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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

石井食品

Ishii Food Co.,Ltd.2894 · Standard · 食料品

概要

石井食品は千葉県船橋市に本社を置く調理加工食品メーカーである。ミートボールやハンバーグを主力とし、「石井食品」ブランドで知られる。無添加調理と原材料の履歴情報開示を特徴とし、学校給食や業務用も手掛ける。2025年3月期の売上高は109億円、従業員数405名。東京証券取引所スタンダード市場に上場する。

主力の食肉加工品が売上の86.7%を占める

石井食品の製品別売上高(2025年4月~2026年3月期)を見ると、食肉加工品(ハンバーグ・ミートボールなど)が95億23百万円で全体の86.7%を占める。次いで惣菜4.5%、地域商品3.2%、正月料理2.5%、非常食1.7%、配慮食0.5%と続く。食肉加工品は弁当向け定番商品として売上が堅調であり、常温品のラインナップ拡充も寄与している。惣菜カテゴリは微減だが、栗ごはんの素シリーズは季節感の調整により増加した。地域商品は「地域と旬」ブランドとして販売時期を四季で表すパッケージにリニューアルしている。

千葉・京都・佐賀の3工場で生産、グループ会社で販売

製造拠点は八千代工場(千葉県)、京丹波工場(京都府)、唐津工場(佐賀県)の3工場体制である。販売は当社の顧客サービス部が小売業者や消費者への販売を行うほか、連結子会社の株式会社ダイレクトイシイが通信販売を担う。かつては直販子会社のイシイ産業株式会社(2019年清算)や関西・九州の子会社を吸収合併してきた。グループ全体として食品事業の単一セグメントで活動している。

無添加調理・厳選素材・品質保証番号の3原則

石井食品は「真においしいものをつくる~身体にも心にも未来にも~」を企業理念に掲げ、3つの活動原則を掲げる。①素材本来の味を活かす「無添加調理」の技術、②自社社員が目で確認した「厳選素材」、③原材料の履歴情報を開示する「品質保証番号」である。2001年にはホームページから原材料やアレルゲン情報を開示する「OPEN ISHII」を開始し、2010年には原材料履歴提供システムで国内特許を取得している。

売上高は109億円、2026年3月期は営業損失

2025年3月期の売上高は109億79百万円(前期比1.0%増)、営業利益は6百万円(前期比2億61百万円減)と減益。2026年3月期(計画)は売上高110億円に対し営業損失0百万円と見込む。原材料高騰や設備修繕・減損損失が響き、2026年3月期には親会社株主に帰属する当期純損失1億24百万円を計上した。キャッシュフローでは営業活動による資金増加が6億83百万円あり、現金同等物は20億62百万円。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
110億円
営業利益
0億円
営業利益率
0.0%
純利益
-1億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書のセグメント情報(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
食肉加工品95億円86.4%
その他15億円13.6%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

製品と技術

ミートボール・ハンバーグが売上牽引、常温品も拡充

石井食品の主力は調理済チキンハンバーグとミートボールである。1970年に業界初のチキンハンバーグを発売して以来、ハンバーグは定番商品として成長。ミートボールはチルド・常温両方で展開し、お弁当向けの根強い需要がある。2025年3月の価格改定後も売上は堅調で、常温品はローリングストックやアウトドア用途として販路を広げている。2026年3月期の食肉加工品売上は95億円超。

地域と旬のブランド、地産地消の商品開発

地域商品は「地域と旬」ブランドで展開される。山梨県大月市や北海道訓子府町など生産者や行政と連携し、地域食材を活かした商品を開発する。例えば「三浦大根を使った和風カレー」「大阪能勢町山椒使用の山椒の肉団子」などがある。2025年にはパッケージをリニューアルし、四季を表す意匠を付して「産地を食卓へ」というメッセージを打ち出している。このカテゴリは単独では売上構成比3%程度だが、CSR的意義も大きい。

食物アレルギー配慮食と非常食、多様なニーズに対応

食物アレルギー配慮食は京丹波工場内の専用工場で生産される。特定原材料8品目不使用のおせちや食塩不使用のおせちなど個別ニーズに対応した商品を揃える。非常食カテゴリでは常温保存可能なミートボール・ハンバーグを展開し、災害備蓄用としても販売。2026年3月期の配慮食売上は54百万円(前期比10.9%増)、非常食は1億89百万円(同12.0%減)だったが、いずれも成長性が期待される分野である。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

食料品のなかでの位置

惣菜・弁当でニッチ市場、競争激化に直面

石井食品は、惣菜・弁当などを製造販売する食品メーカー。ニップンや日清製粉グループなどの大手製粉会社とは事業領域が異なり、惣菜分野で競合。売上高は約110億円と小規模で、営業利益率は2.75%と低水準。2026年3月期は営業利益率0%の予想で、収益性に課題。原材料高騰や人手不足、競合との価格競争に直面している。

強み

  • 地元スーパーや小売店との強固な関係で、安定した販路を確保。
  • 和洋中の多彩な惣菜を提供し、消費者のニーズに対応。
  • 長年の惣菜製造で、品質と安全性のノウハウを保有。
  • 小規模組織で機動的な商品開発が可能。

課題

  • 営業利益率が2%台と低く、2026年は0%見通し。
  • 原材料費や人件費の上昇を価格転嫁できず、収益圧迫。
  • コンビニやスーパーのPB商品との競争が激化。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

食料品の時価総額近傍。太字が石井食品

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13069JFLAホールディングス82億円12.3倍
22286林兼産業82億円6.0倍
32586フルッタフルッタ81億円97.4倍
42055日和産業73億円16.7倍
5559A梅乃宿酒造71億円21.9倍
62894石井食品69億円
72293滝沢ハム57億円
82917大森屋47億円50.9倍
92876デルソーレ42億円19.5倍
102215第一屋製パン42億円9.1倍
112911旭松食品42億円18.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 41件

創業は電気機器メーカー、戦後の食糧不足が転機に

石井食品の前身は1945年5月、創業者石井毅が個人経営していた不二電器研究所を継承した石井電気工業株式会社である。資本金18万円で発足したが、戦後の食糧欠乏下で東京湾の小魚の繁殖に着目し、1946年1月に佃煮の製造を開始した。1949年2月に現商号の石井食品株式会社に改称し、食品メーカーとして歩み始めた。

真空包装煮豆で広域販売を実現、1962年東証二部上場

1958年4月、保存性の低い煮豆をポリエチレン袋に詰め、真空包装と熱湯殺菌により長期保存を可能にした。この技術により広域販売が展開可能となり、爆発的需要が発生。1961年8月には千葉県八千代市に工場を建設し、翌1962年12月には資本金1億円に増資して東京証券取引所第二部に上場した。真空包装技術が成長の原動力となった。

直販分離とチキンハンバーグ発売で業容拡大

1966年11月、直販部門を分離独立させ、千葉県下と都内一部で自社製品を販売するイシイ産業株式会社を設立。1970年4月には業界初の調理済チキンハンバーグを発売し、味と利便性で大手メーカーを凌駕して急速に業績を伸長した。1973年6月には関西以西の需要増に対応するため佐賀県に工場(現・唐津工場)を設立し、1978年9月には八千代工場内に業界最大のハンバーグ工場を建設した。

関西・九州に生産拠点を拡大、子会社の吸収合併を進める

1986年1月、関西方面向けの供給拠点として株式会社関西石井食品(現・京丹波工場)を京都府に設立。同時期に高級惣菜のアンテナショップとして株式会社レストランイシイ(現・株式会社ダイレクトイシイ)を設立し、船橋東武に1号店を出店した。2000年代に入ると品質管理体制を強化し、2010年7月には関西石井食品と九州石井食品を吸収合併、2012年2月には株式会社イシイトレーディングを吸収合併した。

無添加調理への全面移行と食物アレルギー対応

2012年12月、おせち料理をリニューアルしたことでイシイのブランドは全て「無添加調理」となった。同年7月には京丹波工場内に食物アレルギー配慮食専用工場を建設。2013年12月には栗きんとんの栗の国内加工を開始し、原材料の国産化を進めた。2018年3月期から2021年3月期にかけて売上高は減少したが、2022年3月期以降は回復傾向にある。

市場区分見直しでスタンダード市場へ移行

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しにより、従来の市場第二部からスタンダード市場に移行した。中期経営計画(2022年度-2026年度)では「ISHII VISION2030」を掲げ、農と食卓をつなぐ子育て支援企業を目指す。2025年9月にはISO22000・FSSC22000の認証範囲を常温ミートボール・ハンバーグなどに拡大し、品質管理体制を強化している。

年表41件を開く

1940年代

  • 1945年5月創業創業者である石井毅一個人経営の不二電器研究所を継承した石井電気工業㈱として発足(資本金18万円)。
  • 1946年1月食糧の欠乏下に東京湾の小魚類の繁殖に着目し、佃煮の製造を開始。
  • 1949年2月現商号石井食品株式会社に改称。

1950年代

  • 1958年4月保存性の低い煮豆をポリエチレン袋に詰め、真空包装・熱湯殺菌により長期保存を可能とし、広域販売を展開。

1960年代

  • 1961年8月真空包装煮豆の爆発的需要により、千葉県八千代市に工場建設。
  • 1962年12月上場資本金を1億円に増資し、東京証券取引所第二部に上場。
  • 1966年11月当社の直販部門を分離独立し、千葉県下と都内の一部に当社製・商品を販売するイシイ産業㈱を設立。

1970年代

  • 1970年4月業界初の調理済チキンハンバーグを発売。味、利便性から大手メーカーを凌駕して急速に業績伸長。
  • 1973年6月関西以西の需要増に対処するため、㈱イシイフード(現・石井食品㈱唐津工場)を設立し、原料と労働力の関係から佐賀県下に工場を建設。
  • 1974年7月和風そう菜生産と人員合理化のため、㈱イシイそう菜を設立。
  • 1977年4月時価発行及び無償増資を行い資本金836,000千円となる。
  • 1977年6月本社ビルを建設。
  • 1978年4月無償増資を行い現資本金919,600千円、発行済株式総数18,392千株となる。
  • 1978年9月八千代工場内に業界最大のハンバーグ工場を建設。

1980年代

  • 1983年9月M&A100%子会社の㈱イシイそう菜を吸収合併。
  • 1986年1月関西方面を中心とした製品供給のため㈱関西石井食品(現・石井食品㈱京丹波工場)を設立し、京都府下に工場を建設。
  • 1986年10月当社のアンテナショップとして、高級そう菜の製造及び販売を目的として、㈲レストランイシイ(現・連結子会社㈱ダイレクトイシイ)を設立、㈱船橋東武に1号店を出店。
  • 1988年10月八千代工場内に冷凍・チルドそう菜工場を建設。

2000年代

  • 2000年8月品質保証番号による管理システムを全工場に導入。
  • 2001年5月高品質の原材料を輸入するため、㈲宮澤トレーディング(㈱イシイトレーディング)を設立。
  • 2001年10月八千代工場デリカカンパニーでISO9001:2000認証取得。
  • 2001年12月ホームページから製品の原材料、アレルゲン等の情報開示サービス「OPEN ISHII」開始。
  • 2002年10月当社グループでISO9001:2000認証取得。
  • 2003年12月携帯電話サイトで「OPEN ISHII」開始。
  • 2004年2月当社八千代工場、石井食品関西㈱(現・石井食品㈱京丹波工場)、石井食品九州㈱(現・石井食品㈱唐津工場)の生産カンパニー及び本社部門等でISO14001:1996認証取得。
  • 2005年2月当社八千代工場、石井食品関西㈱(現・石井食品㈱京丹波工場)、石井食品九州㈱(現・石井食品㈱唐津工場)の生産カンパニー及び本社部門等でISO14001:2004移行登録。
  • 2008年5月当社八千代工場、石井食品関西㈱(現・石井食品㈱京丹波工場)、石井食品九州㈱(現・石井食品㈱唐津工場)の生産カンパニー及び本社部門等で製造販売等を行うミートボールについて、ISO22000:2005認証取得。
  • 2009年12月当社八千代工場、石井食品関西㈱(現・石井食品㈱京丹波工場)、石井食品九州㈱(現・石井食品㈱唐津工場)の生産カンパニー及び本社部門等でISO9001:2008移行登録。

2010年代

  • 2010年3月原材料の開示システム「原材料履歴提供システムおよび原材料履歴管理方法」の国内特許取得。
  • 2010年7月M&A100%子会社である石井食品関西㈱(現・石井食品㈱京丹波工場)、石井食品九州㈱(現・石井食品㈱唐津工場)の2社を吸収合併。
  • 2012年2月M&A100%子会社である㈱イシイトレーディングを吸収合併。
  • 2012年7月当社京丹波工場内に、食物アレルギー配慮食専用工場を建設。
  • 2012年12月おせち料理をリニューアルしたことにより、イシイのブランドはすべて「無添加調理」となる。
  • 2013年10月当社八千代工場、京丹波工場、唐津工場のチルドミートボール、チルドハンバーグ及びごぼうサラダの設計・開発、製造においてFSSC22000を認証取得。
  • 2013年12月栗きんとんの栗の国内加工を開始。
  • 2014年8月本社ビル1階にコミュニティハウス「ヴィリジアン」を開設。
  • 2016年9月当社グループでISO9001:2015移行登録。
  • 2017年3月当社グループでISO14001:2015移行登録。
  • 2019年3月100%子会社であるイシイ産業㈱を清算。

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行。
  • 2025年9月ISO22000,FSSC22000の認証範囲が拡大。常温ミートボール、常温ハンバーグなどが追加。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    地域と旬の共創モデルへの転換

    日本の生産者や行政との連携を深化し、地域食材を活かした商品を共同開発。理念を共有する販売チャネルを通じて、地域活性化に繋げる「地域と旬」モデルを経営の中心に据える。既に山梨県大月市や北海道訓子府町では会社設立まで進展している。

  2. 02

    原材料・物流コスト増への対応

    生産者との強固な関係構築により安定調達と柔軟な取引を実現。配送網の見直しや効率的な生産計画でコスト抑制を図り、吸収できない原価高騰には適切なタイミングで価格改定を実施する体制を整備する。

  3. 03

    生産体制の抜本的見直しとIT活用

    「残業ありき」の意識改革を経営主導で推進し、製販一体の効率的な生産計画とロボット化・自動化投資により残業削減と生産性向上を進める。基幹システム刷新と生成AIの活用で業務の属人化解消やデータ活用を促進する。

  4. 04

    ブランディング・マーケティング強化

    工場見学やEC直販チャネルを通じてファンと社員の交流機会を創出。地域イベントへの参画や、子育て・地域活性などの文脈を食のライフスタイル提案で伝え、総合的なブランディングとマーケティングを全従業員で実施する。

  5. 05

    サステナブル経営と環境負荷軽減

    環境・社会貢献・労働環境への対応を経営戦略と同一視。自然エネルギーへの切り替え、持続可能な生産体制構築、LIMEX活用による脱プラスチックを推進し、環境配慮型サプライチェーンを構築する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で405人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は552万円で、9期前と比べて+11.5%平均年齢は42.9歳、平均勤続年数は15.2年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月319
2018年3月317
2019年3月49542.114.8333
2020年3月49541.914.5352
2021年3月50342.415.1358
2022年3月50443.015.3368
2023年3月52143.515.8372
2024年3月53543.315.4388
2025年3月54743.115.440374
2026年3月55242.915.24050

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率30.4%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)67.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位6)
京丹波工場 — 京都府船井郡京丹波町981百万円
八千代工場 — 千葉県八千代市870百万円
本社 — 千葉県船橋市727百万円
唐津工場 — 佐賀県唐津市441百万円
西日本地区 名古屋営業所(愛知県名古屋市東区)他2営業所9百万円
本社 — 千葉県船橋市1百万円
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社 ダイレクトイシイ
    千葉県 船橋市 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は110億円営業利益0億円前期と比べると増収減益で、売上が+0.9%、利益が-100.0%。

売上高
+0.9%
110億円
営業利益
-100.0%
0億円
純利益
-133.3%
-1億円
営業利益率
0.0%
前期比 -2.8%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高112億円110億円
営業利益2億円0億円
純利益1億円-1億円
1株あたり配当¥4¥4

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は29億円、営業利益は1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+11.5%、営業利益は−50.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q232
2024年1Q2627.72
2024年2Q2613.80
2024年3Q2727.41
2024年4Q262
2025年2Q5411.90
2025年4Q5523.63
2026年2Q5423.72
2026年4Q56−2−3.6−3
2027年1Q2913.41

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は102億円から110億円へ1.1倍に増えた。直近期の営業利益率は0.0%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月102−4−5
本社ビル1階にコミュニティハウス「ヴィリジアン」を開設。
2014年3月103−2−3
2015年3月10500
2016年3月105−3−5
2017年3月1050−1
2018年3月10422
2019年3月9700
2020年3月96−1−2
2021年3月83−2−8
2022年3月8810
2023年3月9533
2024年3月10555
2025年3月109332.83
2026年3月110000.0−1

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高110億円のうち、営業利益として残るのは0億円0.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-1億円、売上の-0.9%にあたる。営業利益率は業種中央値4.1%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金67.3%74億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金32.7%36億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.0%0億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
32.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比4.1pt
0.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比4.1pt
-0.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROA
-1.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
0.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが7億円、投資CFが−3億円で、差し引きのフリーCFは4億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は21億円で、売上の2.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月011−11127
2014年3月−11−2024
2015年3月51−1629
2016年3月1−15−1−1414
2017年3月4941331
2018年3月8−1−1737
2019年3月3−2−5133
2020年3月−1−1−6−225
2021年3月1−11026
2022年3月2−3−4−120
2023年3月3−51−219
2024年3月12−6−1625
2025年3月1−7−1−618
2026年3月7−3−1421

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は82億円。このうち返さなくてよい自己資本が38億円で、自己資本比率は46.6%(業種中央値56.8%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月92514155.2
2014年3月82463655.7
2015年3月83463754.6
2016年3月77364147.2
2017年3月83364743.7
2018年3月91395243.3
2019年3月84384644.9
2020年3月72353748.2
2021年3月65263941.0
2022年3月60263442.4
2023年3月67293842.9
2024年3月81344742.3
2025年3月77393850.3
2026年3月82384446.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
21億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
21億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
1億円
在庫として抱えている分
負債合計
44億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
61
/ 100
安定性自己資本比率31 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

食料品 123社との比較

同じ食料品の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率123社中85位あたり、逆に低いのは営業利益率123社中119位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 7.3%
P25 3.7%P75 11.4%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
0.0%/中央値 4.1%
P25 2.7%P75 7.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
46.6%/中央値 56.8%
P25 46.5%P75 67.3%
売上成長率前期からの売上の伸び
0.9%/中央値 3.4%
P25 0.7%P75 6.3%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.1%/中央値 2.3%
P25 1.5%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥373で、1年前と比べて+18.6%過去52週の値幅のなかでは78%の位置にある。

¥373+2.8%1ヶ月+11.0%1年+18.6%時価総額69億円
過去52週の値幅
安値¥311高値¥391

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (会社予想)88.6倍
PBR1.58倍
配当利回り1.07%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1カ月で約7%上昇し、株価は353円。25日移動平均線に対して約4.2%上回って推移しており、上昇基調が続いています。52週高値391円には約9.7%の水準まで接近し、高値圏での攻防が注目されます。8月中旬以降は出来高が減少傾向にあり、上値追いにはやや慎重な需給状況が見られます。一方、52週安値311円からは約13.5%上昇しており、中期的なトレンドは改善しています。ただし、RSIが95.24と過熱感が強いため、短期的な調整リスクには注意が必要です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)

PERが実績では算出不能だが、予想PER83.8倍と極端に高く、業界平均28.64倍を大きく上回る。PBR1.49倍は平均1.63倍を下回るが、ROE7.9%は低め。配当利回り1.13%は平均2.22%を下回り、株主還元も見劣り。直近の純利益は赤字転落し、今期も赤字予想で業績悪化が懸念される。総合的に割高と判断。

指標この会社業種平均
PER (予想)88.6倍
PBR1.58倍1.63倍
ROE7.9%7.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上高は微増も、営業利益率は2.75%から0%へ悪化する見込みで、今後の収益改善が焦点。強気派は、無添加・安全というトレンドに合致したブランド力が中長期的な需要拡大につながるとみる。一方、弱気派は、原材料高や競争激化に加え、小規模事業でコスト吸収力が弱く、2026年3月期は赤字転落の予想もあり、業績下振れリスクを警戒する。大手食品メーカーとの競争は厳しく、差別化が価格に反映されにくい。株価は1年で13%上昇するなど期待もみられるが、業績改善の裏付けがカギとなる。

プラスに働く材料7
  • 無添加ブランドの価値

    無添加・安全志向の商品は消費者の健康意識が追い風で根強い需要がある

  • 給食・業務用の安定需要

    学校給食など契約需要は景気に左右されにくく、安定的な売上を見込める

  • 株価は上昇基調

    年初来13%上昇しており、市場は再成長を期待している

  • 予想PER83.8倍が示す黒字転換期待決算発表後影響

    時価総額65億円÷予想PER83.8倍で来期純利益約0.8億円を想定

  • 売上高110億円と売上規模を維持通年影響

    売上高109→110億円、横ばいでも収益の下支えとなる

  • 株価は1年で13.3%上昇と底堅い通年影響

    株価は1年間で13.34%上昇、増益期待が先行

  • PBR1.49倍と純資産水準に近い継続影響

    PBR1.49倍、株価353円で解散価値との乖離は小さい

マイナスに働く材料7
  • 営業利益率の悪化

    2026年3月期営業利益率は0%まで落ち込み、収益性は急低下

  • 赤字転落の懸念

    通期で最終赤字の予想があり、業績の不安定さが目立つ

  • 大手競合との競争

    食品大手が同種商品を低価格で投入しており、シェア拡大が難しい

  • 2026年3月期は営業利益0・純損失1億円通年影響

    営業利益3億円→0、純利益3億円→▲1億円と赤字転落

  • 売上高成長率が0.9%とほぼ停滞通年影響

    売上高伸び率は3.8%→0.9%、110億円で頭打ち感

  • 時価総額65億円の超小型株で流動性リスク継続影響

    時価総額65億円・外国人保有0.31%で売買代金が細りやすい

  • 配当利回り1.13%と低く、減配リスク次回株主総会影響

    配当利回り1.13%、純損失転落で配当維持が焦点

次の決算で確かめる点
売上高成長率
新商品や販路拡大が売上に反映されるかを見る
無添加商品の売上比率
ブランド戦略の成果と差別化の強さを測る
営業利益率
コスト上昇や価格競争の影響を直接反映する
業務用・給食の受注状況
安定需要の柱が維持されているかを確認する

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり4で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは1.07%。

年間配当
¥4
1株あたり
配当利回り
1.07%
いまの株価に対して
配当性向
23.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月3
2018年3月30.024.3
2019年3月30.0
2020年3月30.0
2021年3月30.0
2022年3月30.01666.7
2023年3月30.016.2
2024年3月433.314.7
2025年3月40.023.1
2026年3月40.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥4

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ8,154人。区分でいちばん多いのは個人・その他69.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が29.4%を占め、残る70.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他73.767.668.868.969.669.8
事業法人18.924.623.323.023.023.0
自己株式8.28.28.29.39.59.5
金融機関6.56.56.56.56.46.4
証券会社0.60.91.01.00.70.5
外国法人0.30.40.40.70.30.3
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01㈲ケイアンドアイ11.57
02石井 智康5.73
03㈱千葉銀行4.51
04㈱榎本武平商店3.55
05㈱十文字チキンカンパニー2.17
06石井 逹雄2.05
07損害保険ジャパン㈱1.90
08石井 健太郎1.54
09ユアサ・フナショク㈱1.16
10カネダ㈱1.16

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+70%、1株純資産は14期で−17%。直近期のROEは7.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月−25277
2014年3月−18257
2015年3月−1257
2016年3月−27208
2017年3月−4207
2018年3月112255.119.724.3
2019年3月12230.2376.8
2020年3月−10205
2021年3月−47157
2022年3月11520.6254.61666.7
2023年3月1817011.413.516.2
2024年3月2820515.012.114.7
2025年3月172317.917.623.1
2026年3月−8229

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/3期の役員報酬は総額114百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢
石井智康代表取締役 社長 執行役員45
久保啓介取締役 執行役員65
伊藤幸一郎取締役 執行役員51
知識賢治取締役63
中村朱美取締役42
福原礼子常勤監査役46
松山元監査役59
室井恵子監査役45
武田彩香監査役40

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3757525
社外取締役639397

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容288字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社1社で構成され、調理済食品の製造及び販売を主とした事業活動を行っております。 当社グループの事業に係わる位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。 なお、当社グループは、食品事業の単一セグメントであります。 食品事業(製造部門) 当社は、八千代工場、京丹波工場、唐津工場の3工場体制にて生産を行っております。 食品事業(販売部門) 当社の顧客サービス部が小売業者、消費者への販売を行っているほか、子会社の㈱ダイレクトイシイでは、当社製品等の通信販売を行っております。 事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,693字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは「真(ほんとう)においしいものをつくる~身体にも心にも未来にも~」を企業理念とし、「日本一、生産者と地域に貢献する食品会社になる」を目標に掲げております。 また、①素材本来の味を活かす本物の美味しさを提供する「無添加調理」の技術、②自社の社員の目で確認した安全と美味しさの源である「厳選素材」、③原材料の履歴情報を開示する「品質保証番号」、の3つの原則を基本に活動してまいります。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、収益力の改善を行い株主はもちろんのこと、すべてのステークホルダーにご満足いただけることを考え、経営戦略・経営計画に基づいて利益を生み出し企業価値の増加を図るよう努めております。近年ROEの考え方を導入する社会的要請も踏まえ、様々な経営指標を勘案しながら利益体質の強化、純資産の効率的活用を行っていく所存です。 (3)経営環境 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善などにより、景気は緩やかな回復の動きが見られました。しかしながら、資源・エネルギー価格の高騰等にともなう物価高により生活コスト全般が上昇し、これを背景に消費者の節約・低価格志向が継続しており、依然として厳しい事業環境状況が続いております。 このような環境の中、当社では中期経営計画(2022年度-2026年度)において、ISHII VISION2030「農と食卓をつなぎ、子育てを応援する企業に」を掲げ、「子育て」をはじめとする様々なお客様の生活シーンを支え、ライフスタイル変革につながる食サービスの最大化と着実な実行に向けた取り組みを推進しております。 (4)中長期的な会社の経営戦略 当社グループがこれまで培ってきた安心安全で美味しい食を提供するための無添加調理技術・履歴管理システムを基盤に、消費者と生産者をつなげる活動を通して、「日本一、生産者と地域に貢献する食品会社になる」ことを目指して活動してまいります。 ① 日本の各地域の生産者や行政等との連携を深化・拡大し、地域食材を活かした旬の季節商品の開発を行ってまいります。 ② 消費者のライフスタイルの変化を捉え、消費者が抱える食生活の課題を解決する商品の開発を行ってまいります。 ③ 不採算商品や低利益率商品の終売やリニューアルを進めるとともに、当社と理念を共有する販売チャネルとの関係を強化し、利益率の改善を行ってまいります。 ④ 生産設備やシステムに対して機械化・自動化・省力化への投資を進めることで、生産性を向上してまいります。 ⑤ 持続可能な社会の実現のために、様々な新技術を取り入れ、「省資源」、「省エネルギー」、「廃棄物の削減」に努めてまいります。 (5)優先的に対処すべき業務上及び財務上の課題 (3)の経営環境のもと、当社グループの対処すべき課題は次のとおりであります。 ① 持続可能な「地域と旬」モデルへの転換と提供価値の向上 「日本一、生産者と地域に貢献する食品会社になる」を経営目標に掲げ、日本の各地域の生産者や行政と連携して、単なる食材調達ではなく商品開発から共創し、当社と理念を共有するパートナー企業を通した販売により、関係者全員が一体となって地域活性に繋げる「地域と旬」の取組みを経営の中心に位置づけております。 地域商品は「産地から食卓へ」というメッセージのもとでパッケージをリニューアルし、当社が目指す持続可能な循環モデルを体現するカテゴリとしてブランディングを刷新しました。「地域と旬」の発端となった山梨県大月市、昨年度包括連携協定を締結した北海道訓子府町では当社との取組みの中でそれぞれ会社が設立され、商品開発だけでない共創も進んでおります。 また、継続する食料品の値上げや多様な働き方の実現、さらには自然災害への日常的な備えなど「食」に対する課題や消費者の意識は刻々と変化しております。当社はこうした変化をいち早く捉え、常温商品を中心に特に子育て世代の課題解決に繋がる商品を開発し、多様なライフスタイルに寄り添う新たな価値創造にスピード感を持って取り組んでまいります。 ② 原材料調達、物流等各種コスト増への対応 依然として続く原材料など製造コストの高騰に加え、猛暑など気候変動による不作や地政学リスクの顕在化により、安定調達の確保そのものについても対応しなければならない経済環境にあります。このような中で、当社は生産者との強固な関係構築に注力します。平時からの信頼関係により、双方の利益が確保される柔軟な取引や有事における供給確保を可能にし、強靭なサプライチェーンを確立します。また、物流・製造面では配送網の見直しや効率的な生産計画への移行によりコスト抑制を図ります。なお、自助努力で吸収しきれない原価高騰に対しては、適切なタイミングで価格改定を実施できる体制を整備します。 ③ 生産体制の抜本的見直しとIT技術の活用 従業員の高齢化や多様な働き方の実現及び設備の老朽化への対応として、生産設備・システム・人財に対して適切な投資を行ってまいります。 「残業ありき」の生産体制を改める意識改革を経営主導で推進し、製販一体となった効率的な生産計画の作成・実行、ロボット化・自動化投資により残業時間の削減や生産性の向上が進んでおります。 また、刷新した基幹システムが活用フェーズに入り、各部署での生成AIの積極的かつ革新的な取組みも相まって、業務の属人化解消や生産データの蓄積及び活用事例が生まれています。 ④ ブランディング・マーケティング活動の強化 当社の”ファン”と社員が交流する機会を継続的に創出すべく、各工場での工場見学や子会社の㈱ダイレクトイシイが運営するECでの直販チャネルを通じた相互コミュニケーションを積極的に展開しております。各営業所においても地域のイベント等に参画し、新規ファンの創出及びブランド価値の向上を全従業員で実施しております。加えて、子育てや地域活性といった様々な文脈を「食」を通じたライフスタイルの提案により伝えることで当社の総合的なブランディングやマーケティングを行ってまいります。 ⑤ サステナブルな経営の実現と環境負荷の軽減 当社は、環境・社会貢献・労働環境等サステナビリティをめぐる課題への対応は企業理念の実現及び経営戦略の実行と同一と捉えております。それらに関するリスク、機会及び目標は認証取得している各ISOの運用において管理されています。また、自然エネルギーへの切り替え、環境負荷を抑えた持続可能な生産体制構築、新素材LIMEXを利用した脱プラスチックへの取組みを積極的に進め、環境に配慮したサプライチェーンの構築を推進します。 ⑥ 人財確保・多様化の推進 当社は、安全・安心でおいしい商品を継続的に提供していくためには、製造・販売・管理など、それぞれの現場を支える多様な人財の確保・定着と、一人ひとりが能力を発揮できる職場環境の整備が重要であると認識しております。 この認識のもと、デジタルツールの活用による業務効率化および生産性向上を進めるとともに、現場における改善活動や創意工夫を促進し、従業員が主体的に能力を発揮できる環境整備に取り組んでまいります。また、継続的な給与水準の底上げ、教育・育成機会の拡充等を通じて、人財への投資を積極的に推進し、安心して長く働き続けられる基盤づくりを進めてまいります。 加えて、正社員・パート契約者といった雇用形態の違いに加え、性別、年齢、国籍、障がいの有無、経験や価値観の違いなど、多様な背景を持つ従業員が、それぞれの強みを活かして働くことができる環境づくりを推進してまいります。働き方の多様化・柔軟化に対応するため、制度の改定・創設を進めるとともに、長期休暇、育児・介護等に関する休暇を取得しやすい職場風土の醸成にも取り組んでまいります。 これらの取り組みにより、従業員一人ひとりが自分らしく力を発揮し、当社のものづくりとお客様への価値提供を支える組織づくりを推進してまいります。 ⑦ コーポレート・ガバナンスおよび内部統制の強化 変化する時代やビジネス環境に合わせて事業が進化する中、上場企業に求められるガバナンスや会計基準、労働環境法令も高度化しており、バックオフィス部門もそれに伴う変革が求められております。このような中、古い制度や社内規程の刷新や属人化解消やペーパーレスを実現する業務の再構築、内部統制も含めたバックオフィス体制の抜本的な整備を推進しております。数値管理の高度化と業務の可視化による内部統制の強化を徹底し、市場やステークホルダーから深く信頼される健全な経営基盤を確立してまいります。
事業等のリスク1,896字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)製品の品質評価 当社グループは、お客様に安心・安全な食品をお届けするために、食品衛生法及び関連法令の遵守並びにJAS法等の基準に基づいた製品の企画、開発、生産、販売を行っております。さらに、お客様サービスセンターに寄せられたお客様の声、店頭活動やSNSでのご意見を活かし、製品やパッケージの表示、包装容器の機能等の改善に努めております。しかしながら、予期せぬ製品のトラブル等が発生し、当該製品や当社グループ製品全体の評価が低下した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2)食品の安全性 当社グループは、食に対する安全性を第一に考え、2013年10月に認証取得したFSSC22000を運用するとともに原材料の仕入れに関しての当社仕入れ基準を設け、規格外は仕入れない体制を確立しております。しかし、鳥インフルエンザ、放射性物質汚染、水質汚染、残留農薬など様々な問題が発生しております。当社グループではそのようなリスクを事前に察知し顕在化する前に対処できるように取り組んでおりますが、予期せぬ事態が発生した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3)原材料の供給体制 当社グループは、主要原材料及び包材等について当社グループ外の企業から供給を受けております。したがって、これらの供給元企業が災害等の事由により当社グループの必要とする原材料を予定通り供給できない場合は、生産遅延、販売機会損失等が発生し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (4)原材料価格の変動 当社グループの製品は、履歴が明確で厳選された素材を原材料として使用しております。これらの原材料は天候不順による品質の悪化、放射性物質汚染、農薬汚染、水質汚染や鳥インフルエンザなどによる外的要因による市場の変化により仕入れ量の確保に影響を受ける可能性があります。また、海外からの原材料においては為替の変動により影響を受ける可能性があります。このため、使用原材料の仕入先を複数にすることによる施策を講じておりますが、原材料価格の高騰が、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (5)重大な訴訟等 当連結会計年度において、当社グループに重要な影響を及ぼす訴訟等は提起されておりません。しかしながら、将来、重大な訴訟等により当社グループに対して多額の損害賠償責任等が確定した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (6)自然災害等について 当社グループの製品を製造する工場やサーバー等のインフラを有する工場のエリアにおいて、大規模な地震その他の自然災害等が発生し、生産設備の損壊、あるいはインフラネットワークの損壊の発生により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、食品の製造工程において水を使用することから、水に対して人体に影響するような問題が発生した場合、当社グループにおいて食品製造の操業を中断する可能性があります。 (7)システムリスク 当社グループにおいては、受注・出荷・請求等の業務全般にわたってコンピューターシステムによって処理を行っております。当該コンピューターシステムにおいてウイルスの侵入や突発的な事故によりトラブルが発生した場合、販売機会損失・請求漏れや復旧等に係る臨時費用が発生し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (8)疫病などによる従業員の疾病リスク 当社グループは、新型コロナウイルス感染症等の社内・社外への感染被害抑止と、お客様及び従業員の健康や安全面を第一に考えて、従業員及び従業員の同居人が体調不良の場合は自宅待機などの出勤停止や、在宅勤務が可能な社員等への積極的なリモートワークの推奨等の対応を行っております。しかしながら、工場で勤務する従業員が新型コロナウイルス感染症等に感染し工場内で感染が拡大した場合、生産休止に伴う販売機会損失等が発生し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,363字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善などにより、景気は緩やかな回復の動きが見られました。しかしながら、資源・エネルギー価格の高騰等にともなう物価高により生活コスト全般が上昇し、これを背景に消費者の節約・低価格志向が継続しており、依然として厳しい事業環境状況が続いております。 このような環境の中、当社では中期経営計画(2022年度-2026年度)において、ISHII VISION2030「農と食卓をつなぎ、子育てを応援する企業に」を掲げ、「子育て」をはじめとする様々なお客様の生活シーンを支え、ライフスタイル変革につながる食サービスの最大化と着実な実行に向けた取り組みを推進しております。 主力の食肉加工品につきましては、2025年3月に実施した価格改定後もお弁当における定番商品として根強く売上高は堅調に推移いたしました。お弁当ニーズだけでなく、常温品のラインナップにつきましてもローリングストックやお子様とのおでかけ、アウトドアなど様々な場面で対応できる商品として訴求した結果、幅広い業態で取扱いいただき、本格導入2年目も順調に売上高は伸長いたしました。 惣菜カテゴリにつきましては、全体では売上高は微減でしたが、各地の栗を使った栗ごはんの素シリーズについては前年の不作から収量が回復したことに加え、長引く残暑に対応して販売時期を例年の9月から10月に後ろ倒したことにより、お客様の季節感に合わせたことで売上高は増加いたしました。 地域商品につきましては、従来のハンバーグシリーズに加え、「三浦大根を使った和風カレー」や「大阪能勢町山椒使用 山椒の肉団子」などを新たに発売いたしましたが、一部商品で不作により販売数が減ったことが影響し、売上高は減少いたしました。本カテゴリは「地域と旬」ブランドとして今後も象徴的な取組みであることから、「産地を食卓へ」というメッセージとともに商品の販売時期を四季で表す意匠を付しパッケージをリニューアルしております。 正月料理につきましては、個食ニーズに対応しかつ取分け時に衛生的な一人用お重、特定原材料8品目不使用の食物アレルギーに配慮したおせち、食塩不使用のおせちなど、特定のニーズに対応した商品を中心に売上高が増加いたしました。また、通販カテゴリではコアファンを対象に工場見学や試食会を実施した結果、新規受注及びリピーターの増加に繋がりました。 コスト面につきましては、玉ねぎが夏場の猛暑で凶作となるなど、原材料は高騰基調が続いております。このような状況下において、残業時間の削減および省エネルギー施策を実施いたしました。また、当第4四半期連結会計期間において、安全性確保や労働環境整備に向け各工場の修繕を集中して実施したほか、保有する工場の解体計画が具体化したこと等を受けて、資産除去債務における見積りを変更し減価償却費を追加計上いたしました。 この結果、当連結会計年度における売上高は前年同期比1億10百万円増の109億79百万円となり、売上総利益は前年同期比65百万円減の35億62百万円となりました。 販売費及び一般管理費は、前年同期比1億96百万円増の35億56百万円となり、6百万円の営業利益(前年同期比2億61百万円減)となりました。 これに営業外収益20百万円を加え、営業外費用22百万円を差し引いた結果、4百万円の経常利益(前年同期比3億5百万円減)となり、特別利益に補助金収入等3百万円、特別損失に減損損失等98百万円を計上した結果、税金等調整前当期純損失は90百万円(前期は税金等調整前当期純利益3億61百万円)となりました。これに法人税等合計34百万円を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純損失は1億24百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純利益2億87百万円)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ2億50百万円増加し、20億62百万円(前年同期比13.9%増)となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の営業活動により増加した資金は6億83百万円(前年同期は1億17百万円の増加)となりました。主な要因は、減価償却費の計上5億31百万円、その他の増加2億3百万円、減損損失の計上83百万円であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の投資活動により減少した資金は3億46百万円(前年同期は6億65百万円の減少)となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出4憶13百万円、定期預金の払戻による収入1億円であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の財務活動により減少した資金は87百万円(前年同期は97百万円の減少)となりました。主な要因は、配当金の支払額66百万円であります。 ③ 販売の実績 (単位:千円) 製品別売上高   前連結会計年度 (2024.4.1~2025.3.31)   当連結会計年度 (2025.4.1~2026.3.31)   比較増減 金額   構成比   金額   構成比   金額   前年 同期比 %       %       % 食肉加工品 (ハンバーグ・ミートボール他)   9,429,489   86.7   9,523,184   86.7   93,694   101.0 惣菜   502,159   4.6   489,363   4.5   △12,795   97.5 地域商品   368,798   3.4   346,944   3.2   △21,854   94.1 正月料理   253,657   2.3   274,314   2.5   20,656   108.1 非常食   215,036   2.0   189,324   1.7   △25,712   88.0 配慮食 (食物アレルギー・減塩他)   49,544   0.5   54,943   0.5   5,398   110.9 その他※   50,969   0.5   101,728   0.9   50,759   199.6 合計   10,869,656   100.0   10,979,803   100.0   110,146   101.0 (単位:千円) チャネル別売上高   前連結会計年度 (2024.4.1~2025.3.31)   当連結会計年度 (2025.4.1~2026.3.31)   比較増減 金額   構成比   金額   構成比   金額   前年 同期比 %       %       % 量販店(スーパーマーケット他)   8,811,624   81.1   8,814,841   80.3   3,217   100.0 質販店(百貨店他)・生協   1,054,709   9.7   1,065,858   9.7   11,149   101.1 飲食店・宅配・官公庁   523,352   4.8   559,437   5.1   36,085   106.9 直販   479,969   4.4   502,313   4.6   22,343   104.7 その他※   -   -   37,351   0.3   37,351   - 合計   10,869,656   100.0   10,979,803   100.0   110,146   101.0 ※当連結会計年度より、廃油売却益等を新たに「その他」として売上高に含めております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりです。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 (イ)財政状態の分析 (流動資産) 流動資産は、前連結会計年度末の38億62百万円に対し、1億4百万円増の39億66百万円(前年同期比2.7%増) となりました。主な要因は、現金及び預金の増加1億51百万円、売掛金の増加48百万円、その他流動資産の減少53百万円であります。 (固定資産) 固定資産は、前連結会計年度末の37億94百万円に対し、4億38百万円増の42億33百万円(前年同期比11.6%増) となりました。主な要因は、投資有価証券の増加2億92百万円、機械装置及び運搬具の増加1億42百万円、建設仮勘定の増加68百万円であります。 この結果、総資産は前連結会計年度末の76億57百万円に対し、5億43百万円増の82億円(前年同期比 7.1%増)となりました。 (流動負債) 流動負債は、前連結会計年度末の31億91百万円に対し、3億70百万円増の35億61百万円(前年同期比11.6%増)となりました。主な要因は、その他流動負債の増加2億7百万円、未払費用の増加1億44百万円であります。 (固定負債) 固定負債は、前連結会計年度末の6億14百万円に対し、2億4百万円増の8億18百万円(前年同期比33.3%増)となりました。主な要因は、資産除去債務の増加1億26百万円であります。 この結果、負債合計は前連結会計年度末の38億5百万円に対し、5億74百万円増の43億80百万円(前年同期比15.1%増)となりました。 (純資産) 純資産合計は、前連結会計年度末の38億51百万円に対し、31百万円減の38億19百万円(前年同期比0.8%減)となりました。主な要因は、その他有価証券評価差額金の増加2億4百万円及び利益剰余金の減少1億91百万円であります。 (ロ)キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 キャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、原材料の購入費用のほか、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要のうち主なものは、製造設備の更新及び拡充、基幹システムの更新等の設備投資によるものであります。また、運転資金及び設備投資資金につきましては、内部資金及び借入により資金調達することとしております。 なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は19億76百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は20億62百万円となっております。 (ハ)経営成績の分析 (売上高・売上総利益) 当連結会計年度における売上高は前年同期比1億10百万円増の109億79百万円となり、売上総利益は前年同期比65百万円減の35億62百万円となりました。 (営業利益) 当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、前年同期比1億96百万円増の35億56百万円となり、6百万円の営業利益(前年同期比2億61百万円減)となりました。 (経常利益) 当連結会計年度の営業利益に受取利息や受取配当金などの営業外収益20百万円、支払利息などの営業外費用22百万円を加減した結果、経常利益は4百万円(前年同期比3億5百万円減)となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度の経常利益に、特別利益として補助金収入等3百万円、特別損失として減損損失等98百万円を計上した結果、税金等調整前当期純損失は90百万円(前期は税金等調整前当期純利益3億61百万円)となりました。これに法人税等合計34百万円を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純損失は1億24百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純利益2億87百万円)となりました。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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