概要
デルソーレは1964年創業の食品企業である。ピザやナン、トルティーヤなどの冷凍・チルド食品を製造し、業務用と家庭用に販売する。2026年3月期の売上高は146億円、従業員241人。東京都江東区に本社を置く。外食事業では「おめで鯛焼き本舗」などのテイクアウト店舗を展開する。
食品事業:ピザとエスニックブレッドの製造販売
食品事業は中核セグメントで、ピザ、ナン、ピタパン、フォカッチャ、トルティーヤなどを製造する。2026年3月期の売上高は115億89百万円、セグメント利益は8億85百万円。主力工場は多摩工場、千葉工場、九州工場で、それぞれ大量生産ラインを持つ。品質管理では多摩・千葉工場でFSSC22000、九州工場でISO22000の認証を取得し、HACCPシステムを運用する。業務用は外食産業や惣菜メーカー向け、家庭用はスーパー・生協向けに販売。2024年10月に千葉工場で火災が発生したが、2025年9月に全生産ラインが再開した。
外食事業:テイクアウト業態の強化
外食事業では「おめで鯛焼き本舗」と「京鳥」(高級串焼・鶏惣菜)のテイクアウト業態を直営およびフランチャイズで展開する。2026年3月期の売上高は30億69百万円、セグメント利益は1億50百万円。成長ドライバーとして「おめで鯛焼き本舗」を位置づけ、百貨店や商業施設への催事出店、フランチャイズ加盟展開を進める。一方、デリバリー業態「上海エクスプレス」は全5店舗を閉店し、収益構造の再構築を図った。同期末時点の店舗数は公表されていないが、出店と閉店が並行して行われている。
海外事業:輸入と輸出の多角化
海外事業は、北欧リトアニアのパートナー企業と連携した冷凍パン輸入、米国パートナー企業からの冷凍チーズ販売を行っている。米国冷凍チーズは品質の差別化が評価され売上を伸ばした。輸出方面では、円安を追い風に東南アジアなど新規市場へのアプローチを強化し、直取引拡大を目指す。また、高付加価値商品として、北海道八雲町の「八雲ピザ工房」で製造する「HOKKAIDO PIZZA」4品を高級量販店や自社ECサイト、ふるさと納税で販売している。
品質管理と安全への取り組み
同社は「食の安全・安心」を経営の最重要基盤と位置づける。多摩工場と千葉工場ではFSSC22000、九州工場ではISO22000の認証を取得し、国際基準の食品安全マネジメントシステムを運用する。原材料の安全性確認、衛生的な製造環境の維持、工程の監視・検証を徹底。2024年の千葉工場火災後は全社を挙げて復旧に取り組み、停止していた全ての製造ラインを2025年9月に再開した。この経験を踏まえ、BCP対応力の強化も進めている。
業界の中での役割は食品メーカー兼外食チェーン運営企業。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 食品事業 | 116億円 | 79.5% | 9億円 | 7.8% |
| 外食事業 | 30億円 | 20.5% | 2億円 | 6.7% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01食品主力
ピザおよびエスニックブレッド製品等の製造・販売を行っている。関連当事者からの商品・原材料仕入に依存する部分がある。
- ピザ
- 冷凍・チルドピザを中心に製造・販売。
- エスニックブレッド
- ナン等のエスニック風パン類を製造・販売。
02外食主力
高級串焼・鶏惣菜のテイクアウト業態(直営・フランチャイズ)および昇運・昇福鯛焼きのテイクアウト業態、外食店舗を展開している。
- 高級串焼・鶏惣菜
- 高級な串焼きや鶏料理の惣菜をテイクアウトおよび店舗で提供。
- 昇運・昇福鯛焼き
- 鯛焼きのテイクアウト専門店。
製品と技術
冷凍ピザ:業務用・家庭用の両軸
同社の主力製品は冷凍ピザである。業務用として、大手宅配チェーンや外食産業向けにピザ生地やトッピング済みピザを供給。家庭用では「デルソーレ」ブランドで冷凍ピザを販売し、2024年には創業60周年記念の「THE PIZZA」2品と、北海道八雲町の「八雲ピザ工房」で製造する最高級ライン「HOKKAIDO PIZZA」4品を投入した。業務用・家庭用とも、多摩工場、千葉工場、九州工場で生産している。
エスニックブレッド:ナン、ピタ、トルティーヤ
同社は「世界のパン」と総称するエスニックブレッドにも強みを持つ。ナン、ピタパン、フォカッチャ、トルティーヤなどを製造し、主に業務用として惣菜メーカーやスーパー・コンビニ向けに販売。多摩工場ではエスニックブレッドの大量生産ラインを有し、様々な形状・サイズに対応する。これらの製品は、カレーやラップサンドの素材として需要が拡大している。
チーズ加工品と輸入商材
食品事業の一部として、チーズ加工品の製造販売も行う。米国のパートナー企業から冷凍チーズを輸入し、品質の差別化により売上を伸ばしている。また、北欧リトアニアのパートナー企業と連携し、ヨーロッパの本格冷凍パンを輸入・販売。海外からの引き合い増加を受け、円安を追い風に輸出も強化しており、今後同事業を重要な柱に育成する計画である。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
食料品のなかでの位置
冷凍食品・惣菜で中堅、売上減と利益率低下が課題
冷凍食品や惣菜の製造販売を手掛ける。売上高は2024年3月期178億円から2026年3月期146億円へ減少見込み。営業利益率も3.9%から2.74%へ低下。同業のニップンや日清製粉グループ本社は製粉が主力で直接競合ではないが、食品業界全体の競争は激しい。商品差別化とコスト管理が急務。
強み
- 売上高140億円超と中堅規模。既存顧客基盤はある。
- 冷凍食品・惣菜の品揃えが充実。多様な需要に対応。
- 2025/3期は営業利益率3.9%と同業平均並み。まだ健全。
- 冷凍惣菜に特化することで、大手との差別化が可能。
課題
- 2024→2026年で178→146億円と2割減。市場縮小の可能性。
- 営業利益率が3.9%から2.74%へ低下。収益力悪化。
- 大手食品メーカーに対し、ブランド力やコスト面で劣る。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
食料品の時価総額近傍。太字がデルソーレ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 2055日和産業 | 73億円 | 16.7倍 |
| 2 | 559A梅乃宿酒造 | 71億円 | 21.9倍 |
| 3 | 2894石井食品 | 69億円 | — |
| 4 | 2293滝沢ハム | 57億円 | — |
| 5 | 2917大森屋 | 47億円 | 50.9倍 |
| 6 | 2876デルソーレ | 42億円 | 19.5倍 |
| 7 | 2215第一屋製パン | 42億円 | 9.1倍 |
| 8 | 2911旭松食品 | 42億円 | 18.1倍 |
| 9 | 2901ウェルディッシュ | 33億円 | 6.9倍 |
| 10 | 2872セイヒョー | 31億円 | 237.3倍 |
| 11 | 2926篠崎屋 | 18億円 | 27.2倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 13件
冷凍ピザ輸入から自社製造へ切り替えた1960年代
1964年11月、株式会社ジェー アンド シーカンパニーとして設立。米国から冷凍ピザを輸入し販売を開始した。翌1965年5月、東京都目黒区に工場を建設し、ピザの自社製造に乗り出す。当初は輸入販売からスタートしたが、早期に製造へ転換したことがその後の成長の基盤となった。目黒工場は1981年11月に閉鎖された。
九州工場と大阪営業所で全国販売網を整備
1969年7月、福岡県粕屋郡古賀町に量産工場(現九州工場)を建設し、ピザの全国販売を開始。続いて1977年5月、大阪市西区に大阪営業所(現大阪支店)を開設し、西日本での営業拠点を強化した。これにより、生産と販売の全国展開が本格化した。
自動機械導入による量産体制と宅配チェーン参入
1981年11月、商号を株式会社ジェーシー・フーズに変更。1982年4月、千葉県成田市に東京工場(成田工場)を建設し、最新の自動機械を導入してピザの量産体制を確立。1985年9月にはピザ大手宅配チェーンへの食材供給を開始し、業務用市場に進出した。これにより、同社は小売向けだけでなく外食産業向けの安定供給源としての地位を築いた。
生産拠点の拡充と自社ブランドの誕生
1988年9月、北海道二海郡八雲町に「ハーベスター八雲」を開場。1989年8月、千葉県香取郡大栄町に千葉工場を建設・操業開始。1993年2月、日本証券業協会に店頭登録。1996年2月、デルソーレブランドの販売を開始。1997年6月、東京都稲城市に多摩工場を建設し、ピザ・エスニックブレッドの大量生産ラインを確立。2000年9月、商号を株式会社ジェーシー・フーズネットに変更した。一連の設備投資により生産能力が拡大し、自社ブランド展開が可能となった。
年表13件を開く
1960年代
- 1964年11月創業株式会社ジェー アンド シーカンパニーを設立、米国より冷凍ピザを輸入し、販売を開始
- 1965年5月東京都目黒区に工場を建設、ピザの自社製造を開始(1981年11月に閉鎖)
- 1969年7月福岡県粕屋郡古賀町に量産工場(現九州工場)を建設、ピザの全国販売を開始
1970年代
- 1977年5月大阪府大阪市西区に大阪営業所(現大阪支店)を開設
1980年代
- 1981年11月商号変更商号を「株式会社ジェーシー・フーズ」に変更
- 1982年4月千葉県成田市に東京工場(成田工場)を建設、最新の自動機械の導入により、ピザの量産体制を確立
- 1985年9月ピザの大手宅配チェーンに食材供給を開始
- 1988年9月北海道二海郡八雲町に「ハーベスター八雲」開場
- 1989年8月千葉県香取郡大栄町に千葉工場を建設、操業開始
1990年代
- 1993年2月日本証券業協会に店頭登録銘柄として登録
- 1996年2月デルソーレブランドの販売を開始
- 1997年6月東京都稲城市に多摩工場を建設、ピザ・エスニックブレッドの大量生産が可能なライン体制を確立
2000年代
- 2000年9月商号変更商号を「株式会社ジェーシー・フーズネット」に変更
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
食品安全管理体制の充実
FSSC22000やISO22000の認証を活かし、HACCPに基づく高度な食品安全マネジメントを継続。原材料の安全性確認、衛生管理、製造工程の監視を徹底し、安心・安全な製品を提供する。
- 02
生産力フル活用と販路拡大
千葉工場火災後の完全復旧により生産ラインがフル稼働。業務用では人手不足の外食や惣菜メーカー向け課題解決型提案、家庭用では冷凍ピザ市場開拓やEC・SNSでブランド浸透を進め、シェア回復と新領域開拓を行う。
- 03
外食事業のテイクアウト強化とFC拡大
テイクアウト業態(「おめで鯛焼き本舗」「京鳥」)を成長ドライバーに位置づけ、百貨店・商業施設への催事出店やFC加盟展開を本格化し、スピーディな事業拡大と収益基盤強化を図る。
- 04
海外事業の収益多角化と新規市場開拓
輸入では独自性のある商材発掘と販路多様化、輸出では円安を追い風に東南アジア等新規市場へ直取引拡大を強化し、海外事業を中核の柱に育成する。
- 05
DX推進とAI活用による効率化
営業・生産・バックオフィスなど全社的にシステム化とAI活用を進め、飛躍的効率化を図るとともに、情報セキュリティやBCP対応力を高め、データ基盤の経営管理体制を構築する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で241人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は545万円で、9期前と比べて+14.5%。平均年齢は44.0歳、平均勤続年数は14.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 320 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 311 | — |
| 2019年3月 | 476 | 43.2 | 10.8 | 326 | — |
| 2020年3月 | 481 | 43.2 | 11.1 | 323 | — |
| 2021年3月 | 468 | 44.2 | 11.9 | 310 | — |
| 2022年3月 | 474 | 44.6 | 12.4 | 294 | — |
| 2023年3月 | 489 | 43.3 | 12.2 | 262 | — |
| 2024年3月 | 506 | 43.4 | 12.9 | 247 | — |
| 2025年3月 | 527 | 43.7 | 13.4 | 250 | 240 |
| 2026年3月 | 545 | 44.0 | 14.0 | 241 | 166 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社1社(国内 1 / 海外 0) を有報から抽出しています。
- 国内二海鷲ウイスキー㈱北海道二海郡八雲町議決権25.0%
- 補助金8,000万円[第五回]令和2年度事業再構築補助金(交付申請等)中小企業庁
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は146億円、営業利益は4億円。前期と比べると減収減益で、売上が-5.2%、利益が-33.3%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 160億円 | 146億円 |
| 営業利益 | 7億円 | 4億円 |
| 純利益 | 4億円 | 2億円 |
| 1株あたり配当 | ¥12 | ¥12 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は40億円、営業利益は2億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−13.0%、営業利益は−50.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 38 | — | — | −2 |
| 2024年1Q | 46 | 4 | 8.7 | 3 |
| 2024年2Q | 47 | 5 | 10.6 | 3 |
| 2024年3Q | 48 | 4 | 8.3 | 3 |
| 2024年4Q | 37 | — | — | −3 |
| 2025年2Q | 81 | 4 | 4.9 | 5 |
| 2025年4Q | 73 | 2 | 2.7 | −9 |
| 2026年2Q | 68 | 1 | 1.5 | 0 |
| 2026年4Q | 78 | 3 | 3.8 | 2 |
| 2027年1Q | 40 | 2 | 5.0 | 2 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は163億円から146億円へ90%に減った。直近期の営業利益率は2.7%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 163 | — | 8 | — | 2 |
| 2014年3月 | 170 | — | 8 | — | 4 |
| 2015年3月 | 170 | — | 6 | — | 2 |
| 2016年3月 | 167 | — | 8 | — | 3 |
| 2017年3月 | 164 | — | 9 | — | 4 |
| 2018年3月 | 169 | — | 7 | — | 3 |
| 2019年3月 | 176 | — | 8 | — | 5 |
| 2020年3月 | 178 | — | 9 | — | 5 |
| 2021年3月 | 166 | — | 6 | — | 3 |
| 2022年3月 | 155 | — | 10 | — | 6 |
| 2023年3月 | 169 | — | 5 | — | 3 |
| 2024年3月 | 178 | — | 13 | — | 6 |
| 2025年3月 | 154 | 6 | 5 | 3.9 | −4 |
| 2026年3月 | 146 | 4 | 4 | 2.7 | 2 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高146億円のうち、営業利益として残るのは4億円で2.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の1.4%にあたる。営業利益率は業種中央値4.1%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金63.0%92億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金34.2%50億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.7%4億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが−1億円、投資CFが−7億円で、差し引きのフリーCFは−8億円。この組み合わせは「消耗型」にあたる。本業・投資・財務のすべてで現金が出ていっている。手元資金の厚みが生命線。期末の手元現金は17億円で、売上の1.4ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 11 | 0 | −10 | 11 | 18 |
| 2014年3月 | 4 | −3 | −8 | 1 | 11 |
| 2015年3月 | 7 | −8 | 6 | −1 | 17 |
| 2016年3月 | 7 | −6 | −1 | 1 | 17 |
| 2017年3月 | 9 | −8 | −2 | 1 | 16 |
| 2018年3月 | 1 | −17 | 7 | −16 | 8 |
| 2019年3月 | 10 | −4 | −4 | 6 | 10 |
| 2020年3月 | 15 | −7 | −4 | 8 | 14 |
| 2021年3月 | 3 | −4 | −3 | −1 | 10 |
| 2022年3月 | 16 | −3 | −7 | 13 | 16 |
| 2023年3月 | 4 | −1 | −3 | 3 | 16 |
| 2024年3月 | 11 | −2 | −3 | 9 | 23 |
| 2025年3月 | 9 | −3 | −2 | 6 | 27 |
| 2026年3月 | −1 | −7 | −2 | −8 | 17 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は102億円。このうち返さなくてよい自己資本が62億円で、自己資本比率は60.8%(業種中央値56.8%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 88 | 31 | 57 | 34.6 |
| 2014年3月 | 79 | 34 | 45 | 42.8 |
| 2015年3月 | 89 | 38 | 51 | 42.5 |
| 2016年3月 | 93 | 40 | 53 | 43.2 |
| 2017年3月 | 96 | 43 | 53 | 45.0 |
| 2018年3月 | 107 | 45 | 62 | 42.0 |
| 2019年3月 | 109 | 49 | 60 | 44.9 |
| 2020年3月 | 113 | 53 | 60 | 46.7 |
| 2021年3月 | 107 | 54 | 53 | 50.9 |
| 2022年3月 | 106 | 60 | 46 | 56.1 |
| 2023年3月 | 110 | 61 | 49 | 55.1 |
| 2024年3月 | 107 | 66 | 41 | 61.8 |
| 2025年3月 | 102 | 61 | 41 | 59.7 |
| 2026年3月 | 102 | 62 | 40 | 60.8 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
食料品 123社との比較
同じ食料品の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで123社中52位あたり、逆に低いのは売上成長率で123社中119位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥465で、1年前と比べて+8.9%。過去52週の値幅のなかでは45%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 19.5倍 |
| PER (会社予想) | 10.4倍 |
| PBR | 1.10倍 |
| 配当利回り | 2.58% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は480円で、25日線(475.56円)を+0.9%上回り、75日線(460.93円)を+4.1%上回る。200日線(451.71円)も上回り、中期トレンドは上向き。52週高値520円には約7.7%と接近しており、上値に意識される。直近1ヶ月ではほぼ横ばい(-0.21%)だが、8月6日と8月14日に出来高が急増(52,100株、73,200株)し、買いの勢いが見られる。RSIは47.46と中立圏。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)。
実績PERは20.16倍と同業界平均の28.75倍を下回るが、予想PERは10.7倍と大幅に改善見込み。PBRは1.13倍と平均1.64倍を下回り、割安感はある。配当利回り2.5%は平均2.23%を上回り、配当性向50.4%と高水準で株主還元は積極的。ただしROEは3.4%と低く、2025/3期は純損失を計上するなど業績は不安定。総合的にはほぼ妥当と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 19.5倍 | 28.6倍 |
| PER (予想) | 10.4倍 | — |
| PBR | 1.10倍 | 1.63倍 |
| ROE | 3.4% | 7.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
2025年3月期に営業利益率3.9%と改善した一方、特別損失で最終赤字。2026年3月期は減収・減益見込み。強気派は、小麦粉需要が底堅く、原材料価格の下落が追い風になると考える。また、生産性向上やコスト削減で利益が改善する余地があると見る。弱気派は、人口減少で製粉市場が縮小しており、価格競争が激しく、規模の小さい企業は利益を伸ばすのが難しいと考える。さらに、小麦価格の変動が業績に大きく影響するリスクがある。
- 原材料安の恩恵
国際的な小麦価格が下落しており、仕入れコストが低下し利益が改善する可能性がある。
- 改善する生産性
工場の稼働効率や物流の効率化で、営業利益率は3.9%まで改善した。
- 安定的な需要
小麦粉は主食・加工食品に使われ、景気に関わらず一定の需要がある。
- 予想PER10.7倍と評価が急改善決算発表後影響強
時価総額44億円に対し予想PER10.7倍。実績20.16倍から半減する水準で、増益期待が強まる
- 純利益が赤字から2億円に回復決算発表後影響中
純利益は25年3月期▲4億円から26年3月期2億円へ改善。営業利益率2.74%を確保した
- 配当利回り2.5%とインカム需要継続影響中
配当利回り2.5%は小型株では高く、低金利下で配当目的の買いが下値を支える
- PBR1.13倍と純資産の裏付け通年影響弱
PBR1.13倍は帳簿価格に近く、企業価値の毀損リスクが小さい。ROE3.4%の改善余地も
- 市場の縮小
人口減少や食生活の多様化で需要が減少傾向にある。
- 大手との競争
大手製粉会社が価格競争を仕掛け、小規模企業は苦戦している。
- 小麦価格の変動
価格の高騰時にはコスト転嫁が遅れ、利益が急減するリスクがある。
- 売上高が3期連続減収で146億円通年影響強
売上高は178→154→146億円と減少。3期連続の減収が続くと固定費負担が重くなる
- 営業利益が6→4億円へ減少通年影響中
営業利益は6億円から4億円へ減少。営業利益率も3.9%→2.74%に低下した
- 純利益が6→▲4→2億円と大きくぶれる不定影響中
純利益の変動が激しく、1期ごとの増減が株価を乱高下させる。26年3月期は小幅回復に留まる
- ROE3.4%は資本効率が低い継続影響弱
ROE3.4%では自己資本の成長が遅く、高PER維持を正当化しにくい
- 製粉数量
- 販売量の動向を把握し、需要の増減を確認するため。
- 出荷価格
- 価格転嫁の状況を見ることで収益性を評価するため。
- 小麦仕入れ価格
- コスト変動が利益に与える影響を監視するため。
- 営業利益率
- 原価率高騰時も収益を確保できているか確認するため。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり12円で、前期から−20.0%。いまの株価に対する利回りは2.58%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 10 | — | 24.5 |
| 2018年3月 | 10 | 0.0 | 35.8 |
| 2019年3月 | 12 | 20.0 | 21.9 |
| 2020年3月 | 12 | 0.0 | 21.3 |
| 2021年3月 | 10 | −16.7 | 36.2 |
| 2022年3月 | 12 | 20.0 | 17.0 |
| 2023年3月 | 10 | −16.7 | 29.6 |
| 2024年3月 | 12 | 20.0 | 17.8 |
| 2025年3月 | 15 | 25.0 | — |
| 2026年3月 | 12 | −20.0 | 50.4 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥12
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ2,370人。区分でいちばん多いのは個人・その他で68.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が20.5%を占め、残る79.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 66.1 | 65.1 | 68.2 | 67.5 | 68.2 | 68.8 |
| 事業法人 | 15.8 | 16.5 | 16.5 | 16.6 | 16.4 | 15.9 |
| 外国法人 | 12.5 | 12.9 | 10.0 | 10.5 | 10.0 | 10.1 |
| 金融機関 | 5.3 | 5.3 | 4.6 | 4.7 | 4.6 | 4.6 |
| 自己株式 | 0.0 | 0.0 | 2.2 | 2.2 | 2.2 | 2.2 |
| 証券会社 | 0.2 | 0.1 | 0.6 | 0.7 | 0.7 | 0.6 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.1 | 0.2 | 0.2 | 0.2 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 大河原 愛子 | 24.84 |
| 02 | 大河原 毅 | 16.85 |
| 03 | PT INDOFOOD CBP SUKSES MAKMUR TBK(常任代理人SMBC日興証券株式会社) | 9.88 |
| 04 | 株式会社ミツウロコグループホールディングス | 3.29 |
| 05 | 株式会社ニチレイフーズ | 2.80 |
| 06 | 株式会社三菱UFJ銀行 | 2.36 |
| 07 | マリンフード株式会社 | 2.26 |
| 08 | 株式会社商工組合中央金庫 | 2.20 |
| 09 | 日清製粉株式会社 | 1.98 |
| 10 | 和田 隆介 | 1.71 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+6%、1株純資産は14期で+88%。直近期のROEは3.4%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 22 | 372 | 6.2 | 16.0 | 47.9 |
| 2014年3月 | 49 | 411 | 12.4 | 6.2 | 22.3 |
| 2015年3月 | 23 | 417 | 5.4 | 13.8 | 30.9 |
| 2016年3月 | 32 | 441 | 7.5 | 10.2 | 30.8 |
| 2017年3月 | 41 | 473 | 8.9 | 9.8 | 24.5 |
| 2018年3月 | 28 | 492 | 5.8 | 14.9 | 35.8 |
| 2019年3月 | 55 | 536 | 10.7 | 6.5 | 21.9 |
| 2020年3月 | 56 | 579 | 10.1 | 8.5 | 21.3 |
| 2021年3月 | 28 | 595 | 4.7 | 17.4 | 36.2 |
| 2022年3月 | 70 | 655 | 11.3 | 7.6 | 17.0 |
| 2023年3月 | 34 | 683 | 5.0 | 11.8 | 29.6 |
| 2024年3月 | 67 | 745 | 9.4 | 9.1 | 17.8 |
| 2025年3月 | −47 | 687 | −6.6 | — | — |
| 2026年3月 | 24 | 700 | 3.4 | 19.7 | 50.4 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
13名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は13名。2026/3期の役員報酬は総額305百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 大河原毅 | 代表取締役CEO | 82 | 1,534,000 |
| 武長栄治 | 代表取締役社長 | 48 | 2,000 |
| アーネストM.比嘉 | 取締役 | 73 | 118,000 |
| 森山敏治 | 取締役 | 69 | 12,000 |
| 印部修一 | 取締役 管理ユニット管掌 | 59 | 3,000 |
| 三枝広幸 | 取締役 管理ユニット担当 | 62 | 8,000 |
| 遠藤貢 | 取締役 | 78 | 1,000 |
| 近藤正樹 | 取締役 | 71 | — |
| 金原俊一郎 | 常勤監査役 | 67 | 1,000 |
| 髙栁泉 | 監査役 | 76 | 28,000 |
| 山田勝重 | 監査役 | 76 | — |
| 栗本佳昭 | 取締役 営業ユニット担当 食品事業管掌 | 60 | 25,000 |
残りの役員1名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 加藤俊行 | 取締役 営業ユニット担当 外食事業管掌 | 59 | 1,000 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 退職慰労百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 8 | 145 | 14 | 115 | 274 | 34 |
| 社外取締役 | 4 | 22 | 1 | 2 | 24 | 6 |
| 監査役 | 1 | 6 | 1 | 1 | 7 | 7 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容258字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,593字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク2,167字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,915字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
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- 半期報告書半期報告書-第61期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-14
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- 四半期報告書四半期報告書-第60期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第59期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-29
- 四半期報告書四半期報告書-第59期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
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- 四半期報告書四半期報告書-第59期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-12
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