概要
三井E&S(旧三井造船)は、舶用エンジンや港湾クレーンを中核とする機械メーカーである。2026年3月期の連結売上高は3,532億円、従業員は約6,000人。成長事業推進・舶用推進システム・物流システム・周辺サービスの4セグメントで構成され、脱炭素対応のエンジンや自動化クレーンに注力する。三井グループの一員として安定した事業基盤を持ち、近年は造船事業から撤退してエンジニアリングとサービスに特化している。
4つのセグメントで構成される事業ポートフォリオ
三井E&Sは、成長事業推進、舶用推進システム、物流システム、周辺サービスの4報告セグメントで事業を展開する。成長事業推進は産業機械や水理実験設備、サービスソリューションを手掛け、舶用推進システムは船舶の主機関である舶用エンジンと二元燃料エンジン用燃料供給システムを供給する。物流システムはコンテナクレーンや産業用クレーン、ターミナル管理システムを提供し、周辺サービスはガス関連エンジニアリングや発電プラントの運転保守、システム開発などをカバーする。2026年3月期のセグメント別売上高は、舶用推進システムが最も大きく、物流システムが続いた。
アメリカ・アジアを中心としたグローバル展開
連結子会社42社と持分法適用関連会社13社からなるグループは、日本国内のほか、アメリカ、シンガポール、中国、デンマーク、ドイツなどに拠点を持つ。物流システム事業では北米市場で競争優位を維持し、ロングビーチ港向け岸壁用コンテナクレーンの受注実績がある。アジアではマレーシアのWestports Malaysia Sdn Bhd向けにヤード用コンテナクレーン15基を受注するなど、東南アジアでの需要を取り込む。舶用推進システムでは、中国の上海中船三井造船柴油机有限公司を持分法適用関連会社とし、現地生産・販売を進めている。
収益性改善と財務基盤の強化
2026年3月期の連結業績は、売上高3,532億円(前期比12.1%増)、営業利益376億円(同62.7%増)と大幅な増益となった。純利益は384億円で前期並みだが、営業利益率は10.7%に上昇した。自己資本比率は約47%と健全な水準にあり、有利子負債は適切に管理されている。2025年12月には株式会社格付投資情報センター(R&I)より発行体格付「A-」、方向性「ポジティブ」を新規取得した。中期経営計画「Rolling Vision 2026」では2028年度に売上高4,400億円、営業利益率9.5%、ROIC10%を目標に掲げる。
子会社を通じた専門性の高い事業運営
主要な連結子会社には、舶用エンジン・二元燃料システムを手掛ける株式会社三井E&S DU、コンテナクレーン製造のPACECO CORP.、産業機械・サービスを担う株式会社三井E&Sパワーシステムズ、ガスエンジニアリングのTGE Marine Gas Engineering GmbHなどがある。また、システム開発では三井E&Sシステム技研株式会社が、メンテナンスでは三井造船特機エンジニアリング株式会社がそれぞれの分野で専門性を発揮する。これらの子会社は各セグメントを支え、グループ全体でエンジニアリングとサービスの一貫提供を可能にしている。
業界の中での役割は産業機械・舶用機器・物流システムのメーカー兼ソリューション提供者にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01成長事業推進(産業機械・水理実験設備・サービスソリューション)主力
産業機械、水理実験設備の製造・販売・設計、サービス・ソリューションズの開発・販売、各種機器のアフターサービス等を提供。幅広い産業分野向けに機械設備とその維持管理・運用改善サービスをワンストップで供給する。
- 産業機械
- 各種産業向け機械設備の製造・販売。
- 水理実験設備
- 河川・港湾などの水理模型実験に用いる設備の製造・販売。
02舶用推進システム主力
舶用エンジン、二元燃料エンジン用燃料供給システムの製造・販売・設計、各種エンジン・機器のアフターサービスを提供。船舶の主機関向けに高出力・高効率なエンジンと、LNGなどクリーン燃料に対応した燃料供給システムを供給する。
- 舶用エンジン
- 船舶の主機関として用いられるディーゼルエンジン。
- 二元燃料エンジン用燃料供給システム
- LNGと重油を切り替えて使用できる二元燃料エンジンに燃料を供給するシステム。
03物流システム準主力
コンテナクレーン、産業用クレーンの製造・販売・設計、コンテナターミナルマネジメントシステムの販売、各種クレーンのアフターサービスを提供。港湾・物流拠点向けに大型クレーンとターミナル運営管理システムをトータルで供給する。
- コンテナクレーン
- 港湾コンテナターミナルでコンテナを積み降ろしする大型クレーン。
- 産業用クレーン
- 工場や倉庫などで重量物の吊り上げ・運搬に使用するクレーン。
- コンテナターミナルマネジメントシステム
- コンテナターミナルの運営を効率化するソフトウェアシステム。
04周辺サービス副次
ガス関連エンジニアリング、陸上発電プラントの運転・保守、システム開発、鋼構造物・船舶ブロックの製造、機械・電気設備メンテナンス等を提供。グループ全体の技術力を活かし、エネルギー・環境関連のエンジニアリングから保守・改造まで幅広くカバーする。
- ガス関連エンジニアリング
- LNGプラントやガス処理設備の設計・建設。
- 陸上発電プラント運転・保守
- 発電所の運転管理および保守サービス。
05その他(エンジニアリング事業等)その他
エンジニアリング事業等、報告セグメントに含まれない事業を包含。バイオマス発電事業等も展開。
製品と技術
舶用エンジンと二元燃料システム
舶用推進システム事業の中核は、船舶の主機関として用いられるディーゼルエンジンと、LNGと重油を切り替えて使用できる二元燃料エンジン用燃料供給システムである。技術提携元のBurmeister & Wainに由来するB&W型エンジン技術を継承し、大型貨物船やLNG運搬船向けに高出力・高効率なエンジンを供給する。さらにアンモニア焚きエンジンの開発を進め、2025年には川崎重工と共同でLPG/アンモニア運搬船の基本設計承認を取得した。これらの製品は海上物流の脱炭素化に貢献する。
港湾クレーンのフルラインアップ
物流システム事業では、岸壁用コンテナクレーン(ポーテーナ)とヤード用コンテナクレーン(トランステーナ)を主力製品とする。ポーテーナはロングビーチ港など海外主要港で稼働し、トランステーナは東京港やマレーシアのWestportsなどで採用されている。2025年には東京港Y3バース向けに17基のトランステーナを受注した。また、産業用クレーンも製造し、工場や倉庫での重量物荷役に対応する。自社クレーン輸送船「YAMATO」を保有することで、完成品の海上輸送を効率化している。
コンテナターミナルを管理するソフトウェア
コンテナクレーンのハードウェアに加え、コンテナターミナル全体の運営を効率化する「コンテナターミナルマネジメントシステム」を提供している。このシステムは、入出庫管理、ヤード配置最適化、ゲート管理などを統合し、ターミナルの生産性向上を支援する。また、デジタル技術を活用した新サービスとして、船体汚損の管理サービス「FALCONs」を展開。ドローンによる点検・保守サービスも開始し、保守・メンテナンス分野の拡大を図っている。
水理実験設備から環境プラントまで
成長事業推進事業が扱う産業機械には、河川や港湾の水理模型実験に用いる水理実験設備や、バイオマス発電プラントなどがある。周辺サービス事業では、LNGプラントやガス処理設備の設計・建設(ガス関連エンジニアリング)、陸上発電プラントの運転・保守、システム開発・販売を手掛ける。子会社のTGE Marine Gas Engineering GmbHはガス運搬船向けのカーゴハンドリングシステムを提供し、Burmeister & Wain Scandinavian Contractor A/Sは舶用エンジンの設計・技術サービスを行う。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
機械のなかでの位置
船舶用エンジンで国内首位級、利益率は改善基調で海外展開も推進
三井E&Sは船舶用エンジンやプラント事業を主力とし、特に大型ディーゼルエンジンで国内トップクラスのシェアを持つ。造船業界の低迷期を経て、近年は船舶用エンジンの需要回復やサービス事業の拡大により業績を改善している。同業他社の日本製鋼所は鍛鋼品などで競合するが、船舶用エンジンでは三井E&Sが規模で上回る。三浦工業はボイラーなど中小型製品中心で、直接的な競合は限定的。売上高は直近3年で増加し、営業利益率も7%台から10%台まで上昇。海外の造船所向けエンジン供給や、アフターサービスで収益を伸ばす。前澤ホールディングスやGMSグループはエンジン分野で限定的な関わりで、主要なライバルは日本製鋼所と位置づけられる。
強み
- 大型船舶用ディーゼルエンジンで国内首位級シェアを持ち、技術力と納入実績が強み。
- 直近で営業利益率が10%を超え、コスト構造改革やサービス収益の拡大が寄与。
- エンジンの保守・点検などライフサイクルサービスを強化し、安定収益源を確保。
- アジアの造船所向けエンジン輸出を拡大し、国内需要の変動を補う。
課題
- 造船業界の市況変動に業績が左右され、新造船需要の減少期には受注が落ち込む。
- 日本製鋼所など同業との競争に加え、韓国・中国メーカーとの価格競争のリスク。
- 船舶エンジン依存からの脱却が急務で、プラントや新分野の収益化が遅れている。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
専用機・建機・農機の時価総額近傍。太字が三井E&S
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 5901東洋製罐グループホールディングス | 6,967億円 | 12.6倍 |
| 2 | 6302住友重機械工業 | 6,759億円 | 16.2倍 |
| 3 | 6368オルガノ | 5,790億円 | 20.2倍 |
| 4 | 5631日本製鋼所 | 5,255億円 | 27.0倍 |
| 5 | 6268ナブテスコ | 5,106億円 | 25.6倍 |
| 6 | 7003三井E&S | 4,241億円 | 10.8倍 |
| 7 | 7012川崎重工業 | 4,078億円 | 18.8倍 |
| 8 | 6005三浦工業 | 3,944億円 | 13.2倍 |
| 9 | 4208UBE | 3,740億円 | 14.3倍 |
| 10 | 6432竹内製作所 | 3,587億円 | 12.0倍 |
| 11 | 268Aリガク・ホールディングス | 3,497億円 | 38.0倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(専用機・建機・農機)に従っています。
会社の歴史
沿革 63件
三井物産造船部から独立した1917〜1937年
1917年11月、三井物産株式会社の造船部として宇野仮工場で創業した。1919年5月に玉工場(現玉野事業所)で操業を開始し、1926年8月にはデンマークのBurmeister & Wain A/SとB&W型舶用ディーゼル機関の技術提携を結んだ。1937年7月、三井物産から分離独立して株式会社玉造船所を設立。この独立により、造船事業を中核とする独立会社としての歩みが始まった。同時に化工機部門も創設され、後のプラントエンジニアリング事業の基礎が築かれた。
戦時体制と三井造船への商号変更(1938〜1949年)
1942年1月、三井造船株式会社に商号変更した。戦時中は軍需関連の造船・機械生産に従事したが、終戦後は商船建造が本格化する。1949年5月に東京証券取引所と大阪証券取引所に株式を上場し、資金調達基盤を確立した。戦後の復興需要を背景に、1948年頃から本格的な商船建造を再開し、1960年代の高度成長期に向けた準備を整えた。この時期に舶用ディーゼルエンジンの技術蓄積が進み、後の主力製品の基礎となった。
高度成長期の拡大と多角化(1958〜1974年)
1958年には三友不動産株式会社(後のMESファシリティーズ)を設立し、事業領域を広げた。1960年には三井造船エンジニアリング株式会社を設立、プラントエンジニアリング事業に参入。1962年に千葉工場(現千葉事業所)が操業開始し、1964年には四国ドック株式会社に経営参加。1967年には株式会社藤永田造船所を合併し、建造能力を拡大した。1968年には千葉造船所に50万重量トン級ドックが完成し、大型商船の建造が可能となった。1970年代には海洋構造物ドックも完成し、多様な船舶需要に対応した。
不況と事業再編の1990年代〜2000年代
1992年には三幸実業株式会社を合併し、物流・不動産分野を強化。1995年には英国ボイラメーカーのBabcock Energy Limitedを買収し、欧州事業を拡大したが、2006年に売却した。2003年には新潟造船株式会社から造船事業を譲り受け、国内造船能力を維持。2004年には三井鉱山株式会社から資源循環事業を取得し、環境分野に進出。2008年のリーマンショック後は造船需要が低迷し、2018年には持株会社体制への移行を決定、事業構造改革を本格化させた。
持株会社体制への移行と商号変更(2018年)
2018年4月、株式会社三井E&Sホールディングスに商号変更し、持株会社体制に移行した。船舶・艦艇事業は三井E&S造船株式会社、機械・システム事業は株式会社三井E&Sマシナリー、エンジニアリング事業は株式会社三井E&Sエンジニアリングにそれぞれ承継された。この再編は、各事業の独立性を高め、経営資源の最適配分を目的としていた。同時に、収益性の低い事業の売却や不採算部門の縮小が進められ、グループ全体のポートフォリオが大きく変化した。
造船事業からの撤退と新体制への移行(2020〜2025年)
2020年から2022年にかけて、三井E&Sプラントエンジニアリング、三井E&S環境エンジニアリング、四国ドック、MESファシリティーズなど複数の子会社株式を譲渡した。2021年には千葉事業所での新造船事業を終了、2022年には三井E&S造船株式の49%を常石造船へ譲渡し、艦艇事業を三菱重工へ譲渡した。2023年4月には株式会社三井E&Sマシナリーを吸収合併し、商号を株式会社三井E&Sに変更。さらに2025年6月には三井E&S造船の全株式を常石造船に譲渡し、造船事業から完全に撤退した。
脱炭素とデジタルへの軸足を定めた2020年代後半
2023年4月には株式会社IHI原動機の舶用大型エンジン事業を承継した新会社を取得し、株式会社三井E&S DUとして舶用エンジン事業を強化した。2024年4月には三井造船昭島研究所の株式を三井E&S造船へ譲渡、川崎重工と共同で液化アンモニア燃料船の基本設計承認を取得するなど、脱炭素技術の開発を加速。2025年には自社クレーン輸送船「YAMATO」を取得し、物流システム事業の海上輸送力を強化した。水素燃料電池クレーンの実証運転も開始し、環境対応と自動化を両軸とする成長戦略を推進している。
年表63件を開く
1910年代
- 1917年11月創業三井物産株式会社造船部として、宇野仮工場において財務諸表提出会社創業。
- 1919年5月玉工場(現 玉野事業所)において操業開始。
1920年代
- 1926年8月デンマーク Burmeister & Wain A/S(現:Everllence SE)とB&W型舶用ディーゼル機関に関して技術提携。
1930年代
- 1937年7月創業三井物産株式会社から分離独立し、株式会社玉造船所を設立。(設立年月日 1937年7月31日)(登記年月日 1937年8月2日)
- 1938年8月化工機部門創設。(1940年4月 化工機工場完成)
1940年代
- 1942年1月商号変更三井造船株式会社に商号変更。
- 1949年5月上場東京及び大阪証券取引所に株式上場。(2013年1月 大阪証券取引所上場廃止)
1950年代
- 1958年4月創業三友不動産株式会社を設立。(2016年4月 三造興産株式会社、株式会社三造ビジネスクリエイティブ、三幸物流株式会社の3社と合併、株式会社MESファシリティーズに商号変更。)
1960年代
- 1960年11月創業三井造船エンジニアリング株式会社を設立。(2001年1月 三井造船プラントエンジニアリング株式会社と合併)
- 1962年5月千葉工場(現 千葉事業所)操業開始。
- 1962年10月M&A日本開発機製造株式会社(資本金 150百万円)と合併。
- 1964年2月商号変更子会社との共同出資により東海鋳造株式会社を設立。(1986年7月 三井ミーハナイト・メタル株式会社に商号変更:現 連結子会社)
- 1964年3月四国ドック株式会社に経営参加。
- 1965年10月千葉造船所15万重量屯建造ドック完成。
- 1967年2月商号変更システム開発室設置。(1986年4月 三井造船システム技研株式会社設立。2018年4月 三井E&Sシステム技研株式会社に商号変更:現 連結子会社)
- 1967年10月M&A株式会社藤永田造船所(資本金 1,949百万円)と合併。
- 1968年6月千葉造船所50万重量屯建造ドック完成。
1970年代
- 1973年3月M&A三井物産株式会社との共同出資により東洋鉄構株式会社を設立。(1992年6月 三井造船千葉機工エンジニアリング株式会社に商号変更。2017年4月 三井造船特機エンジニアリング株式会社(現 連結子会社)と合併)三造企業株式会社を設立。(2015年3月 MESシッピング株式会社に商号変更。2022年3月特別清算)
- 1973年4月由良工場操業開始。
- 1974年2月創業播磨工事株式会社を設立。(2012年7月 三井造船鉄構エンジニアリング株式会社に商号変更。2018年4月 株式会社三井E&S鉄構エンジニアリングに商号変更。)
- 1974年4月M&A伊達製鋼株式会社に経営参加。(2003年4月 三井ミーハナイト・メタル株式会社に吸収合併)
- 1975年2月玉野造船所海洋構造物建造ドック完成。
- 1978年6月創業昭島研究所開設。(1986年4月 株式会社三井造船昭島研究所設立)
1980年代
- 1981年10月大分事業所操業開始。
- 1985年10月創業三造環境サービス株式会社を設立。(2007年7月 三井造船環境エンジニアリング株式会社に商号変更。2018年4月 三井E&S環境エンジニアリング株式会社に商号変更。)
- 1986年5月創業三造メタル株式会社を設立。(2006年4月 三井ミーハナイト・メタル株式会社に吸収合併)株式会社三造機械部品加工センターを設立。(2008年4月 当社に吸収合併)
- 1987年6月創業三井造船プラント工事株式会社を設立。(1998年1月 三井造船プラントエンジニアリング株式会社に商号変更。2018年4月 三井E&Sプラントエンジニアリング株式会社に商号変更。)
- 1988年10月M&A一部の製造・工作部門を分離し、株式会社大分三井造船(2008年4月 当社に吸収合併)、株式会社由良三井造船(2015年4月 MES-KHI由良ドック株式会社に商号変更。2021年4月 MES由良ドック株式会社に商号変更。2023年1月 由良ドック株式会社に商号変更)設立。三井物産株式会社との共同出資によりPACECO CORP.を設立。(2009年2月 三井物産株式会社の保有株式を当社が買い取り、共同出資を解消:現 連結子会社)
- 1988年12月商号変更株式会社モデックに経営参加。(2003年1月 三井海洋開発株式会社に商号変更)
- 1989年12月M&ABurmeister & Wain Scandinavian Contractor A/Sを買収。(現 連結子会社)
1990年代
- 1990年4月創業MES Engineering, Inc. を設立。(2003年4月 Engineers and Constructors International, Inc. に商号変更)
- 1990年12月創業三幸実業株式会社の出資により三幸物流株式会社を設立。
- 1992年10月M&A三幸実業株式会社(資本金 2,928百万円)と合併。
- 1995年3月M&A株式会社エム・ディー特機を設立。(1999年1月 三井・ドイツ・ディーゼル・エンジン株式会社と合併、同年12月 三井造船アイムコ株式会社に吸収合併、三井造船マシナリー・サービス株式会社に商号変更。2018年4月 株式会社三井E&Sパワーシステムズに商号変更:現 連結子会社)
- 1995年9月M&A英国ボイラメーカーのBabcock Energy Limitedを買収。(買収後、Mitsui Babcock Energy Limitedに商号変更)
2000年代
- 2002年1月M&A三井造船鉄構工事株式会社が三造リフレ株式会社、株式会社運搬機エンジニアリングの2社と合併。
- 2003年4月新潟造船株式会社は、更生会社株式会社新潟鐵工所から造船事業に関する営業権及び資産を譲受。
- 2004年4月三井鉱山株式会社からの営業譲受により資源循環事業他を取得。同じく連結子会社である三造環境エンジニアリング株式会社が、三井鉱山株式会社の連結子会社であるサンテック株式会社から営業譲受により水環境事業を取得。鹿島建設株式会社、三井物産株式会社との共同出資により市原グリーン電力株式会社を設立。
- 2004年9月ドーピー建設工業株式会社の株式を取得し経営参加。
- 2006年12月Mitsui Babcock Energy Limitedの持株会社であるMESCO(UK)Limitedの全株式を売却。
2010年代
- 2012年7月吸収分割により国内鋼製橋梁事業及び沿岸製品事業を三井造船鉄構エンジニアリング株式会社に移管。
- 2014年3月M&A昭和飛行機工業株式会社を株式の公開買付けにより連結子会社化。
- 2015年10月M&ATGE Marine AGの株式を取得し連結子会社化。(2016年10月 MES Germany Beteiligungs GmbH(現連結子会社)と合併)
- 2017年3月M&A株式会社加地テックを株式の公開買付けにより連結子会社化。
- 2017年5月M&A持株会社体制への移行のため、MES船舶・艦艇事業分割準備株式会社(2018年4月 三井E&S造船株式会社に商号変更)、MES機械・システム事業分割準備株式会社(2018年4月 株式会社三井E&Sマシナリーに商号変更(2023年4月 当社に吸収合併))、MESエンジニアリング事業分割準備株式会社(2018年4月 株式会社三井E&Sエンジニアリングに商号変更:現 連結子会社)を設立。
- 2018年4月商号変更持株会社体制に移行し、商号を株式会社三井E&Sホールディングスに変更。「船舶・艦艇事業」を三井E&S造船株式会社に、「機械・システム事業」を株式会社三井E&Sマシナリーに、「エンジニアリング事業」を株式会社三井E&Sエンジニアリングにそれぞれ承継。
- 2019年12月Engineers and Constructors International, Inc.の全保有株式を売却。
2020年代
- 2020年3月昭和飛行機工業株式会社の全保有株式をビーシーピーイー プラネット ケイマン エルピーによる公開買付けに応募、同社に譲渡。三井E&Sプラントエンジニアリング株式会社の全保有株式を譲渡。
- 2020年4月市原グリーン電力株式会社の全保有株式を譲渡。
- 2020年10月株式会社三井E&S鉄構エンジニアリングの株式の70%を譲渡。
- 2021年3月千葉事業所での新造船事業を終了。
- 2021年4月三井E&S環境エンジニアリング株式会社の全保有株式を譲渡。
- 2021年10月三井E&S造船株式会社の株式の49%を常石造船株式会社へ譲渡。艦艇事業を三菱重工業株式会社へ譲渡し、玉野事業所での新造船事業を終了。
- —三井海洋開発株式会社の株式の一部売却により、関連会社化。
- 2022年1月四国ドック株式会社の全保有株式を譲渡。
- 2022年4月株式会社 MESファシリティーズの全保有株式を譲渡。
- 2022年10月三井E&S造船株式会社の株式の17%を追加譲渡。同社並びに同社の子会社である新潟造船株式会社及びMES由良ドック株式会社が関連会社化。
- 2023年4月M&A株式会社三井E&Sマシナリー及び株式会社三井E&Sビジネスサービスを吸収合併、商号を株式会社三井E&Sに変更。
- 2023年4月商号変更株式会社IHI原動機の舶用大型エンジン及びその付随製品等に関する事業を承継した新会社を取得。(2023年4月 株式会社三井E&S DUに商号変更:現 連結子会社)
- 2023年6月監査役会設置会社から監査等委員会設置会社に移行。
- 2024年4月株式会社三井造船昭島研究所の全保有株式を三井E&S造船株式会社へ譲渡。
- 2024年6月三井海洋開発株式会社の株式の一部を売出しの方法により売却。
- 2025年6月商号変更三井E&S造船株式会社の全保有株式を常石造船株式会社へ譲渡。(譲渡後、常石ソリューションズ東京ベイ株式会社に商号変更)
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- 連結売上高2028年度まで4,400億円
- 連結営業利益率2028年度まで9.5%
- 自己資本比率2028年度まで50%
- ROIC2028年度まで10%
- 環境対応製品によるCO2削減2030年度まで▲1,000万t-CO2/年以上
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
グリーン・デジタルで中核事業進化
舶用推進システム分野では二元燃料エンジンやアンモニア焚きエンジン、物流システム分野では水素駆動クレーンや自動化クレーンの開発・市場投入を加速。環境対応と自動化・遠隔化技術で成長を図る。
- 02
新規事業の創出とサービス拡大
中核事業周辺で成長事業を育成。水素供給施設やSAF製造向け製品、ドローン点検・港湾運営効率化などデジタルサービス型ビジネスを拡大し、収益基盤の多様化を進める。
- 03
財務基盤強化と資本効率改善
ROICがWACCを上回る経営を目指し、営業キャッシュフローの約75%を成長投資、約25%を株主還元・財務強化に配分。適正配当と増配で株主還元を強化する。
- 04
人的資本経営の推進
多様性推進(女性比率10%、外国人比率7%)、キャリア採用強化、若手ローテーション、研修再構築で人材育成。エンゲージメント向上施策や従業員持株会型株式報酬制度も導入。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で5,998人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は802万円で、9期前と比べて+23.9%。平均年齢は40.2歳、平均勤続年数は16.3年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 13,171 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 13,421 | — |
| 2019年3月 | 647 | 46.7 | 15.3 | 13,607 | — |
| 2020年3月 | 634 | 47.1 | 14.8 | 13,408 | — |
| 2021年3月 | 659 | 45.2 | 19.7 | 12,703 | — |
| 2022年3月 | 806 | 47.0 | 21.0 | 6,665 | — |
| 2023年3月 | 841 | 47.3 | 20.6 | 5,747 | — |
| 2024年3月 | 697 | 38.4 | 14.9 | 5,952 | — |
| 2025年3月 | 704 | 39.9 | 15.9 | 5,966 | 387 |
| 2026年3月 | 802 | 40.2 | 16.3 | 5,998 | 627 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社15社(国内 11 / 海外 4、うち連結子会社 12) を有報から抽出しています。
- 国内㈱三井E&Sパワーシステムズ東京都 千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱加地テック(注)3(注)4大阪府堺市 美原区 · 連結子会社議決権51.3%
- 国内三井ミーハナイト・メタル㈱愛知県岡崎市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱三井E&S DU兵庫県相生市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内三井造船特機エンジニアリング㈱岡山県玉野市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内三井E&Sシステム技研㈱千葉県千葉市 美浜区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱三井E&Sエンジニアリング(注)5東京都中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Mitsui E&S Asia Pte. Ltd.Singapore · 連結子会社議決権100.0%
- 海外PACECO CORP. (注)4Delaware, U.S.A. · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Burmeister & Wain Scandinavian Contractor A/S (注)2(注)4(注)6Allerod, Denmark · 連結子会社議決権100.0%
- 海外TGE Marine Gas Engineering GmbH (注)2Bonn, Germany · 連結子会社議決権100.0%
- 国内三井E&S(中国)有限公司(注)4上海市 中華人民共和国 · 連結子会社議決権100.0%
残りのグループ会社3社を開く
- ㈱三井三池製作所東京都中央区20%
- 市原バイオマス発電㈱(注)2千葉県市原市22%
- 上海中船三井造船柴油机 有限公司(注)2上海市 中華人民共和国34%
- 調達3.3億円水理実験場造波装置更新国土交通省 · 2024-04-08
- 調達2.6億円令和6年度 横浜港湾空港技術調査事務所水理実験場造波装置等更新国土交通省 · 2024-12-06
- 調達2,100万円Oリング12個ほか164点買入海上保安庁 · 2025-05-09
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は3,532億円、営業利益は376億円。前期と比べると増収増益で、売上が+12.1%、利益が+62.8%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 3,700億円 | 3,532億円 |
| 営業利益 | 340億円 | 376億円 |
| 純利益 | 310億円 | 385億円 |
| 1株あたり配当 | ¥60 | ¥60 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は917億円、営業利益は102億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+48.9%、営業利益は+500.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 891 | — | — | 134 |
| 2024年1Q | 616 | 17 | 2.8 | 15 |
| 2024年2Q | 739 | 50 | 6.8 | 31 |
| 2024年3Q | 799 | 68 | 8.5 | 71 |
| 2024年4Q | 865 | — | — | 134 |
| 2025年2Q | 1,450 | 92 | 6.3 | 323 |
| 2025年4Q | 1,701 | 139 | 8.2 | 68 |
| 2026年2Q | 1,655 | 198 | 12.0 | 175 |
| 2026年4Q | 1,877 | 178 | 9.5 | 210 |
| 2027年1Q | 917 | 102 | 11.1 | 82 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は5,771億円から3,532億円へ61%に減った。直近期の営業利益率は10.6%。売上は3期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 5,771 | — | 262 | — | −82 |
| 昭和飛行機工業株式会社を株式の公開買付けにより連結子会社化。 | |||||
| 2014年3月 | 6,701 | — | 262 | — | 429 |
| TGE Marine AGの株式を取得し連結子会社化。(2016年10月 MES Germany Beteiligungs GmbH(現連結子会社)と合併) | |||||
| 2015年3月 | 8,165 | — | 149 | — | 95 |
| 2016年3月 | 8,054 | — | 151 | — | 76 |
| 株式会社加地テックを株式の公開買付けにより連結子会社化。 | |||||
| 2017年3月 | 7,315 | — | 149 | — | 122 |
| 持株会社体制に移行し、商号を株式会社三井E&Sホールディングスに変更。「船舶・艦艇事業」を三井E&S造船株式会社に、「機械・システム事業」を株式会社三井E&Sマシナリーに、「エンジニアリング事業」を株式会社三井E&Sエンジニアリングにそれぞれ承継。 | |||||
| 2018年3月 | 7,032 | — | 31 | — | −101 |
| 2019年3月 | 6,565 | — | −505 | — | −696 |
| 2020年3月 | 7,865 | — | −605 | — | −862 |
| 2021年3月 | 6,447 | — | −82 | — | 1 |
| 2022年3月 | 5,794 | — | −257 | — | −218 |
| 株式会社三井E&Sマシナリー及び株式会社三井E&Sビジネスサービスを吸収合併、商号を株式会社三井E&Sに変更。 | |||||
| 2023年3月 | 2,623 | — | 125 | — | 156 |
| 2024年3月 | 3,019 | — | 207 | — | 251 |
| 三井E&S造船株式会社の全保有株式を常石造船株式会社へ譲渡。(譲渡後、常石ソリューションズ東京ベイ株式会社に商号変更) | |||||
| 2025年3月 | 3,151 | 231 | 278 | 7.3 | 391 |
| 2026年3月 | 3,532 | 376 | 449 | 10.6 | 385 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高3,532億円のうち、営業利益として残るのは376億円で10.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は385億円、売上の10.9%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金80.3%2,837億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金9.0%318億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益10.6%376億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが284億円、投資CFが26億円で、差し引きのフリーCFは310億円。この組み合わせは「資産整理型」にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面。期末の手元現金は546億円で、売上の1.9ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 472 | −121 | −48 | 351 | 1,062 |
| 2014年3月 | 145 | −373 | 155 | −228 | 1,119 |
| 2015年3月 | 152 | −324 | −44 | −172 | 947 |
| 2016年3月 | 298 | −346 | 482 | −48 | 1,357 |
| 2017年3月 | −78 | −288 | 194 | −366 | 1,156 |
| 2018年3月 | −36 | −90 | −148 | −126 | 863 |
| 2019年3月 | 662 | −1 | −533 | 661 | 974 |
| 2020年3月 | −372 | 841 | −268 | 469 | 1,167 |
| 2021年3月 | 75 | 211 | −68 | 286 | 1,355 |
| 2022年3月 | −203 | −709 | 8 | −912 | 508 |
| 2023年3月 | −150 | −30 | 95 | −180 | 435 |
| 2024年3月 | −344 | −4 | 241 | −348 | 335 |
| 2025年3月 | 149 | 609 | −766 | 758 | 334 |
| 2026年3月 | 284 | 26 | −104 | 310 | 546 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は4,946億円。このうち返さなくてよい自己資本が2,338億円で、自己資本比率は46.3%(業種中央値65.3%より薄い)。
| 決算期 | 総資産兆円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 0.66 | 2,073 | 4,531 | 26.6 |
| 2014年3月 | 0.93 | 3,236 | 6,093 | 23.6 |
| 2015年3月 | 1.07 | 3,473 | 7,273 | 22.0 |
| 2016年3月 | 1.09 | 3,439 | 7,501 | 21.5 |
| 2017年3月 | 1.10 | 3,676 | 7,291 | 22.8 |
| 2018年3月 | 1.03 | 3,568 | 6,724 | 23.2 |
| 2019年3月 | 1.00 | 2,802 | 7,189 | 16.0 |
| 2020年3月 | 0.84 | 1,054 | 7,350 | 7.7 |
| 2021年3月 | 0.76 | 885 | 6,705 | 8.5 |
| 2022年3月 | 0.41 | 629 | 3,463 | 14.0 |
| 2023年3月 | 0.44 | 1,107 | 3,293 | 24.2 |
| 2024年3月 | 0.47 | 1,465 | 3,206 | 30.4 |
| 2025年3月 | 0.45 | 1,742 | 2,751 | 37.8 |
| 2026年3月 | 0.49 | 2,338 | 2,607 | 46.3 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
機械 209社との比較
同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで209社中11位あたり、逆に低いのは配当利回りで209社中177位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥4,114で、1年前と比べて-4.5%。過去52週の値幅のなかでは8%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 10.8倍 |
| PER (会社予想) | 13.4倍 |
| PBR | 1.85倍 |
| 配当利回り | 1.46% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は8月21日時点で4144円。直近1か月で12.57%下落し、25日移動平均線(4474.6円)を約7.4%下回る軟調な展開。7月末の4868円から8月初旬に4070円まで急落し、その後も戻りは鈍い。52週高値8438円からは50%以上下落した一方、52週安値3751円は維持しており、下値は限定的。出来高は8月3-4日に1000万株超と急増しており、売り圧力が強かったことがうかがえる。RSIは29.66と過熱感は解消されつつあるが、週足では25日線を下回る状態が続き、上値は重い。中期的なトレンドは弱含みで、25日線回復が次の焦点。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)。
PERは10.88倍と業界平均の23.18倍を大幅に下回り、PBRも1.87倍と平均の1.54倍を上回るものの、ROEは19.3%と高い収益性を示しています。配当利回りは1.45%と平均の2.66%を下回り、株主還元はやや不足しています。業績は好調で、割安ながら配当の増加余地があると見られます。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 10.8倍 | 22.7倍 |
| PER (予想) | 13.4倍 | — |
| PBR | 1.85倍 | 1.50倍 |
| ROE | 19.3% | 7.0% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
焦点は、船舶需要のサイクルと脱炭素関連投資の成長性。強気派は、LNG船や環境プラントなど高付加価値分野の受注が今後も伸び、収益の安定化に寄与すると見る。一方、弱気派は、船舶建造は為替や鋼材価格の影響を受けやすく、受注が一時的な好況に支えられている懸念を指摘。また、新分野の水素関連は実用化まで時間がかかり、現時点での収益貢献は限定的とみる。決算では受注残高と受注額の動向が焦点となる。
- 高付加価値船の需要
LNG船やメタノール船など環境対応船の受注が堅調と業界で報道。
- 脱炭素プラント期待
水素・アンモニア関連のエンジニアリング受注が増加傾向。
- グループ連携
三井グループの商社系ネットワークで海外案件を獲得しやすい。
- 営業利益376億円で62.8%増益通年影響強
営業利益は前期比145億円増の376億円、増益率62.8%と業績拡大
- 売上高3,532億円で12.1%増収通年影響中
売上高は前期比381億円増の3,532億円、増収が利益増を牽引
- 営業利益率10.65%へ大幅改善通年影響中
営業利益率は7.33%から10.65%へ3.32pt改善、収益構造が向上
- ROE19.3%・PBR1.89倍の割安継続影響中
ROE19.3%に対しPBR1.89倍、資本収益性の高さから割安
- サイクル変動
商船建造は市況変動が大きく、大型受注の反動減が懸念。
- 原価高リスク
鋼材価格や人件費上昇が建造コストを圧迫する可能性。
- 新規事業不透明
水素関連は実用化まで時間がかかり、初期投資負担。
- 純利益385億円と前期比減益通年影響中
純利益は前期比6億円減の385億円、最終減益が株価の重荷
- 予想PER13.7倍と実績から悪化決算発表後影響中
実績PER11.03倍に対し予想PER13.7倍、来期の利益減少を織り込み
- 配当利回り1.43%と還元抑制継続影響弱
配当利回りは1.43%と低く、株主還元策が乏しい
- 株価15.2%上昇と出遅れ不定影響弱
1年間の上昇率は15.2%と小幅、市場全体の勢いに乗り遅れ
- 受注残高
- 将来の売上を先取りする指標で、需要の持続性を確認。
- 受注額
- 新規受注の勢いが業績の方向性を左右する。
- 営業利益率
- コスト管理と高付加価値化の進捗を測る。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり60円で、前期から+185.0%。いまの株価に対する利回りは1.46%。増配か配当維持が2年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 30 | — | 602.2 |
| 2023年3月 | 33 | 10.0 | 2.0 |
| 2024年3月 | 5 | −84.8 | 3.6 |
| 2025年3月 | 20 | 300.0 | 3.5 |
| 2026年3月 | 57 | 185.0 | 18.1 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥60
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ57,163人。区分でいちばん多いのは外国法人で31.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が36.4%を占め、残る63.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 外国法人 | 18.7 | 21.1 | 23.2 | 9.3 | 16.3 | 31.0 |
| 個人・その他 | 35.4 | 39.5 | 35.4 | 51.6 | 39.3 | 27.9 |
| 金融機関 | 31.3 | 24.4 | 25.5 | 17.0 | 23.2 | 25.3 |
| 事業法人 | 11.9 | 12.1 | 12.6 | 13.1 | 10.7 | 11.1 |
| 証券会社 | 2.5 | 2.7 | 3.3 | 8.9 | 10.1 | 4.5 |
| 自己株式 | 2.7 | 2.7 | 2.1 | 1.8 | 2.1 | 2.1 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.2 | 0.1 | 0.2 | 0.3 | 0.2 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 13.38 |
| 02 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 7.04 |
| 03 | 今治造船株式会社 | 3.75 |
| 04 | BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-AC)(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 3.71 |
| 05 | 三井物産株式会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) | 2.47 |
| 06 | J.P. MORGAN BANK LUXEMBOURG S.A. 384513 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.96 |
| 07 | 大樹生命保険株式会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) | 1.55 |
| 08 | THE CHASE MANHATTAN BANK, N.A. LONDONSECS LENDING OMNIBUS ACCOUNT (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.35 |
| 09 | JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.34 |
| 10 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.24 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-07-22三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社新規の大量保有報告2.90%
- 2026-06-05ゴールドマン・サックス証券株式会社新規の大量保有報告1.18%+0.06pt
- 2026-06-04三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社新規の大量保有報告2.42%-0.11pt
- 2026-05-22ゴールドマン・サックス証券株式会社新規の大量保有報告1.12%
- 2026-05-08JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社新規の大量保有報告3.47%-0.86pt
- 2026-04-20JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社新規の大量保有報告4.33%-0.33pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+3946%、1株純資産は14期で+970%。直近期のROEは19.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | −10 | 212 | −4.6 | — | — |
| 2014年3月 | 518 | 2,666 | 21.6 | 4.2 | 54.7 |
| 2015年3月 | 116 | 2,929 | 4.1 | 17.6 | — |
| 2016年3月 | 94 | 2,905 | 3.2 | 17.9 | 135.3 |
| 2017年3月 | 151 | 3,098 | 5.0 | 11.4 | 602.2 |
| 2018年3月 | −125 | 2,959 | −4.1 | — | — |
| 2019年3月 | −861 | 1,974 | −34.9 | — | — |
| 2020年3月 | −1,066 | 796 | −77.0 | — | — |
| 2021年3月 | 2 | 794 | 0.2 | 333.9 | — |
| 2022年3月 | −270 | 706 | −36.0 | — | — |
| 2023年3月 | 177 | 1,107 | 19.0 | 2.3 | 2.0 |
| 2024年3月 | 256 | 1,312 | 20.2 | 7.5 | 3.6 |
| 2025年3月 | 385 | 1,683 | 25.1 | 4.3 | 3.5 |
| 2026年3月 | 381 | 2,270 | 19.3 | 14.6 | 18.1 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額222百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 高橋岳之 | 代表取締役 社長 CEO、CCO、全般統括、監査室、調達部及び 成長事業推進事業部担当 | 61 | 76 |
| 松村竹実 | 代表取締役 副社長 CFO、CIO、社長補佐、コーポレート部門担当 | 59 | 45 |
| 田中一郎 | 取締役 社長補佐、舶用推進システム事業部及び 物流システム事業部担当 | 64 | 57 |
| 塩見裕一 | 取締役(常勤監査等委員) | 67 | 42 |
| 川崎弘一 | 取締役(監査等委員)(注)8 | 69 | — |
| 三輪美恵 | 取締役(監査等委員)(注)8 | 60 | 4 |
| ウォン・ライヨン | 取締役(監査等委員)(注)8 | 54 | — |
| 三原秀哲 | — | 68 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 109 | 56 | 165 | 55 |
| 社外取締役 | 4 | 33 | — | 33 | 8 |
| 取締役(社内) | 1 | 24 | — | 24 | 24 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,017字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題4,052字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク3,363字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)11,930字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第123期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-25
- 半期報告書半期報告書-第123期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第122期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-25
- 半期報告書半期報告書-第122期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第121期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-26
- 四半期報告書四半期報告書-第121期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第121期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第121期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第120期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第120期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第120期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 四半期報告書四半期報告書-第120期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-05
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
- 決算説明資料2026年度第1四半期決算説明資料2026-08-03
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