本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

アイチ コーポレーション

AICHI CORPORATION6345 · Prime · 機械

電力・通信工事から建設・荷役まで、高所作業車専業のニッチトップ。

概要

アイチ コーポレーションは、埼玉県上尾市に本社を置く高所作業車・産業機械の総合メーカーである。自走式高所作業車で国内トップシェアを持ち、電力・通信工事向けの穴掘建柱車や絶縁型高所作業車、建設・物流向けの非絶縁型高所作業車やスキッドステアローダーを手掛ける。2026年3月期の連結売上高は596億円、営業利益75億円で、約1,012人の従業員を擁する。

特装車と部品・修理の2本柱

アイチ コーポレーションの事業は、大きく「特装車」と「部品・修理」の2セグメントに分かれる。2026年3月期の連結売上高596億13百万円のうち、特装車売上高は446億52百万円で全体の約75%を占める。内訳は穴掘建柱車が20億円、高所作業車が407億円、その他特装車が21億円である。一方、部品・修理売上高は140億61百万円(約24%)で、予防整備提案や車検業務の取り込みにより前年比11%増と伸びている。この2つのセグメントが相互に補完し合い、車両販売とアフターサービスの両輪で収益を生み出している。

安定した収益基盤と高い自己資本比率

同社は高い収益性と堅実な財務体質を持つ。2026年3月期の営業利益は75億11百万円で、売上高営業利益率は約12.6%である。純利益は66億58百万円で、配当性向60%以上の基準に沿った株主還元を実施している。財政面では、総資産928億12百万円に対し純資産753億98百万円、自己資本比率は約81.2%と極めて高い。有利子負債はほとんどなく、豊富な現金預金(267億円)を保有する。この財務の安定性を背景に、2029年度に向けて売上高850億円、営業利益115億円の中期目標を掲げ、M&Aや設備投資に積極的に取り組む方針である。

国内完結型から海外展開へシフトするグループ構成

アイチ コーポレーションは、国内の製造・販売子会社を統合・再編しながら、中国やニュージーランドに生産・販売拠点を設けてきた。主な連結子会社として、中国の杭州愛知工程車輌有限公司(高所作業車製造)や浙江愛知工程機械有限公司、ニュージーランドのAICHI NZ LIMITEDがある。国内では埼玉県上尾市の本社工場、群馬県のみなかみ町の新治工場などで生産を行い、販売は全国の支店網でカバーする。海外売上高の比率はまだ低いが、伊藤忠商事のネットワークを活用した欧州展開や東南アジアでの代理店販売を強化し、海外事業の拡大を中期経営計画の柱に据えている。

業界の中での役割は電力・通信・建設業界向けの高所作業車・特装車の専業メーカー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
596億円
営業利益
75億円
営業利益率
12.6%
純利益
67億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
高所作業車405億円68.1%
その他122億円20.5%
検査・修理68億円11.4%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01電力・通信・電気工事主力

電柱の穴掘り・建柱、高所での電線工事などに使用される穴掘建柱車や高所作業車を電力会社・通信会社・工事会社に供給。国内トップシェア。

主な製品・サービス2
穴掘建柱車国内シェア首位
電柱設置用の穴掘りと建柱を一台で行う特装車。油圧でアースオーガ(掘削機)とクレーンを搭載。
高所作業車(絶縁型)
高圧電線の活線工事などに対応する絶縁性能を持つ高所作業車。作業者の安全を確保。

02建設・荷役・物流準主力

建設現場や倉庫・工場での高所作業や荷役作業向けに、高所作業車やスキッドステアローダーを供給。ビルメンテナンスや物流倉庫でのパレット作業などにも使用。

主な製品・サービス2
高所作業車(非絶縁型)
建設、工場、倉庫など一般高所作業用。ブーム式やシザース式など多機種をラインアップ。
スキッドステアローダー
小型汎用建設機械。バケット交換で掘削・運搬・整地など多用途に使用。

製品と技術

穴掘建柱車:電力・通信インフラを支える特装車

穴掘建柱車は、電柱を設置するために地面に穴を掘り、建柱までを一台で行う特装車である。油圧駆動のアースオーガ(掘削機)とクレーンを搭載し、電力会社や通信会社、工事会社が使用する。アイチ コーポレーションではこの分野で国内トップシェアを持ち、2026年3月期の穴掘建柱車の生産高は20億21百万円(前期比47.4%減)であったが、これはシャシ認証問題の影響による一時的な落ち込みである。絶縁型と非絶縁型があり、高所作業車と組み合わせて電柱工事の一貫作業を可能にする。同社はこの製品で培った油圧制御技術を他の特装車にも応用している。

高所作業車:絶縁型と非絶縁型で多様な現場に対応

高所作業車は、作業者を安全に高所へ導く機械で、アイチ コーポレーションの主力製品である。絶縁型は高圧電線の活線工事に対応し、作業者の感電を防ぐ絶縁性能を持つ。非絶縁型は建設現場や工場、倉庫など一般高所作業用で、ブーム式やシザース式など多機種をラインアップする。2026年3月期の高所作業車の生産高は407億62百万円で、前期比11.8%増と好調。同社は自走式で国内シェア首位であり、トヨタ自動織機へのOEM供給も行う。製品の安全性能と作業効率の高さが評価され、ビルメンテナンスや物流倉庫での需要も拡大している。

スキッドステアローダー:小型汎用機械で他分野に展開

スキッドステアローダーは、小型の汎用建設機械で、バケット交換により掘削、運搬、整地など多用途に使用できる。アイチ コーポレーションはこの製品を建設・荷役分野向けに供給している。2026年3月期のその他特装車(スキッドステアローダーを含む)の生産高は21億59百万円(前期比31.8%減)であったが、これは製品ミックスの変動による。同社は自社ブランドで販売するほか、OEM供給も行う。小回りの利く機動性と多機能性が特徴で、狭い現場や農業分野など新たな用途開拓にも注力している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

機械のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 国内シェア首位穴掘建柱車国内シェア約9割電力・通信・電気工事

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

高所作業車で国内トップ、海外展開途上

同社は高所作業車(建設機械)の専業メーカーで、国内シェアは高い。売上高は2024年3月期531億円から2026年3月期596億円へ増加。営業利益率は12.5%前後と高収益。同業の日本製鋼所は重電・機械、三浦工業はボイラーと異なる。前澤ホールディングスは商社であり直接競合ではない。海外売上高比率は開示なく、国内市場への依存度が高いと推測される。建設需要の変動に左右されやすく、海外展開による成長が課題。

強み

  • 高いシェアとブランド力を持ち、建設現場での認知度が高い。
  • 営業利益率12%超と業界平均を上回る収益力を誇る。
  • 国内建設投資やメンテナンス需要に支えられ、安定した受注基盤。
  • 安全性や耐久性に優れた製品で顧客ロイヤルティが高い。

課題

  • 国内建設市場は成熟、大幅な成長は見込みにくい。
  • 海外売上比率が低く、国際競争力や販路構築が急務。
  • 建設投資は景気に左右され、需要変動が業績に直結。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

専用機・建機・農機の時価総額近傍。太字がアイチ コーポレーション

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16258平田機工1,097億円17.1倍
26349小森コーポレーション1,074億円14.5倍
38125ワキタ1,016億円28.0倍
46287サトー943億円17.9倍
56143ソディック936億円13.3倍
66345アイチ コーポレーション934億円14.4倍
77226極東開発工業925億円24.0倍
86859エスペック912億円14.2倍
96458新晃工業897億円12.4倍
106237イワキポンプ883億円18.0倍
116517デンヨー881億円14.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(専用機・建機・農機)に従っています。

会社の歴史

沿革 38件

名古屋発の特装車メーカーとして創業(1962年)

アイチ コーポレーションは1962年2月、名古屋市瑞穂区に資本金2,500千円で設立された。設立目的は「特殊自動車および特殊機械器具の製作ならびに売買」である。創業直後から事業を拡大し、同年10月に大阪営業所、翌年4月に東京営業所を設置。1964年7月には両営業所を支店に昇格させ、販売網を広げた。1965年2月には名古屋支店を設置し、同年10月には埼玉県与野市に浦和工場を建設して生産拠点を関東へ移し始めた。この時期、電力・通信工事用の特装車に特化した事業基盤を固めた。

上場と全国販売子会社網の完成(1970年代~1980年代)

1970年8月、埼玉県上尾市の領家工業団地に上尾工場を設置し、主力生産拠点を埼玉に集約した。1974年から1978年にかけて、九州、北陸、中国、北海道、東北、四国に販売子会社を次々と設立し、全国販売網を完成させた。1981年1月には名古屋証券取引所市場第二部に上場。1985年12月には群馬県に新治工場を新設し、生産能力を増強した。1987年4月には東京証券取引所市場第二部に上場し、1988年11月には両取引所の市場第一部銘柄に指定された。この間、特装車のラインアップを拡充し、高所作業車の国内シェアを高めていった。

社名変更と豊田自動織機グループへの参入(1990年代~2000年代)

1992年4月、商号を愛知車輌株式会社から株式会社アイチコーポレーションに変更した。1995年には中国浙江省杭州市に関連会社杭州愛知工程車輌有限公司を設立し、海外生産を開始。1997年には米国販売子会社AICHI U.S.A. INC.を設立した。2002年4月、株式会社豊田自動織機と業務・資本提携契約を締結し、同年5月には同社の関連会社に。2003年5月には新株予約権の行使により豊田自動織機の子会社となった。この資本関係により、同社へのOEM供給や部品取引が生まれ、グループ内での役割が明確化された。2004年5月には子会社アステックを吸収合併し、同年10月には本店を埼玉県上尾市に移転した。

中国子会社の連結化と拠点再編の近年(2006年以降)

2006年8月、杭州愛知工程車輌有限公司への追加出資により同社を連結子会社とした。同年9月にはピー・エス・エムを子会社化し、部品事業を強化した。2003年には販売子会社4社を吸収合併し、北日本、中四国、九州などの支店体制に再編した。近年は国内生産拠点への設備投資を継続し、2026年3月期の設備投資額は49億円に達した。また、2025年3月期には自己株式の取得に128億円を投じるなど、株主還元を積極化している。2026年3月期の連結売上高は596億円で、2029年度目標850億円に向けて海外市場開拓を加速している。

年表38件を開く

1960年代

  • 1962年2月創業「特殊自動車および特殊機械器具の製作ならびに売買」を目的として名古屋市瑞穂区に資本金2,500千円をもって会社設立
  • 1962年10月大阪市に大阪営業所を設置
  • 1963年4月東京都に東京営業所を設置
  • 1964年7月東京、大阪各営業所を支店に昇格
  • 1965年2月名古屋市に名古屋支店を設置
  • 1965年10月埼玉県与野市(現さいたま市中央区)に生産工場浦和工場を設置

1970年代

  • 1970年8月埼玉県上尾市領家工業団地に上尾工場を設置
  • 1973年1月本店を名古屋市昭和区に移転
  • 1974年10月商号変更子会社九州愛知車輌株式会社(愛知車輌工業株式会社に社名変更)を設立
  • 1975年10月本店を名古屋市中区に移転
  • 1976年1月商号変更子会社愛知車輌北陸販売株式会社(株式会社北越アイチに社名変更)を設立
  • 1978年3月商号変更子会社愛知車輌九州販売株式会社(株式会社九州アイチに社名変更)を設立
  • 1978年11月商号変更子会社愛知車輌中国販売株式会社(株式会社中国アイチに社名変更)を設立
  • 1978年12月商号変更子会社愛知車輌北海道販売株式会社(株式会社北海道アイチに社名変更)を設立

1980年代

  • 1981年1月上場名古屋証券取引所市場第二部に上場
  • 1982年3月商号変更子会社愛知車輌東北販売株式会社(株式会社東北アイチに社名変更)を設立
  • 1982年11月商号変更子会社愛知車輌四国販売株式会社(株式会社四国アイチに社名変更)を設立
  • 1985年12月群馬県利根郡新治村(現利根郡みなかみ町)に新治工場を設置
  • 1987年4月上場東京証券取引所市場第二部に上場
  • 1988年11月東京証券取引所、名古屋証券取引所の市場第一部銘柄に指定

1990年代

  • 1990年6月子会社株式会社アステックを設立
  • 1992年4月商号変更愛知車輌株式会社より株式会社アイチコーポレーションに社名変更
  • 1995年4月中華人民共和国浙江省杭州市に関連会社合弁会社杭州愛知工程車輌有限公司を設立
  • 1997年10月子会社AICHI U.S.A. INC.を設立
  • 1999年4月子会社株式会社アイチ研修センターを設立
  • 1999年4月M&A子会社株式会社東北アイチが株式会社北海道アイチを吸収合併し、株式会社北日本アイチに社名変更
  • 1999年4月M&A子会社株式会社中国アイチが株式会社四国アイチを吸収合併し、株式会社中四国アイチに社名変更

2000年代

  • 2000年1月子会社愛知車輌工業株式会社の出資により関連会社株式会社ピー・エス・エムを設立
  • 2000年1月株式会社レンテックの株式追加取得により関連会社とする
  • 2000年7月株式会社レンテックの株式追加取得により子会社とする
  • 2002年4月株式会社豊田自動織機と業務・資本提携契約を締結
  • 2002年5月株式会社豊田自動織機に第三者割当増資を実施し、同社の関連会社となる
  • 2003年4月M&A子会社株式会社北日本アイチ、株式会社北越アイチ、株式会社中四国アイチおよび株式会社九州アイチを吸収合併し、北日本支店、北日本支店北海道、名古屋支店北陸、中四国支店、中四国支店四国および九州支店を設置
  • 2003年5月株式会社豊田自動織機による新株予約権の行使に伴い同社の子会社となる
  • 2004年5月M&A子会社株式会社アステックを吸収合併
  • 2004年10月本店を埼玉県上尾市に移転
  • 2006年8月杭州愛知工程車輌有限公司の追加出資により子会社とする
  • 2006年9月子会社愛知車輌工業株式会社の株式会社ピー・エス・エムの株式追加取得により子会社とする

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2029年度まで850億円
  • 営業利益2029年度まで115億円
  • M&A設備投資2029年度まで50億円
  • ROE2029年度まで10%以上
  • 配当性向60%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    国内事業の収益基盤強化

    商品差別化によるバリューチェーンの価値向上と、生産性向上・サービス力強化により収益基盤を一層強固にする。

  2. 02

    海外事業の市場開拓

    新たなパートナーとの連携を通じ、欧州では伊藤忠商事のネットワークによる流通強化、東南アジアでは現地代理店や日系レンタル事業者との販売拡大を進める。

  3. 03

    設備投資と拠点再編

    高崎工場への継続的投資、国内拠点の再編、海外拠点の新設を計画的に実施する。

  4. 04

    環境貢献と社会貢献

    生産活動と製品使用時のCO2排出削減、災害復旧支援、地域社会との連携活動を推進する。

  5. 05

    人材投資の積極化

    品質管理教育、技能向上競技会・検定、TPS教育・自主研活動などを通じた人材育成に注力する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,012人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は691万円で、9期前と比べて+5.7%平均年齢は44.4歳、平均勤続年数は19.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,085
2018年3月1,139
2019年3月65441.717.71,130
2020年3月65142.218.41,111
2021年3月62242.618.51,094
2022年3月63143.018.91,065
2023年3月63943.519.11,043
2024年3月63243.819.21,046
2025年3月65743.919.31,026721
2026年3月69144.419.91,012741

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率1.9%
縦線は目安の30%
男性育休取得率55.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)72.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社5(国内 4 / 海外 1、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
生産設備 — 群馬県佐波郡 玉村町6,572百万円
その他の設備 — 埼玉県上尾市4,976百万円
生産設備 — 群馬県利根郡 みなかみ町3,063百万円
生産設備 — 群馬県 伊勢崎市1,156百万円
その他の設備 — 大阪府 大阪市淀川区1,084百万円
その他の設備 — 埼玉県 さいたま市 中央区940百万円
その他の設備 — 宮城県仙台市 宮城野区751百万円
その他の設備 — 群馬県利根郡 みなかみ町683百万円
その他の設備 — 愛知県 名古屋市緑区519百万円
その他の設備 — 福岡県粕屋郡 志免町445百万円
ほか5件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    浙江愛知工程機械有限公司 ※1
    中華人民共和国 浙江省杭州市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    AICHI NZ LIMITED
    Otago New Zealand · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    杭州愛知工程車輌有限公司
    中華人民共和国 浙江省杭州市 · 持分法適用会社
    議決権50.0%
  • 国内
    伊藤忠商事株式会社 ※2
    東京都港区 · その他の関係会社
    議決権27.5%
  • 国内
    株式会社豊田自動織機 ※2
    愛知県刈谷市 · その他の関係会社
    議決権21.6%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は596億円営業利益75億円前期と比べると増収増益で、売上が+0.5%、利益が+1.4%。

売上高
+0.5%
596億円
営業利益
+1.4%
75億円
純利益
+6.3%
67億円
営業利益率
12.6%
前期比 +0.1%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高630億円596億円
営業利益79億円75億円
純利益67億円67億円
1株あたり配当¥65¥65

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は99億円、営業利益は3億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−6.6%、営業利益は−57.1%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q20830
2024年1Q10676.67
2024年2Q1581811.413
2024年3Q1231613.014
2024年4Q14419
2025年2Q2812810.022
2025年4Q3124614.741
2026年2Q245239.420
2026年4Q3515214.847
2027年1Q9933.06

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は399億円から596億円へ1.5倍に増えた。直近期の営業利益率は12.6%。売上は2期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月3993017
2014年3月4753522
2015年3月4934931
2016年3月5716746
2017年3月6268051
2018年3月6158358
2019年3月6187455
2020年3月5836249
2021年3月5937759
2022年3月5667756
2023年3月6078060
2024年3月5317053
2025年3月593748212.563
2026年3月596758212.667

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高596億円のうち、営業利益として残るのは75億円12.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は67億円、売上の11.2%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金77.9%464億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金9.6%57億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益12.6%75億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
22.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+4.0pt
12.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+4.3pt
11.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.7pt
8.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
7.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
7.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが8億円、投資CFが−37億円で、差し引きのフリーCFは−29億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は267億円で、売上の5.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月810−181843
2014年3月31−3−102857
2015年3月37−20−101763
2016年3月53−34−111972
2017年3月105−86−161976
2018年3月31−26−17564
2019年3月151−181661
2020年3月76−42−183477
2021年3月109−107−32248
2022年3月4010−325067
2023年3月45−23−322257
2024年3月71328−36399421
2025年3月99−20−3179469
2026年3月8−37−174−29267

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は928億円。このうち返さなくてよい自己資本が754億円で、自己資本比率は81.2%(業種中央値65.3%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月61843618270.6
2014年3月67145721468.2
2015年3月72549223367.8
2016年3月80551728864.3
2017年3月83855927966.7
2018年3月80761019775.5
2019年3月84665319377.2
2020年3月82867914982.1
2021年3月90973317680.7
2022年3月90676014684.0
2023年3月95778617182.1
2024年3月94981813186.2
2025年3月1,00484016383.7
2026年3月92875417481.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
267億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
490億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
18億円
在庫として抱えている分
負債合計
174億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
95
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率25 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

機械 209社との比較

同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り209社中25位あたり、逆に低いのは売上成長率209社中140位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.4%/中央値 7.7%
P25 4.7%P75 11.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
12.6%/中央値 8.6%
P25 4.8%P75 12.6%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
81.2%/中央値 65.3%
P25 51.4%P75 75.3%
売上成長率前期からの売上の伸び
0.5%/中央値 3.9%
P25 -1.7%P75 9.4%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.5%/中央値 2.9%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,447で、1年前と比べて+12.3%過去52週の値幅のなかでは82%の位置にある。

¥1,447-2.2%1ヶ月+3.5%1年+12.3%時価総額934億円
過去52週の値幅
安値¥1,262高値¥1,488

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)14.4倍
PER (会社予想)13.9倍
PBR1.25倍
配当利回り4.49%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は6月下旬の1361円から緩やかに上昇し、7月31日には1451円と直近の高値をつけましたが、その後はやや調整し、直近は1404円で推移しています。25日移動平均線(1410円)をわずかに下回り、75日線(1379円)は上回っています。RSIは52.3と中立圏です。52週高値1475円に対して約4.8%下、52週安値1262円からは約11%上昇しています。出来高は全体的に低調で、明確な方向感は乏しいものの、底堅さは見られます。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERが13.95倍で業界平均23.52倍を大幅に下回り、PBRも1.22倍で平均1.57倍を下回る。配当利回り4.63%は平均2.65%を大きく上回り、ROE8.4%は平均水準を下回るが、収益は増加傾向にある。割安だが、ROEの低さは資本効率の改善余地を示唆し、配当利回りの高さは株主還元の手厚さを反映している。業界平均と比較して割安であり、今後の収益成長とROE改善が期待される。

指標この会社業種平均
PER (実績)14.4倍22.7倍
PER (予想)13.9倍
PBR1.25倍1.50倍
ROE8.4%7.0%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

現在の投資論点は、国内の建設・物流需要の動向と、車体架装業界の競争環境にある。強気派は、円安や公共投資の増加による需要拡大と、高水準の配当利回りを評価する。一方、弱気派は、建設業界の人手不足による需要減退や、原材料費の高騰が収益を圧迫する可能性を懸念する。また、同社の受注残や価格転嫁の進捗が注目される。

プラスに働く材料7
  • 公共投資拡大の恩恵

    政府の防災・インフラ整備予算が増加傾向にあり、特装車需要を下支えする可能性がある。

  • 高配当利回り

    予想配当利回りが4.6%を超え、株主還元が厚い点が投資魅力を高める。

  • 業績の安定性

    過去3期の売上高が500億円前後で推移し、収益のブレが小さい。

  • 純利益が3期連続増益で67億円通年影響

    純利益は53億円→63億円→67億円と堅調に増加。FY2026/3は前期比6.3%増益。

  • 配当利回り4.63%と高水準の株主還元継続影響

    配当利回り4.63%は予想PER13.5倍と合わせ、割安感とインカムを両立している。

  • 予想PER13.5倍と実績13.95倍で増益期待決算発表後影響

    来期予想PERは13.5倍と実績を下回り、市場は来期も増益を想定している。

  • 営業利益率12.58%と高収益体質を維持継続影響

    営業利益率はFY2025/3の12.48%からFY2026/3に12.58%へ微改善。営業利益75億円。

マイナスに働く材料7
  • 建設需要の減退リスク

    建設業界の人手不足が進行しており、車両更新需要の先細りが懸念される。

  • 原材料コストの上昇

    鋼材価格や部品コストの高騰が収益率を圧迫する可能性がある。

  • 競争激化による価格圧力

    同業他社との受注競争が激化しており、値引きによる収益低下のリスクがある。

  • 売上高が前期比0.5%増とほぼ横ばい通年影響

    FY2026/3売上高596億円は前期比+0.5%で、成長がほぼ止まっている。

  • 営業利益の伸びが1.4%と小幅通年影響

    営業利益75億円は前期比+1.4%。大幅な業績サプライズは期待しにくい。

  • ROE8.4%と資本効率は高くない継続影響

    ROEは8.4%でPBR1.22倍。成長鈍化時は株価評価が低下するリスクがある。

  • 外国人保有9.74%と中程度で需給刺激に欠ける継続影響

    外国人持ち株比率9.74%と中程度で、資金流入の起爆剤に欠ける。

次の決算で確かめる点
受注残高
受注残は将来の売上高を先取りする指標で、需要の先行きを把握できる。
売上高営業利益率
価格転嫁やコスト管理の進捗を確認するため、収益性の変化を把握する。
建設業界の設備投資動向
特装車需要は建設業の投資意欲に影響されるため、外部環境の指標として重要。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり65で、前期から+9.1%いまの株価に対する利回りは4.49%。増配か配当維持が7年続いている。

年間配当
¥65
1株あたり
配当利回り
4.49%
いまの株価に対して
配当性向
62.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
7年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1825.9
2018年3月2222.232.0
2019年3月220.032.9
2020年3月249.140.1
2021年3月2920.844.4
2022年3月3417.251.1
2023年3月365.942.6
2024年3月4011.163.8
2025年3月5537.560.3
2026年3月609.162.7

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥65

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ17,396人。区分でいちばん多いのは事業法人59.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が69.5%を占め、残る30.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人62.764.565.465.065.259.5
個人・その他16.415.615.815.515.119.2
金融機関11.19.78.67.77.810.1
外国法人9.59.99.510.710.39.7
証券会社0.40.30.71.01.71.5
外国人個人0.00.00.00.00.00.0
自己株式2.31.10.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01伊藤忠商事株式会社27.27
02株式会社豊田自動織機21.40
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)7.10
04NDS株式会社3.21
05いすゞ自動車株式会社1.97
06株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.77
07STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.17
08アイチコーポレーション従業員持株会1.01
09日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)0.67
10三菱ふそうトラック・バス株式会社0.66

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-04-14
    伊藤忠商事株式会社
    新規の大量保有報告
    32.88%
    +9.27pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+369%、1株純資産は14期で+108%。直近期のROEは8.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月215623.920.740.8
2014年3月295895.016.044.3
2015年3月406336.515.327.9
2016年3月596679.113.228.6
2017年3月667209.513.025.9
2018年3月757859.99.732.0
2019年3月718418.89.832.9
2020年3月638757.410.840.1
2021年3月779608.411.644.4
2022年3月741,0067.611.951.1
2023年3月791,0457.710.142.6
2024年3月701,0976.615.363.8
2025年3月851,1277.614.860.3
2026年3月1011,1688.412.962.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2026/3期の役員報酬は総額86百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
中澤俊一代表取締役社長 社長執行役員5918,000
石井智取締役 常務執行役員569,000
高月重廣取締役(監査等委員)76
東上清取締役(監査等委員)70
酒井宗二取締役(監査等委員)66
水野陽二郎取締役(監査等委員)663,000
小西めぐみ取締役(監査等委員)50

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)337266321
社外取締役519194
取締役(社内)2442

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,067字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社、子会社2社および関連会社1社により構成)が営んでいる主な事業内容は、電力・電気・通信工事用の穴掘建柱車・高所作業車等と建設・荷役用の高所作業車等の製造、販売、部品・修理およびスキッドステアローダー等の製造、販売ならびに高所作業車等の研修を行っております。 なお、当社グループの各社は、それぞれが高所作業車等の製造・販売およびアフターサービスなどの付帯業務に関連する事業を営んでおりますが、各報告セグメントは、売上区分ごとに区分しております。従いまして、グループ各社の事業と各報告セグメントを紐付けするのが困難でありますので、連結グループが営む事業に対する各社の位置付けを記載しております。 当該事業における各社の位置付けは、次のとおりであります。 製 造:   当社は、穴掘建柱車・高所作業車・スキッドステアローダーおよびその他特装車の製造を行っております。浙江愛知工程機械有限公司は、中華人民共和国で高所作業機械の製造を行っております。杭州愛知工程車輌有限公司は、中華人民共和国で高所作業車等特装車の製造を行っております。 販 売:   当社は、国内および海外へ特装車の販売を行っております。浙江愛知工程機械有限公司は、中華人民共和国内および当社への自社製品の販売を行っております。AICHI NZ LIMITEDは、ニュージーランド国内で当社製品の販売を行っております。杭州愛知工程車輌有限公司は、中華人民共和国内で自社製品の販売を行っております。 部品・修理:   当社は、国内および海外で部品販売・修理等のアフターサービスを行っております。浙江愛知工程機械有限公司は、中華人民共和国内で部品販売・修理等のアフターサービスを行い、また当社への部品販売を行っております。AICHI NZ LIMITEDは、ニュージーランド国内で部品販売・修理等のアフターサービスを行っております。杭州愛知工程車輌有限公司は、中華人民共和国内で部品販売・修理等のアフターサービスを行っております。 そ の 他:   当社は、高所作業車等に関する研修を行っております。 事業の系統図は次のとおりであります。 ・当社はその他関係会社である伊藤忠商事株式会社より、事業運営に関する知見提供および各種サポートを受けております。 ・当社はその他関係会社である株式会社豊田自動織機と、特装車の販売および部品の売買などの取引を行っております。また、一部の高所作業車については、同社へOEM供給を実施しております。
経営方針・対処すべき課題1,490字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在におきまして当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 私たちは、世の中になくてはならない企業へ発展していくために、お客さまからいただいた期待を価値に換え成長します。新たなパートナーとの連携を深め、当社が国内で育んだ工法を含む保有技術(製品の安全、環境、生産性向上、保全)を世界規模で拡販し、社会インフラの維持・発展に貢献してまいります。 (2) 経営環境等 当社グループを取り巻く環境は、労務費の上昇、部品価格の値上げ等が継続しており、引き続き厳しい経営環境で推移いたしました。 今後の見通しにつきましては、中東情勢の緊迫化による悪影響の本格化・長期化による燃料コストの増加や輸入原材料の供給制約、金利上昇、為替相場の急激な変動等の懸念材料も多く、先行は不透明な状態が続くものと思われます。 このような中で、当社グループにおきましては、作業環境創造企業としての経営の基本方針に基づき、経済の発展と豊かな社会づくりに貢献すべく、事業活動を行っております。 中長期的な経営戦略としましては、国内事業では商品差別化によるバリューチェーンの価値を高めつつ、生産性向上とサービス力強化により収益基盤を一層強固なものとします。海外事業では新たなパートナーとの連携を通じた市場開拓を着実に進めてまいります。 これらの取り組みを通じ、持続的な成長と社会への価値提供を両立してまいります。 なお、企業の信頼性確保のため、内部統制システムの整備・運用が求められております。当社グループは、より一層の内部統制機能の充実に取り組むとともにコーポレート・ガバナンスの充実・強化に努めてまいります。 (3) 優先的に対処すべき事業上および財務上の課題 中東情勢の緊迫化に伴う原油・ナフサ等の輸入原材料の不足や燃料コストの増加、日中関係の悪化継続によるグローバルサプライチェーンの混乱、米国の通商政策を巡る不透明感、人手不足の深刻化、金利上昇、為替相場の急激な変動、人件費をはじめとした各種コストの増加など、悪材料は枚挙にいとまがありません。これらの要因により、依然として景気の先行きは不透明な状況が続くことが予想されます。 このような環境下で経営方針および中期経営戦略を着実に実行していくために、当社グループが優先的に取り組むべき事業上の課題は以下のとおりであります。 ① 株主還元 ・株主還元の安定的な向上を基本方針とし、配当性向60%以上を基準とする。 ② 中期事業経営計画 ・2029年度:売上高850億円、営業利益115億円、M&A設備投資50億円、ROE10%以上 ③ 海外売上拡大 ・欧州:伊藤忠商事株式会社のネットワーク活用による流通経路の強化 ・東南アジア:現地代理店、日系レンタル事業者との連携による販売拡大。 ④ 設備投資計画 ・高崎工場への継続的な投資、国内拠点の再編、海外拠点の新設 ⑤ 地球環境への貢献 ・生産活動を通じたCO2排出量削減、製品使用時によるCO2削減 ⑥ お客さま、地域社会への貢献 ・事業活動を通じて災害復旧作業を支援 ・社会の一員として、地域に根差し、ともに発展できる活動の継続的な推進 ⑦ 積極的な人材投資 ・品質管理教育、技能向上競技会・技能検定、TPS教育・自主研活動等 これらの事業上の課題を解決し企業価値を向上させるために、株主還元の長期安定的な向上と積極的な経営資源の投入を両立させていくことが、財務上の課題と認識しております。
事業等のリスク2,644字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在におきまして当社グループが判断したものであります。 (1) 販売に関するリスク ① 価格競争の激化 当社グループは、国内で高いシェアを維持する高所作業車のトップメーカでありますが、特装車両メーカ等と競合関係にあります。 当社グループは、工事作業に関する課題をお客さまとともに解決してきた経験を通して、「工事用機械の生涯価値最大化」活動や「サービスの24時間連絡体制」等の優位性があるものと考えておりますが、競合の激化による市場シェアや価格競争による販売価格の変動は当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② 需要動向の変動 当社グループが営んでいる事業内容は、その大部分が高所作業車等の製造・販売および部品・修理などに関連するものであり、全セグメントの売上高の合計および営業利益の合計額に占める割合がいずれも90%を超えております。高所作業車につきましては大口需要先である電気・通信工事およびレンタル業界への依存度が高く、それらの需要先の需要動向の変動により、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 製造に関するリスク ① 原材料や部品の価格高騰、調達難、サプライチェーンの停滞 当社グループの製品は、インフラ工事の機械化のため活用されており、多数の仕入先より原材料や部品を調達しております。 これらの価格の急激な高騰や調達難により、製品の製造原価も上昇することになります。当社グループは、販売価格に反映する努力を行っておりますが、必ずしも製造原価上昇分のコストを販売価格に転嫁できない場合、および、サプライチェーンの停滞による、生産縮小や製造原価上昇が生じる場合等により、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② 製品の品質 当社グループの製品は、インフラ工事に携わる方々の作業の安全・効率性の向上のため活用されております。 お客さまの安全確保のため、製品の品質確保に努めるとともに信頼性の向上と品質管理に重点を置き取り組んでおりますが、大規模なリコールや製造物賠償責任につながるような予期せぬ製品の不具合が発生した場合には、万全を期して対応を行う体制が整えられているものの、多額の費用が生じ、当社製品の信頼性や評価を低下させ、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 なお、当社グループは製造物責任保険などに加入しておりますが、損害賠償等の損失についてその全てを担保するという保証はありません。 ③ 製品の環境対策 当社グループは、CO2排出量、有害物質排除、燃費効率など、厳正な社内基準をクリアした商品を「エコアイチ対象商品」として発売し環境対策に取り組んでおります。 しかしながら、排ガス規制や主要材料の使用制限等の環境に関する規制がさらに厳格化した場合には、その対応のために相当のコスト負担をする可能性があり、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 外部経営環境に関するリスク ① 政治・経済情勢 当社グループは日本、アジア、オセアニアおよびヨーロッパ等で国際的に事業活動を営んでおります。 このため、国際的な事業活動をする上で、政治情勢や経済状況の変動および税・法制度や貿易政策の予期せぬ変化等により、当社製品の需要が減退し、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② 為替相場の変動 当社グループは、輸出を中心とした外貨建取引について、為替予約などにより為替リスクをヘッジしておりますが、為替レートに大幅な変動が生じた場合、および連結財務諸表作成時の在外子会社の円換算時の為替レートにより、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 訴訟事件等に関するリスク コンプライアンス 当社グループは、法令遵守に基づいた企業活動を行うように内部統制の体制を整え、コンプライアンスリスクの未然防止に努めています。 それにもかかわらず、それらの行為が発生し、コンプライアンス上の問題に直面した場合には、監督官庁等からの処分、訴訟の提起や社会的信用の失墜等により、当社グループの事業活動が制限され、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 環境問題に関するリスク ① 環境汚染、公害等 当社グループは、日本、アジア、オセアニアおよびヨーロッパ等で国際的に事業活動を営んでおり、国および地域の法令に基づき、環境対策に取り組んでおり、これまで重大な環境問題が発生したことはありません。 しかしながら、不測の事態により有害物質の排出・漏洩、大気汚染、水質汚濁、土壌汚染等の環境問題を引き起こした場合、損害賠償や多額の対策費用の発生、罰金などの行政処分、社会的信用の失墜、生産活動および販売活動の停止等により、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② 自然災害等予測困難な事象によるリスク 当社グループは日本、アジア、オセアニアおよびヨーロッパ等で事業活動を営んでおります。 それらの国・地域において自然災害等予測困難な事象による被害について、リスク管理体制を構築し、危機発生時において被害を最小化するための事前対策や事業を継続、早期復旧するための対策を講じ、その発生を未然に防ぐように努めておりますが、リスクを完全に回避することは困難であります。 このような自然災害等予測困難な事象の発生時には、当社グループの生産、販売等の事業活動およびサプライチェーンの事業活動が被害を受けることにより、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、感染症等により当社グループの生産、販売等の事業活動およびサプライチェーンの事業活動が被害を受けた場合は、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。従業員の安全と健康を最優先に考え、衛生管理の徹底等感染予防に努めてまいります。
経営成績の分析 (MD&A)5,849字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社および持分法適用関連会社)の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態および経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、中東情勢の緊迫化の影響による原油・ナフサ等の輸入原材料の不足や燃料コストの増加、日中関係の悪化継続によるグローバルサプライチェーンの混乱、米国の通商政策を巡る不透明感、人手不足の深刻化、金利上昇、為替相場の急激な変動、人件費をはじめとした種々のコスト増加等の悪材料は枚挙にいとまがなく、依然として景気の先行は不透明な状態が続いております。 当社グループを取り巻く環境は、労務費の上昇、部品価格の値上げ等が継続しており、引き続き厳しい経営環境で推移いたしました。 このような状況の中、特装車の売上につきましては、前第1四半期連結累計期間において、トラックマウント式高所作業車用のシャシ認証問題の解消による前期繰越売上があったため、前連結会計年度比で下回りましたが、サービス事業の売上につきましては、継続しワンストップサービスを展開し、予防整備提案や車検業務取込等の積極的な事業活動を推進してまいりました結果、前連結会計年度比で上回り、売上高は前連結会計年度と比べ増収となりました。 また、営業利益につきましても、引き続き生産性向上と原価低減活動を展開し、あらゆるコスト削減活動を行ってきた結果、前連結会計年度に比べ増益となりました。 この結果、当連結会計年度の経営成績は、売上高は前期を3億6百万円(1%)上回る596億13百万円となりました。セグメント別には、特装車売上高は前期を13億74百万円(3%)下回る446億52百万円、部品・修理売上高は前期を13億72百万円(11%)上回る140億61百万円となりました。利益につきましては、営業利益は前期を71百万円(1%)上回る75億11百万円、経常利益は前期を52百万円(1%)下回る81億72百万円となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は前期を3億23百万円(5%)上回る66億58百万円となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 (特装車) 特装車売上高は前連結会計年度を13億74百万円(3%)下回る446億52百万円となり、売上総利益は前連結会計年度を10億13百万円(12%)下回る76億7百万円となりました。これは、主に電力業界向けの売上が減少したことによるものであります。 (部品・修理) 部品・修理売上高は前連結会計年度を13億72百万円(11%)上回る140億61百万円となり、売上総利益は前連結会計年度を7億92百万円(18%)上回る51億99百万円となりました。これは、主に修理売上が増加したことによるものであります。 (その他) その他売上高は前連結会計年度を3億9百万円(52%)上回る8億99百万円となり、売上総利益は前連結会計年度を2億38百万円(228%)上回る3億43百万円となりました。 また、当連結会計年度における財政状態の概況は次のとおりであります。 (資産) 流動資産は前連結会計年度末に比べて169億32百万円減少し、541億16百万円となりました。これは主に、売掛金が20億76百万円、受取手形が17億36百万円増加したものの、現金及び預金が201億62百万円、原材料及び貯蔵品が6億12百万円減少したことなどによります。 固定資産は前連結会計年度末に比べて93億85百万円増加し、386億96百万円となりました。これは主に、建物及び構築物(純額)が38億45百万円、投資有価証券が13億22百万円、建設仮勘定が13億6百万円増加したことなどによります。 この結果、総資産合計は前連結会計年度末に比べて75億46百万円減少し、928億12百万円となりました。 (負債) 流動負債は前連結会計年度末に比べて4億23百万円増加し、150億36百万円となりました。これは主に、支払手形及び買掛金が20億92百万円減少したものの、流動負債のその他の設備関係支払手形が20億86百万円、流動負債のその他の未払金が5億76百万円増加したことなどによります。 固定負債は前連結会計年度末に比べて6億55百万円増加し、23億77百万円となりました。これは主に、繰延税金負債が6億52百万円増加したことなどによります。 この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べて10億78百万円増加し、174億14百万円となりました。 (純資産) 純資産合計は前連結会計年度末に比べて86億25百万円減少し、753億98百万円となりました。これは主に、その他有価証券評価差額金が9億24百万円、為替換算調整勘定が7億29百万円増加したものの、利益剰余金が107億14百万円減少したことなどによります。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は267億8百万円となり、前連結会計年度末に比べ201億62百万円(43%)減少いたしました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は、前期末に比べて90億68百万円減少し、8億3百万円となりました。 収入の主な要因は、税金等調整前当期純利益93億10百万円、減価償却費13億71百万円、利息及び配当金の受取額7億79百万円などであります。 支出の主な要因は、売上債権の増加額37億88百万円、法人税等の支払額24億77百万円、仕入債務の減少額21億円などであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、前期末に比べて17億20百万円増加し、36億75百万円となりました。 収入の主な原因は、投資有価証券の売却による収入13億23百万円などであります。 支出の主な要因は、有形及び無形固定資産の取得による支出49億18百万円などであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は、前期末に比べて143億2百万円増加し、174億36百万円となりました。 支出の主な要因は、自己株式の取得による支出128億31百万円、配当金の支払額45億46百万円などであります。 ③ 生産、受注および販売の実績 イ 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(千円)   前年同期比(%) 特装車 穴掘建柱車   2,002,119   △47.4 高所作業車   40,762,589   11.8 その他   2,159,310   △31.8 計   44,924,019   3.4 部品・修理   -   - その他   -   - 合計   44,924,019   3.4 (注) 1 金額の算定基準は販売価格によっております。 2 部品・修理およびその他につきましては、生産実績の表示が困難でありますので、記載を省略しております。 ロ 受注実績 当社グループは、見込生産を行っているため、該当事項はありません。 ハ 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   前年同期比(%) 特装車 穴掘建柱車   2,128,717   △46.8 高所作業車   40,545,155   4.7 その他   1,978,280   △39.9 計   44,652,153   △3.0 部品・修理   14,061,809   10.8 その他   899,771   52.3 合計   59,613,734   0.5 (注) セグメント間の取引につきましては相殺消去しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在におきまして当社グループが判断したものであります。 ① 経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容 当連結会計年度の経営成績等は、売上高は前連結会計年度を3億6百万円(1%)上回る596億13百万円となりました。利益につきましては、営業利益は前連結会計年度を71百万円(1%)上回る75億11百万円、経常利益は前連結会計年度を52百万円(1%)下回る81億72百万円となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度を3億23百万円(5%)上回る66億58百万円となりました。 (売上高) 売上高の状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態および経営成績の状況」に記載のとおりであります。 (営業利益) 当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、前連結会計年度を54百万円(1%)上回る56億68百万円となりました。これは主に、賃借料が増加したものの、給料手当及び賞与が減少したことなどによります。 以上の結果、当連結会計年度における営業利益は前連結会計年度を71百万円(1%)上回る75億11百万円となりました。また、営業利益率は、前連結会計年度より0.1ポイント増加し、13%となりました。 (経常利益) 当連結会計年度における営業外収益は、前連結会計年度を85百万円(11%)下回る7億円となりました。これは主に、持分法による投資利益が減少したことなどによります。 当連結会計年度における営業外費用は、前連結会計年度を38百万円(5,036%)上回る39百万円となりました。 以上の結果、当連結会計年度における経常利益は前連結会計年度を52百万円(1%)下回る81億72百万円となりました。また、経常利益率は、前連結会計年度より0.2ポイント減少し、14%となりました。 (特別損益) 当連結会計年度における特別利益は、前連結会計年度を3億78百万円(44%)上回る12億49百万円となりました。これは主に、投資有価証券売却益が増加したことなどによります。 当連結会計年度における特別損失は、前連結会計年度を4百万円(4%)下回る1億11百万円となりました。これは主に、固定資産除却損が減少したことなどによります。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度を3億23百万円(5%)上回る66億58百万円となりました。 ② キャッシュ・フローの状況分析・検討内容ならびに資本の財源および資金の流動性についての分析 キャッシュ・フローの状況分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 当社グループにおける主な資金需要につきましては、株主還元、製造費用、販売費及び一般管理費の営業費用による運転資金、設備投資資金および企業価値向上のための投資であります。 これらの資金の財源につきましては、営業活動によるキャッシュ・フローおよび自己資金で賄うこととしております。 ③ 重要な会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されています。この連結財務諸表の作成にあたり、会計方針の選択・適用、資産・負債および収益・費用の報告に影響を与える見積りおよび仮定が必要ですが、この見積りおよび仮定は、過去の実績を勘案するなど、可能な限り合理的な根拠を有した仮定や基準を設定した上で実施しております。しかしながら、これらの見積りおよび仮定は、顧客の設備投資の動向など、将来の不確実な経済条件の変動の結果によって影響を受ける可能性があり、見直しが必要となった場合、翌連結会計年度以降の連結財務諸表において認識する金額に重要な影響を与える可能性があります。 なお、見積りおよび仮定のうち、当社グループの連結財務諸表に重要な影響を与えるものは以下のとおりです。 イ 製品保証引当金 製品保証に伴う費用の支出に備えるため、過去の実績率に基づいて算出した見積額および特定の製品に対する個別に算出した発生見込額を計上しております。 引当金の見積りにおいて想定していなかった製品の不具合による保証義務の発生や、引当額を超えて保証費用が発生する場合は、当社グループの業績を悪化させる可能性があります。一方、実際の保証費用が引当額を下回った場合は引当金戻入益を計上することになります。 ロ 固定資産の減損 当社グループは、固定資産の減損に係る回収可能性の評価にあたり、各社ごとに資産のグルーピングを行い、収益性が著しく低下した資産グループについて、固定資産の帳簿価額を回収可能価額まで減損し、当該減少額を減損損失として計上しています。 固定資産の回収可能価額について、将来キャッシュ・フロー、割引率、正味売却価額等の前提条件に基づき算出しているため、当初見込んでいた収益が得られなかった場合や、将来キャッシュ・フロー等の前提条件に変更があった場合、固定資産の減損を実施し、当社グループの業績を悪化させる可能性があります。 ハ 繰延税金資産 繰延税金資産について定期的に回収可能性を検討し、当該資産の回収が不確実と考えられる部分に対して評価性引当額を計上しています。回収可能性の判断においては、将来の課税所得見込額と実行可能なタックス・プランニングを考慮して、将来の税金負担額を軽減する効果を有すると考えられる範囲で繰延税金資産を計上しています。 将来の課税所得見込額はその時の業績等により変動するため、課税所得の見積りに影響を与える要因が発生した場合は、回収可能額の見直しによる繰延税金資産の変動により、当期純損益額が変動する可能性があります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。