事業規模を一気に拡大。1971年8月には東京証券取引所市場第一部へ指定替えとなり、上場企業としての地位を確立した。

本社移転と商号変更、1980年代の国際化への転換

1978年8月、本社を現在地の東京都港区海岸に移転。1984年7月、商号をケイヒン株式会社に変更し、社名から「倉庫」を外した。これに前後して海外展開を加速し、1978年9月に米国現地法人ケイヒン アメリカ コーポレーションを設立、1988年6月に台湾法人、1989年2月にシンガポール法人、1992年にはオランダ・香港・フィリピン法人と続けて設立した。1988年4月には利用航空運送業を開始し、国際物流事業の品揃えを充実させた。同時に、1989年に情報処理子会社ダックシステムを設立し、物流システム分野にも進出した。

2001年の米国企業買収と現在のグループ体制

2001年11月、フィリピンの物流企業エヴェレット スティームシップ コーポレーションの全株式を取得し、完全子会社化した。これにより東南アジアにおけるフォワーディング網を強化し、国際物流事業の基盤を固めた。その後、2000年代後半から2010年代にかけては、国内で倉庫施設の拡充・高度化を進め、医療・食品・アパレルといった高機能物流へのシフトを図った。2020年代にはAI・ロボティクスの導入やDX推進による業務効率化に取り組み、2026年度には厚木地区に新拠点を開設する計画である。

年表40件を開く

1940年代

  • 1947年12月創業資本金300万円をもって東京都中央区に大津工業株式会社を設立、横浜港に倉庫業開業の準備を進める。
  • 1948年4月商号変更倉庫10,000平方米の営業を開始。商号を京浜倉庫株式会社に変更し、本社を神奈川県横浜市中区野毛町2-75に移転。
  • 1949年9月倉庫証券発行認可。

1950年代

  • 1951年3月本社を神奈川県横浜市神奈川区千若町3-1に移転。
  • 1955年7月一般港湾運送業を開始。
  • 1955年8月税関貨物取扱人業を開始。
  • 1959年6月東京支店を設置。
  • 1959年12月船舶代理店業を開始。

1960年代

  • 1960年2月ケイヒン港運株式会社〔本店 兵庫県神戸市〕を設立。(現・連結子会社)
  • 1960年3月一般区域貨物自動車運送業を開始。
  • 1960年4月横浜支店を設置。
  • 1960年6月本社を神奈川県横浜市中区南仲通4-43に移転。
  • 1962年9月上場東京証券取引所の市場第二部に上場。
  • 1964年10月大阪支店を設置。
  • 1965年6月神戸支店を設置。
  • 1966年3月通運業を開始。
  • 1968年3月名古屋支店を設置。
  • 1968年11月ケイヒン陸運株式会社〔本店 東京都足立区〕を設立。(現・連結子会社)
  • 1969年8月ケイヒン海運株式会社〔本店 神奈川県横浜市〕を設立。(現・連結子会社)
  • 1969年12月M&A大興運輸株式会社(資本金8千万円)を吸収合併。

1970年代

  • 1971年8月上場東京証券取引所の市場第一部に上場。
  • 1972年12月ケイヒン配送株式会社〔本店 神奈川県横浜市〕を設立。(現・連結子会社)
  • 1975年6月本社を神奈川県横浜市中区本町4-43に移転。
  • 1978年8月本社を現在地に移転。
  • 1978年9月創業米国にケイヒン アメリカ コーポレーションを設立。
  • 1978年10月ケイヒンコンテナ急送株式会社〔本店 東京都品川区〕を設立。(現・連結子会社)
  • 1979年11月海上運送取扱業を開始。

1980年代

  • 1983年9月創業ケイヒンコンテナ急送株式会社〔本店 兵庫県神戸市〕を設立。
  • 1984年7月商号変更商号をケイヒン株式会社に変更。
  • 1985年9月ケイヒン陸運株式会社〔本店 愛知県大府市〕を設立。(現・連結子会社)
  • 1988年4月利用航空運送業を開始。
  • 1988年6月創業台湾にケイヒン マルチトランス タイワン カンパニー リミテッドを設立。(現・持分法適用関連会社)
  • 1989年2月シンガポールにケイヒン マルチトランス(シンガポール)プライベート リミテッドを設立。(現・連結子会社)
  • 1989年4月ケイヒン航空株式会社〔本店 東京都港区〕を設立。(現・連結子会社)
  • 1989年4月ダックシステム株式会社〔本店 神奈川県横浜市〕を設立。(現・連結子会社)

1990年代

  • 1990年12月ケイヒン陸運株式会社〔本店 兵庫県神戸市〕を設立。(現・連結子会社)
  • 1992年3月創業オランダにケイヒン マルチトランス ヨーロッパ ビーヴィを設立。
  • 1992年8月香港にケイヒン マルチトランス(ホンコン)リミテッドを設立。(現・連結子会社)
  • 1992年10月フィリピンにケイヒン エヴェレット フォワーディング カンパニー インクを設立。(現・連結子会社)

2000年代

  • 2001年11月エヴェレット スティームシップ コーポレーションの全株式を取得。(現・連結子会社)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2027年3月期まで510億円
  • 営業利益2027年3月期まで35億円
  • 経常利益2027年3月期まで36億円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益2027年3月期まで34億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    高機能物流で収益力向上

    国内施設の拡充・高度化により、医療医薬・食品・アパレル分野の取扱いを拡大。AI・ロボティクス導入で省人化と業務効率化を図り、新拠点開設など物流網の効率化も進める。

  2. 02

    海外・国際物流事業の拡大と基盤強化

    グローバル代理店との連携強化、アジアでの新拠点進出や戦略的事業提携を推進。現地法人では高機能物流センター運営と国内外輸送を提供。国際物流DXシステム導入で新規取扱い拡大を目指す。

  3. 03

    人材投資とガバナンス強化による経営基盤強化

    多様なキャリアパスや海外トレーニー制度など実践型育成に重点投資。健全な財務バランスと機動的な戦略投資で資本コストを意識した経営を徹底。リスク管理、コンプライアンス、ガバナンス強化、DXによる業務効率化、環境負荷低減にも取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で917人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は647万円で、9期前と比べて+7.9%平均年齢は40.4歳、平均勤続年数は15.3年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月971
2018年3月972
2019年3月59940.817.4963
2020年3月60641.417.7944
2021年3月58541.417.6954
2022年3月56640.016.3946
2023年3月59640.016.5920
2024年3月59341.517.6893
2025年3月61540.115.7897323
2026年3月64740.415.3917371

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率16.9%
縦線は目安の30%
男性育休取得率66.6%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)72.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社15(国内 10 / 海外 5) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位7)
国内物流事業 国際物流事業 — 東京地区(東京都港区 ほか所在)163億円
国内物流事業 国際物流事業 — 横浜地区(神奈川県横浜市鶴見区ほか所在)143億円
国内物流事業 — 神戸地区(兵庫県神戸市中央区 ほか所在)3,321百万円
- — 本社(東京都港区)1,336百万円
横浜商品センター — 神奈川県横浜市神奈川区749百万円
国内物流事業
国内物流事業 — 名古屋地区(愛知県名古屋市中川区ほか所在)98百万円
国内物流事業 — 大阪地区(大阪府大阪市北区 ほか所在)42百万円
主な関係会社
  • 国内
    ケイヒン配送株式会社
    神奈川県横浜市
    議決権100.0%
  • 国内
    ケイヒン陸運株式会社
    東京都足立区
    議決権100.0%
  • 国内
    ケイヒン陸運株式会社
    愛知県大府市
    議決権100.0%
  • 国内
    ケイヒン陸運株式会社(注)3
    兵庫県神戸市
    議決権100.0%
  • 国内
    ケイヒン海運株式会社
    神奈川県横浜市
    議決権100.0%
  • 国内
    ケイヒン港運株式会社
    兵庫県神戸市
    議決権100.0%
  • 国内
    ケイヒン航空株式会社
    東京都港区
    議決権100.0%
  • 国内
    ケイヒンコンテナ急送 株式会社
    東京都品川区
    議決権100.0%
  • 国内
    オーケーコンテナエキス プレス株式会社
    東京都品川区
    議決権100.0%
  • 国内
    ダックシステム株式会社
    神奈川県横浜市
    議決権100.0%
  • 海外
    ケイヒン マルチトランス(シンガポール)プライベート リミテッド
    シンガポール
    議決権100.0%
  • 海外
    ケイヒン エヴェレット フォワーディング カンパニー インク
    フィリピン
    議決権100.0%
残りのグループ会社3社を開く
  • エヴェレット スティームシップ コーポレーションフィリピン100%
  • ケイヒン マルチトランス(ホンコン)リミテッド香港100%
  • ケイヒン マルチトランス タイワン カンパニー リミテッド台湾50%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は503億円営業利益34億円前期と比べると減収増益で、売上が-0.4%、利益が+17.2%。

売上高
-0.4%
503億円
営業利益
+17.2%
34億円
純利益
+13.6%
25億円
営業利益率
6.8%
前期比 +1.0%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高510億円503億円
営業利益35億円34億円
純利益34億円25億円
1株あたり配当¥140¥140

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は109億円、営業利益は7億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−6.8%、営業利益は−12.5%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1124
2024年1Q11786.86
2024年2Q12264.94
2024年3Q12086.76
2024年4Q1064
2025年2Q249156.011
2025年4Q256145.511
2026年2Q254187.114
2026年4Q249166.411
2027年1Q10976.415

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は415億円から503億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は6.8%。純利益は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月415106
2014年3月443116
2015年3月478173
2016年3月458139
2017年3月42495
2018年3月4551411
2019年3月4961712
2020年3月4772014
2021年3月4822517
2022年3月5413323
2023年3月5984027
2024年3月4653020
2025年3月50529315.722
2026年3月50334376.825

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高503億円のうち、営業利益として残るのは34億円6.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は25億円、売上の5.0%にあたる。営業利益率は業種中央値5.4%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金88.9%447億円
  • その他の費用販管費とその他の損益4.4%22億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.8%34億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
11.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.4pt
6.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.0pt
5.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.0pt
7.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが56億円、投資CFが−121億円で、差し引きのフリーCFは−65億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は48億円で、売上の1.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月21−10−91117
2014年3月28−20−5821
2015年3月33−9−172428
2016年3月24−1−302320
2017年3月21−12−12917
2018年3月342−203633
2019年3月33−18−211526
2020年3月36−10−132639
2021年3月37−6−173153
2022年3月45−8−243766
2023年3月52−20−123287
2024年3月39−27−141287
2025年3月38−28−131086
2026年3月56−12127−6548

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は598億円。このうち返さなくてよい自己資本が338億円で、自己資本比率は56.5%(業種中央値56.9%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月43913730231.1
2014年3月44714130631.6
2015年3月45214830432.7
2016年3月41714826935.6
2017年3月42015726337.2
2018年3月42616725939.2
2019年3月41217224041.9
2020年3月41518223343.7
2021年3月42519722846.2
2022年3月42021520551.2
2023年3月44424519955.0
2024年3月49528221357.0
2025年3月51130320959.2
2026年3月59833826056.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
49億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
189億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
260億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
82
/ 100
安定性自己資本比率38 / 40
収益力営業利益率14 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

倉庫・運輸関連業 31社との比較

同じ倉庫・運輸関連業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り31社中8位あたり、逆に低いのは売上成長率31社中26位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.9%/中央値 6.9%
P25 5.6%P75 8.7%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
6.8%/中央値 5.4%
P25 3.4%P75 7.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
56.5%/中央値 56.9%
P25 45.8%P75 65.3%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-0.4%/中央値 3.0%
P25 0.3%P75 6.1%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.9%/中央値 2.9%
P25 2.0%P75 3.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,853で、1年前と比べて+8.6%過去52週の値幅のなかでは35%の位置にある。

¥2,853-0.7%1ヶ月+0.9%1年+8.6%時価総額186億円
過去52週の値幅
安値¥2,500高値¥3,500

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)7.3倍
PER (会社予想)5.5倍
PBR0.53倍
配当利回り4.91%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

8月7日終値は2830円で、25日線(2866円)を1.3%下回る。1カ月では-1.12%と小幅下落、52週高値3500円からは19.1%下値圏にある。8月7日には出来高2.5万株と直近の中では増加し、-2.28%と下落。75日線(2876円)が上値抵抗となっている。RSIは41.7と中立よりやや弱く、週足では下降トレンドが継続。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)

PERが7.28倍と業界平均の13.61倍の約半分、予想PERも5.4倍と低く、割安感が顕著。PBRも0.55倍と平均の0.97倍を大きく下回り、解散価値に対しても割安。配当利回りは4.95%と平均の3.01%を上回り、株主還元も充実。ROEは7.9%と安定的で、業績も増収増益傾向。成長性は高くないが、バリュエーションは過小評価されていると判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)7.3倍13.9倍
PER (予想)5.5倍
PBR0.53倍0.98倍
ROE7.9%7.3%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

当社の投資論点は、売上高が高止まりする中で、いかに収益性を維持・向上できるかである。強気派は、高付加価値物流や国際物流の需要拡大を評価し、過去最高益の更新を期待する。弱気派は、貿易量の変動や港湾関連の競争激化、為替変動の影響を懸念する。

プラスに働く材料7
  • 過去最高益の更新

    2026年3月期は売上高503億円、営業利益34億円と過去最高益を達成。

  • 高付加価値物流

    自動車部品など精密機器の需要が堅調で、単価向上に寄与。

  • 安定した港湾インフラ

    京浜港での事業は基盤が安定しており、新規参入も難しい。

  • 2026/3期の営業利益34億円と増益基調通年影響

    営業利益29億円→34億円、純利益22億円→25億円。売上高はほぼ横ばいだが収益改善。

  • 予想PER5.4倍と一段の割安感決算発表後影響

    実績PER7.28倍に対し予想PER5.4倍で、翌期の増益期待が高い。

  • PBR0.55倍と純資産の半値以下不定影響

    PBR0.5467倍、ROE7.9%。配当利回り4.95%と合わせて下値堅い。

  • 配当利回り4.95%が株価を支える継続影響

    配当利回り4.95%と高く、安値圏での買い需要が見込まれる。

マイナスに働く材料7
  • 貿易量の変動リスク

    海外景気の変動により輸出入貨物が減少するリスクがある。

  • 競争激化

    近隣港湾や物流企業との競争が激しく、価格競争に陥る可能性。

  • 為替変動の影響

    円高により輸出が伸び悩むと物流需要が減退する。

  • 売上高503億円は前期比ほぼ横ばい通年影響

    売上高505億円→503億円と▲0.4%。倉庫事業の成長が止まっている。

  • 保管料競争の激化で収益率が低下継続影響

    営業利益率6.76%と高めだが、倉庫需給が緩めば34億円の利益が目減り。

  • 外国人保有18.6%が売り圧力に継続影響

    外国人持株比率18.6%、リスクオフ時は資金流出が上値を抑える。

  • 貿易量の減少で倉庫需要が減退不定影響

    売上高503億円は物流関連。世界景気減速で取扱量が減ると減益要因。

次の決算で確かめる点
港湾取扱量
物流需要の動向を直接反映する核心指標。
営業利益率
収益性改善の進捗を測る。2026年3月期は6.76%で改善傾向。
保税倉庫稼働率
倉庫事業の収益柱であり、稼働率が収益を左右する。
為替レート(円ドル)
貿易物流の需要に大きな影響を与えるため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり140で、前期から+25.0%いまの株価に対する利回りは4.91%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥140
1株あたり
配当利回り
4.91%
いまの株価に対して
配当性向
15.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月5086.8
2018年3月500.083.3
2019年3月500.044.5
2020年3月500.037.6
2021年3月500.034.0
2022年3月500.023.4
2023年3月7040.022.1
2024年3月700.032.6
2025年3月8014.337.0
2026年3月10025.015.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥140

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ2,235人。区分でいちばん多いのは金融機関32.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が59.7%を占め、残る40.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
金融機関47.947.345.641.436.432.1
事業法人24.924.625.226.927.227.6
外国法人2.02.23.28.315.818.5
個人・その他24.424.824.821.718.817.1
証券会社0.81.01.21.81.84.6
自己株式0.10.10.10.10.10.1
外国人個人0.00.00.00.00.00.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01京友株式会社9.38
02INTERACTIVE BROKERS LLC(常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)8.28
03朝日生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)7.60
04東京海上日動火災保険株式会社7.37
05フィード・ワン株式会社7.11
06株式会社横浜銀行(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)4.97
07株式会社三井住友銀行4.21
08三菱UFJ信託銀行株式会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)3.00
09野村證券株式会社2.95
10共栄火災海上保険株式会社1.87

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+3971%、1株純資産は14期で+2371%。直近期のROEは7.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月102094.720.545.7
2014年3月102164.616.455.1
2015年3月52272.141.5263.2
2016年3月142276.39.950.7
2017年3月782,3983.320.386.8
2018年3月1752,5597.19.583.3
2019年3月1862,6387.17.444.5
2020年3月2182,7838.05.237.6
2021年3月2683,0139.25.234.0
2022年3月3473,29211.04.323.4
2023年3月4143,74611.84.022.1
2024年3月3144,3257.86.532.6
2025年3月3354,6347.57.037.0
2026年3月3895,1767.97.115.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

14名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は14名。2026/3期の役員報酬は総額338百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
大津育敬代表取締役 会長7753,707
杉山光延代表取締役 社長653,450
関本篤弘専務取締役 営業部門管掌 宅配統轄部長685,300
大津英敬専務取締役 管理部門管掌 社長室長 兼 システム統轄部長411,300
坂井賢敏常務取締役 国際担当 兼 港湾運送営業部長675,200
吉村裕取締役 総務部長 兼 人財開発部長602,300
荒井正俊取締役 財務部長643,700
筒井章太取締役 営業統轄部長551,400
葉梨陽一郎取締役 関東営業部長554,100
本保芳明取締役77
野口隆取締役70
野村洋資常勤監査役712,000
残りの役員2名を開く
氏名役職年齢
杉野直樹常勤監査役63
森信一監査役71

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)92386830634
社外取締役422226
監査役1101010

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容657字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社および連結子会社14社、関連会社1社により構成されており、当社を中心に各社が相互に連携して国内物流事業、国際物流事業およびこれらに付帯する業務を行っており、連結子会社および関連会社の多くは、当社の物流事業に関連する実作業・実運送を担当しております。 当社グループの物流事業に係る位置付けおよびセグメントとの関連は、次のとおりであります。 区分   主要な業務   関係会社 国内物流事業   倉庫保管 倉庫荷役 流通加工 陸上運送 宅配 海上コンテナ輸送 物流システムソフト開発情報処理   ケイヒン株式会社(当社)ケイヒン配送株式会社ケイヒン陸運株式会社〔本店 東京都足立区〕ケイヒン陸運株式会社〔本店 愛知県大府市〕ケイヒン陸運株式会社〔本店 兵庫県神戸市〕ケイヒンコンテナ急送株式会社オーケーコンテナエキスプレス株式会社ダックシステム株式会社(会社数 計 8社) 国際物流事業   国際運送取扱 航空運送取扱 通関 港湾作業 船舶代理店   ケイヒン株式会社(当社)ケイヒン海運株式会社ケイヒン港運株式会社ケイヒン航空株式会社ケイヒン マルチトランス(シンガポール)プライベート リミテッドケイヒン エヴェレット フォワーディング カンパニー インクエヴェレット スティームシップ コーポレーションケイヒン マルチトランス(ホンコン)リミテッドケイヒン マルチトランス タイワン カンパニー リミテッド(会社数 計 9社) 事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,545字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 今後の景気動向につきましては、地政学的緊張に伴うエネルギー供給網の不安定化や資源価格の高騰、米国の政策動向など、先行きは不透明で予断を許さない状況にあります。物流業界においては、国際面は中東情勢悪化によるサプライチェーンの混乱が生じており、国内面ではトラックドライバーを中心とした慢性的な労働不足への対応など、当社グループの業績にも影響を及ぼすことが懸念されます。 当社は、引き続き新規顧客の獲得と安定的な貨物取扱いの確保に努めるほか、グローバル拠点の拡充、成長市場であるEC物流の強化、およびDXの推進によるサービス領域の拡大を推し進めることにより、強固な事業基盤の構築に努めてまいります。 2026年度につきましては、下記のとおりの基本方針および事業戦略のもと、事業活動を推進してまいります。 (基本方針) ① 国内物流事業の収益力向上 ② 海外・国際物流事業の拡大と基盤強化 ③ グループ経営の基盤強化 (主な事業戦略) ① 高機能物流への取組みによる収益力向上 ・国内施設の拡充・高度化を通じて付加価値の高い医療医薬・食品・アパレル分野の取扱い拡大を図り、収益向上を目指します。 ・AI・ロボティクス導入による高付加価値物流を提供し、省人化と業務効率化を図ります。 ・物流拠点の見直し・拡充による配送の効率化および、積載率の向上に取り組みます(神奈川県厚木地区に新規拠点を開設予定)。 ② 海外・国際物流事業の拡大と基盤強化 ・グローバルに展開する代理店との更なる連携強化で、国際物流事業を拡大します。 ・今後も成長が見込まれるアジア地域において、新たな拠点進出と戦略的な事業提携も視野に入れ、事業拡大を推進してまいります。 ・現地法人においては、高機能な物流センター運営と国内外輸送の提供を通じて事業基盤の強化を図ります。 ・国際物流におけるDX(国際物流一元管理システム)導入によるサービス強化により、現地法人にも繋がる新規取扱いの拡大を図り、グループ全体の収益向上を目指します。 ③ グループ経営の基盤強化 ・中長期的な成長の源泉となる人的資本の最大化に向け、多様なキャリアパスや挑戦を後押しする人事諸制度の見直しを行うとともに、海外トレーニー制度や現場での多様な実務経験を通じた「実践型育成」に重点投資を行います。社員一人ひとりの自律的な挑戦を支援し、エンゲージメントを高めることで、グローバルな視座を持ち次世代を担う若手人財を早期に輩出する組織を目指します。 ・健全な財務バランスを維持しつつ、持続的成長に不可欠な戦略投資を機動的に行える体制を整えることで、資本コストを意識した経営を徹底し、グループ全体の企業価値向上に取り組みます。 ・リスク管理、コンプライアンスの徹底、ガバナンスの強化に焦点を置き、経営基盤を強化します。 ・徹底的なコスト管理、働き方改革についてDXの活用により、効率的な労働環境の実現に取り組みます。 ・モーダルシフトや共同配送の推進、再生可能エネルギーの導入などを通じて、環境負荷を低減し、持続可能な社会の実現に貢献します。 2026年度の連結業績の見通しにつきましては、売上高510億円、営業利益35億円、経常利益36億円、親会社株主に帰属する当期純利益34億円を見込んでおります。 なお、現時点において、中東情勢による業績への影響が不透明であるため、2027年3月期の連結業績予想には当該影響を織り込んでおりません。今後、業績予想の修正の必要性が生じた場合には、速やかに開示いたします。 また、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
事業等のリスク3,330字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 当社は、コンプライアンスとリスク管理を統轄する組織として「危機管理委員会」を設置し、法令違反への対処、リスク発生の未然防止・発生時の損失最小化、再発防止のための措置を講ずる等、グループ会社を含めた一体的なコンプライアンス・リスク管理を行う体制を整備しております。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 事業環境の変動リスク 当社グループは、倉庫・流通加工・陸上運送等の国内物流事業および国際運送・航空運送・港湾作業等の国際物流事業を行っており、荷動きは、国内外の景気動向や在庫調整の影響を受け、また、価格競争等の物流市場の動向、顧客企業の物流合理化、競合企業との競争等の事業環境の変動により、経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社を含むグループ各社の顧客企業または協力企業との取引額が大きな企業との取引が停止し、または大幅に縮小された場合には、売上の減少や委託コストの増加につながる可能性があります。 当社グループでは、主要顧客、協力会社との信頼関係の構築に努めるとともに新規顧客の開発活動にも注力して、リスクの分散を図っております。 (2) 感染症に関するリスク 新たな感染症の流行が今後発生した場合には、様々な規制に伴うサプライチェーンの混乱や消費低迷に伴う荷動きの減退により、経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループは社会インフラを支える物流事業を行っているため、感染症が蔓延したとしても、従業員の感染防止策を講じつつ、事業継続を前提として取り組んでおりますが、政府・自治体からの行動制限によっては、事業所の一時的閉鎖など、事業活動に制約が生じる可能性があります。 (3) 人財確保に関するリスク 少子高齢化による労働力不足等の影響から必要とする十分な人財を確保することが困難となり、人件費の増加や受注を抑制せざるを得なくなる等により、経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 特に、トラックドライバーの人手不足感が大きく、職場環境・待遇改善や教育体制の充実、嘱託社員・パートタイマーの活用等を通じて人財の確保・育成に努めておりますが、2024年からドライバーの時間外労働の上限規制が適用された、いわゆる2024年問題の影響も顕在化しており、必要な人財確保が困難となり、事業活動に制約が生じる可能性があります。 (4) 災害・事故等に関するリスク 当社グループは、東京・横浜・名古屋・大阪および神戸地区に倉庫を中心とした物流施設を有しており、これらの施設は、想定を超える災害が発生し施設に損害が生じた場合には、事業所の閉鎖や修繕コストの発生等により、経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 施設の中には、現行の耐震基準前に建設された施設もあり、古い施設についてはスクラップアンドビルドを計画的に進めていく必要性がありますが、地震等の広範囲の大規模災害が発生した場合には、集中して再建する必要に迫られ、急激な売上減少・コスト負担が生じる可能性があります。 また、火災等重大事故を起こさぬよう各種法令等遵守、定期的な保守点検、安全・品質にかかる社員教育等を実施し、不測の事態発生に備えて保険も付保しておりますが、全てが補填されるとは限らず、経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 保有資産の減損リスク 当社グループが保有する事業用資産(土地・建物等)の時価が大幅に下落、あるいは、当該資産から十分なキャッシュ・フローが見込めなくなった場合、また、保有する有価証券の時価が取得価格に比べて著しく下落した場合には、減損処理に伴う損失が発生し、経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 事業用資産については、稼働状況や収益性を適宜モニタリングすることで減損の兆候を早期に把握し、収益向上策を策定する等の対応により、減損処理発生のリスク軽減を図っております。 (6) 繰延税金資産の減額リスク 当社グループの繰延税金資産は、将来減算一時差異等を利用できる課税所得が生じる可能性が高い範囲内で認識しております。将来獲得し得る課税所得の時期および金額は合理的に見積もっておりますが、課税所得が生じる時期および金額は、将来の経済状況の変動によって影響を受ける可能性があり、実際に生じた時期および金額が見積りと異なった場合、経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 公的規制・法令違反に関するリスク 当社グループは、国内外のそれぞれの事業分野における様々な公的規制を受けております。これらの規制や法令を遵守すべく、当社グループでは「ケイヒングループ行動規範」および「ケイヒングループ行動指針」を策定しており、コンプライアンスの統轄組織として「危機管理委員会」を設置し、違反行動に対する予防・対応・再発防止のための措置等を行い、その下部組織として「コンプライアンス統轄チーム」を設け、「コンプライアンスマニュアル」に基づきコンプライアンス体制の整備・推進を図っておりますが、公的規制や法令を遵守できなかった場合には事業継続が制限される等により、経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。また、規制強化や新たな法的規制が実施された場合にも、事業機会の縮小や対応するためのコスト増につながる可能性があります。 (8) 情報システムに関するリスク 当社グループで提供している物流サービス提供に係る情報システムに障害が発生し、適切な物流サービス提供が困難となった場合には、損害賠償請求等により、当社の経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。このため、情報システムの品質維持に向けた保守・運用を厳格に実施するとともに、インターネットを通じた外部からの不正侵入等による障害を防止するため、ファイアウォールの設置をはじめとする厳重な情報セキュリティ対策を講じております。さらに、IT賠償責任保険を付保し、リスクの軽減に努めております。 また、当社グループは、物流業務において個人情報を含む顧客情報等を取り扱っております。これらの情報について、外部への漏洩やデータ損失等が発生した場合には、社会的信用の失墜や損害賠償請求等により、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。このため、情報漏洩等のリスクに対応したセキュリティ保険を付保し、リスクの軽減に努めております。 (9) 国際事業に関するリスク 当社グループは、シンガポール・フィリピン・香港および台湾等において国際運送取扱等の物流事業を行っております。海外各国においては、予期しない法令・規制、政策等の変更、急激な政治的・経済的変動、戦争・テロ・伝染病その他の社会的混乱等によりサプライチェーンの停滞や荷動きの減退が生じ、経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 海外での事業展開に当たっては、海外子会社を統轄する部門を中心に適宜モニタリング等のリスクマネジメントを行うことで法令違反や不正行為の未然防止に努めております。海外各国特有の制度改正や新たな法規制等についても対応すべくリスクアセスメントを実施してガバナンス強化に努めております。 (10) 為替レートの変動リスク 当社グループの国際物流事業においては、米ドルをはじめとする外貨建て取引を多く行っており、為替レートの変動により経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループの海外進出国・地域での取引における、現地通貨や外貨建ての収益・費用・資産・負債の項目は連結財務諸表作成にあたり円換算されます。そのため、換算時の為替レートの変動により円換算後の価値が影響を受け、経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,888字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績およびキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要ならびに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調で推移したものの、物価高騰に伴う個人消費の下押し圧力が継続いたしました。特に期末以降、中東情勢の緊迫化に起因する燃料価格の変動や、国際物流における航路変更の常態化、運賃動向の不透明感が急速に高まっており、サプライチェーンの分断懸念が強まっております。これらに加え、米国の通商政策を巡る不確実性や金融資本市場の変動も重なり、景気の下振れリスクを含め、先行きは依然として予断を許さない状況が続いています。 このような環境の中、当社グループにおいては、お客様のニーズに対応した高品質な物流サービスの提供と生産性の向上を通じて、事業基盤の強化に努めてまいりました。国内物流事業では、施設の拡充・高度化を通じて取扱拡大を推進しました。国際物流事業では、物流業務の高度化と効率化を支援する顧客とのコミュニケーションツールの提供を通じた取扱拡大に注力するとともに、輸出車両についても積極的な集荷活動を推進いたしました。これらの取り組みの結果、国内物流事業は、倉庫保管・荷役、自動車運送の取扱いが増加したことにより増収増益となりました。一方、国際物流事業は、航空貨物の取扱いが減少したほか、海上運賃の下落により減収減益となりました。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は503億9百万円(前期比1億4千2百万円の減収、0.3%減)、営業利益は34億2千7百万円(前期比5億2千8百万円の増益、18.2%増)、経常利益は37億4百万円(前期比6億2百万円の増益、19.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は25億3千7百万円(前期比3億4千9百万円の増益、16.0%増)となりました。 当社グループのセグメント別概況は、次のとおりであります。 国内物流事業 国内物流事業におきましては、倉庫業は保管・入出庫の取扱いが増加し、売上高は94億9千万円(前期比8.3%増)となりました。一方、流通加工業は取扱個数が増加したものの、出荷件数の減少により、売上高は68億9千3百万円(前期比0.7%減)となりました。陸上運送業は配送の取扱量が減少したことにより、売上高は113億3千万円(前期比2.6%減)となりました。 以上の結果、国内物流事業の売上高は289億4千6百万円(前期比4億7千万円の増収、1.7%増)、営業利益は34億8千8百万円(前期比5億1千3百万円の増益、17.3%増)となりました。 国際物流事業 国際物流事業におきましては、国際運送取扱業は複合一貫輸送、輸出車両の海上輸送、プロジェクト貨物の取扱いが増加したものの、期中に海上運賃が下落したこと、航空運送取扱業は運賃単価の高い北米向け危険物の取扱いが減少したこと等によりそれぞれ減収となり、合計の売上高は203億4千9百万円(前期比3.5%減)となりました。一方、港湾作業は船内荷役の取扱い増加と期中での荷役料金の改定により、売上高は20億4千1百万円(前期比10.8%増)となりました。 以上の結果、国際物流事業の売上高は223億9千1百万円(前期比5億3千5百万円の減収、2.3%減)、営業利益は16億円(前期比3千7百万円の減益、2.3%減)となりました。 (2)生産、受注及び販売の状況 ① セグメント別売上高 当連結会計年度におけるセグメント別売上高は次のとおりであります。 セグメントの名称   業務の種類   売上高 金額(百万円)   前年同期比(%) 国内物流事業   倉庫業   9,490   108.3 流通加工業   6,893   99.3 陸上運送業   11,330   97.4 その他   1,233   107.9 計   28,946   101.7 国際物流事業   国際運送取扱業   19,390   97.9 航空運送取扱業   958   75.7 港湾作業   2,041   110.8 計   22,391   97.7 セグメント間の内部売上高   △1,028   - 合計   50,309   99.7 ② セグメント別取扱高 当連結会計年度におけるセグメント別取扱高は次のとおりであります。 セグメントの名称   業務の種類   取扱高等   前年同期比(%) 国内物流事業   倉庫保管   保管残高 (数量・月平均)   156   千トン   100.6 貨物回転率 (数量・月間平均)   68.6   %   - 倉庫荷役   入庫高   1,289   千トン   100.7 出庫高   1,300   千トン   102.9 流通加工業   流通加工取扱個数   220,634   千個   100.1 陸上運送業   陸上運送高   1,581   千トン   102.6 配送取扱件数   782   千件   52.3 国際物流事業   国際運送取扱業   国際運送取扱高   1,671   千トン   102.1 国際運送取扱業   国際運送取扱高   128   千台   112.8 航空運送取扱業   航空運送取扱高   1,955   トン   87.3 港湾作業   港湾作業取扱高   2,022   千トン   100.1 (注) 貨物回転率は貨物荷動きの状況を示すものであり、下記の算式によって算定しております。 貨物回転率(%)   =   (入庫高+出庫高)×1/2   ×100 月末平均保管残高×12ヶ月 (3) 財政状態の状況 当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末と比較して86億6千3百万円増加し597億7千万円となりました。この要因は、主に不動産取得に伴い現金及び預金が減少したことにより流動資産が49億1千万円減少し、固定資産が135億7千7百万円増加したことによるものであります。 一方、負債合計は、前連結会計年度末と比較して51億2千6百万円増加し259億7千6百万円となりました。この要因は、主に不動産取得に伴う借入金を計上したことによるものであります。 純資産合計は、利益剰余金の増加及びその他の包括利益累計額の増加により、前連結会計年度末と比較して35億3千7百万円増加し337億9千3百万円となりました。 借入金の増加により、自己資本比率は、前連結会計年度末の59.2%から56.5%へ低下し、借入金依存度は、前連結会計年度末の15.2%から18.9%へ上昇しました。 2022年3月期   2023年3月期   2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 自己資本比率(%)   51.2   55.0   57.0   59.2   56.5 借入金依存度(%)   23.0   20.3   16.8   15.2   18.9 (注) 自己資本比率:自己資本/総資産 借入金依存度:借入金残高(社債含む)/総資産 各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。 (4) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における連結キャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが56億2千5百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが121億1千3百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが27億1千9百万円の収入となり、これらに現金及び現金同等物に係る換算差額(8百万円の減少)を加え、全体では37億7千6百万円の減少となり、現金及び現金同等物の期末残高は、48億2百万円となりました。 ① 各キャッシュ・フローの概況 イ  営業活動によるキャッシュ・フロー 当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益36億4千4百万円、減価償却費による資金留保18億9千6百万円等がありましたが、法人税等の支払による支出11億9百万円等により、56億2千5百万円の収入となりました。前期(38億4百万円の収入)との比較では、18億2千万円の収入の増加となりました。 ロ  投資活動によるキャッシュ・フロー 当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、不動産取得を含む固定資産の取得127億8千3百万円が要因となり、全体では121億1千3百万円の支出となりました。前期(28億2千5百万円の支出)との比較では、92億8千8百万円の支出の増加となりました。 ハ  財務活動によるキャッシュ・フロー 当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、既存借入金の返済、社債の償還及び配当金の支払等がありましたが、不動産取得に伴う長期借入金の収入等により、27億1千9百万円の収入となりました。前期(12億6千万円の支出)との比較では、39億8千万円の収入の増加となりました。 ② 資本の財源及び資金の流動性 イ  資金需要の主な内容 当社グループの事業活動における資金需要の主なものは、物流事業に関わる海上輸送費、陸上運送費、倉庫保管・荷役費等があります。 また、設備投資に係る支出では、物流施設及び物流機器の維持・更新、物流システムに係るIT投資等があります。 なお、当連結会計年度においては、将来的な本社移転を見据え固定資産(土地および建物)を取得いたしました。当該取得資金につきましては、手元資金ならびに金融機関からの借入金等を充当しております。 ロ  資金調達の方法 当社グループの事業活動の維持拡大に必要な資金を安定的に確保するため、運転資金ならびに物流施設への投資については、金融機関等からの借入金及び社債発行により資金調達しております。 また、運転資金の効率的な調達を行うために当座貸越契約を、不測の事態への対応手段としてコミットメントライン契約を、金融機関と締結しております。 取引金融機関とは良好な取引関係を維持しており、加えて財務基盤が改善されていることから、当社グループの事業の維持拡大、運営のための新たに必要な運転資金、投資資金は問題なく調達可能と認識しております。 2026年3月31日現在の借入金および社債の概要は下記のとおりであります。 区分   年度別返済予定額 合計   1年以内   1年超2年以内   2年超3年以内   3年超4年以内   4年超 短期借入金 (百万円)   1,548   1,548   -   -   -   - 長期借入金 (百万円)   9,493   1,188   924   5,129   406   1,845 社債 (百万円)   280   160   80   40   -   - (5) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。