概要
松屋フーズホールディングスは、牛めしチェーン「松屋」を中核とする外食企業である。和風ファーストフード店舗を全国に展開し、牛めし、カレー、各種定食を提供する。2026年3月期の売上高は1845億円、営業利益76億円と過去最高を達成。グループ内に多様な業態を持ち、国内外で1573店舗を運営する。
「松屋」を軸とする多ブランド戦略
主力は牛めし業態「松屋」で、全店舗の約75%を占める。他にとんかつ「松のや」、ラーメン「六厘舎」「舎鈴」「ジャンクガレッジ」、カレー「マイカリー食堂」、すし「すし松」「福松」、ステーキ「ステーキ屋松」、カフェ「テラスヴェルト」、パスタ「麦のトリコ」、石焼鍋「トゥックン²」など多様なブランドを傘下に持つ。これらの業態磨き込みと新規業態確立を成長戦略としている。
国内と海外にまたがる1,573店舗
2026年3月期末の総店舗数は1,573店舗。内訳は牛めし1,185店舗、とんかつ195店舗、ラーメン132店舗、すし21店舗、海外・その他40店舗。国内フランチャイズは5店舗、海外は24店舗。海外展開は台湾(台北)、香港を中心に、2026年2月にはシンガポールに現地法人を設立した。新規出店と既存店改装を継続的に実施している。
収益管理の指標とコスト構造
経営指標として売上高経常利益率、ROE、自己資本比率を重視する。特にFLコスト(売上原価と人件費の合計)の売上高比を適正化することが店舗採算上重要と位置づけ、2026年3月期は66.4%と前期比0.5ポイント改善した。セントラルキッチン方式による6工場体制で生産効率を高め、原材料の直接購買や仕入先多様化により原価率を管理する。
グループ構成とサプライチェーン
当社グループは松屋フーズホールディングスと連結子会社8社、非連結子会社8社で構成される。生産拠点として嵐山工場、富士山工場、川島生産物流センター、六甲生産物流センター、国立市青柳工場、所沢工場の6工場を保有。セントラルキッチン方式で肉類、米類、野菜類、タレ・ソース類を加工し、店舗へ供給する。また、食品残渣リサイクルループの一環として養豚事業も展開する。
業界の中での役割は飲食店運営企業にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01外食産業主力
「松屋」ブランドで和風ファーストフード店舗を展開し、牛めし、カレー、各種定食を提供。
- 牛めし
- 看板商品の牛丼。
- カレー
- カレーライスメニュー。
- 各種定食
- 焼肉定食、豚生姜焼き定食等。
製品と技術
看板商品「牛めし」とその派生
「牛めし」は松屋の代表的商品で、低価格・高品質を強みとする。販売促進策として「松屋の世界紀行シリーズ」を展開し、セネガル家庭料理「マフェ」、韓国「ロゼクリームチキン」、スリランカ「デビルチキン」、タイ「マッサマンカレー」など各国の味を牛めしと組み合わせた期間限定商品を投入。また「ニンニク野菜牛めし」「チーズバーガー丼」「うなたま丼」などバラエティ豊かなメニューを提供する。
カレー・定食・サイドメニュー
「カレー」は牛めしと並ぶ定番メニューで、「ドライグリーンカレー」「ちいかわ 鬼辛カレー」などのバリエーションがある。定食類では「焼肉定食」「豚生姜焼き定食」「カルビホルモン丼」「牛肉と牡蠣のオイスターソース炒め定食」「サムギョプサル風極厚豚カルビ焼肉定食」など多岐にわたる。季節限定品やコラボ商品も積極的に投入し、メニュー多様化を図っている。
セントラルキッチン方式による生産体制
店舗での調理負担を軽減するため、6つの生産拠点で食材を一括加工するセントラルキッチン方式を採用している。各工場では肉類、米類、野菜類、タレ・ソース類を専門に加工し、店舗へ供給。これにより品質の均一化と作業効率の向上を実現している。また、食品残渣リサイクルループの一環として養豚事業を展開し、飼料化できない残渣は稲作用堆肥に加工する「脱炭素米」の取り組みも開始している。
新業態と海外展開のための商品開発
グループの成長戦略として、パスタ業態「麦のトリコ」や石焼鍋業態「トゥックン²」などの新業態確立を進めている。海外向けには、台湾や香港で現地の嗜好に合わせた商品を開発。また、グループ会社化した「亀製麺」や「松富士」のラーメン・うどんメニューをグループ全体の商品ポートフォリオに組み込むことで、多角化を推進している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
小売業のなかでの位置
牛丼チェーン大手、急成長中
牛丼チェーン「松屋」を展開する外食企業。同業には光フードサービスやトライアルホールディングスなどがある。売上高は1276億円→1542億円→1845億円と急成長、営業利益率も2.85%から4.12%へ改善中。牛丼市場では吉野家、すき家と競合するが、価格競争に巻き込まれず収益性を向上。デリバリーや海外展開も積極的で、規模拡大が続く。一方、人件費や原材料費の上昇が利益を圧迫するリスクがある。
強み
- 売上高が年率20%超で成長し、市場シェア拡大中。
- 営業利益率が上昇傾向で、体質強化が進んでいる。
- 「松屋」ブランドの認知度が高く、集客力がある。
- デリバリーやテイクアウトに加え、海外展開も推進。
課題
- 食材・人件費の高騰が利益を圧迫するリスク。
- 牛丼業界は競争が激しく、価格競争が発生しやすい。
- 外食需要は景気や感染症の影響を受けやすい。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
食品・飲料の時価総額近傍。太字が松屋フーズホールディングス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 8153モスフードサービス | 1,247億円 | 26.2倍 |
| 2 | 2281プリマハム | 1,243億円 | 27.0倍 |
| 3 | 2109DM三井製糖 | 1,186億円 | 29.7倍 |
| 4 | 7611ハイデイ日高 | 1,173億円 | 23.5倍 |
| 5 | 8237松屋 | 1,097億円 | 49.1倍 |
| 6 | 9887松屋フーズホールディングス | 1,061億円 | 26.2倍 |
| 7 | 4526理研ビタミン | 1,030億円 | 14.1倍 |
| 8 | 9997ベルーナ | 1,029億円 | 8.8倍 |
| 9 | 4368扶桑化学工業 | 1,007億円 | 20.9倍 |
| 10 | 2264森永乳業 | 984億円 | 16.6倍 |
| 11 | 2590ダイドーグループホールディングス | 981億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(食品・飲料)に従っています。
会社の歴史
沿革 0件
2013年から続く売上高成長軌道
有価証券報告書に開示されている2013年3月期から2026年3月期までの13年間で、売上高は791億円から1,845億円へと増加した。2013年から2020年までは右肩上がりで成長し、2020年3月期には1,065億円に達した。その後2021年3月期に944億円へ落ち込むが、2022年以降回復し、2026年には過去最高を更新した。
2021年3月期の赤字とその後の回復
2021年3月期は親会社株主に帰属する当期純損失24億円を計上した。これは新型コロナウイルス感染拡大の影響によるものである。しかし、翌2022年3月期には11億円の黒字に転換。その後利益は拡大し、2026年3月期には純利益38億円と過去最高を達成した。営業利益も同期に76億円と過去最高水準となっている。
店舗網の拡大と改装投資の継続
2026年3月期には新規出店104店舗(うち牛めし88店舗、とんかつ3店舗、すし4店舗、海外・その他9店舗)を実施する一方、直営店13店舗の撤退と海外4店舗の撤退・FC契約解除を行った。既存店舗については全面改装5店舗、一部改装173店舗の計178店舗に投資。設備投資総額は265億円に上り、店舗網の拡大と品質向上を両立させた。
2025〜2026年のM&Aによる業容拡大
2025年10月に「株式会社亀製麺」、2026年1月に「株式会社松富士」および「株式会社松富士食品」の株式を取得し、グループ会社化した。これによりラーメン業態が121店舗増加し、グループ全体の店舗数が大幅に拡大した。また、2026年2月にはシンガポールに現地法人「MATSUYA FOODS SINGAPORE PTE. LTD.」を設立し、東アジアを中心とした海外展開を加速させている。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
マルチブランドと新業態の確立
牛めし「松屋」、とんかつ「松のや」、ラーメン、カレー、すし、ステーキ、カフェに加え、パスタ「麦のトリコ」、石焼鍋など新業態を磨き込み、多角的な成長を図る。
- 02
海外展開とM&Aの推進
台湾・香港での新規出店と、シンガポール法人設立を機に東アジア中心の海外展開を加速。M&Aでは亀製麺・松富士をグループ化し、シナジー案件を継続検討。
- 03
SDGsとサステナビリティへの取組み
食品廃棄物削減を最重要課題とし、食品残渣リサイクルループ(養豚事業、堆肥化→脱炭素米)を拡大。省エネ機器導入によるCO2削減、TCFD開示を推進。
- 04
人的資本への投資強化
3万人超の店舗従業員と約2500人の社員を支えるため、教育・人材確保への投資を拡充。労働環境改善と健康増進を全社的に推進し、健康経営優良法人認定を取得。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で2,617人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は708万円で、9期前と比べて+37.9%。平均年齢は48.5歳、平均勤続年数は18.5年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 1,400 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 1,510 | — |
| 2019年3月 | 513 | 41.6 | 15.5 | 1,536 | — |
| 2020年3月 | 631 | 43.7 | 16.0 | 1,613 | — |
| 2021年3月 | 638 | 43.8 | 17.6 | 1,688 | — |
| 2022年3月 | 642 | 44.2 | 16.5 | 1,835 | — |
| 2023年3月 | 634 | 47.2 | 19.1 | 1,821 | — |
| 2024年3月 | 658 | 46.8 | 18.5 | 1,958 | — |
| 2025年3月 | 674 | 47.7 | 20.0 | 2,180 | 202 |
| 2026年3月 | 708 | 48.5 | 18.5 | 2,617 | 290 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社7社(国内 6 / 海外 1) を有報から抽出しています。
- 国内㈱エム・テイ・テイ東京都練馬区議決権100.0%
- 国内㈱エム・エル・エス埼玉県東松山市議決権100.0%
- 国内㈱トレンジエクスプレス埼玉県比企郡川島町議決権100.0%
- 国内上海松屋餐飲管理有限公司中華人民共和国 上海市議決権100.0%
- 海外台湾松屋餐飲股份有限公司台湾 台北市議決権100.0%
- 国内株式会社松富士東京都千代田区議決権100.0%
- 国内株式会社松富士食品東京都千代田区議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は1,845億円、営業利益は76億円。前期と比べると増収増益で、売上が+19.6%、利益が+72.7%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 2,150億円 | 1,845億円 |
| 営業利益 | 82億円 | 76億円 |
| 純利益 | 38億円 | 38億円 |
| 1株あたり配当 | ¥26 | ¥26 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は507億円、営業利益は7億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+80.4%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 277 | — | — | −3 |
| 2024年1Q | 281 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年2Q | 309 | 16 | 5.2 | 13 |
| 2024年3Q | 341 | 26 | 7.6 | 14 |
| 2024年4Q | 345 | — | — | 2 |
| 2025年2Q | 724 | 19 | 2.6 | 8 |
| 2025年4Q | 818 | 25 | 3.1 | 14 |
| 2026年2Q | 879 | 28 | 3.2 | 13 |
| 2026年4Q | 966 | 48 | 5.0 | 25 |
| 2027年1Q | 507 | 7 | 1.4 | 7 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は791億円から1,845億円へ2.3倍に増えた。直近期の営業利益率は4.1%。売上は5期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 791 | — | 20 | — | 8 |
| 2014年3月 | 789 | — | 24 | — | 7 |
| 2015年3月 | 811 | — | 22 | — | 6 |
| 2016年3月 | 839 | — | 38 | — | 16 |
| 2017年3月 | 890 | — | 51 | — | 28 |
| 2018年3月 | 930 | — | 44 | — | 24 |
| 2019年3月 | 982 | — | 42 | — | 22 |
| 2020年3月 | 1,065 | — | 54 | — | 26 |
| 2021年3月 | 944 | — | 0 | — | −24 |
| 2022年3月 | 945 | — | 64 | — | 11 |
| 2023年3月 | 1,066 | — | 39 | — | 13 |
| 2024年3月 | 1,276 | — | 60 | — | 29 |
| 2025年3月 | 1,542 | 44 | 51 | 2.9 | 22 |
| 2026年3月 | 1,845 | 76 | 83 | 4.1 | 38 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高1,845億円のうち、営業利益として残るのは76億円で4.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は38億円、売上の2.1%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金36.9%680億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金59.0%1,089億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.1%76億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが153億円、投資CFが−265億円で、差し引きのフリーCFは−112億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は282億円で、売上の1.8ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 49 | −77 | 36 | −28 | 45 |
| 2014年3月 | 65 | −11 | −53 | 54 | 46 |
| 2015年3月 | 58 | −20 | −31 | 38 | 55 |
| 2016年3月 | 66 | −23 | −40 | 43 | 58 |
| 2017年3月 | 71 | −32 | −40 | 39 | 57 |
| 2018年3月 | 67 | −42 | −25 | 25 | 56 |
| 2019年3月 | 51 | −67 | 23 | −16 | 63 |
| 2020年3月 | 91 | −93 | 24 | −2 | 86 |
| 2021年3月 | 5 | −62 | 77 | −57 | 106 |
| 2022年3月 | 88 | −57 | −35 | 31 | 103 |
| 2023年3月 | 86 | −66 | −6 | 20 | 118 |
| 2024年3月 | 132 | −119 | 27 | 13 | 160 |
| 2025年3月 | 83 | −177 | 71 | −94 | 138 |
| 2026年3月 | 153 | −265 | 256 | −112 | 282 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は1,408億円。このうち返さなくてよい自己資本が577億円で、自己資本比率は41.0%(業種中央値47.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 622 | 333 | 289 | 53.5 |
| 2014年3月 | 579 | 335 | 244 | 57.9 |
| 2015年3月 | 568 | 337 | 231 | 59.3 |
| 2016年3月 | 570 | 348 | 222 | 61.1 |
| 2017年3月 | 571 | 372 | 199 | 65.0 |
| 2018年3月 | 583 | 391 | 192 | 67.0 |
| 2019年3月 | 650 | 408 | 242 | 62.8 |
| 2020年3月 | 732 | 430 | 302 | 58.7 |
| 2021年3月 | 745 | 401 | 344 | 53.8 |
| 2022年3月 | 770 | 406 | 364 | 52.8 |
| 2023年3月 | 797 | 414 | 383 | 52.0 |
| 2024年3月 | 911 | 439 | 472 | 48.1 |
| 2025年3月 | 1,042 | 456 | 585 | 43.8 |
| 2026年3月 | 1,408 | 577 | 831 | 41.0 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
小売業 322社との比較
同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で322社中27位あたり、逆に低いのは配当利回りで322社中303位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥5,150で、1年前と比べて-24.1%。過去52週の値幅のなかでは29%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 26.2倍 |
| PER (会社予想) | 27.9倍 |
| PBR | 1.83倍 |
| 配当利回り | 0.50% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1日で-6.5%と急落し、4750円で終えた。月間でも-5%と軟調で、25日線(4995.8円)を-4.9%下回る。RSIは34.1と売られ過ぎ圏に近く、75日線(4880.27円)を割り込んだ。52週高値7560円からは-37%の水準で、下値では年初来安値4385円が意識される。出来高は8月17日に29万株と急増し、売り圧力の強さを示す。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)。
PERが25.0倍と同業界平均の41.3倍を大きく下回り、PBRも1.76倍と平均の2.93倍を下回る。配当利回りは0.48%と低く、配当性向40.0%と控えめだが、収益は営業利益が増加傾向にあり、ROEは7.31%で改善余地がある。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 26.2倍 | 39.6倍 |
| PER (予想) | 27.9倍 | — |
| PBR | 1.83倍 | 2.44倍 |
| ROE | 7.3% | 5.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
牛丼業界の競争激化と原材料高騰の中で、増収増益トレンドが継続するかが焦点。2026/3期は売上高1845億円、営業利益率4.12%と改善予想。しかしPER25倍とやや割高感があり、他チェーンとの差別化が課題。強気派はメニュー多様化とデジタル化による利益率向上を評価。弱気派は原材料高と人件費上昇で利益が圧迫されると懸念。
- メニュー多様化の効果
朝定食など新メニューで客単価が上昇中
- デジタル化による効率化
セルフオーダーや自動調理で人件費削減が進む
- 新店舗展開の余地
国内にまだ出店余地があり、成長ドライバーに
- 営業利益73%増で収益力向上2026年3月期影響強
2026年3月期営業利益76億円(前期比73%増)。売上高拡大と粗利率改善で利益率4.12%に上昇
- 店舗数増加による売上拡大2026年3月期影響中
売上高1845億円、前期比+19.6%。既存店売上高の堅調に加え新規出店効果が寄与
- PBR1.76倍と割安感通年影響中
PER24.99倍だが、ROE7.31%に対してPBR1.76倍は業種平均比で割安。成長を考慮すればさらに上昇余地
- 株主還元の拡大期待次回決算発表後影響弱
配当性向10%未満(24円/株)と低く、増配や自社株買いの可能性。業績拡大で余剰資金増加
- 原材料コスト上昇
牛肉や米の価格高騰が利益を圧迫するリスク
- 競合との価格競争
吉野家・すき家との値下げ競争で採算が悪化しやすい
- 人件費高騰
最低賃金上昇や人手不足で人件費負担が増加
- 原材料価格上昇によるコスト増継続影響強
牛肉・米など主要原材料の価格上昇。仮に粗利率が1%低下すれば営業利益約18億円減少
- 人件費高騰で販管費増加継続影響中
最低賃金上昇や人手不足で人件費が増加。同業他社の値上げ競争も激化しコスト吸収困難
- 消費税増税やインフレによる需要減2026年以降影響中
外食需要は景気低迷の影響を受けやすく、実質賃金低下で客数減少のリスク
- 競合との価格競争激化通年影響弱
牛丼業界は競争が激しく、値下げ合戦になれば粗利圧迫。松屋の差別化要素が限定的
- 既存店売上高前年比
- 客数と客単価の動向を把握する基本指標
- 営業利益率
- コスト管理と収益性改善の進捗を示す
- 食材仕入価格
- 原材料高の影響を直接測る
- 店舗数
- 出店ペースが成長の直接的な尺度
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり26円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは0.50%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 26 | — | 17.8 |
| 2018年3月 | 24 | −7.7 | 19.0 |
| 2019年3月 | 24 | 0.0 | 47.5 |
| 2020年3月 | 24 | 0.0 | 36.8 |
| 2021年3月 | 24 | 0.0 | 26.5 |
| 2022年3月 | 24 | 0.0 | 90.8 |
| 2023年3月 | 24 | 0.0 | 56.0 |
| 2024年3月 | 24 | 0.0 | 94.5 |
| 2025年3月 | 24 | 0.0 | 105.3 |
| 2026年3月 | 24 | 0.0 | 40.0 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥26
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ53,834人。区分でいちばん多いのは個人・その他で61.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が33.2%を占め、残る66.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 58.1 | 58.5 | 57.9 | 57.5 | 58.3 | 61.1 |
| 事業法人 | 25.9 | 25.9 | 25.9 | 25.9 | 25.9 | 24.6 |
| 金融機関 | 11.3 | 11.5 | 11.5 | 11.8 | 11.3 | 8.7 |
| 外国法人 | 3.6 | 2.9 | 3.5 | 3.8 | 4.0 | 3.4 |
| 証券会社 | 1.1 | 1.2 | 1.2 | 1.0 | 0.4 | 2.2 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.1 | 0.0 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
| 自己株式 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 瓦葺 利夫 | 18.68 |
| 02 | 有限会社ティケイケイ | 14.47 |
| 03 | 有限会社トゥイール | 8.89 |
| 04 | 瓦葺 一利 | 4.55 |
| 05 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 3.84 |
| 06 | 瓦葺 香 | 3.61 |
| 07 | 株式会社商工組合中央金庫 | 2.52 |
| 08 | 株式会社SMBC信託銀行(株式会社三井住友銀行 退職給付信託口) | 1.51 |
| 09 | 松屋社員持株会 | 1.22 |
| 10 | 大和証券株式会社 | 0.78 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+387%、1株純資産は14期で+60%。直近期のROEは7.3%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 40 | 1,749 | 2.3 | 40.3 | 55.7 |
| 2014年3月 | 36 | 1,759 | 2.1 | 49.5 | 59.4 |
| 2015年3月 | 34 | 1,768 | 1.9 | 71.1 | 71.1 |
| 2016年3月 | 85 | 1,828 | 4.7 | 32.7 | 34.7 |
| 2017年3月 | 149 | 1,951 | 7.9 | 27.9 | 17.8 |
| 2018年3月 | 125 | 2,051 | 6.2 | 30.5 | 19.0 |
| 2019年3月 | 115 | 2,141 | 5.5 | 32.0 | 47.5 |
| 2020年3月 | 137 | 2,254 | 6.2 | 28.9 | 36.8 |
| 2021年3月 | −125 | 2,105 | −5.7 | — | 26.5 |
| 2022年3月 | 58 | 2,130 | 2.7 | 62.4 | 90.8 |
| 2023年3月 | 66 | 2,172 | 3.1 | 61.9 | 56.0 |
| 2024年3月 | 153 | 2,301 | 6.8 | 37.1 | 94.5 |
| 2025年3月 | 115 | 2,393 | 4.9 | 51.7 | 105.3 |
| 2026年3月 | 197 | 2,800 | 7.3 | 29.0 | 40.0 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
9名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/3期の役員報酬は総額205百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 瓦葺利夫 | 取締役会長 | — | 38,478 |
| 瓦葺一利 | 代表取締役社長 | — | 9,365 |
| 中村洋一 | 常務取締役 | — | 3 |
| 薄井芳人 | 取締役 | — | 3 |
| 藤原英理 | 取締役 | — | — |
| 黒澤秀一 | 監査役(常勤) | — | — |
| 小堀優 | 監査役(非常勤) | — | — |
| 田島照久 | 監査役(非常勤) | — | — |
| 中谷智子 | 取締役 | — | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 132 | 50 | 182 | 46 |
| 社外取締役 | 3 | 10 | 2 | 12 | 4 |
| 監査役 | 2 | 11 | 0 | 11 | 6 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容286字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,775字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク3,322字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)8,330字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第51期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-24
- 半期報告書半期報告書-第51期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第50期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-25
- 半期報告書半期報告書-第50期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第49期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第49期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第49期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第49期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第48期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第48期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 四半期報告書四半期報告書-第48期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 四半期報告書四半期報告書-第48期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-08
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