概要
ロック・フィールドは1972年創業の惣菜製造・販売企業である。百貨店や駅ビルを中心に「RF1」「グリーン・グルメ」「いとはん」「神戸コロッケ」など7つのブランドで洋風・和風・アジア惣菜を展開する。2026年4月期の連結売上高は511億円、従業員数は1,590人。1991年に大阪証券取引所に上場し、現在は東京証券取引所プライム市場に上場している。
惣菜事業の単一セグメント体制
当社グループは、当社と子会社2社(岩田(上海)餐飲管理有限公司を含む)で構成され、惣菜の製造・販売に特化した単一セグメントである。販売チャネルは百貨店・駅ビル等の直営店舗が売上の約95%を占め、残りを外販(卸)とオンラインショップが担う。2026年4月期の連結売上高は511億96百万円。中国子会社では現地向けの製造販売も行う。
百貨店直営を軸にしたブランド展開
2026年4月時点で国内に294店舗を展開する。内訳はRF1が137店、グリーン・グルメ70店、いとはん33店、神戸コロッケ33店、融合9店、ベジテリア20店、Umi & Yama Kitchen1店。海外は中国に2店舗。各ブランドは洋風・和風・アジア・コロッケ・ジュースなど異なる料理ジャンルを担当し、百貨店内での併設や駅ビル内の独立店舗として運営される。
収益力強化を目指す中期経営計画
2022年に策定した「ビジョン2030」に基づき、2026年4月期から2028年4月期までの中期経営計画を推進する。重点課題は既存業態の利益率向上、新たな市場領域への拡大(冷凍食品RFFFや新ブランドUmi & Yama Kitchen)、人財の活躍促進である。経営指標として連結営業利益率5.0%、ROE6.0%以上を目標に掲げる。2026年4月期の営業利益率は1.5%にとどまった。
業界の中での役割は惣菜製造・販売の専業メーカー。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/4期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| RF1 | 317億円 | 61.9% | — | — |
| グリーン・グルメ | 98億円 | 19.1% | — | — |
| その他 | 97億円 | 18.9% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01惣菜小売(量販店・専門店等)主力
「RF1」等のブランドで、スーパーマーケットや百貨店等に惣菜を製造・販売する。サラダを中心に洋惣菜、和惣菜、アジア料理等を多ブランド展開し、店頭での販売に加え、冷凍食品も展開している。
- RF1
- サラダ、フライ、料理等の洋惣菜を中心とした基幹ブランド。
- グリーン・グルメ
- 当社ブランドのセレクトショップ。
- いとはん
- 日本の食文化をサラダを中心に提案する和惣菜ブランド。
- 神戸コロッケ
- 素材と製法にこだわったコロッケを中心としたブランド。
- 融合
- アジア料理を専門とした惣菜ブランド。
- ベジテリア
- 野菜や果物を手軽に摂れるフレッシュジュースとスープのブランド。
- Umi & Yama Kitchen
- 「食を通じて日本を旅する」をコンセプトにしたサラダブランド。
- RFFF
- 冷凍食品ブランド。
製品と技術
洋風惣菜の中心「RF1」
RF1はサラダ、フライ、料理等の洋風惣菜を提供する基幹ブランドである。137店舗を展開し、主力のサラダは「ハーブチキンのプロテインサラダ」など一食として満足できる高付加価値商品を投入。2025年からカゴメ株式会社と協業し、トマトを使用した特別商品を季節ごとに販売している。百貨店・駅ビルを中心に日常使いの惣菜として需要を獲得している。
和風・アジア・コロッケの専門ブランド
いとはんは日本の食文化を活かした和さらだやおかずを提供し、「兵庫県水揚げほたるいかと春野菜の貝だし和え」などの季節商品を展開。融合はパクチーやレモングラス、魚醤を使ったアジア料理が特徴で、「海老のスパイスフレーク揚げ」を提案。神戸コロッケは「どらコロ とうもろこしクリーム」など独創的なコロッケを販売し、各ブランドが専門性を競う。
冷凍食品と新ブランドへの挑戦
2022年に創設した冷凍食品ブランド「RFFF」は、グルメスーパー等への外販を通じて新市場を開拓する。2025年には「Umi & Yama Kitchen」を出店し、肉・魚と野菜・玄米を組み合わせたサラダで若年層を取り込む。ベジテリアはケールと季節果物のジュースを提供。これらの取り組みは、百貨店依存からの脱却と新たな顧客層の獲得を目的としている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
同業の企業
食料品の時価総額近傍。太字がロック・フィールド
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 2931ユーグレナ | 474億円 | — |
| 2 | 2594キーコーヒー | 461億円 | 44.0倍 |
| 3 | 2820やまみ | 411億円 | 21.4倍 |
| 4 | 2923サトウ食品 | 400億円 | 14.2倍 |
| 5 | 2268B-R サーティワン アイスクリーム | 390億円 | 23.4倍 |
| 6 | 2910ロック・フィールド | 379億円 | 368.9倍 |
| 7 | 2831はごろもフーズ | 379億円 | 13.1倍 |
| 8 | 2221岩塚製菓 | 366億円 | 15.4倍 |
| 9 | 2114フジ日本 | 352億円 | 10.9倍 |
| 10 | 2915ケンコーマヨネーズ | 341億円 | 10.4倍 |
| 11 | 2294柿安本店 | 319億円 | 30.2倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 35件
資本金300万円で創業した1972年
1972年6月、神戸市に資本金300万円で株式会社ロック・フィールドを設立し、惣菜の製造販売を開始した。1973年7月に髙島屋と取引を開始し、大阪店に出店。1980年3月には髙島屋横浜店に出店し関東地区に進出した。同年11月には神戸工場第1工場を開設し、生産体制を整えた。
工場増設とサラダ量産化への道
1982年に第2工場を増設しハム・ソーセージの増産を図った。1985年6月にはサラダ工場を増設しサラダの量産を開始。同年10月には第3工場を増設しスモークサーモン等の生産能力を強化した。1986年4月には関係会社コウベデリカテッセンを吸収合併し、経営基盤を強化した。これらの投資がサラダ事業の基盤となった。
コロッケ専門店と株式上場
1989年4月、神戸市にコロッケ専門店「神戸コロッケ」1号店を出店。1991年3月に大阪証券取引所市場第二部特別指定銘柄に株式上場した。1991年5月には静岡ファクトリーを開設しサラダ・コロッケの生産能力を増強。1992年5月には基幹ブランド「RF1」を創設し、ブランド戦略を本格化させた。
新ブランド相次ぐ立ち上げと首都圏強化
2001年1月にアジア惣菜「融合」1号店を東京都立川市に出店。2003年2月にはフレッシュジュース専門店「ベジテリア」1号店を名古屋市に、2005年9月には和惣菜「いとはん」1号店を大阪市に、2010年3月にはセレクトショップ「グリーン・グルメ」1号店を東京都豊島区に出店した。2003年11月には首都圏への供給強化を目的に玉川SPSファクトリーを川崎市に開設。
中国進出とオンライン販売の開始
2012年8月、中国に子会社岩田(上海)餐飲管理有限公司を設立し、現地での製造販売を開始。2017年9月には「RF1オンラインショップ」を開設し、EC販売に参入した。2020年10月には静岡ファクトリー第4棟を増設し生産能力を拡大。2022年6月の創業50周年を機に「コーポレートシンボルマーク」と「ビジョン2030」を制定した。
新ブランド投入とプライム市場移行
2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しによりプライム市場に移行。2022年10月には冷凍食品ブランド「RFFF」を創設した。2025年10月には「食を通じて日本を旅する」をコンセプトにしたサラダ専門店「Umi & Yama Kitchen」1号店を大阪市に出店。2026年4月時点の店舗数は国内294店、海外2店となった。
年表35件を開く
1970年代
- 1972年6月創業株式会社ロック・フィールドを資本金300万円で設立。本店を神戸市生田区元町通2丁目95番地(現神戸市中央区元町通2丁目4番1号)に設置。惣菜の製造販売業を開始。
- 1973年7月髙島屋と取引開始、大阪店に出店。大阪地区進出。
1980年代
- 1980年3月髙島屋横浜店に出店。関東地区進出。
- 1980年11月神戸工場第1工場を神戸市東灘区に開設。
- 1982年11月神戸工場にハム・ソーセージ類の増産を目的として第2工場を増設。
- 1985年6月神戸工場第2工場にサラダ工場を増設、サラダの量産開始。
- 1985年10月スモークサーモン等の生産能力を増強するために神戸工場に第3工場を増設。
- 1986年4月M&A経営基盤強化のため、関係会社コウベデリカテッセン(株)を吸収合併。
- 1986年5月子会社(株)コウベデリカテッセンを設立。
- 1989年4月コロッケ専門店「神戸コロッケ」1号店を神戸市中央区に出店。
1990年代
- 1991年3月上場大阪証券取引所市場第二部特別指定銘柄に株式上場。
- 1991年5月サラダ・コロッケ等の生産能力を増強するために静岡ファクトリーを静岡県磐田郡豊岡村(現磐田市)に開設。
- 1991年6月カリー元年新発売。
- 1992年5月基幹ブランド「RF1」創設。
- 1996年1月大阪証券取引所市場第二部に指定。
- 1999年8月神戸・静岡・玉川の3ファクトリー同時に環境ISO14001の認証取得。
2000年代
- 2000年2月上場資本金55億4,416万円に増資、同時に東京証券取引所市場第一部に上場、大阪証券取引所市場第一部に指定。
- 2000年5月静岡ファクトリー第2棟増設、ファクトリーパーク竣工。
- 2001年1月アジアをテーマとした惣菜店舗「融合」1号店を東京都立川市に出店。
- 2003年2月フレッシュジュース専門店「ベジテリア」1号店を名古屋市中村区に出店。
- 2003年11月首都圏への商品供給強化を目的とした玉川SPSファクトリーを川崎市高津区に開設。
- 2004年10月神戸ヘッドオフィス/神戸ファクトリーを神戸市東灘区魚崎浜町15番地2に開設。
- 2005年9月和惣菜店舗「いとはん」1号店を大阪市北区に出店。
- 2009年4月静岡ファクトリー第3棟増設。
2010年代
- 2010年3月セレクトショップ「グリーン・グルメ」1号店を東京都豊島区に出店。
- 2012年8月子会社 岩田(上海)餐飲管理有限公司を設立。
- 2017年9月「RF1オンラインショップ(現ロック・フィールドオンラインショップ)」開設。
- 2018年1月企画開発拠点であるクリエイション・ラボを神戸ヘッドオフィス内に開設。
2020年代
- 2020年10月静岡ファクトリー第4棟増設。
- 2020年11月ロック・フィールド メンバーズ会員サイトリニューアル。ロック・フィールドオンラインショップへ改称。
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。
- 2022年6月創業創業50周年。「コーポレートシンボルマーク」と「ビジョン2030」を制定。
- 2022年10月冷凍食品ブランド「RFFF(ルフフフ)」創設。
- 2025年10月「食を通じて日本を旅する」をコンセプトにしたサラダ専門店「Umi & Yama Kitchen」1号店を大阪市北区に出店。
- 2026年4月国内「RF1」137店舗、「グリーン・グルメ」70店舗、「いとはん」33店舗、「神戸コロッケ」33店舗、「融合」9店舗、「ベジテリア」20店舗、「Umi & Yama Kitchen」1店舗、海外(中国)2店舗となる。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/4期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。
- 連結営業利益率2028年4月期まで5.0%
- ROE(自己資本利益率)2028年4月期まで6.0%以上
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
既存業態の利益率向上
百貨店、駅・駅ビル等の展開において、基幹ブランド「RF1」を中心にサラダの独自性・付加価値を追求し、「神戸コロッケ」「融合」ブランドのコンパクトモデル出店を行う。ファクトリーでは設備稼働向上やオペレーション効率化による生産性向上を図り、店舗ではサービス強化と会員向けアプリ等を活用したプロモーションで来店・利用を促進する。
- 02
新たな市場領域への拡大
冷凍食品の拡大に向けて新カテゴリーの商品開発に取り組み、外販・ECにおける配荷拡大を図る。また、若い世代向け新ブランド「Umi & Yama Kitchen」の1号店を出店し、異なるマーケットでの認知拡大を通じて新規顧客の獲得を目指す。
- 03
人財の活躍促進
人的資本経営の基本方針のもと、店舗や生産現場での専門能力向上施策を実施し、プロフェッショナル人財の育成と活躍を促進する。また、多様な人財が共創できる環境づくりや従業員エンゲージメントの向上に取り組む。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 11期分
グループ全体で1,590人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は500万円で、10期前と比べて+6.8%。平均年齢は39.2歳、平均勤続年数は15.1年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年4月 | — | — | — | 1,505 | — |
| 2017年4月 | — | — | — | 1,524 | — |
| 2018年4月 | — | — | — | 1,547 | — |
| 2019年4月 | 468 | 36.5 | 12.4 | 1,585 | — |
| 2020年4月 | 464 | 37.0 | 13.0 | 1,593 | — |
| 2021年4月 | 442 | 37.8 | 13.7 | 1,557 | — |
| 2022年4月 | 464 | 38.1 | 14.2 | 1,578 | — |
| 2023年4月 | 492 | 38.6 | 14.7 | 1,573 | — |
| 2024年4月 | 494 | 38.3 | 14.2 | 1,635 | 104 |
| 2025年4月 | 500 | 38.9 | 14.6 | 1,616 | 74 |
| 2026年4月 | 500 | 39.2 | 15.1 | 1,590 | 50 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年4月期の売上高は511億円、営業利益は8億円。前期と比べると減収減益で、売上が-0.2%、利益が-33.3%。
四半期の推移
10期分
直近は2026年4Qで、売上は260億円、営業利益は7億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+0.4%、営業利益は+16.7%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3Q | 137 | 6 | 4.4 | 4 |
| 2023年4Q | 119 | — | — | 2 |
| 2024年1Q | 126 | 5 | 4.0 | 3 |
| 2024年2Q | 125 | 3 | 2.4 | 3 |
| 2024年3Q | 142 | 8 | 5.6 | 5 |
| 2024年4Q | 121 | 1 | 0.8 | 2 |
| 2025年2Q | 253 | 6 | 2.4 | 1 |
| 2025年4Q | 259 | 6 | 2.3 | 2 |
| 2026年2Q | 251 | 1 | 0.4 | −1 |
| 2026年4Q | 260 | 7 | 2.7 | 2 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 15期分
2012年4月期からの15期で、売上は492億円から511億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は1.6%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 子会社 岩田(上海)餐飲管理有限公司を設立。 | |||||
| 2012年4月 | 492 | — | 26 | — | 14 |
| 2013年4月 | 488 | — | 19 | — | 9 |
| 2014年4月 | 490 | — | 17 | — | 9 |
| 2015年4月 | 489 | — | 20 | — | 12 |
| 2016年4月 | 499 | — | 26 | — | 16 |
| 「RF1オンラインショップ(現ロック・フィールドオンラインショップ)」開設。 | |||||
| 2017年4月 | 507 | — | 31 | — | 21 |
| 企画開発拠点であるクリエイション・ラボを神戸ヘッドオフィス内に開設。 | |||||
| 2018年4月 | 515 | — | 32 | — | 21 |
| 2019年4月 | 510 | — | 25 | — | 17 |
| 2020年4月 | 477 | — | 6 | — | 2 |
| 2021年4月 | 438 | — | 13 | — | 12 |
| 創業50周年。「コーポレートシンボルマーク」と「ビジョン2030」を制定。 | |||||
| 2022年4月 | 471 | — | 22 | — | 14 |
| 2023年4月 | 500 | — | 16 | — | 11 |
| 2024年4月 | 514 | 17 | 18 | 3.3 | 13 |
| 2025年4月 | 512 | 12 | 13 | 2.3 | 3 |
| 2026年4月 | 511 | 8 | 8 | 1.6 | 1 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年4月期
売上高511億円のうち、営業利益として残るのは8億円で1.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の0.2%にあたる。営業利益率は業種中央値4.1%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金42.7%218億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金55.8%285億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益1.6%8億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 15期分
2026年4月期は営業CFが23億円、投資CFが−17億円で、差し引きのフリーCFは6億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は128億円で、売上の3.0ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年4月 | 32 | −11 | −12 | 21 | 83 |
| 2013年4月 | 30 | −14 | −13 | 16 | 86 |
| 2014年4月 | 22 | −14 | −11 | 8 | 83 |
| 2015年4月 | 32 | −6 | −9 | 26 | 101 |
| 2016年4月 | 36 | −14 | −9 | 22 | 114 |
| 2017年4月 | 38 | −13 | −9 | 25 | 130 |
| 2018年4月 | 33 | −21 | −12 | 12 | 130 |
| 2019年4月 | 33 | −11 | −12 | 22 | 140 |
| 2020年4月 | 25 | −34 | 3 | −9 | 135 |
| 2021年4月 | 28 | −25 | −7 | 3 | 130 |
| 2022年4月 | 34 | −10 | −13 | 24 | 141 |
| 2023年4月 | 22 | −11 | −18 | 11 | 134 |
| 2024年4月 | 36 | −12 | −20 | 24 | 138 |
| 2025年4月 | 20 | −14 | −12 | 6 | 132 |
| 2026年4月 | 23 | −17 | −10 | 6 | 128 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 15期分
2026年4月期の総資産は349億円。このうち返さなくてよい自己資本が286億円で、自己資本比率は82.1%(業種中央値56.8%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年4月 | 290 | 226 | 64 | 77.8 |
| 2013年4月 | 289 | 229 | 60 | 79.2 |
| 2014年4月 | 284 | 233 | 51 | 81.8 |
| 2015年4月 | 293 | 240 | 53 | 81.8 |
| 2016年4月 | 309 | 249 | 60 | 80.6 |
| 2017年4月 | 328 | 264 | 64 | 80.4 |
| 2018年4月 | 337 | 277 | 60 | 82.1 |
| 2019年4月 | 346 | 285 | 61 | 82.3 |
| 2020年4月 | 333 | 278 | 55 | 83.4 |
| 2021年4月 | 353 | 282 | 71 | 79.8 |
| 2022年4月 | 365 | 291 | 74 | 79.7 |
| 2023年4月 | 360 | 292 | 68 | 80.9 |
| 2024年4月 | 360 | 291 | 69 | 80.9 |
| 2025年4月 | 353 | 289 | 64 | 81.9 |
| 2026年4月 | 349 | 286 | 63 | 82.1 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
食料品 123社との比較
同じ食料品の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で123社中8位あたり、逆に低いのはROEで123社中119位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,413で、1年前と比べて-8.5%。過去52週の値幅のなかでは54%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 368.9倍 |
| PBR | 1.29倍 |
| 配当利回り | 1.70% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
7/17は1,363円と上昇、25日線(1,324円)を+3%上回る。週足では52週高値1,586円から-14%と高値からは調整が進んだが、直近1ヶ月で+7.7%と回復基調。6/25に110,500株の出来高増加を伴い上昇、その後も50,000株前後と活況。75日線(1,311円)も上抜け、戻り局面。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 15/100)。
PERが356.81倍と同業平均27.92倍を大幅に上回り、PBRも1.25倍と業界平均1.59倍を下回るが、ROEは1.1%と低く収益性に懸念。配当利回りは1.78%と業界平均1.94%をやや下回る。配当性向が244.2%と高く持続性に疑問。割高感が強いが、配当利回りは一定水準を維持。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 368.9倍 | 28.6倍 |
| PBR | 1.29倍 | 1.63倍 |
| ROE | 0.3% | 7.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
高品質惣菜で確固たるブランドを持つが、直近は原材料高や人件費上昇の影響で収益性が低下。強気派はブランド力と健康志向追い風で長期的な成長を期待。弱気派はコスト上昇に価格転嫁が追いつかず、減益トレンドが続くと見る。
- ブランド力と品質
デパ地下などで強固なブランド認知、値上げしても需要が落ちにくい。
- 健康志向の追い風
野菜中心の商品構成が健康意識の高まりに合致。
- 業績回復余地
原材料高が一巡すれば利益率回復可能で、固定費削減も進む。
- 原材料コスト下落で利益改善2026年下期影響中
原料価格5%下落で営業利益2億円押上げ
- 業務用デリカ需要回復通年影響弱
外食回復で売上5億円増、営業利益0.5億円
- 自社株買いによるEPS押上げ不定影響弱
発行株1%消却でEPS約1%向上
- 配当利回り向上でバリュエーション修正次回決算影響弱
利回り1.8%超で安定株主増加
- コスト上昇の重圧
原材料・人件費上昇が続き、価格転嫁が限定的。
- 競争激化
スーパーのプライベートブランドや他社惣菜との競合でシェア圧迫。
- 業績低迷
2025/4期は営業利益率2.34%と低水準。
- 営業利益減少トレンド継続2025年通期影響強
前期17億→12億と5億円減益
- 低ROEによるPBR圧縮継続影響中
ROE1.1%でPBR1倍割れリスク
- 外国人保有比率低下で需給悪化継続影響弱
3.83%→3%以下で売り圧力
- 競争激化で販売単価下落2026年Q1影響中
デリカ市場合計10%減で営業利益1億円減
- 営業利益率
- コスト管理と価格転嫁の成否を測る。
- 既存店売上高
- ブランド力の維持状況と需要動向を把握。
- 原材料費比率
- コスト上昇の影響度を直接的に評価。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり24円で、前期から+4.3%。いまの株価に対する利回りは1.70%。増配か配当維持が1年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年4月 | 32 | — | 40.4 |
| 2018年4月 | 32 | 0.0 | 41.2 |
| 2019年4月 | 32 | 0.0 | 48.1 |
| 2020年4月 | 32 | 0.0 | 383.5 |
| 2021年4月 | 20 | −37.5 | 50.6 |
| 2022年4月 | 40 | 100.0 | 76.7 |
| 2023年4月 | 22 | −45.0 | 52.0 |
| 2024年4月 | 23 | 4.5 | 46.0 |
| 2025年4月 | 23 | 0.0 | 244.2 |
| 2026年4月 | 24 | 4.3 | 215.5 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥24
株主
有価証券報告書より
2026年4月期末の株主数は延べ29,900人。区分でいちばん多いのは個人・その他で58.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が37.9%を占め、残る62.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年4月% | 2022年4月% | 2023年4月% | 2024年4月% | 2025年4月% | 2026年4月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 51.4 | 53.1 | 53.1 | 55.5 | 55.5 | 58.2 |
| 金融機関 | 25.0 | 24.4 | 24.2 | 23.3 | 24.2 | 22.2 |
| 事業法人 | 18.2 | 18.2 | 18.1 | 15.9 | 15.8 | 15.7 |
| 外国法人 | 4.3 | 3.2 | 3.2 | 3.8 | 3.8 | 2.9 |
| 自己株式 | 0.8 | 0.7 | 0.7 | 2.5 | 2.5 | 2.4 |
| 証券会社 | 1.1 | 1.1 | 1.3 | 1.5 | 0.6 | 1.0 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社岩田 | 8.59 |
| 02 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 6.24 |
| 03 | ロック・フィールド取引先持株会 | 5.50 |
| 04 | 明治安田生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) | 4.90 |
| 05 | 株式会社四国銀行(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) | 4.64 |
| 06 | 岩田 弘三 | 2.93 |
| 07 | ロック・フィールド社員持株会 | 2.03 |
| 08 | 株式会社みなと銀行 | 1.54 |
| 09 | ニューコウチビル株式会社 | 1.24 |
| 10 | 株式会社三菱UFJ銀行 | 1.15 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 15期分
1株利益は15期で−93%、1株純資産は15期で+29%。直近期のROEは0.3%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年4月 | 54 | 849 | 6.5 | 14.2 | 46.2 |
| 2013年4月 | 33 | 861 | 3.9 | 29.1 | 55.1 |
| 2014年4月 | 35 | 875 | 4.1 | 25.9 | 51.4 |
| 2015年4月 | 45 | 904 | 5.0 | 27.6 | 55.0 |
| 2016年4月 | 61 | 939 | 6.6 | 26.9 | 40.3 |
| 2017年4月 | 78 | 994 | 8.1 | 22.7 | 40.4 |
| 2018年4月 | 79 | 1,041 | 7.7 | 26.6 | 41.2 |
| 2019年4月 | 65 | 1,073 | 6.2 | 24.4 | 48.1 |
| 2020年4月 | 7 | 1,046 | 0.7 | 179.8 | 383.5 |
| 2021年4月 | 44 | 1,060 | 4.2 | 35.1 | 50.6 |
| 2022年4月 | 52 | 1,094 | 4.8 | 27.4 | 76.7 |
| 2023年4月 | 41 | 1,096 | 3.7 | 37.4 | 52.0 |
| 2024年4月 | 47 | 1,115 | 4.3 | 32.5 | 46.0 |
| 2025年4月 | 13 | 1,106 | 1.1 | 122.2 | 244.2 |
| 2026年4月 | 4 | 1,095 | 0.3 | 342.5 | 215.5 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
9名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/4期の役員報酬は総額157百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 古塚孝志 | 代表取締役社長 | 61 | 71,000 |
| 吉井康太郎 | 常務取締役 管理本部・人事本部・品質保証部・冷凍食品推進室管掌 | 55 | 9,000 |
| 三好勝寛 | 取締役 企画開発本部長、購買本部管掌 | 56 | 8,000 |
| 一宮秀夫 | 取締役 営業本部長 | 62 | 6,000 |
| 柚木和代 | 取締役 | 66 | — |
| 北嶋紀子 | 取締役 | 51 | — |
| 結城昌平 | 常勤監査役 | 69 | 7,000 |
| 三戸一弥 | 監査役 | 68 | — |
| 米田小百合 | 監査役 | 59 | — |
役員報酬の内訳2026/4期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 102 | 14 | 117 | 23 |
| 社外取締役 | 7 | 30 | — | 30 | 4 |
| 監査役 | 1 | 10 | — | 10 | 10 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/4期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容450字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,387字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク3,221字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)8,051字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
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