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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

上組

Kamigumi Co., Ltd.9364 · Prime · 倉庫・運輸関連業

港湾荷役・倉庫・運送を核とする総合物流企業。神戸港を地盤に国際物流までカバー。

概要

神戸港開港時の1867年、貨物運搬請負で創業した港湾運送業を祖とする総合物流企業。コンテナターミナル運営、倉庫、海上・航空フォワーディングなど物流チェーン全体をカバーし、国内外にネットワークを持つ。2026年3月期の連結営業収益は約2,948億円。関西経済の物流インフラを支え、従業員数は連結で4,389人。

物流事業が連結営業収益の約88%を占める

主力の物流事業は港湾荷役、コンテナターミナル運営、上屋保管、倉庫業、貨物自動車運送、国際複合一貫輸送を提供する。2026年3月期の物流事業セグメント営業収益は2,610億97百万円で、全体の約88.5%を占める。国内では主要港湾に支店網を持ち、海外では香港、中国、東南アジア、インドに拠点を有する。主な子会社に上組陸運、上組海運、上組航空サービスがあり、物流チェーンを自社グループで完結させる体制をとる。

38の国・地域に広がる海外拠点ネットワーク

海外事業は1985年の香港法人設立を皮切りに、2010年上海、2015年マレーシア、2025年インド(SAURASHTRA FREIGHT)と拡大してきた。海外子会社を通じて国際フォワーディング、NVOCC、港湾物流を展開し、タイ、ベトナム、台湾にも関連会社を持つ。海外事業は中期経営計画の重点戦略の一つであり、収益基盤としての確立を目指す。

33の子会社と18の関連会社から成るグループ

グループは当社、連結子会社33社、持分法適用関連会社18社で構成される。物流子会社には上組陸運、上組海運、上組航空サービス、大分港運などがあり、非物流子会社には重量機工のカミックス、酒類製造の岩川醸造、不動産賃貸の上組土建などが含まれる。多様な事業を抱えることで、物流業界の景気変動リスクを分散している。

その他事業で収益を補完する多角経営

物流以外の「その他事業」セグメントは重量建設機工、不動産賃貸、酒類製造販売、太陽光発電、ソフトウェア開発などを含む。2026年3月期のその他事業営業収益は374億51百万円、セグメント利益は49億78百万円。重量建設機工では大型機械の据付・運搬を手掛け、不動産賃貸は安定収益源となっている。清酒「岩川」は子会社岩川醸造が製造する。

業界の中での役割は港湾荷役・倉庫・陸運・国際物流等、物流チェーン全体をカバーする総合物流事業者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
2,948億円
営業利益
365億円
営業利益率
12.4%
純利益
313億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
物流事業2,608億円88.5%315億円12.1%
その他事業339億円11.5%50億円14.7%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01物流事業(港湾荷役・倉庫・運送・国際物流)主力

港湾荷役、コンテナターミナル運営、上屋保管、倉庫業、貨物自動車運送、国際複合一貫輸送等を提供。国内の港湾・倉庫・陸運ネットワークに加え、海外拠点を通じた国際物流も展開。連結子会社・関連会社を多数擁し、物流チェーン全体をカバーする。

主な製品・サービス4
港湾荷役
船舶から陸上への荷役作業、コンテナターミナルの運営等。神戸港等で港湾運送事業を展開。
倉庫業
貨物の保管、入出庫作業を行う。普通倉庫、冷蔵倉庫等を運営。
自動車運送業
貨物自動車運送及びその取次ぎ。国内陸上輸送を担う。
国際複合一貫輸送
海外との一貫輸送サービス。国際輸送及び付随事業を行う。

02その他事業(建設機工・不動産・酒類製造等)副次

重量建設機工、不動産賃貸、酒類製造販売、物品販売・リース、金融業、農産物生産販売、太陽光発電、ソフトウェア開発等の多角的事業を展開。物流事業と異種の事業群で収益を補完。

主な製品・サービス2
重量建設機工
大型建設機械の据付・工事等。
酒類製造販売
清酒等の製造販売(子会社岩川醸造)。

製品と技術

港湾荷役とコンテナターミナル運営

神戸港を最大拠点に、船舶の荷役作業とコンテナターミナルの運営を手掛ける。上屋保管や通関業務も含め、港湾物流の一貫サービスを提供。2026年3月期の物流事業取扱トン数は約2億6,124万トンに上る。主要港湾で長年の実績を持ち、安定した取扱量が収益の基盤となっている。

倉庫・陸上運送と国際複合一貫輸送

普通倉庫・冷蔵倉庫を運営し、保管から配送までの在庫管理サービスを提供。貨物自動車運送では全国ネットワークを持ち、上組陸運が陸上輸送を担う。国際物流では海上・航空フォワーディングとNVOCC(非船舶運送業)を展開し、海外拠点と連携したドア・ツー・ドアの一貫輸送が強み。

重量建設機工とバルク貨物ハンドリング

重量建設機工事業では、大型機械やプラント設備の据付・運搬を手掛ける。石炭・穀物などのバルク貨物のハンドリングも行い、取扱トン数は約968万トン(2026年3月期)。非物流事業の中核であり、工場や発電所などの産業インフラを支える。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

倉庫・運輸関連業のなかでの位置

港湾物流に強み、国際事業も展開

上組は倉庫・運輸関連業界において、三菱倉庫や三井倉庫ホールディングスと並ぶ大手であるが、特に港湾物流(国際海上コンテナのターミナル運営)に強みを持つ。売上高約2,792億円(2025/3期)は三菱倉庫に次ぐ規模で、営業利益率11.86%と業界平均より高い。住友倉庫と比べて国際事業比率が高く、海外港湾事業も展開。しかし、世界経済の変動や貿易量の影響を受けやすく、澁澤倉庫など国内特化型よりリスクが高い面もある。

強み

  • 国内主要港湾でコンテナターミナルを運営し、国際物流で強み。
  • 営業利益率約12%と業界高水準。
  • 海外港湾運営や物流拠点を展開し成長を追求。
  • 倉庫・港湾・陸送を一貫提供。

課題

  • 貿易量の増減に業績が左右されやすい。
  • アジア他港との競争や料金低下リスク。
  • 港湾施設の維持・拡大に多額の投資が必要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

物流・運輸の時価総額近傍。太字が上組

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19001東武鉄道5,872億円10.5倍
29142九州旅客鉄道5,583億円12.2倍
32871ニチレイ5,534億円19.7倍
49301三菱倉庫5,479億円9.7倍
59706日本空港ビルデング5,356億円18.3倍
69364上組5,163億円15.6倍
79076セイノーホールディングス5,154億円18.9倍
89006京浜急行電鉄4,285億円15.3倍
99065山九4,266億円13.1倍
107003三井E&S4,241億円10.8倍
111332ニッスイ4,027億円14.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(物流・運輸)に従っています。

会社の歴史

沿革 52件

神戸港開港時の貨物運搬請負から創業した1867年

1867年の神戸港開港に伴い、運上所(税関)出入の貨物運搬を請け負う仲仕組として創業。1873年、神戸港の上方に職場を持つ組として「上組」と改称。1906年には組合員だけの出資で上組合資会社を設立し、法人組織となった。この時期は港湾労働者の組合がそのまま企業化した形態であり、後の港湾運送業の基盤を築いた。

戦前の主要港湾への全国展開と戦時統制

1909年大阪築港出張所、1922年名古屋、1923年東京、1927年横浜、1934年門司と、全国の主要港湾に相次いで支店を開設。1941年、戦時統制により港湾運送事業の大半を各港の統制会社へ譲渡し、沿岸荷役のみを残す縮小を余儀なくされた。戦時体制下で事業範囲が大きく制約されたが、戦後復興の基盤は維持された。

戦後再建と事業再開、社名変遷を経て株式会社へ

1943年、造船部門を分離し東神戸造船鉄工(現カミックス)を設立。1947年には上組土建を設立。1948年、港湾運送事業を統合再開し商号を上津合資会社と改称したが、1952年に上組合資会社に復元。1950年に通運事業免許を取得し貨物自動車運送と倉庫業を開始。1965年、上組土建と合併し株式会社上組に改称し、現在の法人形態となった。

子会社による分業化と上場で飛躍した1960~70年代

1961年、本店自動車部を分離して上組陸運を設立。1969年には上組海運を設立し、海陸の運送部門を子会社化。1971年3月、大阪証券取引所と東京証券取引所市場第二部に上場。1972年にはドッドウエル上組エアカーゴ(現上組航空サービス)を設立し、航空貨物分野に進出。同年2月には市場第一部に指定され、資本基盤を強化した。

バブル期以降も国内拠点拡充と海外進出を推進

1983年神戸支店、1989年鹿島支店、1992年志布志・新潟支店、1996年豊川支店、1997年苫小牧支店と国内拠点を拡大。1985年には上組(香港)有限公司を設立し、初の海外拠点を開設。1993年に大分港運を子会社化。2004年には東京本社を開設し、二本社体制で首都圏の事業を強化した。

海外事業の本格化と長期ビジョン策定の2010年代以降

2010年、上組国際貨運代理(上海)有限公司を設立し中国市場に本格参入。2013年海外事業本部を設置。2015年マレーシア、2025年インドSAURASHTRA FREIGHTを子会社化。2022年にはプライム市場に移行。2026年3月期は日本ポート産業を完全子会社化。長期ビジョン2035で連結営業収益4,500億円を掲げ、成長投資を加速している。

年表52件を開く

1860年代

  • 1867年創業神戸港開港当時運上所(税関)出入の貨物運搬を請負う神戸浜仲として創業。

1870年代

  • 1873年業務によって二派に分れ、当社は神戸港の上方に職場を持つ組として「上組」と改称。

1900年代

  • 1906年5月創業当時の組合員だけの出資によって上組合資会社を設立。
  • 1909年3月大阪築港出張所を開設。(1925年支店に昇格)

1920年代

  • 1922年6月名古屋にて営業を開始。(1923年支店に昇格)
  • 1923年5月東京出張所を開設。(1947年支店に昇格)
  • 1927年4月横浜支店を開設。

1930年代

  • 1934年4月門司支店を開設。
  • 1937年2月広畑出張所を開設。(1939年支店に昇格)

1940年代

  • 1941年9月戦時の諸法令により港湾運送事業のうち、沿岸荷役を除き各港統制会社へ譲渡。
  • 1943年11月造船部門を分離して東神戸造船鉄工㈱(現 ㈱カミックス)を設立。(現 連結子会社)
  • 1947年2月上組土建㈱を設立。
  • 1948年9月M&A港湾における運送事業を統合的に再開、商号を上津合資会社と改称。

1950年代

  • 1950年7月通運事業免許取得、貨物自動車運送事業再開、倉庫業を開始。
  • 1951年4月徳山出張所を開設。(1992年支店に昇格)
  • 1952年4月商号を上組合資会社に復元。

1960年代

  • 1961年8月本店自動車部の業務を分離して上組陸運㈱を設立。(現 連結子会社)
  • 1964年2月福山出張所を開設。(1966年支店に昇格)
  • 1965年1月M&A上組土建㈱と合併し、商号を株式会社上組と改称。
  • 1969年1月上組海運㈱を設立。(現 連結子会社)
  • 1969年5月東海支店及び八幡支店を開設。
  • 1969年12月大分支店を開設。

1970年代

  • 1971年3月上場大阪証券取引所、東京証券取引所市場第二部に上場。
  • 1972年1月ドッドウエル上組エアカーゴ㈱(現 上組航空サービス㈱)を設立。(現 連結子会社)
  • 1972年2月大阪証券取引所、東京証券取引所市場第一部に指定。
  • 1972年10月福岡支店を開設。
  • 1976年3月泉包装作業㈱(現 泉産業㈱)を設立。(現 連結子会社)

1980年代

  • 1983年10月神戸支店を開設。
  • 1985年6月上組(香港)有限公司を設立。(現 連結子会社)
  • 1986年10月輸出事業本部を発展的に解消し国際事業本部(現 国際物流事業本部)に組織変更。
  • 1989年10月鹿島支店を開設。

1990年代

  • 1990年4月玉島出張所を開設。(1992年支店に昇格)
  • 1991年4月港運事業本部を神戸支店から分離独立。
  • 1992年4月志布志支店を開設。
  • 1992年10月新潟支店を開設。
  • 1993年4月大分港運㈱の全株式を取得。(現 連結子会社)
  • 1996年1月豊川支店を開設。
  • 1997年1月苫小牧支店を開設。

2000年代

  • 2000年2月浜岡支店を重量機工建設本部(現 重量エネルギー輸送事業本部)から分離独立。
  • 2004年7月東京本社を開設。

2010年代

  • 2010年4月箕沖支店を福山支店から分離独立。サニープレイス事業部を開設。
  • 2010年7月上組国際貨運代理(上海)有限公司を設立。(現 連結子会社)
  • 2010年10月米事業本部を開設。
  • 2011年3月㈱カミックスが岩川醸造㈱の全株式を取得。(現 連結子会社)
  • 2013年1月海外事業戦略本部(現 海外事業本部)を開設。
  • 2013年10月飼料・穀物事業本部を開設。
  • 2015年9月KAMIGUMI GLOBAL SOLUTIONS MALAYSIA SDN. BHD.を設立。(現 連結子会社)
  • 2018年1月エムビー・サービス日本㈱の株式を取得。(現 連結子会社)
  • 2019年2月日本ポート産業㈱の株式を追加取得。(現 連結子会社)

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第一部からプライム市場に移行。
  • 2025年11月SAURASHTRA FREIGHT PVT.LTD.の株式を取得。(現 連結子会社)
  • 2026年2月日本ポート産業㈱の全株式を取得。(現 連結子会社)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結営業収益(2030年3月期)2030年3月期まで3,500億円
  • 連結営業利益(2030年3月期)2030年3月期まで380億円
  • EBITDA(2030年3月期)2030年3月期まで550億円
  • ROE(2030年3月期)2030年3月期まで8.0%
  • 連結営業収益(長期ビジョン2035)2035年3月期まで4,500億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    国内基盤事業のシェア拡大・強靭化

    港湾や倉庫など国内の物流基盤事業で市場シェアを拡大するとともに、事業の強靭性を高めることで、安定的な収益基盤を構築する。

  2. 02

    グローバル事業の収益基盤化

    海外事業を安定的な収益源として確立するため、投資を積極化し、現地での競争力強化と事業ポートフォリオの多角化を進める。

  3. 03

    新たな物流ニーズに対応した事業拡大

    物流需要の変化や新しいサービスの需要を取り込み、既存の枠を超えた事業領域の拡大を図る。

  4. 04

    全社最適な人材マネジメントの実践

    人材の確保・育成を強化し、グループ全体で最適な人材配置とキャリア形成を実現することで、組織力を向上させる。

  5. 05

    DXによる業務効率化と提供価値の拡張・高度化

    デジタル技術を活用して業務プロセスを効率化するとともに、顧客への提供価値を高め、新しいサービスの創出を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で4,389人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は704万円で、9期前と比べて+22.0%平均年齢は41.6歳、平均勤続年数は16.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月4,111
2018年3月4,079
2019年3月57738.614.74,296
2020年3月58339.115.14,308
2021年3月57939.215.34,335
2022年3月60139.715.74,261
2023年3月62040.516.44,206
2024年3月63741.016.94,180
2025年3月66141.517.34,149798
2026年3月70441.616.94,389832

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率1.7%
縦線は目安の30%
男性育休取得率53.2%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)63.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社19(国内 12 / 海外 7、うち連結子会社 14) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
名古屋支店 — 名古屋市港区238億円
物流事業
大阪支店 — 大阪市港区203億円
福岡支店 — 福岡市中央区193億円
神戸支店 — 神戸市中央区172億円
国際物流事業本部 — 東京都港区146億円
本店 — 神戸市中央区140億円
その他事業 全社
横浜支店 — 横浜市中区134億円
港運事業本部 — 神戸市中央区118億円
物流事業
東京支店 — 東京都港区104億円
豊川支店 — 愛知県豊川市100億円
物流事業 その他事業
ほか4件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    上組陸運株式会社
    神戸市 東灘区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    上組海運株式会社
    神戸市 東灘区 · 連結子会社
    議決権95.0%
  • 国内
    上組航空サービス 株式会社
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    泉産業株式会社
    大阪市港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社カミックス
    神戸市 中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    大分港運株式会社
    大分県 大分市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    岩川醸造株式会社
    鹿児島県曽於市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    エムビー・サービス日本株式会社
    茨城県 日立市 · 連結子会社
    議決権66.6%
  • 国内
    日本ポート産業株式会社
    神戸市 東灘区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    上組(香港)有限公司
    中国香港 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    上組国際貨運代理(上海)有限公司
    中国上海 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    KAMIGUMI GLOBAL SOLUTIONS MALAYSIA SDN.BHD.
    マレーシア マラッカ · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社7社を開く
  • SAURASHTRA FREIGHT PVT. LTD.インド マハラシュトラ88%
  • 上津運輸株式会社兵庫県 姫路市100%
  • KLKGホールディングス 株式会社東京都 千代田区49%
  • KLKGロジスティックスホールディングス株式会社東京都 千代田区47%
  • EASTERN SEA LAEM CHABANG TERMINAL CO.,LTD.タイチョンブリー県26%
  • 上海上組物流有限公司中国上海49%
  • 豊通上組物流(常熟)有限公司中国常熟31%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    実弾射撃訓練の移転(矢臼別)に伴う輸送等役務
    防衛省 · 2021-09-03
    3.5億円
  • 調達
    実弾射撃訓練の移転(北富士)に伴う輸送等役務
    防衛省 · 2021-04-01
    2.6億円
  • 調達
    実弾射撃訓練の移転(東富士)
    防衛省 · 2021-12-17
    1.9億円
  • 調達
    平成27年度据付型ホールボディカウンター移設等業務
    環境省 · 2015-12-04
    350万円
  • 調達
    港湾荷役等(その2)(横浜港)
    防衛省 · 2019-07-23
    81万円
  • 補助金
    港湾機能高度化施設整備事業
    国土交通省 · 2023-08-01
    3.2億円
  • 補助金
    港湾機能高度化施設整備事業
    国土交通省 · 2022-11-02
    2.4億円
  • 補助金
    港湾機能高度化施設整備事業
    国土交通省 · 2021-03-30
    2.1億円
  • 補助金
    港湾機能高度化施設整備事業
    国土交通省 · 2020-11-30
    7,437万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は2,948億円営業利益365億円前期と比べると増収増益で、売上が+5.6%、利益が+10.3%。

売上高
+5.6%
2,948億円
営業利益
+10.3%
365億円
純利益
+16.4%
313億円
営業利益率
12.4%
前期比 +0.5%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高3,050億円2,948億円
営業利益343億円365億円
純利益273億円313億円
1株あたり配当¥205¥205

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は749億円、営業利益は87億円。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2018年4Q2,61439
2019年4Q2,74950
2020年4Q2,78838
2021年4Q2,39347
2022年4Q2,61753
2023年4Q2,74158
2024年4Q2,66856
2025年4Q2,7921625.8134
2026年4Q2,9481725.8161
2027年1Q7498711.671

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は2,323億円から2,948億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は12.4%。売上は2期、純利益は5期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
海外事業戦略本部(現 海外事業本部)を開設。
2013年3月2,323227132
2014年3月2,379233153
KAMIGUMI GLOBAL SOLUTIONS MALAYSIA SDN. BHD.を設立。(現 連結子会社)
2015年3月2,429236150
2016年3月2,424239160
2017年3月2,462240164
2018年3月2,614246179
2019年3月2,749252184
2020年3月2,788264184
2021年3月2,393262179
2022年3月2,617309209
2023年3月2,741351246
2024年3月2,668342250
2025年3月2,79233136711.9269
2026年3月2,94836540712.4313

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高2,948億円のうち、営業利益として残るのは365億円12.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は313億円、売上の10.6%にあたる。営業利益率は業種中央値5.4%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価など作る・仕入れるのにかかったお金78.9%2,327億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金8.7%256億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益12.4%365億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比+7.0pt
12.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+5.6pt
10.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.1pt
8.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが357億円、投資CFが−606億円で、差し引きのフリーCFは−249億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は692億円で、売上の2.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月233−136−2397264
2014年3月312−323−39−11214
2015年3月260−239−5521182
2016年3月253−285−86−3263
2017年3月316177−83493473
2018年3月291−163−86128516
2019年3月305−210−9295523
2020年3月337−445−93−108321
2021年3月296−303−86−7228
2022年3月370−38−98332464
2023年3月356−137−22219661
2024年3月425−164−122261801
2025年3月404−75−179329955
2026年3月357−606−16−249692

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は5,384億円。このうち返さなくてよい自己資本が3,979億円で、自己資本比率は73.5%(業種中央値56.9%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月3,2672,74252583.9
2014年3月3,3982,86353584.2
2015年3月3,5392,98055984.2
2016年3月3,5993,01958083.9
2017年3月3,7093,12158884.1
2018年3月3,8353,21961683.9
2019年3月3,9573,32263583.5
2020年3月4,0013,37762483.9
2021年3月4,1553,52463184.3
2022年3月4,3473,67966884.2
2023年3月4,5603,73083081.4
2024年3月4,8393,87396679.7
2025年3月4,9113,8451,06678.0
2026年3月5,3843,9791,40573.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
763億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
3,312億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
12億円
在庫として抱えている分
負債合計
1,405億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
95
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率25 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

倉庫・運輸関連業 31社との比較

同じ倉庫・運輸関連業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率31社中2位あたり、逆に低いのはROE31社中11位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.0%/中央値 6.9%
P25 5.6%P75 8.7%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
12.4%/中央値 5.4%
P25 3.4%P75 7.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
73.5%/中央値 56.9%
P25 45.8%P75 65.3%
売上成長率前期からの売上の伸び
5.6%/中央値 3.0%
P25 0.3%P75 6.1%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.2%/中央値 2.9%
P25 2.0%P75 3.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥4,844で、1年前と比べて+12.7%過去52週の値幅のなかでは33%の位置にある。

¥4,844-1.1%1ヶ月-4.4%1年+12.7%時価総額5,163億円
過去52週の値幅
安値¥4,372高値¥5,818

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)15.6倍
PER (会社予想)17.5倍
PBR1.23倍
配当利回り4.23%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月21日に4856円と前日比0.37%高。7月下旬まで5200円前後で推移していましたが、8月に入り下落に転じ、8月19日には4838円まで下落しました。8月21日はわずかに反発しましたが、戻りは弱いです。1ヶ月で5.14%下落し、52週高値5818円からは16.5%下落しています。25日線(5067円)を下回り、75日線(4983円)も割り込み、RSIは19.47と売られすぎの水準にあります。200日線(5110円)も下回っており、短期的な下落トレンドが続いています。出来高は7月末に急増しましたが、その後は減少しています。下値では買いが入る兆しもありますが、戻りは鈍い状況です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 52/100)

PERは15.85倍で業界平均13.86倍を上回るが、予想PER17.8倍で来期の増益期待が織り込み済み。PBRは1.25倍で平均0.98倍を上回り、ROE8%は低め。一方、配当利回り4.16%は平均2.93%を大きく上回り、配当性向69.4%と高い配当水準が下支え。売上高・利益は堅調に推移し、経常利益率も12%前後と高い。割高感はあるが、高配当や業績の安定性が評価され、ほぼ妥当な水準と考えられる。配当の持続性が今後の焦点。

指標この会社業種平均
PER (実績)15.6倍13.9倍
PER (予想)17.5倍
PBR1.23倍0.98倍
ROE8.0%7.3%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

物流業界はEC拡大や人手不足で需要が増える一方、コスト上昇も激しい。強気派は、神戸港の好立地と事業基盤を強みに、物流量の増加で収益拡大が見込めるとみる。また、不動産賃貸事業がポートフォリオを安定させる。一方、弱気派は、荷動きの低下や競争激化、料金改定の遅れで収益が圧迫されると指摘。特に2025年問題(物流危機)への対応が課題。

プラスに働く材料7
  • 神戸港の優位性

    関西経済の物流の要で、設備やノウハウが集積し、安定した取扱量を確保。

  • 多角化

    倉庫、フォワーディング、不動産賃貸で収益源が多様で、リスク分散。

  • 輸出増加

    アジア向け輸出の増加で国際物流需要が拡大し、成長余地がある。

  • 営業利益365億円、純利益313億円の増益計画通年影響

    営業利益は331億円→365億円、純利益は269億円→313億円へ増益。

  • 営業利益率12.38%へ改善通年影響

    売上高2948億円、営業利益365億円。営業利益率は11.86%→12.38%。

  • 配当利回り4.05%の高水準通年影響

    配当利回り4.05%。株主への利益還元が評価される。

  • 外国人株主比率35%の高さ継続影響

    外国人保有比率35%と業界で突出。海外資金の継続流入が期待。

マイナスに働く材料7
  • 荷動きの変動

    景気や貿易量の影響で、港湾の取扱量が不安定になりやすい。

  • 競争激化

    他港や陸上輸送との競争が激しく、物流単価が下落する可能性。

  • 2025年問題

    輸送能力の不足や人件費上昇が収益を圧迫する懸念。

  • 増益幅34億円は期待ほど大きくない決算発表後影響

    営業利益前期比34億円増。業績上方修正がない場合、増益率10%では評価が伸び悩む。

  • ROE8%は資本コストに十分届かず継続影響

    ROE8%、PBR1.26倍。自己資本利益率が低下すればバリュエーションの見直し。

  • 外国人株主比率35%の売りリスク継続影響

    外国人保有比率35%と高く、リスク回避時に売りが膨らみやすい。

  • 株価の1年上昇で調整余地不定影響

    株価は1年で20.59%上昇。反動安のリスクがある。

次の決算で確かめる点
港湾取扱貨物量
主力の港湾事業の稼働状況を示し、売上に直結するため。
倉庫稼働率
保管需要と効率を確認し、収益性を評価するため。
海外売上高
グローバル物流の需要動向を把握するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり205で、前期から+57.7%いまの株価に対する利回りは4.23%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥205
1株あたり
配当利回り
4.23%
いまの株価に対して
配当性向
69.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月3022.7
2018年3月3516.724.2
2019年3月4528.631.4
2020年3月462.231.0
2021年3月460.033.0
2022年3月7358.740.4
2023年3月9023.342.3
2024年3月10011.143.7
2025年3月13030.050.2
2026年3月20557.769.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥205

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ10,143人。区分でいちばん多いのは外国法人35.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が33.5%を占め、残る66.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
外国法人37.536.837.136.737.335.0
個人・その他26.627.323.823.924.527.5
金融機関28.828.731.331.428.826.8
自己株式10.010.15.45.05.07.4
事業法人5.16.16.36.66.86.6
証券会社2.01.11.51.32.64.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)12.67
02かみぐみ共栄会6.92
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)4.72
04上組社員持株会3.39
05一般財団法人村尾育英会2.30
06JPモルガン証券株式会社2.29
07日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)2.13
08住友生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)2.11
09STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.07
10GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL (常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社)1.65

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+506%、1株純資産は14期で+277%。直近期のROEは8.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月511,0635.017.019.1
2014年3月1182,2215.416.918.6
2015年3月1162,3335.119.520.9
2016年3月1262,4115.316.720.8
2017年3月1312,5405.314.722.7
2018年3月1472,6605.616.224.2
2019年3月1522,7665.616.831.4
2020年3月1552,8505.511.831.0
2021年3月1533,0175.213.733.0
2022年3月1803,1935.812.240.4
2023年3月2213,3736.712.642.3
2024年3月2333,6236.614.443.7
2025年3月2583,7817.013.550.2
2026年3月3114,0068.017.569.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

15名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は15名。2026/3期の役員報酬は総額423百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約10倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
深井義博代表取締役会長CEO 取締役会議長7151,000
田原典人代表取締役社長 社長執行役員COO6726,000
平松宏一代表取締役専務執行役員 営業部門管掌(鉄鋼・エネルギーエリア)管理部門管掌7018,000
長田行弘代表取締役専務執行役員 営業部門管掌(西日本・九州エリア)6918,000
椎野和久代表取締役専務執行役員 営業部門管掌(東・中日本エリア)6718,000
保坂收取締役681,000
松村はるみ取締役721,000
柚木和代取締役66
堀内敏弘常任監査役(常勤)7225,000
黒田愛監査役596,000
秀島友和監査役691,000
佐々木聖子監査役64
残りの役員3名を開く
氏名役職年齢保有株数
村上克己7121,000
前田和也取締役上級執行役員 海外、国際物流領域長6610,000
服部博明取締役69

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)52001651236573
社外取締役745456
監査役1131313

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容940字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び子会社33社、関連会社18社により構成されており、物流サービス事業を中核として各種の事業を行っております。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 なお、次の2事業は「第5  経理の状況  1  連結財務諸表等  (1)連結財務諸表  注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (1)物流事業   港湾荷役、コンテナターミナル運営、上屋保管等を行う港湾運送、貨物の保管及び保管貨物の入出庫作業を行う倉庫業、貨物自動車運送及び貨物自動車運送の委託、取次ぎを行う自動車運送業、その他国内における運輸関連の事業、国際複合一貫輸送などの国際輸送業及び海外における輸送及びそれに付随する事業を行っております。この事業に係る子会社は上組陸運㈱他26社及び関連会社はKLKGホールディングス㈱他13社であります。 (2)その他事業   重量建設機工事業、不動産賃貸事業、酒類の製造販売、物品等の販売・リース、金融業、農産物生産販売業、太陽光発電事業、ソフトウエアの開発・設計及びメンテナンス等を行う事業であります。この事業に係る子会社は㈱カミックス他5社及び関連会社は㈱神戸港国際流通センター他3社であります。 当社グループが営んでいる事業の関連を図示すると次のとおりであります。 (注)1.★は連結子会社であり、※は持分法適用会社であります。 2.上記以外に連結子会社が3社ありますが重要性が乏しいため記載を省略しております。 3.上組国際貨運代理(上海)有限公司、上組国際貨運代理(深圳)有限公司、台湾上組股份有限公司及びKAMIGUMI(VIETNAM)CO.,LTD.は、上組(香港)有限公司の子会社であります。 4.THILAWA GLOBAL LOGISTICS CO.,LTD.は、上組(香港)有限公司の関連会社であります。 5.岩川醸造㈱は、㈱カミックスの子会社であります。 6.KAMIGUMI KSL TUNNELLING JV PTE.LTD.は、KAMIGUMI SINGAPORE PTE.LTD.の関連会社であります。 7.矢印は役務の流れを示しております。
経営方針・対処すべき課題1,879字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年6月25日)現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、物流を総合的にマネジメントできる企業として、国内外のハード、ソフトの増強、人材の育成に努め、グローバル企業としての価値を高めるとともに、企業の社会的責任(CSR)を果たし、企業価値の更なる向上を図ってまいります。 (2)経営環境 当連結会計年度におけるわが国経済は、緩やかに回復しているものの、米国の通商政策や中東情勢の影響による不透明感がみられ、今後の物価動向と合わせて景気を下押しするリスクとなっております。 物流業界におきましては、輸出入貨物取扱量はおおむね横ばいとなった一方で、物価高によるコストの増加など、依然として厳しい経営環境が継続いたしました。 当社グループを取り巻く環境は、原油をはじめとした資源価格の高騰によるコスト上昇の常態化や人口減少社会を見据えた事業活動への備えなど、経営環境は依然として多くの課題を抱え、長期的な変化を想定した経営戦略が求められております。 (3)経営戦略、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは存在意義(パーパス)を設定するとともに、10年後のありたい姿「長期ビジョン2035」を定め、そしてこの達成に向け、直近5年間で構造改革と成長事業への積極投資を進め、成長性と資本収益性の向上を図るべく「中期経営計画2030」を策定いたしました。 ※詳細は当社ホームページを参照ください。 1.前中期経営計画(2021年3月期~2025年3月期)の振返り 2025年3月期に最終年度を迎えた前中期経営計画では、いっそうの企業価値向上を図るため、5つの重点戦略(①基幹事業の強化、②海外事業の収益性強化、③新規事業の開拓、④人材確保・育成強化、⑤DXによる事業の強化)を掲げ、業績目標の達成に加え、資本効率を意識した経営を推進してまいりました。 その結果、計数目標は概ね目標を達成したものの、営業収益目標は未達に終わり、成長性に課題を残す結果となりました。 2.「長期ビジョン2035」について 当社は創業以来、「現場力」と「充実したアセット」を武器に、港湾領域で確固たるポジションを築き、社会を支えてきました。 事業継続性を確保するためにも、長期の視点で変革に取り組むことが不可欠との認識から、今回、「存在意義(パーパス)」に基づき「長期ビジョン2035」を策定しました。 2035年にありたい姿を「日本と世界で物流の未来をデザインする総合物流カンパニー」と置き、財務目標を「連結営業収益4,500億円」としました。 イ.長期ビジョン2035に向けたロードマップ 「長期ビジョン2035」の実現に向け、バックキャストの視点でロードマップを策定し、当初5年間の施策として「中期経営計画2030」を取りまとめました。同計画においては、経営基盤・基盤事業を強化する構造改革を通じて成長事業への積極投資を進め、成長性と資本収益性の向上を図ってまいります。 ロ.営業収益の拡大イメージ 前述の「中期経営計画2030」により、最終年度である2030年3月期に連結営業収益3,500億円を目指します。さらに2035年3月期に向けては、連結営業収益4,500億円を目指します。 3.「中期経営計画2030」について イ.基本方針と重点取組み 6つの基本方針として以下の項目を掲げ、取組みを推進してまいります。 ・中期経営計画の基本方針 ①国内基盤事業のシェア拡大・強靭化 ②収益基盤としてのグローバル事業の確立 ③新たな物流ニーズに対応した事業拡大 ④ポートフォリオ経営を支える経営管理への移行 ⑤全社最適な人材マネジメントの実践 ⑥DXを通じた業務の効率化と提供価値の拡張・高度化 ロ.2030年3月期の財務目標 積極投資による営業収益増を起点に、営業利益の拡大およびROEの向上を図ってまいります。また、資本収益性の向上に向け、積極的な株主還元・負債活用を継続してまいります。 (4)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループの中期経営計画の最終年度となる2030年3月期の連結業績目標は、営業収益3,500億円、営業利益380億円、EBITDA550億円、ROE8.0%を目標としております。
事業等のリスク1,426字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年6月25日)現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)輸出入貨物の取扱いにおける影響について 当社グループは世界中の多種多様な輸出入貨物を取扱っていることから、特定の貨物の取扱量の増減によって、経営成績に多大な影響を受けることは少ないと考えられますが、以下のような種々の要因により、貨物取扱量が減少し業績に影響を及ぼす可能性があります。 ①青果物や穀物など食料品の産地における天候不順による生産量の減少 ②新型感染症などの新たな病原菌の発生による食材や飼料の輸入禁止措置 ③緊急輸入制限措置(セーフガード)などの法律又は規制の変更 ④テロ、戦争などの要因による社会的混乱 (2)環境問題の影響について 現在、当社グループの主要な事業の一つである自動車運送事業は、CO2や窒素酸化物及び粒子状物質の排出量、安全性など課せられる規制は広範囲にわたっており、今後、これらの規制は変更されることがあり、より厳しくなることが考えられます。 これまで、当社グループはこれらの規制に迅速に対応し遵守してきましたが、今後、新たに追加される規制に対応するために、費用の支出を余儀なくされる可能性があり業績に影響を及ぼすことがあります。 (3)事故及び自然災害などによる影響について 当社グループは、過去の経験などをもとに、事故や自然災害が業績に与える影響を最小限にするため日々対策や研究を重ねております。しかし、作業工程や設備等で発生する事故、大地震などの自然災害、生命・健康に重大な影響を与える新型コロナウイルスのような感染症等が流行した場合による影響を完全に防止又は軽減できる保証はないため、当社グループの主要な事業拠点において、重要な影響を及ぼす災害等が発生した場合、業績に影響を及ぼすことがあります。 (4)固定資産の減損による影響について 当社グループは倉庫・土地等の事業用の固定資産を多く保有しておりますが、経営環境の変化等で、その収益性の低下により投資額の回収が見込めなくなった場合などには、減損会計の適用による減損損失が発生し、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)投資有価証券の減損による影響について 当社グループでは取引関係の維持強化等を目的とした投資有価証券を多数保有しておりますが、証券市場での相場の下落や、投資先の財政状態の悪化により減損処理を行うこととなった場合、評価損の計上により当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (6)退職給付債務による影響について 当社グループの従業員に対する退職給付費用及び債務は、割引率等の数理計算上で設定される前提条件に基づいて算出しております。よって、予定給付債務を計算する前提となる数理計算上の前提・仮定に変更があった場合には、その影響は累積され、将来にわたって規則的に認識されるため、将来の期間において認識される費用及び計上される債務に影響を及ぼすものであります。 したがって、今後、割引率が低下した場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,281字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、緩やかに回復しているものの、米国の通商政策や中東情勢の影響による不透明感がみられ、今後の物価動向と合わせて景気を下押しするリスクとなっております。 物流業界におきましては、輸出入貨物取扱量はおおむね横ばいとなった一方で、物価高によるコストの増加など、依然として厳しい経営環境が継続いたしました。 当社グループは、今期を初年度とする中期経営計画に掲げた「収益基盤としてのグローバル事業の確立」として、インド・ムンドラ港でコンテナ貨物の取扱・保管事業及びNVOCC事業を展開するSAURASHTRA FREIGHT PVT.LTD.の株式を取得し、連結子会社化しました。また、「国内基盤事業のシェア拡大・強靭化」として、日本ポート産業株式会社を完全子会社化しました。 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ473億14百万円増加し、5,384億7百万円となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ339億73百万円増加し、1,405億47百万円となりました。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ133億41百万円増加し、3,978億59百万円となりました。 b.経営成績 当連結会計年度の経営成績は、営業収益2,947億58百万円(前年同期比5.6%増)、営業利益365億44百万円(同10.4%増)、経常利益406億85百万円(同11.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益312億62百万円(同16.1%増)となりました。 セグメント別の経営成績は次のとおりであります。 物流事業は、営業収益2,610億97百万円(同7.4%増)、セグメント利益315億36百万円(同9.9%増)となりました。 その他事業は、営業収益374億51百万円(同4.5%減)、セグメント利益49億78百万円(同13.6%増)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における連結キャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが純収入となり、投資活動によるキャッシュ・フロー及び財務活動によるキャッシュ・フローがそれぞれ純支出となりました結果、現金及び現金同等物の期末残高は前連結会計年度末に比べて、263億20百万円減少の691億89百万円となりました。 「営業活動によるキャッシュ・フロー」は税金等調整前当期純利益444億42百万円、減価償却費138億39百万円、法人税等の支払額124億5百万円などにより、357億17百万円の純収入となりました。 なお、当連結会計年度における純収入額は、前連結会計年度(404億9百万円の純収入)に比べて、仕入債務の増減額の影響などにより、46億91百万円の減少となりました。 「投資活動によるキャッシュ・フロー」は定期預金の純増額200億円、関係会社株式の取得による支出192億61百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出193億90百万円などにより、606億8百万円の純支出となりました。 なお、当連結会計年度における純支出額は、前連結会計年度(74億67百万円の純支出)に比べて、定期預金の純増減額の影響、関係会社株式の取得による支出や連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出などにより、531億40百万円の増加となりました。 「財務活動によるキャッシュ・フロー」は長期借入れによる収入300億円、配当金の支払額172億5百万円、自己株式の取得による支出130億円などにより16億13百万円の純支出となりました。 なお、当連結会計年度における純支出額は、前連結会計年度(178億94百万円の純支出)に比べて、長期借入による収入が増加したことなどにより、162億80百万円の減少となりました。 ③生産、受注及び販売の実績 セグメント別営業収益は次のとおりであります。 なお、当社グループは物流サービスの提供が主要な事業のため、生産及び受注の状況は記載を省略しております。 a.セグメント別営業収益 セグメントの名称   当連結会計年度 (自  2025年4月1日 至  2026年3月31日)   前年同期比(%) 物流事業   (百万円)   261,097   7.4 その他事業   (百万円)   37,451   △4.5 合計   (百万円)   298,549   5.7 (注)1.金額はセグメント間の取引消去前の数値によっております。 2.営業収益総額に対する割合が100分の10以上の相手先はありません。 3.記載金額単位未満の端数は切り捨てて表示しております。 b.セグメント別取扱トン数 セグメントの名称   当連結会計年度 (自  2025年4月1日 至  2026年3月31日)   前年同期比(%) 物流事業   (千トン)   261,247   4.6 その他事業 重量建設機工   (千トン)   9,684   △2.9 合計   (千トン)   270,932   4.3 (注)1.記載トン数単位未満の端数は切り捨てて表示しております。 2.その他事業の重量建設機工事業の取扱トン数は、重量貨物運搬の取扱トン数であります。なお、その他事業の重量建設機工以外の事業については、取扱トン数に該当する指標がないため記載しておりません。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績等 1)財政状態 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産は、有価証券が96億94百万円(36.2%)減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べて68億27百万円(4.4%)減少の1,495億34百万円となりました。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産は、建物及び構築物が37億74百万円(3.9%)減少しましたが、投資有価証券が322億24百万円(33.3%)、機械装置及び運搬具も52億92百万円(30.3%)増加し、のれんを110億81百万円、無形固定資産のその他に含まれる顧客関連資産を74億3百万円新たに計上したことなどにより、前連結会計年度末に比べて541億42百万円(16.2%)増加の3,888億72百万円となりました。 また、資産の総額は、前連結会計年度末に比べて473億14百万円(9.6%)増加の5,384億7百万円となりました。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債は、支払手形及び営業未払金が57億35百万円(21.9%)減少しましたが、1年内返済予定の長期借入金が201億69百万円増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べて169億93百万円(36.4%)増加の636億54百万円となりました。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債は、退職給付に係る負債が9億61百万円(5.9%)減少したものの、長期借入金が104億22百万円(26.1%)増加し、繰延税金負債も73億74百万円増加(302.3%)したことなどにより、前連結会計年度末に比べて169億79百万円(28.3%)増加の768億93百万円となりました。 また、負債の総額は、前連結会計年度末に比べて339億73百万円(31.9%)増加の1,405億47百万円となりました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は、自己株式の取得で減少したものの、「その他有価証券評価差額金」の増加や親会社株主に帰属する当期純利益を計上したことなどにより、前連結会計年度末に比べて133億41百万円(3.5%)増加の3,978億59百万円となりました。 また、純資産より非支配株主持分を除いた自己資本は、前連結会計年度末に比べて126億34百万円(3.3%)増加の3,955億23百万円となりました。この結果、自己資本比率は73.5%となり、1株当たり純資産額は4,006円48銭となりました。 2)経営成績 当連結会計年度における営業収益は、物流事業において港湾運送や倉庫、国内運送の取扱量増加に伴い、前年同期と比べて5.6%増収の2,947億58百万円となりました。利益面におきましても、営業利益は前年同期と比べて10.4%増益の365億44百万円、経常利益は11.0%増益の406億85百万円、賃貸不動産物件や政策保有株式の売却益により、親会社株主に帰属する当期純利益は16.1%増益の312億62百万円となりました。 セグメント別の経営成績は次のとおりであります。 [物流事業] 港湾運送におきましては、飼料、穀物及び青果物の取扱量が堅調に推移し、コンテナの取扱量も増加いたしました。倉庫及び国内運送におきましては、スポット案件が寄与した結果、入出庫作業及び輸送の取扱量が増加いたしました。国際運送におきましては、当連結会計年度に海外子会社を連結したことに伴い増収となりました。 この結果、物流事業の営業収益は前年同期に比べて7.4%増収の2,610億97百万円、セグメント利益は9.9%増益の315億36百万円となりました。 [その他事業] 重量・建設におきましては、重量貨物の運搬・据付案件の減少により、減収となりました。その他におきましては、新車整備において取扱量が減少し、燃料の販売も減少いたしました。 この結果、その他事業の営業収益は前年同期に比べて4.5%減収の374億51百万円、セグメント利益は13.6%増益の49億78百万円となりました。 3)キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 b.資本の財源及び資金の流動性 当社グループは、物流施設等の建設や車両及び荷役機械等の購入を行っており、自己資金および金融機関からの借入で賄っております。また、当社グループの資金の流動性は十分な水準を確保しているものと考えております。 なお、重要な資本的支出の予定及びその資金の調達方法は、「第3 設備の状況 3設備の新設、除却等の計画」に記載のとおりであります。 ②重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、以下のとおりであります。 a.有形固定資産等に関する減損損失 当社グループは、減損の兆候がある有形固定資産等について、資産又は資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、その減少額を減損損失として計上しております。 有形固定資産等に減損の兆候がある場合、減損損失の認識の要否を判定する必要がありますが、この減損損失の認識の要否の判定に用いる個々の有形固定資産等の将来キャッシュ・フローの見積りは、不確実性が高く、将来の経営環境の変化等により、減損損失の計上が必要となる場合があります。 b.関係会社株式・関係会社出資金の減損 当社グループにおける関係会社株式・関係会社出資金の減損の判定に関しては、実質価額として純資産持分額を用い、実質価額が取得価額に比して50%以上下回るものの、関係会社において実行可能で合理的な事業計画があり回復可能性が十分な証拠によって裏付けられる場合には減損処理を行わないこととしています。なお、投資先の超過収益力や経営権等を考慮して取得した株式・出資金については、投資先の経営者により承認された事業計画の実行可能性や合理性について過去の実績との乖離程度を評価した上で算定された投資先の将来キャッシュ・フローの割引現在価値を実質価額とし、実質価額が取得価額を50%以上下回る場合は、減損処理を行うこととしています。 このような事業計画に基づく将来キャッシュ・フローの見積りは、不確実性が高く、将来の経営環境等の変化により、評価額の計上が必要となる場合があります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

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本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。