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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

ライフドリンク カンパニー

LIFEDRINK COMPANY, INC.2585 · Prime · 食料品

清涼飲料のプライベートブランド(PB)製造に特化し、少品種大量生産と内製化で低価格を実現する自社ブランドも展開。

概要

ライフドリンク カンパニーは、水飲料(2L/500ml)、茶系飲料(緑茶・烏龍茶)、炭酸飲料(500ml)の3品目に特化した清涼飲料メーカーである。少品種大量生産と原材料調達からペットボトル成型・焙煎・充填・販売までの内製化、全国10拠点以上の工場ネットワークを強みとし、総合スーパーやドラッグストア向けプライベートブランド(PB)供給を主力とする。2026年3月期の連結売上高は527億円、営業利益53億円、従業員835名。2021年12月に東証スタンダード市場へ上場し、大阪市北区に本社を置く。

水・茶・炭酸に絞った単一セグメントの事業構造

当社グループは清涼飲料(ドリンク)と茶葉(リーフ)の製造・販売を唯一の事業とする。取り扱う液種と容量を水飲料(2L/500ml)、茶系飲料(緑茶・烏龍茶、同サイズ)、炭酸飲料(500ml)に限定することで、生産ラインの切替時間を最小化し原材料・資材の共通化によるコスト抑制を実現している。グループ全体では、当社、連結子会社3社(Nビバレッジ、Oビバレッジ、群馬ビバレッジ)、関連会社1社(生駒名水)で構成され、2026年2月~3月には新たにLDアグリとLDベンディングを設立した。

調達・生産・販売を内製化し中間マージンを排除

競合との差別化要因は「調達から販売までの内製化」にある。レジンや茶葉の原材料調達、ペットボトル成型や茶葉の焙煎といった中間工程、充填・包装の製品化、そして最終顧客への販売までを自社で一貫管理する。これによりトレーサビリティを担保し品質の安定性を確保するとともに、外部委託時に各工程で発生するマージンを削除し製品原価を低減している。この内製化モデルが、大手飲料メーカーに対する「価格の優位性」、地方・地場メーカーに対する「価格と規模の優位性」を生み出している。

岩手から宮崎まで全国9拠点の生産ネットワーク

当社グループの飲料工場は岩手工場(旧いわて醤油)、蔵王工場(旧東北ビバレッジ)、栃木工場、富士工場、美山工場、尾鷲工場、湯浅工場、美作工場、耳納工場など、岩手県から宮崎県まで全国に分散する。この広域配置により、天災発生時の供給停止リスクを低減し、消費地への物流コストを削減している。また、全国各地の小売拠点へ同時に安定供給できる体制は、全国展開する大手小売チェーンとの取引継続を可能にしている。

PB供給と自社ブランドの二軸で小売業態に対応

販売先は総合スーパー、食品スーパー、ディスカウントストア、ドラッグストア、ホームセンター等多岐にわたる。最大の取引先はイオントップバリュ株式会社で、2026年3月期の販売額は64億円(総販売実績の11.7%)を占める。これら小売企業に対して、プライベートブランド商品と自社ブランド商品の両方で提案している。ECチャネルでは強炭酸水「OZA SODA」が楽天ランキング水・ソフトドリンク部門で5年連続1位を獲得するなど、D2Cモデルの拡張にも取り組んでいる。

業界の中での役割は清涼飲料の受託製造(PB)及び自社ブランド製造メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
527億円
営業利益
53億円
営業利益率
10.1%
純利益
35億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01小売業(PB飲料)主力

総合スーパー、食品スーパー、ディスカウントストア、ドラッグストア、ホームセンター等に対して、プライベートブランド商品及び当社ブランド商品の両方を供給する。少品種大量生産・調達から販売までの内製化・全国工場展開により、高品質・低価格・安定供給を強みとする。

主な製品・サービス3
水飲料(2L/500ml)
ペットボトル入りのミネラルウォーター風飲料。少品種大量生産の主力製品の一つ。
茶系飲料(2L/500ml)
緑茶・烏龍茶などの茶系清涼飲料。自社工場で焙煎から充填まで内製化。
炭酸飲料(500ml)
炭酸清涼飲料。限られた容量に絞った生産でコストを抑制。

製品と技術

3品種に特化した少品種大量生産の製品群

主力製品は水飲料(2L/500mlペットボトル)、茶系飲料(緑茶・烏龍茶、同容量)、炭酸飲料(500ml)の3品目である。これらの液種と容量を固定することで、各工場の生産ラインで品種切替を最小限に抑え、原材料・資材の共通化を進めている。特に水飲料と茶系飲料は、総合スーパーやディスカウントストアのプライベートブランドとして広く流通しており、2026年3月期の販売実績は全体で527億円に上る。少品種大量生産により、大手メーカー対比で価格競争力を維持している。

ペットボトル内製化と茶葉焙煎の垂直統合

当社の生産技術の核心は、原材料調達から販売までの内製化にある。具体的には、レジン(樹脂)の調達からペットボトル成型、茶葉の焙煎、飲料の充填・包装、そして物流・販売までを自社で一貫して行う。この垂直統合により、外部委託時に発生する中間マージンを排除し、トレーサビリティを確保している。また、ペットボトルの軽量化や省人化倉庫の建設など、コスト削減と生産性向上のための設備投資を継続的に実施している。

EC専用強炭酸水「OZA SODA」とD2Cブランド

ECチャネル向けに開発された強炭酸水「OZA SODA」は、楽天市場の水・ソフトドリンク部門で2021年から2025年まで5年連続1位を獲得している。同製品を皮切りに、天然水「彩水」、緑茶「彩茶」、スポーツドリンク「AQUA FIT」などの自社ブランドを展開。2022年にオープンした直営ECサイト「LIFEDRINKオンラインストア 本店」では、これらの商品を直接消費者に販売し、D2Cモデルの成長を図っている。2026年には自動販売機事業に参入し、新たな販売チャネルを開拓中である。

炭酸飲料ライン増強と蔵王工場の役割

炭酸飲料は500mlペットボトルに特化して生産されており、2013年に買収した東北ビバレッジ(現蔵王工場)がその中心拠点である。同工場はもともと炭酸水の製造設備を有しており、買収後は当社の少品種大量生産モデルに組み込まれた。2023年のニットービバレッジ(現Nビバレッジ)子会社化により、炭酸飲料の生産能力はさらに拡大。同社は多品種少量生産を強みとしており、当社の既存工場とは異なるタイプの生産ノウハウをグループにもたらしている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

食料品のなかでの位置

機能性飲料で急成長、市場拡大狙う

ライフドリンク カンパニーは、機能性表示食品の飲料(青汁、健康茶など)を専門に製造販売する企業。売上高は2025年3月期445億円、2026年3月期527億円と高い成長率を維持。同業のニップンや日清製粉グループ本社は製粉が主力であり、ライフドリンクとは事業内容が大きく異なる。ライフドリンクは健康志向の高まりを追い風に、OEM・PBでの供給と自社ブランドを展開し、急成長している。営業利益率は10%前後と非常に高く、収益性も良好。

強み

  • 健康飲料市場が拡大しており、商品ラインアップで需要を捉え成長。
  • 営業利益率10%超と食料品業界平均を大きく上回り、収益力が高い。
  • 大手小売向けPB製品の受託製造で安定した需要を確保し、生産効率も向上。
  • 「ライフドリンク」ブランドで直販も行い、高い粗利率を実現。

課題

  • 健康飲料市場の成長に伴い、他社の参入で競争が激化し価格競争に陥るリスク。
  • 青汁原料など機能性素材の価格変動が収益に影響を与える可能性。
  • 機能性表示食品の制度変更や規制強化により、商品開発や販売に制約が生じるおそれ。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

食品・飲料の時価総額近傍。太字がライフドリンク カンパニー

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12590ダイドーグループホールディングス981億円
22292S Foods945億円10.0倍
32117ウェルネオシュガー921億円14.2倍
47130ヤマエグループホールディングス805億円7.3倍
57421カッパ・クリエイト795億円
62585ライフドリンク カンパニー786億円22.6倍
72613J-オイルミルズ774億円16.1倍
88079正栄食品工業768億円19.3倍
91379ホクト726億円11.4倍
102695くら寿司716億円39.4倍
118160木曽路706億円40.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(食品・飲料)に従っています。

会社の歴史

沿革 36件

茶卸売業として創業した1950年

1950年10月、故田中たねが鹿児島県で緑香園を創業し、茶の卸売業を開始した。当社のルーツは茶葉(リーフ)の加工・販売にある。1972年3月、故田中綜治が事業を引き継ぎ、株式会社あさみやを設立。1973年2月には鹿児島県知覧町に知覧工場を設立し、茶葉の加工拠点を確保した。この時期はあくまで茶専門商社・メーカーとしての歩みであり、後の清涼飲料事業への転換点は1984年の本社移転以降に訪れる。

清涼飲料事業に参入した2000年代のM&A攻勢

2001年1月、青峰ビバレッジ株式会社(後の耳納名水、現耳納工場)を買収。これを機に茶系飲料(2L/500ml)の製造を開始し、清涼飲料市場へ本格参入した。翌2002年には美山名水(現美山工場)を買収。2004年には静岡工場を新設し缶珈琲製造を開始する一方、いわて醤油を買収して醤油事業にも進出した。2004年から2011年にかけて、飲料工場のほかせんべい、チョコレート、乾麺、冷凍麺、運送業など多角化を試みたが、これらはいずれも後に撤退または株式売却されている。

不採算事業を整理し飲料専業へ回帰した2010年代半ば

2008年に買収したチョコレート事業は2015年に撤退、2011年に買収した北勢麺粉は2020年に特別清算、鉱泉水のアクアピアは2019年に売却、運送事業の山忠運輸は2017年に売却するなど、非飲料事業の整理が進んだ。2015年にはCLSA Capital Partners Japan(現サンライズキャピタル)と資本業務提携を締結。2017年3月には株式会社明和を吸収合併し、社名を株式会社ライフドリンク カンパニーへ変更。同時に製造子会社9社を吸収合併し、経営資源を飲料に集中させる体制を整えた。

社名変更と上場で新たな成長段階に突入

2017年の社名変更後、株式会社LDビバレッジやポパイ食品工業を吸収合併しグループを再編。2020年2月には楽天市場にオンラインストアを開設し、EC専用商品「ZAO SODA(現OZA SODA)」の販売を開始した。2021年12月に東京証券取引所市場第二部に上場。2022年4月の市場区分見直しによりスタンダード市場に移行。2022年7月には自社EC直営店「LIFEDRINKオンラインストア 本店」をオープンし、D2Cチャネルの拡大を進めている。

生産能力増強と茶葉高騰対応の2020年代後半

2023年1月には多品種生産を強みとするニットービバレッジ(現Nビバレッジ)を子会社化し、炭酸水やペットボトル内製化のノウハウを獲得。2025年7月には同社をNビバレッジに商号変更、さらに2026年2月には農業法人LDアグリ、3月には自動販売機事業のLDベンディングを設立。2026年3月期の連結売上高は前期比18.2%増の527億円に達し、営業利益は53億円。ただし、原料茶葉価格の高騰が新たな課題となり、期中に価格改定を実施した。

撤退と統合で選択と集中を繰り返した歴史

当社の沿革は頻繁な事業進出と撤退の繰り返しでもある。2004年に始めた缶珈琲は2018年に撤退、同2004年の醤油事業も2018年に撤退、2008年のチョコレートは2015年撤退、2011年の乾麺は2020年特別清算、冷凍麺は2014年に他社へ吸収合併、運送業は2017年売却、製氷事業は2019年売却。これらの選択と集中を経て、現在は水・茶・炭酸の清涼飲料に特化し、少品種大量生産モデルを磨き上げている。

2022年栃木工場倉庫稼働で物流効率を改善

2022年6月、栃木工場敷地内の新倉庫が完成し稼働を開始した。これは「Max生産Max販売」戦略の一環で、同工場は2016年に足利工場として新設され一旦休止した後、2019年に再稼働していた。新倉庫は物流効率の改善に寄与し、グループ全体の生産能力増強と連動している。当社は2027年3月期に年間1億ケース(12リットル換算)の生産体制を目標に掲げ、ライン増設や新工場建設、M&Aによる能力獲得を継続している。

年表36件を開く

1950年代

  • 1950年10月創業故田中たねが緑香園を創業。茶卸売業を開始

1970年代

  • 1972年3月創業故田中たねより事業を引き継いだ故田中綜治が緑香園を法人化し、株式会社あさみやを設立。代表取締役に故田中綜治が就任
  • 1973年2月創業鹿児島県川辺郡知覧町(現 鹿児島県南九州市知覧町)に茶葉(リーフ)の加工、販売を行う株式会社あさみや知覧工場を設立

1980年代

  • 1984年4月大阪府摂津市鳥飼上に本社・工場・配送センターを新設

1990年代

  • 1997年2月千葉県印西市にあさみや東京営業所を新設

2000年代

  • 2000年11月創業鹿児島県曽於郡大隅町(現 鹿児島県曽於市大隅町)に農畜産物・水産物の加工品製造及び販売を行うフレッシュおおすみかごしま株式会社を設立(2017年3月にポパイ食品工業株式会社が吸収合併し、2018年3月に工場閉鎖)
  • 2001年1月M&A青峰ビバレッジ株式会社(2011年4月耳納名水株式会社に商号変更、現 耳納工場)を買収。茶系飲料(2L/500ml)の製造を開始
  • 2002年11月M&A美山名水株式会社(現 美山工場)を買収
  • 2004年4月美山名水株式会社静岡工場(静岡県庵原郡蒲原町、現静岡県静岡市清水区)を新設。缶珈琲の製造を開始(2018年3月に工場閉鎖し、缶珈琲製造から撤退)
  • 2004年4月M&Aいわて醤油株式会社(現 岩手工場)を買収 醤油の製造・販売を開始(2018年3月に醤油の製造・販売より撤退)
  • 2004年7月M&A株式会社大黒屋を買収。せんべいの製造・販売を開始(2009年3月に株式会社東チョコ・大黒屋が吸収合併)
  • 2005年10月M&A株式会社アクアピアを買収。氷の製造・販売を開始(2019年1月に株式会社日本橋冷凍手島商店に株式売却)
  • 2006年2月創業三重県尾鷲市に尾鷲名水株式会社(現 尾鷲工場)を設立
  • 2007年8月生駒名水株式会社に16.6%を出資
  • 2008年3月創業和歌山県有田郡湯浅町に湯浅名水株式会社(現 湯浅工場)を設立
  • 2008年4月M&A株式会社東チョコを買収。チョコレート製品の製造・販売を開始(2015年3月にチョコレートの製造・販売より撤退)

2010年代

  • 2010年3月創業山梨県南都留郡山中湖村に富士名水株式会社(現 富士工場)を設立
  • 2010年3月M&Aポパイ食品工業株式会社(茨城工場)を買収。調味料の製造・販売を開始
  • 2011年3月M&A北勢麺粉株式会社を買収。乾麺及びインスタントラーメンの製造・販売を開始(2020年3月特別清算結了)
  • 2011年7月M&A株式会社藤洸を買収。冷凍麺の製造・販売を開始(2014年5月に株式会社アクアピアが吸収合併)
  • 2012年6月M&A山忠運輸株式会社を買収。運送業を開始(2017年8月磐栄ホールディングス株式会社に株式売却)
  • 2012年9月創業岡山県美作市に美作名水株式会社を設立
  • 2013年9月M&A東北ビバレッジ株式会社(現 蔵王工場)を買収。炭酸水の製造・販売を開始
  • 2015年5月CLSA Capital Partners Japan株式会社(現 サンライズキャピタル株式会社)がサブアドバイザーを務めるSunrise Capital II, L.P.、Sunrise Capital II (Non-U.S.), L.P.、Sunrise Capital II (JPY), L.P.と資本業務提携
  • 2015年10月M&A株式会社明和を買収
  • 2016年7月富士名水株式会社足利工場(現 栃木工場)を新設(2017年10月休止、2019年10月再稼働)
  • 2017年3月本社を大阪府大阪市北区梅田に移転
  • 2017年3月M&A株式会社明和を吸収合併。社名を株式会社ライフドリンク カンパニーへ変更
  • 2017年3月M&A株式会社あさみや知覧工場を株式会社LDビバレッジに商号変更を行い、製造子会社を吸収合併(東北ビバレッジ株式会社、いわて醤油株式会社、耳納名水株式会社、湯浅名水株式会社、尾鷲名水株式会社、富士名水株式会社、美山名水株式会社、美作名水株式会社、株式会社東チョコの9社は解散)
  • 2018年2月東京支社を東京都千代田区有楽町に移転
  • 2018年12月M&A株式会社LDビバレッジ及びポパイ食品工業株式会社を吸収合併

2020年代

  • 2020年2月楽天市場にオンラインストアを開設し、「ZAO SODA(現 OZA SODA)」の販売を開始
  • 2021年12月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行
  • 2022年6月栃木工場敷地内の新倉庫が完成し、稼働を開始
  • 2022年7月当社直営店舗「LIFEDRINKオンラインストア 本店」をオープン

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 生産数量(自社飲料)2027/3まで100百万ケース(2026年3月期比120%。生駒名水株式会社は除く)

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    自社飲料のMax生産Max販売の深化

    既存工場の設備更新・ライン増設、新工場建設、M&Aによる生産能力獲得により、2027年3月期に100百万ケース生産体制を確立。販売先確保のため小売との連携強化と新チャネル開拓を進める。

  2. 02

    コスト削減と生産性向上への継続的取り組み

    製造ラインの省人化投資、ペットボトル内製化・軽量化による原材料費削減、倉庫建設による物流効率改善、設備更新による生産性向上を進める。

  3. 03

    ECなど新販売チャネルの開拓と拡張

    EC専用商品の投入、自社サイトのサービス拡大、自動販売機事業への参入を進め、D2Cモデルを拡張する。

  4. 04

    人材・製品・業務の質の向上

    採用基準明確化や研修による人材育成、品質体制強化による製品品質向上、生成AI等テクノロジー活用による業務の生産性向上を図る。

  5. 05

    目的明確なM&A推進とPMIによるシナジー最大化

    生産能力獲得に加え、商流拡充や物流強化を目的にM&Aを活用。買収後は相手の歴史・文化を尊重しつつ柔軟に協業しシナジーを最大化する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 5期分

グループ全体で835人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は509万円で、4期前と比べて+10.4%平均年齢は38.4歳、平均勤続年数は5.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2022年3月46141.26.1398
2023年3月44240.25.8498
2024年3月48440.25.5587
2025年3月49439.75.4715657
2026年3月50938.45.6835635

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率19.7%
縦線は目安の30%
男性育休取得率90.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)83.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
御殿場工場 — 静岡県御殿場市9,903百万円
ドリンク・リーフ
本社 — 富山県下新川郡朝日町6,462百万円
ドリンク・リーフ
本社 — 群馬県伊勢崎市3,270百万円
ドリンク・リーフ
栃木工場 — 栃木県足利市2,332百万円
ドリンク・リーフ
山中湖工場 — 山梨県南都留郡山中湖村1,591百万円
ドリンク・リーフ
岩手工場 — 岩手県北上市1,066百万円
ドリンク・リーフ
蔵王工場 — 山形県山形市999百万円
ドリンク・リーフ
耳納工場 — 福岡県うきは市809百万円
ドリンク・リーフ
富士工場 — 山梨県南都留郡山中湖村725百万円
ドリンク・リーフ
美山工場 — 京都府南丹市713百万円
ドリンク・リーフ
ほか9件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    生駒名水株式会社
    宮崎県小林市
    議決権16.6%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は527億円営業利益53億円前期と比べると増収増益で、売上が+18.4%、利益が+12.8%。

売上高
+18.4%
527億円
営業利益
+12.8%
53億円
純利益
+2.9%
35億円
営業利益率
10.1%
前期比 -0.5%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高720億円527億円
営業利益65億円53億円
純利益42億円35億円
1株あたり配当¥15¥15

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は174億円、営業利益は20億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+74.0%、営業利益は+42.9%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q804
2024年1Q1001414.09
2024年2Q1051514.311
2024年3Q891112.47
2024年4Q885
2025年2Q2413112.921
2025年4Q204167.813
2026年2Q2873512.224
2026年4Q240187.511
2027年1Q1742011.511

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 9期分

2018年3月期からの9期で、売上は189億円から527億円へ2.8倍に増えた。直近期の営業利益率は10.1%。売上は8期、純利益は3期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
株式会社LDビバレッジ及びポパイ食品工業株式会社を吸収合併
2018年3月189−7−10
2019年3月190−11−2
楽天市場にオンラインストアを開設し、「ZAO SODA(現 OZA SODA)」の販売を開始
2020年3月19544
東京証券取引所市場第二部に株式を上場
2021年3月2271214
栃木工場敷地内の新倉庫が完成し、稼働を開始
2022年3月2542123
2023年3月3033121
2024年3月3824632
2025年3月445474710.634
2026年3月527535210.135

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高527億円のうち、営業利益として残るのは53億円10.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は35億円、売上の6.6%にあたる。営業利益率は業種中央値4.1%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金54.6%288億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金35.1%185億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益10.1%53億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
45.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+5.9pt
10.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+3.4pt
6.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+15.3pt
22.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
7.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
8.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 7期分

2026年3月期は営業CFが50億円、投資CFが−132億円で、差し引きのフリーCFは−82億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は36億円で、売上の0.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2020年3月132−121521
2021年3月21−3−131827
2022年3月29−214839
2023年3月38−5017−1243
2024年3月46−8836−4237
2025年3月52−41−181130
2026年3月50−13288−8236

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 9期分

2026年3月期の総資産は471億円。このうち返さなくてよい自己資本が164億円で、自己資本比率は35.0%(業種中央値56.8%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2018年3月14641422.7
2019年3月14221401.3
2020年3月13461284.6
2021年3月1402012014.5
2022年3月1716210936.4
2023年3月2228214036.8
2024年3月30611319337.0
2025年3月33214219042.9
2026年3月47116430635.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
36億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
143億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
24億円
在庫として抱えている分
負債合計
306億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
73
/ 100
安定性自己資本比率23 / 40
収益力営業利益率20 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

食料品 123社との比較

同じ食料品の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE123社中6位あたり、逆に低いのは自己資本比率123社中113位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
22.6%/中央値 7.3%
P25 3.7%P75 11.4%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
10.1%/中央値 4.1%
P25 2.7%P75 7.7%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
35.0%/中央値 56.8%
P25 46.5%P75 67.3%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
18.4%/中央値 3.4%
P25 0.7%P75 6.3%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.0%/中央値 2.3%
P25 1.5%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,502で、1年前と比べて-36.2%過去52週の値幅のなかでは32%の位置にある。

¥1,502-4.6%1ヶ月+3.7%1年-36.2%時価総額786億円
過去52週の値幅
安値¥931高値¥2,690

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)22.6倍
PER (会社予想)18.6倍
PBR4.61倍
配当利回り1.00%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月17日に1676円と前日比-6.2%下落するも、1か月では+16.6%高。25日線(1490.9円)を上回り、短期トレンドは強い。しかし75日線(1538円)は上回るものの、200日線(1579.7円)も上回っており、中長期でも上昇基調。52週高値(3015円)からは約44%低い水準。8月14日の急伸と高出来高が注目。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 35/100)

PER22.78倍、PBR4.77倍、配当利回り0.93%。同業界平均のPER27.98倍、PBR1.63倍、配当利回り2.31%と比べると、PERは平均を下回るもののPBRが平均の約3倍、配当利回りは平均の半分以下であり、株価が高く評価されている。ROE22.6%は高いが、配当利回りの低さからバリュエーションは割高。収益成長はあるが、株価水準が過熱気味。

指標この会社業種平均
PER (実績)22.6倍28.6倍
PER (予想)18.6倍
PBR4.61倍1.63倍
ROE22.6%7.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、健康志向の高まりという追い風を利益成長に結び付けられるかにある。強気派は、売上高が急速に拡大しており、営業利益率も10%超と高い収益性を維持している点、健康飲料市場の成長が続くとの見方から、今後も増収増益が続くと期待する。一方、弱気派は、競争激化によるマーケティング費用の増加や、原材料価格の高騰が利益を圧迫する可能性を指摘する。また、株価下落率が大きいことから、成長に対する市場の期待が低下しているとの見方もある。

プラスに働く材料7
  • 急成長

    売上高は2023/3期の303億円から2026/3期には527億円へ大幅増加。

  • 高い収益性

    営業利益率は10%超を維持、ROEも22.6%と高い。

  • 市場の追い風

    健康志向の高まりで機能性飲料の需要が増加。

  • 2026年3月期は3期連続の増収増益決算発表後影響

    売上高527億円・営業利益53億円・純利益35億円と全て前期比で増加

  • 営業利益率10%超と高収益体制が継続継続影響

    営業利益率10.06%と高水準、営業利益53億円を確保

  • ROE22.6%と資本効率の高さが評価材料継続影響

    ROE22.6%と高く、資本効率の良さが株価を支える

  • 外国人持ち株比率33.5%と成長期待の高い株主構成継続影響

    外国人持ち株比率33.5%、需給面で下支え期待

マイナスに働く材料7
  • 競争激化

    大手飲料メーカーや新興ブランドとの競争が激しく、市場シェア維持が困難。

  • コスト増

    原材料費や広告宣伝費の上昇が利益を圧迫。

  • 株価下落

    前期比で株価が約4割下落し、市場の期待が低下している可能性。

  • 純利益の伸びが売上高に比べて小幅2026年3月期影響

    売上高約18%増に対し純利益は35億円と前期比1億円増にとどまる

  • 営業利益率が10.56%から10.06%に低下2026年3月期影響

    営業利益率は0.5ポイント低下、コスト増が利益を圧迫

  • PER22.78倍・PBR4.77倍と割高水準継続影響

    PER22.78倍、PBR4.77倍でバリュエーションが割高

  • 株価は1年で39.8%下落と調整が継続継続影響

    株価は1年間で39.8%下落、成長鈍化懸念が重し

次の決算で確かめる点
売上高成長率
主力ブランドの販売動向と市場シェアの変化を確認。
営業利益率
コスト管理と収益性の維持状況を測る。
広告宣伝費比率
マーケティング投資の規模と効率性を確認。
OEM売上高比率
自社ブランドへの依存度と事業の多様性を確認。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり15で、前期から+16.7%いまの株価に対する利回りは1.00%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥15
1株あたり
配当利回り
1.00%
いまの株価に対して
配当性向
23.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2023年3月716.8
2024年3月932.116.3
2025年3月1229.719.1
2026年3月1416.723.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥15

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ11,268人。区分でいちばん多いのは個人・その他33.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が28.3%を占め、残る71.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他28.123.726.024.733.8
外国法人66.066.955.750.633.4
金融機関2.57.114.022.317.0
事業法人0.80.21.41.511.3
証券会社2.52.12.90.94.4
自己株式0.00.8
外国人個人0.00.00.00.00.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位11

順位株主持ち株比率 %
01アイリスオーヤマ株式会社10.05
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)9.07
03CEPLUX- THE INDEPENDENT UCITS PLATFORM 2(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)7.57
04田中将雄5.22
05株式会社日本カストディ銀行(信託口)4.43
06THE CHASE MANHATTAN BANK,N.A. LONDONSECS LENDING OMNIBUS ACCOUNT(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)3.23
07田中利子2.91
08田中頼成2.47
09JPモルガン証券株式会社2.33
10田中頼広2.25
11湯川照美2.25

有価証券報告書の大株主の状況から、上位11者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近6
  • 2026-08-05
    JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    5.59%
    +0.22pt
  • 2026-07-21
    JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    4.43%
    -1.36pt
  • 2026-07-03
    JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    5.79%
  • 2026-06-18
    JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    5.79%
    -0.84pt
  • 2026-05-08
    JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    6.63%
    -0.01pt
  • 2026-04-20
    JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    6.64%
    +0.01pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 9期分

1株利益は9期で+140%、1株純資産は9期で+777%。直近期のROEは22.6%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2018年3月−16636
2019年3月−1718
2020年3月3856104.8
2021年3月3145105.4
2022年3月5012456.15.513.0
2023年3月4115725.519.716.8
2024年3月6121732.420.616.3
2025年3月6527226.523.219.1
2026年3月6631722.618.523.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/3期の役員報酬は総額98百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約14倍にあたる。

氏名役職年齢
岡野邦昭代表取締役社長51
皆川亮一郎取締役52
近江博英社外取締役(監査等委員)56
山本淳社外取締役(監査等委員)56
羽田由可社外取締役(監査等委員)57
小松靖丈取締役52
神野博之取締役51
鈴木順子社外取締役55
井上智英子社外取締役(監査等委員)44

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)1347171
社外取締役323279

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,530字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社5社及び関連会社1社の7社で構成され、清涼飲料(ドリンク)及び茶葉(リーフ)の製造販売を主たる事業としております。 当社グループの事業に係る位置付け及びセグメントとの関連は、以下のとおりであります。 事業区分   会社名   当社との関係   主な事業内容、製造品目等 ドリンク・ リーフ   株式会社ライフドリンク カンパニー   当社   清涼飲料(ドリンク)及び茶葉(リーフ)の製造・仕入・販売 <主な製造品目> 水飲料(2L/500ml)、茶系飲料(2L/500ml)、炭酸飲料(500ml) Nビバレッジ株式会社   連結子会社   清涼飲料(ドリンク)の製造・販売 Oビバレッジ株式会社   連結子会社   清涼飲料(ドリンク)の製造・販売 群馬ビバレッジ株式会社   連結子会社   清涼飲料(ドリンク)の製造・販売 生駒名水株式会社   関連会社   清涼飲料(ドリンク)の製造・販売 (注)Nビバレッジ株式会社は、2025年7月1日付でニットービバレッジ株式会社より商号変更しております。 また、2026年2月10日にLDアグリ株式会社、2026年3月6日に株式会社LDベンディングをそれぞれ設立いたしました。 当社グループは、清涼飲料(ドリンク)及び茶葉(リーフ)の製造・仕入・販売を行っており、特に当社の自社飲料(自社生産の飲料)ビジネスが当社グループの最も重要な事業となっております。 当社の自社飲料ビジネスの特徴としては、①少品種大量生産、②調達から販売までの内製化、③工場の全国展開が挙げられます。これらにより、安定した品質の確保、低価格での製品提供、供給量の確保及び天災等への供給柔軟性の確保を実現し、高品質・低価格・大量かつ安定した供給を求める様々な小売業態の主要各社と強固なパートナーシップを構築することができております。具体的には、総合スーパー、食品スーパー、ディスカウントストア、ドラッグストア及びホームセンターなどに対してプライベートブランド商品及び当社ブランド商品の両方で継続的な取引を実現しております。 また、競合各社との比較として、大手飲料メーカーに対しては「価格の優位性」を、地方・地場飲料メーカーに対しては「価格の優位性」及び「規模の優位性(供給力、全国各地の小売拠点への対応)」を有していると考えております。 ①少品種大量生産 自社工場で生産する製品を水飲料(2L/500ml)、茶系飲料(緑茶・烏龍茶)(2L/500ml)、炭酸飲料(500ml)に絞っております。この液種及び容量を絞った少品種大量生産により、各工場の生産ラインにおける生産品目の切替時間の極小化及び原材料・資材の共通化による仕入コスト抑制を実現しております。 ②調達から販売までの内製化 当社はレジンや茶葉といった原材料の調達から、ペットボトル成型や茶葉の焙煎といった中間工程、飲料製品の充填・包装といった製品化工程、販売までを内製化しております。この内製化により、トレーサビリティを担保するとともに提供する製品品質の安定性の確保及び外部委託した場合に各工程において発生するマージンの削除による製品原価の低減を実現しております。 ③工場の全国展開 当社グループは、岩手県から宮崎県まで、日本全国に飲料工場を展開しております。この工場の全国展開により、天災発生等による供給停止リスクの低減(供給の安定性確保)、及び消費地への物流コストの低減を実現しております。 また、広域な地域で安定的に製品を供給できる体制により、全国展開する小売企業との取引を可能にしております。 [事業系統図]
経営方針・対処すべき課題3,454字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 当社グループに関連する見通し、計画、目標等の将来に関する記述は、当社グループが現在入手している情報に基づき有価証券報告書提出日時点における予測等を基礎としてなされたものであり、その達成を保証するものではありません。 (1)会社の経営の基本方針 当社は、企業理念として「おいしさの中心、安心の先頭へ。」を掲げております。“おいしさのスタンダード”と“確かな安全性”を追求し、朝起きてから夜眠るまで、毎日のあらゆるシーンで選んでいただける味と品質を持った商品をお届けし、赤ちゃんからご高齢の方まで、すべての人の“いつも”に寄り添い、日々の生活を支える存在でありたいと考えております。 このような企業理念に基づき、当社の社会的価値を高めるとともに、自社飲料(自社生産の飲料)の成長及び収益性改善、また非連続な成長に向けた取り組みを通じて、企業価値・株主価値の最大化を図ってまいる所存であります。 (2)経営環境 国内飲料市場全体では、少子高齢化や人口減少、原材料費や水道光熱費の高騰などの生産コストの上昇、物流費の高騰などを背景として、厳しい環境が続いております。一方で、当社グループの取扱製品である水飲料、茶系飲料及び炭酸飲料の市場は、ライフスタイルの変化などにより、今後も安定的な拡大が見込まれるとともに、ECなどの販売チャネルの多様化などによる競争環境の変化も見込まれております。 (3)中長期的な会社の経営戦略及び対処すべき課題 当社は液種や容量を絞った少品種大量生産、原材料調達から販売までの内製化、及び工場の全国展開により、無駄を徹底的に排除し、「高品質・低価格・安定供給」の飲料の提供を強みとしたドリンク・リーフ事業を展開してまいりました。 今後もドリンク・リーフ事業のうち自社飲料(自社生産の飲料)への様々な取り組みにより、売上高の成長及びそれを上回る利益成長を目指してまいります。 Ⅰ. 自社飲料における「Max生産Max販売」のしんか(進化/深化) 当社グループは、「Max生産Max販売(自社飲料工場における1本当たりコストの極小化を目的としたフル生産化(=Max生産)及びMax生産に対応した販売先の確保(=Max販売)」のしんか(進化/深化)を経営方針として掲げております。具体的には、既存工場の生産能力増強や御殿場新工場の立ち上げ、M&Aによる生産能力獲得など様々な取り組みを進めてまいりました。 今後も自社飲料における「Max生産Max販売」の更なるしんか(進化/深化)に向けて、自社グループ飲料工場の設備更新・改良による生産能力増強や人員増強によるフル生産化に加えて、既存工場のライン増設や新工場建設、M&Aによる生産能力獲得などに取り組んでまいります。これらの取り組みにより、2027年3月期に100百万ケース※(2026年3月期比120%。生駒名水株式会社は除く)の生産を可能とする生産体制の確立を目指しております。また、生産数量増加に対応した販売先確保のために、小売各社とのパートナーシップの深化及び新規販売チャネルの開拓を進めてまいります。 ※ ケース:当社は1本当たりの容量に関わらず、1ケース=12リットルとしております。 Ⅱ.コスト削減及び生産性向上 当社グループは、「Max生産Max販売」の推進により自社飲料における生産量及び販売量が拡大するなかで、製造ラインの省人化投資による生産性向上、ペットボトル内製化投資やペットボトル軽量化による原材料費削減、栃木工場の新倉庫建設による物流効率改善といった取り組みを進めてまいりました。 今後も工場内の省人化倉庫建設(例:Nビバレッジ株式会社、群馬ビバレッジ株式会社、当社岩手工場)やEC物流の複数拠点化などによる物流効率の改善、ペットボトル内製化投資などによるコスト削減及び製造設備の更新による生産性向上に取り組んでまいります。 Ⅲ.ECなどの新しい販売チャネルの開拓 当社グループはEC専用商品として、強炭酸水「OZA SODA」や天然水「彩水」、緑茶「彩茶」、スポーツドリンク「AQUA FIT」などを楽天市場やamazon、Yahoo!ショッピング、Qoo10、自社サイトなどで販売しております。そのようななかで、「OZA SODA」が楽天年間ランキング2025の水・ソフトドリンク部門1位を獲得し(同賞の受賞は5年連続)、また、当社直営店舗が各モールにおいて様々な賞を受賞するなど、順調にその認知度を高めてまいりました。 今後も、消費者のECシフト(購買場所としてのEC利用割合の増加)といった購買行動の変化に対応して、新商品のEC各店舗への投入や自社サイトでのサービス拡大などを進めてまいります。また、新たに参入する自動販売機事業における収益獲得を目指すなど、D2Cモデルの拡張に向けたチャレンジを進めてまいります。 Ⅳ.質の向上 当社グループは、「Max生産Max販売」の推進により、工場人員数、生産量及び販売量が拡大するなかで、人財の質、製品の品質、業務の質(生産性を含む)といった質の向上は、事業の安定的な運営にあたり必要不可欠な継続的課題であると認識しております。人財の質の向上は採用基準の明確化や研修、成長機会の提供などの育成プログラムの実施を通じて実現し、製品の品質の向上は品質体制の強化、従業員の意識向上、PDCAサイクルの磨き上げを通じて実現してまいります。また、業務の質向上(生産性向上)は、生成AIをはじめとするテクノロジーの活用を通じて実現してまいります。 Ⅴ.M&Aの活用 当社グループは、事業成長・事業拡大の局面においてM&Aを活用してまいりました。たとえば、「Max生産の進化」への取り組みとして、多品種生産を強みとするニットービバレッジ株式会社(現Nビバレッジ株式会社)の子会社化(2023年1月)や炭酸水生産拠点の獲得(2024年6月)、水飲料生産拠点の獲得(2025年1月)、ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社群馬工場の獲得(2026年1月)を実施いたしました。また、M&A後の取り組みにおいては、当社の少品種生産という特徴に固執せずに、各社・各拠点の強みを活かしつつ、生産面や販売面等の協業、更には積極的な人財及び設備への投資を進めることにより、売上成長と利益成長を実現してまいりました。 また、自動販売機事業の参入においてもM&Aを活用してまいりました。具体的には、2026年4月に株式会社スキマデパートより自動販売機事業を譲り受け、2026年10月にはポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社より自動販売機事業の譲受も予定しております。 今後も、生産能力の獲得に加えて、商流の拡充、物流機能の強化など、目的を明確にした上でM&Aに取り組んでまいります。また、PMI(Post Merger Integration)においては、買収先の歴史や組織風土に敬意を払いつつ、柔軟な協業を進めることにより、シナジー効果の最大化を目指してまいります。 Ⅵ.サステナビリティへの取り組みについて 当社グループは、サステナビリティ推進が中長期的な企業価値向上に資すると考え、サステナビリティに関するリスクと機会の分析・評価を実施してまいりました。今後も、経営理念に基づき、より長期的な視点から「高品質で安全・安心な飲料・食品を安定的に供給することを通じて、消費者の生活インフラを継続的に支える社会的責任を果たす」ことを基本方針に、サステナビリティ推進と企業価値向上の両立を目指してまいります。 具体的には「人的資本の向上」「水リスクの把握・水資源の有効活用・水質管理の徹底」「容器・包装の環境配慮」「持続可能な物流網の構築」「安定供給体制の構築」といった最重要課題への取り組みを進めてまいります。 (4)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標 当社グループは、経営方針、経営戦略及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標として、本業の業績指標を示す営業利益と一過性の償却費負担に過度に左右されることがない業績指標を示すEBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却額)を用いております。
事業等のリスク4,085字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの経営成績及び財政状態等に重要な影響を及ぼす可能性のあるリスクには以下のようなものがあります。当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識したうえで、発生の回避及び発生した場合の早期対応に努める所存です。 なお、文中における将来に関する事項は有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであり、事業等のリスクはこれらに限られるものではありません。 ①国内経済、消費動向 当社グループの事業の大部分は、日本国内において展開しております。そのため、日本国内における景気や金融、自然災害等による経済動向の変動、及びこれらに影響を受ける個人消費動向の変動は、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ②他社との競合 当社グループが事業を展開する飲料市場では、競合企業が存在しております。当社グループは、引き続き、販売価格等において差別化を図り、競争力を維持してまいりますが、競合企業との差別化が困難になった場合や新規参入により競争が激化した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③原材料調達、エネルギー価格 当社グループは原材料として主にレジン(ペットボトルの原材料)、段ボール、キャップ、茶葉等を使用しております。かかる原材料の価格は天候や市場における需給の変化により影響を受けます。また、各工場において多くの電力を使用しております。 当社グループは、特に価格変動リスクが高いレジンに対して長期調達契約や使用量の軽減等の対策を講じておりますが、これらの原材料及びエネルギーの価格が継続的に上昇した場合、当社グループの原価を押し上げる可能性があります。また、増加した原価を販売価格に転嫁できない場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ④為替相場 当社グループは、原材料の一部を日本円以外の通貨建てで国外から調達しております。為替相場の変動のリスクを軽減するために、状況に応じてデリバティブ取引を利用する方針でありますが、当該取引によって全ての為替相場の変動リスクを回避できるわけではなく、為替相場の変動があった場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤生産体制 当社グループは清涼飲料製品の製造及び茶葉製品の製造を行っております。また、清涼飲料製品及び茶葉製品の一部はグループ外の委託工場で製造しております。 グループ内工場におきましては、製造設備が突発的かつ長期的に停止することがないよう定期的に設備点検等を実施しております。また、不測の事態が発生した場合に備えて、全国各地に複数の委託工場を確保しております。しかしながら、天災等による生産への影響を完全に排除できる保証はなく、不測の事態が発生した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥在庫リスク 当社グループは、販売予測に基づく適切な在庫管理を行うことにより、過剰在庫の発生及び品切れによる販売機会の逸失がないよう努めておりますが、販売予測を誤った場合には過剰在庫又は在庫不足となり、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦人財の確保 当社グループが今後業容拡大を図るためには、人財を確保し、育成することが不可欠であると認識しております。また、人財の確保のためにはパート・アルバイト労働者や外国人労働者の活用が不可欠であると認識しております。 今後、労働力の減少による人財確保競争の激化、景気回復や雇用環境の好転に伴う賃上げ圧力の増大、処遇格差の縮小を目的とする各種労働関連法、出入国管理及び難民認定法の改正等に起因する労働コストの大幅な増加が発生した場合、もしくは社内人財の育成や人財確保が困難になった場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧法的規制等 当社グループは、事業の遂行にあたって、食品衛生法、製造物責任法(PL)、労働関連法規制、個人情報保護規制、環境関連法規制等、様々な法的規制の適用を受けております。 当社グループは、これらすべての法的規制を遵守すべく、コンプライアンス重視の徹底を図っておりますが、その取り組みの範囲を超えた事象が発生した場合、また、法的規制の強化・変更、予期せぬ法的規制の導入等により、法的規制遵守等に係るコスト負担が増加した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑨情報管理 当社グループは生産・物流・販売等の業務を担うシステムを運用するとともに、インターネット販売等を通じて顧客情報を保有しております。これらの個人情報を含めた重要な情報の紛失・誤用・改ざん等を防止するため、システムを含めて情報管理に対して適切な対策を実施しております。しかしながら、今後、停電や災害、ソフトウエア・機器の欠陥、ウィルスの感染、不正アクセス等の予期せぬ事態の発生により、重要な情報の消失、外部への漏洩などの事態が起きた場合、当社グループの信用低下を招き、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑩食品の安全性・衛生管理 当社グループは、食品の安全性、衛生管理を経営上の最重要課題として認識し、品質本部を中心としてFSSC22000の維持に取り組むことにより、製品の品質管理・衛生管理を徹底しております。 しかしながら、異物混入製品や食中毒等健康被害を与える可能性のある製品、表示不良品の流通など、重大な品質問題が発生した場合、問題の処理・解決のための多額のコスト負担の発生、当社グループ全体の品質管理に対する評価毀損に伴う受注の減少などにより、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、業界や社会全体に及ぶ品質問題など、当社グループの取り組みを超える事態が発生した場合においても、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑪天候・自然災害及び感染症 当社グループの主要製品である清涼飲料は気温の上昇する夏場に需要が拡大し、気温の低下する冬場に需要が縮小することから、異常気象といわれるほどの冷夏や自然災害が発生した場合、売上の減少が発生するなど、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、想定範囲を超えた地震等の自然災害やインフルエンザ等の感染症の大流行が発生した場合、本社機能や生産、物流体制に支障をきたすことが想定され、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑫有利子負債依存度 当社グループの有利子負債残高(リース債務を含む)は2026年3月期末において22,920百万円であり、有利子負債依存度は48.7%となっております。そのため、金融市場の混乱や景気低迷、金融機関の融資姿勢の変化により借換が困難となった場合や、市場金利の急速な上昇等により支払利息が急激に増加した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑬減損会計 当社グループは事業の用に供する様々な固定資産を有しております。「固定資産の減損に係る会計基準」及び「固定資産の減損に係る会計基準の適用指針」の適用により、時価の下落や将来のキャッシュ・フローの状況によっては、これらの資産の減損処理が必要となる場合があり、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑭新株予約権の行使による株式価値の希薄化 当社は、当社の役員及び従業員並びに子会社従業員に対して、ストック・オプションとしての新株予約権を付与しております。2026年5月31日現在、その数は1,595,900株となり、発行済株式総数52,329,809株の3.0%に相当します。また、今後におきましても、当社の役員及び従業員等に対するインセンティブとして新株予約権を付与する可能性があります。 これらの新株予約権が行使された場合、当社株式が新たに発行され、既存の株主が有する株式価値に希薄化が生じる可能性があります。 ⑮事業投資 当社グループは、生産能力増強や生産性向上のため、設備投資やM&Aを有効な手段として位置付けており、今後も必要に応じて実施する方針であります。 設備投資を行う際は投資の必要性や投資効果、回収可能性を評価し、M&Aを行う際は対象企業のビジネス、財務内容及び法務などについて詳細なデューデリジェンスを行うなど、各種リスクの低減を図る方針であります。しかしながら、想定されなかった事象が実行後に発生する場合や事業展開が計画通りに進まない場合などには、当初期待した業績への効果が得られない可能性があり、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑯財務制限条項に関するリスク 当社は、事業上必要な資金調達のため、金融機関との間で借入契約を締結しており、これらの契約の中には、純資産維持及び経常利益確保等の財務制限条項が付加されているものがあります。今後、経営成績の著しい悪化等により財務制限条項に抵触した場合、借入先金融機関の請求により当該借入について期限の利益を喪失し、一括返済を求められるなど、当社の業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 なお、財務制限条項の詳細は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結貸借対照表関係」に記載のとおりであります。 ⑰許認可取消に係るリスク 当社グループは、飲料工場において営業許可及びFSSC22000認証を取得しております。当社グループは営業許可及びFSSC22000認証の維持のための取り組みを実施しておりますが、営業許可又はFSSC22000認証が取り消された場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)3,647字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態の状況 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産は15,817百万円で、前連結会計年度末に比べて3,376百万円増加しております。これは、主に「売掛金」が1,089百万円増加、「原材料及び貯蔵品」が1,070百万円増加したことによるものであります。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産は31,246百万円で、前連結会計年度末に比べて10,482百万円増加しております。これは、主に「機械装置及び運搬具」が2,158百万円増加、「建設仮勘定」が4,798百万円増加したことによるものであります。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債は19,284百万円で、前連結会計年度末に比べて8,474百万円増加しております。これは、主に「短期借入金」が6,937百万円増加、「1年内返済予定の長期借入金」が524百万円増加したことによるものであります。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債は11,330百万円で、前連結会計年度末に比べて3,164百万円増加しております。これは、主に「長期借入金」が3,095百万円増加したことによるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は16,449百万円で、前連結会計年度末に比べて2,220百万円増加しております。これは、主に「親会社株主に帰属する当期純利益」の計上に伴い「利益剰余金」が2,836百万円増加し、自己株式の取得により「自己株式」が999百万円増加したことによるものであります。 ②経営成績の状況 当連結会計年度(2025年4月1日~2026年3月31日)におけるわが国の経済は、雇用・所得環境の改善による個人消費の持ち直しの動きなど、緩やかな景気の回復が見られました。一方で、原材料・資材価格の高止まりや各種コストの増加を背景とした物価上昇に加え、地政学リスクを含む不安定な国際情勢などにより、先行きの不透明な状況が継続しております。また、国内飲料業界では、原料茶葉価格の高騰及びその対策という新たな課題に直面しております。 このような事業環境のもと、当社は「高品質で価格競争力を持った商品」の供給を強みとして、M&Aを通じた生産能力の獲得による生産量の拡大及び販売先の確保に努めてまいりました。また、M&Aにより獲得した生産拠点のボトル内製化などの収益性向上策やEC/D2C(※)モデルへのチャレンジを進めてまいりました。更に、期中の茶葉価格高騰に対応した価格改定に取り組んでまいりました。 その結果、当連結会計年度の経営成績は売上高が52,651百万円(前期比18.2%増)、営業利益が5,326百万円(同12.3%増)、EBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却額)が7,532百万円(同14.8%増)、経常利益が5,196百万円(同10.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が3,461百万円(同2.0%増)となりました。なお、当社グループはドリンク・リーフ事業のみの単一セグメントであるため、セグメントごとの記載を省略しております。 ※ D2C:「Direct to Consumer」の略。消費者に対して製品を直接販売するビジネスモデルのこと。 ③キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は3,561百万円となり、前連結会計年度末比で547百万円増加しております。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは4,951百万円の収入(前連結会計年度は5,204百万円の収入)となりました。これは、主に税金等調整前当期純利益4,955百万円、減価償却費2,194百万円によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは13,174百万円の支出(前連結会計年度は4,099百万円の支出)となりました。これは、主に有形固定資産の取得による支出13,225百万円、補助金の受取額93百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは8,769百万円の収入(前連結会計年度は1,826百万円の支出)となりました。これは、主に短期借入金の純増加による収入6,937百万円、長期借入金の純増加による収入3,619百万円、自己株式の取得による支出999百万円によるものであります。 ④生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社グループは、ドリンク・リーフのみの単一セグメントであり、当連結会計年度の生産実績は次のとおりであります。 事業セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)   前年同期比(%) ドリンク・リーフ(百万円)   20,559   111.6 b.仕入実績 当社グループは、ドリンク・リーフのみの単一セグメントであり、当連結会計年度の仕入実績は次のとおりであります。 事業セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)   前年同期比(%) ドリンク・リーフ(百万円)   21,156   107.4 c.受注実績 当社グループは、原則として見込み生産方式を採っているため、記載を省略しております。 d.販売実績 当社グループは、ドリンク・リーフのみの単一セグメントであり、当連結会計年度の販売実績は次のとおりであります。 事業セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)   前年同期比(%) ドリンク・リーフ(百万円)   52,651   118.2 (注)1.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) イオントップバリュ株式会社   6,379   13.2   6,402   11.7 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日において判断したものであります。 ①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成にあたり、必要と思われる見積りについては、過去の実績等を勘案し、合理的に判断しております。 重要な会計方針については「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。 ②第54期の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.財政状態 第54期の財政状態につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要①財政状態の状況」に記載のとおりであります。 b.経営成績の状況 第54期の経営成績につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要②経営成績の状況」に記載のとおりであります。 c.キャッシュ・フローの状況 第54期のキャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 ③経営成績に重要な影響を与える要因について 経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「3.事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ④資本の財源及び資金の流動性についての分析 a.資金需要 当社の事業活動における資金需要の主なものは、製品製造のための原材料の仕入れや製造労務費、製造経費のほか、販売費及び一般管理費等であります。また、その他の資金需要としては、各工場における設備更新等に伴う投資であります。 b.財務政策 当社は事業活動に必要な資金を安定的に調達するため、内部資金の活用に加えて、金融機関からの借り入れによる資金調達を行っております。資金調達に際しては、調達コストの低減に努めております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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