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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

フルッタフルッタ

FRUTA FRUTA INC.2586 · Growth · 食料品

ブラジル産アサイーを輸入し、日本国内で加工・販売するアマゾンフルーツのトップブランド。

概要

フルッタフルッタは、ブラジル・アマゾンのトメアス総合農業協同組合(CAMTA)と独占契約を結び、アサイーをはじめとするアマゾンフルーツの冷凍パルプを輸入・加工販売する企業である。2002年創業、2014年に東京証券取引所マザーズに上場し、2022年からグロース市場に属する。2026年3月期の売上高は31億円、従業員33名。アグロフォレストリー農法で生産された原料を扱い、「自然と共に生きる」を理念に環境復元と健康を両立するグリーン・エコノミーを標榜する。

4部門で構成される事業ポートフォリオ

当社は単一セグメントであるが、事業を4部門に分けて展開する。リテール事業部門は量販店やプレミアムスーパー向けに自社ブランド「フルッタアサイー」シリーズやPB製品を販売する。業務用事業部門は外食店や食品メーカーに冷凍フルーツパルプや加工品を供給し、通販サイト「FRUTA BIZ WEB」も運営する。ダイレクト・マーケティング(DM)事業部門は自社ECやプラットフォームを通じて消費者に直接販売し、2025年には株主優待サイトも開設した。海外事業部門はアグロフォレストリー産のカカオ豆や胡椒の輸入販売と、アジア市場開拓を担う。4部門の連携により、アマゾンフルーツの価値を小売・業務用・EC・海外と多面的に市場に届けている。

CAMTAとの独占契約に依存する調達構造

当社の事業基盤は、ブラジル・パラー州のトメアス総合農業協同組合(CAMTA)との日本総代理店契約にある。CAMTAは日本人移住者によって作られた農協で、アグロフォレストリー農法を商業的に成功させた数少ない事例として知られる。当社はCAMTAから冷凍フルーツパルプを直輸入し、酸化が早いアサイーを上質な状態で保持する。原料はブラジル農務省規格の最上級グレード「グロッソ」に限定。この独占的関係により、アマゾンの森林再生に貢献する原料を安定的に確保できる一方、調達先の多様化が難しい構造的なリスクも抱える。2025年には中国市場向けに戦略的在庫を積み増し、供給体制を強化した。

赤字基調から脱却した収益構造の転換点

2013年3月期の売上高17億円から2015年3月期には33億円に拡大したが、その後減少に転じ、2016年3月期から2024年3月期まで9期連続で当期純損失を計上した。2024年3月期の売上高は11億円まで落ち込んだ。しかし、2025年3月期に売上高25億円、営業利益2億円、当期純利益3億円と黒字化を達成。2026年3月期はさらに売上高31億円(前期比23.3%増)まで伸ばしたが、営業利益は1億円(前期比58.9%減)、当期純利益は1億円(同69.3%減)と増収減益となった。これは中国市場参入や国内大手向け拡販のための戦略的在庫投資による販管費増加が原因で、2027年以降の成長を見据えた先行投資と位置づけられる。

日本を起点にアジアへ広がる地理的展開

本社は東京都千代田区に置き、国内では量販店やコンビニエンスストア、スポーツジムなどに製品を流通させる。2012年に開店した「フルッタフルッタアサイーカフェ 渋谷ヒカリエShinQs店」は直営店として最長期間営業を続けている。海外事業としては2017年にコストコ台湾向け専用商品を発売、2019年には台湾台北市に直営カフェを開店したが、2020年に閉店。2020年代後半には中国市場への本格参入を計画し、2025年には戦略的在庫を構築。また、アグロフォレストリー産カカオ豆は国内大手食品メーカーに販売される。2024年にはファミリーマート限定商品でCO2削減量マークが採用されるなど、サステナビリティを軸にしたブランド価値の浸透を進めている。

業界の中での役割は食品輸入・加工・販売会社(アマゾンフルーツ原料サプライヤー)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
31億円
営業利益
1億円
営業利益率
3.2%
純利益
1億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01リテール事業主力

量販店やプレミアム・スーパーマーケット向けに、アサイーを主原料とした自社ブランド製品やPB製品を販売。高価格帯ながら健康志向の消費者に支持される。

主な製品・サービス3
フルッタアサイーシリーズ
アサイーを使った冷蔵・冷凍ジュースなど。砂糖・保存料・香料・着色料不使用。
お家でアサイーボウル
ご家庭で手軽に作れるアサイーボウル用の冷凍ピューレ。
PB製品
スーパーマーケット向けのアサイー飲料や食品。

02業務用事業準主力

外食店や食品メーカー向けに、冷凍フルーツパルプや加工品を販売。飲料・乳製品・製菓・サプリメントの原料としても供給する。スポーツジム向け販売も行う。

主な製品・サービス2
冷凍フルーツパルプ
アサイーなどアマゾンフルーツを搾汁し冷凍したもの。業務用の原料として使用される。
濃縮エキス・フリーズドライ加工品
アサイーの濃縮エキスやフリーズドライ粉末。食品メーカー向けに供給。

03ダイレクト・マーケティング事業副次

自社ECや各プラットフォームで商品を販売。健康志向の消費者へ直接アプローチし、情報発信や独自のサービスを提供する。

主な製品・サービス1
ECサイト
自社サイトでアサイー製品を購入できる。

04海外事業副次

アグロフォレストリー農法で生産されたカカオ豆や胡椒などを輸入販売。大手食品メーカー向けにカカオ豆を供給し、アマゾン森林再生に貢献する。

主要顧客大手食品メーカー

主な製品・サービス2
カカオ豆
アグロフォレストリー産のカカオ豆。チョコレート原料として大手食品メーカーに販売。
胡椒
アグロフォレストリー産の胡椒。

製品と技術

冷凍フルーツパルプ——グロッソグレードのアサイーを軸に

当社の原点は、ブラジル・CAMTAから直輸入する冷凍フルーツパルプにある。主力はアサイーパルプで、ブラジル農務省規格の最上級グレード「グロッソ」のみを使用。酸化が早いアサイーを搾汁後ただちに冷凍し、品質を保持する。このパルプは業務用として外食チェーンや食品メーカーに販売されるほか、自社ブランド飲料やアイス、ヨーグルトの原料となる。アサイー以外にも、ピタヤ(レッドドラゴンフルーツ)、クプアス、カムカムなどアマゾン由来のフルーツを取り扱い、「アマゾンスーパーフード」シリーズとしてチアシードと組み合わせた製品も展開する。冷凍パルプは小売向けの冷凍ピューレとしても販売されている。

アサイーエナジーシリーズに代表される常温・冷蔵飲料

2006年に発売したボトル製品「アサイーエナジー」を皮切りに、常温・冷蔵の飲料ラインを拡充してきた。2010年にはカートカン製品「アサイーエナジー」「アサイービューティー」を発売。2013年には「フルッタアサイー ベーシック」、2019年にはHPP(高圧処理)技術を用いた「アサイーエナジー」「アサイーベーシック」をリニューアル投入。2022年には「フルッタアサイー アサイーEPOFe」を発売。2025年にはカートカン新商品「ピタヤスムージー」を発売。いずれも砂糖・保存料・香料・着色料不使用で、アマゾンフルーツの栄養価を生かした製品となっている。2024年にはファミリーマート限定で「果肉を楽しむブルーベリーミルク」を発売し、他社とのコラボも進む。

家庭用アサイーボウルキットと冷凍デザート

2023年2月に発売した「お家でアサイーボウル 簡単ミールキット」は、60秒で調理できる冷凍アサイーボウルとして家庭需要を取り込んだ。2024年にはフラッグシップモデル「お家でアサイーボウルプレミアム」、2025年にはバリューモデル「お家でアサイーボウルS」を投入し、イオンの冷凍食品専門店「@FROZEN」で先行販売。2024年には7日間セットも発売。アサイーボウルアイス(2014年発売)やアサイーフリーズドライパウダーもラインアップする。冷凍自動販売機での販売も開始し、オフラインの販路を広げている。これらの製品は、アサイーを「特別なスーパーフード」から「日常の食習慣」へと位置づける戦略の中核をなす。

スーパーフード・シリーズと台湾フルーツを活用した新カテゴリー

2014年には「アサイートリュフ」や「ピタヤボウルミックス」を発売。2015年には「アマゾンスーパーフード」シリーズとして、アサイー・ピタヤ・クプアス各フレーバーのチアシード入り製品を投入。2016年にはブラジル系スーパーフード炭酸飲料「アサイービネガー スパークリング」「ピタヤ&ザクロ スパークリング」を発売。2021年には「アサイー効果 アサイーソイヨーグルト」「ココナッツヨーグルト」を発売。2022年には台湾発の新感覚マンゴードリンク「楊枝甘露(ヨンジーガムロ)」を発売し、日本食糧新聞社の「業務用加工食品ヒット賞」を受賞。2024年には台湾シリーズの「グァバレモングリーンティー」を追加し、異なるフルーツを活用した新カテゴリー開拓を続けている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

食料品のなかでの位置

アサイー加工で急成長、高利益率

食料品業界に属し、アサイーなどのスーパーフード加工販売を手掛ける。2025年3月期に売上高25億円、営業利益率8%と急成長。同業のニップンや日清製粉とは規模・事業内容で大きく異なり、ニッチ市場で存在感を示す。アサイーの健康志向トレンドを捉え、今後のさらなる拡大が期待される。

強み

  • アサイー加工品で国内トップクラス。スーパーフード市場の成長を享受。
  • 営業利益率8%超と食品業界平均比で高水準。ブランド力や価格決定力が背景。
  • 健康ブームを追い風にスーパーフード需要が拡大。売上高は3期で約3倍に急成長。
  • 原料調達から加工まで一貫管理。品質と安定供給が強み。

課題

  • アサイー市場が拡大するにつれ、大企業の参入で競争が激化する可能性。
  • アサイーの国際価格変動や天候リスク。コスト上昇が利益を圧迫する懸念。
  • アサイーへの依存度が高く、新たな柱の開発が必要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

食料品の時価総額近傍。太字がフルッタフルッタ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12934ジェイフロンティア106億円
22877日東ベスト91億円17.7倍
32916仙波糖化工業85億円15.3倍
43069JFLAホールディングス82億円12.3倍
52286林兼産業82億円6.0倍
62586フルッタフルッタ81億円97.4倍
72055日和産業73億円16.7倍
8559A梅乃宿酒造71億円21.9倍
92894石井食品69億円
102293滝沢ハム57億円
112917大森屋47億円50.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 60件

アマゾンフルーツ専門商社として神戸で創業した2002年

2002年11月、兵庫県神戸市に「クプアス・インターナショナル・ジャパン株式会社」として設立され、資本金1,000万円でアマゾンフルーツの仕入・販売を開始した。翌月にはジュースバー「FRUTA FRUTA」1号店を神戸に開店(2005年閉店)し、同時にブラジルのトメアス総合農業協同組合(CAMTA)との間でフルーツパルプの日本における独占販売契約を締結。この契約が現在に至る事業の根幹となる。2004年3月には東京事務所を開設し、同年4月に通信販売事業を開始。2004年7月に商号を「株式会社フルッタフルッタ」に変更し、2005年1月に冷凍フルーツパルプの販売を本格化した。

東京移転とアサイーブームに乗った上場への歩み

2005年7月に本店を東京都千代田区へ移転し、神戸営業所は2019年まで存続した。2006年5月にはボトル製品「アサイーエナジー」を発売、続いてテレビ通販向け「アサイーエナジーダイエッタ」を投入し、日本におけるアサイーブームの先駆けとなった。2010年からはアグロフォレストリーカカオ豆の輸入も開始。2011年に本店を神田神保町に移転し、2012年には渋谷ヒカリエに直営カフェを開店。2013年にはカートカン製品「フルッタアサイー ベーシック」を発売。2014年12月、東京証券取引所マザーズに株式を上場し、同時に「アサイートリュフ」や「ピタヤボウルミックス」を発売して製品ラインを拡充した。

販売拡大の一方で赤字が続いた2010年代後半

上場後の2015年3月期には売上高33億円を記録したが、その後市場競争の激化やコスト増により収益は悪化。2016年3月期に当期純損失7億円を計上し、以降2024年3月期まで9期連続で赤字が続いた。この間、2016年にはJFLホールディングスや弘乳舎と資本業務提携を結び、2017年にはコストコ台湾向け商品を発売するなど海外販路を模索。2018年には低温圧搾ストレート果汁「FRUTA FRUTA PRESS」を発売。2019年には台湾台北市に直営カフェを開店したが2020年に閉店し、同年には「台湾ゴールデンダイヤモンドパイン」を発売。国内では2020年に「フルッタアサイー プロテイン」など新製品を投入した。

アサイーの日常食化と黒字転換を果たした2020年代

2021年以降、アサイー需要がブームから日常の食習慣へと定着し、売上は回復基調に転じる。2022年には「フルッタアサイー アサイーEPOFe」を発売し、同年のFemtech Japan Awardでブロンズ賞を受賞。2022年4月には東証マザーズからグロース市場へ移行。2023年には「お家でアサイーボウル 簡単ミールキット」を発売し、家庭内需要を開拓。2024年には「アサイーボウル」が日経トレンディ「2024年ヒット商品ベスト30」にランクインし、認知度が高まった。2025年3月期には売上高25億円、営業利益2億円、当期純利益3億円と黒字化を達成し、2026年3月期は売上高31億円にまで拡大した。

海外市場とサステナビリティに軸足を移した近年の戦略

2024年以降、当社は中国市場への本格参入を最優先課題に掲げ、戦略的在庫投資を実施。2025年にはブラジル・トメアス市から名誉市民の称号を授与されるなど、現地との関係を強化した。同年にはサステナブルプラットフォーム「SCOPE 3 Neo」をローンチ。2024年からCO2削減量マークを自社製品に表示し、2024年10月には他社飲料への初採用が実現。2026年3月にはコーポレートサイトに英語自動翻訳機能を導入し、グローバルな情報発信を強化した。24時間無人店舗向け冷凍自動販売機の稼働や株主優待サイトの開設など、新たな販売チャネルも模索している。

年表60件を開く

2000年代

  • 2002年11月創業アマゾンフルーツの仕入、販売を目的として、兵庫県神戸市にクプアス・インターナショナル・ジャパン株式会社(資本金10,000千円)を設立
  • 2002年12月ジュースバー「FRUTA FRUTA」1号店(2005年閉店)を兵庫県神戸市に開店
  • 2002年12月ブラジル「トメアス総合農業協同組合(CAMTA)」との間でフルーツパルプの日本における独占販売契約を締結
  • 2004年3月東京事務所を東京都千代田区に開設
  • 2004年4月通信販売事業を開始
  • 2004年7月商号変更商号を株式会社フルッタフルッタに変更
  • 2005年1月冷凍フルーツパルプを販売開始
  • 2005年7月商号変更本店を東京都千代田区神田小川町三丁目に変更 旧本店は、神戸営業所として存続(2019年7月閉鎖)
  • 2006年5月ボトル製品「アサイーエナジー」(2010年終売)を発売
  • 2006年6月テレビ通販向け商品「アサイーエナジーダイエッタ」を発売

2010年代

  • 2010年1月アグロフォレストリーカカオ豆の輸入を開始
  • 2010年5月カートカン製品「アサイーエナジー」、「アサイービューティー」を発売
  • 2011年4月本店を東京都千代田区神田神保町一丁目に移転
  • 2011年6月ゲーブルトップ・大容量タイプ「アサイーエナジーオリジナル」を発売
  • 2012年7月「フルッタフルッタアサイーカフェ 渋谷ヒカリエShinQs店」を開店(2020年店舗名称変更)
  • 2013年4月本店を東京都千代田区神田神保町三丁目に移転
  • 2013年9月カートカン製品「フルッタアサイー ベーシック」を発売
  • 2014年9月「アサイーボウルアイス」「アサイーフリーズドライパウダー」「アサイー&フルーツドリンクビネガー」を発売
  • 2014年12月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場 スーパーフルーツチョコレート「アサイートリュフ」を発売 ネクストアサイーボウル「ピタヤボウルミックス」を発売
  • 2015年9月「アマゾンスーパーフード」シリーズとして、「アサイーチアシード」、「ピタヤ チアシード」、「クプアス チアシード」を発売
  • 2015年10月「デイリーフリー」シリーズとして、「オメガミルク」(オリジナル、無糖)を発売
  • 2016年3月ブラジル系スーパーフード炭酸飲料「アサイービネガー スパークリング」「ピタヤ&ザクロ スパークリング」を発売
  • 2016年6月株式会社JFLAホールディングス及び株式会社弘乳舎と資本業務提携契約を締結
  • 2017年5月コストコ台湾にてAcai Juice Blend 930mℓ×2本セットのコストコ専用商品を発売
  • 2017年11月「フルッタフルッタアサイーカフェ 新宿マルイ本館店」を開店(2019年閉店)
  • 2018年2月低温圧搾のストレート果汁飲料『FRUTA FRUTA PRESS』シリーズ3品を発売
  • 2019年1月台湾台北市に「フルッタフルッタアサイーカフェ 微風南山アトレ店」を開店(2020年閉店)
  • 2019年3月Fruta Acaiシリーズのリニューアル製品となる、HPP「アサイーエナジー®」「アサイーベーシック」を発売

2020年代

  • 2020年3月フルッタアサイーシリーズとして、「フルッタアサイー プロテイン」「フルッタアサイー ベーシック低糖質」を発売
  • 2020年6月「フルッタフルッタ アサイーエナジー®バー 渋谷ヒカリエShinQs東横のれん街店」を開店(2021年閉店)
  • 2020年8月「台湾ゴールデンダイヤモンドパイン」を発売
  • 2021年4月「アサイー効果 アサイーソイヨーグルト」を発売
  • 2021年7月「ココナッツヨーグルト」を本州・四国のイオン、イオンスタイルで発売
  • 2022年3月「フルッタアサイー アサイーEPOFe(エポーフェ)」を発売
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場に移行
  • 2022年12月「フルッタアサイー アサイーEPOFe(エポーフェ)」がFemtech Japan Award2022でブロンズ賞を受賞 新感覚マンゴードリンク「楊枝甘露(ヨンジーガムロ)」を発売
  • 2023年2月60秒でアサイーごはん「お家でアサイーボウル 簡単ミールキット」を発売
  • 2023年8月楊枝甘露(ヨンジーガムロ)が日本食糧新聞社制定第27回「業務用加工食品ヒット賞」を受賞
  • 2023年9月アサイードリンクにCO 2 削減量マークを表示
  • 2023年11月当社アサイーを使用した他社製品でCO2削減量マークの表示初採用
  • 2024年2月メディアプラットフォーム「note」にて公式ページをオープン
  • 2024年4月当社公式オンラインストアをリニューアル
  • 2024年5月サステナビリティレポート2023を公開
  • 2024年6月お家でアサイーシリーズのフラッグシップモデルとなる「お家でアサイーボウルプレミアム」を発売
  • 2024年6月台湾シリーズの「グァバレモングリーンティー」を発売
  • 2024年8月「お家でアサイーボウル」の7日間セットを発売
  • 2024年9月「アサイーの日」記念イベントをSHIBUYA109渋谷店で開催
  • 2024年10月ファミリーマート限定「果肉を楽しむ」シリーズ「果肉を楽しむブルーベリーミルク」が発売 他社の飲料製品で当社のCO2削減マークが初採用となる。
  • 2024年10月日経トレンディ「2024年ヒット商品ベスト30」にて“アサイーボウル”が23位にランクイン
  • 2024年12月フルッタアサイーシリーズの「フルッタアサイーエナジー720g」のパッケージを変更
  • 2025年3月カートカン新商品「ピタヤスムージー」を発売
  • 2025年4月イオンの冷凍食品専門点「@FROZEN」にて、お家でアサイーシリーズのバリューモデルとなる「お家でアサイーボウルS」を先行発売
  • 2025年5月「お家でアサイーボウルS」の販売店を拡大
  • 2025年6月当社コーポレートサイトにてサステナブルページを公開
  • 2025年7月24時間無人店舗として当社の冷凍自動販売機が稼働開始
  • 2025年9月「アサイーの日」を記念して渋谷北谷公園にて「アサイーフェス2025」を開催
  • 2025年10月ブラジル国パラ州トメアス市名誉市民の称号を授与
  • 2025年11月サステナブルプラットフォーム「SCOPE 3 Neo」をローンチ
  • 2025年12月株主優待サイトOPEN
  • 2026年3月当社コーポレートサイトが英語自動翻訳機能を導入しリニューアルオープン

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上増加率来期まで約10%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    アサイー事業のリーディングカンパニーとしての供給拡大

    戦略的在庫投資と供給体制の強化を活かし、国内の定着したアサイー需要に対し確実な供給と売上拡大を図る。売上増加率を約10%としつつ利益黒字を継続する。

  2. 02

    リテール事業での売場拡大と新商品投入

    量販店向け新商品「ヨーグルトにかけるだけ」のクロスマーチャンダイジング展開、冷凍果実コーナーへの新商品導入による専用コーナー化と市場啓蒙を推進する。

  3. 03

    業務用事業の「和サイー」プロジェクト始動

    アサイーを和素材と捉え直す「和サイープロジェクト」を本格化し、大手コンビニ・菓子メーカーとの協業により菓子や外食領域の新市場を開拓する。

  4. 04

    自社EC・自動販売機チャネルの強化

    株主限定優待ショッピングサイトの本格運用、ライブコマース導入の検討、自動販売機設置拡大(50台規模)により、広告費を抑えつつ優良リピート顧客を獲得する。

  5. 05

    中国市場を軸とした海外展開の加速

    戦略的在庫を活かし、現地パートナーと紙製飲料容器やアイス分野などの新商品形態を検討。アグロフォレストリーの価値をグローバルに提供し売上拡大を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で33人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は577万円で、9期前と比べて+5.9%平均年齢は42.9歳、平均勤続年数は4.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月30
2018年3月32
2019年3月54440.25.227
2020年3月51541.65.722
2021年3月55145.06.619
2022年3月48645.86.121
2023年3月49743.15.327
2024年3月50243.14.723
2025年3月52444.14.032625
2026年3月57742.94.833303

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位1)
本社 — 東京都千代田区3百万円

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は31億円営業利益1億円前期と比べると増収減益で、売上が+24.0%、利益が-50.0%。

売上高
+24.0%
31億円
営業利益
-50.0%
1億円
純利益
-66.7%
1億円
営業利益率
3.2%
前期比 -4.8%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高34億円31億円
営業利益2億円1億円
純利益1億円1億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は5億円、営業利益は−1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+66.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q20
2024年1Q3−1−33.3−1
2024年2Q300.0−1
2024年3Q2−1−50.00
2024年4Q3−1
2025年2Q1119.11
2025年4Q1417.12
2026年2Q21314.32
2026年4Q10−2−20.0−1
2027年1Q5−1−20.0−1

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は17億円から31億円へ1.8倍に増えた。直近期の営業利益率は3.2%。売上は3期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月1701
東京証券取引所マザーズに株式を上場 スーパーフルーツチョコレート「アサイートリュフ」を発売 ネクストアサイーボウル「ピタヤボウルミックス」を発売
2014年3月2922
2015年3月3332
2016年3月26−6−7
2017年3月16−6−6
2018年3月10−6−6
2019年3月11−8−8
2020年3月8−4−4
2021年3月7−3−3
2022年3月8−3−3
2023年3月8−3−3
2024年3月11−3−3
2025年3月25228.03
2026年3月31113.21

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高31億円のうち、営業利益として残るのは1億円3.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の3.2%にあたる。営業利益率は業種中央値4.1%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金58.1%18億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金38.7%12億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.2%1億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
41.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.9pt
3.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.0pt
3.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比5.6pt
1.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが−12億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは−12億円この組み合わせは立て直し型にあたる。本業の赤字を資産売却と資金調達で補っている。事業転換の途上期末の手元現金は47億円で、売上の18.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月00001
2014年3月−105−15
2015年3月−607−65
2016年3月−12010−123
2017年3月−203−24
2018年3月−203−25
2019年3月−20−1−22
2020年3月−201−21
2021年3月−208−27
2022年3月−402−46
2023年3月−300−33
2024年3月−203−24
2025年3月−4614219
2026年3月−12040−1247

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は77億円。このうち返さなくてよい自己資本が71億円で、自己資本比率は91.9%(業種中央値56.8%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月72532.1
2014年3月1661037.5
2015年3月25121348.0
2016年3月2752218.6
2017年3月231224.8
2018年3月190190.1
2019年3月10−818
2020年3月1321117.3
2021年3月2112957.7
2022年3月1513286.3
2023年3月129374.8
2024年3月1610659.1
2025年3月3530683.2
2026年3月7771691.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳単体ベース
現金及び預金
47億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
16億円
在庫として抱えている分
負債合計
6億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
46
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率6 / 30
現金創出営業CFの黒字継続0 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

食料品 123社との比較

同じ食料品の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率123社中1位あたり、逆に低いのはROE123社中114位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
1.7%/中央値 7.3%
P25 3.7%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
3.2%/中央値 4.1%
P25 2.7%P75 7.7%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
91.9%/中央値 56.8%
P25 46.5%P75 67.3%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
24.0%/中央値 3.4%
P25 0.7%P75 6.3%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 2.3%
P25 1.5%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥76で、1年前と比べて-72.6%過去52週の値幅のなかでは0%の位置にある。

¥76-1.3%1ヶ月-20.0%1年-72.6%時価総額81億円
過去52週の値幅
安値¥75高値¥287

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)97.4倍
PER (会社予想)83.5倍
PBR1.14倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

前日比10.87%安の82円と下落。52週安値76円に接近し、RSIは29.63と売られ過ぎ圏。25日線(94.4円)を大きく下回り、75日線(97.96円)や200日線(126.17円)も下回る。1ヶ月で18%下落、1年で75.08%の下落と長期下落トレンドにある。出来高は増加しており、売り圧力が強い。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

スーパーフード市場の拡大を背景に急成長中。2025/3期は黒字化に成功し、売上も25億円と前年比2倍超。強気派は健康トレンドが続く限り高成長が持続可能と見る。弱気派は競合参入による値下がりや、ブーム終焉リスクを指摘。PER 118倍と評価の高さも懸念。

プラスに働く材料7
  • 高成長の継続

    2025/3期売上25億円(前期比+127%)、営業利益8%と黒字化。

  • 健康トレンドの追い風

    スーパーフード需要は世界的に拡大基調。

  • ブランド認知の強み

    「フルッタフルッタ」はアサイーブームの立役者。

  • 営業黒字定着と収益基盤改善通年影響

    FY2025/3営業利益2億円計上、FY2026/3予想1億円も黒字維持

  • 売上高の急成長傾向継続FY2026/3影響

    売上高31億円予想(前期比+24%)、成長率は高い

  • 株価急落後の反発期待不定影響

    年初来73%下落、PER117倍も改善余地

  • 外国人保有比率の上昇余地不定影響

    外国人保有5.03%と低水準、増加で需給改善

マイナスに働く材料7
  • 高いバリュエーション

    PER 118倍と成長に見合わない可能性。

  • ブーム終焉リスク

    スーパーフードは流行に左右されやすい。

  • 競合激化

    大手食品企業も参入し、価格競争が激化。

  • 営業利益の減少予想FY2026/3影響

    営業利益1億円(前期比▲50%)、利益率3.2%に低下

  • ROE1.7%と資本効率の低さ継続影響

    ROE1.7%は業界平均を大幅に下回る

  • 無配継続による株主還元不足継続影響

    配当利回り0%、投資家離れリスク

  • PER117倍の割高評価不定影響

    PER117倍と極めて高く、利益変動で急落リスク

次の決算で確かめる点
売上高成長率
高成長の持続性を確認するため。
営業利益率
収益力の改善度合いを測る。
アサイー以外の比率
商品ポートフォリオの分散度。

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ42,098人。区分でいちばん多いのは個人・その他89.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が1.7%を占め、残る98.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他83.770.177.879.889.989.4
外国法人3.712.80.84.22.94.0
証券会社5.012.717.212.55.33.8
事業法人6.83.33.02.51.51.7
外国人個人0.40.70.40.60.31.1
金融機関0.30.50.90.40.10.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01長澤 誠10.68
02楽天証券株式会社共有口1.30
03BNYM SA/NV FOR BNYM FOR BNY GCM CLIENT ACCOUNTS M LSCB RD(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)1.07
04BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG(FE-AC)(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.91
05野村證券株式会社0.78
06小松 秀輝0.66
07南雲 久美子0.63
08BNP PARIBAS FINANCIAL MARKETS(常任代理人 BNPパリバ証券株式会社)0.56
09中埜 昌美0.52
10竹田 和重0.47

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近5
  • 2026-06-19
    長澤 誠
    新規の大量保有報告
    17.93%
  • 2026-06-19
    長澤 誠
    変更報告
    17.93%
    -0.85pt
  • 2026-06-19
    長澤 誠
    変更報告
    17.93%
  • 2026-06-05
    長澤 誠
    新規の大量保有報告
    17.93%
    -0.85pt
  • 2026-05-08
    長澤 誠
    新規の大量保有報告
    18.78%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−99%、1株純資産は12期で−86%。直近期のROEは1.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2013年3月10846522.7
2014年3月33067236.9
2015年3月2141,18422.310.7
2016年3月−677500
2017年3月−49988
2018年3月−391
2019年3月−411
2020年3月−13050
2021年3月−2997
2022年3月−1649
2023年3月−1029
2024年3月−925
2025年3月53713.831.9
2026年3月1671.7121.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額59百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
長澤誠代表取締役 社長執行役員CEO6511,364,680
森栄市取締役63
ジェイソン・サウスト取締役52
鈴木朗広取締役49
加藤直二常勤監査役69
村上雅哉監査役49
石田龍監査役38
岸本雄介43

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4464612
社外取締役3772
監査役2663

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,782字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社は、ブラジル連邦共和国パラー州のトメアス総合農業協同組合(以下、「CAMTA」(注)1という。)の日本総代理店として、アサイー(注)2をはじめとするアマゾンフルーツ冷凍パルプ(注)3を輸入し、加工販売しております。当社は、「健康・本物」を基本に据えて、主力商品であるアサイーを中心に、まさに天然のサプリメントといえるアマゾンフルーツをわが国に普及、拡大すべく事業を展開しております。 また、当社の取り扱うアマゾンフルーツ原料の一部は、アグロフォレストリー(注)4という農法を使用したもので、アマゾンの森林荒廃地を再生させる効果があることから、直接的に熱帯雨林再生へ貢献することができます。当社は、『自然と共に生きる』を企業理念とし、地球温暖化対策に貢献するべく、“経済が環境を復元させる事業モデルの構築~グリーンエコノミーの実現~”を企業コンセプトとして推し進めております。 (注)1.CAMTAは、ブラジル・アマゾン川の河口の町でパラー州の州都であるベレンから約230km離れたトメアス地区にあり、日本人移住者によって作られた農協です。 アマゾンフルーツを安定的に供給するには、持続的農業と加工設備の両立が不可欠で、それを実現させているのがCAMTAです。CAMTAは、アマゾン地域で持続的農業を行うためにアグロフォレストリー農法を独自に確立し、実践しております。 また、アサイーをはじめとしたアマゾンフルーツは、品質の劣化や移送コストの問題等により果実そのものを地域外へ持ち出すことが困難で、搾汁加工及び冷凍処理をして初めて域外移動が容易となります。CAMTAは、品質管理が行き届き、かつ地域有数のフルーツ搾汁加工工場及び冷凍倉庫を有しております。酸化が早いアサイーを上質な状態で保持・販売するため、当社は冷凍果肉を直輸入し、ジュース加工・製造・販売を国内及び台湾でも行っています。 2.アサイーは、ブラジル連邦共和国・アマゾン地帯の水べりに生育するヤシ科の植物で、その果実は、ポリフェノール、食物繊維、カルシウム、鉄分、アミノ酸及び不飽和脂肪酸等を豊富に含み、栄養価の高さから「スーパーフルーツ」とも言われています。 スーパーフルーツとは、一般的にORAC(オラック)値の高いフルーツを指します。ORACとは、日本では「サビないチカラ」とも言われている「抗酸化力」、つまり「活性酸素吸収能力」を数値化したものです。アメリカでは、パッケージにその数値を記載しアイキャッチにしている商品もあるほど、普及している「指標」の一つです。 アサイーはブラジル農務省にて、固形分比率ごとに3グレードに規格化されています。当社は最上級グレードのグロッソのみを使用しています。 3.パルプとは、フルーツを搾汁加工しパックした製品を言います。 4.アグロフォレストリーとは、一般的な単一栽培ではなく、荒廃した土地に様々な種類の樹木や果樹を植え、草原が遷移して森になる自然のシステムを模倣するように農場を構成していく農法(生産システム)です。世界では東南アジア、中南米、アフリカなどで多くの事例があり、それらの多くは伝統農法として地域に根付いています。その中でも、CAMTAが実践しているアグロフォレストリーは、商業的に成り立っている数少ない成功例であり、持続可能な農業として世界から注目されています。 なお、当社は、輸入食品製造販売事業の単一セグメントでありセグメント情報を記載していないため、事業部門別に記載しております。事業部門は、リテール事業部門、業務用事業部門、ダイレクト・マーケティング事業部門及び海外事業部門の4つの事業部門を柱としております。 (1)リテール事業部門 リテール事業部門は、量販店、プレミアム・スーパーマーケット等リテール向けに、アサイー等のアマゾンフルーツを主原料とした自社ブランド等の製品及びPB製品を販売する事業です。現在、主に、フルッタアサイーシリーズなどの冷蔵品並びにアサイー冷凍ピューレやお家でアサイーボウルなどの冷凍品、プレミアム・スーパーマーケット等へのPB製品の販売をしております。 当社の製品は、他の飲料に比べて高価格帯となりますが、アマゾンフルーツの持つ高い栄養価と砂糖・保存料・香料・着色料不使用の特徴をもち、健康・本物志向の高い消費者を中心に高い評価を受けております。 (2)業務用事業部門 業務用事業部門は、外食店や食品メーカー等に対して冷凍フルーツパルプやその加工品等を販売する事業と、アグロフォレストリーの畑でできる冷凍フルーツパルプ以外の産物を原料として種々の企業に販売する事業に区分されます。 外食店は、大手チェーン店から個人経営の小規模飲食店までカバーしており、小規模飲食店向けには、業務用通販サイト「FRUTA BIZ WEB」により、取引先の拡大と業務の効率化に努めております。 また、飲料用原料、乳製品用原料、製菓用原料、サプリメント用原料として、食品メーカー等にアサイー等を提供しております。当ビジネスを展開するために、冷凍フルーツパルプをそのまま販売するだけでなく、濃縮エキスやフリーズドライ等の加工品も取り扱っております。 その他に、スポーツジム向けに冷凍フルーツパルプや自社ブランド製品等を販売しております。 (3)ダイレクト・マーケティング事業部門(以下、「DM事業部門」という。) DM事業部門は、自社サイトや各プラットホームなどのECチャネルを通じて販売を行う事業です。 自社ECやプラットフォームを通じて、自社商品販売や最新の情報発信、二酸化炭素削減量の可視化ポイント制度など、小売店ではカバーしきれないエリアやサービス内容を充実させています。自社ECにおいては自社でしかできない、気分や栄養素に応じた商品提案にも取り組んでいます。 (4)海外事業部門 海外事業部門は、主にアグロフォレストリー農法で生産されたカカオ豆や胡椒等の輸入販売と海外事業展開を推進する事業です。 大手食品メーカーに対してCAMTAの生産するカカオ豆を販売しております。アグロフォレストリーの森で育つ多種多様な植物のなかでも、カカオは代表的な植物です。そのカカオをチョコレート原料として使用することで、アマゾンの森の再生に貢献しております。 アグロフォレストリーの畑では、アマゾンフルーツのほか、木材、香辛料、樹脂、油脂等が生産されております。菓子メーカー、化粧品メーカー、建材・紙材メーカー、香辛料メーカー、自動車メーカー等が、既存商品の原材料をアグロフォレストリー産の原材料に切り替えることで、企業としてCSR的効果が期待できるというメリットがあります。 [事業系統図]
経営方針・対処すべき課題2,831字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)経営方針等 当社は、「自然と共に生きる」を経営理念とし、経済と環境が共存する持続可能な社会を実現するために、アグロフォレストリーの恵みを革新的な商品にかえてお客様の美と健康に貢献します。また、お客様の感動と共感によって得られた「消費の力」でアグロフォレストリーの更なる発展に貢献するとともに、地球温暖化対策(CO₂削減)に貢献すべく経済が環境を復元させる「グリーン・エコノミー」の実現を推し進めてまいります。 (2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社では、事業を継続的に発展させていくためには、収益性を高め、適正な利益確保を図ることが重要と認識しております。売上高の増加と仕入原価及び廃棄率低減による売上総利益の改善を目指すとともに、販売費及び一般管理費の削減にも努めることで、営業利益獲得と拡大を目標とし、その中長期的な向上を図る経営に努めてまいります。 (3)事業上及び財務上の対処すべき課題 わが国経済は、経済環境の変化に伴う人件費の増加、原材料価格・物流コストの上昇による物価高騰、海外の経済政策や地政学的リスクの影響等依然として先行き不透明な状況がある一方、国内の経済活動の回復に伴う個人消費の増加や旺盛なインバウンド需要により引き続き堅調に推移することが期待されております。 このような状況の中、当社は今後も「自然と共に生きる」を経営理念に掲げ、既存事業の強化を進めながら、次代に向けた経営基盤の強化に努め、持続可能で豊かな社会の実現に貢献できる事業の拡大を目指してまいります。 短期的な見通しといたしましては、前述の通り、ブームから「日常の食習慣」へと定着しつつある国内需要に対して、当事業年度に実行した「戦略的在庫投資」と供給体制の強化を最大限に活かし、日本におけるアサイー事業のリーディングカンパニーとして確実な供給とトップラインの底上げを実現してまいります。また、成長投資を含む中長期計画に関して、アサイーの事業展開においては、アジア圏(特に中国市場)を中心とした海外展開に向け、デジタルマーケティング戦略の構築や、現地の有力パートナー企業との商品展開に向けた協議を継続して進めてまいります。 上記より、来期ナフサ由来の資源コスト上昇と海上運送の停滞懸念から売上増加率予想を約10%に据え置きつつも、各利益の黒字を継続し業績と企業価値の向上を実現してまいります。 各部門の取り組みについては、次のとおりであります。 ①リテール事業部門 好調な量販店のヨーグルト商材と連動した新商品「ヨーグルトにかけるだけ」による関連販売(クロスマーチャンダイジング)を計画し、売場の面的な拡大を図ります。また、冷凍果実コーナーに向けて「ピタヤ(レッドドラゴンフルーツ)」と「おうちでアサイーボウルM」を導入し、既存商品とのセット提案による専用コーナー化を図るとともに、「NEXT BLUEBERRY」としての市場啓蒙を開始する計画です。これにより、家庭内需要と利便性の両面から拡売環境を提供してまいります。 ②業務用事業部門 アサイーを和の素材として再定義する「和サイープロジェクト」を本格始動させ、大手コンビニエンスストアや大手菓子メーカー等との協業へと発展させる構想を描いており、菓子や外食領域という新たな巨大市場を開拓いたします。さらに、サゴ入りマンゴードリンク「楊枝甘露(ヨンジーガムロ)」の中華飲食業態への販路拡大など、特定の業態に依存しない高収益な顧客ポートフォリオの構築を進めてまいります。 ③DM事業部門 時間や場所に縛られないECの特性を活かし、株主様だからこそ体験できる価値を提供する「株主限定優待ショッピングサイト」の本格運用や、EC限定の高収益商品の販売を通じて、ダイレクト販売のメリットを最大化いたします。また、アウトバウンド強化による会員数の大幅な拡大に加え、次世代の販売モデルとして「ライブコマース」の試験的な活用・導入に向けた初期構想に着手し、広告費を抑制しつつ優良なリピート顧客を獲得する特色ある自社サイトの構築を行い、売り上げ規模の拡大及び収益性の向上に取り組んでまいります。加えて、オフラインの独自チャネルとして自動販売機の設置拡大(50台規模)も推進してまいります。 ④海外事業部門 巨大なポテンシャルを持つ中国市場の圧倒的攻略に向け、当事業年度に構築・積み増しを完了した「戦略的供給体制(ストック在庫)」を武器に、機会損失のないスピーディーな市場展開を図ります。具体的には、現地市場に適した新たな商品形態(紙製飲料容器やアイス分野での展開等)の可能性について有力パートナー企業との検討を進め、当社の強みであるアグロフォレストリーの価値をグローバルに提供することで、飛躍的な売上拡大を図ってまいります。 ⑤調達・生産・物流管理(サプライチェーンマネジメント)部門 天候リスクに左右されない安定供給を行うための対策として、複数航路の確保や出荷時期の調整に引き続き取り組んでまいります。当期に実施した海外・新事業展開に向けた大型の在庫投資につきましても、今後の需要予測に基づいた適切な在庫回転の管理強化を徹底いたします。また、エネルギー価格や物流コストの上昇に対しては、原材料見直しや配送効率の抜本的な改善により、費用負担の削減を図ってまいります。 ⑥開発部門 「ナチュラル・新鮮・おいしい・本物」をモットーとした、より安心・安全で安定した品質管理を徹底してまいります。さらに、「和サイー」をはじめとする新カテゴリーの創造や、より利便性の高い新形態商品の開発、アサイーの新たな可能性を引き出す用途開発に力を入れており、次期のさらなる拡販に向けた準備を進めております。また、引き続きアサイーが持つ可能性を探求し、研究機関と協同で価値向上を促進させるための研究を行い、中長期的な事業拡大の基盤となるエビデンスを積み上げてまいります。 ⑦経営管理部門 当社は「経済と環境が共存共栄する持続可能な社会の実現」を企業コンセプトに、創業以来、事業活動を通じて地域社会への貢献を着実に実践して参りました。経営戦略と人材戦略の連動を図り、当社の進む方向性や戦略を共有し、日々の生産性を上げ、組織体制を構築することで、ESG及びSDGsと当社事業活動の関連を意識し、ネイチャーポジティブを実現しながら持続的に成長する企業を目指してまいります。また、当期に実行した先行投資の効果を最大限に引き出し、企業価値の向上に繋げるべく、より精緻な業績管理と株主との対話の強化に努めてまいります。
事業等のリスク3,854字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 以下において、当社の事業等に関してリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。また、必ずしも、そのようなリスク要因に該当しない事項につきましても、投資家の判断上、重要であると考えられる事項については、投資家に対する積極的な情報開示の観点から以下に開示しております。当社は、これらのリスク発生の可能性を十分に認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針ではありますが、当社の外的要因による事項もあり、当社株式に関する投資判断は本項及び本書中の本校以外の記載事項を慎重に検討したうえで行われる必要があると考えております。なお、文中の将来に関する事項は現時点において当社が判断したものであり、将来において発生の可能性があるすべてのリスクを網羅するものではありません。 ① 事業内容に関するリスク (a)アマゾンフルーツ仕入のCAMTAへの依存について 当社は2002年12月に初回の締結が行われ、その後2021年10月に最新の更新が行われたCAMTAとの取引基本契約により、CAMTAが生産するアサイー及びその他のフルーツの冷凍パルプの日本における独占販売権及び米国、オーストラリア、中国、韓国、ニュージーランド及びオセアニア諸国において商品を販売する権利を有しております。 当社は同取引基本契約に基づき、当社が扱うアサイーを含むアマゾンフルーツ冷凍パルプについて全てをCAMTAから購入する義務を負っており、当社の製商品のほとんどに、それらアマゾンフルーツ冷凍パルプが用いられております。 当社の製商品にはこれらのアマゾンフルーツに他の果物等を加えるため、2026年3月期の当社の製品売上原価のうち材料費に占めるCAMTAからの仕入金額は6割以上、商品売上原価のうち商品仕入高に占めるCAMTAからの仕入金額は9割以上となっております。 このように、現時点での当社の事業活動は、同取引基本契約に基づくCAMTAからのアマゾンフルーツ仕入を前提とし行われております。 同取引基本契約の有効期限は、更新日より5年間(現契約は2026年10月まで)となっております。また、その更新は両者間において更新に異議がない場合は、自動的に5年間の契約延長がなされることとなっており、契約解除条項は存在しません。 当社は創業時よりCAMTAとの絆を大切にしてまいりました。当社は本社から年数回CAMTAを訪問する等CAMTAとの良好な関係維持に努めつつ、品質の確認、生産・財務状況の確認等を行っております。また、アサイー冷凍パルプの購買にあたっては、同取引基本契約に基づいて、毎年個別購買契約を締結し、購入数量の確保及び価格の安定化を図っております。 今後においても、原料の安定確保のためCAMTAとの関係強化を図ってまいりますが、CAMTAとの関係の変化、取引縮小、原料等の価格引き上げ、本地域における自然災害などがあり、CAMTAからアサイー等を計画通りに仕入れることができない場合、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (b)売上高におけるアサイーの依存について 当社の売上高実績に占めるアサイー関連事業の売上高(当社全体の売上高からカカオ豆の卸販売や、アサイー以外の冷凍フルーツパルプの販売といった、アサイーに直接関係しない事業分を除いた売上高)の割合は、2026年3月期において7割以上となっております。 当社としましては、アサイービジネスの一層の拡大に注力する一方、アサイー以外のアマゾンフルーツを用いた商品の開発、販売等にも取り組み、当社全体としての事業の拡大を図っております。世界的な消費者の「健康志向」「本物志向」という潮流の中でアサイー認知度が急激に向上したことなどから、最近においてアサイー関連市場は拡大しましたが、消費者の嗜好の変化等によってアサイー関連市場の大幅な縮小を余儀なくされる等、予期せぬ事態が発生した場合、当社の業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (c)アサイーの仕入について 当社は、アサイー及びアサイーを原料とした製品販売を主体としており、安定的なアサイーの確保のための灌水設備等の現地投資や、他のアマゾンフルーツの売上比率の向上などを検討し、リスク低減を図っております。しかしながら、天候不順等によるアサイー価格の高騰、品質劣化等により、アサイーを適正価格で仕入れることができない場合、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (d)食の安全性について 当社の仕入先であるCAMTAは栽培から製造まで一貫して品質管理を行っており、それ以外の原料・外注委託については、当社が品質の確認を行っております。また、表示についても当社で確認するとともに、保健所等の行政機関に対しても確認を依頼しております。しかしながら、万が一大規模な商品回収を実施した場合、もしくは当社の商品に直接の問題がない場合であっても、食品業界全体やブラジル産食品、アサイー等に対する風評などにより当社商品に影響がある場合、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (e) 健康機能性表示取得について アサイーの造血機能研究は造血に関わるメカニズムを解明し、臨床試験や関与成分の追加研究により、最終的に機能性表示取得を目指していますが、臨床試験や研究結果によっては取得できない可能性があり、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (f)競合について 当社は、“経済が環境を復元させる事業モデルの構築~グリーンエコノミーの実現~”を企業コンセプトとし、アマゾンフルーツをわが国に普及、拡大すべく事業を展開しておりますが、フルーツ飲料を含む飲料市場においては、大手企業を含む多くの企業が事業展開していることもあり、今後有力な競合先が現れる可能性があります。今後、新規参入等により競争が激化した場合には、当社の事業展開及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (g)為替相場の変動について 当社は、CAMTA及び海外OEM工場への製商品代金の支払いはドル建てで行っており、為替相場の変動の影響を受けております。直物為替等の活用により、為替リスクを回避する努力を行っておりますが、業容の拡大に応じて適時にすべての為替リスクをヘッジできる保証はなく、為替相場の変動が短期間に乱高下した場合には、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (h)訴訟に関するリスクについて 当社は、研究開発をはじめその事業活動において第三者の知的財産権を侵害することのないように細心の注意を払っております。しかしながら、知的財産権を侵害したとして第三者から不測の訴訟を提起され、その結果によって損失が発生する場合、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (i)情報の漏えい等に関するリスクについて 当社は、事業運営に必要な、お客様を含む個人情報や経営にかかわる重要情報等の機密情報を多数保有しております。当社は、これらの情報管理の重要性を十分認識し、JAPHICマークも取得しております。また、従業員に対する教育の実施など、システム管理を含めた適切な対策を実施しております。しかしながら、現時点で予期しえない不正アクセスやコンピューターウィルスの感染等による機密情報の漏えい、改ざん、消失等が起こった場合は、当社の信用失墜に繋がり、今後の営業活動に影響を及ぼし、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ② 事業体制に関するリスク (a)代表者への依存について 当社の創業者であり、事業推進者である代表取締役の長澤誠は、経営方針や経営戦略等、当社の事業活動全般において重要な役割を果たしており、同氏に対する当社の依存度は高くなっております。 当社においては、同氏に過度な依存をしない経営体制を構築すべく、執行役員制度の導入等により権限移譲を進めておりますが、何らかの理由で同氏の業務遂行が困難になった場合には、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (b)小規模組織であることについて 当事業年度末現在における当社組織は、取締役4名(うち社外取締役1名)、監査役3名(うち社外監査役2名)、従業員33名の小規模な組織であり、内部管理体制や業務執行体制はこの規模に応じた組織で対応しております。このため、業容拡大に応じた人員を確保できず役職員による業務遂行に支障が生じた場合、あるいは役職員が予期せず退社した場合には、内部管理体制や業務執行体制が有効に機能せず、当社の事業展開及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ その他のリスク 株式の希薄化に関するリスク 当社は、2023年11月13日開催の取締役会において、第11回乃至第13回新株予約権並びに第14回及び第15回新株予約権の発行決議を行っており、行使期限を2030年12月17日としており、2026年3月末時点で未行使の新株予約権が合計で284,250個となっております。それまでに本新株予約権の行使による発行株式合計28,425,000株が発行されることとなります。 本新株予約権の行使により、当社普通株式の1株当たりの株式価値及び持分割合が希薄化し、当社株価に悪影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)12,068字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 a 財政状態 当事業年度末の資産の残高は、前事業年度末より4,151百万円増加して、7,699百万円となりました。 当事業年度末の負債の残高は、前事業年度末より29百万円増加して、621百万円となりました。 当事業年度末の純資産の残高は、前事業年度より4,121百万円増加して、7,077百万円となりました。 b 経営成績 当社は、アグロフォレストリーを通じたサステナブルな価値提供を中核に、国内基盤の収益最大化と海外展開の加速を両輪とする成長戦略を推進してまいりました。 足元の業績は将来の爆発的成長に向けた戦略的先行投資を実行した結果となっております。具体的には、来期2027年3月期の柱となる「中国市場への本格参入」および「国内主要チャネルでの新機軸展開」に向けた供給体制の構築、および戦略的な在庫確保を行いました。 この結果、売上高は増収、各利益は黒字を継続しております。 当事業年度における当社の業績は、売上高3,142,522千円(前期比23.3%増)となり、過去最高水準売上高に追随する増収を達成いたしました。これは、当社が推進してきた「アサイーの日常食化」戦略が国内市場で着実に浸透し、一過性のブームに左右されない強固な需要基盤を確立した結果であります。特に、高付加価値商品への販売集中と徹底したオペレーション効率化により、売上総利益は1,288,109千円(前期比34.2%増)と売上高を上回る伸長を見せ、売上総利益率は41.0%(前期は37.7%)へと大幅に改善いたしました。これは、原材料費や物流費が高騰する逆風下においても、当社のブランド力と価格支配力が着実に強化されていることを証明するものであります。 一方で、営業利益は94,467千円(前期比58.9%減)、当期純利益は83,131千円(前期比69.3%減)と、利益項目においては前期を下回る着地となりました。しかしながら、この増収減益の背景には、2027年3月期の爆発的な成長を確実なものにするための極めて前向きな「戦略的先行投資」が存在しております。当事業年度において、販売費及び一般管理費が1,193,642千円(前期比63.4%増)と大きく増加いたしましたが、この主因は、今後本格始動する「中国を中心としたアジア輸出事業」および「国内大手CVS・SM向けの商品導入拡大」を見据えた「戦略的ストック在庫の形成」に伴う倉庫料および物流コストの増加(466,800千円・前期比84.2%増)によるものです。 この費用増加は「業績の悪化」ではなく、「機会損失を回避するための飛躍への準備」であります。アジア市場、特に中国におけるアサイー需要の巨大な引き合いに対し、欠品することなくスピーディーに供給できる体制を当期中に用意したことで、来期以降、積み増した在庫が速やかに売上高とキャッシュに転換される見込みであります。また、国内においても「和サイー」や「ピタヤ」といった新カテゴリーの立上と既存注目カテゴリーの拡大、および大手コンビニエンスストア向けの配荷拡大に向けた準備を進行しております。 上記より、当事業年度は、国内の安定収益基盤を盤石なものとしつつ、グローバル市場制覇に向けた助走(先行投資)を実行した期間でありました。当事業年度に実行した在庫投資と組織体制の強化は、来期以降の企業価値向上に直結する不可欠な布石であり、今後の飛躍的な業績拡大に重要な位置づけとしております。 (単位:千円) 前事業年度 (自 2024年4月1日  至 2025年3月31日)   当事業年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)   増減額   増減率 売上高   2,549,465   3,142,522   593,057   23.3% 売上原価   1,589,328   1,854,413   265,084   16.7% 売上総利益   960,136   1,288,109   327,972   34.2% 販売費及び一般管理費   730,492   1,193,642   463,149   63.4% 営業利益   229,643   94,467   △135,176   △58.9% 経常利益   234,275   126,023   △108,252   △46.2% 当期純利益   270,978   83,131   △187,847   △69.3% (参考) (単位:千円) 前第4四半期会計期間 (自 2025年1月1日  至 2025年3月31日)   当第4四半期会計期間 (自 2026年1月1日  至 2026年3月31日)   増減額   増減率 売上高   788,224   548,176   △240,048   △30.5% 売上原価   477,114   306,862   △170,252   △35.7% 売上総利益   311,110   241,313   △69,796   △22.4% 販売費及び一般管理費   224,353   294,027   69,673   31.1% 営業利益又は 営業損失(△)   86,756   △52,713   △139,470   △160.8% 経常利益又は 経常損失(△)   88,343   △11,608   △99,952   △113.1% 当期純利益又は 当期純損失(△)   152,020   △33,198   △185,218   △121.8% ②成長戦略の進捗状況 当事業年度、当社は短・中期的な成長戦略の柱として、① アサイーの事業展開、② サステナブルマッチングプラットフォームの2つの成長戦略を掲げて取り組みを進めてまいりました。2025年6月20日に公表した「事業計画及び成長可能性に関する事項成長戦略」の計画に沿って実施しております。 短中期成長戦略   主要取組みの内容(一部抜粋) 1 アサイーの事業展開   アサイー及びアマゾンフルーツの原材料調達 2 サステナブルマッチングプラットフォーム構築   プラットフォームの開発、プロモーション (a) アサイーの事業展開 当社の2026年3月期の売上高が3,142百万円(前年度比123.3%)と伸長していることも示すようにアサイーの国内需要が大幅に増加しております。当社は本格的な国内市場の拡大を業績拡大のチャンスと捉え、さらなる販売、商品拡充の強化を図っており、これに伴い今後潤沢な原料の仕入れが不可欠となっております。大手企業とのコラボなどによりアサイーの国内需要増に伴い原料の必要量が増加していることに加え、原料の仕入単価が上昇していること、また、輸入元であるCAMTA(ブラジル連邦共和国パラー州のトメアス総合農業協同組合)に十分な在庫を確保してもらうためには、先立つCAMTAから生産者への支払いが増加するため、CAMTAに対して当社の年間の仕入予定額のうち一定額を前金で支払うことが必要となることから、アサイー原材料の仕入資金の増加が見込まれます。 また、当社は、アサイー以外のアマゾンフルーツについても販売を強化してまいります。例として、アマゾン産のピタヤ(レッドドラゴンフルーツ)を急速冷凍した『レッドドラゴンフルーツ 完熟カットピタヤ』を2026年3月下旬より全国の小売店、量販店にて順次発売を開始しております。ピタヤの世界市場規模は2023年時点で約43億米ドルと評価されており、約5.0%の年平均成長率で成長し、2032年までに約66億米ドルに達すると予測されています。世界のピタヤ市場には健康志向の消費者、特に世界のピタヤ消費者の60%を締めるミレニアル世代とZ世代の間で需要が前例のないほど高まっているとされています。 また、ピタヤ以外のアマゾンフルーツについてもアサイーボウルと掛け合わせて使用する提案により販売を強化することを検討しております。大手飲食店においてもアサイー×グアバの商品が販売されるなど、今後拡大が見込まれます。 (b) サステナブルマッチングプラットフォーム構築 アグロフォレストリーを 「ネイチャーポジティブ」と「CO₂削減」を両立させるソリューションと位置づけ、事業を通じて課題解決に向け貢献してまいります。その一環として、アグロフォレストリーで栽培された作物をはじめとした、サステナブル商材に特化して取引するサステナブルマッチングプラットフォームの開発を行う予定です。プラットフォーム内では、現状当社が取り扱っております約40品の商材だけでなく、プロモーションを行い他社にもプラットフォームで出店していただくことで、サステナブルに関連する他社の商材も取り揃えることを想定しており、最終的には「サステナブルに関連するものはここに来れば揃う」と認識されるプラットフォームとしていくことを目指しております。COP30が2025年11月にブラジルのパラ州の州都ベレンでの開催され、アグロフォレストリーがサステナブルソーシングとして国際的に注目されている中で、民間企業として、サステナブルマッチングプラットフォームの構築及び稼働を実現させることで、海外においては2030年に7,294億ドル(約102兆円)に達する見通しとなっている海外エシカル食品市場において約500億円、国内においては2030年には2兆6,556億円~6兆円に達する見通しとなっている国内サステナブルフード市場において約200億円の合計約700億円の取引高を2031年3月期までに達成することを目標とし、その取引高から得られるプラットフォーム利用料を収益としていきたいと考えております。 ③資本政策の進捗 当社は、EVO FUND(Cayman Islands、代表者:マイケル・ラーチ、リチャード・チゾム)との資本政策をすすめたことで、新株予約権の行使等も含めた資本政策により財務基盤の安定化に取り組んでまいります。 また、2025年8月には株式会社みずほ銀行(東京都千代田区、代表者:取締役頭取 加藤 勝彦)との特別当座貸越契約を締結し、今後の事業展開に必要な資金需要の増加に備え、機動的かつ安定的な資金調達手段を確保することにより、財務運営の強化を進めております。 今後も引き続き有効と考えられる施策につきましては、積極的に実施してまいります。 ④事業別の取組み 当社は輸入食品製造販売事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。事業別の売上高は次のとおりであります。 (単位:千円) 前事業年度 (自 2024年4月1日  至 2025年3月31日)   当事業年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)   増減額   増減率 リテール事業部門   1,096,471   1,365,712   269,240   24.6% 業務用事業部門   1,132,658   1,364,346   231,688   20.5% DM事業部門(注)   301,860   351,524   49,664   16.5% 海外事業部門   18,475   60,939   42,464   229.8% 合計   2,549,465   3,142,522   593,057   23.3% (注) ダイレクトマーケティング事業部門 ⅰ.リテール事業部門 スーパーマーケットや量販店を中心とした小売店については、引き続き主力の「フルッタアサイー」シリーズや、自宅で手軽に専門店の味を再現できる「おうちでアサイーボウル」などのアサイー関連商材が全体的に好調に推移し、売上高、売上総利益の向上に大きく貢献しました。当期はトレンドの定着を確認するとともに、来期の圧倒的な面拡大に向けた「新カテゴリーの創造と売場攻略」の準備を完了いたしました。 具体的には、量販店におけるココナッツヨーグルトの販売好調を最大の好機と捉え、2026年3月に新商品「ヨーグルトにかけるだけ」をリリースいたしました。来期からはこれを起点とし、アサイー単独の棚からヨーグルト売場へと配荷面を大幅に拡大するクロスマーチャンダイジング(関連販売)の実行を計画しております。 また、冷凍果実コーナーに向けては、アサイーに次ぐ新たな柱として新商品「ピタヤ(レッドドラゴンフルーツ)」と「おうちでアサイーボウルM」を導入し、既存商品とのセット提案による自社什器を含めた専用コーナー化を図るとともに、「NEXT BLUEBERRY」としての市場啓蒙を開始する計画です。 ⅱ.業務用事業部門 外食チェーンやカフェブランドをはじめとする業務用市場については、アサイーが外食産業における「欠かせない定番原料」としての地位を確立し、当社の屋台骨として売上を力強く牽引いたしました。当事業年度はこの強固な基盤の上に、来期から「ソリューション提案型ビジネス」へと本格進化し、新たな顧客層を開拓するための複数の新プロジェクトを始動いたしました。大手コンビニエンスストアや大手和菓子メーカー等との商品開発協業へと発展させる構想を描いております。これにより、顧客層を従来の領域のみでとどまらず劇的に広げる計画であります。 また、2022年に発売したサゴ入りマンゴードリンク「楊枝甘露(ヨンジーガムロ)」につきましても、サゴが話題となっていることから中華飲食業態を中心とした販路開拓を推進するなど、特定の業態に依存しない強固な顧客ポートフォリオの構築に向けた準備が進行し、当事業年度は前事業年度を大きく上回る極めて好調な推移となりました。 ⅲ.ダイレクト・マーケティング事業部門(DM事業部門) 自社ECサイトを中心とするDM事業については、定期購入(サブスクリプション)施策の強化に注力した結果、安定的なLTV(顧客生涯価値)の向上が確認され、堅調に推移いたしました。 来期におきましては、本サイト等を通じて「アサイーの新たな健康価値を抽出したEC限定の高付加価値商品」をはじめとする独自商材のダイレクト販売を本格稼働させるとともに、アウトバウンド施策の強化による会員数の大幅な拡大を計画しております。これにより、広告費を適正値内としつつ優良なリピート顧客を獲得するサイクルを構築いたします。 また、デジタルを活用した次世代の販売モデルとして、来期におけるライブコマースの試験的な活用・導入に向けた初期構想に着手しております。オフラインの独自チャネルとしては、自動販売機の設置を50台規模まで拡大する計画も順調に推移しており、自販機単体での利益性確保に目処が立ちました。この結果、DM事業部門全体といたしましても、オンライン・オフラインを融合した次期成長に向けた高利益率なデジタル基盤の構築が計画通り進捗する結果となりました。 ⅳ.海外事業部門 当期において最も重要な戦略的転換点を迎えた海外事業については、現在推進中のアジア地域に向けた「アサイー・グローバル展開」の本格稼働に向けて、可及的最速の立ち上げと市場シェア獲得に向けた戦略的先行投資に注力いたしました。当事業年度は、最重要ターゲットである「中国市場の圧倒的攻略」に向けて、来期から開始する大規模プロモーションの裏付けとなる「万全の供給体制の構築」を実行いたしました。 具体的には、越境ECを通して現地市場に適した新たな商品形態(紙製飲料容器やアイス分野での展開等)の可能性について、有力パートナー企業との協議と取り組みを開始しております。 当事業年度における減益要因となった販売費及び一般管理費(倉庫料等の物流コスト)の大幅な増加は、まさに来期に計画しているこれら一連の中国・アジア市場向け施策から創出される巨大な引き合いに対し、欠品リスクを完全に排除し、売上高へと100%転換させるための「戦略的在庫の確保(先行投資)」を示すものであります。海外事業部門全体といたしましては、グローバル展開へ向けた万全の供給体制構築を終え、来期の飛躍的な利益創出に向けた不可欠な布石を打ち終える推移となりました。 ⑤キャッシュ・フローの状況 当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ2,829,486千円増加し、当事業年度末には4,716,262千円になりました。 なお、当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度において営業活動の結果使用した資金は1,234,655千円(前事業年度は436,553千円の使用)となりました。 これは主に、棚卸資産の増加1,296,143千円及び税引前当期純利益126,023千円の計上があったこと等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度において投資活動の結果使用した資金は4,678千円(前会計年度は584,912千円の獲得)となりました。 これは主に、事業活動に必要な固定資産の取得3,934千円があったこと等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度において財務活動の結果得られた資金は4,028,630千円(前事業年度は1,358,842千円の獲得)となりました。 これは主に、新株予約権の行使による株式の発行による収入4,038,636千円があったこと等によるものであります。 ⑥生産、受注及び販売の実績 当社は輸入食品製造販売事業の単一セグメントのため、セグメント情報の記載を省略しております。また、当社は、複数の事業部門で同一種類の商品を取り扱うため、生産実績及び商品仕入実績については、商品群別に記載をしております。 (a)生産実績 当事業年度の生産実績を商品群別に示すと次のとおりであります。 商品群の名称   当事業年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前事業年度比(%) チルド商品(千円)   690,774   101.4 冷凍商品(千円)   518,824   122.6 常温商品(千円)   46,261   112.2 合計(千円)   1,255,860   109.6 (b)商品仕入実績 当事業年度の商品仕入実績を商品群別に示すと次のとおりであります。 商品群の名称   当事業年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前事業年度比(%) チルド商品(千円)   -   - 冷凍商品(千円)   880,119   132.7 常温商品(千円)   496   1,051.4 合計(千円)   880,615   132.7 (c)受注実績 当社は見込み生産を行っているため、該当事項はありません。 (d)販売実績 当事業年度の販売実績を事業部門別に示すと、次のとおりであります。 事業部門の名称   当事業年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前事業年度比(%) リテール事業部門(千円)   1,365,712   124.6 業務用事業部門(千円)   1,364,346   120.5 DM事業部門(千円)(注1)   351,524   116.5 海外事業部門(千円)   60,939   329.8 合計(千円)   3,142,522   123.3 (注1)ダイレクト・マーケティング事業部門 当事業年度の販売実績を商品群別に示すと次のとおりであります。 商品群の名称   当事業年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前事業年度比(%) チルド商品(千円)   934,571   102.4 冷凍商品(千円)   2,042,808   131.7 常温商品(千円)   165,143   190.9 合計(千円)   3,142,522   123.3 (注)1.最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前事業年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当事業年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) ㈱日本アクセス   195,154   7.65   444,687   14.15 三菱食品㈱   400,286   15.70   355,019   11.30 2.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用後の数値としております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討の内容は以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計方針及び見積り 当社の財務諸表はわが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたり、見積りが必要となる事項につきましては、合理的な基準に基づき、会計上の見積りを行っております。その詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載しております。その作成は、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告数値に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績等を勘案して合理的に見積りを行っておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果は、これらの見積りと異なる場合があります。 ②当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社の当事業年度の経営成績は、以下のとおりであります。 経営成績の分析 (売上高) 当事業年度の売上高は3,142,522千円(前事業年度比123.3%増)となりました。 主な要因として、当社が推進してきた「アサイーの日常食化」戦略が国内市場で着実に浸透し、一過性のブームに左右されない強固な需要基盤を確立した結果全ての事業部門で売上高が増加したことによるものであります。 また、各事業部門の当社売上高に占める割合は、リテール事業部門が43.5%、業務用事業部門が43.4%、 DM事業部門が11.2%、海外事業部門が1.9%となっております。 (売上総利益) 当事業年度の売上総利益は、高付加価値商品への販売集中と徹底したオペレーション効率化により、前事業年度より265,084千円増加し、売上総利益1,288,109千円となり、売上総利益率は前事業年度より34.2%の増加となりました。 主な要因として、当事業年度においては、原材料費や物流費が高騰する逆風下においても、当社のブランド力と価格支配力が着実に強化されていることを証明するものであります。 (営業利益) 営業利益は94,467千円(前期比58.9%減)、当期純利益は83,131千円(前期比69.3%減)と、利益項目においては前期を下回る着地となりました。しかしながら、この増収減益の背景には、2027年3月期の爆発的な成長を確実なものにするための極めて前向きな「戦略的先行投資」が存在しております。当事業年度において、販売費及び一般管理費が1,193,642千円(前期比63.4%増)と大きく増加いたしましたが、この主因は、今後本格始動する「中国を中心としたアジア輸出事業」および「国内大手CVS・SM向けの商品導入拡大」を見据えた「戦略的ストック在庫の形成」に伴う倉庫料および物流コストの増加(466,800千円・前事業年度比84.2%増)によるものです。 この費用増加は「業績の悪化」ではなく、「機会損失を回避するための飛躍への準備」であります。アジア市場、特に中国におけるアサイー需要の巨大な引き合いに対し、欠品することなくスピーディーに供給できる体制を当期中に用意したことで、来期以降、積み増した在庫が速やかに売上高とキャッシュに転換される見込みであります。また、国内においても「和サイー」や「ピタヤ」といった新カテゴリーの立上と既存注目カテゴリーの拡大、および大手コンビニエンスストア向けの配荷拡大に向けた準備を進行しております。 (経常利益) 当事業年度における営業外収益は、前事業年度より24,550千円増加し、49,899千円(前事業年度比96.9%増)となりました。営業外費用は、前事業年度より2,373千円減少し、18,343千円(前事業年度比11.5%減)となりました。 主な要因として、円安の影響に対してリスクヘッジ策を講じたことによる外貨建債務の為替差益を41,754千円計上した一方で、成長投資に必要な資金調達に関する費用を15,154千円計上したことなどによるものであります。 結果として、経常利益は126,023千円(前事業年度比46.2%減)となりました。 (当期純利益) 当事業年度の当期純利益は、前事業年度より187,847千円減少し、当期純利益83,131千円(前事業年度比69.3%減)となりました。 財政状態の分析 ⅰ 資産 当事業年度末における総資産の残高は、前事業年度末より4,151,595千円増加して、7,699,573千円となりました。 (流動資産) 当事業年度末における流動資産の残高は、4,171,351千円増加して、7,575,877千円となりました。 この主な要因は、現金及び預金が2,829,486千円、棚卸資産が1,296,143千円増加したこと等によるものであります。 (固定資産) 当事業年度末における固定資産の残高は、19,755千円減少して、123,696千円となりました。 この主な要因は、繰延税金資産が20,554千円減少したこと等によるものであります。 ⅱ 負債 当事業年度末における負債の残高は、前事業年度末より29,833千円増加して、621,850千円となりました。 (流動負債) 当事業年度末における流動負債の残高は、29,824千円増加して、618,076千円となりました。 この主な要因は、未払金が33,407千円増加した一方で、未払法人税等が25,659千円減少したこと等によるものであります。 (固定負債) 当事業年度末における固定負債の残高は、8千円増加して3,773千円となりました。 ⅲ 純資産 当事業年度末における純資産の残高は、前事業年度末より4,121,762千円増加して、7,077,723千円となりました。 この主な要因は、当期純利益を83,131千円計上したこと及び資本金が2,019,617千円、資本剰余金が1,066,637千円増加したこと等によるものであります。 以上の結果、自己資本比率は91.9%(前事業年度末は83.2%)となりました。 キャッシュ・フローの分析 当事業年度のキャッシュ・フローの分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社の資本の財源及び資金の流動性については、営業活動によるキュッシュ・フローがマイナスという状況ではありますが、運連資金及び成長投資については、第11回乃至第15回新株予約権により調達しております。 当社の主な資金需要は、原材料の調達、販売費及び一般管理費等の営業費用によるものです。 また、企業価値向上につながるM&A等、多額の投資を行う場合は、当事業年度において当期純利益が黒字へ転換したことにより、財務の健全性維持を勘案し、金融機関からの新たな借入れによる資金調達の可能性もあります。 資金の流動性については、引き続き調達した原材料在庫を営業活動により早期の資金化を図ることとしています。 当社の当事業年度末の資金は、前事業年度末に比べて2,829,486千円増加して4,716,262千円となりました。 当事業年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、棚卸資産の増加1,296,143千円及び税引前当期純利益126,023千円の計上があったこと等で、1,234,655千円の使用(前事業年度は436,553千円の使用)となりました。 投資活動によるキャッシュ・フローは、事業活動に必要な固定資産の取得3,934千円があったこと等で4,678千円の使用(前事業年度は584,912千円の獲得)となりました。 財務活動によるキュッシュ・フローは、新株予約権の行使による株式の発行による収入4,038,636千円があったこと等で4,028,630千円の獲得(前事業年度は1,358,842千円の獲得)となりました。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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