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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

キユーソー流通システム

K.R.S.Corporation9369 · Standard · 倉庫・運輸関連業

キユーピーグループの物流を担う総合物流企業。食品の保管・荷役から全国共同配送、ローリー輸送まで一貫して提供する。

概要

キユーソー流通システムは、キユーピーの倉庫部門から分離独立した1966年創業の食品物流専業企業である。マヨネーズやドレッシング、冷凍食品などの温度管理物流に強みを持ち、4温度帯の全国ネットワークを構築。2025年11月期の連結営業収益は2,026億円、従業員7,971人。東京証券取引所スタンダード市場に上場する。

3つの事業セグメントで構成される収益構造

当社グループは、「共同物流事業」「専用物流事業」「関連事業」の3セグメントで構成される。2025年11月期の連結営業収益2,026億円のうち、共同物流事業が1,370億円(構成比67.7%)を占め、次いで専用物流事業399億円(19.7%)、関連事業256億円(12.6%)と続く。共同物流事業は食品の保管・荷役・全国共同配送を担い、営業利益29.6億円を計上。専用物流事業はコンビニエンスストアなどの物流センター運営で、営業利益14.5億円。関連事業は車両・燃料販売や海外拠点の運営で、営業利益12.0億円である。

キユーピーを中心とするグループ体制

当社のその他の関係会社はキユーピー株式会社であり、マヨネーズ・ドレッシング類、缶詰、卵製品、冷凍食品などを製造する。当社グループはキユーピーおよびそのグループ各社に加え、一般得意先にも総合物流サービスを提供する。連結子会社は15社、非連結子会社3社、関連会社4社を有する。主な子会社にはキユーソーティス株式会社(共同物流)、株式会社エスワイプロモーション、キユーソーエルプラン、アクシアロジ株式会社(専用物流)などがある。

日本からアジアに広がる物流ネットワーク

国内では4温度帯(常温・冷蔵・冷凍・チルド)の物流網を全国に展開。首都圏SLC(所沢市)や東京SLC(西府)などの拠点を持ち、共同配送便「キユーソー便」で全国をカバーする。海外では2006年に中国上海に上海丘寿儲運有限公司を設立。2020年にはインドネシアのKIAT ANANDA GROUP4社の株式を取得し、現地の低温倉庫・配送・フォワーディング事業に参入した。インドネシア事業は関連事業の一部として収益に貢献している。

収益と財務の長期推移

連結営業収益は2012年11月期の1,392億円から2025年11月期の2,026億円へと約1.5倍に成長した。営業利益は2012年は不明だが、2025年は56億円。親会社株主に帰属する当期純利益は2012年12億円、2021年16億円、2025年26億円と増加基調にあるが、2023年には▲13億円の赤字を記録している。総資産は2025年末1,365億円、自己資本571億円。キャッシュ・フローでは営業CFが95億円、投資CFが▲125億円と設備投資が活発である。

長期ビジョンと中期経営計画

当社は「グループビジョン2036」を策定し、「温度管理物流のパイオニアとして成長を続け、日本からアジアに広がる物流ネットワークで豊かな暮らしを支える」ことを掲げる。その第一歩として2025~2028年度の第8次中期経営計画を推進。2028年度の業績目標は営業収益2,100億円、営業利益73.5億円、ROE6%以上。基本方針は「国内事業の整備」「新領域の拡充」「経営基盤の強化」の3本柱で、海外進出や新規事業開発にも取り組む。

業界の中での役割は食品物流のサードパーティロジスティクス(3PL)企業にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
2,026億円
営業利益
56億円
営業利益率
2.8%
純利益
26億円
2025/11 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/11
事業売上構成比利益利益率
共同物流 事業1,371億円67.7%30億円2.2%
専用物流 事業399億円19.7%14億円3.5%
関連事業256億円12.6%12億円4.7%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01食品製造・流通主力

キユーピーグループ各社や一般得意先向けに、食品の保管・荷役・全国共同配送を提供。原材料の油脂や食酢等のローリー輸送も手がける。

主要顧客キユーピー株式会社、キユーピーグループ各社

主な製品・サービス2
共同物流サービス
食品の保管・荷役から全国配送までを一貫して提供する物流サービス。
ローリー輸送
油脂・食酢等の液体原材料をタンクローリーで輸送するサービス。

02コンビニエンスストア準主力

コンビニエンスストア向けに物流センターのオペレーション業務を提供。子会社がセンター運営を担う。

主な製品・サービス1
物流センターオペレーション
コンビニエンスストア向けの物流センター運営業務。入荷から保管、仕分け、配送までを管理。

03物流サポート副次

車両・物流機器・燃料等の販売、中国やインドネシアにおける倉庫・輸配送・フォワーディングなどの関連サービスを提供。

主な製品・サービス2
物流機器販売
物流倉庫で使用する機器や車両の販売。
国際物流サービス
中国およびインドネシアでの倉庫保管・輸配送・フォワーディングを提供。

製品と技術

4温度帯の全国物流ネットワーク

当社の最大の特徴は、常温・冷蔵・冷凍・チルドの4温度帯を一貫して扱える物流ネットワークである。キユーピーのマヨネーズ、ドレッシング、卵製品、冷凍食品など、温度管理が厳格な食品を中心に、全国の拠点間を結ぶ。首都圏SLC(所沢市)や東京SLC(西府)などの大型拠点では、温度帯別の保管エリアを備え、入出庫から配送まで温度を途切れさせないコールドチェーンを実現している。このネットワークは、グループ全体の収益の約7割を占める共同物流事業の根幹である。

共同配送「キユーソー便」と「キユーソースルー便」

1989年に名称統一された「キユーソー便」は、全国の協力運送会社(キユーソー創栄会)と連携した共同配送サービス。複数顧客の貨物を混載することで積載効率を高め、物流コストの低減を図っている。2000年には「キユーソースルー便」を全国展開し、拠点通過型の輸送を強化。これにより、倉庫での一時保管を経ずに通過させるスルー物流を実現し、リードタイム短縮と在庫圧縮に寄与している。両サービスは食品メーカーや小売業の需要に応え、共同物流事業の主力商品である。

ロケーション管理とデジタルピッキングシステム

1985年に導入されたロケーション管理システムは、倉庫内の保管場所をコンピュータで一元管理する。同時に導入されたデジタルピッキングシステムは、作業者にデジタル表示で指示を出し、誤出荷を防止する。これらのシステムは1983年から進めてきた得意先とのオンライン化と連動し、受注から出荷までの情報をリアルタイムで処理する。その後、自動配車システム(1995年)なども加え、物流情報システム全体として高精度な在庫管理と作業効率化を支えている。

冷凍車・フレキシブル車両の技術開発

1982年に開発した2室式冷凍車は、1台の車両で冷凍と冷蔵を同時に輸送できる画期的な車両だった。これを発展させ、2010年にはフレキシブル車両「FCD3+1」を導入。この車両は冷凍・冷蔵・常温の3温度帯を1台で切り替え可能で、積載率の向上と温度管理の柔軟性を両立した。さらに2021年には、トレーラー交換とドライバー交代を組み合わせた低温リレー輸送を開始し、長距離運行における休憩規制対応とリードタイム短縮を実現している。

鉄道輸送とモーダルシフトへの取り組み

2015年4月から31フィートコンテナを用いた鉄道輸送を開始。これはトラック輸送から鉄道へのモーダルシフトを推進するもので、長距離・大量輸送におけるCO2排出削減とドライバー不足対策を目的とする。当社の物流ネットワークと鉄道を組み合わせることで、東海道・山陽ルートなどで安定的な輸送を提供。共同物流事業の一環として、環境負荷低減と輸送効率向上の両面で貢献している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

倉庫・運輸関連業のなかでの位置

物流倉庫で地域密着、内需依存型で安定

キユーソー流通システムは、倉庫・運輸関連業界において、全国展開する大手倉庫企業に対し、地域密着型の物流サービスを強みとする中堅事業者です。同社の売上高は約2,000億円規模で、三菱倉庫や三井倉庫ホールディングスといった大手に比べると規模は小さいものの、特定地域での物流インフラを活用し、安定した収益基盤を構築しています。直近の売上高は緩やかに増加しており、営業利益率は2%台で推移しており、大手と比較すると低い水準にあります。同業他社と差別化するために、地域特化型のサービスや効率的な倉庫運営を強化していますが、業界全体の競争激化や人件費上昇への対応が課題となっています。

強み

  • 特定地域に特化した物流網を有し、地元顧客との強固な関係を構築している。
  • 売上高が年々増加しており、安定した事業運営ができている。
  • 国内需要を中心とした事業モデルで、海外景気の影響を受けにくい。
  • 既存倉庫の運営効率化を進め、コスト管理に注力している。

課題

  • 営業利益率が約2%と低く、大手との差を縮める需要がある。
  • 三菱倉庫などの大手に比べ規模が小さく、価格競争が課題。
  • 物流業界の人件費上昇が続き、コスト増が収益を圧迫する。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

倉庫・運輸関連業の時価総額近傍。太字がキユーソー流通システム

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19364上組5,163億円15.6倍
29303住友倉庫3,233億円18.3倍
39302三井倉庫ホールディングス2,582億円22.3倍
49304澁澤倉庫1,258億円18.5倍
59310日本トランスシティ934億円13.3倍
69369キユーソー流通システム777億円31.2倍
79324安田倉庫764億円10.8倍
89381エーアイテイー552億円17.1倍
99368キムラユニティー451億円12.3倍
109319中央倉庫347億円16.1倍
119322川西倉庫211億円30.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 30件

キユーピーの倉庫部門から独立した1966年

1966年2月、キユーピー株式会社の倉庫部門が分離・独立し、東京都調布市仙川町にキユーピー倉庫株式会社として設立された。同年中に倉庫業の営業許可を取得。1968年12月には自動車運送取扱事業を登録し、物流事業の基盤を固めた。創業時の主な業務は、キユーピー製品の保管・配送であったが、後に一般顧客へもサービスを拡大していく。

温度管理の専門性を高めた1970~80年代

1976年7月、商号をキユーピー倉庫運輸株式会社に変更。1982年3月には2室式冷凍車を開発導入し、冷蔵・冷凍食品の共同配送事業を開始した。1983年には全国規模で得意先とのオンライン化を開始し、1985年にはロケーション管理システムとデジタルピッキングシステムを導入。コンピュータによる在庫管理と温度管理を組み合わせた物流システムを構築し、差別化を図った。

「キユーソー便」の統一と株式上場 (1989~1995年)

1989年11月、共同配送便の名称を「キユーソー便」に統一し、全国の協力運送会社による組織「キユーソー会(現キユーソー創栄会)」を発足。同時に商号を株式会社キユーピー流通システムに変更。1993年には本社を調布市小島町に移転。1995年9月、東京証券取引所市場第二部に株式を上場し、同時に自動配車システムを導入した。上場により資金調達力が高まり、事業拡大の基盤を整えた。

キユーソー流通システムへの改称とグループ拡充 (2000~2004年)

2000年4月、商号を株式会社キユーソー流通システムに変更し、新サービス「キユーソースルー便」を全国展開。2002年10月には株式会社エスワイプロモーションを子会社化。2003年4月には子会社キユーソー荷役(現キユーソーエルプラン)を設立し、同時にヤマモトキユーソーとミズシマキユーソーを合併してワイエムキユーソー(現キユーソーティス)とした。2004年6月には東京証券取引所市場第一部に指定され、上場企業としての地位を確立した。

中国進出とフレキシブル車両の開発 (2006~2010年)

2006年9月、中国上海市に現地法人「上海丘寿儲運有限公司」を設立し、海外事業に初めて進出。2010年5月にはフレキシブル車両「FCD3+1」を開発導入した。この車両は冷凍・冷蔵・常温の温度帯を1台で切り替え可能な多温度対応車両で、積載効率の向上と輸送品質の維持に貢献した。海外展開と国内の車両技術革新を同時に進め、成長の原動力とした。

鉄道輸送の開始とインドネシアへの進出 (2015~2020年)

2015年4月、31フィートコンテナを用いた鉄道輸送を開始。長距離・大量輸送におけるCO2削減とドライバー不足対策として位置づけられた。2016年10月には本社を現在の調布ケ丘に移転。2020年11月、インドネシアのKIAT ANANDA GROUP4社の株式を取得しグループ化。これにより東南アジアでの低温物流事業を本格化させた。2021年5月にはトレーラー交換とドライバー交代を組み合わせた低温リレー輸送を開始し、長距離運行の効率化を図った。

市場移行とグループ再編 (2022~2023年)

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、市場第一部からスタンダード市場に移行。2023年12月には会社分割を実施し、キユーソー四国株式会社を承継会社とする組織再編を行った。この再編は地域ごとの経営効率化が目的とされる。同年の連結決算は営業収益1,846億円に対し親会社株主に帰属する当期純利益が▲13億円と赤字に転落し、収益改善が課題となった。

外部企業との資本提携による新領域開拓 (2024~2025年)

2024年4月、三菱食品株式会社との会社分割により普通株式を割り当て、エル・プラットフォーム株式会社を持分法適用会社化。2025年1月にはDPネットワーク株式会社の株式一部を取得し、同じく持分法適用関連会社とした。これらの提携により、プラットフォーム型物流やネットワーク型サービスへの進出を模索している。2025年11月期の営業収益は2,026億円、営業利益56億円と回復傾向にある。

年表30件を開く

1960年代

  • 1966年2月創業キユーピー株式会社の倉庫部門より分離・独立し、東京都調布市仙川町にキユーピー倉庫株式会社を設立
  • 倉庫業の営業許可を取得
  • 1968年12月自動車運送取扱事業を登録(現:第一種貨物利用運送事業(自動車)登録)

1970年代

  • 1973年5月コンピュータによる事務の電算化開始
  • 1976年7月商号変更キユーピー倉庫運輸株式会社に商号変更

1980年代

  • 1982年3月2室式冷凍車の開発導入 冷蔵食品・冷凍食品の共同配送事業を開始
  • 1983年3月全国規模にて得意先とのオンライン化開始
  • 1985年5月ロケーション管理システム開発導入
  • 西府営業所(現:東京SLC)にてデジタルピッキングシステム開発導入
  • 1989年11月創業共同配送便を「キユーソー便」に名称統一 全国の協力運送会社組織「キユーソー会(現:キユーソー創栄会)」を発足
  • 商号変更株式会社キユーピー流通システムに商号変更

1990年代

  • 1993年11月本社を東京都調布市小島町に移転
  • 1995年9月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場
  • 自動配車システム開発導入

2000年代

  • 2000年4月商号変更株式会社キユーソー流通システムに商号変更「キユーソースルー便」全国スタート
  • 2002年10月M&A株式会社エスワイプロモーションの株式取得による子会社化
  • 2003年4月子会社としてキユーソー荷役株式会社(現:株式会社キユーソ-エルプラン)を設立
  • M&A子会社のヤマモトキユーソー株式会社、ミズシマキユーソー株式会社を合併しワイエムキユーソー株式会社(現:キユーソーティス株式会社)に商号変更
  • 2004年6月東京証券取引所市場第一部に指定
  • 2006年9月創業中国の上海に上海丘寿儲運有限公司を設立

2010年代

  • 2010年5月フレキシブル車両「FCD3+1」の開発導入
  • 2015年4月31フィートコンテナの鉄道輸送を開始
  • 2016年10月本社を東京都調布市調布ケ丘に移転
  • 2019年7月埼玉県所沢市に首都圏SLCを新設

2020年代

  • 2020年11月インドネシアKIAT ANANDA GROUP4社の株式を取得、グループ化
  • 2021年5月トレーラー交換とドライバー交代を組み合わせた低温リレー輸送を開始
  • 2022年4月東京証券取引所の市場第一部からスタンダード市場に移行
  • 2023年12月キユーソー四国株式会社を承継会社とする、会社分割を実施
  • 2024年4月三菱食品株式会社との会社分割による普通株式割当てにより、エル・プラットフォーム株式会社を持分法適用会社化
  • 2025年1月DPネットワーク株式会社の株式一部取得による持分法適用会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/11期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 営業収益2028年11月期まで2,100億円
  • 営業利益2028年11月期まで73億50百万円
  • 営業利益率2028年11月期まで3.5%
  • 自己資本利益率(ROE)2028年11月期まで6%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    グループビジョン2036の推進

    温度管理物流のパイオニアとして、日本からアジアに広がる物流ネットワークを構築し、豊かな暮らしを支えるグループを目指す。設立以来培った4温度帯の物流ネットワークと温度管理技術を活かし、事業領域を拡大する。

  2. 02

    中期経営計画(2025-2028年度)の実行

    「物流の持続性確保と新たな価値創出」をテーマに、3つの基本方針(国内事業の整備、新領域の拡充と更なる開拓、経営基盤の強化)を推進し、2028年度の業績目標達成を目指す。

  3. 03

    国内事業の整備

    物流基盤の拡充と更なる最適化・効率化を図るとともに、利益改善施策を実行し、事業セグメントの再編を行う。

  4. 04

    新領域の拡充と更なる開拓

    海外における新たな地域への進出、新規事業開発体制の整備、新規事業の探索を進める。

  5. 05

    経営基盤の強化

    人材の採用強化と成長を促す環境の拡充、サステナビリティ経営の更なる推進、資本政策など企業価値向上に向けた精査と対応を行う。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で7,971人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は607万円で、9期前と比べて+11.3%平均年齢は40.1歳、平均勤続年数は15.1年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年11月5,617
2017年11月5,782
2018年11月5,844
2019年11月54537.112.65,914
2020年11月54637.112.66,342
2021年11月54637.412.66,568
2022年11月55439.114.26,913
2023年11月55639.614.76,938
2024年11月60940.015.37,52374
2025年11月60740.115.17,97170

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年11月期・提出会社(単体)
女性管理職比率9.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率50.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)50.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社19(国内 14 / 海外 5、うち連結子会社 15) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社(インドネシア ブカシ)他4支店129億円
関連事業
中日本支社 — 東京都府中市112億円
共同物流事業
東日本支社 — 茨城県猿島郡五霞町109億円
共同物流事業
本社(東京都江東区)他14営業所106億円
共同物流事業
本社 — インドネシア ジャカルタ4,261百万円
関連事業
本社(東京都調布市)他24営業所4,206百万円
共同物流事業
西日本支社 — 兵庫県神戸市東灘区3,864百万円
共同物流事業
本社 — インドネシア ボゴール3,508百万円
関連事業
本社(埼玉県三郷市)他20営業所3,074百万円
専用物流事業
本社 — 東京都調布市2,537百万円
共同物流事業 全社
ほか16件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    キユーピー㈱
    東京都 渋谷区 · その他の関係会社
    議決権43.6%
  • 国内
    キユーソーティス㈱
    東京都 調布市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱エスワイプロモーション
    東京都 江東区 · 連結子会社
    議決権51.0%
  • 国内
    キユーソーサービス㈱
    東京都 調布市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱キユーソーエルプラン
    東京都 調布市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱サンエー物流
    東京都 昭島市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱サンファミリー
    埼玉県 三郷市 · 連結子会社
    議決権90.0%
  • 国内
    アクシアロジ㈱
    大阪府 枚方市 · 連結子会社
    議決権90.0%
  • 国内
    キユーソーアレスト㈱
    大阪府 枚方市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    上海丘寿儲運有限公司
    中国・上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱フレッシュデリカ ネットワーク
    東京都 府中市 · 連結子会社
    議決権51.0%
  • 国内
    キユーソー四国㈱
    香川県 綾歌郡 宇多津町 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社7社を開く
  • PT Kiat Ananda Cold Storageインドネシア・ブカシ51%
  • PT Ananda Solusindoインドネシア・ボゴール51%
  • PT Manggala Kiat Anandaインドネシア・ジャカルタ51%
  • PT Trans Kontainer Solusindoインドネシア・ブカシ51%
  • 中通倉庫㈱広島県 竹原市38%
  • エル・プラットフォーム㈱千葉県 松戸市25%
  • DPネットワーク㈱埼玉県 三郷市21%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年11月期の売上高は2,026億円営業利益56億円前期と比べると増収増益で、売上が+3.8%、利益が+0.0%。

売上高
+3.8%
2,026億円
営業利益
+0.0%
56億円
純利益
-3.7%
26億円
営業利益率
2.8%
前期比 -0.1%pt

会社が出している今期の予想2026年11月期

項目会社予想前期実績
売上高2,050億円2,026億円
営業利益57億円56億円
純利益21億円26億円
1株あたり配当¥24¥24

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

半期ごとの推移

10期分

直近は2025年下期で、売上は2,026億円、営業利益は25億円。前年の2024年下期と比べると、売上は+3.8%、営業利益は+4.2%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2016年下期1,5308
2017年下期1,5976
2018年下期1,6923
2019年下期1,722−1
2020年下期1,7128
2021年下期1,7604
2022年下期1,7962
2023年下期1,846−25
2024年下期1,952241.210
2025年下期2,026251.211

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。四半期報告書の廃止(2024年)以降は半期の粒度になります。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年11月期からの14期で、売上は1,392億円から2,026億円へ1.5倍に増えた。直近期の営業利益率は2.8%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年11月1,3922512
2013年11月1,4402612
2014年11月1,5082813
2015年11月1,5354021
2016年11月1,5305126
2017年11月1,5975027
2018年11月1,6924823
2019年11月1,7224418
2020年11月1,7122612
2021年11月1,7603316
2022年11月1,7963315
2023年11月1,84635−13
2024年11月1,95256492.927
2025年11月2,02656482.826

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年11月期

売上高2,026億円のうち、営業利益として残るのは56億円2.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は26億円、売上の1.3%にあたる。営業利益率は業種中央値5.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価など作る・仕入れるのにかかったお金93.9%1,903億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金3.3%67億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.8%56億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比2.6pt
2.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比3.7pt
1.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比0.9pt
6.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年11月期は営業CFが96億円、投資CFが−126億円で、差し引きのフリーCFは−30億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は45億円で、売上の0.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年11月47−472023
2013年11月43−5716−1425
2014年11月52−6315−1130
2015年11月83−44−263943
2016年11月54−6449−1080
2017年11月64−70−28−647
2018年11月57−696−1245
2019年11月58−8016−2239
2020年11月54−7878−2493
2021年11月76−113−22−3738
2022年11月81−785350
2023年11月91−83−18839
2024年11月123−12619−355
2025年11月96−12621−3045

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年11月期の総資産は1,366億円。このうち返さなくてよい自己資本が572億円で、自己資本比率は33.2%(業種中央値56.9%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年11月54827327547.3
2013年11月61528832744.3
2014年11月65729636142.4
2015年11月67231435843.9
2016年11月75433342141.2
2017年11月77036640444.0
2018年11月82538643942.9
2019年11月88240148141.4
2020年11月1,07645162534.0
2021年11月1,10847962934.7
2022年11月1,19052266834.8
2023年11月1,18951567433.8
2024年11月1,30654776032.8
2025年11月1,36657279433.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年11月期の内訳
現金及び預金
45億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
335億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
794億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
58
/ 100
安定性自己資本比率22 / 40
収益力営業利益率6 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

倉庫・運輸関連業 31社との比較

同じ倉庫・運輸関連業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率31社中13位あたり、逆に低いのは自己資本比率31社中30位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
6.0%/中央値 6.9%
P25 5.6%P75 8.7%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
2.8%/中央値 5.4%
P25 3.4%P75 7.1%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
33.2%/中央値 56.9%
P25 45.8%P75 65.3%
売上成長率前期からの売上の伸び
3.8%/中央値 3.0%
P25 0.3%P75 6.1%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.8%/中央値 2.9%
P25 2.0%P75 3.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,065で、1年前と比べて-7.1%過去52週の値幅のなかでは51%の位置にある。

¥3,065-3.3%1ヶ月+5.5%1年-7.1%時価総額777億円
過去52週の値幅
安値¥2,440高値¥3,670

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)31.2倍
PER (会社予想)36.3倍
PBR1.63倍
配当利回り0.78%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は1ヶ月で9.4%下落し、8月10日には2949円と移動平均線の下で推移しています。25日線3044円、75日線3090円をいずれも下回り、短中期の下降トレンドが明確です。年初来でも14.99%下落しており、6月末の3300円から急落した後、2900円台でのもみ合いが続いています。出来高は7月29日に89400株と膨らみましたが、その後は減少し、売り圧力が一服している様子です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 40/100)

PERは30.03倍と業界平均13.61倍の2倍以上で、PBRも1.57倍と平均0.97倍を上回る。ROEは6%と低めで、配当利回り0.81%は平均3.02%を大きく下回る。売上高は増加しているものの、利益率は低く、収益性が課題。バリュエーションは割高感があり、株価に見合う成長が期待できるかが焦点。

指標この会社業種平均
PER (実績)31.2倍13.9倍
PER (予想)36.3倍
PBR1.63倍0.98倍
ROE6.0%7.3%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

食品物流市場は、外食産業の回復や中食需要の拡大で成長が続く一方、人手不足と物流コスト上昇が収益を圧迫する。強気派は、効率化投資とプライシングで利益率が改善し、需要拡大が売上を押し上げると見る。弱気派は、競争激化と燃料費高騰で収益性が悪化し、設備投資の負担が重いと懸念する。直近の業績は減益傾向で、ROEは6%と低く、株価は下落が続く。今後は、物流改革による収益改善ができるかが焦点。

プラスに働く材料7
  • 外食・中食需要の回復

    売上高は2022年から2025年にかけて毎年増加しており、市場拡大の恩恵を受けている。

  • 効率化による改善余地

    営業利益率は2024年に2.87%まで改善し、物流効率化の取り組みが成果を出しつつある。

  • 首都圏のネットワーク価値

    首都圏の低温物流網は競争力が高く、新規参入障壁となる。

  • 営業利益率2.76%の改善で利益倍増余地通年影響

    営業利益率が1ポイント改善すれば約20億円の増益、現状営業利益56億円の約36%に相当

  • 売上高が3期連続増加基調継続影響

    2025/11期売上高2,026億円(前期比3.8%増)、安定成長が継続

  • 最終損益が黒字定着通年影響

    2023/11期の純損失13億円から24/11期27億円、25/11期26億円

  • PBR1.57倍の資本政策見直し不定影響

    ROE6%・配当利回り0.81%、低い資本効率の改善が株価再評価につながる

マイナスに働く材料7
  • 人手不足とコスト増

    物流業界全体の人手不足により人件費が上昇し、利益を圧迫する。

  • 競争激化

    同業他社も価格競争を仕掛け、価格転嫁が困難な局面がある。

  • 収益性の低さ

    ROEは6%と低く、資本効率の改善が見られない。

  • 営業利益が2期連続で頭打ち通年影響

    2024/11期・2025/11期とも営業利益56億円、増収が利益に反映されない

  • 純利益が24期から25期に減益通年影響

    純利益27億円→26億円(前期比3.7%減)

  • 予想PER34.9倍と割高懸念不定影響

    実績PER30.03倍に対し来期予想PER34.9倍

  • 株価が過去1年で15%下落継続影響

    1年前比-14.99%、下落トレンドが続く

次の決算で確かめる点
営業利益率
物流効率化とコスト管理の成果を測る。
売上高成長率
需要動向と市場シェアの変化を示す。
在庫回転率
倉庫運営の効率性を反映する。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり24で、前期から+17.0%いまの株価に対する利回りは0.78%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥24
1株あたり
配当利回り
0.78%
いまの株価に対して
配当性向
42.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年11月1853.3
2017年11月2011.136.3
2018年11月2210.040.3
2019年11月234.535.5
2020年11月230.0136.7
2021年11月3550.076.6
2022年11月23−33.397.8
2023年11月230.0
2024年11月242.259.6
2025年11月2817.042.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥24

株主

有価証券報告書より

2025年11月期末の株主数は延べ11,793人。区分でいちばん多いのは事業法人57.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が64.7%を占め、残る35.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年11月%2021年11月%2022年11月%2023年11月%2024年11月%2025年11月%
事業法人56.153.753.653.557.757.5
個人・その他26.128.624.827.624.321.9
外国法人1.52.13.04.68.79.2
金融機関16.214.715.112.18.07.2
証券会社0.10.83.32.21.34.3
自己株式2.02.02.02.02.02.0
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01キユーピー株式会社42.44
02株式会社中島董商店5.81
03三菱倉庫株式会社5.00
04日本マスタートラスト信託銀行株式会社4.92
05MSIP CLIENT SECURITIES(常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)3.89
06キユーソー持株会2.65
07JPモルガン証券株式会社2.05
08株式会社日本カストディ銀行2.01
09野村證券株式会社1.48
10JP JPMSE LUX RE UBSAG LONDON BRANCH EQCO(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.97

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+8%、1株純資産は14期で−11%。直近期のROEは6.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年11月982,0444.99.351.9
2013年11月982,1484.710.535.1
2014年11月1022,1974.712.438.0
2015年11月1692,3747.415.333.0
2016年11月2082,4968.511.153.3
2017年11月1101,3648.414.536.3
2018年11月941,4256.713.440.3
2019年11月741,4705.112.735.5
2020年11月481,4733.217.3136.7
2021年11月631,5484.214.076.6
2022年11月591,6653.717.697.8
2023年11月−541,617
2024年11月1071,7266.420.159.6
2025年11月1071,8226.025.542.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

18名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は18名。2025/11期の役員報酬は総額162百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢
富田仁一代表取締役社長62
犬塚英作取締役 執行役員専用物流事業担当 兼開発本部管掌63
岡田敦取締役 執行役員共同物流事業担当 兼業務本部長58
髙山典之取締役 執行役員関連事業担当 兼海外推進室長59
山本幸喜取締役 執行役員管理担当 兼人事本部長55
渡邊龍太取締役62
大槻啓子取締役71
川又義寛取締役65
濱岡健取締役71
藤岡晃常勤監査役67
杉本健策常勤監査役62
小西宏和監査役66
残りの役員6名を開く
氏名役職年齢
越智多佳子監査役57
加藤知子監査役55
田中元樹取締役52
稲橋邦彦取締役65
糀本明浩常勤監査役59
浅井純子監査役52

役員報酬の内訳2025/11

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)8812410513
監査役2363618
社外取締役721213

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/11期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容685字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社および当社の関係会社)は、当社、連結子会社15社、非連結子会社3社および関連会社4社ならびにその他の関係会社1社で構成されております。 その他の関係会社であるキユーピー㈱は、マヨネーズ・ドレッシング類、缶詰類、卵製品および冷凍食品などを製造販売しており、当社、当社の子会社および関連会社は、キユーピー㈱およびキユーピー㈱グループ各社ならびに一般の得意先に保管、荷役(入出庫)、運送、情報処理などの総合的な物流サービスを提供することを主たる業務にしております。 当社および当社の子会社の業務内容と当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 事業区分   主要な会社   主な事業内容 共同物流事業   ㈱キユーソー流通システム キユーソーティス㈱ ㈱エスワイプロモーション ㈱キユーソーエルプラン 他2社   ・食品の保管・荷役、全国共同配送 ・原材料である油脂・食酢等のローリー輸送 専用物流事業   ㈱サンファミリー アクシアロジ㈱ 他2社   ・コンビニエンスストアなどの物流センター オペレーション業務 関連事業   キユーソーサービス㈱ PT Kiat Ananda Cold Storage PT Ananda Solusindo PT Manggala Kiat Ananda PT Trans Kontainer Solusindo 他1社   ・車両・物流機器・燃料等の販売 ・中国における倉庫・輸配送 ・インドネシアにおける倉庫・輸配送・フォワーディング 事業の系統図は、次のとおりであります。 (事業系統図)
経営方針・対処すべき課題1,561字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、「わたしたちは 人と食を笑顔で結び いつも信頼される企業グループです」をグループ経営理念に掲げ、ステークホルダーの信頼を高める誠実な企業活動を実践し、持続的な企業価値の向上をめざすことを経営の基本方針としています。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、2025年度から2028年度の4カ年を対象とした中期経営計画の2年目となる2026年度において、営業収益2,050億円、営業利益57億円、経常利益44億円、親会社株主に帰属する当期純利益21億円、総資産経常利益率(ROA)3.2%、自己資本当期純利益率(ROE)4.6%を見込んでおります。 (3)中長期的な会社の経営戦略 ①グループビジョン2036 当社グループは、中長期的なめざす姿として「グループビジョン2036」を策定いたしました。1966年設立以来、社訓である『創意工夫』を重ねながら、4温度帯の全国物流ネットワークを開拓してきた当社グループは、温度管理技術を活かし「作り手」と「使い手」の「つなぎ手」として、豊かな暮らしを支えてまいります。 グループビジョン2036 温度管理物流のパイオニアとして成長を続け、 日本からアジアに広がる物流ネットワークで豊かな暮らしを支えるグループをめざします 温度管理物流のパイオニア   日本からアジアにつながる 物流ネットワーク   豊かな暮らしを支える 1966年設立以来、社訓である「創意工夫」を重ねながら、4温度帯の物流ネットワークを構築してきたこと   日本で培った温度管理技術を活かし、事業領域を広げていくこと   「作り手」と「使い手」の「つなぎ手」として、豊かな暮らしに貢献していくこと ②中期経営計画(2025年11月期~2028年11月期) 「グループビジョン2036」実現に向けた第一歩として、2025年11月期から2028年11月期までの4カ年を対象とした第8次中期経営計画を策定いたしました。「物流の持続性確保と新たな価値創出」をテーマに掲げ、「国内事業の整備」「新領域の拡充と更なる開拓」「経営基盤の強化」と、3つを基本方針として進めてまいります。 中期経営計画の最終年度となる2028年11月期の業績目標は、営業収益2,100億円、営業利益73億50百万円、営業利益率3.5%、自己資本利益率(ROE)6%以上としております。 テーマ 物流の持続性確保と新たな価値創出 基本方針 国内事業の整備   新領域の拡充と更なる開拓   経営基盤の強化 ・物流基盤の拡充と更なる  最適化・効率化 ・利益改善施策の実行 ・事業セグメントの再編   ・海外における新たな地域への進出 ・新規事業開発体制の整備 ・新規事業の探索   ・人材の採用強化と成長を促す  環境の拡充 ・サステナビリティ経営の更なる  推進 ・資本政策など企業価値向上に  向けた精査と対応 (4)経営環境及び優先的に対処すべき課題 当社グループは、企業理念やこれまでの歩み、取り巻く環境などを踏まえ、今後も社会に必要とされる企業グループであり続けるために中長期的な、めざす姿として、「グループビジョン2036」を策定いたしました。当社グループは、温度管理物流のパイオニアとして成長を続け、日本からアジアに広がる物流ネットワークで、豊かな暮らしを支えるグループをめざします。中期経営計画の2年目となる2026年11月期の業績につきまして、営業収益は2,050億円(前期比1.2%増)、営業利益は57億円(同1.0%増)を見込んでおります。
事業等のリスク3,807字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの事業その他に関するリスクについて、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。また、ここに記載されたものは当社グループの事業その他に関し、予想される主なリスクを具体的に例示したものであり、当社グループに関する全てのリスクではありません。なお、本項において将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は当連結会計年度末において判断したものです。 [リスク管理体制] 当社グループは、リスク管理体制を統括する機関としてリスクマネジメント委員会を設置し、経営上のリスクおよび機会について識別・評価し、対応の検討や課題などの管理を行っております。 1.当社グループの事業内容について 当社グループは、当連結会計年度末において、当社、連結子会社15社、非連結子会社3社および関連会社4社で構成され、食品を主体とした保管、荷役(入出庫)、運送、情報処理などの総合的な物流サービスを提供することを主たる業務にしております。 事業区分   主な事業内容 共同物流事業   ・食品の保管・荷役、全国共同配送 ・原材料である油脂・食酢等のローリー輸送 専用物流事業   ・コンビニエンスストアなどの 物流センターオペレーション業務 関連事業   ・車両・物流機器・燃料等の販売 ・中国における倉庫・輸配送 ・インドネシアにおける倉庫・輸配送・フォワーディング 2.物流業界を取り巻く環境について (1)法的規制・環境規制について 当社グループが属する物流業界は、貨物自動車運送事業法、貨物利用運送事業法、倉庫業法、道路運送車両法、各種環境規制等の法的規制を受けており、事業を営むためには国土交通大臣の許可・登録が必要であるほか、環境対策などについても法定されております。 当社グループは、これらの法的規制を遵守し、環境規制に対応するため、さまざまな取り組みを行っておりますが、対応のための更なるコストが発生する場合、または将来何らかの事由により処分を受けた場合には、当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。 (2)コストの増加要因について ① 設備投資について 当社グループは、(a)物流の広域化、(b)一貫した物流体制の構築、(c)品質向上への取り組み、(d)自然冷媒の利用等をはじめとする環境対応等の様々な得意先ニーズに対応するため、物流拠点の整備、車両運搬具の新規取得を中心に設備投資を実施しております。 当社グループでは、配車効率の改善、再寄託貨物の集約による委託費用や引取り運送費等の削減、作業の効率化等をはじめとする合理化改善施策の実施等によりコストの削減に努めておりますが、設備投資負担の増加により当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 燃料価格および電力料金の変動について 当社グループにおいて使用する輸送用車両等の燃料価格は、世界的な原油価格の変動により影響を受けております。今後、原油価格の動向により、燃料価格が高価格を形成した場合、コスト増の要因となる可能性があります。そこで、当社グループは、合理化改善等により、燃料価格の上昇を転嫁する取り組みを行っておりますが、十分な価格転嫁が困難となる場合には、収益を悪化させ当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。 また、当社グループが利用する冷蔵冷凍倉庫および物流設備等は電力を消費するため、電力料金引き上げ等が生じた場合にはコスト増の要因となり、当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。 3.人材の確保・育成について 当社グループは、得意先の要望を満たす物流業務を行うための専門的な人材(ドライバー・倉庫内スタッフ等)の確保が課題となっており、積極的な採用活動や、社内研修の充実による人材の育成、定着のための魅力ある職場づくり等を行っております。しかし、人材の確保や労働環境の維持・向上のため、人件費等の負担が増加する可能性があるほか、今後必要な人材の育成および確保ができなかった場合または適切な人員配置等に支障が生じた場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 4.海外事業リスクについて 当社グループは、中国およびインドネシアで事業活動を行っておりますが、海外進出には、①予期できない法律または規制の変更、②事業活動に不利な政治または経済要因の発生、③未整備な社会インフラによる影響、④税制等の変更、⑤戦争、テロ、伝染病、その他の要因による社会的混乱、⑥為替相場の大幅な変動等のリスクが内在しており、これらにより当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。 5.食品、小売業界および外食業界への依存度が高いことについて 当社グループは、共同配送業務を行うために食品物流業務に特化し発展を遂げました。その結果、得意先が食品、小売業界および外食業界に偏重しております。 (1)競争の激化について 当社グループが属する食品物流業界は、商品の小型化による収受料金単価の低下および少子高齢化に伴う消費低迷、企業による在庫圧縮・物流の見直しによる貨物の減少等の要因により競争が激化しております。 当社グループにおいては、コスト低減による価格競争力の強化に取り組むとともに、物流情報システムおよび物流技術を駆使することで得意先満足度の一段の向上を図り、既存得意先との取引拡大および新規得意先の開拓を推進しております。 しかしながら、このように当社グループが特定の業界に強く依存していることは、他社との競争をより熾烈なものとし、得意先の要請に応じて、値下げを行う可能性を高める要因となる可能性があるとともに、貨物量の減少等が当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)物流品質管理について 当社グループが取り扱う貨物は、食品という特性上、低温物流(冷凍・冷蔵)が中心であり、かつ、厳しい物流品質管理が求められております。当社グループにおいても、物流品質管理を重要な経営課題として掲げており、そのための設備投資・従業員教育・規程の整備等を継続的に実施しておりますが、万が一、品質上の問題が生じた場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 6.営業収益比率が比較的高い得意先について 当社グループの取引先は多岐にわたっており、特定の取引先に依存することはありませんが、一部営業収益比率が比較的高い得意先があります。 当社グループはすべての得意先との取引関係をより強固にするため、信頼される業務体制の維持に努力するとともに、得意先の多様化を推進しておりますが、営業収益比率の高い得意先の貨物量が減少した場合は当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。 7.自然災害等による影響について 当社グループは、地震、暴風雨、洪水等の自然災害等により倉庫や車両、情報システムおよび電力、交通網などのインフラ等が被害を受けた場合、物流業務の停滞等事業に支障が生じる可能性があります。 そうした事態に備え、当社では社員の安否確認や事業継続計画(BCP)実行のための災害対策マニュアルの作成および情報システム等の耐震対策(データ等のバックアップ含む)、迅速な復旧を目的とした総合防災訓練の実施等の対策を講じておりますが、被害が発生した場合には当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。 8.新型感染症の感染拡大リスクについて 当社グループは新型感染症に対して、危機管理マニュアルに基づいた対応を行う体制を構築しており、本社総務部門にてグループにおける危機管理を所管しております。 新型感染症の感染拡大により得意先または当社グループの業務委託先などで休業や閉鎖が発生し、取り扱い貨物量が減少した場合、当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。なお、当社は、従業員および取引先の健康と安全確保を最優先とした事業継続のための新型感染症対策を継続しております。必要に応じて勤務する従業員へのマスク等支援物資の手配や、一部従業員の在宅勤務実施等に取り組んでおります。 9.情報セキュリティに関するリスク 当社グループは、各種情報システムを活用し、業務の効率化をすすめております。 情報システムや情報ネットワークを安定稼働させるため、適切な情報機器の管理やバックアップ等の必要な対策を講じているほか、セキュリティ対策として定期的な標的型攻撃に対する訓練や情報セキュリティ教育等によりセキュリティリスク低減を図っております。 しかしながら、コンピューターウイルスによる感染、サイバー攻撃を含む外部からの不正アクセス、災害等により情報システムの停止や情報漏洩が発生した場合には、事業の停止、取引先等からの損害賠償、信用の失墜等により、当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。 10.固定資産減損に関するリスク 当社グループは、のれんをはじめとする有形・無形の固定資産を所有しております。 これらの資産については、その価値が下落した場合や期待通りの将来キャッシュ・フローが見込めない状況となった場合、減損処理が必要となり、当社グループの業績及び財務状況に影響を受ける可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,455字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済におきまして、景気は緩やかに回復し、個人消費などには持ち直しの動きが見られたものの、物価高や米国の通商政策の影響などによる不透明感が見られました。 食品物流業界におきましては、インバウンドの増加が続いたものの、食品の値上がりによる消費者の節約志向の継続に加え、人手不足やコストアップなど、事業環境は先行き不透明な状況が続きました。 当社は、企業理念やこれまでの歩み、取り巻く環境などを踏まえ、今後も社会に必要とされる企業グループであり続けるために、中長期的なめざす姿として「グループビジョン2036」を策定いたしました。1966年設立以来、社訓である「創意工夫」を重ねながら、4温度帯の全国物流ネットワークを開拓してきた当社グループは、温度管理技術を活かし「作り手」と「使い手」の「つなぎ手」として、豊かな暮らしを支えてまいります。 「グループビジョン2036」実現に向けた第一歩として、2025年11月期から2028年11月期までの4カ年を対象とした第8次中期経営計画を策定いたしました。「物流の持続性確保と新たな価値創出」をテーマに掲げ、「国内事業の整備」「新領域の拡充と更なる開拓」「経営基盤の強化」と、3つを基本方針として取り組みを推進しております。 当連結会計年度における営業収益は、共同物流事業における、適正料金施策や既存取引の拡大に加え、関連事業における、車両・燃料販売やインドネシアの配送業務の取引拡大などにより、前年を上回りました。営業利益は、インドネシアにおける保管貨物の減少などがあったものの、増収による利益増加に加え、コスト改善などにより、前年を上回りました。 以上の結果、当連結会計年度の業績につきまして、営業収益は2,026億2百万円(前期比3.8%増)、営業利益は56億44百万円(同1.5%増)、経常利益は48億20百万円(同1.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は26億48百万円(同0.5%減)となりました。 セグメントの経営成績は次のとおりであります。 (共同物流事業) 共同物流事業の営業収益は、適正料金施策や既存取引の拡大などにより、前年を上回りました。利益面は、運送・倉庫のコストアップなどがあったものの、増収による利益増加やコスト改善などにより、前年を上回りました。 この結果、営業収益は1,370億82百万円(前期比3.4%増)となり、営業利益は29億64百万円(同15.9%増)となりました。 (専用物流事業) 専用物流事業の営業収益は、適正料金施策が進捗したものの、チェーンストアに関する取引減少などにより、前年を下回りました。利益面は、労務費などの費用増加があったものの、適正料金施策や、チェーンストアに関する取引減少による収益の適正化などにより、前年を上回りました。 この結果、営業収益は399億2百万円(前期比0.3%減)となり、営業利益は14億46百万円(同9.4%増)となりました。 (関連事業) 関連事業の営業収益は、国内における車両・燃料販売の増加や、インドネシアの配送業務の取引拡大などにより、前年を上回りました。利益面は、増収による利益増加があったものの、インドネシアにおける保管貨物の減少などにより、前年を下回りました。 この結果、営業収益は256億17百万円(前期比13.4%増)となり、営業利益は11億98百万円(同27.1%減)となりました。 ② 財政状態の状況 当連結会計年度末の総資産は1,365億73百万円となり、前連結会計年度に比べて59億38百万円の増加となりました。当連結会計年度における資産、負債および純資産の状況は次のとおりであります。 (流動資産) 当連結会計年度における流動資産の残高は、323億79百万円となり、前連結会計年度に比べ13百万円増加いたしました。主な要因といたしましては、現金及び預金の減少はありましたが、受取手形及び営業未収入金が増加したことによるものであります。 (固定資産) 当連結会計年度における固定資産の残高は、1,041億94百万円となり、前連結会計年度に比べ59億24百万円増加いたしました。主な要因といたしましては、有形固定資産、無形固定資産および投資有価証券が増加したことによるものであります。 (流動負債) 当連結会計年度における流動負債の残高は、450億39百万円となり、前連結会計年度に比べ5億88百万円増加いたしました。主な要因といたしましては、未払費用の減少はありましたが、支払手形及び営業未払金、短期借入金が増加したことによるものであります。 (固定負債) 当連結会計年度における固定負債の残高は、343億71百万円となり、前連結会計年度に比べ28億39百万円増加いたしました。主な要因といたしましては、長期借入金が増加したことによるものであります。 (純資産) 当連結会計年度における純資産の残高は、571億62百万円となり、前連結会計年度に比べ25億9百万円増加いたしました。主な要因といたしましては、利益剰余金が増加したことによるものであります。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ9億41百万円減少し、45億29百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は、前連結会計年度に比べ27億54百万円減少し、95億71百万円となりました。これは主に、売上債権の増減額、減価償却費の増加はありましたが、税金等調整前当期純利益、仕入債務の増減額の減少および法人税等の支払額の増加によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、前連結会計年度に比べ4百万円増加し、125億97百万円となりました。これは主に、関係会社株式の取得による支出の増加によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果得られた資金は、前連結会計年度に比べ2億20百万円増加し、21億9百万円(前期は18億88百万円の収入)となりました。これは主に、短期借入金の純増減額の減少はありましたが、長期借入による収入の増加によるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 物流サービスの提供が主要な事業のため、記載を省略しております。 b.受注実績 物流サービスの提供が主要な事業のため、記載を省略しております。 c.営業収益実績 当連結会計年度における営業収益実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) 共同物流事業   137,082   103.4 専用物流事業   39,902   99.7 関連事業   25,617   113.4 合計   202,602   103.8 (注)1.主な相手先別の営業収益実績および総営業収益に対する割合は、次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2023年12月1日 至 2024年11月30日)   当連結会計年度 (自 2024年12月1日 至 2025年11月30日) 営業収益 (百万円)   割合(%)   営業収益 (百万円)   割合(%) ㈱日本アクセス   23,084   11.8   19,839   9.8 キユーピー㈱   12,038   6.2   12,458   6.2 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。 連結財務諸表の作成に当たり、資産および負債または損益の状況に影響を与える会計上の見積りは、過去の実績等連結財務諸表作成時に入手可能な情報に基づき合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 (営業収益) 営業収益の概況は、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要」に記載しておりますのでご参照いただけますようお願いいたします。 (営業利益) 営業原価は、1,902億62百万円と前連結会計年度に比べ72億41百万円(4.0%増)の増加となりました。原価率につきましては、労務費の増加などにより、93.9%と前連結会計年度に比べ0.1ポイント悪化しております。販売費及び一般管理費は66億96百万円と前連結会計年度に比べ87百万円(1.3%増)の増加となりました。 この結果、営業利益は56億44百万円と前連結会計年度に比べ81百万円(1.5%増)の増益となりました。 (経常利益) 営業外収益は、受取補償金の減少などで、4億97百万円と前連結会計年度に比べ48百万円の減少となりました。営業外費用は、支払利息の増加などで、13億21百万円と前連結会計年度に比べ1億1百万円の増加となりました。 この結果、経常利益は48億20百万円と前連結会計年度に比べ67百万円(1.4%減)の減益となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 特別利益は、受取保険金の増加などで、3億8百万円と前連結会計年度に比べ1億12百万円の増加、特別損失は、支払補償金の増加などで、3億72百万円と前連結会計年度に比べ1億43百万円の増加となり、親会社株主に帰属する当期純利益は26億48百万円と前連結会計年度に比べ12百万(0.5%減)の減益となりました。 以上の結果、総資産経常利益率(ROA)は3.6%、自己資本当期純利益率(ROE)は6.0%となりました。 ③ 経営成績に重要な影響を与える要因について 経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載しておりますのでご参照いただけますようお願いいたします。 ④ 資本の財源及び資金の流動性について 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、傭車費、外注費、人件費等の営業原価、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は株式取得や設備投資等によるものであります。 短期運転資金は自己資金および金融機関からの短期借入金を基本としており、設備投資につきましては、自己資金および長期借入金を基本としております。 なお、当連結会計年度末におけるリース債務を含む有利子負債の残高は473億21百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は45億29百万円となっております。 当社グループは、グループ全体の資金を有効活用するため、キャッシュマネジメントシステムの導入により、連結子会社の支払代行業務を行う他、連結子会社の報告に基づき、グループにおける重要な資金繰りの状況について把握しております。また、取引銀行において、借入金の与信枠の設定を受けており、必要な資金を速やかに確保するための体制を整えております。 ⑤ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、中長期的なめざす姿として「グループビジョン2036」を策定いたしました。1966年設立以来、社訓である『創意工夫』を重ねながら、4温度帯の全国物流ネットワークを開拓してきた当社グループは、温度管理技術を生かし「作り手」と「使い手」の「つなぎ手」として、豊かな暮らしを支えてまいります。 「グループビジョン2036」実現に向けた第一歩として、2025年11月期から2028年11月期までの4カ年を対象とした第8次中期経営計画を策定いたしました。「物流の持続性確保と新たな価値創出」をテーマに掲げ、「国内事業の整備」「新領域の拡充と更なる開拓」「経営基盤の強化」と、3つを基本方針として進めてまいります。 中期経営計画の最終年度となる2028年11月期の業績目標は、営業収益2,100億円、営業利益73億50百万円、営業利益率3.5%、自己資本当期純利益率(ROE)6%以上としております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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