概要
株式会社ダイレクトマーケティングミックスは、アウトバウンドコールを核としたダイレクトマーケティング事業を主軸とし、通信インフラセクター向けの電話・訪問・Webによる営業支援、BPO、コンサルティングを提供する。大阪市北区に本社を置き、2020年に東証一部上場、現在はプライム市場に所属。2025年12月期の売上収益は226億94百万円、従業員数は665名。
アウトバウンドに特化した営業ソリューション
当社グループの根幹は、エンドユーザーとの直接的な対話を通じて商品・サービスの販売やアポイント獲得を行うアウトバウンド業務である。電話、直接訪問、Webコンタクトのチャネルを自社運営のコンタクトセンターから展開し、特に通信インフラセクター(固定通信・移動通信回線、端末、付随サービス)のセールスを主要ターゲットとする。アウトバウンドに重心を置きつつ、インバウンドや他チャネルを含む統合運用(ハイブリッド)や、デジタル事業者の営業・マーケティング機能全体を代行するDXフルフィルメント業務へと領域を広げている。
マーケティング事業とオンサイト事業の二軸
セグメントはマーケティング事業とオンサイト事業に分かれる。マーケティング事業は子会社6社が担当し、ダイレクトマーケティング(アウトバウンド)、コンサルティング、BPOの3サービスを提供。2025年12月期の同事業の売上収益は211億58百万円(前期比12.1%増)、営業利益33億3百万円でグループ収益の9割超を占める。オンサイト事業は子会社スタッフファーストが手掛ける人材派遣であり、収益は22億66百万円(同16.4%減)と縮小傾向にあるが、収益性改善により営業利益は増加した。
M&Aで拡充したグループ体制
持株会社である当社の下に9社の連結子会社を擁する。マーケティング事業の中核は2017年に子会社化した株式会社カスタマーリレーションテレマーケティングである。2023年には株式会社アーキテクト、2025年10月には株式会社サイヨウブとマネーペディア株式会社を相次いで取得した。これらの買収により、データ分析・デジタルマーケティング・人材派遣などの機能をグループ内に取り込み、ワンストップの営業ソリューション体制を強化している。
収益構造と経営指標の推移
2018年12月期の売上収益は135億円だったが、2022年12月期には347億円まで拡大した。その後、不採算案件の整理やコスト構造見直しにより2023年12月期は269億円に減少したが、2025年12月期は226億94百万円(前期比8.3%増)に回復。親会社所有者帰属当期利益は13億45百万円(同61.2%増)と増益に転じた。経営指標として売上高とEBITDAを重視しており、EBITDAの開示はないが、営業利益21億33百万円、減価償却費等を考慮するとEBITDAはさらに大きい。
業界の中での役割はB2B向け営業支援サービス(ダイレクトマーケティング、コンサル、BPO)を提供にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
01通信インフラ主力
主要ターゲット市場のひとつで、通信回線(固定・移動)や通信端末、付随サービスのセールスを顧客企業に代わって実施。エンドユーザーへの直接アプローチにより契約獲得を支援している。
- 電話コンタクトによるセールス
- コミュニケーターがエンドユーザーに電話で商品・サービスの販売やアポイント獲得を行う。
- フィールドセールス
- 直接訪問によるセールス活動。対面での説明・提案により成約を目指す。
- Webコンタクト
- オンラインチャネルを通じたセールス。メールやチャット等でアプローチする。
02デジタル事業者準主力
人的リソースが限られたデジタル事業者向けに、総合的なBPOサービス(DXフルフィルメント)を提供。営業・マーケティング機能を中心としたバックオフィス業務を代行し、新たなデジタルサービスの社会実装を支援している。
- DXフルフィルメント
- デジタル事業者の営業・マーケティング機能を中心とした総合バックオフィス業務の一括代行サービス。
03BPO準主力
顧客企業の営業・マーケティングに関連する付随業務やインバウンドコールセンター、事務作業を一括代行。金融機関や地方自治体などのカスタマーサービスも受託し、医療分野では有資格者による専門BPOセンターも展開。
- インバウンドコールセンター
- エンドユーザーからの問い合わせ受電などを行うコールセンターの運営代行。
- 事務代行
- 契約締結事務やダイレクトメール等のプロモーション業務の代行。
- 専門BPOセンター
- 医療分野等、有資格者を配置した専門業務のBPOサービス。
04コンサルティングサービス副次
ダイレクトマーケティングで蓄積した情報資産を活用し、顧客企業の営業・マーケティング戦略の策定からシステム構築・運用までを支援。研修や市場調査も提供し、顧客の営業体制強化に貢献する。
- 営業・マーケティング戦略コンサルティング
- 顧客企業の課題や目的に合わせ、戦略策定から実行までを支援するコンサルティングサービス。
- 研修・市場調査
- 営業部門向け研修や市場調査の実施。顧客企業のスキル向上と市場理解を支援する。
製品と技術
アウトバウンド営業支援サービス
中核サービスは、顧客企業に代わってエンドユーザーに対し電話・訪問・Webで直接セールスを行うアウトバウンド業務である。主な取り扱い商品は通信回線(固定・移動)、通信端末、付随サービス。グループのコミュニケーターが1対1の対話を通じて販売やアポイント獲得を実施する。この業務で蓄積したエンドユーザーの「生の声」や費用対効果データは、コンサルティングやBPOの質を高める情報資産となっている。また、AIを活用した反復業務の自動化と人間による高度対応の分業も進めている。
ビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)
BPO業務は、インバウンド型コールセンター(カスタマーセンター受電)、事務代行、契約締結事務、ダイレクトメール制作など、営業・マーケティングに付随する業務を一括代行する。特に近年は、DXの進展に伴い新たなデジタルサービス事業者向けに、営業・マーケティング機能を含む総合的なバックオフィス業務(DXフルフィルメント)を提供。金融機関や地方自治体のカスタマーサービス、医療分野の専門BPOセンターなど、対象業種を拡大している。
コンサルティングと人材派遣(オンサイト)
コンサルティングでは、ダイレクトマーケティングで培ったノウハウを基に、顧客企業の営業・マーケティング戦略の策定、システム構築、運用支援、研修までを手掛ける。一方、オンサイト事業では、子会社スタッフファーストを通じて営業・マーケティング部門向けの人材派遣(労働者派遣・有料職業紹介)を実施。グループ内のマーケティング事業向けにもコミュニケーターを派遣し、柔軟な人員体制を支える。但し、2025年12月期のオンサイト事業売上は前年比16.4%減と減少傾向にある。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
サービス業中堅、収益性改善中
ダイレクトマーケティングミックスはサービス業セクターに属し、売上高210億円規模の中堅企業です。同セクターにはジンジブやイシンなど新興企業が多く、競争環境は流動的です。2024年12月期に営業利益率6.67%を計上し、2025年12月期には9.25%への改善を見込んでいます。売上高は前年から減少しましたが、収益性向上に注力していることが伺えます。
強み
- 営業利益率6.67%から9.25%へ向上見込み
- 2025年12月期に227億円へ増収見込み
- 特定サービスで差別化を図っている可能性
- 収益性改善からコスト管理に優れる
課題
- 前期比で売上高減少、成長鈍化懸念
- ジンジブなど新興企業との競争激化
- サービス業界は需要変動リスクが高い
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がダイレクトマーケティングミックス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 9765オオバ | 195億円 | 13.4倍 |
| 2 | 9686東洋テック | 194億円 | 9.0倍 |
| 3 | 6194アトラエ | 192億円 | 17.2倍 |
| 4 | 4767テー・オー・ダブリュー | 192億円 | 11.7倍 |
| 5 | 7354ダイレクトマーケティングミックス | 187億円 | 10.1倍 |
| 6 | 6073アサンテ | 187億円 | 60.8倍 |
| 7 | 7358ポピンズ | 187億円 | 11.3倍 |
| 8 | 2445タカミヤ | 184億円 | 10.5倍 |
| 9 | 558ASQUEEZE | 183億円 | 28.1倍 |
| 10 | 7095Macbee Planet | 182億円 | 7.3倍 |
| 11 | 4641アルプス技研 | 181億円 | 13.6倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 9件
投資ファンド主導で設立された2017年
2017年8月、主要株主がAPファンドからインテグラル株式会社の関連ファンドに異動するのに伴い、インテグラルの出資により株式会社IOCが設立された。翌月、IOCは株式会社CRTMホールディングスの全株式を取得し子会社化。CRTMホールディングスは小林祐樹氏から一部株式を、APファンド及び個人株主から残りを取得しており、この買収が現グループの起点となった。
存続会社をIOCとする吸収合併と商号変更の2018年
2018年4月、株式会社IOCを存続会社、株式会社CRTMホールディングスを消滅会社とする吸収合併を実施した。同時に商号を「株式会社ダイレクトマーケティングミックス」に変更。この合併により、CRTMホールディングスが保有していたコンタクトセンター運営ノウハウとIOCの経営資源が統合され、現在の事業基盤が形成された。
東京証券取引所第一部上場の2020年
2020年10月、東京証券取引所市場第一部に株式を上場した。上場により資金調達力と知名度が向上し、その後のM&Aや事業拡大の原資を得た。上場時の財務数値は開示されていないが、上場前年の2019年12月期の売上収益は172億円、当期利益は15億円であった。
ガバナンス改革と市場変更の2022年
2022年3月、監査役会設置会社から指名委員会等設置会社へ移行し、経営の監督機能を強化した。同年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、市場第一部からプライム市場へ移行。これらの変更により、上場企業としてのコーポレートガバナンス体制を整備し、機関投資家からの信頼獲得を目指した。
相次ぐ子会社取得で事業領域を拡大した2023〜2025年
2023年4月、株式会社アーキテクトの全株式を取得し連結子会社化。アーキテクトはマーケティング支援事業を手掛け、グループのデータ分析・コンサルティング能力を補完した。2025年10月には株式会社サイヨウブ(人材派遣・BPO)とマネーペディア株式会社(デジタルマーケティング)の株式を同時に取得し、グループの事業ポートフォリオをさらに多様化した。これらの買収は、通信インフラセクターへの依存度を下げ、新たな収益源を確保する戦略の一環である。
年表9件を開く
2010年代
- 2017年8月創業主要株主がAPファンドからインテグラル株式会社の関連ファンドであるインテグラル3号投資事業有限責任組合及びInnovationAlphaL.P.に異動するにあたり、インテグラル株式会社の出資により、株式会社IOCを設立
- 2017年9月M&A株式会社CRTMホールディングスの株式を小林祐樹氏から一部、APファンド及び個人株主からすべてを取得し子会社化
- 2018年4月M&A株式会社IOCを存続会社、株式会社CRTMホールディングスを消滅会社とする吸収合併をし、株式会社ダイレクトマーケティングミックスに商号変更
2020年代
- 2020年10月上場東京証券取引所市場第一部に株式を上場
- 2022年3月監査役会設置会社から指名委員会等設置会社へ移行
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場へ移行
- 2023年4月株式会社アーキテクトの全株式を取得(現連結子会社)
- 2025年10月株式会社サイヨウブの全株式を取得(現連結子会社)
- 2025年10月マネーペディア株式会社の株式を取得(現連結子会社)
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
人的プロセスにおける付加価値創造
テクノロジー活用を前提としつつも、共感や感動など人間にしか生み出せない価値を差別化の中核に据え、アウトバウンドコールや新規事業において人的プロセスでの付加価値創出を追求する。
- 02
AI活用による営業プロセスの高度化
反復・定型業務はAI化し、人的対応が必要な高度なヒアリングやクレーム対応などに特化。体験価値向上、生産性改善、スケール耐性の獲得を実現し、AIを人の可能性拡張の基盤と位置付ける。
- 03
ワンストップ営業ソリューションの拡大
集客から成約、アフターサービスまでのダイレクトマーケティングを核とするワンストップサービスを提供。新規顧客獲得と既存顧客の取引拡大により顧客基盤を強化し、業務範囲を拡張する。
- 04
オンサイト事業の加速
アウトソーシングではなく自社内でノウハウ蓄積を望む企業向けに、マネジメント人材派遣やプロのコミュニケーター派遣によるオンサイト事業を展開し、ニーズに応える。
- 05
高付加価値BPOサービスへの拡張
インバウンド・アウトバウンド統合運用や実店舗接客、バックオフィス業務を含む総合BPOニーズに対応。AIコールなど多様化する顧客ニーズに対応し、営業ソリューションを超えたサービスを展開する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 6期分
グループ全体で665人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は501万円で、5期前と比べて−7.7%。平均年齢は35.3歳、平均勤続年数は7.4年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年12月 | 543 | 33.0 | 3.9 | 763 | — |
| 2021年12月 | 516 | 33.7 | 9.2 | 1,053 | — |
| 2022年12月 | 529 | 31.4 | 4.2 | 1,165 | — |
| 2023年12月 | 499 | 32.9 | 5.3 | 1,014 | — |
| 2024年12月 | 434 | 35.1 | 7.1 | 711 | 197 |
| 2025年12月 | 501 | 35.3 | 7.4 | 665 | 316 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社9社(国内 9 / 海外 0、うち連結子会社 9) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社カスタマーリレーションテレマーケティング(注)2、3大阪市北区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社マケレボ大阪市北区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社スタッフファースト大阪市北区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社aidial (注)4大阪市北区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社データリレーションマーケティング(注)5、6大阪市北区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社ぐるリク大阪市北区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社アーキテクト東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社サイヨウブ東京都渋谷区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内マネーペディア株式会社東京都品川区 · 連結子会社議決権70.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は227億円、営業利益は21億円。前期と比べると増収増益で、売上が+8.1%、利益が+50.0%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 240億円 | 227億円 |
| 営業利益 | 24億円 | 21億円 |
| 純利益 | 18億円 | 13億円 |
| 1株あたり配当 | ¥9.5 | ¥9.5 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は115億円、営業利益は14億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は−0.9%、営業利益は+7.7%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 87 | 16 | 18.4 | 11 |
| 2023年2Q | 69 | 3 | 4.3 | 1 |
| 2023年3Q | 64 | −1 | −1.6 | −1 |
| 2023年4Q | 49 | — | — | −8 |
| 2024年1Q | 59 | 8 | 13.6 | 5 |
| 2024年2Q | 48 | 3 | 6.3 | 1 |
| 2024年4Q | 103 | 3 | 2.9 | 2 |
| 2025年2Q | 116 | 13 | 11.2 | 8 |
| 2025年4Q | 111 | 8 | 7.2 | 5 |
| 2026年2Q | 115 | 14 | 12.2 | 12 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 9期分
直近期の営業利益率は9.3%。純利益は2期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 税引前利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 主要株主がAPファンドからインテグラル株式会社の関連ファンドであるインテグラル3号投資事業有限責任組合及びInnovationAlphaL.P.に異動するにあたり、インテグラル株式会社の出資により、株式会社IOCを設立 | |||||
| 2017年12月 | — | — | — | — | — |
| 株式会社IOCを存続会社、株式会社CRTMホールディングスを消滅会社とする吸収合併をし、株式会社ダイレクトマーケティングミックスに商号変更 | |||||
| 2018年12月 | 135 | — | 13 | — | 8 |
| 2019年12月 | 172 | — | 21 | — | 15 |
| 東京証券取引所市場第一部に株式を上場 | |||||
| 2020年12月 | 225 | — | 35 | — | 24 |
| 2021年12月 | 303 | — | 46 | — | 32 |
| 2022年12月 | 347 | — | 57 | — | 38 |
| 2023年12月 | 269 | — | 12 | — | 3 |
| 2024年12月 | 210 | 14 | 14 | 6.7 | 8 |
| 2025年12月 | 227 | 21 | 21 | 9.3 | 13 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高227億円のうち、営業利益として残るのは21億円で9.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は13億円、売上の5.7%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。
- 費用事業を回すためにかかったお金90.7%206億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益9.3%21億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 8期分
2025年12月期は営業CFが28億円、投資CFが−19億円で、差し引きのフリーCFは9億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は55億円で、売上の2.9ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2018年12月 | 16 | −3 | −21 | 13 | 8 |
| 2019年12月 | 23 | −3 | −10 | 20 | 17 |
| 2020年12月 | 41 | −5 | −16 | 36 | 37 |
| 2021年12月 | 41 | −14 | −13 | 27 | 51 |
| 2022年12月 | 51 | −8 | −18 | 43 | 76 |
| 2023年12月 | 16 | −12 | −35 | 4 | 45 |
| 2024年12月 | 20 | −1 | −12 | 19 | 52 |
| 2025年12月 | 28 | −19 | −6 | 9 | 55 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 9期分
2025年12月期の総資産は274億円。このうち返さなくてよい自己資本が149億円で、自己資本比率は54.3%(業種中央値53.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2017年12月 | 157 | 32 | 125 | 20.5 |
| 2018年12月 | 157 | 41 | 116 | 25.8 |
| 2019年12月 | 176 | 55 | 121 | 31.5 |
| 2020年12月 | 213 | 80 | 133 | 37.6 |
| 2021年12月 | 268 | 116 | 152 | 43.2 |
| 2022年12月 | 305 | 156 | 149 | 51.0 |
| 2023年12月 | 262 | 131 | 131 | 50.0 |
| 2024年12月 | 250 | 138 | 112 | 55.1 |
| 2025年12月 | 274 | 149 | 125 | 54.3 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で534社中205位あたり、逆に低いのは配当利回りで534社中336位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥393で、1年前と比べて+30.6%。過去52週の値幅のなかでは90%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 10.1倍 |
| PER (会社予想) | 10.4倍 |
| PBR | 1.15倍 |
| 配当利回り | 2.42% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
8月18日に362円と前日比6.47%上昇。1ヶ月では3.43%高。25日線(347円)を上回り、上昇トレンド。52週高値377円に接近しており、高値圏。8月14日には出来高が77万株と急増、その後も高水準で、市場の関心が高い。RSIは63.8と強気圏で、高値更新の可能性がある。ただし、直近の急騰は投機的な動きも含まれており、注意が必要。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)。
PERが12.1倍と業界平均22.4倍を下回り、PBRも1.08倍と割安水準。ROEは9.39%と収益性は安定。配当利回り2.03%は業界平均1.75%を上回るが、配当性向26.2%と抑制的であり、増配余地はある。業績は増収増益基調でバリュエーションに割安感あり。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 10.1倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 10.4倍 | — |
| PBR | 1.15倍 | 3.51倍 |
| ROE | 9.4% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
業績は不調からの回復途上。2024年12月期は減収も増益、2025年12月期は増収増益見通し。PER12倍、PBR1.08倍と市場平均並み。強気派は利益率改善と業績回復を評価し、弱気派は売上減少トレンドや競争激化を懸念。
- 利益率改善トレンド
営業利益率6.7%→9.3%。
- PER12倍は割高でない
同業平均と比較して妥当。
- 業績回復期待
2025年12月期増収予想。
- 営業利益21億円へ増益基調2025年12月期影響強
24/12期14億→25/12期21億と50%増、利益率6.67%→9.25%
- 売上高回復傾向2025年12月期影響中
24/12期210億→25/12期227億と8%増収、顧客単価上昇か
- PER12倍と成長性考慮し割安継続影響弱
増益率考慮すれば実質PER低下、成長余地
- 外国人保有比率14%と一定の需給継続影響弱
海外投資家の関心高い、流動性確保
- 売上高減少傾向
347億→210億と減少。
- 競争激化
デジタルマーケ参入企業多数。
- 利益の質の問題
一時的なコスト削減の可能性。
- 売上高の減少傾向2023→2024影響中
23/12期269億→24/12期210億と22%減収、主要クライアント喪失か
- 業績変動の大きさ継続影響強
営業利益14→21億と変動大、来期反動減リスク
- サービス業界の競争激化継続影響中
デジタルマーケティングは競合多く、受注単価下落
- 配当利回り2.03%と低め継続影響弱
株主還元強化余地あるが現状は保守的
- 売上高成長率
- 減少傾向に歯止めがかかるか。
- 営業利益率
- 改善継続が収益力の証。
- 顧客単価・継続率
- 収益の安定性を示す。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり9.5円で、前期から+55.6%。いまの株価に対する利回りは2.42%。増配か配当維持が2年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2021年12月 | 5 | — | 7.2 |
| 2022年12月 | 17 | 240.0 | 23.9 |
| 2023年12月 | 3 | −82.4 | — |
| 2024年12月 | 5 | 50.0 | 35.5 |
| 2025年12月 | 7 | 55.6 | 26.2 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥9.5
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ4,857人。区分でいちばん多いのは個人・その他で60.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が21.5%を占め、残る78.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年12月% | 2021年12月% | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 10.0 | 4.7 | 43.8 | 49.6 | 54.3 | 60.4 |
| 外国法人 | 30.4 | 30.5 | 27.9 | 21.9 | 14.8 | 14.0 |
| 事業法人 | 49.0 | 50.0 | 11.8 | 11.6 | 14.9 | 12.9 |
| 金融機関 | 8.6 | 13.7 | 16.2 | 12.1 | 9.7 | 8.6 |
| 証券会社 | 2.0 | 1.1 | 0.3 | 4.7 | 6.2 | 3.9 |
| 自己株式 | — | 0.0 | 0.0 | 2.5 | 2.5 | 2.5 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | インテグラル3号投資事業有限責任組合 | 35.32 |
| 02 | 23.7株式会社 | 8.72 |
| 03 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 5.98 |
| 04 | INNOVATION ALPHA L. P. (常任代理人 SMBC日興証券株式会社) | 5.61 |
| 05 | ベル投資事業有限責任組合1 | 3.12 |
| 06 | インテグラル株式会社 | 2.42 |
| 07 | 光通信KK投資事業有限責任組合 | 1.98 |
| 08 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 1.78 |
| 09 | 株式会社じげん | 1.40 |
| 10 | BBH CO FOR ARCUS JAPAN VALUE FUND (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 1.30 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-08-25ウィル・フィールド・キャピタル・ピーティーイー・エルティーディー(WILL FIELD CAPITAL PTE.LTD.)新規の大量保有報告7.20%+1.11pt
- 2026-08-13ウィル・フィールド・キャピタル・ピーティーイー・エルティーディー(WILL FIELD CAPITAL PTE.LTD.)新規の大量保有報告6.09%+1.03pt
- 2026-07-10ウィル・フィールド・キャピタル・ピーティーイー・エルティーディー(WILL FIELD CAPITAL PTE.LTD.)新規の大量保有報告3.04%
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 9期分
1株利益は8期で+40%、1株純資産は9期で+284%。直近期のROEは9.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年12月 | — | 83 | — | — | — |
| 2018年12月 | 21 | 101 | 22.7 | — | — |
| 2019年12月 | 36 | 138 | 30.4 | — | — |
| 2020年12月 | 60 | 200 | 35.8 | 21.7 | 5.8 |
| 2021年12月 | 78 | 261 | 32.8 | 23.7 | 7.2 |
| 2022年12月 | 85 | 332 | 28.0 | 19.6 | 23.9 |
| 2023年12月 | 7 | 285 | 2.2 | 139.2 | — |
| 2024年12月 | 18 | 297 | 6.2 | 15.2 | 35.5 |
| 2025年12月 | 29 | 320 | 9.4 | 9.3 | 26.2 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
16名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は16名。2025/12期の役員報酬は総額209百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 植原大祐 | 取締役 | 44 | 261,300 |
| 土井元良 | 取締役 | 44 | 214,800 |
| 伊藤佳奈子 | 取締役 | 46 | 53,600 |
| 小林祐樹 | 取締役 | 43 | 4,314,400 |
| 池田篤穗 | 取締役 | 43 | — |
| 水谷謙作 | 取締役 | 52 | — |
| 三嶋政美 | 取締役 | 59 | — |
| 三宅稔男 | 取締役 | 74 | — |
| 前田健次郎 | 取締役 | 73 | — |
| 松原由佳 | 取締役 | 41 | — |
| 米田惠美 | 取締役 | 42 | — |
| 田中良晃 | 執行役 人事戦略本部長 | 49 | 46,300 |
残りの役員4名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 香川正人 | 執行役 | 47 | 16,400 |
| 香川龍太郎 | 執行役 | 40 | 9,000 |
| 橋爪賢三 | 取締役 | 55 | — |
| 山口弘樹 | 執行役 | 34 | 64,000 |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 賞与百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 執行役 | 6 | 63 | 45 | 128 | 21 |
| 取締役(社内) | 6 | 40 | — | 48 | 8 |
| 社外取締役 | 5 | 33 | — | 33 | 7 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容2,730字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題4,403字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク5,838字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,891字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は IFRS。
- 半期報告書半期報告書-第10期(2026/01/01-2026/12/31)2026-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第9期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-26
- 半期報告書半期報告書-第9期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第8期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-31
- 半期報告書半期報告書-第8期(2024/01/01-2024/12/31)2024-08-14
- 四半期報告書四半期報告書-第8期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第7期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-25
- 四半期報告書四半期報告書-第7期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第7期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-10-13
- 四半期報告書四半期報告書-第7期第1四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第6期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-27
- 四半期報告書四半期報告書-第6期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
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