概要
ニチレイは、冷凍食品と低温物流を二本柱とする食品企業である。1942年に帝国水産統制として創業し、戦後は冷蔵・冷凍事業を核に成長。現在は調理冷凍食品で国内最大級のシェアを持ち、低温物流では国内外に広がる冷蔵倉庫ネットワークを運営する。2026年3月期の連結売上高は7,161億円、営業利益390億円、従業員数は約17,800人。
冷凍食品と低温物流で収益の9割を稼ぐ
ニチレイの事業は主に食品事業と低温物流事業で構成され、両セグメントで連結売上高の約9割を占める。食品事業はさらに加工食品、水産、畜産に分かれ、加工食品が売上高3,342億円(2026年3月期)と最大の柱である。低温物流事業は保管・輸配送・3PLを提供し、売上高3,010億円、営業利益186億円と食品事業に迫る収益力を示す。不動産事業やバイオサイエンス事業は規模は小さいが、安定した収益基盤を支える。
海外売上高比率24%へ拡大するグローバル展開
ニチレイは米国、欧州、ASEAN、中国などに生産・物流拠点を持つ。食品事業ではタイ、米国、ブラジルに子会社を有し、現地で冷凍食品を製造・販売する。低温物流事業ではオランダのThermotrafficを皮切りに、フランス、ドイツ、ポーランド、英国、マレーシア、タイ、ベトナムにネットワークを広げた。2026年3月期の海外売上高比率は24.3%に達し、中期計画では30%超を目標とする。
87の子会社で構成されるグループ体制
連結対象は子会社87社、関連会社12社。持株会社であるニチレイの下、食品事業はニチレイフーズ(加工食品)やニチレイフレッシュ(水産・畜産)、低温物流事業はニチレイロジグループ本社が統括する。海外子会社は食品でNichirei Foods U.S.A.、InnovAsian Cuisine、GFPT Nichireiなど、物流でTransports Godfroy、SCG Nichirei Logisticsなど27社に及ぶ。その他、バイオサイエンス子会社や不動産子会社もグループに含まれる。
13期連続増収、利益も拡大基調
連結売上高は2013年3月期の4,701億円から2026年3月期には7,161億円へと13期連続で増加した。営業利益は同期間で98億円(2013年3月期)から390億円へ拡大。2026年3月期の純利益は273億円で前期比10.5%増。低温物流事業の堅調な成長と加工食品の価格改定効果が寄与した。一方、水産・畜産事業の構造改革が一時的に減収要因となっている。
業界の中での役割は冷凍食品メーカー兼低温物流インフラ事業者にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01食品(冷凍食品・水産・畜産)主力
調理冷凍食品(チキン、米飯、コロッケ、中華惣菜、スナックなど)を製造・販売する加工食品事業、えび・たこ・魚卵などの水産事業、鶏肉・牛肉・豚肉などの畜産事業で構成。国内外に製造拠点を持ち、幅広い食品を提供。
- 調理冷凍食品
- チキン・食肉加工品、米飯類、コロッケ類、中華惣菜、スナック類など、家庭・業務用の冷凍食品。
- 農産加工品
- 冷凍野菜、果物などの農産加工品。
- レトルト食品
- 常温保存可能なレトルトパウチ食品。
- ウエルネス食品
- 健康志向の冷凍食品。
- アセロラ
- アセロラ果実の加工品・飲料。
- 包装氷
- 業務用・家庭用の包装された氷。
- 水産品
- えび、たこ、かに、貝類、魚卵類などの冷凍・加工水産品。
- 畜産品
- 鶏肉、牛肉、豚肉などの冷凍・冷蔵畜産品および加工品。
02低温物流主力
冷蔵倉庫での保管、輸配送、物流センター運営、3PL(物流コンサルティング)等の低温物流サービスを提供。国内外に広がるネットワークで、食品のコールドチェーンを支える。エンジニアリング事業では、物流設備の建築・設計・メンテナンスも手掛ける。
- 保管サービス
- 冷蔵・冷凍倉庫での温度管理された保管、在庫管理、輸入通関代行、凍結・解凍処理。
- 輸配送サービス
- 保冷車両による食品の輸送、配送センター運営による共同配送。
- 物流センター運営
- 拠点内での物流加工、ピッキング、仕分け、出荷などの物流センター業務を受託。
- 3PL
- 顧客の物流全体を設計・管理するサードパーティーロジスティクス。
- 凍氷の製造・販売
- 業務用の氷を製造・販売。
03不動産副次
オフィスビル、駐車場の賃貸など、不動産賃貸事業を展開。グループの安定収益源。
04その他(バイオ・サービス)副次
診断薬・医療機器の製造販売(バイオサイエンス事業)や、グループ向けの人事・経理・法務等の業務サービス、環境・事務サポートサービスを提供。
- 診断薬・医療機器
- 体外診断用医薬品、臨床検査機器。
製品と技術
国内最大級の品揃えを誇る調理冷凍食品
ニチレイの加工食品事業は、チキン・食肉加工品、米飯類、コロッケ類、中華惣菜、スナック類など幅広い調理冷凍食品を扱う。家庭用では「ニチレイ」ブランドでスーパーに並び、業務用では外食・中食向けに供給される。国内売上高は2,606億円(2026年3月期)で、チキン加工品が特に強み。タイや米国の子会社でも現地生産を行い、グローバルに展開する。
低温物流:冷蔵倉庫と3PLで食品コールドチェーンを支える
低温物流事業は、冷蔵・冷凍倉庫での保管、保冷車による輸配送、物流センター運営、3PL(物流設計・管理)を一貫提供する。国内では北海道から九州まで地域子会社が連携し、海外では欧州7か国、ASEAN3か国に倉庫網を持つ。2026年3月期の低温物流売上高は3,010億円と堅調に成長。エンジニアリング子会社が倉庫設計・建築も手掛け、自社設備の最適化を進める。
バイオサイエンス:診断薬・医療機器のニッチ分野
その他事業に含まれるバイオサイエンス事業では、体外診断用医薬品や臨床検査機器を製造・販売する。1982年にバイオテクノロジー分野へ進出し、2019年には研究開発拠点のグローバルイノベーションセンターを開設。売上高規模は小さいが、グループの技術基盤として重要な位置づけにある。
アセロラ:ニチレイを代表する素材ブランド
1988年に発売したアセロラドリンクは、同社の加工食品事業におけるユニークな製品群の一つ。アセロラ果実の加工品や飲料として展開され、ビタミンC豊富なイメージで知られる。輸入原料を基にした独自の加工技術を持ち、現在も健康志向の商品としてラインアップに残る。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
食料品のなかでの位置
冷凍食品国内首位、加工食品も展開
ニチレイは冷凍食品で国内シェア首位級の地位を築いており、食料品業界の中でも独自の強みを持ちます。同業のニップンや日清製粉グループは製粉を主軸とするのに対し、同社は冷凍食品と物流インフラが柱です。売上高は緩やかに伸び、営業利益率は5%前後で安定しています。競争では、日冷や味の素などがライバルですが、与えられた情報では具体的な言及ができません。少子高齢化で需要が伸び悩む中、家庭用冷食は競争が激しく、海外展開や業務用で成長を模索しています。
強み
- 冷凍食品市場で国内トップクラスのシェアとブランド力を持つ。
- 低温物流インフラを保有し、鮮度管理と効率配送が強み。
- 家庭用・業務用に定番商品を持ち、新商品開発が活発。
- 食品需要が景気に左右されにくく、売上が安定的に推移。
課題
- 冷凍食品市場は大手・中堅が参入し、価格競争が激しい。
- 原材料やエネルギーコストの上昇が利益を圧迫する。
- 国内需要が減少傾向にあり、新たな成長策が必要。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
食品・飲料の時価総額近傍。太字がニチレイ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3197すかいらーくホールディングス | 7,644億円 | 40.2倍 |
| 2 | 2809キユーピー | 6,782億円 | 26.4倍 |
| 3 | 2579コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス | 6,697億円 | 35.5倍 |
| 4 | 2282日本ハム | 6,269億円 | 17.5倍 |
| 5 | 2002日清製粉グループ本社 | 5,824億円 | 18.2倍 |
| 6 | 2871ニチレイ | 5,534億円 | 19.7倍 |
| 7 | 4401ADEKA | 4,806億円 | 16.7倍 |
| 8 | 2531宝ホールディングス | 4,273億円 | 35.8倍 |
| 9 | 2222寿スピリッツ | 4,211億円 | 33.3倍 |
| 10 | 2229カルビー | 4,144億円 | 22.1倍 |
| 11 | 2607不二製油 | 4,080億円 | 35.9倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(食品・飲料)に従っています。
会社の歴史
沿革 34件
冷蔵倉庫業から始まった1942年の創業
1942年12月、帝国水産統制株式会社として設立。翌年4月に水産物の買入・販売と製氷・冷蔵・凍結事業を開始した。戦後の1945年12月には日本冷蔵株式会社に商号を変更。1949年5月に東京・大阪・名古屋の各証券取引所に上場し、水産物の取扱いと冷蔵倉庫業を基盤に成長を始めた。
調理冷凍食品と畜産事業への進出(1950年代)
1951年8月に缶詰工場を設置し食品生産事業に参入。1952年10月には調理冷凍食品の販売を開始し、現在の主力事業の原点となる。1956年5月には畜産事業を開始し、鶏肉・牛肉・豚肉の取扱いを始めた。これらの多角化により、冷蔵倉庫業だけでなく食品製造・販売へと事業領域を広げた。
ニチレイへの社名変更と新事業への挑戦(1980年代)
1985年2月、株式会社ニチレイに商号を変更。1982年6月にはバイオテクノロジー分野へ進出し、診断薬・医療機器事業の基盤を築いた。1988年4月にはアセロラドリンクを発売、同年9月にはオランダの冷蔵会社を買収し欧州低温物流に参入。1988年12月にはニチレイ明石町ビルが竣工し、不動産賃貸事業を本格化させた。
持株会社体制への移行(2000年代)
2004年4月に国内低温物流事業を会社分割し、地域保管事業7社に分離。2005年4月には加工食品、水産、畜産、低温物流、バイオサイエンス、シェアードサービスの各事業を分割し、ニチレイは持株会社に移行した。これにより各事業子会社の独立性を高め、経営効率の向上を図った。同年11月には中国山東省で合弁会社を設立し、アジア展開を加速した。
海外M&Aでグローバル低温物流網を拡充(2010年代)
2010年7月、フランスの低温物流会社Transports Godfroyを買収。2012年6月にはタイに食品生産拠点を設立し、米国の冷凍食品会社InnovAsian Cuisineも買収した。2019年3月にはバイオサイエンス事業の研究開発拠点としてグローバルイノベーションセンターを開設。2023年6月にはタイの物流会社SCG Nichirei Logisticsを子会社化し、ASEANの事業基盤を強化した。
プライム市場移行とグループ再編(2020年代)
2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しによりプライム市場に移行。2026年4月には子会社のニチレイフーズがニチレイフレッシュを吸収合併し、食品事業の統合を進めた。中期経営計画では、海外売上高比率30%超、営業利益452億円(2027年度)を目標に掲げる。
年表34件を開く
1940年代
- 1942年12月創業帝国水産統制株式会社の設立。
- 1943年4月水産物の買入・販売並びに製氷・冷蔵・凍結事業を開始。
- 1945年12月日本冷蔵株式会社に商号を変更。
- 1946年3月食品販売子会社を設立。
- 1948年12月事業目的に缶詰、肥料、飼料及び油脂の製造・売買、輸出入並びに水産物の輸出入を追加。
- 1949年5月上場東京、大阪(2010年6月上場廃止)、名古屋(2003年6月上場廃止)の各証券取引所に株式を上場。
1950年代
- 1951年8月缶詰工場を設置し、食品生産事業を開始。
- 1952年10月調理冷凍食品の販売を開始。
- 1956年5月畜産事業を開始。
1970年代
- 1977年3月運送取扱子会社を設立。(現・㈱ロジスティクス・ネットワーク<連結子会社>)
- 1979年1月アメリカにおける農・水・畜産品の集荷・販売子会社を設立。(現・Nichirei Foods U.S.A.,Inc. <連結子会社>が事業継承)
1980年代
- 1982年6月バイオテクノロジー分野へ進出。
- 1984年4月事業目的に医薬品、医薬部外品及び試薬の製造・売買、種苗の生産及び売買を追加。
- 1985年2月株式会社ニチレイに商号を変更。
- 1988年4月アセロラドリンクを本格的に発売。
- 1988年9月M&Aオランダの冷蔵会社を買収し、オランダにおける冷蔵事業に進出。(現・Thermotraffic B.V. <連結子会社>)
- 1988年12月ニチレイ明石町ビルが竣工し、オフィスビル賃貸事業を本格的に開始。
- 1989年4月厚生省許可特別用途食品の糖尿病食調製用組合わせ食品を発売。
1990年代
- 1990年4月物流事業を本格的に開始。
- 1991年2月ニチレイ東銀座ビル竣工。同年4月に本社を同ビル内に移転。
- 1997年3月技術開発センターを設置し、研究開発機能を集約。
- 1998年4月サード パーティー ロジスティクス事業へ進出。(現・㈱ロジスティクス・ネットワーク<連結子会社>が事業継承)
2000年代
- 2000年6月事業目的にホテル及び旅館の経営を追加。
- 2003年1月創業情報システム部門を分離し、株式会社日立製作所と共同出資により情報処理業務のアウトソーシング会社(関連会社)を設立。
- 2004年4月国内の低温物流事業の会社分割を実施。(物流ネットワーク事業1社、地域保管事業7社に会社分割 <連結子会社>)
- 2005年4月加工食品、水産、畜産、低温物流、バイオサイエンス、シェアードサービス事業の会社分割を実施し、当社は持株会社へ移行。
- 2005年11月中国(山東省)において、株式会社日清製粉グループ本社との合弁会社「錦築(煙台)食品研究開発有限公司」(関連会社)を設立。2006年10月から運営開始。
- 2006年11月M&Aタイの生産拠点を子会社化。(Surapon Nichirei Foods Co.,Ltd.<連結子会社>)
2010年代
- 2010年7月M&Aフランスの低温物流事業会社を買収し、フランスにおける低温物流事業に進出。(現・Transports Godfroy S.A.S. 他1社<連結子会社>)
- 2012年6月M&Aタイに設立した生産拠点が稼働開始。(GFPT Nichirei(Thailand)Co.,Ltd.<連結子会社>)アメリカの食品会社を買収し、アメリカ市場での事業を拡大。(InnovAsian Cuisine Enterprises Inc.<連結子会社>)
- 2019年3月バイオサイエンス事業の研究開発・生産拠点として、グローバルイノベーションセンターを開設。
2020年代
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。
- 2023年6月M&Aタイの低温物流事業会社を子会社化。(SCG Nichirei Logistics Co.,Ltd<連結子会社>)
- 2026年4月M&A株式会社ニチレイフーズが株式会社ニチレイフレッシュを吸収合併。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高2027年度まで7,773億円
- 海外売上高比率2027年度まで30.4%
- 営業利益2027年度まで452億円
- ROIC2027年度まで8%以上
- ROE2027年度まで10%以上
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
グループ総合力の最大化
新たな企業経営理念の下、部門の垣根を越え、M&Aを含む海外事業拡大、低温物流と食品事業のシナジー最大化、長期視点の新価値創造とブランド向上を進める。IT・DX分野の組織体制変更による経営高度化、中長期人財戦略の具体化、サプライチェーンのサステナビリティ対応強化、ASEAN地域統括会社による海外管理体制の早期確立を図る。
- 02
財務戦略と株主還元
営業キャッシュ・フローを主力事業への投資、株主還元、成長戦略投資に順次配分。株主還元はDOE4.0%下限の累進配当と機動的な自己株式取得を実施。D/Eレシオ0.5倍を目安にしつつ、必要に応じて負債を活用する。
- 03
食品事業の構造転換と成長
コスト上昇対応や販促管理強化、新需要への商品開発による販売拡大。食品事業統合による販路活用と原料調達力強化などのシナジー創出。北米自営工場新設計画の推進と既存事業拡大による成長基盤構築。
- 04
低温物流事業の拡充
次世代輸配送基盤確立に向けゲートウェイ機能と「SULS」を拡充。冷食物流プラットフォームの拡大による顧客誘致。オランダ・英国での事業一体運営推進など、欧州主要港湾におけるワンストップサービスの拡充。
- 05
バイオサイエンス事業の収益拡大
分子診断薬事業の収益拡大施策推進、新製品開発と協業による新プラットフォームを活用したビジネスモデル確立。イムノクロマト事業は次世代製品開発と自社販売網強化による事業安定化を図る。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で17,763人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は773万円で、9期前と比べて+11.0%。平均年齢は45.2歳、平均勤続年数は17.8年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 14,682 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 15,787 | — |
| 2019年3月 | 696 | 44.4 | 16.3 | 15,710 | — |
| 2020年3月 | 711 | 45.1 | 15.8 | 15,824 | — |
| 2021年3月 | 703 | 45.1 | 16.3 | 15,383 | — |
| 2022年3月 | 718 | 45.4 | 16.6 | 15,296 | — |
| 2023年3月 | 702 | 45.2 | 16.2 | 15,766 | — |
| 2024年3月 | 702 | 45.2 | 16.0 | 16,385 | — |
| 2025年3月 | 743 | 45.6 | 18.1 | 16,626 | 230 |
| 2026年3月 | 773 | 45.2 | 17.8 | 17,763 | 220 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社69社(国内 36 / 海外 33、うち連結子会社 31) を有報から抽出しています。
- 国内㈱ニチレイフーズ東京都中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱中冷山口県下関市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱キューレイ福岡県宗像市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱ニチレイ・アイス東京都中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱ニチレイウエルダイニング愛知県西春日井郡 豊山町 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱ニチレイアグリ鹿児島県 鹿児島市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Surapon Nichirei Foods Co.,Ltd.タイ国 サムットプラカーン県 · 連結子会社議決権51.0%
- 海外Surapon Supreme Foods Company Limitedタイ国 プラーチーンブリー県 · 連結子会社議決権51.0%
- 海外GFPT Nichirei (Thailand)Co.,Ltd.タイ国 チョンブリ県 · 連結子会社議決権51.0%
- 海外Nichirei Foods U.S.A.,Inc.米国 ワシントン州 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外InnovAsian Cuisine Enterprises Inc.米国 ワシントン州 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Nichirei Foods Acquisition Inc.米国 ワシントン州 · 連結子会社議決権100.0%
残りのグループ会社57社を開く
- Nichirei Sacramento Foods Corporation米国 カリフォルニア州100%
- 山東日冷食品有限公司中国 山東省65%
- 日冷食品貿易(上海)有限公司中国 上海市100%
- Nichirei Australia Pty. Ltd.豪州 ニューサウス ウェールズ州100%
- Nichirei do Brasil Agricola Ltda.ブラジル ペルナンブコ州100%
- Nichirei Suco Vietnam Co.,Ltd.ベトナム ドンタップ省100%
- ㈱ニチレイフレッシュ東京都中央区100%
- 日冷鮮貨香港有限公司中国 香港特別行政区100%
- Trans Pacific Seafood Co.,Ltd.ベトナム ラムドン省85%
- ㈱ニチレイフレッシュ ファーム岩手県九戸郡 洋野町85%
- ㈱ニチレイフレッシュ プロセス横浜市金沢区100%
- ㈱ニチレイ ロジグループ本社東京都千代田区100%
- ㈱ロジスティクス・ネットワーク東京都千代田区100%
- ㈱NKトランス東京都千代田区100%
- ㈱ニチレイ・ロジスティクス北海道札幌市西区100%
- ㈱ニチレイ・ロジスティクス東北仙台市宮城野区100%
- ㈱ニチレイ・ロジスティクス東海名古屋市熱田区100%
- ㈱ニチレイ・ロジスティクス関西大阪市北区100%
- ㈱ニチレイ・ロジスティクス中四国広島市西区100%
- ㈱ニチレイ・ロジスティクス九州福岡市東区100%
- ㈱キョクレイ横浜市中区100%
- ㈱東京ニチレイ サービス東京都千代田区100%
- ㈱大阪ニチレイ サービス大阪市北区100%
- ㈱名古屋ニチレイ サービス名古屋市熱田区100%
- ㈱ニチレイ・ロジスティクス エンジニアリング東京都千代田区100%
- Nichirei Holding Holland B.V.オランダ ロッテルダム市100%
- Thermotraffic B.V.オランダ ロッテルダム市100%
- Hiwa Rotterdam Port Cold Stores B.V.オランダ ロッテルダム市100%
- Thermotraffic GmbHドイツ フェルスモルト市100%
- Frigo Logistics Sp. z o.o.ポーランド ズニン市100%
- Armir Logistyka Sp. z o.o.ポーランド ルダ・シロンスカ市100%
- Transports Godfroy S.A.S.フランス カルピケ市100%
- Entrepots Godfroy S.A.S.フランス カルピケ市100%
- Thermotraffic (N.I.) Ltd.イギリス ベルファスト市100%
- Thermotraffic Ltd.イギリス サフォーク州100%
- Admark Shipping Solutions Ltd.イギリス ノーフォーク州100%
- 上海鮮冷儲運有限公司中国 上海市82%
- 江蘇鮮華物流有限公司中国 江陰市54%
- Nichirei Logistics Malaysia Sdn. Bhd.マレーシア プチョン市100%
- Thermotraffic Asia (Malaysia) Sdn. Bhd.マレーシア クラン市49%
- INTEGRATED COLD CHAIN LOGISTICS SDN. BHD.マレーシア ペナン州49%
- SCG Nichirei Logistics Co.,Ltd.タイ国 サムットプラカーン県49%
- Nichirei TBA Logistics Vietnam LLCベトナム タイニン省100%
- ㈱ニューハウジング東京都中央区100%
- ㈱ニチレイ バイオサイエンス東京都中央区100%
- ㈱ニチレイビジネス パートナーズ東京都中央区100%
- ㈱ニチレイアウラ千葉県船橋市100%
- Pathcom Systems Corporation米国 カリフォルニア州100%
- Nichirei Southeast Asia Co.,Ltd.タイ国 バンコク100%
- その他26社-
- 新サンフード工業㈱宮崎県宮崎市20%
- 泰安佳裕食品有限公司中国 山東省30%
- 東京団地冷蔵㈱東京都大田区29%
- ㈱帝国ホテルキッチン東京都千代田区50%
- ㈱日立フーズ&ロジスティクスシステムズ東京都中央区44%
- 錦築(煙台)食品研究 開発有限公司中国 山東省50%
- その他6社-
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は7,161億円、営業利益は390億円。前期と比べると増収増益で、売上が+2.0%、利益が+1.8%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 6,185億円 | 7,161億円 |
| 営業利益 | 300億円 | 390億円 |
| 純利益 | 204億円 | 273億円 |
| 1株あたり配当 | ¥50 | ¥50 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年4Qで、売上は3,684億円、営業利益は207億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+3.8%、営業利益は+11.3%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 1,611 | — | — | 48 |
| 2024年1Q | 1,640 | 79 | 4.8 | 50 |
| 2024年2Q | 1,682 | 95 | 5.6 | 67 |
| 2024年3Q | 1,822 | 124 | 6.8 | 84 |
| 2024年4Q | 1,657 | — | — | 44 |
| 2025年2Q | 3,472 | 197 | 5.7 | 129 |
| 2025年4Q | 3,549 | 186 | 5.2 | 118 |
| 2026年1Q | 2,290 | 82 | 3.6 | 69 |
| 2026年2Q | 1,187 | 101 | 8.5 | 72 |
| 2026年4Q | 3,684 | 207 | 5.6 | 132 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は4,701億円から7,161億円へ1.5倍に増えた。直近期の営業利益率は5.4%。売上は5期、純利益は3期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 4,701 | — | 172 | — | 98 |
| 2014年3月 | 5,112 | — | 144 | — | 89 |
| 2015年3月 | 5,200 | — | 169 | — | 95 |
| 2016年3月 | 5,354 | — | 214 | — | 135 |
| 2017年3月 | 5,397 | — | 291 | — | 188 |
| 2018年3月 | 5,680 | — | 307 | — | 191 |
| バイオサイエンス事業の研究開発・生産拠点として、グローバルイノベーションセンターを開設。 | |||||
| 2019年3月 | 5,801 | — | 299 | — | 199 |
| 2020年3月 | 5,849 | — | 318 | — | 196 |
| 2021年3月 | 5,728 | — | 335 | — | 212 |
| 2022年3月 | 6,027 | — | 317 | — | 234 |
| タイの低温物流事業会社を子会社化。(SCG Nichirei Logistics Co.,Ltd<連結子会社>) | |||||
| 2023年3月 | 6,622 | — | 334 | — | 216 |
| 2024年3月 | 6,801 | — | 383 | — | 245 |
| 2025年3月 | 7,021 | 383 | 399 | 5.5 | 247 |
| 株式会社ニチレイフーズが株式会社ニチレイフレッシュを吸収合併。 | |||||
| 2026年3月 | 7,161 | 390 | 401 | 5.4 | 273 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高7,161億円のうち、営業利益として残るのは390億円で5.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は273億円、売上の3.8%にあたる。営業利益率は業種中央値4.1%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金82.0%5,869億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金12.6%902億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.4%390億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが487億円、投資CFが−330億円で、差し引きのフリーCFは157億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は515億円で、売上の0.9ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 235 | −96 | −97 | 139 | 149 |
| 2014年3月 | 111 | −176 | 26 | −65 | 119 |
| 2015年3月 | 278 | −224 | −61 | 54 | 118 |
| 2016年3月 | 370 | −145 | −204 | 225 | 132 |
| 2017年3月 | 408 | −114 | −219 | 294 | 205 |
| 2018年3月 | 299 | −203 | −137 | 96 | 171 |
| 2019年3月 | 313 | −179 | −91 | 134 | 207 |
| 2020年3月 | 394 | −243 | −102 | 151 | 254 |
| 2021年3月 | 455 | −322 | −107 | 133 | 280 |
| 2022年3月 | 347 | −260 | −142 | 87 | 233 |
| 2023年3月 | 379 | −268 | −86 | 111 | 278 |
| 2024年3月 | 624 | −316 | −313 | 308 | 297 |
| 2025年3月 | 532 | −324 | −168 | 208 | 359 |
| 2026年3月 | 487 | −330 | −32 | 157 | 515 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は5,572億円。このうち返さなくてよい自己資本が3,044億円で、自己資本比率は51.4%(業種中央値56.8%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 2,979 | 1,253 | 1,726 | 41.3 |
| 2014年3月 | 3,185 | 1,368 | 1,817 | 41.9 |
| 2015年3月 | 3,420 | 1,523 | 1,897 | 43.0 |
| 2016年3月 | 3,385 | 1,555 | 1,830 | 44.4 |
| 2017年3月 | 3,462 | 1,647 | 1,815 | 46.0 |
| 2018年3月 | 3,673 | 1,697 | 1,976 | 44.3 |
| 2019年3月 | 3,773 | 1,838 | 1,935 | 46.9 |
| 2020年3月 | 3,900 | 1,914 | 1,986 | 47.3 |
| 2021年3月 | 4,057 | 2,104 | 1,953 | 50.1 |
| 2022年3月 | 4,276 | 2,179 | 2,097 | 49.4 |
| 2023年3月 | 4,573 | 2,335 | 2,238 | 49.1 |
| 2024年3月 | 4,852 | 2,659 | 2,193 | 52.2 |
| 2025年3月 | 4,992 | 2,760 | 2,233 | 52.1 |
| 2026年3月 | 5,572 | 3,044 | 2,528 | 51.4 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
食料品 123社との比較
同じ食料品の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで123社中39位あたり、逆に低いのは自己資本比率で123社中76位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,153.5で、1年前と比べて+30.9%。過去52週の値幅のなかでは69%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 19.7倍 |
| PER (会社予想) | 26.5倍 |
| PBR | 1.87倍 |
| 配当利回り | 2.32% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は直近1ヶ月で+2.92%と緩やかな上昇。8月21日終値は2187円。25日移動平均線(2178円)をわずかに上回るものの、52週高値2369円からは約7.7%下。RSIは47.72と中立圏。出来高は7月15日に672万株と急増した後、8月は100万株前後で推移。材料が出るまでは方向感の乏しい展開が続く。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 50/100)。
PERは20倍で業界平均の28.53倍を下回り、相対的に割安。PBRは1.9倍で平均の1.63倍を上回るが、ROE10%で妥当な範囲。配当利回り2.29%は平均の2.23%とほぼ同等。配当性向は92.1%と高いが、安定した食品需要で収益は堅調。割安だが配当は伸び悩み、今期予想PERが26.8倍と上昇見通し。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 19.7倍 | 28.6倍 |
| PER (予想) | 26.5倍 | — |
| PBR | 1.87倍 | 1.63倍 |
| ROE | 10.0% | 7.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
争点は、持続的な増収を確保しつつ、利益率をどこまで高められるか。強気派は、冷凍食品の需要は時短・簡便志向の高まりで成長が続き、物流事業もネットワーク価値が増していると主張。値上げや業務効率化で営業利益率5.5%程度は維持可能と見る。一方、弱気派は、競争激化による値引き圧力や、物流コスト(人件費・燃料費)の上昇が利益を圧迫するリスクを懸念。また、業績は堅調だが市場予想に織り込み済みで、成長加速には新規需要の開拓が不可欠と指摘。PBR1.95倍、PER20倍はやや割高感も。
- 冷凍食品需要の拡大
単身世帯増や共働きで手軽な冷凍食品の人気は根強い。
- 物流事業の構造改善
稼働率向上と料金改定で物流セグメントの安定性が増している。
- 安定株主還元
連続増配を維持し、配当利回り2.25%は魅力的な水準。
- 売上高が3期連続増加し7161億円通年影響中
売上高は6801→7021→7161億円と増加、安定した増収が続く
- 純利益が245→273億円と2期連続増益通年影響中
純利益は2024/3期245億円から2026/3期273億円へ増加
- 営業利益390億円と3期で上積み通年影響中
営業利益は383億円から390億円へ増加し、高水準を維持
- ROE10%達成でPBR1.95倍の妥当圏通年影響弱
ROE10%は資本効率の目安を達成し、PBR1.95倍は過大ではない
- 原材料・物流高
原材料費や燃料費の上昇が利益率を圧迫しやすい。
- 競争激化
冷凍食品市場に新規参入が相次ぎ、価格競争リスクがある。
- 業績伸びの限界
売上は増えるが営業利益率は5%台で頭打ち感。
- 予想PER27.4倍と来期減益予想決算発表後影響中
予想PER27.4倍は現行PER20.41倍を上回り、来期の利益減が示唆される
- 売上高増加率が2.0%へ鈍化通年影響中
売上高は7021→7161億円と増加率が3.2%から2.0%に減速
- 配当利回り2.25%と低位継続影響弱
配当利回り2.25%は相対的に低く、利回り需要を集めにくい
- 株価1年で32%上昇の反動不定影響弱
1年間で32%上昇しており、目先の利益確定売りが懸念される
- 営業利益率
- コスト上昇を吸収し、収益性が改善しているか確認。
- 物流倉庫稼働率
- 物流事業の収益性に直結する需給バランス指標。
- 冷凍食品売上伸長率
- 市場成長を取り込み、シェアを確保できているかの目安。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり50円で、前期から+129.3%。いまの株価に対する利回りは2.32%。増配か配当維持が1年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 14 | — | 107.3 |
| 2018年3月 | 15 | 7.1 | 100.5 |
| 2019年3月 | 16 | 6.7 | 84.7 |
| 2020年3月 | 21 | 31.3 | 13.6 |
| 2021年3月 | 25 | 19.0 | 70.2 |
| 2022年3月 | 25 | 0.0 | 53.2 |
| 2023年3月 | 26 | 4.0 | 71.8 |
| 2024年3月 | 37 | 42.3 | 103.1 |
| 2025年3月 | 21 | −44.6 | 115.0 |
| 2026年3月 | 47 | 129.3 | 92.1 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥50
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ35,084人。区分でいちばん多いのは金融機関で40.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が49.5%を占め、残る50.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 金融機関 | 56.3 | 54.7 | 51.7 | 52.4 | 49.9 | 40.3 |
| 外国法人 | 18.4 | 18.7 | 21.3 | 22.0 | 24.3 | 28.4 |
| 個人・その他 | 14.3 | 14.6 | 15.3 | 14.1 | 13.3 | 15.3 |
| 事業法人 | 9.5 | 9.5 | 9.3 | 8.9 | 9.0 | 9.1 |
| 証券会社 | 1.5 | 2.5 | 2.3 | 2.6 | 3.5 | 6.9 |
| 自己株式 | 4.8 | 3.4 | 4.7 | 4.7 | 2.5 | 2.5 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 16.80 |
| 02 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 9.73 |
| 03 | 日本生命保険相互会社 | 4.47 |
| 04 | 株式会社日清製粉グループ本社 | 2.12 |
| 05 | 富国生命保険相互会社 | 2.09 |
| 06 | 野村證券株式会社 | 1.98 |
| 07 | JPモルガン証券株式会社 | 1.51 |
| 08 | 住友生命保険相互会社 | 1.44 |
| 09 | ゴールドマン・サックス証券株式会社 BNYM | 1.44 |
| 10 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行) | 1.39 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-08-20野村證券株式会社新規の大量保有報告8.81%+0.40pt
- 2026-08-19オアシス マネジメント カンパニー リミテッド(Oasis Management Company Ltd.)新規の大量保有報告7.27%+1.20pt
- 2026-07-24オアシス マネジメント カンパニー リミテッド(Oasis Management Company Ltd.)新規の大量保有報告6.07%+1.06pt
- 2026-06-19野村證券株式会社新規の大量保有報告0.87%+0.27pt
- 2026-05-29オアシス マネジメント カンパニー リミテッド(Oasis Management Company Ltd.)新規の大量保有報告5.01%
- 2026-04-22日本生命保険相互会社新規の大量保有報告4.47%
- 2026-04-21野村證券株式会社新規の大量保有報告0.60%-0.81pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+227%、1株純資産は14期で+165%。直近期のROEは10.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 33 | 430 | 8.2 | 16.8 | 63.3 |
| 2014年3月 | 31 | 466 | 6.9 | 14.0 | 47.4 |
| 2015年3月 | 33 | 515 | 6.8 | 19.9 | 69.1 |
| 2016年3月 | 94 | 1,057 | 9.1 | 19.4 | 92.2 |
| 2017年3月 | 135 | 1,157 | 12.1 | 20.4 | 107.3 |
| 2018年3月 | 142 | 1,221 | 11.9 | 20.7 | 100.5 |
| 2019年3月 | 150 | 1,327 | 11.7 | 18.2 | 84.7 |
| 2020年3月 | 147 | 1,385 | 10.9 | 20.8 | 13.6 |
| 2021年3月 | 80 | 763 | 10.9 | 17.9 | 70.2 |
| 2022年3月 | 88 | 815 | 11.3 | 13.4 | 53.2 |
| 2023年3月 | 84 | 879 | 9.9 | 16.1 | 71.8 |
| 2024年3月 | 96 | 992 | 10.3 | 21.6 | 103.1 |
| 2025年3月 | 97 | 1,038 | 9.6 | 18.3 | 115.0 |
| 2026年3月 | 109 | 1,143 | 10.0 | 18.1 | 92.1 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
16名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は16名。2026/3期の役員報酬は総額386百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 大櫛顕也 | 代表取締役 会長 | 61 | 1,049 |
| 嶋本和訓 | 代表取締役 社長(CEO) | 54 | 123 |
| 竹永雅彦 | 取締役 上席執行役員(COO) | 61 | 674 |
| 田邉弥 | 取締役 上席執行役員 | 57 | 346 |
| 鈴木健二 | 取締役 上席執行役員(CFO)コーポレートマネジメント本部長、経理部・財務部・広報部・IR部・経営監査部・不動産事業部管掌 | 59 | 251 |
| 髙久祐一 | 取締役 上席執行役員(CSO・CGO)戦略本部長、経営企画部・サステナビリティ戦略部・新価値創造部管掌 | 56 | 251 |
| 鍋嶋麻奈 | 社外取締役 | 60 | 59 |
| 濱逸夫 | 社外取締役 | 72 | 25 |
| 濱島健爾 | 社外取締役 | 67 | 77 |
| 吉丸由紀子 | 社外取締役 | 66 | 32 |
| 山口裕視 | 社外取締役 | 65 | 14 |
| 片渕哲郎 | 常勤監査役 | 62 | 25 |
残りの役員4名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 柳沢健二 | 常勤監査役 | 63 | — |
| 齊藤雄彦 | 社外監査役 | 71 | 52 |
| 加藤孝明 | 社外監査役 | 69 | 5 |
| 松島浩道 | 社外監査役 | 68 | 10 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 株式報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 6 | 124 | 36 | 73 | 234 | 39 |
| 社外取締役 | 5 | 71 | — | — | 71 | 14 |
| 監査役 | 3 | 49 | — | — | 49 | 16 |
| 社外監査役 | 3 | 32 | — | — | 32 | 11 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容2,854字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,171字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク6,359字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)9,590字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第108期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-16
- 半期報告書半期報告書-第108期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第107期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-17
- 半期報告書半期報告書-第107期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第106期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-25
- 四半期報告書四半期報告書-第106期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-09
- 四半期報告書四半期報告書-第106期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-06
- 四半期報告書四半期報告書-第106期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-04
- 有価証券報告書有価証券報告書-第105期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第105期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 四半期報告書四半期報告書-第105期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-04
- 四半期報告書四半期報告書-第105期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-05
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