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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

フィード・ワン

FEED ONE CO.,LTD.2060 · Prime · 食料品

畜産・水産向け配合飼料の国内大手。飼料製造販売に加え、豚や鶏卵の生産、食肉加工まで垂直統合型の事業を展開。

概要

フィード・ワンは、2014年10月に協同飼料と日本配合飼料の株式移転により設立された配合飼料メーカーである。2015年10月に両社を吸収合併し、商号を現在の名称に変更した。主に畜産向けおよび水産養殖向けの配合飼料を製造・販売し、連結子会社を通じて豚や鶏卵の生産、食肉・鶏卵の加工販売も手掛ける。2026年3月期の売上高は2,907億円、従業員数は935人。三井物産をその他の関係会社とし、グループ全体で16の連結子会社と11の持分法適用関連会社で構成される。

飼料製造を核とする三つの事業セグメント

当社グループは報告セグメントを「畜産飼料事業」「水産飼料事業」「食品事業」の三つに区分する。畜産飼料事業が売上の約77%を占め(2026年3月期、2,237億円)、豚・鶏・牛向け配合飼料の製造販売に加え、子会社による豚や鶏卵の生産販売も含む。水産飼料事業は248億円で、魚類養殖用飼料と水産物の仕入販売を行う。食品事業は420億円で、連結子会社のフィード・ワンフーズやマジックパールなどが食肉・鶏卵の加工販売を担う。このほか海外事業(ベトナム・インド)や不動産賃貸をその他に区分している。

全国に広がる生産・販売ネットワーク

飼料の生産は自社工場(北九州畜産工場、北九州水産工場など)に加え、連結子会社の志布志飼料や関連会社の釧路飼料・仙台飼料などへ委託する。販売は北海道から九州まで、北海道フィードワン販売、東北フィードワン販売、鹿島フィードワン販売、北九州フィードワン販売など地域別の販売子会社および特約店を通じて行う。2025年には苫小牧飼料と東北飼料を吸収合併し、苫小牧工場と八戸工場を新設。これにより生産拠点を拡充し、飼料の安定供給体制を強化した。

三井物産との関係と原料調達

その他の関係会社である三井物産は、当社グループへの飼料原料供給と製品販売の両面で主要な取引先である。有価証券報告書によれば、当社は三井物産から原料(主にとうもろこしや魚粉など)を購入し、同社に対して製品を販売している。三井物産のグローバルな調達網を活用することで、原料価格変動リスクの低減と安定調達を図っている。また、原料の産地多様化や代替原料の開発にも取り組み、地政学リスクや円安の影響を緩和する方針である。

業界の中での役割は配合飼料メーカー。畜産・水産向け飼料の製造販売から、一次生産・加工までをカバー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
2,907億円
営業利益
81億円
営業利益率
2.8%
純利益
64億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01畜産農家・畜産事業者主力

豚、鶏、牛などの畜産向けに配合飼料を製造・販売。北海道から九州まで販売網を展開し、系列特約店を通じて販売。また、連結子会社で豚の生産・販売(㈱第一原種農場、㈱南部ファームなど)や鶏卵の生産・販売(㈲グリーンファームソーゴ)も行う。

主な製品・サービス3
配合飼料(畜産用)
豚、鶏、牛など畜産動物向けに栄養バランスを調整した混合飼料。自社工場および委託先で製造。
豚(生体・枝肉)
子会社(㈱第一原種農場、㈱南部ファーム)が生産する豚。
鶏卵
子会社(㈲グリーンファームソーゴ)が生産する鶏卵。

02水産養殖業者主力

魚類などの水産養殖向けに配合飼料を製造・販売。自社製造および委託製造により供給。また、水産物の仕入・販売も行う。連結子会社(南洋漁業㈱)で研究目的の養殖事業も実施。

主な製品・サービス2
配合飼料(水産用)
魚類(主に養殖魚)向けの浮上性・沈下性飼料。
水産物(仕入販売)
養殖魚や天然魚の仕入・販売。

03食品加工・流通業準主力

連結子会社を通じて、食肉の仕入・加工・販売(フィード・ワンフーズ㈱、㈱横浜ミート)および鶏卵の仕入・加工・販売(マジックパール㈱、ゴールドエッグ㈱)を展開。

主な製品・サービス2
食肉加工品
豚肉・鶏肉等の仕入・加工・販売。
鶏卵加工品
鶏卵の仕入・加工・販売(液卵、加工卵など)。

04その他(不動産等)副次

不動産賃貸事業のほか、国内外の関連会社による飼料製造販売(ベトナム、インド)を行う。

製品と技術

畜種別に最適化された配合飼料

畜産用配合飼料は、豚・鶏・牛の各畜種向けに栄養バランスを調整した混合飼料である。主原料はとうもろこしや大豆粕などで、自社工場および委託先で製造される。養豚用では新素材を採用した健康維持飼料、養牛用ではメタン発生を低減する環境対応型飼料の開発を進める。水産用配合飼料は魚類養殖向けの浮上性・沈下性飼料で、無魚粉飼料や低魚粉飼料、高水温対策飼料などもラインナップする。2026年3月期のグループ全体の飼料販売数量は373万3千トンであった。

子会社が生産する豚と鶏卵

連結子会社の第一原種農場と南部ファームが豚の生産・販売を行う。これらの農場では一貫生産体制をとり、生体および枝肉として出荷する。また、グリーンファームソーゴが鶏卵の生産・販売を手掛ける。これらの畜産事業は、自社飼料の開発・評価の場としての役割も持ち、飼料の品質向上に貢献している。関連会社の美保野ポークも豚の生産に関与する。2026年3月期の畜産飼料事業セグメント利益は102億円と、グループ全体の収益の大部分を占めた。

食肉・鶏卵の加工販売を担う食品事業

フィード・ワンフーズ(旧横浜ミートセンター)と横浜ミートが食肉の仕入・加工・販売を行い、マジックパールとゴールドエッグが鶏卵の仕入・加工・販売を担う。マジックパールは2020年に西日本マジックパールを吸収合併し、液卵や加工卵の生産体制を強化した。食品事業の売上高は2026年3月期に420億円と前年比10.3%増加したが、マジックパール新工場の減価償却費増などによりセグメント利益は1.6億円と42.4%減少した。グループの「食のバリューチェーン」を構成する位置づけである。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

食料品のなかでの位置

配合飼料で国内大手、収益性低め

同社は配合飼料の国内大手メーカー。ピアグループは製粉会社が中心だが、飼料専業としてのポジション。業績は減収基調で営業利益率は2%台と低水準。ライバルのニップンや日清製粉グループ本社は製粉事業で収益を上げているが、同社は原料高騰や畜産不況の影響を受けやすい。国内の飼料需要は横ばいであり、成長性は限定的。規模の大きさが強みだが、収益性改善が喫緊の課題。

強み

  • 年間売上高3000億円近く、国内配合飼料市場で大手の一角を占める。
  • 畜産向け飼料は生活必需財であり、一定の需要が安定的に存在。
  • 全国に製造・販売拠点を有し、顧客への安定供給が可能。
  • 牛・豚・鶏向け飼料を幅広くカバーし、畜種分散でリスクを軽減。

課題

  • 営業利益率2%台。原料コスト上昇を価格転嫁しにくく、薄利多売体質。
  • トウモロコシなど国際穀物価格の上昇が直接コスト増に直結。
  • 人口減少で畜産需要は横ばい傾向。成長には海外展開など新規領域が必要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

食品・飲料の時価総額近傍。太字がフィード・ワン

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18200リンガーハット607億円34.9倍
22288丸大食品597億円5.6倍
32752フジオフードグループ本社588億円
42207meito579億円19.0倍
51301極洋568億円8.2倍
62060フィード・ワン563億円8.8倍
73395サンマルクホールディングス563億円19.6倍
8409Aオリオンビール494億円10.3倍
92918わらべや日洋ホールディングス490億円9.0倍
102908フジッコ489億円32.4倍
119279ギフトホールディングス481億円33.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(食品・飲料)に従っています。

会社の歴史

沿革 18件

協同飼料と日本配合飼料が株式移転で統合した2014年

2014年3月、協同飼料と日本配合飼料の両取締役会が株式移転計画書を作成。同年6月の両社定時株主総会で承認を得た上で、10月1日に共同株式移転によりフィード・ワンが設立された。同時に東京証券取引所第一部に上場。この統合は、配合飼料業界における経営基盤の強化と効率化を目的としており、設立時の商号は「株式会社フィード・ワン」ではなく、吸収合併後に変更されるまでの暫定的な名称であった。

吸収合併と商号変更を実施した2015年

2015年5月、当社、協同飼料、日本配合飼料の3社で吸収合併契約を締結。同年6月の第1期定時株主総会で承認を得て、10月1日に両社を吸収合併し、商号を「フィード・ワン株式会社」に変更した。これにより、持株会社体制から事業会社体制へ移行。合併後の初年度(2016年3月期)の売上高は2,289億円となり、単体での飼料販売数量は約400万トン規模に達した。

生産拠点の新設と統廃合が進んだ2017~2020年

2017年3月、北九州工場を開設(後に北九州水産工場に名称変更)。2018年1月には関西工場を閉鎖し、生産の集約化を図った。2020年4月にはマジックパールが西日本マジックパールを吸収合併し、鶏卵加工事業を再編。同年7月には北九州畜産工場を開設し、畜産飼料の生産能力を増強した。これらの投資と整理により、効率的な製造体制を構築するとともに、九州地区でのシェア拡大を狙った。

販売子会社を地域別に分割した2021年

2021年2月、フィードグローブの会社分割により八戸フィードワン販売を設立。同年4月には同様に北海道フィードワン販売を設立。従来一体だった販売機能を地域別子会社に分割することで、顧客密着型の営業体制を強化した。その後も分割・統合を繰り返し、2025年10月には東北フィードワン販売が八戸フィードワン販売を吸収、鹿島フィードワン販売が東海フィードワン販売を吸収するなど、販売網の再編を続けている。

本社移転とプライム市場移行を経た2022~2024年

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しによりプライム市場に移行。2024年7月、本社を神奈川県横浜市西区みなとみらいに移転した。これは事業基盤強化とブランドイメージ向上を目的としたもので、みなとみらい地区への集約によりグループ全体のコミュニケーション効率化も期待された。2025年3月期からは中期経営計画「1st STAGE for NEXT 10 YEARS」を開始し、EBITDAやROICを指標とする経営を掲げた。

年表18件を開く

2010年代

  • 2014年3月協同飼料㈱及び日本配合飼料㈱は、2014年6月27日開催の定時株主総会の承認を前提として、両社取締役会において決議のうえ、「株式移転計画書」を作成
  • 2014年6月M&A両社がそれぞれ開催する定時株主総会において、共同で株式移転の方法により当社を設立し、両社が当社の完全子会社となることについて承認
  • 2014年10月上場協同飼料㈱及び日本配合飼料㈱が株式移転の方法により当社を設立 当社の普通株式を東京証券取引所に上場
  • 2015年5月M&A当社、協同飼料㈱及び日本配合飼料㈱の3社で吸収合併契約を締結
  • 2015年6月M&A当社第1期定時株主総会で吸収合併契約及び商号を「フィード・ワン㈱」とすることについて承認
  • 2015年10月M&A協同飼料㈱及び日本配合飼料㈱を吸収合併し、商号を「フィード・ワン㈱」に変更
  • 2017年3月北九州工場開設(2020年4月から北九州水産工場に名称変更)
  • 2018年1月関西工場閉鎖
  • 2018年7月M&A㈱横浜ミートセンターが三河畜産工業㈱を吸収合併し、商号を「フィード・ワンフーズ㈱」に変更

2020年代

  • 2020年4月M&Aマジックパール㈱が西日本マジックパール㈱を吸収合併
  • 2020年7月北九州畜産工場開設
  • 2021年2月フィードグローブ㈱を会社分割し、「八戸フィードワン販売㈱」を設立
  • 2021年4月フィードグローブ㈱を会社分割し、「北海道フィードワン販売㈱」を設立
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
  • 2024年7月神奈川県横浜市西区に本社を移転
  • 2025年4月M&A当社が苫小牧飼料㈱及び東北飼料㈱を吸収合併し、苫小牧工場及び八戸工場を設置
  • 2025年10月M&A東北フィードワン販売㈱(2025年8月に「岩手フィードワン販売㈱」から商号変更)が八戸フィードワン販売㈱を吸収合併
  • 2025年10月M&A鹿島フィードワン販売㈱(2026年4月から「関東フィードワン販売㈱」に商号変更)が東海フィードワン販売㈱を吸収合併

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • EBITDA2027年3月期まで115億円
  • ROE2027年3月期まで8%以上
  • ROIC2027年3月期まで6%以上
  • 販売数量2027年3月期まで3,900千トン

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    畜産飼料の環境対応型製品開発

    養牛用飼料でメタン発生を低減する製品、養豚用飼料で新素材採用による健康維持・安定発育製品、各畜種の品種改良や暑熱対策など顧客課題解決型製品を開発する。

  2. 02

    水産飼料の持続可能性向上

    無魚粉飼料・低魚粉飼料や高水温対策飼料の開発・販売を積極的に進め、研究成果と流通ノウハウを営業に直結して販売量拡大を図る。

  3. 03

    食品事業でのシナジー追求と設備刷新

    畜産物取り扱いの知見を飼料開発に活用し、畜産飼料事業との連携を強化。老朽化設備を更新し生産体制の刷新と安全衛生対応を強化する。

  4. 04

    海外事業の収益基盤強化

    ベトナムでは人材ローカライゼーションと日本技術導入による差別化、インドでは製造効率と飼料品質改善により競争力を強化する。

  5. 05

    原料調達のリスク低減と安定供給

    原料相場変動リスク低減のため、取引先との関係強化、産地多様化、代替原料の模索によりリスクヘッジしつつ安定供給に努める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で935人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は772万円で、9期前と比べて+14.9%平均年齢は40.1歳、平均勤続年数は15.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月890
2018年3月921
2019年3月67238.615.4891
2020年3月66339.315.3933
2021年3月68539.415.3933
2022年3月68339.515.4932
2023年3月66840.216.1910
2024年3月64440.316.3902
2025年3月76540.316.3925681
2026年3月77240.115.9935866

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率2.8%
縦線は目安の30%
男性育休取得率125.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)62.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社28(国内 26 / 海外 2、うち連結子会社 16) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
北九州畜産工場 — 福岡県北九州市若松区8,805百万円
畜産飼料事業
鹿島飼料㈱ — 茨城県神栖市2,681百万円
畜産飼料事業
鹿島工場 — 茨城県神栖市2,626百万円
畜産飼料事業
北九州水産工場 — 福岡県北九州市若松区2,211百万円
水産飼料事業
苫小牧工場 — 北海道苫小牧市2,101百万円
畜産飼料事業
本社 — 鹿児島県志布志市1,736百万円
畜産飼料事業
八戸工場 — 青森県八戸市1,651百万円
畜産飼料事業
知多工場 — 愛知県知多市1,318百万円
畜産飼料事業・水産飼料事業
本社・東日本事業部 — 岩手県八幡平市1,219百万円
食品事業
本社 — 岩手県九戸郡九戸村1,145百万円
畜産飼料事業
ほか7件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    三井物産㈱
    東京都 千代田区 · その他の関係会社
    議決権25.7%
  • 国内
    北海道フィードワン販売㈱
    北海道 岩見沢市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    道北協同飼料販売㈱
    北海道 旭川市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱第一原種農場
    青森県 八戸市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱南部ファーム
    岩手県 九戸郡九戸村 · 連結子会社
    議決権51.0%
  • 国内
    マジックパール㈱
    岩手県 八幡平市 · 連結子会社
    議決権83.1%
  • 国内
    東北フィードワン販売㈱
    岩手県 紫波郡矢巾町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈲いわき中央牧場
    福島県 いわき市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    鹿島フィードワン販売㈱
    茨城県 石岡市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    フィード・ワンフーズ㈱
    神奈川県 横浜市西区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱横浜ミート
    神奈川県 横浜市鶴見区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈲グリーンファームソーゴ
    京都府 福知山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社16社を開く
  • ゴールドエッグ㈱大阪府 八尾市100%
  • 南洋漁業㈱愛媛県 南宇和郡愛南町100%
  • 北九州フィードワン販売㈱熊本県 熊本市北区100%
  • 南九州フィードワン販売㈱宮崎県 都城市100%
  • 志布志飼料㈱鹿児島県 志布志市68%
  • 釧路飼料㈱北海道 釧路市50%
  • ㈱北海道サンフーズ北海道 札幌市白石区50%
  • ㈱美保野ポーク青森県 八戸市50%
  • 仙台飼料㈱宮城県 仙台市宮城野区45%
  • 鹿島飼料㈱茨城県 神栖市41%
  • 平成飼料㈱茨城県 神栖市35%
  • 門司港サイロ㈱福岡県 北九州市門司区24%
  • 八代飼料㈱熊本県 八代市23%
  • マルイ飼料㈱鹿児島県 出水市23%
  • KYODO SOJITZ FEED COMPANY LIMITEDベトナム社会主義共和国 ロンアン省 ベンルック郡49%
  • NIPPAI SHALIMAR FEEDS PRIVATE LIMITEDインド共和国 西ベンガル州50%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 補助金
    飼料穀物備蓄対策事業
    農林水産省 · 2019-06-03
    1.5億円
  • 補助金
    飼料穀物備蓄対策事業
    農林水産省 · 2020-06-10
    1.5億円
  • 補助金
    飼料穀物備蓄・流通合理化事業/飼料穀物備蓄対策
    農林水産省 · 2023-06-14
    1.5億円
  • 補助金
    飼料穀物備蓄対策事業
    農林水産省 · 2022-05-31
    1.5億円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は2,907億円営業利益81億円前期と比べると減収増益で、売上が-1.8%、利益が+28.6%。

売上高
-1.8%
2,907億円
営業利益
+28.6%
81億円
純利益
+18.5%
64億円
営業利益率
2.8%
前期比 +0.7%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高3,170億円2,907億円
営業利益85億円81億円
純利益65億円64億円
1株あたり配当¥52¥52

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は784億円、営業利益は21億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−1.8%、営業利益は+75.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q7924
2024年1Q798121.59
2024年2Q768162.111
2024年3Q818232.813
2024年4Q75518
2025年2Q1,483342.331
2025年4Q1,477292.023
2026年2Q1,423332.329
2026年4Q1,484483.235
2027年1Q784212.718

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 12期分

2015年3月期からの12期で、売上は1,670億円から2,907億円へ1.7倍に増えた。直近期の営業利益率は2.8%。純利益は3期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
当社、協同飼料㈱及び日本配合飼料㈱の3社で吸収合併契約を締結
2015年3月1,6702819
2016年3月2,2893723
北九州工場開設(2020年4月から北九州水産工場に名称変更)
2017年3月2,0795139
㈱横浜ミートセンターが三河畜産工業㈱を吸収合併し、商号を「フィード・ワンフーズ㈱」に変更
2018年3月2,0764130
2019年3月2,1294547
マジックパール㈱が西日本マジックパール㈱を吸収合併
2020年3月2,1515738
フィードグローブ㈱を会社分割し、「八戸フィードワン販売㈱」を設立
2021年3月2,1416144
2022年3月2,4325137
2023年3月3,0791710
2024年3月3,1397751
当社が苫小牧飼料㈱及び東北飼料㈱を吸収合併し、苫小牧工場及び八戸工場を設置
2025年3月2,96063682.154
2026年3月2,90781862.864

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高2,907億円のうち、営業利益として残るのは81億円2.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は64億円、売上の2.2%にあたる。営業利益率は業種中央値4.1%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金88.4%2,569億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金8.9%258億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.8%81億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
11.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.3pt
2.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.0pt
2.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+3.7pt
11.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 12期分

2026年3月期は営業CFが171億円、投資CFが−116億円で、差し引きのフリーCFは55億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は111億円で、売上の0.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2015年3月12−156−322
2016年3月61−20−444118
2017年3月118−9−10410923
2018年3月92−75−131727
2019年3月48−2−494625
2020年3月11−7565−6427
2021年3月77−60−151728
2022年3月27−10−121734
2023年3月−78−12129−9073
2024年3月111−22−5589108
2025年3月86−31−6055103
2026年3月171−116−4755111

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 12期分

2026年3月期の総資産は1,330億円。このうち返さなくてよい自己資本が624億円で、自己資本比率は46.4%(業種中央値56.8%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2015年3月90826364528.7
2016年3月82727355432.6
2017年3月79931048938.3
2018年3月87133353837.8
2019年3月88936452540.5
2020年3月90938952042.3
2021年3月99342856542.6
2022年3月1,08544863740.8
2023年3月1,27945382635.0
2024年3月1,31050980138.4
2025年3月1,24255368844.0
2026年3月1,33062470646.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
111億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
371億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
27億円
在庫として抱えている分
負債合計
706億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
67
/ 100
安定性自己資本比率31 / 40
収益力営業利益率6 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

食料品 123社との比較

同じ食料品の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り123社中23位あたり、逆に低いのは売上成長率123社中111位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
11.0%/中央値 7.3%
P25 3.7%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
2.8%/中央値 4.1%
P25 2.7%P75 7.7%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
46.4%/中央値 56.8%
P25 46.5%P75 67.3%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-1.8%/中央値 3.4%
P25 0.7%P75 6.3%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.6%/中央値 2.3%
P25 1.5%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,462で、1年前と比べて+33.9%過去52週の値幅のなかでは97%の位置にある。

¥1,462-0.7%1ヶ月+17.0%1年+33.9%時価総額563億円
過去52週の値幅
安値¥965高値¥1,477

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)8.8倍
PER (会社予想)8.6倍
PBR0.89倍
配当利回り3.56%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月上旬に1250円まで下落後、反発。8月14日に1410円、18日は1413円まで上昇し、19日は1418円と52週高値1428円に迫る。1カ月で+10.4%、年初来は+28.3%と堅調。25日線(1311円)を約8%上回り、75日線・200日線も上回る。RSIは66とやや過熱気味だが、上昇トレンドは継続。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 82/100)

PERは8.5倍で業界平均28.44倍を大幅に下回り、PBR0.8677倍も同平均1.62倍を下回る。配当利回り3.67%は同平均2.24%を上回り、株主還元も手厚い。ROE11%は同水準で収益性も良好。売上高は減少傾向だが、営業利益は増加しており利益率の改善が進む。割安だが売上高の減少が今後の成長鈍化を示唆する点は注意。

指標この会社業種平均
PER (実績)8.8倍28.6倍
PER (予想)8.6倍
PBR0.89倍1.63倍
ROE11.0%7.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、原料価格の高止まりと需要の安定性のバランス。強気派は、国内畜産の安定需要と、飼料効率改善による付加価値向上を評価する。弱気派は、穀物相場の変動が利益を圧迫するリスクと、畜産農家の減少による市場縮小を懸念する。

プラスに働く材料7
  • 安定需要

    畜産物は国内消費が安定しており、飼料需要は底堅い。

  • 付加価値向上

    高機能飼料で畜産農家の生産性向上に貢献し、単価アップが可能。

  • 業績改善

    過去2期で営業利益率が上昇傾向にあり、収益構造が改善している。

  • 営業利益が前期比18億円増の81億円へ増益通年影響

    営業利益は63億円→81億円に28.6%増加し、収益性が明確に改善。

  • 純利益が54億円→64億円と増益基調通年影響

    純利益は前期比10億円増の64億円となり、最終損益も拡大。

  • 予想PER8.3倍・配当利回り3.67%の割安感継続影響

    予想PER8.3倍、PBR0.87倍と解散価値に近く、株価を下支え。

  • ROE11%を活かしたPBR1倍回復への期待継続影響

    ROE11%に対しPBR0.87倍、PBR1倍回復時は理論上約15%上昇。

マイナスに働く材料7
  • 原料依存

    輸入穀物価格の高騰が直接コストに跳ね返り、利益を圧迫しやすい。

  • 市場縮小

    畜産農家の減少により国内飼料市場は縮小する可能性がある。

  • 競争激化

    同業他社との価格競争が激しく、利益率の向上が制限される。

  • 売上高が3期連続減収、約232億円減少通年影響

    売上高は3139億円→2907億円と減少、需要減退で業績下振れリスク。

  • 原料価格高騰で低い営業利益率が直撃不定影響

    営業利益率は2.79%と低く、原料費上昇時は利益を大きく毀損。

  • 減収下の増益は一時的コスト削減効果の可能性決算発表後影響

    収益改善の持続性に不透明感、来期予想の下振れ要因。

  • 円安進行による輸入原料コスト増金融政策次第影響

    飼料原料の輸入依存度が高く、円安で調達コストが上昇しやすい。

次の決算で確かめる点
原料価格と製品価格の差
利益率に直結するため、コスト転嫁の可否を測る重要な指標。
飼料販売数量
需要動向とシェアの変化を把握し、市場縮小リスクを検知するため。
付加価値製品比率
高機能製品の拡販が収益性向上に寄与するか確認するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり52で、前期から+28.2%いまの株価に対する利回りは3.56%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥52
1株あたり
配当利回り
3.56%
いまの株価に対して
配当性向
26.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2328.2
2018年3月230.036.5
2019年3月230.020.4
2020年3月2511.130.0
2021年3月15−40.024.7
2022年3月2566.730.1
2023年3月250.072.5
2024年3月278.025.4
2025年3月3631.531.9
2026年3月4628.226.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥52

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ10,762人。区分でいちばん多いのは事業法人39.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が59.1%を占め、残る40.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人39.540.340.039.439.739.4
個人・その他20.724.825.822.023.226.1
金融機関24.924.824.724.725.419.7
外国法人13.98.98.211.810.112.0
証券会社1.01.21.32.11.52.7
外国人個人0.00.00.00.00.00.0
自己株式0.10.10.10.10.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01三井物産㈱25.57
02日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)8.11
03㈲大和興業3.13
04STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223 (常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部)2.92
05ケイヒン㈱2.72
06㈱日本カストディ銀行(信託口)2.62
07朝日生命保険(相)2.09
08㈱横浜銀行2.03
09フィード・ワン従業員持株会1.80
10㈱ヨンキュウ1.56

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 12期分

1株利益は12期で+1243%、1株純資産は12期で+1120%。直近期のROEは11.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2015年3月121329.59.287.0
2016年3月121378.710.326.4
2017年3月2015513.79.928.2
2018年3月151679.414.336.5
2019年3月2418313.57.420.4
2020年3月9897810.37.730.0
2021年3月1131,07511.08.124.7
2022年3月951,1618.57.130.1
2023年3月271,1732.325.072.5
2024年3月1331,31410.77.325.4
2025年3月1411,42910.36.231.9
2026年3月1671,61211.07.126.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額176百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
庄司英洋代表取締役 社長6132,725
窪田和男取締役 専務執行役員6121,817
田代義尚取締役 専務執行役員6114,616
久保田紀久枝取締役(注)1784,789
辻孝夫取締役(注)1763,000
半田靖史取締役(注)169
吉里格取締役(注)159
青山徹取締役 監査等委員(常勤)647,258
後藤敬三取締役 監査等委員(非常勤)(注)2764,136
近田直裕取締役 監査等委員(非常勤)(注)2563,446
石久保善之69

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)385241112140
社外取締役636366
取締役(社内)1191919

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,608字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、提出会社、その他の関係会社1社、子会社16社(全て連結子会社)及び関連会社11社(全て持分法適用関連会社)で構成されております(2026年3月31日現在)。畜産飼料事業として配合飼料の製造・販売、豚・鶏卵の生産・販売等、水産飼料事業として配合飼料の製造・販売、水産物の仕入・販売等、食品事業として食肉・鶏卵の仕入・加工・販売等、その他の事業活動を展開しております。 当社グループの事業に係る位置づけ及びセグメントとの関連は次のとおりであります。なお、セグメントと同一の区分であります。 ・畜産飼料事業 飼料事業………製品(配合飼料)については、当社が製造するほか、連結子会社の志布志飼料㈱、関連会社の釧路飼料㈱、仙台飼料㈱、鹿島飼料㈱、平成飼料㈱、八代飼料㈱及び他社へ製造委託しております。また、関連会社の門司港サイロ㈱に配合飼料の原料を寄託しております。製品等の販売は、当社が直接又は連結子会社の北海道フィードワン販売㈱、道北協同飼料販売㈱、東北フィードワン販売㈱、鹿島フィードワン販売㈱、北九州フィードワン販売㈱、南九州フィードワン販売㈱、関連会社の㈱北海道サンフーズ及びその他特約店等を通して、一般得意先あるいは連結子会社の㈱第一原種農場、㈱南部ファーム、㈲グリーンファームソーゴ、関連会社の㈱美保野ポーク、マルイ飼料㈱への販売を行っております。 なお、その他の関係会社の三井物産㈱からは、原料を購入し同社に対し製品を販売しております。 畜産事業………連結子会社の㈱第一原種農場、㈱南部ファーム、関連会社の㈱美保野ポークが豚の生産・販売、連結子会社の㈲グリーンファームソーゴが鶏卵の生産・販売等を行っております。また、連結子会社の㈲いわき中央牧場が当社の配合飼料の研究目的で酪農事業を行っております。 ・水産飼料事業 飼料事業………製品(配合飼料)については、当社が製造するほか、他社へ製造委託しております。製品等の販売は、当社が直接又はその他特約店等を通して、一般得意先への販売を行っております。 なお、その他の関係会社の三井物産㈱からは、原料を購入しております。 水産事業………当社は、水産物の仕入・販売等を行っております。また、連結子会社の南洋漁業㈱が当社の配合飼料の研究目的で養殖事業を行っております。 ・食品事業…………連結子会社のフィード・ワンフーズ㈱、㈱横浜ミートが食肉の仕入・加工・販売、連結子会社のマジックパール㈱、ゴールドエッグ㈱が鶏卵の仕入・加工・販売等を行っております。 ・その他……………当社は、不動産賃貸等の事業を行っております。また、国外において、関連会社のKYODO SOJITZ FEED COMPANY LIMITED(ベトナム)、NIPPAI SHALIMAR FEEDS PRIVATE LIMITED(インド)が飼料の製造・販売を行っております。 事業の系統図は次のとおりであります。 (注)1 当連結会計年度において、苫小牧飼料㈱及び東北飼料㈱は当社を存続会社とする吸収合併により消滅したため、連結の範囲から除外しております。 2 当連結会計年度において、八戸フィードワン販売㈱は岩手フィードワン販売㈱(2025年8月1日付で東北フィードワン販売㈱に商号変更)を存続会社とする吸収合併により消滅したため、連結の範囲から除外しております。 3 当連結会計年度において、東海フィードワン販売㈱は鹿島フィードワン販売㈱を存続会社とする吸収合併により消滅したため、連結の範囲から除外しております。なお、鹿島フィードワン販売㈱は2026年4月1日付で、商号を関東フィードワン販売㈱に変更しております。 4 当連結会計年度において、空知管理サービス㈱は清算結了したため、連結の範囲から除外しております。
経営方針・対処すべき課題2,540字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営環境及び経営方針 国内の景気は、各国の保護主義的な通商政策や中東地域を含む国際情勢の緊張の高まり、為替・金融市場の変動等により不確実性の高い状況が続くものの、雇用・所得環境の改善を背景に個人消費は底堅く推移し、緩やかな回復基調を維持するものと想定されます。当社グループを取り巻く環境は、畜産分野における飼養戸数・飼養頭羽数の減少、暑熱や家畜疾病等による需要減少、水産分野における高海水温下での給餌制限等による需要減少に加えて、気候変動や地政学リスクを背景とした資源・物流コストの上昇や飼料原料の供給不安も想定され、不透明な状況が継続するものの、食を支える基盤需要は底堅く推移するものと認識しております。 このような環境の下、当社グループは2025年3月期より「中期経営計画2026~1st STAGE for NEXT 10 YEARS~」をスタートしており、Purpose、Visionの実現、充実した生産体制と強力な販売ネットワーク、スケールメリットを活かした原料購買力、積極的な設備投資を行える財務基盤、グローバルな知見も活かした研究開発体制、畜水産物販売を通じた価値向上等の強みを活かして、畜産飼料事業を中心とした事業間の連携を強化し、継続的な収益力強化に努めてまいりました。2027年3月期は中期経営計画2026の最終年度であり、持続的な成長と企業価値向上の実現に向けた基盤のさらなる強化を図ってまいります。 (2)経営戦略等 当社グループは、「中期経営計画2026~1st STAGE for NEXT 10 YEARS~」を策定し、本中期経営計画期間は、2024年度からの10年間を見据えた土台づくりの期間と位置付け、過去最大規模の投資に向け基礎収益力を向上させることを基本方針とし、コア事業である畜産飼料事業を軸に、事業間の連携強化を進めるとともに、海外技術の導入や日本の技術の海外への普及を進めてまいります。 ① 全社方針 a.既存工場の老朽化、日本国内の少子高齢化・人口減少が進む中で、将来を見据えた製造体制の刷新・増強を図ります。 b.環境負荷を軽減する製品開発、また、積極的なIoT技術の導入により効率・生産性の改善や物流の合理化に寄与します。 c.原料相場変動のリスク低減のため、取引先との関係強化に努め、品質を維持しつつ産地多様化や代替原料を模索することにより、リスクをヘッジしながら安定供給にも努めてまいります。 ② 畜産飼料事業 a.養牛用飼料において、家畜由来の温室効果ガス排出量として大きな割合を占めるメタンの発生を低減する環境対応型製品の開発を進めます。 b.養豚用飼料において、家畜の健康維持・安定した発育を目的として新素材を採用した飼料を発売し、生産者の皆様のサポートに努めてまいります。 c.各畜種における品種改良による能力向上や遺伝特性を踏まえた製品や暑熱対策等、顧客の課題解決型製品の開発を進めます。 ③ 水産飼料事業 a.水産業界の持続可能性向上に寄与すべく、無魚粉飼料を販売しております。今後も引き続き低魚粉飼料・無魚粉飼料や高水温対策飼料の更なる開発・販売を積極的に進めます。 b.研究成果と水産物流通ノウハウを営業活動に直結させ、営業スキルを高度化することで飼料販売量の拡大を図ります。 ④ 食品事業 a.当社グループによる「食のバリューチェーン(配合飼料から食品まで)」として役割を果たし、畜産物取り扱いにより得られた知見をもとに飼料開発・販売等、畜産飼料事業とのシナジーを追求してまいります。 b.老朽化設備の更新により生産体制の刷新・増強並びに安心安全・衛生対応の強化を図ります。 ⑤ その他 a.ベトナムにおいて、収益基盤の強化及び中長期的な成長の実現を目的として、事業運営体制の高度化及び競争力の強化に取り組んでおります。具体的には人材のローカライゼーション並びに、本邦の技術導入による差別化の強化を進めます。 b.インドにおいて、製造効率・飼料品質の改善を図り、事業推進体制の最適化に努めてまいります。 (3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 配合飼料は畜産飼料の主原料であるとうもろこしをはじめ原料の多くを輸入に頼っており、原料産地等における地政学的リスク、継続する円安も相俟って輸入原料価格の上昇による飼料価格安定基金負担金の増額が業績に大きな影響を及ぼします。水産飼料の主要な原料である魚粉についても、産地における魚の漁獲量が低迷するとともに、地政学的影響による供給不安が発生し、価格が高騰している状況です。引き続き、原料の品質を維持しながら産地多様化、未利用原料の開発を含む有利原料の活用等を模索し飼料の価格抑制及び安定供給に努めてまいります。また、環境負荷低減の観点からも、天然資源である魚粉等については枯渇の可能性も考慮し、代替原料の活用に関する研究を進めてまいります。 (4)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループの経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標は、EBITDA、ROE、ROIC、総投資額、販売数量であります。 「中期経営計画2026~1st STAGE for NEXT 10 YEARS~」における計画値及び進捗状況は次のとおりであります。 2027年3月期   2026年3月期 (中期経営計画)   (実績) EBITDA   115億円   127億円 ROE   8%以上   11.0% ROIC   6%以上   7.7% 総投資額   -   168億円(※) 販売数量   3,900千トン   3,733千トン ※総投資額は2025年3月期~2026年3月期までの累計実績 (2025年3月期~2030年3月期までの6年間で総額600億円の投資を計画)
事業等のリスク3,006字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクが顕在化した場合の当社グループ成績に与える影響につきましては、合理的に予見することが困難であるため記載しておりません。 また、当社はグループ全体のリスク管理を経営企画部が統括し、ERM(全社的リスクマネジメント)の運用により、各事業部門のリスク管理体制の整備状況やリスク管理の実施状況をモニタリングし、必要に応じて適切な指導を行うことで、グループ全体で発生する様々なリスクについて網羅的、体系的な管理を行う体制を構築しております。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営環境等の外部要因に関するリスク ① 原料価格の変動に伴うリスク 当社グループにて製造する配合飼料の原料には、とうもろこし、大豆粕等、輸入原料が多く使用されております。この原料価格は、穀物相場、為替、海上運賃、原料産地の地政学的リスク等により大きく変動します。この要因が予測の範囲をはるかに超えて急激に変動した場合、原料コストの変動を飼料価格に転嫁することができず、利益率が悪化し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、畜産飼料においては、原料価格の高騰による畜産生産者の経営への急激な影響を緩和するため、配合飼料価格安定制度が設けられております。この制度は、生産者と配合飼料メーカーの積立による「通常補てん」と通常補てんでは賄いきれない異常な価格高騰時に通常補てんを補完する「異常補てん」(国と配合飼料メーカーが積立)の二段階の仕組みにより、生産者に対して補てんを実施するものです。配合飼料メーカー負担の積立金は、販売費及び一般管理費として計上され、その増減が当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 家畜家禽及び養殖魚の疾病等のリスク 当社グループは、連結子会社及び関連会社に家畜・畜産物の生産会社を有しております。CSF(豚熱)や鳥インフルエンザ等の疾病発生等により、生産物の大量廃棄や販売停止を余儀なくされる可能性があります。 畜産・水産生産者において疾病等が発生した場合にも、配合飼料の製造・販売に悪影響を及ぼす可能性があるとともに、配合飼料の販売先の経営状況悪化により、債権回収に問題が発生することや、債務保証等に対する保証債務の履行等を求められる可能性があります。 そのため、当社グループの各飼料製造工場、連結子会社である農場が感染源又は感染拡大の拠点とならぬよう、獣医師チームを主体に防疫体制の強化を図っております。 ③ 気候変動によるリスク 当社グループは、気候変動及びそれに起因する自然災害等により、原材料価格の上昇や製造工場の被災、畜産・水産養殖における生産性低下、並びに炭素税の賦課をはじめとする気候変動緩和に向けた政策・規制の強化等により、当社グループの事業活動及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 このため、当社グループでは、気候関連リスク及び機会への対応を推進し、気候関連シナリオ分析を通じ、リスク及び機会の要因について科学的根拠に基づく分析・評価を行い、当社グループの財務に及ぼす影響を把握したうえで、将来の不確実性を踏まえた対応策の策定・実行を進めることにより、リスクの低減に努めております。また、気候変動への対応は、当社グループの製品・サービスの開発や企業価値の向上につながる機会でもあると認識しており、脱炭素社会の実現に向けて、気候関連リスクへの対応に積極的に取り組んでまいります。 具体的には、気候変動や自然災害、各国における環境規制の強化等により、原料の使用が制約され、生産活動に支障が生じる可能性があります。また、畜産においては、暑熱の進行により家畜の飼料摂取量や繁殖能力が低下し、生産性の悪化や飼養頭羽数の減少につながる可能性があります。水産養殖においては、日本近海における海水温の上昇により養殖魚のへい死が増加するほか、高水温対策として給餌制限が行われる可能性があります。これらにより、当社グループの飼料販売数量が減少する可能性があります。 そのため、当社グループでは、代替原料を活用した飼料の製造を可能とする研究を進めるとともに、暑熱環境下や高水温環境下における生産性維持に資する製品・技術の提供を通じて、事業への影響の最小化に努めております。 ④ 情報セキュリティに関わるリスク コンピュータネットワークや情報システムの果たす役割が高まり、情報セキュリティに関する対応は、事業活動を継続する上で不可欠となっております。標的型攻撃メールやフィッシング、情報システムへの不正アクセス、脆弱性を悪用した攻撃、ランサムウェアその他のマルウェア感染等により、情報システムに障害が発生するリスクや、社内情報が外部に漏洩するリスクがあります。こうした事態が発生した場合には、信用失墜による収益の減少、損害賠償等の発生等により事業活動に影響を及ぼす可能性があります。 そのため当社グループでは、社内ネットワークへのアクセス制御システムの強化や、標的型メールに対する訓練等を通じた従業員教育の実施により、情報セキュリティ体制の強化に取り組んでおります。 ⑤ 従業員の疾病等によるリスク 新型インフルエンザや新興・再興感染症等が拡大し従業員の感染や欠勤が増加した場合、通常の業務遂行に支障をきたし、当社グループが販売する製品及び食品の供給に支障が出る可能性があります。特に飼料工場においては、一定期間、飼料の製造が行えなくなる可能性があります。 そのため、感染予防への対応策として、会社の取組方針の策定、従業員の行動指針の策定、在宅勤務・時差出勤の推進等を行うとともに、BCP(事業継続計画)の見直し等により疾病リスクを最小限に留められるよう努めております。 (2)経営資源等の内部要因に関するリスク 飼料製造工場におけるリスク a.当社グループの畜産・水産飼料事業部門には飼料製造工場が含まれております。各工場とも必要とされる防災施設を設置しているほか、自衛消防隊を組織し防災訓練を実施する等、工場災害の未然防止に万全を期しておりますが、不測の原因により、また、災害の規模によっては復旧までの間、製造が行えなくなる可能性があります。 b.大規模地震により建物及び機械設備が倒壊する可能性があるほか、当社グループの飼料製造工場は沿岸部に位置しているため、津波による建物及び機械設備の水没あるいは損壊等により、復旧までの間、製造が行えなくなる可能性があります。 c.感染症の従業員集団感染により、長期にわたり出社困難となることで製造業務に支障を及ぼす可能性があります。 d.そのため、各工場においては、ジョブローテーションの推進、社員安否確認の仕組み構築、自衛消防隊を組織した防災訓練の実施等の対策を講じております。また、災害発生時等における工場間の相互支援に向けた連携強化を進めております。
経営成績の分析 (MD&A)7,170字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度(2025年4月1日から2026年3月31日まで)のわが国経済は、インバウンド需要の拡大や個人消費に持ち直しの動きが見られる中、雇用・所得環境につきましても改善傾向が継続いたしました。一方で、日本銀行の金融政策動向や為替相場の変動に加え、中東情勢の緊迫化に伴うエネルギー価格や供給面への影響が懸念されており、景気の先行きにつきましては、依然として不透明な状況が続いております。 飼料業界におきましては、主原料であるとうもろこしのシカゴ相場は、第4四半期に米国での単収低下懸念や輸出需要の増加を背景に一時的な上昇が見られたものの、通期では作付け及び生育が概ね順調に推移したことから、総じて軟調な展開となりました。こうした市況を背景に、当社の畜産用配合飼料価格は前年同期比で低下いたしました。 畜産物相場につきましては、豚枝肉相場は、6月以降の猛暑影響等により需給が一時的に逼迫し、上昇しましたが、8月以降は肉豚の出荷頭数が回復し、需給が緩和したことで前年同期を下回りました。鶏卵相場は、各地で発生した鳥インフルエンザの拡大や猛暑による供給不足を背景に年間を通じて高値で推移した結果、前年同期を上回りました。 こうした環境にあって、当社グループは2025年3月期を初年度とする「中期経営計画2026~1st STAGE for NEXT 10 YEARS~」の達成に向けて、資本コスト経営を意識した「積極的な設備投資」、「製造の効率化」、「グループ経営の高度化」、「人的資本への投資」を経営戦略の軸に取り組みを進めてまいりました。 この結果、当社グループの当連結会計年度の売上高は2,906億7千5百万円(前年同期比1.8%減)、営業利益は80億9千1百万円(前年同期比27.6%増)、経常利益は86億1千2百万円(前年同期比26.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は63億7千7百万円(前年同期比18.4%増)となりました。 また、設備投資計画の確実な実行と資本コストを意識した経営を実現するため、EBITDA及びROICを経営指標として導入しております。当連結会計年度のEBITDA及びROICは次のとおりであります。 a.EBITDA 前連結会計年度 (百万円)   当連結会計年度 (百万円)   前年同期比 (%) 経常利益   6,789   8,612   +26.9 支払利息   190   250   +31.1 受取利息   6   16   +166.8 減価償却費及びのれん償却費   3,621   3,932   +8.6 EBITDA   10,595   12,779   +20.6 (注)EBITDA=経常利益+支払利息-受取利息+減価償却費及びのれん償却費 b.ROIC 前連結会計年度 (%)   当連結会計年度 (%)   増減 (%) ROIC   6.1   7.7   +1.6 (注)1 ROIC=(経常利益+支払利息-受取利息)×(1-実効税率)/ 投下資本 2 投下資本=(有利子負債+株主資本)の期首・期末平均 セグメントごとの経営成績の状況は、次のとおりであります。 (畜産飼料事業) セグメント売上高は2,237億4千4百万円(前年同期比3.7%減)、セグメント利益は102億4千3百万円(前年同期比20.0%増)、セグメントEBITDAは129億8千7百万円(前年同期比17.3%増)となりました。 畜産飼料の販売数量及び平均販売価格が前年同期を下回ったことにより減収となった一方、原料価格動向を踏まえた価格改定の実施や採算管理の徹底により収益性が改善し、増益となりました。 (水産飼料事業) セグメント売上高は248億6千3百万円(前年同期比3.0%減)、セグメント利益は14億2千6百万円(前年同期比22.6%増)、セグメントEBITDAは20億5百万円(前年同期比19.4%増)となりました。 水産飼料の販売数量及び平均販売価格が前年同期を下回ったことから減収となりましたが、採算管理の徹底や原料価格の低下により収益性が改善し、増益となりました。 (食品事業) セグメント売上高は420億5千3百万円(前年同期比10.3%増)、セグメント利益は1億6千3百万円(前年同期比42.4%減)、セグメントEBITDAは3億9千8百万円(前年同期比12.8%減)となりました。 食肉部門では、豚枝肉相場が前年同期をやや下回った影響により減収となったものの、収益構造改革の進展により増益となりました。一方、鶏卵部門では、鶏卵相場の高騰を背景に増収となりましたが、仕入コストの上昇に加え、マジックパール新工場の稼働に伴う減価償却費の増加等により減益となりました。これらの結果、食品事業全体では減益となりました。 (その他) セグメント売上高は1千3百万円(前年同期比9.1%減)、セグメント利益は4千万円(前年同期比61.3%減)、セグメントEBITDAは4千1百万円(前年同期比60.6%減)となりました。 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、海外事業及び不動産賃貸事業等を含んでおります。なお、海外事業は持分法適用関連会社のみのため、売上高の計上はなく、セグメント利益及びセグメントEBITDAは主に持分法投資損益の計上であります。 財政状態の状況は、次のとおりであります。 (資産) 当連結会計年度末の資産合計は、1,330億2千万円(前期末比88億4千7百万円増)となりました。主な要因は、受取手形及び売掛金が27億6千7百万円減少、原材料及び貯蔵品が18億1千8百万円減少した一方、電子記録債権が21億3百万円増加、建設仮勘定が73億5千6百万円増加、投資有価証券が31億1千5百万円増加したこと等によるものであります。 (負債) 当連結会計年度末の負債合計は、706億3千4百万円(前期末比18億9百万円増)となりました。主な要因は、短期借入金が115億8千4百万円減少した一方、支払手形及び買掛金が19億5千3百万円増加、未払法人税等が18億1千5百万円増加、長期借入金が89億2千5百万円増加したこと等によるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末の純資産合計は、623億8千5百万円(前期末比70億3千8百万円増)となりました。主な要因は、配当金の支払いにより利益剰余金が16億1千5百万円減少した一方、親会社株主に帰属する当期純利益の計上により利益剰余金が63億7千7百万円増加、その他有価証券評価差額金が17億7千3百万円増加したこと等によるものであります。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ8億6百万円増加し、当連結会計年度末には110億9千3百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果獲得した資金は、170億9千万円(前年同期は85億7千万円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益の計上、減価償却費の計上、運転資金の減少等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、115億5千2百万円(前年同期は30億8千8百万円の支出)となりました。これは主に、有形及び無形固定資産の取得等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は、47億3千2百万円(前年同期は60億1千1百万円の支出)となりました。これは主に、借入金の返済及び配当金の支払によるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度における生産・仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産及び仕入高(百万円)   前年同期比(%) 畜産飼料事業   200,998   95.2 水産飼料事業   21,711   95.0 食品事業   39,170   111.1 報告セグメント計   261,879   97.3 その他   1   101.0 合計   261,881   97.3 (注)1 金額は製造原価及び仕入高の金額によっております。 2 セグメント間の内部振替前の数値によっております。 b.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前年同期比(%) 畜産飼料事業   223,744   96.3 水産飼料事業   24,863   97.0 食品事業   42,053   110.3 報告セグメント計   290,661   98.2 その他   13   90.9 合計   290,675   98.2 (注)1 セグメント間の取引については相殺消去しております。 2 相手先別の販売実績につきましては、総販売実績に対して100分の10を超える相手先がありませんので、記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループは、コア事業である畜産飼料事業を軸に、事業間の連携を強化し、収益の最大化を図るべく、「中期経営計画2026~1st STAGE for NEXT 10 YEARS~」を策定しております。当該中期経営計画のもと、原料調達力及び生産体制の強化、畜産・水産生産者に供給する製品の品質・サービスの品質向上、コスト低減等の施策を継続的に推進しております。 当社グループの当連結会計年度の業績は、売上高2,906億7千5百万円(前年同期比1.8%減)、営業利益80億9千1百万円(前年同期比27.6%増)、経常利益86億1千2百万円(前年同期比26.9%増)となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は63億7千7百万円(前年同期比18.4%増)となりました。 当社グループの財政状態及び経営成績に重要な影響を与える要因は、次のとおりであります。 当社グループにて製造・販売する配合飼料の主原料(とうもろこし等)の多くは海外からの調達に頼っているため、米国等の産地での作付面積の変動や天候条件による収穫量の増減、先物相場における投機筋の動向、新興国での使用量増加に伴う輸入量の増加、原料産地等における地政学的リスク、海上運賃の変動等は、原料コストに大幅な変動を与える可能性があります。 また、為替相場の急激な変動が調達コストに影響を及ぼす可能性があるため、為替予約を行い、影響を最小限に止める努力をしております。 当社グループは、連結子会社及び関連会社に家畜・畜産物の生産会社を有しております。畜産物相場が大幅に変動した場合や、疾病等の発生により生産物の出荷停止や大量廃棄を余儀なくされる場合には、経営成績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。 加えて、当社グループの主要な製品である配合飼料の供給先は畜産・水産生産者であり、飼料価格の急激な上昇や畜水産物相場の極端な低迷に伴う経営悪化により、債権回収面に問題が発生する可能性もあります。 当社は配合飼料製造業者として、配合飼料価格安定制度に携わっております。同制度において配合飼料製造業者として負担する積立金の大幅な増減は、経営成績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。 畜水産業界を取り巻く環境は、食の安心安全についての法制度の見直しが進められておりますが、このような状況下、生産コストの上昇を伴う法令等の改正があった場合には、経営成績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。 また、農業政策が変更される等、当社グループの中核となる畜産飼料事業を取り巻く環境が変化した場合には、経営成績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 当社グループはこれらの状況を踏まえ、各部門にて現状把握と将来予測による戦略プランの立案・実行に努めております。また、当社グループ内で発生した問題に対し組織単位レベルで対策を検討・実施しており、グループ全体における経営活動の更なる改善・向上を目指しております。 セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。 (畜産飼料事業) 畜産飼料事業では、暑熱や家畜疾病による頭羽数減少の影響を受け、飼料の販売数量が前年同期を下回って推移したことから減収となりました。損益面においては、原料価格動向を踏まえた価格改定の実施や採算管理の徹底により収益性が改善し、増益となりました。 そのような環境の中で当社グループは、工場生産設備、研究設備の増強等を実施し顧客ニーズを捉えた製品の供給により他社との差別化を図ってまいります。 (水産飼料事業) 水産飼料事業では、海水温の異常な上昇の影響を受け、販売数量が前年同期を下回って推移したことから減収となりました。損益面においては、採算管理の徹底や原料価格の低下により収益性が改善し、増益となりました。 そのような環境の中で当社グループは、工場生産設備、研究設備の増強等を実施し顧客ニーズを捉えた製品の供給により他社との差別化を図ってまいります。 (食品事業) 食品事業では、鶏卵相場が前年同期を上回って推移したこと等から増収となりました。損益面においては、食肉部門では収益構造改革による採算改善が進展しましたが、鶏卵部門では仕入コストの上昇に加え、マジックパール新工場の稼働に伴う減価償却費の増加等の影響を受け、減益となりました。 そのような環境の中で当社グループは、畜産飼料事業と食品事業の更なる成長とシナジーを発揮し収益拡大を実現するため、引き続き、生産設備の更新・増強投資の実施により、防疫管理及び安全衛生管理の徹底と生産の効率化に取り組んでまいります。 (その他) その他事業では、海外事業及び不動産賃貸事業等により、減収、減益となりました。 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、海外関係会社2社を含んでおります。なお、海外関係会社はいずれも持分法適用関連会社のため、売上高の計上はありません。 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等の達成状況は、次のとおりであります。 当社グループは、EBITDA、ROE、ROIC、総投資額、販売数量を重要な指標として位置づけております。2025年度のEBITDAは127億円(計画値108億円)、ROEは11.0%(計画値8%以上)、ROICは7.7%(計画値6%以上)、総投資額は118億円(計画値600億円(2024年度から2029年度における期中投資額累計))、販売数量は3,733千トン(計画値3,864千トン)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因については、「(1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、次のとおりであります。 当社グループの主な資金需要は、畜産飼料事業における配合飼料の製造・販売、豚・鶏卵の生産・販売等、水産飼料事業における配合飼料の製造・販売、水産物の仕入・販売等、食品事業における食肉・鶏卵の仕入・加工・販売等のための営業費用並びに設備の新設・更新・合理化工事等の投資であります。これらの資金需要の対応につきましては、自己資金及び金融機関からの借入による資金調達を基本としております。 また、当社グループは、キャッシュ・マネジメント・システム(CMS)を活用してグループ資金の有効活用を図り、有利子負債の圧縮・金利負担の軽減に努めております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するに当たって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

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