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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

サイゼリヤ

saizeriya co.,ltd.7581 · Prime · 小売業

低価格イタリアンレストランチェーン。国内に加え、中国・アジアを中心に海外展開を積極的に進めている。

概要

サイゼリヤは、1973年創業のイタリアンファミリーレストランチェーンである。全品100円台(税抜き)を基本とする低価格戦略で知られ、国内に1,053店舗、アジアに約650店舗を展開する。2025年8月期の売上高は2,567億円、営業利益155億円。原材料の直輸入とセントラルキッチン方式による徹底したコスト管理が特徴であり、日本・中国・東南アジアを中心に成長を続けている。

日本・アジア・豪州の3地域で構成される事業体制

サイゼリヤグループは、日本、アジア、豪州の3つのセグメントで構成される。日本セグメントは、イタリアンレストラン「サイゼリヤ」を全国に1,053店舗運営し、5つの工場で食材製造・物流を担う。アジアセグメントは、中国(上海207店、広州225店、北京81店)、台湾(24店)、香港(71店)、シンガポール(38店)、ベトナム(1店)の計約650店舗を展開。現地法人がそれぞれ運営し、広州には食材製造子会社もある。豪州セグメントは、食材製造子会社SAIZERIYA AUSTRALIA PTY.LTD.と、レストラン開設準備中のSAIZERIYA AUSTRALIA RISTORANTE PTY LTDからなる。2025年8月期のセグメント売上高は日本1,729億円、アジア838億円、豪州111億円(グループ内取引消去前)で、営業利益は日本50億円、アジア101億円、豪州3億円と、アジアが利益の過半を稼ぐ構造である。

低価格を支える独自のサプライチェーン

サイゼリヤの低価格は、原材料の直輸入とセントラルキッチン方式により実現される。主要食材の多くをイタリアや豪州から直接輸入し、中間コストを削減。国内の5工場(吉川、神奈川、福島精米、兵庫など)で加工・調理し、店舗では最終的な調理のみを行う。この「コミッサリー(中央厨房)機能」により、店舗の作業負荷を減らし、人件費を抑制している。また、2025年8月末時点で約900店舗にQRコード注文方式を導入し、年内の全店導入を予定。注文・会計のデジタル化でさらなる省人化を進める。これらの取り組みにより、同社は食材費と人件費の高騰に耐えつつ、税抜100円台の価格帯を維持している。

アジアを成長エンジンとする海外戦略

サイゼリヤの海外事業は、2003年の上海進出を皮切りに拡大してきた。2025年8月末現在、中国本土に513店舗(上海207、広州225、北京81)、台湾24店、香港71店、シンガポール38店、ベトナム1店を展開する。中国では広州に食品製造子会社を持ち、現地生産も行う。アジアセグメントの売上高は838億円で、グループ全体の32.6%を占める。一方、豪州では食材調達拠点としての役割が中心だが、レストラン開設準備も進められており、将来的な新市場開拓が期待される。また、マレーシアやオーストラリアに続く新規進出国の調査も行われている。海外での出店は継続的に行われ、ベトナム1号店は2025年5月に開店した。

業績の推移と収益構造の特徴

サイゼリヤの売上高は2012年8月期の1,042億円から2025年8月期には2,567億円へと約2.5倍に成長した。営業利益は2025年8月期に155億円で、売上高営業利益率は6.0%である。セグメント別では、日本が高売上だが利益率は低く(売上高営業利益率2.9%)、一方アジアは売上高838億円に対し営業利益101億円で利益率12.1%と高い。2020年8月期はコロナ禍で34億円の最終赤字を計上したが、翌期には黒字回復。2025年8月期の当期純利益は112億円と過去最高水準にある。キャッシュフローでは営業活動で262億円を稼ぎ出し、設備投資に187億円を投入。自己資本比率は約75%と財務体質は堅調である。

業界の中での役割は一般消費者向けカジュアルイタリアンレストラン運営にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
2,567億円
営業利益
155億円
営業利益率
6.0%
純利益
112億円
2025/8 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/8
事業売上構成比利益利益率
日本1,729億円67.4%50億円2.9%
アジア838億円32.6%101億円12.1%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01日本主力

イタリアンカジュアルレストラン『サイゼリヤ』を国内に1,053店舗展開。5工場で食材の製造・物流を行い、低価格を実現している。

主な製品・サービス1
サイゼリヤレストラン
イタリアンの家庭料理を手頃な価格で提供するチェーンレストラン。パスタ、ピザ、グリル、サラダ、ワインなどをメニューとする。

02アジア主力

中国(上海・広州・北京等)、台湾、香港、シンガポール、ベトナムで『サイゼリヤ』を合計約650店舗運営。現地法人がそれぞれレストランを運営し、広州で食材製造も行う。

主な製品・サービス1
サイゼリヤレストラン(海外)
日本と同様のイタリアン家庭料理を提供するチェーンレストラン。各国の嗜好に合わせたメニューも一部提供。

03豪州準主力

SAIZERIYA AUSTRALIA PTY.LTD.が食材製造、SAIZERIYA AUSTRALIA RISTORANTE PTY LTDがレストラン開設準備を進めている。原材料調達拠点であり、新規市場開拓も視野に入れる。

製品と技術

全品100円台を実現するメニュー構成と原価管理

サイゼリヤのメニューは、ピザ、パスタ、サラダ、グリル、ワインなどイタリアン家庭料理を中心とし、ほとんどの品目が税抜100円台の価格帯に設定されている。この低価格は、限定されたメニュー数と大量発注によるスケールメリット、原材料の直輸入、セントラルキッチンによる作業効率化によって支えられている。特にグランドメニューは定期的に改訂され、2025年5月にはホームページをリニューアルし商品情報を充実させた。朝食限定メニューの試験導入も行われ、新たな客層の開拓を狙う。

セントラルキッチンと直輸入による品質と低価格の両立

同社のサプライチェーンの中核は、セントラルキッチン(コミッサリー)である。国内外の工場で食材の一次加工・調理を行い、店舗では最終調理と提供のみを行うことで、店舗作業を削減。国内には吉川、神奈川、福島精米、兵庫などの工場があり、海外では広州に食品製造子会社を置く。また、オーストラリアの製造子会社は、主に同社向けの食材を生産。これらにより、食材の安定供給と品質管理を徹底し、原材料コストの上昇にも対応している。

QRコード注文に代表される店舗オペレーションの革新

2025年8月末時点で約900店舗に導入されたQRコード注文方式は、顧客がスマートフォンで注文できるシステムで、店舗従業員の作業負荷を軽減する。同社は年内の全店導入を予定している。また、1987年からオーダーエントリーシステムを導入し、長年にわたり店舗業務のデジタル化を推進してきた。現在はDX推進とIT投資を継続し、クラウド技術を活用したグローバル標準化やサイバーセキュリティ対策にも取り組む。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

ファミレス国内首位、海外比率上昇中で内需依存脱却

サイゼリヤは低価格イタリアンファミリーレストランで国内首位。直近3期で売上高は1832億円から2567億円へと約40%増加し、営業利益率は6%台を維持。海外展開が収益を牽引し、内需依存からの脱却を図る。同業の光フードサービスやトライアルホールディングスと比較し、独自のサプライチェーンによる高コスト競争力が強み。一方、外食業界は人手不足や原材料高が課題。国内市場の成熟に対し、海外比率を高める戦略が奏功しており、今後も成長が期待されるが、為替変動や地域リスクには注意が必要。

強み

  • 高品質なイタリアンを低価格で提供し、価格競争力を確立。
  • 直営農場や工場を持ち、中間コストを削減し原価率を低減。
  • アジアを中心に出店を拡大し、海外売上高比率を上昇。
  • 売上高拡大とともに営業利益率を6%以上に維持。

課題

  • パート・アルバイト時給の上昇が続き、収益圧迫要因に。
  • 少子化で国内需要が頭打ち、成長鈍化が懸念される。
  • 為替変動や現地規制など海外事業の不確実性。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

食品・飲料の時価総額近傍。太字がサイゼリヤ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12607不二製油4,080億円35.9倍
21332ニッスイ4,027億円14.3倍
32810ハウス食品グループ本社3,868億円49.3倍
43397トリドールホールディングス3,839億円199.4倍
58242エイチ・ツー・オー リテイリング3,667億円11.6倍
67581サイゼリヤ3,638億円28.3倍
72206江崎グリコ3,514億円51.4倍
83387クリエイト・レストランツ・ホールディングス3,282億円69.6倍
99616共立メンテナンス2,941億円15.7倍
102296伊藤ハム米久ホールディングス2,937億円14.3倍
112001ニップン2,530億円11.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(食品・飲料)に従っています。

会社の歴史

沿革 39件

創業者の店舗経営から多店舗化へ転じた1977年

1973年5月、千葉県でイタリアンレストラン「サイゼリヤ」の経営が始まる。当初は単独店舗だったが、1977年12月に千葉県市川市に第3号店「市川北口店」を開店し、多店舗化に着手。1981年4月にはショッピングセンター第1号店「船橋ららぽーとららぐるめ店」、1987年3月には駅ビル第1号店「シャポー本八幡店」を開店し、立地の多様化を進めた。1983年5月には本社を千葉県市川市に移転。この時期、手書きオーダーからオーダーエントリーシステムへの切り替え(1987年10月)が行われ、業務の効率化が図られた。

商号変更と50店舗達成でチェーン体制を強化した1992年

1987年4月、商号を「株式会社マリアーノ」に変更。1992年6月には50店舗目となる「新札幌駅ビル店」を開店し、店舗網が北海道に拡大。同年9月、商号を現在の「株式会社サイゼリヤ」に変更した。1994年7月には100店舗目「江ノ島店」を達成。1995年5月には関西地区初の「六甲アイランド店」を開店し、全国展開の基盤を築いた。1996年11月には臨海副都心にモデル店舗「台場フロンティアビル店」を開店。1997年10月には埼玉県吉川市に吉川工場を建設し、本社も同地へ移転。生産と物流の内製化を本格化させた。

株式公開と海外生産拠点の立ち上げ(1998-2001)

1998年4月、日本証券業協会に株式を店頭登録。同年12月に200店舗目を達成。1999年7月には東京証券取引所市場第2部に上場し、翌2000年8月には市場第1部に指定された。2000年7月、オーストラリアに製造子会社SAIZERIYA AUSTRALIA PTY.LTD.を設立。海外からの原材料調達拠点として位置づけられた。2001年2月には400店舗目を達成し、同年3月に神奈川工場、5月に福島精米工場、2003年4月に兵庫工場を建設。国内のセントラルキッチン網を拡充した。2002年10月には600店舗目を達成し、2003年6月には上海に初の海外現地法人を設立した。

アジア各国への現地法人設立と店舗網拡大(2003-2008)

2003年6月の上海進出に続き、2004年3月に北京、2007年11月に広州、2008年3月に台湾、同年5月に北京(再)と、中国・台湾に相次ぎ現地法人を設立。2005年には国内で初のファストフード店「イート・ラン十条店」やファストカジュアル店「スパQ&TacoQ」など新業態も試行した。2006年8月には800店舗目を達成。2008年5月の北京法人設立をもって、中国主要都市への進出が一段落した。この間、上海法人が北京法人を吸収するなどの組織再編も行われ、アジア事業の効率化が進められた。

コロナ禍を経た業績回復とデジタル化推進(2012-2025)

2012年8月期の売上高1,042億円から順調に拡大したが、2020年8月期はコロナ禍で売上高1,268億円、34億円の最終赤字に落ち込んだ。しかし2021年8月期には黒字回復し、その後は急回復。2025年8月期の売上高は2,567億円、当期純利益112億円と過去最高を更新した。経営課題として、ストアマネジャー育成、店舗修繕、グローバルな生産物流再構築、DX推進などを掲げる。2024年9月にはゾーンマネジャーを増員し、2025年にはQRコード注文方式を約900店舗に導入。未出店県への進出も進め、2025年5月にはベトナム1号店を出店した。豪州ではレストラン開設準備が進められている。

年表39件を開く

1970年代

  • 1973年5月イタリアンレストラン「サイゼリヤ」の経営を開始。
  • 1977年12月千葉県市川市に第3号店となる「市川北口店」を開店。多店舗化に着手。

1980年代

  • 1981年4月千葉県船橋市にショッピングセンター第1号店となる「船橋ららぽーとららぐるめ店」を開店。
  • 1983年5月千葉県市川市市川1丁目13番32号に本社を移転。
  • 1987年3月創業創業の地、千葉県市川市本八幡に駅ビル第1号店となる「シャポー本八幡店」を開店。
  • 1987年4月商号変更商号を株式会社マリアーノに変更。
  • 1987年10月商号変更市川北口店にて手書きオーダーからオーダーエントリーシステムに変更。
  • 1989年9月千葉県柏市にロードサイド店第1号店となる「柏水戸街道店」を開店。

1990年代

  • 1991年10月千葉県船橋市浜町2丁目1番1号に本社を移転。
  • 1992年6月札幌市厚別区に50店舗目となる「新札幌駅ビル店」を開店。
  • 1992年9月商号変更商号を株式会社サイゼリヤに変更。
  • 1994年7月神奈川県藤沢市に100店舗目となる「江ノ島店」を開店。
  • 1995年5月関西地区の拠点として神戸市東灘区に「六甲アイランド店」を開店。
  • 1996年11月当社の今後のモデル店舗として、臨海副都心に「台場フロンティアビル店」を開店。
  • 1997年10月埼玉県吉川市旭2番地5に吉川工場を建設、同時に本社を同地に移転。
  • 1998年4月日本証券業協会に株式を店頭登録。
  • 1998年12月千葉県印西市に200店舗目となる「印西大森店」を開店。
  • 1999年7月上場東京証券取引所市場第2部へ上場。

2000年代

  • 2000年3月千葉県船橋市に300店舗目となる「船橋芝山店」を開店。
  • 2000年7月オーストラリアに製造子会社 SAIZERIYA AUSTRALIA PTY.LTD.(現、連結子会社)を設立。
  • 2000年8月東京証券取引所市場第1部に指定。
  • 2001年2月埼玉県富士見市に400店舗目となる「鶴瀬店」を開店。
  • 2001年3月神奈川県大和市に神奈川工場を建設。
  • 2001年5月福島県白河市に福島精米工場を建設。
  • 2001年10月岐阜県岐南町に500店舗目となる「岐南店」を開店。
  • 2002年2月旅行業を主とする㈱アダツアーズジャパンを設立。
  • 2002年10月愛知県尾西市に600店舗目となる「尾西開明店」を開店。
  • 2003年4月兵庫県小野市に西日本エリアの配送拠点となる兵庫工場を建設。
  • 2003年6月上海に上海薩莉亜餐飲有限公司(現、連結子会社)を設立。
  • 2003年10月宮城県仙台市に700店舗目となる「若林大和町店」を開店。
  • 2004年3月創業北京に北京薩莉亜餐飲管理有限公司を設立。
  • 2005年8月東京都北区に初のファストフード店となる「イート・ラン十条店」を開店。
  • 2005年11月埼玉県ふじみ野市に初のファストカジュアル店となる「スパQ&TacoQビバモール埼玉大井店」を開店。
  • 2006年8月大阪府大阪市北区に800店舗目となる「天神橋筋六丁目店」を開店。
  • 2006年12月北京薩莉亜餐飲管理有限公司を上海薩莉亜餐飲有限公司に吸収し、清算。
  • 2007年4月東京都八王子市にファストカジュアル店となる「サイゼリヤEXPRESS ぐりーんうぉーく多摩店」を開店。
  • 2007年11月広州に広州薩莉亜餐飲有限公司(現、連結子会社)を設立。
  • 2008年3月台湾に台湾薩莉亜餐飲股份有限公司(現、連結子会社)を設立。
  • 2008年5月北京に北京瑪利亜諾餐飲有限公司(現、北京薩莉亜餐飲管理有限公司、連結子会社)を設立。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/8期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 店舗数10,000店

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    ストアマネジャーの育成と生産性向上

    レベルの高い店舗マネジメント業務を行えるストアマネジャーを育成し、店舗生産性を向上させる。

  2. 02

    グローバルな生産・物流・購買の再構築

    グループ全体で原料調達から店舗までを一貫管理し、安定供給と原価管理による粗利益率の改善を図る。

  3. 03

    DX推進とIT投資による効率化

    IT技術を活用して店舗オペレーションを効率化し、クラウド技術によるグローバル標準化とサイバーセキュリティ対策を進める。

  4. 04

    SDGs推進(食品ロス削減、省エネ等)

    生産から販売までの一貫体制で品質向上と効率化を行い、食品ロスやプラスチック削減、省エネを推進する。

  5. 05

    出店戦略に向けた人財確保と教育制度

    研修体系やインターン制度を確立し、若手社員の定着と昇格者増により新規出店に対応可能な人員体制を整える。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で4,868人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は700万円で、9期前と比べて+11.4%平均年齢は40.0歳、平均勤続年数は14.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年8月4,290
2017年8月4,261
2018年8月4,176
2019年8月62837.012.04,143
2020年8月58938.013.04,164
2021年8月55238.013.04,134
2022年8月62539.014.03,939
2023年8月66040.014.03,980
2024年8月69040.015.04,504331
2025年8月70040.014.04,868318

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年8月期・提出会社(単体)
女性管理職比率4.6%
縦線は目安の30%
男性育休取得率66.7%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)63.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社12(国内 6 / 海外 6) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位9)
店舗 — 1,053店舗188億円
日本
広州8,920百万円
アジア
上海8,583百万円
アジア
千葉工場 — 千葉県千葉市3,467百万円
日本
神奈川工場 — 神奈川県大和市3,399百万円
日本
本社・吉川工場 — 埼玉県吉川市2,859百万円
日本
オーストラリア工場 — 豪州ヴィクトリア州2,370百万円
豪州
兵庫工場 — 兵庫県小野市1,897百万円
日本
福島工場 — 福島県白河市1,537百万円
日本
主な関係会社
  • 海外
    SAIZERIYA AUSTRALIA PTY.LTD.(注2)
    オーストラリア ヴィクトリア州
    議決権100.0%
  • 国内
    上海薩莉亜餐飲有限公司(注2)
    中華人民共和国 上海市
    議決権100.0%
  • 国内
    広州薩莉亜餐飲有限公司(注2)
    中華人民共和国 広州市
    議決権100.0%
  • 海外
    台湾薩莉亜餐飲股份有限公司(注2)
    台湾 台北市
    議決権100.0%
  • 国内
    北京薩莉亜餐飲管理有限公司(注2)
    中華人民共和国 北京市
    議決権100.0%
  • 海外
    HONG KONG SAIZERIYA CO.LIMITED
    中華人民共和国 香港特別行政区
    議決権100.0%
  • 海外
    SINGAPORE SAIZERIYA PTE.LTD.
    シンガポール
    議決権100.0%
  • 国内
    広州薩莉亜食品有限公司(注2)
    中華人民共和国 広州市
    議決権100.0%
  • 海外
    VIETNAM SAIZERIYA CO.,LTD. (注3)
    ベトナム
    議決権100.0%
  • 国内
    広東省薩莉亜餐飲管理有限公司(注3)
    中華人民共和国 広州市
    議決権100.0%
  • 国内
    武漢薩莉亜餐飲有限公司(注3、4)
    中華人民共和国 武漢市
    議決権100.0%
  • 海外
    SAIZERIYA AUSTRALIA RISTORANTE PTY LTD (注3)
    オーストラリア ヴィクトリア州
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年8月期の売上高は2,567億円営業利益155億円前期と比べると増収増益で、売上が+14.3%、利益が+4.0%。

売上高
+14.3%
2,567億円
営業利益
+4.0%
155億円
純利益
+38.3%
112億円
営業利益率
6.0%
前期比 -0.6%pt

会社が出している今期の予想2026年8月期

項目会社予想前期実績
売上高2,970億円2,567億円
営業利益182億円155億円
純利益118億円112億円
1株あたり配当¥35¥35

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は784億円、営業利益は46億円。前年の2024年3Qと比べると、売上は+33.6%、営業利益は+9.5%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q482275.621
2023年4Q51125
2024年1Q526356.727
2024年2Q520244.6−1
2024年3Q587427.226
2024年4Q612487.829
2025年2Q1,216625.147
2025年4Q1,351936.965
2026年2Q1,429876.156
2026年3Q784465.931

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年8月期からの14期で、売上は1,042億円から2,567億円へ2.5倍に増えた。直近期の営業利益率は6.0%。売上は4期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年8月1,04210555
2013年8月1,1048539
2014年8月1,2565912
2015年8月1,3938038
2016年8月1,4509155
2017年8月1,48311975
2018年8月1,5418951
2019年8月1,5659750
2020年8月1,268−21−34
2021年8月1,2653518
2022年8月1,44310857
2023年8月1,8327952
2024年8月2,2451491566.681
2025年8月2,5671551586.0112

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年8月期

売上高2,567億円のうち、営業利益として残るのは155億円6.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は112億円、売上の4.4%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金41.9%1,076億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金52.0%1,336億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.0%155億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
58.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+2.4pt
6.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.9pt
4.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.2pt
9.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
9.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年8月期は営業CFが263億円、投資CFが−187億円で、差し引きのフリーCFは76億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は672億円で、売上の3.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年8月77−7811−1190
2013年8月73−11217−39179
2014年8月105−71−4934179
2015年8月119−29890281
2016年8月138−48−5290302
2017年8月135−51−2184374
2018年8月103−80−1823375
2019年8月147−60−1987432
2020年8月5−5942−54423
2021年8月122−1107412527
2022年8月218−25−165193603
2023年8月208−59−82149679
2024年8月241−89−148152719
2025年8月263−187−10176672

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年8月期の総資産は1,794億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,172億円で、自己資本比率は65.0%(業種中央値47.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年8月80363017378.3
2013年8月87567320276.8
2014年8月87268618678.5
2015年8月95572423175.7
2016年8月92572719878.4
2017年8月1,02780422378.1
2018年8月1,04983421579.1
2019年8月1,09085223877.6
2020年8月1,20180439766.4
2021年8月1,38083654460.1
2022年8月1,47994553463.5
2023年8月1,55199056163.5
2024年8月1,6811,10857365.6
2025年8月1,7941,17262365.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年8月期の内訳
現金及び預金
672億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
947億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
150億円
在庫として抱えている分
負債合計
623億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
82
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率12 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率322社中54位あたり、逆に低いのは配当利回り322社中300位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
9.8%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
6.0%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
65.0%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
14.3%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.5%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥6,960で、1年前と比べて+34.2%過去52週の値幅のなかでは61%の位置にある。

¥6,960-0.9%1ヶ月-8.0%1年+34.2%時価総額3,638億円
過去52週の値幅
安値¥4,685高値¥8,420

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)28.3倍
PER (会社予想)29.0倍
PBR2.60倍
配当利回り0.50%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で約0.9%下落し、25日移動平均線(7574円)を3.0%下回っています。52週高値8420円からは約12.7%下落し、調整局面にあります。一方、52週安値4685円からは約57%高の水準で、中期的な上昇トレンドは維持。7月17日に出来高648万株と急増し、その後は50万株前後に減少しており、材料出尽くし感があります。RSIは31.21と売られ過ぎ圏に近く、反発の可能性も。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 48/100)

PERは29.8倍と業界平均40.19倍を下回るが、予想PERは30.5倍とほぼ横ばいで成長率を加味すると割高感はない。PBRは2.75倍で業界平均3.06倍を下回り、ROE9.8%に対して適正水準。配当利回りは0.48%と低く、業界平均12.61%を大きく下回るが、これは配当性向20.1%と成長投資への資金配分を反映。売上高は堅調に増加し、営業利益率も6%前後を維持。総合すると、外食業界の高利回り銘柄と比較すれば配当は低いが、事業成長と収益性を考慮し妥当と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)28.3倍39.6倍
PER (予想)29.0倍
PBR2.60倍2.44倍
ROE9.8%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

この銘柄の核心は、インフレ下での低価格戦略の持続可能性と、海外成長の実態評価を巡る対立にある。強気派は、原材料高や人件費上昇があっても、価格帯を維持することで客数を伸ばし、高稼働を実現できている点を評価する。特に中国・アジアでの出店加速が成長ドライバーとみなし、円安も海外収益の押し上げに寄与していると主張する。一方弱気派は、低価格ゆえにコスト上昇を価格転嫁できず、利益率が圧迫されることを問題視する。円安による原材料輸入コストの増加や、海外での賃金上昇、競争激化を懸念する。また、国内市場の成熟により出店余地が限られ、成長持続性に疑問を呈する。

プラスに働く材料7
  • 低価格の競争力

    値上げラッシュの中でも価格を据え置き、客数拡大と高稼働を実現している。

  • 海外展開の加速

    中国やアジアでの出店が進み、売上高成長のけん引役になっている。

  • 円安が追い風

    海外収益が円換算で押し上げられ、業績予想の上方修正につながる可能性。

  • 25/8期は売上高2,567億円と前期比14.3%増収決算発表後影響

    売上高2,567億円、前期比14.3%増と2桁増収を継続

  • 25/8期の純利益112億円、前期比38.3%増決算発表後影響

    純利益は81億円→112億円、増益率38.3%

  • 25/8期の営業利益155億円と4.0%増益決算発表後影響

    営業利益149億円→155億円、増益率4.0%を確保

  • 外国人保有比率17.4%が需給を支える継続影響

    外国人保有比率17.4%、海外投資家の需要が見込まれる

マイナスに働く材料7
  • コスト上昇の影響

    原材料費や物流費の高騰が利益を圧迫。価格転嫁が難しいビジネスモデル。

  • 国内市場の成熟

    国内出店が飽和気味で、新規出店余地が限られ、成長が鈍化する。

  • 海外収益の不透明感

    海外での競争激化や賃金上昇で、収益性が悪化するリスクがある。

  • 予想PER32.7倍は実績31.95倍を上回る決算発表後影響

    予想PER32.7倍が実績PER31.95倍を上回り、増益期待が剥落する懸念

  • 営業利益率6.64%→6.04%に低下決算発表後影響

    営業利益率は0.60pt低下の6.04%、コスト増が利益率を圧迫

  • 配当利回り0.44%と極めて低い継続影響

    配当利回り0.44%、インカムゲインの魅力は小さい

  • PBR2.94倍に対しROE9.8%と資本効率が見合わない継続影響

    PBR2.94倍と高めだがROE9.8%と資本効率は見合わない

次の決算で確かめる点
既存店売上高成長率
値上げなしで客数が増えているか、店舗の稼働状況を測る最重要指標。
海外売上高比率
海外成長の寄与を確認し、円安効果や現地の需要動向を把握するため。
原価率・人件費率
コスト管理の巧拙を示す。低価格戦略の持続可能性を判断するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり35で、前期から+20.0%いまの株価に対する利回りは0.50%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥35
1株あたり
配当利回り
0.50%
いまの株価に対して
配当性向
20.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年8月1824.9
2017年8月180.017.6
2018年8月180.031.8
2019年8月180.041.6
2020年8月180.0
2021年8月180.0
2022年8月180.019.4
2023年8月180.0
2024年8月2538.99.8
2025年8月3020.020.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥35

株主

有価証券報告書より

2025年8月期末の株主数は延べ41,091人。区分でいちばん多いのは個人・その他52.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が27.4%を占め、残る72.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年8月%2021年8月%2022年8月%2023年8月%2024年8月%2025年8月%
個人・その他69.068.469.364.354.052.0
金融機関12.112.715.315.120.018.7
外国法人9.29.06.310.315.517.4
事業法人8.98.88.68.58.68.7
自己株式5.85.45.35.24.95.0
証券会社0.81.10.51.81.93.2
外国人個人0.10.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01正垣 泰彦27.01
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)10.75
03株式会社バベット8.23
04株式会社日本カストディ銀行(信託口)5.46
05サイゼリヤ従業員持株会2.60
06JPモルガン証券株式会社1.56
07株式会社日本カストディ銀行(信託E口)1.11
08MLI FOR CLIENT GENERAL OMNI NON COLLATERAL NON TREATY-PB(常任代理人BOFA証券株式会社)1.07
09STATE STREET BANK WEST CLIENT-TREATY 505234Y(常任代理人株式会社みずほ銀行 決済営業部)0.89
10JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人株式会社みずほ銀行 決済営業部)0.79

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-04-22
    正垣 泰彦
    新規の大量保有報告
    26.17%
    -1.00pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+110%、1株純資産は14期で+91%。直近期のROEは9.8%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年8月1081,2469.011.117.9
2013年8月781,3326.116.526.3
2014年8月241,3571.860.1674.3
2015年8月751,4235.437.759.0
2016年8月1091,4417.619.924.9
2017年8月1511,6199.820.617.6
2018年8月1031,6826.221.731.8
2019年8月1011,7295.926.041.6
2020年8月−711,641
2021年8月361,7012.268.8
2022年8月1161,9216.422.519.4
2023年8月1062,0145.443.4
2024年8月1662,2467.830.69.8
2025年8月2272,3749.823.420.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/8期の役員報酬は総額238百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約9倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
正垣泰彦代表取締役 会長8014,117,000
松谷秀治代表取締役 社長6855,000
長岡伸取締役 海外事業本部長6448,000
益岡伸之取締役(常勤監査等委員)6814,000
松田道春取締役(監査等委員)65
荒川隆取締役(監査等委員)67
江口真理恵取締役(監査等委員)40

役員報酬の内訳2025/8

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)312419465
その他役員530306
監査等委員314145

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/8期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,066字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社(株式会社サイゼリヤ)及び子会社12社で構成され、外食事業を基幹事業としております。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付け等は、次のとおりであります。 なお、次の3分野は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (日本) 当社は、「世界中の人々においしくて健康的なイタリアの家庭料理を、店舗で便利に楽しく食べられるようにすること」をロマン(目指す姿)として、イタリアンワイン&カフェレストラン『サイゼリヤ』を全国に1,053店舗運営しております。国内の5工場では、店舗で使用する食材の製造及び物流業務を行っております。 (豪州) SAIZERIYA AUSTRALIA PTY.LTD.は、当社で使用する食材の製造等を行っております。 SAIZERIYA AUSTRALIA RISTORANTE PTY LTD は、レストラン『サイゼリヤ』の開店に向けた各種準備を計画的に進めております。 (アジア) 上海薩莉亜餐飲有限公司は、上海でレストラン『サイゼリヤ』を207店舗(2025年8月末)運営しております。 広州薩莉亜餐飲有限公司は、広州でレストラン『サイゼリヤ』を225店舗(2025年8月末)運営しております。 台湾薩莉亜餐飲股份有限公司は、台北でレストラン『サイゼリヤ』を24店舗(2025年8月末)運営しております。 北京薩莉亜餐飲管理有限公司は、北京でレストラン『サイゼリヤ』を81店舗(2025年8月末)運営しております。 HONG KONG SAIZERIYA CO.LIMITEDは、香港でレストラン『サイゼリヤ』を71店舗(2025年8月末)運営しております。 SINGAPORE SAIZERIYA PTE.LTD.は、シンガポールでレストラン『サイゼリヤ』を38店舗(2025年8月末)運営しており ます。 広州薩莉亜食品有限公司は、当社の子会社で使用する食材の製造等を行っております。 VIETNAM SAIZERIYA CO.,LTD.は、ベトナムでレストラン『サイゼリヤ』を1店舗運営しております。 広東省薩莉亜餐飲管理有限公司は、中国に所在する当社の子会社に対し、サービスの提供等を行っております。 武漢薩莉亜餐飲有限公司は、レストラン『サイゼリヤ』の開店に向けた各種準備を計画的に進めております。 以上を事業系統図で示すと、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,781字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、「誰でも気軽に選んで楽しめる料理を提供したい」という強い思いのもと、ロマン(目指す姿)とビジョン(目標)を掲げています。日本だけではなく世界中の人々が、誰でも平等に、豊かな食を享受する幸せを目指しています。 ロマン 世界中の人々においしくて健康的なイタリアの家庭料理を、店舗で便利に楽しく食べられるようにすること ビジョン 世の中の人にとってなくてはならない店舗を10,000店つくること ロマンが目指す「楽しい食卓」 「La Buona Tavola」ラ・ブォーナ・ターヴォラは、陽気なイタリアで出会った、おいしくて「楽しい食卓」のこと。 サイゼリヤの「La Buona Tavola」は、5つの要素で構成されています。 「La Buona Tavola」 ・誠実さ いつも安くておいしい料理でうれしい ・つながり 心が満たされ会話が弾み、幸せになれる ・本物 イタリアで長年愛されている、健康的な料理が食べられる ・便利さ シーンや気分に合わせていつでも気軽に食べられる ・楽しさ 好きな料理を自由に組み合わせられる 「La Buona Tavola」を通して、気軽に人々が集い、人と人とのつながりを育む、地域にとって、なくてはならない場所を目指しています。 (2) 経営環境 当社グループを取り巻く経営環境は、世界的な物価高騰、気候変動等の環境変化、地政学上のリスクなどにより、原材料費などコスト高の状況が継続しております。国内においては、少子高齢化による人手不足、労働単価の上昇、円安による物価高騰など、厳しい経営環境が続いております。そのような経営環境の中、ロマンとビジョンを掲げ、解決すべき課題を明確にし、持続的な成長のための事業基盤の確立に取り組んでおります。 (3) 対処すべき課題等 現在、以下の項目を対処すべき課題と考えております。 ①店舗組織の構築ができるストアマネジャーの育成 レベルの高い店舗マネジメント業務を行えるストアマネジャーを育成し、生産性を向上していきます。 ②積極的な店舗修繕の実施で店舗環境改善 年数の経過による店舗の老朽化への対応も含め、店内環境の改善のために、予防保全も含め、積極的に店舗修繕を行ってまいります。 ③グローバルな視野での、生産・物流・購買の再構築 グループ全体をひとつとしてとらえ、原料調達から、発注・輸送・受入・品質管理・倉庫・店舗までを一貫して管理し、安定供給と原価管理ができる体制づくりを行うことで、粗利益率の改善を行ってまいります。 ④コミッサリー機能による店舗作業削減 コミッサリーで店舗への配送方法や配送形態を工夫することにより、店舗の作業負荷を減らし効率化をはかります。 ⑤作業モデル、店舗レイアウトモデル、利益モデルづくり 店舗のキッチンやフロアの作業の標準化、作業モデルに合った店舗レイアウトへの改善、それらにより店舗生産性を改善していきます。 ⑥DX推進、IT投資の継続、サイバーセキュリティ対策の充実 IT技術の活用により店舗オペレーションの効率化を行うための投資を継続していきます。グループ全体の情報インフラ層の標準化を基礎として、クラウド技術を活用したグローバル標準化を行うことで、セキュリティを強化するとともに、バックアップ体制の強化、従業員教育の徹底などによりサイバーリスク対応を進めます。 ⑦SDGsを推進(食品ロス削減、プラスチックの削減やリサイクル、省エネ) 生産、加工、配送、販売までを一貫して行い、すべての工程で品質の向上と効率化を行う事により、ロスの削減を行うなど商品の品質向上と原価低減をおこないます。 ⑧出店戦略に向けた、人財の確保、教育制度 本部・センター社員の研修体系と社内インターン受け入れ態勢の確立を行い、若手社員の定着率を向上することで、昇格者数を増やし、新規出店にも対応できる人員体制をととのえていきます。 ⑨海外新拠点や新規国も含めた出店戦略 マレーシア、オーストラリアに続く、新規進出国の調査を行うことで、戦略的な出店進めていきます。
事業等のリスク3,421字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、下記の文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末(2025年8月31日)現在において当社グループが判断したものであります。 当社グループの基幹事業であるレストラン事業については、イタリアンレストランチェーン展開を全国規模で行っております。チェーン展開にあたっては、スクラップアンドビルド戦略をとるとともに、新店舗展開も行っております。 そのために当社グループには外食産業にかかわる一般的なリスクに加えて当社固有の戦略に起因するリスクなどがあります。 当社グループは、これらのリスク発生の可能性を充分認識しており、リスク発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針であります。 (1) 出店政策について 当社グループの新規出店は、賃料、商圏人口、競合店の状況等を総合的に勘案しますので、条件に合わない物件が出た場合には当初の計画を達成できなくなり、当社グループの連結業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (2) 売上高の変動について 当社グループの営業収入の大半を占める外食事業は、自然災害や天候異常の影響、景気の後退や戦争テロによる社会的混乱やオリンピック等の社会的イベント開催に伴う需要の縮小、競合店の出店や価格競争、消費者の嗜好や市場の変化、外食事業の売上計画の未達成や出店の遅れや採用計画未達等により、当社グループの連結業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (3) 仕入価格の変動について 当社グループでは、産地の分散、複数購買等により、低価格で安定的な購入に努めておりますが、世界情勢等により食材市況が大幅に変動した場合、仕入価格の上昇、食材の不足、円安等により、当社グループの連結業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (4) 食材供給(生産・配送)の変動について 当社グループは、海外の工場や国内工場において、食材を生産し、店舗への配送を行っていますが、自然災害、食中毒や火災等によりカミッサリーが稼動不能に陥った場合は店舗への食材供給に支障をきたす恐れがあり、その場合当社グループの連結業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (5) 人材の確保について 当社グループは、継続的な成長を達成するために、優秀な人材の採用と教育が重要であると考えております。 当社グループとしては、積極的な店舗展開により求職者にとって魅力的な企業となるべく努力をしてまいりますが、必要な人材の確保及び育成が計画通りに進まない場合や当社グループの予想を大幅に上回るような退職者が増える場合には、事業拡大の妨げとなり、当社グループの連結業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 また、今後の人口態様の変化により適正な労働力を確保できない可能性があるほか、各種労働法令の改正等、従業員の処遇に関連した法改正が行われた場合、人件費負担が増加する可能性があるため、当社グループの連結業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 特有の取引慣行に基づく損害について 当社グループは、外食事業を展開するにあたり、店舗オーナーと賃貸借契約を結び保証金の差入れを行っております。オーナーの破産等による保証金の回収不能が発生した場合、当社連結業績に悪影響を与える可能性があります。また、賃貸借契約の期限前に不採算店舗等を閉鎖することがあります。その場合、店舗の固定資産除却損に加え、差入保証金・敷金の返還請求権を放棄することによる賃貸借解約損、解約違約金等が生じることがあります。 (7) 特有の法規制に係るもの 当社グループの外食事業は、食品衛生法により規制を受けております。当社グループが飲食店を営業するためには、食品衛生管理者を置き、厚生労働省の定めるところにより、都道府県知事の許可を受けなければなりません。なお、食中毒を起こした場合、食品等の廃棄処分、営業許可の取り消し、営業の禁止、一定期間の営業停止等を命じられ、当社連結業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (8) 自然災害リスクについて 当社グループの営業店舗や工場所在地を含む地域で大規模な地震や洪水、台風等の自然災害が発生した場合、被災状況によっては正常な事業活動が困難となり、当社グループの連結業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (9) 重要な訴訟事件等の発生に係るもの 当社グループにおいて重大な影響を及ぼす訴訟等は提起されておりませんが、将来、重要な訴訟等が発生し、当社グループに不利な判断がなされた場合には、当社グループの連結業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (10) 食の安全について 当社グループは、世界中の最適地から食材の輸入を行っており、また、様々な国でレストランチェーンを展開しております。それぞれの国や地域で食品の安全性が問われる重大な問題が社内外において発生した場合、当社の経営成績に影響を与える可能性があります。 (11) 為替変動について 当社グループは、オーストラリアで生産活動を行っており、また、世界各国から食材を外貨建てで輸入しております。したがって、為替変動は購入価格に影響し、その結果当社グループの業績、財政状態及び将来の業績に影響を与えます。さらに、海外子会社の外貨建て財務諸表を日本円に換算した際、資産及び負債、収入及び費用は変動することになります。 (12) 為替変動リスクをヘッジしていることによるリスクについて 全ての為替リスクをヘッジすることは不可能ですが、当社グループは、為替変動によるキャッシュ・フローや財政状況への実質影響を軽減するために、為替予約および通貨スワップ契約などのヘッジ契約を締結することを検討しております。当社グループが締結してきた、また、これからも締結するであろうヘッジ契約には、あらゆるヘッジ契約と同様に別のリスクが伴います。例えば、このようなヘッジ契約の利用は、為替変動によるリスクをある程度軽減する一方、為替がヘッジ契約で想定した範囲を超えた変動により、機会損失の可能性があります。また、このようなヘッジ契約を締結した取引相手の債務不履行が発生するリスクにさらされています。当社グループは、契約相手を既定の信用基準に該当する国際的な有力銀行や金融機関に限定することにより、取引相手の信用リスクにさらされるリスクを最小限に抑えるよう努めていますが、このような取引相手の債務不履行があれば、当社グループに悪影響を与える可能性があります。 (13) 伝染病の流行について 当社グループは、事業を世界各地域に拡張しておりますが、新型インフルエンザウイルス等の伝染病が世界的に大流行し、感染者の拡大により当社従業員の欠勤者増加、食材の供給停止およびエネルギー等の確保が困難になった場合は、工場の稼働や店舗営業が、縮小または停止する可能性があります。このような人的および営業活動等に大きな被害が発生した場合には、当社の経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (14) サイバーリスクについて 当社グループは、店舗運営や本部業務等において、インターネットや各種ネットワークを活用しております。しかしながら、近年、ランサムウエア攻撃等のサイバー攻撃の高度化や巧妙化により、外部からの不正アクセスやマルウェア感染、情報漏えい、システムの停止、データの改ざん等のリスクが高まっております。 これらの事象が発生した場合、業務データ(個人情報を含む)の漏洩・消失、店舗オペレーションの停止、ブランドイメージの毀損などが生じる可能性があり、結果として当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (15) 個人情報の管理について 当社グループは、従業員等の個人情報を取り扱っております。個人情報の取扱いにつきましては、適正管理に努めておりますが、予期せぬ事情によって、個人情報の漏洩や不正使用などの事態が発生した場合には、社会的信用の毀損による企業イメージの低下、損害賠償の支払い等により、当社グループの連結業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)3,877字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、設備投資が過去最高を更新し、雇用・所得環境が改善するなど明るい兆しが各所に見られ、ゆるやかな回復傾向が続いております。しかしながら、物価上昇の継続による消費者マインドの下振れ等が個人消費に及ぼす影響、中国における不動産市場の停滞の継続に伴う影響、アメリカの第2次トランプ政権追加関税措置は、わが国の景気を下押しする大きなリスクとなっております。 外食産業におきましても、賃上げの効果等により、実質所得が増加に転じる中で、個人消費が増加するなど回復の基調を見せつつありましたが、昨年より続く米価格の高騰や円安による食材価格やエネルギー価格上昇の影響により、消費者マインドが弱含んでおり、引き続き厳しい経営環境となっております。 このような状況のもと当社グループといたしましては、世界中の人々においしくて健康的なイタリアの家庭料理を店舗で便利に楽しく食べていただくことを目指し、さまざまな施策に取り組みました。2024年9月には、店舗マネジメントレベルと店舗QSCのさらなる向上のため店舗運営部組織ではゾーンマネジャーを2名増員し、7名にして7ゾーン体制としました。QRコードと顧客の携帯端末を使った注文方式の導入については、2025年8月末現在で約900店舗に導入し、年内の全店導入を予定しております。今後もこのような取り組みを進め、収益力の底上げを行ってまいります。また、新顧客獲得のために、国内では、2025年8月に忙しい朝もおいしくて健康的な朝食を楽しんでもらえるよう朝食限定メニューの実験を始めました。未出店県である徳島県に2024年10月、愛媛県に11月、大分県に12月に出店をしました。海外では、2025年5月にベトナムに1号店を出店しております。既存商品の品質向上のため、定期的にグランドメニュー変更を行っており、2025年5月には、創業時からの思いや理念、商品づくりの考え方、人気メニューについての情報など、より多くのお客様にサイゼリヤを知っていただくため、ホームページのリニューアルも行いました。 これらの取り組みの結果、当連結会計年度の売上高は、2,567億14百万円(前期比14.3%増)、営業利益は154億99百万円(前期比4.3%増)、経常利益は158億5百万円(前期比1.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は111億64百万円(前期比37.0%増)となりました。 セグメント別の業績は、次のとおりであります。 「日本」は、ゾーンマネジャーの増員による店舗組織の改善、メニュー施策やDX活用の効果などにより既存店の客数、客単価は引き続き、増加傾向にあります。しかしながら、昨年から続く米価格の高騰や円安による食材価格やエネルギー価格の上昇の影響を受けており、売上高は1,729億8百万円(前期比18.1%増)、営業利益は50億33百万円(前期比83.9%増)となりました。 「豪州」は、当社で使用する食材の製造等を行っており、売上高は111億48百万円(前期比2.9%増)、営業利益は3億25百万円(前期比31.3%減)となりました。 「アジア」は、新規出店を継続的に進め、店舗数が増加したことなどにより、売上高は838億2百万円(前期比7.4%増)、営業利益101億32百万円(前期比12.8%減)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 前連結会計年度   当連結会計年度   増減額 営業活動によるキャッシュ・フロー(百万円)   24,124   26,280   2,155 投資活動によるキャッシュ・フロー(百万円)   △8,870   △18,741   △9,871 財務活動によるキャッシュ・フロー(百万円)   △14,840   △10,052   4,787 現金及び現金同等物の期末残高(百万円)   71,949   67,152   △4,796 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、671億52百万円(前期比47億96百万円の減少)となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は、262億80百万円(前期比21億55百万円の増加)となりました。これは、主に税金等調整前当期純利益156億28百万円、減価償却費160億38百万円等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、187億41百万円(前期比98億71百万円の増加)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出184億90百万円等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は、100億52百万円(前期比47億87百万円の減少)となりました。これは、主に自己株式の取得による支出9億42百万円、リース債務の返済による支出82億53百万円等によるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 a 生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年9月1日 至  2025年8月31日)   前年同期比(%) 日本(百万円)   20,002   130.8 豪州(百万円)   10,581   108.6 アジア(百万円)   1,130   95.9 合計(百万円)   31,715   121.0 (注) 金額は製造原価によっております。 b 受注実績 当社グループは見込生産を行っているため、該当事項はありません。 c 仕入実績 当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年9月1日 至 2025年8月31日)   前年同期比(%) 日本(百万円)   49,557   110.5 豪州(百万円)   ―   ― アジア(百万円)   16,142   101.7 合計(百万円)   65,699   108.2 d 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年9月1日 至 2025年8月31日)   前年同期比(%) 日本(百万円)   172,908   118.1 豪州(百万円)   2   9.0 アジア(百万円)   83,802   107.4 合計(百万円)   256,714   114.3 (注) セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 下記の文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末(2025年8月31日)現在において当社グループが判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たりまして、将来事象の結果に依存するため確定できない金額について、仮定の適切性、情報の適切性及び金額の妥当性に留意した上で会計上の見積りを行っております。実際の結果は、将来事象の結果に特有の不確実性があるため、見積りと異なる場合があります。 ② 当連結会計年度の経営成績の分析 「第2 事業の状況 4 経営者による財政状況、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要」に記載しております。 ③ 経営成績に重要な影響を与える要因について 「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載しております。 ④ 戦略的現状と見通し 当社グループといたしましては、世界中の人々においしくて健康的なイタリアの家庭料理を、店舗で便利に楽しく食べられるようにすることを目指しております。チェーンストアとして世界中に店舗を増やすために店舗マネジメントレベルの向上、メニュー開発などに取り組んでまいります。 ⑤ 資本の財源及び資金の流動性についての分析 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況は、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 ⑥情報セキュリティ対応 2024年10月、当社サーバーが第三者による不正アクセスにより、当社が保有する個人情報の一部が漏洩いたしました。事案発生後、速やかに警察に相談および個人情報保護委員会へ報告し、外部専門家の支援を受けながら、影響範囲の特定と対応を実施いたしました。 本件については、当社ホームページにより、適切な情報公開を行っております。また、漏洩の可能性がある対象者の皆様へは、個別に詳細をご案内いたしました。 被害を受けたシステムはすでに復旧が完了しており、基幹業務への影響は最小限にとどまりました。現在は、再発防止に向けた技術的・人的対策(従業員教育など)を着実に進めており、情報セキュリティ体制の一層の強化に取り組んでおります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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