概要
ユタカフーズは愛知県武豊町に本社を置く食品メーカーである。1919年に製材業として創業、1952年に味噌醤油醸造に転じた後、1976年から東洋水産の受託製造を開始し、即席麺やチルド食品などを手掛ける。液体調味料や粉体調味料の自社開発も行い、うなぎのたれで業界トップクラスの生産量を誇る。2025年3月期の売上高は約145億円、従業員は271名。
液体・粉体・チルド・即席麺の四部門構成
ユタカフーズの事業は液体、粉体、チルド食品、即席麺の四部門で構成される。2025年3月期の売上高は液体5,021百万円、粉体5,227百万円、チルド食品1,918百万円、即席麺1,936百万円、その他884百万円の合計14,988百万円。液体と粉体は自社開発製品が主体で、うなぎのたれや白だしなどが代表的。チルド食品と即席麺はほぼ全量が東洋水産からの受託製造である。
東洋水産への受託製造が売上の大半を占める
同社は1976年に東洋水産の経営参加を得て以来、同社向けの受託製造を主要な収益源としてきた。即席麺やチルド食品は完全受託、液体や粉体の一部も東洋水産からの注文で生産される。親会社への依存度は高く、販売先の集中リスクがあるが、安定的な生産基盤を提供している。2025年3月期の営業利益は143百万円と低水準だが、新工場投資の効果が今後の収益に寄与する見込み。
自己資本比率86%の安定した財務基盤
2025年3月期末の総資産は26,676百万円、自己資本は23,019百万円で自己資本比率は86.3%。現金及び預金は354百万円と潤沢ではないが、短期貸付金の回収などで流動性を確保。負債は買掛金や未払費用が中心で、有利子負債はほとんどない。一方、2025年3月期の当期純利益は204百万円と前期から63%減少。チルド新工場の減価償却費増加が主因である。
武豊と鳥取の二拠点生産体制
本社・工場は愛知県武豊町にあり、液体・即席麺・チルド食品を生産。2003年に東洋水産から山陰東洋の事業を譲り受け、鳥取工場として稼働を開始。鳥取工場は粉体調味料を専門とし、2019年には新工場を建築して生産能力を拡大した。2025年11月には武豊にチルド新工場を竣工し、同年中に稼働を開始した。これによりチルド食品の生産量増加に対応する。
業界の中での役割は即席食品メーカー向け受託製造会社にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01即席麺・食品製造(親会社向け受託)主力
当社の主要な事業は親会社である東洋水産からの受託製造であり、即席麺を中心に液体、粉体、チルド食品を製造しています。親会社のブランド製品の供給を担い、グループの生産機能として重要な役割を果たしています。
主要顧客東洋水産
- 即席麺
- 東洋水産ブランドの即席麺を製造。カップ麺や袋麺など、親会社の製品企画に基づき生産を担当。
- 液体食品
- スープやたれ等の液体調味料を製造。親会社の製品に使用される。
- 粉体食品
- 粉末スープや粉末調味料等を製造。即席麺のスープなどに使用される。
- チルド食品
- チルド麺やチルド惣菜等を製造。親会社のチルド製品の生産を担当。
製品と技術
うなぎのたれで業界トップクラスを誇る液体調味料
液体部門は1952年からの醸造ノウハウを活かし、うなぎのたれ、つゆ、白だし、味だしなどの自社製品を展開する。特にうなぎのたれは生産量で業界トップクラス。粘度や色合い、味を顧客ごとに調整するカスタマイズ対応が強み。2025年3月期の売上高は5,021百万円で、全社の約3分の1を占める。
粉末・顆粒から多様な充填形態に対応する粉体調味料
粉体部門は粉末や顆粒といった形状に加え、フィルム包装、スタンドパック、バルクなどの充填形態を揃える。時代の変化に合わせ、手軽に使える調味料を提供。2019年に鳥取工場へ事業を集約し、製販一体の体制を構築した。2025年3月期の売上高は5,227百万円と四部門中最大で、セグメント利益398百万円を計上した。
東洋水産ブランドを支える即席麺とチルド食品
即席麺とチルド食品の両部門は、親会社である東洋水産からの受託製造が主体。即席麺ではカップ麺や袋麺、チルド食品では生麺類を生産する。2025年11月に稼働したチルド新工場により、チルド食品の生産能力は向上した。2025年3月期の売上高は即席麺1,936百万円、チルド食品1,918百万円。
自社製品比率向上と研究開発の強化
液体と粉体は自社開発製品の比率を高める戦略分野。研究開発を強化し、顧客ニーズに合わせた新製品を提案する。うなぎのたれや白だしなどの既存製品に加え、新たな調味料の開発にも注力。2025年3月期の経常利益は291百万円と減少したが、中長期的には自社製品の拡大で収益構造の改善を目指す。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
同業の企業
食料品の時価総額近傍。太字がユタカフーズ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 2932STIフードホールディングス | 199億円 | 12.1倍 |
| 2 | 2204中村屋 | 190億円 | 20.0倍 |
| 3 | 2929ファーマフーズ | 175億円 | — |
| 4 | 2597ユニカフェ | 173億円 | 20.4倍 |
| 5 | 2003日東富士製粉 | 170億円 | 19.9倍 |
| 6 | 2806ユタカフーズ | 169億円 | 64.9倍 |
| 7 | 2112塩水港精糖 | 166億円 | 4.7倍 |
| 8 | 2937サンクゼール | 163億円 | 26.4倍 |
| 9 | 2924イフジ産業 | 159億円 | 7.8倍 |
| 10 | 2935ピックルスホールディングス | 156億円 | 11.3倍 |
| 11 | 2884ヨシムラ・フード・ホールディングス | 151億円 | 16.2倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 24件
製材業から航空機部品へ転換した戦時期
1919年、坂野信四郎が愛知県武豊町で山二製材工場を創業。包装用木箱や建築用材を製造した。1944年に法人化し、株式会社山二航空機製作所と改称、航空機部品の製作に転換。第二次世界大戦中の軍需に対応したが、1945年の終戦で再び木製品工場に戻り、山二産業株式会社に商号変更した。
味噌醤油醸造業へ一転した1952年
1952年5月、商号を豊産業株式会社に変更し、味噌醤油の醸造業に全面的に転換。同年6月に豊醸造株式会社を吸収合併し、翌1953年5月には豊醤油株式会社と改称。醤油醸造専業となり、1961年10月に名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場した。この時期の醸造技術が後の液体調味料事業の基盤となる。
東洋水産の経営参加と受託製造開始
1976年8月、東洋水産株式会社の経営参加を得て、だしの素の受託製造を開始。同年12月には生麺、1977年2月には即席麺、同年11月には調理品、1978年2月には即席ワンタンと、受託品目を拡大した。これにより東洋水産グループの一員としての立場を確立し、食品製造業への本格的な進出を果たした。
即席麺工場新設とユタカフーズへの商号変更
1989年に生麺工場、1991年に即席麺(カップ麺)工場を新築。1996年には粉体調味料工場と物流倉庫を建設した。1997年10月、商号をユタカフーズ株式会社に変更。2000年3月には東京証券取引所市場第二部に上場し、名古屋・東京の二市場上場企業となった。
鳥取工場取得と液体調味料工場の新設
2002年10月に液体調味料工場、2003年3月に自動倉庫を新築。2003年4月、東洋水産から山陰東洋株式会社の営業全部を譲り受け、鳥取工場として稼働開始。これにより粉体調味料の生産拠点を確保し、二拠点体制が完成した。2017年には即席麺製造ラインを増設、2019年には鳥取工場に新工場を建築した。
市場区分移行とチルド新工場への挑戦
2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しによりスタンダード市場へ、名古屋証券取引所はメイン市場へ移行。2025年11月にチルド新工場を建築し、同年中に稼働を開始。この設備投資によりチルド食品部門の生産能力は増強されたが、2025年3月期の同事業は減価償却費増加でセグメント損失を計上した。中長期的な収益基盤の強化を目指す。
年表24件を開く
1910年代
- 1919年1月創業坂野信四郎が現本社工場位置に山二製材工場と称して創業、包装用木箱、建築用材料の製造開始
1940年代
- 1944年10月法人組織に改め、株式会社山二航空機製作所と称し、航空機部品の製作に転換
- 1945年8月商号変更山二産業株式会社に商号変更し、木製品工場に復元
1950年代
- 1952年5月商号変更豊産業株式会社に商号変更し、主要な製品を味噌醤油の醸造業に転換
- 1952年6月M&A豊醸造株式会社を吸収合併
- 1953年5月商号変更豊醤油株式会社に商号変更
1960年代
- 1961年10月上場名古屋証券取引所(市場第二部)に株式を上場
1970年代
- 1976年8月東洋水産株式会社の経営参加を得、だしの素の受託製造を開始
- 1976年12月生麺の受託製造を開始
- 1977年2月即席麺工場新築、即席麺の受託製造を開始
- 1977年11月調理品の受託製造を開始
- 1978年2月即席ワンタンの受託製造を開始
1980年代
- 1989年7月生麺工場新築
1990年代
- 1991年9月即席麺(カップ麺)工場新築
- 1996年1月粉体調味料工場及び物流倉庫新築
- 1997年10月商号変更ユタカフーズ株式会社に商号変更
2000年代
- 2000年3月上場東京証券取引所(市場第二部)に株式を上場
- 2002年10月液体調味料工場新築
- 2003年3月自動倉庫新築
- 2003年4月東洋水産株式会社から山陰東洋株式会社の営業の全部を譲り受け、鳥取工場として稼働開始
2010年代
- 2017年3月即席麺製造ラインを1ライン増設
- 2019年7月鳥取工場に新工場を建築
2020年代
- 2022年4月証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場へ、名古屋証券取引所市場第二部からメイン市場へ移行
- 2025年11月チルド新工場を建築
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。
- 1株当たり当期純利益(EPS)増加(具体的数値なし)
- 自己資本当期純利益率(ROE)向上(具体的数値なし)
- 総資産経常利益率(ROA)向上(具体的数値なし)
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
部門別利益管理の徹底
各部門の利益率を向上させ、1株当たり当期純利益(EPS)の増加を重点目標とする。ROEやROAの向上にも努め、資産効率を改善する。
- 02
品質第一とコスト構造改革
品質第一の姿勢を貫き、安心・安全な製品を提供するため品質管理を徹底する。最適な設備投資と業務効率化により、筋肉質なコスト構造へ転換する。
- 03
自社製品開発の強化
液体・粉体分野を戦略分野と位置づけ、研究開発を強化し製品開発をスピードアップする。自社開発製品の比率を高め、バランスのとれた売上構成を目指す。
- 04
受託事業の拡大と新工場活用
即席麺やチルド食品の受託事業を安定基盤とし、東洋水産との協力を継続する。チルド新工場の稼働により受託量拡大を図り、新たな収益源とする。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で271人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は610万円で、9期前と比べて+16.1%。平均年齢は39.1歳、平均勤続年数は16.1年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 351 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 358 | — |
| 2019年3月 | 526 | 34.1 | 12.9 | 344 | — |
| 2020年3月 | 528 | 34.7 | 12.8 | 349 | — |
| 2021年3月 | 552 | 35.3 | 12.8 | 363 | — |
| 2022年3月 | 530 | 35.9 | 13.3 | 359 | — |
| 2023年3月 | 530 | 37.6 | 14.8 | 307 | — |
| 2024年3月 | 580 | 38.4 | 15.4 | 296 | — |
| 2025年3月 | 593 | 39.1 | 16.5 | 278 | 252 |
| 2026年3月 | 610 | 39.1 | 16.1 | 271 | 37 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社2社(国内 2 / 海外 0) を有報から抽出しています。
- 国内東洋水産㈱(注)2東京都港区 · その他の関係会社議決権50.9%
- 国内その他2社- · その他の関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は150億円、営業利益は1億円。前期と比べると増収減益で、売上が+3.4%、利益が-85.7%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 159億円 | 150億円 |
| 営業利益 | 0億円 | 1億円 |
| 純利益 | 1億円 | 2億円 |
| 1株あたり配当 | ¥40 | ¥40 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は43億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+30.3%、営業利益は−100.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 34 | — | — | 2 |
| 2024年1Q | 33 | 2 | 6.1 | 2 |
| 2024年2Q | 35 | 1 | 2.9 | 1 |
| 2024年3Q | 36 | 2 | 5.6 | 1 |
| 2024年4Q | 34 | — | — | 1 |
| 2025年2Q | 72 | 4 | 5.6 | 3 |
| 2025年4Q | 73 | 3 | 4.1 | 3 |
| 2026年2Q | 73 | 4 | 5.5 | 4 |
| 2026年4Q | 77 | −3 | −3.9 | −2 |
| 2027年1Q | 43 | 0 | 0.0 | 1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は215億円から150億円へ70%に減った。直近期の営業利益率は0.7%。売上は3期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 215 | — | 13 | — | 8 |
| 2014年3月 | 224 | — | 15 | — | 9 |
| 2015年3月 | 211 | — | 12 | — | 8 |
| 2016年3月 | 211 | — | 14 | — | 9 |
| 2017年3月 | 204 | — | 11 | — | 7 |
| 2018年3月 | 222 | — | 11 | — | 6 |
| 2019年3月 | 213 | — | 13 | — | 10 |
| 2020年3月 | 203 | — | 11 | — | 10 |
| 2021年3月 | 153 | — | 15 | — | 10 |
| 2022年3月 | 150 | — | 15 | — | 10 |
| 2023年3月 | 137 | — | 10 | — | 7 |
| 2024年3月 | 138 | — | 7 | — | 5 |
| 2025年3月 | 145 | 7 | 8 | 4.8 | 6 |
| 2026年3月 | 150 | 1 | 3 | 0.7 | 2 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高150億円のうち、営業利益として残るのは1億円で0.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の1.3%にあたる。営業利益率は業種中央値4.1%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金94.0%141億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金5.3%8億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.7%1億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが−2億円、投資CFが−17億円で、差し引きのフリーCFは−19億円。この組み合わせは「消耗型」にあたる。本業・投資・財務のすべてで現金が出ていっている。手元資金の厚みが生命線。期末の手元現金は4億円で、売上の0.3ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 14 | −8 | −3 | 6 | 52 |
| 2014年3月 | 14 | −6 | −3 | 8 | 56 |
| 2015年3月 | 16 | 32 | −37 | 48 | 67 |
| 2016年3月 | 16 | −4 | −3 | 12 | 76 |
| 2017年3月 | 11 | −26 | −3 | −15 | 59 |
| 2018年3月 | 15 | −13 | −3 | 2 | 58 |
| 2019年3月 | 17 | −2 | −3 | 15 | 71 |
| 2020年3月 | 14 | −13 | −3 | 1 | 69 |
| 2021年3月 | 20 | −2 | −3 | 18 | 84 |
| 2022年3月 | 14 | −3 | −3 | 11 | 92 |
| 2023年3月 | 11 | −7 | −3 | 4 | 93 |
| 2024年3月 | 9 | −44 | −3 | −35 | 55 |
| 2025年3月 | 14 | −41 | −3 | −27 | 25 |
| 2026年3月 | −2 | −17 | −3 | −19 | 4 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は267億円。このうち返さなくてよい自己資本が230億円で、自己資本比率は86.3%(業種中央値56.8%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 219 | 189 | 30 | 86.6 |
| 2014年3月 | 226 | 195 | 31 | 86.5 |
| 2015年3月 | 196 | 169 | 27 | 86.0 |
| 2016年3月 | 205 | 175 | 30 | 85.4 |
| 2017年3月 | 214 | 182 | 32 | 84.9 |
| 2018年3月 | 225 | 192 | 33 | 85.2 |
| 2019年3月 | 227 | 192 | 35 | 84.7 |
| 2020年3月 | 228 | 197 | 31 | 86.3 |
| 2021年3月 | 239 | 205 | 34 | 85.9 |
| 2022年3月 | 245 | 212 | 33 | 86.5 |
| 2023年3月 | 245 | 217 | 28 | 88.3 |
| 2024年3月 | 249 | 222 | 27 | 89.1 |
| 2025年3月 | 258 | 225 | 33 | 87.4 |
| 2026年3月 | 267 | 230 | 37 | 86.3 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
食料品 123社との比較
同じ食料品の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で123社中5位あたり、逆に低いのはROEで123社中117位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,910で、1年前と比べて-4.7%。過去52週の値幅のなかでは20%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 64.9倍 |
| PER (会社予想) | 124.0倍 |
| PBR | 0.58倍 |
| 配当利回り | 2.09% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は1865円。25日線(1863円)をわずかに上回るも、75日線(1983円)・200日線(2059円)を下回って推移。52週高値2350円からは約20%下落し、安値圏(1800円)に接近。足元の出来高は低調で方向感に乏しい。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)。
PERが63.7倍と業界平均27.9倍を大きく上回り、割高感が強い。PBRは0.56倍と業界平均1.59倍を下回るが、ROEが0.9%と著しく低く収益性が低い。配当利回りは0%で無配。割高であり、配当もなく、財務体質にも懸念。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 64.9倍 | 28.6倍 |
| PER (予想) | 124.0倍 | — |
| PBR | 0.58倍 | 1.63倍 |
| ROE | 0.9% | 7.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
同社は2026年3月期に営業利益が急減する見通し(前期4.83%→0.67%)。強気派は原料コスト上昇が一過性であり、長期的な需要安定と業績回復を期待する。弱気派は価格転嫁の限界と構造的な収益性低下を懸念。PER63倍と割高な水準も議論の的。
- 需要の底堅さ
豆腐・納豆は生活必需品で景気変動の影響を受けにくい
- 原料コストの正常化期待
大豆価格は高止まりも、長期契約で安定調達の可能性
- 低PBR・資産価値
PBR0.56倍と解散価値割れ、M&A等の思惑も
- 業績予想の上振れ期待決算発表後影響中
営業利益予想1億円(前期比-86%)は保守的、上振れ余地あり
- 低PBR・純資産価値への見直し不定影響中
PBR0.56倍、解散価値が時価を上回る可能性
- 売上高の増加トレンド継続継続影響弱
売上高が3期連続増加、2026年3月期150億円予想(前期比+3.4%)
- コスト削減効果の発現2027年〜2028年影響弱
不採算事業整理で中期的な利益回復期待
- 利益率の急減
26/3期営業利益率0.67%とほぼ採算ライン
- 価格競争の激化
競合が多い大豆加工品市場で値上げが困難
- 株価の割高感
PER63倍と同業比大きく割高、成長期待乏しい
- 営業利益の大幅減少リスク2026年Q1影響強
営業利益1億円(前期比-86%)、業績悪化が続く懸念
- 無配当継続による投資家離れ継続影響中
配当利回り0%、株主還元不足で需給悪化
- 高PER調整リスク通年影響中
PER63倍と割高、業績悪化でさらに下落リスク
- 原材料高騰の影響深刻継続影響弱
小規模企業ゆえ仕入コスト上昇の吸収困難、利益率低下
- 営業利益率
- 収益性の維持・改善が最大の焦点
- 大豆原料価格
- コスト変動が業績に直結
- 販売数量
- 需要動向と市場シェアの指標
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり40円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは2.09%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 40 | — | 38.8 |
| 2018年3月 | 40 | 0.0 | 43.4 |
| 2019年3月 | 40 | 0.0 | 27.1 |
| 2020年3月 | 40 | 0.0 | 28.5 |
| 2021年3月 | 40 | 0.0 | 28.1 |
| 2022年3月 | 40 | 0.0 | 27.6 |
| 2023年3月 | 40 | 0.0 | 40.7 |
| 2024年3月 | 40 | 0.0 | 60.5 |
| 2025年3月 | 40 | 0.0 | 50.2 |
| 2026年3月 | 40 | 0.0 | 136.0 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥40
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ2,309人。区分でいちばん多いのは事業法人で48.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が52.7%を占め、残る47.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 49.1 | 48.5 | 48.4 | 48.5 | 48.5 | 48.5 |
| 個人・その他 | 39.5 | 39.3 | 39.2 | 39.5 | 39.4 | 39.7 |
| 自己株式 | 21.3 | 21.3 | 21.3 | 21.3 | 21.3 | 21.3 |
| 外国法人 | 4.1 | 5.4 | 6.5 | 7.0 | 7.2 | 7.3 |
| 金融機関 | 7.3 | 6.7 | 5.5 | 4.6 | 4.6 | 4.2 |
| 証券会社 | 0.0 | 0.1 | 0.4 | 0.3 | 0.3 | 0.3 |
| 外国人個人 | — | — | — | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 東洋水産株式会社 | 40.00 |
| 02 | VASANTA MASTER FUND PTE. LTD.(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 3.84 |
| 03 | 株式会社榎本武平商店 | 2.38 |
| 04 | ユタカフーズ従業員持株会 | 2.30 |
| 05 | MSIP CLIENT SECURITIES(常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社) | 2.08 |
| 06 | 株式会社あいち銀行 | 0.96 |
| 07 | 大樹生命保険株式会社 | 0.91 |
| 08 | 焼津水産化学工業株式会社 | 0.86 |
| 09 | 知多信用金庫 | 0.84 |
| 10 | CACEIS BANK/QUINTET LUXEMBOURG SUB AC/AIF CUSTOMER ACOOUNT(常任代理人 香港上海銀行東京支店) | 0.75 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で−68%、1株純資産は14期で+54%。直近期のROEは0.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 92 | 2,157 | 4.3 | 18.3 | 43.3 |
| 2014年3月 | 103 | 2,226 | 4.7 | 18.4 | 38.7 |
| 2015年3月 | 108 | 2,428 | 4.6 | 17.7 | 37.2 |
| 2016年3月 | 136 | 2,513 | 5.5 | 13.5 | 29.5 |
| 2017年3月 | 103 | 2,619 | 4.0 | 18.5 | 38.8 |
| 2018年3月 | 92 | 2,756 | 3.4 | 22.3 | 43.4 |
| 2019年3月 | 148 | 2,768 | 5.3 | 12.3 | 27.1 |
| 2020年3月 | 141 | 2,839 | 5.0 | 11.7 | 28.5 |
| 2021年3月 | 143 | 2,949 | 4.9 | 13.3 | 28.1 |
| 2022年3月 | 145 | 3,049 | 4.8 | 12.4 | 27.6 |
| 2023年3月 | 98 | 3,116 | 3.2 | 20.8 | 40.7 |
| 2024年3月 | 66 | 3,189 | 2.1 | 28.3 | 60.5 |
| 2025年3月 | 80 | 3,239 | 2.5 | 28.9 | 50.2 |
| 2026年3月 | 29 | 3,313 | 0.9 | 74.6 | 136.0 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
7名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は7名。2026/3期の役員報酬は総額56百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 橋本淳 | 代表取締役 社長 | 60 | 4,000 |
| 山本芳明 | 取締役 | 62 | — |
| 大茂為継 | 取締役 | 62 | — |
| 日野恵美子 | 取締役 | 50 | — |
| 奥田裕治 | 常勤監査役 | 67 | 19,000 |
| 花井謙造 | 監査役 | 65 | — |
| 中野晴之 | 監査役 | 68 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 賞与百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 2 | 26 | 6 | 33 | 17 |
| 社外取締役 | 4 | 12 | — | 12 | 3 |
| 監査役 | 1 | 9 | 1 | 11 | 11 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容371字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,668字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク1,991字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,567字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
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- 半期報告書半期報告書-第85期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-13
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- 四半期報告書四半期報告書-第84期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-13
- 四半期報告書四半期報告書-第84期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第83期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-22
- 四半期報告書四半期報告書-第83期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第83期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 四半期報告書四半期報告書-第83期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-10
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