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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

日本ハウスホールディングス

NIHON HOUSE HOLDINGS CO., LTD.1873 · Prime · 建設業

住宅請負からホテル運営まで手がける住生活総合企業。新潟地盤に住宅事業とホテル事業を展開する。

概要

1969年に岩手県盛岡市で大和ハウス工業の販売代理店として創業し、1971年に独立した住宅建設会社である。現在は東京都千代田区に本社を置き、注文住宅・戸建分譲を中核に、ホテル運営や太陽光発電売電を展開する。2026年4月期の連結売上高は296億円、営業利益24億円、従業員891人。東証プライム市場に上場する。

三つの事業セグメントで構成されるグループ

当社グループは住宅事業、ホテル事業、その他事業の三セグメントで構成される。住宅事業は注文住宅の請負建築と宅地造成・販売が主力で、売上高の約85%を占める。部材は連結子会社である日本ハウスウッドワークス北海道・中部から調達し、指定外注先で施工、自社が監理する。ホテル事業は自社保有の施設を子会社日本ハウス・ホテル&リゾートが運営。その他事業は太陽光発電による売電である。

住宅事業の受注回復と収益改善

2024年4月期には営業損失13億円を計上したが、2025年4月期は売上高350億円、営業利益23億円とV字回復した。2026年4月期は前期の受注残高減少により売上高は296億円と15.3%減となったが、営業利益は24億円と微増した。住宅事業セグメントの営業利益は33億円(前期比5.1%減)だが、受注高は263億円と3.2%増加しており、今後の売上回復が期待される。

ホテル事業は赤字幅縮小も黒字化が課題

ホテル事業はインバウンド需要の回復を背景に売上高が41億円と5.3%増加したが、営業損失は3億73百万円と前期の5億40百万円から改善した。中期経営計画では2027年4月期の黒字化を目指す。同セグメントは会社全体の収益を押し下げているが、SNS活用や会員権事業の推進で集客力を高めている。

子会社を通じた垂直統合と多角化

グループは住宅部材を生産する子会社(ウッドワークス北海道・中部)、ホテル運営子会社(日本ハウス・ホテル&リゾート)、会員権事業(同リゾート倶楽部)、農業(日本ハウス・ファーム)を有する。また、エリアリンクと協業しトランクルーム事業「ハローストレージ」を17拠点で展開。これら子会社との連携で、住宅から生活関連サービスまでカバーする体制を築いている。

業界の中での役割は住宅建設とホテル運営の事業者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
296億円
営業利益
24億円
営業利益率
8.1%
純利益
13億円
2026/4 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/4
事業売上構成比利益利益率
住宅事業253億円85.5%33億円13.0%
ホテル事業41億円13.9%-4億円-9.8%
その他事業2億円0.7%1億円50.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01住宅建設主力

顧客から住宅工事を請負い、連結子会社から住宅部材を調達し、指定外注先で施工したうえで施工監理し販売する。北日本と中部に部材供給拠点を持つ。

主な製品・サービス1
注文住宅
顧客の要望に応じて設計・施工する一戸建て住宅。

02ホテル・レジャー準主力

主に当社所有のホテル・レジャー施設を連結子会社が運営管理する。観光・宿泊サービスを提供。

主な製品・サービス1
ホテル・レジャー施設運営
所有施設を子会社が運営し、宿泊やレジャーサービスを提供する。

03エネルギー(売電)副次

太陽光発電による電力を電力会社に売電する事業。

主な製品・サービス1
太陽光発電による売電
太陽光発電設備で発電した電力を電力会社に販売する。

製品と技術

檜百年住宅が掲げる三つの品質

2026年2月に発売した「日本ハウス 檜百年住宅」は、檜の柱にこだわった木造住宅と新木造ストロング工法による耐震性、高断熱・高気密仕様に太陽光発電を組み合わせたゼロエネ品質、構造躯体60年保証と冷暖房標準装備による長期保証の三つの品質を謳う。三世代居住を視野に入れた耐久性と快適性を特徴とする。

やまとグレートステージと商品構成の再編

2025年5月に「日本の家の原点回帰」をテーマに「やまとグレートステージ」を発売。2026年2月には商品構成を見直し、檜百年住宅に統合する形で再編した。注文住宅の設計施工に加え、宅地造成・販売も手掛け、土地から住宅まで一貫して提供する。

ホテル運営と周辺ビジネスの拡大

ホテル事業では自社保有の施設を子会社が運営し、宿泊・飲食・レジャーサービスを提供。会員権事業(リゾート倶楽部)や農産物の自社生産(ファーム)と連携し、グループ内で食材調達から宿泊までをカバーする。太陽光発電による売電事業も継続し、2025年からはエリアリンクとの協業でトランクルーム事業「ハローストレージ」を全国17拠点に展開している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

建設業のなかでの位置

中古住宅再生で急成長、営業黒字化

日本ハウスホールディングスは戸建て再生・リフォーム事業を主力とする建設業者。同業のショーボンドホールディングスは橋梁補修が主力で、ミライト・ワンは通信インフラ工事が中心。当社は2025年4月期に売上350億円、営業利益率6.57%と急回復し、前年の赤字から黒字転換。中古住宅流通の活性化を追い風に、低価格帯の買取再販で差別化。ただし、業界は多数の中小事業者がひしめく競争市場。売上高は前期の2.7倍に拡大したが、翌期は減収予想。建設業界全体の人手不足や資材高騰が課題。

強み

  • 低価格帯の中古物件を買取り、効率的に再生、若年層に需要を掴む。
  • 2025年4月期売上350億円と前期比2.7倍、市場シェア拡大中。
  • 赤字から黒字転換、収益改善が進み財務体質強化。
  • 独自のネットワークで競争力ある物件を仕入れ、高い回転率を実現。

課題

  • 建設技能者不足が進行、施工能力の拡大に制約。
  • 木材や建材の値上がりがコスト増、収益率を圧迫。
  • 翌期売上296億円と減収予想、成長持続性に疑問。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

建設業の時価総額近傍。太字が日本ハウスホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
11826佐田建設147億円13.7倍
21848富士ピー・エス145億円13.8倍
31981協和日成144億円11.4倍
41430ファーストコーポレーション138億円6.6倍
55079ノバック136億円11.4倍
61873日本ハウスホールディングス129億円9.6倍
71450TANAKEN128億円8.5倍
81966高田工業所127億円10.1倍
91897金下建設126億円17.2倍
101807佐藤渡辺125億円13.8倍
111850南海辰村建設121億円5.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 23件

大和ハウス代理店から独立した創業期

1969年2月、岩手県盛岡市に資本金1000万円で設立。当初は大和ハウス工業の販売代理店としてプレハブ住宅を販売した。1971年3月に木造住宅の販売を開始し、同年10月には代理店契約を解消、自社ブランドでの独立路線に踏み切った。

店頭公開と生産子会社の設立

1988年8月、日本証券業協会に株式を店頭登録。1995年2月に三重県で東日本ウッドワークス中部(後の日本ハウスウッドワークス中部)、7月に北海道で同北海道を設立し、部材の内製化を進めた。2004年12月にはジャスダック証券取引所に上場した。

東京本社設置と機能集約

2005年3月、東京都千代田区に東京本社を設置し盛岡本社との二本社制に。同年5月には東京工務店を設立。2008年6月、本社機構を東京本社に集約統合した。2009年8月には東日本ハウスコミュニティーサービス(後の日本ハウスコミュニティーサービス)を設立し、住宅関連サービスの体制を整えた。

商号変更と市場第一部への昇格

2014年4月、東京証券取引所市場第二部から第一部へ指定替え。2015年5月、社名を東日本ハウスから日本ハウスホールディングスに変更。2016年2月、本店所在地を岩手県盛岡市から東京都千代田区に移転し、事実上の本社機能と登記を統一した。

ホテル事業参入とプライム市場移行

2018年3月、ホテル運営子会社日本ハウス・ホテル&リゾートを設立。同年5月にリゾート倶楽部、8月に日本ハウス・ファームを設立し、ホテル・農業分野へ多角化。2022年4月の市場区分見直しに伴い、東京証券取引所プライム市場に移行した。

年表23件を開く

1960年代

  • 1969年2月創業大和ハウス工業株式会社の販売代理店として、プレハブ住宅の販売を目的に岩手県盛岡市に資本金1,000万円をもって設立

1970年代

  • 1971年3月木造住宅の販売開始
  • 1971年10月大和ハウス工業株式会社との販売代理店契約を解消
  • 1975年11月M&A株式額面変更のため、株式会社紅扇堂に吸収合併

1980年代

  • 1988年8月社団法人日本証券業協会に株式店頭登録

1990年代

  • 1995年2月商号変更三重県阿山郡阿山町(現・伊賀市)に株式会社東日本ウッドワークス中部(現・連結子会社)を設立(注) 2015年5月、株式会社日本ハウスウッドワークス中部に商号変更
  • 1995年7月商号変更北海道白老郡白老町に株式会社東日本ウッドワークス北海道(現・連結子会社)を設立(注) 2015年5月、株式会社日本ハウスウッドワークス北海道に商号変更

2000年代

  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場
  • 2005年3月東京都千代田区に東京本社を設置し、盛岡本社と二本社制に移行
  • 2005年5月東京都千代田区に株式会社東京工務店(現・連結子会社)を設立
  • 2008年6月M&A本社機構を東京本社に集約統合
  • 2009年8月創業東京都千代田区に東日本ハウスコミュニティーサービス株式会社を設立(注) 2015年5月、株式会社日本ハウスコミュニティーサービスに商号変更

2010年代

  • 2010年4月上場株式会社ジャスダック証券取引所と株式会社大阪証券取引所の合併に伴い、株式会社大阪証券取引所JASDAQ市場に上場
  • 2010年10月上場株式会社大阪証券取引所JASDAQ市場、同取引所ヘラクレス市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、株式会社大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
  • 2013年7月上場株式会社大阪証券取引所現物市場の株式会社東京証券取引所現物市場への統合に伴い、株式会社東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
  • 2013年11月株式会社東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)から市場第二部へ市場変更
  • 2014年4月株式会社東京証券取引所市場第二部から市場第一部へ指定替え
  • 2015年5月商号変更東日本ハウス株式会社から株式会社日本ハウスホールディングスに商号変更
  • 2016年2月岩手県盛岡市から東京都千代田区に本店所在地を移転
  • 2018年3月創業東京都千代田区(本店所在地)に株式会社日本ハウス・ホテル&リゾートを設立
  • 2018年5月創業東京都千代田区(本店所在地)に株式会社日本ハウス・ホテル&リゾート倶楽部を設立
  • 2018年8月創業東京都千代田区(本店所在地)に株式会社日本ハウス・ファームを設立

2020年代

  • 2022年4月株式会社東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/4期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高営業利益率8%以上
  • グループ売上高2027年4月期まで370億円
  • 営業利益2027年4月期まで29億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    中期経営計画「修正飛躍 未来3ヶ年計画」の推進

    グループ企業理念のもと一致団結し、売上高370億円、営業利益29億円の達成に向けて各企業が計画を実践する。教育と訓練による組織の質向上と顧客満足の追求、競合に勝てる組織作りを行う。

  2. 02

    営業利益率8%以上の達成と社員還元

    売上高の8%以上の営業利益を計上し、グループ社員の昇給およびベースアップを実現する。日本ハウスホールディングスでは売上増加と原価率改善・業務改善に取り組む。

  3. 03

    ホテル事業の黒字化

    日本ハウスホテル&リゾートにおいて、2025年4月期に黒字化の目途を立て、2026年4月期の黒字化を図る。

  4. 04

    新規事業の推進

    不動産事業部において、ストレージ(レンタル収納)賃貸事業および中古住宅買取再販事業を推進し、次なる事業の構築と更なる発展を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 11期分

グループ全体で891人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は565万円で、10期前と比べて+9.2%平均年齢は42.0歳、平均勤続年数は14.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年10月1,381
2017年10月1,317
2018年10月1,311
2019年10月51736.111.01,309
2020年10月50337.911.71,267
2021年10月49038.912.41,184
2022年10月50438.712.11,142
2023年10月51339.713.11,045
2024年4月52940.313.91,039−125
2025年4月52041.012.8951242
2026年4月56542.014.9891269

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年4月期・提出会社(単体)
女性管理職比率1.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率9.1%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)60.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社4(国内 4 / 海外 0、うち連結子会社 4) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位9)
ホテル森の風鴬宿他 — 岩手県岩手郡雫石町他9,905百万円
ホテル事業
ホテル東日本宇都宮 — 栃木県宇都宮市5,518百万円
ホテル事業
支店・営業所63店 — 愛知県名古屋市中区他5,190百万円
住宅事業
本社ビル — 東京都千代田区2,064百万円
住宅事業・全社
太陽光発電事業用資産 — 北海道白老郡白老町他714百万円
その他事業
その他賃貸用資産 — 北海道函館市他594百万円
住宅事業
プレカット工場 — 北海道白老郡白老町365百万円
住宅事業
プレカット工場 — 三重県伊賀市223百万円
住宅事業
旧寮・社宅用地 — 北海道旭川市他3百万円
住宅事業・全社
主な関係会社
  • 国内
    ㈱日本ハウス・ホテル&リゾート ※3
    東京都 千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱日本ハウスウッドワークス北海道
    北海道 白老郡 白老町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱東京工務店
    東京都 千代田区 · 連結子会社
    議決権50.8%
  • 国内
    ㈱日本ハウスウッドワークス中部
    三重県 伊賀市 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年4月期の売上高は296億円営業利益24億円前期と比べると減収増益で、売上が-15.4%、利益が+4.3%。

売上高
-15.4%
296億円
営業利益
+4.3%
24億円
純利益
+18.2%
13億円
営業利益率
8.1%
前期比 +1.5%pt

会社が出している今期の予想2027年4月期

項目会社予想前期実績
売上高349億円296億円
営業利益26億円24億円
純利益14億円13億円
1株あたり配当¥12¥12

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は152億円、営業利益は19億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は−9.0%、営業利益は+375.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2022年4Q14712
2023年1Q56−13−23.2−14
2023年2Q76−6−7.9−6
2023年3Q9844.12
2023年4Q16118
2024年1Q56−12−21.4−13
2025年2Q1831910.412
2025年4Q16742.4−1
2026年2Q14453.52
2026年4Q1521912.511

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年10月期からの15期で、売上は546億円から296億円へ54%に減った。直近期の営業利益率は8.1%。純利益は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年10月5464443
株式会社大阪証券取引所現物市場の株式会社東京証券取引所現物市場への統合に伴い、株式会社東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
2013年10月5645147
2014年10月5273432
東日本ハウス株式会社から株式会社日本ハウスホールディングスに商号変更
2015年10月5013327
2016年10月4603628
2017年10月4633928
東京都千代田区(本店所在地)に株式会社日本ハウス・ホテル&リゾートを設立
2018年10月458181
2019年10月4873925
2020年10月389158
2021年10月3712716
2022年10月4282315
2023年10月39170
2024年4月129−13−15−10.1−12
2025年4月35023216.611
2026年4月29624228.113

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年4月期

売上高296億円のうち、営業利益として残るのは24億円8.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は13億円、売上の4.4%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金54.7%162億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金37.5%111億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.1%24億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
45.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.8pt
8.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.1pt
4.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比4.9pt
6.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 15期分

2026年4月期は営業CFが13億円、投資CFが−9億円で、差し引きのフリーCFは4億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は70億円で、売上の2.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年10月58−10−324859
2013年10月56−19−223775
2014年10月31−23−26856
2015年10月68−11−405774
2016年10月52−16−313679
2017年10月154−11996
2018年10月23−39−51−1630
2019年10月54−10−294445
2020年10月13−111248
2021年10月32−17−71556
2022年10月27−3322−672
2023年10月25−19−31648
2024年4月−14−223−1655
2025年4月35−7−212861
2026年4月13−96470

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 15期分

2026年4月期の総資産は444億円。このうち返さなくてよい自己資本が230億円で、自己資本比率は51.4%(業種中央値55.5%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年10月46410535922.4
2013年10月49314534829.2
2014年10月48316931434.6
2015年10月46118427739.7
2016年10月46820526343.5
2017年10月48222525746.2
2018年10月43221621649.4
2019年10月42822820052.7
2020年10月41423218255.3
2021年10月43322420951.0
2022年10月47523224348.2
2023年10月43722721051.1
2024年4月43221322048.3
2025年4月42422020451.1
2026年4月44423021451.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年4月期の内訳
現金及び預金
70億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
186億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
1億円
在庫として抱えている分
負債合計
214億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
70
/ 100
安定性自己資本比率34 / 40
収益力営業利益率16 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

建設業 140社との比較

同じ建設業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率140社中52位あたり、逆に低いのは売上成長率140社中136位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
6.0%/中央値 10.9%
P25 7.9%P75 14.3%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
8.1%/中央値 7.3%
P25 5.1%P75 9.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
51.4%/中央値 55.5%
P25 43.8%P75 66.2%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-15.4%/中央値 4.8%
P25 -1.9%P75 12.7%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.7%/中央値 3.5%
P25 2.7%P75 4.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥323で、1年前と比べて+4.2%過去52週の値幅のなかでは78%の位置にある。

¥323-1.2%1ヶ月+7.0%1年+4.2%時価総額129億円
過去52週の値幅
安値¥285高値¥334

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)9.6倍
PER (会社予想)9.4倍
PBR0.57倍
配当利回り3.72%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で+1.6%と小幅上昇。25日線(307.7円)を+0.7%上回り、75日線(305.8円)もクリア。52週高値336円から7.7%下、安値285円から8.8%上のレンジ内。出来高は安定しているが方向感は乏しい。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER 9.2倍(予想9.1倍)は業界平均14.1倍を35%下回り、PBR 0.54倍は平均1.51倍を大きく下回る。配当利回り3.87%は平均3.40%を上回る。ROE 6%は低いが、直近の業績回復と来期の営業利益率改善見込みを踏まえると割安感。ただし過去に赤字を出したリスクには注意。

指標この会社業種平均
PER (実績)9.6倍14.4倍
PER (予想)9.4倍
PBR0.57倍1.55倍
ROE6.0%11.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

強気派は、V字回復後の収益安定性とリフォーム事業の成長を評価。弱気派は、新築市場の減速や2026年4月期の減収予想、過去の赤字からの回復途上を懸念。リフォーム事業の成長度合いと利益率維持が焦点。

プラスに働く材料7
  • V字回復の実績

    2025年4月期に営業利益23億円と急回復。

  • リフォーム安定収益

    耐震補強などで収益の下支え。

  • 配当利回り3.9%

    高配当で株主還元。

  • 2025/4期黒字転換継続で収益基盤確立2025/4期影響

    営業利益23億円、過去の赤字からのV字回復達成

  • PBR0.54倍の割安修正期待継続影響

    PBR1倍未満、ROE6%改善で株価純資産倍率向上

  • 自己資本充実による財務強化通年影響

    純資産増加で財務安定性向上、投資余力拡大

  • 配当利回り3.87%の安定性次回株主総会影響

    安定配当継続なら株主還元として評価

マイナスに働く材料7
  • 新築市場減速

    2026年4月期は減収予想。需要減退示唆。

  • 過去の赤字

    2024年4月期は赤字。収益基盤は脆弱。

  • 競争激化

    大手ハウスメーカーとの競合でシェア伸び悩み。

  • 2026/4期売上高減少予想2026/4期影響

    売上高350億→296億円、54億円減収で利益伸び悩み

  • 建築事業の受注変動リスク継続影響

    大型案件依存で受注の波が業績に影響

  • 競争激化による受注競争継続影響

    同業他社増加で受注単価下落、利益率悪化懸念

  • 業績予想達成への不透明感決算発表後影響

    2026/4期予想営業利益24億円に対し、上期進捗次第

次の決算で確かめる点
リフォーム売上高
安定収益源の成長度合いを確認。
営業利益率
利益率維持が重要。低下はコスト増の兆候。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり12で、前期から+9.1%いまの株価に対する利回りは3.72%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥12
1株あたり
配当利回り
3.72%
いまの株価に対して
配当性向
31.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年10月1525.6
2017年10月2033.331.1
2018年10月2525.0355.3
2019年10月20−20.038.3
2020年10月15−25.032.7
2021年10月13−13.334.6
2022年10月2053.861.6
2023年10月11−45.0
2024年4月5−54.5
2025年4月11120.033.0
2026年4月129.131.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥12

株主

有価証券報告書より

2026年4月期末の株主数は延べ15,343人。区分でいちばん多いのは個人・その他70.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が23.1%を占め、残る76.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年10月%2022年10月%2023年10月%2024年4月%2025年4月%2026年4月%
個人・その他77.575.578.376.074.570.5
金融機関16.516.716.316.317.215.6
事業法人1.21.41.31.52.47.5
証券会社2.63.83.24.53.73.8
外国法人2.12.50.81.72.12.5
外国人個人0.10.10.10.10.10.1
自己株式13.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本ハウスホールディングス社員持株会9.14
02日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)(注)7.97
03㈱みずほ銀行3.31
04㈱シーラホールディングス3.23
05日盛会持株会3.02
06みずほ証券㈱2.40
07日本駐車場開発㈱2.05
08成田 和幸2.02
09㈱三菱UFJ銀行1.05
10㈱日本カストディ銀行(信託口)(注)0.99

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で−60%、1株純資産は15期で+151%。直近期のROEは6.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年10月8322742.43.411.9
2013年10月10231437.65.218.6
2014年10月6936420.56.827.4
2015年10月5939815.58.234.7
2016年10月6144414.66.425.6
2017年10月6248513.310.131.1
2018年10月14650.3403.7355.3
2019年10月5549211.49.438.3
2020年10月174993.513.632.7
2021年10月385517.19.534.6
2022年10月375736.611.361.6
2023年10月−1559−0.2
2024年4月−31522−5.8
2025年4月285425.311.633.0
2026年4月345706.09.031.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

15名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は15名。2026/4期の役員報酬は総額216百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約11倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
成田和幸代表取締役 会長 不動産統轄本部 統轄本部長738,069
高橋康一代表取締役 社長執行役員 管理統轄本部 統轄本部長5798
柴谷晃取締役70208
惠島克芳取締役7295
近藤誠一郎常勤監査役65156
千谷英造監査役64
赤澤由英監査役69
中川政輝取締役 常務執行役員 住宅統轄本部 統轄本部長55933
掛川洋平取締役 執行役員 日本ハウス事業部事業本部長 日本ハウス・リフォーム事業部 事業本部長46110
高橋稔和執行役員
船田淳文執行役員
近藤貴之執行役員
残りの役員3名を開く
氏名役職年齢保有株数
湯本典緒執行役員
松本義則執行役員
白田則和常勤監査役59190

役員報酬の内訳2026/4

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3128193518361
社外取締役41222185
監査役110221515

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/4期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容431字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社4社を中心にして構成されており、住宅の請負建築、宅地の造成・販売を中心とした住宅事業及びホテル・レジャー施設の経営を行うホテル事業など、住の生活産業とサービス産業に関連した事業を行なっております。 なお、次の3部門は「第5 経理の状況 1(1) 連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (住宅事業)   …   当社が顧客から住宅工事を請負い、㈱日本ハウスウッドワークス北海道、㈱日本ハウスウッドワークス中部等より住宅部材を仕入れて指定外注先で施工し、当社が施工監理し販売しております。 (ホテル事業)   …   主に当社所有のホテル・レジャー施設を㈱日本ハウス・ホテル&リゾートが運営管理しております。 (その他事業)   …   当社が太陽光発電による電力会社への売電を行っております。 事業の系統図は次のとおりであります。 ※ 連結子会社であります。
経営方針・対処すべき課題1,091字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは以下の企業理念を掲げ、その実現を通じて企業価値の向上を図ることを経営の基本方針としております。 (グループの使命感とビジョン) ① 社会に貢献するグループ企業集団と成る。 社員・業者会が一つになって、お客様・株主・社会に貢献する集団となる。 ・ 日本ハウスホールディングス ビジョン お客様が安心して任せられる日本一の住宅会社となる。 ・ 日本ハウス・ホテル&リゾート ビジョン おもてなしの心で、お客様満足を追求し質の向上と規模拡大を図る。 ・ 日本ハウス・ホテル&リゾート倶楽部 ビジョン 会員権事業により、中小企業の福利厚生と高齢者の余暇、休日の慰労に寄与する。 ・ 日本ハウス・ファーム ビジョン 食の安全と質の向上を図り、グループホテルへの食材バックアップ体制を構築する。 (グループ社員の心構え) ② 報恩感謝の心で行動するグループ企業集団と成る。 六恩(お客様・父母・働く仲間・業者会・株主・社会)に報いる仕事をする集団となる。 (グループ企業の目指すべき姿) ③ 物心両面の幸福を追求するグループ企業集団と成る。 六恩に報いる行動、仕事を行い、誇りもモノも手に入れる集団となる。 (2) 目標とする経営指標 当社グループは、本業での収益性及び事業運営の効率性を示す経営指標として、売上高営業利益率を重視しており、中長期的に安定して8%以上を目指しております。 (3) 中長期的な会社の経営戦略と対処すべき課題 当社グループは、2027年4月期を最終年度とした中期経営計画「修正飛躍 未来3ヶ年計画」の下記基本方針にしたがい、収益性の向上を図ってまいります。 ・ グループ企業理念の元、一致団結しグループ売上349億円、営業利益26億円達成の為に各企業、計画を実践躬行 ・ 教育と訓練により、組織の質の向上を図り、顧客満足を追求し、各企業において競合に勝てる組織を作る ・ 売上高8%以上の営業利益を出し、グループ社員の昇給並びにベアを実現 ・ 日本ハウスホールディングスにおいては売上増を図りながら、原価率改善・業務改善し、結果を出す ・ 日本ハウスホテル&リゾートにおいては2027年4月期において黒字化の目途を立てる ・ 次なる事業の構築と更なる発展の為、以下の事業を推進する 不動産事業部 ①JワザックW(木造投資マンション)事業 ②ストレージ(レンタル収納)賃貸事業
事業等のリスク2,794字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの経営成績及び事業状況のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には以下のようなものがあります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 住宅市況を取り巻く環境の変化について 当社グループは、個人向けの住宅請負建築を中心とした事業活動を行っております。当該事業は、景気動向、金利及び地価の変動、住宅関連政策及び税制の変更等による個人消費動向の変化に影響を受けやすく、景気見通しの悪化や金利の大幅な上昇、地価の高騰、消費マインドにマイナスとなる住宅関連政策及び税制変更等が生じた場合、顧客の購買意欲が低下し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (2) 法的規制等について 当社グループは、以下の通り、住宅事業において、建設業法に基づき国土交通省から特定建設業許可を、宅地建物取引業法に基づき国土交通省から宅地建物取引業免許を受けております。また、建築士法に基づき各都道府県において一級建築士事務所として登録しております。当社グループの事業の継続には、これらの免許、許可及び登録が必要であり、将来において、これらの関連法令が改定された場合や新たな法規制が設けられた場合には、新たな義務や費用の発生等により、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 さらに、当社グループは、住宅事業においては、上記の他、建築基準法、都市計画法、国土利用計画法、住宅品質確保促進法等、ホテル事業においては、旅館業法、食品衛生法、温泉法、公衆浴場法等を受けております。当社グループでは、コンプライアンス規程を設け、これら諸法令の遵守に努めておりますが、今後これらの規制の改廃や新たな法的規制が設けられた場合には、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。 なお、本日現在において、当社グループの主要な事業活動に必須の免許または登録の取消事由・更新欠格事由に該当する事実は存在しておりません。しかしながら、今後、何らかの理由により免許及び登録の取消・更新欠格による失効等があった場合には、当社グループの主要な事業活動に支障をきたし、業績や財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。 許認可等の別   所轄官庁   許認可等の内容   有効期限   関連する 法律   法令違反の要件及び 主な取消事由 特定建設業許可   国土交通省   3,000万円を超える建設工事の全部又は一部を下請工事(外注工事を含む)に委託するための許可 国土交通大臣許可 (特-6)第4959号   2025年1月17日から 2030年1月16日まで 以後5年ごとに更新   建設業法   建設業許可の取消事由は、建設業法第29条に定められております。 宅地建物取引業免許   国土交通省   宅地又は建物の売買、交換、賃貸の代理、賃貸の媒介を行うための許可 国土交通大臣免許 (13)第2167号   2021年12月27日から 2026年12月26日まで 以後5年ごとに更新   宅地建物取引業法   宅地建物取引業免許の取消事由は、宅地建物取引業法第66条に定められております。 一級建築士事務所登録   各都道府県   一級建築士事務所の登録 東京都知事登録 第48939号 他   2023年7月16日から 2028年7月15日まで 以後5年ごとに更新他   建築士法   一級建築士事務所登録の取消事由は、建築士法第26条に定められております。 (3) 原材料及び資材価格の変動について 当社グループの住宅事業における資材等の調達にあたっては、安定的な調達価格を維持するために、原則として全支店及び営業所、子会社、協力工場の資材調達窓口を、当社の資材購買部で集約し管理しておりますが、主要材料である木材、その他原材料及び資材価格等が急激に上昇した場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (4) 住宅の品質管理及び保証について 住宅事業においては、当社独自の『60年保証制度』を提供するなど、品質管理には万全を期しておりますが、販売した物件に重大な瑕疵があるとされた場合には、直接的な原因が当社以外の責任によるものであったとしても、売主としての契約不適合責任を負う可能性があります。その結果、保証工事費の増加や、当社の信用の毀損等により、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 (5) 食品の衛生管理について ホテル事業においては、ホテル内でレストランを運営しております。提供する食材並びに料理等の衛生管理については、十分注意するよう徹底しておりますが、万が一食中毒等が発生した場合は賠償費用の発生や信用の毀損等により、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 (6) 情報管理について 当社グループは、顧客に関する個人情報や各種の経営に係る重要情報を保有しております。そのため、それらの情報管理については、システム上のセキュリティ対策や個人情報保護規程等の整備及び運用を徹底し、社員教育等を積極的に行うなど万全を期しておりますが、万が一情報漏洩が発生した場合には、顧客からの信用失墜等により、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 (7) 訴訟リスク 当社グループは、様々な事業活動を行っており、それらが訴訟や紛争等の対象となる可能性があります。対象となった場合、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 (8) 自然災害・感染症について 大規模な自然災害が発生した場合、施設等の回復費用や事業活動の中断による損失、顧客住宅の点検費用、当社の主要構造部材である木材、燃料等の供給不足、その他社会的な支援活動による費用の発生等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 また、治療方法が確立されていない感染症が拡大した場合には、外出自粛等による社会・経済活動の停滞や消費マインドの冷え込みにより住宅需要やホテル利用客が減少し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (9) 退職給付債務について 株式及び債券市場等の変動による年金資産の運用環境の悪化及び金利水準の大幅な変動による年金債務の割引率の見直し等が生じた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (10) 減損損失について 当社グループが保有している事業用固定資産について減損処理が必要とされた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,951字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に個人消費の持ち直しがみられ、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、米国の通商政策(関税政策)の動向や中東情勢の緊迫化に伴う資源・エネルギー価格および原材料価格の変動、さらには金利上昇や物価上昇による国内景気への影響が懸念されるなど、先行き不透明な状況が続いております。 住宅業界におきましては、中東情勢の緊迫化などを背景とした原材料・部材の供給リスクにより、資材調達環境は不透明な状況が続きました。また、住宅建設費や物価の上昇による消費者マインドの低下等の影響から、国土交通省公表の新設住宅着工戸数(持家)は前年同期を下回りました。 ホテル業界におきましては、国内観光需要の回復に加え、インバウンド需要の増加を背景に、集客に持ち直しの動きがみられるなど、回復基調が継続いたしました。 このような事業環境のもと、当社グループは以下の取組みを実施いたしました。 住宅事業におきましては、「日本の家の原点回帰」をテーマとした『やまとグレートステージ』を2025年5月に発売いたしました。さらに、2026年2月には商品構成の見直しおよび再整備を実施し、新たに『日本ハウス 檜百年住宅』を発売しております。 本商品は、「檜・構造品質」「高断熱・高気密ゼロエネ品質」「長期保証快適品質」の3つからなる『檜百年住宅 こだわりの3つの品質』をコンセプトとしております。 第一に、「檜・構造品質」では、檜の柱にこだわった木造住宅と、耐震性を高めた新木造ストロング工法を採用し、強固で安心な住まいを実現しております。 第二に、「高断熱・高気密ゼロエネ品質」では、高断熱・高気密仕様に太陽光発電を組み合わせることで、エネルギーの自給自足を目指した住環境を提供しております。 第三に、「長期保証快適品質」では、構造躯体60年保証に加え、感謝訪問(ホームドクターシステム)の充実を図るとともに、冷暖房を標準装備とすることで、長期にわたり安心かつ快適にお住まいいただける体制を整えております。 このように当社は、3世代にわたり居住可能な耐久性と快適性を兼ね備えた、かつての日本の住まいの価値を現代に再構築した住宅を提供しております。 ホテル事業におきましては、インバウンド顧客の取り込み、SNSを活用した情報発信の強化、ホテル会員権事業の推進等を通じて、集客力の向上に取り組みました。 また、トランクルーム事業におきましては、日本最大級のレンタルトランクルーム「ハローストレージ」を運営するエリアリンク株式会社と協業し、第一号店である日本ハウスHD名古屋ビル内をはじめ、計17拠点において事業を展開いたしました。 以上の結果、売上高は296億18百万円(前年同期比15.3%減)、営業利益は23億80百万円(前年同期比1.9%増)、経常利益は21億52百万円(前年同期比4.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は13億40百万円(前年同期比18.1%増)となりました。 セグメントの経営成績は、次のとおりであります。 ① 住宅事業 住宅事業につきましては、期首受注残高の減少等により、売上高は253億16百万円(前年同期比18.0%減)、営業利益は33億31百万円(前年同期比5.1%減)となりました。一方で、受注高につきましては、263億62百万円(前年同期比3.2%増)と、前年を上回る水準を確保しました。 ② ホテル事業 ホテル事業につきましては、主に客室稼働率の向上により、売上高は41億44百万円(前年同期比5.3%増)、営業損失は3億73百万円(前年同期の営業損失は5億40百万円)となりました。 ③ その他事業 その他事業につきましては、太陽光発電事業であり、売上高は1億58百万円(前年同期比2.8%増)、営業利益は1億22百万円(前年同期比3.4%増)となりました 生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。 ① 生産実績 当社グループが営んでいる事業の大部分を占める住宅事業及びホテル事業は、生産実績を定義することが困難であるため、生産実績を記載しておりません。 ② 受注状況 当社グループでは、当社の受注が大部分を占めているため、当社の受注状況を記載しております。 期別   部門別   前期繰越 工事高 (百万円)   当期受注 工事高 (百万円)   計 (百万円)   当期完成 工事高 (百万円)   次期繰越工事高 (百万円)   当期 施工高 (百万円) 手持 工事高   うち施工高 第57期(自2024年 5月1日至2025年 4月30日)   建築部門   18,370   23,255   41,625   25,654   15,971   26.5%   4,230   25,940 不動産部門   1,528   2,296   3,825   3,457   367 計   19,899   25,551   45,450   29,112   16,338 第58期(自2025年 5月1日至2026年 4月30日)   建築部門   15,971   24,235   40,206   21,905   18,301   26.4%   4,827   22,502 不動産部門   367   2,127   2,494   1,494   999 計   16,338   26,362   42,700   23,400   19,300 (注) 1 上記金額は全て販売価額により表示しております。 2 前期以前に受注した工事で契約の更改により請負金額に変更があるものについては、当期受注工事高にその増減額を含んでおります。従って当期完成工事高にも、かかる増減額が含まれております。 3 次期繰越工事高の施工高は、未成工事支出金により手持工事高の施工高を推定したものであります。 4 当期施工高は(当期完成工事高+次期繰越施工高-前期末繰越施工高)に一致いたします。 5 当期完成工事高は、工事完成基準に拠っております。 ③ 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前年同期比(%) 住宅事業   25,316   △18.0 ホテル事業   4,144   +5.3 その他事業   158   +2.8 計   29,618   △15.3 (注) 1 セグメント間の取引については相殺消去しております。 2 総販売実績に対する割合が10%以上の相手先はありません。 (2) 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、売上高営業利益率8%以上の達成を目標としております。2026年4月期の売上高営業利益率は8.0%となりました。今後も、目標達成のため、中期経営計画「修正飛躍 未来3ヶ年計画」の基本方針に従い、収益性の向上を図ってまいります。 (3) 財政状態の状況の概要 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末と比較して、19億57百万円増加し、443億54百万円となりました。 流動資産は17億57百万円増加し、141億56百万円となりました。主な要因は、現金預金の増加9億28百万円、受取手形・完成工事未収入金等の増加2億75百万円、販売用不動産の増加3億20百万円、未成工事支出金の増加1億15百万円、及びその他の流動資産の増加1億43百万円によるものであります。また、固定資産は1億71百万円増加し、301億56百万円となりました。主な要因は、投資その他の資産の増加11億72百万円、及び有形固定資産の減少9億84百万円、無形固定資産の減少16百万円によるものであります。 流動負債は73百万円増加し、127億6百万円となりました。主な要因は、支払手形・工事未払金等の増加2億2百万円、短期借入金の増加18億66百万円、未成工事受入金の増加2億29百万円、及び1年内償還予定の社債の減少15億10百万円、未払法人税等の減少3億78百万円、その他の流動負債の減少3億35百万円によるものであります。また、固定負債は9億49百万円増加し、86億81百万円となりました。主な要因は、社債の増加11億70百万円、長期借入金の増加81百万円、及びリース債務の債務の減少3億67百万円によるものであります。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末と比較して、9億35百万円増加し、229億66百万円となりました。これは、利益剰余金の増加9億円等によるものであります。 この結果、当連結会計年度末における自己資本比率は、前連結会計年度末と比較して0.3ポイント増加し51.4%となりました。 (4) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末と比較して9億26百万円増加し、69億80百万円となりました。営業活動により12億52百万円の資金を獲得し、投資活動により9億8百万円の資金を使用し、財務活動により5億82百万円の資金を獲得しております。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動により獲得した資金は12億52百万円(前連結会計年度の営業活動により獲得した資金は34億50百万円)となりました。その主たる要因は、税金等調整前当期純利益21億33百万円の計上、減価償却費15億15百万円、及び退職給付に係る負債の減少14億71百万円、売上債権の増加2億78百万円、その他の棚卸資産の増加2億94百万円、未払又は未収消費税等の減少4億8百万円によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動により使用した資金は9億8百万円(前連結会計年度の投資活動により使用した資金は7億9百万円)となりました。その主たる要因は、定期預金の預入による支出6億円、有形及び無形固定資産の取得による支出5億6百万円、その他の投資活動による支出4億6百万円、及び定期預金の払戻による収入5億99百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動により獲得した資金は5億82百万円(前連結会計年度の財務活動により使用した資金は21億43百万円)となりました。その主たる要因は、短期借入による収入18億66百万円、長期借入による収入5億60百万円、社債の発行による収入13億円、及び長期借入金の返済による支出4億2百万円、リース債務の返済による支出4億15百万円、社債償還による支出16億40百万円、配当金の支払による支出4億40百万円、非支配株主への配当金の支出1億94百万円、シンジケートローン手数料の支払51百万円による支出によるものであります。 キャッシュ・フローの分析 前連結会計年度 (百万円)   当連結会計年度 (百万円)   増減 (百万円) 営業活動によるキャッシュ・フロー   3,450   1,252   △2,198 投資活動によるキャッシュ・フロー   △709   △908   △198 財務活動によるキャッシュ・フロー   △2,143   582   2,726 当企業集団のキャッシュ・フロー指標のトレンドは次のとおりであります。 前連結会計年度   当連結会計年度 自己資本比率 (%)   51.1   51.4 時価ベースの自己資本比率 (%)   30.9   27.2 債務償還年数 (年)   3.0   9.5 インタレスト・カバレッジ・レシオ (倍)   19.3   6.4 (注) 1 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 2 債務償還年数:有利子負債/営業キャッシュ・フロー 3 インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払 (1) 各指標はいずれも連結ベースの財務数値により計算しております。 (2) 株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式総数により算出しております。 (3) 営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを 使用しております。 有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち、利子を支払っている全ての負債を対象 としております。また、利払については、連結キャッシュ・フロー計算書の利息支払額を使用してお ります。 当社グループは、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。資金需要のうち主なものは、事業用地・建設資金及び運転資金であります。また、資金の財源は主として自己資金及び借入金等であります。借入金については、取引金融機関とコミット型シンジケート契約及びシンジケートローン契約を締結し、資金の流動性を確保しております。適正な手許資金の水準を定め、長期資金と短期資金の均衡を保ちつつ、金利コストの最小化を図り、財務健全性の維持を図っております。 (5) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、見積りが必要な事項につきましては、合理的な基準に基づき会計上の見積りを行っていますが、見積り特有の不確実性が存在するため、実際の結果はこれらの見積りと異なる場合があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

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