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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

寿スピリッツ

Kotobuki Spirits Co.,Ltd.2222 · Prime · 食料品

菓子の製造・販売を主業務とする持株会社。地域別・ブランド別の子会社群で構成され、マーケットに応じた多ブランド展開を行う。

概要

寿スピリッツは、鳥取県米子市に本社を置く菓子メーカーグループの中核持株会社である。2026年3月期の連結売上高は788億円、営業利益186億円、営業利益率23.6%と高い収益性を誇る。グループは「シュクレイグループ」「ケイシイシイ」「寿製菓グループ」「販売子会社」「その他」の5つの報告セグメントで構成され、「ザ・メープルマニア」「ルタオ」「お菓子の壽城」など多様なブランドを展開。素材から製品まで一貫生産する体制を持ち、国内菓子市場でプレミアムギフトスイーツの総合プロデューサーとしての地位を築いている。

5つの報告セグメントで構成されるグループ体制

寿スピリッツは純粋持株会社であり、2026年3月期時点で連結子会社18社を有する。報告セグメントは5つに分かれる。シュクレイグループは「ザ・メープルマニア」「東京ミルクチーズ工場」「フランセ」「赤い風船」「アイボリッシュ」などのショップブランドを運営し、売上高370億円とグループ最大のセグメントである。ケイシイシイは「ルタオ」「ナウオンチーズ」を擁し、売上高232億円。寿製菓グループは「お菓子の壽城」「カノザ」などを製造販売し、売上高163億円。販売子会社は「コンディトライ神戸」など各地域の販売を担い、売上高78億円。その他には損害保険代理業や健康食品販売、台湾子会社が含まれる。

売上高788億円、営業利益率23.6%の収益構造

2026年3月期の連結業績は、売上高788億円(前期比8.9%増)、営業利益186億円(同5.6%増)と過去最高を更新した。売上総利益率は61.4%、販売管理費比率は37.8%で、売上高経常利益率は23.8%となった。セグメント別では、シュクレイグループが営業利益71億円(同4.3%増)、ケイシイシイが48億円(同3.8%減)、寿製菓グループが38億円(同18.0%増)と、寿製菓グループの伸びが際立つ。高い収益性の背景には、ブランド価値の向上と一貫生産によるコスト競争力があるが、原材料価格上昇や人件費増などの課題にも直面している。

全国に広がる販売網と海外展開

販売子会社は鳥取、島根、山口、宮崎、兵庫、三重、岡山、愛知、京都、福岡など全国各地に所在し、地域密着型の営業を展開する。特に「コンディトライ神戸」は関西で強いブランドを持つ。海外展開としては、2012年に台湾台北市に台灣北壽心股份有限公司を設立し、菓子販売を行っている。また、2024年7月には沖縄県宮古島市に合弁会社ケーエムエフを設立し、新たな地域への進出を図る。2026年4月には北海道千歳市に箱根ときのみを設立するなど、国内でも拠点を拡大している。インバウンド需要にも対応し、国際線ターミナルでの販売強化を進めている。

業界の中での役割は菓子メーカー(洋菓子・和菓子・焼き菓子等の製造販売)。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
788億円
営業利益
186億円
営業利益率
23.6%
純利益
126億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
シュクレイ グループ361億円46.2%71億円19.7%
ケイシイシイ228億円29.2%48億円21.1%
寿製菓 グループ115億円14.7%38億円33.0%
販売子会社77億円9.9%11億円14.3%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01シュクレイグループ主力

「ザ・メープルマニア」「東京ミルクチーズ工場」「フランセ」「赤い風船」「アイボリッシュ」等のショップブランドで菓子を製造・販売。主に個店・百貨店等で展開。

主な製品・サービス5
ザ・メープルマニア
メープルシロップを使用した焼き菓子等のブランド。
東京ミルクチーズ工場
ミルクとチーズを使った焼き菓子ブランド。
フランセ
フランス菓子を中心とした洋菓子ブランド。
赤い風船
洋菓子・焼き菓子ブランド。
アイボリッシュ
洋菓子ブランド。

02ケイシイシイ主力

「ルタオ」「ナウオンチーズ」等のブランドで菓子を製造・販売。特に「ルタオ」は小樽発祥の洋菓子ブランドとして有名。

主な製品・サービス2
ルタオ
小樽発祥の洋菓子ブランド。チーズケーキ等が代表的。
ナウオンチーズ
チーズを使ったスイーツブランド。

03寿製菓グループ準主力

「お菓子の壽城」「カノザ」等のブランドで菓子を製造・販売。和菓子・洋菓子を幅広く手がける。

主な製品・サービス2
お菓子の壽城
和洋菓子のブランド。
カノザ
洋菓子ブランド。

04販売子会社準主力

「コンディトライ神戸」等のブランドで菓子を販売。各地域の販売子会社が小売りを担当。

主な製品・サービス1
コンディトライ神戸
神戸発祥の洋菓子ブランド。

05その他その他

損害保険代理業、健康食品の販売、台湾子会社による菓子販売等。

製品と技術

「ザ・メープルマニア」と「東京ミルクチーズ工場」:首都圏発のプレミアム焼き菓子

シュクレイグループが展開する「ザ・メープルマニア」は、メープルシロップを使用した焼き菓子ブランドで、カナダ産メープルシロップの風味を生かした商品が特徴。「東京ミルクチーズ工場」はミルクとチーズを組み合わせた焼き菓子で、海苔やココア風味などバラエティ豊かなラインアップを持つ。いずれも百貨店や駅ナカを中心に展開し、ギフト需要を捉える。2024年にはニュウマン高輪にフラッグシップ店を出店するなど、ブランド価値向上に注力している。

「ルタオ」:小樽発祥の洋菓子ブランド

ケイシイシイが運営する「ルタオ」は、北海道小樽市発祥の洋菓子ブランドで、チーズケーキが代表的商品。1998年に小樽洋菓子舗ルタオとしてスタートし、現在は新千歳空港店や札幌大丸店など道内に加え、首都圏でも展開。2025年にはルタオ運河プラザ店のグランドオープンや新紅茶カテゴリー「&LeTAO」の発売など、新たな取り組みを進めている。インバウンド需要にも対応し、国際線ターミナルでの販売を強化している。

「お菓子の壽城」と地域密着型の和洋菓子

寿製菓グループの「お菓子の壽城」は、鳥取県米子市の本社工場を拠点とするブランドで、和洋菓子を幅広く手がける。主力商品に「因幡の白うさぎ」があり、2025年にはギネス世界記録挑戦イベントを開催して知名度向上を図った。また、沖縄ではパイナップルスイーツ専門店「ニューキュー」を展開するなど、地域特性に合わせた商品開発を行っている。一貫生産体制により、品質管理とコスト競争力を両立している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

食料品のなかでの位置

洋菓子土産で国内首位、内需依存の高収益型

製粉大手が主要顧客の同業他社に対し、同社は菓子製造小売の専業として独自路線を歩む。ニップンや日清製粉グループ本社が粉体原料の供給で規模を競う中、同社は高級洋菓子ブランドを核に国内観光土産市場で確固たる地位を築く。売上高は2024年3月期の640億円から2026年3月期には788億円へと拡大し、営業利益率は24%前後と食品業界では突出した水準を維持する。内需特化ゆえに円安や海外景気の影響を受けにくい一方、観光動向や消費マインドに業績が連動しやすい構造にある。

強み

  • 営業利益率24%前後を維持し、食品業界平均を大幅に上回る収益性を実現。
  • 高級洋菓子ブランドが国内土産市場で確固たる地位を確立。
  • 売上高が2年連続で増加し、2026年3月期も増収が見込まれる。
  • 海外売上比率が低く、為替変動の影響を受けにくい事業構造。

課題

  • 国内消費や観光需要の減退が業績に直結し、分散効果が乏しい。
  • 砂糖や小麦など原材料コスト上昇が利益を圧迫する可能性がある。
  • 類似の高級菓子ブランドが増え、ブランド独自性の維持が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

食品・飲料の時価総額近傍。太字が寿スピリッツ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12282日本ハム6,269億円17.5倍
22002日清製粉グループ本社5,824億円18.2倍
32871ニチレイ5,534億円19.7倍
44401ADEKA4,806億円16.7倍
52531宝ホールディングス4,273億円35.8倍
62222寿スピリッツ4,211億円33.3倍
72229カルビー4,144億円22.1倍
82607不二製油4,080億円35.9倍
91332ニッスイ4,027億円14.3倍
102810ハウス食品グループ本社3,868億円49.3倍
113397トリドールホールディングス3,839億円199.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(食品・飲料)に従っています。

会社の歴史

沿革 42件

鳥取県米子市で創業した1952年

1952年4月、鳥取県米子市角盤町に寿製菓株式会社を設立し、飴菓子等の製造を開始した。創業者は河越庄市。当初は小規模な工場だったが、業容拡大に伴い1957年1月に米子市旗ヶ崎へ新築移転。1979年5月には協同組合米子食品工業団地に加入し、現在地に本社工場を移転した。この時期は飴菓子を中心とした製造で地元に根ざした事業を展開していた。

販売子会社の設立と全国展開の始まり(1970年代〜1980年代)

1975年4月、鳥取・島根の営業所を別法人化し寿販売株式会社を設立、これが後の販売子会社網の基礎となる。同年10月には山口県にコトブキ屋(現寿堂)を設立。その後、宮崎、神戸、岐阜、三重、兵庫、岡山、奈良、名古屋、京都、福岡など全国各地に製造・販売子会社を相次いで設立し、全国展開を加速させた。1990年4月には寿販売と香寿庵を吸収合併し、グループの一体化を進めた。

店頭登録と上場、そして持株会社体制へ(1994年〜2006年)

1994年11月、日本証券業協会に株式を店頭登録。2004年12月にはジャスダック証券取引所に上場した。2006年10月、純粋持株会社体制へ移行し、商号を寿スピリッツ株式会社に変更。同時に新設分割により寿製菓株式会社を設立し、グループの経営管理機能と製造機能を分離した。この年の9月にはケーエスケーを完全子会社化し、損害保険代理業にも進出している。

東証一部指定とブランドポートフォリオの拡充(2013年〜2020年)

2013年4月、東京証券取引所市場第二部に上場し、2014年4月には市場第一部に指定された(2022年4月にプライム市場へ移行)。この間、2011年12月にシュクレイを設立し、2014年9月には純藍を設立。2016年1月にはフランセを連結子会社化し、2017年4月にシュクレイが吸収合併した。2018年11月には合弁会社Honey Sucrey Limitedを子会社化(2022年7月清算)。首都圏でのブランド展開を強化した時期である。

過去最高益を更新した2020年代

2021年3月期はコロナ禍で売上高232億円、純利益6億円の赤字を計上したが、その後急回復。2024年3月期に売上高640億円、純利益108億円まで成長し、2026年3月期には売上高788億円、営業利益186億円、純利益126億円と過去最高を更新した。2024年7月には沖縄県にケーエムエフを設立、2026年4月には北海道千歳市に箱根ときのみを設立し、新規市場への展開を続けている。

年表42件を開く

1950年代

  • 1952年4月創業鳥取県米子市角盤町に寿製菓株式会社を設立し、飴菓子等の製造を開始。
  • 1957年1月業容の拡大により工場が狭小となり、米子市旗ヶ崎に新築移転。

1970年代

  • 1972年4月創業石川県加賀市に株式会社コトブキ(旧 株式会社北陸寿)を設立。(2005年1月 社名を株式会
  • 1975年4月創業鳥取支店、松江営業所、米子営業所を別法人とし、寿販売株式会社(鳥取県米子市)を設立。
  • 1975年10月創業山口県長門市に株式会社コトブキ屋(現 株式会社寿堂)を設立。
  • 1979年5月協同組合米子食品工業団地に加入し、現在地(鳥取県米子市)に本社工場を新築移転。

1980年代

  • 1980年4月創業宮崎県宮崎市に宮崎県土産株式会社(現 南寿製菓株式会社)を設立。(1992年5月宮崎県宮崎
  • 1980年8月創業神戸市北区に株式会社コトブキ香寿庵(現 株式会社寿香寿庵)を設立。(1986年12月 兵庫県
  • 1981年10月株式会社山陰フードセンター(鳥取県米子市)に経営参加し、株式会社香寿庵とする。
  • 1982年3月創業岐阜県下呂市に飛騨コトブキ製菓株式会社(現 株式会社ひだ寿庵)を設立。
  • 1982年8月創業三重県鳥羽市に株式会社三重コトブキ製菓(現 株式会社三重寿庵)を設立。
  • 1987年3月創業兵庫県美方郡新温泉町に株式会社但馬寿を設立。(2016年1月 吸収分割により株式会社但馬寿の 製造部門及び販売部門の一部を寿製菓株式会社へ譲渡。)
  • 1987年10月創業岡山県倉敷市に株式会社瀬戸内コトブキ(現 株式会社せとうち寿)を設立。(1990年4月 岡
  • 1988年3月創業奈良県大和郡山市に株式会社奈良コトブキ(現 株式会社なら寿庵)を設立。(2004年2月 合
  • 1989年3月創業名古屋市中村区に株式会社東海コトブキ(現 株式会社東海寿)を設立。
  • 1989年9月創業香川県仲多度郡琴平町に株式会社国武商店を設立。(2014年3月解散、同年7月清算結了。)

1990年代

  • 1990年4月創業京都市山科区に株式会社京都コトブキ(現 株式会社寿庵)を設立。
  • 1990年4月M&A寿販売株式会社及び株式会社香寿庵を吸収合併。
  • 1993年4月創業福岡市博多区に株式会社花福堂を設立。(1998年7月 福岡市東区に移転。)
  • 1993年4月鳥取県米子市に淀江工場(『お菓子の壽城』)を設置。
  • 1994年5月創業和歌山県海南市に株式会社海南堂を設立。(1999年2月 和歌山県和歌山市に移転。)(平成16
  • 1994年11月日本証券業協会に株式を店頭登録。
  • 1996年4月創業北海道千歳市に株式会社コトブキチョコレートカンパニー(現 株式会社ケイシイシイ)を設立。
  • 1998年6月創業東京都中央区に株式会社つきじちとせを設立。(2012年1月解散、同年6月清算結了。)北海道小樽市に株式会社コトブキチョコレートカンパニー(現 株式会社ケイシイシイ)が小樽洋

2000年代

  • 2004年2月M&A株式会社寿香寿庵が株式会社なら寿庵及び株式会社海南堂を吸収合併。
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。
  • 2004年12月創業株式会社北陸寿より営業を譲受け、石川県加賀市に株式会社加賀寿庵を設立。(2012年1月解
  • 2005年2月株式会社九十九島グループ(旧 株式会社北陸寿)が営業譲受けにより株式会社九十九島エスケイ
  • 2006年9月M&A株式会社ケーエスケーを株式交換により完全子会社化。
  • 2006年10月純粋持株会社体制への移行に伴い、商号を寿スピリッツ株式会社に改称、新設分割により寿製菓株
  • 2007年10月株式会社ケーエスケーが新設分割により損害保険代理業会社(〈新〉株式会社ケーエスケー)と持

2010年代

  • 2010年4月M&Aジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(現 東京
  • 2011年12月創業東京都港区に株式会社シュクレイを設立。
  • 2012年11月創業台湾台北市に台灣北壽心股份有限公司を設立。
  • 2013年4月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場。
  • 2014年4月東京証券取引所市場第一部に指定。(2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場へ移行。)
  • 2014年9月創業東京都港区に純藍株式会社を設立。
  • 2016年1月M&A株式の取得により、株式会社フランセを連結子会社化。(2017年4月 合併により解散。)
  • 2017年4月M&A株式会社シュクレイが株式会社フランセを吸収合併。
  • 2018年11月M&A合弁会社の持分取得によりHoney Sucrey Limitedを子会社化。(2022年7月清算結了。)

2020年代

  • 2024年7月沖縄県宮古島市に合弁により株式会社ケーエムエフを設立。
  • 2026年4月創業北海道千歳市に株式会社箱根ときのみを設立。(2026年7月に本社住所移転予定)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 経常利益率2030年3月期まで30%
  • 経常利益2030年3月期まで350億円
  • 5カ年の平均売上成長率2030年3月期までの5年間まで10%
  • ROE30%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    プレミアムギフトスイーツの創造と育成

    お菓子の総合プロデューサーとして、美味しさと地域性を追求したプレミアムギフトスイーツを創造・育成し、ブランドポートフォリオで多様なギフト需要に対応するビジネスモデルを構築する。

  2. 02

    全員参画による超現場主義経営の推進

    経営理念を基盤に、従業員一人ひとりが当事者意識を持って経営に参画し、活力ある企業集団を創り、中長期的な企業価値向上を目指す。重点対策として商品力・売場力・販売力、インバウンド対策、人財力のValue Upに取り組む。

  3. 03

    理念共感型採用と人財育成の強化

    理念に共感する人材の採用を強化し、経営理念の浸透に向けた教育を実施することで人的資本経営を推進する。

  4. 04

    食品の安心・安全と生産性向上

    食品安全マネジメントシステムの継続的改善と設備投資による生産性向上を図り、高品質な商品を提供する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,801人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,024万円で、9期前と比べて+54.5%平均年齢は49.6歳、平均勤続年数は14.6年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,227
2018年3月1,339
2019年3月66344.59.81,433
2020年3月67744.513.81,520
2021年3月65542.511.51,583
2022年3月68945.613.81,507
2023年3月76346.915.81,512
2024年3月81248.214.81,636
2025年3月93147.612.51,7581,001
2026年3月1,02449.614.61,8011,033

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社18(国内 17 / 海外 1、うち連結子会社 14) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
横浜工場 — 横浜市金沢区1,763百万円
シュクレイグループ
富士山静岡工場 — 静岡市駿河区1,383百万円
シュクレイグループ
本社工場(鳥取県米子市)(注)11,291百万円
寿製菓グループ
本社・第2工場 — 北海道千歳市902百万円
ケイシイシイ
淀江工場『お菓子の壽城』(鳥取県米子市)(注)1.2835百万円
寿製菓グループ
第1工場 — 北海道千歳市668百万円
ケイシイシイ
浜松工場 — 浜松市中央区548百万円
シュクレイグループ
パトス(北海道小樽市)(注)5491百万円
ケイシイシイ
浦津工場 — 鳥取県米子市396百万円
寿製菓グループ
但馬工場 — 兵庫県美方郡新温泉町272百万円
寿製菓グループ
ほか17件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱九十九島グループ
    長崎県佐世保市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱寿堂
    山口県長門市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    南寿製菓㈱
    宮崎県宮崎市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱寿香寿庵
    兵庫県西宮市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ひだ寿庵
    岐阜県下呂市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱三重寿庵
    三重県鳥羽市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱但馬寿
    兵庫県美方郡 新温泉町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱せとうち寿
    岡山市北区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱東海寿
    名古屋市中村区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱寿庵
    京都市山科区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱花福堂
    福岡市東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ケイシイシイ(注)1.3
    北海道千歳市 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社6社を開く
  • 寿製菓㈱(注)1.3鳥取県米子市100%
  • ㈱ケーエスケー鳥取県米子市100%
  • ㈱シュクレイ(注)1.3東京都港区100%
  • 純藍㈱東京都港区100%
  • ㈱ケーエムエフ沖縄県宮古島市81%
  • 台灣北壽心股份有限公司台湾台北市100%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は788億円営業利益186億円前期と比べると増収増益で、売上が+9.0%、利益が+5.7%。

売上高
+9.0%
788億円
営業利益
+5.7%
186億円
純利益
+4.1%
126億円
営業利益率
23.6%
前期比 -0.7%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高845億円788億円
営業利益206億円186億円
純利益138億円126億円
1株あたり配当¥45¥45

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は187億円、営業利益は42億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+34.5%、営業利益は+35.5%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q14823
2024年1Q1393122.321
2024年2Q1503523.324
2024年3Q1815128.234
2024年4Q17029
2025年2Q3297522.850
2025年4Q39410125.671
2026年2Q3587420.750
2026年4Q43011226.076
2027年1Q1874222.527

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は207億円から788億円へ3.8倍に増えた。直近期の営業利益率は23.6%。売上は5期、純利益は5期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所市場第二部に株式を上場。
2013年3月2071910
東京都港区に純藍株式会社を設立。
2014年3月2292413
2015年3月2302113
株式の取得により、株式会社フランセを連結子会社化。(2017年4月 合併により解散。)
2016年3月2663323
株式会社シュクレイが株式会社フランセを吸収合併。
2017年3月3253926
合弁会社の持分取得によりHoney Sucrey Limitedを子会社化。(2022年7月清算結了。)
2018年3月3745035
2019年3月4086040
2020年3月4526541
2021年3月232−3−6
2022年3月3222919
2023年3月50210370
沖縄県宮古島市に合弁により株式会社ケーエムエフを設立。
2024年3月640159108
2025年3月72317617724.3121
北海道千歳市に株式会社箱根ときのみを設立。(2026年7月に本社住所移転予定)
2026年3月78818618723.6126

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高788億円のうち、営業利益として残るのは186億円23.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は126億円、売上の16.0%にあたる。営業利益率は業種中央値4.1%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金38.6%304億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金37.8%298億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益23.6%186億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
61.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+19.5pt
23.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+12.8pt
16.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+21.2pt
28.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
21.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
46.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが138億円、投資CFが−55億円で、差し引きのフリーCFは83億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は282億円で、売上の4.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月16−7−7921
2014年3月18−5−91325
2015年3月19−8−101126
2016年3月32−23−3933
2017年3月31−10−182136
2018年3月42−19−112347
2019年3月47−24−142357
2020年3月66−24−154283
2021年3月1−6−5−573
2022年3月43−5−123899
2023年3月91−16−1275162
2024年3月108−20−2388227
2025年3月132−34−7498251
2026年3月138−55−5283282

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は601億円。このうち返さなくてよい自己資本が479億円で、自己資本比率は79.7%(業種中央値56.8%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月138716751.5
2014年3月146806655.3
2015年3月147905761.1
2016年3月1791087160.1
2017年3月1951276865.3
2018年3月2231556869.5
2019年3月2601837770.5
2020年3月2682125678.9
2021年3月2511935877.2
2022年3月2752047174.1
2023年3月37026510571.8
2024年3月46535211375.7
2025年3月52040111977.1
2026年3月60147912279.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
322億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
479億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
30億円
在庫として抱えている分
負債合計
122億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

食料品 123社との比較

同じ食料品の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率123社中2位あたり、逆に低いのは配当利回り123社中101位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
28.5%/中央値 7.3%
P25 3.7%P75 11.4%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
23.6%/中央値 4.1%
P25 2.7%P75 7.7%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
79.7%/中央値 56.8%
P25 46.5%P75 67.3%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
9.0%/中央値 3.4%
P25 0.7%P75 6.3%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.7%/中央値 2.3%
P25 1.5%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,705.5で、1年前と比べて+51.8%過去52週の値幅のなかでは92%の位置にある。

¥2,705.5-1.2%1ヶ月+5.8%1年+51.8%時価総額4,211億円
過去52週の値幅
安値¥1,718.5高値¥2,787

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)33.3倍
PER (会社予想)30.3倍
PBR9.23倍
配当利回り1.66%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月中旬の2561円から8月14日に2746円と上昇し、8月21日は2680円。1カ月で10.2%上昇し、25日移動平均線(2593円)を上回る。52週高値(2775円)には約3%と接近、RSIは63.9とやや過熱感も、上昇トレンドは継続。出来高は7月下旬に増加したが、8月はやや減少。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 40/100)

PERが32.95倍と業界平均28.64倍を上回り、PBRは9.14倍と業界平均1.63倍を大きく上回る。ROEは28.5%と非常に高く、収益力は優れているが、株価が先行している。配当利回りは1.68%と業界平均2.22%を下回る。割高感はあるが、高ROEが成長性を示す。

指標この会社業種平均
PER (実績)33.3倍28.6倍
PER (予想)30.3倍
PBR9.23倍1.63倍
ROE28.5%7.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、収益性の高さと成長持続性の両立。強気派は、観光需要の回復と海外インバウンド消費の増加が売上を押し上げるとみる。また、新商品開発やオンライン販売の拡大による成長余地を評価。一方、弱気派は、インバウンド依存度の高さや、原材料価格の高騰によるコスト増を懸念。さらに、高い評価(PER)が割高感を指摘する。

プラスに働く材料7
  • インバウンド需要

    訪日観光客増で土産菓子の販売が拡大。

  • 高収益体質

    営業利益率20%超で、収益力が高い。

  • 商品開発力

    抹茶スイーツなどのヒットで新しい需要を創出。

  • 26/3期も純利益が過去最高を更新決算発表後影響

    売上高788億円、純利益126億円と前期比4%増益

  • 営業利益率23.6%の高収益を維持通年影響

    25/3期24.3%からほぼ横ばい、ROE28.5%

  • ROE28.5%と資本効率の高さ継続影響

    PBR8.9倍を支える収益力

  • 売上高3期連続で過去最高通年影響

    640→723→788億円と拡大

マイナスに働く材料7
  • インバウンド依存

    観光需要が落ち込むと売上に大きく影響。

  • 原材料コスト高

    小麦粉や砂糖の高騰が利益を圧迫。

  • 割高な評価

    PER32倍で、成長鈍化なら調整リスク。

  • PER32.1倍の高バリュエーション修正決算発表後影響

    増益率鈍化で高評価が逆風

  • 営業利益率が0.7ポイント低下通年影響

    24.34%→23.6%、コスト増影響

  • 純利益増益率が13%から4%へ鈍化決算発表後影響

    121億→126億円と伸び率大幅減

  • 配当利回り1.72%と低水準継続影響

    株主還元の手厚さに欠ける

次の決算で確かめる点
土産菓子売上
観光動向を反映し、業績に直結。
海外売上比率
インバウンドや輸出拡大の兆候を確認。
営業利益率
高収益性が維持できるか。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり45で、前期から+9.4%いまの株価に対する利回りは1.66%。増配か配当維持が4年続いている。

年間配当
¥45
1株あたり
配当利回り
1.66%
いまの株価に対して
配当性向
44.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
4年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月565.3
2018年3月740.064.5
2019年3月814.359.0
2020年3月80.059.8
2021年3月6−25.048.5
2022年3月60.0179.0
2023年3月14133.3137.9
2024年3月28100.0107.4
2025年3月3214.360.3
2026年3月359.444.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥45

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ93,272人。区分でいちばん多いのは事業法人36.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が51.1%を占め、残る48.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人39.539.137.737.736.836.5
個人・その他21.721.319.623.922.324.8
外国法人13.514.517.017.320.223.2
金融機関24.923.925.119.520.214.6
証券会社0.41.20.71.60.50.9
自己株式0.00.00.00.00.80.8
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位11

順位株主持ち株比率 %
01エスカワゴエ株式会社29.23
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)6.82
03STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)3.65
04INDUS SELECT MASTER FUND,LTD.(常任代理人 香港上海銀行東京支店)3.17
05株式会社山陰合同銀行2.35
06株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.08
07NORTHERN TRUST CO.(AVFC)RE FIDELITY FUNDS(常任代理人 香港上海銀行東京支店)1.63
08とりぎんリース株式会社1.44
09寿スピリッツ従業員持株会1.21
10株式会社商工組合中央金庫1.16
11福山通運株式会社1.16

有価証券報告書の大株主の状況から、上位11者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近3
  • 2026-04-22
    キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー(Capital Research and Management Company)
    新規の大量保有報告
    6.90%
    -0.04pt
  • 2026-04-07
    キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー(Capital Research and Management Company)
    変更報告
    7.20%
    +0.52pt
  • 2026-04-07
    キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー(Capital Research and Management Company)
    新規の大量保有報告
    6.94%
    -0.26pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−19%、1株純資産は14期で−55%。直近期のROEは28.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月10168315.611.970.8
2014年3月12377616.916.3303.3
2015年3月4228915.320.054.2
2016年3月7434623.334.161.7
2017年3月8340921.933.165.3
2018年3月11449725.149.364.5
2019年3月12858823.533.259.0
2020年3月2613620.836.959.8
2021年3月−4124−2.848.5
2022年3月121319.7105.9179.0
2023年3月4517029.941.5137.9
2024年3月7022635.127.5107.4
2025年3月7826032.231.160.3
2026年3月8131028.522.544.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額218百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
河越誠剛取締役社長(代表取締役)6513,000
松本真司常務取締役 グループ経営管理本部長5990,000
城内正行取締役60107,000
阪本良一取締役5784,000
岩田松雄取締役68
好本惠取締役72
山根理道取締役(監査等委員)6994,000
田中康裕取締役(監査等委員)63
上田啓子取締役(監査等委員)50
永東淳取締役(監査等委員)59145,000

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)41373417243
社外取締役424246
取締役(社内)1222222

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,125字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、純粋持株会社であります寿スピリッツ株式会社(当社)及び子会社18社で構成され、菓子の製造・販売を主たる業務としております。 当社グループは、主に地域事業会社を基礎としたセグメントで構成されており、「シュクレイグループ」、「ケイシイシイ」、「寿製菓グループ」、「販売子会社」、「その他」の5つを報告セグメントとしております。 なお、「シュクレイ」及び「九十九島グループ」は、それぞれ独立セグメントとしておりましたが、2025年4月1日付で実施した連結子会社間の組織再編(会社分割)に伴い、当連結会計年度より統合し、セグメント区分を「シュクレイグループ」に変更いたしております。また、「寿製菓・但馬寿」としていた報告セグメントの名称を当連結会計年度より「寿製菓グループ」に変更いたしております。 当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 報告セグメントは、以下のとおりであります。 セグメント名称       主な事業内容       会社名 シュクレイグループ   菓子の製造・販売(ショップブランド「ザ・メープルマニア」、「東京ミルクチーズ工場」、「フランセ」、「赤い風船」、「アイボリッシュ」他)   株式会社シュクレイ(連結子会社) 株式会社九十九島グループ(連結子会社) ケイシイシイ   菓子の製造・販売 (ショップブランド「ルタオ」、「ナウオンチーズ」他)   株式会社ケイシイシイ(連結子会社) 寿製菓グループ   菓子の製造・販売 (ショップブランド「お菓子の壽城」、「カノザ」他)   寿製菓株式会社(連結子会社) 株式会社但馬寿(連結子会社) 株式会社ケーエムエフ(連結子会社) 販売子会社   菓子の販売(ショップブランド「コンディトライ神戸」他)   株式会社寿堂(連結子会社) 南寿製菓株式会社(連結子会社) 株式会社寿香寿庵(連結子会社) 株式会社ひだ寿庵(連結子会社) 株式会社三重寿庵(連結子会社) 株式会社せとうち寿(連結子会社) 株式会社東海寿(連結子会社) 株式会社寿庵(連結子会社) 株式会社花福堂(連結子会社) その他   損害保険代理業 健康食品の販売 菓子の販売   株式会社ケーエスケー(連結子会社) 純藍株式会社(連結子会社) 台灣北壽心股份有限公司(連結子会社) 〔事業系統図〕 (注)2026年4月1日付で株式会社ケイシイシイが、株式会社箱根ときのみを100%出資により設立しております。
経営方針・対処すべき課題3,636字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営の基本方針 当社グループは、経営理念であります「喜びを創り喜びを提供する」を経営の基本方針に、これをすべての事業活動の指針として、地域社会に貢献する企業集団として事業活動を行っております。今後もこの基本方針のもと、全国各地のプレミアムギフトスイーツブランドを創造する「お菓子の総合プロデューサー」として、蓄積した豊富な技術、ノウハウをもって、より一層お客様に喜ばれる商品創りとサービスの提供に精進し、当社グループの成長・拡大を目指してまいります。 同時に、当社グループは、企業活動を支えるすべての利害関係者(ステークホルダー)の信頼と期待にお応えできるよう経営努力を続けてまいります。 当社グループの経営理念は、次のとおりです。 経営理念 ○経営理念 「喜びを創り喜びを提供する」 この経営理念は、創業者であります河越庄市をはじめ、諸先輩方が幾多の試練を乗り越えてこられた中、生まれました。利潤の追求のみが企業の目的ではなく、会社が未来永劫発展し続けるためには、常に「人様に喜んでいただく」ことを最優先に考え、お客様に喜んでいただける商品を創り、お客様に喜ばれるサービスを提供し続け、地域社会への貢献、共存・共栄こそが、会社の存在意義であり、当社グループに与えられた使命であります。 ○社是 「感謝と報恩」「創意と工夫」「本氣と誠実」 ○経営信条 1.私達は、お客様に喜ばれることを自らの喜びとする。 1.私達は、夢を語り合い、ナンバーワンをめざし、日々チャレンヂする。 1.私達は、プロとしての自覚と真の勇氣を持ち、感動をもたらす。 1.私達は、高い目標を掲げ、執念を燃やし、必ず突破する。 1.私達は、更なる高い価値の創造により、物心両面の豊かさを実現する。 ○基本ポリシー 「熱狂的ファンづくり」 当社グループは、経営理念の具現化に向け、ひとつのお菓子、ひとりのお客様への接客で、一生お付き合いができる熱狂的なファンを今日一人創ることに全従業員が徹する『熱狂的ファン創り』を基本ポリシーに、実践していくことをモットーにしております。 ○経営理念手帳「こづち」について 経営理念を全従業員が理解を深め、共有化を図る目的で、経営哲学(フィロソフィー)100ヶ条を創り、明文化した経営理念手帳「こづち」を作成し、全従業員への周知徹底と経営理念の浸透に努めております。 経営理念手帳「こづち」は、各職場単位で行う朝礼や研修、勉強会などで活用し、また、実践成果を全従業員が共有し、さらなる大きな成果を生み出していくことを目的に「こづち発表全国大会」を年1回開催しております。グループ各社から予選を勝ち抜いた代表者が経営理念の実践の成果を発表する当該イベントは、当社グループの最重要イベントに位置付けております。 ○「寿スピリッツ」社名の由来及びシンボルマークについて  「寿スピリッツ」とは、当社グループの積極果敢で熱い精神を引き継ぎ、これからの時代を全力で切り拓き、より大きな喜びを創造していく会社へ、そのような念いで2006年10月、純粋持株会社体制化を契機に制定されました。  シンボルマークには、社員一人ひとりの気持ちが重なって、“輪”になるという意味が込められております。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上の実現に向け、収益性の改善に注力しており、「売上高経常利益率」30%以上の達成を目標指標に掲げ、ブランド価値の向上及び生産効率及び販売効率の改善などに注力いたしました。その結果、当連結会計年度の売上総利益率は、対前期比0.5ポイント減少の61.4%となりました。これは主に、原材料価格の上昇に伴う材料費の増加などによるものであります。また、販売管理費比率は、新規出店及び給与水準引き上げによる人件費の増加や、販促強化による派遣費用の増加などに伴う販売促進費の増加などにより、対前期比0.2ポイント増加の37.8%となりました。これらの要因により売上高経常利益率は23.8%となりました。 引き続き、ブランド価値の向上に拘り、売上高の増大、生産効率及び販売効率の改善などに対処し、更なる収益性の向上に努めてまいります。 (3)経営環境及び中長期的な会社の経営戦略 当社グループを取り巻く経営環境は、少子高齢化や人口減少が進む中、限られた市場規模のもとで、業種・業態を超えた販売競争が一段と激化してくるものと予想されます。また、お客様の消費行動や価値観の多様化が進む中、商品・サービスに対するお客様の選別の目は厳しさを増してきております。特に近年ではブランド志向・本物志向の傾向が一層強まっております。こうした変化にすばやく対応し、お客様の要望に対応できる商品・サービスの企画力の有無が当社グループの将来を左右するものと考えております。 このような経営環境の中、当社グループは、お菓子の総合プロデューサーとして「高い価値の創造」をテーマに、美味しさと品質に徹底的に拘り、「地域性」と「専門店性」を追求した独創性のあるショップブランド及び商品ブランドの創造と育成により、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指してまいります。 また、地域ごとのマーケット特性にマッチしたお土産、パーソナルギフトから自家用まで、多用途なギフト需要に多数のプレミアム・ギフトスイーツのブランドポートフォリオで適応する独自のビジネスモデルの構築に注力してまいります。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 今後の見通しにつきましては、雇用・所得環境の改善を背景に、景気は緩やかに回復していくことが期待されます。一方で、中東情勢の不安定化をはじめとした地政学リスクの高まりによる原材料価格やエネルギー価格の高騰に加えて、継続する物価上昇により消費の二極化が一段と強まり、個人消費への影響も懸念されるなど、先行きは予断を許さない状況が予測されます。 このような見通しの中、当社グループは、2年目となる中期経営目標「Value Up Vison2030」のもと、2026年経営スローガンを「今日一人熱狂的ファンを創る」とし、事業施策を推進し、更なる成長を目指してまいります。 製造面では、食品の安心・安全を最優先に、引き続き食品安全マネジメントシステムの継続的な改善と設備投資による生産性の向上を図り、お客様に安心・感動していただける高品質な商品の提供に努めてまいります。 人財面では、理念共感型採用と理念浸透に向けた人財育成を強化し、人的資本経営を推進してまいります。 Value Up Vison2030(中長期経営目標) ●Vison(目指すべき方向性) 全国各地のプレミアムギフトスイーツブランドを創造する 「お菓子の総合プロデューサー」 当社グループは、「お菓子の総合プロデューサー」として、「高い価値の創造」をテーマに、美味しさと地域性を追求した「プレミアムギフトスイーツ」の創造と育成を推進し、地域社会への貢献・共存・共栄を図り、社会から信頼され必要とされる企業集団を目指してまいります。 ●成長テーマ 経営理念をベースとした「全員参画による超現場主義経営」の更なる推進 当社グループは、経営理念を拠り所に、従業員一人ひとりが当事者意識をもって経営に参画する「全員参画による超現場主義経営」の実践により、活力ある魅力あふれる企業集団を創り、中長期的な企業価値の向上を目指してまいります。 (重点対策) ・商品力、売場力、販売力のValue Up ・インバウンド対策のValue Up ・人財力のValue Up ●目標指標 ・経常利益率   30%(2030年3月期) ・経常利益  350億円(2030年3月期) ・5カ年の平均売上成長率 10% ・ROE30%以上 ●キャッシュ・アロケーション方針 (2026年3月期から2030年3月期の5年間) 当社グループは、中長期的な企業価値の向上を目指し、創出するキャッシュを成長投資及び株主還元に投入し、更なる収益性の向上を図り、高ROE経営を推進してまいります。 営業キャッシュ・フローの創出  930億円程度   ①成長投資   30%~40%程度 工場投資(維持・更新含む)、出店投資、M&A等による新たな成長投資 ②株主還元   50%~60%程度 総還元性向50%以上を意識し、利益成長に応じた増配と機動的な自己株式取得を実施 ③手元預金   売上高の30%程度を目安に手元流動性を確保
事業等のリスク3,512字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日において、当社グループが判断したものであります。 (1)異常気象、大規模災害等による消費動向の急激な変動について 当社グループの主力事業は、菓子類を主とした嗜好品を取り扱っており、用途等の性質上、季節変動があり、気象変動の影響を受ける傾向があります。当社グループでは、天候予測を注視しながら、経営成績に与える影響を最小限に抑えるよう対策を講じておりますが、想定をはるかに超え、消費動向に急激な変動を及ぼす猛暑・暖冬などの異常気象や大規模災害、また、新型インフルエンザなどの感染症災害が発生した場合には、国内・インバウンド双方の需要の減少を通じて、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (新型コロナウイルスなど、感染拡大によるリスク) 当社グループでは新型コロナウイルスなど重大な感染症が発生・蔓延した場合、外出自粛に伴う移動の減少や出店施設の臨時休業など、国内・インバウンド双方の需要の減少を通じて、様々な活動の自粛により消費活動が急激に縮小し、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループの従業員に新型インフルエンザやノロウイルス等の感染が拡大した場合、一時的に操業及び営業を停止するなど、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループではこれらのリスクに対応するため、感染防止に向けた対策を講じております。 (2)自然災害 当社グループの事業地域であります日本国内は、頻度や程度を予測することが難しい地震、台風、豪雨、噴火といった自然災害の影響を受けやすい環境にあり、万一発生した場合に備え、必要と考えられる設備の定期点検や火災保険などを付保しております。また、事業戦略上、生産拠点及び販売拠点は国内各地に分散化しており、特定地区への生産集中及び売上依存は回避されております。 しかしながら、大規模な自然災害の発生によりこれらの事業拠点が甚大な被害により、長期間稼働不能の状態に陥るなど生産活動または販売活動に大きな支障をきたす場合や、一部の商品を除き基本的には一商品一工場の生産体制であるため、販売できなくなる商品が発生した場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)食品の安全性について 消費者の食品の安全性に対する関心が非常に高まっています。また、菓子・食品業界におきましては、食品表示偽装、原材料や製品の消費期限・賞味期限の管理の問題など、食品の品質・安全性に係る問題が発生しております。 当社グループでは、食品の品質・安全性の確保は経営上の最重要課題であるとの認識の下、「食品衛生法」、「農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律(通称、JAS法)」、「不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法)」など各種法令の遵守、対応マニュアルの整備、適正表示の徹底、異常が発生した場合に原因をトレースできる体制の構築など品質管理体制の強化に取り組んでおりますが、原材料や製造工程に想定外の問題が発生した場合や、当社グループのみでは回避できない社会・業界全般にわたる品質・衛生的な問題などが発生した場合には、当社グループの社会的信用の失墜及びブランド価値の毀損を招き、また、損害賠償金の支払い等によって、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)法的規制について 当社グループは事業活動を遂行するにあたり、食品衛生法、JAS法、食品表示法、景品表示法、不正競争防止法、製造物責任法など、様々な法的規制を受けており、主に下表の許認可を受けております。当社グループはこれらの許認可を受けるための諸条件及び法令の遵守に努めており、現時点において当該許認可が取消しとなる事由は発生しておりません。しかし、法令違反等によりこれらの許認可が取消された場合または業務の停止命令を受けた場合には、当社グループの社会的信用の失墜及びブランド価値の毀損を招き、また、損害賠償金の支払い等によって、当社グループの事業継続及び経営成績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 また、今後において規制の強化または新たな規制の導入により、事業活動が制約され、各業務の遅滞が発生した場合等には、当社グループの事業継続及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 許可の種類   有効期限   関連する法令   取消等となる事項 菓子製造業   5年   食品衛生法   第55条および第56条に違反した場合 食品の冷凍または冷蔵業   〃   〃   〃 飲食店営業   〃   〃   〃 アイスクリーム類製造業   〃   〃   〃 喫茶店営業   〃   〃   〃 乳類販売業   〃   〃   〃 (健康食品事業の法的規制について) 当社グループは、新規事業として2012年10月より健康食品事業を営んでおりますが、当該事業において食品衛生法、JAS法、食品表示法、薬事法、健康増進法など様々な法的規制を受けております。当社グループは、当該法的規制の遵守を徹底しておりますが、万が一これらに抵触し、行政処分の対象となった場合の社会的信用力の失墜や法律が改正され、規制が強化された場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)原材料の調達及び価格高騰 製菓原材料は主に小麦粉、小豆、砂糖、油脂など多くの農産物を使用しており、産地の天候不順や自然災害の影響、世界的な需給状況の変化により価格の高騰や安定的な調達が困難になる可能性があり、輸入原料の場合には、為替変動によっても仕入価格が変動する可能性があります。また、原油価格の高騰により重油等の燃料や石油製品である包装資材、容器類の価格が上昇する可能性があります。 当社グループでは、安定的な調達を実現するため、迅速な情報収集や調達先の多様化、事前の価格交渉によるリスク分散など様々な対応策を進めておりますが、突発的事情により安定的調達ができなくなった場合、また、仕入価格が急激かつ想定を大幅に超えて上昇した場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (6)情報セキュリティについて 当社グループは、事業活動において、顧客情報及び個人情報や営業上・技術上の機密情報を保有しているほか、様々な情報システムを活用し、サービスの提供や業務を遂行いたしております。社内管理体制については、「情報管理規程」、「個人情報管理規程」、「情報セキュリティ規程」など各種規程を整備し、情報セキュリティ推進体制の整備と従業員に対する教育など、ハード面を含めた一層のセキュリティ強化に取り組んでおります。特に、通信販売においては、多くのお客様の個人情報を保有していることから、個人情報の保護に関する法律(以下「個人情報保護法」という。)を遵守するとともに、厳重な管理に努めております。 しかしながら、災害・事故、サイバー攻撃等による情報システムの停止、不正アクセス等による情報の消失・漏洩等といった情報セキュリティ事故の発生や個人情報保護法に抵触する事象が発生した場合には、売上の減少、損害賠償の発生や対応費用の発生のみならず、当社グループの社会的信用の失墜及びブランド価値の毀損を招き、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (7)海外での事業展開 当社グループは、主にアジア地域において、製品の輸出及び現地法人及びフランチャイズパートナーを通じ、事業活動を展開いたしております。事業展開地域において、予期しない不利な経済的、政治的要因、法的規制などの発生、また、地震などの自然災害、紛争テロの発生、感染症疾病の流行などの事象が発生した場合には、海外での事業活動に支障をきたし、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (8)固定資産の減損 当社グループは、事業活動で使用する工場や店舗などにかかる様々な資産を保有しております。経営環境や事業活動の著しい変化による収益性の低下、将来キャッシュ・フローの状況などにより、対象資産に対して減損処理を行った場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,861字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は、次のとおりであります。 ①経営成績の状況 当連結会計年度における当社グループを取り巻く事業環境は、雇用・所得環境の改善などを背景に、景気は持ち直しの動きが見られました。一方で、物価高が長期化する中、消費者の節約志向は根強く、商品・サービスに対する選別意識は厳しさを増す状況で推移いたしました。 このような状況のもと、当社グループは、持続的な成長を目指すべく、中長期経営目標「Value Up Vision2030」を昨年5月に公表し、「お菓子の総合プロデューサー」をビジョン(Vision)に掲げ、美味しさと地域性を追求した「プレミアムギフトスイーツ」の創造と育成に注力いたしました。 また、経営理念をベースとした「全員参画による超現場主義経営」の更なる推進を成長ストーリーに位置づけ、商品力、売場力、販売力のValue Up、インバウンド対策のValue Up、人財力のValue Upの重点対策の遂行に取り組みました。 その結果、当連結会計年度の売上高は78,781百万円(前期比8.9%増)、営業利益は、18,598百万円(前期比5.6%増)、経常利益は、18,733百万円(前期比5.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は、12,557百万円(前期比3.6%増)となり、売上高及び各段階利益ともに過去最高値を更新いたしました。 セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。 なお、従来、「シュクレイ」及び「九十九島グループ」は、それぞれ独立セグメントとしておりましたが、2025年4月1日付で実施した連結子会社間の組織再編(会社分割)に伴い、当連結会計年度より統合し、セグメント区分を「シュクレイグループ」に変更いたしており、前連結会計年度との比較は、変更後の区分方法により作成した数値を使用しております。 また、「寿製菓・但馬寿」としていた報告セグメントの名称を当連結会計年度より「寿製菓グループ」に変更いたしております。 区分   売上高   営業利益 前連結 会計年度 (百万円)   当連結 会計年度 (百万円)   増減 (百万円)   前連結 会計年度 (百万円)   当連結 会計年度 (百万円)   増減 (百万円) シュクレイグループ   34,698   37,054   2,356   6,797   7,087   289 ケイシイシイ   21,482   23,184   1,701   5,024   4,833   △190 寿製菓グループ   14,545   16,298   1,752   3,240   3,823   582 販売子会社   7,227   7,804   576   946   1,089   143 その他   692   674   △18   55   28   △26 小計   78,647   85,016   6,369   16,064   16,862   798 (調整額)   △6,297   △6,235   62   1,546   1,735   188 合計   72,349   78,781   6,431   17,610   18,598   987 1)シュクレイグループ シュクレイグループは、各ブランドにおいて主力商品を軸に季節限定商品などの新商品を加え、ブランド訴求力の向上に取り組みました。インバウンド対策では、国際線ターミナルを中心に販売人員の増強や「抹茶ちとせ」商品の拡販などに注力いたしました。新規出店では、昨年9月、ニュウマン高輪にリブランドを行った「東京ミルクチーズ工場」が初のフラッグシップ店舗を出店、加えて新ブランドでは、百貨店を中心に展開し、昨年11月、阪神梅田本店に「ソルトラ」及び西武池袋本店に「バニスタ」をそれぞれ出店、更に、本年2月、ジェイアール名古屋タカシマヤに「ハローメイプリ」の出店など、計10店舗の出店を行いました。退店では、本年1月、東京駅構内の販売エリア改装工事に伴い3店舗の退店(内2店舗は次期に出店予定)など、計7店舗の退店を行いました。その結果、売上高は37,054百万円(前期比6.8%増)、営業利益は7,087百万円(前期比4.3%増)となりました。 2)ケイシイシイ 「ルタオ」ブランドを擁するケイシイシイは、更なるブランド価値の増大に向け、昨年3月にグランドオープンした「ルタオ運河プラザ店」の販売強化や「ルタオ新千歳空港店」及び「ルタオ札幌大丸店」の全面リニューアルを行い、また、新紅茶カテゴリー「&LeTAO」の発売や新作限定スイーツを順次投入するなど、新商品開発を推進いたしました。インバウンド対策では、国際線ターミナルを中心に販売人員の増強や新ブランド「岡田謹製茶織屋」による催事展開などに注力いたしました。通信販売では季節イベント対策を推進し、また、昨年6月、「ルタオ」のポイント制度のリニューアルを行い、店舗とオンラインショップとの相互連携を図りました。「ナウオンチーズ」などの首都圏ブランドでは、ブランド認知度を高めるため、催事展開に注力いたしました。その結果、売上高は23,184百万円(前期比7.9%増)、営業利益は4,833百万円(前期比3.8%減)となりました。 3)寿製菓グループ 寿製菓グループは、新商品開発に注力し、主要代理店及び販売子会社への提案営業を推進いたしました。販路拡大では、沖縄において、主要代理店とタイアップしたOEM展開の推進や直営ブランドのパイナップルスイーツ専門店「ニューキュー」の展開強化などに取り組みました。地元の山陰地区では、昨年8月にJR鳥取駅の商業ゾーンのリニューアルにあわせ、セレクトショップ「鳥取 菓の座」をリニューアルオープンいたしました。また、主力商品「因幡の白うさぎ」において、本年3月にギネス世界記録挑戦イベントを開催するなど、更なる知名度向上に努めました。その結果、売上高は16,298百万円(前期比12.1%増)、営業利益は3,823百万円(前期比18.0%増)となりました。 4)販売子会社 販売子会社は、各販売拠点において主力商品対策及び地域特性にマッチした新商品の発売、インバウンド対策などに注力いたしました。エリア別では、東海地区は、季節限定新商品「伊勢奉祝水まんじゅう」及び「伊勢奉祝ぜんざいもち」の発売、関西地区は、主力商品「大阪はちみつクワトロフォルマッジ」の販売強化などに取り組みました。福岡地区では、10周年を迎えた「博多まっかな苺」ブランドの展開強化に注力しました。その結果、売上高は7,804百万円(前期比8.0%増)、営業利益は1,089百万円(前期比15.1%増)となりました。 5)その他 その他は、損害保険代理業、健康食品事業、海外(台湾)における菓子事業が含まれております。売上高は674百万円(前期比2.6%減)となり、営業利益は28百万円(前期比47.9%減)となりました。 ②財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末における総資産は、60,142百万円となり前連結会計年度末と比べ8,162百万円増加いたしました。 主な要因は、現金及び預金の増加(6,119百万円)、有形固定資産の増加(859百万円)、受取手形及び売掛金の増加(856百万円)などによるものです。 (負債) 負債は、12,206百万円となり前連結会計年度末と比べ311百万円増加いたしました。 主な要因は、1年内返済予定の長期借入金の減少(300百万円)、未払金の増加(289百万円)、流動負債のその他の増加(242百万円)などによるものです。 (純資産) 純資産は、47,936百万円となり前連結会計年度末と比べ7,850百万円増加いたしました。 主な要因は、親会社株主に帰属する当期純利益計上による増加(12,557百万円)、配当金の支払いによる減少(4,939百万円)などによるものです。この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末に比べ2.6ポイント増加し79.7%となりました。 ③キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ3,119百万円増加し、28,200百万円(前期比12.4%増)となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は、13,801百万円(前期比4.5%増)となりました。 主な要因は、税金等調整前当期純利益が18,745百万円となり、非資金項目であります減価償却費が1,691百万円になったことなどによる増加要因があった一方、法人税等の支払額が△6,093百万円、売上債権の増減額が△853百万円になったことなどによる減少要因によります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、5,451百万円(前期比58.5%増)となりました。 主な要因は、定期預金の預け入れによる支出△4,000百万円、有形固定資産の取得による支出2,371百万円などの減少要因によります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は、5,241百万円(前期比28.9%減)となりました。 主な要因は、配当金の支払額4,939百万円、長期借入金の返済による支出300百万円などの減少要因によります。 (2)生産、受注及び販売の実績 ①生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)   前年同期比(%) シュクレイグループ(百万円)   34,120   103.6 ケイシイシイ(百万円)   19,002   100.7 寿製菓グループ(百万円)   18,806   114.4 合計(百万円)   71,929   105.4 (注)金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。 ②受注実績 当社グループは、基本的に販売計画に基づいた見込生産を行っているため、記載を省略しております。 ③販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)   前年同期比(%) シュクレイグループ(百万円)   37,054   106.8 ケイシイシイ(百万円)   23,184   107.9 寿製菓グループ(百万円)   16,298   112.1 販売子会社(百万円)   7,804   108.0 報告セグメント計(百万円)   84,342   108.2 その他(百万円)   674   97.4 セグメント間の内部売上高又は振替高(百万円)   △6,235   99.0 合計(百万円)   78,781   108.9 (3)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において判断したものであります。 ①経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (売上高) 当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度に比べ、6,431百万円増加し、78,781百万円(前期比8.9%増)となりました。これは主に新規出店の増加及びインバウンド売上高(国際線ターミナル売上高)の伸長並びに沖縄向け卸売上の好調等によるものであります。 販売チャネル別で見ますと、国内卸売が前期比11.8%増の33,423百万円、国内小売が前期比7.2%増の37,443百万円、通信販売が前期比4.1%増の6,378百万円とそれぞれ増収となりました。また、海外事業は、前期比11.1%増の1,522百万円となりました。 なお、各セグメントの売上高の状況は、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況」に記載しております。 (売上総利益率) 当連結会計年度の売上総利益率は、前連結会計年度に比べ0.5ポイント減少の61.4%となりました。これは主に、原材料価格の上昇に伴う材料費の増加などによるものであります。 (販売費及び一般管理費) 販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ2,596百万円増加し、29,789百万円(前期比9.5%増)となり、対売上高比率は、前連結会計年度に比べ0.2ポイント増加の37.8%となりました。これは主に、新規出店及び給与水準引き上げにより人件費が増加したことに加え、新規出店の増加及び販促強化による派遣費用の増加などにより販売促進費が増加したことによるものであります。 (営業利益) 上記の結果、営業利益は、18,598百万円(前期比5.6%増)となりました。 なお、セグメント別の営業利益の状況は、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況」に記載しております。 (経常利益) 経常利益は、18,733百万円(前期比5.9%増)となりました。これは主に、上記の結果に伴う営業利益の増益によるものであります。 なお、当社グループは売上高経常利益率を目標指標としており、当該指標の分析等につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)目標とする経営指標」に記載しております。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 親会社株主に帰属する当期純利益は、特別利益に、固定資産売却益123百万円、特別損失に、固定資産除却損103百万円などを計上し、また、法人税等を6,188百万円計上したことにより12,557百万円(前期比3.6%増)となりました。 ②財政状態の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度における財政状態の状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②財政状態の状況」に記載しております。 ③キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、運転資金及び設備資金は、主として自己資金及び金融機関からの借入金により充当いたしております。当連結会計年度末における有利子負債の残高はありません。また、現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末と比較して3,119百万円増加の28,200百万円であります。 また、複数の金融機関と当座貸越極度を設定することで、将来の事業活動のための手元流動性の確保に努めております。 ④重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。連結財務諸表の作成にあたり、資産、負債、収益及び費用の報告に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は、実際の結果と異なる可能性があります。 当社グループの連結財務諸表で採用した重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載いたしております。また、連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載いたしております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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