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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

松屋フーズホールディングス

MATSUYA FOODS HOLDINGS CO., LTD.9887 · Prime · 小売業

和風ファーストフード「松屋」を運営。牛めし・カレー・定食を主力とする単一事業。

概要

松屋フーズホールディングスは、牛めしチェーン「松屋」を中核とする外食企業である。和風ファーストフード店舗を全国に展開し、牛めし、カレー、各種定食を提供する。2026年3月期の売上高は1845億円、営業利益76億円と過去最高を達成。グループ内に多様な業態を持ち、国内外で1573店舗を運営する。

「松屋」を軸とする多ブランド戦略

主力は牛めし業態「松屋」で、全店舗の約75%を占める。他にとんかつ「松のや」、ラーメン「六厘舎」「舎鈴」「ジャンクガレッジ」、カレー「マイカリー食堂」、すし「すし松」「福松」、ステーキ「ステーキ屋松」、カフェ「テラスヴェルト」、パスタ「麦のトリコ」、石焼鍋「トゥックン²」など多様なブランドを傘下に持つ。これらの業態磨き込みと新規業態確立を成長戦略としている。

国内と海外にまたがる1,573店舗

2026年3月期末の総店舗数は1,573店舗。内訳は牛めし1,185店舗、とんかつ195店舗、ラーメン132店舗、すし21店舗、海外・その他40店舗。国内フランチャイズは5店舗、海外は24店舗。海外展開は台湾(台北)、香港を中心に、2026年2月にはシンガポールに現地法人を設立した。新規出店と既存店改装を継続的に実施している。

収益管理の指標とコスト構造

経営指標として売上高経常利益率、ROE、自己資本比率を重視する。特にFLコスト(売上原価と人件費の合計)の売上高比を適正化することが店舗採算上重要と位置づけ、2026年3月期は66.4%と前期比0.5ポイント改善した。セントラルキッチン方式による6工場体制で生産効率を高め、原材料の直接購買や仕入先多様化により原価率を管理する。

グループ構成とサプライチェーン

当社グループは松屋フーズホールディングスと連結子会社8社、非連結子会社8社で構成される。生産拠点として嵐山工場、富士山工場、川島生産物流センター、六甲生産物流センター、国立市青柳工場、所沢工場の6工場を保有。セントラルキッチン方式で肉類、米類、野菜類、タレ・ソース類を加工し、店舗へ供給する。また、食品残渣リサイクルループの一環として養豚事業も展開する。

業界の中での役割は飲食店運営企業にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,845億円
営業利益
76億円
営業利益率
4.1%
純利益
38億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01外食産業主力

「松屋」ブランドで和風ファーストフード店舗を展開し、牛めし、カレー、各種定食を提供。

主な製品・サービス3
牛めし
看板商品の牛丼。
カレー
カレーライスメニュー。
各種定食
焼肉定食、豚生姜焼き定食等。

製品と技術

看板商品「牛めし」とその派生

「牛めし」は松屋の代表的商品で、低価格・高品質を強みとする。販売促進策として「松屋の世界紀行シリーズ」を展開し、セネガル家庭料理「マフェ」、韓国「ロゼクリームチキン」、スリランカ「デビルチキン」、タイ「マッサマンカレー」など各国の味を牛めしと組み合わせた期間限定商品を投入。また「ニンニク野菜牛めし」「チーズバーガー丼」「うなたま丼」などバラエティ豊かなメニューを提供する。

カレー・定食・サイドメニュー

「カレー」は牛めしと並ぶ定番メニューで、「ドライグリーンカレー」「ちいかわ 鬼辛カレー」などのバリエーションがある。定食類では「焼肉定食」「豚生姜焼き定食」「カルビホルモン丼」「牛肉と牡蠣のオイスターソース炒め定食」「サムギョプサル風極厚豚カルビ焼肉定食」など多岐にわたる。季節限定品やコラボ商品も積極的に投入し、メニュー多様化を図っている。

セントラルキッチン方式による生産体制

店舗での調理負担を軽減するため、6つの生産拠点で食材を一括加工するセントラルキッチン方式を採用している。各工場では肉類、米類、野菜類、タレ・ソース類を専門に加工し、店舗へ供給。これにより品質の均一化と作業効率の向上を実現している。また、食品残渣リサイクルループの一環として養豚事業を展開し、飼料化できない残渣は稲作用堆肥に加工する「脱炭素米」の取り組みも開始している。

新業態と海外展開のための商品開発

グループの成長戦略として、パスタ業態「麦のトリコ」や石焼鍋業態「トゥックン²」などの新業態確立を進めている。海外向けには、台湾や香港で現地の嗜好に合わせた商品を開発。また、グループ会社化した「亀製麺」や「松富士」のラーメン・うどんメニューをグループ全体の商品ポートフォリオに組み込むことで、多角化を推進している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

牛丼チェーン大手、急成長中

牛丼チェーン「松屋」を展開する外食企業。同業には光フードサービスやトライアルホールディングスなどがある。売上高は1276億円→1542億円→1845億円と急成長、営業利益率も2.85%から4.12%へ改善中。牛丼市場では吉野家、すき家と競合するが、価格競争に巻き込まれず収益性を向上。デリバリーや海外展開も積極的で、規模拡大が続く。一方、人件費や原材料費の上昇が利益を圧迫するリスクがある。

強み

  • 売上高が年率20%超で成長し、市場シェア拡大中。
  • 営業利益率が上昇傾向で、体質強化が進んでいる。
  • 「松屋」ブランドの認知度が高く、集客力がある。
  • デリバリーやテイクアウトに加え、海外展開も推進。

課題

  • 食材・人件費の高騰が利益を圧迫するリスク。
  • 牛丼業界は競争が激しく、価格競争が発生しやすい。
  • 外食需要は景気や感染症の影響を受けやすい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

食品・飲料の時価総額近傍。太字が松屋フーズホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18153モスフードサービス1,247億円26.2倍
22281プリマハム1,243億円27.0倍
32109DM三井製糖1,186億円29.7倍
47611ハイデイ日高1,173億円23.5倍
58237松屋1,097億円49.1倍
69887松屋フーズホールディングス1,061億円26.2倍
74526理研ビタミン1,030億円14.1倍
89997ベルーナ1,029億円8.8倍
94368扶桑化学工業1,007億円20.9倍
102264森永乳業984億円16.6倍
112590ダイドーグループホールディングス981億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(食品・飲料)に従っています。

会社の歴史

沿革 0件

2013年から続く売上高成長軌道

有価証券報告書に開示されている2013年3月期から2026年3月期までの13年間で、売上高は791億円から1,845億円へと増加した。2013年から2020年までは右肩上がりで成長し、2020年3月期には1,065億円に達した。その後2021年3月期に944億円へ落ち込むが、2022年以降回復し、2026年には過去最高を更新した。

2021年3月期の赤字とその後の回復

2021年3月期は親会社株主に帰属する当期純損失24億円を計上した。これは新型コロナウイルス感染拡大の影響によるものである。しかし、翌2022年3月期には11億円の黒字に転換。その後利益は拡大し、2026年3月期には純利益38億円と過去最高を達成した。営業利益も同期に76億円と過去最高水準となっている。

店舗網の拡大と改装投資の継続

2026年3月期には新規出店104店舗(うち牛めし88店舗、とんかつ3店舗、すし4店舗、海外・その他9店舗)を実施する一方、直営店13店舗の撤退と海外4店舗の撤退・FC契約解除を行った。既存店舗については全面改装5店舗、一部改装173店舗の計178店舗に投資。設備投資総額は265億円に上り、店舗網の拡大と品質向上を両立させた。

2025〜2026年のM&Aによる業容拡大

2025年10月に「株式会社亀製麺」、2026年1月に「株式会社松富士」および「株式会社松富士食品」の株式を取得し、グループ会社化した。これによりラーメン業態が121店舗増加し、グループ全体の店舗数が大幅に拡大した。また、2026年2月にはシンガポールに現地法人「MATSUYA FOODS SINGAPORE PTE. LTD.」を設立し、東アジアを中心とした海外展開を加速させている。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    マルチブランドと新業態の確立

    牛めし「松屋」、とんかつ「松のや」、ラーメン、カレー、すし、ステーキ、カフェに加え、パスタ「麦のトリコ」、石焼鍋など新業態を磨き込み、多角的な成長を図る。

  2. 02

    海外展開とM&Aの推進

    台湾・香港での新規出店と、シンガポール法人設立を機に東アジア中心の海外展開を加速。M&Aでは亀製麺・松富士をグループ化し、シナジー案件を継続検討。

  3. 03

    SDGsとサステナビリティへの取組み

    食品廃棄物削減を最重要課題とし、食品残渣リサイクルループ(養豚事業、堆肥化→脱炭素米)を拡大。省エネ機器導入によるCO2削減、TCFD開示を推進。

  4. 04

    人的資本への投資強化

    3万人超の店舗従業員と約2500人の社員を支えるため、教育・人材確保への投資を拡充。労働環境改善と健康増進を全社的に推進し、健康経営優良法人認定を取得。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,617人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は708万円で、9期前と比べて+37.9%平均年齢は48.5歳、平均勤続年数は18.5年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,400
2018年3月1,510
2019年3月51341.615.51,536
2020年3月63143.716.01,613
2021年3月63843.817.61,688
2022年3月64244.216.51,835
2023年3月63447.219.11,821
2024年3月65846.818.51,958
2025年3月67447.720.02,180202
2026年3月70848.518.52,617290

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率14.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率80.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)72.5%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社7(国内 6 / 海外 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
江古田店他765店 首都圏124億円
岡山駅西口店他125店 中国・四国・九州・沖縄圏5,835百万円
本社及び事務所等 東京都4,647百万円
納屋橋店他125店 東海・北陸圏4,521百万円
岸和田店他252店 関西圏4,501百万円
六甲生産物流センター 兵庫県神戸市4,131百万円
仙台鹿島店他72店 北海道・東北圏4,008百万円
富士山工場 静岡県富士宮市3,737百万円
新潟駅前店他83店 北関東・甲信越圏3,301百万円
嵐山工場 埼玉県嵐山町3,191百万円
ほか12件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱エム・テイ・テイ
    東京都練馬区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱エム・エル・エス
    埼玉県東松山市
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱トレンジエクスプレス
    埼玉県比企郡川島町
    議決権100.0%
  • 国内
    上海松屋餐飲管理有限公司
    中華人民共和国 上海市
    議決権100.0%
  • 海外
    台湾松屋餐飲股份有限公司
    台湾 台北市
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社松富士
    東京都千代田区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社松富士食品
    東京都千代田区
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,845億円営業利益76億円前期と比べると増収増益で、売上が+19.6%、利益が+72.7%。

売上高
+19.6%
1,845億円
営業利益
+72.7%
76億円
純利益
+72.7%
38億円
営業利益率
4.1%
前期比 +1.3%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高2,150億円1,845億円
営業利益82億円76億円
純利益38億円38億円
1株あたり配当¥26¥26

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は507億円、営業利益は7億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+80.4%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q277−3
2024年1Q28100.00
2024年2Q309165.213
2024年3Q341267.614
2024年4Q3452
2025年2Q724192.68
2025年4Q818253.114
2026年2Q879283.213
2026年4Q966485.025
2027年1Q50771.47

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は791億円から1,845億円へ2.3倍に増えた。直近期の営業利益率は4.1%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月791208
2014年3月789247
2015年3月811226
2016年3月8393816
2017年3月8905128
2018年3月9304424
2019年3月9824222
2020年3月1,0655426
2021年3月9440−24
2022年3月9456411
2023年3月1,0663913
2024年3月1,2766029
2025年3月1,54244512.922
2026年3月1,84576834.138

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,845億円のうち、営業利益として残るのは76億円4.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は38億円、売上の2.1%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金36.9%680億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金59.0%1,089億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.1%76億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
63.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.4pt
4.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.4pt
2.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.3pt
7.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが153億円、投資CFが−265億円で、差し引きのフリーCFは−112億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は282億円で、売上の1.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月49−7736−2845
2014年3月65−11−535446
2015年3月58−20−313855
2016年3月66−23−404358
2017年3月71−32−403957
2018年3月67−42−252556
2019年3月51−6723−1663
2020年3月91−9324−286
2021年3月5−6277−57106
2022年3月88−57−3531103
2023年3月86−66−620118
2024年3月132−1192713160
2025年3月83−17771−94138
2026年3月153−265256−112282

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,408億円。このうち返さなくてよい自己資本が577億円で、自己資本比率は41.0%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月62233328953.5
2014年3月57933524457.9
2015年3月56833723159.3
2016年3月57034822261.1
2017年3月57137219965.0
2018年3月58339119267.0
2019年3月65040824262.8
2020年3月73243030258.7
2021年3月74540134453.8
2022年3月77040636452.8
2023年3月79741438352.0
2024年3月91143947248.1
2025年3月1,04245658543.8
2026年3月1,40857783141.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
307億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
352億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
18億円
在庫として抱えている分
負債合計
831億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
65
/ 100
安定性自己資本比率27 / 40
収益力営業利益率8 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率322社中27位あたり、逆に低いのは配当利回り322社中303位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.3%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
4.1%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
41.0%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
19.6%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.5%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥5,150で、1年前と比べて-24.1%過去52週の値幅のなかでは29%の位置にある。

¥5,150-4.1%1ヶ月+4.9%1年-24.1%時価総額1,061億円
過去52週の値幅
安値¥4,385高値¥7,030

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)26.2倍
PER (会社予想)27.9倍
PBR1.83倍
配当利回り0.50%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1日で-6.5%と急落し、4750円で終えた。月間でも-5%と軟調で、25日線(4995.8円)を-4.9%下回る。RSIは34.1と売られ過ぎ圏に近く、75日線(4880.27円)を割り込んだ。52週高値7560円からは-37%の水準で、下値では年初来安値4385円が意識される。出来高は8月17日に29万株と急増し、売り圧力の強さを示す。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERが25.0倍と同業界平均の41.3倍を大きく下回り、PBRも1.76倍と平均の2.93倍を下回る。配当利回りは0.48%と低く、配当性向40.0%と控えめだが、収益は営業利益が増加傾向にあり、ROEは7.31%で改善余地がある。

指標この会社業種平均
PER (実績)26.2倍39.6倍
PER (予想)27.9倍
PBR1.83倍2.44倍
ROE7.3%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

牛丼業界の競争激化と原材料高騰の中で、増収増益トレンドが継続するかが焦点。2026/3期は売上高1845億円、営業利益率4.12%と改善予想。しかしPER25倍とやや割高感があり、他チェーンとの差別化が課題。強気派はメニュー多様化とデジタル化による利益率向上を評価。弱気派は原材料高と人件費上昇で利益が圧迫されると懸念。

プラスに働く材料7
  • メニュー多様化の効果

    朝定食など新メニューで客単価が上昇中

  • デジタル化による効率化

    セルフオーダーや自動調理で人件費削減が進む

  • 新店舗展開の余地

    国内にまだ出店余地があり、成長ドライバーに

  • 営業利益73%増で収益力向上2026年3月期影響

    2026年3月期営業利益76億円(前期比73%増)。売上高拡大と粗利率改善で利益率4.12%に上昇

  • 店舗数増加による売上拡大2026年3月期影響

    売上高1845億円、前期比+19.6%。既存店売上高の堅調に加え新規出店効果が寄与

  • PBR1.76倍と割安感通年影響

    PER24.99倍だが、ROE7.31%に対してPBR1.76倍は業種平均比で割安。成長を考慮すればさらに上昇余地

  • 株主還元の拡大期待次回決算発表後影響

    配当性向10%未満(24円/株)と低く、増配や自社株買いの可能性。業績拡大で余剰資金増加

マイナスに働く材料7
  • 原材料コスト上昇

    牛肉や米の価格高騰が利益を圧迫するリスク

  • 競合との価格競争

    吉野家・すき家との値下げ競争で採算が悪化しやすい

  • 人件費高騰

    最低賃金上昇や人手不足で人件費負担が増加

  • 原材料価格上昇によるコスト増継続影響

    牛肉・米など主要原材料の価格上昇。仮に粗利率が1%低下すれば営業利益約18億円減少

  • 人件費高騰で販管費増加継続影響

    最低賃金上昇や人手不足で人件費が増加。同業他社の値上げ競争も激化しコスト吸収困難

  • 消費税増税やインフレによる需要減2026年以降影響

    外食需要は景気低迷の影響を受けやすく、実質賃金低下で客数減少のリスク

  • 競合との価格競争激化通年影響

    牛丼業界は競争が激しく、値下げ合戦になれば粗利圧迫。松屋の差別化要素が限定的

次の決算で確かめる点
既存店売上高前年比
客数と客単価の動向を把握する基本指標
営業利益率
コスト管理と収益性改善の進捗を示す
食材仕入価格
原材料高の影響を直接測る
店舗数
出店ペースが成長の直接的な尺度

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり26で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは0.50%。

年間配当
¥26
1株あたり
配当利回り
0.50%
いまの株価に対して
配当性向
40.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2617.8
2018年3月24−7.719.0
2019年3月240.047.5
2020年3月240.036.8
2021年3月240.026.5
2022年3月240.090.8
2023年3月240.056.0
2024年3月240.094.5
2025年3月240.0105.3
2026年3月240.040.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥26

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ53,834人。区分でいちばん多いのは個人・その他61.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が33.2%を占め、残る66.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他58.158.557.957.558.361.1
事業法人25.925.925.925.925.924.6
金融機関11.311.511.511.811.38.7
外国法人3.62.93.53.84.03.4
証券会社1.11.21.21.00.42.2
外国人個人0.00.10.00.10.10.1
自己株式0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01瓦葺 利夫18.68
02有限会社ティケイケイ14.47
03有限会社トゥイール8.89
04瓦葺 一利4.55
05日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)3.84
06瓦葺 香3.61
07株式会社商工組合中央金庫2.52
08株式会社SMBC信託銀行(株式会社三井住友銀行 退職給付信託口)1.51
09松屋社員持株会1.22
10大和証券株式会社0.78

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+387%、1株純資産は14期で+60%。直近期のROEは7.3%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月401,7492.340.355.7
2014年3月361,7592.149.559.4
2015年3月341,7681.971.171.1
2016年3月851,8284.732.734.7
2017年3月1491,9517.927.917.8
2018年3月1252,0516.230.519.0
2019年3月1152,1415.532.047.5
2020年3月1372,2546.228.936.8
2021年3月−1252,105−5.726.5
2022年3月582,1302.762.490.8
2023年3月662,1723.161.956.0
2024年3月1532,3016.837.194.5
2025年3月1152,3934.951.7105.3
2026年3月1972,8007.329.040.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/3期の役員報酬は総額205百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
瓦葺利夫取締役会長38,478
瓦葺一利代表取締役社長9,365
中村洋一常務取締役3
薄井芳人取締役3
藤原英理取締役
黒澤秀一監査役(常勤)
小堀優監査役(非常勤)
田島照久監査役(非常勤)
中谷智子取締役

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)41325018246
社外取締役3102124
監査役2110116

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容286字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社8社並びに非連結子会社8社で構成され、牛めし・カレー・各種定食等を提供する和風ファーストフード店「松屋」の運営を主力事業として展開しております。グループ各社の事業内容と位置付けは次のとおりであります。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 なお、当社グループは、飲食事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。
経営方針・対処すべき課題2,775字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは「食」を取り巻く環境が多様化する中、「店はお客様の満足を得るために存在する」という考えを経営理念としております。そして、「安全・安心で、おいしさを追求した価値観のある商品」「高い付加価値のサービス」を提供することを基本方針としており、食のグローバル企業として限りない美味しさと共感を、人と社会に贈ることを目指しております。目まぐるしい変化を遂げている外食シーンを見据え、変革を取り入れ、経営効率・企業価値・ブランド力の向上に取り組んでまいります。 (2)経営戦略等 牛めし業態「松屋」、とんかつ業態「松のや」、ラーメン業態「六厘舎・舎鈴・ジャンクガレッジ・松軒中華食堂・松太郎等」、カレー業態「マイカリー食堂」に加え、すし業態「すし松・福松」、ステーキ業態「ステーキ屋松・ステーキ定食松牛」、カフェ業態「テラスヴェルト」の磨き込みに注力しております。また、パスタ業態「麦のトリコ」、石焼鍋業態(トゥックン²)等、新たな業態確立を進め、業容の拡大と充実に取り組んでまいります。 (3)経営上の目標の達成を判断するための客観的な指標等 当社グループでは、収益性の指標として売上高経常利益率・ROE(自己資本利益率)等を、安全性の指標として自己資本比率を参考としております。また、FLコスト(売上原価と人件費の合計。FOODとLABORに係るコスト)の売上比を適正化することを店舗採算上重要と考えております。この他、ROI(投資利益率)を新規出店の基準として検討し、その改善に取り組んでおります。 前連結会計年度   当連結会計年度   増減 売上高経常利益率   3.3%   4.5%   1.2pt 自己資本利益率   4.9%   7.3%   2.4pt 自己資本比率   43.8%   41.0%   △2.8pt FLコスト   66.9%   66.4%   △0.5pt (4)経営環境 現在、インバウンド需要の拡大や、賃上げを背景とした雇用・所得環境の改善により、緩やかな回復基調の動きが見られる一方、原材料・エネルギー価格の高止まりや為替動向、中東情勢などの地政学的リスクを背景に、物価上昇を通じた個人消費への影響が懸念されるなど、依然として先行きは不透明な状況が続いております。 このような環境の中で、当社グループは、“みんなの食卓でありたい”をスローガンに、「新規出店」「既存店改装」「人材投資」の持続的成長投資に重点を置き、以下のような諸施策を推進し、業容の拡大と充実に取り組んでまいりました。また、食のグローバル企業として限りない美味しさと共感を、人と社会に贈ることを目指しております。原材料価格の高騰や人件費、エネルギーコストの上昇、及び為替変動による影響など、目まぐるしい変化が続く状況下、変革を取り入れ、経営効率・企業価値・ブランド力の向上に取り組んでまいります。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の対処すべき課題 ① お客様の利便性の向上 様々なメニューを展開し幅広いお客様をお迎えするにあたり、既存の券売機システムの改良を進めており、ご注文からお支払いまでストレスフリーな、食環境づくりを目指しています。今後も積極的な新規出店と共に、既存店舗のリモデル、リノベーションを行ってまいります。 ②原価率の適正化 原材料費高騰や為替変動等による価格上昇のリスクを想定し、仕入先・仕入地域の多様化・分散化、直接購買の推進に取り組み、適切な商品価格を見極め、適正な原価率の維持に努めています。また、嵐山工場・富士山工場・川島生産物流センター・六甲生産物流センター・国立市青柳工場・所沢工場と6工場体制で、稼働率向上と効率化、分散によるリスク回避を推進してまいります。 ③新業態展開による成長 牛めし・定食(松屋)、とんかつ(松のや)、ラーメン業態(六厘舎・舎鈴・ジャンクガレッジ・松軒中華食堂・松太郎等)、カレー業態(マイカリー食堂)に加え、鮨業態(すし松・福松)、ステーキ業態(ステーキ屋松・ステーキ定食松牛)、カフェ業態(テラスヴェルト)の磨き込みに注力しております。それぞれの業態で多店舗展開の準備が整っており、積極的な成長を実現します。また、パスタ業態(麦のトリコ)、石焼鍋業態(トゥックン²)等、新たな業態確立を進め、より多角的な成長を図ってまいります。 ④海外展開・M&A展開 海外におきましては、台湾(台北)・香港において、新規出店を推進してまいります。また、新たに令和8年2月シンガポールに現地法人「MATSUYA FOODS SINGAPORE PTE. LTD.」を設立。グループの海外展開として引き続き東アジアを中心に展開してまいります。 M&Aにつきましては、令和7年10月「株式会社亀製麺」、令和8年1月「株式会社松富士」の株式を取得し、グループ会社化しております。引き続き、長期の経営計画上では重要事項と捉え、シナジーがある案件について取り組んでまいります。 ⑤SDGsの取り組み SDGsに関して当社がマテリアリティ(最重要課題)と捉えているのは、食品廃棄物についてです。SDGsエコ・アグリ推進室によって挑戦を開始した食品残渣リサイクルループの一環に位置付ける養豚事業においては、令和7年度は11千頭の出荷実績となっており、今後更に規模を拡大して取り組んでまいります。また、新たに養豚の飼料化できない食材残渣を稲作用の堆肥化加工し、収穫した米を商品として提供する“脱炭素米”の取り組みを開始いたしました。 気候変動への対応としましては、各工場及び店頭にて、省エネ機器の採用を進め、CO₂削減についても積極的に取り組んでいます。 TCFDに基づく環境影響の開示等、サステナビリティを巡る課題への対応を協議・推進する体制構築を行いました。今後も、取り組みの推進及び開示内容の充実について、引き続き実施してまいります。 ⑥人的資本に関して 環境変化が激しい昨今においても、当社が存続し、お客様に喜んでいただけるサービスを提供できているのは、3万人を超える店舗従業員や、約2千5百人の社員をはじめとした人材があってこそだと考えております。今後の成長のため、教育・人材確保への投資を一層拡充してまいります。なお、令和8年3月に「健康経営優良法人2026(大規模法人部門)」に認定。労働環境の改善及び健康増進を全社的に推進しております。
事業等のリスク3,322字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の概況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)食材調達について 当社グループは外食企業として、食の安全・安心を第一と考え、良質な食材の調達に努めております。しかし、食材調達にあたっては、原産地の異常気象・疫病の発生や法律・規制の変更等により、安定調達が困難となるリスク及び為替変動等による価格上昇のリスクが想定され、業績に影響を与える可能性があります。当社グループでは、在庫水準の適正化や、産地及び取引先の分散化へ取り組む等、これらのリスクを出来る限り回避するように取り組んでおります。 (2)衛生管理について 当社グループが運営する各店舗は「食品衛生法」により規制を受けております。「食品衛生法」は、食品の安全性確保のために公衆衛生の見地から必要な規制その他の措置を講ずることにより、飲食に起因する衛生上の危害の発生を防止し、国民の健康の保護を図ることを目的とした法律であります。飲食店を営業するにあたっては、食品衛生管理者を置き、厚生労働省令の定めるところにより都道府県知事の許可を受ける必要があります。食中毒等の事故を起こした場合は、この法的規制により食品等の廃棄処分、営業許可の取り消し、営業の禁止、一定期間の営業停止等を命じられるというリスクがあり、業績に影響を与える可能性があります。 (3)海外での事業展開について 当社グループは中華人民共和国現地法人3社、台湾現地法人1社、香港現地法人1社、ベトナム現地法人1社を拠点として店舗運営その他の事業活動を行っております。これらの海外への事業進出には、予想しない法律または規制の変更、不利な政治または経済要因、人材の採用と確保の難しさ、為替レートの変動、テロ・戦争その他の要因による社会的混乱等のリスクが内在しており、業績に影響を与える可能性があります。 (4)人材確保及び人件費負担に関するリスク 当社グループは、お客様に満足いただける店舗運営のため多くの正社員及びパートタイマー・アルバイト従業員を雇用しております。昨今の人口減に伴う人手不足が続く外食産業の環境下において、賃金水準の上昇や求人競争の激化などにより、必要な人員を計画通り採用・確保できない場合や、想定を上回る退職が発生した場合等には、店舗の営業時間短縮や営業休止、場合によっては出店計画の見直しなどを余儀なくされる可能性があり、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 また、各種労働法令の改正等が行われた場合、人件費負担が増加することが想定され、業績に影響を与える可能性があります。当社グループでは、セルフサービス店舗増加推進や店舗オペレーションを数値化し、店舗オペレーション全体で当社グループが設定した基準値を超えない様、作業を効率化し生産性の向上に努めております。 (5)災害等に関するリスク 当社グループでは、地震・台風等の自然災害および流行性重篤感染症により事業継続が困難となる状況に備えて様々なリスクを想定し、従業員の安否確認、安全確保、早期復旧のために国内、海外の事業継続計画を制定しております。 ただし、全てを予見することは不可能であり、想定外の事象が発生した場合は災害対策本部を設置し、迅速かつ適時適切に対処しております。 (6)出店政策及び店舗展開について 当社グループでは、専門部署により新規出店候補地及び出店業態の選定と評価を行うことで、集客できる店舗の展開に注力しておりますが、適切な出店候補物件を計画通りに確保できない場合には、当社の業績予想に影響を与える可能性があります。 (7)牛めし定食事業への依存について 当社グループの2026年3月期における国内直営店売上高に占める牛めし定食事業の売上高の割合は78.2%となっており、当社グループは今後も牛めし定食事業を中核事業として出店・改装等を進めていきますが、とんかつ事業や鮨事業等の拡大を通じて事業ポートフォリオの多様化を図っております。しかしながら、消費者志向の変化、競合環境の激化、牛肉を中心とした原材料価格の高騰や調達状況の悪化等が生じた場合、当社グループ全体の業績及び財務状態に影響を与える可能性があります。 (8)減損会計について 当社グループは、多数の店舗に係る建物・構築物・機器備品などの固定資産や、企業買収により取得したのれんを保有しております。これらの資産が、出店エリアの需要動向や競合状況の変化・原材料価格や人件費の上昇などにより、期待したキャッシュ・フローを生み出さず、投資額の回収が見込めない状況となった場合には、減損損失を計上する必要が生じ、その結果、当社グループの業績及び財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (9)M&Aについて 当社グループは、業容の拡大や持続的な成長のため、他社との業務提携やM&Aの活用を選択肢の一つとしております。買収を行う際には、対象企業の財務内容や契約関係等について詳細なデューデリジェンスを行っておりますが、事業環境や収益構造性の変化などにより、当初想定したシナジー効果が生まれず、期待した利益が確保できず、のれんの減損損失を計上する必要性が生じる場合や、のれんの償却負担が被買収会社の利益貢献額を上回る場合は、当社グループの財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 なお、2026年1月の株式会社松富士の子会社化においては、当社グループの経営ノウハウと株式会社松富士の商品・ブランド運営力を組み合わせたシナジーの創出が期待できる一方で、本件取得に伴い相応ののれん及び無形資産が発生する見込みであり、のれん等の償却負担等により、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (10)情報システムについて 当社グループは、サプライチェーンの管理業務、店舗からの発注、店舗での注文・決済など、情報システムを多様に活用しております。プログラムの不具合やハードウェア障害、通信障害、コンピューターウイルス・サイバー攻撃などにより情報システムに障害が生じた場合には、効率的な店舗運営や商品・サービスの適時提供が阻害され、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (11)個人情報について 当社グループは、お客様、従業員、株主の皆様に関する多くの個人情報を店舗及び本部にて保有しており、主管部門において適正に管理し個人情報の漏洩防止に努めておりますが、これらの個人情報が外部へ流出した場合には、当社グループのイメージ及び社会的信用の失墜、対応費用の発生などにより、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (12)コンプライアンスについて 当社グループは、より付加価値の高い「食」の提供を、より多くの国や地域で実現させるため、スピーディーな経営の意思決定及び経営の透明性・合理性向上を図り、企業競争力強化に取り組んでおります。しかしながら、役職員個人による法令・社内規程違反や社会通念上不適切な行為などコンプライアンス上の問題が発生した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (13)風評について 当社グループに関し、SNSやインターネット上での動画や書き込み等による不適切な情報発信によって風評被害や食の安全に対する不安が生じた場合、その内容の真偽にかかわらず、当社グループの事業、業績、ブランドイメージ及び社会的信用に悪影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループ以外の外食企業における食品事故や不祥事等に起因する風評であっても、外食産業全体に対する社会的評価や食の安全性が低下した場合には、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)8,330字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概況は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度は、インバウンド需要の拡大や、賃上げを背景とした雇用・所得環境の改善により、緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、原材料・エネルギー価格の高止まりや為替動向、中東情勢などの地政学的リスクを背景に、物価上昇を通じた個人消費への影響が懸念されるなど、先行き不透明な状況が続いております。 新規出店につきましては、牛めし業態88店舗、とんかつ業態3店舗、鮨業態4店舗、海外・その他業態9店舗(うちFC2店舗)の合計104店舗を出店。また、株式会社松富士及び株式会社松富士食品の連結子会社化により、ラーメン業態121店舗増加いたしました。一方で、直営の牛めし業態11店舗、とんかつ業態1店舗、その他業態1店舗については撤退し、海外4店舗について撤退及びFC契約の解除をおこないました。当連結会計年度の店舗数はFC店を含め、1,573店舗(うち国内FC5店舗、海外24店舗)となりました。この業態別内訳としては、牛めし業態1,185店舗、とんかつ業態195店舗、ラーメン業態132店舗、鮨業態21店舗、海外・その他の業態40店舗となっております。 新規出店を除く設備投資につきましては、全面改装5店舗、一部改装173店舗の合計178店舗の店舗改装を実施した他、工場生産設備などに投資を行ってまいりました。 また、人材投資として、ベースアップ、初任給の引き上げ等の待遇改善等を展開してまいりました。 商品販売及び販売促進策につきましては、松屋の世界紀行シリーズとしてセネガル家庭料理「マフェ」、韓国発・旨辛グルメ「ロゼクリームチキン」、スリランカ料理「デビルチキン」、日越同時発売の「コムタム風ポークライス」、ジャマイカ料理「ジャークチキン」、タイ料理「マッサマンカレー」、その他「桜クリームシチュー」「ニンニク野菜牛めし」「チーズバーガー丼」「チキンケバブ丼」「うなたま丼」「今治焼豚玉子飯」「ドライグリーンカレー」「カルビホルモン丼」「シビ辛麻辣トンテキ定食」「西条てっぱんナポリタンハンバーグ」「いくら丼」「カルビと特選ブリスケット肉の合い盛り丼」「ちいかわのすき焼き鍋膳」「鶏のどて煮風鍋」「ちいかわ 鬼辛カレー」「牛肉と牡蠣のオイスターソース炒め定食」「サムギョプサル風極厚豚カルビ焼肉定食」「煮込みキャベツのトマトハンバーグ定食」「創業ビーフ牛タンカレー」等の新商品の販売をいたしました。 これらの取り組みの結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は1,407億87百万円となり、前連結会計年度末に比べ366億32百万円増加いたしました。 当連結会計年度末の負債合計は831億19百万円となり、前連結会計年度末に比べ245億79百万円増加いたしました。 当連結会計年度末の純資産合計は576億67百万円となり、前連結会計年度末に比べ120億52百万円増加いたしました。 b.経営成績 売上高につきましては、既存店売上が前期比110.5%と前年を上回ったことに加え、前年度以降の新規出店等による売上増加分が寄与したこと等により、前期比19.6%増の1,844億74百万円となりました。 売上原価につきましては、エネルギー費、各種調達価格の上昇等により、原価率は前期の36.1%から36.8%と上昇いたしました。 販売費及び一般管理費につきましては、前期の61.0%から59.1%へと改善いたしました。なお、当社において重視すべき指標と認識しているFLコスト(売上原価と人件費の合計。FOODとLABORに係るコスト)の売上高比は、前期の66.9%から66.4%と改善いたしました。 以上の結果、営業利益は前期比72.3%増の75億94百万円、経常利益は前期比62.1%増の83億45百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比72.6%増の37億72百万円となり、いずれも過去最高益を達成いたしました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ144億66百万円増加し、282億34百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は153億47百万円(前年同期は83億22百万円の収入)となりました。 これは「税金等調整前当期純利益」72億3百万円、「減価償却費及びその他の償却費」68億69百万円、「未払消費税等の増減額」14億1百万円、「減損損失」11億86百万円といった資金増加要因があった一方、「法人税等の支払額」24億82百万円といった資金減少要因があったこと等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は265億2百万円(前年同期は177億39百万円の支出)となりました。 これは新規出店・既存店改装や工場生産設備等の設備投資実施による「建設仮勘定の増加及び有形固定資産の取得による支出」162億96百万円、「連結範囲の変更を伴う関係会社株式の取得による支出」82億19百万円、「店舗賃借仮勘定、敷金及び保証金等の増加による支出」18億19百万円といった資金減少要因があったこと等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果得られた資金は256億15百万円(前年同期は71億43百万円の収入)となりました。 これは「長期借入れによる収入」265億円、「短期借入れによる収入」225億円、「株式の発行による収入」86億76百万円といった資金増加要因があった一方、「短期借入金の返済による支出」225億円、「長期借入金の返済による支出」76億70百万円、「リース債務の返済による支出」9億91百万円といった資金減少要因があったこと等によるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 当社グループ(当社及び連結子会社、以下同じ)は、直営店で最終消費者へ牛めし・定食等を直接販売する方法(直営販売形態)及びフランチャイズ店並びにその他の取引先へ食材、消耗品等の販売を通じて、最終消費者へ牛めし・定食を販売する方法(外部販売形態)による単一業態での事業を営んでおります。 このため、生産実績及び販売実績の記載は、形態別に基づく実績によっております。 a.生産実績 当社グループは、セントラルキッチン方式により嵐山工場、富士山工場、川島生産物流センター及び六甲生産物流センターにて単一食材(主に、肉類、米類、野菜類、タレ・ソース類)を加工し店舗へ供給する単一業態による生産を行っております。 当社グループの形態別販売実績合計に対する生産実績は、次のとおりであります。 形態別   当連結会計年度 (自 令和7年4月1日 至 令和8年3月31日) 金額(千円)   前期比(%) 肉類   19,492,738   116.9 米類   9,191,307   141.3 タレ・ソース類   6,510,697   110.1 野菜類   4,220,074   122.1 その他   5,141,512   111.4 合計   44,556,330   119.9 b.受注実績 当社グループは、受注活動を行っていないため、該当事項はありません。 c.販売実績 当社グループは、直営店で最終消費者へ牛めし・定食等を直接販売する方法及びフランチャイズ店並びにその他の取引先へ食材、消耗品の販売を通じて、最終消費者へ牛めし・定食等を販売する方法をとっております。 このように当社グループは、単一業態で事業を営んでおり、形態別販売実績を記載しております。 ⅰ.形態別販売実績 形態別   当連結会計年度 (自 令和7年4月1日 至 令和8年3月31日)   前期比 金額(千円)   構成比(%)   比率(%) 国内直営店売上 牛めし定食事業   144,179,798   78.2   120.1 とんかつ事業   23,457,959   12.7   113.8 鮨事業   3,546,067   1.9   158.9 その他   2,205,075   1.2   129.7 小計   173,388,900   94.0   119.9 外部販売売上 食材売上   8,191,166   4.4   111.2 ロイヤルティ等収益   91,545   0.1   171.8 その他売上   2,803,069   1.5   126.1 小計   11,085,782   6.0   115.0 合計   184,474,683   100.0   119.6 (注)その他売上の主な内訳 ㈱エム・テイ・テイ(修繕・メンテナンス売上等)  211,235千円 ㈱エム・エル・エス(クリンリネス事業売上等)  149,134千円 上海松屋餐飲管理有限公司(飲食事業売上)  755,063千円 台灣松屋餐飲股份有限公司(飲食事業売上)  1,678,606千円 ⅱ.国内直営店の地域別店舗売上高実績 地域   当連結会計年度 (自 令和7年4月1日 至 令和8年3月31日) 金額(千円)   構成比(%)   期末店舗数(店) 首都圏   96,694,259   55.8   763 関西圏   28,986,415   16.7   251 東海・北陸圏   14,831,267   8.5   126 中国・四国・九州・沖縄圏   14,620,441   8.4   126 北関東・甲信越圏   9,814,048   5.7   84 北海道・東北圏   8,442,467   4.9   73 合計   173,388,900   100.0   1,423 ⅲ.海外直営店の地域別店舗売上高実績 地域   当連結会計年度 (自 令和7年4月1日 至 令和8年3月31日) 金額(千円)   構成比(%)   期末店舗数(店) 中華人民共和国上海市   755,063   31   8 台湾台北市   1,678,606   69   14 合計   2,433,669   100.0   22 ⅳ.フランチャイズ店の地域別店舗売上高実績 地域   当連結会計年度 (自 令和7年4月1日 至 令和8年3月31日) 金額(千円)   構成比(%)   期末店舗数(店) 首都圏   399,596   82.0   3 関西圏   87,762   18.0   2 合計   487,358   100.0   5 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討事項 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績に関する分析等は、以下のとおりとなります。 a.財政状態の分析等 (単位:千円) 前連結会計年度(令和7年3月31日)   当連結会計年度(令和8年3月31日)   増減額 総資産   104,155,034   140,787,160   36,632,126 流動資産   33,968,372   50,260,575   16,292,203 固定資産   70,186,662   90,526,585   20,339,922 流動負債   25,999,001   33,454,434   7,455,432 固定負債   32,540,643   49,664,756   17,124,113 純資産   45,615,389   57,667,969   12,052,580 自己資本比率   43.8%   41.0%   △2.8% ⅰ.流動資産 当連結会計年度の流動資産の残高は502億60百万円となり、現金及び預金、原材料及び貯蔵品、受取手形、売掛金及び契約資産が増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ162億92百万円増加いたしました。 ⅱ.固定資産 当連結会計年度の固定資産の残高は905億26百万円となり、新規出店や改装実施、工場生産設備などへの投資による有形固定資産が増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ203億39百万円増加いたしました。 ⅲ.総資産 上記の結果、当連結会計年度の総資産の残高は1,407億87百万円となり、前連結会計年度末に比べ366億32百万円増加いたしました。 ⅳ.流動負債 当連結会計年度の流動負債の残高は334億54百万円となり、買掛金等の減少があった一方、未払金、1年内返済予定の長期借入金等の増加によって前連結会計年度末に比べ74億55百万円増加いたしました。 ⅴ.固定負債 当連結会計年度の固定負債の残高は496億64百万円となり、リース債務の減少があった一方、長期借入金、資産除去債務等の増加によって前連結会計年度末比171億24百万円増加いたしました。 ⅵ.純資産 当連結会計年度末における純資産は576億67百万円となり、増資による資本金等の増加や利益剰余金の増加等により前連結会計年度末に比べ120億52百万円増加となりました。一方で、自己資本比率については、前連結会計年度末の43.8%から41.0%となっております。 b.経営成績の分析等 前連結会計年度 (自 令和6年4月1日  至 令和7年3月31日)   当連結会計年度 (自 令和7年4月1日  至 令和8年3月31日)   増減額   増減率 (千円)   売上比(%)   (千円)   売上比(%)   (千円)   (%) 売上高   154,223,084   100.0   184,474,683   100.0   30,251,598   19.6 売上原価   55,635,595   36.1   67,970,977   36.8   12,335,382   22.2 販売費及び一般管理費   94,180,764   61.0   108,909,099   59.1   14,728,335   15.6 内人件費   47,545,970   30.8   54,541,270   29.6   6,995,300   14.7 営業利益   4,406,724   2.9   7,594,605   4.1   3,187,880   72.3 経常利益   5,149,064   3.3   8,345,102   4.5   3,196,038   62.1 特別利益   109,877   0.1   81,193   0.1   △28,683   △26.1 特別損失   949,492   0.6   1,222,752   0.7   273,260   28.8 税金等調整前当期純利益   4,309,449   2.8   7,203,543   3.9   2,894,094   67.2 親会社株主に帰属する当期純利益   2,185,996   1.4   3,772,840   2.0   1,586,844   72.6 ⅰ.売上高 当連結会計年度の売上高は、インバウンド需要の拡大の動きが見られ、加えて積極的な販売促進活動により既存店売上高前年比が110.5%と前年を上回り推移いたしました。また、前年度以降の新規出店等による売上増加分が寄与したこと等により、前期比19.6%増の1,844億74百万円となりました。なお、新規出店及び既存店の改装・新業態の磨き込み・販売促進・生産性向上・外販事業の拡大・お客様の利便性向上等、様々な諸施策に取り組み、売上の向上を図ってまいります。 ⅱ.売上原価 当連結会計年度の売上原価率は、エネルギー費、各種調達価格の上昇等により、前連結会計年度の36.1%から36.8%へと上昇いたしました。なお、食材の安定的な調達と仕入単価低減のため、仕入先・仕入地域の多様化・分散化による最適化等の他、工場の稼働率の向上、自動化・機械化による効率化等、原価率適正化を図ってまいります。 ⅲ.販売費及び一般管理費 当連結会計年度の販売費及び一般管理費は1,089億9百万円となり、前連結会計年度の941億80百万円から147億28百万円増加いたしました。また、売上高に対する比率は、前連結会計年度の61.0%から59.1%と改善しております。この主な要因は、売上高の増加による固定費の占める割合が低下したこと等によるものであります。なお、経費適正化へ向けた様々な諸施策を継続的に推進し、全社的な経費適正化を図ってまいります。 ⅳ.営業利益、経常利益 これらの結果、当連結会計年度の営業利益は前期比72.3%増の75億94百万円、経常利益は前期比62.1%増の83億45百万円となりました。この主な要因は、売上高の増加により、固定費の占める割合が低下したこと等によるものであります。 ⅴ.特別損益、税金等調整前当期純利益 当連結会計年度の特別利益は、受取補償金、受取保険金等で81百万円となり、前連結会計年度の1億9百万円から28百万円減少いたしました。また、当連結会計年度の特別損失は、減損損失等で12億22百万円となり、前連結会計年度の9億49百万円から2億73百万円増加しております。 これらにより、当連結会計年度の税金等調整前当期純利益は72億3百万円となり、前連結会計年度の税金等調整前当期純利益43億9百万円から28億94百万円増加しております。 ⅵ.親会社株主に帰属する当期純利益 法人税等34億30百万円計上により、親会社株主に帰属する当期純利益は37億72百万円となり、前連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益21億85百万円から15億86百万円増加しております。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析におきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループにおける主な資金需要は、将来の事業展開や経営基盤強化のための新規出店や既存店舗の改装及び生産設備の増強等によるものであります。これらの設備投資資金は、内部留保金を重点配分するとともに、金融機関からの借入金により充当しております。なお、借入金のうち、短期借入金は主に営業取引に係る資金調達であり、長期借入金は主に設備投資に係る資金調達であります。 また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高から、1年以内の債務の返済に必要な流動性を確保しているものと認識しております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成におきましては、当社グループにおける過去の実績や将来の計画等を踏まえて合理的に見積りを行っておりますが、実際の結果は、将来事象の結果に特有の不確実性があるため、見積りと異なる場合があります。 なお、連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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