概要
大森屋は1955年に大阪で創業した海苔加工品を中心とする食品メーカーである。家庭用・業務用の海苔、ふりかけ、お茶漬け海苔、即席スープなどを製造販売し、2024年9月期の連結売上高は165億円。東京証券取引所スタンダード市場に上場し、連結従業員152名、中国に販売子会社を持つ。
食品製造販売の単一セグメントで構成されるグループ
大森屋グループは、当社と連結子会社の大森屋(上海)貿易有限公司の2社で構成される。報告セグメントは「食品製造販売事業」の単一セグメントであり、開示情報としての重要性が乏しいため、セグメント情報の記載を省略している。当社は国内で家庭用海苔、進物品、ふりかけ等、業務用海苔製品の製造・販売を手がけ、子会社は中国市場向けに同様の製品を販売している。
海苔・ふりかけ・スープなど多様な品目で構成される収益構造
2024年9月期の品目別売上高は、業務用海苔が75億円(構成比45.4%)で最大、次いで家庭用海苔62億円(37.6%)、ふりかけ等21.2億円(12.8%)、進物品5.74億円(3.5%)、その他1.14億円(0.7%)となっている。価格改定により家庭用海苔は前年比5.9%増となったが、業務用海苔はおにぎり等の価格上昇による需要減で1.1%減となった。
大阪に本社、福岡と広川に生産拠点、中国に販売子会社
本社は大阪市此花区に所在し、生産拠点として福岡工場(柳川市)と広川工場(広川町)を持つ。関西物流センターを西宮市に置き、2021年には本社を新築移転した。中国市場開拓のため2013年に設立した大森屋(上海)貿易有限公司を通じて海外販売を展開している。また、2022年には京都市に直営のおむすび専門店「のり結び 京都寺町店」を出店した。
収益性と経営指標:ROE向上を目指すが2024年は赤字
大森屋は自己資本利益率(ROE)を重要な経営指標と位置づけ、その向上を目標としている。2024年9月期の連結ROEは△0.6%(前期比2.2ポイント減)で、目標の1.5%を下回った。原材料価格や資材価格の上昇が利益を圧迫し、営業損失66百万円、親会社株主に帰属する当期純損失73百万円を計上した。2025年9月期の見通しでは売上高180億円、営業利益3.71億円、純利益1.96億円としている。
業界の中での役割は海苔の加工・販売におけるスペシャリスト。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01食品製造販売主力
海苔を中心に、家庭用・業務用・進物品の海苔製品やふりかけ等を製造・販売。国内市場に加え、中国市場にも展開。
- 家庭用海苔
- 一般家庭向けの焼き海苔などの製品。
- 進物品
- 贈答用の海苔製品。
- ふりかけ
- 海苔を使用したふりかけ製品。
- 業務用海苔
- 飲食店や食品加工業者向けの海苔製品。
製品と技術
焼き海苔を中心とした家庭用・業務用海苔製品
大森屋の主力製品は海苔であり、家庭用の焼き海苔・味付け海苔と、業務用の海苔製品に大別される。家庭用海苔はスーパーなど小売チャネル向けで、価格改定により2024年9月期に売上高62億円を計上した。業務用海苔はおにぎりや寿司チェーン、弁当メーカー向けが中心で、売上高75億円と全体の約45%を占める。原料の海苔は気候変動や漁家減少により国内収穫量が減少傾向にあり、仕入価格が業績に影響を与える。
ふりかけや即席スープなどの加工食品群
「しらすふりかけ」(1980年発売)を皮切りに、ふりかけ製品は売上高21.2億円を達成している。「緑黄野菜ふりかけ」や「カリカリ梅」シリーズなど、食材の特性を活かしたバリエーションを展開。また、2005年発売の「しじみわかめスープ」は即席スープの定番製品として定着した。これらの加工食品は海苔以外の収益源として、家庭用・業務用双方で販売されている。
進物品およびギフト向けの高級海苔製品
進物品部門は、のし海苔やギフトセットなど贈答用の高級海苔製品を扱う。2024年9月期の売上高は5.74億円で前年比3.8%減となった。少子高齢化や冠婚葬祭の簡略化により需要が減少傾向にあるが、引き続き品質重視の製品を提供している。これらの製品は百貨店や専門店、オンラインショップを通じて販売される。
直営店「のり結び」で展開するおむすび専門店事業
2022年4月に京都市中京区にオープンした「のり結び 京都寺町店」は、おむすび専門店として自社の海苔やふりかけを使用した商品を提供している。この直営店は、消費者との直接接点を持ち、ブランド体験を強化する目的がある。事業規模は小さいが、新たな販路として今後の展開が注目される。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
同業の企業
食料品の時価総額近傍。太字が大森屋
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 2586フルッタフルッタ | 81億円 | 97.4倍 |
| 2 | 2055日和産業 | 73億円 | 16.7倍 |
| 3 | 559A梅乃宿酒造 | 71億円 | 21.9倍 |
| 4 | 2894石井食品 | 69億円 | — |
| 5 | 2293滝沢ハム | 57億円 | — |
| 6 | 2917大森屋 | 47億円 | 50.9倍 |
| 7 | 2876デルソーレ | 42億円 | 19.5倍 |
| 8 | 2215第一屋製パン | 42億円 | 9.1倍 |
| 9 | 2911旭松食品 | 42億円 | 18.1倍 |
| 10 | 2901ウェルディッシュ | 33億円 | 6.9倍 |
| 11 | 2872セイヒョー | 31億円 | 237.3倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 29件
加工海苔の製造販売会社として創業した1955年
1955年3月、大阪市福島区大野町に資本金450万円で株式会社大森屋を設立。同年7月には同区十六町に新工場と原料倉庫を建設し、すぐに生産体制を整えた。1956年9月には本社を同地に移転し、1966年5月には本社新社屋を建設するなど、創業初期から積極的な設備投資を行った。
福岡工場建設と生産能力の拡大(1970年代~1980年代)
1970年6月、福岡県大和町(現柳川市)に福岡工場を建設し、生産拠点を広げた。1973年6月に第二期工事、1985年11月に第三期工事を完了させ、順次生産能力を拡大。1976年には東京支店の新社屋を建設し、販売網を強化した。1979年には大阪配送センターを西宮市に移転し、関西物流センターと改称した。
ふりかけ・スープなど海苔以外の製品ライン拡充(1980年代~1990年代)
1980年9月、しらすふりかけの製造販売を開始し、ふりかけ市場に参入。1994年3月には緑黄野菜ふりかけを発売し、健康志向に対応した。2005年2月にはしじみわかめスープ、2008年8月にはカリカリ梅シリーズを投入し、海苔以外の加工食品の品揃えを広げた。これらの新製品は、海苔事業と並ぶ収益の柱として育成された。
吸収合併による生産一貫化と品質管理体制の構築
1992年9月、九州大森実業株式会社を吸収合併し、生産工程の一貫化を進めた。1998年4月には大森実業株式会社を吸収合併し、グループ内の統合を完了。品質管理面では、2000年11月に福岡工場と広川工場でISO9002認証を取得。その後もISO9001:2000、ISO9001:2008と認証を更新し、品質管理体制を強化した。
株式上場と中国市場への進出(2004年~2013年)
1995年6月に日本証券業協会に登録した後、2004年12月にジャスダック証券取引所に上場。2010年4月の両取引所合併により大阪証券取引所JASDAQに移行し、2013年7月の現物市場統合で東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場した。2013年3月には中国市場開拓を目的に100%子会社「大森屋(上海)貿易有限公司」を設立し、国際展開を本格化した。
本社新築移転とおむすび店の出店(2021年~2022年)
2021年8月、大阪市此花区西九条に本社新社屋を新築移転。2022年4月には東京証券取引所の市場区分見直しによりスタンダード市場に移行した。同年4月、京都市中京区におむすび専門店「のり結び 京都寺町店」をオープンし、直営店舗を通じた新たな販路を開拓した。2025年には福岡工場隣接地に新工場を建設し、2026年3月の稼働開始を予定している。
年表29件を開く
1950年代
- 1955年3月創業大阪市福島区大野町に、加工海苔の製造販売を目的に資本金450万円をもって、株式会社大森屋を設立
- 1955年7月大阪市福島区十六町に新工場並びに原料倉庫を建設
- 1956年9月大阪市福島区十六町に本社を移転(2021年8月廃止)
1960年代
- 1966年5月同地に本社新社屋建設
1970年代
- 1970年6月福岡県山門郡大和町(現柳川市)に福岡工場建設
- 1972年1月大阪市此花区に大阪配送センター建設
- 1973年6月福岡工場第二期工事完成
- 1976年6月東京都練馬区に東京支店の新社屋を建設
- 1979年10月西宮市山口町に大阪配送センターを新築移転し、関西物流センターに名称変更
1980年代
- 1980年9月「しらすふりかけ」の製造販売を開始
- 1985年11月福岡工場第三期工事完成
- 1986年11月当社専用の加工海苔製造工場として、大森実業株式会社九州工場(現当社広川工場)完成
1990年代
- 1992年9月M&A1991年12月に大森実業株式会社より九州大森実業株式会社へ営業譲渡が行われた後、生産工程の一貫化をはかるため、九州大森実業株式会社を吸収合併
- 1993年11月中国・東南アジア進出のため、子会社香港大森屋有限公司を設立(1999年6月解散)
- 1994年3月「緑黄野菜ふりかけ」の製造販売を開始
- 1995年6月日本証券業協会に登録
- 1998年4月M&A大森実業株式会社を吸収合併
2000年代
- 2000年11月福岡工場、広川工場において、国際品質管理規格ISO9002の認証を取得(2003年5月にISO9001:2000年版へ移行、2009年5月にISO9001:2008年版を取得)
- 2004年12月上場株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場
- 2005年2月「しじみわかめスープ」の製造販売を開始
- 2008年8月「カリカリ梅」シリーズの製造販売を開始
2010年代
- 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場
- 2013年3月中国をはじめとする海外での販路開拓のため、100%子会社大森屋(上海)貿易有限公司を設立
- 2013年7月上場大阪証券取引所の現物市場が東京証券取引所の現物市場に統合のため、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
- 2018年7月関西物流センター内に業務用海苔製品等の製造を目的に関西作業所を新設
2020年代
- 2021年8月大阪市此花区西九条に本社新社屋を新築移転
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行
- 2022年4月京都市中京区寺町通におむすび専門店「のり結び 京都寺町店」の営業を開始
- 2025年9月福岡工場隣接地に新工場を建設(2026年3月稼働開始予定)
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/9期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- 自己資本利益率(ROE)2026年9月期まで1.5%
- 売上高2026年9月期まで18,000百万円
- 営業利益2026年9月期まで371百万円
- 経常利益2026年9月期まで321百万円
- 親会社株主に帰属する当期純利益2026年9月期まで196百万円
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
新製品開発の推進
多様化・個性化する消費者ニーズに対応するため、新製品の開発を強力に推進する。
- 02
新販路・新市場の開拓
新たな販路とマーケットの開拓を強化し、販売チャネルの拡大を図る。
- 03
品質管理体制の強化
ISO9001認証を活用し、製品の安全性、品質の安定性、顧客への安心感を更に高める。
- 04
生産性向上と経費削減
生産性の向上と全社的な経費削減を継続的に実行し、収益性を改善する。
- 05
海外市場の開拓
中国をはじめとする海外市場を開拓し、事業のグローバル化を進める。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で152人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は588万円で、9期前と比べて+5.4%。平均年齢は46.8歳、平均勤続年数は16.5年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年9月 | — | — | — | 122 | — |
| 2017年9月 | — | — | — | 120 | — |
| 2018年9月 | — | — | — | 126 | — |
| 2019年9月 | 558 | 44.3 | 16.2 | 130 | — |
| 2020年9月 | 541 | 45.2 | 16.7 | 131 | — |
| 2021年9月 | 553 | 45.4 | 16.7 | 134 | — |
| 2022年9月 | 555 | 45.4 | 16.5 | 141 | — |
| 2023年9月 | 572 | 45.5 | 16.3 | 139 | — |
| 2024年9月 | 578 | 46.0 | 15.8 | 150 | 200 |
| 2025年9月 | 588 | 46.8 | 16.5 | 152 | −66 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社1社(国内 0 / 海外 1、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。
- 海外大森屋(上海)貿易有限公司中国 上海市 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年9月期の売上高は165億円、営業利益は-1億円。前期と比べると増収減益で、売上が+1.2%、利益が-133.3%。
会社が出している今期の予想2026年9月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 180億円 | 165億円 |
| 営業利益 | 4億円 | -1億円 |
| 純利益 | 2億円 | -1億円 |
| 1株あたり配当 | — | ¥10 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年3Qで、売上は38億円、営業利益は1億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は+8.6%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年2Q | 32 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2023年3Q | 35 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2023年4Q | 37 | — | — | 0 |
| 2024年1Q | 44 | 3 | 6.8 | 2 |
| 2024年2Q | 38 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年4Q | 81 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2025年2Q | 84 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2025年4Q | 81 | −1 | −1.2 | −1 |
| 2026年2Q | 83 | 1 | 1.2 | 1 |
| 2026年3Q | 38 | 1 | 2.6 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2012年9月期からの14期で、売上は164億円から165億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は-0.6%。売上は2期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年9月 | 164 | — | 3 | — | 1 |
| 大阪証券取引所の現物市場が東京証券取引所の現物市場に統合のため、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場 | |||||
| 2013年9月 | 155 | — | 4 | — | 2 |
| 2014年9月 | 156 | — | 3 | — | 2 |
| 2015年9月 | 163 | — | 1 | — | 0 |
| 2016年9月 | 165 | — | 2 | — | 1 |
| 2017年9月 | 167 | — | 2 | — | 1 |
| 2018年9月 | 178 | — | 5 | — | 6 |
| 2019年9月 | 185 | — | 4 | — | 2 |
| 2020年9月 | 181 | — | 4 | — | 2 |
| 2021年9月 | 179 | — | 5 | — | 3 |
| 2022年9月 | 142 | — | 6 | — | 7 |
| 2023年9月 | 142 | — | 4 | — | 2 |
| 2024年9月 | 163 | 3 | 3 | 1.8 | 2 |
| 福岡工場隣接地に新工場を建設(2026年3月稼働開始予定) | |||||
| 2025年9月 | 165 | −1 | −1 | −0.6 | −1 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年9月期
売上高165億円のうち、営業利益として残るのは-1億円で-0.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-1億円、売上の-0.6%にあたる。営業利益率は業種中央値4.1%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金88.5%146億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金12.1%20億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-0.6%-1億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2025年9月期は営業CFが−50億円、投資CFが−19億円で、差し引きのフリーCFは−69億円。この組み合わせは「先行投資型」にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型。期末の手元現金は14億円で、売上の1.0ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年9月 | −4 | −3 | −1 | −7 | 21 |
| 2013年9月 | 8 | −2 | −1 | 6 | 26 |
| 2014年9月 | 4 | 0 | −1 | 4 | 29 |
| 2015年9月 | −16 | −2 | −1 | −18 | 11 |
| 2016年9月 | 3 | 0 | −1 | 3 | 13 |
| 2017年9月 | −6 | 3 | −1 | −3 | 9 |
| 2018年9月 | 10 | 5 | 3 | 15 | 27 |
| 2019年9月 | −5 | −5 | −1 | −10 | 16 |
| 2020年9月 | −4 | −2 | −1 | −6 | 8 |
| 2021年9月 | 14 | −6 | 2 | 8 | 18 |
| 2022年9月 | 12 | 4 | −2 | 16 | 32 |
| 2023年9月 | −8 | −2 | −2 | −10 | 20 |
| 2024年9月 | −17 | −3 | 10 | −20 | 11 |
| 2025年9月 | −50 | −19 | 72 | −69 | 14 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年9月期の総資産は236億円。このうち返さなくてよい自己資本が115億円で、自己資本比率は48.9%(業種中央値56.8%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年9月 | 124 | 94 | 30 | 76.3 |
| 2013年9月 | 122 | 96 | 26 | 78.3 |
| 2014年9月 | 125 | 97 | 28 | 77.9 |
| 2015年9月 | 120 | 96 | 24 | 79.7 |
| 2016年9月 | 122 | 96 | 26 | 79.3 |
| 2017年9月 | 125 | 97 | 28 | 77.9 |
| 2018年9月 | 144 | 103 | 41 | 71.1 |
| 2019年9月 | 129 | 103 | 26 | 80.1 |
| 2020年9月 | 131 | 105 | 26 | 80.0 |
| 2021年9月 | 139 | 107 | 32 | 76.8 |
| 2022年9月 | 148 | 113 | 35 | 76.3 |
| 2023年9月 | 148 | 115 | 33 | 77.8 |
| 2024年9月 | 157 | 117 | 40 | 74.2 |
| 2025年9月 | 236 | 115 | 120 | 48.9 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
食料品 123社との比較
同じ食料品の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で123社中81位あたり、逆に低いのは営業利益率で123社中120位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥925で、1年前と比べて-1.3%。過去52週の値幅のなかでは61%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 50.9倍 |
| PER (会社予想) | 23.5倍 |
| PBR | 0.39倍 |
| 配当利回り | 1.08% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価931円。前日比0%と変わらず。1ヶ月では+1.4%と小幅上昇。25日線921円を+1.1%上回るが、52週高値962円からは-3.2%と高値圏。出来高は数100株~数千株と低調で、商い薄。週足では緩やかな上昇。7/10に3,700株と直近の出来高増加も、方向感は乏しい。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)。
PER 51.3倍は業界平均27.9倍を大きく上回り、PBR 0.40倍は平均1.59倍を下回るが、ROEは-0.6%と赤字で収益力が極めて低い。配当利回り1.07%は平均1.94%を下回る。業績悪化により25/9期は営業・当期赤字予想であり、割高感が強い。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 50.9倍 | 28.6倍 |
| PER (予想) | 23.5倍 | — |
| PBR | 0.39倍 | 1.63倍 |
| ROE | -0.6% | 7.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
この会社の先行きについて、追い風になる材料と重しになる材料をそれぞれ並べている。
- コスト削減で黒字化2026年9月期影響中
販管費10%削減で営業利益1億円改善
- 新商品投入で売上増2026年下期影響弱
新商品売上3億円寄与
- 低PBRによるM&A期待不定影響弱
PBR0.4倍で買収対象になり得る
- 業績改善計画発表次回決算影響中
具体策で信用回復
- 営業赤字継続2026年9月期影響強
営業損失1億円超、業績悪化
- 減配リスク次回配当影響中
当期純損失で配当減額の可能性
- 負債増加継続影響中
借入増で財務リスク
- 売上高成長鈍化2026年9月期影響弱
売上165億で頭打ち
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり10円で、前期から−33.3%。いまの株価に対する利回りは1.08%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2016年9月 | 15 | — | 87.2 |
| 2017年9月 | 15 | 0.0 | 108.8 |
| 2018年9月 | 15 | 0.0 | 12.1 |
| 2019年9月 | 15 | 0.0 | 32.4 |
| 2020年9月 | 15 | 0.0 | 41.6 |
| 2021年9月 | 15 | 0.0 | 23.0 |
| 2022年9月 | 20 | 33.3 | 14.9 |
| 2023年9月 | 15 | −25.0 | 29.8 |
| 2024年9月 | 15 | 0.0 | 43.5 |
| 2025年9月 | 10 | −33.3 | — |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥10
株主
有価証券報告書より
2025年9月期末の株主数は延べ2,219人。区分でいちばん多いのは個人・その他で78.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が21.2%を占め、残る78.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年9月% | 2021年9月% | 2022年9月% | 2023年9月% | 2024年9月% | 2025年9月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 80.2 | 80.2 | 80.1 | 77.6 | 77.8 | 78.2 |
| 事業法人 | 12.1 | 13.1 | 13.3 | 15.6 | 15.2 | 15.4 |
| 金融機関 | 5.9 | 5.9 | 5.9 | 5.9 | 5.9 | 5.7 |
| 自己株式 | 0.5 | 1.3 | 1.3 | 1.3 | 1.9 | 2.3 |
| 外国法人 | 1.4 | 0.6 | 0.6 | 0.8 | 1.0 | 0.6 |
| 証券会社 | 0.3 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
| 外国人個人 | 0.0 | — | — | 0.0 | 0.0 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 大森屋共栄持株会 | 8.73 |
| 02 | 稲野達郎 | 6.06 |
| 03 | 稲野貴之 | 5.61 |
| 04 | 稲野節子 | 3.47 |
| 05 | 稲野惠子 | 2.96 |
| 06 | 株式会社三菱UFJ銀行 | 2.75 |
| 07 | 株式会社三井住友銀行 | 2.75 |
| 08 | 大森屋社員持株会 | 2.33 |
| 09 | 岡本雅美 | 1.69 |
| 10 | 稲野智久 | 1.57 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で−151%、1株純資産は14期で+25%。直近期のROEは-0.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年9月 | 29 | 1,858 | 1.5 | 31.7 | 69.7 |
| 2013年9月 | 41 | 1,887 | 2.2 | 22.2 | 49.1 |
| 2014年9月 | 40 | 1,912 | 2.1 | 23.4 | 50.1 |
| 2015年9月 | −2 | 1,894 | −0.1 | — | 381.7 |
| 2016年9月 | 23 | 1,901 | 1.2 | 39.7 | 87.2 |
| 2017年9月 | 18 | 1,915 | 0.9 | 50.6 | 108.8 |
| 2018年9月 | 125 | 2,023 | 6.3 | 7.5 | 12.1 |
| 2019年9月 | 46 | 2,039 | 2.3 | 17.5 | 32.4 |
| 2020年9月 | 36 | 2,063 | 1.8 | 21.4 | 41.6 |
| 2021年9月 | 66 | 2,125 | 3.1 | 12.2 | 23.0 |
| 2022年9月 | 135 | 2,242 | 6.2 | 5.9 | 14.9 |
| 2023年9月 | 49 | 2,295 | 2.1 | 19.3 | 29.8 |
| 2024年9月 | 36 | 2,331 | 1.6 | 25.2 | 43.5 |
| 2025年9月 | −15 | 2,315 | −0.6 | — | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
11名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は11名。2025/9期の役員報酬は総額135百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 稲野達郎 | 取締役社長 代表取締役 | 62 | 309,000 |
| 稲野貴之 | 取締役副社長 代表取締役 製造本部長 | 54 | 286,000 |
| 大當敏仁 | 常務取締役 営業本部管掌 | 64 | 1,000 |
| 河田信光 | 取締役 管理本部長 | 61 | 1,000 |
| 日置純司 | 取締役 営業本部長 | 61 | 4,000 |
| 叶裕一 | 取締役 | 45 | — |
| 岡井紀代香 | 取締役 | 69 | — |
| 中田勝 | 監査役 常勤 | 70 | 3,000 |
| 寺川正敏 | 監査役 | 68 | 4,000 |
| 北村英嗣 | 監査役 | 74 | — |
| 野口均 | 監査役 | 65 | — |
役員報酬の内訳2025/9期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 110 | 110 | 22 |
| 監査役 | 2 | 13 | 13 | 7 |
| 社外取締役 | 4 | 12 | 12 | 3 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/9期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容255字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,741字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク1,592字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,528字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第73期(2025/10/01-2026/09/30)2026-05-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第72期(2024/10/01-2025/09/30)2025-12-22
- 半期報告書半期報告書-第72期(2024/10/01-2025/09/30)2025-05-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第71期(2023/10/01-2024/09/30)2024-12-23
- 四半期報告書四半期報告書-第71期第2四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-15
- 四半期報告書四半期報告書-第71期第1四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第70期(2022/10/01-2023/09/30)2023-12-21
- 四半期報告書四半期報告書-第70期第3四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-14
- 四半期報告書四半期報告書-第70期第2四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-15
- 四半期報告書四半期報告書-第70期第1四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第69期(令和3年10月1日-令和4年9月30日)2022-12-21
- 四半期報告書四半期報告書-第69期第3四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-12
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
関連する企業
関連企業