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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

やまみ

2820 · Standard · 食料品

豆腐製造の機械化・大量生産で価格競争力を確立。中国地方を地盤に関東へ展開拡大中。

概要

やまみは、広島県三原市に本社を置く大豆加工食品メーカーである。1975年に野菜パック詰め業として創業し、1978年に豆腐製造に参入。主力製品は豆腐、厚揚げ、油揚げで、ブランド「やまみ」としてスーパーや卸業者を通じて流通。2025年6月期の売上高は211億円、営業利益17億円、純利益15億円。従業員256名。東京証券取引所スタンダード市場に上場している。

単一事業で構成される豆腐等製造販売事業

やまみは、豆腐及びその関連製品(厚揚げ、油揚げ等)の製造・販売を単一の報告セグメントとして営む。有価証券報告書によれば、同社は大豆、フィルム、トレイ、にがり等の副資材を仕入れ、本社工場、関西工場、富士山麓工場の三つの生産拠点で製品を製造する。販売先は小売業と卸売業が中心で、販売地域は九州地方から関東地方までの広範囲にわたる。特に中国地方での販売量が多いが、富士山麓工場の新設により関東地方での販売に注力している。2025年6月期の生産高は167億円、販売高は211億円であり、前年比それぞれ15.2%増、10.9%増と成長を続けている。

三工場体制で担う広域供給

やまみは広島県三原市の本社工場、滋賀県甲賀市の関西工場、静岡県駿東郡の富士山麓工場の三拠点で生産を行う。本社工場は2000年に移転した後、何度もライン増設・更新を繰り返してきた。関西工場は2012年に建設され、厚揚げライン、カット3Pライン、6B・京型ライン、充填ラインを順次稼働し、西日本への供給を支える。富士山麓工場は2019年に建設され、2021年までに厚揚げ、木綿、絹、充填、6Bの各ラインが稼働。同工場は関東市場開拓の最前線拠点として位置づけられる。三工場はいずれも国際食品安全規格FSSC22000の認証を取得している。

機械化と大量生産で実現する価格競争力

やまみの事業の特長は、機械化による高い衛生レベルと大量生産による低コストである。ラインの完全自動化や機械による加熱冷却殺菌により、作業員の手が製品に触れる機会を限定している。短時間で大量生産が可能なラインを導入し、1個当たりの製造固定費を引き下げることで、価格競争力を保持する。特に加工技術の高さが求められるカット済み豆腐などを高い時間当たり製造能力で製造し、販売単価の向上と原価低減を両立している。2025年6月期にはIoT導入により機械状況と製造進捗の見える化を進め、翌期から年間公休120日を計画するなど、生産性向上にも取り組んでいる。

業界の中での役割は食品製造業として、小売・卸売向けに豆腐製品を供給にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
232億円
営業利益
26億円
営業利益率
11.2%
純利益
19億円
2026/6 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01小売業・卸売業主力

本社工場、関西工場、富士山麓工場で豆腐、厚揚げ、油揚げ等を製造し、スーパー等の小売業や卸売業向けに販売。機械化による衛生管理と生産効率の高さで、価格競争力のある製品を提供している。

主な製品・サービス3
豆腐
充填豆腐、木綿豆腐、絹豆腐など。様々なサイズ・タイプをラインナップし、家庭用から業務用まで対応。
厚揚げ
豆腐を油で揚げた製品。煮物や炒め物など幅広い料理に使用される。
油揚げ
豆腐を薄く切って揚げた製品。稲荷寿司や味噌汁の具などに利用される。

02外食・コンビニエンスストア(業務用)準主力

外食チェーンやコンビニエンスストア向けに業務用豆腐の販売を開始。加工技術の高さを活かし、カット済み豆腐などを高効率で製造し、顧客のニーズに対応している。

主な製品・サービス1
業務用豆腐
外食・コンビニ向けの大容量・加工済み豆腐。カット済みや個包装など、使用シーンに合わせた形態を提供。

製品と技術

多様な豆腐製品を支える各種生産ライン

やまみの主力製品は豆腐である。同社は複数のラインを使い分け、多様な形状・サイズの豆腐を生産する。2Pラインはトレイ2個連結で1個の豆腐、6Bラインは320gの大型豆腐、カット3Pラインは150gにカットした豆腐を3パックセットにしたもの、京型ラインは350gの大型豆腐、充填ラインは豆乳をパック詰め後加熱冷却するタイプの豆腐である。これらのラインは本社工場、関西工場、富士山麓工場に分散配置され、需要に応じた生産を可能にしている。特にカット3Pラインは加工技術の高さが求められ、同社の競争力の源泉となっている。

厚揚げ・油揚げのライン増強と設備更新

やまみは豆腐に加え、厚揚げと油揚げも重要な製品と位置づけている。厚揚げラインは2005年に第一工場で稼働後、2009年に第三工場へ移設、2012年には関西工場でも稼働を開始。2024年8月には第三工場で増設が行われた。油揚げラインは2004年に稼働、2018年に関西工場にも導入され、2024年9月には第一工場で設備を更新した。これらのライン増強・更新により、厚揚げ・油揚げの生産能力は継続的に拡大している。2025年6月期には油揚げラインの更新が売上増に寄与したと報告されている。

FSSC22000認証が支える品質管理体制

やまみは全工場で国際食品安全規格FSSC22000の認証を取得している。本社工場は2014年10月、関西工場は2015年10月、富士山麓工場は2020年9月にそれぞれ取得。同社は日配品である豆腐の品質管理を最重要課題と位置づけ、製造過程から出荷まで徹底した衛生管理を実施している。すべての製品のサンプルチェックを行い、機械化による人の接触低減と合わせて、高いレベルの安全性を確保している。認証取得は取引先からの信頼獲得にも寄与しており、同社の販路拡大を支える基盤となっている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

食料品のなかでの位置

製粉業、高収益だが成長鈍化

やまみは食料品・製粉業に属し、ニップンや日清製粉グループなどの大手に比べ規模は小さい。しかし、2024/6期には営業利益率11.05%と高収益を達成。2025/6期は売上高増加も利益率低下が見込まれる。原料価格高騰や競争激化が影響。業界内では独自の製品やブランドで差別化を図っている。

強み

  • 過去実績で営業利益率10%超と、業界平均を上回る収益性を示す。
  • 特定の製粉製品に特化し、大手との差別化に成功。
  • 地域や特定顧客に強いブランド認知を有する。
  • 売上高が増加傾向にあり、事業拡大の余地がある。

課題

  • 2025/6期の営業利益率8.06%と低下見込み。コスト管理が課題。
  • 小麦など原料価格の高騰が利益を圧迫する可能性。
  • ニップンなど大手と比べ規模が小さく、価格競争で不利。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

食料品の時価総額近傍。太字がやまみ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
1409Aオリオンビール494億円10.3倍
22918わらべや日洋ホールディングス490億円9.0倍
32908フジッコ489億円32.4倍
42931ユーグレナ474億円
52594キーコーヒー461億円44.0倍
62820やまみ411億円21.4倍
72923サトウ食品400億円14.2倍
82268B-R サーティワン アイスクリーム390億円23.4倍
92910ロック・フィールド379億円368.9倍
102831はごろもフーズ379億円13.1倍
112221岩塚製菓366億円15.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 33件

野菜パック業から豆腐製造へ転換した1975〜1982年

やまみは1975年1月、有限会社やまみとして野菜のパック詰め業を目的に設立された。しかし1978年8月、事業譲渡を受けて豆腐製造販売事業に参入し、事業の軸を切り替える。1982年6月には資産譲渡を受け、三原市沼田川沿いの工場へ移転。この移転により生産拠点が確定し、同社は豆腐専業メーカーとしての基盤を固めた。創業からわずか7年で、現在に続く事業の方向性が決まったと言える。

1999年の洪水がもたらした本社工場の移転

1999年6月、沼田川の洪水により本社工場が被災した。この災害を契機に、やまみは翌2000年3月、本社工場を三原市西部工業団地へ移転する。移転先では新たな生産ラインを導入し、生産能力の向上を図った。この移転は同社のその後の拡大の土台となり、2004年には油揚げライン、2005年には厚揚げラインの稼働が始まるなど、製品ラインの拡充が加速した。洪水という逆境を、設備更新の好機に変えた出来事であった。

ライン拡充で生産能力を高めた2000年代後半

2004年4月の油揚げライン稼働を皮切りに、やまみは次々と新しい生産ラインを立ち上げる。2005年1月には厚揚げライン、2008年9月には第二工場で2Pライン、6Bライン、第二木綿ラインが稼働。2009年9月には第三工場を建設し、厚揚げラインを第一工場から移設した。これにより、主力製品である豆腐・厚揚げ・油揚げの生産能力が大幅に向上した。特に2Pラインや6Bラインは、スーパー向けの大容量パック製品に対応するための設備であり、量販店チャネルへの販売拡大に貢献した。

関西工場建設で広域供給体制を構築

2012年6月に大阪営業所を設置したやまみは、同年8月に滋賀県甲賀市に関西工場を建設する。関西工場では当初、厚揚げラインとカット3Pラインが稼働し、続いて2013年5月に6B・京型ライン、2014年6月に充填ラインが加わった。これにより西日本全域への供給体制が整った。さらに2015年11月には関西工場を増設し、生産能力を一段と高めた。関西工場はFSSC22000を2015年10月に取得し、衛生面でも本社工場と同水準の管理を実現している。

上場から市場変更を経た資本市場との関わり

やまみは2016年6月、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場した。2018年9月には市場第二部に市場変更し、さらに2019年6月には市場第一部銘柄に指定される。2022年4月の市場区分見直しによりプライム市場へ移行したが、2023年10月にはスタンダード市場に市場変更した。上場後も設備投資を積極化し、2019年には富士山麓工場の建設に着手。売上高は上場時の95億円から2025年6月期には211億円へと倍増している。資本市場からの資金調達を背景に、規模拡大を加速させた時期である。

富士山麓工場で関東市場へ本格参入

2019年9月、やまみは静岡県駿東郡に富士山麓工場を建設する。同工場では2019年12月に厚揚げライン、2020年3月に木綿ライン、2020年4月に絹ラインと充填ライン、2021年6月に6Bラインが順次稼働し、本格生産を開始した。2020年9月にはFSSC22000を取得。富士山麓工場は関東地方への供給拠点として位置づけられ、同社の販売エリアを拡大した。2024年8月には第三工場で厚揚げラインを増設、2024年9月には第一工場で油揚げラインを更新するなど、既存拠点の設備投資も並行して進めている。

年表33件を開く

1970年代

  • 1975年1月創業野菜のパック詰めを事業内容として有限会社やまみを設立
  • 1978年8月事業譲渡を受け豆腐製造販売事業に参入

1980年代

  • 1982年6月資産譲渡を受け三原市沼田川沿いの工場へ移転

1990年代

  • 1999年6月沼田川の洪水により工場が被災

2000年代

  • 2000年3月本社工場を三原市西部工業団地に移転
  • 2004年4月油揚げラインが稼動
  • 2005年1月厚揚げラインが稼動
  • 2008年9月第二工場において、2Pライン、6Bライン、第二木綿ラインが稼動
  • 2009年9月第三工場を建設し、厚揚げラインを第一工場から移設

2010年代

  • 2012年6月大阪営業所を設置
  • 2012年8月関西工場を建設し、厚揚げライン、カット3Pラインが稼動
  • 2012年11月第三工場にカット3Pライン、京型ラインが稼動
  • 2013年5月関西工場において、6B・京型ラインが稼動
  • 2014年6月関西工場において、充填ラインが稼動
  • 2014年10月本社工場においてFSSC22000を取得
  • 2015年10月関西工場においてFSSC22000を取得
  • 2015年11月関西工場を増設
  • 2016年5月第一工場において木綿ラインを更新
  • 2016年6月上場東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
  • 2017年7月第二工場において、カット3P絹ラインが稼動
  • 2018年3月関西工場において、油揚げラインが稼動
  • 2018年9月東京証券取引所市場第二部に市場変更
  • 2019年6月東京証券取引所市場第一部銘柄に指定
  • 2019年9月富士山麓工場を建設
  • 2019年12月富士山麓工場において厚揚げラインが稼動

2020年代

  • 2020年3月富士山麓工場において木綿ラインが稼動
  • 2020年4月富士山麓工場において絹ライン、充填ラインが稼動
  • 2020年9月富士山麓工場においてFSSC22000を取得
  • 2021年6月富士山麓工場において6Bラインが稼動
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第一部からプライム市場へ移行
  • 2023年10月東京証券取引所スタンダード市場に市場変更
  • 2024年8月第三工場において厚揚げラインを増設
  • 2024年9月第一工場において油揚げラインを更新

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/6期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    食品安全衛生への取り組み

    消費者の安全・安心を最優先に、全製品のサンプルチェックなど製造から出荷まで徹底した衛生管理を実施。本社工場、関西工場、富士山麓工場で国際規格FSSC22000を取得。

  2. 02

    事業の規模拡大

    設備投資による規模拡大戦略を継続。1個当たりの製造固定費削減で価格競争力を維持。関東市場への本格供給を目指し、富士山麓工場を拠点に営業活動を強化。営業・製造部門の連携強化も図る。

  3. 03

    販売単価の上昇

    需要の高い製品の自動化を進め、品質と価値を取引先に認知させることで販売単価を引き上げ、収益拡大を目指す。

  4. 04

    人材の確保・育成

    新卒・中途採用を強化しマネジメント力を向上。人事制度を軸に業績優秀者のモチベーション向上と定着率向上を図る。社内外研修や実践機会を通じやりがいある職場づくりに取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で256人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は483万円で、9期前と比べて+38.4%平均年齢は38.5歳、平均勤続年数は5.1年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年6月158
2017年6月154
2018年6月179
2019年6月34933.23.8218
2020年6月43534.93.7245
2021年6月45233.94.5274
2022年6月45333.95.2265
2023年6月46036.94.7241
2024年6月45337.94.6267787
2025年6月48338.55.1256664

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年6月期・提出会社(単体)
女性管理職比率5.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率25.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)71.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位3)
本社工場 — 広島県 三原市4,578百万円
豆腐等製造販売事業
富士山麓工場 — 静岡県 駿東郡4,255百万円
豆腐等製造 販売事業
関西工場 — 滋賀県 甲賀市3,307百万円
豆腐等製造販売事業

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年6月期の売上高は232億円営業利益26億円前期と比べると増収増益で、売上が+10.0%、利益が+52.9%。

売上高
+10.0%
232億円
営業利益
+52.9%
26億円
純利益
+26.7%
19億円
営業利益率
11.2%
前期比 +3.2%pt

会社が出している今期の予想2027年6月期

項目会社予想前期実績
売上高265億円232億円
営業利益32億円26億円
純利益21億円19億円
1株あたり配当¥100¥100

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は117億円、営業利益は13億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+9.3%、営業利益は+44.4%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q4237.12
2023年4Q422
2024年1Q4449.13
2024年2Q52917.36
2024年3Q48510.44
2024年4Q4636.52
2025年2Q10487.76
2025年4Q10798.49
2026年2Q1151311.39
2026年4Q1171311.110

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年6月期からの15期で、売上は54億円から232億円へ4.3倍に増えた。直近期の営業利益率は11.2%。売上は14期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
関西工場を建設し、厚揚げライン、カット3Pラインが稼動
2012年6月5443
2013年6月6122
2014年6月7733
2015年6月9143
東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
2016年6月95107
2017年6月9896
2018年6月105106
富士山麓工場を建設
2019年6月109107
2020年6月12648
2021年6月13675
2022年6月13896
2023年6月162118
2024年6月190212111.115
2025年6月21117178.115
2026年6月232262711.219

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年6月期

売上高232億円のうち、営業利益として残るのは26億円11.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は19億円、売上の8.2%にあたる。営業利益率は業種中央値4.1%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金88.8%206億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益11.2%26億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比+7.1pt
11.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+5.0pt
8.2%
税金まで払って最後に残る割合

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 12期分

2025年6月期は営業CFが28億円、投資CFが−22億円で、差し引きのフリーCFは6億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は9億円で、売上の0.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2014年6月12−6−661
2015年6月11−10−111
2016年6月17−169111
2017年6月13−12−418
2018年6月15−15−306
2019年6月17−4728−302
2020年6月14−2612−122
2021年6月26−7−19192
2022年6月22−8−14142
2023年6月22−9−10134
2024年6月29−16−8138
2025年6月28−22−569

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年6月期の総資産は160億円。このうち返さなくてよい自己資本が104億円で、自己資本比率は65.3%(業種中央値56.8%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年6月4793818.7
2013年6月66115516.1
2014年6月65145121.2
2015年6月66174925.8
2016年6月88365241.1
2017年6月87414647.0
2018年6月94464848.9
2019年6月128626648.2
2020年6月150698145.6
2021年6月136736353.1
2022年6月134775757.2
2023年6月138835560.0
2024年6月155956061.3
2025年6月1601045565.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年6月期の内訳単体ベース
現金及び預金
9億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
80億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
1億円
在庫として抱えている分
負債合計
55億円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

食料品 123社との比較

同じ食料品の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率123社中12位あたり、逆に低いのは配当利回り123社中84位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 7.3%
P25 3.7%P75 11.4%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
11.2%/中央値 4.1%
P25 2.7%P75 7.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
/中央値 56.8%
P25 46.5%P75 67.3%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
9.9%/中央値 3.4%
P25 0.7%P75 6.3%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.7%/中央値 2.3%
P25 1.5%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥5,900で、1年前と比べて+22.2%過去52週の値幅のなかでは83%の位置にある。

¥5,900-3.0%1ヶ月+17.3%1年+22.2%時価総額411億円
過去52週の値幅
安値¥3,510高値¥6,400

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)21.4倍
PER (会社予想)19.9倍
PBR3.63倍
配当利回り1.69%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は5900円と前日比+5.73%で急伸し、8月14日に52週高値圏まで上昇。直近1ヶ月で+19.31%と強い上昇トレンドにあり、25日移動平均線(5017円)を+17.6%上回る。52週高値6020円に接近しており、上抜けが視野に入る。出来高は6.21万株と直近平均の約3倍に急増し、買いの勢いを示す。RSIは89.62と極端な過熱圏で、短期的な調整リスクが非常に高い。年初来では+13.72%と堅調。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PERは19.31と業界平均の27.98を下回り相対的に割安感がある一方、PBRは3.12と平均1.63の約2倍で割高。ROEは15.1%と高水準だが、配当利回り1.42%は平均2.31%を下回る。直近の営業利益率は低下傾向で利益成長の鈍化が懸念される。割安指標と割高指標が混在し、総合的にはほぼ妥当と判断。成長性を考慮すれば現在の評価は許容範囲と言える。

指標この会社業種平均
PER (実績)21.4倍28.6倍
PER (予想)19.9倍
PBR3.63倍1.63倍
ROE15.1%7.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、成長を続けてきた売上高が今後も持続するかと、利益率の低下が一時的なものかにある。強気派は、健康志向の高まりで大豆食品の需要が拡大しており、業務用中心の販売網が強みになるとみる。また、独自の製造技術による品質の高さが競争優位につながると主張する。一方、弱気派は、原材料費や人件費の上昇が利益を圧迫しており、営業利益率が低下傾向にあることを懸念する。また、市場が成熟しており、今後の成長余地が限定的だとの見方もある。PBRが3.12倍と高いことから、株価は成長を織り込み済みとの指摘もある。

プラスに働く材料7
  • 健康志向による需要拡大

    大豆食品は健康に良いとされ、国内外で需要が伸びている。

  • 業務用市場での強み

    スーパーや外食向けの安定した取引基盤を有する。

  • 独自の製造技術

    品質の高さが競合との差別化につながっている。

  • 売上高211億円と前期比11%増2025年6月期影響

    売上高211億円と前期比21億円増、増収基調が続く

  • 純利益15億円と高水準を維持2025年6月期影響

    純利益15億円と前期比横ばい、減益を回避

  • ROE15.1%と資本効率が良好継続影響

    ROE15.1%と2桁成長、収益力を裏付け

  • 株価は1年で6.8%上昇継続影響

    株価は1年間で6.8%上昇、相対的に堅調

マイナスに働く材料7
  • 利益率の低下

    営業利益率が2024年6月期の11.05%から2025年6月期は8.06%に低下。

  • 原材料費の高騰

    大豆や油脂などの原料価格上昇が利益を圧迫。

  • 評価の高さ

    PBR3.12倍と高く、成長織り込み済みの懸念。

  • 営業利益17億円と前期比4億円減2025年6月期影響

    営業利益17億円と前期比約19%減、増収が利益に結びつかず

  • 営業利益率8.06%と3ポイント低下2025年6月期影響

    営業利益率は8.06%と前期の11.05%から約3ポイント低下

  • 純利益は15億円で前期比横ばい2025年6月期影響

    売上高211億円・純利益15億円、収益力の改善が見られない

  • PER19.31倍・PBR3.12倍と割高継続影響

    PER19.31倍、PBR3.12倍で業績伸び悩みに比べ割高

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益性の動向を確認するため。
業務用販売比率
業績の安定性を判断する指標。
原材料コスト
利益率に直結するため。
売上高成長率
市場での競争力を測るため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり100で、前期から+9.1%いまの株価に対する利回りは1.69%。増配か配当維持が4年続いている。

年間配当
¥100
1株あたり
配当利回り
1.69%
いまの株価に対して
配当性向
33.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
4年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年6月2020.2
2018年6月200.019.7
2019年6月2420.023.9
2020年6月240.020.4
2021年6月240.032.7
2022年6月268.329.9
2023年6月3223.127.8
2024年6月66106.331.2
2025年6月729.133.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥100

株主

有価証券報告書より

2025年6月期末の株主数は延べ1,544人。区分でいちばん多いのは事業法人35.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が59.4%を占め、残る40.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年6月%2021年6月%2022年6月%2023年6月%2024年6月%2025年6月%
事業法人38.738.739.339.538.935.0
個人・その他40.939.740.844.137.327.0
金融機関10.712.211.79.713.924.4
外国法人8.21.91.93.36.713.1
証券会社1.57.56.33.43.10.5
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01やまみホールディングス株式会社34.47
02株式会社日本カストディ銀行(信託口)13.96
03山名 徹12.14
04CEPLUX-THE INDEPENDENT UCITS PLATFORM 25.71
05日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)5.18
06野村信託銀行株式会社(投信口)5.07
07BNP PARIBAS LUXEMBOURG/2S/JASDEC/FIM/LUXEMBOURG FUNDS/UCITS ASSETS2.83
08山名 清1.32
09CACEIS BANK, LUXEMBOURG BRANCH / UCITS - FULL TAX1.23
10栢原 伸也0.93

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-06-19
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    0.06%
    -0.59pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で+414%、1株純資産は14期で+733%。直近期のROEは15.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年6月5418035.2
2013年6月11321820.813.6
2014年6月18024924.010.6
2015年6月16530722.615.5
2016年6月14856926.410.113.5
2017年6月9964316.319.420.2
2018年6月10172414.922.219.7
2019年6月10089112.725.823.9
2020年6月11798712.519.920.4
2021年6月731,0407.326.432.7
2022年6月871,1028.120.529.9
2023年6月1151,19010.111.527.8
2024年6月2121,36516.615.531.2
2025年6月2161,49715.122.733.4
2026年6月276

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2025/6期の役員報酬は総額53百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
山名清代表取締役会長7192,500
山名徹代表取締役社長41846,900
池田隆幸常務取締役 営業本部長5920,000
七川雅仁取締役57
後藤和之取締役70
佐々木公江取締役58
中島淳監査役(常勤)40600
濱田隆祐監査役53
山脇将司監査役49
西岡俊紀取締役31

役員報酬の内訳2025/6

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)44124211
監査役1666
社外取締役5551

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/6期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容843字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社は、豆腐及びその関連製品である厚揚げ、油揚げ等の製造、販売を行う豆腐等製造販売事業を主たる事業としております。 当社では、大豆、フィルム、トレイ、副資材(にがり等)を仕入れ、本社工場、関西工場及び富士山麓工場の各ラインにおいて、様々なサイズの豆腐、厚揚げ、油揚げ等を製造し、小売業、卸売業に対して製品を販売しております。 製品の販売地域は、九州地方から関東地方までの広域に渡りますが、広島県三原市に本社工場があることから中国地方での販売量が多く、近年では富士山麓工場を新設し、関東地方での販売に注力しております。 当社事業の特長といたしましては、①機械化により作業員の手の触れる部分の限定、一部ラインの完全自動化及び機械による加熱冷却殺菌等により、衛生面で高いレベルの製品製造が可能であること、②短時間で大量生産が可能なラインを導入することにより1個当たりの製造単価を引き下げ、価格競争力のある製品製造を行っていることが挙げられます。 当社では、加工技術の高さが求められるカット済み豆腐などを、高い時間当たり製造能力で製造することで、販売単価の向上と原価低減を両立し、消費者のニーズに応えた製品を提供しつつ、収益を確保しております。 さらに、当社は、外食業及びコンビニエンスストア等の企業向けに業務用としての豆腐の販売を開始しており、業容と売上の拡大を図っております。 主要な事業系統図は次のとおりであります。 ※充填ラインで製造する豆腐は、豆乳とにがりをパック詰めした後に加熱・冷却することにより製造する豆腐です。 2Pラインで製造する豆腐は、トレイ2個連結で1個の豆腐です。 6Bラインで製造する豆腐は、320gの大きなサイズの豆腐です。 カット3Pラインで製造する豆腐は、150gにカットした豆腐を3パックセットにした豆腐です。 京型ラインで製造する豆腐は、350gの大きなサイズの豆腐です。 プラントは、豆腐を製造するための豆乳を生産する設備です。
経営方針・対処すべき課題1,767字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において、当社が判断したものであります。 (1)経営方針 当社は、豆腐、厚揚げ等の商品を通じて、消費者のみなさまに食の安全とおいしさをお届けしたいと考えております。当社ですべての社員に浸透できるように、企業理念を定め、実践できるように努めております。 (企業理念) 1.私たちは食品事業、特に大豆食品の提供を通じて、人々の健康と社会に貢献する企業となります。 2.私たちは仕事を通して、全てのステークホルダーに満足して戴くことを目指します。 3.私たちは一人一人が能力を高め、より良い生活を送れるよう創造的で闊達な仕事を行います。 (2)目標とする経営指標 当社では、投資価値のある企業を目指し企業価値の向上のため、売上高及び営業利益率を指標としております。 (3)経営環境及び対処すべき課題 当社の主要な事業である豆腐製造事業は、零細企業主体から事業規模の大きな企業への淘汰が進んでおります。これは、豆腐等が日配商品のため大量の商品を流通するためには制限があったことが大きな要因となっておりました。こうしたなか、製造プロセス及び流通プロセスが進化したことにより賞味期限の延長、また長距離配送が可能になったことにより、大手企業への移行が進んだことによります。 こうした経営環境の変化のなか、当社では次のような取組みを行ってまいります。 ① 食品安全衛生への取組み 当社は、食に対する安全衛生管理を第一に考えております。消費者のみなさまに食の安全・安心をお届けすることが最重要項目と捉えております。当社の取り扱う豆腐、厚揚げ、油揚げは食品の中でも比較的賞味期限の短い日配品であり、高い品質管理の求められる製品であります。このような状況のもと、当社では、すべての製品のサンプルチェックを行うなど、製造過程から出荷まで徹底的に食品安全衛生管理に取り組んでおります。その一環として、本社工場、関西工場及び富士山麓工場では、国際規格であるFSSC22000を取得しております。 ② 事業の規模拡大 当社は、現状、広島県三原市の本社工場、滋賀県甲賀市の関西工場、及び静岡県駿東郡の富士山麓工場において生産を行い、西は九州地方から東は関東地方までの地域に製品を供給しております。また、静岡県駿東郡にある富士山麓工場を拠点に、国内最大規模の市場である関東地方に本格的に製品を供給するべく、積極的な営業活動を展開しております。当社は事業を行う際に、豆腐製造事業者の中ではトップクラスの設備投資を行い、1個当たりの製造固定費を削減することにより、価格競争力を保持し拡大を図ってまいりました。この過程においては設備投資を行い、投資回収を繰り返し規模の拡大を図っており、将来においても同様の方法により規模拡大を図っていく必要があると考えております。この規模拡大を図るために必要な設備に対する設備投資と、販売量確保のための営業を強化するために、ソフト面である営業技術、製造技術をブラッシュアップし、営業部門と製造部門の連携の強化を図ってまいります。 ③ 販売単価の上昇 当社は、豆腐製造事業者の中ではトップクラスの設備投資を行い、1個当たりの製造固定費を削減することにより、価格競争力を保持し、拡大を図ってまいりました。一方で、作りにくいがお客様からの需要は高い製品の自動化に取り組むことで、価値ある製品の販売に取り組んでおります。当社の製品の品質と価値を、お取引先様に認知頂き、販売単価を上昇させることで収益拡大を図ってまいります。 ④ 人材の確保・育成 当社は、事業を拡大して行く上で、人材の確保・育成は重要な経営課題であると認識しております。人材の採用・育成について、新卒採用、中途採用共に強化することで、マネジメント力を高めていきます。さらに、今後も職場環境の改善を段階的に進め、人事制度を軸として業績優秀な社員のモチベーション向上に努め、更なる従業員の定着率向上を図っていく所存であります。また、社内外の研修等により学習の機会を与えること、学習したことをビジネスで実践する機会を与えること等を通じて、やり甲斐ある職場作りに努めていく所存であります。
事業等のリスク4,361字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社の事業、経営等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項は以下のとおりであります。ただし、全てのリスクを網羅したものではなく、現時点で予見出来ないまたは重要とみなされないリスクの影響を将来的に受ける可能性があります。なお、以下の各項目に記載している将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。当社は、これらのリスクが発生する可能性を認識したうえで、発生の回避及び発生した場合の対処に努めてまいります。 (1) 事業環境の変化について 当社は、豆腐、厚揚げ、油揚げ等の製造販売を行っており、当社の主な販売先は小売業、卸売業、外食業等となっております。当社は、このような事業環境下、機械化による大量生産により価格競争力を高めた商品を提供しておりますが、競合他社より画期的な商品の販売や競合他社との価格競争が生じた場合には、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (2) 事業リスクについて ① 食品の安全性について 当社は食に対する安全衛生管理を第一に考え、本社工場、関西工場及び富士山麓工場においてFSSC22000を取得し製造管理を行っております。こうした状況ではありますが、当社が製造する商品において誤表示、異物混入、残留農薬等製造に関わるリスクを完全に排除できるわけではございません。万が一、当社の提供する製品等にこのような問題が発生した場合には、風評等により当社の製品の評価は低下し、当社の業績に重大な影響を与える可能性があります。 ② 原材料について 当社が使用します大豆につきましては、すべて遺伝子組み換えでないものに限定しており、また、国産大豆、外国産大豆などの産地管理を厳密に行っております。しかしながら、遺伝子組み換えの大豆の混入、産地虚偽記載等の大豆が混入する可能性があります。 大豆は作付面積や天候により、また、外国産大豆は為替等の要因により仕入価格が変動いたします。さらに大豆の生産地における法令・規制の変更や外交上の問題等により輸入制限もしくは輸入ができなくなる可能性があります。 当社では、大豆市況を勘案しながら仕入価格の平準化を図るなど、大豆価格の高騰について対処を行っております。しかしながら、価格高騰等が起こった場合には、当社の業績に重大な影響を与える可能性があります。 ③ 豆腐等製造販売事業への依存について 当社の製造する製品は、豆腐、厚揚げ、油揚げと豆腐に関連する製品であり、事業セグメントとしては、豆腐等製造販売事業の単一セグメントであります。当社では、伝統食材である豆腐は国内において一定の需要があると判断できること、一つの事業に対して財政面、人材面を始めとした経営資源を集中し事業の成長に傾注できること等のメリットがあると考えております。しかしながら、豆腐等製造販売事業において、需要の大幅な変動等の外的要因が発生した場合においては、他の事業分野で挽回するといった対応が図れず、当社の業績に影響を与える可能性があります。 ④ 包装資材の仕入れについて 当社の製造する製品の包装資材は、フィルム、トレイ等の石油製品を使用しております。 そのため、原油価格や為替の変動により包装資材の仕入価格が高騰した場合には、当社の業績に影響を与える可能性があります。 ⑤ 製品の配送運賃について 当社の行う豆腐等製造販売事業において、製品の配送は重量がありチルド運送を行っているため、1個当たり単価に対し、配送運賃が高くなる傾向があります。 当社といたしましては、チルド運送の業者との間で業務委託契約を締結した上で、販売先のドミナント化や配送ルートの効率化の施策によりコストの削減を行っております。しかしながら、ガソリン価格の著しい高騰等の運賃の増加要素が発生した場合には、当社の業績に影響を与える可能性があります。 ⑥ 業績の季節変動について 当社の製造する豆腐、厚揚げ、油揚げは、春夏には冷奴等に使用される豆腐の需要が高く、秋冬にはおでん、鍋等に使用される厚揚げ、油揚げ等の需要が高くなる傾向があります。 そのため、売上高は年間を通じて平準化されているものの、利益面においては、製品構成の違いにより、7月から9月の第1四半期が低く、10月から12月の第2四半期が高くなる傾向があります。 当社といたしましては、販売促進の施策や経費の削減等により利益面での平準化を図り、年間を通じて安定した利益の確保に努める所存でありますが、季節変動により四半期毎の業績に影響を与える可能性があります。 第51期の損益計算書に関する情報          (単位:千円、%) 第1四半期   第2四半期   第3四半期   第4四半期   通期 金額   構成比   金額   構成比   金額   構成比   金額   構成比   金額   構成比 売上高   4,798,415   22.8   5,602,362   26.6   5,482,856   26.0   5,180,984   24.6   21,064,618   100.0 営業利益   208,388   12.1   599,001   34.7   518,639   30.0   401,748   23.3   1,727,778   100.0 経常利益   207,534   12.0   601,609   34.8   517,977   30.0   400,799   23.2   1,727,920   100.0 (注)上記の四半期に係る数値につきましては、EY新日本有限責任監査法人の監査を受けておりません。 (3) 法的規制について 当社は食品衛生法、農林物資の規格化等に関する法律(JAS法)、不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法)及び製造物責任法による規制を受けております。 当社は、食品安全衛生管理に対する取組みを強化することを目的として、本社工場、関西工場及び富士山麓工場においてFSSC22000を取得しており、また、製品開発時における食品表示の確認、製品製造過程における原材料のトレース、不当表示とならないようなチェック体制の構築等、ルール遵守によるソフト面での充実を図っております。 これらの取組みにより、当社においてこれまで上記法令に違反した事実はありませんが、万が一当該法律を含む諸法令・規則の違反があった場合は、営業停止、行政処分等の適用を受け、当社の業績に影響を与える可能性があります。また、今後これらの規制の改廃もしくは新たな法的規制が設けられた場合には、それらに対応するための追加コストが発生し、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (4) 許認可について 当社の本社第1工場、第2工場、第3工場、関西工場及び富士山麓工場では、食品衛生法に基づく豆腐製造業に関する営業許可証を受けております。当社が食品衛生法に違反した場合、営業許可の取り消し及び営業の禁止または停止、5年ごとの更新がなされない等の措置が講じられます。提出日現在までの間において、営業許可の取り消し及び営業許可の禁止または停止等となる事由は存在しておりません。 当社は営業許可の継続のため、法令の遵守及び製品の品質管理等を徹底して行っております。しかし、将来、何らかの理由により、許可の取り消しが起こった場合には、営業停止の事態となり、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 人材の確保・育成について 当社は、継続的な事業拡大を行う計画であり、人材の確保と育成が必要であります。当社では、人材の確保・育成のために人事制度の充実、職場環境の改善等の施策を進めると共に、研修制度を充実させる等やり甲斐ある職場作りに努めていく所存であります。しかしながら、当社の事業の拡大に合わせた人材の継続的な確保・育成が困難となった場合には、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (6) 気候変動等のリスクについて 当社は、広島県三原市の本社工場、滋賀県甲賀市の関西工場及び静岡県駿東郡の富士山麓工場において豆腐等の製造を行っております。全ての工場が工業団地に所在し、インフラや地盤等が比較的安定した場所に立地しております。しかしながら、大規模な地震や台風等の自然災害が発生し当社の生産設備が被害を受けた場合、インフラの損壊等により配送ネットワークが影響を受けた場合には、操業停止等により当社の生産体制が確保できず当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (7) 情報システムリスクについて 当社の製品の受注、出荷等の業務は、小売業者、卸売業者と繋がったコンピュータシステムにより処理されており、社内の業務においても情報システムを活用しております。当社では、情報システムを適切に運営するため、規程の整備、社員教育、セキュリティ対策、バックアップシステムの構築等の対策を実施しております。しかしながら、自然災害、突発的な事故、ソフトウエアや機器の欠陥等によりトラブルが起きた場合には、販売機会損失、請求漏れ、復旧に係る臨時費用の発生等により、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (8) 訴訟に係るリスクについて 当社は、事業を遂行するにあたり、各種法令、諸規則を遵守、第三者の知的財産権を侵害することのないように細心の注意を払っております。しかしながら、事業活動の遂行にあたり、商標権の侵害等の訴訟が提起されるリスクを抱えており、万が一訴訟が提起された場合には、その結果により、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (9) 競合リスクについて 豆腐関連産業全体のマーケット規模が停滞しているなか、零細企業は大きく減少しておりますが、大手企業に集約されている状況になっております。こうした状況のなか、顧客ニーズは多様化が進み、また販売価格の競争は一層激しさを増してまいりました。当社では、新商品の開発、新規取引先の拡大をはかり、売上高を向上させる取組みを推進してまいりますが、今後、さらに競合が厳しくなった場合には、業績に影響を与える可能性があります。 (10)設備投資について 当社は、事業規模拡大のために販売エリアを中部地方以西から関東地方まで広げる足がかりとして、富士山麓工場を建設しました。しかしながら、経営環境の急変や、同業他社との競合等により、想定通りの投資効果を上げられず、当社の業績に影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,593字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績の状況 当事業年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果により、景気は穏やかな回復傾向で推移しておりますが、米国の通商政策の影響や金融・資本市場の変動等により、先行き不透明な状況が続いております。 当社が属します食品製造業におきましては、原材料を中心とした事業コストの上昇、消費者の節約志向の高まりなど、依然として厳しい経営環境が続くものと推測されます。 このような状況のもと、本社工場では昨秋油揚げラインの設備を更新、厚揚げラインはライン増設を行い売上増加に寄与いたしました。また、全社単位でIoT導入を行い、機械の状況や製造進捗の見える化をして、状況判断や問題改善のスピードを速めました。基幹システムのモダン化も行い経理業務の簡素化も進めました。これらの取組みにより、来期から年間公休を120日とする予定です。 以上の結果、当事業年度の業績につきましては、売上高は21,064百万円と前年同期と比べ2,063百万円(10.9%)の増収となりました。 利益につきましては、原材料の高騰から営業利益は1,727百万円と前年同期と比べ351百万円(△16.9%)の減益、経常利益は1,727百万円と前年同期と比べ348百万円(△16.8%)の減益、当期純利益は補助金収入があり1,502百万円と前年同期と比べ26百万円(1.8%)の増益となりました。 なお、当社は単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません (2)財政状態の分析 ①資産の部 当事業年度末における総資産は、前事業年度末と比較して463百万円増加し、15,980百万円となりました。 流動資産は、前事業年度末と比較して172百万円減少し、3,679百万円となりました。これは主に売掛金が295百万円減少したこと等によるものです。 固定資産は、前事業年度末と比較して635百万円増加し、12,301百万円となりました。これは主に機械及び装置が1,148百万円増加したこと等によるものです。 ②負債の部 当事業年度末における総負債は、前事業年度末と比較して460百万円減少し、5,548百万円となりました。 流動負債は、前事業年度末と比較して176百万円減少し、3,947百万円となりました。これは主に未払金が358百万円、未払法人税等が288百万円減少したこと等によるものです。 固定負債は、前事業年度末と比較して284百万円減少し、1,601百万円となりました。これは主に長期借入金が389百万円減少したこと等によるものです。 ③純資産の部 当事業年度末における純資産は、前事業年度末と比較して923百万円増加し、10,432百万円となりました。これは主に当期純利益1,502百万円の計上により利益剰余金が増加したこと等によるものです。 (3)キャッシュ・フローの状況 当事業年度末における現金及び現金同等物の期末残高は、前事業年度末と比較して15百万円増加し、856百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動により得られた資金は、2,787百万円(前事業年度は2,851百万円の収入)となりました。 これは、収入要因として税引前当期純利益2,172百万円、減価償却費1,725百万円等があったことによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動により支出した資金は、2,223百万円(前事業年度は1,627百万円の支出)となりました。 これは主に、設備更新に伴う、有形固定資産の取得による支出2,608百万円等があったことによるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動により支出した資金は、548百万円(前事業年度は786百万円の支出)となりました。 これは主に、長期借入金の返済による支出442百万円、配当金の支払額577百万円等があったことによるものです。 (4) 生産、受注及び販売の状況 ① 生産実績 当社は、豆腐等製造販売事業の単一セグメントであり、当事業年度の生産実績は次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(千円)   前年同期比(%) 豆腐等製造販売事業   16,752,551   115.2 合計   16,752,551   115.2 (注) 金額は、製造原価によっております。 ② 受注実績 当社は、受注予測に基づく見込生産を行っているため、該当事項はありません。 ③ 販売実績 当社は、豆腐等製造販売事業の単一セグメントであり、当事業年度の販売実績は次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   前年同期比(%) 豆腐等製造販売事業   21,064,618   110.9 合計   21,064,618   110.9 (注)主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先   前事業年度(自 2023年7月1日   至 2024年6月30日)   当事業年度(自 2024年7月1日至 2025年6月30日) 販売高(千円)   割合(%)   販売高(千円)   割合(%) ㈱日本アクセス   2,611,052   13.7   2,299,735   10.9 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容) 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1) 重要な会計方針及び見積り 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。財務諸表作成にあたって採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 注記事項(重要な会計方針)」に記載しております。財務諸表の作成においては、過去の実績や現在の状況を勘案して、合理的な基準に基づいて会計上の見積りを行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。財務諸表作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 財務諸表等 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。 (2) 当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 ① 売上高 当社全ての工場で前年同期比増加、特に第3四半期である1月から3月が昨年に比較して寒冬が続き、本社工場で更新した油揚げライン、増設した厚揚げラインが好調に推移して売上高に寄与いたしました。 以上の結果、売上高は前事業年度と比較して2,063百万円増加し、21,064百万円となりました。 ② 売上原価、売上総利益 原材料、資材の高騰及びエネルギー価格の高止まり等に円安の影響もあり、売上原価が前事業年度と比較して2,193百万円増加いたしました。 以上の結果、売上総利益は前事業年度と比較して129百万円減少し、4,322百万円となりました。 ③ 販売費及び一般管理費、営業利益 運賃コスト上昇に伴う荷造運賃が前年同期比199百万円増加、販売手数料も売上高の増加に伴い前年同期比37百万円の増加となり、販売費及び一般管理費が前年同期比221百万円増加いたしました。 以上の結果、営業利益は前事業年度と比較して351百万円減少し、1,727百万円となりました。 ④ 営業外収益、営業外費用、経常利益 当事業年度における営業外収益、営業外費用はともに前事業年度と大きな差異はございませんでした。 以上の結果、経常利益は前事業年度と比較して348百万円減少し、1,727百万円となりました。 ⑤ 特別利益、特別損失、当期純利益 当事業年度における特別利益は農林水産省の事業である令和5年度「食品原材料調達リスク軽減対策事業」の補助金収入があり444百万円となりました。 当事業年度における特別損失はありませんでした。 以上の結果、当期純利益は、前事業年度と比較して26百万円増加し1,502百万円となりました。 (3) 資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当事業年度のキャッシュ・フローの状況については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(経営成績等の状況の概要)(3)キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 当社の主な資金需要は、豆腐製品等を製造するための原材料費、労務費、経費、販売費及び一般管理費等の営業費用に加え、工場や生産設備の更新、改修等に関する投資によるものとなっております。 これらの資金需要につきましては、営業費用等短期的に必要な資金は営業キャッシュフロー、自己資金及び短期借入金等で調達していく、一方、設備投資に必要な資金は、自己資金、長期借入金及びエクイティファイナンス等で資金調達していくことを基本方針としております。 (4) 経営成績に重要な影響を与える要因について 当社は、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおり、事業環境の変化、事業リスク、業績の変動要因、法的規制、許認可、人材の確保・育成、自然災害等のリスク、情報システムリスク、訴訟に係るリスク等、様々なリスク要因が当社の経営成績に重要な影響を与える可能性があると認識しております。 そのため、当社は、外部環境の変化に留意しつつ、人材の確保・教育、リスク分散、社内の統制を維持・向上させること等により経営成績に重要な影響を与える可能性のあるリスクを分散、回避し、リスクの発生を抑え、適切に対応していく所存であります。 (5) 経営戦略の現状と見通し 今期までの当社の経営戦略につきましては、他社に先駆けて製造工程の機械化等の設備投資を実施し、大量かつ安価な製品を提供することで成長を続けることでありました。この戦略のもと、地盤の中四国地方を始めとし、近畿地方においてもシェアを獲得してまいりました。 今後につきましても、引き続き積極的に設備投資を行い、生産能力及び生産効率の向上に努め、中四国地方および近畿地方でのシェア維持・拡大を図るとともに、重点戦略として、富士山麓工場を活用し、関東地域へ、積極的な営業活動を開始し、更なるシェア拡大を図ることとしております。 今後の見通しにつきましては、これらの戦略をベースに概ね利益計画どおり実績を積み上げることで、事業拡大に努める所存であります。 (6) 経営者の問題認識と今後の方針について 当社は、積極的に設備投資を行い、生産能力及び生産効率の向上を図るとともに、事業拡大を図っていく方針ですが、その前提として、引き続き食品安全衛生に取り組む必要があると考えております。また、業容拡大に合わせて人材を確保し、育成していくことが重要であると認識しております。 具体的には、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載の通りであります。

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開示資料

出典

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