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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.66-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

丸大食品

MARUDAI FOOD CO.,LTD.2288 · Prime · 食料品

ハム・ソーセージから調理加工食品、食肉まで手掛ける総合食品メーカー。連結23社でサプライチェーンを構築。

概要

丸大食品は、大阪府高槻市に本社を置く総合食品メーカーである。ハム・ソーセージを主力とする加工食品事業と、牛肉・豚肉・鶏肉を扱う食肉事業の二本柱で構成され、2026年3月期の連結売上高は2384億円、営業利益は75億円に達する。1928名の従業員を擁し、東京証券取引所プライム市場に上場。1978年にはフランクフルト証券取引所にも上場(2024年廃止)するなど、国際的な事業基盤を持つ。

加工食品と食肉の二軸で構成する事業構造

丸大食品グループの事業は、加工食品事業と食肉事業が中核である。加工食品事業はさらにハム・ソーセージ部門と調理加工食品部門に分かれ、2026年3月期の売上高は1553億円(セグメント合計)で、グループ全体の約67%を占める。食肉事業は777億円で約33%を占め、両事業のセグメント利益率はそれぞれ約4.2%と約0.9%と差がある。利益の大半を加工食品事業が稼ぎ出す構造である。その他事業として、保険代行事業を子会社の丸大サービスが担う。

2026年3月期に黒字転換した収益動向

2022年3月期から2024年3月期まで3期連続で純損失を計上した。2025年3月期に営業利益55億円、純利益55億円と黒字に転換し、2026年3月期は営業利益75億円、純利益98億円とさらに改善した。これは、価格改定やコスト削減、投資有価証券売却益の計上などによる。売上高は2013年3月期の2070億円から緩やかに成長し、2026年3月期には2384億円に達した。営業利益率は2026年3月期で3.1%と低水準だが、収益性の回復が進んでいる。

23社の連結子会社で構成するグループ体制

丸大食品は2026年3月期時点で連結子会社23社、関連会社1社からなる。加工食品分野では、ハム・ソーセージ製造の戸田フーズ、調理加工食品の安曇野食品工房、デザート・飲料のトーラクなどを傘下に持つ。食肉分野では、丸大ミート、丸大フード、ミートサプライが食肉加工と販売を担う。2009年に丸大ミート関東と関西などを統合し丸大ミート株式会社を、同じく丸大フード各社を統合し丸大フード株式会社を設立。2011年にはマルシンフーズ、2020年にはトーラクを買収した。

全国に広がる生産拠点の配置

本社を置く大阪府高槻市の高槻工場(1964年開設)を皮切りに、関東工場(栃木県)、唐津工場(佐賀県)、新潟工場、広島工場、松阪工場(三重県)、岩手工場、静岡工場、横須賀工場と、全国9カ所に生産拠点を展開する。1963年には東京支店を開設し、その後港区や中央区へ移転。販売網は関東から九州までカバーする。これらの工場でハム・ソーセージや調理加工食品、食肉加工品を生産し、家庭用・業務用双方に出荷する。

業界の中での役割は加工食品・食肉の製造販売メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
2,384億円
営業利益
75億円
営業利益率
3.1%
純利益
98億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/3
事業売上構成比利益利益率
調理加工食品881億円37.5%
食肉772億円32.9%
ハム・ソーセージ696億円29.6%
その他1億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01加工食品主力

ハム・ソーセージ、調理加工食品の製造・販売を当社および子会社(戸田フーズ、安曇野食品工房、トーラク等)で行う。

主な製品・サービス2
ハム・ソーセージ
豚肉等を原料としたハムやソーセージ製品。スライス品やブロック品等のラインナップ。
調理加工食品
冷凍食品や惣菜等の調理済み食品。電子レンジ等で手軽に食べられる。

02食肉主力

牛肉・豚肉・鶏肉等の食肉の加工及び販売を、当社および子会社(丸大ミート、丸大フード、ミートサプライ等)で行う。

主な製品・サービス1
食肉(牛肉・豚肉・鶏肉等)
と畜から加工・部分肉・小売向け商品までをカバーする食肉製品。

03その他(保険代行等)その他

保険代行事業等のサービス業務を株式会社丸大サービスで行う。

製品と技術

ウインナーや燻製屋シリーズが牽引するハム・ソーセージ

ハム・ソーセージ部門の主力製品に、発売30周年を迎えた「燻製屋」シリーズがある。2026年3月期には「レモン&パセリ」を通年商品化し、新フレーバーとして「旨辛チョリソー」「ブラックペッパー」「とろける濃厚チーズ」を投入した。環境配慮型パッケージの「たっぷり使える」シリーズ(ロースハム・ベーコン)や徳用タイプウインナーも好調。フィッシュソーセージも販促強化により売場を拡大した。これらの製品は量販店向け家庭用と外食向け業務用の両方で展開される。2026年3月期の部門売上高は745億円で、前年比1.9%増。

レトルトカレーやスープ、デザートを揃える調理加工食品

調理加工食品部門は、レトルトカレー「シェフの匠」シリーズや「ビストロ倶楽部濃厚カレー」、業務用カレーを扱う。スープ類では「スンドゥブ」シリーズを展開し、2026年3月期に「にんにくスンドゥブ」を新発売した。チキン惣菜では健康志向の「サラダチキン」が堅調。デザート類では量販店向け「SWEET CAFE」シリーズ、業務用ホイップ済みクリーム、コンビニ向け飲料・ヨーグルトを展開する。2026年3月期の部門売上高は860億円で、前年比1.7%増。セグメント利益率は加工食品事業全体で4.2%である。

国産・輸入肉を扱いブランド肉も展開する食肉事業

食肉事業では、牛肉(国産・輸入)と豚肉(国産・輸入)、鶏肉を扱う。ブランド肉として、米国産ビーフ「SPENCER(スペンサー)」、豪州産ビーフ「YARDSTICK(ヤードスティック)」、国産豚肉「大麦仕上 さつまいも三元豚」などを販売する。2026年3月期には、スペイン産豚肉のアフリカ豚熱による輸入停止に対し代替品を確保し、ブランド豚肉の外食向け販売を強化した。食肉事業の売上高は777億円で前年比0.8%増、セグメント利益は6.9億円と利益率は低いが、相場変動に対応した適正価格販売で収益改善を図っている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

食料品のなかでの位置

食肉加工大手、収益率低位

丸大食品は食肉加工品やハム・ソーセージで国内大手の一角を占める。売上高は約2300億円と大規模だが、営業利益率は2~3%と低い。同業のニップンや日清製粉グループは製粉・食品で高収益だが、丸大食品は原料(豚肉など)価格変動の影響を受けやすく、付加価値向上が課題。競争の激しい食肉加工市場で、差別化とコスト管理が求められる。

強み

  • 「丸大」ブランドは全国的に認知度が高く、消費者に浸透
  • 全国に工網を持ち、安定供給とコスト競争力を実現
  • ハム・ソーセージから冷凍食品まで幅広く展開
  • スーパーなど小売との強固な取引関係を持つ

課題

  • 営業利益率2~3%と低く、原料高でさらに圧迫されやすい
  • 豚肉など原材料価格の高騰が収益を直撃するリスク
  • プライベートブランド品などとの価格競争が厳しい

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

食品・飲料の時価総額近傍。太字が丸大食品

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12108日本甜菜製糖698億円13.3倍
28179ロイヤルホールディングス678億円22.8倍
32211不二家640億円57.2倍
42053中部飼料615億円10.6倍
58200リンガーハット607億円34.9倍
62288丸大食品597億円5.6倍
72752フジオフードグループ本社588億円
82207meito579億円19.0倍
91301極洋568億円8.2倍
102060フィード・ワン563億円8.8倍
113395サンマルクホールディングス563億円19.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(食品・飲料)に従っています。

会社の歴史

沿革 27件

魚肉ハムから始まった創業と株式会社化

1954年10月、故小森敏之氏が大阪市福島区で魚肉ハム・ソーセージの製造販売を創業し、丸大食品工場と称した。1958年6月、大阪市大淀区に工場を移転するとともに株式会社に改組し、商号を丸大食品株式会社とする。1961年9月には畜肉ハム・ソーセージの製造販売を開始し、魚肉から畜肉へ主力を移した。1963年1月、丸大食品商事株式会社に被吸収合併され、同2月に再び丸大食品株式会社の社名となる。この合併により株式額面を500円から50円に変更し、同年6月に大阪証券取引所市場第二部へ上場した。

全国工場網の整備と東京・大阪両証券取引所第一部指定

上場後、1964年6月に大阪府高槻市に高槻工場を開設し、翌1965年5月には本社を高槻市に移転した。1968年9月に東京証券取引所市場第二部に上場し、同年10月には栃木県に関東工場を開設。1970年10月佐賀県唐津工場、1971年11月新潟県新潟工場、1976年11月広島県広島工場、1978年9月三重県松阪工場と、全国に生産拠点を拡大した。1972年9月には東京・大阪両証券取引所市場第一部に指定され、1978年11月にはフランクフルト証券取引所に上場した(2024年3月上場廃止)。

1980年代から1990年代のさらなる生産拠点拡充

1981年10月、岩手県石鳥谷町(現花巻市)に岩手工場を開設。1989年6月、静岡県掛川市に静岡工場、1994年4月、神奈川県横須賀市に横須賀工場を開設した。これにより、東北から九州までの生産体制が完成した。2004年3月には東京支店を東京都中央区に移転し、販売拠点の集約を図った。1980年代から1990年代は、国産ハム・ソーセージ市場の拡大とともに、工場増設による供給力強化を進めた時期である。

子会社統合とM&Aによる事業再編

2009年4月、丸大ミート関東株式会社が丸大ミート関西株式会社他4社を合併し、丸大ミート株式会社を設立。同年10月には、丸大フード西日本が丸大フード東日本、丸大フード東海を合併し、丸大フード株式会社とした。これにより食肉事業の子会社を効率化した。2011年10月、東京都中央区のマルシンフーズを買収し連結子会社化。2020年7月、兵庫県神戸市のトーラク株式会社を買収し、デザート・飲料分野へ進出した。これらのM&Aでグループの事業ポートフォリオを拡充した。

プライム市場移行と赤字からの回復

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、市場第一部からプライム市場へ移行した。2020年3月期の売上高2458億円をピークに、2021年3月期以降は2230億円、2186億円と落ち込み、2023年3月期に純損失50億円、2024年3月期に純損失94億円と赤字が拡大した。しかし2025年3月期に営業損益・純損益とも黒字に転換。中期経営計画では収益構造改革や競争力強化を掲げ、2026年3月期には純利益98億円とV字回復を達成した。

年表27件を開く

1950年代

  • 1954年10月創業故小森敏之氏が大阪市福島区で魚肉ハム・ソーセージの製造販売を創業、丸大食品工場と称す
  • 1958年6月大阪市大淀区に工場を移転するとともに株式会社に改組、商号を丸大食品株式会社とする

1960年代

  • 1961年9月畜肉ハム・ソーセージの製造販売を開始
  • 1963年1月M&A丸大食品商事株式会社に、株式額面500円を50円に変更するため被吸収合併
  • 1963年2月M&A合併後丸大食品株式会社の社名に改称
  • 1963年4月東京都中央区に東京支店開設
  • 1963年6月上場大阪証券取引所市場第二部に上場
  • 1964年6月大阪府高槻市に高槻工場開設
  • 1965年5月本社を大阪市大淀区から大阪府高槻市に移転
  • 1968年9月上場東京証券取引所市場第二部に上場
  • 1969年10月栃木県石橋町(現 栃木県下野市)に関東工場開設

1970年代

  • 1970年10月佐賀県唐津市に唐津工場開設
  • 1971年11月新潟県大潟町(現 新潟県上越市)に新潟工場開設
  • 1972年9月東京・大阪両証券取引所市場第一部に指定
  • 1976年11月広島県三次市に広島工場開設
  • 1978年3月東京支店を東京都港区に移転
  • 1978年9月三重県松阪市に松阪第二工場(現 松阪工場)開設
  • 1978年11月上場フランクフルト証券取引所に上場(2024年3月上場廃止)

1980年代

  • 1981年10月岩手県石鳥谷町(現 岩手県花巻市)に岩手工場開設
  • 1989年6月静岡県掛川市に静岡工場開設

1990年代

  • 1994年4月神奈川県横須賀市に横須賀工場開設

2000年代

  • 2004年3月東京支店を東京都中央区に移転
  • 2009年4月M&A子会社 丸大ミート関東株式会社が丸大ミート関西株式会社他4社を合併し、丸大ミート株式会社となる(現 連結子会社)
  • 2009年10月M&A子会社 株式会社丸大フード西日本が株式会社丸大フード東日本、株式会社丸大フード東海を合併し、丸大フード株式会社となる(現 連結子会社)

2010年代

  • 2011年10月M&A東京都中央区の株式会社マルシンフーズ(現 連結子会社)を買収

2020年代

  • 2020年7月M&A兵庫県神戸市のトーラク株式会社(現 連結子会社)を買収
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2029年3月期まで2,550億円
  • 営業利益2029年3月期まで90億円
  • 営業利益率2029年3月期まで3.5%
  • ROE(自己資本利益率)2029年3月期まで7.6%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    新たな顧客価値の創造

    顧客視点での商品開発を進め、簡便・時短に貢献する商品や社会課題に対応した商品を投入することで、変化する消費者ニーズに応える。

  2. 02

    収益構造の改革

    収益性を伴う規模拡大、DXや効率化・合理化の推進、資産効率の改善により、収益力を高める。

  3. 03

    事業領域の拡大

    販路や事業展開エリアの拡大、業務用商材の拡大を図り、新たな成長領域を開拓する。

  4. 04

    人財の育成と働き方改革

    人的資本の強化、スキル向上、従業員エンゲージメント向上に加え、多様な働き方や健康経営を推進し、活躍できる職場を整える。

  5. 05

    持続可能な社会への貢献

    気候変動対応(温室効果ガス削減)、環境保全(食品廃棄物削減など)、社会的責任の遂行、リスク管理とガバナンスの充実に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,928人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は594万円で、9期前と比べて5.5%平均年齢は41.6歳、平均勤続年数は17.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月2,046
2018年3月2,064
2019年3月62944.522.32,023
2020年3月63544.021.81,938
2021年3月61744.021.32,107
2022年3月61143.420.72,066
2023年3月59743.420.51,967
2024年3月58643.119.91,931
2025年3月60042.619.01,902289
2026年3月59441.617.51,928389

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率6.1%
縦線は目安の30%
男性育休取得率90.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)53.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社21(国内 20 / 海外 1、うち連結子会社 20) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社・工場 — 埼玉県戸田市他4,755百万円
加工食品事業
本社・工場 — 神戸市東灘区他4,059百万円
本社・工場 — 大阪府枚方市他2,943百万円
食肉事業
本社・工場 — 長野県松本市他2,841百万円
関東工場 — 栃木県下野市1,992百万円
高槻工場 — 大阪府高槻市1,922百万円
唐津工場 — 佐賀県唐津市1,806百万円
横須賀工場 — 神奈川県横須賀市1,066百万円
松阪工場 — 三重県松阪市979百万円
広島工場 — 広島県三次市890百万円
ほか12件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    北海道丸大食品㈱
    北海道岩見沢市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    東北丸大食品㈱
    岩手県花巻市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    信越丸大食品㈱
    新潟県上越市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    中部丸大食品㈱
    三重県松阪市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    中四国丸大食品㈱
    広島県三次市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    九州丸大食品㈱
    佐賀県唐津市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    戸田フーズ㈱(注)5
    埼玉県戸田市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    安曇野食品工房㈱
    長野県松本市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    トーラク㈱
    神戸市東灘区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱マルシンフーズ
    栃木県真岡市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱パイオニアフーズ(注)4
    北海道 虻田郡京極町 · 連結子会社
    議決権63.1%
  • 国内
    ㈱梅屋
    和歌山県田辺市 · 連結子会社
    議決権92.7%
残りのグループ会社9社を開く
  • 八幡食品㈱香川県観音寺市100%
  • ホルンマイヤー㈱大阪府高槻市100%
  • 丸大フード㈱大阪市西成区100%
  • ㈱丸大フードサプライ東京都江東区100%
  • 丸大ミート㈱(注)2,5東京都大田区100%
  • ㈱ミートサプライ大阪府高槻市100%
  • ㈱マーベストトレーディング(注)2大阪府高槻市100%
  • ㈱丸大サービス大阪府高槻市100%
  • Betagro MF Deli Co.,Ltd.タイ王国ロブリ県20%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は2,384億円営業利益75億円前期と比べると増収増益で、売上が+1.4%、利益が+36.4%。

売上高
+1.4%
2,384億円
営業利益
+36.4%
75億円
純利益
+78.2%
98億円
営業利益率
3.1%
前期比 +0.8%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高2,450億円2,384億円
営業利益80億円75億円
純利益64億円98億円
1株あたり配当¥80¥80

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は605億円、営業利益は13億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+7.5%、営業利益は+30.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q507−52
2024年1Q563101.810
2024年2Q57850.90
2024年3Q618172.814
2024年4Q529−118
2025年2Q1,186292.443
2025年4Q1,164262.212
2026年2Q1,203423.532
2026年4Q1,181332.866
2027年1Q605132.110

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は2,070億円から2,384億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は3.1%。売上は4期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月2,0703620
2014年3月2,1373117
2015年3月2,2233118
2016年3月2,2954526
2017年3月2,3245433
2018年3月2,3962818
2019年3月2,4302715
兵庫県神戸市のトーラク株式会社(現 連結子会社)を買収
2020年3月2,4583117
2021年3月2,23024
2022年3月2,186−4−4
2023年3月2,220−9−50
2024年3月2,28836−94
2025年3月2,35055612.355
2026年3月2,38475793.198

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高2,384億円のうち、営業利益として残るのは75億円3.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は98億円、売上の4.1%にあたる。営業利益率は業種中央値4.1%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金83.4%1,988億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金13.4%320億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.1%75億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
16.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.0pt
3.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.9pt
4.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+6.5pt
13.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
7.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが105億円、投資CFが4億円で、差し引きのフリーCFは109億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は98億円で、売上の0.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月78−55−3723108
2014年3月107−30−3677149
2015年3月56−39−2717139
2016年3月116−29−5687170
2017年3月88−57−3731164
2018年3月32−76−33−4487
2019年3月67−753−881
2020年3月86−83−2382
2021年3月77−54−212385
2022年3月70−57−181380
2023年3月29−455−1669
2024年3月100−49−245197
2025年3月54−29−322590
2026年3月1054−10110998

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,246億円。このうち返さなくてよい自己資本が770億円で、自己資本比率は61.1%(業種中央値56.8%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1,22870152755.8
2014年3月1,20768652155.5
2015年3月1,23971752257.5
2016年3月1,24572352257.8
2017年3月1,29376353058.6
2018年3月1,31177054158.3
2019年3月1,32676156557.0
2020年3月1,31975156856.5
2021年3月1,31377853558.7
2022年3月1,28975553458.1
2023年3月1,26369057354.1
2024年3月1,21862859050.9
2025年3月1,20967053954.7
2026年3月1,24677047761.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
98億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
420億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
127億円
在庫として抱えている分
負債合計
477億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
76
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率6 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

食料品 123社との比較

同じ食料品の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE123社中17位あたり、逆に低いのは営業利益率123社中80位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
13.8%/中央値 7.3%
P25 3.7%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
3.1%/中央値 4.1%
P25 2.7%P75 7.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
61.1%/中央値 56.8%
P25 46.5%P75 67.3%
売上成長率前期からの売上の伸び
1.4%/中央値 3.4%
P25 0.7%P75 6.3%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.5%/中央値 2.3%
P25 1.5%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,254で、1年前と比べて+15.0%過去52週の値幅のなかでは65%の位置にある。

¥2,254-0.6%1ヶ月+2.0%1年+15.0%時価総額597億円
過去52週の値幅
安値¥1,833高値¥2,478

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)5.6倍
PER (会社予想)8.4倍
PBR0.73倍
配当利回り3.55%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価2,335円。前日比+0.73%と上昇。1ヶ月で+3.6%と堅調。25日線(2,267.24円)を+3.0%上回り、上昇トレンド。52週高値2,478円から-5.8%と高値圏。週足では200日線(2,163円)も大きく上回る。出来高は5万〜8万株と安定。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)

PERが5.8倍と業界平均28.1倍を大幅に下回り、PBRも0.75倍と割安。配当利回り3%は業界平均2.22%を上回る。ROEは13.8%と良好だが、前期の大幅赤字から回復途上であり、業績の安定性には注意が必要。

指標この会社業種平均
PER (実績)5.6倍28.6倍
PER (予想)8.4倍
PBR0.73倍1.63倍
ROE13.8%7.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

2025/3期に黒字転換し、2026/3期は大幅増益見通し。強気派は低PER5.8倍・PBR0.75倍の割安感と、原料価格安定による利益率改善を評価。弱気派は過去の赤字から回復途上であり、低い営業利益率や原材料価格変動リスクを懸念する。

プラスに働く材料7
  • バリュエーション割安

    PER5.8倍、PBR0.75倍と時価総額対比利益が見劣りしない。

  • 大幅増益見通し

    2026/3期営業利益98億円(前期比+78%)と高成長期待。

  • 原材料コスト安定

    飼料価格の落ち着きで採算改善が見込める。

  • 業績V字回復と増益基調通年影響

    FY2026営業利益75億円、2期連続増益、純利益98億円

  • PER5.8倍の割安株継続影響

    PER5.84倍、PBR0.75倍と割安、ROE13.8%で改善余地

  • PBR1倍割れ是正期待継続影響

    PBR0.75倍、自己資本利益率13.8%で是正余地あり

  • 安定配当と増配期待通年影響

    配当利回り3%、業績回復で増配の可能性

マイナスに働く材料7
  • 低い収益性

    営業利益率3.15%に留まり、価格競争で改善余地限定的。

  • 原料価格リスク

    豚肉・鶏肉価格の高騰が発生すれば業績悪化。

  • 過去の赤字履歴

    2023・2024期は連続赤字で、安定性に疑問。

  • 低収益体質からの脱却遅れ継続影響

    営業利益率3.15%と食品業界平均5%を下回る

  • 原材料高騰による利益圧迫継続影響

    食肉・飼料価格上昇で粗利率低下、営業利益率改善阻害

  • 特別損失計上リスク不定影響

    FY2024に94億円の純損失、再発で利益急減

  • 株価急騰後の反動リスク短期影響

    1年間で28%上昇、利益確定売りで短期的下落リスク

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益性改善の持続性を測る最重要指標。
原材料コスト
飼料・食肉価格の動向は利益に直結する。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり80で、前期から+40.0%いまの株価に対する利回りは3.55%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥80
1株あたり
配当利回り
3.55%
いまの株価に対して
配当性向
21.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月4046.0
2018年3月400.0138.4
2019年3月35−12.5193.9
2020年3月350.076.3
2021年3月30−14.3131.2
2022年3月300.0369.9
2023年3月20−33.3
2024年3月200.0
2025年3月50150.029.5
2026年3月7040.021.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥80

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ30,044人。区分でいちばん多いのは個人・その他48.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が37.1%を占め、残る62.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他37.241.744.243.744.748.8
金融機関31.730.628.929.427.719.6
事業法人19.919.418.518.317.317.5
外国法人10.27.56.37.27.811.4
自己株式4.24.95.66.27.67.9
証券会社1.00.82.01.32.42.6
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)8.53
02丸大共栄会7.44
03兼松株式会社4.50
04公益財団法人小森記念財団3.96
05住友生命保険相互会社3.24
06株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.64
07株式会社三井住友銀行1.67
08三井住友信託銀行株式会社1.63
09農林中央金庫1.21
10レンゴー株式会社1.16

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+2458%、1株純資産は14期で+494%。直近期のROEは13.8%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月165283.020.026.7
2014年3月135162.523.071.4
2015年3月692,6912.629.491.1
2016年3月992,7373.722.065.8
2017年3月1252,8864.419.546.0
2018年3月702,9982.436.4138.4
2019年3月572,9711.932.7193.9
2020年3月652,9312.230.176.3
2021年3月163,0370.5105.2131.2
2022年3月−152,970−0.5369.9
2023年3月−1992,731−7.0
2024年3月−3782,495−14.4
2025年3月2222,7048.67.729.5
2026年3月4003,13413.85.721.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額229百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
佐藤勇二代表取締役社長6110,200
福島成樹専務取締役 食肉事業部長 品質保証部担当624,500
森本芳史取締役 経理部長57400
池田知功取締役 ハムソー事業部長552,400
淵﨑正弘取締役70
中野由里取締役63
中根正人常勤監査役61700
東俊明常勤監査役62
西村元昭監査役83
田渕謙二67

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)6100563218932
社外取締役528286
監査役212126

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容523字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、丸大食品株式会社(当社)、連結子会社23社及び関連会社1社により構成されており、加工食品事業及び食肉事業を主な事業としているほか、これらに関連する保険代行事業等のサービス業務などを行っております。 当社グループの事業における当社、連結子会社及び関連会社の位置付けは、次のとおりであります。なお、以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。 なお、当連結会計年度より、「加工食品事業」セグメントのうち「調理加工食品部門」の一部を「ハム・ソーセージ部門」へ集計するよう変更しております。詳細は、「(セグメント情報等)1 報告セグメントの概要 (3) 報告セグメントの変更等に関する事項」をご参照ください。 加工食品事業 ハム・ソーセージや調理加工食品の製造及び販売を、当社のほか戸田フーズ㈱、安曇野食品工房㈱及びトーラク㈱などで行っております。 食肉事業 食肉(牛肉、豚肉、鶏肉等)の加工及び販売を、当社のほか丸大ミート㈱、丸大フード㈱及び㈱ミートサプライなどで行っております。 その他 保険代行事業等のサービス業務などを、㈱丸大サービスで行っております。 事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題5,381字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)  経営の基本方針 ① 社是               至誠通天 [至誠通天とは] 人生を送る上で、悪いことは予告なしに突然に起こってくるが、よい結果は、ある日突然にうまれてくるものではない。毎日毎日頭を打ち、すねを打ちながら精一杯前へ前へと進んでいけば、自分の誠意はいつか必ず天に通じて、よい結果がむくわれてくるものである。 (創業社長小森敏之氏のことば) ② 経営理念             日々の活動に精一杯の真心を込め、誠意を尽くすことにより、社会に貢献します。 ③ 経営方針・未来像     丸大食品グループは美味しさと健康を追求し、安全、安心な食品を通してお客様の幸せな食生活に貢献します。 ④  スローガン          「変革」 ⑤ 価値観   ・私たちは、お客様に喜ばれる美味しさを創ります ・私たちは、夢と働きがいのある企業を創ります ・私たちは、時代の変化に対応し、新しい価値を創ります ⑥ 行動指針   《お客様》   安全・安心でよりよい商品づくりを追求します お客様の健康で幸せな食生活に貢献します 《株主様》   企業価値の向上を目指し、経営基盤の強化と事業拡大を図ります 《従業員》   日々の活動を通して自己成長のできる職場をつくります 従業員とその家族の幸福を目指します 《社 会》   地域社会への貢献と環境保護を通じ、社会的責任を果たします (2)  優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループを取り巻く今後の経営環境は、原材料価格の高騰や人件費、物流費などのコスト上昇を背景に、インフレ環境が継続するものと想定されます。さらに、今後の物価動向や急激な為替変動、不安定な国際情勢などが景気を下押しする懸念もあり、先行き不透明な環境が続くと見込まれます。また、食の安全・安心の確保、世帯構成の変化や消費者行動の多様化に伴う市場構造の変化への対応、食品ロスなどの環境問題への配慮、労働環境の整備など、企業が果たすべき役割と責任は一層重要になっております。 当社グループでは、こうした経営環境の変化に柔軟に対応すべく、原則として毎年改定を行うローリング方式の中期経営計画として2026年4月を起点とする三ヵ年数値計画を発表しております。今後も資本コストと株価を意識した経営を徹底し、収益力の向上や生産体制の最適化、持続的な成長投資と安定的な株主還元の充実を推進するとともに、デジタル化、サステナビリティの取り組みを実践し、持続的な企業価値向上を図ってまいります。 これらの計画を実現することで、「食を通じて人と社会に貢献する企業」を目指し、「新たな顧客価値の創造」「収益構造の改革」「事業領域の拡大」「人財の育成」「持続可能な社会への貢献」の5つの基本方針のもと、真に社会的存在価値が認められる企業を目指してまいります。 (3)  中期経営計画(中期三ヵ年経営計画) 2026年4月を起点とした中期三ヵ年経営計画(2026年4月1日~2029年3月31日)の基本方針は以下のとおりであります。 ① 新たな顧客価値の創造 「顧客視点の商品開発」「簡便、時短への貢献商品」「社会課題に対応した商品」 ② 収益構造の改革 「収益性を伴う規模拡大」「DX、効率化・合理化の推進」「資産効率の改善」 ③ 事業領域の拡大 「販路の拡大」「事業展開エリアの拡大」「業務用商材の拡大」 ④ 人財の育成 「人的資本の強化」「人財スキルの向上」「従業員エンゲージメントの向上」 ⑤ 持続可能な社会への貢献 「環境課題への対応」「社会的責任の遂行」「リスク管理とガバナンスの充実」 (4)  事業別戦略 ① 加工食品事業 A ハム・ソーセージ部門 (テーマ)収益の向上 事業方針   取り組み ・主力商品の売上拡大   ▶ ウインナーカテゴリーの販売拡大 ・積極的なプロモーションによる市場シェアの拡大 ・市場シェアの拡大    ・新形態、新フレーバー投入による販売拡大 ・SNS活用による認知度向上 ・顧客価値に重点を置いた商品開発   ▶ 顧客価値の高い商品の開発・販売 ・商品開発力の向上 ・プロモーションによる需要の創出       多様化するニーズに応える商品開発 ▶ 生産競争力を強化 ・効率化、自動化の推進による生産性の向上    ・主力品の増産体制整備 ・コスト削減とDX化による生産性向上と品質向上 B 調理加工食品部門 (テーマ)売上の拡大 事業方針   取り組み ・ニーズに合わせた商品開発   ▶ レトルト商品の販売拡大 ・市販用や業務用など業態別の商品開発 ・簡便品や調理済商品のさらなる拡大    ・既存品のさらなるシェア拡大 ・幅広い商品ラインアップを活かした新規販路の開拓 ・冷凍商材の商品展開を拡大   ▶ 冷凍食品分野の拡大 ・市販用商品の拡充 ・業務用市場の販路拡大    ・付加価値の高い米飯商品の開発 ・冷凍トレー惣菜の開発強化 ・新規販路の開拓    ・新規販路の開拓 ▶ 業務用、外食向けの商品開発・販売拡大 ・多種な商品力と幅広い販売網を活かし、規模の拡大を推進 ・外食や中食、給食向け、調理の手間を削減した簡便性の高い商品の開発 ▶ デザート・飲料の販売拡大 ・既存事業の育成と新しい付加価値の創造 ② 食肉事業 (テーマ)事業領域の拡大 事業方針   取り組み ・ブランドを活用した販売強化   ▶ ブランドを活用した販売強化 ・SPENCER(USビーフ) ・新たな産地の開拓と育成     ・YARDSTICK(豪州ビーフ) ・大麦仕上 さつまいも三元豚 ・外食への商品開発や営業の強化    ▶ 省人化・簡便ニーズへの対応 ・人手不足に対応した商品を拡充 ・産地と協力した調達の推進     ・一次加工商品の量販店・外食向け販売を拡大 ▶ 展開エリアの拡大と新規販路開拓 ・付加価値を上げた商品提案    ・㈱ミートサプライ 湘南工場   (2026年3月~) ・丸大フード㈱      川崎営業所 (2026年4月~)                     広島営業所 (2026年4月~) (5)  次なる成長に向けた取り組み 研究開発力を活かした取り組みの推進と新たな海外市場への挑戦により、丸大食品グループの新たな価値を創造する。 「新たな食の価値創造」「品質向上とおいしさの追求」「海外市場の開拓」 ▶ 高齢化への取り組み ・脳機能サポート素材 「鶏ムネ肉プラズマローゲン」 大学や研究機関との共同研究を実施 世の中への普及を促進 ▶ 植物性食品の開発と販路の開拓 ・植物性たんぱく質を主原料とした代替肉の開発 ・新たなたんぱく質素材の研究 ▶ 研究開発による品質とおいしさの向上 ・基礎研究を基盤にした品質や品位の向上 ・美味しさを維持した長期保存可能な商品の開発 ▶ 自社の強みを活かした販路の拡大、海外新市場への参入 ・長期保存可能な常温加工食品の販売拡大 ・海外向け商品の開発推進 ・M&Aやアライアンスによる海外市場の開拓 (6)  DXの推進 デジタル技術を活用した業務改革で、生産性の向上と安定かつ安全な業務基盤を構築する。 「AI活用の推進」「業務の効率化」「DXリテラシー向上」「セキュリティ強化」 ▶ AIの活用による業務効率化 ・生成AIの活用拡大による生産性の向上 ・AIを活用した需要予測の導入 ・自社内データ基盤の構築と活用によるデータ分析の高度化と意思決定の迅速化 ▶ AIエージェントの導入と活用 ・AIエージェントによる業務代行、自律実行の推進 ・複数システムを横断した業務処理の自動化 ▶ 営業・生産現場でのDX推進 ・SFAの導入による業務効率向上 営業情報の一元管理、業務活動の可視化と管理体制の強化 ・スマートデバイスを活用した業務効率化 ・生産工場へAI検品カメラの導入による品質の向上 ▶ セキュリティ強化 ・セキュリティインシデントを想定した事業継続及び早期復旧体制の整備 ・セキュリティインシデントを想定した対応訓練の実施 ・セキュリティポリシーの見直し (7) 人的資本の強化 成長実感を得られる仕事や、環境を提供し続けることで、人財の定着と活躍を支えていく。 「人財育成」「多様な働き方の推進」「健康経営への取り組み」「従業員エンゲージメントの向上」「ガバナンスの強化」 ▶ 人財育成 ・若手社員の育成(階層別研修の充実) ・次世代幹部候補人財の育成(選抜研修) ・自己啓発の推奨(通信教育の補助拡充) ▶ 多様な働き方、活躍する職場環境の整備 ・複線型キャリアを想定した専門職制度設計 ・ダイバーシティ推進、女性活躍推進に向けた取り組み ▶ 能力を発揮できる職場環境の構築 ・健康経営の推進 丸大食品㈱の健康経営の取り組みが評価され、「健康経営優良法人2026(大規模法人部門)」に認定 ・仕事と子育ての両立支援 2005年よりワークライフバランスの推進と誰もが働きやすい職場環境づくり、次世代育成支援の取り組みを継続 ・企業経営について客観性・透明性を高めるため、委員会を設置してガバナンス強化 コンプライアンス委員会(委員長は独立社外取締役) 指名報酬委員会(独立社外取締役が過半数) ・全従業員に「丸大食品グループ行動基準」を周知徹底し、毎月コンプライアンス教育を実施 (8) サステナビリティの推進 社会や環境に配慮した事業活動を通じて、持続可能な社会の発展に貢献していく。 「気候変動への対応」「環境保全への取り組み」「食を通じての貢献」「社会的責任の遂行」「社会貢献活動、環境活動」 ▶ 温室効果ガス削減の取り組み 2024年度実績:106,348 t-CO₂ 2030年度目標: 77,760 t-CO₂ ・2050年カーボンニュートラルに向けて取り組んでまいります ・非化石エネルギーの活用や省エネルギー設備導入による環境負荷低減 ・省エネルギーシフトなど、物流、輸送に係わる温室効果ガス削減の取り組み強化 ▶ 環境保全の取り組み ・食品廃棄物排出量削減 食品廃棄物再生利用実施率 2025年度実績:92.8% 2030年度目標:95.0% ・水使用量(原単位)削減 ・プラスチック使用量削減 ▶ 社会的責任の遂行 ・気候関連情報開示のフレームワーク(TCFD)への対応 ・生物多様性の保全、TNFDへの取り組み ・人権への対応、人権デュー・ディリジェンスの取り組み ・CDP「気候変動レポート2025」で「B」スコア評価を獲得 ▶ 資源循環型社会への貢献 ・包装・容器の軽量化による廃棄物削減の推進 ・包装・容器の3R推進(リデュース、リユース、リサイクル) ・食料品廃棄物の飼料や肥料へのリサイクル促進 ・環境に配慮した包装・容器採用の推進 ▶ 環境に配慮した企業活動 ・環境美化活動 ・店頭資材など環境への配慮 ・ペーパーレス化の推進 ▶ 森林保全活動 ・丸大里山の森づくり活動 ・「丸大那須の森」里山活動 ・「丸大みよしの森」緑化活動 ▶ スポーツコミュニケーション ・スポーツ教室の実施、スポーツイベントのサポート ・TEAM JAPANオフィシャルサポーターシップによるスポーツ振興支援 ▶ 食を通じてのコミュニケーション ・「よりよい食生活」をテーマにした社会貢献活動 ・食育イベントへの参加、お料理教室の開催 ・ホームページでの情報発信 ・行政と連携した情報発信 ・子ども食堂への支援(商品提供) ・子育て支援(くるみんマーク使用商品) (9)  経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループでは、経営環境の変化に柔軟に対応するため、原則として毎年改定を行うローリング方式の中期経営計画として三ヵ年数値計画を発表しております。計画数値をあらためて検証の上、見直しを行い、新たに2026年4月を起点とした中期三ヵ年経営計画(2026年4月1日~2029年3月31日)を策定いたしました。 計画最終年度である2029年3月期の連結業績を、売上高2,550億円、営業利益90億円、営業利益率3.5%、ROE(自己資本利益率)7.6%に成長させることを目標とする経営指標といたします。 2027年3月期の連結業績につきましては、売上高2,450億円、営業利益80億円、営業利益率3.3%、ROE8.2%を予想しております。なお、今後の経営環境は、原材料価格の高騰や人件費、物流費などのコスト上昇を背景に、インフレ環境が継続するものと想定されます。さらに、今後の物価動向や急激な為替変動、不安定な国際情勢などが景気を下押しする懸念もあり、先行き不透明な環境が続くと想定されるため、業績見通しは、現時点で見込める影響を考慮したものであり、必要に応じて修正開示を行う可能性があります。
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会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 財務面のリスク リスク内容    主要な取り組み 減損リスク   ・経営環境の著しい悪化等で生じる収益性の低下等による、保有する固定資産についての減損損失の発生・子会社等の事業計画未達・不動産や有価証券などの資産の時価変動リスク   ・十分な将来キャッシュ・フロー向上施策の構築と実行・事業計画の達成状況を親会社としてモニタリング・遊休資産の活用と売却 得意先の経営破綻リスク   ・予期せぬ得意先の経営破綻   ・情報収集、与信管理、債権保全等 市況変動のリスク   ・畜産物による疫病の発生・セーフガード発動による仕入数量の制限や仕入価格の上昇懸念・国際的な需給の変化・原油価格変動による影響   ・原材料調達ルートの分散化などによる安定的な原材料の確保・高付加価値商品の開発等への取り組み 為替変動のリスク   ・諸外国の現地通貨に対する為替相場の変動   ・一部円建てでの輸入取引を行うとともに、外貨建ての輸入取引は、先物外国為替契約を利用し、リスクを軽減 感染症・自然災害リスク   ・新型ウイルス等による感染症の拡大  ・地震、台風等自然災害の影響による事業停滞   ・予防や拡大防止に対して適切な管理体制を構築・自然災害に対する被害・損害を最小限にするための防災、 減災等、さらなる危機管理体制の構築 退職給付債務のリスク   ・年金資産の時価の変動や、運用利回り、割引率等の退職給付債務算定に用いる前提に変更があった場合   ・当社は企業年金のアセットオーナーとして、企業年金基金に適切な人財を配置し、運用状況の適宜モニタリングを実施・確定給付企業年金制度の一部を、確定拠出年金制度に移行(2016年度)し、リスクを軽減 サイバーインシデントリスク   ・大規模システム障害の発生による事業継続への影響    ・サイバーセキュリティ対策強化 ・従業員へのセキュリティ教育の実施・データバックアップとインシデント発生時の対応フロー策定 (2) 重要性(マテリアリティ)項目 リスク内容   主要な取り組み 安全・安心の確保   ・社会全般にわたる品質問題など予測が困難な事故や社会的混乱の発生・風評被害による影響・品質クレーム等による社会的信頼の低下   ・食品安全マネジメントシステムの外部認証取得を拡大・品質保証部門による徹底した品質管理体制を構築 生活者のライフスタイルの変化   ・生活者のライフスタイルの変化、価値観の多様化への対応遅れによる成長機会の損失   ・食を通じた市場ニーズへの迅速な商品戦略の対応強化・お客様目線に立った製品・サービスの提供や適切な情報開示の実践・少子高齢化への取り組み、脳機能サポート素材「プラズマローゲン」の研究開発、健康に配慮した商品の提供、糖質ゼロ「藻塩の匠」シリーズ 気候変動の緩和   ・温室効果ガス排出削減への対応遅れによる生産コストの上昇・地球温暖化への対応遅れによる社会的信頼の低下   ・製品ライフサイクル全体でのカーボンニュートラルに向けた長期的な取り組み・太陽光発電設備の導入、CO₂フリー電力への切り替え・省エネルギー推進による環境負荷低減・TCFDに対応した情報開示の取り組み・物流、輸送に関わる温室効果ガス削減の取り組み強化 持続可能な原材料調達   ・サプライチェーンの各段階における社会・環境問題への対応遅れ・気候変動や地政学的リスク   ・安定した原材料調達に向けたサプライヤーとの連携強化・サプライヤーとの持続可能な相互発展を目指した事業活動の推進・人権デュー・ディリジェンスによる重要原材料の責任ある調達体制の構築・アニマルウェルフェアへの配慮 水資源の保全   ・渇水・洪水・水質悪化による生産停滞   ・水資源の有効利用・生産工場における排水処理施設の保全・森づくり活動による環境保全推進 資源循環型社会実現への貢献   ・廃棄物削減への対応遅れによる生産コストの上昇・環境に配慮した包装資材への転換遅れによる社会的信頼の低下   ・包装・容器の軽量化による廃棄物削減の取り組みの推進・包装・容器の3R推進(リデュース、リユース、リサイクル)・食料品廃棄物の飼料や肥料へのリサイクル促進・環境に配慮した包装・容器採用の推進 リスク内容   主要な取り組み フードロスの低減   ・食資源の枯渇・食品廃棄物の削減の対応遅れによる社会的信頼の低下   ・製造過程における廃棄物ロスに貢献する製造方法の改善・改良・保存性向上による製品廃棄ロス、不良返品の削減 多様な人財の活躍   ・採用活動の多様化、競争激化による人財不足・コストの上昇   ・多様な価値観・専門性を養成する人財育成の教育マネジメント強化・働き方改革の推進・ダイバーシティ推進、女性活躍推進に向けた取り組み・仕事と育児の両立支援を進め、『次世代育成支援対策推進法』に基づく認定を取得(「くるみん認定」) 健康経営の強化   ・健康管理体制の対応遅れによる社会的信頼の低下   ・健康経営に向けた取り組み強化・ストレスチェック、メンタルヘルスのフォロー体制強化 ガバナンスの強化   ・脆弱なガバナンス体制による企業経営を脅かすリスクの増大・リスク管理体制の対応遅れによる事業継続への影響・金融危機、貿易摩擦等の不安定な政治・経済・社会情勢による組織運営への混乱や事業採算性低下・デジタル技術革新に対応できないことによる競争力低下・脆弱なITマネジメント体制による競争力低下・知的財産リスクによる事業への影響   ・当社グループ全従業員への「丸大食品グループ行動基準」の教育・浸透・コーポレート・ガバナンス体制の強化として、危機管理委員会、企業倫理委員会、コンプライアンス委員会、指名報酬委員会の設置・丸大ホットライン(内部通報制度)の整備・基幹システムを最大限活用した迅速な経営の意思決定や業務効率化の推進 ・IT管理運用規程の制定による情報セキュリティの強化 ・知的財産リスクマネジメント 地域社会への貢献   ・地域社会への一員としての対応の遅れによる社会的信頼の低下   ・食を通じて地域社会へ貢献・環境保全・美化活動の推進
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果により、緩やかな回復基調で推移しました。一方、中東情勢の緊迫化や金融資本市場の変動の影響、米国の通商政策をめぐる動向など景気を下押しするリスクも懸念されることから、依然として先行き不透明な状況が続いております。 当業界におきましては、原材料価格の高騰、人件費および物流費などのコスト増加を背景に、生活必需品を中心とした物価上昇に伴う消費者の節約志向が一層高まっており、消費行動の変容による市場構造の変化がみられるなど、厳しい経営環境が続いております。 このような状況のなか、当社グループは、お客様に、より安全でより安心して召し上がっていただける食品を提供する総合食品メーカーとして、真に社会的存在価値が認められる企業を目指し、企業活動を推進してまいりました。 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 A 財政状態 当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べ37億21百万円増加し、1,246億41百万円となりました。負債は、前連結会計年度末に比べ62億42百万円減少し、476億70百万円となりました。純資産は、前連結会計年度末に比べ99億63百万円増加し、769億71百万円となりました。 B 経営成績 当連結会計年度における売上高は前年同期比1.5%増の2,383億96百万円、営業利益は同37.2%増の75億4百万円、経常利益は同31.0%増の79億32百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は、投資有価証券売却益などを計上したことから、同78.3%増の97億86百万円となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 なお、当連結会計年度より、「加工食品事業」セグメントのうち「調理加工食品部門」の一部を「ハム・ソーセージ部門」へ集計するよう変更しております。詳細は「(セグメント情報等) 1 報告セグメントの概要 (3)報告セグメントの変更等に関する事項」をご参照ください。 (単位:百万円) 2025年3月期   2026年3月期 対前年   増減額      対前年   増減率 加工食品事業   157,660   160,500   2,839   1.8   % ハム・ソーセージ   73,126   74,499   1,373   1.9   % 調理加工食品   84,534   86,000   1,466   1.7   % 食肉事業   77,183   77,763   579   0.8   % その他   126   132   5   4.6   % 売 上 高   234,970   238,396   3,425   1.5   % 加工食品事業   4,943   6,788   1,844   37.3   % (売上高比率)   (3.1%)   (4.2%)   (1.1%)   - 食肉事業   495   689   194   39.2   % (売上高比率)   (0.6%)   (0.9%)   (0.3%)   - その他   30   26   △4   △14.2   % セグメント利益    5,469   7,504   2,034   37.2   % (売上高比率)   (2.3%)   (3.1%)   (0.8%)   - (加工食品事業) ハム・ソーセージ部門では、発売30周年を迎えた「燻製屋」シリーズにおいて、パッケージデザインの変更や通年商品化した「レモン&パセリ」の拡販に努めたほか、販促キャンペーンをはじめとするプロモーション施策により売場の活性化と販売拡大に注力しました。加えて、「旨辛チョリソー」「ブラックペッパー」「とろける濃厚チーズ」の新フレーバー3種を投入し、消費者ニーズの多様化に対応した商品提案を強化しました。また、環境に配慮したパッケージ資材を使用したロースハム・ベーコンなどの「たっぷり使える」シリーズや徳用タイプのウインナーは引き続き好調に推移しました。「フィッシュソーセージ」は、販売促進の強化により売場拡大を図りました。外食向け業務用商品は、業態毎のニーズを捉えた商品提案などにより販路拡大に努めました。これらにより、当部門の売上高は前年同期比1.9%の増収となりました。 調理加工食品部門では、レトルトカレー商品において「シェフの匠」シリーズなどが低調に推移したものの、「ビストロ倶楽部濃厚カレー」や業務用カレーの拡販により、売上高は前年を確保しました。「スンドゥブ」シリーズは、新商品の「にんにくスンドゥブ」を投入するとともに、認知度拡大に向けたイベントなどの販促施策を実施しましたが、競争環境の激化等によりスープ類全体の売上高は前年を下回りました。一方、チキン惣菜は、健康志向の高まりを背景に「サラダチキン」が引き続き堅調に推移しました。デザート類は、量販店向け「SWEET CAFE」シリーズの販売促進強化や業務用ホイップ済みクリームの販売拡大に努めたほか、コンビニエンスストア向け飲料類・ヨーグルト類の新商品投入等により、売上高は伸長しました。これらにより、当部門の売上高は前年同期比1.7%の増収となりました。 以上の結果、加工食品事業の売上高は前年同期比1.8%増の1,605億円となりました。セグメント利益は、原材料価格の高騰、人件費および物流費等のコスト上昇の影響を受けたものの、各部門の増収、価格改定の実施および継続的なコスト削減の効果等により、前年同期比37.3%増の67億88百万円となりました。 (食肉事業) 牛肉については、国産牛肉において外食産業向けの販売は堅調に推移したものの、量販店向けの販売数量が減少したことから、売上高は前年並みとなりました。輸入牛肉は、相場高が続くなか、米国産牛肉は前年を下回りましたが、量販店を中心に豪州産牛肉の取扱いを拡大したことにより、売上高および販売数量は前年を上回りました。これらにより、牛肉全体の売上高は前年を上回りました。 豚肉については、スペイン産豚肉等のアフリカ豚熱(ASF)による輸入一時停止措置に対して代替品の確保や原料不足への対応を進めました。国産豚肉においてはブランド豚肉の販売を強化し外食産業向け販売は堅調に推移しましたが、価格競争激化の影響等により量販店向け販売の売上高は前年を下回りました。輸入豚肉においては相場上昇等から量販店向け・外食産業向け販売ともに伸び悩んだことなどから、豚肉全体の売上高は前年を下回りました。 以上の結果、食肉事業の売上高は前年同期比0.8%増の777億63百万円となりました。セグメント利益は、相場高に対応した適正価格の販売に努めたことなどから、前年同期比39.2%増の6億89百万円となりました。 (その他事業) その他事業の売上高は前年同期比4.6%増の1億32百万円、セグメント利益は前年同期比14.2%減の26百万円となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 (単位:百万円) 前連結会計年度   当連結会計年度   増 減 額 営業活動によるキャッシュ・フロー   5,396   10,536   5,140 投資活動によるキャッシュ・フロー   △2,884   367   3,251 財務活動によるキャッシュ・フロー   △3,196   △10,091   △6,894 現金及び現金同等物の増減額   △684   812   - 現金及び現金同等物の期末残高   8,983   9,796   812 営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益の計上に加え、減価償却費や投資有価証券売却益などの調整を行った結果、105億36百万円増加しました。 投資活動によるキャッシュ・フローは、生産設備の増強・合理化や品質向上のための固定資産の取得による支出がありましたが、投資有価証券の売却による収入、固定資産の売却による収入などから、3億67百万円増加しました。 財務活動によるキャッシュ・フローは、有利子負債の減少や配当金の支払い、自己株式の取得による支出などから、100億91百万円減少しました。 以上の結果、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末から8億12百万円増加し、97億96百万円となりました。 ③ 生産、受注及び販売の実績 A 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(屯)   前年同期比(%) 加工食品事業   184,158   △1.9 食肉事業   11,114   △2.1 その他   -   - 合計   195,272   △1.9 B 受注実績 当社グループは、主として消費動向の予測に基づく見込み生産によっております。 C 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前年同期比(%) 加工食品事業   160,500   1.8 食肉事業   77,763   0.8 その他   132   4.6 合計   238,396   1.5 (注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。 2 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) ㈱ファミリーマート   23,505   10.0   24,104   10.1 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 ① 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 A 経営成績 (売上高) 売上高は、ハム・ソーセージ部門の販促活動等による販売拡大、デザート・飲料類などの加工食品の販売促進・販路拡大による伸長、食肉事業が堅調に推移したことから、前年同期比1.5%増の2,383億96百万円となりました。各セグメント別の売上高は、加工食品事業が前年同期比1.8%増の1,605億円、食肉事業が同0.8%増の777億63百万円、その他事業が同4.6%増の1億32百万円となりました。 (売上原価、売上総利益) 売上原価は、原材料価格の高騰などの影響から前年同期比0.5%増の1,988億42百万円となりましたが、増収や価格改定の実施などから、売上原価率が前年同期比0.8%低下したことにより、売上総利益は、前年同期比6.6%増の395億53百万円となりました。 (販売費及び一般管理費、営業利益) 販売費及び一般管理費は、前年同期比1.3%増の320億49百万円となりましたが、継続的な経費削減などから、売上高比率13.4%、前年同期比0.1%の低下となりました。 営業利益は、原材料価格の高騰などのコスト増加要因がありましたが、各事業の増収、価格改定の実施および継続的なコスト削減の効果等により、前年同期比37.2%増の75億4百万円となりました。 各セグメント別のセグメント利益につきましては、加工食品事業が前年同期比37.3%増の67億88百万円、食肉事業が同39.2%増の6億89百万円、その他事業が同14.2%減の26百万円となりました。なお、各セグメント別の状況につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況 B 経営成績」に記載のとおりであります。 (経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益) 経常利益は、営業利益の増益などから、前年同期比31.0%増の79億32百万円となりました。 親会社株主に帰属する当期純利益は、投資有価証券売却益50億41百万円を計上したことなどから、前年同期比78.3%増の97億86百万円となりました。 (単位:百万円) 2025年3月期   2026年3月期 対前年増減額   対前年増減率 売上高   234,970   238,396   3,425   1.5   % 売上原価   197,870   198,842   971   0.5   % (売上高比率)   (84.2%)   (83.4%)   (△0.8%)   - 売上総利益   37,100   39,553   2,453   6.6   % (売上高比率)   (15.8%)   (16.6%)   (0.8%)   - 販売費及び一般管理費   31,630   32,049   418   1.3   % (売上高比率)   (13.5%)   (13.4%)   (△0.1%)   - 営業利益   5,469   7,504   2,034   37.2   % (売上高比率)   (2.3%)   (3.1%)   (0.8%)   - 経常利益   6,056   7,932   1,875   31.0   % (売上高比率)   (2.6%)   (3.3%)   (0.7%)   - 親会社株主に帰属する当期純利益   5,488   9,786   4,298   78.3   % (売上高比率)   (2.3%)   (4.1%)   (1.8%)   - (中期経営計画の進捗状況) 当社グループは、経営環境の変化に柔軟に対応するため、原則として毎年改定を行うローリング方式の中期経営計画として三ヵ年数値計画を発表しております。計画数値をあらためて検証の上、見直しを行い、新たに2026年4月を起点とした中期三ヵ年経営計画(2026年4月1日~2029年3月31日)を策定いたしました。 なお、中期三ヵ年経営計画の内容につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。 B 財政状態 (単位:百万円) 前連結会計年度末   当連結会計年度末   増 減 額 総資産   120,920   124,641   3,721 負債   53,912   47,670   △6,242 純資産   67,007   76,971   9,963 自己資本比率   54.7%   61.1%   6.4% 1株当たり純資産   2,704円30銭   3,134円17銭   429円87銭 当連結会計年度末における総資産は、退職給付に係る資産が22億79百万円、有形固定資産が13億16百万円増加したことなどから、前連結会計年度末に比べ37億21百万円増加し、1,246億41百万円となりました。 負債は、未払法人税等が21億6百万円増加しましたが、有利子負債が81億44百万円減少したことなどから、前連結会計年度末に比べ62億42百万円減少し、476億70百万円となりました。 純資産は、剰余金12億24百万円の配当がありましたが、親会社株主に帰属する当期純利益97億86百万円の計上や退職給付に係る調整累計額が14億9百万円増加したことなどから、前連結会計年度末に比べ99億63百万円増加し、769億71百万円となりました。 以上の結果、当連結会計年度末の自己資本比率は、前連結会計年度末から6.4%上昇し、61.1%となりました。 また、セグメントごとの資産は、加工食品事業が713億93百万円(前年同期は688億95百万円)、食肉事業が237億92百万円(前年同期は218億57百万円)、その他及び全社資産が294億55百万円(前年同期は301億66百万円)であります。加工食品事業における主な資産の増加要因は、退職給付に係る資産の増加によるものであります。 C キャッシュ・フロー並びに資本の財源及び資金の流動性 2022年3月期   2023年3月期   2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 自己資本比率   58.1%   54.1%   50.9%   54.7%   61.1% 時価ベースの 自己資本比率   28.9%   28.8%   33.3%   34.4%   44.4% キャッシュ・フロー 対有利子負債比率   2.9年   7.8年   2.2年   3.6年   1.1年 インタレスト・ カバレッジ・レシオ   31.9倍   13.0倍   44.2倍   22.8倍   39.0倍 設備投資(百万円)   7,374   6,859   4,122   6,677   7,162 減価償却費(百万円)   7,945   7,693   7,117   4,703   4,911 (注)自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い ※ 各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。 ※ 株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。 なお、当連結会計年度より、期末発行済株式総数の計算において控除する自己株式には、「役員向け株式交付信託」の信託財産として株式会社日本カストディ銀行(信託口)が保有する当社株式128,000株を含めております。 ※ 営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。 ※ 有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち、利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。 当社グループは事業活動のための適切な資金を確保し、資金の流動性を維持するとともに、健全な財政状態を目指すための安定的な営業キャッシュ・フローの創出が資本財源の最優先事項の一つであると考えております。 また、株主価値をさらに高めていくためにも、強固な財務体質を維持しながら、継続的な成長経営を基盤とする資金調達が出来る環境を作っておきたいと考えております。 2022年3月期~2024年3月期においては設備投資が減価償却を下回りましたが、2025年3月期及び2026年3月期は減価償却費を上回る設備投資を行いました。そのなかで自己資本比率やキャッシュ・フロー対有利子負債比率、インタレスト・カバレッジ・レシオなど当社グループは一定の財務健全性を有し、成長戦略に向けての資金調達が可能な財務基盤を維持していると判断しております。 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりでありますが、営業活動によるキャッシュ・フローは105億36百万円増加し、投資活動によるキャッシュ・フローは3億67百万円増加した結果、フリー・キャッシュ・フローは109億3百万円増加しました。一方、有利子負債は84億31百万円減少し、配当金を12億19百万円支払い、自己株式を6億92百万円取得したことなどから財務活動によるキャッシュ・フローは100億91百万円減少し、結果として、現金及び現金同等物は8億12百万円増加しました。 配当政策につきましては、「第4 提出会社の状況 3 配当政策」に記載のとおりでありますが、当社グループは、株主の皆様への利益還元を経営上の最重要課題の1つとして位置付けており、連結業績や財務状況等を総合的に勘案しつつ、安定配当を継続するという基本方針に基づき、当事業年度の配当につきましては、1株当たり普通配当70円とすることを、2026年6月26日開催予定の定時株主総会で決議して実施する予定であります。 当社グループは、中期経営計画を策定する上での参考や政策保有株式保有の合理性検証のため、資本コストを試算しております。当社グループの資本コストは5.5~6.5%程度(※)と認識しており、2026年4月を起点とした中期三ヵ年経営計画の計画最終年度である2029年3月期には、ROEを7.6%まで高めることを目標としています。なお、資本コストは投資家が期待するリターンでありますので、機関投資家等との対話を通じて適切な資本コストの認識に努め、事業計画や株主還元に活かすことで、企業価値の向上に取り組んでまいります。 (※)CAPM(資本資産評価モデル)ベース 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、製品製造のための原材料費、労務費、経費や販売費及び一般管理費等の営業費用であり、投資を目的とした資金需要の主なものは、生産設備の増強・合理化や品質向上のための設備投資によるものであります。これらの必要資金は、主に営業キャッシュ・フローを源泉とする自己資金により調達しております。なお、当連結会計年度において増資や社債発行等の重要な資金調達は実施しておりません。2027年3月期の設備投資予定総額(資産ベース)は、47億50百万円であり、これらの大半は自己資金及びリースによる調達を予定しております。 また、当社グループは効率的な資金調達を行うため取引銀行と当座貸越契約を締結しており、その契約に基づく当連結会計年度末の借入未実行残高は322億70百万円であります。当連結会計年度末の現金及び預金97億96百万円との合計は420億66百万円であり、当連結会計年度の平均月商を超えていることから、緊急の資金需要に対しては一定の水準を保っていると判断しております。また、当連結会計年度末において、新規発行未定ながら発行予定額を200億円として社債の発行登録をしており、設備資金、投融資資金、借入金返済資金及び運転資金の資金需要に備えております。 ② 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成のために必要となる見積りにつきましては、合理的な基準をもとに算定を行っております。 これらの見積りについて、過去の実績やその時点で入手可能な情報などから、妥当と考えられる様々な要素をもとに判断をしておりますが、見積りの前提となる条件や事業環境が変化した場合など、見積りと将来の実績が異なることがあります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

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