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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,959.24+192ドル円158.93-1NASDAQ26,195.71+96S&P 5007,663.84+32SOX 指数11,328.43+409/2終値

鳥越製粉

2009 · Standard · 食料品

九州地盤の製粉会社。小麦粉からプレミックス、精麦、飼料まで小麦を軸に多角展開し、食料品と飼料の両輪で安定収益を支える。

概要

鳥越製粉は、1935年に福岡県吉井町で創業した九州地盤の製粉会社である。小麦粉の製造販売を中核に、プレミックスや精麦、飼料事業を展開する。2025年12月期の連結売上高は262億円、営業利益13億円。福岡、広島、静岡などに生産拠点を持ち、子会社7社でグループを構成する。地域密着型の安定需要を背景に、収益はほぼ横ばいで推移している。

製粉を軸にした食料品事業

鳥越製粉グループの中心は食料品事業であり、製粉・食品・精麦の3区分からなる。製粉部門では、小麦粉、ライ麦粉、ふすまを製造し、2025年12月期の売上高は116億円で全体の44%を占める。食品部門は家庭用・業務用プレミックス、品質改良剤「イノベイトシリーズ」、乾麺などを手がけ、売上高は68億円(26%)。精麦部門は丸麦、押麦、もち麦を製造し、64億円(24%)を計上。飼料事業は子会社が担い、売上高は13億円(5%)と小規模である。これらは単一セグメントとして開示され、区分別の業績変動が全体に直結する構造を持つ。

地域密着と全国展開の生産拠点

本社は福岡県うきは市に置くが、生産拠点は九州に加え本州にも広がる。福岡工場(1982年新設)が製粉と研究開発の中心であり、広島工場(1972年新設)が製粉を、静岡工場(2011年寺彦製粉を吸収合併)がライ麦粉を担当する。ミックス製品は吉井ミックス工場(1962年)、大阪工場(1978年)、東京工場(1990年)で製造する。精麦は鳥越精麦、石橋工業、中島精麦工業の各工場が担う。本社機能は1989年に福岡市博多区へ移転し、営業拠点としても機能する。1962年に東京証券取引所第二部と福岡証券取引所に上場、1998年に東証一部指定、2022年4月にスタンダード市場へ移行した。

安定収益と変動リスクを抱える財務体質

2012年から2025年の連結売上高は210億円から264億円の範囲で推移し、大きな成長は見られない。営業利益は2025年12月期に13億円と過去最高を更新したが、当期純利益は10億円前後で安定している。自己資本比率は79.1%(2025年12月期)と高く、財務は健全である。ただし、経営成績は輸入小麦の政府売渡価格や円相場の影響を受けやすく、2024年には政府売渡価格引き下げに伴う製品値下げが製粉売上高を押し下げた。中期経営計画「TTC150 Stage3」(2024〜2026年)では最終年度に売上高280億円、営業利益13.5億円を目標とし、配当性向100%を掲げる。

業界の中での役割は製粉・精麦・食品加工・飼料製造の一貫体制を持つ穀物サプライヤー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
263億円
営業利益
13億円
営業利益率
4.9%
純利益
11億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01製粉(小麦粉・ライ麦粉)主力

小麦粉、ライ麦粉、ふすまを製造し、直接または子会社の卸売業者を通じて販売。主に製パン・製麺・製菓業界向けに供給しており、業務用から家庭用まで幅広い製品ラインを持つ。

主要顧客食品加工業者、製パン業者、製麺業者

主な製品・サービス2
小麦粉・ライ麦粉
パン・麺・菓子用の原料となる小麦粉とライ麦粉。製粉技術を活かし、多様な銘柄・用途に対応する。
ふすま(副産物)
小麦粉製造の副産物で、飼料や食品原料として利用される。

02食品(プレミックス・加工食品)主力

家庭用・業務用プレミックス、品質改良剤、日持向上剤などの加工食品を製造。乾麺類の仕入れやCSM社との提携商品も扱う。子会社のパン・菓子製造、生麺製造にも原料を供給しており、食品産業全体に幅広く関与している。

主要顧客製パン業者、製菓業者、外食産業、家庭消費者

主な製品・サービス5
プレミックス
小麦粉にあらかじめ材料を混ぜた調合粉。家庭用・業務用があり、パン・菓子・麺など用途に応じた製品を展開。
イノベイトシリーズ
品質改良剤や日持向上剤など、食品の品質保持や食感改善に寄与する添加剤シリーズ。
乾麺類
外部から仕入れた乾燥麺製品。自社小麦粉を使用する場合もある。
パン・菓子類
子会社の大田ベーカリーが製造するパン・菓子。自社の小麦粉を使用。
生麺類
子会社の久留米製麺が製造する生麺。原料には自社の小麦粉やプレミックスが使われる。

03精麦(丸麦・押麦・もち麦)準主力

子会社3社が丸麦、押麦、もち麦などの精麦製品を製造し、主食用商品も仕入れて販売。健康志向の高まりで注目されるもち麦を強みとし、卸売業者や小売向けに供給している。

主要顧客食品メーカー、小売業者

主な製品・サービス2
丸麦・押麦・もち麦
大麦を精麦した製品。炊飯用やスープの具材として利用され、特に食物繊維が豊富なもち麦が人気。
麦糠(副産物)
精麦工程で生じる副産物で、飼料用途などに回される。

04飼料準主力

子会社が飼料の製造販売を行い、もう一つの子会社が飼料用商品の仕入販売を担当。製粉・精麦の副産物を有効活用し、畜産農家や飼料メーカーに供給している。

主要顧客畜産農家、飼料メーカー

主な製品・サービス1
飼料
小麦粉や精麦の副産物を利用した家畜用飼料。畜産農家向けに安定供給する。

05その他(保管事業)その他

当社および子会社が農産物の保管業務を実施。穀物の品質保持に貢献するサイロなどの施設を活用した倉庫業。

製品と技術

製粉:小麦粉からライ麦粉まで

製粉部門は鳥越製粉の根幹事業であり、主に業務用小麦粉を製造する。原料小麦は主に輸入に依存し、政府売渡価格の影響を受ける。福岡工場と広島工場で製粉し、静岡工場ではライ麦粉を専門に生産する。ライ麦粉は1975年にライ麦製粉工場を新設して以来の伝統製品で、欧風パン向けなどに供給される。副産物のふすまは飼料原料として販売される。2025年12月期の製粉売上高は116億円で前年比1.2%減となったが、これは輸入小麦の政府売渡価格引き下げに伴う製品値下げが主因であり、出荷数量自体は増加した。

食品:プレミックスとイノベイトシリーズ

食品部門は家庭用・業務用プレミックス(ミックス製品)を主力とする。1962年に吉井ミックス工場を新設して以来、大阪工場、東京工場を加えた3拠点で生産。品質改良剤や日持向上剤を「イノベイトシリーズ」として展開し、製パン・製菓向けに販売する。1979年にはアメリカのドーン・フード・プロダクツ社と技術提携し、製品開発力を強化。1997年からはABマウリ社のドライイーストを輸入販売する。2025年12月期の食品売上高は68億円で前年比3.8%減。ミックス製品の出荷数量減少が響いた。子会社の大田ベーカリーと久留米製麺がこれらの製品を原料にパンや生麺を製造する。

精麦:丸麦からもち麦までの大麦加工

精麦事業は2022年に中間持株会社傘下へ分離され、鳥越精麦、石橋工業、中島精麦工業の3社が製造を担う。主な製品は丸麦、押麦、もち麦で、主食用や醸造用として出荷される。副産物の麦糠は飼料に利用される。2025年12月期の精麦売上高は64億円で前年比8.4%増と好調で、販売価格上昇と食料用大麦の出荷数量増加が寄与した。原料大麦は主に輸入に依存し、為替や国際価格の変動リスクを抱えるが、地域の醸造業者や食品メーカーとの取引で安定した需要を確保している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

食料品のなかでの位置

製粉業界中位、内需依存型

鳥越製粉は製粉業界において中位の規模であり、日清製粉グループ本社やニップンといった大手に比べ売上高は小さい。業界構造は小麦粉の安定供給が求められる内需型であり、同社も国内市場に依存している。近年の業績は横ばいだが、営業利益率は改善傾向にあり、効率化が進んでいる。ライバルである日東富士製粉や昭和産業も同様に内需型であり、競争は激しい。

強み

  • 売上高は260億円前後で推移しており、安定した収益基盤を有する。
  • 直近の営業利益率は4.94%と前年から上昇し、収益性が向上している。
  • 長年の製粉事業で培われた技術力は、品質の安定に寄与している。
  • 大手と差別化した特定用途向け製品の開発で、独自のポジションを築く可能性がある。

課題

  • 国内の小麦粉需要は減少傾向にあり、売上拡大が難しい。
  • 小麦価格の変動が利益を圧迫するリスクがある。
  • 日清製粉やニップンに比べ規模が小さく、価格競争で不利。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

食料品の時価総額近傍。太字が鳥越製粉

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
12217モロゾフ314億円46.4倍
22220亀田製菓307億円3.5倍
32533オエノンホールディングス301億円8.0倍
42922なとり299億円18.7倍
52009鳥越製粉287億円22.5倍
62814佐藤食品工業287億円20.0倍
72933紀文食品256億円23.2倍
82819エバラ食品工業251億円13.9倍
92266六甲バター247億円11.8倍
102804ブルドックソース247億円9.8倍
11250Aシマダヤ243億円9.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 36件

米穀商から製粉業へ転換した創業期

鳥越製粉の源流は、1935年12月に福岡県吉井町で設立された株式会社鳥越商店である。当初は米や雑穀の売買、精米業を営んでいた。しかし1940年10月、米穀配給統制令の施行に伴い、製粉・精麦業へ転換。政府の委託加工工場としての指定(1945年7月)を受け、戦時体制下で食料供給の一端を担った。1951年12月には商号を鳥越製粉株式会社に変更し、製粉専門企業としての礎を築いた。

火災からの再建と工場拡張の1950年代

1952年10月、吉井製粉・精麦工場が火災で全焼する逆境に見舞われた。しかし、翌1953年2月に精麦工場、同年8月に製粉工場を再建して操業を再開。1961年5月には吉井製粉工場の増築・増設を行い、生産能力を高めた。1961年10月には精麦工場を隣接地に新設移転し、後の鳥越精麦株式会社の母体となる。この時期に製粉と精麦の両輪体制を固め、1962年9月の東京証券取引所第二部・福岡証券取引所への上場につなげた。

ミックス事業進出と全国拠点化の1960〜70年代

上場と同時の1962年9月、吉井製粉工場に隣接して吉井ミックス工場を新設し、プレミックス事業に参入。1972年11月には研究所を本社敷地内に設置し、製品開発力を強化した。同じく1972年11月、広島工場(製粉)を新設し、九州外への生産拠点展開を開始。1975年3月にはライ麦製粉工場を新設し、ライ麦粉の製造に乗り出した。1977年1月に本社新事務所を建設、1978年5月には大阪工場(ミックス)を新設。1979年11月にはアメリカのドーン・フード・プロダクツ社と技術提携し、製品ラインナップの拡充を図った。

福岡工場完成による生産集約と多角化

1982年3月、福岡工場(製粉)を新設し、吉井製粉工場を休止。製粉生産を福岡に集約するとともに、同敷地内に研究所を移設した。1983年6月にはドイツのウルマ・シュパッツ社(現CSM社)と独占輸入販売契約を締結し、輸入商品の取り扱いを開始。1986年4月に営業部を福岡市中央区へ移転(1989年本社へ統合)、1989年4月には本社機構を福岡市博多区へ移転し、経営中枢を都市部に置いた。1990年11月には東京工場(ミックス)を新設し、関東圏への供給体制を整えた。

子会社化と合併による事業拡大の1990〜2010年代

1991年12月、静岡県の製粉会社・寺彦製粉株式会社を子会社化し、東海地方に進出。1997年5月にはオーストラリアのマウリ社(現ABマウリ社)のドライイースト販売を開始。1998年6月に東京証券取引所市場第一部に指定され、企業格を向上。2007年8月にはアメリカのファイバースター社と独占輸入販売提携。2008年5月に福岡県の株式会社カネニを子会社化し、販売網を強化。2011年1月には寺彦製粉を吸収合併し静岡工場とするとともに、ライ麦粉製造設備を新設した。2017年4月には中島精麦工業株式会社を子会社化し、精麦事業を拡大。

精麦・飼料を分離したグループ再編

2020年1月、100%出資子会社として石橋工業株式会社と鳥越精麦株式会社を設立。2022年1月、鳥越精麦株式会社に精麦・飼料事業を吸収分割で承継するとともに、鳥越精麦、石橋工業、中島精麦工業、カネニの4社による共同株式移転で中間持株会社「鳥越グレインホールディングス株式会社」を設立。製粉・食品事業と精麦・飼料事業を明確に分離し、グループ経営の効率化を図った。同年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、スタンダード市場へ移行した。現在は中期経営計画「TTC150 Stage3」を推進中である。

年表36件を開く

1930年代

  • 1935年12月創業米、雑穀の売買及び問屋業、精米業などを目的とした株式会社鳥越商店を福岡県吉井町(現 福岡県うきは市)に設立。

1940年代

  • 1940年10月米穀配給統制令施行に伴い、製粉・精麦業に転換。
  • 1945年7月政府の委託加工工場の指定を受ける。

1950年代

  • 1951年12月鳥越製粉株式会社に商号を変更。
  • 1952年10月火災のため吉井製粉・精麦工場を焼失。(1953年2月に精麦工場、1953年8月に製粉工場をそれぞれ再建)

1960年代

  • 1961年5月吉井製粉工場の増築・増設。
  • 1961年10月吉井製粉工場に隣接して吉井精麦工場(現 鳥越精麦株式会社)新設移転。
  • 1962年9月上場東京証券取引所市場第二部及び福岡証券取引所に株式を上場。
  • 1962年9月ミックス製品開発、吉井製粉工場に隣接して吉井ミックス工場新設。

1970年代

  • 1972年11月M&A本社(現 本店)敷地内に研究所新設。(1999年4月福岡工場敷地内の研究開発部へ統合)
  • 1972年11月広島工場(製粉)新設。
  • 1975年3月吉井製粉工場に隣接してライ麦製粉工場新設。
  • 1977年1月本社(現 本店)新事務所建設。
  • 1978年5月大阪工場(ミックス)新設。
  • 1979年11月アメリカのドーン・フード・プロダクツ社と技術提携。

1980年代

  • 1982年3月福岡工場(製粉)新設。吉井製粉工場休止。福岡工場敷地内に研究所(現 研究開発部)新設。
  • 1983年6月ドイツのウルマ・シュパッツ社(現 ドイツのCSM社)と独占輸入販売に関する業務提携。
  • 1986年4月M&A営業部を福岡市中央区へ移転。(1989年4月本社へ統合)
  • 1987年12月吉井精麦工場(現 鳥越精麦株式会社)の増築・増設。
  • 1989年4月本社機構を福岡市博多区へ移転。

1990年代

  • 1990年11月東京工場(ミックス)新設。
  • 1991年12月M&A静岡県の製粉会社寺彦製粉株式会社を子会社化。(2011年1月当社との吸収合併により、静岡工場となる)
  • 1997年5月オーストラリアのバーンズフィリップ社のグループ会社であるマウリ社(現 イギリスのABマウリ社)製ドライイーストの販売を開始。
  • 1998年6月東京証券取引所市場第一部銘柄に指定。
  • 1998年10月本社事務所を福岡市博多区に建設移転。

2000年代

  • 2005年4月吉井精麦工場(現 鳥越精麦株式会社)の増築・増設。
  • 2005年6月商号変更1単元の株式数を1,000株から100株に変更。
  • 2007年8月アメリカのファイバースター社と独占輸入販売に関する業務提携。
  • 2008年5月M&A福岡県の株式会社カネニを子会社化。

2010年代

  • 2011年1月M&A寺彦製粉株式会社(連結子会社)を吸収合併。静岡工場にライ麦粉製造設備を新設。
  • 2017年4月M&A福岡県の中島精麦工業株式会社を子会社化。
  • 2019年12月ドイツのCSM社のグループ会社と技術提携。

2020年代

  • 2020年1月100%出資の子会社石橋工業株式会社を設立。 100%出資の子会社鳥越精麦株式会社を設立。
  • 2022年1月鳥越精麦株式会社に対して当社の精麦・飼料事業を吸収分割の方法により承継。
  • 2022年1月創業鳥越精麦株式会社、石橋工業株式会社、中島精麦工業株式会社、及び株式会社カネニの4社が実施する共同株式移転の方法により中間持株会社の鳥越グレインホールディングス株式会社を設立。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所スタンダード市場に移行。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高2026年12月期まで28,000百万円
  • 営業利益2026年12月期まで1,350百万円
  • 配当性向2026年12月期まで100%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    製粉事業の基盤強化

    顧客に選ばれる製品を創出し売上基盤を強固にするとともに、生産性や品質向上につながる設備投資を積極的に実施する。

  2. 02

    食品事業の拡大

    顧客ニーズを捉えスピード重視で製品を開発し事業拡大を図る。差別化された製品の開発・製造が可能な体制を構築する。

  3. 03

    精麦・飼料事業の体制構築

    原料と品質にこだわり事業拡大を図るとともに、鳥越グレインホールディングス傘下の4社の強み・特長を活かした体制を構築する。

  4. 04

    デジタル技術による企業革新

    デジタル化した事務管理の仕上げと定着を図り、営業全体の生産性を向上させる。

  5. 05

    IR強化と株主還元

    持続的成長と中長期的な企業価値向上を目指しIR活動を実施。継続的な安定配当を基本とし、2024年12月期から2026年12月期は配当性向100%を目標とする。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で354人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は533万円で、9期前と比べて+5.5%平均年齢は42.9歳、平均勤続年数は17.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月354
2017年12月369
2018年12月325
2019年12月50540.816.5324
2020年12月48241.016.5376
2021年12月49941.717.0382
2022年12月51242.517.5369
2023年12月53143.117.8360
2024年12月51443.418.0354311
2025年12月53342.917.4354367

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率0.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率27.3%
縦線は目安の85%

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社7(国内 7 / 海外 0、うち連結子会社 7) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位8)
福岡工場 — 福岡市東区2,554百万円
東京工場 — 千葉県船橋市1,595百万円
静岡工場 — 静岡県焼津市1,158百万円
福岡県1,015百万円
大阪工場 — 大阪府泉佐野市903百万円
広島工場 — 広島県坂町569百万円
本社 — 福岡市博多区378百万円
鹿児島県308百万円
主な関係会社
  • 国内
    鳥越グレインホールディングス株式会社
    福岡県 うきは市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    鳥越精麦株式会社
    福岡県 うきは市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    石橋工業株式会社
    福岡県 筑後市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    中島精麦工業株式会社
    福岡県 久留米市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社カネニ
    福岡県 うきは市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社大田ベーカリー
    鹿児島県 鹿児島市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    久留米製麺株式会社
    福岡県 久留米市 · 連結子会社
    議決権70.4%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 補助金
    食糧麦備蓄対策事業
    農林水産省 · 2019-04-01
    1.1億円
  • 補助金
    食糧麦備蓄対策事業
    農林水産省 · 2020-04-01
    9,958万円
  • 補助金
    食糧麦備蓄対策事業
    農林水産省 · 2023-04-03
    7,916万円
  • 補助金
    食糧麦備蓄対策事業
    農林水産省 · 2022-04-01
    7,907万円
  • 補助金
    麦類供給円滑化事業
    農林水産省 · 2023-06-16
    405万円
  • 補助金
    国産小麦供給円滑化対策
    農林水産省 · 2022-06-24
    284万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は263億円営業利益13億円前期と比べると増収増益で、売上が+0.4%、利益が+18.2%。

売上高
+0.4%
263億円
営業利益
+18.2%
13億円
純利益
+10.0%
11億円
営業利益率
4.9%
前期比 +0.7%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高280億円263億円
営業利益14億円13億円
純利益11億円11億円
1株あたり配当¥49¥49

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は131億円、営業利益は8億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は−2.2%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q6434.72
2023年2Q6834.44
2023年3Q6223.21
2023年4Q703
2024年1Q6623.02
2024年2Q6845.93
2024年4Q12853.95
2025年2Q13486.07
2025年4Q12953.94
2026年2Q13186.17

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は210億円から263億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は4.9%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年12月2101710
2013年12月2172012
2014年12月226149
2015年12月226139
2016年12月2191510
福岡県の中島精麦工業株式会社を子会社化。
2017年12月2191712
2018年12月2261511
2019年12月2231410
100%出資の子会社石橋工業株式会社を設立。 100%出資の子会社鳥越精麦株式会社を設立。
2020年12月219105
2021年12月227128
鳥越精麦株式会社、石橋工業株式会社、中島精麦工業株式会社、及び株式会社カネニの4社が実施する共同株式移転の方法により中間持株会社の鳥越グレインホールディングス株式会社を設立。
2022年12月244159
2023年12月2641410
2024年12月26211144.210
2025年12月26313174.911

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高263億円のうち、営業利益として残るのは13億円4.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は11億円、売上の4.2%にあたる。営業利益率は業種中央値4.1%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金80.2%211億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金14.8%39億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.9%13億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
19.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.8pt
4.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.0pt
4.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比4.2pt
3.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが31億円、投資CFが−22億円で、差し引きのフリーCFは9億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は120億円で、売上の5.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月20−5215112
2013年12月11−9−62108
2014年12月12−16−5−4100
2015年12月2−56−3102
2016年12月34−12−922116
2017年12月10−19−7−9100
2018年12月154419124
2019年12月11−5−96121
2020年12月11−20−8−9103
2021年12月18−5513121
2022年12月0−5−9−5107
2023年12月17−9−98105
2024年12月19−4515126
2025年12月31−22−159120

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は465億円。このうち返さなくてよい自己資本が368億円で、自己資本比率は79.1%(業種中央値56.8%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月3112407177.0
2013年12月3492668375.9
2014年12月3872949375.9
2015年12月4133179676.6
2016年12月3903048678.0
2017年12月4033208379.4
2018年12月4043178778.4
2019年12月4063268080.2
2020年12月3903197181.7
2021年12月4003198179.7
2022年12月4163358180.6
2023年12月4233457881.4
2024年12月4543599579.1
2025年12月4653689779.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
90億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
261億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
14億円
在庫として抱えている分
負債合計
97億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
80
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率10 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

食料品 123社との比較

同じ食料品の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り123社中6位あたり、逆に低いのはROE123社中106位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
3.1%/中央値 7.3%
P25 3.7%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
4.9%/中央値 4.1%
P25 2.7%P75 7.7%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
79.1%/中央値 56.8%
P25 46.5%P75 67.3%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
0.4%/中央値 3.4%
P25 0.7%P75 6.3%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.5%/中央値 2.3%
P25 1.5%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,101で、1年前と比べて+12.2%過去52週の値幅のなかでは61%の位置にある。

¥1,101-0.6%1ヶ月+2.2%1年+12.2%時価総額287億円
過去52週の値幅
安値¥998高値¥1,166

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)22.5倍
PER (会社予想)22.9倍
PBR0.69倍
配当利回り4.45%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月初めの1084円からほぼ横ばいで推移し、8月14日には1089円と小幅高。25日移動平均線を0.5%上回り、75日線・200日線も上回る。52週高値1166円に対しては6.6%下、52週安値937円からは16%高と、堅調なレンジ相場。出来高は8月に入って増加傾向にあり、買い興味がじわじわと高まる。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 72/100)

PER22.42倍は業界平均28.74倍を下回り、PBR0.68倍は同平均1.63倍を大きく下回る。配当利回り4.5%は同平均2.23%を上回り、株主還元は厚い。ROE3.1%は低水準で資本効率は悪いものの、株価純資産倍率が1倍未満で資産価値に対して割安。ただし、配当性向209.9%と高く、今後の配当維持は不透明。割安だが成長性は乏しく、業績は横ばい圏。総合的に割安と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)22.5倍28.6倍
PER (予想)22.9倍
PBR0.69倍1.63倍
ROE3.1%7.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

小麦粉需要は国内でほぼ横ばいであり、業績は安定しているが成長性に乏しい。今後の争点は、①人口減少と食生活の変化による需要減にどう対応するか、②原料小麦価格と製品価格への転嫁のバランス、③飼料やプレミックスなど非主力分野での成長性。強気派は安定配当と低PBRを評価し、弱気派は業績の伸び悩みと需要構造の悪化を懸念する。

プラスに働く材料7
  • 安定収益と高い配当利回り

    過去3期の営業利益は10~11億円で安定。配当利回り4.5%は魅力的

  • 低PBRによる割安感

    PBR0.68倍と解散価値対比で割安。株主還元の余地がある

  • 安定的な地域需要

    九州地盤の製粉会社として、地域顧客との取引が固定化し需要は安定

  • 営業利益が11億円から13億円へ増益通年影響

    2025年12月期の営業利益は13億円と前期比2億円増。売上高は263億円とほぼ横ばいだが利益率4.94%に改善

  • PBR0.68倍と解散価値割れ継続影響

    PBR0.6827倍で純資産に対して割安。株価1089円でも下値余地は限定的

  • 配当利回り4.5%の株主還元通年影響

    配当利回り4.5%と高く、インカム需要が株価を下支え

  • 純利益が11億円まで増加通年影響

    純利益は10億円→11億円と増加。安定収益で評価が崩れにくい

マイナスに働く材料7
  • 成長性の欠如

    売上高は244億→263億円と微増。営業利益もほぼ横ばいで成長がみられない

  • 原料高の影響

    小麦価格高騰や円安で原料コストが上昇。価格転嫁が追いつかず利益率が圧迫される

  • 需要構造の悪化

    パンや麺類など小麦粉需要は人口減で減少傾向。中長期的な縮小は避けられない

  • 売上高263億円と伸び悩み通年影響

    売上高は262億円→263億円とほぼ横ばい。原材料高で増収効果は限定的

  • 実績PER22.4倍はやや割高継続影響

    PER22.42倍、予想22.6倍。ROE3.1%の割にバリュエーションが高い

  • ROE3.1%と収益性の低さ継続影響

    ROE3.1%と低位。増益率も2億円止まりで、資本効率の改善余地が乏しい

  • 株価1年で20%上昇の反動継続影響

    株価1089円は1年前から20.29%上昇。上昇ピッチへの警戒感

次の決算で確かめる点
小麦粉販売数量
国内需要の動向を示す。減少傾向なら事業縮小リスク
原料小麦価格
コスト変動が利益率に直結するため
プレミックス・飼料の売上高
非主力分野の成長が全体の成長性を左右する
配当性向
株主還元の持続性と財務健全性のバランスを確認

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり49で、前期から+19.5%いまの株価に対する利回りは4.45%。増配か配当維持が4年続いている。

年間配当
¥49
1株あたり
配当利回り
4.45%
いまの株価に対して
配当性向
209.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
4年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月1330.4
2017年12月1515.429.7
2018年12月14−6.728.4
2019年12月140.032.6
2020年12月140.057.9
2021年12月140.043.3
2022年12月157.163.9
2023年12月1713.363.9
2024年12月41141.2209.8
2025年12月4919.5209.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥49

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ17,374人。区分でいちばん多いのは個人・その他48.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が50.7%を占め、残る49.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他34.240.141.940.843.548.0
金融機関37.436.734.532.330.329.0
事業法人26.521.121.121.922.321.8
自己株式10.610.69.39.39.39.3
外国法人1.71.61.64.43.01.0
証券会社0.20.40.80.60.70.1
外国人個人0.00.00.00.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01有限会社鳥越商店5.45
02三井物産株式会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)4.99
03株式会社福岡銀行4.46
04株式会社三菱UFJ銀行4.40
05株式会社広島銀行(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)2.80
06株式会社佐賀銀行2.42
07損害保険ジャパン株式会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)2.18
08三井住友信託銀行株式会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)2.11
09鳥越 徹1.72
10株式会社ヴォークス・トレーディング1.63

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+17%、1株純資産は14期で+53%。直近期のROEは3.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月421,0304.214.726.5
2013年12月501,1404.613.323.7
2014年12月381,2633.220.330.6
2015年12月371,3602.820.330.9
2016年12月421,3063.118.630.4
2017年12月511,3753.819.629.7
2018年12月481,3593.516.528.4
2019年12月431,3983.120.532.6
2020年12月231,3691.640.857.9
2021年12月361,3702.618.743.3
2022年12月401,4402.814.863.9
2023年12月421,4802.815.763.9
2024年12月411,5422.718.5209.8
2025年12月491,5783.121.8209.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2025/12期の役員報酬は総額191百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。

氏名役職年齢
鳥越徹代表取締役 会長兼社長63
高峰和宏取締役副会長 製造本部管掌75
中川龍二三取締役常務 執行役員 管理本部長67
阪東一光取締役常務 執行役員 研究開発本部長、営業部管掌65
倉富純男取締役73
酒見俊夫取締役73
渋田隆伸監査役(常 勤)73
丸山明監査役(常 勤)71
岡崎信介監査役66
中島貴監査役55

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4120121414737
監査役2333317
社外取締役411113

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容782字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び子会社7社によって構成されております。 その主な事業内容と当社グループの当該事業における位置付け及び事業との関連は次のとおりであります。 なお、当社グループは単一セグメントであるため、その中の区分別により記載しております。 (1)食料品 ① 製粉 当社が小麦粉、ライ麦粉、ふすま(副産物)の製造を行っております。販売については、当社が直接若しくは㈱カネニ(連結子会社)をはじめとする卸売業者等を通じて販売しております。 ② 食品 当社が家庭用・業務用プレミックス、イノベイトシリーズ(品質改良剤、日持向上剤)、その他加工食品の製造を行っております。また、当社が乾麺類の仕入れ、CSM社(ウルマ・シュパッツ)との業務提携による商品等の仕入れ及び製造を行っております。販売については、製粉と同様の方法によっております。 ㈱大田ベーカリー(連結子会社)がパン・菓子等の製造・販売業を行い、久留米製麺㈱(連結子会社)が生麺類の製造・販売業を行い、それぞれ当社が製造若しくは仕入れた小麦粉、プレミックス、商品等を主原料として使用しております。 ③ 精麦 鳥越精麦㈱(連結子会社)、石橋工業㈱(連結子会社)及び中島精麦工業㈱(連結子会社)が丸麦、押麦、もち麦、麦糠(副産物)の製造を行い、また、主食用商品を仕入れし、直接若しくは㈱カネニ(連結子会社)をはじめとする卸売業者等を通じて販売しております。 (2)飼料 石橋工業㈱(連結子会社)及び中島精麦工業㈱(連結子会社)が飼料の製造販売を行っております。また、㈱カネニ(連結子会社)が飼料用商品の仕入販売を行っております。 (3)その他 当社及び石橋工業㈱(連結子会社)が農産物の保管業務を行っております。 以上の当社グループの状況を事業系統図で示すと、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,432字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは「企業活動を通じて、当社を支えて頂いている全ての人に豊かさと夢をもたらし、地域社会、日本そして世界の人々の生活文化の向上に貢献し、世の中になくてはならない企業になる」という企業理念のもとに、お得意様や消費者に信頼される製品の安定的供給を通じて社会に貢献することを経営の基本方針としております。 (2) 目標とする経営指標 当社グループは、2024年を初年度とした3カ年の中期経営計画「TTC150 Stage3」を策定し、最終年度となる2026年12月期の連結売上高28,000百万円、営業利益1,350百万円を目標としております。 なお、売上高につきましては、輸入小麦の政府売渡価格引き下げに伴う製品価格の値下げの影響などにより、目標を29,400百万円から28,000百万円へ変更しておりますが、営業利益につきましては、目標としていた1,350百万円から変更ありません。 (3) 中長期的な会社の経営戦略 中期経営計画「TTC150 Stage3」におきましては、厳しい経営環境下でも持続的に成長するための仕上げの期間と位置づけ、次のような施策を中心にグループ一丸となって取り組んでおります。 ①製粉事業 ・顧客に選ばれる製品を創出し、売上基盤をより強固にする ・生産性や品質の向上等に繋がる設備投資を積極的に行う ②食品事業 ・顧客ニーズを捉え、スピード重視で製品を開発し、事業の拡大を図る ・差別化された製品の開発・製造が可能な体制を構築する ③精麦・飼料事業 ・醸造・主食用精麦では、原料と品質にこだわり、事業の拡大を図る ・鳥越グレインホールディングス株式会社傘下の精麦・飼料事業4社の強みと特長を活かした体制を構築する ④デジタル技術を使った企業革新 ・デジタル化した事務管理の仕上げと定着を図り、営業全体の生産性を向上させる ⑤IR強化と株主還元 ・当社グループの持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指し、株主・投資家等との建設的な対話を含めたIR活動を実施する ・株主還元は継続的な安定配当を基本とし、配当は業績推移、当社を取り巻く経営環境、将来の事業展開等を総合的に勘案して実施する ・当初、配当性向については、40%以上を目標としていたが、2024年12月16日、株主還元の方針を変更し、2024年 12月期から2026年12月期までにおいては、配当性向100%を目標とする (4) 経営環境及び対処すべき課題 物価上昇により消費者の節約志向が強まる中で、販売競争は一段と激しさを増しており、今後も厳しい経営環境が続くものと予想されます。 当社グループといたしましては、中期経営計画「TTC150 Stage3」の最終年度であり、厳しい経営環境下でも持続的に成長する仕上げの期間として取り組むと共に、企業価値の向上を図り、当社グループに係わるすべてのステークホルダーの満足度を高め、「企業活動を通じて、当社を支えて頂いている全ての人に豊かさと夢をもたらし、地域社会、日本そして世界の人々の生活文化の向上に貢献し、世の中になくてはならない企業になる」という企業理念を実現するために、グループ一丸となってサステナブル経営を推進してまいります。
事業等のリスク1,312字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経済情勢、業界動向 当社グループは、経済情勢や業界動向の変動影響を受けないような体制作りを強化しておりますが、予期せぬ変動があった場合、また投資先・取引先等の倒産による損害を被る可能性があります。 (2) 貿易の自由化の進展 環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(CPTPP)、日・EU経済連携協定(EPA)や日米貿易協定の発効など、今後の貿易のグローバル化、自由化の進展等により、主原料である小麦や大麦、更には製品である小麦粉やその調製品等並びに二次加工品の輸入動向に大きな影響を与えることも考えられ、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 麦に関する制度改革の問題 外国産麦の政府売渡価格の相場連動制の導入、即時販売方式への移行及び一部食糧用麦へのSBS(売買同時契約)方式の導入や拡大が実施されてきました。このような国家貿易制度の見直しや国内での麦政策の制度変更による原料価格の変動に対して、当社が適時に適切な製品価格への改定ができない場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 原料麦の安定調達及び品質並びに各種コストに関する問題 当社グループの食料品部門での主要原料である麦(小麦・大麦・はだか麦)は、天候等の影響を強く受け、その生産量が大きく変動する可能性がある上、ウクライナ情勢や中東問題の長期化等の地政学的リスクもあり、世界的な穀物需要逼迫等により、当社が必要とする原料麦を安定的に調達することが困難になることも考えられ、品質についても天候等の要因から大きく低下することも想定されます。これらの要因により、当社グループの製品に量的或いは質的影響が及んだ場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、為替変動等の影響による調達コストの上昇、人件費や物流費の上昇等、各種コストの上昇分を、当社が製品価格に十分に織り込めない場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 食品の安全性の問題 近年、「食の安全・安心」に対するニーズや規制がますます強まっております。当社グループでは「食の安全・安心」を確保するため品質保証室を設置し、品質管理体制を一層強化しております。今後、当社グループ或いは社会全般において食の安全性に係る問題で当社グループの想定の範囲を超えた事象が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 感染症等について 感染症の流行により、当社グループの従業員に感染が広がった場合及び、お取引先が事業活動の縮小や休止等を行った場合等においては、当社グループの事業活動及び業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)3,672字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりです。 (1) 経営成績 当連結会計年度のわが国経済は、所得環境の改善に加えて、インバウンド需要が堅調に推移したことなどにより、景気は緩やかな回復がみられましたが、世界的な資源・エネルギー価格の高騰や円安による物価上昇、米国の通商政策動向への懸念、ウクライナ・中東地域をはじめとする国際情勢の緊迫化など、先行きは依然不透明な状況です。 食品業界におきましては、物価高の影響などにより消費者の節約志向が高まっているなかで、原材料価格や物流費の上昇に加えて、人手不足に伴う人件費の増加によって、食料品価格の値上げが続いており、経営環境は厳しい状況です。 このような状況にあって当社グループは、中期経営計画「TTC150 Stage3」に基づき、将来の持続的な成長と、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた諸施策に取り組みました。 株主還元については、中期経営計画「TTC150 Stage3」の期間(2024年12月期から2026年12月期)配当性向100%を目標とすることに変更し、従来以上に積極的な株主還元を行いました。 加えて、より多くの株主様に一定の株式数を中長期的に保有して頂くことを目的として、株主優待制度を一部変更(拡充)しました。 また、9月には「日経・東証IRフェア2025」に初めて出展、12月には福岡証券取引所主催のオンラインIRフェアに参加するなど、IR活動の強化にも取り組みました。 当連結会計年度の当社グループの売上高は262億5千万円(前年同期比0.3%増)となりました。 収益面につきましては、採算の改善に努めた他、一部の連結子会社の業績が堅調に推移したことなどにより、営業利益は13億1千1百万円(前年同期比23.4%増)、経常利益は16億5千3百万円(前年同期比17.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は11億3千2百万円(前年同期比19.2%増)となりました。 単一セグメント内の区分別の状況は次のとおりであります。 (食料品) ①製粉 業務用小麦粉の出荷数量は増加しましたが、輸入小麦の政府売渡価格引き下げに伴う製品価格の値下げを行ったことなどにより、売上高は116億3千2百万円(前年同期比1.2%減)となりました。 ②食品 ミックス製品の出荷数量が減少したことなどにより、売上高は68億4千5百万円(前年同期比3.8%減)となりました。 ③精麦 販売価格の上昇に加えて、食料用大麦の出荷数量が増加したことなどにより、売上高は64億円(前年同期比8.4%増)となりました。 (飼料) 出荷数量は横ばいでしたが、販売価格の下落などにより、売上高は13億1千4百万円(前年同期比0.8%減)となりました。 (その他) 政府所有の輸入小麦に係る受取保管料や荷役料の増加などにより、売上高は5千6百万円(前年同期比27.4%増)となりました。 (2) 財政状態 ①資産、負債及び純資産の状況 当連結会計年度末の総資産は464億7千3百万円となり、前連結会計年度末比10億7千7百万円増加しました。この主な要因は、有形固定資産、投資有価証券が増加し、現預金、原材料及び貯蔵品が減少したことなどによるものです。 また、負債合計は96億7千9百万円となり、前連結会計年度末比2億1千9百万円増加しました。この主な要因は、繰延税金負債、支払手形及び買掛金が増加し、借入金が減少したことなどによるものです。 純資産合計は367億9千4百万円となり、前連結会計年度末比8億5千7百万円増加しました。この主な要因は、その他有価証券評価差額金が増加したことなどによるものです。 以上の結果、自己資本比率は79.1%と前連結会計年度並みになりました。 ②キャッシュ・フローの状況 営業活動によるキャッシュ・フローは、30億9千9百万円の収入(前年同期は19億1千9百万円の収入)となりました。この主な要因は、棚卸資産の減少、仕入債務の増加などによるものです。 投資活動によるキャッシュ・フローは、22億4百万円の支出(前年同期は3億8千9百万円の支出)となりました。この主な要因は、有形固定資産の取得などによるものです。 財務活動によるキャッシュ・フローは、14億9千3百万円の支出(前年同期は5億4百万円の収入)となりました。この主な要因は、配当金の支払、長期借入金の返済などによるものです。 以上の結果、当連結会計年度末の現金及び現金同等物の残高は、119億7千2百万円となり、前連結会計年度末比5億9千7百万円減少しました。 (3) 生産、受注及び販売の状況 ①生産実績 当連結会計年度における生産実績を単一セグメント内の区分別に示すと、次のとおりであります。 区分別   前連結会計年度 (自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) 金額(千円)   金額(千円) 食料品   製粉   11,687,821   11,676,489 食品   6,197,006   5,993,838 精麦   5,568,678   6,003,449 飼料   1,268,387   1,283,690 その他   -   - 合計   24,721,894   24,957,467 (注)金額は販売価格によっております。 ②受注状況 当社グループは重要な受注生産は行っておりません。 ③販売実績 当連結会計年度における販売実績を単一セグメント内の区分別に示すと、次のとおりであります。 区分別   前連結会計年度 (自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   前期比(%) 金額(千円)   金額(千円) 食料品   製粉   11,778,189   11,632,685   △1.2 食品   7,117,005   6,845,756   △3.8 精麦   5,902,876   6,400,709   +8.4 飼料   1,325,692   1,314,476   △0.8 その他   44,619   56,864   +27.4 合計   26,168,384   26,250,493   +0.3 (注)総販売実績に対する主な相手先別の販売実績の割合が10%未満のため、主要な販売先については記載を省略しております。 (4) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に準拠して作成しており、必要と思われる見積りは合理的な基準に基づいて実施しております。詳細につきましては、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等(1) 連結財務諸表 注記事項」に記載の通りであります。 ②経営成績の分析・検討内容 「(1) 経営成績」をご参照下さい。また、2024年度を初年度とする3カ年の中期経営計画「TTC150 Stage3」に掲げた最終年度の目標数値(2026年12月期)に対する当連結会計年度の実績は次の通りです。 なお、最終年度の売上高につきましては、輸入小麦の政府売渡価格引き下げに伴う製品価格の値下げの影響などにより、目標数値を294億円から280億円へ変更しておりますが、営業利益につきましては、目標としていた13億5千万円から変更ありません。 (百万円) 2026年12月期目標数値   2025年12月期実績 (連結)   売上高   28,000   26,250 営業利益   1,350   1,311 ③財政状態の分析・検討内容 「(2) 財政状態 ①資産、負債及び純資産の状況」をご参照下さい。 ④キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容 「(2) 財政状態 ②キャッシュ・フローの状況」をご参照下さい。なお、当連結会計年度の現金及び現金同等物の期末残高は11,972百万円であり、当社グループが当面必要とする流動性を確保しております。 (5) 経営成績に重要な影響を与える要因について 「3.事業等のリスク」に記載の通り、経済情勢、業界動向、貿易の自由化の進展、原料麦に関する制度改革問題や安定調達及び品質並びに各種コストに関する問題、食品の安全性に関する問題、感染症等が考えられます。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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