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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

高田工業所

TAKADA CORPORATION1966 · Standard · 建設業

各種産業設備の設計・据付から保全まで担うプラントエンジニアリング企業。鉄鋼・化学・電力など幅広い業界に強み。

概要

高田工業所は、北九州市八幡西区に本社を置くプラント建設会社である。2026年3月期の連結売上高は581億円、従業員数は1,666人。鉄鋼、化学、石油、ガス、電力、原子力、半導体など多岐にわたる産業設備の設計・製作・据付・配管・電気・計装・保全を手掛け、子会社8社とともに国内・東南アジアで事業を展開する。日揮株式会社と資本業務提携関係にあり、EPC(設計・調達・施工)事業を強化している。

プラント建設・保全とEPCが収益の二本柱

高田工業所グループの事業は、プラント建設・保全とEPC(設計・調達・施工)の2分野が中心である。建設・保全分野では国内化学プラントや石油・天然ガスプラントの定期修理工事、稼働維持に伴う需要を獲得。EPC分野では日揮株式会社との連携を深め、上流工程のF EED(基本設計)から一貫したサービスを提供する体制を整えている。2026年3月期の営業利益は29億円と前年から増加し、売上高581億円のうち大半がこれらプラント事業による。

東南アジアに広がる生産・サービス拠点

同社グループはシンガポール、マレーシア、タイに現地法人を持つ。シンガポール・タカダ・インダストリーズ、スリ・タカダ・インダストリーズ(マレーシア)、キクチ・インダストリー(タイランド)などが、アジア地域でのプラント建設・保全を担う。これにより海外の顧客ニーズに現地対応し、日本のプラント事業と連携したグローバルなサービス網を構築している。

連結子会社8社で構成されるグループ体制

当社グループは高田工業所、高田プラント建設、高田サービス、渡部工業、タカダ・コーポレーション・アジア・リミテッドなど8社の連結子会社で成り立つ。その他の関係会社として日揮株式会社が存在する。各子会社はプラント建設の施工、保全、装置製造など専門分野を分担し、グループ全体で一貫した事業運営を実現している。

売上高500億円前後で推移、2026年3月期は581億円

2012年3月期の売上高は395億円、2026年3月期には581億円と約1.5倍に成長した。経常的な純利益は5~23億円の範囲で変動し、2026年3月期は23億円の過去最高益を記録した。営業利益は同年に29億円と黒字を確保。財務体質の強化と成長投資のバランスを取りながら、安定的な収益基盤を築いている。

業界の中での役割は産業用プラントのEPC(設計・調達・建設)およびメンテナンスサービスを提供するエンジニアリング企業。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
537億円
営業利益
18億円
営業利益率
3.4%
純利益
13億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01鉄鋼・非鉄金属主力

鉄鋼プラント向けに、設備の設計、製作、据付、配管、電気計装工事を提供。製鉄所の新設・更新・保全に対応し、稼働率維持に貢献。

主な製品・サービス1
鉄鋼プラント設備
製鉄所向けの各種設備。設計から据付、試運転まで一貫して手掛ける。

02化学・石油・ガス主力

化学プラントや石油精製、ガス処理施設向けに設備設計・建設・保守を提供。安全規制に対応し、安定操業を支援。

主な製品・サービス1
化学プラント設備
化学反応プロセス向けの設備。設計・製作・据付・配管・計装を一体で提供。

03電力・原子力準主力

火力発電所や原子力発電所向けの設備工事・保全サービス。高い安全性・信頼性が要求される分野に対応。

主な製品・サービス1
発電プラント設備
火力・原子力発電所向けのタービン周辺設備、配管、計装工事。

04自動車・エレクトロニクス準主力

自動車工場や電子機器製造向けに、生産設備の設計・据付・メンテナンスを提供。高精度な品質管理に対応。

主な製品・サービス2
自動車生産設備
自動車組立ライン向けの設備設計・据付・配管工事。
エレクトロニクス製造設備
半導体・電子部品製造ライン向けのクリーンルーム設備やユーティリティ設備。

05環境・水処理副次

上下水道処理施設、廃棄物処理場、公害防止設備の設計・建設・維持管理。環境規制の強化に対応したソリューションを提供。

主な製品・サービス2
水処理設備
工業用水・排水処理向けのろ過・沈殿・膜処理などのプラント設備。
廃棄物処理設備
焼却炉やリサイクル設備など、廃棄物処理関連プラント。

06海外プロジェクト副次

シンガポール、マレーシア、タイなどの子会社を通じて、東南アジアを中心にプラント建設・工事・保全を展開。現地ニーズに対応。

07その他産業その他

通信、新素材、バイオテクノロジー、ガラス、食品、医薬品、物流など多岐にわたる産業向けに、プラント設備の設計・建設・保全を提供。多様な顧客ニーズに対応。

主な製品・サービス1
産業用プラント設備
各種産業向けの生産設備、施設設備、ユーティリティ設備。設計から据付・試運転まで一貫対応。

製品と技術

超音波カッティング装置と枚葉式ウエハ洗浄装置

装置事業において高田工業所は、半導体製造向け生産装置として「超音波カッティング装置」と「枚葉式ウエハ洗浄装置」を開発・製作している。超音波カッティング装置はスマートフォン、ウェアラブル機器のセンサー、車載・エネルギー向けパワーデバイス市場に販路を拡大。枚葉式ウエハ洗浄装置は環境配慮型としてカーボンニュートラルとSDGsへの貢献を掲げる。2026年には光電融合や車載センサー分野の需要に対応すべく、新規市場開拓を進めた。

設備診断ツール「電流情報量診断システム」

保全事業向けに開発された「電流情報量診断システム」は、モーターなどの電気設備の電流波形を分析して劣化や異常を検知する技術である。国土交通省のNETIS(新技術情報提供システム)および経済産業省のスマート保安技術カタログに登録され、新技術として高い評価を得ている。2026年には適用範囲拡大のため新製品「TM-EDGEWARE」を投入し、製品サイト開設や販促部門新設、アライアンス強化を実施。インフラ施設や半導体分野向けのソリューション提供を本格化した。

EPC事業における設計・調達・施工の一貫体制

EPC(Engineering Procurement Construction)事業では、設計・調達・施工を一貫して請け負う。同社は日揮との連携により、FEED(基本設計)から詳細設計、機器調達、現地施工まで上流工程から関与することで付加価値を高めている。対象は化学プラント、石油・天然ガスプラント、半導体関連設備など多岐にわたり、2026年にはEPCキャパシティー向上のためのツール導入も進めた。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

建設業のなかでの位置

設備エンジニア、収益率低下懸念

高田工業所はプラント設備の設計・施工を手掛ける建設系エンジニアリング会社である。売上高は約523~581億円と安定しているが、営業利益率は3~5%と低く、競争激化や人件費上昇で2026年3月期には3.35%に低下見通し。同業のミライト・ワン(電気通信設備)などと比較ても収益性は見劣りする。案件の大型化や採算管理の改善が課題。財務面は大きな問題はないが、低収益体質からの脱却が必要。

強み

  • 長年のプラント工事実績により、高い技術力と信頼を有する
  • 産業用プラント需要に支えられ、安定的な売上を確保
  • 負債水準が低く、財務基盤は堅実
  • 複数業種の顧客を持ち、特定セクター依存が低い

課題

  • 営業利益率3~5%と低く、改善が急務
  • 建設業界全体で価格競争が激しく、採算が悪化傾向
  • 技術者不足で人件費が増加し、収益を圧迫

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

建設業の時価総額近傍。太字が高田工業所

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
11981協和日成144億円11.4倍
21430ファーストコーポレーション138億円6.6倍
35079ノバック136億円11.4倍
41873日本ハウスホールディングス129億円9.6倍
51450TANAKEN128億円8.5倍
61966高田工業所127億円10.1倍
71897金下建設126億円17.2倍
81807佐藤渡辺125億円13.8倍
91850南海辰村建設121億円5.8倍
101433ベステラ118億円15.6倍
11604Aビーエイブル112億円23.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 0件

第5次中期経営計画を策定した2022年

高田工業所は令和4年度(2022年)から令和8年度(2026年)までを実施期間とする第5次中期経営計画を策定した。基本方針として「成長する産業分野での拡大」「既存事業の維持・拡大」に加え、「一人ひとりが新しい仕事・やり方に挑戦し、レベルアップすることで現要員体制での生産・利益の拡大を目指す」という項目を新たに掲げた。SDGsへの取り組み、挑戦をリスペクトする組織変革、設備技術産業の雄への挑戦、新事業領域への挑戦を指針とする。

日揮との資本業務提携を強化した2024年

2024年、同社は資本業務提携先である日揮株式会社との間でEPC運営体制の再構築と強化を進めた。人材交流や共同施工など様々な施策を通じ、両社のプラントエンジニアリング及び保全分野における施工対応力の維持・強化を図った。提携推進委員会による活動で連携を深め、FEED(基本設計)から一貫した付加価値の高いサービス提供体制の構築に取り組んだ。

第三者割当増資で資金調達した2025年

2025年3月26日、高田工業所は第三者割当増資を実施し、調達資金を全社基幹システム(ERP)の本格稼働に充てることを発表した。このシステム導入により、調達・工程管理・要員管理・施工管理などの各管理システムを抜本的に見直し、付加価値・生産性の向上を目指す。加えてEPCキャパシティー向上のためのツール導入も順次進め、中長期的な企業価値向上を図る方針を示した。

DX推進と働き方改革で成果を上げた2026年

2026年、同社のデジタル人材育成プロジェクト「TAKADA DX University」が日本デジタルトランスフォーメーション推進協会主催のPeople Innovation Awards 2026でチャレンジ賞を受賞した。社員が自ら変革を進める人材へ成長する仕組みが評価されたもの。同時に、長時間労働対策ガイドラインを改訂し、完全週休二日制や半日有給休暇制度を導入するなど、働きやすい職場環境の創出を推進した。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    成長産業分野での事業拡大

    成長する産業分野での事業拡大と既存事業の維持・拡大を軸に、付加価値・生産性の向上を図り、事業構造変革を推進する。

  2. 02

    現要員体制での生産・利益拡大

    一人ひとりが新しい仕事や方法に挑戦し、レベルアップすることで、現在の人員体制のまま生産性と利益を拡大する。

  3. 03

    全社基幹システム(ERP)の導入

    第三者割当増資で調達した資金を活用し、全社基幹システム(ERP)を本格稼働させ、調達・工程管理・要員管理・施工管理等の業務プロセスを抜本的に見直し、付加価値と生産性を向上する。

  4. 04

    EPCキャパシティー向上と中長期価値向上

    EPCキャパシティー向上に向けた各種ツールを順次導入し、中長期的な企業価値向上を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 11期分

グループ全体で1,666人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は606万円で、10期前と比べて+21.6%平均年齢は41.5歳、平均勤続年数は16.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年3月1,851
2017年3月1,817
2018年3月1,737
2019年3月49841.217.41,668
2020年3月49840.916.91,672
2021年3月50540.716.51,656
2022年3月51140.616.41,709
2023年3月54440.516.21,726
2024年3月55840.716.31,718
2025年3月55841.116.41,694171
2026年3月60641.516.61,666108

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
男性育休取得率63.3%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)71.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社6(国内 3 / 海外 3) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
TAKADA 研修センター — 北九州市若松区1,393百万円
プラント事業
本社工場(北九州市八幡西区) (注)21,276百万円
プラント事業
本社(北九州市八幡西区) (注)2843百万円
プラント事業
本社・工場(シンガポール) (注)3696百万円
プラント 事業
中四国支社(岡山県倉敷市) (注)2604百万円
プラント事業
四日市事業所(三重県四日市市) (注)2451百万円
プラント事業
本社・工場 — マレーシア358百万円
プラント 事業
君津支社(千葉県君津市) (注)2272百万円
プラント事業
本社(北九州市八幡西区) (注)220百万円
プラント 事業
本社 — 北九州市八幡西区5百万円
プラント 事業
主な関係会社
  • 国内
    高田プラント建設㈱
    北九州市 八幡西区
    議決権100.0%
  • 国内
    高田サービス㈱
    北九州市 八幡西区
    議決権100.0%
  • 海外
    スリ・タカダ・インダストリーズ(マレーシア)・エスディエヌ・ビーエッチディ
    マレーシア
    議決権65.0%
  • 海外
    タカダ・コーポレーション・アジア・リミテッド
    タイ
    議決権45.6%
  • 海外
    キクチ・インダストリー(タイランド)・カンパニー・リミ テッド(注)2、4
    タイ
    議決権100.0%
  • 国内
    渡部工業㈱
    北海道 苫小牧市
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は537億円営業利益18億円前期と比べると減収減益で、売上が-7.6%、利益が-37.9%。

売上高
-7.6%
537億円
営業利益
-37.9%
18億円
純利益
-43.5%
13億円
営業利益率
3.4%
前期比 -1.6%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高557億円537億円
営業利益17億円18億円
純利益9億円13億円
1株あたり配当¥70¥70

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は142億円、営業利益は5億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+3.6%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1648
2024年1Q13753.63
2024年2Q142117.78
2024年3Q12264.94
2024年4Q1222
2025年2Q281165.711
2025年4Q300134.312
2026年2Q25431.21
2026年4Q283155.312
2027年1Q14253.53

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年3月期からの15期で、売上は395億円から537億円へ1.4倍に増えた。直近期の営業利益率は3.4%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年3月395105
2013年3月379−7−5
2014年3月39652
2015年3月476189
2016年3月427138
2017年3月473177
2018年3月454126
2019年3月4922214
2020年3月4972314
2021年3月4782211
2022年3月472138
2023年3月5792716
2024年3月5232417
2025年3月58129295.023
2026年3月53718173.413

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高537億円のうち、営業利益として残るのは18億円3.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は13億円、売上の2.4%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価など作る・仕入れるのにかかったお金88.6%476億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金8.0%43億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.4%18億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比4.0pt
3.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比3.0pt
2.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比4.9pt
6.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 15期分

2026年3月期は営業CFが−11億円、投資CFが−18億円で、差し引きのフリーCFは−29億円この組み合わせは先行投資型にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型期末の手元現金は45億円で、売上の1.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年3月8−5−11317
2013年3月6−1−4518
2014年3月−8−37−1119
2015年3月11−2−9920
2016年3月33−6−212724
2017年3月−26−532−3124
2018年3月46−3−444323
2019年3月16−5−91125
2020年3月20−8−111225
2021年3月21−11−101025
2022年3月17−10−3731
2023年3月−5−619−1142
2024年3月17−16−6140
2025年3月−6−2540−3149
2026年3月−11−1823−2945

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 15期分

2026年3月期の総資産は477億円。このうち返さなくてよい自己資本が220億円で、自己資本比率は45.5%(業種中央値55.5%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年3月2539915439.2
2013年3月2368914737.9
2014年3月2689417434.0
2015年3月30010020032.2
2016年3月2749418033.0
2017年3月3239922429.9
2018年3月27910117835.0
2019年3月30811219635.5
2020年3月28511616939.6
2021年3月31012418639.1
2022年3月32613718941.3
2023年3月39716123639.8
2024年3月37616920744.0
2025年3月45220624644.9
2026年3月47722025745.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
52億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
148億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
0億円
在庫として抱えている分
負債合計
257億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
47
/ 100
安定性自己資本比率30 / 40
収益力営業利益率7 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

建設業 140社との比較

同じ建設業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り140社中44位あたり、逆に低いのはROE140社中129位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
6.0%/中央値 10.9%
P25 7.9%P75 14.3%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
3.4%/中央値 7.3%
P25 5.1%P75 9.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
45.5%/中央値 55.5%
P25 43.8%P75 66.2%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-7.6%/中央値 4.8%
P25 -1.9%P75 12.7%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.0%/中央値 3.5%
P25 2.7%P75 4.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,738で、1年前と比べて+14.0%過去52週の値幅のなかでは41%の位置にある。

¥1,738+0.2%1ヶ月-0.1%1年+14.0%時価総額127億円
過去52週の値幅
安値¥1,524高値¥2,049

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)10.1倍
PER (会社予想)14.0倍
PBR0.59倍
配当利回り4.03%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価1,710円。前日比-1.10%で反落。25日線(1,742.44円)を-1.9%下回り、75日線(1,720円)も割り込み。1ヶ月で-1.4%と伸び悩み。52週高値2,049円から-16.5%。出来高は総じて低水準で、方向感に欠ける。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERが10.0倍と業界平均14.0倍を下回り、PBRも0.58倍と1倍割れで割安。配当利回り4.09%は業界平均3.41%を上回り厚い。ROEは6%と低く、収益性改善が課題。業績は今期増益見込みだが、翌期は減益予想で変動リスクあり。

指標この会社業種平均
PER (実績)10.1倍14.4倍
PER (予想)14.0倍
PBR0.59倍1.55倍
ROE6.0%11.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績は設備投資サイクルに依存し、2026/3期の減収減益予想が弱気派の主な論拠。一方、強気派は2025/3期の増収増益と低PBR・高配当利回りを評価し、老朽化プラント更新需要の追い風を指摘する。

プラスに働く材料7
  • 低PBR・高配当利回り

    PBR0.58倍、配当利回り4.09%と割安感あり。

  • 設備更新需要

    国内老朽プラントの更新・補修需要が中期的な追い風。

  • 利益率改善期待

    2025/3期は営業利益率5%と改善し、収益力向上。

  • 2025/3期営業利益29億円の増益2025/3期影響

    営業利益率4.99%と前期比改善、業績回復

  • PBR0.58倍割安、株主還元余地継続影響

    PBR1倍割れ、配当利回り4.09%が下支え

  • ニッチ市場での安定需要不定影響

    特定産業向け設備工事で継続受注見込む

  • 2026/3期減益後の反動期待2027/3期影響

    2026/3期営業利益18億円(前期比-38%)からの反動増

マイナスに働く材料7
  • 業績の不安定性

    2026/3期売上は前期比▲7.6%の減収予想。

  • ROEの低さ

    ROE6%と資本効率が低く、成長性に疑問。

  • 競争激化

    建設業界全体で人手不足・競争激化が利益率を圧迫。

  • 2026/3期営業利益18億円へ減益2026/3期影響

    前期比-38%減益、売上も-7.6%

  • 外国人保有率0.98%の極低流動性継続影響

    需給薄く、大口売りで急落リスク

  • ROE6%の低収益性通年影響

    収益性低く、株価上昇には利益成長が必要

  • 業績変動大きく下方修正リスク決算発表毎影響

    2025/3期から減益、予測不確実性高い

次の決算で確かめる点
受注高
将来の収益の先行指標。設備投資動向を反映。
営業利益率
収益性改善の進捗を確認する重要指標。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり70で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは4.03%。

年間配当
¥70
1株あたり
配当利回り
4.03%
いまの株価に対して
配当性向
37.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2018年3月1013.8
2019年3月100.04.7
2020年3月20100.010.8
2021年3月10−50.05.3
2022年3月100.08.4
2023年3月100.04.6
2024年3月50400.026.0
2025年3月7040.020.1
2026年3月700.037.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥70

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ3,355人。区分でいちばん多いのは個人・その他49.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が48.6%を占め、残る51.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他55.855.849.549.138.249.5
事業法人18.826.726.929.052.342.0
金融機関16.212.413.213.06.66.6
外国法人5.73.74.54.81.21.0
証券会社3.51.15.74.01.60.9
自己株式10.210.210.212.40.00.1
外国人個人0.20.30.20.10.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日揮株式会社19.99
02西日本興産株式会社10.70
03UH Partners2投資事業有限責任組合6.48
04高田工業所社員持株会5.94
05光通信KK投資事業有限責任組合5.58
06株式会社UH Partners 34.87
07株式会社福岡銀行4.25
08日本製鉄株式会社3.00
09佐藤 一孝2.05
10嶋 陽一1.61

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で+147%、1株純資産は15期で+220%。直近期のROEは6.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年3月699275.14.316.1
2013年3月−81857−5.4
2014年3月308802.611.641.4
2015年3月1389689.74.914.9
2016年3月1339349.03.6
2017年3月991,0177.56.214.8
2018年3月891,1256.18.213.8
2019年3月2201,34213.72.94.7
2020年3月2221,50912.82.910.8
2021年3月1641,7249.05.45.3
2022年3月1221,9386.25.98.4
2023年3月2582,30211.35.14.6
2024年3月2642,61810.37.426.0
2025年3月3622,76512.54.120.1
2026年3月1712,9656.010.437.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

15名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は15名。2026/3期の役員報酬は総額405百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約8倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
髙田寿一郎代表取締役 社長68,000
長谷川啓司代表取締役 経営企画部・安全衛生管理部・品質保証部担当16,000
田所弘取締役 コンプライアンス推進室・総務部・人事部・財務部・DX推進部担当17,000
丸山裕取締役 プラント事業本部長8,000
岩本健太郎取締役 営業本部長 東京支店長10,000
仲村公孝取締役 技術統括部・設計技術センター・診断ソリューション部・電気計装部・原子力事業部・装置事業部担当8,000
荒井岳彦取締役 調達部担当 EPC本部長5,000
稲葉和彦取締役4,000
鳥居玲子取締役
坂本剛取締役
牟田郁二常勤監査役7,000
福田剛常勤監査役4,000
残りの役員3名を開く
氏名役職年齢保有株数
奥村勝美監査役7,000
林秀之監査役
神尾康生8,000

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)72581834649
監査役2363618
社外取締役523235

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容598字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社8社、その他の関係会社1社で構成され、プラント事業を主な事業の内容としております。 当社グループの事業に係わる位置付け及びセグメント情報との関連は、次のとおりです。 プラント事業 鉄鋼、化学、石油、ガス、電力、原子力、海洋開発、都市開発、自動車、通信、新素材、バイオテクノロ  ジー、エレクトロニクス、ガラス、食品、医薬品、物流などの各種産業設備及び水処理、廃棄物処理その他公害防止設備などに関する設計、製作、据付、配管、電気、計装及び保全・修理事業、並びにこれらに関連する事業を営んでおります。 (主な子会社) 高田プラント建設㈱、高田サービス㈱、渡部工業㈱、タカダ・コーポレーション・アジア・リミテッド、シンガポール・タカダ・インダストリーズ・プライベート・リミテッド、スリ・タカダ・インダストリーズ(マレーシア)・エスディエヌ・ビーエッチディ、キクチ・インダストリー(タイランド)・カンパニー・リミテッド ※その他の関係会社である日揮株式会社の事業の内容については、「4 関係会社の状況」に記載しております。 事業の系統図は、次のとおりです。 (注)1 ○印は、連結子会社です。 2 ●印は、非連結子会社です。 3 △印は、その他の関係会社です。 4 ※印は、持分は100分の50以下ですが、実質的に支配しているため子会社としております。
経営方針・対処すべき課題1,239字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものです。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、令和4年度から令和8年度までを実施期間とする『第5次中期経営計画』を策定いたしております。 本計画は、これまでの基本方針『「成長する産業分野での拡大」・「既存事業の維持・拡大」を軸に、付加価値・生産性の向上を図り、事業構造変革を強力に推進する』を継承しながら、新たに「一人ひとりが新しい仕事・やり方に挑戦し、レベルアップをすることで、現要員体制での生産・利益の拡大を目指す!」を付加いたしました。 実行策の指針は、次のとおりです。 Ⅰ.SDGs(持続可能な開発目標)への取組み Ⅱ.挑戦をリスペクトする組織への変革 Ⅲ.“設備技術産業の雄”への挑戦 Ⅳ.新しい事業領域への挑戦 なお、本計画の詳細につきましては、令和4年5月12日に開示しております『第5次中期経営計画策定に関す るお知らせ』をご参照ください。また、当該開示資料は、次のURLからご覧いただくことができます。 (当社ウェブサイト)https://www.takada.co.jp/ir/ (2)中長期的な会社の経営戦略 上記『第5次中期経営計画策定に関するお知らせ』及び令和6年11月6日に開示しております『「中長期の展望」策定に関するお知らせ』をご参照ください。 (3)経営環境、優先的に対処すべき事実上及び財務上の課題 当社グループの関連するプラント業界におきましては、引続き人手不足に加え、資材・労務費の高騰、米国の通商政策、地政学リスク等の懸念や課題を抱えておりますが、脱炭素関連設備等への環境対応投資や半導体関連プラントの建設工事の投資に加え、DX・AI活用による省人化及び効率化が期待されます。 このような状況下、『第5次中期経営計画』を確実に完遂することにより事業基盤の整備及び受注拡大に努めるとともに、次期「中期経営計画」へ着実に繋げてまいります。 また、『第5次中期経営計画』の基本方針として掲げている「付加価値・生産性の向上」の実現に向け、全社的な業務プロセス改革や経営システムを刷新するため、令和7年3月26日付で行った第三者割当増資により調達した資金を活用し、次期システムの中心となる全社基幹システム(ERP)の本格稼働に向け準備を進めております。本システムの導入により、調達・工程管理・要員管理・施工管理等の各管理システムを抜本的に見直し、更なる付加価値・生産性の向上を図ってまいります。加えて、EPCキャパシティー向上に向けた様々なツールの導入も順次進めており、これらを活用して中長期的な企業価値向上を目指してまいります。 今後も選ばれる企業として更に成長すると共に持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
事業等のリスク1,401字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1)受注価格下落のリスク 当社グループの関連するプラント業界におきましては、国内の経済変動や国際情勢に大きく影響を受けやすい傾向にあるため、景気が低迷した場合には、国や企業の設備投資の抑制や受注競争激化に伴う、受注価格の下落などにつながり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)特定業界・特定取引先への依存リスク 当社グループは、製鉄及び化学業界のお客様との関わりが大きく、当該お客様に対する受注高・完成工事高が大きなウエイトを占めております。そのため、お客様設備の合理化や事業再編等の当該業界の動向が当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)資材価格変動のリスク 資材価格等が著しく上昇し、それを工事金に反映することが困難な場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)製品欠陥のリスク 品質管理には万全を期しておりますが、契約不適合責任及び製造物責任による損害賠償が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)労働災害のリスク 安全対策には万全を期しておりますが、労働災害が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6)重大事故のリスク プラント設備の建設・保全及び各種装置の製造における作業遂行過程等において、事故又は災害等が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7)取引先の信用リスク 工事金を受領する前に取引先が信用不安に陥った場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8)災害のリスク 当社グループは、国内及び海外に拠点を複数構えておりますので、いずれかの地域において、地震や台風等の自然災害や予期せぬ事故等が発生し、正常な事業活動ができなかった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9)コンプライアンス・内部統制のリスク 当社グループは、コンプライアンス体制及び内部統制体制の継続的な強化に努めておりますが、当該体制が十分でなかった場合、当社グループが課徴金等の行政処分、刑事処分若しくは損害賠償請求の対象となり、その結果、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (10)情報セキュリティのリスク 当社グループは、事業活動においてお客様や取引先の機密情報等を入手するとともに、当社グループの経営上、営業上、技術上における機密事項等を保有しております。万一これらの情報等が、ネットワークにおける盗聴・侵入・破壊・改ざん等の不正アクセス、サイバー攻撃等により社外に漏洩した場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (11)感染症のリスク 当社グループの拠点周辺地域において、新型の感染症等が流行し、当社グループの事業活動が阻害された場合、また、人的被害が拡大した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)9,924字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりです。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当社グループの関連するプラント業界は、原材料価格の高騰や人件費の上昇、現場や管理部門等におけるAI導入等のデジタル化、並びに米国の通商政策や地政学リスクによる影響等の懸念や課題を引続き抱えております。一方で、脱炭素社会の実現に向けた環境対応設備への投資や半導体関連プラント建設工事への投資など、設備投資の動きは堅調に推移いたしました。 このような事業環境の下、令和12年(2030年)頃をマイルストーンとする「中長期の展望」の実現に向け、『第5次中期経営計画』で掲げた基本方針に基づき各施策を着実に実行し、TAKADAグループの持続的成長と中長期的な企業価値向上に向けた戦略を推進してまいりました。 当連結会計年度における主要施策の進捗状況は、次のとおりです。 <主要施策の内容> ○事業の重点施策 『第5次中期経営計画』の主要施策に基づき、変革するプラント業界においてリーディングカンパニーになるべく”設備技術産業の雄”を目指し、主力事業の強化及び事業基盤の整備を進めてまいりました。 ◇ プラント事業 ①プラント建設・保全 プラント建設・保全につきましては、建設工事の工事量を確保することで売上高の増加を図り、その中でも国内プラントの大型建設工事を中心に対応してまいりました。また、保全工事は、国内化学プラント及び石油・天然ガスプラントの定期修理工事が少なくなる閑散期でありましたが、顧客設備の稼働維持に伴う需要に支えられ、堅調に推移いたしました。 また、保全事業における競争力を強化すべく、設備診断ツールである「電流情報量診断システム」の新規分野への参入や認知度向上を図ってまいりました。当システムは国土交通省運用の「NETIS(新技術情報提供システム)」及び経済産業省が推進する「スマート保安技術カタログ」において新技術として高く評価されております。当連結会計年度においては当システムの適用範囲拡大を図るため、新製品(TMーEDGEWAREⓇ)を投入するとともに、製品サイトの開設及び販促部門の新設、アライアンス強化等を実施し、インフラ施設や半導体分野などの顧客へソリューションを提供してまいりました。 ②EPC(Engineering Procurement Construction:設計・調達・施工) EPC事業につきましては、資本業務提携先であります日揮株式会社との間でEPC運営体制の再構築と強化を進めてまいりました。同社との本業務提携は、人材交流や共同施工など様々な施策の推進による、更なるEPC事業の強化、両社の将来的なプラントエンジニアリング及び保全分野における施工対応力の維持・強化、更には両社の企業価値向上を目的としており、提携推進委員会による活動等を通して連携を図っております。 当連結会計年度においては、詳細な要件定義、概算費用の算出等、EPCを実施するために必要な基本設計を行うFEED(Front End Engineering Design)に取組み、上流工程から一貫した付加価値の高いサービスを顧客へ提供するための体制強化を図ってまいりました。 ◇ 装置事業 装置事業につきましては、主にエレクトロニクス関連設備分野における半導体製造向けの生産装置 メーカーとして「超音波カッティング装置」・「枚葉式ウエハ洗浄装置」の開発・製作を手掛け、性能・機能及び品質の向上に努めてまいりました。 「超音波カッティング装置」については、スマートフォン・ウェアラブル機器等のセンサー、車載・エネルギー等のパワーデバイス市場に販路を拡大するとともに、「枚葉式ウエハ洗浄装置」についても環境に配慮した装置を開発し、カーボンニュートラル及びSDGsへの貢献に取組みながら、顧客サービスの充実と収益の拡大に努めてまいりました。 当連結会計年度においては、光電融合及び車載センサー分野における需要拡大や顧客の多様なニーズに対応すべく、新規市場や顧客の声の獲得に向け取組んでまいりました。 さらに、海外での展示会出展やパートナー企業との連携強化を通じて、装置事業の認知度向上と新規顧客の獲得を図り、持続的な成長に向けた取組みも継続してまいりました。 ○財務・経営資源方針 ◇ 投資・財務方針 投資・財務方針につきましては、キャッシュ・フロー管理を徹底していく中で、事業継続のための維持・更新投資と成長戦略投資とのバランスを考慮しながら、財務体質の強化と安定的かつ機動的な資金調達の実行と運用を図ってまいりました。 ◇ 人材育成・確保の方針 人材育成につきましては、「一人ひとりが新しい仕事・やり方に挑戦し、レベルアップし続ける人材づくり」を方針に掲げ、あらゆる階層の社員に対し能力開発やキャリアアップの機会を提供するとともに、働きがいを生み出す人事制度を導入し、運用を進めております。 また、当社グループは繁忙期の時間外労働への対応として「TAKADAグループにおける『働き方改革』への取組み方針」を公表しております。当連結会計年度においては、本方針に基づく長時間労働対策のガイドラインを改訂するなど、諸施策を実施し、働きやすい職場環境の創出に努めてまいりました。 人材確保につきましては、国籍、性別、年齢等にかかわらない多様な人材を確保し、個々がいきいきと活躍できる組織の活性化を図ってまいりました。国内の労働人口減少に伴い採用環境は厳しさを増す中、積極的な採用活動を行い優秀な人材確保に努めてまいりました。その他、給与水準の改善、完全週休二日制及び半日有給休暇制度の導入など、福利厚生の更なる充実により「選ばれる企業」になるべく、取組んでまいりました。 ◇ ICTを活用したシステムの検討及び運用 ICTを活用したシステムの検討及び運用につきましては、外部専門家のアドバイスを受けながら、デジタル化とデジタル技術の活用を進め、ICTをイノベ ーションの手法の一つとし、現場管理及び業務の効率化に取組んでまいりました。 また、デジタル人材育成プロジェクト「TAKADA DX University」(以下、「DX Univ.」)の推進、AI ポータルの導入等により、ICT推進を通じた生産性向上及び競争力強化に努めてまいりました。また「DXUniv.」は、日本デジタルトランスフォーメーション推進協会が主催するPeople Innovation Awards 2026において、「チャレンジ賞」を受賞しました。本アワードは、「人の成長を企業・組織の成長へと結びつけ、変化し続ける組織文化を創造している取組み」を発掘・表彰されており、「DX Univ.」は、実践的なプログラムにより社員が”自ら変革を進める人材”へと成長する仕組みが評価され、今回の受賞に至りました。 ◇ その他 当社は、内閣府、中小企業庁等が推進する『パートナーシップ構築宣言』に賛同・宣言し、サプライ チェーン全体の共存共栄に向けた関係構築を推進してまいりました。 また、令和7年9月に迎えた創業85周年の記念事業として、西日本旅客鉄道株式会社と北九州市が連携して整備した「KOKURA DANCE STATION」(JR小倉駅 新幹線口1階)の開設に協賛し、若い世代の活動を応援するとともに、地域活性化に貢献いたしました。 更に、当社は若手社員を中心とした「2040みらいプロジェクト」や「組織活性化委員会」などの活動を通じて、令和22年(2040年)に迎える創業100周年に向けた取組みを積極的に進めております。 このように、当社は持続的な成長の実現と社会に貢献できる魅力ある組織づくりや、若手・中堅社員の自律性・主体性の育成を前提とした組織活力の向上を目指した活動を継続してまいりました。 これらの結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は、次のとおりとなりました。 a.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ25億6千万円増加し、477億1千6百万円となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ10億9千8百万円増加し、256億9千万円となりました。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ14億6千2百万円増加し、220億2千6百万円となりました。 b.経営成績 当連結会計年度の経営成績は、連結売上高536億9千3百万円(前連結会計年度比7.5%減)、連結営業利益17億7千8百万円(前連結会計年度比39.4%減)、連結経常利益16億9千2百万円(前連結会計年度比41.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益12億5千4百万円(前連結会計年度比45.7%減)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度に比べ4億2千4百万円減少し、45億2百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の営業活動による資金収支は11億4千6百万円の支出(前連結会計年度比77.7%増加)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益17億5千2百万円の収入と、売上債権の増減額12億円、仕入債務の増減額11億9千8百万円、法人税等の支払額10億7千1百万円の支出によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動による資金収支は18億4千4百万円の支出(前連結会計年度比25.0%減少)となりました。これは主に、有形及び無形固定資産の取得による支出14億7千2百万円によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動による資金収支は23億9百万円の収入(前連結会計年度比42.5%減少)となりました。これは主に、短期借入金の純増減額27億円の収入と、配当金の支払額5億1千1百万円の支出によるものです。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.受注実績 セグメントの名称   前連結会計年度 (自 令和6年4月1日 至 令和7年3月31日)   当連結会計年度 (自 令和7年4月1日 至 令和8年3月31日) プラント事業(千円)   53,594,199   65,759,329(22.7%増) b.売上実績 セグメントの名称   前連結会計年度 (自 令和6年4月1日 至 令和7年3月31日)   当連結会計年度 (自 令和7年4月1日 至 令和8年3月31日) プラント事業 (千円)   58,067,410   53,693,589( 7.5%減) (注)1 当連結企業集団では生産実績を定義することが困難であるため「生産状況」は記載しておりません。 2 売上高に対する割合が100分の10以上の相手先別の完成工事高及びその割合は、次のとおりです。 前連結会計年度   日本製鉄㈱   11,680,517千円   20.1% 当連結会計年度   日本製鉄㈱   16,290,625千円   30.3% なお、参考のため提出会社個別の事業の状況は次のとおりです。 プラント事業における受注工事高及び完成工事高の状況 a.受注工事高、完成工事高及び次期繰越工事高 期別   区分   前期繰越 工事高 (千円)   当期受注 工事高 (千円)   計   (千円)   当期完成 工事高 (千円)   次期繰越 工事高 (千円) 前事業年度 (自 令和6年4月1日 至 令和7年3月31日)   製鉄プラント   5,236,713   16,667,519   21,904,232   13,889,898   8,014,334 化学プラント   4,843,953   21,910,540   26,754,493   22,263,435   4,491,058 石油・天然ガスプラント   1,970,239   960,683   2,930,922   2,645,127   285,795 電力設備   453,474   1,281,493   1,734,967   1,378,036   356,931 エレクトロニクス関連設備・装置   4,500,155   3,681,474   8,181,629   5,955,834   2,225,795 社会インフラ設備   274,959   322,084   597,043   524,299   72,744 その他   920,220   2,507,994   3,428,214   1,977,865   1,450,349 計   18,199,713   47,331,787   65,531,500   48,634,494   16,897,006 当事業年度 (自 令和7年4月1日 至 令和8年3月31日)   製鉄プラント   8,014,334   23,857,632   31,871,966   19,013,102   12,858,864 化学プラント   4,491,058   24,073,331   28,564,389   17,589,084   10,975,305 石油・天然ガスプラント   285,795   2,155,632   2,441,427   2,096,879   344,548 電力設備   356,931   576,759   933,690   470,513   463,177 エレクトロニクス関連設備・装置   2,225,795   3,757,202   5,982,997   5,055,074   927,923 社会インフラ設備   72,744   949,036   1,021,780   358,977   662,803 その他   1,450,349   3,775,301   5,225,650   2,385,099   2,840,551 計   16,897,006   59,144,893   76,041,899   46,968,728   29,073,171 (注)1 前事業年度以前に受注した工事で、契約の変更により請負金額の増減がある場合は、当期受注工事高にその増減額を含みます。したがって、当期完成工事高にもかかる増減額が含まれております。 2 次期繰越工事高は(前期繰越工事高+当期受注工事高-当期完成工事高)です。 b.受注工事高の受注方法別比率 工事の受注方法は、特命と競争に大別されます。 期別   区分   特命(%)   競争(%)   計(%) 前事業年度 (自 令和6年4月1日 至 令和7年3月31日)   建設工事   65.9   34.1   100.0 保全工事   96.2   3.8   100.0 当事業年度 (自 令和7年4月1日 至 令和8年3月31日)   建設工事   52.0   48.0   100.0 保全工事   90.6   9.4   100.0 (注) 百分比は請負金額比です。 c.完成工事高 期別   区分   国内   海外   計 (B) (千円) 官公庁 (千円)   民間 (千円)   (A) (千円)   (A)/(B) (%) 前事業年度 (自 令和6年4月1日  至 令和7年3月31日)   製鉄プラント   -   13,889,898   -   -   13,889,898 化学プラント   -   22,247,494   15,941   0.0   22,263,435 石油・天然ガスプラント   -   2,645,127   -   -   2,645,127 電力設備   -   1,378,036   -   -   1,378,036 エレクトロニクス関連設備・装置   -   5,955,834   -   -   5,955,834 社会インフラ設備   -   524,299   -   -   524,299 その他   -   1,977,865   -   -   1,977,865 計   -   48,618,553   15,941   0.0   48,634,494 当事業年度 (自 令和7年4月1日  至 令和8年3月31日)   製鉄プラント   -   19,013,102   -   -   19,013,102 化学プラント   -   17,579,137   9,947   0.1   17,589,084 石油・天然ガスプラント   -   2,096,879   -   -   2,096,879 電力設備   -   470,513   -   -   470,513 エレクトロニクス関連設備・装置   -   5,055,074   -   -   5,055,074 社会インフラ設備   -   358,977   -   -   358,977 その他   -   2,384,065   1,034   0.0   2,385,099 計   -   46,957,747   10,981   0.0   46,968,728 (注)1 完成工事のうち主なものは、次のとおりです。 前事業年度 〇出光興産㈱   徳山事業所東地区2024年度エチレン課SDM工事 〇大成建設㈱   UBE㈱4BF建設工事 〇UBE㈱   宇部藤曲工場2024年度設備定検工事 〇九州電力㈱   玄海原子力発電所3/4号機緊急時対策棟設置に伴う配管工事 ○AGC㈱   鹿島工場2024年度有機課定修工事 当事業年度 〇旭化成㈱   水島製造所2025年度ANプラント定修工事 〇三菱ケミカル旭化成エチレン㈱   水島工場2025年度定修工事 〇AGC㈱   千葉工場2025年度ファイン課定修工事 〇AGC㈱   千葉工場2024年度FP課定修配管工事 ○日本製鉄㈱   九州製鉄所既設ホルダー本体撤去機械工事 2 完成工事高総額に対する割合が100分の10以上の相手先別の完成工事高及びその割合は、次のとおりです。 前事業年度 日本製鉄㈱   11,680,517千円   24.0% 当事業年度 日本製鉄㈱   16,290,625千円   34.7% d.次期繰越工事高(令和8年3月31日現在) 区分   国内   海外 (千円)   計 (千円) 官公庁 (千円)   民間 (千円) 製鉄プラント   -   12,858,864   -   12,858,864 化学プラント   -   10,974,405   900   10,975,305 石油・天然ガスプラント   -   344,548   -   344,548 電力設備   -   463,177   -   463,177 エレクトロニクス関連設備・装置   -   927,923   -   927,923 社会インフラ設備   -   662,803   -   662,803 その他   -   2,840,551   -   2,840,551 計   -   29,072,271   900   29,073,171 (注) 次期繰越工事のうち主なものは、次のとおりです。 〇日本製鉄㈱   瀬戸内製鉄所堺地区鋼板工場機械炉設備据付工事   (令和8年6月完成予定) ○日本製鉄㈱   九州製鉄所八幡地区エネルギー設備1・6工区配管移設工事   (令和10年3月完成予定) ○日本製鉄㈱   九州製鉄所八幡地区1RH機械工事   (令和11年5月完成予定) ○日本製鉄㈱   九州製鉄所八幡地区エネルギー設備1・2工区配管移設工事   (令和9年3月完成予定) ○三菱ケミカルエンジニアリング㈱   Rapidus㈱千歳機械工事   (令和8年4月完成予定) (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.財政状態 (資産合計) 当連結会計年度末の資産合計は、477億1千6百万円で前連結会計年度末より25億6千万円増加となりました。増加の主な要因は、完成工事未収入金及び契約資産が13億8千2百万円、未収消費税等が4億5千9百万円増加したこと等によるものです。 (負債合計) 当連結会計年度末の負債合計は256億9千万円で、前連結会計年度末より10億9千8百万円増加となりました。増加の主な要因は、支払手形・工事未払金等が11億3千万円、未払法人税等が5億8千4百万円減少したものの、短期借入金が27億円増加したこと等によるものです。 (純資産合計) 当連結会計年度末の純資産合計は220億2千6百万円で、前連結会計年度末より14億6千2百万円増加となりました。増加の主な要因は、利益剰余金が7億7千万円、為替換算調整勘定が3億8千万円増加したこと等によるものです。 b.経営成績 (売上面) 売上面につきましては、国内化学プラント及び石油・天然ガスプラントの定期修理工事の閑散期による工事量の減少、一部の建設工事における外部環境の変化等による予定工期の翌期以降への繰り延べ等により、連結売上高は43億7千3百万円減の536億9千3百万円(前連結会計年度比7.5%減)となりました。 (損益面) 損益面につきましては売上高の減少等に伴い、連結営業利益は11億5千4百万円減の17億7千8百万円(前連結会計年度比39.4%減)、連結経常利益は11億8千5百万円減の16億9千2百万円(前連結会計年度比41.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は10億5千4百万円減の12億5千4百万円(前連結会計年度比45.7%減)となりました。 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因は、「第2 事業の状況 3.事業等のリスク」に記載のとおりです。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローについては、「第2 事業の状況 4.経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。 運転資金需要の主なものは、工事施工に伴う材料費、労務費、外注費、諸経費や、販売費及び一般管理費等の営業費用です。投資を目的とした資金需要は、設備投資、子会社株式の取得等によるものです。 短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、自己資金及び金融機関からの長期借入を基本としております。 なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は128億4千9百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は45億2百万円となっております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりです。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

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