概要
佐藤渡辺は、東京都港区に本社を置く道路舗装・建設会社である。1938年に渡辺組として創業し、現在はアスファルト舗装および土木工事を主力とする。売上高は約400億円、従業員537名。関東圏の公共工事を中心に手掛け、連結子会社5社を含むグループを形成する。営業利益率は3%前後で安定しているが、業績は横ばい傾向にある。
舗装工事が売上の8割超を占める事業構成
佐藤渡辺グループの売上高は、工事部門と製品等販売部門の二つから成る。2026年3月期の部門別比率は工事部門が84.9%、製品等販売部門が15.1%である。工事部門の内訳は、舗装工事が完成工事高の81.1%、土木等が18.9%と、舗装が圧倒的な比重を占める。受注・施工の大半は国や地方自治体からの公共工事であり、民間工事の割合は限定的である。製品等販売部門ではアスファルト合材を中心とした舗装材料を製造・販売し、グループ内外へ供給している。
連結子会社5社と関連会社で構成されるグループ体制
グループは、佐藤渡辺本体に加え、連結子会社5社(拓神建設、創誠、弘永舗道、あすなろ道路、小石川建設)、非連結子会社のSWテクノ、持分法適用関連会社のあすか創建、持分法非適用関連会社3社、および佐藤工業で構成される。拓神建設や創誠など各子会社も建設工事の受注・施工を行い、相互に工事を発注・受注する関係にある。SWテクノは機械レンタル事業を営み、グループ内の機械需要を支える。あすか創建は持分法適用関連会社としてグループの経営に影響を与える。
362億円の資産規模と69.8%の自己資本比率
2026年3月期の連結財政状態によれば、資産合計は326億72百万円、負債合計は97億52百万円、純資産合計は229億20百万円である。自己資本比率は69.8%と高水準で、前年度の60.2%から大きく改善した。流動資産の減少は受取手形・完成工事未収入金の減少によるもので、固定資産は投資有価証券の評価額増加により増加した。負債は短期借入金の返済などで減少し、財務基盤は安定している。営業活動によるキャッシュ・フローは50億95百万円の増加と好調である。
業界の中での役割は道路舗装などの建設工事の請負と、アスファルト合材の製造販売を提供する建設業者。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01建設主力
舗装工事、土木工事等の建設工事の受注・施工を行う。道路や公共土木施設の建設に対応。
- 舗装工事
- アスファルト舗装やコンクリート舗装などの道路舗装工事。
- 土木工事
- 河川、橋梁、トンネルなどの土木構造物の工事。
02建設資材準主力
アスファルト合材および関連製品の製造・販売。道路舗装工事に必要な材料を供給。
- アスファルト合材
- 道路舗装(表層・基層)に用いる加熱混合物。
製品と技術
アスファルト合材と中温化技術による環境配慮型製品
佐藤渡辺の製品等販売部門は、アスファルト混合物(合材)および関連製品の製造・販売を主力とする。連結子会社の弘永舗道とあすなろ道路が生産を担い、グループ内外へ供給している。特に中温化アスファルト混合物は、通常より低い温度で施工可能なため、二酸化炭素排出量の削減や作業環境の改善に寄与する。同社はこの製品の使用促進を中期経営計画の重点施策に掲げており、脱炭素社会への対応を進めている。また、資源の有効利用として再生アスファルト合材の生産にも取り組んでいる。
パーミアコンとリ・タンスイシステムによる環境景観舗装
環境に配慮した製品として、透水性舗装「パーミアコン」と雨水貯留システム「リ・タンスイシステム」を展開している。パーミアコンは雨水を地中に浸透させることで都市型洪水を抑制し、路面の温度上昇を抑えるヒートアイランド対策効果も持つ。リ・タンスイシステムは雨水を一時貯留し、ゆっくりと地下へ浸透させる機能を備える。同社はこれらの高性能化・多機能化を追求しており、環境景観工事の分野で差別化を図っている。
橋梁補修に用いるハイドロミリング工法
橋梁インフラの補修工事において、同社は超高圧ウォータージェットシステム「ハイドロミリング」を営業強化している。これは超高圧の水をコンクリート表面に噴射し、劣化した部分を除去する工法で、騒音や振動が少なく、周辺環境への影響を抑えられる。老朽化が進む道路橋梁の長寿命化対策として、公共工事での需要が見込まれている。同社はこの技術を活用し、補修・補強工事の受注拡大を目指している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
建設業のなかでの位置
中堅建設、収益低迷と減収リスク
佐藤渡辺は建設業の中堅企業。売上高400億円前後で、同業のショーボンド(橋梁補修大手)やミライト・ワン(通信建設)と競合。直近営業利益率は約3%と低く、収益性が課題。26年には売上高が337億円と減少見込みで、受注減少が懸念される。建設業界は人手不足と資材高騰に直面しており、特に中小企業はコスト転嫁が難しく利益が圧迫されやすい。同社は橋梁・道路などの土木が中心か。公共工事依存度が高い場合、予算削減リスクも。
強み
- 売上高400億円前後を維持。公共工事など一定の受注が見込める。
- 橋梁や道路など土木分野で技術力を蓄積。競合との差別化要素。
- 全国展開ではなく地域に根ざした営業で、地元自治体との関係構築。
- 営業利益率は低いが赤字ではなく、事業継続は可能。
課題
- 営業利益率3%前後と低く、資材高騰や人手不足でさらに悪化リスク。
- 26年に売上高が337億円へ減少。受注環境の悪化が懸念。
- 同規模の建設会社が多く、価格競争になりやすい。差別化が困難。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
建設業の時価総額近傍。太字が佐藤渡辺
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 5079ノバック | 136億円 | 11.4倍 |
| 2 | 1873日本ハウスホールディングス | 129億円 | 9.6倍 |
| 3 | 1450TANAKEN | 128億円 | 8.5倍 |
| 4 | 1966高田工業所 | 127億円 | 10.1倍 |
| 5 | 1897金下建設 | 126億円 | 17.2倍 |
| 6 | 1807佐藤渡辺 | 125億円 | 13.8倍 |
| 7 | 1850南海辰村建設 | 121億円 | 5.8倍 |
| 8 | 1433ベステラ | 118億円 | 15.6倍 |
| 9 | 604Aビーエイブル | 112億円 | 23.6倍 |
| 10 | 1434JESCOホールディングス | 111億円 | 7.3倍 |
| 11 | 1853森組 | 108億円 | 11.6倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 11件
資本金18万円で創業した1938年の渡辺組
佐藤渡辺の前身は、1938年12月に東京都港区麻布区竹谷町(現・南麻布)で設立された株式会社渡辺組である。資本金は18万円で、土木一式工事(道路工事)を主な事業として始まった。1949年10月には建設業法に基づく建設大臣登録を受け、以降2年ごとに登録を更新しながら道路工事を中心に事業を拡大した。この時期は戦後の復興需要に支えられ、道路インフラ整備の流れに乗って成長した。
1960年代に舗装材料製造とコンサルタント業務を追加
1963年2月、営業種目に舗装材料の製造および販売を追加し、自社でアスファルト合材を生産できる体制を整えた。さらに1965年10月には建設コンサルタント業務を追加し、河川・砂防・海岸および道路部門のコンサルタント登録を取得した。これにより、単なる施工業者から設計・製造・施工までの一貫体制を構築し、競争力を高めた。1966年8月には建設大臣登録としてコンサルタント業務の正式な認可を受けている。
1975年の営業種目拡大と子会社拓神建設の設立
1975年2月、営業種目を大幅に拡大し、土木一式工事および建築一式工事請負、各種舗装工事、管工事、上下水道工事、舗装材料製造販売、建設コンサルタント業務などに変更した。同年12月には子会社拓神建設株式会社を設立し、グループ経営の第一歩を踏み出した。1976年3月には造園工事請負や体育施設の設計施工、1978年11月には地質調査業務も追加し、事業の幅を広げている。1979年6月には最終的に営業種目を土木建築工事、建設コンサルタント、建設資材製造販売、機械器具賃貸販売に統合し、現在の事業領域の基礎が固まった。
2026年3月期の増収減益と中期経営計画の修正
2026年3月期の連結売上高は337億4百万円と前期比16.6%減となったが、これは大型工事の完工減少による。営業利益は11億円で前期比1億円減、経常利益は13億69百万円とほぼ横ばいであった。親会社株主に帰属する当期純利益は8億83百万円である。受注高は313億31百万円で、次期繰越高は145億46百万円に減少した。同社は中期経営計画の数値目標を下方修正し、2026年度の売上高目標を380億円、営業利益目標を11億円に引き下げている。配当は年間80円を維持する方針である。
年表11件を開く
1930年代
- 1938年12月創業東京都港区南麻布一丁目18番4号(当時麻布区竹谷町1番地)に資本金18万円を以って株式会社渡辺組を設立
1940年代
- 1949年10月建設業法による建設大臣登録(イ)142号{土木一式工事(道路工事)}の登録を受ける(以後2年ごとに登録更新)
1960年代
- 1963年2月営業種目に舗装材料の製造および販売を追加
- 1965年10月営業種目に建設コンサルタント業務を追加
- 1966年8月建設コンサルタント登録規程第5条の規定による建設大臣登録41-402号{建設コンサルタント(河川・砂防および海岸部門、道路部門)}の登録を受ける
1970年代
- 1975年2月商号変更営業種目を土木一式工事および建築一式工事請負、各種舗装工事請負、管工事請負、上下水道工事請負、舗装材料の製造および販売、建設コンサルタント業務、前各号に附帯する事業に変更
- 1975年12月子会社拓神建設株式会社を設立(現・連結子会社)
- 1976年3月営業種目に造園工事請負、体育施設の設計施工請負を追加
- 1978年6月営業種目に地質調査業務を追加
- 1978年11月営業種目に建設工事用機械器具の賃貸および販売を追加
- 1979年6月商号変更営業種目を土木建築工事の請負、建設コンサルタント業務、建設資材の製造および販売、建設工事用機械器具の製作・賃貸および販売、これらに附帯する一切の事業に変更
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高2027年3月期まで380億円
- 営業利益2027年3月期まで11億円
- 当期純利益2027年3月期まで9億円
- ROE2027年3月期まで3.9%以上
- 配当金額2027年3月期まで80円
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
収益力の向上
公共工事における評定点・提案力の向上、当社保有技術を活かした販路拡大、民間営業の強化、DX推進、積算・施工・現場管理体制の強化。環境景観舗装の展開、パーミアコンの高性能化・多機能化、リ・タンスイシステムの販売強化、ハイドロミリングの営業強化。中温化アスファルト混合物の使用促進、付加価値製品の販売、営業力強化、資源の有効利用。
- 02
資本・財務戦略の強化
財務健全性を堅持し、成長投資・経常投資と株主還元の充実を実現。成長投資として人的資本、建設DX、脱炭素投資、M&A。経常投資として事業所・工場の維持更新、研究開発。株主還元として年間配当80円以上(2024~2026年度)、EPS増大による安定的配当、中間配当の実施。自己株式取得は流動性や成長投資の成果を勘案して検討。
- 03
ESG経営の推進
中期経営計画の基本方針の一つとして、ESG経営を推進。具体的な施策は本文中に明記されていないが、グループ一丸となって取り組む姿勢を示している。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で537人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は709万円で、9期前と比べて+16.1%。平均年齢は44.2歳、平均勤続年数は19.3年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 484 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 481 | — |
| 2019年3月 | 610 | 44.7 | 21.3 | 488 | — |
| 2020年3月 | 648 | 44.7 | 20.8 | 491 | — |
| 2021年3月 | 656 | 45.0 | 20.4 | 513 | — |
| 2022年3月 | 679 | 45.3 | 20.9 | 516 | — |
| 2023年3月 | 679 | 45.4 | 21.0 | 563 | — |
| 2024年3月 | 669 | 44.8 | 20.2 | 552 | — |
| 2025年3月 | 684 | 43.9 | 19.1 | 531 | 226 |
| 2026年3月 | 709 | 44.2 | 19.3 | 537 | 205 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社7社(国内 7 / 海外 0、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。
- 国内拓神建設㈱神奈川県横浜市瀬谷区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱弘永舗道青森県弘前市 · 連結子会社議決権78.1%
- 国内㈱創誠福島県石川郡石川町 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内あすなろ道路㈱北海道札幌市中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内小石川建設㈱東京都練馬区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内あすか創建㈱東京都品川区 · 持分法適用会社議決権21.4%
- 国内佐藤工業㈱富山県富山市 · その他の関係会社議決権20.8%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は337億円、営業利益は11億円。前期と比べると減収減益で、売上が-16.6%、利益が-8.3%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 380億円 | 337億円 |
| 営業利益 | 11億円 | 11億円 |
| 純利益 | 9億円 | 9億円 |
| 1株あたり配当 | ¥80 | ¥80 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は58億円、営業利益は−3億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−10.8%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 117 | — | — | 5 |
| 2024年1Q | 65 | −1 | −1.5 | 0 |
| 2024年2Q | 96 | 3 | 3.1 | 2 |
| 2024年3Q | 104 | 7 | 6.7 | 4 |
| 2024年4Q | 119 | — | — | 6 |
| 2025年2Q | 161 | −3 | −1.9 | −3 |
| 2025年4Q | 243 | 15 | 6.2 | 12 |
| 2026年2Q | 152 | −1 | −0.7 | 0 |
| 2026年4Q | 185 | 12 | 6.5 | 9 |
| 2027年1Q | 58 | −3 | −5.2 | −2 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は406億円から337億円へ83%に減った。直近期の営業利益率は3.3%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 406 | — | 18 | — | 16 |
| 2014年3月 | 400 | — | 23 | — | 16 |
| 2015年3月 | 388 | — | 15 | — | 9 |
| 2016年3月 | 402 | — | 25 | — | 15 |
| 2017年3月 | 373 | — | 24 | — | 17 |
| 2018年3月 | 385 | — | 15 | — | 10 |
| 2019年3月 | 388 | — | 19 | — | 12 |
| 2020年3月 | 369 | — | 16 | — | 10 |
| 2021年3月 | 399 | — | 29 | — | 18 |
| 2022年3月 | 375 | — | 26 | — | 17 |
| 2023年3月 | 347 | — | 7 | — | 4 |
| 2024年3月 | 384 | — | 18 | — | 12 |
| 2025年3月 | 404 | 12 | 13 | 3.0 | 9 |
| 2026年3月 | 337 | 11 | 14 | 3.3 | 9 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高337億円のうち、営業利益として残るのは11億円で3.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は9億円、売上の2.7%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金89.6%302億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金7.4%25億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.3%11億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが51億円、投資CFが−4億円で、差し引きのフリーCFは47億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は64億円で、売上の2.3ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 22 | −5 | −15 | 17 | 38 |
| 2014年3月 | 8 | −9 | −5 | −1 | 32 |
| 2015年3月 | 0 | −17 | 6 | −17 | 21 |
| 2016年3月 | 36 | −6 | −2 | 30 | 49 |
| 2017年3月 | 12 | −8 | −13 | 4 | 40 |
| 2018年3月 | 1 | −6 | −6 | −5 | 29 |
| 2019年3月 | 23 | −13 | −10 | 10 | 28 |
| 2020年3月 | 24 | −5 | −9 | 19 | 38 |
| 2021年3月 | 21 | −4 | −13 | 17 | 42 |
| 2022年3月 | 33 | −8 | −7 | 25 | 60 |
| 2023年3月 | 2 | −9 | −5 | −7 | 48 |
| 2024年3月 | 35 | −4 | −4 | 31 | 76 |
| 2025年3月 | −40 | −6 | 20 | −46 | 50 |
| 2026年3月 | 51 | −4 | −33 | 47 | 64 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は327億円。このうち返さなくてよい自己資本が229億円で、自己資本比率は69.8%(業種中央値55.5%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 289 | 86 | 203 | 29.6 |
| 2014年3月 | 304 | 103 | 201 | 33.9 |
| 2015年3月 | 309 | 109 | 200 | 35.0 |
| 2016年3月 | 324 | 122 | 202 | 37.4 |
| 2017年3月 | 312 | 137 | 175 | 43.7 |
| 2018年3月 | 313 | 145 | 168 | 46.2 |
| 2019年3月 | 311 | 155 | 156 | 49.5 |
| 2020年3月 | 315 | 162 | 153 | 51.3 |
| 2021年3月 | 324 | 179 | 145 | 55.2 |
| 2022年3月 | 326 | 191 | 135 | 58.3 |
| 2023年3月 | 323 | 194 | 129 | 59.7 |
| 2024年3月 | 351 | 211 | 140 | 60.0 |
| 2025年3月 | 354 | 214 | 140 | 60.2 |
| 2026年3月 | 327 | 229 | 98 | 69.8 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
建設業 140社との比較
同じ建設業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で140社中24位あたり、逆に低いのは売上成長率で140社中139位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,948で、1年前と比べて+15.1%。過去52週の値幅のなかでは58%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 13.8倍 |
| PER (会社予想) | 13.5倍 |
| PBR | 0.55倍 |
| 配当利回り | 4.11% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は8月7日に1841円と前日比-9.31%の急落となりました。8月6日には2030円まで上昇しましたが、一転して下落に転じました。1カ月では+0.88%とほぼ横ばいで、方向感に欠けています。25日線1853円を僅かに下回り、75日線1850円や200日線1848円とほぼ同水準にあり、もみ合い状態です。出来高は14,600株と急増し、売り圧力が強まりました。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)。
PER 13.0倍は業界平均14.2倍を下回り、PBR 0.50倍は同平均1.53倍を大きく下回る割安水準。配当利回り4.34%は平均3.35%を上回るものの、配当性向91.1%と高く持続性に懸念。ROE 4%が低く、収益力向上が課題である。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 13.8倍 | 14.4倍 |
| PER (予想) | 13.5倍 | — |
| PBR | 0.55倍 | 1.55倍 |
| ROE | 4.0% | 11.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
公共投資の動向と採算性が争点。強気派はインフラ老朽化による修繕需要と国土強靭化策を追い風と見る。弱気派は公共工事の競争激化による低採算と、2026年3月期の減収見込みに注目。配当利回り4.34%は魅力だが、業績とのバランスが課題。
- インフラ修繕需要
老朽化インフラの更新・補修で安定した受注
- 高い配当利回り
4.34%と高水準でインカムゲイン期待
- PBR0.5倍の割安
解散価値に比べ株価が低く、下値余地が限定的
- 配当利回り4.34%の高水準継続影響弱
1株80円配当、株主還元姿勢が下支え
- PBR0.5倍の割安感継続影響中
純資産の半値で取引、解散価値意識で下値硬い
- 自己株式取得の可能性次回株主総会影響中
PBR0.5倍で自社株買い発表なら株価上昇余地
- インフラ需要の安定性継続影響中
公共工事・維持修繕需要で一定の収益基盤
- 公共工事の競争激化
入札競争で採算が圧迫されやすい
- 減収見通し
2026年3月期は売上高337億円と減少予想
- 低い収益性
営業利益率3%前後で利益成長が鈍い
- 2026年3月期売上高16.6%減2026年3月期影響強
前期404億円から337億円に大幅減収、大型工事完了か
- 営業利益率3%と低収益継続影響中
営業利益率3%前後で建設業平均を下回る
- ROE4%と資本効率の低さ継続影響中
株主資本利益率が低く、成長性に疑問符
- 受注残高の減少懸念不定影響弱
減収予想から受注減少が示唆、将来収益に影
- 受注高
- 将来の収入の先行指標
- 公共工事売上比率
- 需要の安定性とリスクを測る
- 完成工事総利益率
- 採算性の推移を確認
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり80円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは4.11%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 25 | — | 10.6 |
| 2018年3月 | 25 | 0.0 | 19.3 |
| 2019年3月 | 30 | 20.0 | 17.6 |
| 2020年3月 | 30 | 0.0 | 22.3 |
| 2021年3月 | 30 | 0.0 | 16.4 |
| 2022年3月 | 60 | 100.0 | 21.1 |
| 2023年3月 | 50 | −16.7 | 72.4 |
| 2024年3月 | 75 | 50.0 | 39.7 |
| 2025年3月 | 80 | 6.7 | 56.8 |
| 2026年3月 | 80 | 0.0 | 91.1 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥80
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ1,319人。区分でいちばん多いのは事業法人で63.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が65.2%を占め、残る34.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 41.8 | 51.0 | 51.4 | 51.1 | 62.7 | 63.4 |
| 個人・その他 | 38.9 | 39.8 | 40.6 | 44.7 | 33.8 | 33.5 |
| 自己株式 | 2.7 | 5.0 | 4.6 | 2.7 | 2.5 | 2.3 |
| 金融機関 | 2.7 | 3.9 | 3.8 | 2.2 | 1.9 | 1.8 |
| 外国法人 | 15.9 | 4.8 | 4.0 | 1.1 | 0.8 | 0.8 |
| 証券会社 | 0.7 | 0.5 | 0.2 | 0.8 | 0.8 | 0.5 |
| 外国人個人 | — | — | — | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 佐藤工業株式会社 | 20.34 |
| 02 | 有限会社創翔 | 10.36 |
| 03 | 東亜道路工業株式会社 | 7.54 |
| 04 | 株式会社アスカ | 6.13 |
| 05 | UBE三菱セメント株式会社 | 5.04 |
| 06 | 佐藤渡辺従業員持株会 | 3.80 |
| 07 | 常盤工業株式会社 | 3.29 |
| 08 | 内藤征吾 | 2.97 |
| 09 | 東亜建設工業株式会社 | 1.96 |
| 10 | 佐藤鉄工株式会社 | 1.77 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-08-10UBE三菱セメント株式会社新規の大量保有報告2.53%-2.51pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+39%、1株純資産は14期で+581%。直近期のROEは4.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 102 | 537 | 21.1 | 3.0 | 8.6 |
| 2014年3月 | 103 | 646 | 17.4 | 3.0 | 8.9 |
| 2015年3月 | 57 | 679 | 8.7 | 5.2 | 9.7 |
| 2016年3月 | 93 | 760 | 12.9 | 3.2 | 8.3 |
| 2017年3月 | 528 | 4,278 | 13.1 | 3.2 | 10.6 |
| 2018年3月 | 312 | 4,539 | 7.1 | 6.7 | 19.3 |
| 2019年3月 | 387 | 4,832 | 8.3 | 5.7 | 17.6 |
| 2020年3月 | 164 | 2,533 | 6.6 | 10.4 | 22.3 |
| 2021年3月 | 295 | 2,873 | 10.8 | 10.5 | 16.4 |
| 2022年3月 | 297 | 3,133 | 9.4 | 9.7 | 21.1 |
| 2023年3月 | 73 | 3,162 | 2.3 | 33.4 | 72.4 |
| 2024年3月 | 196 | 3,387 | 6.0 | 19.7 | 39.7 |
| 2025年3月 | 143 | 3,426 | 4.2 | 11.5 | 56.8 |
| 2026年3月 | 142 | 3,654 | 4.0 | 14.1 | 91.1 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
11名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額120百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 鎌田修治 | 代表取締役社長 社長執行役員 | 62 | 151 |
| 金井義治 | 代表取締役専務執行役員 管理本部長 | 67 | 141 |
| 大山龍美 | 取締役常務執行役員 営業本部長兼技術営業部長 | 65 | 71 |
| 橋本秀浩 | 取締役常務執行役員 工事本部長 | 63 | 85 |
| 古川裕二 | 取締役(注1) | 64 | — |
| 岡田英理香 | 取締役(注1) | 61 | — |
| 木地本寛之 | 監査役(常勤) | 62 | 9 |
| 石原祥子 | 監査役(注2) | 56 | — |
| 久保義人 | 監査役(注2) | 63 | — |
| 佐藤源晃 | — | 38 | — |
| 石井哲也 | 取締役執行役員 管理本部長兼経営企画室長 | 54 | 38 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 61 | 18 | 11 | 91 | 23 |
| 社外取締役 | 5 | 21 | — | — | 21 | 4 |
| 監査役 | 2 | 8 | — | — | 8 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容671字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,945字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク1,649字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)7,620字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第95期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-24
- 半期報告書半期報告書-第95期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第94期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-26
- 半期報告書半期報告書-第94期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第93期(2023/04/01-2024/03/31)2024-07-01
- 四半期報告書四半期報告書-第93期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第93期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第93期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第92期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第92期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第92期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 四半期報告書四半期報告書-第92期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-05
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