概要
イフジ産業は福岡県粕屋郡に本社を置く食品メーカーである。鶏卵を加工した液卵・凍結卵を主力とし、調味料事業とオーガニックEC事業を展開する。2025年3月期の連結売上高は256億円、純利益21億円、従業員数184名。
液卵事業が収益の柱
液卵事業は連結売上高の約9割を占める中核事業である。鶏卵を割卵して殻を取り除いた「液卵」や「凍結卵」を製造し、大手食品メーカーや外食チェーン向けに供給する。同社はこれを「食の半導体」と位置づけ、安定した品質と供給力を強みとする。2025年3月期の液卵販売数量は66,660トンと過去最高を記録した。
調味料事業と日本化工食品
調味料事業は連結子会社の日本化工食品株式会社が担う。粉体調味料や顆粒調味料を製造し、即席麺・ふりかけ業界向けに加え、健康食品分野へも展開する。2025年3月期のセグメント売上高は12.6億円と前年比で微減したが、研究開発と営業の連携による高付加価値化を推進している。
オーガニックEC事業の拡大
HORIZON FARMS株式会社が運営するオーガニックEC事業は、個人消費者向けにオーガニック商品やオールナチュラル商品を販売する。冷凍フルーツの販売が好調で、2025年3月期の売上高は8.7億円を計上した。事業拡大に伴い倉庫賃借や広告費増加が利益を圧縮しているが、商品ラインナップ強化を進める。
経営目標と財務指標
同社グループは2030年度に液卵販売数量8万トン、業界シェア20%を目標とする。連結売上高経常利益率8%以上の安定的確保とEBITDA(営業損益+減価償却費+のれん償却額)を重視する。2025年3月期のEBITDAは35.6億円と過去最高を達成。積極的な設備投資により減価償却費が増加しているが、投資の成果として中期的な成長を目指す。
業界の中での役割は業務用食品原料メーカー(液卵・調味料)。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 液卵事業 | 305億円 | 93.6% | 27億円 | 8.9% |
| 調味料事業 | 12億円 | 3.7% | 1億円 | 8.3% |
| オーガニック EC事業 | 9億円 | 2.8% | 0億円 | 0.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01食品製造業(業務用)主力
大手食品メーカーや外食向けに、液卵・凍結卵と業務用調味料を製造販売。安定品質と安定供給力が強みで、加工食品の主要原料として広く使用される。
- 液卵・凍結卵
- 鶏卵を割卵し卵殻を取り除いた液状卵製品。業務用加工食品に広く使用される「食の半導体」とも称される。
- 業務用粉体調味料・顆粒調味料
- 大手食品メーカー向けに、粉体や顆粒の調味料を製造・販売。開発力と商品力で顧客のニーズに対応。
02一般消費者向けEC市場副次
オーガニック商品やオールナチュラル商品をECサイトで個人顧客向けに販売。健康志向の消費者を取り込む。
- オーガニック・ナチュラル商品
- 有機食品や自然食品をECサイトで販売。主に個人顧客向けで、健康的なライフスタイルを支援。
製品と技術
業務用の基幹原料:液卵・凍結卵
主力製品は液卵と凍結卵である。新鮮な鶏卵を割卵し、殻や卵殻膜を取り除いて液状または凍結状にしたもの。大手食品メーカー向けのマヨネーズ、菓子、総菜などの原料として使用される。同社は「食の半導体」と称し、安定品質と安定供給を使命とする。2025年3月期の販売数量は66,660トン。
粉体・顆粒調味料の技術
日本化工食品株式会社が製造する粉体調味料と顆粒調味料は、即席麺のスープやふりかけ、健康食品など幅広い用途に対応する。顧客ニーズに応じたカスタマイズ開発が強みで、研究開発部門と営業部門が連携して高付加価値製品を提供する。独自の生産技術により、風味と溶解性を両立している。
オーガニックECの商品展開
HORIZON FARMS株式会社が運営するECサイトでは、オーガニック認証を受けた食品やオールナチュラル商品を個人顧客に直接販売する。冷凍フルーツ、ドライフルーツ、ナッツ類などを中心に、健康志向の消費者に支持されている。商品ラインナップの拡充を通じて売上拡大を目指す。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
食料品のなかでの位置
米粉・加工食品で成長、内需依存の業界中位
当社は米粉や加工食品を手掛ける食料品メーカーで、同業のニップンや昭和産業と比べ規模は中位だが、米粉用途の拡大などで成長している。売上高は245億円から326億円へ大きく増加し、営業利益率も11.72%の高水準から8.59%へ低下、急拡大に伴う収益率の調整と、原料調達や設備投資の負担が課題だ。内需中心でグルテンフリー需要の追い風を受ける一方、競合他社の追随により差別化が重要になっている。
強み
- 売上高が245億円から326億円へ大幅増加、市場拡大を享受
- 営業利益率11.72%と高く、強固な収益基盤を持つ
- グルテンフリー志向で米粉需要が拡大、追い風となる
- 国内需要中心で、海外依存が低く安定した事業構造
課題
- 拡大に伴い営業利益率が11.72%から8.59%へ低下
- 米粉市場に参入する企業が増え、競争が激しくなっている
- 成長に対応するための設備投資がコスト増要因になっている
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
食料品の時価総額近傍。太字がイフジ産業
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 2597ユニカフェ | 173億円 | 20.4倍 |
| 2 | 2003日東富士製粉 | 170億円 | 19.9倍 |
| 3 | 2806ユタカフーズ | 169億円 | 64.9倍 |
| 4 | 2112塩水港精糖 | 166億円 | 4.7倍 |
| 5 | 2937サンクゼール | 163億円 | 26.4倍 |
| 6 | 2924イフジ産業 | 159億円 | 7.8倍 |
| 7 | 2935ピックルスホールディングス | 156億円 | 11.3倍 |
| 8 | 2884ヨシムラ・フード・ホールディングス | 151億円 | 16.2倍 |
| 9 | 2936ベースフード | 148億円 | 55.4倍 |
| 10 | 2816ダイショー | 140億円 | 30.1倍 |
| 11 | 2904一正蒲鉾 | 140億円 | 42.2倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 0件
100億円台で推移した2010年代前半
2013年3月期の売上高は107億円、純利益5億円であった。その後2016年3月期までに売上高145億円へ拡大し、純利益は4億円と安定。この時期は液卵事業の基盤を固め、顧客との継続的取引関係を構築した。
売上高横ばいの中での利益改善(2017~2021年)
2017年3月期から2021年3月期まで、売上高は142億円から138億円とほぼ横ばいで推移した。しかし純利益は5億円から8億円へ増加。コスト管理の徹底や調味料事業の収益改善が寄与した。この間、液卵販売数量は緩やかに増加した。
鳥インフルエンザが追い風となった2022年
2020年以降、国内で大規模な鳥インフルエンザが頻発し、鶏卵の供給が不安定になった。同社は輸入卵の活用や需給調整機能を強みに液卵の安定供給を実現。2022年3月期の売上高は174億円、純利益10億円と大きく伸びた。
連続増収と設備投資拡大(2023~2025年)
2023年3月期から2025年3月期まで、売上高は209億円、245億円、256億円と3期連続で過去最高を更新。液卵販売数量も毎年増加した。2030年度の目標達成に向け、全工場で設備投資を積極化し、減価償却費が増加したが、EBITDAは拡大を続けた。
2026年3月期計画と中長期ビジョン
2026年3月期の連結業績予想は売上高326億円、営業利益30億円、純利益20億円。液卵販売数量8万トン目標の達成に向け、生産能力増強と人的資本投資を継続する。調味料事業とオーガニックEC事業も収益拡大を目指す。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で184人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は575万円で、9期前と比べて+21.8%。平均年齢は38.5歳、平均勤続年数は12.3年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 136 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 128 | — |
| 2019年3月 | 472 | 39.5 | 13.3 | 138 | — |
| 2020年3月 | 469 | 39.5 | 12.3 | 149 | — |
| 2021年3月 | 492 | 39.6 | 13.3 | 145 | — |
| 2022年3月 | 509 | 39.5 | 13.3 | 138 | — |
| 2023年3月 | 512 | 38.5 | 12.7 | 146 | — |
| 2024年3月 | 535 | 38.5 | 12.3 | 153 | — |
| 2025年3月 | 577 | 38.5 | 12.3 | 168 | 1,786 |
| 2026年3月 | 575 | 38.5 | 12.3 | 184 | 1,522 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は326億円、営業利益は28億円。前期と比べると増収減益で、売上が+27.3%、利益が-6.7%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 334億円 | 326億円 |
| 営業利益 | 29億円 | 28億円 |
| 純利益 | 20億円 | 20億円 |
| 1株あたり配当 | ¥69 | ¥69 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は79億円、営業利益は6億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+12.9%、営業利益は−14.3%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 63 | — | — | 3 |
| 2024年1Q | 70 | 7 | 10.0 | 7 |
| 2024年2Q | 62 | 5 | 8.1 | 3 |
| 2024年3Q | 63 | 4 | 6.3 | 5 |
| 2024年4Q | 50 | — | — | 1 |
| 2025年2Q | 111 | 15 | 13.5 | 10 |
| 2025年4Q | 145 | 15 | 10.3 | 11 |
| 2026年2Q | 160 | 15 | 9.4 | 10 |
| 2026年4Q | 166 | 13 | 7.8 | 10 |
| 2027年1Q | 79 | 6 | 7.6 | 4 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は107億円から326億円へ3.0倍に増えた。直近期の営業利益率は8.6%。売上は5期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 107 | — | 8 | — | 5 |
| 2014年3月 | 127 | — | 4 | — | 2 |
| 2015年3月 | 131 | — | 5 | — | 4 |
| 2016年3月 | 145 | — | 7 | — | 4 |
| 2017年3月 | 142 | — | 7 | — | 5 |
| 2018年3月 | 144 | — | 7 | — | 6 |
| 2019年3月 | 137 | — | 8 | — | 6 |
| 2020年3月 | 143 | — | 10 | — | 6 |
| 2021年3月 | 138 | — | 12 | — | 8 |
| 2022年3月 | 174 | — | 14 | — | 10 |
| 2023年3月 | 209 | — | 16 | — | 11 |
| 2024年3月 | 245 | — | 18 | — | 16 |
| 2025年3月 | 256 | 30 | 30 | 11.7 | 21 |
| 2026年3月 | 326 | 28 | 29 | 8.6 | 20 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高326億円のうち、営業利益として残るのは28億円で8.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は20億円、売上の6.1%にあたる。営業利益率は業種中央値4.1%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金81.9%267億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金9.5%31億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.6%28億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが12億円、投資CFが−23億円で、差し引きのフリーCFは−11億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は35億円で、売上の1.3ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 9 | −3 | −3 | 6 | 12 |
| 2014年3月 | −2 | −3 | 2 | −5 | 9 |
| 2015年3月 | 10 | −5 | −4 | 5 | 11 |
| 2016年3月 | 3 | −6 | 6 | −3 | 14 |
| 2017年3月 | 11 | −13 | 4 | −2 | 16 |
| 2018年3月 | 12 | −5 | −6 | 7 | 17 |
| 2019年3月 | 8 | −2 | −4 | 6 | 18 |
| 2020年3月 | 12 | −3 | −7 | 9 | 19 |
| 2021年3月 | 11 | −2 | −3 | 9 | 24 |
| 2022年3月 | 11 | −3 | −6 | 8 | 27 |
| 2023年3月 | 13 | −4 | −4 | 9 | 31 |
| 2024年3月 | −3 | −2 | 5 | −5 | 31 |
| 2025年3月 | 40 | −19 | −13 | 21 | 40 |
| 2026年3月 | 12 | −23 | 5 | −11 | 35 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は189億円。このうち返さなくてよい自己資本が126億円で、自己資本比率は66.7%(業種中央値56.8%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 80 | 37 | 43 | 46.6 |
| 2014年3月 | 80 | 38 | 42 | 47.4 |
| 2015年3月 | 84 | 41 | 43 | 48.9 |
| 2016年3月 | 96 | 44 | 52 | 46.1 |
| 2017年3月 | 107 | 49 | 58 | 45.7 |
| 2018年3月 | 110 | 53 | 57 | 48.2 |
| 2019年3月 | 107 | 57 | 50 | 53.2 |
| 2020年3月 | 104 | 60 | 44 | 57.7 |
| 2021年3月 | 110 | 67 | 43 | 60.9 |
| 2022年3月 | 118 | 75 | 43 | 64.0 |
| 2023年3月 | 137 | 84 | 53 | 61.7 |
| 2024年3月 | 146 | 97 | 49 | 66.2 |
| 2025年3月 | 167 | 112 | 56 | 66.6 |
| 2026年3月 | 189 | 126 | 63 | 66.7 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
食料品 123社との比較
同じ食料品の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で123社中2位あたり、逆に低いのは自己資本比率で123社中34位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,911で、1年前と比べて-19.6%。過去52週の値幅のなかでは18%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 7.8倍 |
| PER (会社予想) | 7.7倍 |
| PBR | 1.22倍 |
| 配当利回り | 3.61% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は1937円と8月4日からの下落が続く。25日線(2051円)を約5.6%下回り、75日線(2049円)や200日線(2029円)も割り込んでおり、短期的に弱い展開。52週高値2520円からは約23.1%下落、52週安値1783円からは約8.6%上。出来高は8月4日に18800株と急増後、8月6日には400株と極端に減少するなど薄商い。RSIは19.8と売られ過ぎ圏で、反発のタイミングを探る状態。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)。
PERは7.88と業界平均27.98を大きく下回り、予想PERも7.8と圧倒的に割安。PBRは1.24と業界平均1.63を下回る一方、ROEは16.8%と高水準で、収益性が高い。配当利回りは3.56%と業界平均2.31%を上回る。ただし、直近の営業利益率は11.72%から8.59%へ低下しており、利益成長の鈍化が懸念。割安であるが、収益力の持続性に留意。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 7.8倍 | 28.6倍 |
| PER (予想) | 7.7倍 | — |
| PBR | 1.22倍 | 1.63倍 |
| ROE | 16.8% | 7.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
売上高は堅調に増加し、営業利益率も1桁台後半と収益性は良好。強気派は、食品需要の安定性に加え、原材料価格の高止まりや円安が追い風となり、業績拡大が続くとみる。また、株価はPER7.9倍、配当利回り3.56%とバリュエーションが割安で、株主還元も充実。弱気派は、2026年3月期の売上は増収だが、営業利益率が11.72%から8.59%へ低下する見通しで、コスト上昇や競争激化による収益悪化を懸念。また、先行きの需要変動や原材料価格の下落が業績にマイナスとなる可能性も指摘される。
- 業績の拡大基調
売上高が2023年3月期209億円から2026年予想326億円へと大幅に増加
- 割安なバリュエーション
PER7.88倍と低く、ROE16.8%を考慮すると評価が有望
- 株主還元の厚さ
配当利回り3.56%と安定した配当を継続し、株主への利益還元を重視
- 2026年3月期売上高が326億円へ前期比27%増加決算発表後影響中
売上高は256億円→326億円と70億円増加。営業利益28億円は高水準で、増収が収益を下支え
- 予想PER7.8倍と7倍台の割安水準不定影響中
予想PER7.8倍、実績PER7.88倍。PBR1.24倍に対しROE16.8%とバリュエーションは割安
- 配当利回り3.56%が下値支え継続影響弱
配当利回りは3.56%。株価は1年で10.8%下落したが、利回り水準が投資家の下値買いを誘う
- ROE16.8%の高収益性が自己資本を拡大継続影響弱
ROE16.8%を達成。PBR1.24倍と低いため、株主資本の蓄積が進めば評価修正の余地
- 利益率の低下懸念
2026年3月期予想の営業利益率は8.59%と前期から3ポイント以上低下
- 原材料コスト上昇
小麦など原材料価格の変動が利益を圧迫する可能性がある
- 需要変動リスク
国内人口減少や食生活の変化で製粉需要が減少する恐れ
- 営業利益率が11.72%から8.59%に低下決算発表後影響中
営業利益率は3.13pt低下。売上高326億円に対し営業利益は28億円にとどまる
- 純利益20億円と前期比減益通年影響中
純利益は21億円→20億円へ減少。営業利益の減少が最終減益に影響
- 株価は1年で10.8%下落ともたつく継続影響弱
株価1937円は1年間で10.8%下落。需給が軟調で上値が重い
- 外国法人保有4.03%と低調不定影響弱
外国法人持ち株比率4.03%。海外投資家の買いが入りにくい状況
- 営業利益率
- コスト増が利益を侵食しないか、収益性の推移を注視
- 売上高成長率
- 拡大路線が持続するか、需要の強弱を把握する
- 原材料価格の動向
- 小麦価格が利益率に直結するため、コスト変動をモニター
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり69円で、前期から+1.5%。いまの株価に対する利回りは3.61%。増配か配当維持が8年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 17 | — | 28.1 |
| 2018年3月 | 16 | −5.9 | 24.5 |
| 2019年3月 | 17 | 6.3 | 26.3 |
| 2020年3月 | 20 | 17.6 | 25.8 |
| 2021年3月 | 24 | 20.0 | 24.3 |
| 2022年3月 | 28 | 16.7 | 23.8 |
| 2023年3月 | 35 | 25.0 | 26.3 |
| 2024年3月 | 48 | 37.1 | 25.4 |
| 2025年3月 | 66 | 37.5 | 26.1 |
| 2026年3月 | 67 | 1.5 | 27.5 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥69
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ4,941人。区分でいちばん多いのは個人・その他で64.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が30.1%を占め、残る69.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 76.3 | 63.8 | 62.8 | 60.9 | 62.2 | 64.5 |
| 事業法人 | 9.0 | 21.1 | 22.5 | 24.9 | 27.9 | 25.2 |
| 金融機関 | 12.9 | 13.2 | 11.9 | 9.2 | 4.9 | 5.0 |
| 外国法人 | 0.5 | 0.5 | 0.7 | 3.4 | 3.1 | 4.0 |
| 自己株式 | 2.0 | 1.6 | 1.2 | 1.0 | 2.5 | 2.4 |
| 証券会社 | 1.4 | 1.4 | 2.0 | 1.6 | 1.7 | 1.3 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社将コーポレーション | 14.13 |
| 02 | 宇髙 紫乃 | 8.66 |
| 03 | 宇髙 真一 | 5.07 |
| 04 | 宇髙 和真 | 5.04 |
| 05 | 株式会社福岡銀行 | 4.72 |
| 06 | 藤井 将徳 | 4.34 |
| 07 | 宇髙 悠真 | 3.45 |
| 08 | 藤井 智徳 | 3.32 |
| 09 | 国立大学法人九州大学 | 2.40 |
| 10 | 株式会社オリエンタルフアーム | 1.91 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-04-07宇高 真一変更報告5.08%+0.01pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+285%、1株純資産は14期で+246%。直近期のROEは16.8%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 64 | 447 | 15.0 | 8.1 | 29.2 |
| 2014年3月 | 28 | 458 | 6.3 | 18.2 | 83.2 |
| 2015年3月 | 47 | 493 | 9.8 | 11.6 | 25.7 |
| 2016年3月 | 52 | 533 | 10.2 | 10.3 | 31.9 |
| 2017年3月 | 64 | 585 | 11.5 | 13.9 | 28.1 |
| 2018年3月 | 67 | 636 | 10.9 | 11.7 | 24.5 |
| 2019年3月 | 66 | 685 | 10.0 | 10.6 | 26.3 |
| 2020年3月 | 75 | 741 | 10.5 | 10.5 | 25.8 |
| 2021年3月 | 102 | 822 | 13.0 | 9.2 | 24.3 |
| 2022年3月 | 121 | 917 | 14.0 | 8.1 | 23.8 |
| 2023年3月 | 136 | 1,023 | 14.0 | 7.5 | 26.3 |
| 2024年3月 | 193 | 1,173 | 17.6 | 7.8 | 25.4 |
| 2025年3月 | 255 | 1,372 | 20.2 | 7.9 | 26.1 |
| 2026年3月 | 246 | 1,549 | 16.8 | 7.5 | 27.5 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
9名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/3期の役員報酬は総額185百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 藤井宗徳 | 代表取締役 社長 | 51 | 71,900 |
| 池田賢次郎 | 常務取締役 関東事業部長 東日本(関東事業部・名古屋事業部)担当 | 67 | 60,565 |
| 原敬 | 常務取締役 管理本部長 | 55 | 21,600 |
| 本司義博 | 取締役 購買統轄部長 西日本(関西事業部・福岡事業部)担当 | 57 | 7,846 |
| 川原正孝 | 取締役 | 76 | 50,000 |
| 三宅史員 | 取締役 常勤監査等委員 | 64 | 1,538 |
| 中川正裕 | 取締役 監査等委員 | 77 | 1,000 |
| 桝本美穂 | 取締役 監査等委員 | 51 | — |
| 上村勝則 | 取締役 監査等委員 | 67 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 84 | 79 | 26 | 164 | 33 |
| 社外取締役 | 6 | 16 | — | — | 16 | 3 |
| 取締役(社内) | 2 | 5 | — | — | 5 | 3 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容468字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題4,353字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク2,460字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)7,621字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第54期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-26
- 半期報告書半期報告書-第54期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第53期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-27
- 半期報告書半期報告書-第53期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第52期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第52期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第52期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第52期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第51期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-29
- 四半期報告書四半期報告書-第51期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 四半期報告書四半期報告書-第51期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 四半期報告書四半期報告書-第51期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-05
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