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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

フジオフードグループ本社

FUJIO FOOD GROUP INC.2752 · Prime · 小売業

和食セルフサービス「まいどおおきに食堂」や串揚げビュッフェ「串家物語」など多業態の直営とFCを展開する外食企業。

概要

フジオフードグループ本社は、大阪市北区に本社を置く外食企業。主力業態に「まいどおおきに食堂」「神楽食堂 串家物語」などを持ち、直営とフランチャイズ(FC)を組み合わせた店舗網を国内外に展開する。2025年12月期の連結売上高は319億円、従業員数は600名。2002年に大阪証券取引所ヘラクレスに上場し、現在は東京証券取引所JASDAQに所属する。

直営事業とFC事業の二本柱で構成される収益構造

当社グループは大きく分けて直営事業とFC事業の二つのセグメントで構成される。直営事業では国内に393店舗、海外に5店舗を運営し、売上高303億41百万円(2025年12月期)を計上。FC事業では国内FC店205店舗、委託店80店舗、海外FC店19店舗を持ち、加盟金やロイヤリティ収入など15億90百万円の売上高を上げる。FC事業は直営店の運営ノウハウを提供するストック型収益であり、全体の利益率が高い。両事業を分散することで、外的要因による変動を緩和する経営戦略を採る。

「まいどおおきに食堂」と「串家物語」が牽引するブランドポートフォリオ

直営事業は複数のブランドで構成され、中核は「まいどおおきに食堂」と「神楽食堂 串家物語」である。まいどおおきに食堂は和食中心のセルフサービス食堂で直営81店舗、FC・委託含め271店舗を展開。串家物語は客自身が串揚げを揚げるビュッフェスタイルで、直営72店舗、全体で102店舗。両ブランドで直営売上の約42%を占める。その他、うどんの「麺乃庄 つるまる」、定食の「さち福や」、天ぷらの「えびのや」など多業態をそろえ、立地や客層に応じた展開が可能となっている。

台湾・シンガポール・中国・ハワイに広がる海外事業

海外展開は子会社を通じて行われる。2006年に中国・上海に上海藤尾餐飲管理有限公司を設立し、海外1号店を出店。同年ハワイにFUJIO FOOD SYSTEM U.S.A.を設立し、2008年にレストランを開業。2011年にはシンガポールにFUJIO FOOD SYSTEM SINGAPORE PTE. LTD.を設立し、台湾に合弁会社美樂食餐飲股份有限公司を設立。海外直営店は5店舗、海外FC店は19店舗(2025年12月期)。「まいどおおきに食堂」や「串家物語」など主力ブランドを現地に適合させながら展開している。

「大衆食で日本一」を掲げる経営方針とFCシフト戦略

当社グループは「大衆食のカテゴリーで日本一の外食企業になる」を基本方針とする。マルチ戦略(ブランド・立地・価格の分散)によりリスクを低減し、直営とFCのバランスで安定収益を目指す。特に直営店の一部をFCや営業委託に転換することで、ストック型のビジネスモデルへの移行を積極的に進める。2025年12月期には直営店16店舗を新規出店する一方、FC店や委託店の拡大も継続。経営指標として売上高経常利益率10%以上、自己資本利益率15%以上を目標に掲げる。

業界の中での役割は飲食店運営会社(直営+FC)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
319億円
営業利益
7億円
営業利益率
2.2%
純利益
1億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/12
事業売上構成比利益利益率
直営事業303億円95.0%30億円9.9%
FC事業16億円5.0%12億円75.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01外食産業(個人消費者向け直営店)主力

国内及び海外で直営店を運営し、家庭料理、ビュッフェ、うどん、定食、天ぷら、喫茶、カフェ、ステーキ等多様な業態の飲食サービスを提供する。主力は「まいどおおきに食堂」と「神楽食堂 串家物語」。

主な製品・サービス8
まいどおおきに食堂
和食中心のセルフサービス方式の食堂。家庭的な日常食を提供。
神楽食堂 串家物語
お客様自身が串メニューを揚げるビュッフェスタイルの串揚げ店。
麺乃庄 つるまる
低価格の関西風うどん店。天ぷらを自由にトッピングできる。
釜戸ごはん さち福や
釜焚きご飯と季節の野菜・魚などの和洋定食を提供。
天麩羅 えびのや
できたての天ぷらを手軽に楽しめる専門店。明太子食べ放題も提供。
喫茶店 ピノキオ
日本の古き良き文化を伝える喫茶店。食事とくつろぎの空間を提供。
タルト&カフェ デリス
季節のフルーツを使った手作りタルトの専門カフェ。
サムズ
アメリカンスタイルのステーキ&シーフードレストラン。沖縄で展開。

02外食産業(FC加盟店向け)準主力

直営事業で培った運営ノウハウを基に、自社業態(「まいどおおきに食堂」「神楽食堂 串家物語」「麺乃庄 つるまる」など)のフランチャイズ加盟店を募集し、店舗設計指導、運営ノウハウ提供、PB商品供給等を行う。また、直営店の一部をFCや営業委託に転換することでストック型収益へのシフトを進める。

03海外外食市場(台湾・シンガポール経由)副次

子会社FUJIO FOOD SYSTEM SINGAPORE PTE. LTD.を通じて台湾に美樂食餐飲股份有限公司を設立し、当社ブランドの展開を行う。海外直営店5店舗、海外FC店19店舗を有する。

04その他(委託店運営)その他

国内に80店舗の委託店(営業委託)を運営。FC事業の一環として、社員独立による営業委託者へのサポートを行う。

製品と技術

「まいどおおきに食堂」―家庭的な和食セルフサービスの主力業態

「まいどおおきに食堂」は、和食を中心としたセルフサービス方式の食堂。家庭で親しまれる日常食を提供し、幅広い客層に支持される。店内調理にこだわり、安心安全な食を低価格で提供することが特徴。直営81店舗に加え、FC店や委託店を含め全体で271店舗を展開する。売上高は直営部門で51億60百万円(2025年12月期)。店舗ごとに立地に応じた最適な運営を行い、既存店の収益力向上に努めている。

「神楽食堂 串家物語」―セルフフライのビュッフェ体験を提供

「神楽食堂 串家物語」は、お客様自身が串メニューを各テーブルで揚げるビュッフェスタイルの串揚げ専門店。数十種類の素材に加え、サラダやデザートなどをセルフで楽しめる。季節ごとのフェアやハロウィン・バレンタイン限定商品、SNSを活用した集客施策を実施。直営72店舗、FC・委託を含め102店舗で展開され、直営売上高76億12百万円は全ブランド中最大。独自の体験価値が強みである。

「麺乃庄 つるまる」―低価格関西風うどんの専門業態

「麺乃庄 つるまる」は、あっさりとした関西風うどんを低価格で提供するセルフうどん店。お客様が自由に天ぷらをトッピングできるスタイルが特徴。オフィス街を中心に「麺乃庄つるまる饂飩」と店内製麺の「鶴丸饂飩本舗」を展開。直営32店舗、FC・委託を含め63店舗。2025年12月期の直営売上高は16億94百万円と前年比31.1%増。原材料高騰に対応した価格改定や新商品投入で収益改善を図っている。

多様なニーズに応える「さち福や」「えびのや」などの周辺ブランド

その他ブランドとして、釜焚きご飯と季節の和洋定食を提供する「さち福や」(直営35店舗、売上33億54百万円)、できたて天ぷら専門店「天麩羅 えびのや」(直営29店舗、売上21億8百万円)がある。えびのやでは明太子食べ放題店舗を拡充し集客力を高める。さらに、喫茶店「ピノキオ」、タルトカフェ「デリス」、居酒屋「かっぽうぎ」、沖縄のステーキ店「サムズ」など14ブランドを展開。直営売上合計104億11百万円を占める。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

外食チェーンで中規模、利益率の低下が課題

小売・外食業界では、光フードサービスやトライアルホールディングスと競合するが、フジオフードグループ本社は中規模チェーンとして位置づけられる。売上高は約300億円でやや成長だが、営業利益率は3.8%から2.2%へと低下しており、業界平均と比較して低調だ。競合他社の攻勢やコスト増が利益を圧迫している。

強み

  • 複数の外食ブランドを展開し、一定の知名度を有する。
  • 全国に店舗を展開し、地域密着型の運営で顧客を獲得。
  • 複数業態を持つことで、市場変化への適応力を持つ。
  • 売上は成長しており、店舗単位の収益改善が可能。

課題

  • 営業利益率が2%台まで低下し、コスト削減が急務。
  • 同業他社が多く、価格競争で収益が圧迫されている。
  • 売上成長率が低く、新規出店や既存店の活性化が必要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

食品・飲料の時価総額近傍。太字がフジオフードグループ本社

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18179ロイヤルホールディングス678億円22.8倍
22211不二家640億円57.2倍
32053中部飼料615億円10.6倍
48200リンガーハット607億円34.9倍
52288丸大食品597億円5.6倍
62752フジオフードグループ本社588億円
72207meito579億円19.0倍
81301極洋568億円8.2倍
92060フィード・ワン563億円8.8倍
103395サンマルクホールディングス563億円19.6倍
11409Aオリオンビール494億円10.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(食品・飲料)に従っています。

会社の歴史

沿革 22件

個人事業として創業し、多店舗化を進めた1979年〜1990年代

1979年12月、個人事業「藤尾実業」として創業し、グループ1号店をオープン。その後店舗数を拡大し、10店舗、30店舗と達成。1990年代には株式会社フジセイ・コーポレーションを設立し、法人化を進める。この時期に「まいどおおきに食堂」1号店(森町食堂)、「つるまる」1号店(堺筋店)、「串家物語」1号店(堂山店)を出店。東京進出や名古屋進出も果たし、多ブランド展開の礎を築いた。

株式会社化と上場、FC事業開始の2001年〜2002年

2001年2月、「神楽食堂 串家物語」のFC加盟店募集を開始。同年5月に東京事務所を開設し、12月には株式会社フジセイ・コーポレーションを完全子会社化。2002年7月に本社を大阪市北区天神橋に移転。そして2002年12月、大阪証券取引所ヘラクレス(現JASDAQ)に上場を果たす。この間、FC事業の立ち上げと資本市場へのアクセスを同時に進め、成長資金を確保した。

ブランド拡充と合併によるグループ再編(2003年〜2005年)

2003年10月、「手作り居酒屋 かっぽうぎ」のFC募集を開始。2004年に本社と東京オフィスを移転。同年11月、ヘラクレスのグロース銘柄からスタンダード銘柄へ所属変更。2005年1月には子会社のフジセイ・コーポレーションを吸収合併し、グループ経営の効率化を図る。同年6月には「まいどおおきに食堂」が200店舗を達成、12月にはグループ全体で400店舗に到達し、店舗網が急速に拡大した。

国内店舗網の急拡大と海外進出の開始(2006年)

2006年は飛躍の年となる。4月に「まいどおおきに食堂」が300店舗を達成し、6月にはグループ全体で500店舗、10月には600店舗とわずか数ヶ月で100店舗ずつ増加した。同時に海外展開にも着手。中国・上海市に子会社を設立し、海外1号店を出店。さらにハワイにも子会社を設立し、アメリカ市場への足がかりを作った。国内のドミナント戦略と海外進出を同時に進めた点が特徴である。

海外事業の具体化と新たな試み(2008年〜2011年)

2008年4月、ハワイにJapanese Restaurant HINONE MIZUNONEを出店。2009年3月には追手門学院大学内に「追手門食堂」を出店し、学食事業にも進出。2010年12月、日根野食堂を次世代店舗としてリニューアル。2011年8月には「浪花麺之庄つるまる饂飩」の米国展開の基本合意を締結。同時にシンガポール子会社を設立し、台湾への展開も開始。また、ハワイのコーヒーチェーン「ホノルルコーヒー」のマスターFC契約を締結し、新たなブランドを加えた。

年表22件を開く

1970年代

  • 1979年12月創業個人事業として藤尾実業を設立、グループ1号店をオープン。店舗数10店舗達成。店舗数30店舗達成。株式会社フジセイ・コーポレーションを設立。まいどおおきに食堂1号店「森町食堂」をオープン。名古屋進出。つるまる1号店「堺筋店」をオープン。東京進出。串家物語1号店「堂山店」をオープン。大阪市北区において、飲食店の経営、フランチャイズチェーンシステムによる飲食店の加盟店の募集及び経営指導等を目的に株式会社フジオフードシステムを設立。「まいどおおきに食堂」のフランチャイズ加盟店募集を開始。

2000年代

  • 2001年2月「神楽食堂 串家物語」のフランチャイズ加盟店募集を開始。
  • 2001年5月東京都台東区に東京事務所を開設。
  • 2001年12月株式会社フジセイ・コーポレーションの全発行済株式を取得し、連結子会社とする。
  • 2002年5月東京事務所を東京都台東区松が谷に移転。
  • 2002年7月本社を大阪市北区天神橋二丁目5番16号に移転。
  • 2002年12月上場大阪証券取引所「ヘラクレス」(現 東京証券取引所「JASDAQ」)に上場。
  • 2003年10月「手作り居酒屋 かっぽうぎ」のフランチャイズ加盟店募集を開始。
  • 2004年4月本社を大阪市北区天神橋二丁目北2番6号に移転。
  • 2004年4月東京オフィスを東京都港区青山に移転。
  • 2004年11月大阪証券取引所「ヘラクレス」の「グロース」銘柄から「スタンダード」銘柄へ所属変更。
  • 2005年1月M&A株式会社フジセイ・コーポレーションを簡易合併方式により吸収合併。
  • 2005年6月「まいどおおきに食堂」200店舗達成。
  • 2005年12月グループ全体で400店舗達成。
  • 2006年4月「まいどおおきに食堂」300店舗達成。
  • 2006年6月グループ全体で500店舗達成。中国・上海市に子会社、上海藤尾餐飲管理有限公司(現連結子会社)を設立。中国・上海に海外1号店を出店。
  • 2006年10月グループ全体で600店舗達成。
  • 2006年10月アメリカ合衆国ハワイ州に子会社 FUJIO FOOD SYSTEM U.S.A.CO.,LTD.を設立。
  • 2008年4月アメリカ合衆国ハワイ州にJapanese Restaurant HINONE MIZUNONEを出店。
  • 2009年3月追手門学院大学内に「追手門食堂」を出店。

2010年代

  • 2010年12月日根野食堂(大阪府泉佐野市)を次世代店舗としてリニューアルオープン。
  • 2011年8月「浪花麺之庄つるまる饂飩」の米国展開に関する基本合意書締結。シンガポールに子会社 FUJIO FOOD SYSTEM SINGAPORE PTE.LTD.を設立。ハワイのスペシャルティコーヒーチェーン「ホノルルコーヒー」のマスターフランチャイズ契約締結。株式会社ホノルルコーヒージャパン(現連結子会社)を設立。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高経常利益率10%以上
  • 自己資本利益率(ROE)15%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    既存店の収益力向上

    直営店とFC店の全店で「凡事徹底」を徹底し、品質・接客・清潔さ(QSCレベル)を向上させることで、お客様に喜ばれる店舗作りを推進し、収益力の向上に努める。

  2. 02

    FC加盟店の出店促進と支援強化

    FC加盟店の出店促進に向け、出店候補地の探索支援や研修トレーナーの育成など研修体制を充実させる。出店後も支援体制を強化し、FC加盟店の収益力向上を図る。

  3. 03

    時代のニーズに対応した業態開発

    日常食・大衆食をキーワードに、多様化する消費者ニーズに的確に対応した新業態をスピーディーに開発。既存業態のブラッシュアップと新業態の開発を経営の生命線と捉え、他社との差別化を図る。

  4. 04

    人材の確保と育成の推進

    優秀な人材の確保に注力し、採用後は階層別研修などの教育プログラムを展開。また、「夢を持てるキャリアアッププラン制度」を再構築し、人事評価制度のブラッシュアップや独立支援制度を通じて社員の自己実現を支援する。

  5. 05

    メニュー開発と安全衛生体制の強化

    安全性の高い食材の確保に注力し、安全衛生管理を徹底しながらも「手作り感」を大切にしたリーズナブルな価格の商品提供体制を強化する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で600人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は630万円で、9期前と比べて+37.1%平均年齢は48.2歳、平均勤続年数は9.2年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月577
2017年12月542
2018年12月501
2019年12月46040.55.8561
2020年12月60047.19.6539
2021年12月58847.28.5498
2022年12月63647.49.4445
2023年12月61950.410.7411
2024年12月60749.510.6452265
2025年12月63048.29.2600117

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社7(国内 5 / 海外 2、うち連結子会社 4) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
直営店 — 全国368店舗4,473百万円
直営事業
本社 — 大阪市北区1,843百万円
全社的 管理業務
直営店 — 9店舗106百万円
直営業務
直営店 — 5店舗56百万円
直営事業
直営店 — 13店舗33百万円
直営事業
直営店 — 3店舗32百万円
直営業務
沖縄支社 — 沖縄県沖縄市13百万円
管理業務
東京支社 — 東京都中央区12百万円
管理業務
本社 — 大阪府等11百万円
管理業務
本社 — 沖縄県7百万円
管理業務
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社フジオフードシステム
    大阪市北区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    上海藤尾餐飲管理有限公司
    中国上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社グレートイースタン
    沖縄県沖縄市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    有限会社暮布土屋
    大阪市北区 · 連結子会社
    議決権90.0%
  • 国内
    株式会社博多ふくいち
    福岡県糟屋郡 新宮町 · 持分法適用会社
    議決権40.0%
  • 海外
    美樂食餐飲股份有限公司
    台湾 台北市 · 持分法適用会社
    議決権31.2%
  • 国内
    有限会社エフエム商業計画
    大阪市北区 · その他の関係会社
    議決権20.3%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は319億円営業利益7億円前期と比べると増収減益で、売上が+1.9%、利益が-41.7%。

売上高
+1.9%
319億円
営業利益
-41.7%
7億円
純利益
-80.0%
1億円
営業利益率
2.2%
前期比 -1.6%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高327億円319億円
営業利益5億円7億円
純利益1億円1億円
1株あたり配当¥3¥3

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は159億円、営業利益は1億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+1.3%、営業利益は−66.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q7400.0−1
2023年2Q7400.0−1
2023年3Q7534.02
2023年4Q75−7
2024年1Q7945.14
2024年2Q7633.90
2024年4Q15853.21
2025年2Q15731.90
2025年4Q16242.51
2026年2Q15910.6−1

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は228億円から319億円へ1.4倍に増えた。直近期の営業利益率は2.2%。売上は4期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年12月228177
2013年12月2682111
2014年12月3052714
2015年12月3332311
2016年12月3492311
2017年12月3592514
2018年12月361229
2019年12月3849−1
2020年12月268−29−50
2021年12月25518−5
2022年12月265−7−34
2023年12月2983−7
2024年12月31312103.85
2025年12月319762.21

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高319億円のうち、営業利益として残るのは7億円2.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の0.3%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金35.4%113億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金62.4%199億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.2%7億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
64.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.5pt
2.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.2pt
0.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比7.6pt
1.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが10億円、投資CFが−38億円で、差し引きのフリーCFは−28億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は76億円で、売上の2.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月26−1531139
2013年12月27−38−5−1124
2014年12月31−363−522
2015年12月29−4111−1221
2016年12月36−33−2322
2017年12月33−16−121727
2018年12月27−29−8−216
2019年12月27−4833−2129
2020年12月−25−2543−5022
2021年12月303233379
2022年12月8−8−23056
2023年12月17−6−81161
2024年12月22−74915124
2025年12月10−38−20−2876

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は244億円。このうち返さなくてよい自己資本が87億円で、自己資本比率は35.5%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月1423410824.0
2013年12月1584910930.6
2014年12月1806111933.8
2015年12月2016913234.2
2016年12月2127214033.8
2017年12月2169112542.2
2018年12月2189512343.4
2019年12月2629117134.7
2020年12月2443620814.6
2021年12月2683922914.6
2022年12月21562092.6
2023年12月203141897.0
2024年12月2638617732.6
2025年12月2448715735.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
80億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-26億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
2億円
在庫として抱えている分
負債合計
157億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
58
/ 100
安定性自己資本比率24 / 40
収益力営業利益率4 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率322社中215位あたり、逆に低いのは配当利回り322社中316位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
1.0%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
2.2%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
35.5%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
1.9%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.3%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,146で、1年前と比べて-1.1%過去52週の値幅のなかでは68%の位置にある。

¥1,146-0.4%1ヶ月+5.6%1年-1.1%時価総額588億円
過去52週の値幅
安値¥1,045高値¥1,194

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (会社予想)533.0倍
PBR6.89倍
配当利回り0.26%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月5日に1082円と、25日線1100.56円、75日線1119.84円を下回る。52週高値1194円からは9.4%下落、52週安値1045円からは3.5%上昇。直近1ヶ月は-1.55%で、7月30日に1188円まで上昇したが、その後は3日連続で下落。出来高は7月30日に381,000株と急増したが、その後は減少傾向。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 10/100)

PERは621.84倍と業界平均41.75倍を大幅に上回り、PBRも6.33倍で平均2.92倍の2倍超。ROEは1%と極めて低く、収益性が悪い。配当利回り0.28%は平均13.66%と比較しても著しく低い。過去2期の純利益は増加傾向にあるが、直近予想では利益が減少見込みで、バリュエーションは割高。

指標この会社業種平均
PER (予想)533.0倍
PBR6.89倍2.44倍
ROE1.0%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、収益力の改善が持続するかどうか。強気派は、ブランド力と人気メニューの強みを活かした値上げが奏功し、コスト増を吸収できるとみる。また、新業態や海外展開の可能性にも期待を寄せる。一方、弱気派は、外食業界の競争激化や人件費・原材料費の上昇が続けば、低い営業利益率(2%台)のままでは盤石ではないと指摘。2025年通期の業績回復が継続するかが焦点。

プラスに働く材料7
  • ブランド力の強さ

    「天下一品」の知名度は高く、固定ファンが多く存在

  • 値上げによる収益改善

    商品価格改定で売上が伸び、黒字化に成功

  • 出店拡大余地

    国内未出店地域や海外市場に成長機会がある

  • 売上高が298億円から319億円へ増収続く通年影響

    売上高は298億円→313億円→319億円と3期連続で増加

  • 最終損益は1億円の黒字を維持通年影響

    純利益は1億円。前期比4億円減だが赤字転落は回避

  • 株価下落は1年で5.67%にとどまる継続影響

    1年間の下落率は5.67%。相対的に底堅い値動き

  • 時価総額555億円で流動性確保継続影響

    時価総額は555億円。小型株に比べ売買しやすい規模

マイナスに働く材料7
  • 利益率の低さ

    営業利益率2.19%は外食業界でも低く、ちょっとしたコスト増で赤字転落の恐れ

  • 競争の激化

    ラーメン市場は新規参入が多く、差別化が難しい

  • 財務懸念

    過去の赤字で自己資本が減少し、PBR6.3倍と過大評価の可能性

  • 実績PER621.84倍と極端に割高継続影響

    実績PERは621.84倍。純利益が1億円と小さく株価が大きく先行

  • 営業利益が12億円から7億円へ大幅減通年影響

    営業利益は前期比5億円減の7億円。営業利益率も3.83%→2.19%に低下

  • ROE1%と資本効率が極めて低い継続影響

    ROEは1%。PBR6.33倍との乖離が大きく調整リスク

  • 外国人保有比率0.735%とほぼ皆無継続影響

    外国人保有比率は0.735%。海外資金の流入はほぼ期待できない

次の決算で確かめる点
既存店売上高前年比
店舗の収益力が改善しているかを示す
客単価
値上げ効果が続いているか確認
店舗数
出店ペースが成長戦略の実行度を反映

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり3で、前期から+50.0%いまの株価に対する利回りは0.26%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥3
1株あたり
配当利回り
0.26%
いまの株価に対して
配当性向
51.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月929.7
2017年12月1014.333.9
2018年12月1110.047.8
2019年12月110.0
2020年12月3−77.3
2021年12月30.0
2024年12月2−20.017.3
2025年12月350.051.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥3

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ111,495人。区分でいちばん多いのは個人・その他54.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が45.1%を占め、残る54.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他35.037.338.938.948.854.0
事業法人44.543.843.242.133.530.0
金融機関16.816.316.316.315.115.1
外国法人2.51.91.12.31.60.6
証券会社1.10.70.50.30.90.2
外国人個人0.00.10.10.10.10.1
自己株式3.11.61.6

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01有限会社エフエム商業計画13.28
02藤尾 政弘6.05
03サッポロビール株式会社5.84
04日本マスタートラスト信託銀行 株式会社(信託口)4.71
05株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.83
06三井住友信託銀行株式会社(信託口)3.51
07フジオ取組先持株会2.89
08サントリービバレッジ ソリューション株式会社2.73
09伊藤忠商事株式会社2.48
10株式会社池田泉州銀行1.75

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-07-02
    サッポロビール株式会社(2026年7月1日にサッポロホールディングス株式会社より商号変更)
    新規の大量保有報告
    5.83%
  • 2026-07-02
    サッポロビール株式会社(消滅会社)
    新規の大量保有報告
    0.00%
    -5.84pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−98%、1株純資産は14期で−55%。直近期のROEは1.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月7737222.913.926.0
2013年12月5524925.515.923.0
2014年12月7231125.720.320.8
2015年12月2817516.721.526.6
2016年12月2818115.423.729.7
2017年12月3421217.330.433.9
2018年12月212209.843.847.8
2019年12月−2211
2020年12月−11682
2021年12月−1189
2022年12月−7713
2023年12月−1631
2024年12月101679.2116.417.3
2025年12月21691.0644.951.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

16名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は16名。2025/12期の役員報酬は総額219百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
藤尾政弘代表取締役社長713,100,128
藤尾英雄取締役副社長46197,925
仁田英策取締役 財務経理統括667,587
新井誠取締役 グループ 開発管掌453,058
田中公博取締役 経営企画部長56
岸上裕一取締役 グループ 営業管掌551,116
九鬼祐一郎取締役6210,264
伊東康孝取締役76
百瀬裕規取締役641,000
越知覚子取締役49
小郷三朗取締役72
厨子裕介監査役648,764
残りの役員4名を開く
氏名役職年齢
原光博監査役78
加藤善孝監査役67
桃木義昭61
橋本竜也50

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)51552818337
社外取締役736365

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容3,212字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社および子会社10社で構成されております。なお、株式会社フジオフードシステム、上海藤尾餐飲管理有限公司、株式会社グレートイースタン及び有限会社暮布土屋は連結子会社であります。 当社グループは、各種業態の飲食店の経営及び飲食店のフランチャイズ・チェーン(以下、「FC」という。)本部の経営を主な事業内容としております。 なお、台湾におきましては、当社の子会社である FUJIO FOOD SYSTEM SINGAPORE PTE. LTD. が美樂食餐飲股份有限公司を設立し、本合弁企業を通して、当社ブランドの展開を行っております。 直営事業および海外事業として複数業態を運営している他、直営事業および海外事業での運営ノウハウをもとに「まいどおおきに食堂」「神楽食堂 串家物語」「麺乃庄 つるまる」の加盟店募集、店舗設計ノウハウの指導、店舗運営ノウハウの指導及び研修、PB商品の提供等を行うFC本部の運営を行っております。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 以上述べた事項を事業系統図によって示すと以下のとおりであります。 直営事業及びFC事業において展開する主な業態は次のとおりであります。 1.直営事業 直営事業は、当社グループの主力事業であり、当連結会計年度末の直営店舗数は398店舗(国内直営店393店舗、海外直営店5店舗)であります。 主な直営店には、家庭料理を中心にセルフスタイル方式で料理を提供する「まいどおおきに食堂」、お客様自身で自由にメニューを各テーブルで揚げていただく「神楽食堂 串家物語」、セルフタイプのうどん屋「麺乃庄つるまる」の主力業態に加え、定食業態の「釜戸ごはん さち福や」、天麩羅専門店「天麩羅 えびのや」、『日本の古き良き文化を伝える喫茶店』をコンセプトに充実したお食事とくつろぎの空間を提供する地域の食卓・憩いの場である「喫茶店 ピノキオ」、カフェ業態の「タルト&カフェ デリス」、昼は定食屋、夜は低価格の居酒屋「手作り居酒屋 かっぽうぎ」、アメリカンスタイルのステーキをシェフの調理の演出やエキゾチックな内装で提供する「サムズ」、石臼挽き手打蕎麦専門店「土山人」、洋食業態の「フジオ軒」などがあります。 2.FC事業 FC事業は、直営事業で培った数多くの直営店運営のノウハウをもとに自社業態への加盟店募集を行い、飲食店経営ノウハウの提供を行う事業であります。当連結会計年度末のFC店舗数は304店舗(国内委託店80店舗、国内FC店205店舗、海外FC店19店舗)です。 直営事業、FC事業の店舗状況は以下のとおりであります。 「まいどおおきに食堂事業」 「まいどおおきに食堂」は、家庭で親しまれる日常食である和食を中心にセルフサービス方式で提供しており、幅広いお役様層に支持を得ております。商品の見直しや調理指導の強化、既存店舗の改装、店舗内経費の効率的な削減等により、既存店舗の収益力の向上を図り、立地に応じた最適な店舗運営に努めてまいりました。 以上の結果、直営部門の売上高は、51億60百万円となりました。 「神楽食堂 串家物語事業」 「神楽食堂 串家物語」は、お客様自身が自由に串メニューを各テーブルで揚げて頂くビュッフェスタイルのお店です。串揚げは数十種類の素材の他にサイドメニューとしてサラダや天心、ごはん類、フルーツ、デザート等をセルフサービス形式で提供しております。季節毎のフェアに加え、ハロウィンやバレンタイン限定の商品提供やSNSを含めたメディアの活用やコラボ企画等を用いた集客施策を実施いたしました。 以上の結果、直営部門の売上高は76億12百万円となりました。 「麺乃庄 つるまる事業」 「つるまる」は、あっさりとした関西風のうどんに、色々な種類の天ぷらをお客様自身が自由にトッピングして頂く低価格うどん業態です。オフィス街を中心とした低価格のうどんをご提供させていただく「麺乃庄つるまる饂飩」、店内で製麺したうどんをご提供させていただく「鶴丸饂飩本舗」を展開し、幅広いお客様層から変わらぬご支援をいただいております。新商品の投入による集客施策や原材料高騰分を価格に反映し収益力の改善を行いました。 以上の結果、直営部門の売上高は16億94百万円となりました。 「さち福や事業」 「さち福や」は、『日常食をちょっと贅沢に』をコンセプトに、釜焚きご飯と季節の野菜や魚、日替わり小鉢などを取り揃えた和洋定食を提供しております。商品の見直しにより原価率を適正にコントロールをするとともに、モバイルオーダー方式の活用によりお客様の利便性向上と運営の効率化を図りました。 以上の結果、直営部門の売上高は33億54百万円となりました。 「天麩羅 えびのや事業」 「天麩羅 えびのや」は、目の前で揚げる出来立ての天ぷらをお手軽に楽しめる専門店です。旬の素材を天ぷらにし、カツオと醤油が香る特製天つゆで、炊き立てご飯と一緒にお召し上がりいただけます。ご好評頂いている明太子食べ放題店舗の拡充により集客力向上を図るとともに、適正人員の配置による管理体制の強化に取り組みました。 以上の結果、直営部門の売上高は21億8百万円となりました。 「その他ブランド事業」 その他ブランド事業につきましては、日本の古き良き文化を伝える喫茶店であり地域の食卓・憩いの場を提供する「喫茶店 ピノキオ」、季節のフルーツをふんだんに使った手作りタルトの専門店「タルト&カフェ デリス」、昼は定食屋、夜は低価格の居酒屋「手作り居酒屋 かっぽうぎ」、沖縄で50年愛されているステーキ&シーフードレストラン「サムズ」等を展開しております。季節フェアキャンペーンの推進やSNS等を活用したブランド認知度の向上、商品開発の強化等を実施し、各ブランドの業績向上に努めてまいりました。 以上の結果、直営部門の売上高は104億11百万円となりました。 「FC事業」 FC事業につきましては、フランチャイズ加盟企業様・社員独立による営業委託者様とのコミュニケーションを図りながら問題点の洗い出しと解消を図り、一層の集客と売上の向上を目指しております。 当事業では、フランチャイズ加盟開発の強化、現在の環境に適した業態への変更の提案等を行ってまいりました。さらなる事業規模拡大に向け、直営店のフランチャイズへの売却や営業委託を積極的に進め、ストック型のビジネスモデルへの転換を図ってまいります。 以上の結果、売上高は15億90百万円となりました。 ブランド別の店舗数は以下のとおりであります。 直営店 (国内)   直営店 (海外)   委託店 (国内)   FC店 (国内)   FC店 (海外)   合計 まいどおおきに食堂   81   2   25   156   7   271 神楽食堂 串家物語   72   -   4   24   2   102 麺乃庄 つるまる   32   -   14   10   7   63 さち福や   35   -   2   6   2   45 天麩羅 えびのや   29   3   2   3   1   38 その他   144   -   33   6   -   183 合計   393   5   80   205   19   702 (注)その他のブランドは、「喫茶店 ピノキオ」「タルト&カフェ デリス」「手作り居酒屋 かっぽうぎ」「はらドーナッツ」「サムズ」「土山人」「フジオ軒」などであります。
経営方針・対処すべき課題1,707字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは飲食店を日本全国だけでなく、海外にも展開しております。 「お客様に人のぬくもりを感じていただく」お店づくりをコンセプトに店内調理、安心安全な食を提供することでお客様に喜んでいただける店舗を目指し、「大衆食のカテゴリーで日本一の外食企業になる」ことを基本方針としております。 (2)経営戦略等 当社グループでは、マルチ戦略を軸に店舗運営を行っております。ブランド、立地、価格において分散させることで外的要因による影響を受けにくくする目的があります。また収益構造においても同様で、店舗展開を社内FCや社外FCに分散することで直営事業の業績が悪化した場合においても、安定した収益が見込める体制が作れるようFC事業の推進に注力しております。 (3)経営環境 外食産業におきましては、食材やエネルギー価格等の各種コストの上昇や慢性的な人手不足等によって、厳しい経営環境が続いております。 (4)優先的に対処すべき事業及び財務上の課題 当社グループの優先的に対処すべき課題につきましては下記となります。 ①既存店の収益力向上 当社のグループ成長戦略の実現のためには、既存店の収益力向上が必要不可欠と認識しております。さらなる収益力向上のため、「凡事徹底」(飲食店として当たり前のことを当たり前に行う)を直営店、FC店の全店共通の合言葉に、品質・接客・清潔さ(QSCレベル)の向上を実現し、お客様に喜んでいただけるお店作りに邁進し、収益力の向上に努めてまいります。 ②FC加盟店の出店促進と支援体制の強化 FC加盟店の出店促進のため、出店候補地の探索支援、研修トレーナーの育成支援など研修体制の充実を図ります。また出店後についても、支援体制を強化することでFC加盟店の収益力向上に邁進してまいります。 ③時代のニーズに対応した業態の開発 日常食・大衆食をキーワードに、多様化する消費者のニーズに的確に対応した業態をスピーディーに開発し、どの店舗においても良質かつ等質の商品サービスを提供できるようにパッケージ化を進めることが重要であると考えております。当社グループでは、既存業態のブラッシュアップ、新業態の開発を経営の生命線であると捉え、新業態を適時に開発することで他社との差別化を図ってまいります。 ④人材の確保とスピーディーかつ良質な人材育成の推進 さらなる成長に向けて出店を進めていく上で優秀な人材を確保し、お客様に満足していただけるサービスを提供できる人材に育成していくことは重要な課題であると認識しております。当社グループは求人・採用活動に注力し、採用後は人材に対するフォローの充実が重要と考えております。店舗人材のレベルアップのために様々な店舗運営ノウハウを指導・教育する「階層別研修」を実施するなど、独自の教育プログラムを展開しております。 また、社員の自己実現向上のために「夢を持てるキャリアアッププラン制度」を再構築するなど、人事評価制度のブラッシュアップを図っております。「夢を持てるキャリアアッププラン制度」には、「独立支援制度」があり、一定の社内基準に達した方には当社との業務委託の形で店主として独立し、経営者を目指すコースを用意しております。 ⑤メニュー開発・仕入から商品提供までの体制強化 外食産業には、「食」を直接提供する産業としてレベルの高い安全衛生管理体制の徹底が求められております。より安全性の高い食材の確保に注力し、安全と衛生管理を維持しながらも、「手作り感」を大切にしたリーズナブルな価格の商品を提供できるように体制を強化してまいります。 (5)目標とする経営指標等 当社グループでは経営指標として、連結売上高経常利益率10%以上を目指すとともに自己資本利益率(ROE)15%以上を目指してまいります。
事業等のリスク4,972字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 下記において、当社グループの事業展開上のリスク要因となる可能性があると考えられる事項を記載しております。当社グループはこれらのリスク発生の可能性を十分認識した上で、発生の回避もしくは発生した場合でも、影響を最小限にとどめるべく、企業体力の充実、財務体質の向上に努めております。なおリスク要因はこれらの事項に限られるものでなく、また将来発生しうる全てのリスクを必ずしも網羅したものではありません。 ①直営店出店戦略について 当社グループは、直営店を日本国内で393店舗、海外に5店舗(2025年12月31日現在)展開しております。確実な出店による店舗数拡大が当社グループの基本戦略の一つとして認識しており、今後も収益を確保できる出店を行っていく方針です。新規出店に際し、立地条件・賃借条件から既存店舗における実績を根拠とした事業計画を綿密に立て、その収益性を十分に検討してまいりますが、条件に合致した物件が確保できない場合、また、新規店舗の業績が計画通りに推移しない場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ②加盟店の展開について 当社グループは、直営店と同じく加盟店による出店を確実に進めることを基本戦略の一つとしており、加盟店の支援業務、開発業務の強化に努めております。しかしながら、加盟店の各企業の個別事情及び立地確保の遅れなどから、出店数や出店時期が計画通りに進まない場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③加盟契約締結後の出店状況について 当社グループは、加盟希望者様と加盟契約を締結し、加盟契約に定めたエリアにおいて、当社グループが定める商標を使用して、加盟店が店舗を経営する権限を付与しております。加盟契約では、出店場所の確保は加盟店側の責任において行うこととしており、加盟店が出店場所を確保できなかった場合には当社グループはその責任を負わないこと及び加盟店から収受した加盟金は、理由の如何を問わず一切返還しないものと定めております。しかしながら契約解除の理由などを考慮して当社グループが加盟店に対して加盟契約解除に伴う費用を支払うケースもあり、その場合は当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 ④当社グループがフランチャイジー(加盟企業)となる出店について 国内および海外戦略の一環として、当社グループが他社の主宰するフランチャイズ事業に加盟し、加盟企業(店)として店舗展開を行う場合があります。この場合の契約は継続的取引のため、基本的には5年を超える中長期的な期間が契約期間として設定されることがありますが、当該他社または当社グループの戦略、環境の変化その他契約条件の見直しや合意に至らないこと等により、当該フランチャイズ事業が短期間で終了し、または契約更新に至らない場合があり、この場合は当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 ⑤競合の状況について 外食産業は、参入障壁が低いため新規参入が多いこと、また長引く個人消費の低迷や産業の垣根を越えた価格競争の影響も受け、非常に激しい競合状態が続いている業界であります。当社グループといたしましては「大衆食」の業態に絞り、時代のニーズに合った業態、メニューを開発することで他社との差別化を図っております。しかしながら当社グループの出店が拡大するにつれ、類似の業態の他社による出店も多数あり、今後当社グループが展開している店舗と同様のコンセプトを持つ競合他社の出店増加等により、当社グループの競争力及び当社グループの業績見通しに影響を及ぼす可能性があります。なお、当社グループのフランチャイズ事業に過去加盟しておりましたFC企業の契約終了後における競業避止義務違反、秘密保持違反、不正競争防止法違反、商標権等知的財産権侵害等その他第三者による侵害等につきましては、当社グループが当該事実を認識次第、法務室を中心に厳正な対応を検討してまいります。 ⑥各種法的規制等について 当社グループの直営店及び加盟店は、食品衛生法の規定に基づき、所轄保健所より飲食店営業等の許可を受けております。各店舗では、飲食物の提供及び調理を行うにあたり、器具什器設備や食材の取扱い及び従業員の衛生管理について、当社グループが詳細に作成した店舗運営マニュアル等に基づき、衛生管理に努めております。しかしながら上記諸施策にも関わらず、店舗における飲食を原因とする食中毒や食品衛生に関するクレームの発生、社会全般にわたる一般的な衛生問題等が発生した場合には、営業許可の取消、営業禁止もしくは一定期間の営業停止の処分、被害者からの損害賠償請求、当社グループの信用力低下等、当社グループのブランドイメージに影響を及ぼし、直営店売上、あるいはFC加盟店の売上減少に伴うロイヤリティ収入等の減少により当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 また、短時間労働者に対する社会保険等の適用基準拡大が行われた場合、当社グループは従業員に占める短時間労働者の比率が高いため、新たに社会保険等に加入する労働者の増加に伴う当社グループが負担する社会保険料の増加並びに短時間労働への就労希望者の減少等が発生し、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦店舗保証金について 当社グループでは、主に店舗の土地及び建物を賃借する方式で出店しており、土地等所有者に対して敷金・保証金及び建設協力金の名目で資金の差入を行っております。建設協力金は、当社グループが月々支払う賃借料との相殺により回収しております。出店の際には対象物件の権利関係等の確認を行っておりますが、土地所有者である法人、個人が破綻等の状態により、土地等の継続的使用や債権の回収が困難となった場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループが締結している土地等に係る長期賃借契約のうち、当社グループの事情により中途解約する場合、当社グループが代替借主を紹介することを条件に敷金・保証金等の返還を受けることができる契約があります。そのため、当社グループの事情による中途解約のときに代替借主を紹介できないことにより、敷金・保証金等を放棄せざるを得ず、損失が発生する可能性があります。 ⑧食材について 食材につきましては、BSE、鳥インフルエンザ、ノロウィルス等の伝染病や感染症、食材供給国の食品衛生管理上の問題等、食品偽装問題など、食に対する安全性、信頼性を損なう深刻な問題が発生した場合、外食に対する需要の低下や食材の価格上昇の可能性があり、より一層の安全かつ良質な食材の確保が重要になっております。 また、農作物は天候等の影響による収穫量の変動に伴う調達価格変動のリスクを負っております。当社グループにおきましても食材の安全性及び安定的な確保に向けてこれまで以上に取り組んでまいりますが、上記諸事情等により調達価格の上昇や必要量確保の困難等が発生した場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑨人材の確保について 当社グループでは、更なる成長に向けて出店を進めていく上で、優秀な人材を確保し、育成していくことは重要な課題であると認識しております。そのため、従来の中途採用を中心とした即戦力募集(業界経験者)に加え、新卒者等の募集にも着眼点を置き、幅広く優秀な人材の確保・育成に努めております。また、店舗社員対象の「夢を持てるキャリアアッププラン制度」の再構築作業や人事評価制度の見直し・運用、ストックオプション制度の導入等、従業員の定着を図るとともに、店長のレベルアップを図るため、定期的に店舗運営ノウハウを指導・教育する全体研修会を開催するなど、特に店舗スタッフに向けた独自の教育プログラムを実施・運営しております。しかしながら、今後、当社グループが必要とする十分な人材確保ができなかった場合や人材育成が予定通り進まなかった場合は、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑩労務問題について 当社グループにおきましては、労働時間管理、就業規則、労働契約書その他法令順守、労務教育の体制を構築するとともに、事前の予防の意味からも従来から設置している「従業員ホットライン」の幅広い認知を全店に向け実施しております。しかしながら、万一、労務問題が発生した場合、被害者からの損害賠償請求、当社グループの信用力低下等、当社グループのブランドイメージに影響を及ぼし、ひいては当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑪情報管理について 当社グループにおきましては、収集し取り扱う情報((特定)個人情報を含みます。)は重要なリソースとして管理、利用等を行っております。これらの情報管理につきましては取引先、従業員(退職者を含みます。)との間で秘密保持契約または秘密保持条項等を締結し、また、いわゆるマイナンバーにつきましては外部専門業者に委託することにより社内の取扱いを極力減らすことにより漏えいが発生しないよう努めております。しかし、万一、情報漏えい事件が発生した場合、被害者からの損害賠償請求、当社グループの信用力低下等、当社グループのブランドイメージに影響を及ぼし、ひいては当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑫固定資産等の減損会計基準の適用について 外食産業の環境悪化等により、当社グループにおいて営業活動から生ずる損益またはキャッシュ・フローが継続してマイナスとなった場合や、保有する固定資産、関係会社株式の市場価格が著しく下落した場合など、固定資産、関係会社株式の減損会計基準の適用によって、減損損失が計上され、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑬資金調達について 当社グループの2025年12月期の有利子負債(借入金、リース債務)は、負債及び資本合計の36.3%となっており、将来の金利情勢及び当社の信用状態の変動により調達コストが上昇した場合や、調達が困難となった場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります ⑭潜在株式について 2025年12月31日現在、潜在株式は存在しておりません。なお、今後付与されるストックオプション等については費用計上が義務付けられているため、今後のストックオプションの付与により、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑮カントリーリスク 当社グループは、積極的に海外進出を検討・展開しており、2025年12月31日現在におきましては、上海に直営店5店舗を出店しております。また、米国、中国、シンガポールに子会社を4社有しております。 なお、台湾におきましては、当社の子会社 FUJIO FOOD SYSTEM SINGAPORE PTE. LTD. が現地有力企業をパートナーとする合弁会社 美樂食餐飲股份有限公司を設立し、当該合弁企業を通して当社ブランドの展開を行ってまいります。 これらの進出国特有の法規制、政治、経済、税務等のカントリーリスクその他合弁企業の出資者の状況等により、店舗または企業が進出国より撤退せざるを得ない場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑯システムリスク 当社グループでは、独自の販売管理システムを構築しております。ハード・ソフトウェアの不具合、人為的ミス、通信回線の障害、コンピュータウイルスなどのシステム障害が発生した場合、または適切に対処できなかった場合には、当社グループの経営成績に重大な影響を与える可能性があります。 ⑰気候変動や自然災害 当社グループでは、冷夏・猛暑・暖冬などの天候要因や、大規模な自然災害の発生により、当社グループの経営成績・財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑱予期せぬ感染症拡大のリスク 予期せぬ感染症が流行となった場合、店舗の営業時間短縮や臨時休業により、当社グループの経営成績・財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,498字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善等を背景に、緩やかな回復基調が続きました。一方で、アメリカの政策動向や地政学的リスク、物価上昇による消費者マインドの低下等、依然として先行き不透明な状況が続いております。 外食産業におきましても、人流の回復やインバウンド消費の拡大等により堅調な需要が続いているものの、食材やエネルギー価格、人件費の上昇等により、厳しい経営環境が続いております。 このような状況の中、当社グループは「大衆というカテゴリーで日本一の外食企業になる」という確固たる目標のもと、既存事業の全体的な底上げを行うための商品開発、業態ごとの販売促進キャンペーン活動、店舗におけるサービス力向上を図るための教育・研修体制の強化等を行い、「まいどおおきに食堂」、「神楽食堂 串家物語」を中心とした既存中核業態の経営成績の向上に全社一丸となって取り組みました。 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 イ 財政状態 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末と比較して18億81百万円減少し、244億29百万円となりました。流動資産は前連結会計年度末から18億77百万円減少し、固定資産は3百万円減少しております。 流動資産が減少した主な理由は、現金及び預金の減少47億56百万円、信託受益権の増加27億円によるものであります。固定資産が減少した主な理由は、有形固定資産の増加70百万円、のれんの減少97百万円によるものであります。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ19億87百万円減少し、157億44百万円となりました。これは主に借入金の返済による減少18億80百万円、未払法人税等の減少2億1百万円によるものであります。 当連結会計年度末の純資産合計は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上、譲渡制限付株式報酬としての新株式の発行等により前連結会計年度末に比べ1億6百万円増加し、86億85百万円となりました。 ロ 経営成績 当連結会計年度の経営成績は、売上高319億32百万円(前年同期比1.9%増)、営業利益7億25百万円(前年同期比40.4%減)、経常利益5億96百万円(前年同期比42.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益90百万円(前年同期比80.3%減)となりました。 また、当社グループ全体で当連結会計年度における新規出店数は20店舗(国内直営店16店舗、国内FC店3店舗、海外FC店1店舗)、当連結会計年度末の店舗数は702店舗(国内直営店393店舗、国内委託店80店舗、国内FC店205店舗、海外直営店5店舗、海外FC店19店舗)となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 (直営事業) 直営事業につきましては、国内及び海外において「まいどおおきに食堂」、「神楽食堂 串家物語」、「麺乃庄 つるまる」、「さち福や」、「天麩羅 えびのや」等の事業展開を行っております。 当事業では、時間帯別売上分析による適切なシフトコントロールによってコスト削減を行うとともに、販売実績のABC分析から顧客ニーズを図りターゲットを狙った商品開発を行いました。また、季節フェアキャンペーンの推進、SNSを含むメディアを活用したブランド認知度の向上、既存店舗の美装改装等による集客力向上施策を実施し、全ブランドの既存店の業績改善に努めてまいりました。 その結果、直営事業全体で売上高は303億41百万円(前年同期比2.3%増)、セグメント利益は30億19百万円(前年同期比2.3%減)となりました。 (FC事業) FC事業につきましては、加盟企業様及び社員独立による営業委託者様とのコミュニケーションを図りながら問題点の洗い出しと解消を図り、一層の集客と売上の向上を目指しております。 当事業では、フランチャイズ加盟開発の強化、現在の環境に適した業態への変更の提案等を行ってまいりました。更なる事業規模拡大に向け、直営店のフランチャイズへの売却・営業委託を積極的に進め、ストック型のビジネスモデルへの転換に努めてまいります。 その結果、FC事業全体の売上高は15億90百万円(前年同期比3.7%減)、セグメント利益は11億51百万円(前年同期比3.0%増)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高は76億16百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 「営業活動によるキャッシュ・フロー」は9億80百万円の収入(前年同期は21億53百万円の収入)となりました。主な要因は、税金等調整前当期純利益2億33百万円、非現金支出である減価償却費5億55百万円、のれん償却額97百万円、減損損失4億36百万円が発生したことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 「投資活動によるキャッシュ・フロー」は37億74百万円の支出(前年同期は7億32百万円の支出)となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出9億64百万円、固定資産の除却による支出1億40百万円、信託受益権の取得による支出69億円に対し信託受益権の償還による収入42億円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 「財務活動によるキャッシュ・フロー」は20億7百万円の支出(前年同期は48億92百万円の収入)となりました。主な要因は、長期借入れによる収入37億円に対し長期借入金の返済による支出55億80百万円であります。 ③生産、受注及び販売の実績 イ 生産実績 当社は生産を行っていないため、該当事項はありません。 ロ 受注実績 ⅰ.直営事業については、店舗においてお客様から商品の注文をいただき、その場で調理して直接お客様へ提供しておりますので受注実績について記載すべき事項はありません。 ⅱ.FC事業については、受注形態による販売ではないため、受注実績について記載すべき事項はありません。 ハ 販売実績 当連結会計年度における販売実績を示すと次のとおりであります。 ⅰ セグメント別売上高 セグメントの名称   当連結会計年度 (自2025年1月1日 至2025年12月31日) 金額(百万円)   前年同期比(%) まいどおおきに食堂   5,160   100.0 神楽食堂 串家物語   7,612   101.8 麺乃庄 つるまる   1,694   131.1 さち福や   3,354   103.9 天麩羅 えびのや   2,108   100.1 その他   10,411   100.0 直営事業 計   30,341   102.3 加盟金売上   173   105.4 ロイヤリティ売上   761   104.9 イニシャル売上   107   99.7 ランニング売上   548   83.9 FC事業 計   1,590   96.3 合計   31,932   101.9 (注)1.イニシャル売上は、出店時に必要な店舗設備、備品などの売上であります。 2.ランニング売上は、店舗運営時に必要な消耗品類などの売上であります。 ⅱ 直営事業地域別売上高 前連結会計年度 (自2024年1月1日 至2024年12月31日)   当連結会計年度 (自2025年1月1日 至2025年12月31日) 直営店売上高   直営店売上高 売上高 (百万円)   構成比 (%)   店舗数 (店)   売上高 (百万円)   構成比 (%)   店舗数 (店) 関東地区   5,987   20.18   87   5,971   19.68   84 東海地区   1,530   5.16   25   1,697   5.59   26 関西地区   17,884   60.26   288   18,518   61.03   283 中国・四国地区   289   0.98   4   291   0.96   4 九州地区   3,432   11.57   38   3,327   10.97   35 海外地区   548   1.85   5   536   1.77   5 合計   29,672   100.00   447   30,341   100.00   437 (注)1.上記の売上高及び店舗数には非連結子会社は含まれておりません。 2.上記の売上高及び店舗数には期中に閉店した店舗が含まれております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりまして、当社グループの経営陣は決算日における資産・負債の数値及び偶発資産・負債の開示並びに報告期間における収入・費用の報告数値に影響を与える見積り及び仮定設定を行っております。また、経営陣は過去の実績や状況に応じて合理的と考えられる様々な要因に基づき見積り及び判断を行い、その結果は、他の方法では判定しにくい資産・負債の簿価及び収入・費用の報告数値についての判断の基礎としております。実際の結果は、見積り特有の不確実性が存在するため、これら見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表の作成にあたって用いた重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 イ 財政状態 財政状態の分析については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要①財政状態及び経営成績の状況 イ 財政状態」をご参照ください。 ロ 経営成績 ⅰ (売上高) 直営事業では、「まいどおおきに食堂」の売上高は51億60百万円、「神楽食堂 串家物語」は76億12百万円、「麺乃庄 つるまる」は16億94百万円、「さち福や」は33億54百万円、「天麩羅 えびのや」は21億8百万円、「その他ブランド事業」は104億11百万円、「FC事業」は15億90百万円、となりました。 ⅱ (営業利益) 当連結会計年度は、原材料費の高騰や人的資本の先行投資による人件費の上昇を一定程度、価格に反映した影響で客数が一時軟調となりましたが、原価率および販管費率が適正水準となったことで下期の営業利益は改善いたしました。 この結果、営業利益7億25百万円(前年同期比40.4%減)となりました。 ⅲ (経常利益) 営業外費用の支払手数料が前連結会計年度と比較して79百万円減少いたしました この結果、経常利益5億96百万円(前年同期比42.1%減)となりました。 ⅳ (親会社株主に帰属する当期純利益) 政策保有株式の売却を行ったことにより投資有価証券売却益を35百万円計上いたしました。 この結果、親会社株主に帰属する当期純利益90百万円(前年同期比80.3%減)となりました。 ハ 資本の財源及び資金の流動性 ⅰ キャッシュ・フロー 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要②キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 ⅱ 契約債務 2025年12月31日現在の契約債務の概要は以下のとおりであります。 年度別要支払額(百万円) 契約債務   当期末残高   1年以内   1年超 2年以内   2年超 3年以内   3年超 4年以内   4年超 5年以内   5年超 1年内返済予定の長期借入金   3,570   3,570   -   -   -   -   - 1年内返済予定のリース債務   25   25   -   -   -   -   - 長期借入金   5,200   -   1,745   1,730   1,349   375   - リース債務   64   -   25   22   13   3   - ⅲ 財務政策 当社グループの事業活動の維持拡大に必要な資金を安定的に確保するため、運転資金につきましては内部資金を活用し、設備資金及びM&Aの投資資金につきましては、金融機関の借入により資金調達を行っております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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