本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

ブルボン

BOURBON CORPORATION2208 · Standard · 食料品

新潟県柏崎市に本社を置く菓子・食品メーカー。ビスケット、チョコレート、飲料等を展開し、海外子会社を通じ中国・米国・ベトナムでも事業を展開。

概要

ブルボンは、1924年に新潟県柏崎市で北日本製菓として創業した菓子・食品メーカーである。ビスケット、チョコレート、キャンディなどを主力とし、「ルマンド」「アルフォート」「プチシリーズ」などのロングセラー品牌を持つ。2025年3月期の連結売上高は1,135億円、営業利益75億円で、従業員数は4,150人。1954年に新潟証券取引所に上場し、現在は東京証券取引所スタンダード市場に株式を置く。

食料品事業を中核とするグループ構成

ブルボングループは、株式会社ブルボン(当社)と連結子会社4社、持分法適用関連会社1社、非連結子会社7社で構成される。主要事業は食料品事業で、菓子、飲料・食品・冷菓・その他を製造・販売する。連結子会社には、中国で生産・販売を行う波路梦(長興)食品有限公司や波路梦(上海)商貿有限公司、チョコレート製造の株式会社レーマン、地ビール製造のエチゴビール株式会社がある。持分法適用関連会社の株式会社マルキンはバウムクーヘンなどを手掛ける。非連結子会社には米国・ベトナムの現地法人や保険代理店、再生医療研究を行う研究所などが含まれ、グループ全体で多角化を進める。

売上高1,135億円、過去最高益を更新

2025年3月期の連結業績は、売上高1,135億円(前期比6.0%増)、営業利益75億円(同0.3%増)と過去最高を記録した。売上高は2013年3月期の1,024億円から緩やかに増加し、2021年3月期には1,184億円に達したが、2022年3月期は945億円に減少。その後回復し、2025年3月期に過去最高を更新した。利益面では、2025年3月期の営業利益率は6.6%で、原材料高やコスト上昇の中でも生産性向上と経費効率化により収益を確保している。親会社株主に帰属する当期純利益は56億円(前期比106.2%増)と過去最高益となった。

国内9工場と海外2拠点の生産体制

ブルボンは新潟県内に柏崎工場、新潟工場、上越工場、長岡工場、新潟南工場、村上工場、鶴岡工場、新発田工場、五泉工場の9つの生産拠点を持ち、2022年には魚沼工場を新設した。海外では、2007年に中国浙江省に波路梦(長興)食品有限公司を設立し、2008年から生産・販売を開始。2011年には米国ワシントンD.C.にBourbon Foods USA Corporationを設立し、市場調査と菓子輸入販売を行う。2025年6月にはベトナムにBOURBON FOODS VIETNAM CO., LTD.を設立し、東南アジアへの展開を強化している。

業界の中での役割は食品製造販売会社(菓子・飲料・冷菓など)。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,203億円
営業利益
75億円
営業利益率
6.2%
純利益
59億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
菓子1,152億円95.8%
飲料・食品・冷菓・その他51億円4.2%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01食料品(菓子・飲料・食品・冷菓)主力

当社は「菓子」「飲料・食品・冷菓・その他」の製造・販売を主力としています。ビスケット、チョコレート、スナック菓子などの菓子類や清涼飲料、食品、冷菓を国内で製造・販売するほか、連結子会社を通じて中国、米国、ベトナムでも菓子等の製造・販売・輸入販売を行っています。

主要顧客中国・米国・ベトナムの現地市場(子会社経由)

主な製品・サービス2
菓子
ビスケット、チョコレート、スナック菓子など多岐にわたる菓子類。
飲料・食品・冷菓・その他
清涼飲料、食品、冷菓などの製品群。

製品と技術

「ルマンド」「アルフォート」など長期愛される菓子

ブルボンの主力製品には、シガレットタイプのラングドシャクッキー「ルーベラ」、チョコレートがけプレッツェル「アルフォート」、ミルクチョコレートとウエハースの重ね菓子「ルマンド」、ホワイトチョコレート菓子「ホワイトロリータ」などがある。特に「プチシリーズ」は一口サイズのビスケット・チョコレートの詰め合わせで、選ぶ楽しさから長年支持されている。2025年3月期の菓子売上高は1,152億円で、うちビスケット品目が牽引。ビスケット品目では「オリジナルビスケット」シリーズの拡販や季節限定商品が寄与した。

キャンデー・冷菓・飲料など多品目展開

キャンデー品目では「フェットチーネグミ」シリーズが15周年を迎え、地域限定CMや2層構造の新製品を投入。豆菓子「味ごのみ」、スナック「ピッカラ」も売上を伸ばした。冷菓品目では「ルマンドアイス」シリーズに宇治抹茶や新潟県産さつまいもを使用したフレーバーを追加。飲料では新潟県産茶葉を使った「雪澄み茶」や、ロングセラーをイメージした「ホワイトロリータドリンク缶180」を発売。防災需要向けミネラルウォーターも堅調に推移した。エチゴビールでは那須工場の初醸造「笑顔が集う輝きビール」に加え、季節限定醸造品や輸出商品が好調だった。

品質保証システム「BQAMS」と最新生産技術

ブルボンは食品安全マネジメントの国際規格を基に、独自の品質保証システム「ブルボン品質保証マネジメントシステム(BQAMS)」を策定・運用している。全社員への教育と徹底した品質管理により、安全で安心な商品の安定供給を実現。生産面では、AIやIoTを活用した最新システムの導入を進め、生産性と品質の向上を図っている。2022年開設の魚沼工場では最新設備を導入し、グリーントランスフォーメーション(GX)による環境負荷低減にも取り組む。技術開発では、ビスケットやチョコレートの製造技術を応用した新カテゴリー商品の開発を進めている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

食料品のなかでの位置

菓子メーカー、国内シェア中位

菓子・食品メーカーで、2025/3期売上1135億円。競合のニップン、日清製粉、昭和産業など大手製粉・食品企業と比べ規模は小さいが、菓子事業に特化。独自ブランド(ルマンド、チョコレートなど)で知名度は高い。2026/3期営業利益率6.23%と業界平均並み。原材料高や競争激化で利益率は横ばい。国内市場中心で海外展開は限定的。

強み

  • ルマンドやアルフォートなどロングセラー商品を持ち、消費者に認知される。
  • ビスケット、チョコレート、スナックなど幅広く展開。
  • 2024/3期1037億円→2026/3期1203億円と増収継続。
  • スーパー・コンビニなど全国のチャネルに広く流通。

課題

  • 海外売上比率が低く、成長余地のある海外市場でのプレゼンスが小さい。
  • 小麦・油脂・砂糖などの値上がりが原価率上昇を招く。
  • 大手製粉企業や菓子メーカーとの競合で、シェア拡大が難しい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

食料品の時価総額近傍。太字がブルボン

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
14526理研ビタミン1,030億円14.1倍
22264森永乳業984億円16.6倍
32590ダイドーグループホールディングス981億円
42292S Foods945億円10.0倍
52117ウェルネオシュガー921億円14.2倍
62208ブルボン848億円12.5倍
72588プレミアムウォーターホールディングス812億円13.2倍
82585ライフドリンク カンパニー786億円22.6倍
92613J-オイルミルズ774億円16.1倍
102602日清オイリオグループ704億円8.2倍
112108日本甜菜製糖698億円13.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 40件

1924年、北日本製菓としてビスケット製造を開始

ブルボンの創業は1924年11月、新潟県柏崎市枇杷島219番地において資本金10万円で北日本製菓株式会社を設立したことに始まる。当初はビスケットの製造に特化し、1932年には東京神田に東京販売所を開設。1934年からは米菓の製造も開始した。戦時中の1943年には北日本産業株式会社、1948年に北日本食糧工業、1952年に北日本食品工業、1963年に北日本食品工業と商号を変更しながら、菓子製造の基盤を固めた。

1963年、柏崎工場新設で生産能力を拡大

1963年10月、柏崎市松波四丁目に荒浜工場(現・柏崎工場)を新設し、ビスケットの生産を開始。これにより生産能力が大幅に向上した。1967年から1982年にかけて、北日本巻食品、株式会社ボンビスコ、マルキタ米菓、西蒲米菓など、新潟県内に次々と子会社を設立し、生産拠点を拡大。1972年には北日本大潟食品(現・上越工場)、1974年に北日本和島食品(現・長岡工場)、1980年に北日本月潟食品(現・新潟南工場)を設立し、菓子製造の多品目化に対応した。

1989年、商号を株式会社ブルボンに変更

1989年6月、創業65年目に商号を北日本食品工業から株式会社ブルボンに変更。ブランド名と社名を統一し、企業イメージの強化を図った。1990年には北日本豊浦食品(現・新発田工場)を設立し、生産体制をさらに拡充。1994年4月には新潟証券取引所に上場していたが、2000年3月の東京証券取引所と新潟証券取引所の合併により、東証市場第二部に移行した。

2005年、生産統合と中国進出で構造改革

2005年9月に柏崎市に商品開発センター(現・試作センター)を開設。同年12月には駅前工場の生産機能を柏崎工場に統合し、効率化を進めた。2006年3月、チョコレート・洋菓子メーカーの株式会社レーマンを子会社化。2007年には中国浙江省に波路梦(長興)食品有限公司を、上海市に波路梦(上海)商貿有限公司を設立し、2008年9月から中国での生産・販売を開始した。これにより海外事業の基盤を築いた。

2009年、9子会社を吸収合併しグループ再編

2009年10月、連結子会社9社(北日本巻食品、株式会社ボンビスコ、西蒲米菓、北日本大潟食品、北日本和島食品、北日本月潟食品、北日本村上食品、北日本豊浦食品、北日本五泉食品)を吸収合併し、グループ管理体制を一元化。これにより生産子会社を整理し、経営資源の集中を図った。2010年3月にはエチゴビール株式会社を子会社化し、酒類事業に参入。2011年8月には米国にBourbon Foods USA Corporationを設立し、北米市場への足がかりを得た。

2015年、本社を柏崎駅前に移転し新社屋完成

2015年3月、本社を柏崎市駅前一丁目3番1号に新築移転。それまで分散していた本社機能を集約し、情報共有と業務効率の向上を図った。2022年4月には東京証券取引所の市場区分見直しにより、スタンダード市場に移行。同年11月には魚沼工場を新設し、生産能力を強化。2023年2月にはBCCA株式会社(現・株式会社マルキン)の株式を取得し、バウムクーヘンなどの製造販売をグループに加えた。

2025年、ベトナム法人設立で東南アジア展開を本格化

2025年6月、ベトナム社会主義共和国にBOURBON FOODS VIETNAM CO., LTD.を設立。同国における市場調査と菓子の輸入販売を開始した。同年11月にはエチゴビール株式会社の第二生産拠点として、栃木県那須町に那須工場を開設し、ビール事業の拡大を図った。創業100周年を前に、グローバル展開と新規事業への投資を加速させている。

年表40件を開く

1920年代

  • 1924年11月創業柏崎市枇杷島219番地(1966年住居表示制度の実施により、同市駅前一丁目3番2号と変更)にて、資本金10万円をもって北日本製菓株式会社を設立、ビスケットの製造を開始

1930年代

  • 1932年8月東京神田に東京販売所を開設(1940年閉鎖)
  • 1934年2月米菓の製造を開始

1940年代

  • 1943年8月商号変更北日本産業株式会社に商号変更
  • 1948年11月商号変更北日本食糧工業株式会社に商号変更

1950年代

  • 1952年7月商号変更北日本食品工業株式会社に商号変更
  • 1954年4月上場新潟証券取引所に株式を上場

1960年代

  • 1963年10月柏崎市松波四丁目2番14号に荒浜工場(現・柏崎工場)を新設、ビスケットの製造を開始
  • 1967年8月創業北日本巻食品株式会社(現・新潟工場)を設立
  • 1968年10月本社を柏崎市松波四丁目2番14号に移転
  • 1969年4月創業株式会社ボンビスコ(現・新潟工場)を設立
  • 1969年12月創業マルキタ米菓株式会社を設立

1970年代

  • 1972年2月創業西蒲米菓株式会社(現・新潟工場)を設立
  • 1972年6月創業北日本大潟食品株式会社(現・上越工場)を設立
  • 1974年11月創業北日本和島食品株式会社(現・長岡工場)を設立

1980年代

  • 1980年4月創業北日本月潟食品株式会社(現・新潟南工場)を設立
  • 1982年7月創業北日本村上食品株式会社(現・村上工場)を設立
  • 1982年7月創業北日本羽黒食品株式会社(現・鶴岡工場)を設立
  • 1989年6月商号変更株式会社ブルボンに商号変更

1990年代

  • 1990年4月創業北日本豊浦食品株式会社(現・新発田工場)を設立

2000年代

  • 2000年3月M&A東京証券取引所と新潟証券取引所の合併により、東京証券取引所市場第二部に移行
  • 2004年4月商号変更マルキタ米菓株式会社を北日本五泉食品株式会社(現・五泉工場)に商号変更
  • 2005年9月柏崎市大字藤井に商品開発センター(現・試作センター)を開設
  • 2005年12月M&A駅前工場の生産機能を柏崎工場へ統合
  • 2006年3月株式会社レーマン(現・連結子会社)の株式を取得
  • 2007年1月中華人民共和国浙江省湖州市長興県に、波路梦(長興)食品有限公司(現・連結子会社)を設立
  • 2007年6月中華人民共和国上海市に、波路梦(上海)商貿有限公司(現・連結子会社)を設立
  • 2008年3月M&A柏崎市諏訪町に統合研修センターを開設
  • 2008年9月波路梦(長興)食品有限公司および波路梦(上海)商貿有限公司の中華人民共和国での生産・販売を開始
  • 2009年10月M&A連結子会社である北日本巻食品株式会社、株式会社ボンビスコ、西蒲米菓株式会社、北日本大潟食品株式会社、北日本和島食品株式会社、北日本月潟食品株式会社、北日本村上食品株式会社、北日本豊浦食品株式会社および北日本五泉食品株式会社を吸収合併し連結子会社9社が消滅

2010年代

  • 2010年3月エチゴビール株式会社(現・連結子会社)の株式を取得
  • 2011年8月創業アメリカ合衆国にBourbon Foods USA Corporationを設立し、ワシントンD.C.に事務所を開設
  • 2015年3月本社ビル完成に伴い、本社を柏崎市駅前一丁目3番1号に移転

2020年代

  • 2022年4月M&A連結子会社である北日本羽黒食品株式会社を吸収合併し連結子会社1社が消滅
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行
  • 2022年11月魚沼市十日町字八色原に魚沼工場を開設
  • 2023年2月BCCA株式会社(現・株式会社マルキン)の株式を取得
  • 2024年4月M&ABCCA株式会社と株式会社マルキンが合併し、存続会社であるBCCA株式会社を株式会社マルキン(現・持分法適用関連会社)に商号変更
  • 2025年6月創業ベトナム社会主義共和国にBOURBON FOODS VIETNAM CO., LTD.を設立
  • 2025年11月エチゴビール株式会社の第二生産拠点として、栃木県那須郡那須町に那須工場を開設

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2029年3月期まで137,000百万円
  • 営業利益2029年3月期まで10,500百万円
  • ROE(自己資本利益率)2029年3月期まで9.3%
  • ROIC(投下資本利益率)2029年3月期まで8.3%
  • 配当性向2029年3月期まで23.0%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    経営基盤の強化

    安全・安心な商品の安定供給体制の構築、コスト競争力のある原材料調達とサプライチェーン強化、ブルボン品質保証マネジメントシステム(BQAMS)の運用、AI/IoT活用による生産性・品質向上、情報システム統廃合、GX推進による環境負荷低減、多様な働き方や女性活躍を支援する制度拡充、従業員のライフスタイルに配慮した職場環境構築、経営幹部育成と外部招聘、中期経営計画実現に向けた戦略的投資、市場との対話を通じた企業価値創造を行う。

  2. 02

    新製品開発体制の強化

    ビスケット市場シェア拡大のための利便性・コストパフォーマンスの高い商品、ライフスタイル変化に対応したチョコレート商品、菓子技術を活かしたアイス、健康配慮型の保健機能食品などの開発、次世代ブランド構築と新カテゴリー創出、新技術・新設備導入による差別化商品の開発を進める。

  3. 03

    グローバル展開の推進

    ベトナムを中心とした経済成長地域への販売網構築・強化、米国市場向け商品開発と現地法人拠点の販売推進、中国市場での自社商品および現地グループ会社商品の販売拡大を図る。

  4. 04

    新たな需要を創造する営業体制の強化

    企画提案型営業による売場演出・サービスの提供、得意先ごとの要望対応と提案による関係強化、自動販売機・通信販売事業の品揃え強化による採算性向上、高付加価値商品の対面販売によるブランド認知拡大と顧客獲得、全国47都道府県の営業拠点を活かした地域密着型需要創造に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で4,150人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は522万円で、9期前と比べて+13.5%平均年齢は38.3歳、平均勤続年数は15.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月3,964
2018年3月4,227
2019年3月46038.916.34,258
2020年3月46738.816.34,271
2021年3月45738.015.54,201
2022年3月47037.915.54,262
2023年3月46638.315.94,264
2024年3月47638.215.94,211
2025年3月49638.316.04,186179
2026年3月52238.315.94,150181

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率7.4%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)72.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社5(国内 5 / 海外 0、うち連結子会社 4) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
新発田工場 — 新潟県 新発田市5,586百万円
食料品の 製造・販売
魚沼工場 — 新潟県魚沼市5,033百万円
食料品の 製造・販売
上越工場 — 新潟県上越市4,727百万円
食料品の 製造・販売
鶴岡工場 — 山形県鶴岡市3,679百万円
食料品の 製造・販売
新潟工場 — 新潟市西蒲区3,504百万円
食料品の 製造・販売
本社 — 新潟県柏崎市3,194百万円
食料品の 製造・販売
新潟南工場 — 新潟市南区3,078百万円
食料品の 製造・販売
賃貸設備2,246百万円
食料品の 製造・販売
長岡工場 — 新潟県長岡市2,229百万円
食料品の 製造・販売
柏崎工場 — 新潟県柏崎市2,190百万円
食料品の 製造・販売
ほか11件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社レーマン
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    波路梦(長興)食品有限公司(注)
    中華人民共和国 浙江省湖州市 長興県 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    波路梦(上海)商貿有限公司(注)
    中華人民共和国 上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    エチゴビール株式会社
    新潟市西蒲区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社マルキン
    愛知県豊橋市 · 持分法適用会社
    議決権25.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,203億円営業利益75億円前期と比べると増収増益で、売上が+6.0%、利益が+0.0%。

売上高
+6.0%
1,203億円
営業利益
+0.0%
75億円
純利益
+5.4%
59億円
営業利益率
6.2%
前期比 -0.4%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,266億円1,203億円
営業利益58億円75億円
純利益41億円59億円
1株あたり配当¥44¥44

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は292億円、営業利益は18億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+17.3%、営業利益は+157.1%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q2686
2024年1Q24972.85
2024年2Q213−4−1.90
2024年3Q291175.811
2024年4Q28415
2025年2Q513214.117
2025年4Q622548.739
2026年2Q529152.811
2026年4Q674608.948
2027年1Q292186.214

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は1,024億円から1,203億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は6.2%。売上は4期、純利益は3期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月1,024265
2014年3月1,038244
2015年3月1,0493920
2016年3月1,0964226
2017年3月1,1294737
2018年3月1,1775337
2019年3月1,1764631
2020年3月1,1762919
2021年3月1,1844732
連結子会社である北日本羽黒食品株式会社を吸収合併し連結子会社1社が消滅
2022年3月9454734
2023年3月9741811
BCCA株式会社と株式会社マルキンが合併し、存続会社であるBCCA株式会社を株式会社マルキン(現・持分法適用関連会社)に商号変更
2024年3月1,0374331
ベトナム社会主義共和国にBOURBON FOODS VIETNAM CO., LTD.を設立
2025年3月1,13575766.656
2026年3月1,20375806.259

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,203億円のうち、営業利益として残るのは75億円6.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は59億円、売上の4.9%にあたる。営業利益率は業種中央値4.1%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金74.7%899億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金19.0%229億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.2%75億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
25.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+2.1pt
6.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.7pt
4.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.9pt
9.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
6.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが93億円、投資CFが−44億円で、差し引きのフリーCFは49億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は208億円で、売上の2.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月57−26−1231112
2014年3月41−23−918122
2015年3月64−44−1120132
2016年3月64−35−1429146
2017年3月63−61−182130
2018年3月104−55049179
2019年3月71−61−910180
2020年3月34−56−25−22133
2021年3月81−56−925148
2022年3月81−51−1130168
2023年3月21−6740−46162
2024年3月98−53−1245196
2025年3月65−65−220174
2026年3月93−44−1549208

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,014億円。このうち返さなくてよい自己資本が672億円で、自己資本比率は66.3%(業種中央値56.8%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月65134131052.4
2014年3月63534029553.5
2015年3月68036331753.4
2016年3月67837630255.4
2017年3月70740730057.5
2018年3月79544035555.3
2019年3月80046333757.9
2020年3月78147730461.1
2021年3月78950628364.1
2022年3月83352830563.4
2023年3月87653534161.1
2024年3月94256437859.9
2025年3月95861534364.2
2026年3月1,01467234266.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
208億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
589億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
56億円
在庫として抱えている分
負債合計
342億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
82
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率12 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

食料品 123社との比較

同じ食料品の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率123社中35位あたり、逆に低いのは配当利回り123社中93位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
9.2%/中央値 7.3%
P25 3.7%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
6.2%/中央値 4.1%
P25 2.7%P75 7.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
66.3%/中央値 56.8%
P25 46.5%P75 67.3%
売上成長率前期からの売上の伸び
6.0%/中央値 3.4%
P25 0.7%P75 6.3%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.4%/中央値 2.3%
P25 1.5%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,060で、1年前と比べて+21.9%過去52週の値幅のなかでは68%の位置にある。

¥3,060-1.0%1ヶ月+0.5%1年+21.9%時価総額848億円
過去52週の値幅
安値¥2,382高値¥3,375

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)12.5倍
PER (会社予想)18.0倍
PBR1.09倍
配当利回り1.44%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月29日に3210円まで上昇しましたが、その後は調整し、8月10日には3120円と25日移動平均線(3134.6円)をわずかに下回って推移しています。75日線(2999.79円)は上回っており、中期的な上昇基調は維持されています。RSIは46.99と中立圏で、売買は均衡しています。52週高値3375円からは-7.6%の水準で、年初来では+23.81%と堅調です。出来高は7月29日に10,600株とやや増加しましたが、その後は低水準で、様子見姿勢が強まっています。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERは12.75倍と同業界平均の28.05倍を大きく下回り、PBRは1.11倍と平均1.64倍を下回る。ROEは9.19%と安定的で、配当利回りは1.41%と低いが、配当性向は17.9%と増配余地がある。売上・利益とも拡大傾向にあり、成長性も評価できる。割安だが、配当利回りの低さが懸念材料。

指標この会社業種平均
PER (実績)12.5倍28.6倍
PER (予想)18.0倍
PBR1.09倍1.63倍
ROE9.2%7.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

原材料費高騰と販売価格への転嫁が焦点。強気派は、売上高の着実な増加や営業利益率6%超の安定収益、ブランド力の強さを評価する。弱気派は、競争激化による価格競争、原材料高によるコスト圧迫、成長鈍化を懸念する。

プラスに働く材料6
  • 売上高の拡大

    2023年3月期974億円から2026年3月期は1203億円見込み

  • 高収益維持

    営業利益率6%前後で安定した収益を確保

  • 値上げ浸透

    商品の価格改定が売上高増加に寄与

  • 売上高1203億円へ3期連続増収通年影響

    売上高は1037→1135→1203億円、2026/3期は前期比6.0%増

  • 純利益59億円と2期連続増益通年影響

    純利益は31→56→59億円、2026/3期は前期比5.4%増

  • 実績PER12.75倍の割安継続影響

    時価総額864億円、実績PER12.75倍で予想PER18.4倍との乖離が大きい

マイナスに働く材料7
  • 原材料費高騰

    小麦粉やチョコレート原料の価格上昇が利益を圧迫

  • 競争激化

    他社の低価格商品やプライベートブランドの台頭でシェア低下の可能性

  • 成長鈍化

    国内菓子市場は成熟しており、大幅な伸びは見込みにくい

  • 予想PER18.4倍の減益示唆決算発表後影響

    実績PER12.75倍に対し予想18.4倍、来期EPSは約31%減益の示唆

  • 営業利益75億円で頭打ち通年影響

    営業利益は2025/3期・2026/3期とも75億円と横ばい

  • 営業利益率6.23%へ低下継続影響

    営業利益率は6.61%→6.23%と低下、増収が利益率改善につながらない

  • 配当利回り1.41%の低さ通年影響

    配当利回り1.41%は株主還元の面で魅力に欠ける

次の決算で確かめる点
原材料費率
コスト上昇が利益に与える影響を把握するため
販売数量
値上げ後も需要が維持されているか確認するため
海外売上高
国内市場依存からの脱却の度合いを測るため

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり44で、前期から+13.5%いまの株価に対する利回りは1.44%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥44
1株あたり
配当利回り
1.44%
いまの株価に対して
配当性向
17.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1913.0
2018年3月2110.516.0
2019年3月224.818.5
2020年3月234.528.5
2021年3月230.020.9
2022年3月258.721.3
2023年3月264.044.7
2024年3月273.820.0
2025年3月3737.016.4
2026年3月4213.517.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥44

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ17,904人。区分でいちばん多いのは個人・その他58.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が37.6%を占め、残る62.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他56.856.857.457.858.558.8
事業法人31.431.432.331.931.231.1
自己株式13.313.313.313.312.712.7
金融機関10.010.07.57.67.36.4
外国法人1.11.21.01.01.32.0
証券会社0.70.71.81.71.81.6
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01公益財団法人ブルボン吉田記念財団9.43
02吉田興産株式会社7.94
03ブルボン柏湧共栄会6.08
04株式会社第四北越銀行4.26
05吉田 康4.23
06吉田 暁弘3.35
07北日本興産株式会社3.30
08吉田 匡慶2.68
09吉田 篤司2.60
10吉田 和代2.26

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+1077%、1株純資産は14期で+96%。直近期のROEは9.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月211,4221.563.2
2014年3月171,4001.265.6
2015年3月811,4965.619.233.7
2016年3月1081,5647.115.815.8
2017年3月1521,6959.317.513.0
2018年3月1521,8318.619.916.0
2019年3月1301,9286.914.518.5
2020年3月781,9844.022.128.5
2021年3月1322,1056.516.720.9
2022年3月1402,1976.516.021.3
2023年3月462,2292.146.944.7
2024年3月1282,3495.618.720.0
2025年3月2312,5449.411.016.4
2026年3月2452,7809.213.217.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

22名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は22名。2026/3期の役員報酬は総額256百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢
吉田康取締役会長(代表取締役)71
吉田匡慶取締役社長(代表取締役)経営企画研究本部長44
吉川実専務取締役(代表取締役)製造保証本部長65
井手規秀常務取締役 開発開拓本部長兼 国際経営計画 推進担当52
浅野和男常務取締役 国内経営計画 推進担当74
中野隆常務取締役 人智財本部長59
諸橋文弘取締役 製造保証本部 副本部長63
坂井裕次取締役 開発開拓本部 製品開発統括部長54
横田昇取締役 人智財本部 人事企画部長65
間島孝弘取締役 人智財本部 財務管理部長51
小林修取締役 製造保証本部 製造管理部長61
髙橋久宣取締役 開発開拓本部 チャネル営業部長48
残りの役員10名を開く
氏名役職年齢
河端和雄社外取締役 非常勤78
佐々木広介社外取締役 非常勤70
尾関幸美社外取締役 非常勤55
櫻井孝男社外取締役 非常勤70
上杉奈保美社外取締役 非常勤62
佐藤一也常勤監査役70
日浦安夫常勤監査役69
川上悦男社外監査役 非常勤79
今井賢一郎社外監査役 非常勤66
島宗隆一71

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)131641818214
社外取締役756568
監査役218189

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容799字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社および当社の関係会社)は、当社(株式会社ブルボン)および連結子会社4社、持分法適用関連会社1社、非連結子会社7社で構成しております。各事業における当社および子会社の位置付けなどは、次のとおりであります。 [ 食料品事業 ] 当社は、「菓子」「飲料・食品・冷菓・その他」の製造、販売を行っております。 連結子会社の波路梦(長興)食品有限公司は、中国国内向けの菓子のほか、日本および海外向けの菓子の製造、販売を行っており、波路梦(上海)商貿有限公司は、中国での菓子、飲料、食品等の販売および輸入品の販売を行っております。株式会社レーマンは、チョコレートおよび洋菓子の製造、販売を行っております。エチゴビール株式会社は、全国地ビールの第1号であり、個性豊かで特徴的なビール等の製造、販売を行っております。 持分法適用関連会社の株式会社マルキンは、バウムクーヘン、カップケーキ、ドーナツ等の製造、販売を行っております。 非連結子会社の株式会社ビアスタイル・トゥ・ワンは酒類の販売等を行っております。Bourbon Foods USA Corporationは米国において市場調査および菓子の輸入、販売を行っております。BOURBON FOODS VIETNAM CO., LTD.はベトナムにおいて市場調査および菓子の輸入、販売を行っております。 [ その他の事業 ] 非連結子会社の株式会社レーマン企画は保険代理店業務等を行っており、株式会社ブルボン再生医科学研究所は再生医療研究用増殖制御基礎培養液「Xyltech™(キシルテック)」等の研究開発、販売を行っております。 なお、非連結子会社のブルボン興業株式会社および株式会社シェリーゼは、現在、営業活動を行っておりません。 [ 事業系統図 ] 以上に述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,256字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは、「利害相反する人を含めて、集団の生存性を高める」を経営理念としております。これは、自集団のみの生存性を高めれば良いということではなく、当社グループを取り巻く七媒体(消費者、流通、国・県・市町村、株主、金融機関、取引先、従業員)の全てとともに響き合って生存性を高めることを基本としております。 消費者が望む革新的商品やサービスを継続的に提供することを使命とし、地方にありながら世界につながるグローバル企業であり続けることを目指してまいります。また、心と体の健康づくりをテーマに文化・芸術、スポーツ支援などを通じて社会に貢献する活動も推進してまいります。 (2) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目標に、収益力、生産性、資本効率等の改善を図るために投資効率を重視した経営を行っております。それぞれの部署における業務の効率化を目指した施策を講ずるとともに管理の強化を進めてまいります。 また、当社グループの経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標は、売上高、営業利益、親会社株主に帰属する当期純利益、ROE(自己資本利益率)、ROIC(投下資本利益率)、配当性向であります。 中期経営計画(2027年3月期~2029年3月期)における最終年度の目標値は、売上高137,000百万円、営業利益10,500百万円、ROE9.3%、ROIC8.3%、配当性向23.0%であります。 (3) 経営環境 経営環境につきましては、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。 (4) 対処すべき課題および経営戦略等 今後の経済環境につきましては、賃上げによる所得環境の一層の改善が期待されるものの、混迷する中東情勢の長期化の恐れとそれに伴う原油・エネルギー価格の変動に加え、為替相場や物価動向の推移等、先の見通しが難しい状況で推移するものと見込まれます。 菓子・飲料・食品業界においては、原材料・エネルギー価格ならびに物流費等の各種コストの上昇が継続する見通しの中、不安定な調達環境に加え労働人口減少への対応、さらには、消費者の節約志向や高付加価値志向等、消費の多様化への対応が求められると考えられます。 このような状況下で当社は、経営理念である「利害相反する人を含めて、集団の生存性を高める」のもと、品質保証第一主義に徹した安全で安心な商品の安定的な供給と、消費者ニーズに沿った高品質でお求めやすい価格の商品開発およびブランドの育成強化に努めるとともに、新たに2027年3月期から2029年3月期までの中期経営計画を策定し、当社グループ一丸となって事業の拡大に向けた取り組みを進めてまいります。 ①経営基盤の強化 ・安全、安心な商品を安定して供給できる生産体制の強化 ・持続可能且つコスト競争力のある原材料調達ならびに新規原材料開発やサプライチェーンの強化 ・食品安全マネジメントシステムの国際規格等を基に独自に策定したブルボン品質保証マネジメントシステム(BQAMS)の運用と教育による品質保証体制の強化 ・AI、IoTを活用した最新の生産システムの構築による生産性や品質の向上 ・情報システム統廃合、データの整理、AI/IoTによる生産性・付加価値向上 ・GX(グリーントランスフォーメーション)の推進による環境負荷の低減 ・従業員の能力を最大限発揮できる組織を目指し、多様な働き方や女性の活躍を広げる制度の拡充 ・心と体の健康を重視した経営方針のもと従業員のライフスタイルや多様性を尊重した職場環境の構築 ・多様な事業環境に対応できる経営幹部の育成と積極的な外部招聘 ・中期経営計画実現に向けた戦略的投資の実行 ・市場との対話を通じた適切な企業価値の創造 ②新製品開発体制の強化 ・ビスケットの市場シェア拡大に向けた利便性や簡便性、コストパフォーマンスの高い商品の開発 ・ライフスタイルの変化や多様な価値観にあわせた新しいチョコレート商品の開発 ・菓子製造技術を活かしたブルボンお菓子アイスの開発 ・食生活を栄養面から広くサポートする健康に配慮した保健機能食品等の開発 ・次世代を担う新たなブランドの構築と新カテゴリーの創出 ・新技術や新設備導入による差別化された新商品の開発 ③グローバル展開の推進 ・ベトナムを中心とした経済成長がみられる地域への販売網の構築や販売強化 ・米国市場に適した商品の開発と現地法人を拠点とした販売推進 ・中国市場における当社商品や現地グループ会社の商品の販売拡大 ④新たな需要を創造する営業体制の強化 ・企画提案型営業による楽しい売場演出・サービスの提供 ・得意先別要望・課題への対応と積極的な企画提案による関係強化 ・自動販売機事業・通信販売事業の品揃え強化による採算性の向上や新たな付加価値の創造・開発 ・高付加価値商品の対面販売によるブランド認知拡大と顧客の獲得 ・47都道府県にある営業拠点を活かした地域に密着した新たな需要の創造
事業等のリスク3,159字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経済情勢および人口動態の変化 当社グループの主要な営業品目である菓子業界の動向は、全体としてみると生産数量は減少、生産金額や小売金額は増加傾向にあり、個人消費は回復基調にあります。一方、菓子の輸入金額は多くの品目で増加し、過去最高を更新しています。輸出入の関税率の変化により、場合によっては事業活動に大きな影響を及ぼす可能性があります。また、国内人口や少子高齢化による消費の低迷、当社の事業遂行上必要な労働人員の確保ができない場合、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 食品の安全性 当社グループは、安全・安心・安定および健康を基にした品質保証第一主義の徹底を図るため、食品安全基本 法、消費者安全法、食品衛生法、食品表示法、その他関係法令を遵守することはもとより、原材料に係る有害物質(残留農薬、有害化学物質、放射能汚染など)の検査体制の強化、トレーサビリティの構築、意図的な異物混入を防止するフードディフェンスの取り組み等を行っておりますが、当社グループの取り組みの範囲を超える事態が発生した場合は、社会的な信用低下による売上・生産低下や商品回収による費用発生により、当社グループの収益性を低下させ、業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 商品開発および競合性 当社グループは、消費者の嗜好変化に対応した魅力的な新商品開発や、健康志向等を踏まえた特定保健用食品、栄養機能食品、機能性表示食品などの研究や新製品開発にも取り組んでおりますが、設備投資した新製品が消費者ニーズに適合せず販売計画未達の場合や、マーケットに国内外より新たなメーカーが参入した場合、競合他社による強力な新製品投入、商品価格の値下げ、販促費の追加投入、広告宣伝の強化等により、優位に立てない場合には当社グループの収益性を低下させ、業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 固定資産の減損 当社グループは、新製品開発や品質向上、生産性向上のための設備投資を継続的に行っております。その結果、有形固定資産を多額に有しております。 経営環境の変化等により当該資産から得られる将来キャッシュ・フローが著しく低下した場合には、帳簿価額を減額し、当該減少額を減損損失として計上することとなるため、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (5) コンプライアンス 当社グループは、事業活動を遂行するにあたり、会社法、金融商品取引法、食品衛生法、食品表示法、景品表示法、製造物責任法、不正競争防止法、環境・リサイクル関連法規等、様々な法的規制を受けております。当社グループとしては、各業務担当部門が法務担当部門と連携しながら、すべての法的規制を遵守するように取り組んでおりますが、その取り組みの範囲を超えた事象が発生した場合、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループでは、研究開発、製品開発等その事業活動において第三者の知的財産権を侵害することのないように細心の注意を払っておりますが、第三者から知的財産権侵害に係る不測の訴訟を提起された場合、その結果によっては当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 天変地異、災害 当社グループは、大規模災害を想定し、構築物の耐震強化、営業所の立地見直し、従業員とその家族を対象とした安否確認システムを導入するとともに、地震や台風、風水害による自然災害、火災などが発生し、重大な被害を受け工場が操業停止となった場合、他工場からの製品供給を可能とする事業継続計画(BCP)を策定しております。しかしながら、当社グループの生産工場が集中している新潟県を中心とした広範囲で大規模な自然災害が発生し複数の工場被災や火災発生などによる死亡者が発生するなど、当社グループの危機管理対策の想定範囲を超えた事態となった場合には、業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 新型感染症 当社グループは、新型感染症に対して感染症対策委員会を設置し、食品製造企業として厳格な管理基準に則り、従業員に対する衛生管理に十分留意した生産活動を実施し、また、間接部門ではテレワークの取り組みや出張の制限など、社内外の感染防止に最大限努めて事業活動を継続できる体制を整備しております。しかしながら、未知の新型感染症が流行した場合は、需要の減退や物流・流通システムの混乱に起因する生産活動や販売活動に支障をきたす恐れがあり、業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 原材料の調達および価格の変動 当社グループの原材料の多くは海外調達であり、サプライヤーとの協力体制により安定調達、安定価格維持に取り組んでおります。しかしながら、世界的な異常気象、天変地異の発生などによる収穫量の減少や人口増加による逼迫、感染性疾病の流行等を原因とする輸出制限、中東地域を含む国際情勢の変化、地政学リスクの高まり、経済制裁の強化およびこれらに伴う原油価格・物流費の上昇による当社原材料の調達困難、原材料相場への投機資金の流入による国際相場変動、急激な為替レートの変動、原材料生産・加工国における税制変更、世界経済変動による想定を超える仕入価格の高騰などにより、当社グループの収益性を低下させ業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 販売先の与信管理および構造変化 当社グループでは債権保全に万全を期すべく、調査機関や業界情報の活用により日常的な情報収集や与信管理を徹底し、債権回収不能の未然防止体制をとっておりますが、その取り組みの範囲を超えた事象が突発的に発生した場合、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 さらに、新業態店舗やCVS店舗の増減、小売業の合併・統合などにより取引業態の構造変化や取引条件の変更などが当社グループの収益性を低下させ、業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (10) 情報システム障害等 当社グループは、経営に関する重要情報や個人に関する機密情報を保持しております。これらの情報システムの運用については、コンピュータウイルス感染によるシステム障害やハッキングによる被害および外部への社内情報の漏洩が生じないよう万全の対策を講じておりますが、当社や社員及び取引先を狙った標的型攻撃メールや想定を超えた技術による情報システムへの不正アクセス、コンピュータウイルスの感染などにより、情報システムに障害が発生することを通じて、企業活動全体の遅延又は不能、社内情報等が外部漏洩するリスクがあり、こうした事態が発生した場合、業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (11) 海外での事業展開 当社グループは、海外への事業展開を図っておりますが、現地の政治的・経済的要因の変動、予期しえない法律・規制などの改廃、感染性疾病の流行、地震等の自然災害の発生などにより現地社員業務の制限、販売活動の制限や生産工場の閉鎖や収益性が低下した場合、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,213字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社および連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、米国通商政策の動向など景気下押しリスクが存在したものの、好調な企業収益や所得環境の改善を背景として、おおむね緩やかな回復基調が続きました。一方で、期末にかけて中東情勢の緊迫化により、世界経済の不透明感が急速に高まりました。 菓子・飲料・食品業界は、原材料調達価格の高止まりや各種コスト上昇への対応に加え、消費者の生活防衛意識が長引く環境下で、節約志向への対応が求められました。 このような中、当社グループでは食品製造企業として品質保証第一主義に徹し、安全で安心な実質価値の高い商品の安定した供給と、消費者ニーズにお応えしたサービスの提供など、顧客満足度の向上に向けた活動を一貫して推進しました。具体的には、商品ブランドの展開拡大ならびに機能性の付加や希少な原料を使用した商品展開などにより、多様化するニーズへの対応を図りました。 その結果、価格改定の影響が残ったチョコレート品目や競争激化の影響からキャンデー品目が伸び悩んだものの、主力のビスケット品目や品揃え強化に取り組んだ豆菓子品目ならびにスナック品目などが順調に推移したことから、売上高は前期を上回り、過去最高売上高を更新しました。利益面では、生産性の向上とコストの削減、経費の効率的な使用に継続して努めたことに加え、売上高の伸張等により、営業利益、経常利益ならびに親会社株主に帰属する当期純利益は、前期を上回り過去最高益となりました。 (営業品目別の概況) 菓子の合計売上高は、115,244百万円(対前期比105.8%)となりました。 菓子では、ビスケット品目を中心として、豆菓子、キャンデー、デザート、米菓、スナック、チョコレートなどの品目を展開しています。 ビスケット品目は、シガレットタイプのラングドシャクッキー「ルーベラ」を3年ぶりに再発売するとともに、CM投入も行い“オリジナルビスケット”シリーズ全体で拡販を図りました。さらには、クラウンメロンや矢堅目の塩、安納芋に和栗、ブランドいちごや宇治抹茶を使用した季節商品や催事に合わせた商品を展開し、品目の底上げと売場の活性化に取り組みました。選ぶ楽しさを提供するプチシリーズは、新商品の展開ならびに各種プロモーションによる認知拡大を図るとともに、積極的な売場展開に取り組みご支持をいただきました。ほかにも、東京おかしランドでのポップアップ出店やコンセプトショップ「Un BOURBON(アン・ブルボン)」の新潟県外への催事出店などブランド認知の向上に取り組み、品目全体でも順調に推移しました。 チョコレート品目は、当社のロングセラー商品「ホワイトロリータ」を食べやすいサイズにした「ひとくちホワイトロリータ」を発売し、「ひとくちルマンド」等の既存品とともに拡販を図りました。また、“アルフォートミニチョコレート”シリーズでは、プロモーションによるブランド強化とともに、いちごやチーズのリッチな味わいを楽しめる商品など季節に合わせた商品展開を実施しました。さらには、カカオ原料価格が高止まりする中、「プレッツェルショコラ」や「サクつぶビット」のような、多様なカテゴリーを活用したコンビネーション商品などバラエティ豊かな商品開発に努めました。品目全体では、価格改定の影響で既存の大袋商品が伸び悩んだものの、前期並みの推移となりました。 キャンデー品目は、“フェットチーネグミ”シリーズで、期間限定商品やルート限定商品の発売、さらには独自の製法を応用した2列構造の商品を展開し品揃えの強化に努めました。加えて、“フェットチーネグミ”シリーズ発売15周年を記念し、本社所在地である柏崎市の高校生とともに作り上げた地域密着型のCM展開などのプロモーションを実施し、ブランド認知向上を図りました。また、気温が上昇する時期に合わせて、「ミネラル塩飴」の展開強化に努めたほか、ミネラル分が補給できる小袋タイプのタブレット商品を発売し、品揃えの充実を図りました。しかしながら品目全体では、競争激化の影響から既存品が伸び悩んだことにより前期を下回りました。 菓子全体の売上高は、伸び悩んだ品目があったものの、ビスケット品目に加え、「味ごのみ」などの豆菓子品目や「ピッカラ」などのスナック品目で品揃えの強化に取り組み順調に推移したことから、前期を上回りました。 飲料・食品・冷菓・その他の合計売上高は、5,058百万円(対前期比112.0%)となりました。 飲料品目は、新潟県村上市で収穫された茶葉を使用した「雪澄み茶」を発売したほか、当社のロングセラー商品の味わいをイメージしたミルク風味の缶飲料「ホワイトロリータドリンク缶180」を発売し活性化を図りました。また、防災意識の高まりによる備蓄需要やキャラクターをデザインしたボトルが好評をいただいたことで、ミネラルウォーター商品群が順調に推移しました。 食品品目は、品質・価格などの実質価値の高さが評価され粉末ココア商品にご支持をいただきました。また、簡便・時短ニーズに対応した食品シート“かんたんクッキング”シリーズでは、焼き芋の味わいやバターの風味を楽しめる商品を展開し、拡販を図りました。機能性食品では、「スローバーベイクドショコラケーキ」を発売し“スローバー”シリーズの品揃えを拡充しました。さらには、不足しがちなカルシウムや鉄分を補える「しっとりソフトクッキー」にもご支持をいただきました。 冷菓品目は、“ルマンドアイス”シリーズで、宇治抹茶や新潟県産のブランドさつまいもを使用した商品ならびにルート限定商品を発売し活性化を図りました。加えて、高知県産のしょうがの味わいが楽しめるカップアイスを展開するなど、品揃えの強化に取り組みました。 その他では、通信販売事業は、季節や催事に合わせた詰合せ商品やオリジナル企画など、メーカーならではの品揃えにより買い上げ点数の増加を図るとともに、サービス品質の向上を進め、リピーターの増加と継続的な販路拡大に取り組みました。 自動販売機事業は、設置場所の見直しを行うとともに電子マネーへの対応を進め、自動販売機1台当たりの収益性や利便性の向上に取り組んだほか、交通拠点や学校関連施設を中心に新規開拓に努め、売上の底上げを図りました。 酒類販売事業は、エチゴビール那須工場の初醸造商品「笑顔が集う輝きビール」や季節に合わせた限定醸造商品を積極的に展開したことに加え、輸出商品が順調に推移しました。 飲料・食品・冷菓・その他全体の売上高は、前期を上回りました。 以上の営業活動により業績の向上に努めてまいりました結果、当連結会計年度の売上高は120,303百万円(対前期比106.0%)、営業利益は7,496百万円(対前期比100.3%)、経常利益は8,004百万円(対前期比105.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益は5,913百万円(対前期比106.2%)となりました。 ②財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末における流動資産は52,055百万円となり、前連結会計年度末に比べ5,761百万円増加となりました。これは主に、現金及び預金の増加および原料高騰による原材料及び貯蔵品の増加があったことによるものです。固定資産は49,354百万円となり、前連結会計年度末に比べ190百万円減少となりました。 この結果、総資産は101,410百万円となり、前連結会計年度末に比べ5,570百万円増加となりました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は26,590百万円となり、前連結会計年度末に比べ705百万円増加となりました。これは主に、1年内償還予定の社債および未払費用の増加があったことによるものです。固定負債は7,612百万円となり、前連結会計年度末に比べ849百万円減少となりました。これは主に、退職給付に係る負債および長期借入金の減少があったことによるものです。 この結果、負債合計は34,202百万円となり、前連結会計年度末に比べ144百万円減少となりました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は67,207百万円となり、前連結会計年度末に比べ5,714百万円増加となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益の計上と剰余金の配当があったことによるものです。 この結果、自己資本比率は66.3%(前連結会計年度末64.2%)となりました。 ③キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は20,826百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,434百万円増加となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は9,280百万円(前期6,527百万円の収入、対前期比142.2%)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益7,971百万円および減価償却費5,491百万円と法人税等の支払額2,145百万円および棚卸資産の増加額1,698百万円があったことによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は4,371百万円(前期6,475百万円の支出、対前期比67.5%)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出4,114百万円があったことによるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は1,515百万円(前期2,227百万円の支出、対前期比68.0%)となりました。これは主に、配当金の支払額930百万円および長期借入金の返済による支出310百万円があったことによるものです。 ④生産、受注及び販売の実績 当社グループの事業は、食品製造企業として同一セグメントに属する、ビスケット類、米菓類等の菓子および飲料食品等の食料品の製造・販売ならびにこれらの付随業務であり、単一セグメントであるため、生産、受注および販売の実績につきましては、区分別に記載しております。 a.生産実績 区分別   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   対前期比(%) 菓子(百万円)   135,162   106.8 飲料・食品・冷菓・その他(百万円)   4,398   104.0 合計(百万円)   139,560   106.7 (注)金額は販売価格によっております。 b.受注実績 当社グループは見込み生産を行っているため、該当事項はありません。 c.販売実績 区分別   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   対前期比(%) 菓子(百万円)   115,244   105.8 飲料・食品・冷菓・その他(百万円)   5,058   112.0 合計(百万円)   120,303   106.0 (注)最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績および当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) 三菱食品株式会社   16,167   14.2   17,128   14.2 コンフェックス株式会社   14,441   12.7   14,549   12.1 株式会社高山   12,289   10.8   12,884   10.7 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.財政状態及び経営成績の状況 当社グループでは経営理念「利害相反する人を含めて、集団の生存性を高める」の実現と永続的な発展、ならびに地域・社会に貢献し続ける企業を目指し、2027年3月期から2029年3月期にわたっての活動指針として「中期3か年経営計画」を策定し、公表しております。 今後も、当社のミッション「食を通じて未来に命と笑顔をつなぎます。」を通して、ステークホルダーの皆様と“響働”し、事業の成長と持続可能な未来社会への貢献を目指してまいります。 ※響働とは、全体(社会や会社)と響きあい、はたらくことを意味します。利害の異なるステークホルダーの皆様と、全体に、己の心をあわせ、協力しあって響きあっていくことです。 当連結会計年度の売上高は120,303百万円、対前期比6,828百万円の増加となりました。なお、売上高の詳細につきましては、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。 売上総利益は30,359百万円、対前期比1,234百万円の増加となりました。これは主に、売上高が前期を上回ったことや、各種調達価格が高止まりする中、生産性の向上やコストの削減、経費の効率的な使用を進め適正利益の確保に取り組んだことによるものです。 営業利益は7,496百万円、対前期比25百万円の増加となりました。これは主に、売上総利益の増加と物流費などの各種コスト上昇による一般管理費の増加によるものです。 経常利益は8,004百万円、対前期比418百万円の増加となりました。これは主に、為替差損益の変動によるものです。 税金等調整前当期純利益は7,971百万円、対前期比291百万円の増加となりました。これは主に、経常利益の増加によるものです。 親会社株主に帰属する当期純利益は5,913百万円、対前期比346百万円の増加となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益の増加によるものです。 b.経営成績に重要な影響を与える要因 菓子・飲料・食品業界は、原材料調達価格の高止まりや各種コスト上昇への対応に加え、消費者の生活防衛意識が長引く環境下で、節約志向への対応が求められました。 このような中、当社グループでは食品製造企業として品質保証第一主義に徹し、安全で安心な実質価値の高い商品の安定した供給と、消費者ニーズにお応えしたサービスの提供など、顧客満足度の向上に向けた活動を一貫して推進しました。具体的には、商品ブランドの展開拡大ならびに機能性の付加や希少な原料を使用した商品展開などにより、多様化するニーズへの対応を図りました。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。また、運転資金および設備資金につきましては、内部資金または借入および社債により資金調達することとしております。 なお、キャッシュ・フロー指標のトレンドは、以下のとおりであります。 キャッシュ・フロー指標のトレンド 第146期 2022年3月   第147期 2023年3月   第148期 2024年3月   第149期 2025年3月   第150期 2026年3月 自己資本比率(%)   63.4   61.1   59.9   64.2   66.3 時価ベースの自己資本比率(%)   64.9   58.6   61.0   64.0   76.8 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)   0.0   2.4   0.5   0.5   0.3 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   1,669.7   249.0   703.3   234.6   239.3 自己資本比率 :自己資本 ÷ 総資産 時価ベースの自己資本比率 :株式時価総額 ÷ 総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債 ÷ キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ :キャッシュ・フロー ÷ 利払い (注)1.各指標はいずれも連結ベースの財務数値により計算しております。 2.株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。 3.有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。 4.キャッシュ・フローおよび利払いは連結キャッシュ・フロー計算書に計上されている「営業活動によるキャッシュ・フロー」および「利息の支払額」を使用しております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。