概要
STIフードホールディングスは、水産原料の調達から製造、販売までを垂直統合する食品メーカーである。主にコンビニエンスストア向けの水産惣菜を手がけ、セブン-イレブン・ジャパンを最大の販売先とする。2025年12月期の連結売上高は386億円、従業員数は413名。東京証券取引所スタンダード市場に上場している。
コンビニ向け水産惣菜が収益の柱
当社グループの主力事業は食品製造販売事業であり、売上高の約94%を占める。コンビニエンスストア向けに、おにぎり用の味付イクラ、サラダフィッシュ、焼き魚惣菜などを製造・販売している。特にセブン-イレブン・ジャパンとの取引が長期にわたり、同社向けの販売が収益の基盤となっている。原材料は北米、チリ、ロシアなどから調達し、グループ内で一貫して加工する。2024年12月期の食品製造販売事業の売上高は361億円で、セグメント利益30億円を計上した。
リテール事業を第二の柱に育成
2025年4月に創業100年の老舗企業である株式会社浜信、味の浜藤株式会社、株式会社藤兵衛をグループ化し、リテール事業を新たな報告セグメントとして追加した。百貨店やエキナカ店舗で漬け魚や高級弁当を販売する。2025年12月期のリテール事業売上高は24億円、セグメント利益は0.6億円。既存の食品製造販売事業との共同購買や販路拡大によるシナジーを追求しており、将来的な成長領域と位置づけている。
38の国と地域に広がる調達網と現地法人
水産原材料の調達は北米(アラスカ)、南米(チリ)、ロシアなど世界の産地に及ぶ。米国ワシントン州にSTI AMERICA Inc.、チリにSTI CHILE S.A.を設立し、現地での検品・集荷・検査を実施している。特にチリでは養殖サーモンの卵から成魚までの全工程を検査し、養殖臭のない高品質な原材料を確保している。これら海外子会社を通じて、安定的かつトレーサブルな原料調達を実現している。
国内6工場で柔軟な供給体制を構築
国内には福岡県糸島市の工場(STIエナック)、千葉県船橋市の工場(STIフード)、埼玉県白岡市の工場(STIデリカ)、静岡県焼津市と宮城県石巻市の工場(STIサンヨー・STIミヤギ)、さらに2024年11月に操業開始した大阪府泉佐野市の関西工場がある。これらの工場が連携し、西日本と東日本の広域にわたって製品を供給。関西工場は西日本エリアの供給強化と物流効率化を目的に新設された。
業界の中での役割はコンビニエンスストア向け水産惣菜・食材の製造メーカーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
事業別の売上と利益
2025/12期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 食品製造 販売事業 | 361億円 | 93.5% | 31億円 | 8.6% |
| リテール事業 | 25億円 | 6.5% | 1億円 | 4.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01食品製造販売(水産惣菜)主力
国内外で調達した水産原料を使い、主にコンビニエンスストア向けに水産惣菜(煮魚、焼き魚、フライ等)を製造・販売。デイリー惣菜メーカーとして、トレーサビリティを徹底した安全管理と安定供給が強み。
- 水産惣菜
- 煮魚、焼き魚、フライなど、コンビニ向けに製造される惣菜。
02食品製造販売(水産食材)主力
コンビニエンスストア向けおにぎり・弁当・パスタ・サラダ等に使用される水産食材(鮭、明太子、ツナ等)を、食材商社を通じてデイリー惣菜メーカー向けに製造・販売。原料調達からの一貫体制により安定供給と品質を両立。
- 水産食材
- おにぎりや弁当の具材、サラダのトッピングなどに使われる水産加工品。
03リテール(百貨店・駅ナカ惣菜)準主力
首都圏の百貨店やエキナカでテナント展開し、漬け魚を中心とした水産総菜や高級弁当を製造・販売。高級路線の差別化で、百貨店の顧客層にアプローチ。
- 漬け魚
- 醤油や味噌などに漬け込んだ魚の惣菜。
- 高級弁当
- 百貨店・駅ナカ向けの高価格帯弁当。
製品と技術
特許技術で実現した味付イクラの静菌保冷
1997年に開発した「イクラの静菌保冷方法」(特許第3208359号)は、細菌の発育・増殖を抑制する技術で、コンビニおにぎり用の味付イクラの製造に活用されている。この特許により、保存性を高めながら生に近い食感と風味を維持することが可能となり、同社の基盤製品として長年にわたりセブン-イレブン・ジャパンに供給されている。
過熱水蒸気焼成機と焼きタラコの革新
2012年、STIエナックの糸島工場に過熱水蒸気焼成機を導入。350度の水蒸気で焼成することで、魚の脂肪臭を抑えながら表面を焼き上げる。この技術を応用し、2019年には「熟成たらこホットパック」を開発。表面は焼成され、内側は生感と粒感を残す焼きタラコの製造方法で特許を出願した(特願2019-122967)。家庭で焼いたような手作り感を実現している。
配合ガス置換包装で消費期限を3日から10日に延長
2014年、STIフードは惣菜に配合ガス置換包装機を初めて導入。ガスの配合方法や充填方法が異なる2台の機械を商品ごとに使い分けるノウハウにより、消費期限を従来の約3日間から約10日間に延長した。これによりフードロスの削減に貢献し、店頭での廃棄ロス低減と販売機会拡大につなげている。
サラダフィッシュでサーモン・サバ・マグロの新市場を開拓
2019年、新しいジャンルとしてサラダフィッシュ(サーモン、サバ、マグロ)を開発。東日本地区はSTIデリカ、西日本地区はSTIエナックが製造し、セブン-イレブン・ジャパン向けに販売を開始した。魚の下処理や臭いを気にせず手軽に食べられるサラダ惣菜として、健康志向の消費者に受け入れられた。グループ内でノウハウを共有し、地域ごとに最適な生産体制を敷いている。
MSC・ASC認証の垂直統合型バリューチェーン
2019年、グループ全体でMSC(海洋管理協議会)CoC認証とASC(水産養殖管理協議会)CoC認証を取得。持続可能な漁業・養殖で得られた水産原料を、ロジスティクスを含む最終商品製造に至るまで一貫して管理する体制を構築した。認証原料の使用は、サステナビリティへの取り組みの一環として、特に欧州市場や環境意識の高い顧客からの信頼獲得につながっている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
食料品のなかでの位置
製粉専業で中堅、内需中心で安定的
製粉業界では日清製粉グループ本社やニップンなど大手が先行する中、STIフードは中堅専業メーカーとして位置づけられる。売上高386億円(2025/12期予想)と業界内で規模は大きくないが、製粉・食品事業に特化し、ニッチな需要に対応。大手と比較して海外展開は限定的で、国内の製粉需要に依存するビジネスモデルである。直近の営業利益率は6~8%と安定しており、収益基盤は堅調だが、原材料の小麦価格変動や人口減少による国内需要減退がリスクとなる。
強み
- 製粉事業に特化し、国内の食品需要に支えられた安定した収益基盤を有する。
- 大手に比べ組織が小規模で、迅速な意思決定やニッチ市場への対応が可能。
- 自己資本比率が高く、無借金経営に近い財務体質で、景気変動への耐性がある。
- 長年の製粉技術に基づく高品質な小麦粉で、業務用・家庭用ともに一定の支持を得る。
課題
- 人口減少や食生活の多様化で国内製粉需要が減少傾向にあり、成長が頭打ち。
- 大手競合が海外市場を開拓する中、国際事業の規模が小さく成長機会を逃す可能性。
- 小麦価格の高騰や為替変動が利益を圧迫しやすく、価格転嫁が課題。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
食料品の時価総額近傍。太字がSTIフードホールディングス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 4404ミヨシ油脂 | 227億円 | 13.1倍 |
| 2 | 2892日本食品化工 | 225億円 | 19.1倍 |
| 3 | 2903シノブフーズ | 207億円 | 11.0倍 |
| 4 | 2938オカムラ食品工業 | 206億円 | 23.1倍 |
| 5 | 2612かどや製油 | 206億円 | 22.2倍 |
| 6 | 2932STIフードホールディングス | 199億円 | 12.1倍 |
| 7 | 2204中村屋 | 190億円 | 20.0倍 |
| 8 | 2929ファーマフーズ | 175億円 | — |
| 9 | 2597ユニカフェ | 173億円 | 20.4倍 |
| 10 | 2003日東富士製粉 | 170億円 | 19.9倍 |
| 11 | 2806ユタカフーズ | 169億円 | 64.9倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 41件
水産物の輸出入からスタートした1988年
1988年12月、十見裕が東京都港区に新東京インターナショナル株式会社を設立。翌1989年に北米アラスカ産マダラの白子の輸入、国産ホタテ貝柱の北米・欧州向け輸出、カニ風味かまぼこの北米輸出を開始した。その後、1991年にはロシア産・アラスカ産サーモンの輸入も始め、水産物の国際商取引を基盤に事業を拡大した。
セブン-イレブンとの取引と静菌技術の特許
1997年8月、新東京インターナショナルは生鮮イクラの静菌管理技術を開発し、コンビニエンスストア向けおにぎり用の味付イクラを発明。特許を取得した。同年、米国シアトルにSTI AMERICAを設立。1998年には南米産サーモンの輸入を開始し、セブン-イレブン・ジャパンへの販売ルートを確立した。この時期にコンビニ向けの水産食材ビジネスが本格化した。
チリ現地法人と自社工場の取得で製造体制を強化
2000年3月、チリにSTI CHILE S.A.を設立し、養殖サーモンの全工程検査体制を構築。2004年には福岡県糸島市の工場を買収し、グループ初の自社工場を取得。これによりニーズに即応できる商品開発と特許技術の管理体制を強化した。2006年には東京・船橋に惣菜工場を開設し、消費者向け最終食品メーカーとしての事業を本格化させた。
民事再生を経て持株会社体制へ再編
2010年4月、新東京インターナショナルが民事再生を申請。同年9月、エス・ティー・アイ株式会社に事業を譲渡し、2013年3月に旧法人の清算が完了した。2013年4月にはSTIフードがエス・ティー・アイを吸収合併。2017年11月に持株会社として株式会社STIフードホールディングスを設立し、2018年1月に株式交換と吸収分割で事業持株会社体制へ移行した。
上場とM&Aによる事業拡大の加速
2020年9月、東京証券取引所市場第二部に上場。同年、ヤマトミを子会社化し、2022年4月にスタンダード市場へ移行。2024年11月に関西工場を新設。2025年4月には創業100年の浜信・味の浜藤・藤兵衛の全株式を取得し、リテール事業へ参入。2026年1月にはグループ内の再編(味の浜藤への合併、STIフードへのSTIデリカ合併)を実施し、経営資源の最適化を図った。
年表41件を開く
1980年代
- 1988年12月十見裕(現 当社代表取締役社長CEO)が水産原材料及び水産食材の輸出入販売を目的として、東京都港区に新東京インターナショナル㈱を設立
- 1989年1月北米アラスカよりマダラの白子の輸入開始
- 1989年4月国産ホタテ貝柱IQF(個別急速凍結)の北米向け及びヨーロッパ向け輸出開始
- 1989年5月国産カニ風味かまぼこの北米向け輸出開始
1990年代
- 1991年7月ロシア産サーモン及びアラスカ産サーモンの輸入開始
- 1997年4月新東京インターナショナル㈱が国産ホタテ貝柱やカニ風味かまぼこの北米向け輸出窓口及び北米産水産原材料の検品並びに集荷を目的として、アメリカ合衆国ワシントン州シアトルにSTI AMERICA Inc.を設立
- 1997年8月新東京インターナショナル㈱が生鮮イクラの静菌管理技術(細菌の発育・増殖を抑制する技術)を開発し、コンビニエンスストア向けおにぎり用の味付イクラを発明し製造販売開始(特許権「イクラの静菌保冷方法」、出願日1997年8月25日、登録日2001年7月6日、特許第3208359号)
- 1998年1月南米産サーモンの輸入及び㈱セブン-イレブン・ジャパン向け販売を開始
2000年代
- 2000年3月新東京インターナショナル㈱及び十見裕が南米産養殖サーモンの各工程の検査・検品を目的として、チリ共和国ロス・ラゴス州プエルトモントにSTI CHILE S.A.を設立 養殖サーモンの卵から成魚に至る過程において、養殖環境や飼料成分等も含めた検査・検品により、養殖臭のない高品質な水産原材料調達を開始
- 2003年12月新東京インターナショナル㈱が水産系食材の製造を目的として、東京都港区に㈱新東京エナックを設立
- 2004年6月M&A新東京インターナショナル㈱が㈱トクスイコーポレーションより食材製造工場(福岡県糸島市)の土地・建物・設備一式を買収し、㈱新東京エナックに貸与 自社グループ工場取得により、ニーズに即応できる商品開発体制、特許知財や独自技術の管理体制等を強化
- 2006年1月新東京インターナショナル㈱が㈱セブン-イレブン・ジャパン向け惣菜の製造・販売を目的として、東京都港区に㈱新東京フードを設立
- 2006年2月㈱新東京フードが、㈱伊豆初から㈱セブン-イレブン・ジャパン向け惣菜の製造及び販売に係る事業・設備を譲り受け、これにより取得した船橋工場において消費者向け最終食品メーカーとしての事業を開始
- 2006年8月新東京インターナショナル㈱が、最終食品メーカーとしての事業を強化する観点から、㈱セブン‐イレブン・ジャパンに㈱新東京フードの株式10.0%を譲渡
- 2007年5月STI AMERICA Inc.が資本金を104千米ドルに増資
2010年代
- 2010年4月新東京インターナショナル㈱が民事再生を申請
- 2010年9月エス・ティー・アイ㈱に、新東京インターナショナル㈱が事業譲渡
- 2012年8月㈱新東京エナックにおいて、惣菜を製造開始するに際し、高品位・高品質な製品製造のために過熱水蒸気焼成機を導入(350度の水蒸気で焼成し、魚の脂肪の独特な臭いをコントロールするために同機を導入)
- 2013年3月新東京インターナショナル㈱の清算が完了
- 2013年4月M&A当社グループ間シナジーを最大限に発揮するため、㈱新東京フードが、同社を存続会社としてエス・ティー・アイ㈱を吸収合併
- 2014年5月㈱新東京フードにおいて、社会的課題であるフードロス削減のために消費期限延長に取り組み、配合ガス置換包装機を惣菜に初めて導入 ガスの配合方法や、機能(配合ガスの充填方法等)の異なる2台の配合ガス置換包装機を商品によって使い分けるノウハウにより、消費期限の延長に大きな効果(使用前は約3日間、使用後は約10日間)を得る
- 2015年10月常温保管できる缶詰等の製造・販売事業に取り組むべく、㈱新東京フードが東京都港区に三洋食品㈱を設立
- 2015年12月三洋食品㈱が缶詰・ペットフードの製造・販売を目的として、三洋食品㈱(注)1及び関係会社であるサンプリンスフーズ㈱(工場は静岡県焼津市及び宮城県石巻市)から事業譲渡を受ける
- 2016年3月㈱新東京フードが資本金を100百万円に増資
- 2017年11月当社グループが持株会社となるための準備会社として、㈱新東京フードが㈱STIフードホールディングス(以下、「当社」という。)を東京都港区に設立
- 2018年1月当社が資本金を100百万円に増資 当社グループの事業再編を目的として、当社が㈱新東京フードと株式交換及び㈱新東京フードを吸収分割し、事業持株会社となる
- 2018年8月当社が惣菜の供給体制の強化を目的として、東京都港区に㈱新東京デリカ(現 ㈱STIデリカ)を設立
- 2018年10月㈱新東京デリカ(現 ㈱STIデリカ)がワタミ㈱のワタミ手づくり厨房白岡センターにおける食品製造販売事業を会社分割により承継
- 2019年2月㈱新東京デリカ(現 ㈱STIデリカ)が、新しいジャンルの開発商品としてサラダフィッシュ(サーモン、サバ、マグロ)を㈱セブン-イレブン・ジャパン東日本地区中心に製造販売開始 ノウハウをグループ共有し、西日本地区は㈱新東京エナック(現 ㈱STIエナック)にて製造販売開始
- 2019年6月M&A持続可能な水産資源への取り組みとして、世界的水産機関であるMSC(Marine Stewardship Council:海洋管理協議会)及びASC(Aquaculture Stewardship Council:水産養殖管理協議会)それぞれの認証資源(原材料)を使用し、ロジスティクスも含む最終商品製造に至るまでの当社グループの一貫した垂直統合型バリューチェーンが、MSC-CoC認証(Marine Stewardship Council Chain of Custody:海洋管理協議会による、持続可能な漁業で漁獲された水産原料を使用し加工流通過程に至るまでの一貫した管理体制の認証)及びASC-CoC認証(Aquaculture Stewardship Council Chain of Custody:水産養殖管理協議会による、環境に配慮した持続可能な養殖水産原料を使用し加工流通過程に至るまでの一貫した管理体制の認証)それぞれの認証を取得
- 2019年7月当社が、家庭で焼いた手作りの焼きタラコの様に、表面は焼成され、内側は生感や粒感を残した焼きタラコの製造特許を出願し、製造販売に取り掛かる(当社商品名「熟成たらこホットパック(注)2」、特許権「パック入り焼きタラコとその製造方法」、出願日2019年7月1日、特許出願番号 特願2019-122967)
- 2019年12月M&A当社のグループガバナンス体制の強化を目的として、三洋食品㈱の株式を取得し、完全子会社化(議決権比率100%)
2020年代
- 2020年4月M&A当社グループ会社とのシナジー効果の向上を目的として、㈱ヤマトミへの支援を継続するも、民事再生法のもと民事再生計画が確定したため、実質支配力基準に基づき㈱ヤマトミを子会社化
- 2020年6月当社のグループガバナンス体制の強化を目的として、㈱ヤマトミの全株式を取得(議決権比率100%)
- 2020年9月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場
- 2021年4月M&A当社グループの効率的な組織運営を目的として、三洋食品 ㈱(現 ㈱STIミヤギ)が会社分割し、静岡県焼津市における水産食品やペットフードの製造・販売、卸売及び輸出入事業を新設する ㈱ STIサンヨーに承継させるともに、東北地区における水産食品事業の一層の強化を目的として、㈱ ヤマトミを吸収合併
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分再編に伴い、スタンダード市場へ移行
- 2023年9月㈱STIサンヨーがペットフードの企画・販売を目的として、㈱Paw’s Greenを設立
- 2024年11月㈱STIエナックが西日本エリアの供給の強化及び物流の効率化を目的として、大阪府泉佐野市において関西工場の操業を開始
- 2025年4月創業当社グループの事業拡大を目的として、創業100年の老舗ブランドを有する㈱浜信、味の浜藤㈱及び㈱藤兵衛を全株式取得によりグループ化
- 2026年1月M&A分散していた機能を統合することを目的として、味の浜藤㈱が、同社を存続会社として㈱浜信及び㈱藤兵衛を吸収合併 当社グループの経営資源の最適化を目的として、㈱STIフードが、同社を存続会社として㈱STIデリカを吸収合併
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
持続可能な原材料・製造への取り組み
環境に配慮した原材料調達と製造プロセスを推進し、CO₂排出削減につながる設備導入を行うことで、持続可能なバリューチェーンを構築する。
- 02
3温度帯での垂直統合深耕
冷蔵・冷凍・常温の3温度帯におけるバーティカルインテグレーションを強化し、原料調達から製造・販売まで一貫した体制で効率化と品質向上を図る。
- 03
消費者の健康志向・新たなニーズに対応した商品開発
健康志向に応える魚惣菜、フードロス削減のための鮮度延長技術や冷凍食品、高齢者向け商品、中食向け惣菜など、多様化する需要に合わせた新商品を開発する。
- 04
M&Aや新パートナー開拓による販路拡大
既存顧客深耕に加え、国内外での新たなパートナー探求や直接販売体制構築により販路を拡大。北米市場への進出も視野にビジネスモデルを構築中。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 6期分
グループ全体で413人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は693万円で、5期前と比べて+1.7%。平均年齢は41.2歳、平均勤続年数は5.4年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年12月 | 681 | 42.4 | 3.7 | 274 | — |
| 2021年12月 | 692 | 41.9 | 3.5 | 285 | — |
| 2022年12月 | 693 | 42.9 | 4.0 | 283 | — |
| 2023年12月 | 710 | 42.4 | 4.4 | 269 | — |
| 2024年12月 | 707 | 41.6 | 4.9 | 276 | 1,051 |
| 2025年12月 | 693 | 41.2 | 5.4 | 413 | 630 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社10社(国内 10 / 海外 0、うち連結子会社 10) を有報から抽出しています。
- 国内㈱STIフード(注)1,3,7東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱STIデリカ(注)3,7東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱STIエナック(注)1、3東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱STIサンヨー東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱STIミヤギ(注)1,4宮城県石巻市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱Paw’s Green (注)5東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱浜信(注)8東京都中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内味の浜藤㈱(注)5,8東京都中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱藤兵衛(注)5,8東京都中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内STI AMERICA Inc.アメリカ合衆国 ワシントン州シアトル · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は386億円、営業利益は26億円。前期と比べると増収減益で、売上が+8.4%、利益が-10.3%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 400億円 | 386億円 |
| 営業利益 | 26億円 | 26億円 |
| 純利益 | 17億円 | 25億円 |
| 1株あたり配当 | ¥40 | ¥40 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は189億円、営業利益は11億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+2.7%、営業利益は−21.4%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 72 | 5 | 6.9 | 3 |
| 2023年2Q | 76 | 5 | 6.6 | 4 |
| 2023年3Q | 87 | 7 | 8.0 | 5 |
| 2023年4Q | 83 | — | — | 4 |
| 2024年1Q | 80 | 7 | 8.8 | 5 |
| 2024年2Q | 87 | 8 | 9.2 | 5 |
| 2024年4Q | 189 | 14 | 7.4 | 7 |
| 2025年2Q | 184 | 14 | 7.6 | 15 |
| 2025年4Q | 202 | 12 | 5.9 | 10 |
| 2026年2Q | 189 | 11 | 5.8 | 8 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 9期分
直近期の営業利益率は6.7%。売上は7期、純利益は3期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 当社グループが持株会社となるための準備会社として、㈱新東京フードが㈱STIフードホールディングス(以下、「当社」という。)を東京都港区に設立 | |||||
| 2017年12月 | — | — | 0 | — | 0 |
| 当社が惣菜の供給体制の強化を目的として、東京都港区に㈱新東京デリカ(現 ㈱STIデリカ)を設立 | |||||
| 2018年12月 | 178 | — | 7 | — | 5 |
| 持続可能な水産資源への取り組みとして、世界的水産機関であるMSC(Marine Stewardship Council:海洋管理協議会)及びASC(Aquaculture Stewardship Council:水産養殖管理協議会)それぞれの認証資源(原材料)を使用し、ロジスティクスも含む最終商品製造に至るまでの当社グループの一貫した垂直統合型バリューチェーンが、MSC-CoC認証(Marine Stewardship Council Chain of Custody:海洋管理協議会による、持続可能な漁業で漁獲された水産原料を使用し加工流通過程に至るまでの一貫した管理体制の認証)及びASC-CoC認証(Aquaculture Stewardship Council Chain of Custody:水産養殖管理協議会による、環境に配慮した持続可能な養殖水産原料を使用し加工流通過程に至るまでの一貫した管理体制の認証)それぞれの認証を取得 | |||||
| 2019年12月 | 206 | — | 6 | — | 5 |
| 東京証券取引所市場第二部に株式を上場 | |||||
| 2020年12月 | 231 | — | 13 | — | 8 |
| 当社グループの効率的な組織運営を目的として、三洋食品 ㈱(現 ㈱STIミヤギ)が会社分割し、静岡県焼津市における水産食品やペットフードの製造・販売、卸売及び輸出入事業を新設する ㈱ STIサンヨーに承継させるともに、東北地区における水産食品事業の一層の強化を目的として、㈱ ヤマトミを吸収合併 | |||||
| 2021年12月 | 263 | — | 17 | — | 11 |
| 2022年12月 | 276 | — | 15 | — | 10 |
| ㈱STIサンヨーがペットフードの企画・販売を目的として、㈱Paw’s Greenを設立 | |||||
| 2023年12月 | 318 | — | 23 | — | 16 |
| 2024年12月 | 356 | 29 | 29 | 8.1 | 17 |
| 当社グループの事業拡大を目的として、創業100年の老舗ブランドを有する㈱浜信、味の浜藤㈱及び㈱藤兵衛を全株式取得によりグループ化 | |||||
| 2025年12月 | 386 | 26 | 26 | 6.7 | 25 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高386億円のうち、営業利益として残るのは26億円で6.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は25億円、売上の6.5%にあたる。営業利益率は業種中央値4.1%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金73.1%282億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金20.5%79億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.7%26億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 8期分
2025年12月期は営業CFが20億円、投資CFが−16億円で、差し引きのフリーCFは4億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は35億円で、売上の1.1ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2018年12月 | 19 | −12 | 7 | 7 | 20 |
| 2019年12月 | 6 | −1 | −12 | 5 | 14 |
| 2020年12月 | 11 | −2 | 2 | 9 | 25 |
| 2021年12月 | 15 | −5 | −3 | 10 | 32 |
| 2022年12月 | 9 | −7 | −8 | 2 | 26 |
| 2023年12月 | 31 | −5 | −13 | 26 | 40 |
| 2024年12月 | 32 | −35 | 4 | −3 | 42 |
| 2025年12月 | 20 | −16 | −11 | 4 | 35 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 9期分
2025年12月期の総資産は219億円。このうち返さなくてよい自己資本が100億円で、自己資本比率は46.0%(業種中央値56.8%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2017年12月 | 0 | 0 | 0 | — |
| 2018年12月 | 91 | 18 | 73 | 18.9 |
| 2019年12月 | 92 | 20 | 72 | 21.1 |
| 2020年12月 | 113 | 36 | 77 | 31.5 |
| 2021年12月 | 128 | 54 | 74 | 42.6 |
| 2022年12月 | 138 | 62 | 76 | 44.9 |
| 2023年12月 | 151 | 74 | 77 | 49.3 |
| 2024年12月 | 193 | 84 | 109 | 43.5 |
| 2025年12月 | 219 | 100 | 118 | 46.0 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
食料品 123社との比較
同じ食料品の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで123社中4位あたり、逆に低いのは自己資本比率で123社中94位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,118で、1年前と比べて-10.6%。過去52週の値幅のなかでは36%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 12.1倍 |
| PER (会社予想) | 11.7倍 |
| PBR | 1.99倍 |
| 配当利回り | 3.58% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は1110円で、25日線(1093.16円)を+1.5%上回り、75日線(1060.47円)を+4.7%上回る。200日線(1170.81円)は下回っており、長期トレンドはやや弱い。直近1ヶ月では1.74%上昇、52週高値1400円からは約21%下落。出来高は8月17日に19,200株と増加した後も推移。RSIは59.85で、やや上向きの勢い。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)。
PER 11.96倍は業界平均28.75倍を大きく下回り、割安感が強い。PBR 1.98倍は平均1.64倍をやや上回るが、ROE 27%の高収益性がPBRに反映されている。配当利回り3.6%は平均2.23%を上回り、株主還元も良好。ただし、直近の営業利益率が低下傾向にあり、収益力の持続性には注意が必要。割安だが、配当利回りの高さは維持されており、総合的に割安と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 12.1倍 | 28.6倍 |
| PER (予想) | 11.7倍 | — |
| PBR | 1.99倍 | 1.63倍 |
| ROE | 27.0% | 7.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
高い収益性を誇り、2024年12月期の営業利益率は8.15%と好調。一方、2025年12月期は営業利益率が6.74%に低下したが、最終利益は拡大した。強気派は、食品業界の中でも独自のポジションがあり、OEM先との長期的な関係が安定収益につながると考える。さらに、株主還元として増配を期待できる。弱気派は、特定の得意先に依存しており、その顧客の動向によって業績が大きく変動することを懸念する。また、食品原料の高騰や競争激化で将来の成長が限定的との見方もある。
- 高収益体質
ROE 27%と非常に高く、効率的に資本を活用している。
- 安定商品群
レトルト食品・スープは生活必需品で、需要は安定している。
- 株主還元の拡充
配当利回り3.6%と高めで、今後も増配が期待できる。
- 純利益25億円と過去最高、増益率47%決算発表後影響強
純利益は前期比47%増の25億円、EPSは約93円。増益率の高さが評価材料
- 売上高386億円で2期連続過去最高通年影響中
売上高は前期比8.4%増の386億円、2期連続で最高を更新した
- ROE27%からの株主還元拡大余地次回株主総会影響中
ROE27%に対し配当性向約28%、増配余地が大きい
- 株価は1年で17.9%下落、反発余地不定影響弱
PER11.96倍と割安感があり、業績に比べ株価の下げが大きい
- 受注依存のリスク
主要顧客からの受注が減れば、売上高に直結する。
- 原料高の影響
原材料費の上昇が続けば、利益率が下がる恐れがある。
- 市場の成長限界
国内食品市場は成熟しており、大幅な成長は見込みにくい。
- 営業利益は前期比10%減益通年影響強
売上高は増加したが営業利益は29→26億円と10%減、収益性が悪化
- 営業利益率6.74%と1.41pt低下継続影響中
売上高386億円×1.41ptで約5.4億円の減益要因、営業減益につながった
- 売上高の伸び率が11.9%→8.4%に減速2026年Q2影響中
前期の増収率11.9%から今期8.4%へ鈍化、成長減速が懸念
- 外国人保有4.77%と需給の厚み不足継続影響弱
海外投資家の保有比率が4.77%、売買が細く株価変動が大きい
- OEM受注高
- 主要顧客からの受注動向が業績を左右するため。
- 営業利益率
- 収益性の維持向上が投資判断に重要であるため。
- 得意先集中度
- 特定顧客依存度が高まるとリスクが増すため。
- 配当性向
- 株主還元の持続可能性を評価するため。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり40円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは3.58%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2021年12月 | 18 | — | 33.3 |
| 2022年12月 | 18 | 0.0 | 26.5 |
| 2023年12月 | 30 | 63.7 | 47.5 |
| 2024年12月 | 40 | 33.3 | 66.2 |
| 2025年12月 | 40 | 0.0 | 37.5 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥40
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ13,551人。区分でいちばん多いのは事業法人で52.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が53.4%を占め、残る46.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年12月% | 2021年12月% | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 56.2 | 54.6 | 52.5 | 52.6 | 52.8 | 52.7 |
| 個人・その他 | 23.6 | 26.7 | 37.7 | 35.1 | 34.6 | 39.8 |
| 外国法人 | 11.4 | 8.2 | 6.5 | 7.1 | 7.8 | 4.7 |
| 証券会社 | 4.5 | 3.4 | 1.4 | 2.9 | 1.9 | 2.0 |
| 金融機関 | 4.2 | 7.1 | 1.9 | 2.3 | 3.0 | 0.7 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | ㈱十見 | 33.92 |
| 02 | 十見 裕 | 12.15 |
| 03 | ㈱極洋 | 8.44 |
| 04 | ㈱セブン-イレブン・ジャパン | 8.44 |
| 05 | ㈱キャメル珈琲 | 1.69 |
| 06 | モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 | 1.10 |
| 07 | GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL (常任代理人ゴールドマン・サックス証券㈱) | 0.83 |
| 08 | ㈱日本カストディ銀行(信託口) | 0.61 |
| 09 | ECM MF (常任代理人立花証券㈱) | 0.58 |
| 10 | BANQUE PICTET AND CIE SA RP ACTIONS MARCHES DEVE LOPPES SMALL AND MID CAP (常任代理人㈱三菱UFJ銀行) | 0.55 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 9期分
1株利益は9期で+100%、1株純資産は8期で+63%。直近期のROEは27.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年12月 | −1,714,304 | — | — | — | — |
| 2018年12月 | 101 | 346 | 34.3 | — | 110.9 |
| 2019年12月 | 91 | 389 | 24.8 | — | 40.4 |
| 2020年12月 | 54 | 216 | 30.2 | 27.2 | 48.4 |
| 2021年12月 | 67 | 315 | 24.7 | 14.3 | 33.3 |
| 2022年12月 | 58 | 349 | 17.3 | 17.6 | 26.5 |
| 2023年12月 | 88 | 419 | 22.9 | 16.9 | 47.5 |
| 2024年12月 | 95 | 472 | 21.3 | 16.2 | 66.2 |
| 2025年12月 | 140 | 565 | 27.0 | 9.0 | 37.5 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
12名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は12名。2025/12期の役員報酬は総額280百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 十見裕 | 代表取締役会長兼社長CEO | 72 | 8,190,000 |
| 柳澤重英 | 取締役副会長 | 70 | 22,500 |
| 山﨑敬介 | 取締役 常務執行役員 事業統括本部長 | 53 | 11,800 |
| 壷井知行 | 取締役 常務執行役員 管理本部長兼カンパニー事業本部長 | 56 | 4,673 |
| 青木健太朗 | 取締役上席執行役員事業統括本部長代行 | 53 | 3,300 |
| 上平光一 | 取締役 | 70 | 5,400 |
| 桑山貴洋 | 取締役 | 56 | 4,000 |
| ダグラス・ハウランド | 取締役 | 67 | 6,700 |
| 安間香和里 | 取締役 | 55 | 1,000 |
| 小川隆 | 常勤監査役 | 67 | 8,100 |
| 河野淳二 | 監査役 | 70 | — |
| 渡邉定義 | 監査役 | 70 | 2,400 |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 6 | 252 | 252 | 42 |
| 社外取締役 | 6 | 18 | 18 | 3 |
| 監査役 | 1 | 10 | 10 | 10 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,037字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,158字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク8,236字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,102字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第10期(2026/01/01-2026/12/31)2026-08-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第9期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-26
- 半期報告書半期報告書-第9期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第8期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-27
- 半期報告書半期報告書-第8期(2024/01/01-2024/06/30)2024-08-08
- 四半期報告書四半期報告書-第8期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第7期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-27
- 四半期報告書四半期報告書-第7期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-02
- 四半期報告書四半期報告書-第7期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-09
- 四半期報告書四半期報告書-第7期第1四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第6期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-24
- 四半期報告書四半期報告書-第6期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-09
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