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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

グリーンエナジー&カンパニー

GreenEnergy & Company Inc.1436 · Growth · 建設業

太陽光発電所と系統用蓄電所の開発・販売・運用を一貫して手がける再生可能エネルギー企業。住宅のZEH化にも注力し、発電から利活用までを支える。

概要

グリーンエナジー&カンパニーは、2009年に徳島県で創業された再生可能エネルギー企業である。太陽光発電設備、系統用蓄電所、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)の開発・販売から運用までを一貫して手がけ、2024年には持株会社体制に移行した。2026年4月期の連結売上高は184億円、営業利益12億円、従業員数は159名。個人や地域企業の参加を促す事業モデルを掲げ、フロー収益とストック収益の両輪で成長を目指す。

太陽光発電と蓄電所、ZEHの三事業で構成される収益構造

当社グループは再生可能エネルギー事業の単一セグメントで構成される。収益は、太陽光発電設備・系統用蓄電所事業とネット・ゼロ・エネルギー・ハウス事業の二つの領域から生まれる。前者は用地開拓から設計、調達、建設(EPC)、販売までを一貫して行う。後者は一般消費者・投資家向けにZEHを中心とする住宅の企画・開発・販売を担う。収益モデルは、開発・販売による一時的なフロー収益と、販売後の運用サービスや自社保有資産から継続的に得るストック収益に大別される。2026年4月期の販売実績は、太陽光発電設備・系統用蓄電所事業が72億円、ZEH事業が73億円、O&M及び発電事業が36億円であった。

O&Mとアグリゲーションで積み上げるストック収益

ストック収益は、外部事業者も含めた設備の運用保守(O&M)、設備管理、アグリゲーション(電力の需給調整)などのサービス収益と、自社で保有する太陽光発電所や系統用蓄電所からの売電・運用収益で構成される。2023年には営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)事業を開始し、収益源を多様化してきた。2025年には系統用蓄電所の制御システムとアグリゲーション機能を内製化するため、株式会社GREEN ACTIONを子会社化。シンプレクス・キャピタルとの戦略的提携により同事業の拡大資金も調達している。

持株会社体制下で機能別に再編されたグループ

2024年5月、純粋持株会社体制へ移行し、商号を株式会社GreenEnergy & Companyに変更した。グループの中核子会社には、太陽光発電設備の開発・販売を担う株式会社グリーンエナジー・プラス、設備管理・運用を担う株式会社グリーンエナジー・ファシリティーズ、系統用蓄電所の制御を担う株式会社GREEN ACTION、ZEH事業を担う株式会社グリーンエナジー・ライフがある。また、資産運用事業を目的に設立した株式会社Fanta(旧FJキャピタル)や、東日本での再生可能エネルギー事業基盤として子会社化した株式会社Plus one percentもグループに含まれる。

受注残高が示す成長基盤と経営目標

2026年4月期末の受注残高は73億円と前年同期比で約2.5倍に増加した。内訳は太陽光発電設備・系統用蓄電所事業が60億円、ZEH事業が13億円である。売上高は2012年3月期の17億円から2026年4月期には184億円へと拡大。2029年4月期に売上高300億円、営業利益20億円を掲げる中期経営計画「Green300」を策定し、開発数の最大化を基本戦略に据える。従業員数は2026年4月期時点で159名。本社は徳島県に置き、東京本社を通じて全国展開を進めている。

業界の中での役割は再生可能エネルギー発電所の開発・EPC・販売・O&Mを担う独立系発電事業者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
184億円
営業利益
12億円
営業利益率
6.5%
純利益
5億円
2026/4 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2022/4
事業売上構成比利益利益率
スマート ホーム事業35億円48.6%3億円8.6%
クリーン エネルギー事業27億円37.5%4億円14.8%
ストック事業10億円13.9%3億円30.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01太陽光発電・系統用蓄電所主力

用地開拓から企画・設計・調達・建設・販売までを一貫して手がけ、開発した発電所や蓄電所のO&Mやアグリゲーションなどの運用サービスも提供する。また、一部の太陽光発電施設や系統用蓄電所を自ら保有し、売電や蓄電所の運用による収益を得るストック型ビジネスも展開。

開発から運用まで一貫したサービスを提供する独自のビジネスモデルを有する。

主な製品・サービス2
太陽光発電設備
メガソーラーから産業用・住宅用までの太陽光発電所を開発・建設・販売。EPCサービスにより、企画から運用まで一貫して提供。
系統用蓄電所
電力系統の安定化に寄与する大規模蓄電所を開発・建設・販売。FIP電源などに併設され、需給調整市場などでの運用収益を狙う。

02ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス準主力

太陽光発電設備を搭載したネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)を中心に、一般消費者や投資家向けに住宅の企画・開発・販売を行う。さらに、中古住宅や空き家を取得し、改修や太陽光発電・省エネ設備の追加により環境性能と資産価値を高めて再生・販売する事業にも取り組む。

主な製品・サービス1
ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)
太陽光発電と省エネ設備を組み合わせ、年間の一次エネルギー消費量を正味ゼロにする住宅。新築販売のほか、既存住宅の改修によるZEH化も提供。

製品と技術

EPCとO&Mで収益を生む太陽光発電所・系統用蓄電所事業

同事業では、用地の開拓から企画、設計、機器調達、建設工事(EPC)、販売までを一貫して請け負う。販売後も、O&M(運用保守)や設備管理、アグリゲーション(電力需給調整)サービスを提供し、継続的な収益源とする。さらに、開発した発電所や蓄電所の一部を自社で保有し、売電収入や蓄電所の運用収入を得る「保有・運用収益」も重視する。2025年9月には系統用蓄電所事業を本格化。同月にGREEN ACTIONを子会社化し、制御システムとアグリゲーション機能を内製化した。2026年4月期の同事業売上高は72億円、受注残高は60億円に上る。

太陽光発電一体型のネット・ゼロ・エネルギー・ハウス

主に一般消費者と投資家を対象に、太陽光発電設備や省エネ機器を標準搭載したネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)を企画・開発・販売する。新築販売に加え、中古住宅や空き家を取得し、太陽光発電設備や省エネ設備を付加して環境性能と資産価値を高め、再生・販売する「リノベーション型ZEH」も手がける。2026年4月期のZEH事業売上高は73億円。太陽光発電設備の導入を個人の家計や地域中小企業の財務基盤に組み込む独自の提案を行い、自ら発電した電力を使う社会の実現を目指す。

蓄電所制御とアグリゲーションの内製化を進める次世代事業

2025年4月に子会社化した株式会社GREEN ACTIONは、系統用蓄電所の制御システムとアグリゲーション機能を内製化するための核となる。アグリゲーションとは、複数の発電設備や蓄電所を統合制御し、電力の需給バランスを調整するサービスである。これにより、再生可能エネルギーの出力変動を吸収し、安定した電力供給に貢献する。同社はシンプレクス・キャピタルとの提携で得た資金を活用し、系統用蓄電所事業の拡大を図る。O&M及び発電事業の売上高は2026年4月期に36億円と前年比約3倍に急拡大しており、ストック収益の柱として成長している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

建設業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 太陽光発電・系統用蓄電所開発から運用まで一貫したサービスを提供する独自のビジネスモデルを有する。

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

再生可能エネルギー建設で成長、収益性は低め

当社は建設業に属し、再生可能エネルギー関連の建設事業を主軸としています。同業他社にはショーボンドホールディングスやミライト・ワンなどがありますが、当社はグリーンエネルギー分野に特化している点が特徴です。業績は拡大傾向で、2024/4期の売上高97億円から2026/4期には184億円と倍増予想ですが、営業利益率は5%前後と低水準です。業界内では、公共工事やインフラ整備を手掛ける競合と比べ、成長性は高いものの収益性では劣ります。再生可能エネルギー市場の拡大に伴い受注が伸びていますが、建設コストの上昇や競争激化が収益を圧迫するリスクがあります。

強み

  • 再生可能エネルギー分野に特化し、市場拡大に伴う需要増の恩恵を受けやすい。
  • 2026/4期に売上高184億円と大幅増収予想で、事業規模が急成長している。
  • グリーンエネルギー建設に特化し、技術・ノウハウを蓄積している。
  • 脱炭素政策の後押しで、長期的な需要が見込める事業環境にある。

課題

  • 売上拡大に対し営業利益率が5%前後と低く、収益改善が課題。
  • 再生可能エネルギー市場への参入企業増加で、価格競争が激しくなる。
  • 建設資材や人件費の上昇が利益率を圧迫し、コスト管理が重要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

建設業の時価総額近傍。太字がグリーンエナジー&カンパニー

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
11420サンヨーホームズ85億円5.2倍
21718美樹工業83億円5.0倍
31992神田通信機78億円18.3倍
41768ソネック78億円5.5倍
51438岐阜造園75億円14.9倍
61436グリーンエナジー&カンパニー70億円42.3倍
7253AETSグループ66億円9.8倍
81840土屋ホールディングス66億円
9205Aロゴスホールディングス64億円8.0倍
101758太洋基礎工業61億円10.6倍
111994高橋カーテンウォール工業59億円7.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 15件

建設・不動産会社として出発し太陽光事業に参入した2009年〜2012年

2009年4月、徳島県徳島市に株式会社スズケン&クリエーションとして設立された。当初は建設・不動産分野における規格型商品の開発・販売を手がけていた。2010年3月に株式会社フィットへ商号変更。2012年10月、太陽光発電施設の開発・販売を開始し、グリーンエネルギー事業に参入。この時点の売上高は2012年3月期で17億円、純利益はほぼゼロであった。翌2013年3月期の売上高は22億円へと増加し、再生可能エネルギーへの本格的なシフトが始まった。

上場を機にエネルギー事業を全国展開した2014年〜2017年

2014年4月、東京本社を設置し全国展開の準備を進めた。2016年3月、東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場。2017年6月には小売電気事業者の登録を取得し、電力関連サービスの基盤を整備した。上場後の売上高は2017年3月期の72億円をピークに一旦減少するが、2021年3月期の60億円から再び増加に転じる。この時期、会社は開発販売型のフローモデルから、運用サービスや自社保有発電によるストック型モデルへの転換を模索し始めた。

ソーラーシェアリングとストック型モデルへの転換を試みた2018年〜2021年

2018年3月、営農と太陽光発電を組み合わせたソーラーシェアリング事業に着手。2020年4月には再生可能エネルギー施設の保有・運用によるストック型ビジネスモデルの構築を掲げ、執行役員制度を導入して経営体制を再構築した。2021年4月、SDGs・ESGに特化したファンド組成・資産運用事業を目的に株式会社FJキャピタル(現Fanta)を設立。同年11月には株式会社Plus one percentを子会社化し、東日本での再生可能エネルギー事業基盤を獲得した。2019年4月期には純損失4億円を計上するなど業績は不安定だったが、2021年4月期には売上高60億円、純利益2億円へと回復した。

持株会社体制への移行と系統用蓄電所事業への本格参入(2024年〜2025年)

2024年5月、持株会社体制へ移行し商号を株式会社GreenEnergy & Companyに変更した。同年9月、系統用蓄電所の開発・建設・運用を一貫提供する事業を開始し、第1号案件の運営会社を設立。2025年4月には株式会社GREEN ACTIONを子会社化し、系統用蓄電所の制御システムとアグリゲーション機能の内製化に着手した。同年6月、シンプレクス・キャピタルとの戦略的投資提携により、系統用蓄電所及びアグリゲーション事業の拡大資金を調達。事業構造をフロー型からストック型へとさらにシフトさせる布石を打った。

売上高184億円に到達した2026年4月期

2026年4月期の連結売上高は184億円(前期比58.0%増)、営業利益は12億円(同119.3%増)と過去最高を更新した。再生可能エネルギー市場の拡大を追い風に、太陽光発電設備・系統用蓄電所事業の販売が前期比89.8%増の72億円、ネットゼロ・エネルギー・ハウス事業が同13.6%増の73億円、O&M及び発電事業が同190.0%増の36億円と全事業が伸長した。受注残高も73億円と前期比2.5倍に積み上がり、中期経営計画「Green300」(2029年4月期売上高300億円)の達成に向けた足場を固めた。

年表15件を開く

2000年代

  • 2009年4月創業徳島県徳島市に株式会社スズケン&クリエーションを設立し、建設・不動産分野における規格型商品の開発・販売を開始

2010年代

  • 2010年3月商号変更株式会社フィットに商号変更
  • 2012年10月太陽光発電施設の開発・販売を開始し、グリーンエネルギー事業へ参入
  • 2013年4月太陽光発電設備を搭載したネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの販売を開始
  • 2014年4月東京本社を設置し、全国展開に向けた事業基盤を構築
  • 2016年3月上場東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場
  • 2017年6月小売電気事業者の登録を取得し、電力関連サービスの事業基盤を整備
  • 2018年3月営農と太陽光発電を組み合わせたソーラーシェアリング事業を開始

2020年代

  • 2020年4月再生可能エネルギー施設の保有・運用によるストック型ビジネスモデルの構築を進めるとともに、執行役員制度を導入し、経営体制を再構築
  • 2021年4月創業SDGs・ESGの観点に特化したファンドの組成及び資産運用事業への参入を目的として、株式会社FJキャピタル(現・株式会社Fanta)を設立
  • 2021年11月M&A株式会社Plus one percentの株式を取得して子会社化し、東日本における再生可能エネルギー事業の基盤を構築
  • 2024年5月商号変更持株会社体制へ移行し、株式会社GreenEnergy & Companyに商号変更
  • 2024年9月創業系統用蓄電所の開発・建設・運用を一貫して提供する事業を開始し、第1号案件の運営会社を設立
  • 2025年4月M&A株式会社GREEN ACTIONを子会社化し、系統用蓄電所の制御システム及びアグリゲーション機能の内製化に着手
  • 2025年6月シンプレクス・キャピタルとの戦略的投資提携により、系統用蓄電所及びアグリゲーション事業の拡大に向けた資金調達を実施

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/4期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2029年4月期まで300億円
  • 営業利益2029年4月期まで20億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    再生可能エネルギー資産の開発・運用規模拡大

    太陽光発電施設や系統用蓄電所の開発規模を拡大し、PPA・O&M・アグリゲーション等の事業を強化。開発販売によるフロー収益に加え、運用サービスや保有資産によるストック収益を積み上げ、収益基盤の安定性と継続性を高める。地域や案件特性に応じた開発を推進し、採算性とリスクを検証する。

  2. 02

    事業開発プロセスの標準化と生産性向上

    案件開拓から運用までの一連の業務プロセスを標準化・効率化する。業務フロー・意思決定基準・責任権限を明確化し、AIやデジタル技術を活用して少人数でも多数の案件を安定的に推進できる基盤を構築。経営指標や事業KPIのモニタリングを強化し、迅速な経営判断につなげる。

  3. 03

    資金調達力と財務基盤の強化

    再生可能エネルギー施設等の開発・保有規模拡大に向け、金融機関借入に加え、プロジェクトファイナンス、リース、共同投資、ファンド、資産流動化など多様な手法で資金調達を進める。投資基準と資金管理を徹底し、財務健全性を確保しながら資本効率と企業価値の向上を目指す。

  4. 04

    人的資本・経営人材への投資

    再エネ、蓄電池、電力市場、建設、金融、DX、経営管理などの専門人材の確保・育成を強化する。教育研修・実務経験・抜擢人事・評価報酬制度を通じて事業責任者や次世代経営人材を育成し、多様な人材が活躍できる環境を整備する。

  5. 05

    ガバナンス・内部統制・リスク管理の強化

    事業拡大に対応し、取締役会の実効性と独立性を高め、外部有識者の知見を活用して透明性の高い意思決定を推進する。新規事業、投資、契約、施工品質、情報管理、コンプライアンスの審査体制を強化し、内部監査・通報制度・教育を充実させる。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 11期分

グループ全体で159人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は649万円で、10期前と比べて+48.4%平均年齢は41.2歳、平均勤続年数は5.2年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年3月66
2017年4月70
2018年4月67
2019年4月43740.62.879
2020年4月51641.22.969
2021年4月53140.13.680
2022年4月50839.23.3110
2023年4月43538.83.4136
2024年4月52339.03.8152329
2025年4月57538.93.9160313
2026年4月64941.25.2159755

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年4月期・提出会社(単体)
男性育休取得率0.0%
縦線は目安の85%

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社15(国内 15 / 海外 0、うち連結子会社 15) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位9)
系統用蓄電施設 — 広島県三次市600百万円
太陽光発電関連資産 — 徳島県板野郡578百万円
太陽光発電施設 — 千葉県香取市166百万円
太陽光発電施設 — 鳥取県鳥取市156百万円
徳島本社 — 徳島県板野郡50百万円
太陽光発電施設 — 徳島県板野郡北島町42百万円
徳島本社 — 徳島県徳島市22百万円
徳島本社 — 徳島県板野郡8百万円
東京本社 — 東京都港区6百万円
主な関係会社
  • 国内
    株式会社グリーンエナジー・プラス
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社グリーンエナジー・ライフ
    徳島県徳島市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社グリーンエナジー・ファシリティーズ
    徳島県板野郡松茂町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社グリーンエナジー・ネックス
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社GREEN ACTION
    大阪府大阪市西区 · 連結子会社
    議決権51.0%
  • 国内
    株式会社いえとち不動産
    徳島県徳島市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    合同会社フィットクリーン発電1号
    徳島県板野郡松茂町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    合同会社フィットクリーン発電2号
    徳島県板野郡松茂町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    合同会社フィットクリーン発電5号
    徳島県板野郡松茂町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    Fanメズ・ワン合同会社
    徳島県板野郡松茂町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    合同会社グリーンエナジー・アセット
    徳島県板野郡松茂町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    合同会社下小原蓄電所
    徳島県板野郡松茂町 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社3社を開く
  • 株式会社Fanta東京都港区51%
  • 株式会社Fanta Investment Advisors東京都千代田区51%
  • サングロー株式会社東京都中央区80%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 補助金
    働き方改革推進支援助成金(テレワークコース)
    厚生労働省 · 2020-10-14
    300万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年4月期の売上高は184億円営業利益12億円前期と比べると増収増益で、売上が+58.6%、利益が+140.0%。

売上高
+58.6%
184億円
営業利益
+140.0%
12億円
純利益
+66.7%
5億円
営業利益率
6.5%
前期比 +2.2%pt

会社が出している今期の予想2027年4月期

項目会社予想前期実績
売上高215億円184億円
営業利益15億円12億円
純利益8億円5億円
1株あたり配当¥6¥6

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は112億円、営業利益は9億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+64.7%、営業利益は+200.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q1900.00
2023年4Q251
2024年1Q1900.00
2024年2Q2727.41
2024年3Q1900.00
2024年4Q3239.42
2025年2Q4824.21
2025年4Q6834.42
2026年2Q7234.22
2026年4Q11298.03

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 16期分

2012年3月期からの16期で、売上は17億円から184億円へ10.8倍に増えた。直近期の営業利益率は6.5%。売上は6期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年3月17−10
2013年3月2211
2014年3月5164
2015年3月70117
東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場
2016年3月74116
2017年3月72116
2017年4月72116
2018年4月62116
2019年4月50−2−4
2020年4月4711
SDGs・ESGの観点に特化したファンドの組成及び資産運用事業への参入を目的として、株式会社FJキャピタル(現・株式会社Fanta)を設立
2021年4月6032
2022年4月7253
2023年4月8953
系統用蓄電所の開発・建設・運用を一貫して提供する事業を開始し、第1号案件の運営会社を設立
2024年4月97555.23
株式会社GREEN ACTIONを子会社化し、系統用蓄電所の制御システム及びアグリゲーション機能の内製化に着手
2025年4月116544.33
2026年4月18412106.55

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年4月期

売上高184億円のうち、営業利益として残るのは12億円6.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は5億円、売上の2.7%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金78.8%145億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金14.7%27億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.5%12億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
21.2%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.8pt
6.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.7pt
2.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.8pt
9.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年4月期は営業CFが13億円、投資CFが−3億円で、差し引きのフリーCFは10億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は20億円で、売上の1.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2014年3月6−3236
2015年3月12−221018
2016年3月−10−222−1228
2017年3月14−5−4934
2017年4月14−5−4934
2018年4月5−11438
2019年4月−22−37−2520
2020年4月−900−912
2021年4月13−331025
2022年4月−16−214−1820
2023年4月4−1−4319
2024年4月6−3−7315
2025年4月−10−710−179
2026年4月13−311020

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 16期分

2026年4月期の総資産は165億円。このうち返さなくてよい自己資本が57億円で、自己資本比率は34.3%(業種中央値55.5%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年3月505
2013年3月141134.9
2014年3月2752217.6
2015年3月42123028.7
2016年3月68373154.2
2017年3月69432662.6
2017年4月69432662.6
2018年4月76482862.6
2019年4月72432959.1
2020年4月76433356.5
2021年4月82443852.9
2022年4月107456241.7
2023年4月103485546.1
2024年4月121507141.5
2025年4月136538339.0
2026年4月1655710834.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年4月期の内訳
現金及び預金
20億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
39億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
108億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
56
/ 100
安定性自己資本比率23 / 40
収益力営業利益率13 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

建設業 140社との比較

同じ建設業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率140社中1位あたり、逆に低いのは配当利回り140社中139位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
9.1%/中央値 10.9%
P25 7.9%P75 14.3%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
6.5%/中央値 7.3%
P25 5.1%P75 9.4%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
34.3%/中央値 55.5%
P25 43.8%P75 66.2%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
58.6%/中央値 4.8%
P25 -1.9%P75 12.7%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.4%/中央値 3.5%
P25 2.7%P75 4.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,637で、1年前と比べて+103.9%過去52週の値幅のなかでは63%の位置にある。

¥1,637+0.2%1ヶ月+10.5%1年+103.9%時価総額70億円
過去52週の値幅
安値¥693高値¥2,184

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)42.3倍
PER (会社予想)25.3倍
PBR3.56倍
配当利回り0.37%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月19日に1490円と前日比6.41%下落したが、直近1ヶ月では12.62%上昇。25日移動平均線(1425円)を上回り、200日線(1166円)も大きく乖離。8月17日には1663円の高値をつけた後、2日で約10%下落。52週高値2184円からは約32%低く、52週安値693円からは115%高。出来高は8月19日に4.5万株と増加し、利益確定売りが優勢。RSIは69.46で過熱圏に近く、短期的な調整が続く可能性。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 40/100)

PERは34.96倍(予想20.9倍)で業界平均13.95倍を大きく上回る。PBRは3.02倍で同平均1.50倍の約2倍。配当利回りは0.44%と平均3.44%を大幅に下回り、ROEは9.1%と平均的だが、株式市場での評価は割高感がある。売上成長率は高いが、利益率が低く、バリュエーションはやや割高と判断。ただし、今後の成長余地を考慮すると、その差は縮まる可能性がある。

指標この会社業種平均
PER (実績)42.3倍14.4倍
PER (予想)25.3倍
PBR3.56倍1.55倍
ROE9.1%11.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

再エネ特需の追い風と、事業拡大による成長期待が強気材料。一方で、売電単価の下落や、開発コスト上昇による収益性悪化懸念、資金調達依存度の高さが弱気材料。今期は売上高が大幅に増加する見込みだが、利益率の改善が焦点。

プラスに働く材料7
  • 売上高の急拡大

    FY2026予想売上高は184億円と前期比58%増、開発案件の寄与が大きい

  • 再エネ需要の追い風

    脱炭素社会に向け、企業・自治体の再エネ調達意欲が高く、需要は堅調

  • 収益性の改善期待

    営業利益率がFY2025の4.3%からFY2026に6.5%へ改善する見通し

  • 営業利益が5億円から12億円へ2.4倍増益2026年4月期影響

    営業利益5億→12億円(+140%)。時価総額58億円に対して利益増加の影響は大きい

  • 売上高が116億円から184億円へ59%増収2026年4月期影響

    売上高は97→116→184億円と3期連続増収。成長軌道に乗る

  • 営業利益率が4.31%から6.52%へ改善2026年4月期影響

    営業利益率が2.2ポイント改善し6.52%に。収益性向上が確認できる

  • 過去1年で株価が76%上昇し上昇トレンド継続継続影響

    過去1年で株価が76%上昇。小型株への資金流入が継続する可能性

マイナスに働く材料7
  • 売電単価の下落リスク

    FIT制度の見直しや市場連動型の拡大で、売電単価は中期的に低下傾向

  • 収益性の不透明感

    開発コスト上昇や競争激化で、利益率は低水準に留まる可能性

  • 財務体質の脆弱さ

    設備投資負担が重く、借入依存が高まれば金利上昇時に影響

  • 実績PER34.96倍と割高水準での取引継続影響

    実績PER34.96倍、PBR3.02倍。増益期待が株価に先行的に織り込まれている

  • 配当利回り0.44%と株主還元が手薄継続影響

    配当利回り0.44%は低水準。インカム需要を取り込めない

  • 外国法人持ち株比率0.93%と流動性リスク継続影響

    外国人保有が0.93%と極めて低く、浮動株が少ない。売買需給が偏りやすい

  • ROE9.1%と資本効率が低くPBR高継続影響

    ROE9.1%に対しPBR3.02倍。資本効率の改善がなければ株価サポートは限定的

次の決算で確かめる点
売電収入
発電所稼働状況や売電価格の変化が収益の柱に直結するため
開発パイプライン
将来の売上・利益の成長余地を示す先行指標となるため
営業利益率
売上拡大が収益性改善につながっているかを見極めるため

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり6で、前期から+15.5%いまの株価に対する利回りは0.37%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥6
1株あたり
配当利回り
0.37%
いまの株価に対して
配当性向
79.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月816.5
2017年4月84.116.5
2018年4月94.119.8
2019年4月3−61.6
2020年4月30.054.1
2021年4月30.027.8
2022年4月30.014.5
2023年4月420.122.2
2024年4月40.023.9
2025年4月48.365.2
2026年4月515.579.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥6

株主

有価証券報告書より

2026年4月期末の株主数は延べ2,933人。区分でいちばん多いのは事業法人58.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が61.1%を占め、残る38.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年4月%2022年4月%2023年4月%2024年4月%2025年4月%2026年4月%
事業法人63.459.058.959.260.058.9
個人・その他30.937.533.337.537.936.5
自己株式2.24.94.94.94.03.8
金融機関0.20.40.20.30.12.2
証券会社4.92.97.22.21.21.5
外国法人0.50.10.50.70.70.9
外国人個人0.10.10.00.00.10.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社エフピーライフ56.47
02鈴江 崇文9.93
03日本証券金融株式会社2.10
04TOFU合同会社2.02
05佐久間 淳一0.87
06グリーンエナジー従業員持株会0.59
07むさし証券株式会社0.45
08顧曄0.30
09SOCIETE GENERALE PARIS(常任代理人 ソシエテ・ジェネラル証券株式会社)0.30
10三菱UFJeスマート証券株式会社0.25

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-05-22
    株式会社SBI証券
    新規の大量保有報告
    8.24%
  • 2026-05-12
    株式会社SBI証券
    新規の大量保有報告
    0.00%
    -8.27pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 16期分

1株利益は16期で+100%、1株純資産は15期で−100%。直近期のROEは9.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年3月−57,915
2013年3月124,335116,872227.3
2014年3月144150136.1
2015年3月22337385.4
2016年3月19786626.36.812.2
2017年3月1511,00916.17.816.5
2017年4月1511,00916.17.816.5
2018年4月1311,11512.48.519.8
2019年4月−93996−8.8
2020年4月181,0071.828.554.1
2021年4月381,0393.729.227.8
2022年4月233656.412.214.5
2023年4月263897.010.322.2
2024年4月274126.811.323.9
2025年4月224295.333.665.2
2026年4月404599.129.679.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

5名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は5名。2026/4期の役員報酬は総額23百万円。

氏名役職年齢保有株数
鈴江崇文代表取締役 社長52425,500
山中哲男取締役44
三谷恭也取締役(監査等委員)48
山田善則取締役(監査等委員)80
飯田花織取締役(監査等委員)37400

役員報酬の内訳2026/4

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
社外取締役422226
取締役(社内)1111

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/4期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,004字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社及び持分法適用関連会社により構成されており、「新しい常識で、人と地球をグリーンにする。」をパーパスに掲げ、太陽光発電施設、系統用蓄電所及びネット・ゼロ・エネルギー・ハウス等の企画、開発、販売、運用及び管理を行っております。 当社グループは、再生可能エネルギー事業の単一セグメントであり、当該セグメントは「太陽光発電設備・系統用蓄電所事業」及び「ネットゼロ・エネルギー・ハウス事業」の2つの事業領域により構成されております。 また、当社グループの収益モデルは、太陽光発電施設、系統用蓄電所及び住宅等の開発・販売による「フロー収益」と、販売後の運用サービス及び当社グループが保有する資産等から継続的な収益を得る「ストック収益」に大別されます。 ストック収益は、O&M、設備管理及びアグリゲーション等による「運用・サービス収益」と、太陽光発電施設及び系統用蓄電所等の保有・運用による「保有・運用収益」により構成されております。 各事業領域における当社グループの位置付け及び事業内容は、次のとおりであります。 (1)太陽光発電設備・系統用蓄電所事業 用地及び案件の開拓から、企画、設計、調達、建設(EPC)及び販売までを一貫して行っております。また、当社グループが開発・販売した設備及び外部事業者が保有する設備を対象として、O&M、設備管理、アグリゲーションその他の運用サービスを提供しております。さらに、開発した太陽光発電施設及び系統用蓄電所等の一部を当社グループにおいて保有し、売電収入及び蓄電所の運用収入等を得ております。 (主な関係会社)株式会社グリーンエナジー・プラス、株式会社グリーンエナジー・ファシリティーズ、株式会社GREEN ACTION (2)ネットゼロ・エネルギー・ハウス事業 主に一般消費者及び投資家向けに、太陽光発電設備等を搭載したネット・ゼロ・エネルギー・ハウスを中心とする住宅の企画、開発及び販売を行っております。また、中古住宅、空き家等の既存不動産を取得し、改修、太陽光発電設備及び省エネ設備等を付加することにより、環境性能及び資産価値を高めて再生・販売する取り組みを進めております。 (主な関係会社)株式会社グリーンエナジー・ライフ [事業系統図] 以上述べました事項を事業の系統図によって示しますと、以下のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,196字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、「新しい常識で、地球と人をグリーンにする。」というPURPOSEのもと、「1000万人が、『自分でつかうエネルギー』を『自分で創る』社会を実現する。」をビジョンとして事業の推進を行っております。 また再生可能エネルギーの経済的利得性に着目し、それを個人の家計や地域中小企業の財務基盤に組み込むことで「個人や企業の永続性」と「再生可能エネルギー社会」の同時実現を目指しております。これらの目標の元、個人が積極的に参加できる商品開発及び提供を推進しております。主には太陽光発電設備事業、系統用蓄電所事業、ネットゼロ・エネルギー・ハウス事業、O&M事業、発電事業を中心に展開しており、個人・地方の力×再生可能エネルギー×DXのクリーンテック企業として更なる成長と、継続的な企業価値の向上を目指してまいります。 (2) 目標とする経営指標 当社グループの目標とする経営指標としては、「開発数最大化」戦略を基盤としており、既存の事業エリアの深耕及び全国エリアへの展開等により売上高を拡大しつつ、2029年4月期に売上高300億円、営業利益20億円を目標としております。 (3) 当社グループを取り巻く経営環境 当連結会計年度における我が国の経済は、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の堅調な推移を背景に、景気は緩やかな回復基調を維持しました。一方で、歴史的な水準での円安の継続やそれに伴う輸入物価の高騰、金利上昇への懸念、さらには緊迫化する国際情勢の長期化など、景気停滞への警戒感は依然として根強く、先行きは不透明な状況が続きました。 このような状況の中、国内の再生可能エネルギー市場は、世界的な脱炭素化の潮流と歩調を合わせ、導入に向けた動きが一段と加速いたしました。経済産業省の「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」や、新たに策定された「第7次エネルギー基本計画」に掲げられた次世代のエネルギー需給構造や更なる高みを目指した再生可能エネルギー導入目標の達成に向け、政策的な後押しが一段と強まっております。さらに「GX実現に向けた基本方針」に基づく再エネの主力電源化と系統インフラの高度化が進む中、エネルギーコストの上昇リスクを回避しクリーン電力を安定確保するため、企業の自家消費型太陽光発電の導入やコーポレートPPA(電力購入契約)への需要が急速に本格化しております。 また、再エネの導入拡大に伴う出力制御の抑制や、AIデータセンターおよび半導体工場の急増に伴う電力需要の増加への対応として、「系統用蓄電池」の必要性がより決定的なものとなっています。政府によるルールの厳格化(2026年1月の土地確保の要件化)により、開発能力を持つ適正な事業者への市場適正化が進められたほか、経済産業省による「蓄電池・電源産業戦略」の改訂を通じ、パワー密度(出力)をはじめとする多角的な競争軸への転換やアグリゲーションビジネスの確立など、次世代エネルギーネットワークの主力インフラとしての市場拡大基盤が整った1年となりました。 (4) 中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、この市場環境の変化を的確に捉え、長期ビジョン「サステナグロース2035」および中期経営計画「Green300」の初年度として、その達成へ向けて邁進してまいりました。当連結会計年度は、コア事業であるグリーンエネルギー施設の開発を中心に活発な事業展開を図り、旺盛な脱炭素ニーズに対応いたしました。発電資産の安定稼働を支えるO&Mサービスを拡充してストック型の収益基盤を強化したほか、電力の安定供給に寄与する系統用蓄電池の開発導入にもいち早く着手しております。 (5) 会社の対処すべき課題 当社グループは、2024年5月1日付で持株会社体制へ移行し、同年7月31日に中期経営計画「Green300」及び長期ビジョン「サステナグロース2035」を策定・公表いたしました。 当社グループを取り巻く事業環境は、脱炭素化の進展、エネルギー安全保障への関心の高まり、再生可能エネルギー及び蓄電池に関する制度・市場の拡大等により、大きく変化しております。 当社グループは、これらの事業環境の変化を成長機会として捉え、中長期的な企業価値の向上を実現するため、以下の課題に取り組んでまいります。 ① 再生可能エネルギー資産の開発・運用規模の拡大 当社グループは、太陽光発電施設及び系統用蓄電所等の開発規模を拡大するとともに、PPA、O&M、アグリゲーション及び保有・運用等の事業を強化してまいります。 開発・販売によるフロー収益の拡大に加え、販売後の運用サービス及び保有資産から得られるストック収益を積み上げることにより、収益基盤の安定性及び継続性の向上を図ってまいります。 また、市場環境、電力制度及び系統制約等を適切に把握し、事業採算性及びリスクを十分に検証した上で、地域及び案件特性に応じた開発を推進してまいります。 ② 事業開発プロセスの標準化及び生産性向上 事業規模の拡大に伴い、案件開拓、事業性評価、設計、調達、施工、販売及び運用に至る一連の業務プロセスについて、さらなる標準化及び効率化が必要であると認識しております。 当社グループは、業務フロー、意思決定基準及び責任権限を明確化するとともに、AI及びデジタル技術を積極的に活用し、少人数でも多数の案件を安定的かつ高品質に推進できる事業基盤を構築してまいります。 また、経営指標及び事業KPIのモニタリングを強化し、迅速かつ適切な経営判断につなげてまいります。 ③ 資金調達力及び財務基盤の強化 再生可能エネルギー施設及び系統用蓄電所等の開発・保有規模を拡大するためには、安定的かつ多様な資金調達基盤の構築が重要であると認識しております。 当社グループは、金融機関からの借入に加え、プロジェクトファイナンス、リース、共同投資、ファンド及び資産流動化等の手法を活用し、事業及び資産の特性に応じた資金調達の多様化を進めてまいります。 併せて、投資基準及び資金管理を徹底し、財務健全性を確保しながら、資本効率及び企業価値の向上を図ってまいります。 ④ 人的資本及び経営人材への投資 当社グループの持続的な成長には、再生可能エネルギー、蓄電池、電力市場、建設、金融、DX及び経営管理等の専門性を有する人材の確保・育成が不可欠であると認識しております。 当社グループは、社員が自ら考え、挑戦し、成長できる環境を整備するとともに、教育研修、実務経験、抜擢人事及び適切な評価・報酬制度を通じて、事業責任者及び次世代経営人材の育成を強化してまいります。 また、多様な人材が能力を発揮できる職場環境を整備し、外部からも優秀な人材を迎え入れることができる組織づくりを進めてまいります。 ⑤ ガバナンス、内部統制及びリスク管理の強化 事業領域及び取引規模の拡大に伴い、コーポレートガバナンス、内部統制及びリスク管理体制のさらなる強化が重要であると認識しております。 当社グループは、取締役会の実効性及び独立性を高めるとともに、外部有識者の知見を活用し、適切かつ透明性の高い意思決定を推進してまいります。 また、新規事業、投資、契約、施工品質、情報管理及びコンプライアンスに関する審査・管理体制を強化するとともに、内部監査、内部通報制度及びコンプライアンス教育の充実を図ってまいります。 以上の取り組みを着実に実行することにより、中長期的な成長と企業価値の向上を実現してまいります。
事業等のリスク2,970字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、不確実性を内包しているため、実際の結果とは異なる可能性があります。 1.GXグリーンエネルギー発電施設工事の遅延について 当社グループが販売しているGXグリーンエネルギー発電施設は、工事が完了し、顧客への引渡し後、電力会社との系統連系時に売上計上しております。従って、自然災害等の要因により工事が遅延し、期中の引渡しに支障が生じた場合や電力会社との系統連系が遅れた場合には、当該期間の売上高が減少し、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (注) 系統連系とは、電力会社の電力系統に発電設備を接続することであります。 2.個人消費動向等の影響について 当社グループの主たる販売先は個人顧客であることから、個人消費者の需要動向の影響を受ける傾向があります。また、景気動向、金利水準、地価水準等のマクロ経済要因の変動や消費者所得の減少、住宅税制の改正やFIT制度の改正、消費税等の税率変更等により個人消費者の需要が減少した場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 3.政府の施策について 当社グループにおける産業と社会の脱炭素事業は、「改正FIT法」における制度変更やルールの厳格化、系統連系の遅れ等により顧客の購入意欲が減退した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 4.材料価格の高騰について 当社グループの太陽光発電施設のソーラーパネル等の材料や住宅の建材は、為替相場の変動等により仕入価格が高騰することが考えられ、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 5.外注管理について 当社グループは太陽光発電施設及び住宅の建設について、施工管理業務(品質・安全・工程・コストの各管理)を除き、原則として大工や左官、電気業者、水道業者などの専門業者ごとに直接工事を発注する分離発注の上、外注をしております。これは適切に分離発注することにより適正な競争が行われることを期待し、また、専門工事業者と直接契約することで、工事の進捗等について直接交渉することができ、施工の信頼性と品質の確保が期待できるためであります。 このように施工業務の大部分を外注に依存しているため、販売件数の増加や営業エリアの拡大に伴い外注先を十分に確保できない場合、または外注先の経営不振や繁忙等により工期が遅延した場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。また、国内外の市場の動向等により、資材価格が上昇し、外注先の材料調達状況に影響が及んだ場合、その状況を販売価格へ転嫁することが難しい場合には、外注費の上昇により当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 6.契約不適合責任について 当社グループは、「住宅の品質確保の促進等に関する法律」により、新築住宅の構造上主要な部分及び雨水の浸水を防止する部分について住宅の引渡日から10年間の瑕疵担保責任を負っております。その他の部分については、「宅地建物取引業法」により住宅の引渡日から最低2年間について契約不適合責任を負っております。加えて「特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律」により、住宅の瑕疵担保責任履行のための資力の確保が義務付けられております。万が一、当社グループの販売した物件に重大な瑕疵があるとされた場合には、その直接的な原因が当社グループ以外の責によるものであっても、当社グループは売主として契約不適合責任を負うことがあります。その結果、補償工事費の増加や当社グループの信用力低下により、当社グループの業績や事業の展開等に影響を与える可能性があります。 7.自然災害等について 地震や台風等の大規模な自然災害の発生時には、被災した自社保有設備や建築現場の修復に加え、建物の点検や応急措置などの初動活動や支援活動等により、多額の費用が発生する可能性があります。 また、社会インフラの大規模な損壊で建築現場の資材等の供給が一時的に途絶えた場合等には、完成引渡しの遅延等により当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 8.法的規制について 当社グループの主要な事業内容は、太陽光発電施設及びソーラー発電搭載コンパクトハウスの販売、施工、メンテナンスであり、「電気事業法」「建築基準法」「建設業法」「建築士法」「宅地建物取引業法」「国土利用計画法」「農地法」「特定商品取引法」「電気工事業の業務の適正化に関する法律」「住宅品質確保促進法」「消費者契約法」「不当景品類及び不当表示防止法」「特定商取引法」「割賦販売法」「個人情報保護法」等の法的規制を受けております。当社グループは、この許認可を受けるための諸条件及び関係法令の遵守や社内管理体制の整備に努めており、現状において当該許認可が取消しとなる事由は発生しておりませんが、今後、法令の改正や新たな法的規制が設けられ当社グループの事業に適用された場合、当社グループはその制約を受けることとなり、業績に影響を与える可能性があります。 9.個人情報などの漏洩リスクについて 当社グループでは、多数の個人情報を取り扱っております。「個人情報保護管理規定」に基づき個人情報の適切な取り扱いに関し体制整備を図っておりますが、個人情報が漏洩した場合には、当社グループの社会的信用が低下し、またその対応のための費用負担が発生し、業績に影響を与える可能性があります。 10.代表者への依存について 当社グループは会社の規模が小さく、事業活動における主要な部分を代表取締役社長である鈴江崇文に依存しております。同氏は、当社設立以来の最高責任者であり、当社の大株主であります。同氏は、業界に特化した経験と実績から、当社グループの経営方針や経営戦略及び製品戦略においても重要な役割を果たしており、当社グループ事業の発展に大きく貢献しております。このため、当社グループでは同氏への過度の依存を改善すべく組織的な経営体制を構築中ですが、現時点においては同氏が離職するような事態となった場合、当社グループの業績に重大な影響を与える可能性があります。 11.訴訟等について 当社グループでは、現時点において業績に重大な影響を及ぼす訴訟を提起されている事実はありません。 しかしながら、当社グループが事業を継続していくうえでは、知的財産権他多種多様な訴訟リスクが継続的に存在します。 当社グループでは、施工にあたっては近隣対策や周辺環境への配慮を含め品質管理に努め、またその他業務においては各種専門家を利用してリスク管理を行っておりますが、訴訟本来の性質を考慮すると係争中または将来の訴訟の結果は予測不可能であり、係争中または将来の訴訟のいずれかひとつでも不利な結果に終わった場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,548字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における我が国の経済は、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の堅調な推移を背景に、景気は緩やかな回復基調を維持しました。一方で、歴史的な水準での円安の継続やそれに伴う輸入物価の高騰、金利上昇への懸念、さらには緊迫化する国際情勢の長期化など、景気停滞への警戒感は依然として根強く、先行きは不透明な状況が続きました。 このような状況の中、国内の再生可能エネルギー市場は、世界的な脱炭素化の潮流と歩調を合わせ、導入に向けた動きが一段と加速いたしました。経済産業省の「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」や第6次エネルギー基本計画に掲げられた目標の達成に向け、政策的な後押しが継続しております。さらに「GX実現に向けた基本方針」に基づく主力電源化の検討が進む中、円安を背景としたエネルギーコストの上昇リスクを回避するため、企業の業種・規模を問わず、自家消費型太陽光発電の導入やコーポレートPPA(電力購入契約)への関心が急速に高まりました。 また、太陽光発電の出力制御の抑制やAIデータセンター急増への対応として「系統用蓄電池」の必要性が急浮上する中、政府によるルールの厳格化(2026年1月の土地確保の要件化)が開始され、開発能力を持つ適正な事業者への市場適正化が進められました。さらに、同年6月2日には経済産業省より「蓄電池・電源産業戦略」の改訂が公表され、エネルギー密度(容量)偏重からパワー密度(出力)をはじめとする多角的な競争軸への転換と、電源システム全体での製造基盤確立の方針が打ち出されるなど、中長期的な市場拡大への基盤が整った1年となりました。 当社グループは、この市場環境の変化を的確に捉え、長期ビジョン「サステナグロース2035」および中期経営計画「Green300」の初年度として、その達成へ向けて邁進してまいりました。当連結会計年度は、コア事業であるグリーンエネルギー施設(※)の開発を中心に活発な事業展開を図り、旺盛な脱炭素ニーズに対応いたしました。発電資産の安定稼働を支えるO&Mサービスを拡充してストック型の収益基盤を強化したほか、電力の安定供給に寄与する系統用蓄電池の開発導入にもいち早く着手しております。 ※太陽光発電所、系統用蓄電所、営農型太陽光発電所、ネットゼロ・エネルギー・ハウス等を示す 以上の結果、当連結会計年度における売上高は18,358,123千円(前年同期比58.0%増)、営業利益1,191,710千円(前年同期比119.3%増)、経常利益1,029,656千円(前年同期比152.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は500,265千円(前年同期比81.6%増)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、2,028,160千円となり、前連結会計年度末に比べ1,116,993千円の増加となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、1,318,864千円の増加(前年同期は961,122千円の減少)となりました。主な要因は、税金等調整前当期純利益833,120千円の計上、棚卸資産の減少額1,157,730千円等により資金が増加した一方で、売上債権の増加額914,243千円等により資金が減少したことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、271,008千円の減少(前年同期は663,572千円の減少)となりました。主な要因は、貸付金の回収による収入317,000千円等により資金が増加した一方で、有形固定資産の取得による支出685,853千円等により資金が減少したことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、126,199千円の増加(前年同期は1,032,649千円の増加)となりました。主な要因は、長期借入金の返済による支出2,241,288千円、短期借入金の純減少額290,200千円等により資金が減少した一方で、長期借入れによる収入2,012,309千円、社債の発行による収入800,000千円等により資金が増加したことによるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社グループは「再生可能エネルギー事業」の単一セグメントであります。当事業では生産実績を定義することが困難であるため「生産実績」は記載しておりません。 b.受注実績 当連結会計年度の受注実績をサービスの種類別に示すと、次のとおりであります。なお、O&M事業及び発電事業では、事業の性質上、受注実績の表示がなじまないため記載しておりません。 サービスの名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) 再生可能エネルギー事業 太陽光発電設備・系統用蓄電所事業   11,456,368   222.8   6,000,935   329.4 ネットゼロ・エネルギー・ハウス事業   7,595,313   108.5   1,367,728   117.1 合計   19,051,682   156.9   7,368,663   246.5 (注) 金額は販売価格によっております。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をサービスの種類別に示すと、次のとおりであります。 サービスの名称   当連結会計年度 (自 2025年5月1日 至 2026年4月30日)   前年同期比(%) 再生可能エネルギー事業 太陽光発電設備・系統用蓄電所事業(千円)   7,277,158   189.8 ネットゼロ・エネルギー・ハウス事業(千円)   7,395,640   113.6 O&M事業及び発電事業(千円)   3,685,324   290.0 合計   18,358,123   158.0 (注) 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合 外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績等 当社グループの当連結会計年度の経営成績等は、次のとおりであります。 (売上高) サービスの種類別の売上高の状況は次のとおりであります。 ① 太陽光発電設備・系統用蓄電所事業 太陽光発電設備・系統用蓄電所事業では、主に個人向け投資商品や法人需要家向けの商品として太陽光発電設備の販売を行っており、太陽光発電設備の販売区画数は191.67区画、系統用蓄電所の販売は5件となりました。 ② ネットゼロ・エネルギー・ハウス事業 ネットゼロ・エネルギー・ハウス事業では、一般消費者や投資家向けに、低価格ソーラー発電付き戸建住宅の販売を行っており、販売棟数は262棟となりました。 ③ O&M事業及び発電事業 O&M事業及び発電事業では、太陽光発電施設及び賃貸不動産の管理受託件数が1,909件となりました。 以上の結果、当連結会計年度における売上高は18,358,123千円となりました。 (営業利益) 複数棟同時建築や作業工数の削減、購買先及び外注先等の選定見直しを実施すること等によるコスト抑制に努めた結果、売上原価は14,464,705千円となりました。 販売費及び一般管理費は、事業規模拡大に向けた人財投資やブランディング及び商品開発の強化に対し先行投資を行った結果、2,701,708千円となりました。 以上の結果、営業利益は1,191,710千円となりました。 (経常利益) 営業外収益は89,870千円となり、営業外費用は、株主優待制度の変更に伴い株主優待費用33,750千円、株主優待引当金繰入額27,180千円を計上したこと等により、251,924千円となりました。 以上の結果、経常利益は1,029,656千円となりました。 (税金等調整前当期純利益) 特別利益に固定資産売却益97,471千円、特別損失に投資有価証券売却損292,513千円を計上したこと等により、税金等調整前当期純利益は833,120千円となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 税金等調整前当期純利益に法人税等合計327,252千円を計上し、親会社株主に帰属する当期純利益は500,265千円となりました。 (キャッシュ・フローの状況) 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。 b.財政状態 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産の残高は13,317,988千円(前連結会計年度末11,249,763千円)となり、2,068,225千円増加しました。主な要因は、販売用不動産が2,372,533千円、製品が769,973千円減少した一方で、前渡金が2,606,258千円、仕掛品が1,378,793千円、現金及び預金が1,048,786千円増加したことによるものであります。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産の残高は3,222,687千円(前連結会計年度末2,307,710千円)となり、914,976千円増加しました。主な要因は、機械装置及び運搬具(純額)が1,084,083千円増加したことによるものであります。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債の残高は6,916,111千円(前連結会計年度末4,266,622千円)となり、2,649,488千円増加しました。主な要因は、短期借入金が290,200千円減少した一方で、前受金が1,992,353千円、買掛金が280,847千円、1年内返済予定の長期借入金が252,275千円、1年内償還予定の社債が200,000千円増加したことによるものであります。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債の残高は3,930,531千円(前連結会計年度末3,988,056千円)となり、57,525千円減少しました。主な要因は、その他の固定負債が57,798千円減少したことによるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産の残高は5,694,033千円(前連結会計年度末5,302,794千円)となり、391,238千円増加しました。主な要因は、利益剰余金が、配当金の支払いにより53,473千円減少した一方で、親会社株主に帰属する当期純利益の計上により500,265千円増加したことによるものであります。 c.資本の財源及び資金の流動性 資本政策につきましては、当社グループは未だ成長途上であることから、内部留保の充実を図るとともに、経営基盤の長期安定に向けた財務体質の強化及び事業の継続的な拡大発展を実現させることと、株主様への利益還元との最適なバランスを考慮し、実施していくこととしております。 また、当社グループにおける資金需要の主なものは、既存事業の持続的成長や新規事業への投資資金のほか、設備の更新等に要する設備投資資金や事業に係る運転資金であります。 当社グループは、必要となった資金については、主として内部留保資金及び営業活動によるキャッシュ・フローによるものを活用しておりますが、安定的な財源確保のため、複数の金融機関から借入による資金調達を行っており、今後も継続する方針であります。 d.経営上の目標の達成状況 当社グループは、2029年4月期の売上高30,000百万円、営業利益2,000百万円達成を目標指標としております。 当連結会計年度の売上高は18,358百万円となりました。今後も事業の拡大等の推進により、目標の達成に努めてまいります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。