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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

ヒビノ

Hibino Corporation2469 · Standard · サービス業

音響・映像の総合サービス会社。コンサートから建築音響、店舗施工まで、音と映像のプロフェッショナル。

概要

ヒビノは、音響・映像システムの総合商社として、販売施工、建築音響施工、コンサート・イベントサービスの3事業を柱とする。国内最大級の音響システムインテグレーターであり、海外メーカーの日本総代理店も多数保有する。2026年3月期の連結売上高は676億円、従業員1829名。1964年に創業し、東京証券取引所スタンダード市場に上場している。

音響・映像の販売施工とシステムインテグレーション

販売施工事業は、業務用音響・映像・照明・制御機器の販売、システム設計・施工・メンテナンスを手掛ける。LEDディスプレイの開発・製造・販売も行い、スタジアムや商業施設、駅構内向けなど幅広い需要に対応する。2026年3月期の同事業売上高は327億円と過去最高を更新したが、前年大型案件の反動でセグメント利益は11億円に減少した。

建築音響と騒音対策の専門施工

建築音響施工事業は、日本音響エンジニアリング株式会社と日本環境アメニティ株式会社が担う。スタジオや音響実験室、ホールの新設・改修、電磁波シールド施工、データセンター向け騒音対策などが中核。2026年3月期の売上高は116億円で過去最高を更新、セグメント利益は10億円と前年同水準を維持した。

コンサート・イベントの総合サービス

コンサート・イベントサービス事業は、音響・映像システムの企画立案、レンタル、オペレーションを提供する。スタジアム公演やドームツアー、大阪・関西万博、ジャパンモビリティショーなどの大型案件を獲得。2026年3月期の売上高は213億円、セグメント利益は42億円と、いずれも過去最高を記録し、グループ全体の利益を牽引した。

海外展開とM&Aによる事業拡大

ヒビノは海外にも拠点を持ち、オーストラリアのInSight SystemsグループやシンガポールのSpectrum Audio Visualを連結子会社化。アジア・オセアニア地域での販売施工事業を加速し、2026年3月期の海外売上高は120億円、比率は17.8%に達した。中期経営計画「ビジョン2025」では6件21社のM&Aを実施し、グループの事業基盤を強化した。

オフィス空間と映像制作の新領域

その他の事業として、子会社株式会社オフィックスがオフィス家具の販売とオフィス空間設計・施工を手掛ける。また、映像制作を担うCHグループ11社のうち6社を連結対象とし、コンテンツ制作分野にも参入。2026年3月期の同事業売上高は19億円、セグメント利益は0.6億円と黒字化を達成した。

業界の中での役割は業務用音響・映像機器の販売・施工・サービスプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
676億円
営業利益
51億円
営業利益率
7.5%
純利益
31億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
販売施工事業327億円48.4%11億円3.4%
コンサート・イベント サービス 事業213億円31.6%42億円19.7%
建築音響 施工事業116億円17.2%10億円8.6%
その他 の事業19億円2.8%1億円5.3%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01企業・公共施設(B2B)主力

業務用の音響・映像・照明・制御機器の販売、システム設計、施工、メンテナンスを提供。コンサートホール、放送局、企業施設などが顧客。LEDディスプレイの開発・製造・販売も行う。

主な製品・サービス2
業務用音響・映像機器
コンサートホールや放送局向けのスピーカー、ミキサー、映像機器など。
LEDディスプレイ
大型映像表示装置として、スタジアムやイベント会場などに設置。

02建築・建設準主力

建築物の音響設計・施工、騒音対策を専門に行う。コンサートホール、劇場、オフィスなどの音環境を最適化。音響製品の開発・製造、音・振動のコンサルティングも提供。

03コンサート・イベント準主力

コンサートやイベント向けに音響・映像システムの企画、レンタル、オペレートを提供。録音・中継・トラックダウンなども手掛ける。

04オフィス副次

オフィス家具の販売とオフィス空間の設計・施工を子会社(オフィックス)が提供。

製品と技術

LEDディスプレイと映像システムの開発・販売

子会社ヒビノクロマテックを中心に、LEDディスプレイ及び周辺機器の開発・製造・販売を手掛ける。スタジアム・アリーナの大型ビジョン、都市部ランドマークの街頭ビジョン、商業施設や駅構内向けなど、幅広い設置実績を持つ。2026年3月期の販売施工事業ではLEDディスプレイ・システムの販売が好調に推移した。

業務用音響・映像機器の輸入販売と施工

海外大手メーカーの日本総代理店として、業務用音響・映像・照明・制御機器を輸入販売。放送局やホール向けの大型案件を手掛け、システム設計から施工、メンテナンスまで一貫提供する。子会社ヒビノインターサウンドやヒビノグラフィックスが担当し、国内最大級の音響システムインテグレーターとしての地位を築いている。

建築音響・騒音対策の設計施工

日本音響エンジニアリングと日本環境アメニティが、建築音響に関する設計・施工、騒音対策工事を提供。スタジオや音響実験室、ホールの音響設計、データセンターの騒音対策、電磁波シールド施工など特殊なニーズに対応する。音・振動に関するコンサルティング・調査・測定も行い、2026年3月期も高水準の受注を維持した。

コンサート・イベント向け音響・映像サービスのフルライン

コンサート・イベントサービス事業では、音響システムと映像システムの企画立案、機材レンタル、現地オペレーションを提供。スタジアム公演やドームツアーの大型案件、大阪・関西万博のパビリオン向けサービス、ジャパンモビリティショーなど企業イベントにも対応。録音・中継・トラックダウン・オーサリングまで手掛ける。

オフィス空間と映像制作の新規サービス

その他の事業として、子会社オフィックスがオフィス家具販売とオフィス空間の設計施工を提供。また、CHグループを通じて映像制作事業にも参入し、企業プロモーションやイベント向けコンテンツを制作。2026年3月期には新たに3社を連結対象に加え、事業規模を拡大している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がヒビノ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19628燦ホールディングス304億円6.2倍
26535アイモバイル302億円12.0倍
32418ツカダ・グローバルホールディング296億円10.7倍
46547グリーンズ294億円5.9倍
52185シイエム・シイ289億円10.1倍
62469ヒビノ287億円9.1倍
79768いであ286億円10.9倍
89769学究社284億円15.2倍
94801セントラルスポーツ280億円21.3倍
108920東祥271億円7.4倍
116089ウィルグループ271億円11.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 33件

浅草橋で創業した1964年

1956年創業の「日比野電気」を母体として、1964年11月にヒビノ電気音響株式会社を東京都台東区浅草橋に資本金800千円で設立。業務用音響機器の設計・販売・修理業務から事業を開始した。1971年4月にはコンサート用音響機材の貸出と設置・オペレーションを始め、サービス領域を拡大した。

本社移転と映像事業への本格参入

1983年に本社を港区白金に移転し、1984年5月に映像サービス事業を本格化。1985年4月には大型映像機器の貸出・オペレーションを開始した。1987年には音響・映像・コンピューターシステムの設備工事業務にも進出。1988年6月に商号をヒビノ株式会社に変更し、本社を現在の港区港南に移転した。

全国拠点と建設業許可の取得

1989年に福岡事業所、1991年に札幌事業所、1995年に名古屋事業所を開設し、全国展開を進めた。1990年6月には建設業(電気通信工事業)の東京都知事許可を取得。2006年8月には国土交通大臣許可も取得し、工事施工能力を公的に証明した。

ジャスダック上場と子会社化の加速

2006年2月、ジャスダック証券取引所(現・東京証券取引所スタンダード市場)に株式を上場。同年9月には株式会社メディア・テクニカルを完全子会社化し、2007年4月にはアイテムプラス株式会社を、同年12月には株式会社ヘビームーンをそれぞれ完全子会社化。子会社を通じた事業拡大を加速した。

海外法人設立とグローバル展開の始動

2007年4月にイギリスにHibino Europe Limitedを設立(2020年清算)、同年8月に香港にHibino Asia Pacific Limitedを設立。2010年4月には上海に現地法人を設立(2023年清算)。2011年11月にはHibino Asia Pacific Limitedを完全子会社化し、アジア地域での事業基盤を固めた。

M&Aによる事業ポートフォリオの拡充

2013年に株式会社エィティスリー、株式会社ファーストエンジニアリングを子会社化。2014年にはコバレント販売株式会社を子会社化し、照明機器や映像制作の分野に進出。これらの子会社は後にヒビノライティング、ヒビノイマジニアリングなどに商号変更され、グループ内で再編された。

中期経営計画「ビジョン2025」の達成

2023年3月期から2026年3月期までの3カ年計画「ビジョン2025」では、M&A6件21社を実行し、海外売上高を120億円に拡大。2026年3月期の売上高は676億円、営業利益51億円、純利益31億円と計画を上回り、過去最高を更新した。自己資本比率も31.6%と目標の30%を達成した。

新たな中期計画「Beyond 1000」への移行

2027年3月期から2029年3月期を対象とする新中期経営計画「Beyond 1000」を策定。経営方針を「健全経営2.0による持続的成長の実現」とし、ハニカム型経営の進化とM&Aを活用した事業ポートフォリオの強化を掲げる。スタジアム・アリーナ整備や都市再開発などの事業機会を取り込む方針である。

年表33件を開く

1960年代

  • 1964年11月創業1956年6月創業の「日比野電気」を母体として、ヒビノ電気音響株式会社を東京都台東区浅草橋二丁目7番5号に資本金800千円で設立。業務用音響機器の設計・販売・修理業務を開始。

1970年代

  • 1971年4月コンサート用音響機材の貸出と設置・オペレートを行う運用業務を開始。
  • 1976年9月本社を東京都台東区浅草橋四丁目6番8号に移転。

1980年代

  • 1983年7月大阪事業所を開設。
  • 1983年11月本社を東京都港区白金五丁目10番2号に移転。
  • 1984年5月本格的に映像サービス事業を開始。
  • 1985年4月大型映像機器の貸出と設置・オペレートを行う運用業務を開始。
  • 1987年11月音響・映像・コンピューターシステムの設備工事業務を開始。
  • 1988年6月商号変更商号をヒビノ株式会社に変更し、本社を東京都港区港南三丁目5番14号に移転。
  • 1989年4月福岡事業所を開設。
  • 1989年5月企業のショールーム・展示施設等の常設映像・音響機器のシステム設計・販売・保守業務を開始。

1990年代

  • 1990年6月建設業(電気通信工事業)東京都知事 許可(般2)第83271号を取得。
  • 1991年10月札幌事業所を開設。
  • 1995年2月映像周辺機器メーカーのクロマテック株式会社に資本参加し、同社製品の開発援助及び販売業務を開始。同社は2001年8月、ヒビノクロマテック株式会社に商号を変更。
  • 1995年4月名古屋事業所を開設。

2000年代

  • 2000年6月創業ヒビノドットコム株式会社を設立し、インターネットによる映像・音声の配信サービスに参入。2004年7月、同社を吸収合併。
  • 2002年11月M&Aヒビノクロマテック株式会社の事業を統合し、映像機器の開発・製造・販売業務を開始。
  • 2003年3月ISO9001:2000品質管理規格を取得。
  • 2006年2月上場ジャスダック証券取引所(現 東京証券取引所 スタンダード市場)に株式を上場。
  • 2006年8月一般建設業(電気通信工事業)国土交通大臣 許可(般-18)第21843号を取得。
  • 2006年9月M&A株式会社メディア・テクニカルを完全子会社化。同社は2010年7月、ヒビノメディアテクニカル株式会社に商号を変更。
  • 2007年4月M&Aアイテムプラス株式会社を完全子会社化。2009年1月、同社を吸収合併。イギリスに現地法人(完全子会社)Hibino Europe Limitedを設立。2020年10月、同社を清算。
  • 2007年8月香港に現地法人(子会社) Hibino Asia Pacific Limitedを設立。
  • 2007年12月M&A株式会社ヘビームーンを完全子会社化。同社は2009年1月、ヒビノインターサウンド株式会社に商号を変更。
  • 2008年5月M&Aスチューダー・ジャパン-ブロードキャスト株式会社を完全子会社化。2019年10月、同社を吸収合併。

2010年代

  • 2010年4月上海に現地法人(子会社)Hibino Asia Pacific (Shanghai) Limitedを設立。2023年12月、同社を清算。
  • 2010年10月ビクターアークス株式会社を持分法適用関連会社化。同社は2014年7月、株式会社JVCケンウッド・アークスに商号を変更。
  • 2011年11月M&AHibino Asia Pacific Limitedを完全子会社化。
  • 2013年1月M&A子会社ヒビノメディアテクニカル株式会社が株式会社ベスコを完全子会社化。株式会社ベスコは2014年4月、ヒビノベスコ株式会社に商号を変更。2021年10月、同社を吸収合併。
  • 2013年6月M&A株式会社エィティスリーを完全子会社化。
  • 2013年7月M&A株式会社ファーストエンジニアリングを完全子会社化。業務用照明機器の販売、システム設計・施工・メンテナンス業務を開始。同社は2016年2月、ヒビノライティング株式会社に商号を変更。
  • 2014年3月M&Aコバレント販売株式会社を完全子会社化。同社は2014年7月、ヒビノイマジニアリング株式会社に商号を変更。
  • 2014年11月M&A子会社ヒビノメディアテクニカル株式会社が株式会社メディアニクスを完全子会社化。2016年4月、ヒビノメディアテクニカル株式会社が株式会社メディアニクスを吸収合併。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2029年3月期まで1,000億円
  • 海外売上高比率2029年3月期まで30%
  • 経常利益2029年3月期まで70億円
  • 自己資本比率2029年3月期まで35%以上、目標40%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    既存事業領域の強化

    市場シェア30%水準を見据えた競争優位の確立と業界トップポジションの追求。システムエンジニアリング、映像機器販売、騒音対策等の重点育成、EC・オンラインビジネスの展開、大阪・関西エリアの事業基盤強化を進める。

  2. 02

    新規事業領域の拡大

    音と映像以外の新領域を開拓し事業ポートフォリオを強靭化。アジア・オセアニア地域を起点にM&Aを通じた拠点網拡大と、拠点間連携による営業・技術・商材の相互展開を推進する。

  3. 03

    グループ連携による価値創造

    外部連携先との協業により企画・設計段階から大型案件へ参画。AV&ITのトータル・ソリューションを高度化し、製品・サービスのラインアップ拡充とライフサイクルマネジメント強化を進める。

  4. 04

    事業変革の推進

    イノベーション活動を通じて現場・顧客起点の提案を促進。AI・デジタル技術を活用した事業創出と業務改革を支えるIT基盤の強化を進める。

  5. 05

    サステナビリティ経営の深化

    4つのマテリアリティ(世界中に音と映像を届ける、脱炭素社会への貢献、健康で働きがいのある職場環境の構築、安全・安心な社会の実現)に基づき、事業を通じた社会課題の解決と持続可能な成長を実現する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,829人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は671万円で、9期前と比べて+12.3%平均年齢は44.7歳、平均勤続年数は14.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月944
2018年3月1,002
2019年3月59843.614.31,128
2020年3月59543.814.21,308
2021年3月53043.914.41,318
2022年3月52744.714.61,346
2023年3月56844.914.81,414
2024年3月58944.814.71,477
2025年3月65244.714.51,697247
2026年3月67144.714.51,829279

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率11.4%
縦線は目安の30%
男性育休取得率50.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)75.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社12(国内 9 / 海外 3、うち連結子会社 12) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
東京 事業所 — 東京都 港区5,000百万円
販売施工事業 コンサート・イベントサービス事業
本社 — 東京都 港区982百万円
管理部門
東京 事業所 — 東京都 江東区836百万円
コンサート・イベントサービス事業
本社 — 神奈川県横浜市磯子区559百万円
本社 — シンガポール522百万円
販売施工事業
本社 — 米国 カリフォルニア州465百万円
コンサート・イベントサービス事業
本社 — 東京都 江東区268百万円
本社 — 大韓民国 ソウル市248百万円
販売施工事業
本社 — 東京都 墨田区185百万円
本社 — 東京都 港区141百万円
ほか10件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ヒビノインターサウンド㈱(注3)
    東京都 港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱エレクトリ
    東京都 港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ヒビノグラフィックス㈱(注4)
    東京都 港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ヒビノスペーステック㈱
    東京都 港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    日本音響エンジニアリング㈱
    東京都 墨田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    日本環境アメニティ㈱
    東京都 港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ヒビノメディアテクニカル㈱
    東京都 江東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱オフィックス
    東京都 品川区 · 連結子会社
    議決権90.0%
  • 国内
    Sama Sound Inc. (注5)
    大韓民国 ソウル市 · 連結子会社
    議決権67.0%
  • 海外
    InSight Systems Holdings Pty Ltd (注3、6)
    豪州 ビクトリア州 · 連結子会社
    議決権80.0%
  • 海外
    InSight Systems Unit Trust
    豪州 ビクトリア州 · 連結子会社
    議決権80.0%
  • 海外
    Spectrum Audio Visual Pte. Ltd. (注3、7)
    シンガポール · 連結子会社
    議決権75.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は676億円営業利益51億円前期と比べると増収増益で、売上が+13.6%、利益が+21.4%。

売上高
+13.6%
676億円
営業利益
+21.4%
51億円
純利益
+82.4%
31億円
営業利益率
7.5%
前期比 +0.5%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高750億円676億円
営業利益46億円51億円
純利益26億円31億円
1株あたり配当¥85

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は148億円、営業利益は6億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+59.1%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1407
2024年1Q93−2−2.2−1
2024年2Q11886.84
2024年3Q130129.27
2024年4Q1646
2025年2Q269155.68
2025年4Q326278.39
2026年2Q313247.713
2026年4Q363277.418
2027年1Q14864.12

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は152億円から676億円へ4.4倍に増えた。直近期の営業利益率は7.5%。売上は3期、純利益は3期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
子会社ヒビノメディアテクニカル株式会社が株式会社ベスコを完全子会社化。株式会社ベスコは2014年4月、ヒビノベスコ株式会社に商号を変更。2021年10月、同社を吸収合併。
2013年3月15263
コバレント販売株式会社を完全子会社化。同社は2014年7月、ヒビノイマジニアリング株式会社に商号を変更。
2014年3月177117
2015年3月192148
2016年3月3234427
2017年3月2912215
2018年3月2971710
2019年3月3391710
2020年3月408147
2021年3月305−26−24
2022年3月4241911
2023年3月419146
2024年3月5053016
2025年3月59542397.117
2026年3月67651517.531

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高676億円のうち、営業利益として残るのは51億円7.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は31億円、売上の4.6%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%をちょうど並ぶ水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金63.6%430億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金28.8%195億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.5%51億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
36.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.0pt
7.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.5pt
4.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+12.2pt
24.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
7.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
8.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが86億円、投資CFが−31億円で、差し引きのフリーCFは55億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は34億円で、売上の0.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月20−11−12914
2014年3月22−190316
2015年3月14−172−316
2016年3月15−128327
2017年3月42−21−242124
2018年3月29−304−126
2019年3月18−4447−2648
2020年3月67−58−30927
2021年3月−11−2243−3338
2022年3月60−19−444136
2023年3月−24−3146−5528
2024年3月70−42−132843
2025年3月36−487−1238
2026年3月86−31−605534

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は445億円。このうち返さなくてよい自己資本が150億円で、自己資本比率は31.6%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月128408831.6
2014年3月144479732.5
2015年3月1615111031.4
2016年3月2397516431.4
2017年3月2248613838.3
2018年3月2489315537.3
2019年3月32510022530.4
2020年3月33410323130.4
2021年3月3517827321.5
2022年3月3098922027.9
2023年3月3699527424.7
2024年3月40810929925.5
2025年3月44112032125.9
2026年3月44515029531.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
34億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
99億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
75億円
在庫として抱えている分
負債合計
295億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
66
/ 100
安定性自己資本比率21 / 40
収益力営業利益率15 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE534社中88位あたり、逆に低いのは自己資本比率534社中452位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
24.0%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
7.5%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
31.6%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
13.6%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.0%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,800で、1年前と比べて+7.1%過去52週の値幅のなかでは19%の位置にある。

¥2,800-2.4%1ヶ月+3.9%1年+7.1%時価総額287億円
過去52週の値幅
安値¥2,441高値¥4,370

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)9.1倍
PER (会社予想)21.4倍
PBR2.00倍
配当利回り3.04%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で-8.85%と下落。25日線(2788円)を-4.4%下回り、75日線(3046円)から-12.5%と乖離拡大。52週高値4370円から-39%の大幅安。RSI37.6と売られすぎ圏。出来高は平均2万株前後で推移。下落トレンド継続。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER 8.7倍は業界平均22.2倍を大きく下回り割安。PBR 1.9倍は業界平均2.4倍を下回る。ROE 24%は高く、収益性良好。配当利回り3.10%は業界平均1.66%を上回り魅力的。売上高・利益とも増加基調で、割安かつ成長性も期待できるが、ROEと配当は良好でバランスが取れている。

指標この会社業種平均
PER (実績)9.1倍23.4倍
PER (予想)21.4倍
PBR2.00倍3.51倍
ROE24.0%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績はコンサート・イベント需要の回復で急成長中。2023/3期から2026/3期予想まで売上高が419億→676億へ60%超増加、純利益は6億→31億へ5倍超。強気派は成長の持続性を評価し、弱気派はイベント一巡後の反動減や粗利率低下を懸念。PER8.7倍と割安に見えるが、業績変動リスクをどう評価するかが争点。

プラスに働く材料7
  • 需要回復による高成長

    2026/3期売上676億円予想、3年で1.6倍。

  • 割安なバリュエーション

    PER8.7倍、配当利回り3.1%と割安。

  • 収益改善余地

    営業利益率7.5%へ上昇、規模効果でさらなる改善も。

  • FY26/3売上高13%増で成長継続2026年3月期影響

    売上高676億円、前期比13.6%増、成長セグメント好調

  • 営業利益21%増で利益率改善通年影響

    営業利益51億円、マージン7.5%へ改善

  • 純利益倍増でEPS急拡大通年影響

    純利益31億円(前期比82%増)、EPS約300円

  • 低PER8.7倍で割安感継続影響

    PER8.7倍は業績成長率に対して割安、バリュエーション修正期待

マイナスに働く材料7
  • イベント需要の一巡懸念

    コロナ特需反動で2027年以降減速の可能性あり。

  • 粗利率の低下リスク

    機器販売比率高く、競争激化でマージン圧迫。

  • 依存度の高さ

    特定イベント・大口案件への依存リスク。

  • 業績成長鈍化リスク不定影響

    市場飽和で売上成長率が低下すればPER水準調整

  • ROE24%の持続性不透明影響

    高ROEは特殊要因、減益でROE低下懸念

  • 外国人保有比率低く需給脆弱継続影響

    外人比率6.8%と低く、需給薄で変動大

  • 配当利回り3.1%は業界平均並み通年影響

    配当利回りは魅力的ではない、増配期待乏しい

次の決算で確かめる点
売上高成長率
イベント需要の持続性を示す核心指標。
営業利益率
規模効果と価格競争のバランスを確認。
レンタル売上比率
収益の安定性を測るため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり85で、前期から+21.4%いまの株価に対する利回りは3.04%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥85
1株あたり
配当利回り
3.04%
いまの株価に対して
配当性向
25.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月3027.6
2018年3月300.032.8
2019年3月3516.734.3
2020年3月350.047.0
2021年3月10−71.4
2022年3月30200.035.7
2023年3月300.068.7
2024年3月4550.047.2
2025年3月7055.665.8
2026年3月8521.425.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥85

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ5,474人。区分でいちばん多いのは個人・その他40.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が49.9%を占め、残る50.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他46.245.943.342.643.640.3
事業法人32.132.135.635.335.435.4
金融機関16.418.717.715.515.514.5
外国法人3.82.12.55.23.16.7
自己株式3.73.73.33.33.23.4
証券会社1.41.10.81.32.33.0
外国人個人0.10.10.10.10.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01有限会社ハイビーノ34.29
02日比野 晃久6.86
03ヒビノ従業員持株会4.02
04株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.68
05日比野 宏明2.63
06日比野 純子2.28
07日本生命保険相互会社2.03
08株式会社みずほ銀行1.95
09株式会社三菱UFJ銀行1.95
10日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)1.74

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-08-04
    日比野 晃久
    新規の大量保有報告
    42.94%
    +1.87pt
  • 2026-06-22
    三井住友DSアセットマネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    3.45%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+488%、1株純資産は14期で+72%。直近期のROEは24.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月528236.514.136.9
2014年3月13293615.014.623.9
2015年3月1511,01315.516.750.3
2016年3月27374843.65.024.7
2017年3月15085818.716.727.6
2018年3月10492711.615.932.8
2019年3月9899410.227.434.3
2020年3月701,0206.917.847.0
2021年3月−245765−27.3
2022年3月10987113.314.335.7
2023年3月619196.922.768.7
2024年3月1641,05116.711.747.2
2025年3月1731,15115.813.865.8
2026年3月3081,41624.011.725.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

13名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は13名。2026/3期の役員報酬は総額297百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
日比野晃久代表 取締役会長(CEO)64704,489
吉松聡代表 取締役社長(COO)6527,812
芋川淳一取締役 常務執行役員 コンサート・イベントサービス事業 ヒビノ ビジュアル グループ担当5711,766
久野慎幸取締役 常務執行役員 販売施工事業 建築音響施工事業 担当6229,566
井澤孝取締役 常務執行役員 コンサート・イベントサービス事業 ヒビノ サウンド グループ担当627,581
高野芳裕取締役 常務執行役員 ヒビノGMC担当603,478
金子基宏取締役672,400
山口孝太取締役52
森勝之常勤 監査役64665
唯木誠監査役727,100
新田信行監査役70800
須賀幸喜60
残りの役員1名を開く
氏名役職年齢
自閑博巳74

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)6167822027045
社外取締役415154
監査役1121212

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,101字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社(ヒビノ株式会社)と連結子会社29社により構成されており、音響・映像機器の販売・施工、建築音響に関する設計・施工、コンサート・イベントの音響・大型映像サービスを主たる事業としています。 当社グループでは、報告セグメントを販売施工事業、建築音響施工事業、コンサート・イベントサービス事業及びその他の事業に区分しています。当社グループの事業内容及び当社と主要な連結子会社の当該事業に係る位置づけは次のとおりであります。 報告セグメント   主要な会社   主要な事業内容 販売施工事業   当社 ヒビノインターサウンド株式会社 株式会社エレクトリ ヒビノグラフィックス株式会社 ヒビノスペーステック株式会社 Sama Sound Inc. InSight Systems Holdings Pty Ltd InSight Systems Unit Trust Spectrum Audio Visual Pte. Ltd.   ・業務用音響・映像・照明・制御機器の販売・システム設計・施工・メンテナンス ・LEDディスプレイ及び周辺機器の開発・製造・販売 ・コンシューマー用音響・映像機器の販売 建築音響施工事業   日本音響エンジニアリング株式会社 日本環境アメニティ株式会社   ・建築音響・騒音対策に関する設計・施工 ・音響製品の開発・製造・販売 ・音・振動に関するコンサルティング・調査・測定 コンサート・イベント サービス事業   当社 ヒビノメディアテクニカル株式会社   ・コンサート・イベント用音響システム・映像システムの企画立案・レンタル・オペレート並びにコンサート・イベントの録音・中継・トラックダウン・オーサリング ・イベントの企画立案・運営・コンサルティング ・音響・映像・システム関連のオペレーター及びエンジニアの人材派遣 その他の事業   株式会社オフィックス   ・オフィス家具の販売及びオフィス空間の設計・施工 (注)1.株式会社エヌジーシーは、2025年7月1日付でヒビノグラフィックス株式会社に商号を変更いたしました。 2.当社連結子会社のSama Sound Inc.とSama D&I Co.,Ltd.は、2025年4月1日を効力発生日として、Sama Sound Inc.を存続会社とする吸収合併を行いました。 3.2025年4月1日にSpectrum Audio Visual Pte.Ltd.の株式75%を取得し、同社を連結子会社化といたしました。 [事業系統図] 当社グループの事業系統図は下記のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,371字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1) 経営方針 当社グループは、「創造と革新」を経営理念に掲げ、「音と映像で、世界に感動をクリエイトする」ことをパーパスとして、企業活動を実践しています。 当社グループは、経営理念、パーパス、ビジョン、バリューの4つの要素で構成される「ヒビノグループ理念体系」を定めています。この「ヒビノグループ理念体系」に基づく企業活動を通じて、あらゆるステークホルダーとのコミュニケーションを深め、世界的な社会課題の解決につながる価値創造に取り組むことにより、当社グループの持続的な成長と中長期的な企業価値向上を図ります。 そのために、コーポレートガバナンスの充実を重要な経営課題の一つと位置づけ、コーポレートガバナンス・コードの趣旨に賛同し、透明性・公正性を担保しつつ、迅速・果断な意思決定を行う仕組みの充実に努めています。 [ヒビノグループ理念体系] 経営理念:経営の根本的な考え方、創業の精神 「創造と革新(Creation & Innovation)」 パーパス:企業使命、存在意義 「音と映像で、世界に感動をクリエイトする」 ビジョン:ありたい姿、経営目標 「世界のヒビノへ」 音響と映像を中心に、販売・施工及びサービスを組み合わせたヒビノ独自のビジネスモデルを、アジア、北米、欧州の各地域に展開し、世界トップレベルのAV&ITグループを目指します。 バリュー:価値観、心構え 「ヒビノ10訓」 01 クオリティを最優先! 02 安全第一 現場事故、交通事故ゼロ! 03 現場主義経営 現場の意見を尊重! 04 とことんこだわるプロ集団! 05 業界初の製品、商品、サービスで常に先駆け! 06 お客様に感謝され、信頼度ナンバーワン! 07 オンリーワン ヒビノグループにしかできないことにこだわる! 08 大きな仕事にチャレンジ 目指せ世界ナンバーワン! 09 イノベーション 進化し続ける会社! 10 健康経営 心身が資本!健康が一番! 「ヒビノグループ行動規範」 「ヒビノグループ行動規範」については、当社ホームページをご覧ください。 https://www.hibino.co.jp/company/philosophy.html (2) 中期経営計画「ビジョン2025」の振り返り 中期経営計画「ビジョン2025」(2023年3月期~2026年3月期)では、グループビジョン「世界のヒビノへ」の実現に向けた取り組みを進めました。中期経営方針として「持続的成長を可能とする経営体質の構築」及び「健全経営の確立」の2つを掲げ、「ハニカム型経営」と「イノベーション」を成長戦略の柱としています。M&Aも活用しながら新領域の開拓を進めるとともに、「適正な利益」「財務の安定」「人的資本の向上」の好循環サイクルの確立を目指しました。 本中期経営計画では、計画期間中に6件(21社)のM&Aを実施し、国内外の事業基盤を強化したほか、大阪・関西万博や長崎スタジアムシティをはじめとする大規模プロジェクトにおいてグループ総合力を発揮しました。自律的成長とM&Aの両輪により事業規模を拡大し、売上高は2022年3月期と比べ25,177百万円増加しました。グローバル展開においては、オーストラリア及びシンガポールでのM&Aを通じて、アジア・オセアニア地域における販売施工事業の展開を加速させ、海外売上高は2022年3月期と比べ6,807百万円増加し、12,033百万円(海外売上高比率17.8%)となりました。また、新規事業として、オフィス家具・オフィス空間分野及び映像制作分野に参入し、事業ポートフォリオの拡充を図りました。利益面では、収益性の改善が進み、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益はいずれも目標を達成し、過去最高を更新しました。加えて、自己資本比率は31.6%となり、目標の30%を達成するなど、財務健全性も向上しました。 (単位:百万円) 2022年3月期 実績   2026年3月期 当初計画   2026年3月期 実績   2022年3月期と 2026年3月期の比較 売上高   42,426   75,000   67,603   +25,177( +59.3%) 海外売上高比率   12.3%   30.0%   17.8%   +5.5pt 営業利益   1,339   4,500   5,066   +3,726(+278.1%) 経常利益   1,921   4,500   5,062   +3,141(+163.5%) 親会社株主に帰属する 当期純利益   1,074   2,700   3,054   +1,980(+184.3%) (3) 中期経営計画「Beyond 1000」 当社グループを取り巻く経営環境は、米国の通商政策をめぐる不確実性、国際紛争・地政学リスクの高まり、アジア・オセアニア地域の経済成長、為替変動や物価上昇、デジタル化・AI活用の進展などにより、複雑さを増しています。一方で、スタジアム・アリーナ整備、都市再開発、大阪IR計画の進展、大型国際イベントの国内開催、データセンター整備、メディア・コンテンツ分野の投資拡大、快適な音環境への関心、リアルな場で得られる体験価値への期待など、当社グループの事業機会は広がっています。 このような状況のもと、当社グループは、2027年3月期から2029年3月期までの3ヵ年を対象とする新中期経営計画「Beyond 1000」を策定しました。 ① 期間 2027年3月期から2029年3月期 ② 中期経営方針 「健全経営2.0による持続的成長の実現」 「成長力と収益力の強化」「財務の安定」「従業員の安心と人的資本の向上」の健全経営サイクルを回し、強固な経営基盤を構築することで、持続的成長を実現します。 ③ 成長戦略 「ハニカム型経営の進化による事業の創造と革新」 M&Aも活用しながら、外部環境の変化に強い事業ポートフォリオを構築し、ナンバーワン、オンリーワンの製品・商品・サービスを持つ事業の集合体を形成します。 ④ 重要な経営課題 イ.既存事業領域の強化 市場シェア30%水準を見据えた競争優位を確立し、業界トップポジションを追求します。また、重点育成事業領域として、システムエンジニアリング、映像機器販売、騒音対策等を強化するとともに、Hibino.comを軸としたEC・オンラインビジネスの展開、大阪・関西エリアにおける事業基盤の強化を進めます。 ロ.新規事業領域の拡大 音と映像にとどまらない新領域を開拓し、事業ポートフォリオの強靭化を図ります。また、アジア・オセアニア地域を起点としたグローバル展開の強化に向け、M&Aを通じた拠点網の拡大と、拠点間連携による営業・技術・商材面での相互展開を推進します。 ハ.グループ連携による価値創造 営業開発体制の強化や株式会社梓設計をはじめとする外部連携先との協業により、企画・設計段階からの参画を拡大し、スタジアム・アリーナ、都市再開発、大阪IR、国際園芸博覧会等の大型案件の獲得を目指します。また、製品・商品・サービスのラインアップ拡充、AV&ITシステムのライフサイクルマネジメント強化、ソフトとハードを組み合わせた一体提案を進め、AV&ITのトータル・ソリューションを高度化します。 ニ.事業変革の推進 イノベーション活動を通じて、現場・顧客起点の提案を促進し、事業変革を担う人材・組織力を強化します。また、AI・デジタル技術を活用し、事業創出と業務改革を支えるIT基盤の強化を進めます。 ホ.サステナビリティ経営の深化 4つのマテリアリティである「世界中に音と映像を届ける」「脱炭素社会への貢献」「健康で働きがいのある職場環境の構築」「安全・安心な社会の実現」に基づき、事業を通じた社会課題の解決と持続可能な成長を実現します。 ⑤ 財務目標 売上高 (2029年3月期):1,000億円(海外売上高比率30%) 経常利益(2029年3月期):70億円 自己資本比率 :35%以上、目標40%
事業等のリスク6,576字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループは、経営目標の達成を阻害するあらゆる不確実性をリスクととらえ、そのリスク管理を行う組織としてリスク管理委員会及び傘下の実行委員会(安全管理委員会・防災管理委員会・交通安全管理委員会・衛生委員会)を設置し、グループ横断的なリスクマネジメントサイクルを構築しています。 リスク管理委員会は、内部監査室と連携し、グループ全体を対象にリスクを洗い出し、経営への影響度と発生可能性等で評価を行い、優先的に対処すべき重要リスクを特定するとともに所管部門を定めます。重要リスクの所管部門は、リスクを低減する対策を検討・実行し、その進捗状況をリスク管理委員会に報告します。また、内部監査室は、このリスク低減活動についてモニタリング、助言を行っています。 当連結会計年度末現在において、経営者が当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与える可能性があると認識している特に重要なリスクは「(8) 人材の安定的確保について」「(9) 情報セキュリティについて」「(3) 国際情勢の不安定化について」の3項目であり、それ以外の重要なリスクと合わせ、計13項目を主要なリスクと捉えています。ただし、これらは当社グループに関するすべてのリスクを網羅したものではありません。 (1) 災害・感染症等の発生について 地震、津波、台風等の自然災害、火災、停電、感染症(パンデミック)等が発生した場合、当社グループの事業、経営成績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。 これらに対し、当社グループは、災害・事故等の発生を防ぎ、また、万が一発生した場合の被害を最小限に抑えるため、リスク管理委員会を設置し、傘下の実行委員会(安全管理委員会・防災管理委員会・交通安全管理委員会・衛生委員会)における活動を通じて各種対策を検討しています。具体的には、事業継続計画(BCP)の策定、大規模地震及び新型インフルエンザ発生時におけるマニュアルの整備、安否確認システムの導入、定期的な防災訓練、テレワークの推進等の対策を実施しています。 (2) 景気変動について 当社グループの一部の事業は、日本国内の景気変動の影響を受けやすい傾向があります。企業の販売促進活動やその他のイベントは、景況に応じて広告宣伝費支出を増減させる企業が多いことから、開催数や規模が変動しやすい傾向にあります。また、景況感の悪化により企業の設備投資の抑制が進んだ場合や、政府及び地方自治体の方針により公共投資が削減された場合、計画されていたプロジェクトが中止や延期となる可能性があります。 これらの影響により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響が及ぶ可能性があります。 これらに対し、当社グループは、「ハニカム型経営」によって事業の多角化を図るとともに、特定の顧客に依存することなく広範囲の業種にわたる顧客基盤を構築しています。また、海外売上高比率を30%にまで引き上げることを目標に、世界4極(日本、アジア、北米、欧州)での展開を進めることで、日本国内の景気変動リスクを最小限に抑えるよう努めてまいります。 (3) 国際情勢の不安定化について 当社グループは、商品販売及び役務提供を行うため、音響・映像機器等の多くを海外メーカーから仕入れています。大国間の競争や中東地域等をめぐる地政学リスクの高まり、各国の通商政策や関税措置等によって国際情勢は不安定化しており、国内外の経済社会活動に大きな影響を及ぼしています。当社グループにおいても、メーカーからの商品供給の遅延・停滞、仕入れ価格の上昇、輸送費の高騰といったリスクが生じる可能性があり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響が及ぶ可能性があります。 これらに対し、当社グループは、情報収集及び事業に与える影響の分析を行い、対策として、適正在庫の維持、機動的な販売価格の改定等に取り組んでいます。 (4) 為替変動について 当社グループは、事業のグローバル化を推進しており、為替相場の変動は、外国通貨建ての売上高や仕入コストに影響を及ぼします。また、連結決算における海外連結子会社の財務諸表の円貨換算額にも影響を及ぼします。為替変動が想定以上となった場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響が及ぶ可能性があります。 これらに対し、当社グループは、取引先企業との間で円建て等特定通貨による取引の交渉を進めるとともに、外貨通貨建て取引については、為替予約等のヘッジ取引により為替変動リスクの軽減に努めています。また、主要通貨の変動と事業への影響をモニタリングし、適時、経営会議に報告しています。そして、吸収できない為替変動に関しては、競合他社の動きも見つつ適切に売価反映を行うなど、関係部門は事業への影響を軽減する対策を講じています。 (5) 海外ブランド商品の輸入販売店契約について 当社グループは、海外メーカーと輸入販売店契約を締結して国内における輸入販売権を取得しています。これらの契約内容はメーカーごとに異なりますが、メーカーとの間で最低仕入額を設けるケースが多くなっており、輸入実績がメーカーの希望する金額を下回った場合は次回の契約に影響が及ぶ可能性があります。また、商品の開発・生産等に関しては、メーカーの事情に影響されるため、新商品の発表や商品供給に対する大幅な遅延や、メーカーの商品戦略に当社グループが考えているものと大きな乖離が発生する可能性があります。また、買収・統合等によりメーカー側の経営方針等が転換した場合、販売店が変更される可能性があります。これらの要因により、仕入先の海外メーカーとの取引関係が継続困難となった場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響が及ぶ可能性があります。 これらに対し、当社グループは、多数の優秀なブランドの輸入販売権を確保することで、特定仕入先への依存によるリスクを軽減しています。著名なブランドだけではなく、まだ国内での知名度は高くなくても優秀であると当社グループが見極めたブランドの輸入販売店契約締結を推進し、優れた商品を直輸入販売することで業績拡大に努めています。 なお、現在、当社グループと仕入先の海外メーカーとの取引関係は安定しており、今後も良好な関係を継続する方針であります。 (6) 安全について 当社グループは、多数の施工現場、コンサート・イベント現場で業務を遂行しております。現場の安全確保に万全を期しておりますが、万が一、人身・施工物等に関わる重大な事故が発生した場合には、当社グループの信用、経営成績及び財政状態に影響が及ぶ可能性があります。 これらに対し、当社グループは、災害・事故等の発生を防ぎ、また、万が一発生した場合の被害を最小限に抑えるため、リスク管理委員会を設置し、傘下の実行委員会(安全管理委員会・防災管理委員会・交通安全管理委員会・衛生委員会)における活動を通じて各種対策を検討しています。具体的には、現場におけるヒヤリハット事例の原因究明と共有、安全教育の実施、工事を担当する指定工事業者への教育や指導を通じて安全の確保に努めています。 (7) M&Aについて 当社グループは、音響、映像、音楽、ライブの分野でナンバーワン、オンリーワンの企業が集まり連携する仕組みをつくる「ハニカム型経営」の推進を目的として積極的なM&Aを進めており、これを成長戦略の要と位置づけています。しかしながら、M&A後の事業環境の変化等により業績計画との乖離が生じる場合や、事業や人材等の統合が進まず期待するシナジー効果が得られない場合には、投下資本の回収に一定の期間を要する、または回収ができない可能性があり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響が及ぶ可能性があります。 当社グループは、M&Aの実施に際して、対象企業の財務、法務、事業等について詳細なデューデリジェンスを行い、リスクを検討し正常収益力を分析したうえで機関決定しています。当社グループの経営戦略との整合性や将来における成長性、シナジー効果等についても、事前に十分に議論し進めるように努めています。 M&A後においては、シナジー実現に向けたフォローアップを行うとともに、業績が当初計画から大きく乖離していないかを月次で確認するとともに、経営会議で報告しています。必要に応じて、関係部門は、今後の方向性や業績改善のための対策を検討しています。 当社は、2026年3月31日現在において、国内20社、海外9社の連結子会社があり、うち、国内20社、海外5社はM&Aによる子会社であります。子会社化した後に、過去最高売上高、過去最高益を更新した子会社も多く、連結業績に大きく貢献しています。 (8) 人材の安定的確保について 当社グループが提供する音響・映像機器のオペレートや、システム設計、メンテナンス等においては、専門的な知識や技術、ノウハウが要求されます。当社グループの持続的成長を可能とするためには、従業員一人ひとりの成長と活躍が欠かせません。今後、人材獲得競争の激化や人材の流動化が加速することが見込まれる中、従業員エンゲージメントの低下等により必要な人材の確保・育成が計画どおりに進まない場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響が及ぶ可能性があります。 当社グループでは、新卒社員の採用を強化するとともに、高度な専門性を持つ人材の中途採用を進めています。また、教育研修の実施や自己啓発支援制度の導入により成長に資する機会を提供し、変化を先導するリーダーの育成に取り組んでいます。さらに、評価制度の充実、社内表彰制度の運用、ワークライフバランスを支える各種制度の整備、健康増進支援等の施策により、従業員がいきいきと働き、最大限の能力を発揮できるよう、環境整備に努めています。 (9) 情報セキュリティについて 当社グループは、業務の多くを情報システムに依存しています。コンピューターウイルスの侵入や不正アクセス等のサイバー攻撃によって情報システムに何らかの障害が生じた場合、当社グループの業務に重大な支障をきたす可能性があります。また、当社グループが保有する顧客や取引先、あるいは当社グループの機密情報や個人情報が、取扱いの不備や不正アクセス等により漏えいした場合には、当社グループの信用は低下し、損害賠償等を行う必要が生じることにより、当社グループの経営成績及び財政状態に影響が及ぶ可能性があります。 これらに対し、当社グループは、防御システムの多層化、情報システムの定期的なリプレイス、インシデント発生時の報告・対応体制の整備など、安定的に稼働できるよう対策を講じています。また、当社は、個人情報保護方針及び情報セキュリティ基本方針を定めるとともに、情報セキュリティに関する規程を整備し、情報管理の強化に努めています。具体的には、プライバシーマークを取得し、適切な個人情報の取扱いを実践することに加え、役員・従業員に対し情報セキュリティに関する研修やサイバー攻撃対応訓練を定期的に実施するなど、リテラシー向上に向けた取り組みを推進しています。 (10) コンプライアンスについて 当社グループは、事業活動を営むうえで、建設業法、製造物責任法、電気用品安全法、独占禁止法、下請法、労働基準法(その他 労務管理に関わる法令等を含む)等さまざまな法規制の適用を受けています。それらの法令の改廃、法的規制の新設・強化等が行われた場合、何らかの事情により法律に抵触する事態が生じた場合、当社グループの信用、経営成績及び財政状態に影響が及ぶ可能性があります。 当社グループは、「ヒビノグループ行動規範」において法令を遵守することを定め、役員・従業員に対し研修等を通じて徹底を図っています。社内体制としては、代表取締役社長(COO)を委員長、全取締役を委員、全監査役をオブザーバーとする内部統制委員会を設置し、その機能を補完する下部組織であるコンプライアンス委員会に対して指示を行い、報告を求める仕組みとなっています。さらに、代表取締役社長(COO)直轄の内部監査室が子会社を含め内部監査を実施するとともに、内部通報制度を設置し、違法行為等の未然防止や早期発見に努めています。 (11) 資金調達について 当社グループは、事業活動に必要な資金調達を、金融機関からの借入等により行っています。金融市況及び景気動向の急激な変動があった場合、当社グループの資金調達に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループの業績悪化等により資金調達コストが上昇した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響が及ぶ可能性があります。 これらに対し、当社グループは、調達時の金利情勢、外部マクロ環境、当社グループの状況等を総合的に勘案し、資金調達を実施することとしています。また、金融機関との良好な関係を維持し、コミットメントライン等の活用により十分な流動性を確保するとともに、資金調達先及び期間の適度な分散等に努めています。 (12) 競合について 当社グループは音響と映像を中心とした製品、商品、サービスを多様な市場に提供しており、他の業務用音響・映像機器メーカーや、コンサート・イベントの音響サービス、大型映像サービス会社をはじめ、さまざまな企業と競合しております。今後、さらなる価格競争の激化や、当社グループよりも顧客のニーズに合った製品、商品及びサービスを提供できる企業が新たに台頭してくることも否定はできません。また、経済のグローバル化に伴い、欧米等先進国の企業だけでなく新興成長国の企業との競争も激化しつつあります。これらの場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループの販売施工事業においては、競合他社との間で品質や機能・性能を含むさまざまな要素で競争しており、特に近年は、低価格化競争が激化しています。これらに対し、当社グループは、音と映像をコアとしたトータル・ソリューションの提供、顧客サービスの向上等によって競合他社との差別化を図り、競争力を維持・強化しています。 また、コンサート・イベントサービス事業においては、最新鋭かつ大量の機材を保有して競合他社との差別化を図るべく積極的な設備投資を実施していますが、今後、急速な技術革新により保有機材が陳腐化する可能性や、機材のコモディティ化、低価格化が進行した結果、機材での差別化が困難になる可能性があります。これらに対し、当社グループは、技術力やノウハウといった強みを生かすことはもとより、付加価値を生み出す源泉を機材等の有形資産から人的資産へとシフトするビジネスモデル変革を進めています。 (13) 技術革新について 当社グループの属する業務用音響・映像業界においては、技術の進化及び変化が著しく、当社グループが競争力を維持するためには、急速な技術革新に適時に対応していく必要があります。しかしながら、技術や市場ニーズの変化の読みと対応が遅れた場合、重点技術領域を強化するために必要な人材確保を含め適切な資源投下ができなかった場合などにおいては、当社グループの製品、商品、サービスの陳腐化、競争力低下等が生じる可能性があります。また、対応が可能な場合であったとしても、研究開発等に多額の費用が発生する可能性があります。かかる場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響が及ぶ可能性があります。 これらに対し、当社グループでは、常に最新のソリューションを顧客に提供するため、最新の技術情報を把握し、将来における顧客ニーズや業界トレンドを予測して、新しい技術への投資と事業化を継続的に行っています。 また、代表取締役会長(CEO)を責任者とする「ヒビノ・イノベーション活動」(アイデア提案制度)に取り組んでいます。アイデアから事業化までのプロセスの構築と体制整備を行うことで、新規事業のスピーディーな開発を可能としています。
経営成績の分析 (MD&A)6,802字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 経営成績等の状況の概要 (1) 財政状態 当連結会計年度末の資産につきましては、44,470百万円となり、前連結会計年度末と比べ357百万円増加しました。これは、契約資産、商品及び製品が増加したことが主な要因であります。 負債合計につきましては、29,472百万円となり、前連結会計年度末と比べ2,632百万円減少しました。これは短 期借入金が減少したことが主な要因であります。 純資産合計につきましては、14,997百万円となり、前連結会計年度末と比べ2,989百万円増加しました。これは親会社株主に帰属する当期純利益の利益剰余金への計上が主な要因であります。 (2) 経営成績 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果により、緩やかな回復が続きました。ただし、物価上昇やアメリカの通商政策の影響による下振れリスクをはじめ、金融資本市場の変動等の影響が懸念され、先行きが見通せない状況にあります。 このような状況のもと当社グループは、中期経営計画「ビジョン2025」(2023年3月期~2026年3月期)に基づき、グループビジョン「世界のヒビノへ」の実現に向けた取り組みを進めました。中期経営方針として「持続的成長を可能とする経営体質の構築」及び「健全経営の確立」の2つを掲げ、「ハニカム型経営」と「イノベーション」を成長戦略の柱としています。M&Aも活用しながら新領域の開拓を進めるとともに、「適正な利益」「財務の安定」「人的資本の向上」の健全経営サイクルの確立を目指しました。 その一環として、第1四半期には、シンガポールの音響・映像機器の販売施工会社Spectrum Audio Visual Pte. Ltd.を連結子会社化しました。 当連結会計年度の売上高は、M&Aに伴う新規連結及び連結範囲の拡大に加え、各事業が堅調に推移したことから、すべてのセグメントで前連結会計年度を上回り、過去最高を更新しました。利益面では、とりわけコンサート・イベントサービス事業が、大阪・関西万博やジャパンモビリティショー等の大規模イベント需要及びコンサート市場の活況を背景に伸長し、グループ全体の利益を大きく押し上げました。これにより、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は、いずれも計画及び前連結会計年度を上回り、過去最高を更新しました。 これらの結果、売上高67,603百万円(前連結会計年度比13.7%増)、営業利益5,066百万円(同21.4%増)、経常利益5,062百万円(同29.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益3,054百万円(同77.3%増)となりました。 セグメントの業績は、次のとおりであります。 [販売施工事業] 販売施工事業は、国内において、前連結会計年度に計上した大型案件の反動があったものの、LEDディスプレイ・システムの販売では、スタジアム・アリーナや都市部ランドマークの街頭ビジョン、商業施設、駅構内向けなど幅広い需要を取り込み、好調に推移しました。また、業務用音響・映像機器等の輸入販売及び施工では、放送局やホール向けの大型案件を計上しました。 海外では、第1四半期において、韓国子会社間の合併を実施し、業務効率化とコスト削減を進めています。また、シンガポールのSpectrum Audio Visual Pte. Ltd.を連結子会社化しました。さらに、前連結会計年度の第4四半期から連結対象としたオーストラリアのInSight Systemsグループの業績が期初から寄与したことから、アジア・オセアニア地域における売上規模は拡大しました。 利益面では、販売価格の適正化や採算管理の徹底に継続的に取り組んだことに加え、案件構成の変化もあり、売上総利益率は改善基調にありますが、前連結会計年度に計上した高収益の大型案件の反動が大きく、セグメント利益は減少しました。 これらの結果、売上高32,690百万円(前連結会計年度比7.1%増)と過去最高を更新し、セグメント利益1,098百万円(同48.0%減)となりました。 [建築音響施工事業] 建築音響施工事業は、メディア・コンテンツ関連や製造業等の顧客による設備投資の活発化、都市再開発の進展を背景に、スタジオ、音響実験室、ホールの新設・改修計画が複数進行し、同事業の中核である建築音響施工が引き続き高水準を維持しました。電磁波シールド施工については、機密性要件の高い特定領域において継続的な受注を確保しました。また、騒音対策施工については、データセンターの新設等に伴う需要拡大に加え、清掃工場や製造業向け案件も堅調に推移しました。これら新規案件や追加工事の積み上げにより、売上高は過去最高を更新しました。 利益面では、工事内容の変更等に応じた採算管理や原価低減に取り組んだことなどから、前連結会計年度に計上した高収益の大型案件の反動を吸収し、セグメント利益は前連結会計年度と同水準を維持しました。 これらの結果、売上高11,628百万円(前連結会計年度比9.7%増)、セグメント利益1,026百万円(同0.4%減)となりました。 [コンサート・イベントサービス事業] コンサート・イベントサービス事業は、主力のコンサート市場において、スタジアム公演やドームツアーを含む大型案件が相次ぎ、音響・映像ともに活発な稼働が続きました。また、大阪・関西万博においては、複数のパビリオンや関連施設、イベント向けに大型映像・音響サービスを提供しました。さらに、ジャパンモビリティショーや自動車メーカーのグローバルイベントといった企業イベント案件が集中しました。これら一連の大型案件の獲得により、売上高は過去にない水準となり、セグメント利益も過去最高を更新し、グループ全体の利益を大きく押し上げました。 なお、当社グループにおいて映像制作を担うCHグループ11社のうち、前連結会計年度の第2四半期より連結対象とした3社に加え、新たに当連結会計年度の第1四半期より連結範囲に含めた3社を合わせ、計6社を連結しています。 これらの結果、売上高21,342百万円(前連結会計年度比22.2%増)、セグメント利益4,231百万円(同71.4%増)となり、売上高及びセグメント利益ともに過去最高を更新しました。 [その他の事業] その他の事業は、前第2四半期連結会計期間より新たに追加された報告セグメントであります。 当連結会計年度は、売上高1,942百万円(前連結会計年度比116.1%増)、セグメント利益59百万円(前連結会計年度はセグメント損失18百万円)となりました。 (3) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度に比べ340百万円減少し、3,433百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果獲得した資金は8,621百万円(前連結会計年度比140.2%増)となりました。 資金の主な増加要因としては、税金等調整前当期純利益4,894百万円及び減価償却費3,312百万円であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は3,109百万円(前連結会計年度比35.8%減)となりました。 資金の主な減少要因としては、有形固定資産の取得による支出2,504百万円及び連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出570百万円であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は6,047百万円(前連結会計年度は718百万円の資金獲得)となりました。 資金の主な減少要因としては、短期借入金の純減額4,773百万円であります。 生産、受注及び販売の実績 (1) 生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称    当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)    前年同期比(%) 販売施工事業  (百万円)   4,379   114.7 建築音響施工事業  (百万円)   7,277   107.1 合計        (百万円)   11,657   109.8 (注)1.販売施工事業の金額は、当期完成工事高及び製造原価を記載しております。 2.建築音響施工事業の金額は、当期完成工事高を記載しております。 (2) 受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(百万円)   前年同期比(%)   受注残高(百万円)   前年同期比(%) 販売施工事業   10,427   115.7   4,997   145.5 建築音響施工事業   9,665   116.1   9,297   88.9 合計   20,093   115.9   14,294   102.9 (注)1.販売施工事業の受注実績は、建設工事及び映像製品に係る特注品を対象としております。 2.建築音響施工事業の受注実績は、建設工事を対象としております。 (3) 商品仕入実績 当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称    当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)    前年同期比(%) 販売施工事業   (百万円)   12,825   105.5 その他の事業   (百万円)   1,424   179.7 合計        (百万円)   14,250   110.0 (4) 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称    当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)    前年同期比(%) 販売施工事業    (百万円)   32,690   107.1 建築音響施工事業    (百万円)   11,628   109.7 コンサート・イベントサービス事業             (百万円)   21,342   122.2 その他の事業             (百万円)   1,942   216.1 合計   (百万円)   67,603   113.7 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において分析、判断したものであります。 (1) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成にあたりまして経営陣は、資産・負債及び収益・費用の計上、偶発債務等の開示に関連した種々の見積りを行っております。これら見積りにつきましては過去の実績や状況を勘案した合理的な仮定に基づき判断しておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果は見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しており、重要な会社の見積り及び当該見積りに用いた仮定については、「同注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。 (2) 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 ① 売上高及び売上総利益 売上高は、M&Aにより連結対象となった国内外子会社の寄与に加え、コンサート・イベントサービス事業において、コンサート市場の活況、大阪・関西万博及びジャパンモビリティショー等の大型イベント需要を捉えたことなどにより、すべてのセグメントで前連結会計年度を上回り、3期連続で過去最高を更新しました。 売上総利益は、売上高と同様の理由により、前連結会計年度と比べ増加しました。 これらの結果、売上高67,603百万円(前連結会計年度比13.7%増)、売上総利益は24,554百万円(同15.9%増)となりました。 ② 営業損益、経常損益 販売費及び一般管理費は、給料等人件費、のれん償却額及び支払手数料が増加したこと等により、前連結会計年度比2,478百万円増加の19,488百万円となりました。 営業外収益は、為替差益の計上、受取補償金の増加等により、前連結会計年度比127百万円増加の333百万円となりました。 営業外費用は、支払利息が増加した一方、前連結会計年度の為替差損が為替差益に転じたこと等により、前連結会計年度比116百万円減少の336百万円となりました。 これらの結果、営業利益は5,066百万円(同21.4%増)、経常利益は5,062百万円(同29.0%増)となりました。 ③ 特別損益及び親会社株主に帰属する当期純損益 特別利益はなく、特別損失は、関係会社整理損等を計上しました。前連結会計年度に計上したのれん償却額等がなくなったことにより、前連結会計年度比495百万円減少の168百万円となりました。 法人税、住民税及び事業税は2,169百万円、法人税等調整額は△442百万円となりました。 これらの結果、親会社株主に帰属する当期純利益は3,054百万円(同77.3%増)となりました。 (3) 経営成績等に重要な影響を与える要因について 経営成績等に重要な影響を与える要因は、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に詳述したとおりであります。 (4) 経営戦略の現状と見通し 経営戦略の現状と見通しは、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に詳述したとおりであります。 (5) キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 ① キャッシュ・フロー 当社グループのキャッシュ・フローの分析については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (3)キャッシュ・フローの状況」に詳述したとおりであります。 ② 資金需要 当社グループの資金需要の主なものは、運転資金、子会社取得に要する資金及び設備投資資金であります。設備(機材)投資資金は、最新鋭かつ大量の機材を保有し他社との差別化を図るために欠かすことのできないものです。また運転資金としては、売上債権の入金時期と仕入債務の支払時期に差異が出るため、一定の資金を常に保有しておく必要があります。 ③ 財務政策 当社グループは、運転資金、子会社取得に要する資金及び設備投資資金について、必要に応じて借入による資金調達を行っております。運転資金につきましては、貸出コミットメント契約を締結し機動的な調達を行なっております。子会社取得に要する資金及び設備投資資金につきましては、長期借入金による調達を行っております。また、グループ全社資金の効率化を図るため、資金余剰状態にある子会社から当社が資金を借り入れ、資金需要が発生している子会社に貸出を行うグループファイナンスを実施しております。 なお、貸出コミットメント契約の締結につきましては以下の財務制限条項が付されており、これに抵触した場合、借入先の請求に基づき、借入金を一括返済することがあり(複数ある場合は、条件の厳しい方を記載しております。)、当社グループの財政状態、経営成績及び信用に影響が及ぶ可能性があります。 ・各年度及び第2四半期の決算期末日において、貸借対照表(連結及び個別)における純資産の部の金額を、前年度決算期末日における純資産の部の合計額の80%以上に維持すること。 ・各年度及び第2四半期の決算期末日における、損益計算書(連結及び個別)の営業損益及び経常損益においてそれぞれ損失を計上しないこと。 (6) 経営者の問題認識と今後の方針について 経営者の問題認識と今後の方針は、「第2 事業の状況 1.経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に詳述したとおりであります。

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開示資料

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