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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

江崎グリコ

EZAKI GLICO CO.,LTD.2206 · Prime · 食料品

菓子・食品の大手メーカー。グリコ・ポッキー等のブランドで知られ、健康食品・乳業・食品原料等多角化。

概要

江崎グリコは1922年に発売した栄養菓子「グリコ」を原点とする食料品メーカーである。菓子・乳製品・健康食品・食品原料の6セグメントで構成され、「ポッキー」「プリッツ」「プッチンプリン」「カレー職人」などの定番ブランドを保有する。2025年12月期の連結売上高は3614億円、従業員5588人。国内外に製造販売拠点を持ち、中国・東南アジア・北米へ事業を拡大している。

栄養菓子・乳業・食品原料の6セグメント体制

報告セグメントは健康・食品事業、乳業事業、栄養菓子事業、食品原料事業、海外事業、国内その他事業の6つに分かれる。健康・食品事業は「カレー職人」「アーモンド効果」などのレトルト食品・アイスクリームを扱い、乳業事業は「プッチンプリン」「カフェオーレ」の牛乳・乳飲料を主力とする。栄養菓子事業が「ポッキー」「プリッツ」「ビスコ」などグリコを代表する菓子を、食品原料事業が小麦たん白・加工デンプンなどの産業向け素材を供給する。海外事業は中国・韓国・東南アジア・北米で現地法人を通じて菓子やアイスクリームを製造販売し、国内その他事業は直営店舗やオフィスグリコの自販機サービスを担う。

売上高3614億円、海外比率25%の収益構造

2025年12月期の連結売上高は3614億円(前期比9.1%増)である。セグメント別では海外事業が907億円で全体の25.1%を占め、成長を牽引した。国内では乳業事業が665億円(前期比18.6%増)と大きく伸び、前年のチルド商品出荷停止の反動を取り戻した。一方、営業利益は87億円と前期の111億円から減少した。売上原価率の上昇や販売促進費・減価償却費の増加が主因であり、特に健康・食品事業と乳業事業が営業損失を計上した。食品原料事業は減収ながら利益を伸ばし、国内その他事業は子会社化効果で黒字転換した。

27の連結子会社と3の関連会社で構成されるグループ

当社グループは江崎グリコ本体のほか、27の連結子会社と3の持分法適用関連会社で成り立つ。製造機能は2020年に設立したグリコマニュファクチャリングジャパンが国内14社の製造子会社を吸収合併し、国内工場を統括する。海外では中国に上海江崎格力高食品など3社、東南アジアにThai GlicoやPT Glico Indonesia、欧州にGenerale Biscuit Glico France S.A.、北米にEzaki Glico USA CorporationやTCHO Venturesを配置。2025年4月には欧州統括会社Glico Europe B.V.を新設した。情報システムは江栄情報システム、販売チャネルはグリコチャネルクリエイトが担う。

長期経営構想の下で海外と健康事業を強化

2021年策定の長期経営構想では、存在意義を「すこやかな毎日、ゆたかな人生」と定め、健康価値の提供と海外成長を中核戦略に据える。中期経営計画では2026-2027年度を加速フェーズと位置づけ、売上高年率5~10%増、営業利益同10~15%増、ROE6~8%を目標とする。研究では重点5領域に投資を集中し、中国・東南アジアでの既存ブランド成長に加え、北米での事業基盤構築を次なる成長の柱とする。人的資本戦略では多様性の包摂と能力開発による組織力強化を掲げる。

業界の中での役割は菓子・食品メーカー(消費財および業務用原料)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
3,614億円
営業利益
87億円
営業利益率
2.4%
純利益
50億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/12
事業売上構成比利益利益率
海外 事業907億円25.1%82億円9.0%
国内 その他 事業772億円21.4%7億円0.9%
乳業 事業665億円18.4%-71億円-10.7%
栄養 菓子 事業660億円18.3%44億円6.7%
健康・食品 事業479億円13.3%-15億円-3.1%
食品 原料 事業132億円3.7%23億円17.4%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01健康・食品事業主力

健康志向の消費者向けに、機能性表示食品や栄養補助食品、レトルト食品、アイスクリーム等を製造販売。主力ブランドは「カレー職人」「クレアおばさんの」等。

主な製品・サービス3
レトルトカレー(カレー職人等)
手軽に本格的なカレーを楽しめるレトルト食品。数十種類のバリエーションがある。
健康食品(ビフィダス等)
乳酸菌やビタミンを配合した健康維持・増進を目的とする食品。
アイスクリーム(ジャイアントコーン等)
コーンタイプ等のアイスクリーム製品。

02栄養菓子事業主力

チョコレート菓子、ビスケット等を製造販売。主力ブランドは「ポッキー」「プリッツ」「アーモンドピーク」「カプリコ」等。国内外で販売。

主な製品・サービス4
ポッキー
棒状プレッツェルにチョコレートをコーティングしたスナック菓子。グリコを代表するグローバルブランド。
プリッツ
細長い塩味のプレッツェルスナック。
アーモンドピーク
アーモンドをキャラメルとチョコレートでコーティングした菓子。
カプリコ
アイスクリーム風のコーン型チョコレート菓子。

03乳業事業準主力

牛乳・乳飲料、ヨーグルト、洋生菓子(プリン・ゼリー等)を製造販売。主力は「グリコ乳業」ブランド。

主な製品・サービス3
ドロリッチ
とろりとした食感の飲むヨーグルト。
カフェオーレ
コーヒーとミルクをブレンドした乳飲料。
プッチンプリン
なめらかな食感が特徴のカップ入りプリン。

04海外事業準主力

中国、台湾、韓国、東南アジア、北米、欧州等でチョコレート菓子、ビスケット、アイスクリーム等を製造販売。現地法人を通じて海外市場に展開。

主な製品・サービス1
ポッキー(海外向け)
各国の嗜好に合わせたフレーバーやパッケージで販売されるグリコの代表菓子。

05食品原料事業副次

食品・医薬品メーカー向けに、小麦たん白、加工デンプン、着色料、ファインケミカル素材等を製造販売。加工食品の改良や機能性向上に寄与。

主な製品・サービス2
小麦たん白(グルテン等)
食品の弾力増強やたん白質強化に使用される植物性たん白素材。
加工デンプン
食品の食感や安定性を向上させるために化学処理されたデンプン。

06国内その他事業副次

直営店舗(グリコ直営店)、オフィスグリコ(オフィス向け菓子自動販売サービス)、卸売販売、情報システム開発等を行い、グループ全体を支援。

製品と技術

棒状プレッツェル菓子「ポッキー」と「プリッツ」

栄養菓子事業の柱であるポッキーは、棒状プレッツェルにチョコレートをコーティングしたスナックで、グリコを代表するグローバルブランドである。1966年発売のプリッツは細長い塩味のプレッツェルスナックで、こちらも国内外で広く販売される。これらの製品は海外向けに現地の嗜好に合わせたフレーバーやパッケージで展開され、中国市場では「百奇(ポッキー)」として知られる。ポッキー・プリッツの製造はグリコマニュファクチャリングジャパンや上海江崎格力高食品などが担当する。

乳酸菌入りビスケット「ビスコ」と健康食品群

1933年に創製されたビスコは、乳酸菌を配合したクリームサンドビスケットで、子供の栄養補給を目的とした歴史を持つ。健康・食品事業では、これに加えて「アーモンド効果」や「パピコ」「アイスの実」などのアイスクリーム・チルド商品を展開する。機能性表示食品の領域では「ビフィダス」シリーズなどの乳酸菌食品がある。2025年12月期の同事業売上高は479億円だが、原材料費上昇の影響で営業損失15億円を計上した。

「プッチンプリン」と「カフェオーレ」が牽引する乳業製品

乳業事業の主力は、なめらかな食感のカップ入りプリン「プッチンプリン」、コーヒーとミルクをブレンドした「カフェオーレ」、とろりとした飲むヨーグルト「ドロリッチ」である。牛乳・乳飲料も幅広く扱い、グリコ乳業ブランドで親しまれる。2024年にはチルド商品の出荷停止影響から回復し、同事業の売上高は前期比18.6%増の665億円となった。しかし、売上原価率の上昇により営業損失71億円と依然赤字が続いている。

小麦たん白や加工デンプンなど食品原料事業

食品原料事業は、グリコ栄養食品が主体となり、食品・医薬品メーカー向けに小麦たん白(グルテン等)、加工デンプン、着色料、ファインケミカル素材を製造販売する。小麦たん白は食品の弾力増強やたん白質強化に、加工デンプンは食感や安定性の向上に用いられる。同事業の売上高は2025年12月期に132億円(前期比5.5%減)と減少したが、原価率低下により営業利益は23億円と増益を達成した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

食料品のなかでの位置

菓子・食品で国内大手、海外比率低く内需依存

江崎グリコは菓子・食品事業を中心に展開し、国内市場で強いブランド力を有する。直近の売上高は3326億円から3614億円へと増加したが、営業利益率は3.35%から2.41%へと低下している。同業他社のニップンや日清製粉グループ本社と比較し、グリコは菓子分野で差別化されているが、全体の規模では中位に位置する。海外売上比率は低く、国内市場への依存度が高い。原材料価格上昇や消費者の節約志向が収益を圧迫しており、コスト管理と付加価値向上が課題である。

強み

  • 「ポッキー」「アイスの実」など知名度の高い商品ブランドを持ち、国内で強い。
  • 健康志向に対応した商品開発に強みを持ち、付加価値の高い製品を提供。
  • 菓子、食品、アイス、乳製品など多岐にわたり、安定した需要を取り込む。
  • 直近の売上高は増加基調にあり、新商品投入と販売網の強化が寄与。

課題

  • 営業利益率が低下しており、原材料高や販売費増加が収益を圧迫。
  • 海外売上比率が低く、国内人口減少や市場縮小の影響を受けやすい。
  • 食品業界の価格競争が激しく、値上げによる需要減やシェア低下リスク。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

食品・飲料の時価総額近傍。太字が江崎グリコ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
11332ニッスイ4,027億円14.3倍
22810ハウス食品グループ本社3,868億円49.3倍
33397トリドールホールディングス3,839億円199.4倍
48242エイチ・ツー・オー リテイリング3,667億円11.6倍
57581サイゼリヤ3,638億円28.3倍
62206江崎グリコ3,514億円51.4倍
73387クリエイト・レストランツ・ホールディングス3,282億円69.6倍
89616共立メンテナンス2,941億円15.7倍
92296伊藤ハム米久ホールディングス2,937億円14.3倍
102001ニップン2,530億円11.6倍
112811カゴメ2,511億円18.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(食品・飲料)に従っています。

会社の歴史

沿革 69件

グリコーゲン配合の栄養菓子から始まった1921年

創業者の江崎利一は、1921年4月に合名会社江崎商店を大阪で設立した。翌1922年2月、大阪三越でグリコーゲンを成分とする栄養菓子「グリコ」を発売。この日が後に創立記念日となる。1929年2月には株式会社江崎に組織変更し、1933年2月には乳酸菌入りビスケット「ビスコ」を創製した。社名はグリコ株式会社(1934年)、江崎グリコ株式会社(1943年)と変遷し、1949年12月に再びグリコ株式会社、1958年1月に江崎グリコ株式会社で定着した。

アイスクリーム・チョコレート・カレーへ事業拡大した1950〜60年代

1953年2月に株式を大阪店頭公開し、翌1954年3月に大阪証券取引所へ上場した。1957年3月にアイスクリームの製造販売を開始、1958年2月にチョコレート、1960年4月にチューインガム、同年9月にカレーの製造販売へと相次いで参入した。1961年5月には東京証券取引所に上場。1966年10月に乳業子会社7社を合併してグリコ協同乳業を設立し、乳業事業の基盤を固めた。1967〜1970年には千葉・兵庫・仙台にアイスクリーム工場を設立した。

タイ・フランスへの海外進出と菓子のグローバル化(1970〜90年代)

1970年4月、タイに合弁会社Thai Glicoを設立し、初の海外生産拠点を得た。1982年3月にはフランスのジェネラルビスケット社と合弁でGenerale Biscuit Glico France S.A.を設立し、ポッキーを「ミカド」の現地名で販売した。1995年9月には中国の上海格力高日清食品有限公司に経営参加し、1998年5月に子会社化して上海格力高食品有限公司に改称。以後、中国事業を拡大し、1999年8月に江崎格力高食品(上海)有限公司を設立した。

乳業統合と決算期変更を経た2010年代

2011年1月に関東グリコを設立、同年9月には韓国のHaitai社と合弁でGlico-Haitaiを設立した。2013年4月、グリコ乳業の工場を東京・那須・岐阜・広島・佐賀の5社に分割。2015年10月にグリコ乳業を吸収合併し、乳業事業を本体に統合した。2016年4月にアイスクリーム販売の正直屋乳販を子会社化。2019年6月には決算期を3月31日から12月31日に変更し、2020年2月に台湾に格力高台湾股份有限公司を設立した。

製造子会社統合と100周年を迎えた2020年代

2020年4月にグリコマニュファクチャリングジャパンを設立し、同年7月に国内製造子会社14社の事業を同社に吸収合併させた。2022年2月に創立100周年を迎え、同年4月の東京証券取引所市場区分見直しでプライム市場へ移行した。2024年4月には食品製造のGreenspoonを子会社化し、2025年4月には欧州統括会社Glico Europe B.V.を設立した。2025年12月期の売上高は3614億円に達し、海外事業が全体の25%を占めるまでに成長した。

年表69件を開く

1920年代

  • 1921年4月創業創業者江崎利一がグリコーゲンを成分とする栄養菓子グリコの製造販売を目的として合名会社江崎商店を創立。
  • 1922年2月創業大阪三越でグリコを発売。(のちに創立記念日と定める。)
  • 1929年2月資本金100万円の株式会社江崎に組織変更。

1930年代

  • 1933年2月ビスコを創製し製造販売を開始。
  • 1934年1月商号変更グリコ株式会社に商号変更。

1940年代

  • 1943年2月商号変更江崎グリコ株式会社に商号変更。
  • 1949年12月商号変更グリコ株式会社に商号変更。

1950年代

  • 1953年2月上場株式公開。(大阪店頭で売買)
  • 1953年3月九州工場を新設。
  • 1954年3月上場大阪証券取引所に株式上場。
  • 1957年3月アイスクリームの製造販売を開始。
  • 1958年1月商号変更江崎グリコ株式会社に商号変更。
  • 1958年2月チョコレートの製造販売を開始。

1960年代

  • 1960年4月チューインガムの製造販売を開始。
  • 1960年9月カレーの製造販売を開始。
  • 1961年5月上場東京証券取引所に株式上場。
  • 1966年10月M&A乳業子会社7社を合併、グリコ協同乳業㈱とする。
  • 1967年10月グリコ千葉アイスクリーム㈱設立。(アイスクリームの製造)
  • 1968年10月グリコ兵庫アイスクリーム㈱設立。(アイスクリームの製造)

1970年代

  • 1970年4月合弁会社Thai Glico Co.,Ltd.(タイ)設立。(菓子・食料品の製造販売)
  • 1970年8月グリコ仙台アイスクリーム㈱設立。(アイスクリームの製造)
  • 1975年6月鳥取グリコ㈱設立。(菓子の製造)
  • 1979年9月三重グリコ㈱設立。(アイスクリームの製造)

1980年代

  • 1980年2月創業当社創業者取締役会長江崎利一逝去。
  • 1982年3月ジェネラルビスケット社(フランス)と合弁会社Generale Biscuit Glico France S.A.(フランス)設立。(ポッキーチョコレート『現地名“ミカド”』の製造販売を開始)
  • 1982年4月M&Aグリコ栄養食品㈱の株式取得、子会社とする。(食料品・食肉製品の製造販売)
  • 1984年11月商号変更神戸グリコ㈱設立。(2013年4月関西グリコ㈱に社名変更、菓子の製造)
  • 1986年7月商号変更グリコ商事㈱設立。(1996年11月江栄商事㈱に社名変更、不動産の管理他)
  • 1988年6月商号変更㈱京冷設立。(1996年10月関西フローズン㈱に社名変更、アイスクリームの販売)

1990年代

  • 1991年8月茨城グリコ㈱設立。(アイスクリームの製造)
  • 1995年9月日中合資会社 上海格力高日清食品有限公司に経営参加。(菓子・食料品の製造販売)
  • 1998年5月商号変更上海格力高日清食品有限公司の持分追加取得により子会社にするとともに上海格力高食品有限公司に社名変更。
  • 1999年8月創業江崎格力高食品(上海)有限公司設立。(2001年、上海格力高食品有限公司と合併し、上海江崎格力高食品有限公司に社名変更)
  • 1999年10月江栄情報システム㈱設立。(情報システムの保守・開発)

2000年代

  • 2001年1月商号変更グリコ仙台アイスクリーム㈱を仙台グリコ㈱に社名変更。(レトルト食品の製造)
  • 2001年10月M&Aアイクレオ㈱の株式取得、子会社とする。(乳幼児用粉ミルクの製造販売)
  • 2003年2月創業Ezaki Glico USA Corporation設立。(菓子・食品等の販売)
  • 2006年11月創業上海江崎格力高南奉食品有限公司設立。(2024年7月江崎格力高南奉食品(上海)有限公司に社名変更、菓子の製造)

2010年代

  • 2011年1月関東グリコ㈱設立。(菓子の製造)
  • 2011年9月Haitai Confectionery & Foods Co.,Ltd.(韓国)と合弁会社Glico - Haitai Co.,Ltd.(韓国)設立。(菓子の製造販売)
  • 2012年4月グリコ栄養食品㈱の食品原料事業部を会社分割して、同社名の新会社を設立。(食品原料の製造販売)
  • 2013年4月グリコ乳業㈱の自社5工場所在地に、東京グリコ乳業㈱、那須グリコ乳業㈱、岐阜グリコ乳業㈱、広島グリコ乳業㈱、佐賀グリコ乳業㈱を設立。(牛乳・乳製品の製造)
  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場の統合により、東京証券取引所市場第一部への単独上場となる。
  • 2013年9月WINGSグループ(インドネシア)と合弁会社PT.Glico-Wings(インドネシア)を設立。(アイスクリームの製造販売)
  • 2014年2月創業PT Glico Indonesiaを設立。(菓子の販売)
  • 2015年6月創業Glico Frozen(Thailand)Co.,Ltd.を設立。(アイスクリームの販売)
  • 2015年10月M&Aグリコ乳業㈱を吸収合併。
  • 2016年4月M&A正直屋乳販㈱の株式取得、子会社とする。(アイスクリームの販売)
  • 2016年6月新設分割により、グリコチャネルクリエイト㈱を設立。
  • 2017年3月創業Glico Malaysia Sdn.Bhd.を設立。(菓子の販売)
  • 2017年6月創業Glico Asia Pacific Pte. Ltd.を設立。(ASEAN各拠点の事業統括等)
  • 2017年11月M&AGlico Canada Corporationの株式取得、子会社とする。(菓子の販売)
  • 2018年2月M&ATCHO Ventures,Inc.の株式取得、子会社とする。(菓子の製造販売)
  • 2018年12月創業Glico North America Holdings,Inc.を設立。(米国2社の持株会社)
  • 2019年1月商号変更アイクレオ㈱の製造部門を除く部門の事業に関する権利義務を会社分割により当社が承継。アイクレオ㈱はグリコアイクレオ㈱に社名変更。
  • 2019年1月創業Glico Philippines,Inc.を設立。(菓子の販売)
  • 2019年3月創業Ezaki Glico Vietnam Co.,Ltd.を設立。(菓子の販売)
  • 2019年6月商号変更決算期を3月31日から12月31日に変更。

2020年代

  • 2020年2月創業格力高台湾股份有限公司を設立。(菓子等の販売)
  • 2020年2月グリコ栄養食品㈱の基礎研究事業に関する権利義務を会社分割により当社が承継。
  • 2020年3月創業PT Glico Manufacturing Indonesiaを設立。(菓子等の製造、自社生産品の販売)
  • 2020年4月グリコマニュファクチャリングジャパン㈱を設立。(菓子、食料品、乳製品等の製造販売)
  • 2020年7月M&A連結製造子会社14社の事業をグリコマニュファクチャリングジャパン㈱が吸収合併により承継。
  • 2021年10月創業上海江崎格力高閔発食品有限公司を設立。(2024年7月江崎格力高閔発食品(上海)有限公司に社名変更、菓子等の製造)
  • 2021年12月Glico Frozen(Thailand)Co.,Ltd.の全事業をThai Glico Co.,Ltd.が事業譲渡により承継。
  • 2022年2月創業創立100周年を迎える。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。
  • 2024年4月M&A㈱Greenspoonを子会社とする。(食料品等の製造販売)(2024年6月完全子会社とする)
  • 2025年4月創業Glico Europe B.V.を設立。(欧州の持株会社)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で5,588人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は860万円で、9期前と比べて+7.8%平均年齢は43.7歳、平均勤続年数は13.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月5,210
2018年3月5,488
2019年12月79843.413.35,364
2019年3月82843.613.75,381
2020年12月81243.613.55,360
2021年12月81843.813.75,321
2022年12月81244.013.85,359
2023年12月82344.113.95,439
2024年12月84543.913.55,563200
2025年12月86043.713.45,588156

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率7.9%
縦線は目安の30%
男性育休取得率105.1%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)55.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社27(国内 8 / 海外 19) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
カラワン工場 — インドネシア162億円
海外
本社、研究所他 — 大阪市西淀川区122億円
全社(共通)
上海工場 — 中国上海市103億円
海外
神戸工場 — 神戸市西区9,523百万円
健康・食品 乳業 栄養菓子
千葉工場 — 千葉県野田市7,966百万円
健康・食品 乳業 栄養菓子
北本工場 — 埼玉県北本市7,432百万円
健康・食品 乳業 栄養菓子
岐阜工場 — 岐阜県安八郡安八町7,196百万円
健康・食品 乳業 栄養菓子
東京工場 — 東京都昭島市4,033百万円
健康・食品 乳業 栄養菓子
茨城工場 — 茨城県常陸大宮市2,776百万円
健康・食品 乳業 栄養菓子
佐賀工場 — 佐賀県佐賀市2,601百万円
健康・食品 乳業 栄養菓子
ほか11件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    グリコマニュファクチャリングジャパン㈱
    大阪市 西淀川区
    議決権100.0%
  • 国内
    グリコチャネルクリエイト㈱
    大阪市 西淀川区
    議決権100.0%
  • 国内
    グリコ栄養食品㈱
    大阪市 西淀川区
    議決権100.0%
  • 国内
    中部グリコ栄食㈱
    名古屋市 港区
    議決権100.0%
  • 国内
    関西フローズン㈱(注)4
    京都府 八幡市
    議決権100.0%
  • 国内
    東北フローズン㈱
    岩手県 一関市
    議決権100.0%
  • 国内
    江栄情報システム㈱
    大阪市 西淀川区
    議決権53.3%
  • 国内
    ㈱Greenspoon
    東京都 渋谷区
    議決権100.0%
  • 海外
    上海江崎格力高食品有限公司(注)5
    中国 上海市
    議決権100.0%
  • 海外
    江崎格力高閔発食品(上海)有限公司
    中国 上海市
    議決権100.0%
  • 海外
    江崎格力高南奉食品(上海)有限公司
    中国 上海市
    議決権100.0%
  • 海外
    格力高台湾股份有限公司
    台湾 台北市
    議決権100.0%
残りのグループ会社15社を開く
  • Glico - Haitai Co., Ltd.韓国 ソウル市60%
  • Glico Asia Pacific Pte. Ltd.シンガポール100%
  • Thai Glico Co., Ltd.タイ バンコク市100%
  • PT Glico Indonesiaインドネシア 南ジャカルタ市100%
  • PT Glico Manufacturing Indonesiaインドネシア 南ジャカルタ市100%
  • Glico Malaysia Sdn.Bhd.マレーシア クアラルンプール市100%
  • Ezaki Glico Vietnam Co.,Ltd.ベトナム ホーチミン市100%
  • Glico Philippines, Inc.フィリピン マカティ市100%
  • Glico North America Holdings, Inc.米国 カリフォルニア州100%
  • Ezaki Glico USA Corporation米国 カリフォルニア州100%
  • TCHO Ventures, Inc.米国 カリフォルニア州100%
  • Glico Canada Corporationカナダ バンクーバー市100%
  • Glico Europe B.V.オランダ アムステルダム市100%
  • PT. Glico - Wingsインドネシア ジャカルタ市36%
  • Generale Biscuit Glico France S.A.フランス クラマール市50%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は3,614億円営業利益87億円前期と比べると増収減益で、売上が+9.2%、利益が-21.6%。

売上高
+9.2%
3,614億円
営業利益
-21.6%
87億円
純利益
-38.3%
50億円
営業利益率
2.4%
前期比 -0.9%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高3,900億円3,614億円
営業利益120億円87億円
純利益90億円50億円
1株あたり配当¥95¥95

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は1,804億円、営業利益は47億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+9.7%、営業利益は+42.4%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q711395.542
2023年2Q820425.136
2023年3Q934788.452
2023年4Q86111
2024年1Q790739.251
2024年2Q750162.1−14
2024年4Q1,771221.244
2025年2Q1,645332.037
2025年4Q1,969542.713
2026年2Q1,804472.650

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は2,930億円から3,614億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は2.4%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場の統合により、東京証券取引所市場第一部への単独上場となる。
2013年3月2,9306533
PT Glico Indonesiaを設立。(菓子の販売)
2014年3月3,154135110
Glico Frozen(Thailand)Co.,Ltd.を設立。(アイスクリームの販売)
2015年3月3,194176211
正直屋乳販㈱の株式取得、子会社とする。(アイスクリームの販売)
2016年3月3,384192139
Glico Malaysia Sdn.Bhd.を設立。(菓子の販売)
2017年3月3,532264181
Glico North America Holdings,Inc.を設立。(米国2社の持株会社)
2018年3月3,534220152
Glico Philippines,Inc.を設立。(菓子の販売)
2019年3月3,503192118
2019年12月2,882170120
格力高台湾股份有限公司を設立。(菓子等の販売)
2020年12月3,440196118
上海江崎格力高閔発食品有限公司を設立。(2024年7月江崎格力高閔発食品(上海)有限公司に社名変更、菓子等の製造)
2021年12月3,386217135
創立100周年を迎える。
2022年12月3,03913681
2023年12月3,326213141
㈱Greenspoonを子会社とする。(食料品等の製造販売)(2024年6月完全子会社とする)
2024年12月3,3111111333.481
Glico Europe B.V.を設立。(欧州の持株会社)
2025年12月3,614871162.450

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高3,614億円のうち、営業利益として残るのは87億円2.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は50億円、売上の1.4%にあたる。営業利益率は業種中央値4.1%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金62.6%2,263億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金35.0%1,264億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.4%87億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
37.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.7pt
2.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.8pt
1.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比5.5pt
1.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
1.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが273億円、投資CFが−139億円で、差し引きのフリーCFは134億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は647億円で、売上の2.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月146−114−1132354
2014年3月225−1498976542
2015年3月245−79−132166594
2016年3月177−138−10139520
2017年3月296−141242155902
2018年3月315−250−4565930
2019年3月203−87−46116992
2019年12月173−90−9683980
2020年12月172−124−9748924
2021年12月287−292−49−5895
2022年12月168−201−103−33799
2023年12月281−86−62195947
2024年12月18−103−392−85566
2025年12月273−139−70134647

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は3,941億円。このうち返さなくてよい自己資本が2,785億円で、自己資本比率は70.5%(業種中央値56.8%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月2,1941,1631,03152.1
2014年3月2,4321,45597758.1
2015年3月2,7531,7481,00561.5
2016年3月2,7501,79295863.1
2017年3月3,2411,9841,25759.4
2018年3月3,4102,1481,26261.1
2019年3月3,4852,2091,27661.4
2019年12月3,4382,2091,22962.0
2020年12月3,4012,2261,17565.2
2021年12月3,5672,4121,15567.5
2022年12月3,6912,4481,24366.2
2023年12月3,9572,6311,32666.3
2024年12月3,7782,7261,05272.0
2025年12月3,9412,7851,15670.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
686億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
2,282億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
212億円
在庫として抱えている分
負債合計
1,156億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
75
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率5 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

食料品 123社との比較

同じ食料品の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率123社中16位あたり、逆に低いのはROE123社中113位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
1.8%/中央値 7.3%
P25 3.7%P75 11.4%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
2.4%/中央値 4.1%
P25 2.7%P75 7.7%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
70.5%/中央値 56.8%
P25 46.5%P75 67.3%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
9.2%/中央値 3.4%
P25 0.7%P75 6.3%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.9%/中央値 2.3%
P25 1.5%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥5,132で、1年前と比べて+4.3%過去52週の値幅のなかでは28%の位置にある。

¥5,132-1.3%1ヶ月+4.4%1年+4.3%時価総額3,514億円
過去52週の値幅
安値¥4,685高値¥6,290

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)51.4倍
PER (会社予想)35.8倍
PBR1.56倍
配当利回り1.85%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月21日に5185円と、25日移動平均線を1.6%上回る水準です。7月中旬に5050円まで下落しましたが、8月6日に4889円を底に反発し、現在は5週連続の上昇局面にあります。52週高値6290円に対して約17%下の水準で、週足では25日線を回復し、75日線にはまだ届かない状態です。出来高は直近20万株前後と低調で、上値は重いものの、下値は堅い展開です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)

PERは52.07倍と、業界平均の28.53倍を大きく上回っており、収益力に対して株価が割高感。PBRは1.58倍と平均の1.63倍とほぼ同水準だが、ROEは1.8%と低く、資本効率が悪い。配当利回りは1.83%と平均の2.23%を下回り、配当水準も魅力に欠ける。さらに配当性向は321.9%と異常に高く、無理のある配当が続いている。業績は減益傾向で、将来の成長も見込みにくく、バリュエーションは割高と判断。ただしPBRは平均並みで、資産面での下支えはある。

指標この会社業種平均
PER (実績)51.4倍28.6倍
PER (予想)35.8倍
PBR1.56倍1.63倍
ROE1.8%7.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、国内菓子市場の成熟化と競争激化の中で、既存ブランドの収益力が維持できるかである。強気派は、ブランド力と新製品開発力を背景に、価格改定や海外展開で増収増益を達成できるとみる。一方弱気派は、原材料高と競争激化で利益率が低下しており、減益傾向が続くと懸念する。2024年12月期の営業利益率は3.35%と低水準で、2025年12月期も増収見込みだが利益率は2.41%に低下予想。収益性の改善が焦点。

プラスに働く材料7
  • ブランド力による価格転嫁

    定番商品のブランド力で値上げが可能。2024年も値上げを実施。

  • 海外展開の成長

    アジアを中心に海外売上拡大。現地生産でコスト削減。

  • 新製品・健康食品の寄与

    ビスコなどの健康訴求で新需要開拓。栄養食品の強化。

  • 売上高3614億円と前期比9.2%増収通年影響

    売上高3311億円→3614億円、+303億円、増収基調が利益回復の起点

  • フォワードPER35.4倍と収益回復期待決算発表後影響

    現行PER51.02倍→予想35.4倍へ、市場は来期の純利益回復を織り込む

  • 営業利益率2.41%は改善余地大きい2026年下期影響

    営業利益率2.41%と低水準、増収効果で反転余地

  • 株価は1年で6.14%上昇と底堅い通年影響

    1年で株価6.14%上昇、減益下でも買い意欲は根強い

マイナスに働く材料7
  • 原材料費と物流費の高騰

    原料高が利益を圧迫。2024年営業利益率は3.35%に低下。

  • 国内市場の縮小

    人口減少で菓子市場は縮小傾向。競争も激化。

  • 減益トレンド

    2025年12月期も純利益50億円と前期比減益予想。

  • 営業利益87億円と前期比24億円減益通年影響

    営業利益111億円→87億円、△21.6%、増収が収益悪化を補えない

  • 純利益50億円と38%減通年影響

    純利益81億円→50億円、△38.3%、EPS大幅減少で業績失望リスク

  • ROE1.8%は極めて低い継続影響

    ROE1.8%、PBR1.55倍は資本効率に見合わず、株価調整要因

  • 外国人保有29.9%と売りリスク不定影響

    外国人保有比率29.9%、業績下振れ時に売りが加速しやすい

次の決算で確かめる点
海外売上比率
成長戦略の進捗度合いを示し、国内市場縮小への対応を測るため。
営業利益率
原材料高に対し価格転嫁やコスト削減が奏功しているか。
定番商品の売上動向
ポッキーなど基幹ブランドのシェア維持が利益の要。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり95で、前期から+5.6%いまの株価に対する利回りは1.85%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥95
1株あたり
配当利回り
1.85%
いまの株価に対して
配当性向
321.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月5020.5
2018年3月500.024.6
2019年12月6020.041.0
2019年3月600.030.3
2020年12月658.339.9
2021年12月707.744.0
2022年12月8014.340.8
2023年12月800.051.6
2024年12月9012.5321.9
2025年12月955.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥95

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ27,586人。区分でいちばん多いのは外国法人29.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が43.6%を占め、残る56.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
外国法人21.720.922.322.126.129.9
金融機関32.030.731.331.528.827.7
個人・その他22.825.227.627.226.725.9
事業法人22.019.918.117.717.615.9
自己株式5.35.27.17.17.07.0
証券会社1.53.20.71.40.80.7
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)10.31
02掬泉商事株式会社6.03
03大同生命保険株式会社5.11
04STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 5052233.62
05佐賀県農業協同組合2.84
06江崎グリコ共栄会2.61
07株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.40
08大日本印刷株式会社2.37
09STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 5051032.25
10THE CHASE MANHATTAN BANK, N.A. LONDON SPECIAL ACCOUNT NO.12.09

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-07-22
    マサチューセッツ・ファイナンシャル・サービセズ・カンパニー(Massachusetts Financial Services Company)
    新規の大量保有報告
    4.14%
    -1.30pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+174%、1株純資産は14期で+335%。直近期のROEは1.8%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月291,0053.033.753.7
2014年3月1782,1588.615.325.9
2015年3月3212,58213.615.114.8
2016年3月2122,6468.127.26.8
2017年3月2762,9279.919.620.5
2018年3月2313,1667.624.124.6
2019年3月1803,2505.632.330.3
2019年12月1853,2845.626.341.0
2020年12月1823,4215.424.939.9
2021年12月2083,7115.817.644.0
2022年12月1273,8423.328.640.8
2023年12月2224,1295.618.851.6
2024年12月1284,2723.036.8321.9
2025年12月794,3651.868.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

27名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は27名。2025/12期の役員報酬は総額375百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約8倍にあたる。

氏名役職年齢
江崎勝久取締役会長(代表取締役)85
江崎悦朗取締役社長(代表取締役)53
栗木隆取締役68
本澤豊取締役66
大石佳能子取締役65
原丈人取締役73
滝口広子取締役62
武藤華子取締役61
吉田敏明監査役(常勤)77
大貫明監査役(常勤)72
工藤稔監査役71
寺本悟監査役66
残りの役員15名を開く
氏名役職年齢
内藤文雄監査役69
高橋真一常務執行役員
長谷川順一常務執行役員
永久秀明常務執行役員
髙橋康巳常務執行役員
若椙修吾執行役員
白石浩荘執行役員
木村幸生執行役員
上野理恵執行役員
渡邉悦子執行役員
髙橋潤執行役員
渡邊武執行役員
桑山哲也執行役員
赤尾一成執行役員
井岡俊之執行役員

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)42096127168
社外取締役9555607
監査役24044422

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,235字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社並びに子会社27社及び関連会社3社により構成されており、主として食料品製造業を営んでおります。また、報告セグメントは、注力領域・事業を基礎とした製品・サービス並びに地域別のセグメントから構成されており、各セグメントの主な事業内容並びに連結子会社及び持分法適用関連会社は、次のとおりであります。なお、事業の種類別セグメントと「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分は同一であります。 2025年12月31日現在 セグメント区分   主な事業内容   連結子会社及び持分法適用関連会社 健康・食品事業   健康関連商品、レトルト食品、アイスクリーム等の製造販売   グリコマニュファクチャリングジャパン㈱ 乳業事業   乳製品、洋生菓子、アイスクリーム等の製造販売   グリコマニュファクチャリングジャパン㈱ 栄養菓子事業   チョコレート、ビスケット等の製造販売   グリコマニュファクチャリングジャパン㈱ 食品原料事業   小麦たん白、加工デンプン、着色料やファインケミカル素材等の製造販売   グリコ栄養食品㈱ 中部グリコ栄食㈱ 国内その他事業   直営店舗事業、オフィスグリコ事業、卸売販売事業、食料品等の製造・販売、情報システムの保守・開発   グリコチャネルクリエイト㈱ 関西フローズン㈱ 東北フローズン㈱ 江栄情報システム㈱ ㈱Greenspoon 海外事業   海外でのチョコレート、ビスケット、アイスクリーム等の製造販売   上海江崎格力高食品有限公司 江崎格力高閔発食品(上海)有限公司 江崎格力高南奉食品(上海)有限公司 格力高台湾股份有限公司 Glico - Haitai Co., Ltd. Glico Asia Pacific Pte. Ltd. Thai Glico Co.,Ltd. PT Glico Indonesia PT Glico Manufacturing Indonesia PT.Glico - Wings Glico Malaysia Sdn.Bhd. Ezaki Glico Vietnam Co., Ltd. Glico Philippines, Inc. Glico North America Holdings, Inc. Ezaki Glico USA Corporation TCHO Ventures,Inc. Glico Canada Corporation Generale Biscuit Glico France S.A. Glico Europe B.V. (注)非連結子会社2社、持分法非適用関連会社1社につきましては、事業の関連性や連結業績に与える影響が軽微であることから記載を省略しております。 事業の系統図(当社及び連結子会社、持分法適用関連会社)は次のとおりであります。 2025年12月31日現在
経営方針・対処すべき課題1,772字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、「事業を通じて社会に貢献し、より多くの人々の健康な毎日を実現することを追求し続ける」ことを「創業の精神」に掲げ、未病・予防の領域に着目し、科学的根拠に基づいて子供から大人まで、誰もが栄養を摂取しやすい食品を開発してまいりました。2021年策定の長期経営構想において、企業の存在意義(パーパス)を「すこやかな毎日、ゆたかな人生」、ありたい会社の姿(ビジョン)を「Glicoグループは人々の良質なくらしのため、高品質な素材を創意工夫することにより、『おいしさと健康』を価値として提供し続けます」と定めました。子供から大人までを対象に「習慣的に喫食いただけるような日常必需品」を開発することでお客様にとっての新しい価値を創出し、売上・利益の継続的な向上に取り組んでおります。 当社グループは、創業時から変わることのない健康への想いを更に進化させ、お客様、取引先、従業員、株主、地域社会、将来世代等の多様なステークホルダーとともに持続的な成長発展を期し、皆様のご期待に応える経営成績形成に努めております。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、利益と資金を継続的に増加させながら成長加速に向けた投資を実行し、国内外における売上高及び営業利益の向上を継続的に目指すことを目標としております。具体的な数値目標は以下のとおりであります。 <2026‐2027年度> 位置付け   加速フェーズ 売上高   +5~10%(年率) 営業利益   +10~15%(年率) ROE(自己資本利益率)   6~8% (3)経営環境 企業を取り巻く経営環境は、不安定な国際情勢、エネルギー・原材料価格の高騰、急激な為替変動、デジタル・AI活用の加速度的拡大、気候変動など不確実性が増しております。その他にも、世界的な社会的要請への対応、脱炭素・脱プラスチックなど地球環境・将来世代に負の財産を残さない企業活動など、企業が取り組むべき課題も多様化しております。 このような経営環境の中で、お客様や生活者との接点強化による「おいしさと健康」の価値提供、並びに中国・東南アジア・北米における事業成長は、当社グループにとっての事業拡大・強化の機会と捉えております。今後も国内外における経済状況や業界・市場動向などの変化、持続可能な企業活動の要請に柔軟に対応しながら、企業価値の向上に努めてまいります。 (4)中長期的な経営戦略及び優先的に対処すべき課題 当社グループは、存在意義(パーパス)・ありたい会社の姿(ビジョン)を実現するために、中期経営計画として、①事業戦略、②研究戦略、③人的資本戦略を定めるとともに、これらの戦略を実現するための基盤である、組織・人財の実行力の向上、デジタル・AI技術の事業変革への活用、持続可能な企業活動の推進により、対処すべき課題に対する具体的な事業活動を行ってまいります。 ①事業戦略 お客様起点での価値創造を加速させるとともに、デジタル・AIを有効活用したビジネスモデルの進化に取り組みます。また、中国・東南アジアを中心とした既存進出国でのブランド成長、次なる成長基盤として北米での事業基盤構築強化、さらに新規成長国への進出機会を探索し、参入に取り組みます。 ②研究戦略 重点5領域における研究を起点とする価値創造を加速させ、パーパスの実現を通した社会への貢献、事業活動の成長を牽引します。その実現に向けて、研究ポートフォリオの再構築、オープンイノベーションを通じた技術力の強化、AI・デジタル技術を活用した開発効率の向上により、研究部門全体での推進力強化に取り組みます。 ③人的資本戦略 様々な個性を持つ人財が、多様性を認識して包摂しながら適材適所で活躍し、内発的動機を成果につなげることで、当社グループの持続的成長を支える組織文化の形成に取り組みます。また、戦略の実行に必要な人財を、能力開発および外部採用により獲得することで、価値創造を加速させます。
事業等のリスク3,111字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループは、存在意義(パーパス)・ありたい会社の姿(ビジョン)を実現し、多様なステークホルダーとともに持続的な成長・発展を図るため、戦略的かつ全社的なリスクマネジメント体制を整備・運用しております。 同体制のもと、当社グループの業務リスク及び戦略リスクを把握し、リスクの顕在化によるクライシスの発生をできる限り未然に防ぐとともに、クライシスが発生した場合に生じる負の影響を最小限に抑えるための対応策を予め講じるよう努めております。 経営環境、経営成績、財務状況等(株価含む)に重大な影響を及ぼす可能性のある重要リスクには以下のようなものがあります。当社グループはこれらのリスクを脅威とみなすだけでなく、創意工夫による適切な対応を通じ、持続的な成長の機会として捉えております。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 リスク分類   リスク概要   影響度   発生 可能性   対応方針 業務リスク   コンプライアンス   ・法令違反リスク ・社会規範に反するリスク   中   低   ・役職員を対象にした各種領域におけるコンプライアンス教育の実施 ・社内規程の整備と見直し ・ホットラインの設置 災害   ・地震、津波、風水害、パンデミック等の発生による社会的混乱が生じた場合のリスク ・サプライチェーン分断のリスクや事業停止のリスク ・役職員や事業資産が損害を被るリスク   高   中   ・BCP(事業継続計画)の遂行による早期の事業復旧と定期的な計画のアップデート ・激甚化が進む大雨、新たに注視すべき富士山噴火等への備え (リスクアセスメント、初動対応整備) ・役職員を対象としたリスク対応トレーニングの実施と事業資産への物的対策強化 ・生産及び調達先の多重化、分散化 ・重要部品、製品在庫の分散保管 ・生産部門での非常時の対応方針・事業継続計画を策定し、多能化・訓練等の実施 情報セキュリティ   ・当社グループの情報システム等が、ランサムウェア、脆弱性の悪用、委託先を起点とする侵害、DDoS攻撃等のサイバー攻撃を受けることにより、重要データの漏えい・改ざん・滅失やシステム障害、事業の停止等が生じるリスク   高   中   ・情報セキュリティポリシーおよび関連規程の整備、責任体制の明確化、リスク管理の枠組みに基づく運用、重要事項の経営層への定期報告 ・リスクアセスメントに基づくアクセス制御、脆弱性管理、端末・サーバのセキュリティ対策、ネットワーク防御、ログ監視等による早期検知 ・インシデント対応手順およびバックアップを含む復旧計画の整備、委託先のセキュリティ確認、全役職員向け情報セキュリティ教育・訓練の実施等による被害最小化と早期復旧の確保 品質安全   ・製品回収による多額のコスト発生リスク ・顧客の流出等による売上低迷のリスク ・Glicoブランドの毀損リスク   高   低   ・国際的な食品安全システムの導入の取組み(FSSC22000の取得) ・取引先の監査等を含むサプライチェーンでの品質保証体制の構築と運用 ・適切な情報開示(Glicoグループ品質方針、原材料調達、アレルゲン) ・お客様の声の反映 レピュテーション   ・風評被害 ・Glicoに関するリスク・クライシスの顕在化によるコーポレート及び商品ブランドの毀損リスク   高   中   ・適切な情報開示 ・危機対応広報計画の整備と周知 ・役職員を対象にした教育・訓練の定期的な実施 サプライチェーン   ・需給変動による原油価格、原材料費、加工費、物流費の高騰のリスク   中   高   ・デジタル技術の活用による原材料発注のサプライチェーンマネジメントの強化 ・調達先の複線化によるレジリエンスの強化 ・長期の需要予測に基づく調達・在庫計画 ・グローバルソーシングによる調達力強化 ・省人化等による生産効率の向上、適正在庫維持、高積載等による物流効率の向上 リスク分類   リスク概要   影響 度   発生 可能性   対応方針 戦略リスク   事業・ 研究戦略   ・新製品開発、現行製品の改良、コストダウン、基礎研究分野における開発が成功しないリスク ・市場の変化を捉えきれず市場ニーズに乖離し、受け入れられないリスク   高   中   ・注力領域への経営資源投入による開発の質及び効率の向上 ・製品開発へのデジタル技術活用による開発プロセスの効率化と精度向上 ・健康機能の科学的評価技術を開発し、多様なお客様の健康に寄与できる安全な製品の開発 ・デジタル人財開発による販売データ、お客様の声の分析高度化 ・外部の研究機関、スタートアップ企業との協働等のオープンイノベーションによる開発の加速 人的資本戦略   ・人財育成や外部採用の遅れにより、経営戦略の実現に必要な組織ケイパビリティの向上が滞ることで、経営戦略の実行が遅延することによる生産性の低下、業績悪化のリスク   高   中   ・人財ポートフォリオの強化(研究戦略の実現、後継者育成、活躍人財など) ・役職員のキャリア自律の支援(個人別育成計画、キャリア申告、公募制など) ・役職員に期待する思考・行動様式の定義と制度反映(人事評価、人財開発など) ・意思決定の質を高め、価値創造につながるインクルージョン施策の推進 ・健康経営の推進 社会課題 (環境、人権、食、働き方等)   ・温暖化や地球環境の変化及びそれらへの対応による各種コストの上昇リスク ・人権デューデリジェンス ・グローバルに健康栄養課題の加速(高脂肪・高糖・高塩品の販売規制等)、 食のアクセシビリティ、食の多様性への配慮 ・働き方への多様性に関する社会的要求 ・社会課題への対応遅れによるGlicoブランドの毀損リスク   高   中   ・「Glicoグループ環境ビジョン2050」の着実な実行(気候変動への対応・温室効果ガスの削減、持続可能な水資源の活用、持続可能な容器包装資源の活用、需給精度の向上やリサイクルの推進による食品廃棄物の削減、商品に使用する紙器を100%森林認証紙化実施) ・TCFDの枠組みの下、気温上昇に伴うリスクの理解とそのリスクへの対応等を検討 ・Glicoグループ人権方針の推進 ・適正糖質商品、減塩商品の提供、健康機能をもった商品の開発 ・生活者が選択できる分かりやすい表示等情報開示の透明性向上 ・アレルギー対応商品の開発、WEBで情報提供による選択肢の幅提供 ・柔軟な働き方、子育て家庭への支援、多様な人財が活躍できる組織環境の整備・D&I推進 ・情報開示を通じたGlicoブランドの信頼獲得 外部環境   ・政治、経済、社会、技術等の分野における外部環境の変化に起因し、当社グループの中長期的な経営目標の達成等に影響を及ぼすおそれのあるリスク   高   中   ・当社グループの外部環境の中長期的な動向について情報収集・分析・評価を行い、重要リスクを特定し、当該リスクについての対応戦略を検討・実施 ・重大事象が急遽発生した場合には、速やかに情報収集・分析・評価を行った上で、必要な対応策について検討・実施 (注)各リスクの影響度及び発生可能性については、当該リスクが顕在化した場合に当社グループの事業活動等に及ぼす影響の大きさ及び今後一定期間内における発生の蓋然性を総合的に勘案し、「高」、「中」、「低」の3段階で評価しております。
経営成績の分析 (MD&A)7,838字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、雇用・所得環境が改善するなか、各種政策の効果もあり緩やかな回復基調で推移いたしました。一方、物価上昇の継続、不安定な世界情勢、金融資本市場の変動等の影響による景気の下振れリスクには留意する必要があり、依然として先行き不透明な状況が続いております。 このような状況の中で、当社グループは、存在意義(パーパス)である「すこやかな毎日、ゆたかな人生」の実現のために価値創造を強化し、①健康価値の提供・お客様起点のバリューチェーンの構築、②注力領域への研究投資の集中、③海外事業の拡大に向けて取り組みました。 その結果、売上面では、食品原料事業で前年同期を下回ったものの、前年にチルド商品出荷停止の影響を大きく受けた乳業事業及び国内その他事業並びに海外事業等で前年同期を上回ったため、当連結会計年度の売上高は361,390百万円となり、前年同期(331,129百万円)に比べ9.1%の増収となりました。 利益面では、売上原価率は、主に乳業事業、海外事業における米国等で上昇したため、前年同期に比べ1.2ポイント上昇しました。販売費及び一般管理費は、販売促進費、減価償却費等が増加しました。 その結果、営業利益は8,736百万円となり、前年同期(11,065百万円)に比べ2,329百万円の減益となりました。経常利益は営業利益段階での減益や為替差損等により11,645百万円となり、前年同期(13,348百万円)に比べ1,702百万円の減益となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は減損損失等により5,036百万円となり、前年同期(8,113百万円)に比べ3,076百万円の減益となりました。 セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。 <健康・食品事業> 売上面では、“パピコ”“アイスの実”等が前年同期を下回りましたが、前年にチルド商品出荷停止の影響を受けた“アーモンド効果”等は前年同期を上回りました。その結果、当連結会計年度の売上高は47,859百万円となり、前年同期(46,682百万円)に比べ2.5%の増収となりました。 利益面では、売上原価率の上昇等により、営業損失は1,513百万円となり、前年同期(営業損失167百万円)に比べ1,345百万円の減益となりました。 <乳業事業> 売上面では、“パナップ”等が前年同期を下回りましたが、前年にチルド商品出荷停止の影響を受けた“プッチンプリン”“カフェオーレ”等は前年同期を上回りました。その結果、当連結会計年度の売上高は66,492百万円となり、前年同期(56,077百万円)に比べ18.6%の増収となりました。 利益面では、売上原価率の上昇等により、営業損失は7,145百万円となり、前年同期(営業損失6,368百万円)に比べ776百万円の減益となりました。 <栄養菓子事業> 売上面では、“カプリコ”“神戸ローストショコラ”等が前年同期を下回りましたが、“プリッツ”や前年にチルド商品出荷停止の影響を受けた“とろ~りクリームon”等は前年同期を上回りました。その結果、当連結会計年度の売上高は65,950百万円となり、前年同期(64,737百万円)に比べ1.9%の増収となりました。 利益面では、売上原価率の上昇等により、営業利益は4,376百万円となり、前年同期(5,199百万円)に比べ822百万円の減益となりました。 <食品原料事業> 売上面では、「小麦たん白」「ファインケミカル素材」等が前年同期を下回りました。その結果、当連結会計年度の売上高は13,172百万円となり、前年同期(13,934百万円)に比べ5.5%の減収となりました。 利益面では、売上原価率の低下等により、営業利益は2,256百万円となり、前年同期(2,090百万円)に比べ166百万円の増益となりました。 <国内その他事業> 売上面では、前連結会計年度において株式会社Greenspoonを連結子会社化したことによる売上高純増のほか、前年にチルド商品出荷停止の影響を受けたキリンビバレッジ株式会社の受託販売及び卸売販売子会社の売上高等が前年同期を上回りました。その結果、当連結会計年度の売上高は77,212百万円となり、前年同期(67,381百万円)に比べ14.6%の増収となりました。 利益面では、増収に伴う売上総利益の増加等により、営業利益は698百万円となり、前年同期(営業損失2百万円)に比べ701百万円の増益となりました。 <海外事業> 売上面では、地域別において、中国等で前年同期を上回りました。その結果、当連結会計年度の売上高は90,702百万円となり、前年同期(82,316百万円)に比べ10.2%の増収となりました。 利益面では、売上原価率の上昇等により、営業利益は8,234百万円となり、前年同期(8,388百万円)に比べ153百万円の減益となりました。 財政状態については、次のとおりであります。 資産 当連結会計年度末における流動資産は180,388百万円となり、前連結会計年度末に比べ14,963百万円増加しました。主な要因は、現金及び預金、原材料及び貯蔵品等が増加したことによるものであります。固定資産は213,741百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,394百万円増加しました。主な要因は、機械装置及び運搬具等が減少しましたが、投資有価証券等が増加したことによるものであります。この結果、総資産は394,129百万円となり、前連結会計年度末に比べ16,357百万円増加しました。 負債 当連結会計年度末における流動負債は95,252百万円となり、前連結会計年度末に比べ8,639百万円増加しました。主な要因は、支払手形及び買掛金が増加したことによるものであります。固定負債は20,344百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,783百万円増加しました。主な要因は、繰延税金負債が増加したことによるものであります。この結果、負債合計は115,597百万円となり、前連結会計年度末に比べ10,423百万円増加しました。 純資産 当連結会計年度末の純資産合計は278,532百万円となり、前連結会計年度末に比べ5,933百万円増加しました。主な要因は、その他有価証券評価差額金及び為替換算調整勘定が増加したこと等によるものであります。この結果、自己資本比率は70.5%(前連結会計年度末比1.5ポイント低下)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 前連結会計年度   当連結会計年度   増減額(△は減) 営業活動によるキャッシュ・フロー   (百万円)   1,812   27,279   25,467 投資活動によるキャッシュ・フロー   (百万円)   △10,255   △13,852   △3,596 財務活動によるキャッシュ・フロー   (百万円)   △39,246   △7,037   32,208 現金及び現金同等物期首残高   (百万円)   94,691   56,610   △38,080 現金及び現金同等物期末残高   (百万円)   56,610   64,737   8,126 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、営業活動による収入が投資活動及び財務活動による支出を上回ったため、前連結会計年度末に比べ8,126百万円増加し、当連結会計年度末は64,737百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは27,279百万円となりました。主な要因は、棚卸資産の増加△9,328百万円があったものの、税金等調整前当期純利益8,099百万円、減価償却費19,603百万円があったこと等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは△13,852百万円となりました。主な要因は、投資有価証券の売却及び償還による収入2,507百万円があったものの、有形固定資産の取得による支出△10,126百万円、投資有価証券の取得による支出△4,665百万円があったこと等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは△7,037百万円となりました。主な要因は、配当金の支払額△5,729百万円があったこと等によるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   対前年同期増減率 (%) 健康・食品事業   (百万円)   38,184   4.3 乳業事業   (百万円)   53,051   20.6 栄養菓子事業   (百万円)   52,617   3.6 食品原料事業   (百万円)   10,029   △7.4 国内その他事業   (百万円)   16,282   27.7 海外事業   (百万円)   63,639   18.1 合計   (百万円)   233,804   12.0 (注)金額は、セグメント間の内部振替前の数値によっております。 b.受注実績 当社グループは見込み生産を行っているため、該当事項はありません。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   対前年同期増減率 (%) 健康・食品事業   (百万円)   47,859   2.5 乳業事業   (百万円)   66,492   18.6 栄養菓子事業   (百万円)   65,950   1.9 食品原料事業   (百万円)   13,172   △5.5 国内その他事業   (百万円)   77,212   14.6 海外事業   (百万円)   90,702   10.2 合計   (百万円)   361,390   9.1 (注)セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりでありま す。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.財政状態及び経営成績の分析 当連結会計年度末の財政状態及び経営成績につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 当社グループの経営成績につきまして、当連結会計年度の計画達成状況は以下のとおりであります。 (単位:百万円) (参考) 当連結会計年度 当初計画     当連結会計年度 修正後計画     当連結会計年度 実績     対修正後計画 増減額 売上高   370,000   362,000   361,390   △609 健康・食品事業   53,000   49,000   47,859   △1,140 乳業事業   72,000   67,000   66,492   △507 栄養菓子事業   68,000   67,000   65,950   △1,049 食品原料事業   14,000   13,500   13,172   △327 国内その他事業   72,000   77,000   77,212   212 海外事業   91,000   88,500   90,702   2,202 営業利益   18,000   10,000   8,736   △1,263 経常利益   19,500   12,000   11,645   △354 親会社株主に帰属する 当期純利益   12,000   5,500   5,036   △463 当連結会計年度において、チョコレート製品の自主回収や健康・食品事業及び乳業事業におけるアイスクリームやチルド商品の不振等により、当初計画の見直しを行いました。修正後計画と比較して、当連結会計年度の経営成績は、売上高は修正後計画を609百万円、営業利益は修正後計画を1,263百万円下回る結果となりました。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a.キャッシュ・フローの状況の分析 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 b.資本の財源及び資金の流動性 当社グループの運転資金需要の主なものは、原材料の購入や製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要の主なものは、生産設備の増設・更新等の設備投資によるものであります。 当社グループは事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを重点事項と考えております。 運転資金は内部資金または銀行借入を活用し、設備投資資金等の中長期的な資金は、投資計画及びその他の長期的資金需要に照らして、内部資金の活用、銀行借入、または社債発行等により必要な資金を調達する方針であります。また当社及び主要な国内連結子会社における余剰資金の一元管理による資金効率の向上と金融費用の削減を目的として、TMS(トレジャリーマネジメントシステム)を導入しております。 ③経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、「すこやかな毎日、ゆたかな人生」を存在意義(パーパス)として制定しました。存在意義(パーパス)を実現すべく、中期経営計画(2025年12月期~2027年12月期)を策定し、①健康価値の提供・お客様起点のバリューチェーンの構築、②注力領域への研究投資の集中、③海外事業の拡大に取り組むとともに、利益と資金を継続的に増加させながら成長加速に向けた投資を実行し、国内外における売上高及び営業利益の向上を継続的に目指すことを目標に活動を進めました。 当連結会計年度の結果としては、売上高の対前年増減率は9.1%、営業利益の対前年増減率は△21.0%となりました。引き続き、存在意義(パーパス)の実現に向けた活動を進め、当該目標の達成に向けて邁進してまいります。 当連結会計年度   目標とする経営指標 売上高成長率   (対前年増減率)9.1%   年平均成長率+5~10% 営業利益成長率   (対前年増減率)△21.0%   年平均成長率+10~15% ④重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成においては、経営者による会計上の見積りを必要とします。経営者はこれらの見積りについて過去の実績や現状等を総合的に勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 また、この連結財務諸表の作成にあたって採用している重要な会計方針につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しておりますが、次の重要な会計方針が連結財務諸表作成における重要な判断と見積りに大きな影響を及ぼすと考えております。 a.貸倒引当金 当社グループは、売上債権、貸付金等の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見積額を計上しております。取引先の財政状態が悪化し支払能力が低下した場合には、引当金の追加計上が必要となる可能性があります。 b.繰延税金資産の回収可能性の評価 当社グループは、繰延税金資産について将来の課税所得を合理的に見積り、回収可能性を十分に検討し、回収可能見込額を計上しております。繰延税金資産の回収可能見込額に変動が生じた場合には、繰延税金資産の取崩しまたは追加計上により利益が変動する可能性があります。 c.退職給付費用及び退職給付に係る負債 当社グループは、退職給付費用及び退職給付に係る負債について、数理計算上で設定される前提条件に基づいて算出しております。これらの前提条件には、割引率、将来の給与水準、退職率、統計数値に基づいて算出される死亡率及び年金資産の期待運用収益率等が含まれます。実際の結果が前提条件と異なる場合、または前提条件が変更された場合、その影響は将来にわたって規則的に認識されるため、将来期間において認識される費用及び計上される債務に影響を及ぼします。 d.有価証券の減損 当社グループは、投資有価証券を保有しており、市場価格のない株式等以外のものについては時価法を、市場価格のない株式等については原価法を採用しております。また、市場価格のない株式等以外のものについては、期末における時価が取得原価に比べ50%以上下落した場合にはすべて減損処理を行い、30%から50%程度下落した場合には、回復可能性等を考慮して必要と認められた額について減損処理を行っております。他方、市場価格のない株式等については、実質価額が取得価額と比べて50%以上下落したものについては「著しく下落した」ものとし、回復可能性が十分な根拠により裏付けられる場合を除き減損処理を行っております。 当社グループは、投資有価証券について必要な減損処理をこれまで行ってきておりますが、将来の市況悪化や投資先の業績不振等により、現状の帳簿価額に反映されていない損失または帳簿価額の回収不能が生じ、減損処理が必要となる可能性があります。 e.返金負債 「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 f.固定資産の減損 「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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