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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

吉野家ホールディングス

YOSHINOYA HOLDINGS CO.,LTD.9861 · Prime · 小売業

国内で「吉野家」と「はなまる」のファストフードチェーンを展開し、海外でも牛丼店を運営する外食企業。

概要

吉野家ホールディングスは、牛丼チェーン「吉野家」を核とする外食企業である。連結売上高は2026年2月期に2,256億67百万円、営業利益80億89百万円。国内では「はなまる」のうどん事業、海外では米国・中国・マレーシアなどに展開。グループ全体の店舗数は2,886店。持株会社体制のもと、ラーメン事業など新たな領域にも進出し、収益基盤の多角化を進める。

「吉野家」「はなまる」「海外」の3セグメント体制

吉野家ホールディングスは、連結子会社41社と持分法適用関連会社5社で構成される。セグメントは日本国内ファストフード(吉野家)、同(はなまる)、海外の3つ。吉野家セグメントは国内1,290店舗を直営およびフランチャイズで運営し、売上高1,512億7百万円。はなまるセグメントは418店舗でセルフ式讃岐うどんを提供し、売上高329億91百万円。海外セグメントは1,035店舗で、米国、中国、マレーシアなどを中心に吉野家ブランドを展開する。3セグメントでグループ全体の売上高2,256億67百万円を構成する。

売上高は過去最高、利益は原材料高の影響を受ける

2026年2月期の連結売上高は前期比10.1%増の2,256億67百万円で過去最高を更新した。営業利益は80億89百万円(同10.7%増)だが、セグメント別では差が生じた。吉野家セグメントは原材料を中心としたコスト上昇により利益が2.1%減の76億23百万円。一方、はなまるセグメントは利益24億27百万円(21.0%増)と好調。海外セグメントは集客強化策や商品力向上により収益が増加した。親会社株主に帰属する当期純利益は46億65百万円(22.7%増)となった。全社既存店売上高は6.5%増。

持株会社制とグループ再編による経営効率化

2007年10月、純粋持株会社制へ移行し、商号を株式会社吉野家ホールディングスに変更。事業会社として株式会社吉野家を新設分割設立した。その後、はなまるや京樽などを完全子会社化し、グループを拡大。2025年11月には国内の吉野家事業会社6社を一社に統合する組織再編を進め、意思決定の一元化を図る。また、グループ横断の連携として、ラーメン事業の海外展開で宝産業と中国現地法人が協業するなど、シナジー創出を推進している。

業界の中での役割は牛丼・うどん等のファストフードチェーン運営企業にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
2,257億円
営業利益
81億円
営業利益率
3.6%
純利益
47億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01日本国内ファストフード(吉野家)主力

日本国内において「吉野家」ブランドで牛丼等のファストフード店を直営およびフランチャイズで展開。店舗経営とフランチャイズへの経営指導等を行う。

主な製品・サービス1
牛丼
看板商品である牛丼を中心としたメニューを提供。

02日本国内ファストフード(はなまる)準主力

日本国内において「はなまる」ブランドでセルフ式讃岐うどん等のファストフード店を直営およびフランチャイズで展開。店舗経営とフランチャイズへの経営指導等を行う。

主な製品・サービス1
讃岐うどん
セルフスタイルの讃岐うどんを中心としたメニューを提供。

03海外ファストフード準主力

米国、中国、マレーシア等において「吉野家」ブランドで牛丼等のファストフード店を直営およびフランチャイズで展開。地域ごとに子会社が運営。

主な製品・サービス1
牛丼(海外)
現地の嗜好に合わせた牛丼等のメニューを提供。

製品と技術

看板商品「牛丼」の進化と販売施策

吉野家の主力は牛丼である。2004年の米国産牛肉輸入禁止で販売休止を経験し、2008年3月に24時間販売を再開した。近年は「牛玉スタミナまぜそば」「厚切り豚角煮定食」など新商品を投入し、定番「牛皿麦とろ御膳」も展開。販売施策として「牛丼弁当2丁800円キャンペーン」「超特盛祭」などを実施。客数増加とリピート率向上を図る。タブレット注文を全店導入中(2026年2月期時点で897店舗)。

「はなまる」のセルフ式讃岐うどんと狭小店舗モデル

はなまるはセルフ式讃岐うどん専門店。香川県産小麦「さぬきの夢」を使った麺への切り替えを進め、こだわりを強化。季節商品「だし茶漬け風うどん」「濃厚ごま担々」などを販売。2025年10月、東京日本橋に20坪の狭小店舗モデル「ずずず」をオープンし、効率的な運営を検証。創業25周年記念の「うどん100円引きクーポン」など集客策も展開。

ラーメン事業:第3の事業ドメインへの成長

2016年にせたが屋を取得してラーメン事業に参入。その後、宝産業やキラメキノ未来などを子会社化し、ブランドを拡充。2025年11月、京都発のラーメンブランド「キラメキノトリ」が中国に初出店し、宝産業の開発・製造機能と中国法人の知見を活用した。また、「金澤濃厚中華そば 神仙」が中国地方へ進出する際には、フランチャイズノウハウを持つウィズリンクが支援。グループ横断の連携で成長を加速する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

大手牛丼チェーン、堅調な売上拡大

当社は牛丼チェーン「吉野家」を主力とする外食企業。売上高は2024年2月期の1,875億円から2026年2月期には2,257億円へと拡大。営業利益率は3.5%台で安定している。同業他社の光フードサービスやトライアルホールディングスと比較すると、当社は牛丼という特定カテゴリーでブランド力を有し、国内外に広がる店舗網を持つ。国内では競合が多いが、低価格とスピード提供が強み。海外展開も積極的で、成長の柱の一つ。ただし、原材料費や人件費の上昇が収益を圧迫するリスクがある。

強み

  • 「吉野家」は牛丼チェーンとして全国的な知名度。顧客ロイヤルティが高い。
  • 国内外に多数の直営・FC店舗を持つ。新規出店による売上増加が期待できる。
  • 売上高が1,875億→2,050億→2,257億円と増加傾向。営業利益率も安定。
  • アジアを中心に海外店舗を拡大。現地ニーズに合わせたメニュー開発も強み。

課題

  • 牛肉価格の上昇や為替変動がコスト増加要因。収益性を圧迫するリスク。
  • 外食業界全体で人手不足。時給上昇など人件費増が利益率に影響。
  • 牛丼業界ではすき家、松屋などと競合。価格競争が収益率を低下させる可能性。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

食品・飲料の時価総額近傍。太字が吉野家ホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13387クリエイト・レストランツ・ホールディングス3,282億円69.6倍
29616共立メンテナンス2,941億円15.7倍
32296伊藤ハム米久ホールディングス2,937億円14.3倍
42001ニップン2,530億円11.6倍
52811カゴメ2,511億円18.9倍
69861吉野家ホールディングス2,504億円53.3倍
74516日本新薬2,457億円7.9倍
82270雪印メグミルク2,435億円7.3倍
97947エフピコ2,419億円15.6倍
107616コロワイド2,254億円135.5倍
113097物語コーポレーション2,176億円24.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(食品・飲料)に従っています。

会社の歴史

沿革 51件

牛丼1号店から会社更生手続へ(1958〜1987年)

1958年12月、株式会社吉野家(現・吉野家ホールディングス)を設立。1968年12月、新橋に2号店を開き、チェーン展開を本格化。1977年11月には米国進出のためYOSHINOYA WEST,INC.を設立。しかし1980年7月、会社更生手続開始を申し立て、同11月に開始決定。1983年3月に更生計画認可、1987年3月に手続終結。この間、経営再建を余儀なくされた。

ダンキンドーナツ買収と多角化への模索(1988〜2000年)

1988年3月、ダンキンドーナツを展開する株式会社ディー・アンド・シーを吸収合併し、社名を株式会社吉野家ディー・アンド・シーに変更。1990年1月、日本証券業協会に店頭登録。1998年9月、ダンキンドーナツ事業から撤退。1999年10月には更生会社株式会社京樽の株式を取得し、寿司事業に進出。多角化を試みる一方、不採算事業の整理も進めた。

牛丼販売休止とはなまる取得(2004〜2008年)

2004年2月、米国産牛肉輸入禁止措置により吉野家の牛丼販売を一時休止。同年6月、株式会社はなまるの株式を取得し、セルフ式うどん事業に参入。2008年3月、牛丼の24時間販売を再開。海外では2004年10月に深圳吉野家快餐有限公司を設立するなど中国展開を強化。2009年以降、国内地域子会社の取得や設立も相次いだ。

持株会社体制へ移行、グループ統合を推進(2007〜2012年)

2007年10月、純粋持株会社制を導入し、株式会社吉野家ホールディングスに商号変更。同時に事業会社として株式会社吉野家を新設分割設立。2011年7月に株式会社京樽を完全子会社化、2012年12月には株式会社はなまるを完全子会社化し、経営の一体化を進めた。これにより、グループ全体の戦略立案と事業執行の分離を明確化した。

海外展開の加速とラーメン事業への参入(2014〜2019年)

2014年11月、マレーシアにASIA YOSHINOYA INTERNATIONAL SDN.BHD.を設立。2015年3月、SUSHI KING SDN.BHD.の株式を取得し寿司事業を拡大。2016年6月には株式会社せたが屋の株式を取得し、ラーメン事業に参入。同年、シンガポール法人を買収。2018年、インドに進出。2019年、株式会社ウィズリンクホールディングスを完全子会社化し、フランチャイズ支援機能を強化した。

コロナ禍からの回復と中期経営計画「変身と成長」(2020〜2026年)

2021年2月期は売上高1,703億円、純損失75億円とコロナ禍の影響を受けた。2022年2月期には純利益81億円に回復。2024年にはアークミールの全株式を安楽亭に譲渡。2025年5月、中期経営計画「変身と成長」を策定し、2029年度に売上高3,000億円、営業利益150億円を目標に掲げた。2022年4月、東京証券取引所プライム市場に移行。2026年2月期の売上高は2,256億円に達した。

年表51件を開く

1950年代

  • 1958年12月㈱吉野家(現:㈱吉野家ホールディングス)を設立

1960年代

  • 1968年12月チェーン展開による多店舗化を目指し、新橋に「吉野家」2号店を開店

1970年代

  • 1977年11月米国西海岸での店舗展開を目的として、YOSHINOYA WEST,INC.(現・YOSHINOYA AMERICA, INC.)を設立(現・連結子会社)

1980年代

  • 1980年7月会社更生手続開始申立
  • 1980年11月会社更生手続開始決定
  • 1983年3月会社更生計画認可決定
  • 1987年3月会社更生手続終結決定
  • 1987年10月台湾吉野家股份有限公司(現・連結子会社)を設立
  • 1988年3月M&Aダンキンドーナツを展開する㈱ディー・アンド・シーを吸収合併し、㈱吉野家ディー・アンド・シーに商号変更

1990年代

  • 1990年1月日本証券業協会に店頭登録銘柄として登録
  • 1994年12月M&A大東産業㈱の株式取得
  • 1998年9月ダンキンドーナツ事業から撤退
  • 1999年10月M&A更生会社㈱京樽の株式取得

2000年代

  • 2000年11月上場東京証券取引所市場第一部に上場
  • 2002年4月更生会社㈱京樽の会社更生手続終結決定
  • 2002年6月上海吉野家快餐有限公司を設立(現・連結子会社)
  • 2004年2月米国産牛肉輸入禁止措置により吉野家の牛丼販売を一時休止
  • 2004年6月M&A㈱はなまるの株式取得
  • 2004年10月創業深圳吉野家快餐有限公司を設立
  • 2005年4月M&A㈱九州吉野家の株式取得
  • 2007年10月商号変更純粋持株会社制を導入、㈱吉野家ホールディングスに商号変更。㈱吉野家を新設分割設立
  • 2007年11月M&A㈱四国吉野家の株式取得
  • 2008年2月㈱どん(現・㈱アークミール)の株式を第三者割当増資の引受けにより取得
  • 2008年3月福建吉野家快餐有限公司を設立(現・連結子会社)
  • 2008年3月「吉野家」の牛丼の24時間販売を再開
  • 2009年8月M&A㈱中日本吉野家の株式取得

2010年代

  • 2010年3月㈱北日本吉野家を設立
  • 2011年7月M&A㈱京樽を完全子会社化
  • 2012年12月M&A㈱はなまるを完全子会社化
  • 2013年12月㈱西日本吉野家を設立
  • 2014年11月吉野家餐飲管理(武漢)有限公司を設立(現・連結子会社)
  • 2014年11月ASIA YOSHINOYA INTERNATIONAL SDN.BHD. を設立(現・連結子会社)
  • 2014年12月創業YOSHINOYA HANAMARU MALAYSIA SDN.BHD. を設立
  • 2015年3月SUSHI KING SDN.BHD.の株式を取得
  • 2015年6月吉野家(中国)投資有限公司を設立(現・連結子会社)
  • 2015年9月M&A㈱アークミールを完全子会社化
  • 2016年6月㈱せたが屋の株式を取得
  • 2016年6月ASIA YOSHINOYA INTERNATIONAL SDN.BHD.がYoshinoya(S)Pte. Ltd.の全株式を取得(現・連結子会社)
  • 2016年12月M&A㈱吉野家ホールディングスが㈱吉野家インターナショナルを吸収合併
  • 2017年7月吉野家(四川)餐飲管理有限公司を設立(現・連結子会社)
  • 2018年2月吉野家餐飲管理(重慶)有限公司を設立(現・連結子会社)
  • 2018年3月㈱ウィズリンクホールディングスの株式を取得
  • 2018年4月YOSHINOYA INDIA PRIVATE LIMITED 設立(現・連結子会社)
  • 2018年6月江西吉野家餐飲管理有限公司を設立(現・連結子会社)
  • 2018年6月創業天津合興吉野家快餐有限公司を設立(現・持分法適用会社)
  • 2019年2月M&A㈱吉野家ホールディングスが㈱吉野家資産管理サービス、㈱はなまる分割会社、㈱京樽分割会社を吸収合併
  • 2019年3月M&A㈱ウィズリンクホールディングス(現・㈱ウィズリンク)を完全子会社化

2020年代

  • 2020年2月㈱アークミールの全株式を株式会社安楽亭へ譲渡
  • 2021年4月㈱京樽の全株式を株式会社FOOD & LIFE COMPANIESへ譲渡
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、東京証券取引所プライム市場に移行
  • 2022年4月SUSHI KING SDN.BHD.の全株式をSUSHI KING HOLDINGS SDN.BHD.へ譲渡

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2029年度まで3,000億円
  • 営業利益2029年度まで150億円
  • ROIC2029年度まで7.0%
  • D/Eレシオ0.9倍以内
  • 成長投資総額5年間まで1,300億円(成長基盤投資900億円・M&A投資400億円)

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    事業ポートフォリオの変革と収益安定化

    吉野家事業に偏った事業構造から、はなまる事業やラーメン事業の成長を加速し、収益源を多様化。売上構成のバランス最適化と経営リスク分散を図り、成長性と安定性を両立する経営基盤を構築する。

  2. 02

    主要事業の量的成長と利益拡大

    吉野家事業では合理性・効率性の追求と戦略的マーケティングで成長と利益を両立。はなまる事業は立地別戦略で新規出店を進め、狭小モデル店舗の展開などで店舗数拡大と利益拡大を図る。

  3. 03

    海外吉野家の市場最適化と新規開拓

    未進出エリアへの出店によるドミナント戦略で認知度向上と効率化を推進。国内成功モデルを現地に適応導入し、地域ごとの商品開発・サプライチェーン強化(中国・香港は共同購買、米国はセントラルキッチン)で競争力を高める。

  4. 04

    ラーメン事業の拡大と第3の柱化

    国内外での既存ブランド出店とマルチブランドM&Aにより、牛丼・うどんに次ぐ事業ドメインに育成。宝産業の開発・製造機能を活用したグローバルサプライチェーン構築で持続的収益成長を目指す。

  5. 05

    財務健全性と資本効率の最適化

    D/Eレシオ0.9倍以内を規律としつつ、レバレッジを戦略活用して成長投資を実行。CCC短縮と資本コスト最適化により財務健全性と資本効率を向上させ、ROIC持続的向上を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で3,361人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は726万円で、9期前と比べて+2.6%平均年齢は47.9歳、平均勤続年数は18.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年2月4,251
2018年2月4,168
2019年2月4,392
2020年2月70748.716.24,581
2021年2月66149.215.94,043
2022年2月70749.615.43,004
2023年2月71948.916.52,851
2024年2月73748.219.83,016
2025年2月73948.519.23,246225
2026年2月72647.918.43,361241

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年2月期・提出会社(単体)
女性管理職比率9.1%
縦線は目安の30%
男性育休取得率64.1%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)96.5%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社8(国内 3 / 海外 5) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
営業店舗(カリフォルニア州) 79 店舗108億円
営業用設備(海外)
営業店舗(東京都中央区他) 457店舗9,225百万円
営業用設備(吉野家)
工場等 — 埼玉県加須市他4,801百万円
生産設備(全社)
営業店舗(香川県高松市他) 349店舗4,478百万円
営業用設備(はなまる)
営業店舗(大阪府大阪市他) 254店舗4,382百万円
営業用設備(吉野家)
営業店舗(宮城県仙台市他) 181店舗3,337百万円
営業用設備(吉野家)
営業店舗(愛知県名古屋市他) 194店舗3,251百万円
営業用設備(吉野家)
営業店舗(福岡県福岡市他) 173店舗3,058百万円
営業用設備(吉野家)
工場等 — 京都府京都市他2,263百万円
生産設備(その他)
本社等 — 東京都中央区他1,248百万円
その他の設備(吉野家)
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱吉野家(注)3
    東京都中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱関西吉野家(注)4
    東京都中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱はなまる(注)5
    香川県高松市
    議決権100.0%
  • 海外
    YOSHINOYA AMERICA,INC. (注)6
    米国カリフォルニア州
    議決権100.0%
  • 海外
    吉野家(中国)投資 有限公司(注)6
    中国上海市
    議決権100.0%
  • 海外
    上海吉野家 快餐有限公司(注)6
    中国上海市
    議決権67.0%
  • 海外
    ASIA YOSHINOYA INTERNATIONAL SDN.BHD. (注)6
    マレーシア クアラルンプール直轄領
    議決権100.0%
  • 海外
    台湾吉野家 股份有限公司(注)6
    台湾台北市
    議決権97.4%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は2,257億円営業利益81億円前期と比べると増収増益で、売上が+10.1%、利益が+11.0%。

売上高
+10.1%
2,257億円
営業利益
+11.0%
81億円
純利益
+23.7%
47億円
営業利益率
3.6%
前期比 +0.0%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高2,420億円2,257億円
営業利益85億円81億円
純利益49億円47億円
1株あたり配当¥22¥22

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は588億円、営業利益は25億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+23.8%、営業利益は+177.8%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q443143.210
2024年2Q474265.519
2024年3Q472214.414
2024年4Q48613
2025年1Q47591.97
2025年2Q518285.415
2025年4Q1,057363.416
2026年2Q1,104444.026
2026年4Q1,153373.221
2027年1Q588254.318

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年2月期からの14期で、売上は1,646億円から2,257億円へ1.4倍に増えた。直近期の営業利益率は3.6%。売上は4期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
㈱西日本吉野家を設立
2013年2月1,64625−4
YOSHINOYA HANAMARU MALAYSIA SDN.BHD. を設立
2014年2月1,734337
㈱アークミールを完全子会社化
2015年2月1,800409
㈱吉野家ホールディングスが㈱吉野家インターナショナルを吸収合併
2016年2月1,857238
吉野家(四川)餐飲管理有限公司を設立(現・連結子会社)
2017年2月1,8862812
天津合興吉野家快餐有限公司を設立(現・持分法適用会社)
2018年2月1,9854615
㈱吉野家ホールディングスが㈱吉野家資産管理サービス、㈱はなまる分割会社、㈱京樽分割会社を吸収合併
2019年2月2,0243−60
2020年2月2,162347
2021年2月1,703−20−75
2022年2月1,53615681
2023年2月1,6818772
2024年2月1,8758656
2025年2月2,05073803.638
2026年2月2,25781883.647

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高2,257億円のうち、営業利益として残るのは81億円3.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は47億円、売上の2.1%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金38.0%857億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金58.4%1,319億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.6%81億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
62.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.1pt
3.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.4pt
2.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.5pt
7.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年2月期は営業CFが147億円、投資CFが−101億円で、差し引きのフリーCFは46億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は209億円で、売上の1.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年2月62−69−25−7140
2014年2月76−43533180
2015年2月118−925626269
2016年2月4−12438−120185
2017年2月101−651136229
2018年2月94−84−4210196
2019年2月28−9025−62157
2020年2月140−85355215
2021年2月27−52178−25368
2022年2月234−3−260231342
2023年2月72−40−14232234
2024年2月201−83−90118263
2025年2月133−144−60−11195
2026年2月147−101−3446209

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年2月期の総資産は1,248億円。このうち返さなくてよい自己資本が687億円で、自己資本比率は54.5%(業種中央値47.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年2月91343447946.8
2014年2月95543452144.8
2015年2月1,08758949853.7
2016年2月1,11357753651.7
2017年2月1,14957257749.4
2018年2月1,15657857849.5
2019年2月1,12750062743.9
2020年2月1,26248477837.9
2021年2月1,31940191830.0
2022年2月1,12248763542.9
2023年2月1,08255652650.9
2024年2月1,12960852153.4
2025年2月1,19164854353.9
2026年2月1,24868756154.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳
現金及び預金
216億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
464億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
46億円
在庫として抱えている分
負債合計
561億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
73
/ 100
安定性自己資本比率36 / 40
収益力営業利益率7 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率322社中87位あたり、逆に低いのは配当利回り322社中292位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.1%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
3.6%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
54.5%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
10.1%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.6%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,844で、1年前と比べて+20.9%過去52週の値幅のなかでは78%の位置にある。

¥3,844-0.8%1ヶ月+2.9%1年+20.9%時価総額2,504億円
過去52週の値幅
安値¥2,963高値¥4,099

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)53.3倍
PER (会社予想)50.8倍
PBR3.58倍
配当利回り0.57%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は3779円で、24日に25日線を上回り上昇基調。1ヶ月で4.22%高、3月安値からは27%上昇。75日線3331円、200日線3202円も明確に上回り、中長期トレンドは強い。RSIは59.86とやや過熱感はあるが、14日に株価は調整。52週高値4099円に約8%まで迫っており、高値抜けに注目が集まります。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 40/100)

PERは52.36倍で業界平均39.85倍を上回り、株価はやや割高水準。PBRは3.52倍で業界平均2.97倍を上回る。ROEは7.1%と収益性はまずまずだが、配当利回りは0.58%と業界平均12.76%を大幅に下回り、株主還元が手薄。業績は増収増益で改善しているが、成長持続性には不透明感があり、割高感は否めない。一方、配当性向は59.2%と高いが、利回りが低い点は両面性を示す。

指標この会社業種平均
PER (実績)53.3倍39.6倍
PER (予想)50.8倍
PBR3.58倍2.44倍
ROE7.1%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、既存事業の収益力回復と海外・新業態の成長が、現在の株価水準に織り込まれた期待に見合うかどうか。強気派は、牛丼需要の底堅さと値上げ効果、海外展開の成長余地、新業態による多角化を評価。一方弱気派は、競争激化による販促費増加、原材料高による採算悪化、既存店売上の伸び悩み、ROEの低さ(7%前後)を懸念する。また、PBR 3.5倍とPER 52倍のバリュエーションが成長の実力に対して割高との指摘もある。

プラスに働く材料7
  • 収益成長の継続

    売上高が2期連続で2桁増収、営業利益も増益傾向にある。

  • 海外展開の成長余地

    アジア中心に出店を加速し、中長期の収益源として期待。

  • 新業態の多角化

    うどん・寿司など新業態が売上に貢献し、リスク分散につながる。

  • 2026年2月期に売上高2257億円と2期連続増収通年影響

    売上高は1875億円から2257億円へ3期連続増加。既存店の伸びと出店効果で成長が続いている。

  • 営業利益81億円へ過去最高更新通年影響

    営業利益は73億円から81億円へ増加。営業利益率3.59%を維持し、増収が利益に結びついた。

  • 純利益47億円へ回復、予想PER49.9倍通年影響

    純利益は38億円から47億円へ回復。予想PERは実績52.36倍から49.9倍に改善し、利益成長が続く。

  • 株価は1年で12%上昇、外食需要の回復局面継続影響

    株価は1年で+11.93%。外国人保有は6.95%と低く、国内投資家の資金で堅調な値動きが続いている。

マイナスに働く材料7
  • 競争激化

    牛丼業界は価格競争と販促費増加で利益率が圧迫されやすい。

  • コスト上昇

    原材料・人件費高が続けば、利益率の改善は限定的。

  • バリュエーション懸念

    PER 52倍は今後の成長が予想を上回らなければ割高感がある。

  • PER52.36倍と割高水準通年影響

    時価総額2461億円に対し純利益47億円でPER52.36倍。収益水準に対して株価が先行し、修正リスクがある。

  • 営業利益率3.56%と低水準継続影響

    売上高2257億円のうち営業利益は81億円で、利益率3.59%にとどまる。人件費や原材料高に弱い構造。

  • 配当利回り0.58%と株主還元が薄い継続影響

    配当利回りは0.58%と低水準。増収増益にもかかわらず還元が薄く、株主の不満が株価の重荷になりうる。

  • 2025年2月期の純利益38億円から回復途上過去影響

    2024年2月期の56億円から38億円へ一旦減少し、47億円まで回復。利益水準の正常化には時間がかかる。

次の決算で確かめる点
既存店売上高前年比
需要動向と価格転嫁の効果を測る基本指標。
海外店舗数
成長戦略の中核である海外出店の進捗を確認。
営業利益率
コスト上昇を販売価格で吸収できているかを判断。
客単価
値上げの受け入れ状況とメニュー構成の変化を反映。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり22で、前期から+10.0%いまの株価に対する利回りは0.57%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥22
1株あたり
配当利回り
0.57%
いまの株価に対して
配当性向
59.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年2月2086.0
2018年2月200.0
2019年2月200.0
2020年2月200.0162.1
2022年2月10−50.033.7
2023年2月100.023.8
2024年2月1880.038.9
2025年2月2011.1
2026年2月2210.059.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥22

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ295,916人。区分でいちばん多いのは個人・その他74.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が16.9%を占め、残る83.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
個人・その他70.672.175.172.474.474.5
金融機関15.214.915.814.016.313.4
外国法人7.88.23.57.54.06.9
事業法人4.74.44.54.03.63.6
証券会社1.70.30.91.91.71.6
自己株式0.80.70.70.70.60.6
外国人個人0.00.10.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行㈱10.34
02㈱日本カストディ銀行1.93
03吉翔会1.27
04大和証券㈱0.98
05大樹生命保険㈱0.86
06BCSL CLIENT RE BBPLC NYBR(常任代理人 バークレイズ証券㈱)0.53
07ハニューフーズ㈱0.50
08iShares Core MSCI EAFE ETF(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)0.45
09BOFAS INC SEGREGATION ACCOUNT(常任代理人 BOFA証券㈱)0.43
10サントリー㈱0.43

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-07-07
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    0.03%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+1115%、1株純資産は14期で+26%。直近期のROEは7.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年2月−7831−0.8
2014年2月148321.6100.5
2015年2月169211.979.8
2016年2月138911.4107.4
2017年2月198792.285.186.0
2018年2月238872.683.5
2019年2月−93766−11.2
2020年2月117401.5194.3162.1
2021年2月−116613−17.2
2022年2月12674418.519.033.7
2023年2月11285214.020.923.8
2024年2月879339.736.838.9
2025年2月599926.149.1
2026年2月721,0507.142.959.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/2期の役員報酬は総額226百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
河村泰貴取締役 会長57
成瀬哲也代表取締役 社長59
小澤典裕代表取締役 副社長56
前田良博取締役49
藤川大策取締役661,400
曽和信子取締役63300
富谷薫監査役 常勤622,013
大橋修監査役 非常勤602,848
横倉仁監査役 非常勤57400
髙野由里子監査役 常勤563,814

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4112302917143
監査役2282814
社外取締役427277

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

ニュース

AI解説

今日の重要ニュースより

「今日の重要ニュース」で吉野家ホールディングスを取り上げた解説を、新しい順に並べている。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容617字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社および当社の関係会社)は、当社、連結子会社41社および持分法適用関連会社5社で構成され、国内の事業においては「吉野家」「はなまる」を主要なセグメントとして展開しています。海外の事業においては、地域ごと、拠点ごとに複数の事業活動を行うため、「海外」というひとつのセグメントとして展開しています。 なお、当社は有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 当社グループのセグメント、事業に係る位置付けおよび、事業内容については、次のとおりです。 セグメント区分   主な事業内容   主要な会社 吉野家   日本国内における牛丼等のファストフード店経営およびフランチャイズ店舗への経営指導等   ㈱吉野家 はなまる   日本国内におけるセルフ式讃岐うどん等のファストフード店経営およびフランチャイズ店舗への経営指導等   ㈱はなまる 海外   海外における牛丼等のファストフード店経営およびフランチャイズ店舗への経営指導等   YOSHINOYA AMERICA,INC.(米国)吉野家(中国)投資有限公司(中国)ASIA YOSHINOYA INTERNATIONAL SDN.BHD. (マレーシア) 上記グループ事業の系統図は次のとおりです。
経営方針・対処すべき課題3,080字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末(2026年2月28日)現在において当社グループが判断したものです。 (1) 経営の方針 当社グループは、『For the People ~すべては人々のために~』を経営理念とし、国や地域を超えた世界中の人々のために企業活動を行っています。理念を具体化するための事業活動指針である6つの価値観「うまい、やすい、はやい」「客数増加」「オリジナリティ」「健全性」「人材重視」「挑戦と革新」を実践することで、お客様および従業員、株主をはじめとするステークホルダーの満足度向上と信頼構築を基軸として経営展開を図っています。 グループ中期経営計画(2025年度~2029年度)の策定に際し、経営方針を「Your Smile, Our Value」としました。この言葉には、あらゆるステークホルダーの皆様の笑顔が、私たちが生み出す価値の源泉であり、私たちが生み出す価値を通じて、すべてのステークホルダーの皆様を幸せにしたいという思いが込められています。ステークホルダーの皆様への価値提供こそが当社の業績向上とパフォーマンス拡大を推進する原動力になると確信しており、その成果をさまざまな形で還元してまいります。最終年度である2029年度に売上高3,000億円、営業利益150億円、ROIC7.0%を主要経営指標と設定しています。 私たちは、「Your Smile, Our Value」に基づいた価値創出と循環のサイクルを継続的に回し、持続的成長を実現します。これにより、世界中の人々に『For the People ~すべては人々のために~』の想いを届け、社会の発展に貢献していきます。 (2) 対処すべき事業上および財務上の課題 「中期経営計画」に基づく事業課題は以下のとおりです。私たちは「変身」と「成長」をテーマに掲げ、創業精神を大切にしながら、現状に満足することなく絶えず変化を続けていきます。また、迅速かつ的確な意思決定を重ね、一人ひとりが変化を恐れずに国内外で挑戦し続けることで「中期経営計画」をより確実に実現していきます。 ① 事業ポートフォリオの変革と収益安定性の向上 吉野家事業を主軸とした従来の事業構造を転換し、はなまる事業やラーメン事業の成長を加速することで、収益構造の多様化と安定性の向上を図ります。吉野家事業の着実な成長を継続させつつ、はなまる事業およびラーメン事業の拡大によって売上構成のバランスを最適化し、経営リスクの分散を推進します。こうした取組みを通じて成長性と安定性を両立させる経営基盤を構築し、環境変化への対応力を一層高めていきます。 ② 主要事業の量的成長と利益成長の実現 吉野家事業は、合理性・効率性を徹底的に追求するとともに、基盤強化の観点から戦略的なマーケティングを推進し、量的成長と利益成長の両立を実現します。もう一つの柱であるはなまる事業は、立地別戦略を軸に新規出店を行い、量的成長を図ることで利益拡大を加速していきます。商業施設内への出店は継続しつつ、オフィス立地や繁華街立地では大都市圏への出店を集中させ、狭小モデル店舗の出店・開発を推進し、店舗数拡大を図ります。 ③ 吉野家の海外市場における最適化と新市場開拓 海外吉野家は、グローバル市場での持続的成長を目指しています。未進出エリアへの新規出店によってドミナント戦略を展開し、認知度の向上と店舗運営の効率化を図ります。また、日本国内で成果を上げたサービスモデルや運営手法を、現地ニーズに合わせて柔軟に導入し、競争力を強化していきます。さらに、各国の文化や食習慣を反映させた商品開発を進めることで、地域に最適化された店舗運営を推進します。中国・香港では、フランチャイズ企業との連携による共同購買体制を強化し、米国ではセントラルキッチンの稼働によって、原価構造の見直しと品質の安定化を実現します。 ④ ラーメン事業の拡大と収益性向上 国内外での既存ブランドの積極出店に加え、マルチブランドM&A戦略を推進し、牛丼・うどんに次ぐ「第3の事業ドメイン」として成長を図ります。その中核を担う宝産業が持つ国内外の開発・製造機能を活用してグローバル需要へ対応しつつ収益性を高めていきます。海外展開を通じてラーメンの世界的な普及を図り、宝産業を軸としたグローバルサプライチェーンを構築することで、持続的な収益成長を実現します。 ⑤ 人的資本経営の推進 人材を中長期的な企業成長の原動力と捉え、全ての従業員が能力を最大限に発揮できる環境の整備を進めています。性別や年齢、国籍、ライフステージの違いを超えて、多様な価値観を尊重する組織づくりを進めることで、創造性と持続力のあるチーム形成を目指しています。併せて、キャリア開発の支援や研修制度の充実により、個々の成長を後押ししています。健康管理や働きやすさの向上に関する施策も強化し、従業員のエンゲージメントを高めていきます。 ⑥ IT戦略とデジタル基盤の整備・活用 経営環境の変化に迅速かつ柔軟に対応するため、ITを活用した業務改革と情報基盤の強化を推進しています。店舗オペレーションの効率化や部門間の連携強化を目的としたシステムの導入を進めることで、生産性の向上と品質の安定を図っています。また、顧客接点におけるデジタル施策や、経営判断を支援する情報活用の仕組みも整備しており、ITを戦略的に活用することで企業全体の競争力を高めていきます。 ⑦ サステナビリティ推進とガバナンス強化 持続可能な社会の実現に向けて、環境・社会・ガバナンスの各分野において実効性の高い取組みを進めています。環境面では、資源の有効活用と廃棄物の削減を継続的に取り組んでいます。社会面では、地域社会との協働やサプライチェーンにおける責任ある調達体制の構築を通じて、企業の社会的信頼の向上を目指しています。ガバナンスの領域では、透明性と説明責任を重視した経営体制を整備し、ステークホルダーとの建設的な対話を重ねていきます。 ⑧ 財務健全性の維持と資本構成の最適化 財務健全性の維持と資本構成の最適化については、D/Eレシオ0.9倍以内を規律として維持しつつ、財務レバレッジを戦略的に活用することで成長投資を適切に進める方針です。また、CCC(キャッシュ・コンバージョン・サイクル)の短縮と資本コストの最適化を通じ、財務健全性と資本効率のさらなる向上を図ります。 ⑨ 投資効率の向上と成長投資の実行性 投資効率の向上と成長投資の実行性については、5年間で総額1,300億円(成長基盤投資900億円・M&A投資400億円)の投資を計画しています。これに対し、EBITDA1,000億円超の創出と、CCC改善による50億円のキャッシュ創出を見込んでいます。資金調達においては財務規律を堅持しつつ、レバレッジファイナンスを戦略的に活用して資本コストを最適化し、ROICの持続的な向上を目指します。 ⑩ 株主還元と資本市場対応の強化 株主還元については「安定的かつ継続的な配当」を基本方針としています。当期の配当については前期の20円から2円増配し22円としました。今後も業績向上に応じて段階的な配当の引き上げを検討していきます。また、株主・投資家の皆様とのIR機会を拡大し、対話の内容を取締役会への報告することで、持続的な企業価値の向上を実現します。
事業等のリスク5,249字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの経営成績、財務状況および株価等に影響を及ぼす可能性のあるリスクのうち、投資家の投資判断に重要な影響を及ぼす可能性のあるリスクは以下のようなものがあります。なお、文中における将来に関する事項は当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものですが、下記事項は当社グループが事業を継続する上で、必ずしも全てのリスクを網羅したものではなく、想定していないリスクや重要度が低いと考えられる他のリスクの影響を将来的に受ける可能性もあります。 なお、「発生可能性」は、各リスクが発生する頻度・確率より評価し、「影響度」については、各リスクが顕在化した際に当期利益に与える影響より評価しています。 (1)食品の安全管理(発生時期:特定時期なし、発生可能性:低、影響度:大) 当社グループの中心事業である飲食店および外販(通販)事業においては、商品の安全性確保が極めて重要となります。当社グループでは、専門部門として品質保証部を設置し、その指導のもとに安全な食品をお客様に提供するため、調達・製造から店舗調理まで一貫した衛生管理を徹底しています。また、商品の改廃に合わせてアレルゲン情報や原産地情報を更新する等、適切な情報開示が可能な状態を構築していますが、集団食中毒等の衛生問題や表示ミス等による商品事故が発生した場合、お客様に多大なご迷惑をおかけするばかりか、ブランドイメージや社会的信用の失墜、また損害賠償金の支払い等によって、当社グループの業績に大きな影響を与える可能性があります。なお、担当部門から必要に応じて取締役等への報告を定期的にまたは随時行っており、再発防止に努めています。 (2)消費者の嗜好の変化および競合リスク(発生時期:特定時期なし、発生可能性:低、影響度:大) 当社グループの業績は、景気動向、特に個人の消費動向に大きく影響を受けます。外食産業全体のマーケット規模が停滞しているなか、コンビニエンスストアによる弁当、惣菜類の販売といった中食市場に加え、デリバリービジネスの飛躍的拡大等、新しい生活様式に即した消費者ニーズに対する販売チャネルの多様化により、主要顧客層にも変動がみられ、競争は一層熾烈化しています。当社グループでは、新業態の開発、商品設計の変更、テイクアウト需要への対応等、引き続きグループ各社の出店等による成長や海外展開等により、売上高を向上させる取組を推進していきますが、今後、さらに競合が熾烈化した場合に、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (3)原材料の調達および価格変動(発生時期:特定時期なし、発生可能性:低、影響度:大) 当社グループ各社が使用する食材は多岐にわたるため、新たな原料産地の開拓や分散調達等へのリスクヘッジに継続的に努めていますが、疾病の発生や、天候不順、自然災害の発生、紛争による輸出入の停止、新型コロナウイルス感染症等の感染症、為替相場等の影響により、必要量の原材料の安定供給が困難な状況や売上原価が上昇する可能性があります。 (4)人材の確保および労務関連(発生時期:特定時期なし、発生可能性:低、影響度:中) 当社グループでは、多くの正社員、嘱託社員、パートタイムおよびアルバイトの従業員を雇用しています。その多くが店舗、工場等での業務に従事しています。今後において、賃金の上昇、求人費用の増加、日本国内の労働力需要の増加に伴い当社グループの従業員の確保が困難となった場合、必要な従業員数の確保のための人件費の増加、または出店計画の見直し、一部店舗の一時的な営業休止等により、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。また、各種労働法令や入管法の改正等、あるいは厚生年金保険等、パートタイムおよびアルバイト従業員の処遇に関連した法改正が行われた場合、人件費負担が増加する可能性があるため、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (5)出店政策および店舗展開(発生時期:特定時期なし、発生可能性:低、影響度:小) 当社グループは、成長に向けて継続的な新規出店および既存店舗の改装を推進しています。出店に際しては、専門部署が商圏調査や収益予測を行い、厳格な投資判断を行っています。しかしながら、建設資材・人件費の高騰による投資額の増加や工期の遅延、あるいは出店後の立地環境の変化等により計画通りの収益を確保できない場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6)M&Aについて(発生時期:特定時期なし、発生可能性:低、影響度:中) 当社グループは、事業成長の一つの手段としてM&Aを推進する場合があります。実施に際しては、社内及び外部専門家によるデューデリジェンスを行いリスク評価を行うとともに、株式価値評価の客観性を担保しております。しかし、事後的に判明した偶発債務や未認識リスクの顕在化、または、統合作業の遅れにより期待したシナジーが得られない場合、のれんの減損等により業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7)吉野家事業への依存(発生時期:特定時期なし、発生可能性:低、影響度:大) 当社グループの売上高に占める吉野家セグメントの売上高の割合は相対的に高く、今後も吉野家を当社グループの主力セグメントとして出店・改装等を進めていく一方で、吉野家セグメントに対する依存から脱却すべく第三の中核事業の育成に注力しています。しかしながら、国内の吉野家の業績の低迷、消費者の嗜好の変化、原材料の価格高騰や調達状況の悪化等が生じた場合、グループ全体の業績に大きな影響を与える可能性があります。 (8)海外展開におけるカントリーリスク(発生時期:特定時期なし、発生可能性:低、影響度:低) 当社グループは、アメリカ、中国、東南アジア等の海外市場において、直営店の運営、フランチャイズの展開等を行っています。当社の海外子会社の展開国における政情、経済、法規制、自然災害等の予測できない変動リスクや、ビジネス慣習等のその国特有なカントリーリスクや同国の法改正による事業活動の制限により、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。また、類似商標による権利侵害をされることにより、当社グループのブランドイメージを低下させる可能性があります。 (9)自然災害およびパンデミック(発生時期:特定時期なし、発生可能性:低、影響度:大) 当社グループは、全国に店舗や工場等を配置しているため、大規模な地震、風水害、火災による事故等が発生し、店舗、工場等の施設や情報システムに損害が生じ、営業活動や仕入、物流に支障が生じた場合、あるいはお客様、従業員に人的被害があった場合等、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。当社グループでは事業継続計画の策定、防災訓練の実施、社員安否確認システムの導入等、有事の対応マニュアルを整備していますが、これらの自然災害等が発生した場合には、正常な事業活動への復旧までの間、一定程度の時間を要する可能性があります。また感染症の感染拡大等による顧客や従業員の確保不足等の影響で営業活動の継続が困難となった場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (10)気候変動(発生時期:特定時期なし、発生可能性:低、影響度:小) 世界的規模でエネルギー使用の合理化や地球温暖化対策のための法規制等、気候変動抑制のための動きが強まっています。当社グループにおいても、気候変動の重要性を認識しており、気候変動の移行リスク(地球温暖化対策の環境規制等によって調達やエネルギーコストが上昇するリスク、当社グループが環境に配慮していないとみなされて当社グループの社会的信用が低下するリスク等)および物理的リスク(台風による工場や物流の稼働停止、店舗休業等の急性的リスクや、平均気温の上昇や気象パターンの変化による食材の品質低下や価格高騰等の慢性的リスク)は当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (11)情報システムおよび個人情報の管理(発生時期:特定時期なし、発生可能性:低、影響度:大) 当社グループは、サプライチェーンの管理業務、店舗からの発注、店舗での注文や決裁等において情報通信システムに大きく依存しています。当社グループの情報システムにおいては、プログラムの不具合等やコンピューターウィルス・サイバー攻撃などに対して、適切に防止策を実施しておりリスク低減に努めていますが、情報通信システムが悪意ある攻撃などにより障害が発生した場合には、効率的な運営や消費者に対する商品の適時の提供が阻害される可能性および社会的信用の失墜により、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。一方で、老朽化している情報システムを計画的に更新していくことに加え、生産性向上に寄与する情報システムへの投資を行っています。 (12)風評について(発生時期:特定時期なし、発生可能性:低、影響度:小) インターネット等における当社グループおよびその関係者に関連する不適切な書き込みや画像等の公開によって、風評被害や食の安全を毀損するような不安を生じさせることとなった場合、その内容の真偽にかかわらず、当社グループの事業、業績、ブランドイメージ及び社会的信用に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループの競合他社等に対する風評被害等であっても、外食市場全体の社会的評価や食の安全に対する信用が下落するものであれば、当社グループの事業、業績、ブランドイメージおよび社会的信用にも影響を与える可能性があります。 (13)コンプライアンスおよび法的規制(発生時期:特定時期なし、発生可能性:低、影響度:小) 当社グループでは、会社法、金融商品取引法、法人税法等の一般的な法令に加え、食品衛生、店舗設備、労働、環境等店舗の営業に関わる各種法規制や制度の制限を受けています。当社はリスク管理規程に基づきリスク管理委員会を設置し、当社グループに影響のある法制度の制改定に対する対応策を共有・実施していますが、法制度の制改定に対して不備や違反が生じた場合には、当社グループの信用に影響を与えるとともに、当社グループの経営成績等に影響を与える可能性があります。また、当社グループは国内外で、フランチャイズ契約による事業活動も展開しており、フランチャイジーによるこれらの不備や違反が発生した場合についても、当社グループの信用毀損につながる恐れがあります。加えて、これらの法的規制が強化された場合、それに対応するための新たな費用が増加することになり、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (14)金利上昇について(発生時期:特定時期なし、発生可能性:中、影響度:低) 当社グループは資金調達の一部を借入金や社債等の有利子負債により行っています。新規の資金調達にあたっては、親会社による一括調達を原則とし、市場動向や契約条件を慎重に検討したうえで実行していますが、国内外の金融情勢や金融政策に伴う金利上昇により金利負担が増加し、業績に影響を及ぼす可能性があります。また、金融市場の混乱等により、計画通りの条件での債券発行や借入が困難となるリスクを認識しています。当社グループでは、固定・変動金利の比率調整や調達先の分散により金利変動への柔軟な対応を図るとともに、社内投資判断におけるハードルレートの見直しを適宜実施するなど、財務健全性の維持に努めています。 (15)不動産の賃借(発生時期:特定時期なし、発生可能性:低、影響度:小) 当社グループは、事務所や大部分の店舗の土地建物を賃借しています。賃借期間は賃貸人との合意により更新可能ですが、定期建物賃貸借契約の場合には期間満了をもって再契約を拒否される可能性があるほか、普通賃貸借契約であっても賃貸人側の事情により賃貸借契約を解約される可能性や賃料増額請求を申入れされる可能性があります。また、当社グループが賃借している建物の経年劣化や土地収用等により、明け渡しをせざるを得ない物件が生じる可能性もあり、業績に影響を与える可能性があります。また、賃貸人に対して保証金を差し入れていますが、このうちの一部が倒産その他の賃貸人に生じた事由により回収できなくなるリスクがあります。 (16)減損会計の適用(発生時期:特定時期なし、発生可能性:低、影響度:小) 当社グループは、減損兆候が発生した店舗につき将来の業績見込みについて、過去実績を踏まえ、その業績見通しの蓋然性などを慎重に検討し店舗資産の評価を実施しています。しかし、競合店の出店による収益性の低下、災害等による物理的損傷などにより減損損失が発生する可能性があり業績に影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,049字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状況、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりです。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における国内経済は、長期化する物価上昇と実質賃金の低迷による個人消費への影響や、海外の地政学的リスクの高まりおよび米国の関税政策などを背景とした不透明な状況が続いています。外食業界においては、物価高騰や深刻化する気候変動の影響による原材料の安定調達リスクに加え、人件費・光熱費・物流費・建築費などの上昇が経営環境に大きく影響を及ぼしています。また、労働市場の需給バランスの変化を事業継続における重要課題と認識しており、事業を取り巻く環境は依然として厳しい状況が続いています。 このような状況の中、当社グループは、2025年5月に策定した中期経営計画「変身と成長」の実現に向け、「既存事業の変革(変身)と新たなドライバーの成長」を最重要課題と位置付けています。3つの戦略基軸として、国内事業は「業態進化と新たな付加価値創造」、ラーメン事業は「第3の事業ドメインへ」、海外事業は「既存エリア最適化と新規マーケット進出」を推進しています。中期経営計画の実現性を高めるために、11月にグループマーケティング本部を設立し、グループ全体のマーケティング戦略を一層強化して事業成長の加速を図っています。また、国内の吉野家事業会社6社を株式会社吉野家1社へ統合する組織再編を進め、トップマネジメントの意思決定を一元化して迅速かつ強力な執行体制を構築しています。これにより、本社機能と事業会社の一体運営を実現し、経営資源の最適活用とグループ全体の経営効率・収益力の向上を目指します。さらに、国内外を問わずグループ各社の知見とネットワークを結集して一体プロジェクトを推進しています。具体的には、11月にキラメキノ未来が運営する京都発のラーメンブランド「キラメキノトリ」が初の海外進出として中国へ出店した際には、ラーメン食材の開発・製造を担う宝産業と、中国の顧客動向や飲食ビジネスに知見がある吉野家(中国)投資有限公司と協業しました。また、全力の元が運営する「金澤濃厚中華そば 神仙」が中国地方へ初進出した際は、フランチャイズのノウハウを有するウィズリンクが支援するなど、グループ横断の連携を通じて当社グループの強みと価値を磨くとともに、事業環境の変化にも柔軟かつ迅速に対応していきます。 当社グループの概況として、吉野家事業はお客様のニーズに応える商品開発の強化と新サービスモデル(クッキング&コンフォート、ジグソーカウンター)店舗の出店および改装を継続して行っており、はなまる事業は大都市圏でのドミナント出店を加速させるべく、新たな狭小モデル店舗を出店し、展開に向けた検証を行っています。海外事業は集客を強化する仕組みの導入や商品力の向上および販売施策による収益増加を図っており、ラーメン事業は成長基盤を強固にするため、グループ横断での連携を推進しています。これらの施策により全社既存店売上高は、前年同期比6.5%増となりました。店舗出店については、国内78店および海外111店を出店した結果、当社グループの店舗数は2,886店舗となりました。 以上の結果により、売上高は2,256億67百万円(前年同期比10.1%増)、営業利益は80億89百万円(前年同期比10.7%増)、経常利益は88億3百万円(前年同期比10.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は46億65百万円(前年同期比22.7%増)となりました。 当連結会計年度におけるセグメント概況につきましては、次のとおりです。 [吉野家] 吉野家セグメントにおける店舗数は、51店舗の出店、20店舗の閉店により1,290店舗となりました。転換を進めている新サービスモデルの店舗数は50店舗増加し590店舗となりました。商品展開では、お客様のニーズに応える商品開発を強化し、季節性の高い商品および食べ応えのある商品を適宜導入しました。特に「牛玉スタミナまぜそば」と「厚切り豚角煮定食」は新規顧客を含む幅広い層から支持を獲得し来店促進を実現するとともに、定番人気商品「牛皿麦とろ御膳・牛たん牛皿御膳」、「牛すき鍋膳」なども期間限定で販売しました。主な販売施策として「牛丼弁当2丁800円キャンペーン」「あすトククーポン」「お子様割」「白銀ノエルコラボ」「超特盛祭」などのキャンペーンを行い、新規顧客の獲得と既存顧客のリピート率の向上に寄与しました。今後も季節・嗜好の変化に合わせたメニューの最適化と、顧客体験の向上を推進していきます。また、お客様の利便性向上および商品導入サイクルの最適化を図るため、タブレットの導入計画を繰り上げて実施しました。タブレット設置店舗は897店舗となり、2026年度中には全店舗へ導入をする予定です。 以上の結果により、セグメント売上高は1,512億7百万円(前年同期比9.7%増)となりましたが、セグメント利益は原材料を中心としたコスト上昇の影響により76億23百万円(前年同期比2.1%減)となりました。 [はなまる] はなまるセグメントにおける店舗数は16店舗の出店、13店舗の閉店により418店舗となりました。主な商品施策として「柚子鬼おろしぶっかけ・柴漬鬼おろしぶっかけ・わさび鬼おろしぶっかけ」「味噌バター・豚肉味噌バター・ホタテ味噌バター」「濃厚ごま担々・温玉ごま担々・豚しゃぶごま担々」「だし茶漬け風うどん」などを販売しました。主な販売施策として春と秋の「天ぷら定期券」や、「創業25周年感謝祭うどん100円引きクーポン」などのキャンペーンを行いました。また、創業25周年を機に始動した「おいでまい!さぬきプロジェクト」の一環で、香川県内14店舗で提供するうどんメニューを香川県産小麦「さぬきの夢」を使った麺に切り替え、讃岐うどんへのこだわりを追求しています。さらに、大都市圏でのドミナント出店を加速させるべく、新たな狭小モデル店舗として2025年10月に東京・日本橋に新業態「ずずず」をオープンし、20坪の店舗規模における顧客満足と従業員の働きやすさの両立を目指しています。今後も商品展開やオペレーションの最適化を推進し、狭小店舗の設計・運用モデルを確立させ、来店動機の創出とリピート率の向上を図ります。 以上の結果により、セグメント売上高は329億91百万円(前年同期比6.9%増)、セグメント利益は24億27百万円(前年同期比21.0%増)となりました。 [海外] 海外セグメントにおける店舗数は111店舗の出店、74店舗の閉店により1,035店舗となりました。米国においては、セット販売や商品施策を継続するとともに、アプリ販促を効果的に実施しました。中国においては、会員システムを活用した販売促進策の展開、新商品導入サイクルの短縮により、客数増加による収益確保に取り組みました。また、新規のデリバリープラットフォームの活用も客数増加に寄与しています。シンガポールにおいては、6月にハラル認証を取得したセントラルキッチンが稼働を開始し、自社による牛肉スライスを行うことで、商品の品質安定化を実現しました。 以上の結果により、セグメント売上高は293億23百万円(前年同期比5.2%増)となり、セグメント利益は19億57百万円(前年同期比61.2%増)となりました。なお、海外は暦年決算のため1月から12月の実績を取り込んでいます。 当連結会計年度末の財政状態につきましては、次のとおりです。 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ57億11百万円増加し1,248億24百万円となりました。これは主として、現金及び預金の増加10億66百万円、受取手形及び売掛金の増加8億68百万円、商品及び製品の増加10億78百万円、建物及び構築物(純額)の増加19億53百万円、長期貸付金の減少11億96百万円によるものです。 負債総額は前連結会計年度末に比べ18億13百万円増加し561億12百万円となりました。これは主として、短期借入金の増加30億円、リース債務(固定負債)の増加8億16百万円、未払法人税等の増加5億55百万円、1年内返済予定の長期借入金の減少31億78百万円によるものです。 純資産は前連結会計年度末に比べ38億98百万円増加し687億12百万円となり、自己資本比率は0.6%増加し54.5%となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、換算差額を加え、前連結会計年度末より14億6百万円増加して209億31百万円となりました。 営業活動によるキャッシュ・フローは、147億円の収入(前年同期は133億4百万円の収入)となりました。主な内訳は、税金等調整前当期純利益79億40百万円、減価償却費76億51百万円等です。 投資活動によるキャッシュ・フローは、100億97百万円の支出(前年同期は143億98百万円の支出)となりました。主な内訳は、有形固定資産の取得による支出100億77百万円等です。 財務活動によるキャッシュ・フローは、34億14百万円の支出(前年同期は59億73百万円の支出)となりました。主な内訳は、リース債務の返済による支出16億50百万円、配当金の支払額13億55百万円等です。 ③ 生産、受注及び販売の実績 (ⅰ) 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。 セグメントの名称   生産高(百万円)   前年同期比(%) 吉野家   17,536   10.5 はなまる   1,576   3.6 その他   2,618   73.1 合計   21,730   15.0 (注) 海外は生産実績がないため、記載していません。 (ⅱ) 受注実績 該当事項はありません。 (ⅲ) 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前年同期比(%) 吉野家   150,190   9.8 はなまる   32,795   6.9 海外   29,323   5.2 その他   13,357   38.7 合計   225,667   10.1 (注) セグメント間の取引については、相殺消去しています。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。 ① 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 (ⅰ) 売上高 売上高は前年同期に比べて206億84百万円増加し、2,256億67百万円(前年同期比10.1%増)となりました。主な要因は、既存店売上高が伸長したこと、および店舗数が増加したことです。 (ⅱ) 営業利益 営業利益は前年同期に比べて7億82百万円増加し、80億89百万円(前年同期比10.7%増)となりました。主な要因は、原材料価格などコスト上昇はあったものの、変動費を適正にコントロールしたことおよび増収により経費率が低減したことです。 (ⅲ) 経常利益 経常利益は前年同期に比べて8億8百万円増加し、88億3百万円(前年同期比10.1%増)となりました。主な要因は、為替相場の急激な変動により外貨建て取引において為替差益を2億30百万円計上したことです。 (ⅳ) 特別利益 特別利益は、前年同期に比べて3億86百万円増加し、5億89百万円(前年同期比190.7%増)となりました。主な要因は、受取補償金5億49百万円計上したことです。 (ⅴ) 特別損失 特別損失は、主に閉店決定や店舗資産の収益力の低下に伴う減損損失10億35百万円などを計上した結果、前年同期に比べて3億80百万円減少し14億52百万円となりました。 (ⅵ) 親会社株主に帰属する当期純利益 法人税、住民税及び事業税32億円、法人税等調整額△3百万円、非支配株主に帰属する当期純利益78百万円を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は46億65百万円となりました(前年同期比22.7%増)。 ② 資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループの主な資金需要は、将来の事業展開や経営基盤強化のための新規出店や既存店舗の改装および生産設備の増強等です。設備投資資金は、自己資金および長期借入金により、短期運転資金については、自己資金および短期借入金により調達しています。 国内連結子会社における余剰資金を当社へ集中、一元管理を行うことで、資金効率の向上を図り、現預金残高と有利子負債残高を一定範囲にコントロールし、経営環境の変化に対応するための資金の流動性を確保しながら資金管理を行っています。 2022年2月期   2023年2月期   2024年2月期   2025年2月期   2026年2月期 流動比率   154.4%   153.8%   141.8%   109.9%   116.4% 自己資本比率   42.9%   50.9%   53.4%   53.9%   54.5% 時価ベースの自己資本比率   137.5%   140.0%   182.4%   156.8%   160.4% キャッシュ・フロー対有利子 負債比率   1.6年   3.5年   0.9年   1.3年   1.2年 インタレスト・カバレッジ・ レシオ   50.4倍   17.4倍   55.1倍   47.0倍   39.7倍 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されています。この連結財務諸表の作成に当たりまして、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いていますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりです。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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