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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

南海辰村建設

Nankai Tatsumura Construction Co., Ltd.1850 · Standard · 建設業

南海電鉄グループの建設会社。親会社からの受注を軸に、建設と不動産を展開。

概要

南海辰村建設は、大阪府岸和田市に起源を持つ建設会社である。2026年3月期の連結売上高は458億円、従業員511名。東京証券取引所スタンダード市場に上場し、南海電気鉄道(現株式会社NANKAI)を親会社とする。建設事業(建築、土木、電気)と不動産事業を展開し、親会社からの受注が全売上の31.9%を占める。連結子会社に南海建設興業と日本ケーモー工事を持ち、施工体制を補完している。

建設事業と不動産事業の二本柱

当社グループの事業は、建設事業と不動産事業で構成される。2026年3月期の連結売上高457億97百万円のうち、建設事業が456億19百万円(99.6%)を占め、不動産事業は1億88百万円(0.4%)と極めて小規模である。建設事業のセグメント利益は28億37百万円で、前期から18.8%増加した。一方、不動産事業の利益は31百万円で、前期比19.3%減となった。建設事業の内訳は、建築工事、土木工事、電気工事に分かれ、建築工事が完成工事高の74.5%(327億円)と最も多く、次いで土木工事19.3%(84億8500万円)、電気工事6.2%(27億1100万円)である。不動産事業は賃貸収入と売買収入を含むが、規模は限定的である。

親会社南海電気鉄道との関係

当社の親会社は、2001年12月の第三者割当増資により筆頭株主となった南海電気鉄道(現株式会社NANKAI)である。南海電気鉄道は鉄道事業を核とする企業グループであり、当社はそのグループ内で建設工事を請け負う中核企業として位置づけられる。2026年3月期の売上高に占める親会社向けの割合は31.9%(146億円)に達し、前期の18.4%から大幅に上昇した。特命受注の比率が高い土木工事(74.6%)や電気工事(100%)では、親会社からの受注が特に大きいと推測される。また、本社を大阪市浪速区難波中に置き、親会社の本拠地である関西圏に密着した事業展開を行っている。

連結子会社による施工補完体制

当社グループは、南海建設興業株式会社と日本ケーモー工事株式会社の2社を連結子会社として有する。南海建設興業は1962年に西広建設として設立され、建設用仮設資材の調達や工事の一部施工を担う。2016年には同じ連結子会社であった南海電設を吸収合併し、現在は当社の施工体制を支える主要な子会社である。日本ケーモー工事は2010年に買収した子会社で、主に電気工事などの専門工事を担当する。これらの子会社は、当社が発注する工事の一部を請け負い、グループ全体としての施工能力を補完する役割を果たしている。また、親会社である南海電気鉄道から直接受注した工事を、子会社へ再発注するケースも存在する。

3カ年経営計画と財務目標

当社は2025年度から2027年度を対象とする「3カ年経営計画(2025~2027)」を策定し、最終年度である2028年3月期に連結売上高565億円、営業利益26.2億円、親会社株主に帰属する当期純利益17.9億円、ROE8.0%以上の達成を掲げる。基本方針として、事業規模の拡大と利益創出力の強化、人財力と組織力の向上、環境・社会への貢献とガバナンスの強化、持続的な企業価値の向上を掲げている。具体的な施策には、DX推進による生産性向上、戦略的採用活動の強化、人財育成体制「NTアカデミー」の実効性向上、受注から竣工までのオペレーション改革などが含まれる。また、資本コストや株価を意識した経営を推進し、収益力向上と財務健全性の維持を両立させる方針である。

業界の中での役割は親会社である南海電気鉄道を主要顧客とする建設・不動産会社。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
458億円
営業利益
28億円
営業利益率
6.1%
純利益
21億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
建設事業456億円99.6%28億円6.1%
不動産事業2億円0.4%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01建設事業主力

親会社の南海電気鉄道から建設工事の一部を受注し、施工する。施工にあたっては子会社の南海建設興業から仮設資材を調達し、一部の施工を連結子会社に発注している。

主要顧客南海電気鉄道株式会社

主な製品・サービス1
建設工事
鉄道関連施設や一般建築物などの建設工事を提供する。

02不動産事業準主力

不動産の売買および賃貸を行う。建設事業とは独立した収益源として位置付けられている。

主な製品・サービス1
不動産売買・賃貸
不動産の売買および賃貸事業。

製品と技術

建築、土木、電気の三つの工事区分

当社の建設事業は、主に建築工事、土木工事、電気工事の三つの区分から構成される。2026年3月期の個別完成工事高は、建築工事が327億600万円(全体の74.5%)、土木工事が84億8500万円(19.3%)、電気工事が27億1100万円(6.2%)である。建築工事は民間のオフィスビル、商業施設、集合住宅などが中心で、特命受注比率は18.2%、競争入札が81.8%を占める。土木工事は道路、橋梁、造成工事など公共性が高く、特命比率は74.6%と高い。電気工事は全額特命受注であり、主に親会社である南海電気鉄道からの案件が中心とみられる。工事の施工にあたっては、南海建設興業から調達する建設用仮設資材(足場材、型枠など)を活用し、一部工程を子会社に発注している。

特命受注と競争入札の使い分け

当社の受注方法は、特命と競争に大別される。2026年3月期の個別受注工事高は593億51百万円で、うち建築工事は373億52百万円(特命18.2%、競争81.8%)、土木工事は174億5百万円(特命74.6%、競争25.4%)、電気工事は26億38百万円(特命100%)であった。特命受注の多い土木・電気工事は、親会社である南海電気鉄道からの安定的な発注が背景にある。一方、建築工事では競争入札が主体であり、一般市場での受注獲得競争にさらされている。当社は、特命案件で得た利益を競争案件の採算改善に回すなどの戦略をとっていると推測される。また、DX推進による生産性向上や、人財育成制度「NTアカデミー」による技術力強化を通じて、競争入札での勝率向上を目指している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

建設業のなかでの位置

建設業の中堅、安定収益も成長鈍化懸念

南海辰村建設は建設業の中堅企業で、ショーボンドホールディングスやミライト・ワンと競合する。2025/3期売上高529億円から2026/3期458億円へ減少見込みだが、営業利益率は4.5%から6.1%へ改善。収益性向上が進む一方、売上高の縮小は市場シェア低下や受注環境悪化を示唆。同業との差別化や新規需要開拓が急務。

強み

  • 営業利益率が4.5%から6.1%へ上昇し、コスト管理や効率化が進んでいる。
  • 関西圏など特定地域に強固な営業基盤を持ち、安定受注が見込める。
  • 長年の実績による技術力と信頼があり、公共工事などで評価を得ている。
  • 自己資本比率が高く、財務基盤は堅調で事業リスクに耐えうる。

課題

  • 2026/3期の売上高が前期比13%減と、市場シェア低下や需要減退が懸念される。
  • 大手ゼネコンや同業との競争が激しく、価格競争に巻き込まれるリスク。
  • 建設業界全体の人手不足が深刻で、技術者確保が難しく工期遅延リスクがある。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

建設業の時価総額近傍。太字が南海辰村建設

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
11873日本ハウスホールディングス129億円9.6倍
21450TANAKEN128億円8.5倍
31966高田工業所127億円10.1倍
41897金下建設126億円17.2倍
51807佐藤渡辺125億円13.8倍
61850南海辰村建設121億円5.8倍
71433ベステラ118億円15.6倍
8604Aビーエイブル112億円23.6倍
91434JESCOホールディングス111億円7.3倍
101853森組108億円11.6倍
111905テノックス105億円10.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 27件

岸和田で創業、西田工務店として出発

1944年6月、大阪府岸和田市において土木建築岸和田工業株式会社として設立された。終戦直後の1947年5月には商号を株式会社西田工務店に変更し、一般土木建築工事を請け負う地場建設業者としての基盤を築いた。1949年には建設業法に基づく大阪府知事登録を受け、1952年には建設大臣登録を得て、公共工事にも参入できる体制を整えた。この時代は、戦後復興と高度経済成長の波に乗り、関西圏を中心に受注を拡大していった。創業から約20年後の1962年には、西広建設株式会社(後の南海建設興業)を設立し、グループとしての施工能力を強化する第一歩を踏み出した。

南海建設との合併で商号変更、大阪市へ本社移転

1975年5月、当社は南海建設株式会社と合併し、同時に商号を南海建設株式会社に変更した。本社も岸和田市から大阪市浪速区馬淵町へ移転し、都市部での事業展開を本格化させた。この合併により、南海建設の持つ施工実績と取引先ネットワークを継承し、規模拡大を図った。その後、1988年には本社を現在の大阪市浪速区難波中三丁目に移転し、現在に至る。1980年代後半のバブル経済期には、不動産事業にも進出し、宅地建物取引業の免許を取得するなど、事業の多角化を進めた。1991年には甲容工業株式会社(後の南海電設)を買収し、電気工事部門を強化した。

辰村組との合併で南海辰村建設に

1995年10月、株式会社辰村組と合併し、同時に商号を南海辰村建設株式会社に変更した。辰村組は大阪を拠点とする土木建築会社で、両社の合併により営業基盤と技術力を融合させた。合併に伴い、東京支店を東京本店に格上げし、関東圏での事業を拡大。また、大阪本店を新設したが、1998年には本社に統合している。この時期、建設業界はバブル崩壊後の不況に見舞われたが、合併によるスケールメリットを活かし、受注確保に努めた。2002年には東京本店を再び東京支店に格下げし、組織のスリム化を図っている。

南海電気鉄道グループ傘下へ

2001年12月、第三者割当増資の実施により、南海電気鉄道株式会社(現株式会社NANKAI)が当社の親会社となった。これにより、当社は南海グループの中核建設会社としての地位を確立した。親会社からの受注はその後も増加傾向にあり、2026年3月期には売上高の31.9%を占めるに至った。2013年には大阪証券取引所と東京証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場。2022年には市場区分見直しによりスタンダード市場に移行し、現在に至る。グループの一員として、安定した受注基盤を持つ一方、独立した企業としての競争力維持も課題となっている。

子会社の再編と新たな買収

2010年4月、日本ケーモー工事株式会社を買収し、連結子会社とした。同社は主に電気工事を専門とし、グループの電気工事能力を補強した。2016年4月には、連結子会社間で南海建設興業を存続会社、南海電設を消滅会社とする吸収合併を実施。これにより、仮設資材と電気工事の二つの子会社を統合し、運営効率を高めた。現在の連結子会社は南海建設興業と日本ケーモー工事の2社体制であり、当社を含めた3社で建設事業を分担している。2023年3月には創業100周年を迎え、記念事業を実施したが、具体的な内容は開示されていない。

市場区分変更と100周年

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、スタンダード市場に上場した。これ以前は大阪証券取引所第二部(統合後は東証第二部)に上場しており、時価総額や流動性の面で一定の基準を満たしている。2023年3月には創業100周年を迎え、長い歴史を持つ企業としての節目を通過した。100周年の記念事業や特別な施策に関する詳細は公表されていないが、社内行事や顧客向けイベントが行われた可能性がある。今後の課題として、建設技術者・技能労働者の減少と高齢化への対応、物価上昇リスクへの備え、DX推進による生産性向上などが経営計画の中で挙げられている。

年表27件を開く

1940年代

  • 1944年6月創業大阪府岸和田市において土木建築岸和田工業株式会社を設立
  • 1947年5月商号変更商号を株式会社西田工務店に変更
  • 1949年11月建設業法により、大阪府知事登録(い)第0415号の登録を受けた。

1950年代

  • 1952年6月建設業法により、建設大臣登録(ロ)第2751号の登録を受けた。

1960年代

  • 1962年6月西広建設株式会社(現南海建設興業株式会社)を設立(現連結子会社)
  • 1963年5月上場株式を大阪証券取引所市場第二部に上場
  • 1968年11月東京出張所を東京支店に改めた。
  • 1969年7月宅地建物取引業法により、大阪府知事免許第6901号の免許を受けた。

1970年代

  • 1972年8月建設業法の改正により、特定建設業者として建設大臣許可(特-47)第71号の許可を受けた。
  • 1972年8月宅地建物取引業法により、宅地建物取引業者として建設大臣免許(1)第1290号の免許を受けた。
  • 1975年5月M&A南海建設株式会社と合併、同時に商号を南海建設株式会社に変更
  • 1975年5月本社を岸和田市から大阪市浪速区馬淵町へ移転

1980年代

  • 1988年9月本社を大阪市浪速区難波中三丁目5番19号へ移転

1990年代

  • 1991年5月M&A甲容工業株式会社(南海電設株式会社)を買収、子会社とした。
  • 1995年10月M&A株式会社辰村組と合併、同時に商号を南海辰村建設株式会社に変更
  • 1995年10月東京支店を東京本店に改めた。
  • 1995年10月大阪本店を開設
  • 1998年4月M&A大阪本店を本社に統合

2000年代

  • 2001年12月第三者割当増資の実施により南海電気鉄道株式会社(現株式会社NANKAI)は当社の親会社となった。
  • 2002年4月東京本店を東京支店に改めた。
  • 2004年9月東京支店を東京都港区赤坂一丁目9番20号へ移転

2010年代

  • 2010年4月M&A日本ケーモー工事株式会社を買収、子会社とした。(現連結子会社)
  • 2010年8月東京支店を東京都中央区銀座五丁目15番1号へ移転
  • 2013年7月上場大阪証券取引所と東京証券取引所の市場統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場
  • 2016年4月M&A南海建設興業株式会社を存続会社、南海電設株式会社を消滅会社とする連結子会社間の吸収合併を実施

2020年代

  • 2022年4月上場東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、スタンダード市場に上場
  • 2023年3月創業創業100周年

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2028年3月期まで56,500百万円
  • 売上総利益2028年3月期まで5,120百万円
  • 営業利益2028年3月期まで2,620百万円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益2028年3月期まで1,790百万円
  • ROE2028年3月期まで8.0%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    DX推進による生産性向上

    事業規模の拡大と収益力向上のため、DX推進を通じて生産性を高める。

  2. 02

    人財の確保・育成と働きがい向上

    戦略的採用活動の強化、人財育成体制「NTアカデミー」の実効性向上、働きがいを高める施策による従業員エンゲージメント向上。

  3. 03

    オペレーション改革による競争優位性強化

    受注から竣工までの業務プロセスを改革し、建設事業における競争優位性を強化。

  4. 04

    資本コストを意識した経営推進

    資本コストや株価を意識した経営のもと、収益力向上と財務健全性維持に継続的に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で511人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は751万円で、9期前と比べて+10.0%平均年齢は44.7歳、平均勤続年数は17.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月520
2018年3月533
2019年3月68345.219.1512
2020年3月67445.318.7524
2021年3月66345.218.1519
2022年3月64745.317.9516
2023年3月67846.019.3500
2024年3月67646.219.5484
2025年3月68045.018.4502478
2026年3月75144.717.9511548

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率2.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率22.2%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)65.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社3(国内 3 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位6)
本社 — 大阪市浪速区73百万円
建設事業
南海建設興業株式会社 和歌山支店 — 和歌山県橋本市51百万円
建設事業
日本ケーモー工事株式会社 機材置場 — 千葉県香取郡多古町35百万円
建設事業
南海建設興業株式会社 本社 — 大阪府貝塚市18百万円
建設事業
東京支店 — 東京都中央区11百万円
建設事業
日本ケーモー工事株式会社 本社 — 東京都台東区4百万円
建設事業
主な関係会社
  • 国内
    南海電気鉄道株式会社
    大阪市 浪速区
    議決権62.2%
  • 国内
    南海建設興業株式会社
    大阪府 貝塚市
    議決権100.0%
  • 国内
    日本ケーモー工事株式会社
    東京都 台東区
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は458億円営業利益28億円前期と比べると減収増益で、売上が-13.4%、利益が+16.7%。

売上高
-13.4%
458億円
営業利益
+16.7%
28億円
純利益
+23.5%
21億円
営業利益率
6.1%
前期比 +1.6%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高527億円458億円
営業利益25億円28億円
純利益16億円21億円
1株あたり配当¥8¥8

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は98億円、営業利益は5億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−6.7%、営業利益は+400.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1195
2024年1Q10511.00
2024年2Q11410.91
2024年3Q10465.84
2024年4Q1136
2025年2Q23073.04
2025年4Q299175.713
2026年2Q224114.98
2026年4Q234177.313
2027年1Q9855.13

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は367億円から458億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は6.1%。純利益は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
大阪証券取引所と東京証券取引所の市場統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場
2013年3月36774
2014年3月42175
2015年3月38496
南海建設興業株式会社を存続会社、南海電設株式会社を消滅会社とする連結子会社間の吸収合併を実施
2016年3月4371812
2017年3月4402816
2018年3月4062210
2019年3月44026−12
2020年3月402225
2021年3月448177
東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、スタンダード市場に上場
2022年3月3721913
創業100周年
2023年3月4241819
2024年3月4361611
2025年3月52924244.517
2026年3月45828296.121

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高458億円のうち、営業利益として残るのは28億円6.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は21億円、売上の4.6%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金88.6%406億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金5.2%24億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.1%28億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
11.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.2pt
6.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.9pt
4.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.4pt
11.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
6.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが84億円、投資CFが−3億円で、差し引きのフリーCFは81億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は67億円で、売上の1.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月36−2−123442
2014年3月−59035−5918
2015年3月230−212319
2016年3月9−1−4823
2017年3月14−1−91328
2018年3月74−2−317270
2019年3月−125−10−752
2020年3月−2115−10−637
2021年3月230−152344
2022年3月160−61654
2023年3月187−12578
2024年3月15−5−261063
2025年3月−61−139−6239
2026年3月84−3−548167

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は351億円。このうち返さなくてよい自己資本が197億円で、自己資本比率は56.2%(業種中央値55.5%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月3425628616.3
2014年3月3695831115.7
2015年3月3517427721.1
2016年3月3868530121.9
2017年3月37910227726.8
2018年3月36111324831.3
2019年3月36810026827.1
2020年3月33310422931.3
2021年3月36011324731.5
2022年3月32412719739.1
2023年3月34914520441.5
2024年3月30315814552.0
2025年3月42917325640.3
2026年3月35119715456.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
67億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
151億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
154億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
69
/ 100
安定性自己資本比率37 / 40
収益力営業利益率12 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

建設業 140社との比較

同じ建設業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE140社中64位あたり、逆に低いのは売上成長率140社中135位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
11.3%/中央値 10.9%
P25 7.9%P75 14.3%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
6.1%/中央値 7.3%
P25 5.1%P75 9.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
56.2%/中央値 55.5%
P25 43.8%P75 66.2%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-13.4%/中央値 4.8%
P25 -1.9%P75 12.7%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.9%/中央値 3.5%
P25 2.7%P75 4.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥421で、1年前と比べて-12.3%過去52週の値幅のなかでは17%の位置にある。

¥421-1.4%1ヶ月+2.4%1年-12.3%時価総額121億円
過去52週の値幅
安値¥374高値¥652

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)5.8倍
PER (会社予想)7.2倍
PBR0.61倍
配当利回り1.90%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価415円で、25日線(428円)を約3%下回っています。7/27に451円まで上昇しましたが、7/29に417円へ急落し、以降は410〜420円のレンジで推移しています。8/14の終値は415円で、52週高値652円からは約36.3%下落、52週安値374円に対しては+11%の水準です。RSIは40.43と中立圏やや弱含みです。出来高は7/29に374600株と急増しましたが、その後は減少し、方向感を欠いています。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 76/100)

PERは5.72倍と業界平均14.23倍を大きく下回り、予想も7.1倍と低い。PBRは0.60倍と業界平均1.53倍を下回り、ROEは11.3%と良好。配当利回りは1.93%と業界平均3.38%を下回り、配当性向は11.7%と低く、配当の伸び余地はある。業績は増益傾向で、割安ながら配当利回りの低さがやや難点。

指標この会社業種平均
PER (実績)5.8倍14.4倍
PER (予想)7.2倍
PBR0.61倍1.55倍
ROE11.3%11.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

建設業界は公共投資と民間需要の変動に影響される。強気派は、将来の営業利益率改善(2026/3期予想)と、堅調な受注環境による収益拡大を期待する。弱気派は、競争激化による受注価格低下、資材・人件費高騰、過去の減益傾向を懸念する。決算では受注高と利益率、事業環境の変化が争点。

プラスに働く材料7
  • 利益率の改善

    将来の営業利益率が上昇予想で、収益性が高まる

  • 受注の増加

    売上高の拡大予想で、需要が堅調とみられる

  • バリュエーションの割安感

    PBRが低位で、株価が割安と捉える向きもある

  • 営業利益28億円と営業利益率6.11%通年影響

    売上高458億円で営業利益28億円。前期24億円から増益し利益率も改善。

  • PBR0.5986倍と大幅な割安継続影響

    PBR0.5986倍と解散価値の6割水準。資本政策の改善が期待される。

  • 純利益21億円と前期比24%増通年影響

    純利益は17億円から21億円へ約24%増加し、最高益を更新。

  • ROE11.3%と安定的な収益性通年影響

    ROE11.3%を維持し、PBR0.6倍との乖離が修正されれば株価上昇余地。

マイナスに働く材料7
  • コスト高の影響

    資材・人件費の上昇が利益を圧迫する可能性

  • 受注競争の激化

    同業他社との競争で採算が悪化

  • 業績の不安定さ

    過去に減益があり、収益の変動性が高い

  • 売上高458億円と前期比13%減通年影響

    売上高は529億円から458億円へ約13.4%減少。減収が続く懸念。

  • 来期予想PER7.1倍と利益減通年影響

    現PER5.72倍に対し予想PER7.1倍。市場は減益を織り込む。

  • 配当利回り1.93%と低水準通年影響

    配当利回り1.93%と低く、株主還元策が乏しい。

  • 株価1年で2.61%下落不定影響

    過去1年で2.61%下落。増益にもかかわらず株価は冴えない。

次の決算で確かめる点
受注高
将来の売上高を左右する先行指標
営業利益率
採算性とコスト管理の状況を見る
受注残
手持ち工事量と業績安定性を確認

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり8で、前期から+33.3%いまの株価に対する利回りは1.90%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥8
1株あたり
配当利回り
1.90%
いまの株価に対して
配当性向
11.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2022年3月36.6
2023年3月30.04.7
2024年3月433.310.5
2025年3月650.010.6
2026年3月833.311.7

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥8

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ4,146人。区分でいちばん多いのは事業法人72.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が74.0%を占め、残る26.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人75.775.776.376.674.172.9
個人・その他18.218.120.620.622.219.0
外国法人0.10.10.30.40.95.3
証券会社1.40.81.31.82.21.6
金融機関4.55.31.50.50.51.1
外国人個人0.00.00.00.00.10.1
自己株式0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01南海電気鉄道株式会社57.69
02住之江興業株式会社3.02
03株式会社奥村組2.77
04前田建設工業株式会社2.77
05南海辰村建設大阪取引先持株会1.95
06株式会社大林組1.91
07南海ビルサービス株式会社1.41
08BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-AC)(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)1.14
09高石 文夫1.08
10南海辰村建設東京取引先持株会1.01

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-04-06
    株式会社NANKAI
    新規の大量保有報告
    57.69%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+4806%、1株純資産は14期で+3443%。直近期のROEは11.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1198.031.1
2014年3月2208.630.6
2015年3月2269.436.3
2016年3月42915.412.5
2017年3月63517.411.5
2018年3月363929.720.7
2019年3月−43346−11.7
2020年3月173624.813.9
2021年3月243946.413.5
2022年3月4544010.97.16.6
2023年3月6650114.04.84.7
2024年3月385477.38.510.5
2025年3月5960010.45.410.6
2026年3月7368311.36.511.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

13名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は13名。2026/3期の役員報酬は総額109百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢
高木俊之代表取締役 取締役会長66
浦地紅陽代表取締役 取締役社長 社長執行役員〔内部監査室〕担当62
奥村透取締役専務執行役員 土木本部長63
楠岡英人取締役専務執行役員 経営統括本部長55
﨑井威洋取締役68
吉田成夫取締役67
久保洋介取締役(常勤監査等委員)62
土居和良取締役(監査等委員)70
中川美雪取締役(監査等委員)56
岸本一藏取締役(監査等委員)61
今枝史絵取締役(監査等委員)50
山岸宏朗取締役常務執行役員 大阪建築本部長64
残りの役員1名を開く
氏名役職年齢
西昭彦取締役常務執行役員 東京建築本部長 東京支店長63

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)7858512
社外取締役717172
取締役(社内)1777

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容379字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社及び当社の関係会社は、当社、連結子会社2社及び親会社の南海電気鉄道株式会社で構成され、建設事業及び不動産事業を主な内容とし、さらに各事業に付帯関連する事業活動を展開しております。 当社及び当社の関係会社の事業に係る位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。 建設事業 当社は、建設工事の一部を親会社である南海電気鉄道株式会社から受注しております。施工にあたっては、建設用仮設資材の一部を連結子会社である南海建設興業株式会社から調達しているほか、施工の一部を連結子会社2社に発注しております。 不動産事業 当社は、不動産の売買及び賃貸事業を行っております。 事業系統図は、次のとおりであります。 (注)南海電気鉄道株式会社は、2026年4月1日付で鉄道事業を分社化し、株式会社NANKAIと社名変更しております。
経営方針・対処すべき課題1,352字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社は、建設事業を通じて、自然環境と調和した豊かな社会づくりに貢献するとともに、つねに創造と技術の向上に努め、時代の変化に即応して柔軟な発想と進取の行動で新たな事業に挑戦することにより、社業の躍進を図ってまいります。 (2)経営環境及び対処すべき課題等 今後の見通しにつきましては、国内経済は緩やかな回復基調のまま推移することが見込まれ、建設業界におきましても、堅調な企業収益や省力化投資への対応等を背景に、持ち直しの傾向が続くことが期待されます。一方で、中東情勢等の地政学リスクや物価上昇による影響について、十分に注意する必要があります。また、建設技術者や技能労働者の減少と高齢化が進んでおり、業界を取り巻く環境は、引き続き厳しさを増していくものと予想されます。 このような状況の下、当社グループでは、「3カ年経営計画(2025~2027)」2年目にあたる2026年度は、最終年度計画数値の達成確度を高める年度と位置付け、利益創出プロセスの確立、人財の確保・育成及び働きがいの追求などを通じて「持続的な企業価値の向上」を図ってまいります。 具体的な施策といたしましては、事業規模の拡大とさらなる収益力向上のため、DX推進による生産性の向上に取り組んでまいります。また、建設事業における最優先かつ最重要課題である「人財の確保・育成」の取組みを強化するため、全社を挙げた戦略的採用活動を推し進め、人財育成体制「NTアカデミー」の実効性向上に取り組むとともに、働きがいを高める施策を通じて、従業員エンゲージメントの向上に努めてまいります。さらに、これらの取組みに加えて、受注から竣工までのオペレーション改革を実施することで、建設事業における競争優位性を強化してまいります。 また、資本コストや株価を意識した経営の推進のもと、収益力の向上と財務健全性の維持に継続して取り組み、持続的な企業価値の向上に努めてまいります。 「3カ年経営計画(2025~2027)」については以下のとおりであります。 ①スローガン 「変革」と「成長」の3年間 ~未来への挑戦、ともにここから~ ②基本方針 a 事業規模の拡大と利益創出力の強化 b 人財力と組織力の向上 c 環境・社会への貢献とガバナンスの強化 d 持続的な企業価値の向上 ③主要テーマ a 事業戦略 ・受注ポートフォリオの変革を行い、安定した利益を確保 ・生産性向上・技術力向上のための体制整備や事業基盤の構築 b 人財戦略 ・従業員エンゲージメントの向上・働きがい改革を通じ、人財力を強化 c ESGの取組み ・環境経営の推進・企業ガバナンスの強化を通じて、持続可能な社会の実現に貢献 d 財務・資本政策 ・情報開示をより充実させ、株主や証券市場との信頼関係を構築 ④数値計画(2028年3月期 連結ベース) 売上高   56,500百万円 売上総利益   5,120百万円 営業利益   2,620百万円 親会社株主に帰属する当期純利益   1,790百万円 ROE   8.0%以上
事業等のリスク1,656字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。また、当社グループでは、リスク管理委員会を設置するなど、グループ全体の多様なリスクを総合的・一元的に管理することにより、当社グループの経営に重大な影響を与える可能性のあるリスクの回避又は低減に努めております。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 市場動向 当社グループでは工事原価管理体系の見直し等により受注量の減少にも耐えうる経営基盤の構築を進めておりますが、受注環境の悪化等、建設市場が著しく縮小した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 信用リスク 当社グループは、売上債権及び貸付金等の貸倒による損失に備えて、過去の貸倒実績率等に基づき貸倒引当金を計上しております。また、受注審査制度のもと、取引先の信用力や支払条件等の受注審査基準を設定するなど、与信リスクの最小化を図っております。しかしながら、取引先の信用不安等が顕在化した場合、貸倒引当金を超える貸倒損失が発生する可能性があります。 (3) 建設資材価格及び労務単価の高騰等 建設資材及び労務外注の調達価格の高騰や調達遅れなど、工事着工後の状況変化を請負金額に反映することが困難な場合には、工事原価の上昇による利益率の低下など、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 瑕疵担保責任(契約不適合責任) 施工物の品質管理には万全を期しておりますが、万が一、重大な瑕疵が発生した場合には顧客からの信頼を失うとともに、瑕疵担保責任(契約不適合責任)により損害賠償が生じることもあり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 重大事故の発生 安全管理には万全を期しておりますが、万が一、人身や施工物などに関わる重大な事故が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 人財の確保 労働人口の減少や建設業界における人手不足が顕著になる中、新規・中途採用の停滞や離職者の増加などにより、人財の確保に支障をきたした場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 退職給付債務 当社グループの退職給付債務及び退職給付費用は、割引率等数理計算上で設定される前提条件や年金資産の期待運用収益率にもとづいて算出されており、前提条件の変更や実績との差額が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社は総合設立型の企業年金基金に加入しておりますが、運用環境の悪化や基金制度の変更等が生じた場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 法的規制 建設業法、建築基準法、宅地建物取引業法、独占禁止法、労働安全衛生法等による法的規制を受けており、これらの法令の改廃や新設、適用基準の変更等があった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 法令違反、訴訟等のリスク 当社グループでは、コンプライアンス意識の醸成のために定期的に啓蒙活動を行うなど、コンプライアンス経営の維持、推進に努めております。一方で、重大な不正・不法行為が発生した場合や訴訟等の法的手続等の対象となる場合など、その結果によっては当社グループの業績及び信用等に影響を及ぼす可能性があります。 (10) 自然災害等のリスク 想定外の大規模地震やそれに伴う津波の発生、台風等による風水害等の自然災害、感染症の流行、その他の要因による社会的混乱等が発生したことにより、当社グループや主要取引先の事業活動の停止又は事業継続に支障をきたす事態が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,436字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果を背景に、景気は緩やかに回復してまいりました。しかしながら、物価上昇の継続や米国の通商政策の影響など、景気の先行きは不透明な状況のまま推移いたしました。 この間、建設業界におきましては、公共投資は補正予算の効果もあって底堅く推移し、民間建設投資は堅調な企業収益を背景に持ち直しの傾向にあるものの、建設資材価格の高止まりや慢性的な労働者不足により、依然として予断を許さない経営環境が続いてまいりました。 これらの結果、当連結会計年度における売上高は前期比13.5%減の457億97百万円、営業利益は前期比19.4%増の28億42百万円、経常利益は前期比19.6%増の28億56百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比22.1%増の20億93百万円となりました。 また、資産合計は、前期比18.2%減の350億79百万円、負債合計は、前期比39.9%減の153億75百万円、純資産合計は前期比14.0%増の197億3百万円となり、自己資本比率は前期比15.9ポイント増の56.2%、1株当たり純資産額は前期比83.7円増の683.48円となりました。 セグメントごとの経営成績を示すと、次のとおりであります。 なお、セグメント利益は連結損益計算書における営業利益と対応しております。 (建設事業) 売上高は前期に大型工事が進捗した影響等により、前期比13.5%減の456億19百万円となり、セグメント利益は手持工事の利益改善等により、前期比18.8%増の28億37百万円となりました。 (不動産事業) 売上高は不動産賃貸収入が減少したこと等により、前期比3.5%減の1億88百万円となり、セグメント利益は前期比19.3%減の31百万円となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度に比べ27億56百万円増加し、66億88百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 仕入債務の減少等があったものの、売上債権及び契約資産の減少等により、前連結会計年度61億33百万円のマイナスから84億47百万円のプラスとなり、145億80百万円の増加となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 有形固定資産の取得による支出が減少したものの、投資有価証券の取得による支出が増加したこと等により、前連結会計年度1億37百万円のマイナスから3億5百万円のマイナスとなり、1億68百万円の減少となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 借入金が減少したこと等により、前連結会計年度39億33百万円のプラスから53億84百万円のマイナスとなり、93億18百万円の減少となりました。 ③生産、受注及び販売の実績 a 受注実績 セグメントの名称   前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)(百万円)   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)(百万円) 建設事業   66,645       59,351   (10.9%減) (注) 当社グループでは建設事業以外は受注生産を行っておりません。 b 売上実績 セグメントの名称   前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)(百万円)   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)(百万円) 建設事業   52,760       45,619   (13.5%減) 不動産事業   195       188   (3.5%減) 計   52,955       45,808   (13.5%減) セグメント間消去   △10       △10 差引合計   52,945       45,797   (13.5%減) (注) 1 セグメント間の取引については相殺消去前で記載しております。 2 当社グループでは生産実績を定義することが困難であるため生産の実績は記載しておりません。 3 売上高総額に対する割合が100分の10以上の相手先別の売上高及びその割合は、次のとおりであります。 前連結会計年度   南海電気鉄道株式会社   9,747百万円   18.4% 当連結会計年度   南海電気鉄道株式会社   14,602百万円   31.9% 4 南海電気鉄道株式会社は、2026年4月1日付で鉄道事業を分社化し、株式会社NANKAIと社名変更しております。 なお、参考のため提出会社個別の事業の実績は次のとおりであります。 建設事業における受注工事高及び完成工事高の実績 a 受注工事高、完成工事高及び次期繰越工事高 期別   区分   前期繰越 工事高 (百万円)   当期受注 工事高 (百万円)   計 (百万円)   当期完成 工事高 (百万円)   次期繰越 工事高 (百万円) 前事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)   建築工事   47,906   54,464   102,370   41,173   61,197 土木工事   10,523   8,563   19,087   8,525   10,561 電気工事   372   2,282   2,655   1,914   740 計   58,802   65,310   124,113   51,613   72,499 当事業年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)   建築工事   61,197   37,352   98,549   32,706   65,843 土木工事   10,561   17,405   27,966   8,485   19,480 電気工事   740   2,638   3,379   2,711   667 計   72,499   57,396   129,895   43,903   85,992 (注) 1 前事業年度以前に受注した工事で、契約の変更により請負金額の増減がある場合は、当期受注工事高にその増減額を含んでおります。したがって、当期完成工事高にもかかる増減額が含まれております。 2 次期繰越工事高は(前期繰越工事高+当期受注工事高-当期完成工事高)であります。 b 受注工事高の受注方法別比率 工事受注方法は、特命と競争に大別されます。 期別   区分   特命(%)   競争(%)   計(%) 前事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)   建築工事   18.2   81.8   100 土木工事   74.6   25.4   100 電気工事   100   ―   100 当事業年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)   建築工事   27.7   72.3   100 土木工事   36.3   63.7   100 電気工事   100   ―   100 (注) 百分比は請負金額比であります。 c 完成工事高 期別   区分   官公庁 (百万円)   民間 (百万円)   計 (百万円) 前事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)   建築工事   5,896   35,276   41,173 土木工事   1,643   6,882   8,525 電気工事   ―   1,914   1,914 計   7,539   44,074   51,613 当事業年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)   建築工事   2,124   30,581   32,706 土木工事   902   7,583   8,485 電気工事   ―   2,711   2,711 計   3,026   40,876   43,903 (注) 1 完成工事のうち主なものは、次のとおりであります。 前事業年度 発注者   工事名称 公益社団法人2025年日本国際博覧会協会   2025年日本国際博覧会 施設整備事業 PW西工区(建設工事) JR西日本プロパティーズ株式会社   (仮称)プレディアコート鷺沼新築工事 学校法人 浪速学院   浪速学院 浪速中学校棟建設工事 日本ペイントコーポレートソリューションズ株式会社   (仮称)新技術研究棟新築工事(施工業務) 明和地所株式会社   (仮称)クリオ氷川台新築工事 当事業年度 発注者   工事名称 茨木3ロジスティック特定目的会社   GLP ALFALINK茨木3プロジェクト 信和不動産株式会社・株式会社プレサンスコーポレーション   (仮称)此花区春日出南三丁目104番プロジェクト新築工事 南海不動産株式会社   (仮称)東岸和田駅前新築工事 前田建設工業株式会社   大崎駅西口F南地区第一種市街地再開発事業 学校法人近畿大学   近畿大学医学部・近畿大学病院新築工事(B工区) 2 完成工事高総額に対する割合が100分の10以上の相手先別の完成工事高及びその割合は、次のとおりであります。 前事業年度   南海電気鉄道株式会社   9,739百万円   18.9% 当事業年度   南海電気鉄道株式会社   14,591百万円   33.2% 3 南海電気鉄道株式会社は、2026年4月1日付で鉄道事業を分社化し、株式会社NANKAIと社名変更しております。 d 次期繰越工事高(2026年3月31日現在) 区分   官公庁 (百万円)   民間 (百万円)   計 (百万円) 建築工事   2,784   63,058   65,843 土木工事   11,405   8,075   19,480 電気工事   ―   667   667 計   14,189   71,802   85,992 (注) 次期繰越工事のうち主なものは、次のとおりであります。 発注者   工事名称   完成予定年月 MGM大阪株式会社   (仮称)大阪IRプロジェクト ブロックB新築工事   2029年12月完成予定 横浜市役所   栄処理区柏尾川右岸幹線下水道整備工事   2032年3月完成予定 株式会社サンウッド・京王電鉄株式会社・中央日本土地建物株式会社   (仮称)西原3丁目計画新築工事   2027年9月完成予定 大成有楽不動産株式会社   (仮称)江東区東陽三丁目計画新築工事   2028年6月完成予定 三菱地所レジデンス株式会社   横浜市中区山下町95計画新築工事   2027年3月完成予定 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末日現在において当社グループが判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a 財政状態 (資産の部) 資産合計は、現金預金が増加したものの、受取手形・完成工事未収入金等及び契約資産が減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ77億88百万円減の350億79百万円となりました。 (負債の部) 負債合計は、支払手形・工事未払金等及び短期借入金が減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ102億1百万円減の153億75百万円となりました。 (純資産の部) 純資産合計は、配当金の支払により利益剰余金が1億72百万円減少したものの、親会社株主に帰属する当期純利益20億93百万円を計上したこと等により、前連結会計年度末に比べ24億12百万円増の197億3百万円となりました。 この結果、1株当たり純資産額は前連結会計年度末599.78円から83.7円増の683.48円となりました。 b 経営成績 (売上高) 売上高は、前連結会計年度に比べ71億48百万円減の457億97百万円となりました。このうち、完成工事高は前期に大型工事が進捗した影響等により、前連結会計年度に比べ71億41百万円減の456億12百万円、不動産事業売上高は不動産賃貸収入が減少したこと等により、前連結会計年度に比べ6百万円減の1億84百万円となりました。 (売上総利益) 売上総利益は、前連結会計年度に比べ3億73百万円増の51億95百万円となりました。このうち、完成工事総利益は手持工事の利益改善等により、前連結会計年度に比べ3億78百万円増の51億30百万円となりました。また、不動産事業総利益は不動産賃貸収入が減少したこと等により、前連結会計年度に比べ4百万円減の65百万円となりました。 (営業利益) 営業利益は、売上総利益が増加したことに加え販売費及び一般管理費が減少したことにより、前連結会計年度に比べ4億61百万円増の28億42百万円となりました。 (経常利益) 経常利益は、営業利益が増加したこと等により、前連結会計年度に比べ4億68百万円増の28億56百万円となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益等) 親会社株主に帰属する当期純利益は、経常利益が増加したこと等により、前連結会計年度に比べ3億78百万円増の20億93百万円となりました。 この結果、1株当たり当期純利益は、前連結会計年度59.48円から13.13円増の72.61円となりました。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a キャッシュ・フロー 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 b 資金需要 当社グループの事業活動における資金需要の主なものは、建設事業に係る運転資金であります。 c 財務政策 当社グループの事業活動の維持に必要な資金を確保するため、自己資金のほか、金融機関からの借入により資金調達を行っております。 運転資金の効率的かつ安定的な調達を行うため、複数の取引銀行と当座貸越契約を締結し、余裕を持った当座貸越枠を確保しております。また、長期条件の借入については、将来の金利上昇リスクをヘッジするため、主に固定金利での調達を行っております。 なお、当連結会計年度における借入金残高は7億70百万円となっております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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