概要
B-R サーティワン アイスクリーム株式会社は、アメリカのバスキン・ロビンス社のフランチャイズとして1973年に設立されたアイスクリーム専門店チェーン運営企業である。全国に1,066店舗を展開し、2025年12月期の売上高は343億円、純利益18億円と過去最高を更新。自社工場で製造した31種類のフレーバーを核に、フランチャイズ方式で事業を拡大している。
フランチャイズとライセンス契約に基づく事業構造
当社はバスキン・ロビンス・フランチャイジング エルエルシーと「ライセンス及び技術援助契約」を結び、アイスクリームの製造・販売とフランチャイズ運営のノウハウ提供を受けている。売上高の一定率をロイヤリティとして支払う一方、不二家との間でフランチャイズ契約を締結し、小売店にアイスクリーム等を卸売するとともに小売売上高の一定率をロイヤリティとして受取る。この二重構造により、当社は卸売収入とロイヤリティ収入の両方を得ている。連結子会社として31 Aikalima LLCを保有する。
自社工場と製造体制の変遷
静岡県小山町の富士小山工場は1979年に建設され、当初年産2,000千ガロンから1987年には7,000千ガロンへ増強された。1999年にはHACCP認定を取得。2007年には冷凍倉庫を改修し庫内搬送を自動化した。アイスクリームケーキの生産設備は1990年に1ライン増強。さらに2025年には神戸三木工場の増築が完了し、アイスクリームケーキの生産能力を拡大した。原材料の約60%を国内(ミルクは北海道産)、約40%を海外から調達し、為替予約で変動リスクをヘッジしている。
店舗網と販売拠点の多様化
1983年に200店舗、1986年に300店舗、2003年に500店舗、2004年に600店舗、2005年に700店舗、2006年に800店舗と順調に拡大。2025年末の店舗数は1,066店舗で前期比21店舗純増した。立地はロードサイド、商業施設、駅前、繁華街など多様で、大学やサービスエリア、空港・駅への出店も進める。通常店舗とは別に国内ポーションカップ販売拠点439ヶ所、台湾・ハワイの海外店舗51店舗を含む総販売拠点数は1,556ヶ所に上る。店舗デザインでは「F1(Flavor1st)」「MOMENTS」を導入し、952店舗が新デザインに刷新された。
バスキン・ロビンスと不二家を軸とするグループ関係
当社は1974年に不二家とバスキン・ロビンス社の合弁会社として第三者割当増資を実施。現在はその他の関係会社である不二家とフランチャイズ契約を結び、不二家乳業から原料を購入し、不二家神戸へ一部製造を委託している。バスキン・ロビンス社とはライセンス契約を継続し、世界的なブランドネットワークに属する。子会社の31 Aikalima LLCは当社が100%出資し役員を兼任する。この3社連携により、原材料調達から製造、販売までを一体化している。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書のセグメント情報(2025/12期)より
事業別の売上と利益
2025/12期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 製品売上高 | 266億円 | 77.6% | — | — |
| ロイヤリティー収入 | 53億円 | 15.5% | — | — |
| 店舗用設備関連収入 | 24億円 | 7.0% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
製品と技術
31種類のフレーバーと毎月の新作戦略
商品の中核は常時31種類のアイスクリームフレーバーである。毎月「新作フレーバー」を発売し、専門店ならではの選ぶ楽しさを提供している。2025年には人気キャラクターとのコラボレーションフレーバー(スーパーマリオ、ポケットモンスター、ハローキティ、ONE PIECE、不二家ペコちゃん)を投入し、幅広い世代の来店を促進した。小売売上高の伸びは、こうしたフレーバー戦略とプロモーションに支えられている。
アイスクリームケーキ「31 パティスリー」の拡充
2025年、アイスクリームケーキの新カテゴリー「31 パティスリー」を立ち上げ、自分へのご褒美や手土産として支持を集めた。同時に子供向け人気商品を含むケーキラインナップ全体を充実させた。生産能力拡大のため神戸三木工場を増築し、アイスクリームケーキの製造体制を強化した。1996年には「クレープ」を併売商品として正式導入しており、デザート派生商品の開発も継続している。
デジタル技術を活用した販売・顧客管理
会員制アプリ「31Club」の会員数は2025年に1,000万人を突破し、会員の購入額が売上全体の43.2%を占める。モバイルオーダーは予約受付にも対応し、顧客の利便性と店舗の生産性を向上させている。デジタルサイネージの導入など、デジタル技術で店舗オペレーションの簡素化も進めている。これらのデジタル化施策は長期経営計画の柱の一つであり、客数の増加に寄与している。
原料調達と品質管理の取り組み
アイスクリームの原料は約60%を国内から調達し、ミルクは北海道産を使用。残り約40%は海外から輸入しており、為替変動の影響を受けるため、為替予約によるヘッジを行っている。複数社購買で調達価格の上昇を抑制し、自社工場ではHACCP認証(1999年取得)に基づく衛生管理を徹底。富士小山工場では食品残渣削減や電気使用量削減にも取り組み、環境負荷低減を進めている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
同業の企業
食料品の時価総額近傍。太字がB-R サーティワン アイスクリーム
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 2908フジッコ | 489億円 | 32.4倍 |
| 2 | 2931ユーグレナ | 474億円 | — |
| 3 | 2594キーコーヒー | 461億円 | 44.0倍 |
| 4 | 2820やまみ | 411億円 | 21.4倍 |
| 5 | 2923サトウ食品 | 400億円 | 14.2倍 |
| 6 | 2268B-R サーティワン アイスクリーム | 390億円 | 23.4倍 |
| 7 | 2910ロック・フィールド | 379億円 | 368.9倍 |
| 8 | 2831はごろもフーズ | 379億円 | 13.1倍 |
| 9 | 2221岩塚製菓 | 366億円 | 15.4倍 |
| 10 | 2114フジ日本 | 352億円 | 10.9倍 |
| 11 | 2915ケンコーマヨネーズ | 341億円 | 10.4倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 29件
不二家との合弁で創業した1973年
1973年12月、株式会社不二家が米バスキン・ロビンス社との合弁事業を目的にビー・アールジャパン株式会社を資本金40百万円で設立した。翌1974年1月、バスキン・ロビンス社への第三者割当増資により正式な合弁会社となる。同年、東京・目黒に第一号店とトレーニングセンターを開設した。この時期、不二家の国内流通網とバスキン・ロビンスのアイスクリーム技術を組み合わせる基盤が作られた。
自社工場建設と生産能力増強の1979〜1987年
1979年3月、静岡県小山町に富士小山工場を建設し、年産2,000千ガロンの体制を確立。1984年に年産3,500千ガロンへ増強、1987年には年産7,000千ガロンに引き上げた。1987年には併せてスペシャリティデザートの生産設備も完成。一貫生産体制を強みに、店舗網拡大に対応した。同じ1987年には店舗数が400店を超え、株式を店頭公開した。工場増強と店舗拡大が同時に進んだ成長期である。
ブランド刷新とロードサイド展開への転換(1985年)
1985年4月、カラーデザインを変更した第1号店「渋谷公園通り店」を出店するとともに、社名を「B-R サーティワン アイスクリーム株式会社」に変更した。ブランド名に「サーティワン」を入れ、車社会に対応するロードサイドタイプの出店を本格化した。従来実験的に行っていたロードサイド店を正式な戦略とし、郊外での店舗展開を加速させた。同年、店舗数は400店に達し、新たな成長軸が確立された。
フランチャイズ契約制度の大幅変更(2000年)
2000年4月、フランチャイズ店の売上向上と収益性改善を目的に加盟店契約制度を大幅に変更した。卸売価格を31%引き下げる一方、店頭小売売上高に対してロイヤリティ5%、広告宣伝分担金3%を徴収する制度を導入した。この変更によりフランチャイジーの負担構造が変わり、店舗の競争力向上につながった。同年、自己株式の取得・消却も実施している。
上場市場変更と店舗数急増の2004〜2006年
2004年12月、日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場した。同月に店舗数600店を達成し、2005年12月には700店、2006年11月には800店へと急増した。上場による資金調達と知名度向上が店舗拡大を加速させたと考えられる。2007年には登記上の商号を「B-R サーティワン アイスクリーム株式会社」に再度変更した。
長期経営計画の策定と過去最高更新の2025年
当社は2031年12月期に税金等調整前当期純利益31億円を目標とする長期経営計画を掲げ、4つの柱(ブランドパワー強化、デジタル化、スマート31、販売拠点拡大)を推進した。2025年12月期は売上高343億円、純利益18億円、国内総小売売上高679億円、一店舗当たり小売売上高64百万円と全て過去最高を更新。長期経営計画の5期目で、神戸三木工場の増築、会員アプリ会員数1,000万人突破などの成果を上げた。
年表29件を開く
1970年代
- 1973年12月株式会社不二家が米国のバスキン・ロビンス社との合弁事業を行う目的で、ビー・アールジャパン株式会社を設立(資本金40百万円)しました。
- 1974年1月米国のバスキン・ロビンス社に対して第三者割当増資を行い株式会社不二家とバスキン・ロビンス社の合弁会社としました。
- —東京・目黒に第一号店及びトレーニングセンターを開設しました。
- 1979年3月静岡県駿東郡小山町に自社工場(富士小山工場)を建設し、年産2,000千ガロン体制を確立しました。
1980年代
- 1983年12月店舗網の全国展開により、店舗数(フランチャイズ店及び直営店)200店台乗せを達成しました。
- 1984年2月関西以西の店舗展開の拡大のため、配送能率向上の見地から、外部営業倉庫の利用を開始しました。
- —富士小山工場の生産能力を年産3,500千ガロンに増強しました。
- 1985年4月カラーデザインを変更した第1号店「渋谷公園通り店」を出店しました。
- —商号変更「サーティワン」のブランド名を入れ、社名をB-R サーティワン アイスクリーム株式会社(登記上商号 ビー・アール サーティワン アイスクリーム株式会社)に変更しました。車社会への対応として従来実験的に進めてきたロードサイドタイプの出店を本格的に開始しました。
- 1986年3月店舗数300店台乗せを達成しました。
- 1987年5月富士小山工場の生産能力を年産7,000千ガロンに増強しました。
- —富士小山工場のスペシャリティデザート生産のための設備が完成しました。
- —店舗数400店台乗せを達成しました。
- —社団法人日本証券業協会東京地区協会に当社の株式を店頭登録し、公開しました。
1990年代
- 1990年9月富士小山工場のスペシャリティデザート生産のための設備を1ライン増強しました。
- 1991年9月全世界で統一使用される新しいトレードマークを導入し、21世紀へ向けての新しいイメージ戦略を打ち出しました。
- 1996年6月フランチャイズ店及び直営店の一部にてテスト販売を行ってきました「クレープ」を併売商品として正式に導入しました。
- 1998年6月自己株式を1,050,000株、850,500千円で取得し、すべてを消却いたしました。
- 1999年3月富士小山工場では、1999年3月25日に厚生省よりHACCPの認定工場として承認されました。
2000年代
- 2000年4月フランチャイズ店の売上向上と収益性の改善を目的として、加盟店契約制度を大幅変更しました。フランチャイズ店への卸売価格を31%引き下げると共に、店頭小売売上高に対してロイヤリティ5%、広告宣伝分担金3%徴収制度を導入しました。
- —自己株式を447,000株、319,605千円で取得し、すべてを消却いたしました。
- 2003年12月店舗数500店台乗せを達成しました。
- 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場しました。
- —店舗数600店台乗せを達成しました。
- 2005年12月店舗数700店台乗せを達成しました。
- 2006年11月店舗数800店台乗せを達成しました。
- 2007年3月商号変更登記上の商号をビー・アール サーティワン アイスクリーム株式会社からB-R サーティワン アイスクリーム株式会社に変更しました。
- —富士小山工場冷凍倉庫の改修を行い、製品の庫内搬送を自動化しました。
- —中京、関西、九州の各営業所で、環境マネジメントシステム規格であるISO14001を取得しました。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で301人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は868万円で、9期前と比べて+16.0%。平均年齢は41.3歳、平均勤続年数は11.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年12月 | — | — | — | 209 | — |
| 2017年12月 | — | — | — | 216 | — |
| 2018年12月 | — | — | — | 206 | — |
| 2019年12月 | 748 | 41.8 | 11.0 | 221 | — |
| 2020年12月 | 718 | 40.9 | 11.0 | 229 | — |
| 2021年12月 | 755 | 41.3 | 12.0 | 222 | — |
| 2022年12月 | 815 | 41.6 | 12.0 | 252 | — |
| 2023年12月 | 787 | 41.5 | 11.0 | 252 | — |
| 2024年12月 | 853 | 42.1 | 12.0 | 269 | 892 |
| 2025年12月 | 868 | 41.3 | 11.0 | 301 | 930 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社1社(国内 0 / 海外 1) を有報から抽出しています。
- 海外ダンキン ブランズ インターナショナル ホールディングス リミテッド英国 ロンドン議決権36.8%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は343億円、営業利益は28億円。前期と比べると増収増益で、売上が+11.7%、利益が+16.7%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 358億円 | 343億円 |
| 営業利益 | 28億円 | 28億円 |
| 純利益 | 18億円 | 18億円 |
| 1株あたり配当 | ¥60 | ¥60 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は186億円、営業利益は14億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+17.7%、営業利益は−17.6%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 49 | 2 | 4.1 | 2 |
| 2023年2Q | 64 | 6 | 9.4 | 4 |
| 2023年3Q | 75 | 11 | 14.7 | 7 |
| 2023年4Q | 60 | — | — | −1 |
| 2024年1Q | 56 | 3 | 5.4 | 2 |
| 2024年2Q | 86 | 12 | 14.0 | 8 |
| 2024年4Q | 165 | 9 | 5.5 | 5 |
| 2025年2Q | 158 | 17 | 10.8 | 11 |
| 2025年4Q | 185 | 11 | 5.9 | 7 |
| 2026年2Q | 186 | 14 | 7.5 | 10 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2012年12月期からの14期で、売上は208億円から343億円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は8.2%。売上は5期、純利益は2期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 208 | — | 29 | — | 16 |
| 2013年12月 | 205 | — | 21 | — | 11 |
| 2014年12月 | 186 | — | 6 | — | 3 |
| 2015年12月 | 186 | — | 0 | — | −1 |
| 2016年12月 | 197 | — | 6 | — | 2 |
| 2017年12月 | 198 | — | 6 | — | 3 |
| 2018年12月 | 202 | — | 6 | — | 3 |
| 2019年12月 | 195 | — | 8 | — | 4 |
| 2020年12月 | 176 | — | 8 | — | 4 |
| 2021年12月 | 194 | — | 14 | — | 8 |
| 2022年12月 | 220 | — | 17 | — | 12 |
| 2023年12月 | 248 | — | 19 | — | 12 |
| 2024年12月 | 307 | 24 | 24 | 7.8 | 15 |
| 2025年12月 | 343 | 28 | 29 | 8.2 | 18 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高343億円のうち、営業利益として残るのは28億円で8.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は18億円、売上の5.2%にあたる。営業利益率は業種中央値4.1%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金50.4%173億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金41.7%143億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.2%28億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2025年12月期は営業CFが45億円、投資CFが−43億円で、差し引きのフリーCFは2億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は72億円で、売上の2.5ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 26 | −12 | −8 | 14 | 39 |
| 2013年12月 | 17 | −17 | −9 | 0 | 30 |
| 2014年12月 | 13 | −26 | 2 | −13 | 20 |
| 2015年12月 | 5 | −25 | 15 | −20 | 15 |
| 2016年12月 | 25 | −13 | −9 | 12 | 18 |
| 2017年12月 | 20 | −15 | −7 | 5 | 16 |
| 2018年12月 | 19 | −4 | −7 | 15 | 24 |
| 2019年12月 | 11 | −15 | −7 | −4 | 13 |
| 2020年12月 | 31 | −13 | −5 | 18 | 26 |
| 2021年12月 | 40 | −7 | −6 | 33 | 54 |
| 2022年12月 | 20 | −13 | −5 | 7 | 58 |
| 2023年12月 | 27 | −16 | −6 | 11 | 64 |
| 2024年12月 | 35 | −32 | 13 | 3 | 80 |
| 2025年12月 | 45 | −43 | −10 | 2 | 72 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年12月期の総資産は318億円。このうち返さなくてよい自己資本が150億円で、自己資本比率は47.1%(業種中央値56.8%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 155 | 109 | 46 | 70.3 |
| 2013年12月 | 158 | 112 | 46 | 71.1 |
| 2014年12月 | 171 | 108 | 63 | 63.1 |
| 2015年12月 | 180 | 98 | 82 | 54.3 |
| 2016年12月 | 184 | 96 | 88 | 52.2 |
| 2017年12月 | 183 | 95 | 88 | 51.8 |
| 2018年12月 | 183 | 94 | 89 | 51.3 |
| 2019年12月 | 183 | 96 | 87 | 52.4 |
| 2020年12月 | 174 | 98 | 76 | 56.0 |
| 2021年12月 | 190 | 102 | 88 | 53.8 |
| 2022年12月 | 200 | 114 | 86 | 57.1 |
| 2023年12月 | 214 | 124 | 90 | 57.9 |
| 2024年12月 | 263 | 136 | 127 | 51.8 |
| 2025年12月 | 318 | 150 | 168 | 47.1 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
食料品 123社との比較
同じ食料品の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で123社中12位あたり、逆に低いのは配当利回りで123社中92位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥4,045で、1年前と比べて-0.7%。過去52週の値幅のなかでは27%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 23.4倍 |
| PER (会社予想) | 21.7倍 |
| PBR | 2.54倍 |
| 配当利回り | 1.48% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1ヶ月で-0.2%と小幅下落。25日線(4,087円)をわずかに下回る水準で推移し、週足ではもみ合いが続く。52週高値4,350円から約6.1%下、52週安値3,965円は約3.0%上。出来高は平均並みで方向感に欠ける。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 50/100)。
PER22.2倍は業界平均27.9倍を下回るが、PBR2.69倍は業界平均1.59倍を上回る。ROE12.4%に対してPBRがやや高め。配当利回り1.47%は業界平均1.94%を下回る。収益成長は緩やかで、現状のバリュエーションは妥当。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 23.4倍 | 28.6倍 |
| PER (予想) | 21.7倍 | — |
| PBR | 2.54倍 | 1.63倍 |
| ROE | 12.4% | 7.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
増収増益が続き、2025年12月期も営業利益率8.2%への改善見通し。強気派はブランド力と新商品戦略による持続的成長を評価、またインバウンド需要や値上げ効果も期待。弱気派は原材料高や人件費上昇が収益を圧迫するリスク、さらに外食全体の競争激化や消費低迷を懸念。PER22倍は割高感もある。
- ブランド力と新商品戦略
31種類の多彩なフレーバーと季節限定で集客力。
- 安定した増収基調
売上高3期連続増加、2025年も増収予想。
- 収益性改善トレンド
営業利益率7.8%→8.2%へ上昇見込み。
- 店舗拡大による収益増通年影響中
売上高343億円(前期比+11.7%)、既存店伸び率3%超
- 営業利益率改善継続影響中
営業利益率8.16%(前期比+0.34%)、コスト効率化
- 海外展開加速中期影響中
アジア地域出店加速、海外売上比率20%目標
- 高ROE・高PBR維持継続影響弱
ROE12.4%、PBR2.69倍はブランド価値反映
- コスト上昇リスク
原材料・人件費高騰が利益率を圧迫。
- 消費低迷の影響
可処分所得減少で外食需要が鈍化。
- バリュエーション懸念
PER22倍は食品セクター平均並みで割安感乏しい。
- 原材料高騰継続影響中
乳製品価格上昇で営業利益2億円圧迫
- 天候不順による売上変動夏期影響中
冷夏で売上5%減少、営業利益3億円減
- 競合激化継続影響弱
コンビニアイス拡大で市場競争激化、値下げ圧力
- 外国人株主の売却リスク不定影響弱
外資保有39%と高く、リスクオフで売却圧力
- 既存店売上高伸び率
- 店舗の稼働状況とブランド人気の指標。
- 店舗数増減
- フランチャイズ網の拡大ペースを示す。
- 原材料コスト比率
- 収益性へのコスト影響を測る。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり60円で、前期から+60.0%。いまの株価に対する利回りは1.48%。増配か配当維持が3年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2016年12月 | 40 | — | 219.8 |
| 2017年12月 | 40 | 0.0 | 145.6 |
| 2018年12月 | 30 | −25.0 | 102.4 |
| 2019年12月 | 30 | 0.0 | 65.8 |
| 2020年12月 | 20 | −33.3 | 65.3 |
| 2021年12月 | 30 | 50.0 | 37.1 |
| 2022年12月 | 30 | 0.0 | 24.4 |
| 2023年12月 | 40 | 33.3 | 33.4 |
| 2024年12月 | 50 | 25.0 | 30.7 |
| 2025年12月 | 80 | 60.0 | 40.7 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥60
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ15,481人。区分でいちばん多いのは外国法人で38.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が37.6%を占め、残る62.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年12月% | 2021年12月% | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 外国法人 | 43.5 | 43.6 | 43.5 | 42.0 | 40.6 | 38.9 |
| 事業法人 | 44.2 | 44.2 | 44.2 | 42.7 | 40.3 | 37.5 |
| 個人・その他 | 11.9 | 11.7 | 11.6 | 14.6 | 18.5 | 22.6 |
| 証券会社 | 0.3 | 0.4 | 0.6 | 0.6 | 0.7 | 0.8 |
| 自己株式 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 |
| 金融機関 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | — | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | ダンキン ブランズ インターナショナル ホールディングス リミテッド(常任代理人 株式会社三井住友銀行) | 36.73 |
| 02 | 株式会社不二家 | 36.73 |
| 03 | ジェーピー モルガン チェース バンク(常任代理人 株式会社みずほ銀行) | 0.55 |
| 04 | UBS AG London A/C IPB Segregated Client Account(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ) | 0.32 |
| 05 | サーティワン従業員持株会 | 0.31 |
| 06 | JPモルガン証券株式会社 | 0.27 |
| 07 | JPLLC CLIENT ASSETS-SK J(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ) | 0.26 |
| 08 | モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 | 0.21 |
| 09 | ビ-エヌワイエム エスエーエヌブイ ビー エヌワイエム ジーシーエム クライアント アカウンツ エム エルエスシービー アールデイ(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 0.21 |
| 10 | ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー(常任代理人 株式会社みずほ銀行) | 0.15 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+12%、1株純資産は14期で+37%。直近期のROEは12.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 164 | 1,134 | 15.0 | 19.5 | 54.9 |
| 2013年12月 | 117 | 1,165 | 10.2 | 35.1 | 68.2 |
| 2014年12月 | 29 | 1,118 | 2.6 | 142.6 | 273.5 |
| 2015年12月 | −13 | 1,013 | −1.2 | — | — |
| 2016年12月 | 18 | 995 | 1.8 | 219.2 | 219.8 |
| 2017年12月 | 27 | 982 | 2.8 | 147.9 | 145.6 |
| 2018年12月 | 29 | 976 | 3.0 | 135.0 | 102.4 |
| 2019年12月 | 46 | 992 | 4.6 | 87.6 | 65.8 |
| 2020年12月 | 46 | 1,012 | 4.5 | 85.5 | 65.3 |
| 2021年12月 | 81 | 1,058 | 7.8 | 49.7 | 37.1 |
| 2022年12月 | 128 | 1,183 | 10.8 | 32.0 | 24.4 |
| 2023年12月 | 125 | 1,284 | 10.1 | 32.4 | 33.4 |
| 2024年12月 | 160 | 1,415 | 11.9 | 25.1 | 30.7 |
| 2025年12月 | 184 | 1,555 | 12.4 | 21.8 | 40.7 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
13名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は13名。2025/12期の役員報酬は総額344百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約11倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| ジョン・キム | 代表取締役 会長 兼 社長 CEO | 55 | 2,000 |
| 安齊正明 | 取締役 シニアアドバイザー | 65 | — |
| 白井康平 | 取締役 CFO | 48 | — |
| パウロ A.P.ニコラス | 取締役 | 55 | — |
| ピーター・ジャンセン | 取締役 | 57 | — |
| 河村宣行 | 取締役 | 71 | — |
| 瓜生徹 | 取締役 | 63 | — |
| セオドール・ガイルド | 取締役 | 71 | — |
| 阿部絵美麻 | 取締役 | 46 | — |
| 肥沼邦幸 | 常勤監査役 | 69 | — |
| 川井克之 | 監査役 | 68 | — |
| 萩森正彦 | 監査役 | 63 | — |
残りの役員1名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 若林翌 | 取締役 常務執行役員 | 53 |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 退職慰労百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 103 | 179 | 17 | 299 | 100 |
| 社外取締役 | 4 | 31 | — | — | 31 | 8 |
| 監査役 | 1 | 13 | — | 2 | 14 | 14 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容643字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,789字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク1,155字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,642字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第54期(2026/01/01-2026/06/30)2026-08-05
- 有価証券報告書有価証券報告書-第53期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-16
- 半期報告書半期報告書-第53期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-06
- 有価証券報告書有価証券報告書-第52期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-18
- 半期報告書半期報告書-第52期(2024/01/01-2024/06/30)2024-08-07
- 四半期報告書四半期報告書-第52期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第51期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-14
- 四半期報告書四半期報告書-第51期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-08
- 四半期報告書四半期報告書-第51期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-08
- 四半期報告書四半期報告書-第51期第1四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第50期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-15
- 四半期報告書四半期報告書-第50期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-04
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
- 決算説明資料2026年12月期 第2四半期 決算説明資料2026-07-23
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