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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

沖縄電力

The Okinawa Electric Power Company, Incorporated9511 · Prime · 電気・ガス業

沖縄県の電力会社。電気事業を中心に、建設業など多角化を進める総合エネルギー企業。

概要

沖縄電力は、沖縄県唯一の一般電気事業者であり、同県の電力供給を担う。1972年5月に政府と県の出資による特殊法人として設立、1988年に民営化された。2025年3月期の売上高は約2,365億円、従業員数3,154名。石炭・重油・LNGを燃料とする火力発電を主力とし、離島を含む安定供給と再生可能エネルギー比率の向上が経営課題である。

電気事業を中核とする3セグメント構成

当社グループは電気事業、建設業、その他(エネルギーサービス・情報通信など)の3セグメントで構成される。2025年度(2026年3月期)の連結売上高2,201億77百万円のうち、電気事業が2,075億78百万円(構成比94%)を占める。同事業の営業利益は56億26百万円。建設業は子会社㈱沖電工などが手がける電力関連工事で売上高255億66百万円、営業利益13億94百万円。その他はエネルギーサービスプロバイダ事業(ESP)や情報サービス、不動産などで売上高383億66百万円、営業利益31億52百万円。電気事業の収益は燃料費調整制度や販売電力量に左右される一方、建設業やその他が安定的な収益源となっている。

離島県ならではの電源構成と自然条件

沖縄県は多くの離島を抱え、電力系統が本土と独立している。当社は沖縄本島に石川発電所(125MW×2基)、牧港火力発電所(125MW)および牧港ガスエンジン発電所(45MW)、具志川火力発電所(156MW×2基)、金武火力発電所(220MW×2基)、吉の浦火力発電所(251MW×2基)を保有し、石炭・重油・LNGを燃料とする。離島にはディーゼル発電や再生可能エネルギーを組み合わせて供給する。台風常襲地域であるため、設備の強靭化と迅速な復旧体制が不可欠であり、送配電設備への計画的な投資を継続している。

18社の子会社が支えるグループ体制

2026年3月31日現在、当社グループは当社、子会社18社、関連会社3社で構成される。主要な連結子会社には、建設工事を担う㈱沖電工(1976年子会社化、2025年4月に㈱沖設備を吸収合併)、電気機器の製造・販売を行う沖縄電機工業㈱、プラント工事の沖縄プラント工業㈱、不動産管理の沖電開発㈱、情報システム開発の沖電グローバルシステムズ㈱、再生可能エネルギー事業の沖縄新エネ開発㈱、エネルギー関連の㈱プログレッシブエナジーやFRT㈱などがある。持分法適用関連会社には沖縄通信ネットワーク㈱(OTNet)が含まれる。

収益の推移と経営指標の達成状況

連結売上高は2013年3月期の1,664億円から増加傾向にあり、2025年3月期には2,365億円となった。2023年3月期は燃料価格高騰により455億円の親会社株主純損失を計上したが、2024年3月期に24億円、2025年3月期に43億円、2026年3月期に62億円と回復した。営業利益も2025年3月期73億円、2026年3月期93億円と改善している。中期経営計画では「経常利益120億円以上、ROE5%以上、自己資本比率25%以上」を掲げ、ROEと自己資本比率は達成したが、経常利益は2025年度81億円と未達にとどまっている。

業界の中での役割は電力供給事業者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
2,202億円
営業利益
93億円
営業利益率
4.2%
純利益
62億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
電気事業2,013億円91.5%56億円2.8%
その他(注)1138億円6.3%32億円23.2%
建設業50億円2.3%14億円28.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01一般家庭・企業主力

沖縄県内に電力を供給する。発電・送配電・小売を一貫して行う。

主な製品・サービス1
電気事業
電気の供給(発電、送配電、小売)を行う。

02建設業界準主力

電気設備の工事やメンテナンス、建設工事などを関連会社が行う。

主な製品・サービス1
建設工事
電気設備の工事や建築工事などを行う。

03その他副次

電気事業や建設業以外の事業で、関連会社がサービスを提供。

製品と技術

火力発電所のラインアップと燃料戦略

当社は沖縄本島に5カ所の主力火力発電所を持つ。石川発電所(125MW×2基、重油)は1974年・78年運転開始、牧港火力発電所(125MW、重油)は1981年、具志川火力発電所(156MW×2基、石炭)は1994年・95年、金武火力発電所(220MW×2基、石炭・LNG)は2002年・2003年、吉の浦火力発電所(251MW×2基、LNG)は2012年・2013年にそれぞれ営業運転を開始した。燃料は重油から石炭、LNGへと多様化し、価格変動リスクの分散と環境負荷低減を図っている。2024年3月には牧港ガスエンジン発電所(45MW)も加わり、需要変動への柔軟な対応が可能となった。

再生可能エネルギーと蓄電システム

子会社の沖縄新エネ開発㈱(1996年設立)を通じて太陽光発電を推進。2025年度の自社新エネルギー発電電力量は3百万kWhである。また、蓄電池を活用した電力品質維持にも取り組んでおり、2025年度の蓄電池充放電電力量は▲4百万kWh(放電が充電を上回る)となっている。海外ではパラオ共和国のリゾートホテル向けに太陽光発電と蓄電池を組み合わせた電力供給事業を展開し、離島で培ったノウハウを応用している。

建設・メンテナンスとグループの多角事業

連結子会社㈱沖電工は電力関連の建設工事を主力とし、2025年度の建設セグメント売上高は255億66百万円である。同社は2025年4月に㈱沖設備を吸収合併し、工事分野の一体化を進めた。その他セグメントには、エネルギーサービスプロバイダ事業(ESP)を手がける㈱プログレッシブエナジー、情報システム開発の沖電グローバルシステムズ㈱、不動産管理の沖電開発㈱、電気機器製造の沖縄電機工業㈱などが含まれ、売上高383億66百万円を計上している。これらの多角事業が電気事業の収益変動を補完する役割を果たす。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

電気・ガス業のなかでの位置

地域独占の安定供給で国内電気事業に特化

沖縄電力は沖縄県内で発電から送配電まで一貫して担う地域独占型の電力会社であり、離島特有の需要構造に支えられている。直近の売上高は約2,200億〜2,400億円と安定し、営業利益率は2025年3月期の約3.1%から2026年3月期に約4.2%へ改善傾向にある。同業他社であるグリムスやデジタルグリッドなど新電力と異なり、再生可能エネルギーや電力小売の自由化競争に晒されつつも、送配電網の保有と供給義務により防御的なポジションを確保している。ただし、燃料価格変動や人口減少に伴う需要減が課題であり、収益は内需依存度が高い。

強み

  • 沖縄県内で発電から送電、小売までを一貫し、安定供給の責務を担う独占的な立場。
  • 直近3期の売上高が2,200億〜2,400億円で推移し、大きな変動なく収益を維持。
  • 営業利益率が2025年3月期の3.09%から2026年3月期に4.22%へ上昇中。
  • 離島の特性を生かし、太陽光などの再生可能エネルギー導入に積極的。

課題

  • 火力発電依存で、燃料価格の高騰時に収益が圧迫されるリスクがある。
  • 人口減少や省エネ進展で電力需要の先細りが避けられない。
  • 新電力の参入で小売部門の顧客奪取競争が生じ、従来の地域独占が揺らぐ。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

電気・ガス業の時価総額近傍。太字が沖縄電力

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19533東邦瓦斯1,146億円14.9倍
29543静岡ガス1,023億円10.3倍
39536西部ガスホールディングス945億円13.0倍
49534北海道瓦斯815億円7.1倍
59519レノバ794億円23.8倍
69511沖縄電力666億円10.2倍
79517イーレックス660億円12.4倍
83150グリムス573億円11.4倍
99539京葉瓦斯446億円10.7倍
10603Aアイ・グリッド・ソリューションズ348億円
119535広島ガス292億円13.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 41件

琉球電力公社の事業を引き継いだ1972年

1972年5月、沖縄振興開発特別措置法に基づき、琉球電力公社の全ての発送電業務(一部配電を除く)を引き継ぎ、政府および沖縄県の出資による特殊法人として資本金137億28百万円で沖縄電力株式会社が設立された。同年7月の増資で資本金は147億28百万円となった。これは日本復帰後の沖縄に安定した電力基盤を築くための国家プロジェクトであり、同社の原点である。

火力発電所の建設と配電会社統合:1974-1981年

1974年6月に石川発電所1号機(出力125,000kW)が営業運転を開始し、1978年6月に2号機(同)が続いた。1981年5月には牧港火力発電所9号機(125,000kW)が運転開始。これらの電源開発と並行して、1976年4月には沖縄配電、松岡配電、中央配電、比謝川配電、名護配電の五つの配電会社を吸収合併し、発電から配電までの一貫体制を確立した。同時に、沖縄配電の子会社だった沖縄電気工事㈱(現㈱沖電工)を子会社化し、建設部門の基盤を固めた。

特殊法人から民営会社へ:1988年

1987年8月に資本金を73億64百万円に減少させた後、1988年10月、沖縄振興開発特別措置法に基づく特殊法人から民営の会社へ転換した。これにより政府および県の出資による枠組みを離れ、自主経営の道を歩み始める。1992年2月には株式を東京証券取引所市場第2部および福岡証券取引所に上場し、外部からの資金調達が可能となった。また、上場に先立つ1991年4月には、情報サービス子会社の沖電情報サービス㈱(現沖電グローバルシステムズ㈱)を設立している。

大容量火力で供給力を拡大:1994-2003年

1994年3月に具志川火力発電所1号機(156,000kW)、1995年3月に2号機(同)が営業運転を開始。さらに2002年2月に金武火力発電所1号機(220,000kW)、2003年5月に2号機(同)が加わり、沖縄本島の供給力は大幅に増強された。発電所の大型化により、燃料は従来の重油に加え、石炭やLNGへと多様化した。2002年3月には東京証券取引所の市場第一部銘柄に指定され、株式の流動性が高まった。

吉の浦発電所の建設:2012-2013年

2012年11月に吉の浦火力発電所1号機(251,000kW)、2013年5月に2号機(同)が営業運転を開始した。当時最新鋭の大容量コンバインドサイクル発電方式を採用し、熱効率の向上とCO2排出削減を実現。同発電所の稼働により、沖縄電力の総発電容量は増加し、老朽化した小規模機の休廃止を進める余力が生まれた。なお、この期間中にも株式分割を複数回実施し、株主基盤の拡大を図っている。

再生可能エネルギーと新たな事業領域

1996年10月に子会社沖縄新エネ開発㈱を設立し、太陽光発電などの再生可能エネルギー事業に参入。2017年12月には㈱リライアンスエナジー沖縄を設立し、電力小売分野での競争に備えた。2024年3月には牧港ガスエンジン発電所(45,000kW)が運転開始、出力変動の大きい再生可能エネルギーを補完する役割を担う。また、海外事業としてパラオ共和国に現地法人を設置し、太陽光発電と蓄電池による電力供給を開始した。これらの取り組みは、離島での再エネ主力化の経験を活かしたものである。

組織再編と市場移行:2020年代

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しにより、市場第一部からプライム市場に移行。2025年4月には連結子会社の㈱沖電工が同じく連結子会社の㈱沖設備を吸収合併し、建設部門の再編を完了した。これによりグループ内の工事事業が一本化され、効率化が進んだ。2025年度には「おきでんグループ経営ビジョン」を公表し、2030年までの「未来基盤創造フェーズ」として、安定供給、AX(AI変革)、低炭素化、事業領域拡大を掲げている。

年表41件を開く

1970年代

  • 1972年5月創業沖縄振興開発特別措置法に基づき、琉球電力公社の全ての発送電業務(一部配電)を引き継ぎ、政府及び沖縄県の出資による特殊法人として資本金137億28百万円をもって沖縄電力株式会社設立
  • 1972年7月増資完了(新資本金:147億28百万円)
  • 1974年6月石川発電所1号機(出力125,000kW)営業運転開始
  • 1975年10月沖電産業㈱(現 沖電企業㈱)設立(現・連結子会社)
  • 1976年4月M&A沖縄配電㈱、松岡配電㈱、中央配電㈱、比謝川配電㈱、名護配電㈱の五配電会社を吸収合併 吸収合併に伴い、沖縄配電㈱の子会社だった沖縄電気工事㈱(現 ㈱沖電工)を子会社化(現・連結子会社)
  • 1976年10月M&A沖縄電機工業㈱を子会社化(現・連結子会社)
  • 1978年6月石川発電所2号機(出力125,000kW)営業運転開始

1980年代

  • 1981年5月牧港火力発電所9号機(出力125,000kW)営業運転開始
  • 1981年6月沖縄プラント工業㈱設立(現・連結子会社)
  • 1987年8月資本金を73億64百万円に減少
  • 1988年10月沖縄振興開発特別措置法に基づく特殊法人から民営の会社となる
  • 1989年4月沖電不動産管理㈱(現 沖電開発㈱)設立(現・連結子会社)

1990年代

  • 1991年4月沖電情報サービス㈱(現 沖電グローバルシステムズ㈱)設立(現・連結子会社)
  • 1991年4月M&A沖縄電気工事㈱(現 ㈱沖電工)岡電気工事㈱等四社と合併
  • 1992年2月上場株式を東京証券取引所市場第2部及び福岡証券取引所に上場
  • 1994年3月具志川火力発電所1号機(出力156,000kW)営業運転開始
  • 1994年5月沖電設計㈱(現 ㈱沖縄エネテック)設立(現・連結子会社)
  • 1995年3月具志川火力発電所2号機(出力156,000kW)営業運転開始
  • 1995年9月㈱沖設備設立
  • 1995年11月株式分割を実施 1株につき1.01株の割合
  • 1996年10月沖縄新エネ開発㈱設立(現・連結子会社)
  • 1996年10月沖縄通信ネットワーク㈱(現 OTNet㈱)設立(現・持分法適用関連会社)
  • 1999年5月株式分割を実施 1株につき1.02株の割合

2000年代

  • 2001年7月ファーストライディングテクノロジー㈱(現 FRT㈱)設立(現・連結子会社)
  • 2001年8月㈱プログレッシブエナジー設立(現・連結子会社)
  • 2002年2月金武火力発電所1号機(出力220,000kW)営業運転開始
  • 2002年3月東京証券取引所の市場第1部銘柄に指定
  • 2003年5月金武火力発電所2号機(出力220,000kW)営業運転開始
  • 2005年5月株式分割を実施 1株につき1.05株の割合
  • 2007年4月株式分割を実施 1株につき1.1株の割合

2010年代

  • 2012年11月吉の浦火力発電所1号機(出力251,000kW)営業運転開始
  • 2013年5月吉の浦火力発電所2号機(出力251,000kW)営業運転開始
  • 2015年6月株式分割を実施 1株につき1.5株の割合
  • 2016年6月株式分割を実施 1株につき1.5株の割合
  • 2017年6月株式分割を実施 1株につき1.1株の割合
  • 2017年12月㈱リライアンスエナジー沖縄設立(現・連結子会社)
  • 2018年6月株式分割を実施 1株につき1.25株の割合

2020年代

  • 2020年6月株式分割を実施 1株につき1.05株の割合
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分見直しにより、東京証券取引所の市場第1部からプライム市場に移行
  • 2024年3月牧港ガスエンジン発電所(出力45,000kW)営業運転開始
  • 2025年4月M&A㈱沖電工が、㈱沖設備を吸収合併

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    サプライチェーン毎の安定供給と収益力強化

    燃料調達の多様化や調達コスト低減、設備投資の計画的実施により、供給設備の維持管理や安全運転を徹底し、台風常襲地域での停電復旧も含めた安定供給を図るとともに、収益力の向上を目指す。

  2. 02

    AXによる業務オペレーション改革

    AIを軸とした企業変革(AX)を推進し、調達部門強化やサプライチェーン最適化、AI活用によるDX推進、コーポレート部門を含む業務オペレーションの抜本見直しにより、新しい価値創造と効率化を進める。

  3. 03

    低炭素化に向けた沖縄エリアのジャスト・トランジション推進

    再生可能エネルギーの主力化と火力発電のCO2排出削減を推進し、沖縄の地域特性を踏まえた公正な移行(ジャスト・トランジション)により、カーボンニュートラルへの独自の道筋を描く。

  4. 04

    沖縄の成長と連動した事業領域の展開

    観光客増加や基地跡地開発に伴うエネルギー需要増に対応し、安定供給を堅持。エネルギー以外の分野でも、産業まちづくりやひとづくりなどグループ一丸で貢献し、地域との共創により持続的成長を目指す。

  5. 05

    海外事業への挑戦

    パラオ共和国での太陽光発電・蓄電池事業の経験を活かし、島しょ地域に対して発電・運用・維持管理を含む事業展開を推進。地域の燃料コスト低減とCO2削減に貢献する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で3,154人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は808万円で、9期前と比べて+5.8%平均年齢は43.9歳、平均勤続年数は21.2年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月2,631
2018年3月2,676
2019年3月76340.018.62,724
2020年3月77140.619.22,752
2021年3月77741.319.82,796
2022年3月78541.820.42,806
2023年3月77542.720.33,075
2024年3月77443.220.83,079
2025年3月78643.721.23,127233
2026年3月80843.921.23,154295

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率7.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率79.5%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)79.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社12(国内 12 / 海外 0、うち連結子会社 11) を有報から抽出しています。

主な関係会社
  • 国内
    ㈱沖電工
    沖縄県 那覇市 · 連結子会社
    議決権82.5%
  • 国内
    沖電企業㈱
    沖縄県 浦添市 · 連結子会社
    議決権91.9%
  • 国内
    沖縄プラント工業㈱
    沖縄県 浦添市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    沖縄電機工業㈱
    沖縄県 うるま市 · 連結子会社
    議決権99.5%
  • 国内
    沖電開発㈱
    沖縄県 浦添市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    沖電グローバルシステムズ㈱
    沖縄県 那覇市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱沖縄エネテック
    沖縄県 浦添市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    沖縄新エネ開発㈱
    沖縄県 北谷町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    FRT㈱
    沖縄県 浦添市 · 連結子会社
    議決権95.8%
  • 国内
    ㈱プログレッシブエナジー
    沖縄県 中城村 · 連結子会社
    議決権75.0%
  • 国内
    ㈱リライアンスエナジー沖縄
    沖縄県 浦添市 · 連結子会社
    議決権51.6%
  • 国内
    OTNet㈱
    沖縄県 那覇市 · 持分法適用会社
    議決権20.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    再生可能エネルギーの主力電源化に向けた次々世代電力ネットワーク安定化技術開発研究開発項目1 疑似慣性PCSの実用化開発
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2022-08-03
    8,216万円
  • 調達
    令和6年度那覇第一地方合同庁舎及び沖縄法務合同庁舎で使用する電気
    検察庁 · 2023-12-19
    7,993万円
  • 調達
    令和2年度那覇第一地方合同庁舎ほか2庁舎で使用する電気
    検察庁 · 2020-01-23
    4,890万円
  • 調達
    沖縄職業総合庁舎で使用する電力供給契約
    厚生労働省 · 2018-01-11
    1,312万円
  • 調達
    水素社会構築技術開発事業地域水素利活用技術開発沖縄エリアの吉の浦マルチガスタービン発電所を核とした地域水素利活用トータルシステムの構築に関する調査
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2022-01-31
    1,255万円
  • 調達
    水素社会構築技術開発事業地域水素利活用技術開発宮古島エリアにおけるグリーン水素・水循環利用社会(離島型水素製造・利活用モデル)構築に向けた実現可能性調査
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2022-12-09
    479万円
  • 調達
    脱炭素化・エネルギー転換に資する我が国技術の国際実証事業スマートコミュニティ実証事業に関する技術のシステム化検討と海外展開ポテンシャル調査DR活用可能な再エネ稼働農漁業施設の海外島嶼部への導入可能性調査(パラオ共和国および英国スコットランド・オークニー諸島)
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2023-12-08
    400万円
  • 調達
    沖縄労働総合庁舎で使用する電力供給契約
    厚生労働省 · 2018-01-11
    322万円
  • 調達
    令和4年度名護防衛事務所及び金武出張所電力需要契約
    防衛省 · 2022-02-04
    270万円
  • 補助金
    令和4年度沖縄離島電気供給整備事業費補助金 沖縄電力(株)
    内閣府 · 2022-04-01
    5.4億円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は2,202億円営業利益93億円前期と比べると減収増益で、売上が-6.9%、利益が+27.4%。

売上高
-6.9%
2,202億円
営業利益
+27.4%
93億円
純利益
+44.2%
62億円
営業利益率
4.2%
前期比 +1.1%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高2,388億円2,202億円
営業利益74億円93億円
純利益34億円62億円
1株あたり配当¥50¥50

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は488億円、営業利益は−69億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−9.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q490−163
2024年1Q538−54−10.0−57
2024年2Q76710113.289
2024年3Q568193.314
2024年4Q491−22
2025年2Q1,272735.754
2025年4Q1,09300.0−11
2026年2Q1,1921008.470
2026年4Q1,010−7−0.7−8
2027年1Q488−69−14.1−73

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は1,664億円から2,202億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は4.2%。純利益は3期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月1,6646343
2014年3月1,7936947
2015年3月1,8507649
2016年3月1,8235236
㈱リライアンスエナジー沖縄設立(現・連結子会社)
2017年3月1,8007555
2018年3月1,9618463
2019年3月2,0555238
2020年3月2,0439367
2021年3月1,90511383
2022年3月1,7622720
2023年3月2,235−488−455
2024年3月2,3642624
㈱沖電工が、㈱沖設備を吸収合併
2025年3月2,36573573.143
2026年3月2,20293824.262

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高2,202億円のうち、営業利益として残るのは93億円4.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は62億円、売上の2.8%にあたる。営業利益率は業種中央値7.0%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価など作る・仕入れるのにかかったお金86.7%1,909億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金9.1%200億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.2%93億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比2.8pt
4.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.3pt
2.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比3.7pt
5.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
1.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが273億円、投資CFが−351億円で、差し引きのフリーCFは−78億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は192億円で、売上の1.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月281−381183−100158
2014年3月387−364−962385
2015年3月287−210−5077113
2016年3月339−171−154168126
2017年3月319−198−126121121
2018年3月326−152−114174181
2019年3月166−174−8−8165
2020年3月361−260−50101216
2021年3月317−2951422252
2022年3月173−349128−176204
2023年3月−381−385750−766189
2024年3月256−32095−64220
2025年3月341−340−341186
2026年3月273−35183−78192

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は5,225億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,329億円で、自己資本比率は25.0%(業種中央値39.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月4,3551,3612,99431.1
2014年3月4,2831,4112,87232.7
2015年3月4,2181,4802,73834.9
2016年3月4,0991,4812,61835.9
2017年3月4,0021,5342,46838.1
2018年3月4,0211,5282,49337.7
2019年3月3,9911,5242,46737.8
2020年3月4,0881,5572,53137.7
2021年3月4,2701,6312,63937.8
2022年3月4,4651,6132,85235.7
2023年3月4,8051,1453,66023.4
2024年3月4,9871,1883,79923.4
2025年3月5,0041,2363,76924.3
2026年3月5,2251,3293,89625.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
198億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,109億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
179億円
在庫として抱えている分
負債合計
3,896億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
55
/ 100
安定性自己資本比率17 / 40
収益力営業利益率8 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

電気・ガス業 29社との比較

同じ電気・ガス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り29社中2位あたり、逆に低いのは営業利益率29社中26位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.0%/中央値 8.7%
P25 6.3%P75 12.8%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
4.2%/中央値 7.0%
P25 5.3%P75 10.0%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
25.0%/中央値 39.4%
P25 24.6%P75 51.6%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-6.9%/中央値 -1.0%
P25 -5.9%P75 5.0%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.3%/中央値 2.6%
P25 2.3%P75 2.9%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,170で、1年前と比べて+19.1%過去52週の値幅のなかでは89%の位置にある。

¥1,170-2.5%1ヶ月+8.4%1年+19.1%時価総額666億円
過去52週の値幅
安値¥873高値¥1,208

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)10.2倍
PER (会社予想)18.7倍
PBR0.52倍
配当利回り4.27%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は急上昇しており、25日移動平均線(987円)を12.9%上回っています。7月末に1,054円へ急伸した後も高値圏で推移し、8月14日には1,115円と52週高値(1208円)に迫っています。7月31日の出来高は1,414,400株と通常の5倍超に急増し、機関投資家の買いが殺到したとみられます。RSIは81.4と過熱感がかなり強く、短期的な調整リスクが意識されますが、上昇トレンドは明確です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERは9.71倍で業界平均10.36倍を下回り、PBRは0.4927倍と業界平均1.05倍の半分以下で極めて割安。配当利回り4.48%は平均2.45%を大幅に上回り、ROE5%ながら安定した配当を維持している。業界平均との比較では明確に割安で、PBR1倍未満は割安のシグナル。ただし予想PERは17.8倍と上振れし、電気事業の収益変動リスクはあるが、総合的に割安と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)10.2倍10.3倍
PER (予想)18.7倍
PBR0.52倍1.08倍
ROE5.0%10.7%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

電力業界は燃料価格の変動や再生可能エネルギーへの移行など、構造的な課題に直面する。強気派は、地域独占による安定需要と料金改定による収益改善、再エネ導入の進展を評価する。弱気派は、燃料費高騰と再エネ拡大による既存火力の発電量減少、人口減少に伴う需要減退を懸念する。また、離島の送配電コストの高さも課題となる。

プラスに働く材料7
  • 地域独占の安定性

    沖縄県内で電力供給を独占し、安定した需要と収益基盤を持つ

  • 料金改定で収益改善

    燃料費の高騰を料金に転嫁し、収益の改善が見込める

  • 再エネ導入の進展

    太陽光などの再生可能エネルギーを拡大し、長期的な競争力を強化

  • 営業利益が73億円から93億円に拡大通年影響

    営業利益73→93億円、利益率3.09→4.22%

  • 純利益が24億円から62億円へ急増通年影響

    純利益24→43→62億円と3期連続増益

  • PBR0.49倍と解散価値割れ不定影響

    PBR0.49倍、1株純資産の約半分

  • 配当利回り4.48%と高水準継続影響

    配当利回り4.48%、株主選好の資金取り込み

マイナスに働く材料7
  • 燃料費高騰の影響

    火力発電依存で、燃料価格の変動が収益を大きく圧迫

  • 再エネ拡大の逆風

    再エネ導入で火力発電の稼働率が低下し、既存設備の収益性が悪化

  • 人口減少による需要減

    沖縄県でも人口減少が進み、電力需要の長期的な減少が予想される

  • 売上高が前期比7%減少通年影響

    売上高2365→2202億円、減少率6.9%

  • 予想PER17.8倍と利益減少予想決算発表後影響

    実績PER9.71倍に対し予想17.8倍

  • ROE5%と資本効率が低位継続影響

    ROE5%、PBR0.49倍と低収益性

  • 株価1年で13.7%上昇し一服感不定影響

    株価変動率+13.7%、短期的に上昇一服

次の決算で確かめる点
燃料費調整額
燃料費の変動が収益に与える影響を把握するため
再エネ導入比率
再生可能エネルギーへのシフトの進捗を示し、長期的な競争力を測る
販売電力量
電力需要の動向と市場規模の変化を確認する

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり50で、前期から+50.0%いまの株価に対する利回りは4.27%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥50
1株あたり
配当利回り
4.27%
いまの株価に対して
配当性向
38.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月4252.5
2018年3月4610.050.2
2019年3月5725.0102.5
2020年3月570.055.0
2021年3月605.047.0
2022年3月600.0469.9
2024年3月10−83.345.2
2025年3月20100.031.2
2026年3月3050.038.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥50

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ16,043人。区分でいちばん多いのは個人・その他42.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が46.3%を占め、残る53.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他30.031.938.038.144.742.3
金融機関37.234.930.931.628.328.1
事業法人10.911.011.611.211.711.8
外国法人14.114.011.911.17.310.1
政府・自治体6.56.56.56.56.56.4
自己株式4.44.44.44.44.44.4
証券会社1.31.61.11.41.41.3
外国人個人0.00.00.00.00.10.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)10.55
02沖縄電力社員持株会5.72
03沖縄県知事4.97
04株式会社沖縄銀行4.44
05株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.58
06日本生命保険相互会社2.22
07明治安田生命保険相互会社1.84
08株式会社みずほ銀行1.49
09株式会社沖縄海邦銀行1.40
10三菱UFJ信託銀行株式会社1.40

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+15%、1株純資産は14期で−23%。直近期のROEは5.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1003,1293.213.033.8
2014年3月882,5943.412.926.8
2015年3月912,7203.415.426.5
2016年3月642,5932.521.853.6
2017年3月972,6853.718.852.5
2018年3月1122,7844.120.850.2
2019年3月692,7752.526.0102.5
2020年3月1232,8344.415.355.0
2021年3月1532,9675.310.147.0
2022年3月362,9361.238.2469.9
2023年3月−8372,073−33.4
2024年3月442,1512.126.645.2
2025年3月802,2343.611.531.2
2026年3月1152,4015.09.238.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

19名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は19名。2026/3期の役員報酬は総額321百万円。

氏名役職年齢保有株数
本永浩之代表取締役会長6252,385
横田哲代表取締役社長 社長執行役員 経営戦略本部長5921,252
成底勇人代表取締役副社長 副社長執行役員 販売本部長6258,966
上間淳取締役 常務執行役員 カーボンニュートラル 推進本部長5814,823
仲村直将取締役 常務執行役員5718,880
仲程拓取締役 常務執行役員 発電本部長5922,900
糸数昌英取締役 常務執行役員 グループ事業推進本部長577,700
与儀達樹取締役6112,940
野崎聖子取締役528,720
長峯豊之取締役701,500
玉城絵美取締役421,100
恩川英樹常任監査役(常勤)6539,304
残りの役員7名を開く
氏名役職年齢保有株数
古荘みわ監査役446,420
菅隆志監査役685,100
神谷繁監査役623,000
城間俊人取締役 常務執行役員 販売本部長5716,445
山里健一郎取締役 常務執行役員 送配電本部長5616,100
波平智成取締役 常務執行役員 カーボンニュートラル 推進本部長 発電本部長566,100
仲尾聡取締役 監査等委員(常勤)55747

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)257
監査役29
社外取締役20
社外監査役15

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容330字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社18社及び関連会社3社(2026年3月31日現在)で構成されている。 主な事業は、当社の電気事業を中心に、電気事業の補完・支援又は経営資源の有効利用等を目的とした、建設業とその他の事業から成り立っている。 事業内容及び当社と主な関係会社の当該事業に係る位置づけを系統図で示すと、下図のとおりである。 なお、「電気事業」「建設業」「その他」は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一である。 (事業系統図) (注)当社の連結子会社であった㈱沖設備は、2025年4月1日付で同じく連結子会社である㈱沖電工を 存続会社とする吸収合併により消滅している。
経営方針・対処すべき課題3,395字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものである。 (1) 当社グループの目指すべき姿及び経営の基本的方向性 当社グループは、2026年4月に「おきでんグループ経営ビジョン」を公表した。当社がこれまで大切にしてきた目指すべき姿、経営の基本的方向性を踏襲しつつ、新たに2050年に向けた当社のありたい姿として「EMPOWER & COLLABORATE:沖縄に活力を与え、ステークホルダーと未来を共創する」を掲げた。「安定供給で沖縄の成長を支える」という当社グループの存在意義の再確認に加え、従業員一人ひとりの活躍を後押ししつつ、当社グループの知見を活かした海外事業の拡大や、社会的責任と向き合うことで企業価値向上を目指す姿を「EMPOWER」に託している。また、沖縄(地域社会)、お客さま、取引先や協業パートナーの皆さま、海外の国々等とのつながりを再構築し、ともに未来を共創していく関係性へパラダイムシフトを目指す姿を「COLLABORATE」と表現している。 (2) 中長期的な経営戦略 「おきでんグループ経営ビジョン」において、当社は2030年までを「未来基盤創造フェーズ」と位置づけ、「サプライチェーン毎の安定供給と収益力強化」、「AX※による業務オペレーション改革」、「低炭素化に向けた沖縄エリアのジャスト・トランジションの推進」、「沖縄の成長と連動した事業領域の展開」を経営テーマとして取り組むこととした。沖縄地域の持続的な発展を支える強靭なエネルギー基盤の確立を最優先課題とし、サプライチェーン毎の安定性と効率性の向上を通じて、将来の成長を支えるグループ共通の事業基盤を構築していく。あわせて、今後沖縄においても拡大が見込まれるデジタル関連分野の需要を的確に取り込み、AXによる業務オペレーション改革や成長分野への事業展開を進めることで、持続的な収益力の向上に取り組んでいく。 ※AX:「AI Transformation」を示す造語であり、AIを軸にした企業変革を指す。 (3) 目標とする経営指標 「おきでんグループ経営ビジョン」の具体化に向けたアクションプランおよび数値目標等については、中東情勢をはじめとする外部環境がエネルギー需給、資機材調達、地域経済・事業環境などへ与える影響を慎重に見極めながら、より実効性・説明性の高い内容となるよう、『おきでんグループ経営ビジョン・中期経営計画』においてお示ししていく。 (4) 経営環境及び対処すべき課題 2025年度は「おきでんグループ中期経営計画2025」の最終年度となった。2022年3月の公表以降、財務目標として掲げた「経常利益120億円以上、ROE5%以上、自己資本比率25%以上(いずれも連結)」の達成に向けて、様々な経営環境の変化がある中で取り組みを進め、経常利益は81億円と未達となったが、ROE5%、自己資本比率は25%を達成した。 当社グループを取り巻く事業環境について、エネルギーの安定供給に対する社会的要請が一層高まる一方で、脱炭素化への対応、設備の高経年化、資機材価格や金利の上昇、本格的な競争環境への備えなど、向き合うべき課題はかつてなく多様かつ複雑になっている。 こうした中で、当社グループは、沖縄の暮らしと産業を支えるエネルギー基盤を守り抜き、そのうえで、地域の将来を見据えた新たな価値を着実に創出していく。 [エネルギーの安定供給に向けて] エネルギーの安定供給は当社の基本的使命である。供給設備の維持管理や設備の安全な運転など、日々の地道な作業に取り組み、台風が常襲する環境の中で、本島・離島を問わず停電被害からの迅速な復旧を追求し、良質なエネルギーの安定供給に向けて全力を尽くしていく。また、その基盤となる設備構築や人財確保・育成には一定の時間を要することから、足元から検討・対応を進め、電源の脱炭素化投資や高経年化対策を含めた送配電設備への投資を計画的に進めていく。 [燃料の安定調達について] 当社グループは、1970年代の石油危機以降、エネルギーセキュリティの観点から、石炭機やLNG機、再生可能エネルギーを導入することで、特定の燃料へ依存しない電源構成を目指してきた。燃料調達においては、長期的な契約を行うとともに、調達先の多様化を図ることで安定的な調達に努めている。今後の中東情勢によっては、調達や燃料価格に大きな影響が生じる可能性もあるため、調達先等と緊密に連携して継続的に情報収集を行うとともに、適切なタイミングでの調達を図ることで、燃料の安定確保および可能な限りのコスト低減に取り組んでいく。 [お客さまの期待を超える価値の提供] 2026年4月から、沖縄エリアにて、高圧部門における料金規制が解除された。今後も新電力参入が続き、競争環境が厳しさを増す中、当社グループはお客さまニーズに対する共感力と提案力を高め、新たなメニューやサービスなど期待を超える価値を提供し、引き続きお客さまに選択いただける企業を目指していく。 [カーボンニュートラルへの対応] 沖縄エリアでは、地理的・系統規模の制約から脱炭素電源の選択肢が限られる等、本土とは異なる課題がある。こうした状況下において、当社グループは、引き続き「再エネ主力化」および「火力電源のCO2排出削減」に関連する取り組みを推進し、「沖縄エリアのジャスト・トランジション(公正な移行)※」を目指していく。 ※国一律の目標値ではなく、沖縄の地域特性を踏まえた、地域経済へ大きな影響を与えることのない独自の カーボンニュートラルへの道筋。 [海外事業への挑戦] 当社グループは、パラオ共和国において現地法人「OKIDEN PACIFIC ISLANDS CORPORATION」を設立し、同国内のリゾートホテルに太陽光発電と蓄電池を設置して電力供給を行っている。沖縄の周辺離島における「再エネの主力化」の取り組みを通じて得た経験や電力系統の安定化技術を活かし、同国内の発電燃料コスト低減およびCO2排出削減に貢献していく。今後は、これまでのアジア太平洋地域を中心とする島しょ地域に向けた技術支援の取り組みに加え、発電・運用・維持管理への事業展開を目指していく。 [おきでんPXプロジェクトの取り組み] 資機材価格の高騰や金利上昇等に対する対策として「おきでんPXプロジェクト」を通じた調達コストの低減に取り組んでいる。これまでの調達部門強化やサプライチェーンの最適化といった施策に加え、今後は、AIの活用等によるDXの更なる進展や、コーポレート部門を含めた会社全体の業務オペレーションを抜本的に見直すことで、新しい価値を創造し続ける会社として、更なる進化を遂げていく。 [沖縄県の成長ポテンシャルへの貢献] 沖縄県においては、入域観光客数が今後も堅調に推移することが期待される。さらに、空港機能の拡充と基地返還跡地の開発を連動させたGW2050 PROJECTSでは、名目県内総生産や就業者等の持続的な拡大を目指す成長目標が掲げられており、これに伴いエネルギー需要の増加が期待される。当社グループは、沖縄の経済発展のための最重要プロジェクトと捉え、コーポレートスローガンである「地域とともに、地域のために」のもと、将来のエネルギー需要に対して安定供給を堅持しつつしっかりと応えていく。さらに、エネルギー以外においても、産業まちづくり、ひとづくり等の様々な分野に対してグループ一丸となって貢献し、県内企業や地域社会のみなさまと未来を共創し持続的に成長していくことを目指していく。 ※当社グループの経営ビジョンおよび統合報告書の詳細は以下を参照。 「おきでんグループ経営ビジョン」 https://www.okiden.co.jp/shared/pdf/ir/management/strategy.pdf 「おきでんグループ統合報告書2025」 https://www.okiden.co.jp/shared/pdf/company/integrated-report/2025/report2025_01.pdf
事業等のリスク2,999字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性のある主なリスクには、以下のようなものがある。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものである。 (1) 電気事業に関する制度変更等について 2025年2月に「第7次エネルギー基本計画」および「GX2040ビジョン」が策定され、それに伴う制度設計や市場整備が進められている。これら国のエネルギー政策やそれに伴う電気事業に係る制度変更、環境規制の強化などの動向によって、当社グループの業績は影響を受ける可能性がある。 (2) 電気事業以外の事業について 当社グループは、総合エネルギー事業をコアに、建設・不動産業、情報通信業、生活・ビジネスサポート事業を展開している。 当社グループの業績は、他事業者との競合の進展など事業環境の変化により、影響を受ける可能性がある。 (3) 販売電力量の変動について 当社グループの中核事業である電気事業において、販売電力量は気象状況(気温や台風等)や景気動向、省エネルギーの進展、他事業者との競争状況などによって変動することから、当社グループの業績はそれらの状況により影響を受ける可能性がある。 (4) 燃料価格の変動について 電気事業における主要な火力燃料は、石炭・重油・LNGであるため、燃料価格及び外国為替相場等の変動により、当社グループの業績は影響を受ける可能性がある。 ただし、バランスのとれた電源構成を目指すこと等によって燃料価格変動のリスク分散に努めている。 昨今の中東情勢の緊迫化に伴い、燃料の安定調達への影響が懸念されているが、当社の燃料調達については、燃料油は国内製油所から、石炭は主にインドネシアやオーストラリアから、LNGは主にオーストラリアから調達しており、現時点において大きな影響はない。 一方、世界的な燃料価格の上昇を受け、当社調達価格も上昇するものと想定され、今後の情勢次第では、調達や燃料価格に大きな影響が生じる可能性もあるため、引き続き、状況を注視していく。 燃料価格及び外国為替相場の変動を電気料金へ反映させる「燃料費調整制度」については、当社グループの業績への影響を一定程度緩和しているものの、燃料価格等の著しい変動を全て織り込むことができない場合がある。 (5) 金融市場の動向について 当社グループの有利子負債残高は、2026年3月末時点で3,202億円であり、今後の市場金利動向や格付けの変更による調達金利の変動により、当社グループの業績は影響を受ける可能性がある。 ただし、有利子負債残高の大部分を固定金利で調達していることから、金利変動による業績への影響は限定的と考えられる。 また、当社グループの退職給付費用及び債務は、割引率など数理計算上で設定される前提条件や年金資産の長期期待運用収益率に基づいて算出されている。割引率や運用利回りの変動により、当社グループの業績は影響を受ける可能性がある。 (6) 沖縄振興特別措置法等に基づく特別措置について 当社は、沖縄振興特別措置法により、沖縄における電気の安定的かつ適正な供給を確保するため、資金の確保等に関する特別措置を受けており、沖縄振興開発金融公庫から低金利による融資を受けている。 また、当社は、税法上の特別措置(固定資産税の軽減、石炭およびLNGに係る石油石炭税の免除)を受けているが、これによる特別措置額は、お客さまに還元されている。 当該制度が撤廃された場合、当社グループの業績は影響を受ける可能性がある。 (7) 自然災害・トラブルの発生について 大規模な地震・津波、台風等の自然災害による設備被害や設備事故等のトラブルが発生した場合には、当社グループの業績は影響を受ける可能性がある。 このような自然災害・トラブル発生のリスクを軽減するため、設備の点検・修繕・改良を計画的に実施し、設備の信頼性維持・向上に取り組み、エネルギーの安定供給に努めている。 また、被災時の早期復旧に備え、大規模地震・津波等により電力設備等が甚大な被害を受けたとの想定のもと、全社規模での総合防災訓練の実施および行政機関が実施している防災訓練にも参加している。 (8) サイバー攻撃の発生について サイバー攻撃による被害が発生した場合、電力の供給支障、当社グループの社会的信用やブランドイメージの低下、対応に要する費用や損害に対する賠償金の支払い等により、当社グループの業績は影響を受ける可能性がある。 当該リスクに対して当社では、サイバー攻撃を早期検出・対応するための仕組みや体制の整備、セキュリティ教育や訓練の実施及び他事業者や関係機関との情報共有など、組織的・人的・技術的対策を推進し、サイバーリスクの低減に努めている。 また、国のサイバー安全保障に関する政策の動向を踏まえ、経営層への定期的な報告を通じて意思決定の迅速化を図るなど、全社的なサイバーセキュリティの強化に取り組んでいる。 なお、リスクが顕在化する可能性の程度や時期については、リスクの性質上、合理的に予見することが困難であるため、記載していない。 (9) 個人情報の流出について 当社グループは、事業を行うためにお客さまの個人情報(特定個人情報を含む)を取得・管理しており、漏えい事故が発生した場合には、当社グループの社会的信用やブランドイメージの低下、発生した損害に対する賠償金の支払い等により、当社グループの業績は影響を受ける可能性がある。 当該リスクに対しては、以下の対策を図っている。 ・個人情報の保護に関する基本方針(プライバシーポリシー)を定め従業員へ周知するとともに、ホームページへの掲載を行っている。 ・適切な情報管理を行うために、個人情報保護に関する規定を制定し、社内体制を整備している。 ・eラーニングによる研修の実施や、個人情報保護上問題のある事例の社内報への掲載等を通して個人情報保護に対する理解度の向上や意識の高揚に努めている。 なお、リスクが顕在化する可能性の程度や時期については、リスクの性質上、合理的に予見することが困難であるため、記載していない。 (10) 企業倫理に反する行為の発生について 企業倫理に反する事態が発生した場合、当社グループの社会的信用やブランドイメージの低下、発生した損害に対する賠償金の支払い等により、当社グループの業績は影響を受ける可能性がある。 当該リスクに対しては、以下の対応を図っている。 ・社長を委員長とする「企業倫理委員会」を設置し、企業倫理に関する規程の制定や、企業倫理に関する活動計画の策定などを行っている。 ・企業倫理に関する活動として、社長メッセージの発信や、法令遵守に関する講話等の開催、問題事例の社内報への掲載、協力企業に対する啓発活動等を実施し、企業倫理の徹底に努めている。 ・企業倫理に関する事項の通報・相談を受け付ける「企業倫理相談窓口」を社内・社外に設置し、役職員に対する継続した周知活動を行うとともに、通報者の保護の徹底を図っている。 なお、リスクが顕在化する可能性の程度や時期については、リスクの性質上、合理的に予見することが困難であるため、記載していない。
経営成績の分析 (MD&A)4,602字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものである。 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態および経営成績の状況 2025年度の沖縄県経済は、物価高による節約志向が継続しつつも旺盛な観光需要を背景に、緩やかに拡大する動きとなった。 このような状況の中で、当連結会計年度の収支については、売上高は前連結会計年度に比べ163億63百万円減(6.9%減)の2,201億77百万円となった。 営業費用は前連結会計年度に比べ183億31百万円減(8.0%減)の2,108億86百万円となった。 この結果、営業利益は前連結会計年度に比べ19億67百万円増(26.9%増)の92億90百万円となった。 また、経常利益は25億1百万円増(44.2%増)の81億67百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は19億11百万円増(44.2%増)の62億34百万円となった。 セグメントの業績は次のとおりである。 電気事業 売上高は、販売電力量の減少や燃料費調整制度の影響等により、前連結会計年度に比べ164億64百万円減(7.3%減)の2,075億78百万円となった。 一方、営業費用は、燃料価格の下落等に伴う燃料費や他社購入電力料の減少により、前連結会計年度に比べ167億49百万円減(7.7%減)の2,019億52百万円となった。 この結果、営業利益は2億84百万円増(5.3%増)の56億26百万円となった。 建設業 売上高は、グループ内向け工事および外部向け工事の減少などにより、前連結会計年度に比べ8億1百万円減(3.0%減)の255億66百万円、営業費用は前連結会計年度に比べ12億76百万円減(5.0%減)の241億72百万円となった。 この結果、営業利益は4億74百万円増(51.6%増)の13億94百万円となった。 その他 売上高は、エネルギーサービスプロバイダ事業(ESP事業)や外部向け工事の増加などにより、前連結会計年度に比べ5億59百万円増(1.5%増)の383億66百万円、営業費用は前連結会計年度に比べ7億69百万円減(2.1%減)の352億13百万円となった。 この結果、営業利益は13億29百万円増(72.9%増)の31億52百万円となった。 ② キャッシュ・フローの状況 営業活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度に比べ67億78百万円減(19.9%減)の273億3百万円の収入となった。 投資活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度に比べ10億20百万円増(3.0%増)の350億62百万円の支出となった。 財務活動によるキャッシュ・フローは、83億37百万円の収入となった。 この結果、現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は、前連結会計年度末に比べ5億78百万円増(3.1%増)の192億20百万円となった。 ③ 生産、受注及び販売の実績 当社グループの主たる事業である電気事業セグメントのみを記載している。 需給実績 種別   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 発受電電力量 自社火力発電電力量(百万kWh)   5,605   96.7 自社新エネルギー発電電力量(百万kWh)   3   92.9 他社受電電力量(百万kWh)   1,825   98.8 蓄電池の充電電力量(百万kWh)   △4   119.8 合計(百万kWh)   7,430   97.2 損失電力量(百万kWh)   224   73.9 販売電力量(百万kWh)   7,206   98.2 (注) 1.自社の発電電力量は、送電端の電力量を記載している。 2.販売電力量の中には、建設工事用電力及び事業用電力(5百万kWh)を含んでいる。 販売実績 種別   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 販売電力量(百万kWh)   電灯   2,885   97.4 電力   4,321   98.7 計   7,206   98.2 料金収入(百万円)   電灯   78,054   93.7 電力   96,058   93.2 計   174,112   93.4 (注) 「電気料金支援措置」により、国が定める値引単価による電気料金の値引を行っている。この結果、「電灯料」が3,528百万円減少、「電力料」が2,077百万円減少しており、その原資として受領する補助金5,606百万円を「電気事業雑収益」に計上している。 資材の実績 石炭、燃料油及びLNGの受払実績 区分   前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 期首在庫量   当期受入   当期払出   期末在庫量   期首在庫量   当期受入   当期払出   期末在庫量 石炭(t)   178,361   1,375,263   1,376,971   176,653   176,653   1,290,753   1,297,367   170,039 重油(kl)   51,519   195,050   200,933   45,636   45,636   207,414   208,096   44,954 軽油(kl)   1,167   941   1,206   902   902   1,011   1,092   821 灯油(kl)   5,943   428   909   5,462   5,462   1,336   1,289   5,509 LNG(t)   28,448   323,037   307,176   44,309   44,309   311,610   304,669   51,250 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ① 経営成績等の状況の分析 当連結会計年度の販売電力量は、電灯については、他事業者への契約切り替えにより前連結会計年度を下回った。電力については、夏場の気温が前年に比べ低めに推移したことや、他事業者への契約切り替えにより、前連結会計年度を下回った。 この結果、電灯と電力の販売電力量合計は、前連結会計年度に比べ1.8%減の72億6百万kWhとなった。 当連結会計年度の経営成績は、売上高については、販売電力量の減少や燃料費調整制度の影響等により、前連結会計年度に比べ163億63百万円減(6.9%減)の2,201億77百万円となった。営業費用については、燃料価格の下落等に伴う燃料費や他社購入電力料の減少により、前連結会計年度に比べ183億31百万円減(8.0%減)の2,108億86百万円となった。この結果、営業利益は前連結会計年度に比べ19億67百万円増(26.9%増)の92億90百万円、経常利益は前連結会計年度に比べ25億1百万円増(44.2%増)の81億67百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度に比べ19億11百万円増(44.2%増)の62億34百万円となった。 当連結会計年度の財政状態は、資産については、固定資産仮勘定の増加などにより、前連結会計年度末に比べ220億71百万円増(4.4%増)の5,224億82百万円となった。負債については、有利子負債の増加などにより、前連結会計年度末に比べ127億56百万円増(3.4%増)の3,896億16百万円となった。純資産については、親会社株主に帰属する当期純利益の増加などにより、前連結会計年度末に比べ93億14百万円増(7.5%増)の1,328億65百万円となった。 この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末から0.7ポイント増の25.0%となった。 ② キャッシュ・フローの状況の分析 当連結会計年度のキャッシュ・フローは、営業活動については、消費税の還付額と納付額の影響などにより、前連結会計年度に比べ67億78百万円減(19.9%減)の273億3百万円の収入となった。投資活動については、設備投資額の増加などにより、前連結会計年度に比べ10億20百万円増(3.0%増)の350億62百万円の支出となった。 この結果、差し引きのフリー・キャッシュ・フローは、前連結会計年度に比べ77億98百万円減の77億58百万円のマイナスとなった。 財務活動については、有利子負債の増加などにより、83億37百万円の収入となったことから、現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は、前連結会計年度末に比べ5億78百万円増(3.1%増)の192億20百万円となった。 ③ 資本の財源及び資金の流動性 当社グループの資本の財源については、電気事業等を行うための設備投資と債務償還などに必要な資金を、自己資金に加えて、金融機関からの長期借入や社債発行により調達している。また、短期的な運転資金を銀行借入やコマーシャル・ペーパー発行により調達している。資金の流動性については、各種計画に基づき、適時に資金繰計画を作成・更新するほか、当座借越枠の設定やコミットメントラインの取得により確保している。 ④ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている企業会計の基準に基づき作成している。この連結財務諸表を作成するにあたり重要となる会計方針については、「第5 経理の状況」に記載している。 当社グループは、連結財務諸表を作成するにあたり、固定資産の減損、繰延税金資産の回収可能性、貸倒引当金、退職給付に係る負債及び資産などに関して、過去の実績等を勘案し、合理的と考えられる見積り及び判断を行っているが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合がある。このうち、重要な項目は以下のとおりである。 (繰延税金資産の回収可能性) 将来の課税所得の見積りについては、現時点で利用可能な情報に基づいた最善の見積りを行っているが、予想し得ない要因や変化が生じた場合には、繰延税金資産の回収可能性の判断を見直す可能性がある。 当社は、物価上昇や賃上げ、円安等の喫緊の課題に対応すべく、2025年1月に「おきでんPXプロジェクト」を立ち上げ、調達部門の強化、サプライチェーンの最適化、DX等を活用した生産性向上等の施策を通じて、調達コストの低減に取り組んできた。 プロジェクト当初に立てた効果額目標「2026年末までにP/Lベースで30億円以上、キャッシュベースで50億円以上※」については、すでに達成しており、さらなる効果額の上積みを目指す。 2026年度は、現行の取り組みに加え、AX/DXのさらなる進展や、コーポレート部門を含めた全社的な業務オペレーションの見直しなどの打ち手を講じて、生産性向上余地をさらに深掘りしていく。 ※効果額目標には、取り組みの進展によって将来的に発生する効果を含む。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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IR資料の開示履歴 (TDnet)
  • 中期経営計画「おきでんグループ経営ビジョン・中期経営計画」の策定について2026-07-31

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