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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

日東富士製粉

NITTO FUJI FLOUR MILLING CO.,LTD.2003 · Standard · 食料品

小麦粉製造で国内有数のシェアを誇る製粉会社。三菱商事グループの一員として、食品事業から外食・運送まで幅広く展開。

概要

日東富士製粉は、1914年創業の製粉会社であり、小麦粉を主力に業務用・家庭用に供給する。中堅規模ながら、三菱商事を親会社に持ち、国内に3工場(東京・埼玉・名古屋)を有し、ベトナムとタイにミックス粉の海外生産拠点を展開する。2026年3月期の連結売上高は728億円、従業員数は799名。

製粉・食品事業が収益の柱を形成

当社グループの連結売上高の大部分は製粉及び食品事業が占める。小麦粉の製造販売を中核とし、ふすま、ミックス粉、加工食品などを手がける。主力ブランドは日東富士製粉で、業務用として製パン・製菓・製麺業界に、家庭用として小売向けに供給する。連結子会社である㈱増田製粉所は「宝笠」シリーズで菓子用粉に強みを持ち、全国の菓子メーカーに採用されている。販売は親会社の三菱商事を総代理店とし、隅田商事や兼三などの特約店網を通じて行う。工場付属のサイロでは小麦の保管・荷役業務も担う。

外食事業と運送事業でグループ収益を補完

外食事業は連結子会社㈱さわやかが担当し、ケンタッキーフライドチキンのトップフランチャイジーとして関東・東海地区で店舗を展開するほか、各種レストランを運営する。運送事業は関連会社のM&Fロジスティクス㈱が当社の原料小麦と製品の大部分を運搬する。2025年10月には連結子会社だった日東富士運輸の株式66.6%を丸全昭和運輸へ譲渡し、合弁事業化、持分法適用関連会社へ変更した。これにより物流体制を外部パートナーと連携し最適化を図っている。

海外拠点の拡大でリスク分散と成長を追求

当社グループの海外事業は、ベトナムとタイの2拠点で構成される。ベトナムの合弁子会社NITTO-FUJI INTERNATIONAL VIETNAM CO.,LTD.(出資比率94.7%)は2006年に設立、ミックス粉の製造販売を行う。タイのNitto Fuji International (Thailand) Co.,Ltd.(100%出資)は2018年に設立、2019年から製造を開始した。両拠点とも日本向けのプレミックス生産が中心で、コロナ禍後の受注回復により販売数量が増加している。三拠点(日本・ベトナム・タイ)の連携により生産・供給の最適化と相互補完を進め、グループ全体の競争力向上を目指す。

業界の中での役割は食品産業の上流に位置する製粉メーカー。小麦を原料に、業務用・家庭用の小麦粉を供給。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
728億円
営業利益
38億円
営業利益率
5.2%
純利益
33億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
製粉及び 食品事業605億円83.1%35億円5.8%
外食事業122億円16.8%2億円1.6%
運送事業1億円0.1%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01製粉・食品主力

小麦その他農産物を原料に、小麦粉、ふすま、ミックス粉、食品等を製造・販売。三菱商事をはじめとする特約店を通じて業務用・家庭用に供給する。また、工場付属サイロでの小麦保管業務も行う。

主要顧客三菱商事株式会社

主な製品・サービス3
小麦粉
小麦を挽いて製造する粉末。パン、麺、菓子など様々な食品の原料となる。
ミックス粉
小麦粉に他の原料を配合し、用途に合わせて調整した粉末。お好み焼き粉や天ぷら粉など。
ふすま
小麦の表皮部分で、食物繊維が豊富。健康食品や飼料原料として利用される。

02外食準主力

連結子会社の株式会社さわやかが「KFC」のトップフランチャイジーとして関東・東海地区で店舗展開するほか、各種レストランを運営。

主な製品・サービス1
KFC店舗運営
ケンタッキーフライドチキンのフランチャイズ店舗を展開。フライドチキンやサイドメニューを提供。

03運送副次

関連会社のM&Fロジスティクスが当社の原料小麦及び製品の運送の大部分を担う。物流機能をグループ内で補完。

製品と技術

業務用小麦粉が中核、幅広い用途に対応

当社の主力製品は業務用小麦粉で、製パン用、製菓用、製麺用、お好み焼き粉など多岐にわたる。各工場で異なる銘柄を生産し、顧客の要求に応じた配合・粒度を実現する。東京工場(大田区)、埼玉工場(熊谷市)、名古屋工場(知多市)の3拠体制で、関東・中部エリアへの安定供給を支える。ふすまなどの副産物も飼料向けに販売するが、市況変動の影響を受けやすい。2026年3月期は飼料用副産物の価格下落が収益を圧迫した。

ミックス粉で海外市場を開拓、ベトナム・タイで生産

ミックス粉(プレミックス)は、小麦粉に砂糖・油脂・膨張剤などを配合した調合粉で、ホットケーキミックスや天ぷら粉などが代表的。当社はベトナムのNFIVとタイのNFITの2拠点でミックス粉を生産し、日本向け輸出と現地販売を行う。特にタイ拠点は2019年の生産開始以降、増資や隣接地取得により能力を拡大、主力製品の生産体制を確立した。両拠点の連携により、コスト削減と品質管理の強化を進めている。

子会社の「宝笠」ブランドが菓子業界で高い評価

2018年に完全子会社化した㈱増田製粉所は、大正初期からの製粉技術を継承し、菓子用小麦粉「宝笠」シリーズを製造する。同シリーズは全国各地の銘菓からコンビニスイーツまで幅広く採用され、和洋菓子店・大手製菓メーカーに納入されている。当社グループ全体として、増田製粉所のブランド力と技術を活用し、菓子・スイーツ市場での存在感を高めている。両社の研究開発部門が連携し、高品質な新商品の開発も進めている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

食料品のなかでの位置

製粉専業で中堅、内需依存度高め

製粉業界は日清製粉グループ本社が首位、ニップンが続く寡占構造。当社は専業メーカーとして売上高700億円台と中堅に位置し、同規模の昭和産業や鳥越製粉と競合。主力の小麦粉は国内需要に依存しており、輸入小麦の価格変動や政府売渡制度の影響を受けやすい。売上高は横ばいだが、2025/3期の営業利益率7.05%は業界平均並みとみられる。既存設備の効率化や製品多様化で収益性を維持している。

強み

  • 小麦粉製造に特化し、品質・コスト管理で安定した供給力を発揮。
  • 2025/3期営業利益率7.05%と堅調。日清製粉やニップンに次ぐポジション。
  • 地域密着で中小製パン・製菓メーカーとの強固な関係を構築。
  • 小麦粉は生活必需財であり、景気変動の影響を受けにくい。

課題

  • パン・麺消費減少に伴い製粉市場は縮小傾向。新市場開拓が急務。
  • 輸入小麦価格や為替変動が収益を圧迫。価格転嫁が課題。
  • 日清製粉に比べ規模・ブランド力で劣り、価格競争で不利。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

食料品の時価総額近傍。太字が日東富士製粉

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12612かどや製油206億円22.2倍
22932STIフードホールディングス199億円12.1倍
32204中村屋190億円20.0倍
42929ファーマフーズ175億円
52597ユニカフェ173億円20.4倍
62003日東富士製粉170億円19.9倍
72806ユタカフーズ169億円64.9倍
82112塩水港精糖166億円4.7倍
92937サンクゼール163億円26.4倍
102924イフジ産業159億円7.8倍
112935ピックルスホールディングス156億円11.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 35件

埼玉の米穀製粉業者として1914年に創業

1914年3月、埼玉県熊谷市に松本米穀製粉㈱として設立された。1930年12月に日東製粉㈱と改称し、同時に名古屋製粉㈱を合併、名古屋工場を取得。1938年6月には埼玉県深谷市の埼玉興業㈱を合併し深谷工場とした。同年8月、東京証券取引所に上場。戦前から合併による規模拡大を進め、首都圏と中部圏に生産基盤を築いた。

戦後の合併劇と工場集約で生産効率を向上

1954年12月、東京芝浦の中央製粉㈱を合併し東京工場とした。1960年10月には東京晴海工場を完成させ、旧東京工場を閉鎖・集約。1964年4月には三菱商事と総代理店契約を締結し、販売チャネルを確立。1970年代以降も工場の新設・移転を繰り返し、1979年に旧名古屋工場を閉鎖し知多市に新設、1982年に深谷工場を閉鎖し熊谷市に埼玉工場を新設、1989年には晴海工場を閉鎖し大田区に東京工場を新設した。同時に埼玉食品工場と食品開発センターも設置し、製品多様化に対応した。

外食事業への進出と子会社再編の1990年代

1977年に設立した日東フーズ・サービス(後の日東フーズ)を皮切りに、グループは外食事業に参入。2003年4月に㈱さわやかの全株式を取得し、同年7月に日東フーズとさわやかを合併、外食事業を㈱さわやかに一本化した。同社はKFCのフランチャイジーとして関東・東海地区で出店を拡大した。また1980年に東京証券取引所市場第一部に指定され、上場企業としての地位を固めた。

2006年の富士製粉との合併で日東富士製粉に

2006年4月、日東製粉は富士製粉㈱と合併し、商号を日東富士製粉㈱に変更した。同時に日東運輸倉庫と富士製粉運輸も合併し日東富士運輸㈱を設立。同年6月には三菱商事と共同でベトナムにプレミックス製造の合弁子会社を設立、海外生産に乗り出した。2007年6月、三菱商事による株式公開買付けが成立し、三菱商事が親会社となった。これにより三菱グループの一員として安定した原料調達と販売網を活用できる体制が整った。

増田製粉所の完全子会社化で菓子用粉を強化

2009年3月、㈱増田製粉所の発行済株式の28%を取得し業務提携。2018年2月に公開買付けで追加取得し100%子会社化した。増田製粉所は「宝笠」ブランドで知られる菓子用粉に特化したメーカーであり、両社のシナジーとして調達・製造・販売・研究開発・物流の各分野で連携を進めた。完全子会社化後は西日本市場への拡販や製造技術の共有などが実現し、グループの製品ラインナップを補完している。

タイ拠点の設立と運送事業の再編(2018年以降)

2018年11月、タイにNitto Fuji International (Thailand) Co.,Ltd.を100%出資で設立。2019年からミックス粉の生産を開始し、段階的にライン増設を進めてきた。2021年10月に株式分割、2022年4月には東京証券取引所の市場区分見直しによりスタンダード市場へ移行。2025年10月、連結子会社だった日東富士運輸の株式の66.6%を丸全昭和運輸に譲渡し、物流機能を合弁化。2026年4月には1株を4株に分割するなど、資本政策も継続している。2024年5月にはパーパス「小麦の持つ無限の可能性で、世界の多様なニーズに挑戦し続ける」を策定・公表した。

年表35件を開く

1910年代

  • 1914年3月埼玉県熊谷市に松本米穀製粉㈱として設立

1930年代

  • 1930年12月M&A日東製粉㈱と改称、名古屋市の名古屋製粉㈱を合併し名古屋工場と称す
  • 1938年6月M&A埼玉県深谷市の埼玉興業㈱を合併し深谷工場と称す
  • 1938年8月上場東京証券取引所に上場

1950年代

  • 1954年12月M&A東京芝浦の中央製粉㈱を合併し東京工場と称す

1960年代

  • 1960年10月東京晴海工場完成、東京工場を閉鎖集約
  • 1963年10月上場東京証券取引所上場規定変更に基づき、市場第二部に指定
  • 1964年4月三菱商事㈱と総代理店契約を締結

1970年代

  • 1970年5月日東運輸倉庫㈱(100%出資連結子会社)を設立
  • 1977年5月日東フーズ・サービス㈱(後に日東フーズ㈱と改称、100%出資連結子会社)を設立
  • 1979年3月旧名古屋工場を閉鎖、愛知県知多市に名古屋工場を新設

1980年代

  • 1980年9月東京証券取引所市場第一部に指定
  • 1982年11月深谷工場を閉鎖、埼玉県熊谷市に埼玉工場を新設
  • 1989年3月東京晴海工場を閉鎖、東京都大田区に東京工場を新設
  • 1989年6月埼玉県熊谷市に埼玉食品工場を新設

1990年代

  • 1998年8月埼玉県熊谷市に食品開発センターを新設

2000年代

  • 2003年4月㈱さわやかの全株式を取得
  • 2003年7月M&A日東フーズ㈱と㈱さわやかを合併(合併後の名称を㈱さわやかと称す、100%出資連結子会社)
  • 2006年4月M&A富士製粉㈱と合併、合併後の名称を日東富士製粉㈱と称す
  • 2006年4月M&A日東運輸倉庫㈱と富士製粉運輸㈱を合併(合併後の名称を日東富士運輸㈱と称す、100%出資連結子会社)
  • 2006年6月三菱商事㈱と共同でベトナムにプレミックス製造の合弁子会社NITTO-FUJI INTERNATIONAL VIETNAM CO.,LTD.を設立(85%出資非連結子会社)
  • 2007年6月三菱商事㈱による株式の公開買付けにより同社が親会社となる
  • 2007年10月連結子会社隅田商事㈱の株式を追加取得し、100%出資連結子会社とする
  • 2009年3月㈱増田製粉所の発行済株式総数の28%を取得し、同社と業務提携契約を締結

2010年代

  • 2011年11月非連結子会社NITTO-FUJI INTERNATIONAL VIETNAM CO.,LTD.に追加出資(出資比率94.7%)
  • 2012年4月M&ANITTO-FUJI INTERNATIONAL VIETNAM CO.,LTD.を連結子会社化(出資比率94.7%)
  • 2014年3月創業設立100周年を迎える
  • 2016年10月商号変更10株を1株の割合で株式併合を実施、1単元を1,000株から100株に変更
  • 2018年2月M&A㈱増田製粉所の株式を公開買付けにより追加取得し、同社を100%出資連結子会社とする その子会社である兼三㈱を連結子会社化
  • 2018年11月タイにNitto Fuji International (Thailand) Co.,Ltd.(100%出資連結子会社)を設立

2020年代

  • 2021年10月1株を2株の割合で株式分割を実施
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からスタンダード市場へ移行
  • 2024年5月パーパス(小麦の持つ無限の可能性で、世界の多様なニーズに挑戦し続ける)を策定・公表
  • 2025年10月運送事業を営む日東富士運輸㈱の株式(66.6%)を丸全昭和運輸㈱へ譲渡し、合弁事業化 持分比率が33.4%となり連結子会社から持分法適用関連会社へ変更
  • 2026年4月1株を4株の割合で株式分割を実施

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結純利益2028年度まで35億円以上
  • 連結ROE2028年度まで6.9%以上
  • 基礎収益2028年度まで25億円以上
  • 基礎収益ROA2028年度まで3.6%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    製販統括機能の強化

    調達・開発営業・生産の一体化により製販統括機能を強化し、統合データ基盤の再構築による需給管理の精緻化を通じて、生産効率の改善と多様な顧客ニーズへの最適な供給体制構築を実現する。

  2. 02

    エンジニアリング体制の強化

    エンジニアリング人財の育成・確保と技術力の標準化を進め、中長期視点での施設管理体制を強化する。

  3. 03

    老朽化対策の徹底と生産効率向上

    設備更新・修繕対応の再整備を進め、安全・安定供給の基盤を強化し、生産効率の向上を図る。

  4. 04

    提案型営業と特徴製品の拡販

    顧客課題の解決を起点とした提案型営業を推進し、独自性のある原料・製品の開発と拡販により収益力の向上を図る。

  5. 05

    海外事業拡大と新規領域への展開

    成長市場での拡販と海外拠点の自立化を進めるとともに、既存事業と親和性の高い隣接領域への事業拡大を推進する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で799人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は656万円で、9期前と比べて+2.7%平均年齢は41.1歳、平均勤続年数は16.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月693
2018年3月767
2019年3月63943.620.8754
2020年3月62943.020.0771
2021年3月63443.320.1794
2022年3月64743.020.0799
2023年3月64442.819.2829
2024年3月65142.618.3822
2025年3月66042.317.8848601
2026年3月65641.116.0799476

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率10.6%
縦線は目安の30%
男性育休取得率75.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)73.4%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社8(国内 6 / 海外 2、うち連結子会社 6) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
静岡工場及び静岡出張所 — 静岡県静岡市清水区4,279百万円
製粉及び 食品事業
東京工場(注)1 — 東京都大田区2,710百万円
製粉及び 食品事業
埼玉工場及び食品開発センター — 埼玉県熊谷市2,196百万円
製粉及び 食品事業
本社工場 — 兵庫県神戸市長田区1,853百万円
製粉及び 食品事業
本社(東京都中央区)他85店舗1,492百万円
外食事業
Head office and factory — Saraburi,Thailand1,480百万円
製粉及び 食品事業
名古屋工場及び名古屋営業所 — 愛知県知多市1,410百万円
製粉及び 食品事業
その他 — 埼玉県熊谷市 他303百万円
製粉及び 食品事業
Head office and factory — Ho Chi Minh City,Vietnam262百万円
製粉及び 食品事業
本社(注)2 — 東京都中央区、東京都大田区245百万円
製粉及び 食品事業
ほか4件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    三菱商事㈱
    東京都千代田区 · その他の関係会社
  • 国内
    ㈱さわやか
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    隅田商事㈱
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    NITTO-FUJI INTERNATIONAL VIETNAM CO.,LTD.
    Ho Chi Minh City,Vietnam · 連結子会社
    議決権94.7%
  • 国内
    ㈱増田製粉所
    兵庫県神戸市 長田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    兼三㈱
    兵庫県神戸市 長田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Nitto Fuji International (Thailand) Co.,Ltd.
    Saraburi,Thailand · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    M&Fロジスティクス㈱
    東京都港区 · 持分法適用会社
    議決権33.4%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 補助金
    食糧麦備蓄対策事業
    農林水産省 · 2019-04-01
    3.3億円
  • 補助金
    食糧麦備蓄対策事業
    農林水産省 · 2020-04-01
    3.2億円
  • 補助金
    食糧麦備蓄対策事業
    農林水産省 · 2022-04-01
    3.1億円
  • 補助金
    食糧麦備蓄対策事業
    農林水産省 · 2023-04-03
    2.9億円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は728億円営業利益38億円前期と比べると増収減益で、売上が+0.7%、利益が-25.5%。

売上高
+0.7%
728億円
営業利益
-25.5%
38億円
純利益
-8.3%
33億円
営業利益率
5.2%
前期比 -1.8%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高730億円728億円
営業利益42億円38億円
純利益33億円33億円
1株あたり配当¥70¥70

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は179億円、営業利益は10億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+0.0%、営業利益は−16.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1729
2024年1Q179126.77
2024年2Q175116.38
2024年3Q1982110.614
2024年4Q17413
2025年2Q348226.313
2025年4Q375297.723
2026年2Q354164.511
2026年4Q374225.922
2027年1Q179105.68

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は478億円から728億円へ1.5倍に増えた。直近期の営業利益率は5.2%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月4781610
設立100周年を迎える
2014年3月5011911
2015年3月5122112
10株を1株の割合で株式併合を実施、1単元を1,000株から100株に変更
2016年3月5192316
2017年3月4892617
㈱増田製粉所の株式を公開買付けにより追加取得し、同社を100%出資連結子会社とする その子会社である兼三㈱を連結子会社化
2018年3月4963223
2019年3月5494534
2020年3月5755034
2021年3月5655035
2022年3月5934937
2023年3月6955740
2024年3月7265842
2025年3月72351567.136
2026年3月72838445.233

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高728億円のうち、営業利益として残るのは38億円5.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は33億円、売上の4.5%にあたる。営業利益率は業種中央値4.1%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金76.9%560億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金17.9%130億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.2%38億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
23.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.1pt
5.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.3pt
4.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比0.6pt
6.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが47億円、投資CFが−9億円で、差し引きのフリーCFは38億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は116億円で、売上の1.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月50−7−164362
2014年3月4−6−7−252
2015年3月23−16−5754
2016年3月27−7−42069
2017年3月32−11−42185
2018年3月27−23−34454
2019年3月36−17−201953
2020年3月65−19−144684
2021年3月37−2−1335105
2022年3月22−16−14698
2023年3月22−28−15−679
2024年3月65−30−173598
2025年3月51−22−2329104
2026年3月47−9−2638116

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は637億円。このうち返さなくてよい自己資本が501億円で、自己資本比率は78.5%(業種中央値56.8%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月39923916059.7
2014年3月38725413365.5
2015年3月42827615264.3
2016年3月43328315065.2
2017年3月44530114467.5
2018年3月47432514968.3
2019年3月48034813272.5
2020年3月49536912674.3
2021年3月52439712775.6
2022年3月55941814174.6
2023年3月60945615374.7
2024年3月64249714577.2
2025年3月62949413578.4
2026年3月63750113678.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
12億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
390億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
31億円
在庫として抱えている分
負債合計
136億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
80
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率10 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

食料品 123社との比較

同じ食料品の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り123社中13位あたり、逆に低いのは売上成長率123社中93位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
6.7%/中央値 7.3%
P25 3.7%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.2%/中央値 4.1%
P25 2.7%P75 7.7%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
78.5%/中央値 56.8%
P25 46.5%P75 67.3%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
0.7%/中央値 3.4%
P25 0.7%P75 6.3%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.9%/中央値 2.3%
P25 1.5%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,812で、1年前と比べて+5.2%過去52週の値幅のなかでは57%の位置にある。

¥1,812+0.5%1ヶ月+6.3%1年+5.2%時価総額170億円
過去52週の値幅
安値¥1,648高値¥1,938

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)19.9倍
PER (会社予想)20.0倍
PBR1.34倍
配当利回り3.86%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価1793円で、25日線(1794.04円)にほぼ等しく、75日線(1752.07円)を上回っています。7月は1750円台から上昇し、7/29に1900円まで上昇しましたが、8/3に1720円へ急落しました。その後は戻り基調で、8/14には1793円まで回復しています。52週高値1938円からは約7.5%の下落、52週安値1648円に対しては+8.8%と、高値圏での推移です。RSIは46.43と中立圏です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERが19.65倍と業界平均の28.85倍を約32%下回り、割安感があります。PBRも1.32倍で業界平均の1.63倍を下回り、株価は純資産に対して割安です。配当利回りは3.9%と業界平均の2.23%を上回り、株主還元も充実しています。ROEは6.7%と低水準で収益性に課題があるものの、バリュエーション面では全指標が業界平均を下回るため、割安と判断します。

指標この会社業種平均
PER (実績)19.9倍28.6倍
PER (予想)20.0倍
PBR1.34倍1.63倍
ROE6.7%7.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

小麦粉需要は安定しているが、円安と原料高がコストを押し上げ、減益傾向が続く。強気派は原料価格の落ち着きによる収益回復と、高付加価値製品の拡販に期待する。弱気派は製粉業界の競争激化と価格転嫁の難しさ、輸入依存のリスクを指摘する。配当利回りは高いが、収益安定性が争点。

プラスに働く材料7
  • 安定需要

    小麦粉は生活必需品で需要は景気に左右されにくい

  • 高配当

    配当利回り3.94%と相対的に高い利回りを確保

  • コスト低下余地

    原料相場の下落局面では利益率が改善する可能性

  • 高配当利回り3.94%で下値支援継続影響

    配当利回り3.94%(株価1775円)は市場平均を上回り、追加利回り需要が見込める。需給面で下支え。

  • 2026年3月期売上高728億円で微増通年影響

    売上高は前期723億円から728億円へ0.7%増。減益期でも増収基調は評価材料。

  • 保守的予想で営業利益上振れ余地決算発表後影響

    営業利益予想38億円は前期実績51億円を下回る保守的計画。実績上振れ余地あり。

  • PBR1.31倍と水準自体は割安継続影響

    PBR1.31倍、ROE6.7%。ROE上昇でPBR1倍台半ばの見直し余地。

マイナスに働く材料7
  • 原料高リスク

    円安と小麦国際相場の上昇がコストを圧迫

  • 競争激化

    大手製粉メーカーとの価格競争で採算が悪化

  • 価格転嫁難

    顧客との関係で製品価格への転嫁が進みにくい

  • 2026年3月期営業利益38億円へ減益通年影響

    営業利益は前期51億円から13億円減の38億円予想。減益率25.5%と株価にマイナス。

  • 純利益33億円へ三期連続減益通年影響

    純利益は2024年3月期42億円→2025年3月期36億円→2026年3月期33億円。EPS低下で株価評価が下がる。

  • 営業利益率7.05%→5.22%へ悪化通年影響

    営業利益率は2025年3月期7.05%から2026年3月期5.22%へ1.83pt低下。収益構造の脆弱さが顕在化。

  • 予想PER19.6倍で増益期待乏しく割高感継続影響

    2026年3月期予想PER19.6倍に対し営業減益。成長が見込めず相対評価で売られやすい。

次の決算で確かめる点
原料小麦価格
収益性を直接左右する主要コスト要因
販売数量
需要動向と市場シェアの変化を確認
営業利益率
コスト管理と価格転嫁の進捗を測る

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり70で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは3.86%。

年間配当
¥70
1株あたり
配当利回り
3.86%
いまの株価に対して
配当性向
73.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1433.5
2018年3月1933.926.6
2019年3月2842.942.6
2020年3月280.929.8
2021年3月27−2.233.3
2022年3月4150.769.8
2023年3月447.046.8
2024年3月476.943.7
2025年3月7049.775.7
2026年3月700.073.7

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥70

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ6,351人。区分でいちばん多いのは事業法人70.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が77.1%を占め、残る22.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人69.769.269.469.970.470.7
個人・その他20.119.919.419.720.020.9
金融機関4.95.65.95.86.76.4
自己株式2.43.03.03.02.82.8
外国法人4.34.43.73.01.81.3
証券会社1.00.91.61.61.10.7

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01三菱商事株式会社62.93
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社4.51
03株式会社日本カストディ銀行1.47
04山崎製パン株式会社1.32
05日東富士製粉持株会1.06
06日清食品ホールディングス株式会社0.92
07鈴与株式会社0.55
08株式会社中村屋0.53
09DFA INTL SMALL CAP VALUE PORTFOLIO(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)0.41
10新潟県砂糖卸荷受商業協同組合0.30

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−58%、1株純資産は14期で−74%。直近期のROEは6.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月2175,2014.314.645.9
2014年3月2475,5444.612.955.3
2015年3月2586,0094.413.439.5
2016年3月3506,1645.710.337.9
2017年3月3786,5595.910.633.5
2018年3月2553,5337.59.426.6
2019年3月3673,79810.08.442.6
2020年3月3704,0209.57.829.8
2021年3月3864,3269.39.933.3
2022年3月1021,1459.111.169.8
2023年3月1091,2499.110.346.8
2024年3月1161,3628.911.443.7
2025年3月971,3557.217.275.7
2026年3月911,3746.719.873.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

20名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は20名。2026/3期の役員報酬は総額160百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
宮原朋宏代表取締役社長5919
中田昭久取締役 顧問6527
太田大志取締役 常務執行役員 管理本部長 兼業務監査室担当51
堤隆敏取締役 常務執行役員 営業開発本部長55
長﨑剛取締役50
中庭聡取締役(監査等委員)57
豊島ひろ江取締役(監査等委員)58
宮下律江取締役(監査等委員)64
小倉朋子取締役(監査等委員)61
内藤徳喜取締役 専務執行役員 食品開発本部長63
宍戸浩常務執行役員
坂田喜章執行役員
残りの役員8名を開く
氏名役職年齢
竹中智哉執行役員
長井誠執行役員
江頭真一執行役員
村越一之執行役員
秋山卓取締役 常務執行役員 管理本部長 兼業務監査室担当57
武川聡取締役51
瀬尾悟郎取締役(監査等委員)54
中谷裕子取締役(監査等委員)48

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)510920111114228
社外取締役418185

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容580字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社の企業グループは、当社、連結子会社6社、関連会社1社及び親会社で構成され、小麦その他農産物等を原料として、小麦粉・ふすま・ミックス粉・食品等の製造販売を行う製粉及び食品事業、並びに小麦を保管する倉庫業、ケンタッキーフライドチキン(以下KFC)等のファーストフード店舗経営を行う外食事業、主に当社の原料・製品を運送する運送事業を展開しております。 当グループの事業に係る位置付けは次のとおりであります。 製粉及び………… 食品事業   当社及び㈱増田製粉所が製造した小麦粉・ミックス粉・食品等を、代理店である三菱商事㈱(親会社)や隅田商事㈱・兼三㈱(連結子会社)などの特約店等を通じて販売しております。また、三菱商事㈱・㈱増田製粉所から製品・原材料の一部を、隅田商事㈱からは原材料の一部を購入しております。 なお、当社の工場付属営業倉庫(サイロ)においては、小麦の保管業務及び荷揚荷役等を行っております。 外食事業…………   連結子会社である㈱さわやかが「KFC」のトップフランチャイジーとして関東、東海地区で店舗展開しているほか、各種レストラン等多角的な事業活動を進めております。 運送事業………… 関連会社であるM&Fロジスティクス㈱が当社の原料小麦及び製品の運送の大部分を行っております。 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,006字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針及び経営戦略 当社グループは、2024年に創業110周年を迎えたことを契機として、社会における当社の存在意義および目指す姿を明確化するため、新たにパーパスを策定するとともに、ビジョンおよび行動指針を改定いたしました。当該パーパスのもと、企業価値の持続的向上に向けた各種施策に取り組んでおります。 2024年5月20日に公表した中期経営計画(2024年度~2026年度)につきましては、その後の事業環境の変化や設備老朽化への対応の必要性等を踏まえ、当初想定していた経営指標の達成が困難となる見通しとなりました。このため、当社グループは中期経営計画の運用を見直し、事業環境の変化に柔軟に対応することを目的として、計画を毎年度更新するローリング方式へ移行しております。 本ローリング方式のもとでは、事業環境および経営課題の変化を機動的に計画へ反映することにより、戦略の実効性を高めるとともに、迅速な意思決定を可能とし、パーパスの実現と持続的な企業価値向上を図ってまいります。 ◎パーパス 「小麦の持つ無限の可能性で、世界の多様なニーズに挑戦し続ける」 ◎ビジョン 「事業基盤の強化により持続的に成長する企業となる」 「能動的に細かなニーズを捉え、新規領域での成長に挑戦し続ける」 ◎行動指針 「環境に配慮した製品・サービスの開発と提供により、社会に貢献し続ける」 「法令と社会規範を遵守し、誇りを持って仕事に臨み続ける」 「グローバルな視野をもち、多様な文化を受け入れ、すべてのステークホルダーの満足度を高め続ける」 ◎「中期経営計画 Rolling Plan」 1. 事業戦略 ① 製販統括機能の強化 調達・開発営業・生産の一体化により製販統括機能を強化し、統合データ基盤の再構築による需給管理の 精緻化を通じて、生産効率の改善と、多様な顧客ニーズに対する最適な供給体制構築を実現してまいります。 ② エンジニアリング体制の強化 エンジニアリング人財の育成・確保と技術力の標準化を進め、中長期視点での施設管理体制を強化します。 ③ 老朽化対策の徹底 設備更新・修繕対応の再整備を進め、安全・安定供給の基盤を強化、生産効率の向上を図ります。 ④ スリーラインモデルの導入 工場・本社・監査の三層による品質管理体制を導入、各機能の役割を明確化することで、食品安全に関する ガバナンスを強化します。 ⑤ 消費者ニーズを先取りした提案型営業 顧客課題の解決を起点とした提案型営業を推進することで、 多様な顧客ニーズへの対応力強化を図って まいります。 ⑥ 特徴のある製品の開発・拡販 独自性のある原料・製品の開発と拡販を推進し、収益力の向上を図ります。 ⑦ 海外事業の拡大及び自立化 成長市場における拡販の推進と共に、海外拠点の自立的な経営基盤を確立します。 ⑧ 既存事業と親和性が高い事業領域への展開 余剰資金・資産の入替えを成長投資に活用し、隣接領域への事業拡大を推進します。 また新規領域で培った技術・知見を既存事業に還元し、付加価値の向上と新たなニーズの創出につなげます。 ⑨ 稼ぐDXと支えるDXの推進 稼ぐDX(収益機会の拡大)と支えるDX(業務基盤の高度化)の両輪で推進し、持続的に企業価値を向上し てまいります。 ⑩ 2025年度に導入した新人事制度の運用・キャリアプランニングの強化 2025年に導入した人事制度の運用促進による組織力の強化、人財開発の強化による個の成長支援、多様性 の推進を通じ、持続的な成長を支える人的資本基盤の充実を図ります。 ⑪ 財務健全性と持続的成長を前提とした安定的な株主還元 累進配当方針を堅持し、基礎収益の拡大を通じた持続的かつ安定的な株主還元の充実を目指します。 ⑫ サステナビリティへの対応 サステナビリティへの対応を推進し、環境・社会的要請への適合と持続的成長を目指します。 2. 財務KPI、非財務目標 中期財務目標 (2028年度)   連結純利益 35億円以上 / 連結ROE 6.9%以上 基礎収益 25億円以上 / 基礎収益ROA 3.6%以上 ※基礎収益の定義:「営業利益-配合飼料用副産物損益」×(1-実効税率)+事業投資損益(持分利益) 中期非財務目標 ・GHG削減比率  2030年のGHGの30%削減達成(2020年対比)に向けた環境対策の推進 ・ダイバーシティ関連 役職者(部長等)女性比率向上 特定技能制度活用による外国人労働者・技術者の活用 (2)経営環境及び対処すべき課題 2026年度のわが国の経済は、雇用・所得環境の底堅さを背景に、内需は緩やかな回復基調を維持することが期待されます。一方で、海外情勢の不確実性が高まる中、全体としては力強さを欠く展開が見込まれます。特に、米国とイランを巡る緊張の高まりに伴う中東情勢の不安定化は、ホルムズ海峡を中心としたエネルギー輸送への影響が懸念されます。同海峡は世界の原油および液化天然ガス供給の約2割を担う要衝であり、通航制約や軍事的緊張の継続は、原油価格の高騰やエネルギー調達コストの上昇を招き、企業活動および個人消費に広範な影響を及ぼす可能性があります。 このような環境のもと、製粉業界におきましては、エネルギー価格の上昇に伴う製粉工程での電力・燃料費の増加に加え、輸入小麦の海上運賃上昇による調達コストの増大が見込まれ、製造原価全体への上昇圧力が一層強まると想定されます。さらに、肥料や農業資材価格の上昇を通じた穀物価格への波及や、物流費高騰による流通コストの増加も重なり、コスト負担は一段と増加する見込みです。これに伴う製品価格の見直しは需要動向への影響も懸念され、経営環境は引き続き厳しい状況が続くものと考えております。 また、当社におきましては、工場の老朽化や人材需給の逼迫といった構造的課題に加え、顧客ニーズの多様化により生産計画や在庫管理の複雑化が進んでおり、従来の部門最適型の運営では機動的な対応が難しくなっております。これらの課題に対応するためには、サプライチェーン全体を俯瞰した統合的な需給管理体制の構築が不可欠であります。 このような認識のもと、当社は、今回公表の「中期経営計画 Rolling Plan」において、供給体制の強靭化と製販統括機能の強化を重要課題として位置付けております。調達・開発・営業・生産の一体運営を推進するとともに、統合データ基盤の再構築により需給管理の精緻化を図ってまいります。さらに、S&OP(Sales & Operations Planning)を中核とした全社横断の意思決定プロセスを確立し、SCM(Supply Chain Management)基盤の再構築を通じて業務の標準化および見える化を推進することで、全体最適の実現と迅速かつ柔軟な供給体制の構築に取り組んでまいります。また、三菱商事グループ各社との連携強化や、株式会社増田製粉所との開発および営業面でのシナジー創出を一層推進することで、これらの環境変化を成長機会として捉え、業績拡大につなげてまいります。
事業等のリスク3,698字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 当社グループでは、取引与信・原料調達・金融・為替などの事業リスクに加えて、コンプライアンス、環境、災害、品質、情報セキュリティ等に係るリスクについても、それぞれの担当部署において、規則・ガイドラインの制定、研修の実施、マニュアルの作成・配付等を実施してリスク管理を遂行しております。更に、緊急事態の発生、あるいは緊急事態につながるおそれのある事実が判明した際は、グループ各社の危機管理組織等と連携・協議し、迅速かつ適正な対応を行い、リスクの低減に努めるものとしております。 また、「リスク管理規定」に基づき、管理本部が「発生する可能性のあるリスクの把握・分析」、「それらリスクの管理体制の確認」、並びに「発生したリスクへの対応状況」を取り纏め、取締役会に定期報告する体制としております。 ①景気・業界動向 食品業界におきましては、国内の人口減少による需要減少や今後さらに進展する少子高齢化の影響により、中長期的には大きな成長を見込みにくい状況であります。製粉業界におきましても、国内市場は伸び悩んでおり、厳しい経営環境が予想されます。また、諸外国との国際貿易協定の発効により輸入食品の関税の撤廃・削減が進んでおり、国産から輸入品へ需要が大きくシフトした場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 当社グループは、これらの市場環境の変化に対応できるよう新市場開拓を目指し、積極的な海外展開により事業拡大に取り組み、また、安全・安心・美味しさを追求した商品の安定的な生産と、収益の確保に注力して参ります。 当該リスクが顕在化する可能性は、翌期以降においても常にあるものと認識しております。 ②小麦粉原料調達リスク 当社グループ製品の主原料である輸入小麦は、その殆どを国家貿易により政府が一元的に管理しております。そのため、小麦輸出国との貿易交渉や政府による麦政策の動向により、小麦の調達方法が大幅に見直される可能性があります。また、世界的な食料需給構造の変化や気候変動による小麦相場の急騰及び、為替変動の影響等により調達コストが上昇し、製品価格の改定が適正に行われなかった場合、当社グループの経営成績等に重要な影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、需要に応じた主要原料の安定的な調達や、資材の一括大量購入・歩留まり向上等によるコストダウン、並びにコストの変動に応じた販売価格の改定によりリスクの低減を図っております。 当該リスクが顕在化する可能性は、翌期以降においても常にあるものと認識しております。 ③事故災害リスク 大規模な地震・台風・豪雨等の自然災害や火災・爆発等の事故発生により、製造設備の破損、電気・ガス・水道の遮断による製造停止、倉庫損壊及び保管製品破損による出荷停止、物流機能麻痺、事務所施設の損壊、交通機関麻痺による従業員の通勤不能等、事業活動が停止する可能性があります。生産拠点の操業に支障が生じた際は、他の生産拠点からの供給等を行う対応をいたしますが、主要拠点である関東地区において想定を超える災害・事故が発生し、事業活動の復旧に長期を要した場合や、施設等の改修に多額の費用が発生した場合などは、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 なお、大規模な災害・事故が発生した際は、早急に被害状況を把握するため、従業員の安否確認システムを導入するなど、緊急時の連絡体制強化を進めております。また、定期的な訓練実施により、対応力強化と災害対応意識の啓発に努めております。 当該リスクが顕在化する可能性は、翌期以降においても常にあるものと認識しております。 ④設備・固定資産に関するリスク 当社グループは多数の固定資産を保有しておりますが、製造設備の一部には導入から長期間が経過したものがあり、老朽化に伴う故障や性能低下が発生した場合、生産効率の低下や修繕費の増加等により、業績に影響を与える可能性があります。設備導入に際しては、収益性や投資回収可能性を十分に検討しておりますが、事業計画との乖離が生じた場合には、減損処理が必要となる可能性があり、経営成績及び財政状態に影響を及ぼすことが懸念されます。 なお、当社グループでは、長期修繕計画に基づき、設備の現況を把握しながら修繕・更新を計画的に実施することで、リスクの低減に努めております。 当該リスクが顕在化する可能性は、翌期以降においても常にあるものと認識しております。 ⑤為替リスク 当社グループは海外連結子会社を有して事業展開しているため、為替リスクを負っております。海外連結子会社における資産・負債については、円高が進行すると換算差額を通じ自己資本が減少するリスクがあります。また、海外連結子会社の連結純利益に占める比率も上がってきていますが、これらの収益は外貨建てであり、外国通貨(ベトナムドン・タイバーツ)に対して円高が進むと、連結純利益にマイナスインパクトを与えます。一方、本国で行う輸出入取引から発生する、外貨建債権及び債務等は為替レートの変動によるリスクを有しておりますが、このリスクは為替予約等によってヘッジしており影響は限定されます。 当該リスクが顕在化する可能性は、翌期以降においても常にあるものと認識しております。 ⑥投資リスク・カントリーリスク 当社グループは海外戦略としてアジア市場における事業の拡大に努めておりますが、海外における事業展開には、各国の法令・制度、政治・経済・社会情勢、文化・宗教・商習慣の違いなど様々なリスクが存在します。これらのリスクが顕在化し、事業継続が困難となった場合には、減損損失や事業撤退損失等が発生し、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 なお、これらのリスクの低減を図るため、海外子会社との連携を密にして海外戦略の見直しを行う一方で、監査体制の強化など経営管理・リスク管理体制の整備にも努めております。 当該リスクが顕在化する可能性は、翌期以降においても常にあるものと認識しております。 ⑦コンプライアンスリスク 当社グループは不当景品類及び不当表示防止法・食品衛生法・製造物責任(PL)法など、各種法的規制の遵守を求められており、社内規程の整備や、各所管部門と法務部門との緊密な連携により全ての法的要請に応える体制を構築しております。しかしながら、想定外の法的規制強化や新たな規制の発生、異物混入及び品質・表示不良品の流通による回収費用や訴訟・損害賠償、商品の品質や安全性を確保するためのトレーサビリティーの強化・システム構築などの費用が発生した場合、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 なお、安全・安心な製品の提供を確保するため、国内外の生産工場では、食品安全マネジメントシステム規格の「ISO22000」「FSSC22000」、環境マネジメントシステム規格の「ISO14001」の認証を取得し、品質管理の徹底と品質向上に向けた取組みを実施しております。 当該リスクが顕在化する可能性は、翌期以降においても常にあるものと認識しております。 ⑧情報セキュリティリスク 当社グループは、製造・販売等の基幹業務および経営管理に係る多くのシステムを運用しております。これらのシステムについては、故障等の障害に加え、外部からのマルウェア感染等のサイバー攻撃によるIT資産の毀損リスク、並びにそれに起因する事業活動の遅延または停滞のリスクが存在します。 これらのリスク低減を図るため、各種ITセキュリティツールの導入によるゼロトラスト対策を推進し、システムの堅牢性向上に努めております。また、グループ横断的な体制のもとでITガバナンスの強化を図るとともに、従業員への情報セキュリティ教育の実施によるリテラシー向上にも取り組んでおります。 当該リスクが顕在化する可能性は、翌期以降においても常にあるものと認識しております。 ⑨伝染病・感染症リスク 日本国内および事業展開している地域において、今後新たな未知のウイルスが流行し、想定を上回って感染が拡大した場合、製粉及び食品事業においては景気悪化による小麦粉消費量の減少や、原材料の価格高騰・調達の困難、また得意先の財政状態悪化による売上消失や、売上債権回収の困難等が生じ、外食事業においては店舗の休業や営業時間の短縮による売上減少等、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクが顕在化する可能性は、翌期以降においても常にあるものと認識しております。
経営成績の分析 (MD&A)9,197字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は以下のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国の経済は、訪日外国人の増加によるインバウンド需要の回復や、雇用・賃金の改善を背景として、緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、物価上昇の長期化やエネルギー・原材料価格の高止まり、円安基調の影響に加え、自然災害の発生や地政学リスクに対する懸念等により、個人消費は力強さを欠く状況が続きました。 食品業界におきましては、原材料価格、物流費及び人件費の上昇を受けた価格改定の動きが継続するなか、消費者の節約志向及び選別消費の傾向が強まりました。特に、穀物相場の変動や米価の高止まりは家計に影響を及ぼし、主食関連市場においても需要構造の変化が見られました。また、外食・中食需要やインバウンド関連需要は回復の動きが見られたものの、業界全体としては人手不足や物流制約への対応が引き続き重要な経営課題となっております。 一方で、食品の安全・安心に対する意識及び健康志向は引き続き高水準で推移しており、高付加価値商品の需要拡大が見られました。さらに、SDGsへの関心の高まりを背景として、食品ロス削減、環境配慮型包装の導入、持続可能な調達など、サステナビリティに関する取り組みも進展しております。 このような環境のもと、当社グループは『中期経営計画2026』の達成に向け、当連結会計年度はその2年目として各種施策を推進いたしました。また、物流機能の高度化及び効率化を目的として、連結子会社である日東富士運輸株式会社の株式の3分の2を譲渡し、同社を連結子会社から持分法適用会社へと変更いたしました。これにより、外部パートナーとの連携を強化し、物流体制の最適化を図っております。 以上の結果、各種施策の推進により一定の成果は見られたものの、老朽化設備の修繕費の増加、販売運賃をはじめとする各種コストの上昇、並びに飼料用副産物の市況価格の下落により、当期純利益は減少いたしました。 このような状況下、当連結会計年度における当社グループの主な取組みは、下記のとおりであります。 [海外事業の拡大及び自立化] 当連結会計年度における海外事業につきましては、中期経営計画2026における事業戦略「成長市場における量的拡大・質的向上に資する施策の推進」のもと、海外拠点の基盤拡充を進めて参りました。 ベトナムのミックス粉製造・販売会社である「NITTO-FUJI INTERNATIONAL VIETNAM CO., LTD.」(以下、NFIV)においては、設立以来培ってきた事業基盤を背景に、開発体制の充実や高付加価値商品の提案強化を推進しております。加えて、新規需要の取り込みやアジア地域への販売展開を進めた結果、売上高・利益ともに堅調に推移いたしました。また、需要拡大や競争環境の変化を踏まえ、生産体制のさらなる強化に向けた検討を進めるなど、将来の成長に向けた基盤整備にも取り組んでおります。 タイのミックス粉製造・販売会社である「Nitto Fuji International (Thailand) Co., Ltd.」(以下、NFIT)においては、2019年の製造開始以降、増資の実施や隣接地の取得、生産体制の強化及びライン増設等を通じて、段階的に事業基盤を拡大して参りました。コロナ禍を経て日本向け案件の受注が活発化するとともに、ベトナム拠点からの生産移管により主力製品の生産体制を確立し、販売数量は順調に増加するなど、業績の向上に寄与いたしました。 当連結会計年度におきましては、これらNFIV及びNFITの両拠点の連携を強化し、生産及び供給体制の最適化を図るとともに、日本を含めた三拠点体制による相互補完機能の強化を進めて参りました。また、コスト削減の徹底及び品質・安全管理体制の強化を通じて信頼性の向上に努め、収益力の改善及び事業の安定性向上を図りました。 これらの取り組みにより、日本・タイ・ベトナムの三拠点による連携を一層深化させ、安定供給体制及びリスク分散体制の強化を通じて、グループ全体の競争力向上を図っております。 [㈱増田製粉所とのシナジー創出・極大化] ㈱増田製粉所においては、技術に立脚したブランド価値の向上により顧客満足度を高めるなど、既存取引先との関係強化及び新規顧客の開拓に努めました。「宝笠」という菓子用粉に強みを持っており、全国の菓子業界から高く評価されております。各地の銘菓からコンビニスイーツまでの商品に使用され、和洋菓子店から大手製菓メーカーと幅広くご使用いただいております。 完全子会社とした際に施策として掲げた下記 ⅰ)~ ⅴ)について、経営資源、システム、ノウハウなどの相互提供・活用を推進し、両社の企業価値をより一層向上させるシナジー極大化の実現へ向けて、取組みを進めて参りました。 ⅰ)調達戦略 ・ 外国産小麦の産地情報を両社で共有し、競争力のある原料調達を図りました。 ・ 各々で強い関係のある産地の国内産小麦を相互活用するとともに、両社が共同で需給調整を行うことにより 国内産小麦の安定調達を図りました。 ・ 資材の共同購入等により調達コストの低減を図りました。 ⅱ)製造戦略 ・ 適地工場での製造により製造の効率化を図りました。 ・ 製造技術の共有により、製造コストの低減を図りました。 ・ 両社の製品毎の需給情報の共有化により製造体系の最適化を図りました。 ⅲ)販売戦略 ・ 両社の持つ商流を活用し、両社商品の未開拓市場への拡販を図りました。 ・ 三菱商事グループが持つ川上(原料調達)から川下(小売)までの一貫したバリューチェーンを最大限活 用して事業展開を進め、商品の拡販を図りました。 ・ 両社の製造設備を活用し、西日本市場への拡販を図りました。 ・ 大正初期からの秘伝として独特の粉作りを引き継ぎ、さらに改良を重ねた製品である「宝笠小麦粉シリ ーズ」のブランド力強化と地域横断的な展開を推進しました。 ⅳ)研究開発 ・ 両社の技術を融合し高品質な新商品を開発しました。 ・ 研究開発部門が連携し開発ノウハウを共有することによって、商品開発力の向上と効率化を図りました。 ⅴ)物流戦略 ・ 両社の持つ拠点を活用し、物流の効率化を図りました。 ・ 関連会社であるM&Fロジスティクス㈱を活用し、グループ全体の収益力を高めました。 [その他の生産性向上・コスト削減の施策] ⅰ)製販の緊密な連携による生産ロス・廃棄物の削減 ⅱ)グループ会社共通のITインフラ構築(ネットワーク統合)による集中管理・コスト削減 以上の結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 (a)財政状態 当連結会計年度末の資産合計につきましては、前連結会計年度末に比べ7億9千6百万円増加し、637億4千2百万円となりました。負債合計につきましては、前連結会計年度末に比べ1億1千4百万円増加し、136億3千4百万円となりました。純資産合計につきましては、前連結会計年度末に比べ6億8千1百万円増加し、501億8百万円となりました。 (b)経営成績 当連結会計年度の経営成績は、売上高は727億7千7百万円と前連結会計年度に比べ4億3千6百万円(0.6%)の増収となり、営業利益は38億1千6百万円と前連結会計年度に比べ12億8千万円(25.1%)の減益、経常利益は43億8千6百万円と前連結会計年度に比べ11億7千3百万円(21.1%)の減益、親会社株主に帰属する当期純利益は33億1千9百万円と前連結会計年度に比べ2億3千1百万円(6.5%)の減益となりました。 セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。なお、各セグメントの売上高には、セグメント間の内部売上高又は振替高を含んでおります。 製粉及び食品事業 当事業部門につきましては、外国産小麦の政府売渡価格が、昨年4月改定で4.6%、同10月改定で4.0%それぞれ値下げとなったことを受け、昨年7月10日納品分及び1月10日納品分から業務用小麦粉の価格改定を実施したことから、売上高は前連結会計年度比若干の減収となりました。営業利益につきましては、当社工場で老朽化した設備に対する修繕費の増加、飼料配合用副産物の価格下落の影響に加え、販売運賃等の間接費の高騰があったため、前連結会計年度比減益となりました。 この結果、売上高は605億2百万円と前連結会計年度に比べ2億7千万円(0.4%)の減収となり、営業利益は35億2千3百万円と前連結会計年度に比べ10億5千9百万円(23.1%)の減益となりました。 外食事業 当事業部門につきましては、主力のケンタッキーフライドチキン店の新店舗開業等により、前連結会計年度比増収となりました。しかしながら営業利益につきましては、人件費やフードコストなど各種費用の大幅な増加により、前連結会計年度比で大幅な減益となりました。 この結果、売上高は122億2千1百万円と前連結会計年度に比べ7億8千2百万円(6.8%)の増収となり、営業利益は2億1千6百万円と前連結会計年度に比べ1億9千8百万円(47.9%)の減益となりました。 運送事業 当事業部門を担う日東富士運輸㈱につきましては、2025年10月31日付けで株式の一部(66.6%)を譲渡したことに伴い、2025年11月より連結範囲から除外し、持分法適用関連会社へと移行しております。この連結範囲の変更の影響により、売上高及び営業利益はいずれも前連結会計年度比で減少しました。 この結果、売上高は14億5千9百万円と前連結会計年度に比べ5億8千7百万円(28.7%)の減収となり、営業利益は3千9百万円と前連結会計年度に比べ1百万円(4.6%)の減益となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物の期末残高(以下「資金」という)は115億5千4百万円と前連結会計年度に比べ11億2千1百万円(10.8%)増加しました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とその要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 税金等調整前当期純利益48億9千2百万円、減価償却費17億9千1百万円等で資金が増加した一方、法人税等の支払額15億7千4百万円等により資金が減少した結果、営業活動によるキャッシュ・フローは46億6千7百万円の資金増加となり、当連結会計年度に獲得した資金は前連結会計年度に比べ3億8千8百万円(7.7%)減少しました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 有形固定資産の取得による支出16億1千2百万円等の結果、投資活動によるキャッシュ・フローは9億3百万円の資金減少となり、当連結会計年度に使用した資金は前連結会計年度に比べ12億8千2百万円(58.7%)減少しました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 配当金の支払額25億5千4百万円等の結果、財務活動によるキャッシュ・フローは25億9千1百万円の資金減少となり、当連結会計年度に使用した資金は前連結会計年度に比べ3億1千4百万円(13.8%)増加しました。 (資金需要の主な内容) ⅰ)株主還元・配当政策 株主の皆様への利益還元である配当政策を経営の重要課題の一つとして認識し、安定的かつ継続的な配当の実施を基本としつつも、「資本効率向上と財務安定性を踏まえた資本政策」として配当方針を見直し、より安定的な配当(維持・増配)である累進配当を継続的に実施することにより利益還元を一層強化し、株主の皆様のご期待にこたえて参ります。 当連結会計年度においては、1株あたり年間280円(2025年3月期期末配当140円、2026年3月期中間配当140円)、総額25億5千4百万円の配当金支払いを実施しました。 また、2026年5月7日に開催された取締役会決議により、2026年3月31日現在の株主に対し、1株当たり期末配当140円、総額12億7千7百万円の支払いを2026年6月9日に実施しております。 ⅱ)設備投資 当社グループは、生産能力増強や合理化によるコスト競争力の向上、並びに将来の利益確保を目的に、継続的な設備投資が必要と考えております。 当連結会計年度においては、有形固定資産の取得による支出は16億1千2百万円であり、使用した資金は、前連結会計年度に比べ10億4千9百万円(39.4%)減少しました。無形固定資産の取得による支出は1千4百万円であり、使用した資金は、前連結会計年度に比べ1千1百万円(44.3%)減少しました。 なお、これらの設備投資額は自己資金により賄われております。 (連結キャッシュ・フロー指標推移) 2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 自己資本比率(%)   77.2   78.4   78.5 時価ベースの自己資本比率(%)   75.4   96.8   103.1 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)   0.1   0.1   0.1 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   2,412.8   1,460.4   953.5 自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い (注)1 各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。 2 株式時価総額は、期末株価終値×当社の期末発行済株式総数(自己株式控除後)により算出しております。 3 営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用 しております。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債 を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用し ております。 以上の結果、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は115億5千4百万円、連結有利子負債の残高は4億9千7百万円となっております。現金及び現金同等物の保有額について厳密な目標水準は定めておりませんが、金融情勢などを勘案しつつ、機動的な対応に備え十分な現金及び現金同等物を保有する事としております。 ③生産、受注及び販売の実績 (a)生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(百万円)   前年同期比(%) 製粉及び食品事業   54,497   △0.6 合計   54,497   △0.6 (注) 金額は、販売価格によっております。 (b)受注実績 重要な受注生産を行っておりませんので、記載を省略しております。 (c)販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前年同期比(%) 製粉及び食品事業   60,492   △0.4 外食事業   12,219   6.8 運送事業   65   △54.4 合計   72,777   0.6 (注)1 セグメント間取引については、相殺消去しております。 2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) 三菱商事㈱   10,991   15.2   10,824   14.9 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ①重要な会計上の見積もり及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ②当連結会計年度の経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の経営成績等は、以下のとおりであります。 (a)財政状態の分析 (資産の部) 当連結会計年度末の総資産の残高は、前連結会計年度末に比べ7億9千6百万円増加し、637億4千2百万円となりました。この主な要因は、短期貸付金(キャッシュ・マネジメント・システムによる実質的な現金及び現金同等物)が13億9千5百万円、原材料及び貯蔵品が6億6千1百万円増加した一方、流動資産その他(仮払金・未収入金)等が9億4千万円減少したこと等となります。 また、当期にM&Fロジスティクス㈱(旧:日東富士運輸㈱)が完全子会社から持分法適用会社へ移行し、連結範囲から除外されたことに伴い、流動資産が5億6千7百万円、固定資産が4億3千3百万円それぞれ減少しております。 (負債の部) 当連結会計年度末の負債の残高は、前連結会計年度末に比べ1億1千4百万円増加し、136億3千4百万円となりました。この主な要因は、損害賠償損失引当金が5億1千9百万円減少した一方、固定負債その他(長期預り金)が4億4千9百万円増加したこと等となります。 また、M&Fロジスティクス㈱の連結範囲除外に伴い、流動負債が3億3千5百万円、固定負債が2億3千8百万円それぞれ減少しております。 (純資産の部) 当連結会計年度末の純資産の残高は、前連結会計年度末に比べ6億8千1百万円増加し、501億8百万円となりました。この主な要因は、利益剰余金が4億8千万円、退職給付に係る調整累計額が4億6千2百万円増加した一方、その他有価証券評価差額金が3億5千5百万円減少したこと等となります。 (b)経営成績の分析 (売上高及び営業利益) 当連結会計年度の当社グループ業績は、株式譲渡による売上高及び営業利益への影響は若干あったものの、主力である小麦粉の販売数量が堅調に推移したこと等により、売上高は727億7千7百万円と前連結会計年度に比べ4億3千6百万円(0.6%)の増収となりました。利益面につきましては、製粉及び食品事業における販売運賃等のコスト上昇分の価格転嫁の遅れに加え、老朽化設備の修繕費増加、外食事業における人件費やフードコスト等の増加が利益を圧迫し、営業利益は38億1千6百万円と前連結会計年度に比べ12億8千万円(25.1%)の減益となりました。 (営業外損益及び経常利益) 当連結会計年度の営業外損益は、市場金利動向を踏まえた貸付利率の上昇による受取利息の増加や、前期に発生した為替差損の反動等により、前連結会計年度に比べ1億7百万円増加した結果、5億7千万円の利益となりました。 これにより、経常利益は43億8千6百万円と前連結会計年度に比べ11億7千3百万円(21.1%)の減益となりました。 (特別損益及び親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度の特別損益は、前中間連結会計期間に計上した損害賠償損失の反動や、当第4四半期に投資有価証券売却益を計上した一方、外食事業店舗に係る減損損失が発生したことから、前連結会計年度に比べ8億1千5百万円増加し、5億5百万円の利益となりました。 以上の結果、税金等調整前当期純利益は48億9千2百万円となり、税金費用15億5千6百万円、非支配株主に帰属する当期純利益1千5百万円を差し引き、親会社株主に帰属する当期純利益は33億1千9百万円と前連結会計年度に比べ2億3千1百万円(6.5%)の減益となりました。 (c)キャッシュ・フローの分析 当連結会計年度の当社グループのキャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、以下のとおりであります。 (資金需要・資金調達) 当社グループの主要な資金需要は、製品製造のための材料費、労務費、経費、販売費及び一般管理費等の営業費用並びに製造設備の新設、改修等に係る投資によるものであります。必要な資金は、主に営業活動によって得られるキャッシュ・フローと、金融機関などからの借入れにより調達しております。なお、調達コストの観点から、長期と短期のバランスを勘案し、低コストかつ安定的な資金確保に努めております。 また、運転資金等の安定的な調達を行うため、取引金融機関と当座貸越契約を締結しており、2026年3月末現在の契約総額は、約80億円(うち、借入実施額4億円)であります。 (資金の流動性) 当社グループは、当社及び国内連結子会社にキャッシュ・マネジメント・システム(CMS)を導入し、グループ内資金を当社が一元管理しております。各社における余剰資金を当社へ集中することで資金の流動性を確保し、また、機動的にグループ内に配分することにより、資金効率の向上と金融負債の極小化を図っております。 なお、当社が一元管理するグループ余剰資金は、CMSにより親会社(三菱商事㈱)が同一であるグループ会社(三菱商事フィナンシャルサービス㈱)へ貸付しており、安全性並びに流動性の高い運用であると考えております。

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開示資料

出典

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