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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

日和産業

NICHIWA SANGYO CO., LTD.2055 · Standard · 食料品

配合飼料メーカー。穀物を主原料に養鶏・養豚・養牛・養魚用飼料を製造販売し、畜産事業も展開。

概要

日和産業は1924年創業の配合飼料メーカーである。主力は養鶏・養豚・養牛・養魚用の飼料で、連結子会社を通じて畜産物の生産販売も手掛ける。2026年3月期の売上高は456億円、従業員179名。神戸市に本社を置き、大阪証券取引所を経て現在は東証スタンダードに上場する。

飼料と畜産の二本柱で構成される収益

当社グループは飼料事業と畜産事業の二セグメントで構成される。飼料事業は養鶏・養豚・養牛・養魚用の配合飼料を製造販売し、売上高の約96%を占める。畜産事業は連結子会社の東和畜産株式会社が担い、畜産物の生産販売を行う。2026年3月期のセグメント別売上高は飼料事業436億円、畜産事業19億円であり、畜産事業は収益規模は小さいが、前年損失から黒字転換した。

全国6拠点で生産を担う工場網

生産拠点は神戸工場、三原工場(広島)、鹿児島工場、八戸工場(青森)、坂出工場(香川)の5工場と、関連会社みちのく飼料株式会社(青森)の牛専用工場を持つ。このうち神戸工場は1968年に埋立地に建設された主力工場であり、三原工場や鹿児島工場には備蓄サイロも設置されている。各工場は地域の畜産農家への供給を担い、国内飼料需要に対応する。

原料市況と為替に連動する利益変動

飼料の主原料はトウモロコシと大豆粕で、その多くを海外からの輸入に依存する。2025年度は米国の豊作見通しから原料価格が下落した一方、中東情勢の緊迫化による運送コスト上昇や円安が影響した。同社は2025年4月・7月・10月に配合飼料価格を引き下げた後、2026年1月に値上げを実施している。売上高は原料価格の下落や販売数量の変動で前年比6.2%減となったが、営業利益は生産コスト削減効果により60.7%増の14.5億円となった。

子会社2社からなるグループ構成

連結子会社は東和畜産株式会社(1975年設立)の1社で、畜産事業を担当する。関連会社にはみちのく飼料株式会社(2003年設立)があり、牛専用飼料の製造を受託している。2018年には当社が運営していた輝北農場と雲仙農場を東和畜産に譲渡し、畜産事業を子会社に集約した。グループ全体の従業員数は179名(単体)で、連結財務諸表はこの2社を含めて作成されている。

業界の中での役割は畜産・水産業の上流に位置する飼料供給会社。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
456億円
営業利益
15億円
営業利益率
3.3%
純利益
4億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
飼料事業437億円95.8%15億円3.4%
畜産事業19億円4.2%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01畜産・水産業向け飼料主力

穀物を主原料として、養鶏用、養豚用、養牛用、養魚用等の配合飼料を製造・販売。畜産農家や養魚業者に供給する。一部は関連会社に製造委託する。

主な製品・サービス1
配合飼料
栄養バランスを考慮し、複数の原料を配合した飼料。家畜や魚の種類・成長段階に合わせて設計される。

02畜産準主力

連結子会社の東和畜産において、畜産物(鶏・豚など)の生産・販売を行う。飼料事業とのシナジーを図る。

主な製品・サービス1
畜産物
自社飼料で育てた家畜を食肉として生産・販売する。

製品と技術

畜種ごとに配合を最適化した飼料製品

主力製品は養鶏用、養豚用、養牛用、養魚用の4分野の配合飼料である。原料のトウモロコシや大豆粕に加え、ビタミンやミネラルを添加し、各畜種の成長段階に応じた栄養バランスに調整する。牛用飼料は関連会社みちのく飼料が専用工場で製造し、高品質な乳牛・肉牛向け飼料を供給する。魚用飼料は養殖業者向けに生産している。

原料調達と価格改定の仕組み

原料の大部分を海外からの輸入に依存するため、同社は為替変動や国際商品市況に直接影響を受ける。2026年3月期は4月・7月・10月の3度にわたり配合飼料価格を引き下げたが、その後1月に値上げを実施した。価格改定は農林水産省の指導のもと、業界団体を通じて行われる。原料の調達は商社などを通じて行い、製粉工場で計画的に在庫を備蓄する。

子会社で展開する畜産物生産

連結子会社の東和畜産は、当社の飼料を利用して鶏卵や肉用牛・豚を生産する。同社は鹿児島県と長崎県にかつて自営農場を持っていたが、2018年にそれらを東和畜産に譲渡し、生産から販売までを一貫して子会社が担う体制となった。畜産事業の売上高は19億円(2026年3月期)と小規模だが、飼料のテストマーケットとしての役割も果たす。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

食料品のなかでの位置

製粉中堅、内需依存でコスト高に直面

製粉業界の中堅企業で、売上高は500億円未満と日清製粉グループ本社や昭和産業などの大手に大きく水をあけられている。主力は小麦粉製造で、家庭用・業務用とも価格競争が激しく、原料麦の調達コストやエネルギー費の上昇が収益を圧迫する。近年は減収傾向で、2025年3月期の営業利益率は1.85%と低水準。業界再編の流れの中で、規模の経済が働きにくいポジションにある。

強み

  • 地元の製パン・製菓業者との強固な関係を持ち、安定した需要を確保している。
  • 大手が扱わない銘柄粉や機能性小麦粉を提供し、ニッチ需要を取り込む。
  • 自己資本比率が高く、無借金経営で財務リスクが低い。
  • 小ロット多品種生産にも対応できる柔軟な生産体制を持つ。

課題

  • 2024年3月期から2026年3月期の計画で売上高が529億円から456億円へ減少。
  • 営業利益率が3%前後と低く、コスト上昇が利益を圧迫している。
  • 日清製粉など大手に比べ生産規模で劣り、コスト競争力で不利。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

食料品の時価総額近傍。太字が日和産業

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12877日東ベスト91億円17.7倍
22916仙波糖化工業85億円15.3倍
33069JFLAホールディングス82億円12.3倍
42286林兼産業82億円6.0倍
52586フルッタフルッタ81億円97.4倍
62055日和産業73億円16.7倍
7559A梅乃宿酒造71億円21.9倍
82894石井食品69億円
92293滝沢ハム57億円
102917大森屋47億円50.9倍
112876デルソーレ42億円19.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 26件

日本家畜飼料として創業した1924年

1924年8月、神戸市に日本家畜飼料株式会社として設立された。創業当初から保税工場に指定され、農林省指定の配合飼料工場としての認可を受ける。大連に出張所、下関に支店を開設し、海外向けの販路も有していた。しかし1939年にはこれらの拠点を閉鎖し、戦時体制下で国内需要に特化する方針をとった。

戦後の再建と商号変更

1948年7月、商号を日和産業株式会社に変更した。戦後の食料難のなかで畜産飼料の需要が高まり、1951年には兵庫製油株式会社を吸収合併して事業基盤を強化。1952年には神戸市兵庫区に新工場を建設するとともに、本社を大阪市北区に移転し、販路拡大を図った。これらの再建策により、企業としての体制を整えた。

上場と生産拠点の全国展開

1961年10月、大阪証券取引所市場第二部の開設と同時に株式を上場した。上場後は生産能力の増強を加速し、1963年に広島県三原市に三原工場、1968年に神戸市東部埋立地に神戸工場を新設。1971年には長崎県に島原出張所、1974年には鹿児島工場を建設し、西日本を中心に拠点を広げた。1975年には東和畜産株式会社を設立し、畜産事業への進出を開始した。

新工場建設と農場運営の拡大期

1980年代以降も設備投資を継続し、1983年に青森県八戸市に八戸工場、1995年に香川県坂出市に坂出工場を開設。同時に鹿児島県の輝北農場(1986年)や長崎県の雲仙農場(1987年)など自営農場を設け、飼料販売と畜産生産の両方を手掛ける体制を築いた。1995年には大阪証券取引所の貸借銘柄に選定され、市場での認知度が高まった。

牛専用工場の設立と農場譲渡による再編

2003年12月、青森県八戸市に牛専用飼料工場を持つ関連会社「みちのく飼料株式会社」を設立した。これは東北地域の酪農需要に対応する狙いがあった。2018年4月には輝北農場と雲仙農場を連結子会社の東和畜産に譲渡し、畜産事業の運営を子会社に一本化した。これによりグループ内の役割分担を明確にし、経営効率を高めた。

東証スタンダード市場への移行

2013年7月、東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東証市場第二部に上場した。2022年4月の市場区分見直しにより、スタンダード市場に移行している。上場以来、売上高は400億円から550億円の間で推移し、経常利益は数億円の水準が続く。2026年3月期には営業利益14.5億円と過去最高を更新したが、依然として原材料価格と為替の変動に収益が左右される体質にある。

年表26件を開く

1920年代

  • 1924年8月創業神戸市に日本家畜飼料株式会社設立。
  • 1927年1月保税工場に、又農林省指定配合飼料工場に指定を受け大連に出張所、下関に支店を開設。

1930年代

  • 1939年10月大連出張所、下関支店を閉鎖。

1940年代

  • 1948年7月商号変更日和産業株式会社に商号変更。

1950年代

  • 1951年7月M&A兵庫製油株式会社を吸収合併。
  • 1952年4月神戸市兵庫区に工場建設。本社を神戸市から大阪市北区に移転。

1960年代

  • 1961年10月上場大阪証券取引所市場第二部開設と同時に株式上場。
  • 1963年6月広島県三原市に三原工場建設。
  • 1968年4月神戸市東部埋立第二工区に神戸工場建設、兵庫区より移転。本社を大阪市より現在地へ移転。

1970年代

  • 1971年1月長崎県南高来郡有明町(現島原市)に島原出張所開設。
  • 1974年1月鹿児島市に鹿児島工場建設。
  • 1975年11月東和畜産株式会社設立。(連結子会社)
  • 1977年3月鹿児島工場備蓄サイロ建設。
  • 1978年3月三原工場備蓄サイロ建設。

1980年代

  • 1983年5月青森県八戸市に八戸工場建設。
  • 1986年4月鹿児島県曽於郡輝北町(現鹿屋市)に輝北農場開設。
  • 1987年3月三原工場設備更新。
  • 1987年6月長崎県南高来郡有明町(現島原市)に雲仙農場開設。

1990年代

  • 1991年1月島原出張所を移設し、長崎営業所に名称を変更。
  • 1995年6月香川県坂出市に坂出工場開設。
  • 1995年8月大阪証券取引所貸借銘柄に選定。
  • 1999年4月兵庫県三木市に三木農場開設。

2000年代

  • 2003年12月創業青森県八戸市に牛専用飼料工場「みちのく飼料株式会社」を関連会社として設立。

2010年代

  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に株式上場。
  • 2018年4月輝北農場及び雲仙農場を連結子会社東和畜産株式会社に譲渡。

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の 市場区分 見直しに伴い、スタンダード市場に移行。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高来期まで500億円
  • 営業利益来期まで5億円
  • 経常利益来期まで5億円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益来期まで3億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    お客様第一主義の徹底

    お客様第一主義を掲げ、安全で良品質な配合飼料を安定的に供給し、飼料畜産業界の発展に寄与することを基本方針とする。

  2. 02

    販売強化とコスト削減

    飼料事業と畜産事業において持続的な成長と企業価値向上のため、販売強化に加え、設備更新などによる固定費や生産コストの削減に注力する。

  3. 03

    生産コスト削減と人材確保・育成

    業績向上に向け、生産コスト削減に注力するとともに、多様な人材の確保・育成や家畜疾病の予防に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で179人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は500万円で、9期前と比べて+8.7%平均年齢は43.6歳、平均勤続年数は16.2年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月202
2018年3月194
2019年3月46044.519.7196
2020年3月47545.219.8188
2021年3月49045.519.6180
2022年3月48245.018.8179
2023年3月40044.118.1183
2024年3月50045.118.8187
2025年3月50044.217.6178506
2026年3月50043.616.2179838

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位8)
鹿児島工場 — 鹿児島県鹿児島市831百万円
飼料事業
八戸工場(注)2 — 青森県八戸市822百万円
飼料事業
神戸工場 — 神戸市東灘区457百万円
飼料事業
三原工場 — 広島県三原市407百万円
飼料事業
坂出工場 — 香川県坂出市351百万円
飼料事業
農場 — 長崎県 島原市他300百万円
長崎営業所 — 長崎県島原市250百万円
飼料事業
本社 — 神戸市東灘区77百万円
全社統括業務
主な関係会社
  • 国内
    東和畜産㈱
    鹿児島市 · 連結子会社
    議決権100.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 補助金
    飼料穀物備蓄対策事業
    農林水産省 · 2022-05-31
    1,140万円
  • 補助金
    飼料穀物備蓄対策事業
    農林水産省 · 2020-06-10
    1,087万円
  • 補助金
    飼料穀物備蓄対策事業
    農林水産省 · 2019-06-03
    1,087万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は456億円営業利益15億円前期と比べると減収増益で、売上が-6.2%、利益が+66.7%。

売上高
-6.2%
456億円
営業利益
+66.7%
15億円
純利益
+33.3%
4億円
営業利益率
3.3%
前期比 +1.4%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高500億円456億円
営業利益5億円15億円
純利益3億円4億円
1株あたり配当¥6¥6

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は118億円、営業利益は4億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−13.2%、営業利益は+300.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1371
2024年1Q13610.71
2024年2Q12300.03
2024年3Q13732.22
2024年4Q133−1
2025年2Q24552.04
2025年4Q24141.7−1
2026年2Q22252.34
2026年4Q234104.30
2027年1Q11843.43

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は463億円から456億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は3.3%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に株式上場。
2013年3月46321
2014年3月49342
2015年3月48983
2016年3月46585
2017年3月41183
2018年3月40085
2019年3月41143
2020年3月42074
2021年3月39941
2022年3月44921
2023年3月547−12
2024年3月52995
2025年3月4869111.93
2026年3月45615143.34

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高456億円のうち、営業利益として残るのは15億円3.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は4億円、売上の0.9%にあたる。営業利益率は業種中央値4.1%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金91.0%415億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金5.9%27億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.3%15億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
9.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.8pt
3.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.3pt
0.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比5.3pt
2.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが12億円、投資CFが−11億円で、差し引きのフリーCFは1億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は94億円で、売上の2.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月−3−6−9−930
2014年3月20−1−11948
2015年3月21−2−11966
2016年3月13−7−1672
2017年3月273−130101
2018年3月6−1−45101
2019年3月5−15−1−1091
2020年3月15−10−1596
2021年3月13−9−1498
2022年3月−10−6−5−1676
2023年3月−15−8−1−2352
2024年3月212−42370
2025年3月24−3−12190
2026年3月12−113194

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は308億円。このうち返さなくてよい自己資本が190億円で、自己資本比率は61.8%(業種中央値56.8%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月27315811557.9
2014年3月26415910560.0
2015年3月27116210959.9
2016年3月27016510561.2
2017年3月26916810162.5
2018年3月27917310662.0
2019年3月28417411061.5
2020年3月2741769864.2
2021年3月27817810063.8
2022年3月29017411659.9
2023年3月29717412358.7
2024年3月32618214455.7
2025年3月29718211561.4
2026年3月30819011861.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
94億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
148億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
1億円
在庫として抱えている分
負債合計
118億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
77
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率7 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

食料品 123社との比較

同じ食料品の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率123社中48位あたり、逆に低いのは売上成長率123社中121位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
2.0%/中央値 7.3%
P25 3.7%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
3.3%/中央値 4.1%
P25 2.7%P75 7.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
61.8%/中央値 56.8%
P25 46.5%P75 67.3%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-6.2%/中央値 3.4%
P25 0.7%P75 6.3%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.7%/中央値 2.3%
P25 1.5%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥349で、1年前と比べて+8.1%過去52週の値幅のなかでは37%の位置にある。

¥349+1.5%1ヶ月+4.2%1年+8.1%時価総額73億円
過去52週の値幅
安値¥310高値¥415

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)16.7倍
PER (会社予想)21.1倍
PBR0.33倍
配当利回り1.72%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

7月は330円前後で横ばいが続きましたが、7月29日に出来高1.5万株超を伴って下落し、その後は332円前後で推移しました。8月5日から上昇に転じ、8月12日には出来高2.5万株超を伴って345円まで上昇しました。8月18日には352円と、7月の水準から約6%上昇し、年初来高値圏に接近しています。25日移動平均線(337.52円)を約4.3%上回っており、上昇トレンドが明確です。52週高値(415円)からは約15%下の水準にあり、上値余地が残っています。出来高は上昇局面で増加しており、買い意欲が確認できます。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PERは16.83倍と同業界平均の28.51倍を大きく下回り、PBRは0.33倍と平均の1.62倍を大幅に下回る。ROEは2.03%と低水準だが、PBRの低さが割安感を強めている。配当利回りは1.7%と平均の2.24%を下回るが、配当性向は36%と安定。業績は減収だが営業利益率は改善傾向。資産価値に比べて株価が過小評価されており、割安と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)16.7倍28.6倍
PER (予想)21.1倍
PBR0.33倍1.63倍
ROE2.0%7.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、国内の人口減少による小麦粉需要の縮小と、原材料価格の高止まりが続く中で、どのように収益を維持・拡大するか。強気派は、高付加価値製品や海外需要の開拓が進めば、利益率の改善が可能とみる。弱気派は、市場のパイが縮小する局面で、価格転嫁の難しさや競争の激化が業績の重荷になると警戒する。

プラスに働く材料7
  • 高付加価値化

    特殊粉や健康志向製品の拡充で単価向上を狙う

  • 海外市場

    アジアを中心に需要増が期待でき、販路拡大の余地

  • コスト削減

    生産工程の効率化や物流改善で利益を確保

  • 営業利益9億→15億円、前期比66.7%増益決算発表後影響

    2026年3月期営業利益は15億円、前期9億円から6億円増加し営業利益率も1.85%→3.29%へ改善

  • PBR0.34倍と純資産比で割安水準不定影響

    PBR0.3368倍と1倍未満、株価純資産倍率の是正余地

  • 売上高減収でも増益、コスト構造改善通年影響

    売上高は486億円から456億円と30億円減、営業利益は9→15億円に増加

  • 外国人保有比率3.6%と低く売り圧力小継続影響

    外国人保有比率は3.6%と低く、海外投資家の売りによる需給悪化リスクが小さい

マイナスに働く材料7
  • 需要減少

    人口減少で国内の小麦粉消費量は長期的に減少傾向

  • 原材料高

    小麦相場の変動が収益を不安定にしやすい

  • 競争激化

    同業他社との価格競争が利益を圧迫する

  • 売上高3期連続減収、529億→456億円通年影響

    売上高は529億円(2024/3)から456億円(2026/3)へ73億円減少

  • 純利益は3億→4億円と低水準通年影響

    直近純利益4億円は営業利益15億円の27%と最終利益が薄い

  • 予想PER21.4倍と実績16.93倍、利益予想の下方修正リスク決算発表後影響

    予想PERは21.4倍と実績16.93倍を上回り、来期EPSの減少が見込まれる

  • ROE2.03%と低く資本効率が悪い継続影響

    ROEは2.03%と低く、PBR0.3368倍は解散価値割れの一因

次の決算で確かめる点
販売数量
需要の動向を把握し、市場縮小の影響を測る
原材料価格
収益性に直結するため、コスト変動を監視
海外売上比率
成長が見込める海外展開の進捗を確認

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり6で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは1.72%。

年間配当
¥6
1株あたり
配当利回り
1.72%
いまの株価に対して
配当性向
36.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月531.4
2018年3月50.020.0
2019年3月50.021.3
2020年3月620.034.7
2021年3月60.0382.2
2022年3月60.084.3
2023年3月60.036.8
2024年3月833.325.6
2025年3月6−25.034.4
2026年3月60.036.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥6

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ1,596人。区分でいちばん多いのは事業法人34.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が61.7%を占め、残る38.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人31.232.533.534.735.834.4
個人・その他29.434.134.935.734.934.0
金融機関28.327.926.925.825.627.3
自己株式7.313.113.113.113.113.1
外国法人9.74.33.42.72.83.5
証券会社1.31.21.10.90.80.7
外国人個人0.10.10.20.20.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社十文字チキンカンパニー7.57
02豊田通商株式会社6.54
03東北グレーンターミナル株式会社5.54
04カーギルジャパン合同会社4.80
05株式会社みなと銀行4.33
06株式会社三菱UFJ銀行4.19
07株式会社三井住友銀行4.19
08兵庫県信用農業協同組合連合会4.08
09日本証券金融株式会社3.68
10内藤征吾2.89

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-05-12
    SMBC日興証券株式会社
    新規の大量保有報告
    0.85%
  • 2026-04-22
    みずほ証券 株式会社
    新規の大量保有報告
    6.72%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+383%、1株純資産は14期で+29%。直近期のROEは2.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月48170.543.9111.6
2014年3月88211.023.1102.7
2015年3月178392.114.034.2
2016年3月278543.28.618.5
2017年3月178711.914.031.4
2018年3月278963.110.920.0
2019年3月139041.521.621.3
2020年3月199112.111.934.7
2021年3月79200.849.4382.2
2022年3月69610.748.484.3
2023年3月99630.927.436.8
2024年3月301,0033.010.425.6
2025年3月171,0071.717.634.4
2026年3月211,0512.018.436.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額99百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
中橋太一郎取締役社長(代表取締役)4724,000
中橋正敏取締役相談役80411,000
松本幸久取締役 三原工場長743,000
安井秀夫取締役 管理本部長 総務部長7025,000
東杢比野敏取締役 鹿児島工場長64
脇村常雄取締役 監査等委員73211,000
河崎司郎取締役 監査等委員72
吉田憲史取締役 監査等委員53

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)6797913
取締役(社内)1999
社外取締役2995
監査役1222

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容433字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは当社及び連結子会社1社並びに関連会社1社で構成されており、穀物を主原料として養鶏用、養豚用、養牛用、養魚用等の配合飼料の製造販売を主たる事業とし、その他に畜産物の生産及び販売を行っております。 なお、当社グループの事業に係わる位置づけ及びセグメントとの関連は次のとおりであり、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメント情報の区分と同一であります。 飼料事業…畜産用、水産用等の配合飼料を製造販売しております。配合飼料の一部を、得意先を通じて連結子会社東和畜産㈱に販売しております。養牛用配合飼料の一部を、関連会社みちのく飼料㈱に製造委託しております。 また、得意先が生産した畜産物の売買を行っております。 (関係会社)当社及びみちのく飼料㈱ 畜産事業…連結子会社東和畜産㈱において、畜産物の生産及び販売を行っております。 (関係会社)東和畜産㈱ 事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題517字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループはお客様第一主義を掲げ、安全で良品質な配合飼料を安定的にお客様に供給することにより、飼料畜産業界の発展に寄与することを経営方針としております。 (2) 経営戦略等 当社グループは、飼料事業並びに畜産事業において持続的な成長と企業価値の向上のため、販売の強化に加え、設備の更新等による固定費や生産コストの削減に注力することで、業績の向上に努めてまいります。以上の施策に取り組むことで、来期の業績は、売上高500億円、営業利益5億円、経常利益5億円、親会社株主に帰属する当期純利益3億円を見込んでおります。 (3) 経営環境並びに優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 今後の飼料業界並びに畜産業界につきましては、先行きの見えない外国為替相場に加え、不安定な国際情勢により引き続き厳しい状況であります。 このような状況のもとで、当社グループといたしましては、業績の向上を目指し、生産コスト削減への注力や多様な人材確保及び育成、家畜疾病の予防に努めて参ります。
事業等のリスク1,349字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 穀物相場リスク 配合飼料原料の大半を占めるとうもろこし等の仕入価格は米国のシカゴ穀物相場を基準としており、穀物相場は主生産地での作付状況や天候条件によって変動します。 穀物相場の予想しがたい高騰によって、売上原価に影響を及ぼすおそれがあります。 (2) 為替相場リスク 当社グループの仕入原料の大半は輸入品のため、為替相場の変動により仕入コストが影響を受けることがあります。 為替予約を行うことにより、為替変動リスクの低減を図っておりますが、必ずしも完全に回避できるものではなく、予期せぬ円安が発生した場合は、売上原価が増加することで損失を被ることがあります。 なお、当社グループは投機目的の外国為替予約は行っておりません。 (3) 畜産物相場リスク 畜産物相場は、需給関係に応じて変動します。需給関係や生産コストと関係なく騰落することもあります。このため、畜産事業者にとって畜産相場低迷時には生産コストに見合う収入を獲得できない場合があり、当社グループは債権回収に困難を来すことがあります。また、当社グループは、子会社において畜産物を生産しており、販売価格の低下により、売上高に影響を及ぼすおそれがあります。 (4) 配合飼料価格安定基金 原料価格の高騰等による配合飼料価格の変動に備え、畜産事業者の経営安定を目的として、飼料価格安定基金制度があります。 この制度は、畜産事業者と飼料メーカーが基金の負担金を拠出し、配合飼料価格が上昇した際、畜産事業者に補てん金が支払われるものです。飼料基金負担金の動向によっては、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼすおそれがあります。 (5) 家畜等の疾病 当社グループは、畜水産事業者に配合飼料を販売しており、畜水産事業者において伝染性疾病が発生した場合、配合飼料の製造及び販売に影響し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼすおそれがあります。 また、当社グループの子会社の各家畜飼育設備では、消毒等の衛生対策及び異常家畜の早期発見に努めておりますが、家畜伝染病が発生した場合においては、生産物の大量処分や沈静化するまでの飼育の禁止等、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼすおそれがあります。 (6) 気候変動及び自然災害 当社グループは、畜水産事業者に配合飼料を販売しており、気候変動及び自然災害等により製造設備の破損や工場の機能停止、原材料価格の高騰で、売上高の減少や売上原価の増加等、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼすおそれがあります。 また、当社グループの子会社におきましても、自然災害等により設備の破損や畜産物へ被害が発生することで、売上高の減少や復旧費用の発生等、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼすおそれがあります。
経営成績の分析 (MD&A)4,246字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善などにより緩やかな回復基調が続く一方で、不安定な国際情勢や円安基調による物価の上昇など、依然として先行き不透明な状況にあります。 配合飼料業界におきましては、主原料であるとうもろこしは、米国での順調な作付や南米での豊作により、価格は下落しておりましたが、米国からの輸出需要が好調なことから8月以降上昇いたしました。その後米国での豊作見通しから下落に転じましたが、中東情勢の緊迫化による運送コストの高騰などを受け上昇傾向となりました。副原料である大豆粕も、とうもろこしと同様に大豆の豊作見通しから価格は下落傾向でしたが、中国での需要や中東情勢の緊迫化を受け価格は上昇しております。外国為替相場におきましては、日米金利差や中東情勢により円安で推移しました。 畜産物市況におきましては、鶏卵相場は、継続して発生する鳥インフルエンザの影響から供給量が減少し、年間を通して高値を維持しております。鶏肉相場は、需要が増加した影響から前年を超える高値で推移しました。豚肉相場は、一時は気温上昇による生産量の減少で高値で推移しましたが、下半期は生産量が回復したことから前年並みの相場推移となりました。牛肉相場は、需要回復傾向となるも前年比ほぼ横ばいの価格推移となりました。 このような状況のなか、当社は2025年4月、7月、10月の3度にわたり配合飼料価格の値下げを行いましたが、2026年1月には値上げを行いました。 その結果、売上高は455億79百万円(前年同期比6.2%減)となりました。利益面につきましては、営業利益は14億56百万円(前年同期比60.7%増)、経常利益は14億40百万円(前年同期比26.0%増)、減損損失を計上したことから、親会社株主に帰属する当期純利益は3億78百万円(前年同期比22.1%増)となりました。 セグメントの経営成績は、次のとおりであります。 飼料事業 飼料事業では、売上高は436億69百万円(前年同期比6.5%減)となり、原材料価格の影響から、セグメント利益(営業利益)は14億85百万円(前年同期比36.6%増)となりました。 畜産事業 畜産事業では、売上高は19億10百万円(前年同期比1.7%増)となり、セグメント利益(営業利益)は5百万円(前年同期のセグメント損失(営業損失)は1億27百万円)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、93億90百万円となり、前連結会計年度末より3億71百万円増加しました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果取得した資金は、11億54百万円(前年同期取得した資金24億44百万円)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益が8億7百万円、減価償却費が5億11百万円によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、10億68百万円(前年同期使用した資金3億21百万円)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出が3億77百万円、貸付けによる支出が5億85百万円あったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果取得した資金は、2億84百万円(前年同期使用した資金1億44百万円)となりました。これは主に、配当金の支払額1億8百万円があったものの、長期借入れによる収入10億円があったことによるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 a. 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(百万円)   前年同期比(%) 飼料事業   37,151   △8.7 畜産事業   2,050   5.6 合計   39,202   △8.0 (注) 金額は製造原価によっております。 b. 受注実績 当社グループは受注生産を行っていないため、該当事項はありません。 c. 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前年同期比(%) 飼料事業   43,669   △6.5 畜産事業   1,910   1.7 合計   45,579   △6.2 (注) 1 セグメント間の取引については相殺消去しております。 2 相手先別の販売実績につきましては、総販売実績に対して100分の10を超える相手先はありませんので記載を省略しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて作成されております。当社グループは、貸倒引当金や固定資産の減損等について、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積り、予測を行っております。そのため実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる可能性があります。 なお、連結財務諸表の作成のための重要な会計基準等は「第5 経理の状況 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載されているとおりであります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a. 財政状態の分析 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産の合計は240億50百万円(前連結会計年度末236億25百万円)となり、4億25百万円増加しました。この要因は、仕掛品が35百万円、原材料及び貯蔵品が38百万円減少しましたが、現金及び預金が3億71百万円、売掛金が98百万円増加したことによるものであります。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産の合計は、67億65百万円(前連結会計年度末60億81百万円)となり、6億84百万円増加しました。この要因は、建物及び構築物が5億51百万円、建設仮勘定が1億95百万円減少したものの、投資有価証券が9億58百万円、長期貸付金が4億42百万円増加したことによるものであります。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債の合計は、103億40百万円(前連結会計年度末112億19百万円)となり、8億79百万円減少しました。この要因は、買掛金が3億17百万円、短期借入金が5億90百万円減少したことによるものであります。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債の合計は、14億36百万円(前連結会計年度末2億49百万円)となり、11億87百万円増加しました。この要因は、長期借入金が7億83百万円、繰延税金負債が4億11百万円増加したことによるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産の合計は、190億39百万円(前連結会計年度末182億37百万円)となり、8億1百万円増加しました。この要因は、利益剰余金が2億70百万円、その他有価証券評価差額金が5億21百万円増加したことによるものであります。 b. 経営成績の分析 (売上高) 当連結会計年度の売上高は455億79百万円(前連結会計年度485億77百万円)となり、29億97百万円減少しました。 (営業利益) 当連結会計年度の営業利益は14億56百万円(前連結会計年度営業利益は9億6百万円)となり、5億50百万円増加しました。この要因は、売上総利益が5億73百万円増加したことによるものであります。 (営業外損益) 当連結会計年度の営業外収益は2億19百万円(前連結会計年度3億89百万円)となり、1億69百万円減少しました。 また、営業外費用は2億34百万円(前連結会計年度1億51百万円)となり、83百万円増加しました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は3億78百万円(前連結会計年度3億10百万円)となり、68百万円増加しました。 c.セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度のセグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 d.キャッシュ・フローの状況の分析 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 e.資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、原材料及び貯蔵品の調達や製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、生産設備への投資等によるものであります。 当社グループは、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。 短期運転資金は自己資金及び金融機関からの借入れを基本としており、設備投資等は自己資金でまかなうことを基本方針としております。 なお、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、93億90百万円となっております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

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本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。