本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

共立メンテナンス

KYORITSU MAINTENANCE CO.,LTD.9616 · Prime · サービス業

学生寮・社員寮運営の国内トップクラス。ドーミーインチェーンでビジネスホテルも展開。総合ビルマネジメント、フーズ、不動産開発も手掛ける。

概要

共立メンテナンスは、学生寮「ドーミー」とビジネスホテル「ドーミーイン」を中核とする総合不動産サービス企業である。1979年の創業以来、寮事業で国内最大級のシェアを築き、ホテル事業では天然温泉大浴場を備えた都市型宿泊施設で差別化を図る。2026年3月期の連結売上高は2,752億円、営業利益248億円、純利益187億円に達し、従業員数は6,614名にのぼる。子会社17社、関連会社3社から成るグループは、寮・ホテルに加え、ビルマネジメント、フーズ、デベロップメントなど多角的に事業を展開している。

寮事業とホテル事業が収益の二本柱

共立メンテナンスの連結売上高は2026年3月期に2,752億円であり、そのうち寮事業が579億円、ホテル事業が1,492億円を占める。両事業で全体の約75%を構成する。寮事業は学生寮・社員寮・ドミール・受託寮の管理運営を行い、契約者数は約4万5,000名、事業所数は536(受託を除く)に及ぶ。ホテル事業はドーミーイン(ビジネスホテル)とリゾートホテルから成り、客室数は2万2,294室、143事業所を運営する。両事業とも安定した需要に支えられ、高稼働を維持している。寮事業の期初稼働率は97.4%、ホテル事業もインバウンド需要などを取り込み高稼働・高単価を実現。これにより、寮事業の営業利益は61億円、ホテル事業は210億円と、利益面でも中核を担う。

寮事業で国内最大級のシェアを持つ安定収益基盤

寮事業は共立メンテナンスの創業事業であり、国内の学生寮・社員寮運営で最大級のシェアを持つ。2026年3月期末の定員は4万6,147名、契約者数は4万4,995名で、稼働率は97%を超える。首都圏や関西圏などの大都市圏に加え、未出店エリアへの進出も進む。2025年4月には岡山、高松、徳島へ新規出店し、中四国支店を開設した。寮事業の売上内訳は、学生寮330億円、社員寮154億円、ドミール51億円、受託寮42億円。受託寮は企業・学校からの管理運営受託であり、資産を持たない軽資産モデルとして安定収益に寄与する。食材費や人件費の上昇に対しては販売価格の適正化を図り、営業利益61億円を確保。中期経営計画では2028年3月期に寮定員5万室を目標とする。

天然温泉と付加価値で勝負するホテル事業

ホテル事業の主力ブランド「ドーミーイン」は、都市部に立地しながら天然温泉大浴場を備えるビジネスホテルである。夜鳴きそばなどのサービスも特徴で、競合との差別化に成功している。2026年3月期には「ドーミーイン敦賀」「御宿野乃熊本」「ラビスタ熱海テラス」など5事業所を新規開業。訪日外客数が過去最多を更新する中、大阪・関西万博の需要も追い風となり、ホテル事業の売上高は1,492億円(前期比7.2%増)、営業利益210億円(同13.8%増)と大幅増益。客室単価の適正化と高稼働が利益を押し上げた。また、メンバーシッププログラム「Dormy's」の自社ポイント制度「ドミポ」やスマートチェックインシステム「快速チェックイン」を導入し、顧客満足度と生産性向上に取り組む。リゾート事業も観光地で展開し、2026年3月期の客室数は5,500室目標。

多角化するグループの事業ポートフォリオ

共立メンテナンスは、寮・ホテルに加え、総合ビルマネジメント、フーズ、デベロップメント、その他事業を有する。総合ビルマネジメント事業は子会社ビルネットとセントラルビルワークが担い、オフィスビル・レジデンスの清掃・警備・設備管理を提供。2026年3月期売上は221億円。フーズ事業は子会社共立フーズサービス、共立オアシス等が外食・受託給食・ホテルレストラン運営を手掛け、売上140億円。デベロップメント事業は建設・設計・仲介・分譲マンション・不動産流動化などを展開し、売上431億円と前期比333%増加。その他事業にはシニアライフ、PKP(自治体業務受託)、保険代理店、人材サービス、融資などが含まれる。これら多角化により、1つの事業に依存しない収益構造を構築している。ただし、総合ビルマネジメント事業は前期の大型案件反動で減収減益、その他事業は営業損失と課題も残る。

業界の中での役割は寮運営、ホテル運営、ビルマネジメント、給食・外食、不動産開発等のサービスプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
2,752億円
営業利益
248億円
営業利益率
9.0%
純利益
187億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01寮事業主力

学生寮・社員寮「ドミール」等の管理運営、及び受託寮事業。全国に展開し、寮運営の国内トップクラスの実績を持つ。

国内トップクラスの寮運営企業

主な製品・サービス2
学生寮・社員寮「ドミール」
自社ブランドの学生寮・社員寮の企画・運営。入居者募集から管理まで一貫して提供。
受託寮
企業・学校からの委託による寮の運営受託サービス。

02ホテル事業準主力

「ドーミーイン」ブランドのビジネスホテルとリゾートホテルを運営。都市部を中心にドーミーインを展開し、天然温泉大浴場等の特徴を持つ。リゾート事業では観光地でホテルを運営。

主な製品・サービス2
ドーミーイン(ビジネスホテル)
都市部に立地するビジネスホテルチェーン。天然温泉大浴場、夜鳴きそばなどのサービスが特徴。
リゾートホテル
観光地に立地するリゾートホテルの運営。

03総合ビルマネジメント事業副次

オフィスビルおよびレジデンスビルの管理運営業務(清掃、警備、設備管理等)を提供。子会社のビルネット、セントラルビルワークが主体。

主な製品・サービス2
オフィスビルマネジメント
オフィスビル向けの清掃、警備、設備管理などの総合管理サービス。
レジデンスビルマネジメント
マンション等の居住用建物向けの管理サービス。

04フーズ事業副次

外食事業、受託給食事業、ホテルレストラン等の受託運営事業を行う。子会社の共立フーズサービス、共立オアシス等が運営。

主な製品・サービス3
外食事業
直営レストラン等の運営
受託給食事業
企業・学校等への給食サービス提供
ホテルレストラン受託運営
ホテル内レストランの運営受託

05デベロップメント事業副次

建設・企画・設計・仲介事業、分譲マンション事業、不動産流動化事業、その他開発付帯事業。グループで保有する不動産の開発・販売・仲介等を行う。

主な製品・サービス3
建設・企画・設計
建物の建設、企画、設計サービス
分譲マンション
分譲マンションの企画・販売
不動産仲介
不動産の売買仲介

06その他事業副次

シニアライフ事業(高齢者向け住宅の管理運営)、PKP事業(自治体向け業務受託)、単身生活者支援事業、保険代理店、人材サービス、融資事業等を展開。

主な製品・サービス3
シニアライフ事業
高齢者向け住宅の管理運営サービス
PKP事業
自治体からの業務受託サービス
単身生活者支援事業
単身生活者向けの各種サポートサービス

製品と技術

学生寮「ドーミー」の運営モデルと特徴

「ドーミー」は共立メンテナンスが展開する学生寮・社員寮のブランドである。寮は自社物件と受託物件の両方を手掛け、入居者募集から食事提供、清掃、管理まで一貫して行う。特徴は、大浴場や食堂、自習室などを備えた充実した共用施設と、栄養バランスを考慮した朝夕食の提供にある。入居者は全国の大学生や専門学校生が中心で、首都圏や関西圏をはじめ全国に事業所を配置。2026年3月期末の定員は4万6,147名、事業所数は536を数える。学生寮売上高は330億円にのぼり、寮事業全体の約57%を占める。社員寮ブランド「ドミール」も展開し、企業の福利厚生としての需要を取り込む。寮事業の安定した稼働率(97%超)は、同社の収益基盤の核となっている。

ドーミーインが提供する天然温泉と夜鳴きそば

ビジネスホテル「ドーミーイン」は、都市部にありながら天然温泉の大浴場を完備する点が最大の特徴である。多くの物件で源泉かけ流しまたは循環式の温泉を備え、観光客からも支持される。また、夜鳴きそばの無料提供や、無料のコーヒーサービス、漫画・書籍コーナーなど、宿泊者への「おもてなし」を重視。2026年3月期にはドーミーイン敦賀、御宿野乃熊本など5物件を開業し、客室数は2万2,294室に拡大。売上高は1,492億円、営業利益210億円を達成。子会社の韓国共立メンテナンスを通じて韓国でも展開する。ブランド力向上のため、自社会員プログラム「Dormy's」やスマートチェックインシステムを導入し、利便性を高めている。競合との差別化要素として、温泉と独自サービスが強みである。

受託寮事業:資産を持たない安定収益モデル

受託寮事業は、企業や学校が所有する寮の管理運営を受託するサービスである。共立メンテナンスが寮運営のノウハウを提供し、清掃・食事・入居者管理などを代行する。この事業は自社で不動産を保有しないため、投資負担が少なく、安定した手数料収入を得られる特徴がある。2026年3月期の受託寮売上高は42億円。受託寮は主に企業の社員寮や大学の学生寮が対象で、全国で展開。寮事業全体の約7%を占めるが、リスクの低い安定的な収益源として貢献している。また、受託を通じて得た運営ノウハウを自社ブランド「ドーミー」の改善にも活用している。同社は創業から早期に受託寮事業を開始し(1984年)、軽資産モデルを確立した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 寮事業国内トップクラスの寮運営企業

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

ドミトリー運営で国内上位、堅調な収益基盤

共立メンテナンスは、学生寮や社員寮の運営を中心に、国内のドミトリー市場で確固たる地位を築いている。同業のジンジブやダイブグループと比較し、売上高は2026年3月期に2752億円と規模で優位だが、営業利益率は9%前後と中程度。安定した入居需要と長期契約による収益の安定性が特徴で、首都圏を中心に物件数を増やしている。一方、少子化の影響による学生需要の減少や、競争の激化が課題となる。

強み

  • 売上高は約2700億円で、同業他社を大きく上回る
  • 寮運営の長期契約に基づく安定した収益基盤を構築
  • 首都圏を中心に施設数が増加し、稼働率も高い水準を維持
  • 宿泊施設の運営ノウハウを活かした効率的な管理

課題

  • 学生向け寮需要が減少する可能性があり、新たな需要開拓が必要
  • 同業他社の参入や、代替施設の増加で競争が激しくなっている
  • 施設運営の人材不足が課題で、採用・育成コストが増加

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

住宅・不動産の時価総額近傍。太字が共立メンテナンス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19048名古屋鉄道3,709億円18.1倍
28242エイチ・ツー・オー リテイリング3,667億円11.6倍
38876リログループ3,438億円17.2倍
49045京阪ホールディングス3,425億円9.6倍
59044NANKAI3,362億円13.6倍
69616共立メンテナンス2,941億円15.7倍
78919カチタス2,906億円23.2倍
89602東宝2,747億円25.5倍
96544ジャパンエレベーターサービスホールディングス2,645億円36.2倍
108850スターツコーポレーション2,549億円9.0倍
119003相鉄ホールディングス2,545億円10.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(住宅・不動産)に従っています。

会社の歴史

沿革 37件

受託給食から寮事業へ転換した創業期

1979年9月、東京都葛飾区で株式会社共立メンテナンスを設立。同年10月に受託給食事業を開始した。しかし翌1980年4月には学生寮事業に参入し、以降「食」から「住」へ軸足を移す。1984年4月に受託寮事業、1985年4月に社員寮事業を開始し、寮運営のノウハウを蓄積。1985年9月には大阪支店(現関西支店)を設置し、関西へ進出。1987年5月には外食事業も開始したが、寮事業が成長の基盤となる。創業から10年弱で寮事業の基盤を固め、1990年10月にはサン・エンタープライズ(現共立エステート)を子会社化し、不動産関連の機能を強化。1993年6月には本社を千代田区外神田に移転するとともに、名古屋・札幌・仙台・福岡に営業拠点を設置し、全国展開の足がかりを築いた。

ホテル事業参入と株式上場で成長加速

1993年7月、リゾートホテル事業を開始し、翌8月にはドーミーイン(ビジネスホテル)事業を開始。宿泊事業に進出した。1994年9月には日本証券業協会に株式を店頭登録し、資金調達力を強化。1996年12月にはシニアライフ事業(高齢者向け住宅)を開始し、事業領域を広げた。1998年6月に子会社共立ケータリングサービス(現共立フーズサービス)を設立し、給食事業を分社化。1999年3月、東京証券取引所市場第二部に上場。同年12月には日本プレースメントセンター(現共立ソリューションズ)を設立し、人材サービス事業に進出。2000年6月には共立ファイナンシャルサービスを設立し、金融事業にも足を踏み入れた。2001年3月には日産ビルネット(現ビルネット)を完全子会社化し、総合ビルマネジメント事業を獲得。同年9月には東証第一部に指定替えとなり、企業規模が拡大した。

M&Aで事業領域を拡大した2000年代

2001年のビルネット買収に続き、2007年7月にはビルネットがセントラルビルワークの株式を追加取得して子会社化。ビルマネジメント事業の体制を強化した。2003年5月には本社を現在の千代田区外神田二丁目に移転。2010年5月にはPKP事業(地方自治体向け業務受託)を開始し、公的セクター向けサービスに進出。2011年7月には韓国現地法人を設立し、海外展開を開始。2012年8月には共立アシストを設立し、単身生活者支援など新領域を開拓。2015年7月には共立保険サービスを設立し、保険代理店事業を本格化。2017年4月にはタイにKyoritsu Maintenance (Thailand) Co., Ltd.を設立し、東南アジアへ進出。2018年6月には同社がSriracha現地法人を設立。M&Aと新規設立を組み合わせ、グループ企業数を増やしながら事業の多角化を進めた。

コロナ禍で赤字転落、その後の回復と再成長

2020年3月期の連結純利益は69億円だったが、新型コロナウイルス感染症の影響により2021年3月期は売上高1,213億円、純損失122億円と大幅な赤字に転落。特にホテル事業は旅行需要の急減に直撃された。しかし、2022年3月期には売上高1,737億円、純利益5億円と黒字回復。2023年3月期は純利益42億円まで改善した。回復の背景には、寮事業の安定性とコスト削減策、そして需要回復がある。2022年4月には東京証券取引所の市場区分見直しに伴いプライム市場に移行。2023年4月にはPKP事業を吸収分割で共立ソリューションズに承継し、事業の再編を実施。2024年2月にはコスモスイニシアの株式を一部取得し、持分法適用関連会社とするなど、コロナ禍を乗り越え再成長への布石を打った。

中期経営計画で掲げる3,000億円への道筋

2023年度を初年度とする5か年の中期経営計画「KYORITSU Growth Vision / Rise Up Plan 2028」を策定。長期ビジョンとして2030年に売上高3,000億円、営業利益300億円を掲げ、2028年3月期に売上高2,800億円、営業利益280億円を目標とする。投資計画では5年間で開発投資1,950億円、大規模修繕350億円、DX投資100億円の総額2,400億円を計画。寮事業で5万室(+6,700室)、ドーミーインで2万室(+3,600室)、リゾートで5,500室(+1,300室)の拡大を目指す。2026年3月期の実績は売上高2,752億円、営業利益248億円と計画を上回るペースで推移。2025年3月期には3期連続の過去最高益を達成し、中期目標達成に向けた順調な滑り出しを見せている。また、2025年4月には中四国支店を設置し、エリア拡大を加速。

年表37件を開く

1970年代

  • 1979年9月創業東京都葛飾区にて株式会社共立メンテナンスを設立
  • 1979年10月受託給食事業を開始

1980年代

  • 1980年4月学生寮事業を開始
  • 1982年7月本社を東京都千代田区淡路町に移転
  • 1984年4月受託寮事業を開始
  • 1985年4月社員寮事業を開始
  • 1985年9月大阪支店(現・関西支店)を設置
  • 1987年5月外食事業を開始

1990年代

  • 1990年10月㈱サン・エンタープライズ(現・連結子会社:㈱共立エステート)の株式を100%取得
  • 1993年6月本社を東京都千代田区外神田に移転。同時に名古屋営業所(現・名古屋支店)、札幌営業所(現・札幌支店)、仙台営業所(現・東北支店)、福岡出張所(現・九州支店)を設置
  • 1993年7月リゾートホテル事業を開始
  • 1993年8月ドーミーイン(ビジネスホテル)事業を開始
  • 1994年9月日本証券業協会に株式を店頭登録
  • 1996年12月シニアライフ事業を開始
  • 1997年10月㈱共立トラスト(現・連結子会社)を設立
  • 1998年6月㈱共立ケータリングサービス(現・連結子会社:㈱共立フーズサービス)を設立
  • 1999年3月上場東京証券取引所市場第二部に上場
  • 1999年12月㈱日本プレースメントセンター(現・連結子会社:㈱共立ソリューションズ)を設立

2000年代

  • 2000年6月㈱共立ファイナンシャルサービス(現・連結子会社)を設立
  • 2001年3月日産ビルネット㈱(現・連結子会社:㈱ビルネット)の株式を100%取得
  • 2001年9月東京証券取引所市場第一部に指定替え
  • 2003年5月本社を東京都千代田区外神田二丁目に移転(現住所)
  • 2007年7月M&A㈱ビルネットは㈱セントラルビルワーク(現・連結子会社)の株式を追加取得し子会社化

2010年代

  • 2010年5月PKP事業(地方自治体向け業務受託事業)を開始
  • 2011年7月㈱韓国共立メンテナンス(現・連結子会社)を設立
  • 2012年8月㈱共立アシストを設立
  • 2014年8月京都支店を設置
  • 2015年7月㈱共立トラストは㈱共立保険サービス(現・連結子会社)を設立
  • 2017年4月創業Kyoritsu Maintenance (Thailand) Co., Ltd.を設立
  • 2018年6月創業Kyoritsu Maintenance (Thailand) Co., Ltd.はKyoritsu Maintenance Sriracha Co.,Ltd.を設立

2020年代

  • 2020年12月㈱共立オアシス(現・連結子会社)を設立
  • 2021年9月㈱共立フーズマネジメント(現・連結子会社)を設立
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
  • 2023年4月吸収分割により当社PKP事業を㈱共立ソリューションズへ承継
  • 2023年10月㈱共立リフレフォーラムを設立
  • 2024年2月㈱コスモスイニシア(現・持分法適用関連会社)の株式を一部取得
  • 2025年4月中四国支店を設置

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2028年3月期まで2,800億円
  • 営業利益2028年3月期まで280億円
  • 営業利益率2028年3月期まで10%
  • EPS2028年3月期まで200円
  • ROE2028年3月期まで10%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    中核の寮事業を拡大し収益力を再強化

    寮事業をさらなる拡大展開と収益力の再強化を図る。開発計画では、2028年3月期までに寮部門で6,700室増の50,000室を目指すなど、マーケット拡大と競争力強化を進める。

  2. 02

    成長力の高いホテル事業の基盤強化と拡大

    ドーミーイン事業とリゾート事業を中心に、ホテル事業の基盤強化と拡大を図る。具体的には、2028年3月期までにドーミーイン事業で3,600室増の20,000室、リゾート事業で1,300室増の5,500室を目指す。

  3. 03

    第3の柱となる新規事業の早期確立

    既存事業に依存せず、新規事業を早期に立ち上げ第3の柱とする。具体的な内容は明記されていないが、長期的な成長のために新たな収益源を創出する方針。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で6,614人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は528万円で、9期前と比べて+41.5%平均年齢は38.1歳、平均勤続年数は6.1年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月4,576
2018年3月4,832
2019年3月37340.94.45,081
2020年3月39441.24.35,408
2021年3月37441.94.95,580
2022年3月34741.95.55,639
2023年3月36342.55.85,682
2024年3月42939.26.25,939
2025年3月48838.86.16,213330
2026年3月52838.16.16,614375

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率20.1%
縦線は目安の30%
男性育休取得率76.3%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)51.5%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社13(国内 11 / 海外 2、うち連結子会社 12) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
ホテル事業所 計142ヶ所765億円
ホテル事業
その他 128ヶ所572億円
ホテル事業
学生寮・社員寮 計536棟381億円
寮事業
その他学生寮・社員寮3,800百万円
寮事業
箱根小涌谷温泉 水の音3,247百万円
ホテル事業
八幡野温泉郷 杜の湯 きらの里2,800百万円
ホテル事業
ドーミー岡山南方 — 岡山県岡山市2,535百万円
寮事業
ドミール錦糸町22,318百万円
寮事業
本社(東京都千代田区)賃貸用不動産2,048百万円
総合ビルマネジメント事業
奥飛騨温泉郷 平湯 匠の宿 深山桜庵1,999百万円
ホテル事業
ほか93件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱共立エステート
    東京都文京区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱共立トラスト
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱共立保険サービス(注)4
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱共立フーズサービス
    東京都文京区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱共立オアシス
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱共立フーズマネジメント
    東京都文京区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱共立ソリューションズ
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱共立ファイナンシャル サービス
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ビルネット(注)2
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱セントラルビルワーク(注)4
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ㈱韓国共立メンテナンス(注)2
    韓国 ソウル特別市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ㈱韓国共立メンテナンス(注)2
    韓国 ソウル特別市 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社1社を開く
  • ㈱コスモスイニシア(注)3東京都港区25%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 補助金
    文化施設の感染拡大予防・活動支援環境整備事業
    文部科学省 · 2021-07-15
    19万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は2,752億円営業利益248億円前期と比べると増収増益で、売上が+20.2%、利益が+21.0%。

売上高
+20.2%
2,752億円
営業利益
+21.0%
248億円
純利益
+28.1%
187億円
営業利益率
9.0%
前期比 +0.1%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高2,770億円2,752億円
営業利益260億円248億円
純利益180億円187億円
1株あたり配当¥46¥46

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は611億円、営業利益は49億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+30.8%、営業利益は+69.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q4651
2024年1Q467296.217
2024年2Q5205510.630
2024年3Q524529.932
2024年4Q53045
2025年2Q1,1141069.577
2025年4Q1,175998.469
2026年2Q1,1961139.488
2026年4Q1,5561358.799
2027年1Q611498.030

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は995億円から2,752億円へ2.8倍に増えた。直近期の営業利益率は9.0%。売上は5期、純利益は5期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月9955632
2014年3月1,0526838
㈱共立トラストは㈱共立保険サービス(現・連結子会社)を設立
2015年3月1,1027744
2016年3月1,3519860
Kyoritsu Maintenance (Thailand) Co., Ltd.を設立
2017年3月1,35811571
Kyoritsu Maintenance (Thailand) Co., Ltd.はKyoritsu Maintenance Sriracha Co.,Ltd.を設立
2018年3月1,52012988
2019年3月1,62814396
㈱共立オアシス(現・連結子会社)を設立
2020年3月1,69812569
㈱共立フーズマネジメント(現・連結子会社)を設立
2021年3月1,213−91−122
2022年3月1,737185
㈱共立リフレフォーラムを設立
2023年3月1,7567142
2024年3月2,041211124
2025年3月2,2892052149.0146
2026年3月2,7522482629.0187

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高2,752億円のうち、営業利益として残るのは248億円9.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は187億円、売上の6.8%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金76.4%2,103億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金14.5%400億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益9.0%248億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
23.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.5pt
9.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.7pt
6.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+3.5pt
15.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
6.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが509億円、投資CFが−445億円で、差し引きのフリーCFは64億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は296億円で、売上の1.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月5020−8470167
2014年3月77−635514238
2015年3月77−120−38−43158
2016年3月82−140157−58256
2017年3月144−28331−139149
2018年3月130−16758−37170
2019年3月180−21526−35161
2020年3月165−22982−64178
2021年3月−178−100342−278242
2022年3月257−1674190376
2023年3月78−6717011557
2024年3月241−315−168−74314
2025年3月294−43782−143253
2026年3月509−445−2264296

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は3,167億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,455億円で、自己資本比率は46.0%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1,22334887528.4
2014年3月1,32034697426.2
2015年3月1,39846992933.6
2016年3月1,6145801,03435.9
2017年3月1,7366431,09337.0
2018年3月1,9097181,19137.6
2019年3月2,0257961,22939.3
2020年3月2,1718401,33138.7
2021年3月2,3907081,68229.6
2022年3月2,4177061,71129.2
2023年3月2,7237461,97727.4
2024年3月2,7098661,84332.0
2025年3月3,0159942,02133.0
2026年3月3,1671,4551,71146.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
300億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
922億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
1,711億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
79
/ 100
安定性自己資本比率31 / 40
収益力営業利益率18 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率534社中90位あたり、逆に低いのは配当利回り534社中436位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
15.3%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
9.0%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
46.0%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
20.2%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.4%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,223で、1年前と比べて-0.4%過去52週の値幅のなかでは74%の位置にある。

¥3,223-2.6%1ヶ月-6.1%1年-0.4%時価総額2,941億円
過去52週の値幅
安値¥2,321高値¥3,543

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)15.7倍
PER (会社予想)16.3倍
PBR2.00倍
配当利回り1.43%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は直近1ヶ月で12.69%上昇し、8月21日には3482円となり、25日移動平均線(3294.44円)を5.7%上回っています。52週高値3543円に2%差まで接近しており、年初来安値2321円からは50%の上昇です。出来高は8月に入り100万株を超える日が多く、7月の80万株から増加。75日線や200日線も上回り、上昇トレンドが明確で、高値圏への到達が目前です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PERは16.93倍で業界平均の23.01倍を下回り、相対的に割安感があるが、PBRは2.16倍で平均の3.33倍を下回るものの、ROEは15.3%と良好で、資本効率は高い。配当利回りは1.32%と平均の2.29%を下回り、株主還元はやや低め。業績は堅調に推移しており、今期予想PERも17.6倍とほぼ同水準。割安な面はあるが、配当利回りの低さが評価を抑える。総合的にほぼ妥当とみられる。

指標この会社業種平均
PER (実績)15.7倍23.4倍
PER (予想)16.3倍
PBR2.00倍3.51倍
ROE15.3%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、学生マンション事業の安定性とホテル事業の需要回復のバランス。強気派は、学生マンションは入居率が高く安定した収益が見込めるほか、インバウンド需要の回復でホテル業績も拡大と見る。また、家賃上昇による収益改善も期待。一方、弱気派は、少子化による学生数の減少が中長期の入居需要を縮小させるリスクや、ホテル事業の競争激化による稼働率低下を懸念。2026年3月期は増収増益予想。

プラスに働く材料7
  • 安定した学生寮収益

    入居率が高く、景気に左右されにくい賃料収入。

  • インバウンド需要回復

    訪日客増加でホテル稼働率と客室単価が上昇。

  • 複合事業の相乗効果

    学生寮とホテルで施設運営のノウハウを共有。

  • 2026年3月期営業利益248億円で過去最高決算発表後影響

    売上高2752億円、営業利益248億円。前期比で売上高20%増、営業利益21%増

  • 売上高2752億円へ前期比20%増加通年影響

    売上高2752億円、前期2289億円から約20%増。事業拡大が続く

  • ROE15.3%と高収益性維持継続影響

    ROE15.3%、PBR2.16倍。資本効率の高さが持続し、株主価値向上に寄与

  • 配当利回り1.33%で増配期待次回株主総会影響

    配当利回り1.33%。増益基調のため次回株主総会での増配が期待

マイナスに働く材料7
  • 少子化の影響

    学生数減少で中長期の入居需要が縮小する恐れ。

  • ホテル競争激化

    都市部のホテル供給過剰で稼働率が低下。

  • 設備投資負担

    新規物件開発やホテル改装に多額の資金が必要。

  • フォワードPER17.4倍と利益減速示唆決算発表後影響

    フォワードPER17.4倍は現在PER16.78倍を上回り、翌期利益予想が減少

  • 営業利益率9.0%と低採算通年影響

    営業利益率9.01%と10%を下回る。売上拡大にもかかわらず利益率は低水準

  • 株価1年で1.8%上昇に留まる継続影響

    1年間の株価上昇率は1.8%。相対的にパフォーマンスが悪く、投資資金が集まりにくい

  • 外国人保有18.1%で売り圧力懸念不定影響

    外国人持ち株比率18.12%。リスク回避局面で売り圧力となる可能性

次の決算で確かめる点
学生マンション入居率
安定収益の源泉であり、需要動向を示す。
ホテル稼働率
宿泊需要と競争環境の変化を把握。
一室あたり月額賃料
賃料改定の状況と収益力を測る。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり46で、前期から+21.1%いまの株価に対する利回りは1.43%。増配か配当維持が4年続いている。

年間配当
¥46
1株あたり
配当利回り
1.43%
いまの株価に対して
配当性向
24.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
4年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1615.2
2018年3月2029.027.4
2019年3月2312.518.5
2020年3月230.024.6
2021年3月10−55.6
2022年3月100.0
2023年3月1110.015.2
2024年3月25122.728.9
2025年3月3855.122.5
2026年3月4621.124.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥46

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ78,325人。区分でいちばん多いのは個人・その他44.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が35.7%を占め、残る64.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他30.929.331.228.134.844.8
外国法人24.322.719.428.218.418.1
金融機関23.427.326.222.023.918.0
事業法人19.919.820.219.820.217.6
証券会社1.40.83.01.92.61.4
自己株式0.60.60.60.50.50.4
外国人個人0.00.00.00.00.00.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01㈱マイルストーン9.30
02日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)8.83
03一般財団法人共立国際交流奨学財団4.47
04石塚 晴久2.32
05㈱日本カストディ銀行(信託口)2.15
06㈱三井住友銀行1.74
07野村信託銀行㈱(投信口)1.67
08GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL (常任代理人 ゴールドマン・サックス証券㈱)1.33
09日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行㈱)1.20
10JP MORGAN CHASE BANK (常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部)1.12

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-08-21
    キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー(Capital Research and Management Company)
    新規の大量保有報告
    7.24%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+134%、1株純資産は14期で+56%。直近期のROEは15.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月951,0279.711.722.6
2014年3月1211,10511.012.014.9
2015年3月1381,32910.820.912.9
2016年3月1571,49911.430.915.7
2017年3月1841,66111.718.015.2
2018年3月2261,84312.922.527.4
2019年3月2452,04112.622.418.5
2020年3月891,0778.513.424.6
2021年3月−156908
2022年3月79050.8334.1
2023年3月549565.849.215.2
2024年3月1591,11015.422.028.9
2025年3月1871,27315.716.722.5
2026年3月2221,60115.311.024.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

21名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は21名。2026/3期の役員報酬は総額1,208百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約20倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
石塚晴久代表取締役 会長782,117,968
中村幸治代表取締役 社長6429,854
小原康緒常務取締役 レジデンスグループ担当5516,710
髙久学常務取締役 経営企画グループ担当5116,664
横山博常務取締役 ホテルグループ担当6442,894
鈴木真樹取締役 ホテル事業戦略本部長 兼 同本部 ホテル戦略企画部長5714,578
百瀬利恵取締役 フーズ本部長568,006
武者隆之取締役 人事総務本部長614,476
稲岡秀晃取締役 法人本部長614,219
久保成人取締役72
平田恭信取締役78
早川貴之取締役72
残りの役員9名を開く
氏名役職年齢保有株数
小田恵子取締役54
上田卓味取締役(監査等委員)7763,628
宮城利章取締役(監査等委員)78
川島時夫取締役(監査等委員)67
小池芳夫執行役員
鎌田裕之執行役員
秋元伸介執行役員
小川暁彦執行役員
亀山晴信67

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)11272820691,162106
社外取締役634346
取締役(社内)1121212

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容757字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(株式会社共立メンテナンス)、子会社17社及び関連会社3社により構成されており、寮事業、ホテル事業、総合ビルマネジメント事業、フーズ事業、デベロップメント事業を主たる業務としております。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置づけは次のとおりであります。 なお、次の5部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 セグメントの名称   事業内容   主要な会社 寮事業   学生寮・社員寮・ドミール・受託寮の管理運営事業   当社 他3社 ホテル事業   ドーミーイン(ビジネスホテル)事業 リゾート(リゾートホテル)事業   当社 ㈱韓国共立メンテナンス 他4社 総合ビル マネジメント事業   オフィスビルマネジメント事業 レジデンスビルマネジメント事業   ㈱ビルネット ㈱セントラルビルワーク フーズ事業   外食事業 受託給食事業 ホテルレストラン等の受託運営事業   ㈱共立フーズサービス ㈱共立オアシス ㈱共立フーズマネジメント 他1社 デベロップメント 事業   建設・企画・設計・仲介事業 分譲マンション事業 不動産流動化事業 その他開発付帯事業   当社 ㈱共立エステート 他1社 その他事業   シニアライフ事業(高齢者向け住宅の管理運営事業) PKP事業(自治体向け業務受託事業) 単身生活者支援事業 保険代理店事業 総合人材サービス事業 融資事業及び事務代行業 その他の付帯事業   当社 ㈱共立トラスト ㈱共立保険サービス ㈱共立ソリューションズ ㈱共立ファイナンシャルサービス 他3社 事業系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,483字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、創業以来「顧客第一」を原点に、ライフステージにおける様々な場面での「食」と「住」さらに「癒し」のサービスを通じ、広く社会の発展に寄与することを経営方針としております。「お世話する心」を持った「現代版下宿屋」を事業の中核に人々の生活におけるあらゆる問題解決を企業指針とし、お役に立てるサービスの質の向上と発展を目指してまいりました。そして、今後さらに具体的な事業戦略として「中核事業である寮事業のさらなる拡大展開と収益力再強化」「成長力の高いホテル事業の基盤強化と拡大」「第3の柱となる新規事業の早期確立」を実践し、企業体質を強化してサービスの向上に努め、顧客・取引先・地域社会の皆様に、より一層貢献できるように努力してまいります。 (2)経営環境及び対処すべき課題、中期経営計画 昨今の当社を取り巻く経営環境は、国内経済は緩やかな回復基調のまま推移することが見込まれ、外国人の訪日需要は増加するものと想定される一方で、中東情勢等の地政学リスクや物価上昇による影響について、十分に注視していく必要があると認識しております。 このような中、「100年企業」を標榜する当社が持続的な成長を実現するためには、これまで培った強みを承 継しつつ、マーケットの拡大を図り、将来の環境変化にも打ち勝つ強固な事業基盤を構築する必要があるとの認 識のもと、2028年3月期を最終年度とする5か年の中期経営計画「KYORITSU Growth Vision / Rise Up Plan 2028」を策定しております。本計画は、長期ビジョンとして「3&3&3(トリプルスリー、2030年、売上高3,000億円、営業利益300億円)」を見据え、「コロナからの回復、そして再成長へ」と「顧客満足度のさらなる追求とエリアの拡大」を骨子としており、今後さらなる成長に努め、社会価値の向上と株主価値の向上に取組んでまいります。 骨 子   1.   コロナからの回復、そして再成長へ 2.   顧客満足度のさらなる追求とエリアの拡大 期 間       2023年4月~2028年3月 定量目標   1.   2028年3月期 売上高 2,800億円、営業利益 280億円 営業利益率 10% EPS 200円 (注)1 ROE 10% ネットD/Eレシオ 1倍以下 配当性向 20%以上 2.   投資計画(2023年4月~2028年3月計)(注)2 開発投資   1,950億円 大規模修繕   350億円 DX投資   100億円 計   2,400億円 3.   開発計画(2028年3月期) 寮事業   50,000室   (+6,700室) ドーミーイン事業   20,000室   (+3,600室) リゾート事業   5,500室   (+1,300室) (注)1.当社は、2024年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。この影響をEPSに反映し、当初の公表数値400円から200円に変更しております。 2.投資計画については、当初計画より一部見直しを行っております。 (3)目標とする経営指標 当社グループは、持続的成長と収益性及び資本効率向上の尺度として、連結ROE(自己資本利益率)を経営における重要な指標と位置づけており、その向上に努めることを目標としております。
事業等のリスク2,150字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)売上高状況 当社グループの主力事業である寮事業につきましては、下宿屋としての心を持って管理運営を行い、入居される方々には自宅と同じようなくつろぎの中で生活をしていただくことをモットーに事業を展開してまいりました。そして、学校様とは提携を結び自校の学生寮としてご利用していただき、企業様とは社員様の数の増減に合わせて必要な時、必要な部屋数だけを社員寮として契約いただくシステムを採用しております。これら、ほとんどの事業用土地・建物は地主様との賃借契約により開発しているため、上記のようなきめ細かな対応にかかわらず、学生寮では大口の学校様における指定寮扱いの解消、社員寮におきましては、リストラ等の進展に伴う大口契約企業様の一括解約等が生じ、大きな空室が発生した場合そのリスクは当社に帰属いたします。 ホテル事業におきましては、ドーミーイン(ビジネスホテル)事業は長期滞在者を受け入れることやソフト・ハード面での他社との差別化により稼働が大きく左右されない仕組となっておりますが、景気動向による法人需要の低迷等により影響を受ける可能性があります。また、リゾート(リゾートホテル)事業におきましては、景気動向や天候不順、台風などの気象状況や地震の発生により、本来大きな売上を見込んでいる時期の業績が伸び悩んだ場合、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。 フーズ事業におきましては、外食店舗は個人需要の低迷等により、またゴルフ場レストラン・受託食堂につきましては、受託先となっているゴルフ場及び企業様との受託契約が解約された場合、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。 (2)財務状態 当社グループは、持続的な成長のため、寮事業やホテル事業の開発が不可欠な要素の一つと考えております。開発に際しては会社全体の財務バランスを勘案しながら様々な財務手法を活用し、安全かつ最大限の効果を生むべく進めておりますが、不動産市場の停滞、資産価値の下落、既存開発資産の極度なキャッシュ・フローの低下、金融情勢の悪化等により開発が計画どおりに進まなかった場合、業績と財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3)法的規制・品質管理 当社グループの取扱う商品、サービスの提供にあたっては、食品衛生法の規定による衛生管理、個人情報保護法、旅館業法や消防法による安全管理等様々な法的規制・指導のもと、安全性が強く要請されております。当社グループにおいてはコンプライアンス体制、リスク委員会、社内統制システムにより法令厳守や実施状況の確認チェックを定期的に行っておりますが、万一不測の事態により食中毒・個人情報漏洩等が発生した場合、当社グループの社会的信用を傷つけ、業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)「減損会計」の適用について 2002年8月9日付で企業会計審議会から「固定資産の減損に係る会計基準の設定に関する意見書」が公表され、それを踏まえて2003年10月31日付で(財)財務会計基準機構・企業会計基準委員会から「固定資産の減損に係る会計基準の適用指針」(適用指針第6号)が公表されております。これに対応して、当社グループが所有する有形固定資産、無形固定資産及び投資その他の資産並びにリース資産において、急激な経済情勢の変化や金融情勢の悪化等により事業の恒常的なキャッシュ・フローの将来にわたる収益性の著しい低下が認識された場合、「減損会計」処理を適用し業績と財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (5)重要な契約 当社グループの重要な事業施設である、寮事業所及びホテル事業所につきましては、主として建物所有者から契約期間10年~20年の長期賃借契約により一括賃借しており、一部の長期賃借契約には相互に中途解約が不可能なものがあり、当該事業所における稼働・収益が著しく悪化した場合には、当社の業績と財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 なお、2026年3月末現在の中途解約が不可能な事業所は75棟あり、解約不能未経過賃借料残高合計は121,349百万円であります。 (6)有利子負債への依存及び金利動向の影響 当社グループは、事業資金について自己資金のほか、金融機関からの借入等により調達しており、総資産のうち有利子負債の占める比率は2026年3月期末において38.1%となっております。一方で、自社所有物件の一部について当社の管理運営・賃借契約付運用物件として投資家に売却する等の手法を活用して有利子負債依存度の低下を図っております。また、2026年3月期末における固定金利調達割合は58.9%であり、金利上昇局面における短期的な影響を限定的なものにしております。しかしながら、将来長期的に金利が上昇し、資金調達コストが増加した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,108字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、雇用・所得環境の改善の動きが続く中、景気は緩やかな回復基調で推移したものの、人手不足による影響に加え、米国の政策動向、金融資本市場の変動や中東情勢の緊迫化により不透明感が継続いたしました。 このような中、当社グループにおきましては食材費や人件費などコスト上昇の影響を受けましたが、寮事業ではご利用ニーズの増加に対応するために新規事業所の開業を継続して行いながら、販売価格の適正化を行ったことなどにより安定成長し、ホテル事業では2025年に大阪で開催された日本国際博覧会(大阪・関西万博)による宿泊需要の増加や、訪日外客数が4,200万人を突破し年間過去最多を更新(出典:日本政府観光局(JNTO)「訪日外客数」)するなどの強い追い風もあり、好調に推移いたしました。 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 (資産) 当連結会計年度末における総資産は、316,655百万円となり、前連結会計年度末に比べ15,185百万円の増加となりました。主な要因は、現金及び預金、建物及び構築物の増加などによるものであります。 (負債) 当連結会計年度末における負債は、171,126百万円となり、前連結会計年度末に比べ30,982百万円の減少となりました。主な要因は、1年内償還予定の転換社債型新株予約権付社債の減少などによるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は、145,528百万円となり、前連結会計年度末に比べ46,167百万円の増加となりました。主な要因は、資本金、資本剰余金及び利益剰余金の増加などによるものであります。 この結果、自己資本比率は46.0%となり、前連結会計年度末に比べ13.0ポイントの増加となりました。 b.経営成績 売上高は275,247百万円(前期比20.2%増)、営業利益は24,845百万円(前期比21.2%増)、経常利益は26,204百万円(前期比22.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は18,709百万円(前期比28.5%増)となり、3期連続での過去最高益の更新となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 寮事業 寮事業では、4月に全国で合計12事業所、1,364室を新たに開業し、期初稼働率は97.4%(前年と比べ0.4ポイント増)にてスタートいたしました。中期経営計画の達成に向けた成長戦略の一環として、引き続き首都圏や関西圏など大都市圏への出店に加えて、未出店エリアの岡山、高松、徳島へ進出するとともに、お客様のご要望に幅広くお応えする体制を整備するために、岡山に『中四国支店』を開設いたしました。また、運営コストの上昇に対応すべく、販売価格の適正化にも取り組んで参りました。 以上の結果、寮事業全体の売上高は57,924百万円(前期比5.5%増)となり、商品別では、学生寮売上高33,022百万円(前期比5.7%増)、社員寮売上高15,455百万円(前期比7.4%増)、ドミール(ワンルームマンションタイプ寮)売上高5,190百万円(前期比1.8%増)、受託寮(企業・学校様が保有する寮の管理運営受託)売上高4,256百万円(前期比1.8%増)となり、コスト上昇や開業費等の影響も吸収し、営業利益は6,194百万円(前期比1.9%増)と、安定的に推移いたしました。 なお、2026年3月末現在の事業所数は536事業所(前期比10事業所増・受託除く)、定員数は46,147名(前期比1,239名増)、契約者数は44,995名(前期比1,004名増)となっております。 ホテル事業 ホテル事業では、ドーミーイン事業で『天然温泉 若狭の湯 ドーミーイン敦賀』、『天然温泉 三刀屋の湯 ドーミーインEXPRESS出雲の國 雲南』、『天然温泉 肥後の湯 御宿 野乃熊本』、『天然温泉 越前の湯 御宿 野乃福井』、リゾート事業で『ラビスタ熱海テラス』の計5事業所をオープンいたしました。 当期は災害に関する予言情報が拡散した影響によりアジアの一部地域で訪日旅行を取りやめる動きや、日中間の問題に起因すると思われる影響などがあったものの、旺盛なインバウンドや日本国際博覧会などによる需要の高まりを的確に捉え、販売価格の適正化を徹底したことなどが奏功し、高稼働・高単価にて推移いたしました。 また、メンバーシッププログラム『Dormy's』からのご予約を対象とした自社ポイント制度『ドミポ』の新規導入や、スマートチェックインシステム『快速チェックイン』の導入拡大など、コンテンツ拡充やユーザビリティの改善に継続的に取り組み、お客様の利便性や労働生産性の向上を推進いたしました。 この結果、売上高は149,256百万円(前期比7.2%増)となり、営業利益は顧客満足度向上のための大規模リニューアル工事、食材やリネン清掃などのコスト上昇による影響をカバーし、21,053百万円(前期比13.8%増)と大幅な増益となりました。 なお、2026年3月末現在のホテル事業全体の事業所数は143事業所(前期比5事業所増・受託除く)、客室数は22,294室(前期比854室増)となっております。 総合ビルマネジメント事業 総合ビルマネジメント事業では、前期に大型案件が集中した反動減があったことや、人件費などの販管費が増加したことによって、売上高は22,185百万円(前期比18.2%減)となり、営業利益は296百万円(前期比75.5%減)となりました。 フーズ事業 フーズ事業では、ホテルレストランの受託案件が増加したことなどにより、売上高は14,006百万円(前期比11.8%増)となり、営業利益は590百万円(前期比141.7%増)となりました。 デベロップメント事業 デベロップメント事業では、不動産流動化の実施と寮やホテルなどの開発案件の増加によって、売上高は43,114百万円(前期比333.2%増)となり、営業利益は3,048百万円(前期比353.1%増)となりました。 その他事業 その他事業は、シニアライフ事業(高齢者向け住宅の管理運営事業)、PKP事業(自治体向け業務受託事業)、単身生活者支援事業、保険代理店事業、総合人材サービス事業、融資事業及び事務代行業であります。これらの事業の合計の売上高は19,698百万円(前期比10.6%増)となり、181百万円の営業損失(前期は426百万円の損失)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ4,285百万円増加し、29,634百万円となりました。これは投資活動によるキャッシュ・フローが44,478百万円、財務活動によるキャッシュ・フローが2,166百万円のマイナスであったものの、営業活動によるキャッシュ・フローが50,921百万円のプラスであったためであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 「営業活動によるキャッシュ・フロー」は、前連結会計年度に比べ21,472百万円収入が増加し、50,921百万円の収入となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益24,798百万円、棚卸資産の増減額25,125百万円等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 「投資活動によるキャッシュ・フロー」は、前連結会計年度に比べ796百万円支出が増加し、44,478百万円の支出となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出43,059百万円、敷金及び保証金の差入による支出1,714百万円等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 「財務活動によるキャッシュ・フロー」は、前連結会計年度に比べ10,362百万円収入が減少し、2,166百万円の支出となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出14,520百万円、社債の償還による支出4,681百万円等によるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) 寮   57,924   5.5 学生寮   33,022   5.7 社員寮   15,455   7.4 ドミール   5,190   1.8 受託寮   4,256   1.8 ホテル   149,256   7.2 ドーミーイン事業   92,225   10.1 リゾート事業   57,031   2.9 総合ビルマネジメント   22,185   △18.2 オフィスビルマネジメント事業   5,386   11.0 レジデンスビルマネジメント事業   16,799   △24.5 フーズ   14,006   11.8 デベロップメント   43,114   333.2 報告セグメント計   286,488   17.5 その他   19,698   10.6 調整額   △30,938   - 合計   275,247   20.2 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりましては「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しておりますので、ご参照下さい。会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。 また、連結財務諸表の作成にあたっては、過去の実績や状況に応じ合理的だと考えられる様々な要因に基づき見積り及び判断を行っておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるためにこれらの見積りと異なる場合があります。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績等 1)財政状態 (資産合計) 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ15,185百万円増加し316,655百万円(前連結会計年度末は301,470百万円)となりました。 流動資産は、前連結会計年度末に比べ5,453百万円増加し75,029百万円(前連結会計年度末は69,576百万円)となりました。これは現金及び預金が4,285百万円増加したことなどによるものであります。 固定資産は、前連結会計年度末に比べ9,817百万円増加し241,492百万円(前連結会計年度末は231,675百万円)となりました。これは建物及び構築物が13,334百万円、その他の有形固定資産が3,006百万円増加したことなどによるものであります。 繰延資産は、前連結会計年度末に比べ85百万円減少し132百万円(前連結会計年度末は218百万円)となりました。 (負債合計) 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ30,982百万円減少し171,126百万円(前連結会計年度末は202,109百万円)となりました。 流動負債は、前連結会計年度末に比べ29,133百万円減少し78,960百万円(前連結会計年度末は108,093百万円)となりました。これは1年内償還予定の転換社債型新株予約権付社債が30,022百万円減少したことなどによるものであります。 固定負債は、前連結会計年度末に比べ1,848百万円減少し92,166百万円(前連結会計年度末は94,015百万円)となりました。これは社債が4,680百万円減少、長期借入金が2,666百万円増加したことなどによるものであります。 (純資産合計) 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ46,167百万円増加し145,528百万円(前連結会計年度末は99,360百万円)となりました。これは資本金、資本剰余金、利益剰余金が45,117百万円増加したことなどによるものです。 2)経営成績 (売上高) 売上高は、前期に比べ20.2%増の275,247百万円となりました。そのうち、寮事業売上高は、前期に比べ5.5%増の57,924百万円、ホテル事業売上高は、前期に比べ7.2%増の149,256百万円となりました。 (売上原価、販売費及び一般管理費) 売上高の増加に連動し、売上原価は前期に比べ21.6%増の210,360百万円、販売費及び一般管理費は前期に比べ13.0%増の40,041百万円となりました。 (親会社株主に帰属する当期純損益) 親会社株主に帰属する当期純損益は、寮事業が堅調に業績貢献するとともに、ホテル事業が大幅増益となったことなどにより、前期に比べ28.5%増の18,709百万円の利益となりました。 3)キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」をご参照下さい。 b.経営成績に重要な影響を与える要因について 経営成績に重要な影響を与える要因については「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照下さい。 c.資本の財源及び資金の流動性 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、事業所・リース物件の賃借料のほか、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、新規事業所の取得及び開業費用、既存事業所の改修費用等によるものであります。 当社グループは、事業資金について自己資金のほか、金融機関からの借入等により調達しております。一方で、自社所有物件の一部について当社の管理運営・賃借契約付運用物件として投資家に売却する等の手法を活用して有利子負債依存度の低下を図っております。 なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は120,792百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は29,634百万円となっております。 d.経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 中期経営計画「KYORITSU Growth Vision / Rise Up Plan 2028(2023年4月~2028年3月)」の3年目である当期は、食材費や人件費などコスト上昇の影響を受けましたが、寮事業では新規事業所の開業や販売価格の適正化などにより安定成長し、ホテル事業では堅調な国内需要に加えて、インバウンドの強い追い風もあり、好調に推移した結果、過去最高益を更新いたしました。 中期経営計画の主な定量目標と3年目進捗状況は以下に記載のとおりであります。 主な定量目標   2028年3月期   当期実績(3年目) 売上高   2,800億円   2,752億円 営業利益   280億円   248億円 営業利益率   10.0%   9.0% EPS   200円   221.84円 ROE   10.0%   15.3% ネットD/Eレシオ   1倍以下   0.62倍 配当性向   20.0%以上   20.7% 中期経営計画の開発計画の定量目標と4年目以降の予測は以下に記載のとおりであります。 開発計画   中期経営計画目標   4年目予想 ※1   進捗率 ※1   中期経営計画 最終年度見込   進捗率 ※2 寮   50.0千室   47.9千室   95.9%   49.1千室   98.3% ドーミーイン   20.0千室   18.8千室   94.3%   20.0千室   100.0% リゾート   5.5千室   4.6千室   84.2%   4.7千室   85.8% ※1.4年目予想及び進捗率は、47期末における予想定員数と中期経営計画目標に対する進捗率となります。 2.中期経営計画最終年度見込及び進捗率は、中期経営計画最終年度における見込定員数と中期経営計画目標に対する進捗率となります。 e.セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」をご参照下さい。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

IR資料の開示履歴 (TDnet)

TDnetのPDFは掲載後約1ヶ月で削除されるため、古い開示はタイトルのみの記録です。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。