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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

ケンコーマヨネーズ

KENKO Mayonnaise Co., Ltd.2915 · Prime · 食料品

中食・外食向けに強みを持つ業務用マヨネーズ・ドレッシング専業メーカー。サラダ・惣菜の日配品でも存在感を発揮。

概要

ケンコーマヨネーズは、1958年に森本油脂として創業し、1961年に業務用マヨネーズ製造へ転換した食品メーカーである。現在は調味料・加工食品(マヨネーズ・ドレッシング、卵加工品、調理加工食品)と総菜関連事業(日配サラダ・惣菜)を二本柱とし、2026年3月期の連結売上高は924億円、従業員数964人。コンビニエンスストアやファミリーレストラン向け業務用製品に強みを持ち、1977年には業界初のロングライフサラダを発売した。

業務用に特化した調味料・加工食品事業

調味料・加工食品事業は、マヨネーズ・ドレッシング類、タマゴ加工品、調理加工食品(総菜素材)の製造販売を担う。2026年3月期の同事業の売上高は734億円とグループ全体の約8割を占める。主力のマヨネーズは10kgや1kgの業務用形態が製パンや外食向けに販売され、ドレッシングやソース類も拡大している。タマゴ加工品ではゆで卵、たまごサラダ、錦糸たまごなどをコンビニや給食向けに供給する。自社ブランドとOEM供給の両方を手がける。

総菜関連事業と子会社ネットワーク

総菜関連事業等は、フレッシュ総菜(日配サラダ・惣菜)の製造と量販店への販売を中心とする。子会社7社(ダイエットクック各社、ライラック・フーズ、ハローデリカなど)が全国各地に生産拠点を持ち、当社からの生産受託も行う。2026年3月期のセグメント売上高は182億円。取引先の内製化影響により減収となったが、価格改定効果で増益を達成した。サラダカフェ事業やインドネシア現地法人もこの区分に含まれる。

全国展開する生産・営業体制

当社グループは国内に8つの主要工場(神戸、稲城、厚木、西神戸、山梨、御殿場など)と、札幌から福岡までの営業拠点を有する。子会社の工場を含めると全国的な生産ネットワークを構築している。海外ではインドネシアにPT.Intan Kenkomayo Indonesiaを設立し、現地生産を開始している。2026年3月期の連結総資産は639億円、自己資本比率は65.0%と財務体質は安定している。

中長期計画「KENKO Vision 2035」の目標

2024年度からスタートした中長期経営計画「KENKO Vision 2035」では、2035年に連結売上高2000億円、EBITDAマージン12%、ROIC9%以上を目標とする。基本戦略として「Global Food Solution Company」への転換を掲げ、海外売上高比率を現在の10%から30%へ引き上げる計画である。Phase1(2024-2027)では事業構造改革を進め、2027年度に売上高1020億円を目指す。キャッシュ・ベース・マネジメントへの移行も打ち出している。

業界の中での役割は食品製造販売会社。業務用・民生用の調味料・惣菜の総合サプライヤー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
924億円
営業利益
42億円
営業利益率
4.5%
純利益
29億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01調味料・加工食品主力

マヨネーズ・ドレッシング類、タマゴ加工品、調理加工食品(総菜素材)の製造・販売。業務用が主体で、コンビニエンスストアやファミリーレストラン向けに強みを持つ。

主な製品・サービス3
マヨネーズ・ドレッシング類国内シェア首位
自社ブランドおよびOEM供給を含む、業務用・家庭用マヨネーズ、ドレッシング、調味料。
タマゴ加工品
ゆで卵、卵スライス、スクランブルエッグなど、コンビニや給食用の加工卵製品。
調理加工食品
サラダ用具材、総菜素材など、厨房での調理工程を簡略化する加工食品。

02総菜関連事業準主力

フレッシュ総菜(日配サラダ・惣菜)の製造と量販店等への販売。子会社(ダイエットクック各社等)が生産受託も行う。

主な製品・サービス2
フレッシュ総菜(日配サラダ・惣菜)
スーパーマーケットや量販店向けの、日配のサラダ、惣菜パック。
生産受託事業
外部からの委託を受け、調理加工食品やタマゴ加工品を製造する受託製造サービス。

03その他副次

調理加工食品、惣菜類の販売(サラダカフェなど)や、海外事業(インドネシア現地法人)。

製品と技術

業務用マヨネーズ・ドレッシング類

マヨネーズ・ドレッシング類は同社の祖業であり、現在も最大の製品群である。業務用では10kg入りや1kg入りの大容量品が主力で、製パン業界や外食チェーン向けに販売される。家庭用の小容量品も自社ブランドで展開する。さらに、OEM供給として他社ブランドのマヨネーズやドレッシングも製造する。2026年3月期には外食向けソース類の販売も増加し、同事業の売上高を押し上げた。

タマゴ加工品のラインアップ

タマゴ加工品は、コンビニエンスストアのサンドイッチや総菜パン、ファミリーレストランのメニューに使用される。主な製品はゆで卵、たまごサラダ、スクランブルエッグ、錦糸たまご、厚焼き卵など。子会社のダイエットエッグ各社が生産を担当する。鶏卵相場の変動に影響を受けやすいが、価格改定や生産効率化で収益を管理している。業務用の大袋からチルド容器入りまで多様な形態を揃える。

ロングライフサラダ「ファッションデリカフーズ」

1977年に業界初として発売されたロングライフサラダ「ファッションデリカフーズ®」は、冷蔵保存で長期間品質を維持できる技術が特徴。主に業務用として、ファミリーレストランや給食施設向けにポテトサラダ、ごぼうサラダ、マカロニサラダなどを供給する。1986年に発売したごぼうサラダは定番商品となった。この技術は同社のサラダ事業の中核を成し、現在もトップシェアを維持している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

食料品のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 国内シェア首位マヨネーズ・ドレッシング類業務用マヨネーズ市場にてトップシェア調味料・加工食品

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

マヨネーズ専業で国内2位

ケンコーマヨネーズはマヨネーズ・ドレッシング専業メーカー。国内マヨネーズ市場ではキユーピーに次ぐシェアを持つ。売上高900億円超で、同業のニップンや日清製粉グループ本社(数千億円規模)に比べれば小規模だが、マヨネーズに特化したブランド力が強み。業務用比率が高く、外食・中食需要の回復が業績を下支え。2026年3月期は営業利益率4.55%とやや低下見込み。

強み

  • 「ケンコーマヨネーズ」ブランドは家庭用・業務用で高い知名度を持ち、キユーピーに次ぐシェアを確保。
  • 外食・惣菜メーカー向け業務用販売に強く、安定した大口需要を獲得している。
  • 低カロリー・機能性マヨネーズなど健康志向商品を展開し、市場変化に適応している。
  • マヨネーズは生活必需品で需要が安定。原材料高の影響はあるが、値上げにより収益を維持。

課題

  • トップのキユーピーが圧倒的シェアを持ち、ブランド力・販売網で大きく劣る。
  • 大豆油・卵黄などの原材料価格高騰が収益を圧迫。価格転嫁が遅れると利益率が低下。
  • マヨネーズ・ドレッシングへの依存度が高く、市場縮小や競合参入の影響を直接受ける。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

食品・飲料の時価総額近傍。太字がケンコーマヨネーズ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18219青山商事388億円16.1倍
23539JMホールディングス369億円12.0倍
33196ホットランドホールディングス350億円54.1倍
43139ラクト・ジャパン345億円10.5倍
57596魚力342億円25.0倍
62915ケンコーマヨネーズ341億円10.4倍
79900サガミホールディングス339億円41.6倍
83221ヨシックスホールディングス335億円16.4倍
92209井村屋グループ316億円12.9倍
102217モロゾフ314億円46.4倍
112220亀田製菓307億円3.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(食品・飲料)に従っています。

会社の歴史

沿革 43件

油脂会社からマヨネーズ製造への転換

1958年3月、森本油脂株式会社として設立された。当初は食用油の販売を主業としていたが、1961年9月に業務用サラダ向けマヨネーズ「ケンコーマヨネーズAS」の製造販売を開始し、食用油販売から撤退した。この転換が後の事業の方向性を決定づけた。1966年6月には社名をケンコー・マヨネーズ株式会社に変更し、マヨネーズ専門メーカーとしての歩みを本格化させた。

業務用専門メーカーとしての基盤構築

1970年11月、業務用マヨネーズ専門メーカーとしての立場を明確にした。1973年から1979年にかけて仙台、大阪、福岡、札幌、広島と全国に営業拠点を開設し、販路を拡大した。生産面では1967年の神戸工場に続き、1976年には稲城工場、1979年には厚木工場を竣工。関東と関西の両方に生産拠点を持つ体制を整えた。

業界初ロングライフサラダと販路拡大

1977年10月、業界で初めて冷蔵で日持ちするロングライフサラダ「ファッションデリカフーズ®」を発売。この製品は業務用サラダの市場を拡大し、同社の象徴的な商品となった。1986年にはごぼうサラダ(業務用)を発売。1988年には西神戸工場、厚木フードセンターを竣工し、生産能力を増強した。営業拠点も千葉、高松、京都などへ拡大した。

子会社買収による総菜事業進出

1990年2月、株式会社九州ダイエットクックを買収したのを皮切りに、総菜関連事業への進出を加速。1991年には丸実フーズ(後のダイエットクック東村山)、1993年にはダイエットクック白老を設立・買収。1996年には関西ダイエットクック、ダイエットクックサプライなどを設立。これらの子会社を通じて、フレッシュサラダや惣菜の製造販売網を全国に展開した。1992年6月には商号を現在のケンコーマヨネーズ株式会社に変更。

株式上場とその後の戦略転換

1994年11月、株式を店頭登録(後のジャスダック)。2004年12月にはジャスダック証券取引所に上場したが、2011年5月に上場廃止となった。上場期間中に売上高は拡大を続け、2013年3月期の545億円から2019年3月期には740億円まで成長。しかし、上場廃止後の2021年3月期にはコロナ禍の影響もあり売上高が685億円に落ち込んだ。

中長期計画に基づく成長戦略

2022年3月期以降、売上高は回復し、2025年3月期には917億円、2026年3月期は924億円を見込む。2024年度からは中長期経営計画「KENKO Vision 2035」を始動し、2035年に売上高2000億円を目標に掲げる。2026年2月には同計画を見直し、「Global Food Solution Company」への転換と海外売上高比率30%への引き上げを新たに打ち出した。資本コストを意識した経営へも舵を切っている。

年表43件を開く

1950年代

  • 1958年3月創業森本油脂株式会社を設立

1960年代

  • 1961年9月業務用サラダ向け「ケンコーマヨネーズAS」の製造販売を開始し、食用油販売を中止
  • 1966年6月商号変更ケンコー・マヨネーズ株式会社に商号変更
  • 1967年4月名古屋店(現 名古屋支店)を開設
  • 1967年8月東京店(現 東京本社)を開設
  • 1967年10月兵庫県神戸市灘区に神戸工場竣工、本社移転

1970年代

  • 1970年11月業務用マヨネーズ専門メーカーとなる
  • 1973年6月仙台営業所(現 仙台支店)を開設
  • 1975年11月大阪支店を開設
  • 1976年1月東京都稲城市に稲城工場竣工
  • 1976年3月福岡営業所(現 福岡支店)を開設
  • 1977年10月業界初のロングライフサラダ「ファッションデリカフーズ®」を発売開始
  • 1979年3月札幌営業所(現 札幌支店)を開設
  • 1979年4月広島駐在所(現 広島支店)を開設
  • 1979年11月神奈川県厚木市に厚木工場竣工

1980年代

  • 1981年8月浜松駐在所(現 静岡営業所)を開設
  • 1986年12月ごぼうサラダ(業務用)を発売開始
  • 1988年3月兵庫県神戸市西区に西神戸工場竣工
  • 1988年3月千葉営業所を開設
  • 1988年3月高松営業所を開設
  • 1988年5月神奈川県厚木市に厚木フードセンター竣工
  • 1989年6月京都営業所を開設

1990年代

  • 1990年2月M&A株式会社九州ダイエットクックを買収(現 連結子会社)
  • 1990年5月神戸営業所を開設
  • 1991年3月岡山営業所を開設
  • 1991年8月M&A株式会社丸実フーズ(株式会社ダイエットクック東村山)を買収
  • 1991年9月創業株式会社ダイエットクック埼玉設立
  • 1992年6月商号変更ケンコー・マヨネーズ株式会社をケンコーマヨネーズ株式会社に商号変更
  • 1993年4月グループ統括センター(現 東京本社)を開設
  • 1993年8月株式会社ダイエットクック白老設立(現 連結子会社)
  • 1994年6月山梨県西八代郡に山梨工場竣工
  • 1994年11月日本証券業協会へ株式を店頭登録
  • 1995年3月創業株式会社ダイエットエッグ東日本設立
  • 1996年6月ライラック・フーズ株式会社を設立(現 連結子会社)
  • 1996年6月鹿児島営業所を開設
  • 1996年8月株式会社関西ダイエットクック設立(現 連結子会社)
  • 1997年3月株式会社ダイエットクックサプライ設立(現 連結子会社)
  • 1997年4月創業株式会社ダイエットクック東村山と株式会社ダイエットクック埼玉を統合し、株式会社関東ダイエットクック設立
  • 1997年5月商号変更株式会社ダイエットエッグ東日本を株式会社関東ダイエットエッグに商号変更(現 連結子会社)

2000年代

  • 2001年1月創業株式会社ダイエットクック都城設立
  • 2003年4月静岡県御殿場市に御殿場工場竣工
  • 2004年3月M&A株式会社九州ダイエットクックが株式会社ダイエットクック都城を吸収合併
  • 2004年12月上場ジャスダック証券取引所に株式を上場(2011年5月に上場廃止)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高2027年まで1,020億円
  • EBITDAマージン2027年まで7.0%
  • ROIC2027年まで6.0%以上
  • ネットD/Eレシオ1.5以下
  • 海外売上高比率2035年まで30%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    事業構造改革と成長戦略の推進

    中長期経営計画「KENKO Vision 2035」に基づき、Phase1(2024-2027)で事業構造の改革、Phase2で再成長、Phase3で進化・発展を目指す。「顧客IN」と「共創」による既存事業の販売拡大、Salad Cafeと料理教室の最適化、海外売上高比率の引き上げ(2035年に30%)を図る。

  2. 02

    キャッシュ・ベース・マネジメントへの移行

    資本コストや株価を意識した経営を深化させるため、キャッシュ・ベース・マネジメントに移行。成長性・収益性・健全性のバランスを考慮した投資を推進し、配当政策を見直すことで企業価値向上を図る。

  3. 03

    サステナビリティと社会的責任の強化

    地球環境への配慮、食の安全・安心・安定の追求、ガバナンス強化、人権と多様性を尊重した人材育成、ライフスタイルの変化への貢献をマテリアリティに掲げ、持続可能な社会の実現に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で964人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は648万円で、9期前と比べて+10.4%平均年齢は38.8歳、平均勤続年数は13.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月965
2018年3月982
2019年3月58737.312.11,007
2020年3月57836.911.81,047
2021年3月56338.413.11,056
2022年3月55338.913.71,064
2023年3月55839.313.91,056
2024年3月62339.314.41,031
2025年3月65438.113.6997481
2026年3月64838.813.8964436

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率11.5%
縦線は目安の30%
男性育休取得率92.3%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)69.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社8(国内 8 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
西日本工場 — 京都府舞鶴市4,069百万円
調味料・加工食品事業
静岡富士山工場 — 静岡県富士市3,972百万円
調味料・加工食品事業
埼玉県 入間郡三芳町3,506百万円
総菜関連事業等
東京本社(東京都千代田区)他16拠点2,167百万円
調味料・加工食品事業
北海道 白老郡白老町1,826百万円
総菜関連事業等
西神戸工場 — 兵庫県神戸市西区1,374百万円
調味料・加工食品事業
山梨工場 — 山梨県西八代郡市川三郷町1,179百万円
調味料・加工食品事業
厚木工場 — 神奈川県厚木市1,139百万円
調味料・加工食品事業
佐賀県佐賀市455百万円
総菜関連事業等
京都府綾部市277百万円
総菜関連事業等
ほか4件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ライラック・フーズ㈱
    北海道白老郡白老町
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱関東ダイエットクック
    埼玉県入間郡三芳町
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱関東ダイエットエッグ
    東京都東村山市
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱関西ダイエットクック
    京都府綾部市
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ダイエットクックサプライ
    広島県福山市
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱九州ダイエットクック
    佐賀県佐賀市
    議決権100.0%
  • 国内
    サラダカフェ㈱
    大阪府吹田市
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ハローデリカ
    埼玉県入間郡三芳町
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は924億円営業利益42億円前期と比べると増収減益で、売上が+0.8%、利益が-12.5%。

売上高
+0.8%
924億円
営業利益
-12.5%
42億円
純利益
-17.1%
29億円
営業利益率
4.5%
前期比 -0.7%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高970億円924億円
営業利益40億円42億円
純利益28億円29億円
1株あたり配当¥70¥70

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は233億円、営業利益は7億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+8.9%、営業利益は+250.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1982
2024年1Q21420.91
2024年2Q22462.74
2024年3Q233156.412
2024年4Q21610
2025年2Q465326.922
2025年4Q452163.513
2026年2Q459194.112
2026年4Q465234.917
2027年1Q23373.06

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は545億円から924億円へ1.7倍に増えた。直近期の営業利益率は4.5%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月5452614
2014年3月5732313
2015年3月6032816
2016年3月6693421
2017年3月7084029
2018年3月7284129
2019年3月7403123
2020年3月7453021
2021年3月6852115
2022年3月7561612
2023年3月82425
2024年3月8873127
2025年3月91748505.235
2026年3月92442434.529

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高924億円のうち、営業利益として残るのは42億円4.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は29億円、売上の3.1%にあたる。営業利益率は業種中央値4.1%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金77.4%715億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金18.1%167億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.5%42億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
22.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.4pt
4.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.1pt
3.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比0.1pt
7.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが29億円、投資CFが−27億円で、差し引きのフリーCFは2億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は135億円で、売上の1.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月28−2011859
2014年3月13−4916−3639
2015年3月39−355448
2016年3月43−5−123874
2017年3月47−39568138
2018年3月50−11862−68131
2019年3月24−8943−65109
2020年3月56−21−3735107
2021年3月52−6−3046124
2022年3月38−4−3334124
2023年3月35−9−2826123
2024年3月60−2−2358157
2025年3月46−11−3535157
2026年3月29−27−252135

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は639億円。このうち返さなくてよい自己資本が416億円で、自己資本比率は65.0%(業種中央値56.8%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月34014819243.5
2014年3月39715823939.8
2015年3月39418021445.5
2016年3月42319323045.6
2017年3月51428522955.3
2018年3月64831033847.8
2019年3月70132937246.9
2020年3月63834129753.5
2021年3月62335626757.1
2022年3月61836525359.2
2023年3月62236825459.1
2024年3月67439028457.9
2025年3月64140024162.4
2026年3月63941622465.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
135億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
322億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
31億円
在庫として抱えている分
負債合計
224億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
79
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率9 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

食料品 123社との比較

同じ食料品の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り123社中26位あたり、逆に低いのは売上成長率123社中89位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.2%/中央値 7.3%
P25 3.7%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
4.5%/中央値 4.1%
P25 2.7%P75 7.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
65.0%/中央値 56.8%
P25 46.5%P75 67.3%
売上成長率前期からの売上の伸び
0.8%/中央値 3.4%
P25 0.7%P75 6.3%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.4%/中央値 2.3%
P25 1.5%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,067で、1年前と比べて+14.2%過去52週の値幅のなかでは47%の位置にある。

¥2,067+0.4%1ヶ月+5.5%1年+14.2%時価総額341億円
過去52週の値幅
安値¥1,803高値¥2,365

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)10.4倍
PER (会社予想)10.7倍
PBR0.72倍
配当利回り3.39%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1日で-4.2%と急落し2041円。7/29に2133円まで上昇したが、その後反落に転じ、7/31の下落で25日線(2051円)を下回った。これにより短期トレンドはやや弱含みに転換。1ヶ月では+4.0%と上昇していたが、高値圏での利益確定売りが優勢。52週高値(2365円)からは-13.7%の水準。RSIは41.6と売られすぎ圏に近づいており、反発の可能性も。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PERは10.3倍と業界平均の28.1倍を大幅に下回り、PBRも0.71倍で同平均1.61倍の半分以下。ROEは7.2%と低めながら、配当利回り3.28%は平均2.29%を上回る。減益傾向が続くが、業績は安定しており、バリュエーションは割安と言える。ただし、ROEが低く今後の成長性には疑問が残る。

指標この会社業種平均
PER (実績)10.4倍28.6倍
PER (予想)10.7倍
PBR0.72倍1.63倍
ROE7.2%7.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業務用マヨネーズで約4割のシェアを持つ業界大手です。強気派は、外食産業の回復とテイクアウト需要の拡大で業務用需要が増えると期待します。一方、弱気派は、原材料価格の高騰や競争激化で利益率が低い状態が続くことを懸念します。売上高は伸びていますが、利益の伸びが鈍く、価格転嫁の動きが焦点です。

プラスに働く材料7
  • 業務用需要の回復

    外食産業の売上回復でマヨネーズ需要が増加

  • 安定した高いシェア

    業務用マヨネーズで約4割のシェアを持つ

  • 新製品投入で需要創出

    サラダ調味料など新カテゴリーを開拓

  • 配当利回り3.14%高水準継続影響

    配当利回り3.14%で株主還元厚い

  • PBR0.74倍割安現在影響

    PBR0.74倍で解散価値下回る

  • 売上高924億と増収2026年3月期影響

    売上高917億→924億、微増収

  • 営業利益42億高水準維持2026年3月期影響

    営業利益48億→42億だが高水準

マイナスに働く材料7
  • 低収益体質が続く

    営業利益率は5%前後で低水準

  • 原材料コストの高騰

    油脂・卵などの価格上昇がコスト増に

  • 競合との価格競争

    大手食品メーカーとの競争で価格転嫁が難しい

  • 営業利益12.5%減48→42億2026年3月期影響

    営業利益48億→42億、12.5%減

  • 純利益17.1%減35→29億2026年3月期影響

    純利益35億→29億、17.1%減

  • 外国人保有15.7%高リスク継続影響

    外国人保有率15.7%と高く需給変動

  • 減益でPER割高懸念2026年3月期影響

    PER10.7倍も減益で割高感

次の決算で確かめる点
業務用売上高伸び率
主力の業務用需要の動向を確認
原材料市況
コスト変動が利益率に直結するため
新製品の売上構成比
新カテゴリーの開拓が成長の鍵

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり70で、前期から+55.8%いまの株価に対する利回りは3.39%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥70
1株あたり
配当利回り
3.39%
いまの株価に対して
配当性向
32.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月3726.5
2018年3月370.026.8
2019年3月30−18.917.0
2020年3月313.328.9
2021年3月20−35.528.9
2022年3月17−15.016.3
2023年3月170.0489.9
2024年3月3076.520.5
2025年3月4343.323.7
2026年3月6755.832.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥70

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ16,595人。区分でいちばん多いのは個人・その他37.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が46.1%を占め、残る53.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他21.227.130.628.034.737.0
事業法人27.328.630.730.629.128.0
金融機関39.531.827.828.922.618.1
外国法人11.411.69.910.911.815.7
自己株式0.01.22.13.09.412.6
証券会社0.61.01.11.51.81.2
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社ティーアンドエー8.84
02日本マスタートラスト信託銀行 株式会社(信託口)(注)18.84
03鈴与コンストラクションホールディングス株式会社3.78
04日本生命保険相互会社(常任代理人:日本マスタートラスト信託銀行株式会社)3.50
05キッコーマン株式会社2.98
06一般財団法人旗影会2.73
07東洋製罐グループホールディングス株式会社1.89
08三井物産株式会社(常任代理人:株式会社日本カストディ銀行)1.77
09中島 美奈子1.55
10CACEIS BK ES IICS CLIENTS(常任代理人:香港上海銀行東京支店)1.44

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+101%、1株純資産は14期で+177%。直近期のROEは7.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月991,04210.09.124.6
2014年3月891,1138.310.226.0
2015年3月1161,2649.613.820.5
2016年3月1471,35911.216.623.7
2017年3月1951,72712.014.026.5
2018年3月1751,8819.720.026.8
2019年3月1391,9977.215.717.0
2020年3月1252,0706.116.328.9
2021年3月892,1594.221.328.9
2022年3月742,2453.418.716.3
2023年3月302,2821.340.4489.9
2024年3月1702,4407.211.820.5
2025年3月2222,6788.98.423.7
2026年3月1992,8877.211.132.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

16名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は16名。2026/3期の役員報酬は総額336百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢
炭井孝志代表取締役会長73
島本国一代表取締役社長60
寺島洋一取締役副社長65
川上学常務取締役59
立花健二取締役60
藤原信義取締役58
小町千治取締役69
成相明子取締役63
堀麦枝取締役63
村田隆常勤監査役65
京極敦常勤監査役62
佐藤清春監査役69
残りの役員4名を開く
氏名役職年齢
山下彰俊監査役63
福井久監査役66
薄井大輔取締役51
宮﨑俊一常勤監査役61

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)719946333327940
社外取締役836365
監査役2212111

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容803字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び関係会社10社(2026年3月31日現在)で構成され、食品製造販売を主な内容とした事業活動を行っております。また、別段の表示がない限り、本文中の「当社」とはケンコーマヨネーズ株式会社を意味し、「当社グループ」とはケンコーマヨネーズ株式会社及びすべての関係会社を含んでおります。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置づけは次のとおりであります。 なお、次の3部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 ・調味料・加工食品事業・・・調理加工食品、マヨネーズ・ドレッシング類及びタマゴ加工品の 製造・販売 ・総菜関連事業等・・・・・・フレッシュ総菜(日配サラダ・惣菜)の製造及び量販店等への 販売、当社からの調理加工食品及びタマゴ加工品の生産受託事業 ・その他・・・・・・・・・・調理加工食品、惣菜類の販売ほか 主要な会社   調味料・加工食品事業   総菜関連事業等   その他 ケンコーマヨネーズ株式会社   ○   -   - 株式会社ダイエットクック白老   -   ○   - ライラック・フーズ株式会社   -   ○   - 株式会社関東ダイエットクック   -   ○   - 株式会社関東ダイエットエッグ   -   ○   - 株式会社関西ダイエットクック   -   ○   - 株式会社ダイエットクックサプライ   -   ○   - 株式会社九州ダイエットクック   -   ○   - サラダカフェ株式会社   -   -   ○(販売のみ) 株式会社ハローデリカ   -   ○(販売のみ)   - PT.Intan Kenkomayo Indonesia   -   -   ○ 当社グループの状況の概要図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,456字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、変わりゆく時代のニーズや期待に応え、新たな価値創造にチャレンジし、社会と共に成長し続けたいと考えています。その思いから、企業理念を『心身(こころ・からだ・いのち)と環境』『食を通じて世の中に貢献する。』と掲げています。こころを豊かにし、からだを健やかにし、いのちを守る。そして環境を大切にする。これらを、食を通じて実践していくことで世の中に貢献し、社会に信用・信頼される企業へ、そして未来永劫存続し続ける会社を目指しています。 当社はマヨネーズだけでなく、「サラダ料理」をキーに事業を展開しています。業界で初めて開発し、現在でもトップシェアを誇る冷蔵で日持ちのする「ロングライフサラダ」や和惣菜などの「サラダ・総菜類」、様々な料理にも活用できる「マヨネーズ・ドレッシング類」、そして厚焼き卵やスクランブルエッグなどの「タマゴ加工品」の3つの事業を柱に、『サラダ料理で世界一になる』ことを目指しています。 「サラダ料理」で人々が充実した食生活を送ることができるよう、当社グループの安全・安心な商品を安定してお届けするという使命のもと、当社の強みである原料調達から商品開発、生産、品質管理、販売まですべてを自社で行える体制に加え、技術やサービス、情報で日本から世界へチャレンジしてまいります。 食市場を取り巻く環境は、国内外の原材料価格の高騰やエネルギーコストの上昇、為替リスクなど厳しい状況が続いています。また、食の嗜好は多様化しており、地球環境に配慮したサステナブルな食スタイルにも関心が高まっています。 そのような環境のなか、当社グループは市場の変化をいち早く捉え、お客様のお役に立てる商品づくりやメニュー提案を続けています。さらに、地球環境の課題解決や持続可能な社会の実現に向け、環境・社会・健康への貢献を指標にしたサステナビリティ方針を定め、マテリアリティに基づく目標にも誠実に取り組み、変わり続ける社会のニーズや期待に応え、新しい価値の創造にチャレンジし続けています。 すべてのステークホルダーの皆様に信用・信頼され、ご期待にお応えできるよう、経営基盤の強化と事業拡大に努めてまいります。 (2)中長期的な会社の経営戦略 当社グループは2024年度よりスタートをしている中長期経営計画『KENKO Vision 2035』を2026年2月に見直しました。 基本戦略のアップデート及び位置づけの再整理をいたしました。持続的な成長のために抜本的改革と企業価値の更なる向上を基本方針とし、「Global Food Solution Company」への転換を目指し、食の「困った」を「ワクワク・ドキドキ」に変える新たなコンセプトのもと、改革を進めてまいります。 <企業理念(ミッション+パーパス)> ・守るべきもの 心身(こころ・からだ・いのち)と環境 ・使 命 食を通じて世の中に貢献する。 <ビジョン(目指すべきもの)> 『サラダ料理で世界一になる』 <中長期経営計画『KENKO Vision 2035』> ▪CONCEPT:「Global Food Solution Company」 ~食の「困った」を「ワクワク・ドキドキ」に変える~ ▪基本戦略 ・基幹機能としての「成長戦略」と「スマート化」 ・経営基盤としての「人材投資」と「サステナビリティと社会的責任」に「IT戦略」を追加する <マテリアリティ> ・地球環境への配慮 ・食の安全・安心・安定の追求 ・ガバナンスの強化 ・人権と多様性を尊重した人材育成 ・ライフスタイルの変化への貢献 (3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 『KENKO Vision 2035』では、持続的な成長のために、抜本的改革と企業価値の更なる向上を目指すことを基本方針とし、2035年に向けた目標を実現するために、4年間を1つのフェーズとして「Phase1:事業構造の改革」「Phase2:再成長」「Phase3:進化・発展」と位置づけ、3段階に分けて改革を進めてまいります。 また、「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」について取り組み、事業基盤の強化と事業ポートフォリオ再構築による成長戦略を推進し、資本戦略も強化しながら企業価値の向上を図ってまいります。 <「事業ポートフォリオの再構築」と「成長戦略」の見直し> (1)「顧客IN」と「共創」による既存事業の販売拡大 (2)Salad Cafeと料理教室(キッチンスペース831)の最適化 (3)海外売上高比率の引き上げ(2035年:10%→30%) <資本コストや株価を意識した経営のさらなる深化> (1)「キャッシュ・ベース・マネジメント」への移行 (2)成長性・収益性・健全性の長期的なバランスを意識した投資の推進 (3)配当政策の見直し (4)目標とする経営指標 当社グループは、中長期経営計画の見直しに伴い、キャッシュ・ベース・マネジメントに合わせた経営目標を以下のとおり見直しいたしました。 なお、今回及び今後の配当に対する考え方につきましては「第4 提出会社の状況 3 配当 政策」に記載のとおりであります。 Phase1 2024-2027   Phase2 2028-2031   Phase3 2032-2035 連結売上高   1,020億円   1,450億円   2,000億円 EBITDAマージン   7.0%   10.0%   12.0% ROIC   6.0%以上   6.5%以上   9.0%以上 ネットD/Eレシオ   長期的に1.5以下
事業等のリスク2,646字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、本文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営環境について 当社グループは多品種の食品を取り扱っており、同業他社のみならず異業種との競争が益々激しくなっております。そのような環境の中、異常気象や高病原性鳥インフルエンザ、残留農薬等の食品の安全性・信頼性を揺るがす問題等により、売上高の減少に繋がり業績に影響を与える可能性があります。 また、当社グループにおける製品の販売先の大半が日本国内であることから、国内景気の悪化及び市場規模の縮小、主要販売先における販売の不振や商品政策の変更等による需要の後退、地震等の自然災害、火災等の人的災害の発生による生産能力の低下等により、業績に影響を与える可能性があります。 (2)原材料等購入価格の変動について 当社グループの主要な原材料は食用油(大豆、菜種等)・鶏卵・野菜であり、購入価格は内外の商品市場価格及び外国為替相場に大きく影響されます。市場価格の変動リスクのヘッジとしまして海外調達も含め産地分散、及び通年価格契約の実施等を行っておりますが、市場価格の変動が経営成績に影響を与える可能性があります。 食用油に関しては、大豆・菜種産地である北米と大豆産地の南米の天候のほか、米国の関税問題の行方とバイオ燃料政策が変動要因となります。 また鶏卵に関しては、2024年度下期に発生した高病原性鳥インフルエンザ以降は相場が上昇し、2025年度は高止まりの状況が継続しております。 このような事業環境に対し、当社グループでは今後も原料市況を適切に見極め価格改定等の対策を検討してまいります。 (3)製品の安全性について 消費者の食品に対する安全性の関心が高まるなか、当社グループは原材料の品質、生産工程等を厳格に管理し、製品の品質や異物混入等には万全の注意を払っております。 万が一原材料や製造工程等に想定外の事態が発生した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 これに対する品質管理の取組みとして、食品安全マネジメントシステム(FSSC22000等)、食品安全規格(JFS-B)、試験所及び校正機関の能力に関するマネジメントシステム(ISO17025)の取得、トレーサビリティシステムの導入等を行い、制度とシステムの充実を推進することで、品質保証と品質管理への万全な体制を取っております。 (4)物流の外部委託について 当社グループの物流は、外部の専門企業に全面委託しております。委託先企業はそれぞれの条件に応じて複数存在しますが、その取引条件の変更や事故あるいは災害によるトラブル発生の場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (5)情報システムについて 当社グループでは、基幹系システムにより管理している生産・販売・物流・会計等の重要な情報を災害対策を施した外部データセンターに保管しております。あわせて、情報の紛失や改ざん等を防止するため、情報管理体制の徹底やシステム障害等に対する保守・保全等のセキュリティ対策を講じるとともに、サイバー攻撃に対しては、セキュリティ関連システムの導入や社員に対する教育・研修等を進めるなど、予防・検知・発生時対策を実施しております。 しかしながら、地震等の自然災害ないしサイバー攻撃などによるシステム障害やデータの喪失ないし外部への漏洩が生じた場合、業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (6)金融情勢の変動について 当社グループの資金調達は、設備投資計画に基づき必要な資金を長期借入金及び割賦契約により行っております。金利変動リスクを回避するために固定レートによる調達を行っておりますが、金融情勢に大幅な変動が生じた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響する可能性があります。 (7)固定資産の減損について 当社グループは、土地、建物、機械装置、投資有価証券等の様々な資産を所有しております。資産の新規取得にあたりましては、各関連部署が連携し投資効果、回収可能性を徹底的に検証・検討しており、職務権限規程に基づき決裁を受けております。また、継続して有効性の確認を行い、固定資産の保全と有効活用に努めております。 しかしながら、外部環境の急激な変化に伴い、時価の下落や収益性の低下等により投資額の回収が見込めなくなった場合、減損損失を計上する可能性があり、業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (8)労務について 当社グループは、正社員に加えてサポートスタッフ、アルバイト等も受注業務及び生産業務等に従事しており、勤務者の就業等に関する法律の改正等が行われた場合には費用が変動する可能性があり、業績に影響を与える可能性があります。 (9)中長期経営計画について 当社グループは、更なる飛躍を目指して中長期経営計画を策定しておりますが、取引先の業況及び経済情勢などの事業環境に大幅な影響を与える変動が発生し、中長期経営計画策定時の前提と異なった場合は目標数値を達成できない可能性があります。 また、サステナビリティ方針に関しても、事業環境に大幅な影響を与える変動が発生し、中長期経営計画策定時の前提と異なったことにより目標数値等を達成できない場合には、取引先等関係者からの信用低下とともに、業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (10)気候変動について 地球温暖化等による気候の変動は、原材料となる農作物等の調達に影響を及ぼすのみならず、生産設備の被害を甚大化させ、操業停止やサプライチェーンが寸断するなど生産調達活動そのものに多大な影響を及ぼし、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループにおきましては、気候変動などの環境問題への対応をマテリアリティと捉え、その原因とされる温室効果ガス削減について、CO₂を2030年度までに2019年度対比原単位で50%削減する目標を掲げ、省エネ機器への切り替え等の取組みを進めております。
経営成績の分析 (MD&A)6,278字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりです。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度(2025年4月1日から2026年3月31日まで)における我が国の経済は、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調で推移しました。一方で、原材料価格・エネルギーコストの高止まりや、円安基調の継続に伴う物価上昇が家計や企業活動の負担となりました。また、インバウンド需要は底堅く推移したものの、ウクライナや中東情勢が長期化する中、アメリカのイランに対する干渉によってその状況はますます深刻化し、原油価格の高騰を引き起こすなど以前にも増して不確実な状況が続いております。 このような事業環境のなか、当社グループは理念体系の再構築、重要課題を見直し、マテリアリティを特定し、これからも社会に必要とされる存在価値の高い信頼される企業であり続けられるよう中長期経営計画『KENKO Vision 2035』を2024年度よりスタートさせ、この計画のもとで 2年間取り組んでまいりましたが、一部の経営目標が早期に到達したことや著しい外部環境の変化があった為、また「資本コストや株価を意識した経営」に主体性をおく為に2026年度以降の計画を見直しいたしました。 (イ)経営成績の状況 (売上高) 売上高につきましては、総菜関連事業等におけるフレッシュサラダは減少しましたが、マヨネーズ・ドレッシング類、ポテトサラダの伸長により、前年同期比でわずかに増収となりました。 (利益) 利益につきましては、価格改定の効果は一定程度あったものの、価格改定のタイミングのずれや鶏卵相場の高止まりによる原材料費の増加や販管費の増加、本社移転費用など将来に向けた投資等により前年同期比で減益となりました。 当連結会計年度における連結売上高は92,354百万円(前連結会計年度比651百万円の増加、0.7%増)、連結営業利益は4,155百万円(前連結会計年度比690百万円の減少、14.3%減)、連結経常利益は4,329百万円(前連結会計年度比670百万円の減少、13.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,926百万円(前連結会計年度比576百万円の減少、16.4%減)となりました。 (調味料・加工食品事業) サラダ・総菜類につきましては、外食、量販店、コンビニエンスストア向けに1kg形態のポテトサラダや小型形態のポテトサラダが伸長したことにより増収となりました。 タマゴ加工品につきましては、たまごサラダ、ゆでたまご、錦糸たまご等が増加したものの前期並みになりました。 マヨネーズ・ドレッシング類につきましては、10kgや1㎏形態が製パンや外食向けに増加し、外食向けのソース類も増加したことにより増収となりました。 この結果、当連結会計年度におけるセグメント売上高は73,434百万円(前連結会計年度比 1,546百万円の増加、2.2%増)、セグメント利益は3,094百万円(前連結会計年度比800百万円の減少、20.6%減)となりました。 (総菜関連事業等) 総菜関連事業等につきましては、商品カテゴリーの拡大や高付加価値商品の開発を行い拡販に努めましたが、取引先における内製化の影響等により減収となりました。利益につきましては、価格改定の効果等により増益となりました。 この結果、当連結会計年度におけるセグメント売上高は18,180百万円(前連結会計年度比773百万円の減少、4.1%減)、セグメント利益は1,004百万円(前連結会計年度比141百万円の増加、16.4%増)となりました。 (ロ)財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末における流動資産は、33,733百万円(前連結会計年度比578百万円の減少、1.7%減)となりました。これは主に現金及び預金が2,241百万円減少した一方で、原材料及び 貯蔵品が613百万円増加したこと等によるものであります。 (なお、現金及び預金の詳しい内容につきましては連結キャッシュ・フロー計算書をご参照ください。) 当連結会計年度末における固定資産は、30,188百万円(前連結会計年度比420百万円の増加、1.4%増)となりました。これは主に機械装置及び運搬具(純額)が815百万円減少した一方で、 建設仮勘定が570百万円、差入保証金が207百万円増加したこと等によるものであります。 この結果、総資産は63,922百万円(前連結会計年度比157百万円の減少、0.2%減)となりました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は、17,062百万円(前連結会計年度比1,328百万円の減少、7.2%減)となりました。これは主に電子記録債務が631百万円、未払法人税等が620百万円減少したこと等によるものであります。 固定負債は、5,296百万円(前連結会計年度比429百万円の減少、7.5%減)となりました。これは主に長期借入金が522百万円減少したこと等によるものであります。 この結果、負債合計は22,358百万円(前連結会計年度比1,758百万円の減少、7.3%減)となりました。 (純資産) 純資産合計は、41,563百万円(前連結会計年度比1,600百万円の増加、4.0%増)となり、自己資本比率は65.0%(前連結会計年度比2.6ポイント増)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、13,487百万円(前連結会計年度比2,241百万円の減少)となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は、2,940百万円(前連結会計年度比1,653百万円の減少)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益4,239百万円と減価償却費2,756百万円の増加要因、棚卸資産の増減額1,184百万円の減少要因によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、2,706百万円(前連結会計年度比1,644百万円の増加)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出2,660百万円、無形固定資産の取得による支出114百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は、2,475百万円(前連結会計年度比1,055百万円の減少)となりました。これは主に、自己株式の取得による支出1,034百万円によるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 (イ)生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(百万円)   前年同期比(%) 調味料・加工食品事業   74,003   3.2 総菜関連事業等   17,987   △4.2 報告セグメント計   91,991   1.7 その他   576   △16.5 合計   92,568   1.5 (注)金額は販売価格によっております。 (ロ)受注実績 当社グループは販売計画に基づいて生産計画をたて、これにより生産しているため、受注生産を行っておりません。 (ハ)販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前年同期比(%) 調味料・加工食品事業   73,434   2.2 総菜関連事業等   18,180   △4.1 報告セグメント計   91,614   0.9 その他   740   △14.1 合計   92,354   0.7 (注)1.上記の金額にはセグメント間取引の金額は含まれておりません。 2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、当該割合が10%未満であるため記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、決算日における資産・負債の報告金額及び報告期間における収益・費用の報告金額に影響する見積り、判断及び仮定を必要としております。過去の実績や状況を踏まえ合理的と考えられる様々な要因に基づき、継続的に見積り、判断及び仮定を行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの経営成績に影響を与える大きな要因としては、事業環境の変化への適応、原材料の調達、人材の状況、品質管理の状況などがあげられます。 (事業環境の変化への適応) コロナ禍を機に食の市場は大きく変化し、業務用と家庭用のニーズや国内市場と海外市場など、世界情勢や外部環境により市場が変化し、当社の事業環境も大きく変化しました。 当社グループはこの事業環境の変化に適応できるよう、既存事業の収益基盤を強化し、ブランド構築を行うと共に、事業ポートフォリオを再構築してまいります。 当事業年度で実施していく施策は次のとおりであります。 ・「顧客IN」の発想と「共創」による商品開発と販売チャネルの多様化を推進する ・基幹プロセス全体の最適化とリードタイムの短縮により収益体質の強化を行なう ・原材料等の高騰に対応した価格改定等により適正な利益水準を確保する ・M&A等の成長投資により海外事業展開を拡大する (原材料の調達) 当社グループの主要な原材料は食用油(大豆、菜種等)・鶏卵・野菜であり、購入価格は内外の商品市場価格及び外国為替相場に大きく影響されます。 食用油に関しては、大豆・菜種産地である北米と大豆産地の南米の天候のほか、米国の関税問題の行方とバイオ燃料政策が変動要因となります。 また鶏卵に関しては、2024年度下期に発生した高病原性鳥インフルエンザ以降は相場が上昇し、現在も高止まりの状況が継続しております。 このような環境に対し、当社グループは、仕入先の拡大によるリスク分散と共に、品質向上とコスト削減を図りつつ、安定的な原材料の確保に努めてまいります。 (人材の状況) 当社グループは、市場環境変化の速度、多様化する顧客ニーズに対応するためには、更なる社内環境整備と人材育成、そして、様々な視点・経験・見識を確保するために多様な人材の管理職・中核人材登用が必要と考えております。 異なる価値観・文化を理解し、受け入れ、年齢、国籍、性別、性的指向、障がいの有無等に関係なく、公平な雇用と従業員へのキャリア機会の提供等を進め、様々なアイディアを出し合いながら社会価値を創造しイノベーションを創出できる社内環境の整備やチーム、人材の育成を進めます。 (品質管理の状況) 当社グループの取り扱う商品・サービスは食品衛生法、食品表示法、JAS法等による定めがあり、法令を遵守しなければなりません。また、消費者の食品に対する安全性への関心が高まるなか、当社グループは品質管理の徹底と万全の体制をとっておりますが、現状の品質体制をより高度化する取組みを行ってまいります。 資本の財源及び資金の流動性については、以下のとおりであります。 (イ)キャッシュ・フロー 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況につきましては「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 (ロ)資金需要 当社グループの資金需要は運転資金需要と投資資金需要であります。 運転資金需要の主なものは、原材料仕入などの製造に関わる費用、物流費などの販売費等によるものであります。また、投資資金需要としましては、工場設備投資、海外事業展開への投資、システム投資によるものであります。 (ハ)財務政策 当社グループは、運転資金を内部資金より充当しておりますが、経営環境の変化等により手元流動性に影響が出ると想定される場合には、従前より資金調達枠として確保している特別当座貸越による調達のほか、コミットメントラインなど外部からの調達を検討してまいります。なお、当連結会計年度末の特別当座貸越による借入実行残高はありません。 設備資金につきましては、設備投資計画に照らして、必要な資金を銀行借入及び割賦契約により行っておりますが、償還期間等を勘案しつつ有利子負債の圧縮にも努めております。資金調達コストの低減や金利変動リスクを回避するために、調達手段として長期借入金、固定金利等での調達を基本としております。 また、資本の配分に関しては、株主還元、従業員還元、内部留保(成長資金確保)において適正なバランスで配分することを基本としております。 (3)経営者の問題意識と今後の方針について 近年大きく変化した社会環境のなか、インフレへの転換による原料や人件費の高騰、日本の人口減少や高齢化社会、気候変動や地政学的リスク等、当社グループの事業環境も大きく変動しております。中長期経営計画『KENKO Vision 2035』では、持続的な成長のために抜本的改革と企業価値の更なる向上を基本方針とし、経営基盤の強化とともに基本戦略を実行し、ビジョンである『サラダ料理で世界一になる』ことを目指してまいります。 <基本方針> 持続的な成長のために抜本的改革と企業価値の更なる向上を目指す <基本戦略> ①成長戦略 ・「顧客IN」と「共創」による既存事業の販売拡大 ・Salad Cafeと料理教室(キッチンスペース831)の最適化 ・海外売上高比率の引き上げ(2035年度:10%→30%) ②スマート化 ・DXからBX(ビジネスプロセスの変革)への進化 ・共創による「インキュベーション」機能の構築 ③人材投資 ・グローバル企業化、働き方改革としてのダイバーシティを推進 ・人材育成の強化、キャリアプランが実現できる施策の検討 ④サステナビリティと社会的責任 ・環境問題への取組みと地域社会への貢献活動を推進 ・グループ従業員の健康と働きがいに注力した健康経営を目指す ⑤IT戦略 ・競争優位の源泉の創造と生産性向上を担う「IT戦略」の推進

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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