概要
宝ホールディングスは、清酒「月桂冠」や焼酎「タカラ」で知られる宝酒造を中核とする持株会社。酒類・調味料、海外酒類・日本食材卸売、バイオの3セグメントで構成され、連結従業員数5720人、売上高3943億円(2026年3月期)。1925年創業、1949年上場。
国内酒類・調味料を収益基盤とする宝酒造
宝酒造株式会社は、国内において焼酎、清酒、ソフトアルコール飲料、本みりんなどの酒類調味料、食品調味料、原料用アルコールを製造・販売する。主力ブランドに「松竹梅白壁蔵「澪」」や「タカラ「焼酎ハイボール」」などがある。2026年3月期のセグメント売上高は1191億円で、営業利益は57億円。国内酒類市場の縮小が続く中、ノンアルコール飲料や食品調味料への注力で収益性向上を図る。
米州・欧州・豪州に広がる海外酒類と日本食材卸売
宝酒造インターナショナルグループは、海外酒類事業と海外日本食材卸事業を展開する。米国ではTakara Sake USAが清酒を、Tomatin Distilleryがスコッチウイスキーを、Age Internationalがバーボン「Blanton's」を製造販売。Mutual TradingやFoodex SAS、Tazaki Foodsなどが欧米豪で日本食材・酒類の卸売を営む。2026年3月期のセグメント売上高は2218億円とグループ全体の56%を占め、営業利益142億円。
ライフサイエンス研究を支えるタカラバイオグループ
タカラバイオ株式会社は、PCR酵素や制限酵素などの研究用試薬、遺伝子解析機器を開発・製造し、全世界の研究機関に販売する。再生医療等製品のCDMO受託サービスや遺伝子治療向け製造補助剤も手がける。2026年3月期の売上高は403億円だが、営業損失46億円と苦戦。米国の研究助成金削減や自社臨床開発の中止など課題を抱え、事業ポートフォリオの見直しを進める。
持株会社体制とグループ横断の事業構成
2002年に物的分割を実施し、酒類・バイオ事業を新設会社に承継。自らは持株会社「宝ホールディングス」に移行した。グループは子会社68社、関連会社2社で構成。その他セグメントとしてタカラ物流システムによる貨物運送、ラック・コーポレーションによるブルゴーニュワイン輸入販売、不動産賃貸などがある。連結売上高は2026年3月期に3943億円、営業利益206億円。
業界の中での役割は酒類・調味料の製造販売、日本食材卸売、バイオ試薬・受託サービスプロバイダーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 海外日本食材卸 | 1,959億円 | 49.7% | — | — |
| 国内・海外酒類 | 1,510億円 | 38.3% | — | — |
| バイオ | 403億円 | 10.2% | — | — |
| その他 | 70億円 | 1.8% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01国内酒類・調味料主力
宝酒造が焼酎、清酒、ソフトアルコール飲料、本みりんなどの酒類調味料、食品調味料、原料用アルコールを製造・販売。国内市場向けに幅広い酒類・調味料を供給する。
- 焼酎
- 麦焼酎、芋焼酎など多様な原料から製造される蒸留酒。国内市場向けに主力製品として販売。
- 清酒
- 米を原料とする醸造酒。国内市場向けに多品種を販売。
- ソフトアルコール飲料
- 低アルコールのチューハイ・カクテル等。国内市場向けに販売。
- 本みりん
- アルコールを含む調味料。料理の風味付けに使用される。国内市場向けに販売。
- 食品調味料・原料用アルコール
- 醸造調味料や工業用アルコールなど。業務用・工業用に供給。
02海外酒類・日本食材卸売主力
宝酒造インターナショナルが海外子会社を統括。米国で清酒(Takara Sake USA)、スコッチウイスキー(Tomatin)、バーボン(Age International)を製造・販売。Mutual Trading他が米・欧・豪で日本食材・酒類・調理器具の卸売を展開。
- 清酒(海外生産)
- 米国カリフォルニア州で製造する日本酒。現地販売及び宝酒造製品と共に米国市場に供給。
- スコッチウイスキー
- The Tomatin Distilleryで製造。シングルモルト等を世界中に販売。
- バーボンウイスキー
- Age Internationalが販売するアメリカンウイスキー。
- 日本食材卸売
- 米国・欧州・豪州で日本食材、調味料、冷凍食品、酒類をレストラン・小売向けに卸売。
03バイオ試薬・機器・受託サービス準主力
タカラバイオが試薬・機器の開発製造販売、再生医療等製品のCDMO、遺伝子解析・検査受託、バイオ創薬基盤技術の開発・製造・販売を行う。中国・欧州・米国に拠点を持ちグローバル展開。
- 研究用試薬
- PCR酵素、制限酵素など分子生物学・細胞生物学研究向け試薬。世界中の研究機関に販売。
- 遺伝子解析機器
- PCR装置、シーケンサー関連機器など。研究・臨床向けに供給。
- CDMO受託サービス
- 再生医療等製品の開発製造支援、遺伝子解析・検査受託。顧客の開発を支援。
- バイオ創薬基盤技術・製造補助剤
- 遺伝子治療等に必要な技術・試薬。臨床開発を進める。
04その他副次
タカラ物流システムが国内貨物運送、ラック・コーポレーションがブルゴーニュワイン等輸入販売、当社が不動産賃貸を営む。グループ各社向け間接業務受託も行う。
製品と技術
清酒・焼酎・ソフトアルコールの国内主力ライン
国内酒類では、清酒「松竹梅白壁蔵「澪」」「松竹梅「天」」「松竹梅「昴」」を展開。焼酎は甲類・乙類とも製造し、「タカラ「焼酎ハイボール」」がRTD市場で成長。ソフトアルコール飲料では「タカラ「辛口ゼロボール」」をリニューアルし、ノンアルコール市場に対応。本みりんや料理清酒、だしなどの食品調味料も収益に貢献する。
スコッチウイスキーとバーボン、海外清酒の三本柱
海外酒類事業では、英国The Tomatin Distilleryがシングルモルトスコッチウイスキーを製造。米国Age Internationalはプレミアムバーボン「Blanton's」を販売し、2026年3月期も好調。Takara Sake USAはカリフォルニアで現地生産清酒を供給し、宝酒造からの輸出製品と合わせて北米市場を開拓する。
バイオ研究の中核ツール、PCR酵素と遺伝子解析機器
タカラバイオグループは、PCR酵素、制限酵素など分子生物学研究に不可欠な試薬を開発・製造。世界中のアカデミアや製薬企業に販売する。遺伝子解析機器(PCR装置、シーケンサー関連)も提供。2025年には空間トランスクリプトーム解析用試薬を手がけるCurio Bioscienceを買収し、技術ポートフォリオを拡充した。
再生医療・遺伝子治療を支援するCDMOサービス
CDMO事業では、再生医療等製品の開発製造支援や遺伝子解析・検査受託を提供。特に遺伝子治療薬の分野に注力してきたが、2026年3月期には営業損失を計上。中期計画でGMP細胞加工受託からの撤退を決定し、事業構造の再構築を進める。遺伝子治療向け製造補助剤の販売やバイオ創薬基盤技術のライセンスも併せて行う。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
食料品のなかでの位置
酒類・バイオで独自路線、規模は中堅ながら収益安定
宝ホールディングスは酒類(本格焼酎・梅酒等)とバイオ(医薬・酵素)を柱とし、他社と明確に差別化しています。同業他社には製粉大手のニップンや日清製粉グループがありますが、事業領域が異なり直接の競合は限定的。売上高は2024年度の約3,400億円から2026年度には約3,900億円へ順調に増加、営業利益率は5%前後と安定しています。内需主体ですが、焼酎市場では九州を地盤にトップクラスのシェアを持ち、海外輸出も伸長中。酒類メーカーとしての知名度とバイオ分野での技術基盤を強みに、中位ながら存在感を示しています。
強み
- 本格焼酎のパイオニアとして九州で高いシェア、ブランド力も強い
- 医薬・酵素分野で技術を持ち、医療・食品向けに安定収益
- 営業利益率5%前後、売上高も増加傾向で財務体質は堅調
- 酒類とバイオの2軸がリスク分散、季節変動の影響を緩和
課題
- 酒類需要は人口減で中長期的に縮小、成長には海外依存が不可欠
- 売上高は4千億円規模で他食品大手に及ばず、スケールメリット弱い
- 研究開発費が重く、収益化まで時間がかかる場合がある
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
食品・飲料の時価総額近傍。太字が宝ホールディングス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 2579コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス | 6,697億円 | 35.5倍 |
| 2 | 2282日本ハム | 6,269億円 | 17.5倍 |
| 3 | 2002日清製粉グループ本社 | 5,824億円 | 18.2倍 |
| 4 | 2871ニチレイ | 5,534億円 | 19.7倍 |
| 5 | 4401ADEKA | 4,806億円 | 16.7倍 |
| 6 | 2531宝ホールディングス | 4,273億円 | 35.8倍 |
| 7 | 2222寿スピリッツ | 4,211億円 | 33.3倍 |
| 8 | 2229カルビー | 4,144億円 | 22.1倍 |
| 9 | 2607不二製油 | 4,080億円 | 35.9倍 |
| 10 | 1332ニッスイ | 4,027億円 | 14.3倍 |
| 11 | 2810ハウス食品グループ本社 | 3,868億円 | 49.3倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(食品・飲料)に従っています。
会社の歴史
沿革 35件
清酒醸造会社として創業した1925年
1925年9月、京都市伏見区に寳酒造株式会社を設立。四方合名会社を吸収合併し、伏見工場と木崎工場を拠点とした。1929年には大正製酒を吸収合併し王子工場を加えるなど、戦前期に規模を拡大。1947年には日本酒精や大黒葡萄酒から工場を買収し、酒類・酒精事業の基盤を固めた。
戦後の再編と上場、多角化への歩み
1949年5月、東京・大阪・名古屋の各証券取引所に株式上場。1952年には政府から専売アルコール工場の払下げを受け、高鍋・島原工場を取得。1960年代にかけて麦酒工場の建設・譲渡や、摂津酒造・本辰酒造の吸収合併などで事業領域を拡大。1964年には松戸工場を建設し、生産拠点を集約した。
米国・欧州への酒類事業進出(1980〜90年代)
1982年、米国カリフォルニア州の清酒メーカーNUMANO SAKE(現Takara Sake USA)の株式を取得し、米国での清酒製造を開始。1985年には英国スコットランドでTomatin Distilleryを設立し、スコッチウイスキー事業に参入。1991年には米国バーボンメーカーAge Internationalの株式を取得。海外酒類の製造・販売網を着実に拡大した。
持株会社体制へ移行、バイオ事業を分離した2002年
2002年4月、物的分割により酒類・食品・酒精事業を宝酒造株式会社、バイオ事業をタカラバイオ株式会社に承継。自社は宝ホールディングス株式会社に商号変更し、持株会社としてグループ全体を統括する体制となった。2004年12月にはタカラバイオが東証マザーズに上場。バイオ事業を独立させ、成長資金を調達する道を開いた。
海外日本食材卸事業の買収拡大(2010年代)
2010年、仏Foodex SASの株式80%を取得し欧州日本食材卸に参入。2013年に英Tazaki Foods、2014年にスペインCominport Distribuciónを傘下に加えた。2016年には米国Mutual Tradingの51%株式を取得し北米卸売を拡大。2017年には豪州Nippon Food Suppliesにも出資。2024年には独Kagerer & Co.の90%を取得し、欧州でのプレゼンスを強化した。
2025年からの長期ビジョンと経営計画
2025年9月、創立100周年を前に「宝グループ長期Vision 2050」を策定。バイオテクノロジーを核に、酒類・日本食材領域、ライフサイエンス産業支援領域に加え、食料不足や環境問題に取り組む新規領域を掲げた。2026年5月には「中期経営計画2030」を公表し、ROIC 7%以上、営業利益378億円超を財務目標とする。遺伝子治療の自社開発中止やCDMOの再編も打ち出した。
年表35件を開く
1920年代
- 1925年9月創業現京都市伏見区竹中町609番地に、酒類、酒精、清涼飲料水、医薬用品、調味料等の製造および販売を主たる目的として、寳酒造株式会社を設立。四方合名会社を吸収合併し、伏見、木崎(1938年3月東亜酒精興業株式会社へ譲渡)の二工場とする。
- 1929年6月M&A大正製酒株式会社を吸収合併、王子工場(1964年5月松戸工場に統合)とする。
1940年代
- 1947年6月M&A大黒葡萄酒株式会社より白河工場(2003年3月廃止)を買収。
- 1947年9月M&A日本酒精株式会社を吸収合併、木崎、楠、防府(1995年3月廃止)の三工場とする。
- 1949年5月上場東京、大阪、名古屋の各証券取引所開設に伴い株式上場。
- 1949年7月上場京都証券取引所に株式上場(その後札幌、新潟、広島、福岡の各証券取引所にも順次上場。)。(上場廃止あるいは証券取引所の整理・統合に伴い)現在は東京証券取引所のみに上場。
1950年代
- 1952年10月政府より専売アルコール工場の払下げを受け、高鍋(現・黒壁蔵)、島原の二工場とする。
- 1952年11月M&A中央酒類株式会社を吸収合併、市川(1964年5月松戸工場に統合)、灘第一(1995年11月廃止)、鹿児島(1965年6月廃止)の三工場とする。
- 1954年12月M&A摂津酒造株式会社より灘第二工場(現・白壁蔵)を買収。
- 1957年4月木崎麦酒工場建設(1968年4月サッポロビール株式会社に譲渡)。
- 1959年10月札幌工場(2003年3月廃止)建設。
1960年代
- 1962年3月京都麦酒工場建設(1967年7月麒麟麦酒株式会社に譲渡)。
- 1964年5月M&A市川・王子の両工場を統合し、松戸工場建設。
- 1964年10月M&A摂津酒造株式会社、本辰酒造株式会社を吸収合併、大阪(1973年3月廃止)、長野(現・長野蔵置場)の二工場とする。
1970年代
- 1970年9月滋賀県大津市に中央研究所設置(2002年4月タカラバイオ株式会社へ承継、その後同社新社屋(草津市)へ本社機能を移転)。
1980年代
- 1982年7月M&A米国カリフォルニア州所在のNUMANO SAKE CO.(現・Takara Sake USA Inc.)の株式取得、米国本土での清酒製造を開始。
- 1985年11月創業英国スコットランドにThe Tomatin Distillery Co.Ltdを設立。翌年2月、ウイスキーメーカーTomatin Distillers Plc.の資産を買収し、スコッチウイスキーの製造開始。
1990年代
- 1991年4月米国バーボンウイスキーメーカーAge International,Inc.の100%持株会社であるAADC Holding Company,Inc.の株式の一部取得(その後残株式を取得、子会社に)。
- 1993年8月創業中国大連市に宝生物工程(大連)有限公司を設立。
- 1995年8月中国北京市に北京寛宝食品有限公司(現・宝酒造食品有限公司)を合弁により設立(その後出資持分を追加取得し子会社に)。
2000年代
- 2002年4月商号変更物的分割の方法により酒類・食品・酒精事業およびバイオ事業を分割、それぞれ新設の宝酒造株式会社およびタカラバイオ株式会社が承継。自らは持株会社に移行して、商号を寳酒造株式会社から宝ホールディングス株式会社に変更。
- 2004年12月上場タカラバイオ株式会社が東京証券取引所マザーズに株式上場。
- 2005年9月米国カリフォルニア州所在のClontech Laboratories,Inc.(現・Takara Bio USA, Inc.)の全株式をTakara Bio USA Holdings Inc.(米国)を通じて取得。
2010年代
- 2010年4月仏国パリ市所在のFoodex SASの発行済株式の80%を宝酒造株式会社を通じて取得、傘下の子会社ともども連結子会社とする(2015年5月、残りの20%を取得)。
- 2013年9月英国ロンドン近郊所在のTazaki Foods Ltd.の100%持株会社であるT.Tazaki & Company Ltd.(英国)の全株式を、Takara Europe Holdings B.V.(2021年11月清算)を通じて取得。
- 2014年3月スペイン マドリード市所在のCominport Distribución, S.L.の全株式をFoodex SASを通じて取得。
- 2016年3月タカラバイオ株式会社が東京証券取引所マザーズ市場から同市場第一部へ市場変更。
- 2016年11月米国カリフォルニア州所在の持分法適用関連会社であるMutual Trading Co.,Inc.の第三者割当増資を宝酒造株式会社が引き受けて発行済株式の51%を取得、傘下の子会社ともども連結子会社とする。
- 2017年1月豪州シドニー市所在のNippon Food Supplies Company Pty Ltdの第三者割当増資を宝酒造株式会社が引き受けて発行済株式の51%を取得(2022年9月、残株式を取得)。
- 2017年1月M&A米国アナーバー市所在のRubicon Genomics, Inc.の全株式をTakara Bio USA Holdings Inc.を通じて取得(2017年3月、Takara Bio USA, Inc.に吸収合併)。
- 2017年2月M&A米国フリーモント市所在のWaferGen Bio-systems, Inc.の全株式をTakara Bio USA Holdings Inc.を通じて取得(2017年5月、Takara Bio USA, Inc.に吸収合併)。
- 2017年7月宝酒造株式会社の海外事業を会社分割(新設分割)し、新設した宝酒造インターナショナル株式会社に承継。同時に宝酒造株式会社は同社から割当交付を受けた株式の全てを剰余金の配当として当社へ交付し、同社を当社の連結子会社とする。
2020年代
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、当社およびタカラバイオ株式会社は、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。
- 2024年11月ドイツ ミュンヘン近郊所在のKagerer & Co. GmbHの出資持分の90%を、宝酒造インターナショナル株式会社を通じて取得。
- 2025年1月米国パロアルト市所在の空間トランスクリプトーム解析用試薬の開発を行うCurio Bioscience, Inc.の全株式をTakara Bio USA Holdings Inc.を通じて取得。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。
- ROIC2031年3月期まで7%以上
- ROE2031年3月期まで10%以上
- 営業利益2031年3月期まで378億円以上
- 売上高2031年3月期まで4,930億円以上
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
事業ポートフォリオ戦略の実行
既存の酒類・日本食材領域とライフサイエンス産業支援領域での強みを活用しつつ、社外知見も取り入れ横断的に技術・基盤・ネットワークを活用し、新規事業開発や既存事業の強化・拡張につなげ、長期Visionの3つの提供価値を実現する。問題事業への一部撤退と、2年以内の事業ポートフォリオ見直しを進める。
- 02
グループガバナンス体制の見直し
事業ポートフォリオ戦略を議論し経営資源の配分方針を継続的に見直すための新たな経営会議体を設置する。重要な投資の意思決定プロセスの見直し、投資結果レビューの充実、タカラバイオに対するガバナンス体制を強化する。
- 03
ROIC重視の再徹底
事業ユニット別WACCに基づくROIC目標を設定し、ROIC目標に連動したNPVハードルレート設定や、グループ各社の経営層の評価・報酬体系の見直しを行うことで、資本効率を重視した経営を徹底する。
- 04
既存事業の収益構造改革
バイオ領域では遺伝子医療/CDMOの一部撤退による固定費削減と試薬ビジネスモデル再構築、日本食領域では海外子会社のマネジメント強化と業務高度化による営業利益率改善、和酒領域では国内製造設備投資を踏まえた持続可能な事業構造への変革を進める。
- 05
グループシナジー発揮による成長
グローバルな和酒・調味料拡大戦略のブラッシュアップで海外市場創造力を強化する。バイオテクノロジーをコアコンピタンスとした新規事業開発と既存事業の強化・拡張を図る。人的資本の活用(コーポレート人財・グローバル人財の強化、次世代育成、組織風土の改善)も連動して推進する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で5,720人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は764万円で、9期前と比べて+4.9%。平均年齢は49.8歳、平均勤続年数は24.2年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 4,407 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 4,349 | — |
| 2019年3月 | 728 | 47.9 | 22.7 | 4,493 | — |
| 2020年3月 | 775 | 48.5 | 23.8 | 4,680 | — |
| 2021年3月 | 719 | 48.7 | 24.2 | 4,748 | — |
| 2022年3月 | 733 | 49.0 | 23.8 | 4,934 | — |
| 2023年3月 | 748 | 49.3 | 24.0 | 5,171 | — |
| 2024年3月 | 743 | 49.4 | 24.0 | 5,492 | — |
| 2025年3月 | 763 | 49.5 | 24.0 | 5,729 | 360 |
| 2026年3月 | 764 | 49.8 | 24.2 | 5,720 | 299 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社18社(国内 6 / 海外 12、うち連結子会社 18) を有報から抽出しています。
- 国内宝酒造㈱(注2,5)京都市伏見区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内宝酒造インターナショナル㈱(注2)京都市下京区 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Takara Sake USA Inc.米国カリフォルニア州 バークレー市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Age International,Inc.米国ケンタッキー州 フランクフォート市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外The Tomatin Distillery Co.Ltd英国 スコットランド トマーチン · 連結子会社議決権94.2%
- 海外Foodex SAS (注2)フランス パリ市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内Cominport Distribución, S.L.スペイン マドリード市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Tazaki Foods Ltd.英国ミドルセックス エンフィールド · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Kagerer & Co. GmbHドイツ バイエルン州 フェルトキルヒェン · 連結子会社議決権90.0%
- 海外Mutual Trading Co.,Inc. (注2)米国カリフォルニア州 エルモンテ市 · 連結子会社議決権85.8%
- 海外Nippon Food Supplies Company Pty Ltd(注2)豪州ニューサウスウェールズ州シドニー市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内タカラバイオ㈱(注2,3,4)滋賀県草津市 · 連結子会社議決権60.9%
残りのグループ会社6社を開く
- 宝生物工程(大連)有限公司(注2)中国遼寧省大連市100%
- 宝日医生物技術(北京)有限公司(注2)中国北京市100%
- Takara Bio USA, Inc.(注2)米国カリフォルニア州 サンノゼ市100%
- Takara Bio Europe S.A.S.フランス サンジェルマンアンレー市100%
- タカラ物流システム㈱京都府京田辺市100%
- ㈱ラック・コーポレーション東京都港区100%
- JP宝酒造株式会社
- FRFOODEX
国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は3,943億円、営業利益は171億円。前期と比べると増収減益で、売上が+8.7%、利益が-17.0%。
四半期の推移
10期分
直近は2026年4Qで、売上は2,077億円、営業利益は93億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+11.5%、営業利益は−7.9%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3Q | 1,013 | 153 | 15.1 | 82 |
| 2023年4Q | 851 | — | — | 21 |
| 2024年1Q | 815 | 71 | 8.7 | 50 |
| 2024年2Q | 817 | 54 | 6.6 | 30 |
| 2024年3Q | 904 | 53 | 5.9 | 59 |
| 2024年4Q | 858 | — | — | 23 |
| 2025年2Q | 1,765 | 105 | 5.9 | 91 |
| 2025年4Q | 1,862 | 101 | 5.4 | 71 |
| 2026年2Q | 1,866 | 78 | 4.2 | 57 |
| 2026年4Q | 2,077 | 93 | 4.5 | 60 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は2,010億円から3,943億円へ2.0倍に増えた。直近期の営業利益率は4.3%。売上は2期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 2,010 | — | 93 | — | 47 |
| 2014年3月 | 2,096 | — | 99 | — | 103 |
| 2015年3月 | 2,195 | — | 118 | — | 57 |
| 2016年3月 | 2,254 | — | 128 | — | 71 |
| 米国アナーバー市所在のRubicon Genomics, Inc.の全株式をTakara Bio USA Holdings Inc.を通じて取得(2017年3月、Takara Bio USA, Inc.に吸収合併)。 | |||||
| 2017年3月 | 2,342 | — | 143 | — | 85 |
| 2018年3月 | 2,681 | — | 161 | — | 110 |
| 2019年3月 | 2,774 | — | 184 | — | 104 |
| 2020年3月 | 2,812 | — | 163 | — | 90 |
| 2021年3月 | 2,784 | — | 219 | — | 106 |
| 2022年3月 | 3,009 | — | 432 | — | 208 |
| 2023年3月 | 3,507 | — | 387 | — | 212 |
| 2024年3月 | 3,394 | — | 233 | — | 162 |
| 2025年3月 | 3,627 | 206 | 222 | 5.7 | 162 |
| 2026年3月 | 3,943 | 171 | 169 | 4.3 | 117 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高3,943億円のうち、営業利益として残るのは171億円で4.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は117億円、売上の3.0%にあたる。営業利益率は業種中央値4.1%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金67.6%2,666億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金28.0%1,106億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.3%171億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが173億円、投資CFが−153億円で、差し引きのフリーCFは20億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は691億円で、売上の2.1ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 80 | −37 | 12 | 43 | 353 |
| 2014年3月 | 72 | −123 | 26 | −51 | 346 |
| 2015年3月 | 95 | −103 | 68 | −8 | 427 |
| 2016年3月 | 104 | −109 | −95 | −5 | 325 |
| 2017年3月 | 128 | 162 | −28 | 290 | 588 |
| 2018年3月 | 163 | −199 | −56 | −36 | 493 |
| 2019年3月 | 135 | −92 | −42 | 43 | 486 |
| 2020年3月 | 117 | −37 | −117 | 80 | 445 |
| 2021年3月 | 271 | −67 | −15 | 204 | 629 |
| 2022年3月 | 164 | −104 | 41 | 60 | 757 |
| 2023年3月 | 455 | −105 | −222 | 350 | 918 |
| 2024年3月 | 292 | −200 | −134 | 92 | 902 |
| 2025年3月 | 162 | −416 | 65 | −254 | 753 |
| 2026年3月 | 173 | −153 | −93 | 20 | 691 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は5,138億円。このうち返さなくてよい自己資本が3,109億円で、自己資本比率は50.5%(業種中央値56.8%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 2,076 | 1,143 | 933 | 48.2 |
| 2014年3月 | 2,386 | 1,464 | 922 | 50.9 |
| 2015年3月 | 2,644 | 1,584 | 1,060 | 49.9 |
| 2016年3月 | 2,533 | 1,561 | 972 | 51.5 |
| 2017年3月 | 2,744 | 1,659 | 1,085 | 49.2 |
| 2018年3月 | 2,843 | 1,762 | 1,081 | 51.0 |
| 2019年3月 | 2,871 | 1,798 | 1,073 | 51.6 |
| 2020年3月 | 2,839 | 1,813 | 1,026 | 52.1 |
| 2021年3月 | 3,069 | 1,915 | 1,154 | 51.1 |
| 2022年3月 | 3,624 | 2,246 | 1,378 | 49.8 |
| 2023年3月 | 3,992 | 2,553 | 1,439 | 51.1 |
| 2024年3月 | 4,375 | 2,805 | 1,570 | 52.3 |
| 2025年3月 | 4,776 | 3,009 | 1,767 | 51.3 |
| 2026年3月 | 5,138 | 3,109 | 2,029 | 50.5 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
食料品 123社との比較
同じ食料品の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で123社中20位あたり、逆に低いのは配当利回りで123社中94位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,166.5で、1年前と比べて+26.1%。過去52週の値幅のなかでは83%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 35.8倍 |
| PBR | 1.61倍 |
| 配当利回り | 1.43% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1カ月で株価は+0.34%とほぼ横ばいだが、25日移動平均線(2112.96円)を+3.3%上回って推移。52週高値2332.5円に対して-6.5%の水準で、年初来+23.2%の上昇が継続中。週足では8月10日安値2008.5円から反発し、8月20日には2195円まで上昇。出来高は7月平均が約44万株、8月は約44万株で安定。RSIは61.03と中立圏で、過熱感はない。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 35/100)。
PER36.22倍は同業界平均28.53倍を大きく上回り割高感が強い。PBR1.63倍は平均と同水準だか、ROE4.6%と低く、PBRに見合う収益性ではない。配当利回り1.41%は平均2.23%を下回り、配当性向は63.7%と高いが利回りが低い。業績は増収減益で、収益力の低下が懸念。総合的に見て、PERの高さと低いROEが割高感を強めており、やや割高と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 35.8倍 | 28.6倍 |
| PBR | 1.61倍 | 1.63倍 |
| ROE | 4.6% | 7.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
売上高は堅調に推移し、2026年3月期は3,943億円を見込むが、営業利益率は5.68%から4.34%へ低下傾向。国内酒類市場の縮小や消費者の嗜好変化が課題で、海外需要の取り込みと新商品開発が成長の鍵を握る。強気派は海外展開の進展と高付加価値商品の寄与を期待し、弱気派は国内市場の構造的な衰退とコスト増による利益圧迫を懸念する。
- 海外需要の拡大
日本酒の国際的な人気上昇で輸出が増加し、収益を押し上げる
- 高付加価値商品
プレミアム清酒や限定品の販売強化で単価向上が期待できる
- 持株会社体制のシナジー
グループ各社の連携で販売網や商品開発の効率化が進む
- 売上高3,943億円と2期連続過去最高通年影響中
売上高は3,394億円から3,943億円へ増加
- 株価1年で54.43%上昇継続影響弱
年間上昇率54.43%
- 外国人保有31.93%と高流動性継続影響弱
外国人持ち株比率31.93%
- PBR1.53倍と純資産を上回る継続影響弱
PBR1.53倍はROE4.6%でも評価を確保
- 国内市場の縮小
少子高齢化や飲酒離れで清酒需要が減少傾向にある
- 利益率の低下
営業利益率が5%台から4%台へ下がり、収益性が悪化している
- 競争激化
ビールやRTDなど他カテゴリーとの競争でシェアが侵食される
- 2026/3期営業利益171億円と前期比17%減決算発表後影響中
営業利益は206億円から35億円減少
- 純利益117億円と前期比28%減決算発表後影響中
純利益は162億円から45億円減少
- ROE4.6%・PER34.02倍と割高継続影響中
PER34.02倍はROE4.6%と不整合
- 配当利回り1.5%と低水準継続影響弱
配当利回り1.5%は株主還元が薄い
- 海外売上比率
- 海外展開の進捗と収益貢献度を測るため
- 清酒販売数量
- 国内市場の動向とシェア維持状況を確認するため
- 営業利益率
- 値上げやコスト管理の効果を検証するため
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり31円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは1.43%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 13 | — | 393.9 |
| 2018年3月 | 16 | 23.1 | 442.0 |
| 2019年3月 | 18 | 12.5 | 203.2 |
| 2020年3月 | 20 | 11.1 | 168.5 |
| 2021年3月 | 20 | 0.0 | 227.3 |
| 2022年3月 | 37 | 85.0 | 149.3 |
| 2023年3月 | 38 | 2.7 | 106.2 |
| 2024年3月 | 29 | −23.7 | 55.8 |
| 2025年3月 | 31 | 6.9 | 75.9 |
| 2026年3月 | 31 | 0.0 | 63.7 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥31
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ74,444人。区分でいちばん多いのは金融機関で32.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が45.1%を占め、残る54.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 金融機関 | 53.5 | 50.9 | 50.4 | 48.9 | 35.0 | 32.7 |
| 外国法人 | 11.3 | 13.0 | 10.6 | 13.0 | 20.7 | 31.9 |
| 個人・その他 | 17.4 | 18.5 | 21.5 | 21.5 | 20.9 | 20.0 |
| 事業法人 | 15.8 | 15.0 | 14.7 | 14.3 | 14.1 | 12.4 |
| 証券会社 | 2.0 | 2.6 | 2.7 | 2.3 | 9.3 | 2.9 |
| 自己株式 | 1.0 | 1.0 | 1.0 | 1.0 | 1.0 | 2.2 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 10.02 |
| 02 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505010 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 8.87 |
| 03 | 株式会社みずほ銀行 | 4.88 |
| 04 | 農林中央金庫 | 4.33 |
| 05 | VALUEACT JAPAN MASTER FUND, L.P. (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) | 3.04 |
| 06 | 明治安田生命保険相互会社 | 2.72 |
| 07 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 2.71 |
| 08 | 株式会社京都銀行 | 2.53 |
| 09 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 510311 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 2.49 |
| 10 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 510312 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 2.44 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-07-23株式会社みずほ銀行新規の大量保有報告4.84%-0.10pt
- 2026-05-12農林中央金庫新規の大量保有報告3.92%-0.84pt
- 2026-05-12バリューアクト・キャピタル・マネジメント・エルピー(ValueAct Capital Management, L.P.)新規の大量保有報告0.00%
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+163%、1株純資産は14期で+173%。直近期のROEは4.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 23 | 493 | 4.8 | 34.3 | 69.8 |
| 2014年3月 | 51 | 603 | 9.3 | 15.5 | 25.7 |
| 2015年3月 | 28 | 656 | 4.5 | 30.7 | 194.2 |
| 2016年3月 | 35 | 648 | 5.4 | 26.4 | 360.4 |
| 2017年3月 | 42 | 671 | 6.4 | 28.5 | 393.9 |
| 2018年3月 | 55 | 727 | 7.9 | 21.5 | 442.0 |
| 2019年3月 | 52 | 742 | 7.1 | 25.1 | 203.2 |
| 2020年3月 | 45 | 747 | 6.1 | 18.0 | 168.5 |
| 2021年3月 | 53 | 794 | 6.9 | 28.2 | 227.3 |
| 2022年3月 | 105 | 913 | 12.3 | 10.5 | 149.3 |
| 2023年3月 | 107 | 1,032 | 11.0 | 9.5 | 106.2 |
| 2024年3月 | 82 | 1,171 | 7.5 | 13.0 | 55.8 |
| 2025年3月 | 83 | 1,256 | 6.8 | 13.8 | 75.9 |
| 2026年3月 | 61 | 1,345 | 4.6 | 25.5 | 63.7 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
12名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額215百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 木村睦 | 代表取締役社長 | 63 | 109,300 |
| 鈴木正直 | 取締役 | 62 | 14,000 |
| 佐藤敬 | 取締役 | 54 | 10,600 |
| 友常理子 | 取締役 | 54 | — |
| 川上智子 | 取締役 | 61 | — |
| 本宮孝夫 | 取締役 | 69 | — |
| 白幡清一郎 | 取締役 | 65 | — |
| 三井照明 | 常勤監査役 | 64 | 20,100 |
| 森圭助 | 常勤監査役 | 64 | 34,000 |
| 吉本明子 | 監査役 | 63 | — |
| 矢倉昌子 | 監査役 | 66 | — |
| 宮口亜希 | 監査役 | 59 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 57 | 51 | 109 | 22 |
| 社外取締役 | 9 | 63 | — | 63 | 7 |
| 監査役 | 3 | 43 | — | 43 | 14 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,931字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,523字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク6,806字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)10,234字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第115期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-25
- 半期報告書半期報告書-第115期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第114期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-26
- 半期報告書半期報告書-第114期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第113期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第113期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第113期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-13
- 四半期報告書四半期報告書-第113期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第112期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-29
- 四半期報告書四半期報告書-第112期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 四半期報告書四半期報告書-第112期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 四半期報告書四半期報告書-第112期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-10
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