本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

大森屋

OHMORIYA Co., LTD2917 · Standard · 食料品

海苔を中心とした食品製造販売に特化し、家庭用・業務用の海苔製品を全国に供給する専門メーカー。

概要

大森屋は1955年に大阪で創業した海苔加工品を中心とする食品メーカーである。家庭用・業務用の海苔、ふりかけ、お茶漬け海苔、即席スープなどを製造販売し、2024年9月期の連結売上高は165億円。東京証券取引所スタンダード市場に上場し、連結従業員152名、中国に販売子会社を持つ。

食品製造販売の単一セグメントで構成されるグループ

大森屋グループは、当社と連結子会社の大森屋(上海)貿易有限公司の2社で構成される。報告セグメントは「食品製造販売事業」の単一セグメントであり、開示情報としての重要性が乏しいため、セグメント情報の記載を省略している。当社は国内で家庭用海苔、進物品、ふりかけ等、業務用海苔製品の製造・販売を手がけ、子会社は中国市場向けに同様の製品を販売している。

海苔・ふりかけ・スープなど多様な品目で構成される収益構造

2024年9月期の品目別売上高は、業務用海苔が75億円(構成比45.4%)で最大、次いで家庭用海苔62億円(37.6%)、ふりかけ等21.2億円(12.8%)、進物品5.74億円(3.5%)、その他1.14億円(0.7%)となっている。価格改定により家庭用海苔は前年比5.9%増となったが、業務用海苔はおにぎり等の価格上昇による需要減で1.1%減となった。

大阪に本社、福岡と広川に生産拠点、中国に販売子会社

本社は大阪市此花区に所在し、生産拠点として福岡工場(柳川市)と広川工場(広川町)を持つ。関西物流センターを西宮市に置き、2021年には本社を新築移転した。中国市場開拓のため2013年に設立した大森屋(上海)貿易有限公司を通じて海外販売を展開している。また、2022年には京都市に直営のおむすび専門店「のり結び 京都寺町店」を出店した。

収益性と経営指標:ROE向上を目指すが2024年は赤字

大森屋は自己資本利益率(ROE)を重要な経営指標と位置づけ、その向上を目標としている。2024年9月期の連結ROEは△0.6%(前期比2.2ポイント減)で、目標の1.5%を下回った。原材料価格や資材価格の上昇が利益を圧迫し、営業損失66百万円、親会社株主に帰属する当期純損失73百万円を計上した。2025年9月期の見通しでは売上高180億円、営業利益3.71億円、純利益1.96億円としている。

業界の中での役割は海苔の加工・販売におけるスペシャリスト。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
165億円
営業利益
-1億円
営業利益率
-0.6%
純利益
-1億円
2025/9 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01食品製造販売主力

海苔を中心に、家庭用・業務用・進物品の海苔製品やふりかけ等を製造・販売。国内市場に加え、中国市場にも展開。

主な製品・サービス4
家庭用海苔
一般家庭向けの焼き海苔などの製品。
進物品
贈答用の海苔製品。
ふりかけ
海苔を使用したふりかけ製品。
業務用海苔
飲食店や食品加工業者向けの海苔製品。

製品と技術

焼き海苔を中心とした家庭用・業務用海苔製品

大森屋の主力製品は海苔であり、家庭用の焼き海苔・味付け海苔と、業務用の海苔製品に大別される。家庭用海苔はスーパーなど小売チャネル向けで、価格改定により2024年9月期に売上高62億円を計上した。業務用海苔はおにぎりや寿司チェーン、弁当メーカー向けが中心で、売上高75億円と全体の約45%を占める。原料の海苔は気候変動や漁家減少により国内収穫量が減少傾向にあり、仕入価格が業績に影響を与える。

ふりかけや即席スープなどの加工食品群

「しらすふりかけ」(1980年発売)を皮切りに、ふりかけ製品は売上高21.2億円を達成している。「緑黄野菜ふりかけ」や「カリカリ梅」シリーズなど、食材の特性を活かしたバリエーションを展開。また、2005年発売の「しじみわかめスープ」は即席スープの定番製品として定着した。これらの加工食品は海苔以外の収益源として、家庭用・業務用双方で販売されている。

進物品およびギフト向けの高級海苔製品

進物品部門は、のし海苔やギフトセットなど贈答用の高級海苔製品を扱う。2024年9月期の売上高は5.74億円で前年比3.8%減となった。少子高齢化や冠婚葬祭の簡略化により需要が減少傾向にあるが、引き続き品質重視の製品を提供している。これらの製品は百貨店や専門店、オンラインショップを通じて販売される。

直営店「のり結び」で展開するおむすび専門店事業

2022年4月に京都市中京区にオープンした「のり結び 京都寺町店」は、おむすび専門店として自社の海苔やふりかけを使用した商品を提供している。この直営店は、消費者との直接接点を持ち、ブランド体験を強化する目的がある。事業規模は小さいが、新たな販路として今後の展開が注目される。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

同業の企業

食料品の時価総額近傍。太字が大森屋

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12586フルッタフルッタ81億円97.4倍
22055日和産業73億円16.7倍
3559A梅乃宿酒造71億円21.9倍
42894石井食品69億円
52293滝沢ハム57億円
62917大森屋47億円50.9倍
72876デルソーレ42億円19.5倍
82215第一屋製パン42億円9.1倍
92911旭松食品42億円18.1倍
102901ウェルディッシュ33億円6.9倍
112872セイヒョー31億円237.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 29件

加工海苔の製造販売会社として創業した1955年

1955年3月、大阪市福島区大野町に資本金450万円で株式会社大森屋を設立。同年7月には同区十六町に新工場と原料倉庫を建設し、すぐに生産体制を整えた。1956年9月には本社を同地に移転し、1966年5月には本社新社屋を建設するなど、創業初期から積極的な設備投資を行った。

福岡工場建設と生産能力の拡大(1970年代~1980年代)

1970年6月、福岡県大和町(現柳川市)に福岡工場を建設し、生産拠点を広げた。1973年6月に第二期工事、1985年11月に第三期工事を完了させ、順次生産能力を拡大。1976年には東京支店の新社屋を建設し、販売網を強化した。1979年には大阪配送センターを西宮市に移転し、関西物流センターと改称した。

ふりかけ・スープなど海苔以外の製品ライン拡充(1980年代~1990年代)

1980年9月、しらすふりかけの製造販売を開始し、ふりかけ市場に参入。1994年3月には緑黄野菜ふりかけを発売し、健康志向に対応した。2005年2月にはしじみわかめスープ、2008年8月にはカリカリ梅シリーズを投入し、海苔以外の加工食品の品揃えを広げた。これらの新製品は、海苔事業と並ぶ収益の柱として育成された。

吸収合併による生産一貫化と品質管理体制の構築

1992年9月、九州大森実業株式会社を吸収合併し、生産工程の一貫化を進めた。1998年4月には大森実業株式会社を吸収合併し、グループ内の統合を完了。品質管理面では、2000年11月に福岡工場と広川工場でISO9002認証を取得。その後もISO9001:2000、ISO9001:2008と認証を更新し、品質管理体制を強化した。

株式上場と中国市場への進出(2004年~2013年)

1995年6月に日本証券業協会に登録した後、2004年12月にジャスダック証券取引所に上場。2010年4月の両取引所合併により大阪証券取引所JASDAQに移行し、2013年7月の現物市場統合で東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場した。2013年3月には中国市場開拓を目的に100%子会社「大森屋(上海)貿易有限公司」を設立し、国際展開を本格化した。

本社新築移転とおむすび店の出店(2021年~2022年)

2021年8月、大阪市此花区西九条に本社新社屋を新築移転。2022年4月には東京証券取引所の市場区分見直しによりスタンダード市場に移行した。同年4月、京都市中京区におむすび専門店「のり結び 京都寺町店」をオープンし、直営店舗を通じた新たな販路を開拓した。2025年には福岡工場隣接地に新工場を建設し、2026年3月の稼働開始を予定している。

年表29件を開く

1950年代

  • 1955年3月創業大阪市福島区大野町に、加工海苔の製造販売を目的に資本金450万円をもって、株式会社大森屋を設立
  • 1955年7月大阪市福島区十六町に新工場並びに原料倉庫を建設
  • 1956年9月大阪市福島区十六町に本社を移転(2021年8月廃止)

1960年代

  • 1966年5月同地に本社新社屋建設

1970年代

  • 1970年6月福岡県山門郡大和町(現柳川市)に福岡工場建設
  • 1972年1月大阪市此花区に大阪配送センター建設
  • 1973年6月福岡工場第二期工事完成
  • 1976年6月東京都練馬区に東京支店の新社屋を建設
  • 1979年10月西宮市山口町に大阪配送センターを新築移転し、関西物流センターに名称変更

1980年代

  • 1980年9月「しらすふりかけ」の製造販売を開始
  • 1985年11月福岡工場第三期工事完成
  • 1986年11月当社専用の加工海苔製造工場として、大森実業株式会社九州工場(現当社広川工場)完成

1990年代

  • 1992年9月M&A1991年12月に大森実業株式会社より九州大森実業株式会社へ営業譲渡が行われた後、生産工程の一貫化をはかるため、九州大森実業株式会社を吸収合併
  • 1993年11月中国・東南アジア進出のため、子会社香港大森屋有限公司を設立(1999年6月解散)
  • 1994年3月「緑黄野菜ふりかけ」の製造販売を開始
  • 1995年6月日本証券業協会に登録
  • 1998年4月M&A大森実業株式会社を吸収合併

2000年代

  • 2000年11月福岡工場、広川工場において、国際品質管理規格ISO9002の認証を取得(2003年5月にISO9001:2000年版へ移行、2009年5月にISO9001:2008年版を取得)
  • 2004年12月上場株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場
  • 2005年2月「しじみわかめスープ」の製造販売を開始
  • 2008年8月「カリカリ梅」シリーズの製造販売を開始

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場
  • 2013年3月中国をはじめとする海外での販路開拓のため、100%子会社大森屋(上海)貿易有限公司を設立
  • 2013年7月上場大阪証券取引所の現物市場が東京証券取引所の現物市場に統合のため、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
  • 2018年7月関西物流センター内に業務用海苔製品等の製造を目的に関西作業所を新設

2020年代

  • 2021年8月大阪市此花区西九条に本社新社屋を新築移転
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行
  • 2022年4月京都市中京区寺町通におむすび専門店「のり結び 京都寺町店」の営業を開始
  • 2025年9月福岡工場隣接地に新工場を建設(2026年3月稼働開始予定)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/9期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 自己資本利益率(ROE)2026年9月期まで1.5%
  • 売上高2026年9月期まで18,000百万円
  • 営業利益2026年9月期まで371百万円
  • 経常利益2026年9月期まで321百万円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益2026年9月期まで196百万円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    新製品開発の推進

    多様化・個性化する消費者ニーズに対応するため、新製品の開発を強力に推進する。

  2. 02

    新販路・新市場の開拓

    新たな販路とマーケットの開拓を強化し、販売チャネルの拡大を図る。

  3. 03

    品質管理体制の強化

    ISO9001認証を活用し、製品の安全性、品質の安定性、顧客への安心感を更に高める。

  4. 04

    生産性向上と経費削減

    生産性の向上と全社的な経費削減を継続的に実行し、収益性を改善する。

  5. 05

    海外市場の開拓

    中国をはじめとする海外市場を開拓し、事業のグローバル化を進める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で152人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は588万円で、9期前と比べて+5.4%平均年齢は46.8歳、平均勤続年数は16.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年9月122
2017年9月120
2018年9月126
2019年9月55844.316.2130
2020年9月54145.216.7131
2021年9月55345.416.7134
2022年9月55545.416.5141
2023年9月57245.516.3139
2024年9月57846.015.8150200
2025年9月58846.816.5152−66

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年9月期・提出会社(単体)
女性管理職比率5.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率50.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)40.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 0 / 海外 1、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位6)
福岡工場 — 福岡県柳川市3,289百万円
食品製造販売事業
関西物流センター・関西作業所 — 兵庫県西宮市719百万円
食品製造販売事業
本社・大阪支店 — 大阪市此花区520百万円
食品製造販売事業
広川工場 — 福岡県八女郡広川町440百万円
食品製造販売事業
旧東京支店 — 東京都練馬区43百万円
食品製造販売事業
新東京支店 — さいたま市南区8百万円
食品製造販売事業
主な関係会社
  • 海外
    大森屋(上海)貿易有限公司
    中国 上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年9月期の売上高は165億円営業利益-1億円前期と比べると増収減益で、売上が+1.2%、利益が-133.3%。

売上高
+1.2%
165億円
営業利益
-133.3%
-1億円
純利益
-150.0%
-1億円
営業利益率
-0.6%
前期比 -2.4%pt

会社が出している今期の予想2026年9月期

項目会社予想前期実績
売上高180億円165億円
営業利益4億円-1億円
純利益2億円-1億円
1株あたり配当¥10

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は38億円、営業利益は1億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は+8.6%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年2Q3200.00
2023年3Q3500.00
2023年4Q370
2024年1Q4436.82
2024年2Q3800.00
2024年4Q8100.00
2025年2Q8400.00
2025年4Q81−1−1.2−1
2026年2Q8311.21
2026年3Q3812.60

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年9月期からの14期で、売上は164億円から165億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は-0.6%。売上は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年9月16431
大阪証券取引所の現物市場が東京証券取引所の現物市場に統合のため、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
2013年9月15542
2014年9月15632
2015年9月16310
2016年9月16521
2017年9月16721
2018年9月17856
2019年9月18542
2020年9月18142
2021年9月17953
2022年9月14267
2023年9月14242
2024年9月163331.82
福岡工場隣接地に新工場を建設(2026年3月稼働開始予定)
2025年9月165−1−1−0.6−1

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年9月期

売上高165億円のうち、営業利益として残るのは-1億円-0.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-1億円、売上の-0.6%にあたる。営業利益率は業種中央値4.1%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金88.5%146億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金12.1%20億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-0.6%-1億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
11.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比4.7pt
-0.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比3.8pt
-0.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比7.9pt
-0.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
-0.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
-0.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年9月期は営業CFが−50億円、投資CFが−19億円で、差し引きのフリーCFは−69億円この組み合わせは先行投資型にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型期末の手元現金は14億円で、売上の1.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年9月−4−3−1−721
2013年9月8−2−1626
2014年9月40−1429
2015年9月−16−2−1−1811
2016年9月30−1313
2017年9月−63−1−39
2018年9月10531527
2019年9月−5−5−1−1016
2020年9月−4−2−1−68
2021年9月14−62818
2022年9月124−21632
2023年9月−8−2−2−1020
2024年9月−17−310−2011
2025年9月−50−1972−6914

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年9月期の総資産は236億円。このうち返さなくてよい自己資本が115億円で、自己資本比率は48.9%(業種中央値56.8%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年9月124943076.3
2013年9月122962678.3
2014年9月125972877.9
2015年9月120962479.7
2016年9月122962679.3
2017年9月125972877.9
2018年9月1441034171.1
2019年9月1291032680.1
2020年9月1311052680.0
2021年9月1391073276.8
2022年9月1481133576.3
2023年9月1481153377.8
2024年9月1571174074.2
2025年9月23611512048.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年9月期の内訳
現金及び預金
14億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
95億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
126億円
在庫として抱えている分
負債合計
120億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
33
/ 100
安定性自己資本比率33 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続0 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

食料品 123社との比較

同じ食料品の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率123社中81位あたり、逆に低いのは営業利益率123社中120位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
-0.6%/中央値 7.3%
P25 3.7%P75 11.4%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
-0.6%/中央値 4.1%
P25 2.7%P75 7.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
48.9%/中央値 56.8%
P25 46.5%P75 67.3%
売上成長率前期からの売上の伸び
1.2%/中央値 3.4%
P25 0.7%P75 6.3%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.1%/中央値 2.3%
P25 1.5%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥925で、1年前と比べて-1.3%過去52週の値幅のなかでは61%の位置にある。

¥925-1.2%1ヶ月-1.9%1年-1.3%時価総額47億円
過去52週の値幅
安値¥883高値¥952

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)50.9倍
PER (会社予想)23.5倍
PBR0.39倍
配当利回り1.08%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価931円。前日比0%と変わらず。1ヶ月では+1.4%と小幅上昇。25日線921円を+1.1%上回るが、52週高値962円からは-3.2%と高値圏。出来高は数100株~数千株と低調で、商い薄。週足では緩やかな上昇。7/10に3,700株と直近の出来高増加も、方向感は乏しい。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)

PER 51.3倍は業界平均27.9倍を大きく上回り、PBR 0.40倍は平均1.59倍を下回るが、ROEは-0.6%と赤字で収益力が極めて低い。配当利回り1.07%は平均1.94%を下回る。業績悪化により25/9期は営業・当期赤字予想であり、割高感が強い。

指標この会社業種平均
PER (実績)50.9倍28.6倍
PER (予想)23.5倍
PBR0.39倍1.63倍
ROE-0.6%7.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

この会社の先行きについて、追い風になる材料と重しになる材料をそれぞれ並べている。

プラスに働く材料4
  • コスト削減で黒字化2026年9月期影響

    販管費10%削減で営業利益1億円改善

  • 新商品投入で売上増2026年下期影響

    新商品売上3億円寄与

  • 低PBRによるM&A期待不定影響

    PBR0.4倍で買収対象になり得る

  • 業績改善計画発表次回決算影響

    具体策で信用回復

マイナスに働く材料4
  • 営業赤字継続2026年9月期影響

    営業損失1億円超、業績悪化

  • 減配リスク次回配当影響

    当期純損失で配当減額の可能性

  • 負債増加継続影響

    借入増で財務リスク

  • 売上高成長鈍化2026年9月期影響

    売上165億で頭打ち

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり10で、前期から33.3%いまの株価に対する利回りは1.08%。

年間配当
¥10
1株あたり
配当利回り
1.08%
いまの株価に対して
配当性向
43.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年9月1587.2
2017年9月150.0108.8
2018年9月150.012.1
2019年9月150.032.4
2020年9月150.041.6
2021年9月150.023.0
2022年9月2033.314.9
2023年9月15−25.029.8
2024年9月150.043.5
2025年9月10−33.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥10

株主

有価証券報告書より

2025年9月期末の株主数は延べ2,219人。区分でいちばん多いのは個人・その他78.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が21.2%を占め、残る78.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年9月%2021年9月%2022年9月%2023年9月%2024年9月%2025年9月%
個人・その他80.280.280.177.677.878.2
事業法人12.113.113.315.615.215.4
金融機関5.95.95.95.95.95.7
自己株式0.51.31.31.31.92.3
外国法人1.40.60.60.81.00.6
証券会社0.30.10.10.10.10.1
外国人個人0.00.00.00.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01大森屋共栄持株会8.73
02稲野達郎6.06
03稲野貴之5.61
04稲野節子3.47
05稲野惠子2.96
06株式会社三菱UFJ銀行2.75
07株式会社三井住友銀行2.75
08大森屋社員持株会2.33
09岡本雅美1.69
10稲野智久1.57

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−151%、1株純資産は14期で+25%。直近期のROEは-0.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年9月291,8581.531.769.7
2013年9月411,8872.222.249.1
2014年9月401,9122.123.450.1
2015年9月−21,894−0.1381.7
2016年9月231,9011.239.787.2
2017年9月181,9150.950.6108.8
2018年9月1252,0236.37.512.1
2019年9月462,0392.317.532.4
2020年9月362,0631.821.441.6
2021年9月662,1253.112.223.0
2022年9月1352,2426.25.914.9
2023年9月492,2952.119.329.8
2024年9月362,3311.625.243.5
2025年9月−152,315−0.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2025/9期の役員報酬は総額135百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
稲野達郎取締役社長 代表取締役62309,000
稲野貴之取締役副社長 代表取締役 製造本部長54286,000
大當敏仁常務取締役 営業本部管掌641,000
河田信光取締役 管理本部長611,000
日置純司取締役 営業本部長614,000
叶裕一取締役45
岡井紀代香取締役69
中田勝監査役 常勤703,000
寺川正敏監査役684,000
北村英嗣監査役74
野口均監査役65

役員報酬の内訳2025/9

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)511011022
監査役213137
社外取締役412123

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/9期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容255字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社(大森屋(上海)貿易有限公司)の計2社で構成され、海苔を中心とした食料品全般にわたる「食品製造販売事業」を主な内容として事業活動を展開しております。 当社グループの事業における当社及び連結子会社の位置付けは、次のとおりであります。 当社は、主に国内において、家庭用海苔、進物品、ふりかけ等、業務用海苔製品の製造及び販売を営んでおります。 連結子会社の大森屋(上海)貿易有限公司は、主に中国において、家庭用海苔、ふりかけ等、業務用海苔の販売を営んでおります。
経営方針・対処すべき課題1,741字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1)経営方針 当社グループは、創業以来、生活の根幹となる食の分野において、皆様に愛される製品づくりに努めてまいりました。「消費者的視点に立った経営」を企業理念として、時代が求める優れた製品づくりを目指しております。日本の食文化の素晴らしさを尊び、その新しい価値の創造を提案の柱とすることを基本方針としております。 また、社是でもある「社会的存在価値ある企業」として当社グループが社会に貢献するためには、SDGsへの取り組みも重要なテーマと考えております。当社グループは事業活動を通じて、「大森屋にできることから始める」をコンセプトと位置づけし、社会貢献・環境・働きがいを中心にした取り組みを行っております。この取り組みを通じて「つくるひとが楽しい、食べるひとがうれしい」社会が実現し継続し続けられるように貢献してまいります。 (2)経営環境 当社グループは、日本古来の食材である海苔を主原料とした食品を中心に、ふりかけ製品やお茶漬け海苔、即席スープなどの加工食品を製造販売しております。主原料である海苔は、気候変動の影響や生産漁家の減少等から国内での収穫量は減少傾向にあり、仕入価格が収穫量等の要因によって変動するリスクが顕在化しております。当連結会計年度においては収穫量は前年より増加しましたが仕入価格も前年度より上昇しました。食品業界を取り巻く環境は、加速する少子高齢化時代を迎え、先行き非常に厳しい状況にあります。 当社グループを取り巻く市場環境は、賃上げによる消費者の購買意欲の上昇が見られるものの、商品価格の相次ぐ値上げの不安感から生活防衛意識が高まり、依然として節約志向、低価格志向が続いております。 (3)事業上及び財務上の対処すべき課題 このような状況の中、当社グループといたしましては、安全・安心な製品の安定供給に努めるとともに、生産活動の効率化やコスト削減を強力に推し進め、新製品の開発に注力し、売上目標・利益目標の達成と経営効率の向上に向けての努力を続けてまいります。今後とも「消費者的視点にたった経営」を経営理念として、優れた価値ある製品を提供し、どのような環境の変化にも対応できる販売競争力のある強固な企業体質の確立と経営効率の向上を図ってまいります。 施策といたしましては、前年度に引き続き以下の5点を掲げております。 ① 多様化、個性化する消費者の支持を得られる新製品の開発を強力に推進していくこと。 ② 新販路、新しいマーケットの更なる開拓強化を推し進めていくこと。 ③ 2000年に全工場・全製造品目で「ISO9002」の認証を取得、2003年に「ISO9001:2000年版」の認証を取得、2009年には「ISO9001:2008年版」の認証を取得いたしましたが、今後も更に製品の安全性、品質の安定性、顧客への安心感を高めていくこと。 ④ 生産性の向上と全社的経費削減を継続して実行していくこと。 ⑤ 中国をはじめとする海外マーケットを開拓すること。 以上を積極的に取り組み、強固な企業体質の確立と業績の向上に邁進してまいる所存であります。 (4)経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、株主資本の効率的運用及び収益性の追求の観点から、自己資本利益率(ROE)を重要な経営指標ととらえ、その向上を目指して経営に取り組んでおります。 当連結会計年度におけるROEは、△0.6%と前年同期比2.2ポイント減少し,当初の目標としておりました1.5%を下回る結果となりました。これは、価格改定と経費削減を行いましたが、原料海苔価格と資材価格が上昇したことにより、利益額が予想額を下回ったことによります。引き続きこの指標について改善されるよう取り組んでまいります。 なお、次期(2026年9月期)の連結業績見通しにつきましては、売上高18,000百万円、営業利益371百万円、経常利益321百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は196百万円を見込んでおります。 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
事業等のリスク1,592字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 主要原材料の仕入について a.仕入価格変動のリスク 当社グループの主要原材料である原料海苔は、海産物であるため生産地の天候や海況により収穫量が左右され、仕入価格が変動することがあり、当社の業績に影響を与える可能性があります。 当社グループでは、不測の事態に備え、国内各地の生産地から仕入が可能な体制をとっております。 b.資金負担のリスク 原料海苔はおおよそ11月から3月にかけて収穫され、その時期に約1年分の使用量を仕入れる必要があり、その仕入資金として一時的に多額の資金が必要となります。そのため、期中において金融機関からの借入金が発生いたします。 当社では機動的かつ安定した資金調達を可能とするため、複数の金融機関と当座貸越契約を締結しております。 c.輸入制限に係るリスク 現在海苔は輸入制限品目に指定され、海外からの輸入(現在、海外の主な生産国は韓国、中国であります。)は制限されておりますが、将来的に輸入枠が拡大あるいは撤廃されることも考えられます。その場合、国内産との競合により、仕入価格・販売価格に影響を与える可能性があります。 当社では、現在、主として国内産の原料海苔を使用しておりますが、不測の事態に備え、海外からの輸入ルートも確保しております。 d.資材の高騰のリスク 原油価格及び為替の変動により、容器類、包装資材等の資材の仕入価格が変動し、当社の業績に影響を与える可能性があります。当社グループではこうしたリスクに対して、事前の価格交渉、適切な時期での価格決定によりリスクを回避する努力を行っております。 (2) 製品の安全性について 当社では、安全・安心な製品を安定的に提供することを第一と考え、ISO9001の認証を取得するなど品質管理の強化に努めており、原材料・製品の検査体制の強化にも取り組んでおります。しかし、予見不可能な原因により製品の安全性に疑義が生じ、製品回収や製造物責任賠償が生じた場合は、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (3) 海外事業におけるリスクについて 中国をはじめとする海外での販路開拓を目的に、2013年3月に子会社「大森屋(上海)貿易有限公司」を設立いたしましたが、現地における政情不安や国際紛争の発生、法的規制や商習慣の違い等に起因する予測不能な事態が発生した場合や為替の変動により、当社の経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 これらのリスクに対応するために、現地法人との定期的なミーティングを通じて事業運営についての意思疎通を図っております。また、世界各地の経済、政治状況を把握し、市場分析を通して経営戦略の立案を行い、営業推進・リスク対応の両観点からの管理体制の整備を図っております。 (4) 食品業界に係る法的規制などの導入・変更 当社は食品製造販売会社であり、食品表示法、食品衛生法、製造物責任法、容器包装リサイクル法など様々な法的規制の制約を受けます。当社グループといたしましては、関連諸法規の遵守に万全の体制で臨んでおりますが、これらの法律への抵触あるいは新たに当社グループの事業に関係する法律が制定された場合には、当社グループの経営成績、財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 これらのリスクに対応するために、当社グループでは、国内外の法令の遵守、公正な取引等に取り組んでおり、社内にリスク管理委員会を設け、関連法令の遵守に努めております。
経営成績の分析 (MD&A)6,528字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社および連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 1)財政状態 (資産) 当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べて7,850百万円増加し、23,556百万円となりました。 流動資産は、前連結会計年度末に比べて5,314百万円増加し、17,727百万円となりました。これは、棚卸資産が4,473百万円、その他の流動資産が477百万円、現金及び預金が292百万円、売掛金が70百万円それぞれ増加したことによるものであります。 固定資産は、前連結会計年度末に比べて2,535百万円増加し、5,829百万円となりました。これは主に、建物及び構築物が2,448百万円、無形固定資産が37百万円、その他の有形固定資産が27百万円それぞれ増加したことによるものであります。 (負債) 流動負債は、前連結会計年度末に比べて6,426百万円増加し、9,829百万円となりました。これは主に、短期借入金が5,686百万円、未払金が972百万円それぞれ増加した一方、支払手形及び買掛金が172百万円、未払法人税等が39百万円それぞれ減少したことによるものであります。 固定負債は、前連結会計年度末に比べて1,554百万円増加し、2,198百万円となりました。これは、長期借入金が1,573百万円増加した一方、退職給付に係る負債が19百万円減少したことによるものであります (純資産) 純資産合計は、前連結会計年度末に比べて129百万円減少し、11,528百万円となりました。これは主に、利益剰余金が148百万円減少した一方、退職給付に係る調整累計額が29百万円、自己株式が19百万円それぞれ増加したことによるものであります。 2)経営成績 当連結会計年度におけるわが国の経済は、経済活動の正常化が進み、インバウンド需要も増加し、景気は持ち直しの動きが見られるものの、原材料価格やエネルギー価格の高騰、物価上昇等、依然として不透明な状況が続きました。 食品業界におきましては外食需要の回復傾向に伴い業務用市場は堅調に推移し、内食需要は賃上げによる消費者の購買意欲の上昇傾向は見られるものの、商品価格の相次ぐ値上げによる消費者の堅実志向、節約志向もさらに強まりました。 当社グループを取り巻く市場環境としましては、主要原材料である原料海苔は前年より収穫量は増加したものの依然として低水準で推移しており、仕入価格は更に高騰し、電力料や燃料費、資材価格の高騰など製造コストも大幅に増加となり厳しい環境で推移いたしました。 このような状況のもと、当社では効率的な生産活動に努めてまいりましたが、原材料費、物流費をはじめとするコスト増による利益面への影響が深刻な状況となり、一部製品の販売価格の改定と規格変更を実施いたしました。 その結果、当連結会計年度の連結売上高は、16,511百万円(前期比1.3%増)となり、利益面では、原材料費および経費が増加したことにより、営業損失は66百万円(前期は営業利益269百万円)、経常損失は98百万円(前期は経常利益273百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失は73百万円(前期は純利益179百万円)となり、ROE(自己資本利益率)は△0.6%となりました。 なお、当社グループにおける報告セグメントは主として「食品製造販売事業」であり、開示情報としての重要性が乏しいため、セグメント情報の記載を省略しております。 売上高を品目別に分類しますと、価格改定を行ったことにより、家庭用海苔につきましては、売上高は6,200百万円(前期比5.9%増)と増加はしたものの、進物品につきましては、売上高は574百万円(前期比3.8%減)となり、ふりかけ等につきましては、売上高は2,120百万円(前期比0.1%減)となりました。業務用海苔につきましては、おにぎり等の価格上昇による需要減により、売上高7,500百万円(前期比1.1%減)となりました。その他につきましては、売上高は114百万円(前期比21.0%減)となりました。 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において当社グループ(当社及び子会社)が判断したものであります。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて292百万円増加し、1,380百万円となりました。 当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果使用した資金は5,011百万円(前連結会計年度は1,703百万円の支出)となりました。これは主に税金等調整前当期純損失73百万円(前連結会計年度は268百万円の純利益)、減価償却費237百万円(前連結会計年度は214百万円)があった一方、棚卸資産の増加4,476百万円(前連結会計年度は1,838百万円の増加)、未収消費税の増加474百万円(前連結会計年度は3百万円の減少)、法人税等の支払額54百万円(前連結会計年度は31百万円の支払)があったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は1,867百万円(前連結会計年度は263百万円の支出)となりました。これは主に投資有価証券の売却による収入56百万円(前連結会計年度は20百万円の収入)があった一方、有形固定資産の取得による支出1,848百万円(前連結会計年度は243百万円の支出)、無形固定資産の取得による支出57百万円(前連結会計年度は31百万円の支出)があったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果増加した資金は7,166百万円(前連結会計年度は1,037百万円の収入)となりました。これは主に、短期借入金による収入28,800百万円(前連結会計年度は6,400百万円の収入)、長期借入金による収入1,800百万円、短期借入金の返済による支出23,300百万円(前連結会計年度は5,200百万円の支出)、長期借入金の返済による支出39百万円(前連結会計年度は55百万円の支出)、配当金の支払額74百万円(前連結会計年度は75百万円の支出)によるものであります。 ③生産、受注及び販売の状況 1)生産実績 当連結会計年度における生産実績を単一セグメント内の品目別に示すと次のとおりであります。 区分   生産高(千円)   前年同期比(%) 家庭用海苔   5,770,019   111.2 進物品   492,239   98.6 ふりかけ等   1,807,403   100.6 業務用海苔   6,632,802   101.4 その他   11,578   30.8 合計   14,714,043   104.6 (注) 上記金額は、製造原価によっております。また、上記金額には消費税等は含まれておりません。 2)受注実績 当社グループは見込生産方式を採っておりますので、該当事項はありません。 3)販売実績 当連結会計年度における販売実績を単一セグメント内の品目別に示すと次のとおりであります。 区分   販売高(千円)   前年同期比(%) 家庭用海苔   6,200,383   105.9 進物品   574,598   96.2 ふりかけ等   2,120,283   99.9 業務用海苔   7,500,950   98.9 その他   114,999   79.0 合計   16,511,214   101.3 (注) 主な相手先別の販売実績及びそれぞれの総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度(自  2023年10月1日至  2024年9月30日)   当連結会計年度(自  2024年10月1日至  2025年9月30日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 三菱商事㈱   3,205,966   19.66   3,308,694   20.03 伊藤忠商事㈱   3,401,033   20.86   3,178,467   19.25 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ①重要な会計方針および見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。 (繰延税金資産) 当社グループは、将来の利益計画に基づいた課税所得が十分に確保できることや、回収可能性があると判断した将来減算一時差異について繰延税金資産を計上しております。繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りに依存するため、その見積りの前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合、繰延税金資産が減額され税金費用が計上される可能性があります。 (退職給付費用及び退職給付債務) 当社グループは、退職給付費用及び債務について、割引率、昇給率等の数理計算上の前提条件に基づき算出しております。実際の結果が前提条件と異なる場合、または前提条件が変更された場合には、その影響は将来にわたって規則的に認識されるため、将来期間において認識される退職給付費用及び債務に影響を及ぼす可能性があります。 (固定資産の減損) 当社グループは、固定資産のうち減損の兆候のある資産又は資産グループについて、当該資産又は資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。減損の兆候の把握、減損損失の認識及び測定にあたっては慎重に検討しておりますが、事業計画や市場環境の変化により、その見積り額の前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合には、減損損失が必要となる可能性があります。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容 1)経営成績等 a. 財政状態 当該事項につきましては、「第2 事業の状況 4.経営者による財政状況、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 1)財政状態」に記載のとおりであります。 b. 経営成績 ア. 売上高 当連結会計年度における売上高は16,511百万円となりました。品目別の状況につきましては、「第2 事業の状況 4.経営者による財政状況、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 2)経営成績」に記載しております。 イ. 売上原価及び売上総利益 売上原価は、前連結会計年度と比較して444百万円増加(前連結会計年度比3.1%増)し、14,578百万円となりました。これは主に、原料海苔価格が高騰したことによります。 この結果、売上総利益は1,933百万円となりました。 ウ. 販売費及び一般管理費および営業利益 販売費及び一般管理費は1,999百万円となり、前連結会計年度と比較して97百万円増加(前連結会計年度比5.1%増)いたしました。販売費及び一般管理費の主な内訳は、給料手当617百万円、運賃440百万円、広告宣伝費111百万円であります。 この結果、営業損失は66百万円(前連結会計年度は269百万円の営業利益)となり、前連結会計年度と比較して336百万円減少いたしました。 エ. 営業外損益及び経常利益 営業外収益は前連結会計年度と比較して8百万円増加(前連結会計年度比63.5%増)し20百万円となりました。営業外費用は前連結会計年度と比較し44百万円増加し、52百万円(前連結会計年度比518.9%増)となりました。 この結果、経常損失は98百万円(前連結会計年度は273百万円の経常利益)となり、前連結会計年度と比較して372百万円減少いたしました。 オ. 特別損益及び税金等調整前当期純利益 特別利益は投資有価証券売却益を44百万円計上しました。 特別損失は固定資産除却損を20百万円計上しました。 この結果、税金等調整前当期純損失は73百万円(前連結会計年度は268百万円の税金等調整前当期純利益)となり、前連結会計年度と比較して342百万円減少いたしました。 カ. 法人税等及び親会社株主に帰属する当期純損益 法人税、住民税及び事業税と法人税等調整額を合わせた法人税等合計は、前連結会計年度と比較して88百万円減少し、0百万円となりました。 この結果、親会社株主に帰属する当期純損失は73百万円(前連結会計年度は179百万円の親会社株主に帰属する当期純利益)となり、前連結会計年度と比較して253百万円減少いたしました。 c. キャッシュ・フロー 当該事項につきましては、「第2 事業の状況 4.経営者による財政状況、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりでありますが、指標のトレンドを示しますと以下のとおりであります。 2023年9月期   2024年9月期   2025年9月期 自己資本比率(%)   77.8   74.2   48.9 時価ベースの自己資本比率(%)   31.7   28.7   19.0 キャッシュ・フロー対有利子負債比率   △0.4   △0.9   △1.7 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   △318.0   △247.2   93.6 (注) 1.各指標はいずれも以下の算式により算出しております。 自己資本比率 自己資本÷総資産 時価ベースの株主資本比率 株式時価総額÷総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率 有利子負債÷営業キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ 営業キャッシュ・フロー÷利払い 2.株式時価総額は期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。 3.有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち、利子を支払っている全ての負債を対象としております。 4.営業キャッシュ・フロー及び利払いは、連結キャッシュ・フロー計算書に計上されている「営業活動によるキャッシュ・フロー」及び「利息の支払額」を使用しております。 2)資本の財源および資金の流動性 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、原材料の仕入のほか、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資によるものであります。 当社グループは、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。 これらの資金需要につきましては、営業活動によるキャッシュ・フロー及び自己資金のほか、金融機関からの借入等による資金調達にて対応していくこととしております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。