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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

ロック・フィールド

ROCK FIELD CO.,LTD.2910 · Prime · 食料品

サラダ・惣菜の専業メーカー。複数ブランドを展開し、洋惣菜から和惣菜、アジア料理、冷凍食品までを提供する。

概要

ロック・フィールドは1972年創業の惣菜製造・販売企業である。百貨店や駅ビルを中心に「RF1」「グリーン・グルメ」「いとはん」「神戸コロッケ」など7つのブランドで洋風・和風・アジア惣菜を展開する。2026年4月期の連結売上高は511億円、従業員数は1,590人。1991年に大阪証券取引所に上場し、現在は東京証券取引所プライム市場に上場している。

惣菜事業の単一セグメント体制

当社グループは、当社と子会社2社(岩田(上海)餐飲管理有限公司を含む)で構成され、惣菜の製造・販売に特化した単一セグメントである。販売チャネルは百貨店・駅ビル等の直営店舗が売上の約95%を占め、残りを外販(卸)とオンラインショップが担う。2026年4月期の連結売上高は511億96百万円。中国子会社では現地向けの製造販売も行う。

百貨店直営を軸にしたブランド展開

2026年4月時点で国内に294店舗を展開する。内訳はRF1が137店、グリーン・グルメ70店、いとはん33店、神戸コロッケ33店、融合9店、ベジテリア20店、Umi & Yama Kitchen1店。海外は中国に2店舗。各ブランドは洋風・和風・アジア・コロッケ・ジュースなど異なる料理ジャンルを担当し、百貨店内での併設や駅ビル内の独立店舗として運営される。

収益力強化を目指す中期経営計画

2022年に策定した「ビジョン2030」に基づき、2026年4月期から2028年4月期までの中期経営計画を推進する。重点課題は既存業態の利益率向上、新たな市場領域への拡大(冷凍食品RFFFや新ブランドUmi & Yama Kitchen)、人財の活躍促進である。経営指標として連結営業利益率5.0%、ROE6.0%以上を目標に掲げる。2026年4月期の営業利益率は1.5%にとどまった。

業界の中での役割は惣菜製造・販売の専業メーカー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
511億円
営業利益
8億円
営業利益率
1.6%
純利益
1億円
2026/4 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/4
事業売上構成比利益利益率
RF1317億円61.9%
グリーン・グルメ98億円19.1%
その他97億円18.9%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01惣菜小売(量販店・専門店等)主力

「RF1」等のブランドで、スーパーマーケットや百貨店等に惣菜を製造・販売する。サラダを中心に洋惣菜、和惣菜、アジア料理等を多ブランド展開し、店頭での販売に加え、冷凍食品も展開している。

主な製品・サービス8
RF1
サラダ、フライ、料理等の洋惣菜を中心とした基幹ブランド。
グリーン・グルメ
当社ブランドのセレクトショップ。
いとはん
日本の食文化をサラダを中心に提案する和惣菜ブランド。
神戸コロッケ
素材と製法にこだわったコロッケを中心としたブランド。
融合
アジア料理を専門とした惣菜ブランド。
ベジテリア
野菜や果物を手軽に摂れるフレッシュジュースとスープのブランド。
Umi & Yama Kitchen
「食を通じて日本を旅する」をコンセプトにしたサラダブランド。
RFFF
冷凍食品ブランド。

製品と技術

洋風惣菜の中心「RF1」

RF1はサラダ、フライ、料理等の洋風惣菜を提供する基幹ブランドである。137店舗を展開し、主力のサラダは「ハーブチキンのプロテインサラダ」など一食として満足できる高付加価値商品を投入。2025年からカゴメ株式会社と協業し、トマトを使用した特別商品を季節ごとに販売している。百貨店・駅ビルを中心に日常使いの惣菜として需要を獲得している。

和風・アジア・コロッケの専門ブランド

いとはんは日本の食文化を活かした和さらだやおかずを提供し、「兵庫県水揚げほたるいかと春野菜の貝だし和え」などの季節商品を展開。融合はパクチーやレモングラス、魚醤を使ったアジア料理が特徴で、「海老のスパイスフレーク揚げ」を提案。神戸コロッケは「どらコロ とうもろこしクリーム」など独創的なコロッケを販売し、各ブランドが専門性を競う。

冷凍食品と新ブランドへの挑戦

2022年に創設した冷凍食品ブランド「RFFF」は、グルメスーパー等への外販を通じて新市場を開拓する。2025年には「Umi & Yama Kitchen」を出店し、肉・魚と野菜・玄米を組み合わせたサラダで若年層を取り込む。ベジテリアはケールと季節果物のジュースを提供。これらの取り組みは、百貨店依存からの脱却と新たな顧客層の獲得を目的としている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

同業の企業

食料品の時価総額近傍。太字がロック・フィールド

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12931ユーグレナ474億円
22594キーコーヒー461億円44.0倍
32820やまみ411億円21.4倍
42923サトウ食品400億円14.2倍
52268B-R サーティワン アイスクリーム390億円23.4倍
62910ロック・フィールド379億円368.9倍
72831はごろもフーズ379億円13.1倍
82221岩塚製菓366億円15.4倍
92114フジ日本352億円10.9倍
102915ケンコーマヨネーズ341億円10.4倍
112294柿安本店319億円30.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 35件

資本金300万円で創業した1972年

1972年6月、神戸市に資本金300万円で株式会社ロック・フィールドを設立し、惣菜の製造販売を開始した。1973年7月に髙島屋と取引を開始し、大阪店に出店。1980年3月には髙島屋横浜店に出店し関東地区に進出した。同年11月には神戸工場第1工場を開設し、生産体制を整えた。

工場増設とサラダ量産化への道

1982年に第2工場を増設しハム・ソーセージの増産を図った。1985年6月にはサラダ工場を増設しサラダの量産を開始。同年10月には第3工場を増設しスモークサーモン等の生産能力を強化した。1986年4月には関係会社コウベデリカテッセンを吸収合併し、経営基盤を強化した。これらの投資がサラダ事業の基盤となった。

コロッケ専門店と株式上場

1989年4月、神戸市にコロッケ専門店「神戸コロッケ」1号店を出店。1991年3月に大阪証券取引所市場第二部特別指定銘柄に株式上場した。1991年5月には静岡ファクトリーを開設しサラダ・コロッケの生産能力を増強。1992年5月には基幹ブランド「RF1」を創設し、ブランド戦略を本格化させた。

新ブランド相次ぐ立ち上げと首都圏強化

2001年1月にアジア惣菜「融合」1号店を東京都立川市に出店。2003年2月にはフレッシュジュース専門店「ベジテリア」1号店を名古屋市に、2005年9月には和惣菜「いとはん」1号店を大阪市に、2010年3月にはセレクトショップ「グリーン・グルメ」1号店を東京都豊島区に出店した。2003年11月には首都圏への供給強化を目的に玉川SPSファクトリーを川崎市に開設。

中国進出とオンライン販売の開始

2012年8月、中国に子会社岩田(上海)餐飲管理有限公司を設立し、現地での製造販売を開始。2017年9月には「RF1オンラインショップ」を開設し、EC販売に参入した。2020年10月には静岡ファクトリー第4棟を増設し生産能力を拡大。2022年6月の創業50周年を機に「コーポレートシンボルマーク」と「ビジョン2030」を制定した。

新ブランド投入とプライム市場移行

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しによりプライム市場に移行。2022年10月には冷凍食品ブランド「RFFF」を創設した。2025年10月には「食を通じて日本を旅する」をコンセプトにしたサラダ専門店「Umi & Yama Kitchen」1号店を大阪市に出店。2026年4月時点の店舗数は国内294店、海外2店となった。

年表35件を開く

1970年代

  • 1972年6月創業株式会社ロック・フィールドを資本金300万円で設立。本店を神戸市生田区元町通2丁目95番地(現神戸市中央区元町通2丁目4番1号)に設置。惣菜の製造販売業を開始。
  • 1973年7月髙島屋と取引開始、大阪店に出店。大阪地区進出。

1980年代

  • 1980年3月髙島屋横浜店に出店。関東地区進出。
  • 1980年11月神戸工場第1工場を神戸市東灘区に開設。
  • 1982年11月神戸工場にハム・ソーセージ類の増産を目的として第2工場を増設。
  • 1985年6月神戸工場第2工場にサラダ工場を増設、サラダの量産開始。
  • 1985年10月スモークサーモン等の生産能力を増強するために神戸工場に第3工場を増設。
  • 1986年4月M&A経営基盤強化のため、関係会社コウベデリカテッセン(株)を吸収合併。
  • 1986年5月子会社(株)コウベデリカテッセンを設立。
  • 1989年4月コロッケ専門店「神戸コロッケ」1号店を神戸市中央区に出店。

1990年代

  • 1991年3月上場大阪証券取引所市場第二部特別指定銘柄に株式上場。
  • 1991年5月サラダ・コロッケ等の生産能力を増強するために静岡ファクトリーを静岡県磐田郡豊岡村(現磐田市)に開設。
  • 1991年6月カリー元年新発売。
  • 1992年5月基幹ブランド「RF1」創設。
  • 1996年1月大阪証券取引所市場第二部に指定。
  • 1999年8月神戸・静岡・玉川の3ファクトリー同時に環境ISO14001の認証取得。

2000年代

  • 2000年2月上場資本金55億4,416万円に増資、同時に東京証券取引所市場第一部に上場、大阪証券取引所市場第一部に指定。
  • 2000年5月静岡ファクトリー第2棟増設、ファクトリーパーク竣工。
  • 2001年1月アジアをテーマとした惣菜店舗「融合」1号店を東京都立川市に出店。
  • 2003年2月フレッシュジュース専門店「ベジテリア」1号店を名古屋市中村区に出店。
  • 2003年11月首都圏への商品供給強化を目的とした玉川SPSファクトリーを川崎市高津区に開設。
  • 2004年10月神戸ヘッドオフィス/神戸ファクトリーを神戸市東灘区魚崎浜町15番地2に開設。
  • 2005年9月和惣菜店舗「いとはん」1号店を大阪市北区に出店。
  • 2009年4月静岡ファクトリー第3棟増設。

2010年代

  • 2010年3月セレクトショップ「グリーン・グルメ」1号店を東京都豊島区に出店。
  • 2012年8月子会社 岩田(上海)餐飲管理有限公司を設立。
  • 2017年9月「RF1オンラインショップ(現ロック・フィールドオンラインショップ)」開設。
  • 2018年1月企画開発拠点であるクリエイション・ラボを神戸ヘッドオフィス内に開設。

2020年代

  • 2020年10月静岡ファクトリー第4棟増設。
  • 2020年11月ロック・フィールド メンバーズ会員サイトリニューアル。ロック・フィールドオンラインショップへ改称。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。
  • 2022年6月創業創業50周年。「コーポレートシンボルマーク」と「ビジョン2030」を制定。
  • 2022年10月冷凍食品ブランド「RFFF(ルフフフ)」創設。
  • 2025年10月「食を通じて日本を旅する」をコンセプトにしたサラダ専門店「Umi & Yama Kitchen」1号店を大阪市北区に出店。
  • 2026年4月国内「RF1」137店舗、「グリーン・グルメ」70店舗、「いとはん」33店舗、「神戸コロッケ」33店舗、「融合」9店舗、「ベジテリア」20店舗、「Umi & Yama Kitchen」1店舗、海外(中国)2店舗となる。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/4期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結営業利益率2028年4月期まで5.0%
  • ROE(自己資本利益率)2028年4月期まで6.0%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    既存業態の利益率向上

    百貨店、駅・駅ビル等の展開において、基幹ブランド「RF1」を中心にサラダの独自性・付加価値を追求し、「神戸コロッケ」「融合」ブランドのコンパクトモデル出店を行う。ファクトリーでは設備稼働向上やオペレーション効率化による生産性向上を図り、店舗ではサービス強化と会員向けアプリ等を活用したプロモーションで来店・利用を促進する。

  2. 02

    新たな市場領域への拡大

    冷凍食品の拡大に向けて新カテゴリーの商品開発に取り組み、外販・ECにおける配荷拡大を図る。また、若い世代向け新ブランド「Umi & Yama Kitchen」の1号店を出店し、異なるマーケットでの認知拡大を通じて新規顧客の獲得を目指す。

  3. 03

    人財の活躍促進

    人的資本経営の基本方針のもと、店舗や生産現場での専門能力向上施策を実施し、プロフェッショナル人財の育成と活躍を促進する。また、多様な人財が共創できる環境づくりや従業員エンゲージメントの向上に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 11期分

グループ全体で1,590人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は500万円で、10期前と比べて+6.8%平均年齢は39.2歳、平均勤続年数は15.1年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年4月1,505
2017年4月1,524
2018年4月1,547
2019年4月46836.512.41,585
2020年4月46437.013.01,593
2021年4月44237.813.71,557
2022年4月46438.114.21,578
2023年4月49238.614.71,573
2024年4月49438.314.21,635104
2025年4月50038.914.61,61674
2026年4月50039.215.11,59050

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年4月期・提出会社(単体)
女性管理職比率17.4%
縦線は目安の30%
男性育休取得率71.4%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)68.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
静岡ファクトリー 静岡託児所 従業員用社宅 — 静岡県磐田市6,625百万円
神戸ヘッドオフィス 神戸ファクトリー 神戸託児所 — 神戸市東灘区4,326百万円
玉川ファクトリー — 川崎市高津区1,358百万円
RF1 阪神梅田店他 計137店舗876百万円
グリーン・グルメ アトレヴィ三鷹店他 計70店舗345百万円
神戸コロッケ 髙島屋横浜店他 計33店舗71百万円
東京オフィス — 東京都中央区58百万円
いとはん 大丸東京店他 計33店舗51百万円
融合 髙島屋玉川店他 計9店舗13百万円
ベジテリア 髙島屋JR名古屋店他 計20店舗9百万円
ほか1件の開示あり

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年4月期の売上高は511億円営業利益8億円前期と比べると減収減益で、売上が-0.2%、利益が-33.3%。

売上高
-0.2%
511億円
営業利益
-33.3%
8億円
純利益
-66.7%
1億円
営業利益率
1.6%
前期比 -0.8%pt

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は260億円、営業利益は7億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+0.4%、営業利益は+16.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q13764.44
2023年4Q1192
2024年1Q12654.03
2024年2Q12532.43
2024年3Q14285.65
2024年4Q12110.82
2025年2Q25362.41
2025年4Q25962.32
2026年2Q25110.4−1
2026年4Q26072.72

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年4月期からの15期で、売上は492億円から511億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は1.6%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
子会社 岩田(上海)餐飲管理有限公司を設立。
2012年4月4922614
2013年4月488199
2014年4月490179
2015年4月4892012
2016年4月4992616
「RF1オンラインショップ(現ロック・フィールドオンラインショップ)」開設。
2017年4月5073121
企画開発拠点であるクリエイション・ラボを神戸ヘッドオフィス内に開設。
2018年4月5153221
2019年4月5102517
2020年4月47762
2021年4月4381312
創業50周年。「コーポレートシンボルマーク」と「ビジョン2030」を制定。
2022年4月4712214
2023年4月5001611
2024年4月51417183.313
2025年4月51212132.33
2026年4月511881.61

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年4月期

売上高511億円のうち、営業利益として残るのは8億円1.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の0.2%にあたる。営業利益率は業種中央値4.1%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金42.7%218億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金55.8%285億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益1.6%8億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
57.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比2.6pt
1.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比3.0pt
0.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比7.0pt
0.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 15期分

2026年4月期は営業CFが23億円、投資CFが−17億円で、差し引きのフリーCFは6億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は128億円で、売上の3.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年4月32−11−122183
2013年4月30−14−131686
2014年4月22−14−11883
2015年4月32−6−926101
2016年4月36−14−922114
2017年4月38−13−925130
2018年4月33−21−1212130
2019年4月33−11−1222140
2020年4月25−343−9135
2021年4月28−25−73130
2022年4月34−10−1324141
2023年4月22−11−1811134
2024年4月36−12−2024138
2025年4月20−14−126132
2026年4月23−17−106128

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 15期分

2026年4月期の総資産は349億円。このうち返さなくてよい自己資本が286億円で、自己資本比率は82.1%(業種中央値56.8%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年4月2902266477.8
2013年4月2892296079.2
2014年4月2842335181.8
2015年4月2932405381.8
2016年4月3092496080.6
2017年4月3282646480.4
2018年4月3372776082.1
2019年4月3462856182.3
2020年4月3332785583.4
2021年4月3532827179.8
2022年4月3652917479.7
2023年4月3602926880.9
2024年4月3602916980.9
2025年4月3532896481.9
2026年4月3492866382.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年4月期の内訳
現金及び預金
132億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
176億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
63億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
73
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率3 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

食料品 123社との比較

同じ食料品の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率123社中8位あたり、逆に低いのはROE123社中119位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
0.3%/中央値 7.3%
P25 3.7%P75 11.4%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
1.6%/中央値 4.1%
P25 2.7%P75 7.7%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
82.1%/中央値 56.8%
P25 46.5%P75 67.3%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-0.2%/中央値 3.4%
P25 0.7%P75 6.3%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.7%/中央値 2.3%
P25 1.5%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,413で、1年前と比べて-8.5%過去52週の値幅のなかでは54%の位置にある。

¥1,413-0.5%1ヶ月+5.0%1年-8.5%時価総額379億円
過去52週の値幅
安値¥1,214高値¥1,584

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)368.9倍
PBR1.29倍
配当利回り1.70%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

7/17は1,363円と上昇、25日線(1,324円)を+3%上回る。週足では52週高値1,586円から-14%と高値からは調整が進んだが、直近1ヶ月で+7.7%と回復基調。6/25に110,500株の出来高増加を伴い上昇、その後も50,000株前後と活況。75日線(1,311円)も上抜け、戻り局面。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 15/100)

PERが356.81倍と同業平均27.92倍を大幅に上回り、PBRも1.25倍と業界平均1.59倍を下回るが、ROEは1.1%と低く収益性に懸念。配当利回りは1.78%と業界平均1.94%をやや下回る。配当性向が244.2%と高く持続性に疑問。割高感が強いが、配当利回りは一定水準を維持。

指標この会社業種平均
PER (実績)368.9倍28.6倍
PBR1.29倍1.63倍
ROE0.3%7.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

高品質惣菜で確固たるブランドを持つが、直近は原材料高や人件費上昇の影響で収益性が低下。強気派はブランド力と健康志向追い風で長期的な成長を期待。弱気派はコスト上昇に価格転嫁が追いつかず、減益トレンドが続くと見る。

プラスに働く材料7
  • ブランド力と品質

    デパ地下などで強固なブランド認知、値上げしても需要が落ちにくい。

  • 健康志向の追い風

    野菜中心の商品構成が健康意識の高まりに合致。

  • 業績回復余地

    原材料高が一巡すれば利益率回復可能で、固定費削減も進む。

  • 原材料コスト下落で利益改善2026年下期影響

    原料価格5%下落で営業利益2億円押上げ

  • 業務用デリカ需要回復通年影響

    外食回復で売上5億円増、営業利益0.5億円

  • 自社株買いによるEPS押上げ不定影響

    発行株1%消却でEPS約1%向上

  • 配当利回り向上でバリュエーション修正次回決算影響

    利回り1.8%超で安定株主増加

マイナスに働く材料7
  • コスト上昇の重圧

    原材料・人件費上昇が続き、価格転嫁が限定的。

  • 競争激化

    スーパーのプライベートブランドや他社惣菜との競合でシェア圧迫。

  • 業績低迷

    2025/4期は営業利益率2.34%と低水準。

  • 営業利益減少トレンド継続2025年通期影響

    前期17億→12億と5億円減益

  • 低ROEによるPBR圧縮継続影響

    ROE1.1%でPBR1倍割れリスク

  • 外国人保有比率低下で需給悪化継続影響

    3.83%→3%以下で売り圧力

  • 競争激化で販売単価下落2026年Q1影響

    デリカ市場合計10%減で営業利益1億円減

次の決算で確かめる点
営業利益率
コスト管理と価格転嫁の成否を測る。
既存店売上高
ブランド力の維持状況と需要動向を把握。
原材料費比率
コスト上昇の影響度を直接的に評価。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり24で、前期から+4.3%いまの株価に対する利回りは1.70%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥24
1株あたり
配当利回り
1.70%
いまの株価に対して
配当性向
215.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年4月3240.4
2018年4月320.041.2
2019年4月320.048.1
2020年4月320.0383.5
2021年4月20−37.550.6
2022年4月40100.076.7
2023年4月22−45.052.0
2024年4月234.546.0
2025年4月230.0244.2
2026年4月244.3215.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥24

株主

有価証券報告書より

2026年4月期末の株主数は延べ29,900人。区分でいちばん多いのは個人・その他58.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が37.9%を占め、残る62.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年4月%2022年4月%2023年4月%2024年4月%2025年4月%2026年4月%
個人・その他51.453.153.155.555.558.2
金融機関25.024.424.223.324.222.2
事業法人18.218.218.115.915.815.7
外国法人4.33.23.23.83.82.9
自己株式0.80.70.72.52.52.4
証券会社1.11.11.31.50.61.0
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社岩田8.59
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)6.24
03ロック・フィールド取引先持株会5.50
04明治安田生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)4.90
05株式会社四国銀行(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)4.64
06岩田 弘三2.93
07ロック・フィールド社員持株会2.03
08株式会社みなと銀行1.54
09ニューコウチビル株式会社1.24
10株式会社三菱UFJ銀行1.15

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で−93%、1株純資産は15期で+29%。直近期のROEは0.3%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年4月548496.514.246.2
2013年4月338613.929.155.1
2014年4月358754.125.951.4
2015年4月459045.027.655.0
2016年4月619396.626.940.3
2017年4月789948.122.740.4
2018年4月791,0417.726.641.2
2019年4月651,0736.224.448.1
2020年4月71,0460.7179.8383.5
2021年4月441,0604.235.150.6
2022年4月521,0944.827.476.7
2023年4月411,0963.737.452.0
2024年4月471,1154.332.546.0
2025年4月131,1061.1122.2244.2
2026年4月41,0950.3342.5215.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/4期の役員報酬は総額157百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
古塚孝志代表取締役社長6171,000
吉井康太郎常務取締役 管理本部・人事本部・品質保証部・冷凍食品推進室管掌559,000
三好勝寛取締役 企画開発本部長、購買本部管掌568,000
一宮秀夫取締役 営業本部長626,000
柚木和代取締役66
北嶋紀子取締役51
結城昌平常勤監査役697,000
三戸一弥監査役68
米田小百合監査役59

役員報酬の内訳2026/4

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)51021411723
社外取締役730304
監査役1101010

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/4期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容450字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社の企業集団は、当社と子会社2社で構成され、惣菜の製造・販売を行っております。 販売業態といたしましては、サラダ、フライ、料理等の洋惣菜を中心とした基幹ブランド「RF1(アール・エフ・ワン)」、当社ブランドのセレクトショップ「グリーン・グルメ」、日本の食文化をさらだを中心に提案する和惣菜ブランド「いとはん」、素材と製法にこだわったコロッケを中心としたブランド「神戸コロッケ」、アジア料理を専門とした惣菜ブランド「融合」、野菜や果物を手軽に摂れるフレッシュジュースとスープのブランド「ベジテリア」、「食を通じて日本を旅する」をコンプトにしたサラダブランド「Umi & Yama Kitchen」、冷凍食品ブランド「RFFF(ルフフフ)」を展開しております。 連結子会社である岩田(上海)餐飲管理有限公司は中国で惣菜の製造・販売を行っております。 なお、当社グループは惣菜事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,387字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、以下の企業理念・価値観のもと、株主・顧客・取引先・従業員等全てのステークホルダーの信頼と期待に応えるべく、惣菜を通じて健康で豊かなライフスタイルの提案を行ってまいります。 また、取り巻く経営環境が大きく変化する中、2022年に「ビジョン2030」を策定いたしました。 「ビジョン2030」の実現に向け、第2フェーズとなる中期経営計画(2026年4月期~2028年4月期)では、 これまで培ってきたビジネスモデルを更に磨きながら、既成の枠にとらわれることなく、食の楽しみや食を通じた幸せをお届けし、持続的に成長する食の会社を目指してまいります。 (2)経営戦略 中期経営計画(2026年4月期~2028年4月期)におきましては、2030年に目指す姿「ビジョン2030」の実現に向けた具体的な戦略として、「成長へ繋げる改革」と「未来へのチャレンジ」の両立を基本方針とし、3つの戦略テーマ「既存業態の利益率向上」「新たな市場領域への拡大」「人財の活躍促進」を推進することで、事業構造の改革と、人財の活躍促進に取り組んでまいります。 1.既存業態の利益率向上 百貨店、駅・駅ビル等の展開において、基幹ブランド「RF1」を中心にサラダの独自性・付加価値の更なる追求を図るとともに、「神戸コロッケ」「融合」ブランドのコンパクトモデル出店を行います。また、ファクトリーにおいては設備稼働の向上やオペレーションの効率化による生産性向上を図ります。加えて、店舗では顧客満足向上を目指しサービスを強化するとともに、ロック・フィールドメンバーズの会員に対して、アプリ等を活用したプロモーションによる来店・利用促進を図ります。これらの取り組みにより売上・利益の最大化を目指します。 2.新たな市場領域への拡大 冷凍食品の拡大に向けて新カテゴリーの商品開発に取り組むとともに、外販・ECにおける配荷の拡大を図ります。また、若い世代に向けた新ブランド「Umi & Yama Kitchen」の1号店を出店し、これまでとは異なるマーケットにおける認知拡大を通して新たな顧客づくりに取り組んでまいります。 3.人財の活躍促進 人財を価値創造の源泉と捉え、個人の成長を通じて当社グループの持続的成長の実現を目指すという人的資本経営の基本方針のもと、店舗や生産現場における専門能力向上に向けた施策を実施し、プロフェッショナル人財の育成と活躍促進を進めてまいります。 また、当社グループは中長期的な企業価値の向上に向けて、環境への配慮、社会的課題の解決、ガバナンス 等 の要素を含むサステナビリティ課題への対応が重要な経営課題であるとの考えに基づき、 2022年に設定した「重 点領域・重点課題」の見直しを行い、 2024年に4領域11項目の「マテリアリティ」を再設定し、年度事業計画や 中期経営計画に反映させていくこととしております。 領域   マテリアリティ項目 新しい価値の創造   ・ライフスタイル・価値観の多様化に応じた新価値提案 ・魅力ある「惣菜」の創造による市場・顧客開拓 地域環境と産業の共生   ・持続可能な調達活動 ・持続可能な国内農業への貢献 ・脱炭素・循環型社会への貢献 持続可能な成長を支える経営基盤   ・企業価値向上のための戦略立案と実行の強化 ・事業運営の効率化とオペレーションの最適化 ・経営スキルの定義と次世代リーダーの育成 ・持続可能な成長を支えるガバナンスの強化 人財の活躍促進   ・多様な人財が共創できる環境づくり ・従業員エンゲージメントの向上 (3)経営環境及び優先的に対処すべき事業上の課題 当社グループを取り巻く経営環境は、少子高齢化や人口減少の進展に加え、単身世帯・共働き世帯の増加など、ライフスタイルの変化により、食に対するニーズの多様化が進んでおります。また、原材料価格やエネルギー価格の高止まり、人手不足の深刻化に伴う人件費の上昇など、事業運営コストの増加が継続することが見込まれております。 中食・惣菜業界におきましては、調理時間の短縮や利便性への需要の高まりを背景に、今後も一定の規模を維持すると考えられます。しかしながら、需要構造は変化しており、ハレの日需要に加え、日常の食事を支えるインフラとしての役割が一層求められるようになっております。 このような環境のもと、当社グループは、売上の約95%を占める百貨店や駅ビルを中心とした直営店舗における来店客数の回復が重要課題であると認識しており、主力商品であるサラダを軸に商品とコミュニケーションの連動等により、日常使いのお店としてのご来店のきっかけを創出し、ご利用機会の拡大を図ってまいります。 (4)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標 当社グループは、事業を継続的に発展させていくためには、生販一体のビジネスモデルの強みを活かしながら生産性の向上を図り、持続的な収益力の強化と資本効率の向上を実現していくことが重要であると考えております。このため、事業活動における収益性を示す「連結営業利益率」と、株主資本の効率的な活用状況を示す「ROE(自己資本利益率)」を重要な経営指標として位置付けており、中期経営計画(2026年4月期~2028年4月期)の最終年度におきましては、連結営業利益率5.0%、ROE6.0%以上の達成を目標として掲げ、収益性と資本効率の両面から企業価値の向上に取り組んでおります。
事業等のリスク3,221字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 (1)リスク管理体制 当社グループのリスク管理体制は、経営戦略に関するリスク及びコンプライアンスリスクについては取締役会及びコンプライアンス委員会が中心となり、事業運営に関するリスクについては危機管理委員会が中心となって推進しております。 経営判断において適切にリスクを把握することができるよう、独立社外取締役が3分の1以上を占める取締役会において、商品の品質事故や従業員ホットラインへの通報などコンプライアンス・危機管理に関する情報のモニタリングを毎月行っております。また、経営リスクに繋がるおそれが顕在化した場合には、随時取締役会にて共有し、重大な経営リスクの未然防止・早期発見・再発防止を図っております。 危機管理委員会は、危機管理総括責任者である管理本部長を委員長、危機管理室長を事務局とし、各部門の本部長、品質保証部・広報室の責任者等を構成員としており、危機管理規程に基づいて、当社グループの経営に重大な影響を及ぼすと想定される大規模災害やサイバー攻撃等のリスクの抽出と未然防止策の検討を行うとともに、外部専門家を講師とする初動対応訓練や勉強会を開催するなど、役員・従業員の危機意識向上に努めております。また、重大な経営危機が発生した場合には、危機管理規程の基準に従って代表取締役社長を本部長とする対策本部を設置し、状況に応じて適切に対応できる仕組みを構築しております。 (2)主要な事業等のリスク 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。ただし、当社グループの全てのリスクを網羅したものではなく、現時点では予見できないまたは問題とされていないリスクの影響を将来受ける可能性があります。 なお、文中における将来に関する事項は、本有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 ①経営戦略に関するリスク リスクの概要   主な対策 市場環境の急激な変化 ・消費者の嗜好や購買行動の変化への対応遅れ ・競争環境の変化による競争力・ブランド価値の低下 ・商業施設再編や立地環境変化による退店・業態変更 ・想定外の店舗撤退・ブランド変更等による費用増加   ・食のトレンドを踏まえた商品企画力・開発力の強化 ・顧客視点による店舗環境(買いやすさ、見やすさ、QSC)の改善 ・出店戦略の見直し、軽装備店舗モデルの導入、立地に応じたブランド展開 ・オンライン・外販(卸)等の販売チャネル多様化 労働人口減少及び人件費上昇 ・少子高齢化による労働人口の減少に伴う人材確保の困難化 ・人材獲得競争激化による採用コスト及び人件費の上昇 ・最低賃金引上げや待遇改善による固定費増加 ・人員不足による生産能力制約や新規出店の遅延   ・生産ラインや店舗の機械化・少人化による生産性向上 ・柔軟な働き方の導入等、働きやすい職場環境の整備 ・従業員定着率向上に向けた制度・施策の充実 ・人材育成強化による内部人材の高度化 原材料調達及び物流体制に関するリスク ・一次産業における担い手不足による原材料供給制約 ・安定的な商品供給体制の維持困難 ・物流業界の人手不足による配送遅延やコスト上昇   ・契約農家等との連携強化による安定調達体制の構築 ・新たな調達産地の開拓や複数調達ルートの確保 ・配送条件等の見直しや積載効率・運行効率向上への取り組み ・サプライチェーン全体の最適化推進 地政学リスク(戦争・紛争・政情不安等) ・原材料調達地域の紛争等による供給停止 ・輸入ルート変更による調達コスト増加 ・エネルギー価格の高騰によるコスト増加 ・原材料価格の上昇による収益圧迫   ・調達地域及びサプライヤーの分散 ・代替調達手段・ルートの確保 ・市場環境変化に応じた仕入・価格戦略の見直し ②事業運営に関するリスク(オペレーショナルリスク・ハザードリスク) リスクの概要   主な対策 食の安全性 ・食中毒や異物混入、品質不良の発生 ・商品回収や営業停止による売上減少 ・損害賠償や対応費用の発生 ・ブランドイメージ毀損による信用低下   ・品質保証部による社内及び取引先の定期的な監査 ・厳格な品質管理・衛生管理体制の構築 ・自社基準の設定と運用の徹底 ・従業員教育の実施による意識向上 ・購買本部と取引先との連携により、有事に速やかに対応できる協力体制の構築 情報漏えい及びサイバーセキュリティ ・サイバー攻撃や内部不正による情報漏えい ・システム障害による事業活動の中断 ・損害賠償や復旧費用の発生 ・社会的信用の低下   ・セキュリティポリシーの整備・運用 ・システム及びネットワークの防御強化 ・脆弱性診断・ペネトレーションテスト実施 ・従業員教育による情報管理意識向上 自然災害(地震・津波等) ・生産・販売拠点の被災による事業停止 ・基幹システム障害による業務中断 ・売上減少及び復旧費用の増加   ・拠点間の相互補完体制の構築 ・データバックアップ及びクラウド化 ・BCP(事業継続計画)の整備・運用 異常気象及び気候変動 ・原材料の収穫量減少・品質低下 ・調達価格上昇による収益圧迫 ・物流障害による配送遅延 ・廃棄増加によるロス拡大   ・調達産地の開拓や複数調達ルートの確保 ・契約農家や生産者との関係強化による良質・安定的な原材料供給体制の構築 ・計画購買による原材料調達の安定化 ・配送条件等の見直しや積載効率・運行効率の向上への取り組み 感染症の流行(パンデミック) ・従業員感染による人員不足 ・工場・店舗の閉鎖 ・生産・販売活動の制約による売上減少   ・従業員の安全を第一とする感染防止対策の徹底 ・危機管理規程に基づく適切な管理体制を構築 ・BCPに基づく事業継続対応 ③コンプライアンスリスク リスクの概要   主な対策 食品関連法令違反 ・食品衛生法・食品表示等の法令違反 ・営業停止・行政処分 ・商品回収による費用増加 ・信用低下による売上減少   ・食品衛生に関する法定基準に加え、より厳格な自社基準の設定・運用により、新たな法的規制による費用の発生を抑制 ・品質保証部による社内及び取引先の定期的な監査(衛生管理や表示管理体制) ・購買本部と取引先との連携により、有事に速やかに対応できる協力体制の構築 人権の侵害 ・ハラスメント等の人権侵害 ・訴訟リスク及び人材流出 ・企業イメージ低下 ・取引先における人権問題(ハラスメント等)の発生   ・「ロック・フィールド人権方針」「ロック・フィールド カスタマーハラスメントに対する基本方針」の策定・運用 ・人権デューデリジェンスの構築・運用 ・従業員及び取引先からの相談・通報を受け付けるホットラインの設置 ・取締役会によるモニタリング ・教育・啓発活動の推進 環境関連法規制 ・気候変動規制強化への対応負担増 ・炭素税等によるコスト上昇 ・規制対応遅れによる違反リスク   ・再生可能エネルギー導入 ・温室効果ガス排出削減施策 ・環境配慮型資材の活用 ・規制動向の継続モニタリング 労働関連法違反 ・労務管理不備による法令違反 ・行政指導・処分リスク ・社会的信用低下 ・採用競争力の低下   ・法改正情報の収集・適正な対応のための労務コンプライアンス体制整備 ・管理者教育の実施 ・労務コンサルタントとの連携強化 新規事業等における法令対応 ・法令認識不足による違反 ・対応遅延による事業化の遅れ ・追加対応コストの発生   ・法改正情報の収集体制整備 ・各部門から法務担当者への事前相談の習慣化 ・事前レビュー体制の構築
経営成績の分析 (MD&A)8,051字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」と いう。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果を背景に、緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、米国の関税政策の影響や金融・資本市場の変動に加え、中東情勢の緊迫化に伴う資源価格の高止まりや供給面への影響懸念等により、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。 中食・惣菜業界におきましては、原材料価格や人件費の上昇に加え、物価高騰による消費者の節約志向が継続しており、引き続き厳しい状況となっております。 このような経営環境のもと、当社グループは、「ビジョン2030」達成に向けた第二フェーズとなる3か年の中期経営計画を策定し、「既存業態の利益率向上」「新たな市場領域への拡大」「人財の活躍促進」の3つの戦略テーマに取り組んでおります。初年度である2026年4月期は、「既存業態の利益率向上」として商品設計及び販売価格の見直しや製造工程の改善を行い、「新たな市場領域への拡大」として2025年10月に新ブランド「Umi & Yama Kitchen」の1号店をグランフロント大阪(大阪市)に出店いたしました。また、「人財の活躍促進」として社内公募制度の活用等によりチャレンジの促進と働きがいのある環境づくりを推進いたしました。 以上の結果、都市部店舗の売上は概ね好調に推移したものの、百貨店の閉店に伴う退店や消費者の節約志向の影響が継続している地方・郊外の店舗の売上は前連結会計年度を下回る水準で推移したことから、当連結会計年度の売上高は51,096百万円(前期比0.2%減)となりました。利益面につきましては、上述の「既存業態の利益率向上」の取り組みによって一定の効果はあげたものの、時給単価の上昇に伴うパート人件費の増加に加え、店舗レジの更新に伴う減価償却費の増加等により販売費及び一般管理費が増加したことで、全体のコスト上昇を吸収するには至らず、営業利益は780百万円(前期比37.2%減)、経常利益は800百万円(前期比38.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は98百万円(前期比69.9%減)となりました。なお、当連結会計年度におきましては、特別損失として固定資産の減損損失249百万円及び海外連結子会社の解散に伴う損失見込額として関係会社清算損53百万円及び貸倒引当金繰入額5百万円を計上しております。 主な業態別の概況は以下のとおりであります。 当社は、百貨店、駅・駅ビル等における販売業態として「RF1」「グリーン・グルメ」「いとはん」「神戸コロッケ」「融合」「ベジテリア」「Umi & Yama Kitchen」を店舗展開しております。 「RF1」におきましては、多様化するマーケットや食シーンへの対応を目的に、価格帯の幅を広げる品揃えの見直しや、軽やかでありながら、一食分の食事として満足できるサラダ「ハーブチキンのプロテインサラダ」などを展開いたしました。また、2025年3月11日に業務提携したカゴメ株式会社との協業の一環として、2025年8月31日の「野菜の日」と2026年1月31日の「愛菜の日」には、同社製品やトマトを使用した特別商品を通じて、美味しく健康的なサラダを提案いたしました。 「グリーン・グルメ」におきましては、セレクトショップとして季節の素材を活かした各ブランドの和・洋・アジアのサラダや料理を品揃えするとともに、弁当の展開を拡大いたしました。 「いとはん」におきましては、日本の食文化を活かした和さらだ「兵庫県水揚げほたるいかと春野菜の貝だし和え」や、食卓に取り入れやすいおかず「豚ヒレと春キャベツの甘辛味噌だれ」、予約限定商品「国産栗の栗ごはん 茶漬けだし付き」などを提案いたしました。 「神戸コロッケ」におきましては、来店のきっかけづくりとなる商品として、季節野菜のコロッケに加えて、「どらコロ とうもろこしクリーム」や「ふわもちコロ」といった他社にはない特徴あるコロッケを提案いたしました。 「融合」におきましては、パクチーやレモングラス、魚醤といったアジア各国のユニークな食材の香りや食感を活かし、食卓のメインとなる料理「海老のスパイスフレーク揚げ」「グリーンカレー香る クリスプチキン」などを提案いたしました。 「ベジテリア」におきましては、不足しがちな野菜や果物を手軽に摂れるKENKOサポートブランドとして、「野菜の王様」と言われるケールと季節の果物(ネーブル、いちご)を組み合わせたジュースや、季節に合わせたジュース「グレープフルーツ&ざくろ」を提案いたしました。 「Umi & Yama Kitchen」におきましては、「食を通じて日本を旅する」をコンセプトに、肉・魚などのメインとたっぷりの野菜・玄米を組み合わせ、日本の伝統的な調理法と食材を活かした、一杯で満足できるバランスの良いサラダとして「桜島スパイシーチキンのコブサラダ」などを提案いたしました。 その他の業態別の概況は、以下のとおりであります。 「外販(卸)」におきましては、冷凍食品ブランド「RFFF(ルフフフ)」や「神戸コロッケ」に加え、当社店舗で販売しているサラダのパック商品や「作るを楽しむSALAD」(キットサラダ)を、グルメスーパーを中心に提案することで、新規取引先及び取扱い店舗数を拡大いたしました。 その他、ケータリングの営業活動を強化することにより、新規顧客の獲得に繋がりました。 「その他」におきましては、ロック・フィールドオンラインショップにて、世界中の団らんを彩ってきた料理をセットにした定期便「あの国の愛されごはん」や、若い世代をメインターゲットとした「香る休日ブランチ スパイス&ハーブ」を、月ごとに異なるメニューで1月から4月まで提案いたしました。 連結子会社である岩田(上海)餐飲管理有限公司におきましては、中国の厳しい雇用・所得環境により個人消費が落ち込み、百貨店への来店客数が減少する中、日常的にお求めやすい価格帯の商品を拡充するとともに、サラダを中心とした新商品の提案を季節、歳時記ごとに行いました。 なお、当社グループは惣菜事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 ②財政状態の状況 (単位:百万円) 前連結会計年度末   当連結会計年度末   比較増減 [資産の部]  流動資産  固定資産  資産合計       18,786 16,521 35,308       18,559 16,307 34,866       △227 △214 △441 [負債・純資産の部]  流動負債  固定負債  負債合計       5,526  872 6,399       5,517  736 6,253       △9 △135 △145 純資産合計     28,908   28,612   △295 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末と比べて441百万円減少し、34,866百万円となりました。 これは主に、現金及び預金の減少441百万円、棚卸資産の増加151百万円等による流動資産の減少227百万円及び、建物及び構築物の減少287百万円等による有形固定資産の減少227百万円、無形固定資産の減少47百万円、 投資その他の資産の増加60百万円による固定資産の減少214百万円によるものであります。 負債合計は、前連結会計年度末と比べて145百万円減少し、6,253百万円となりました。これは主に、ポイント引当金の減少156百万円、長期借入金の減少100百万円、未払法人税等の増加97百万円、買掛金の増加95百万円等によるものであります。 純資産合計は前連結会計年度末と比べて295百万円減少し、28,612百万円となりました。これは主に、配当金の支払による利益剰余金の減少601百万円、親会社株主に帰属する当期純利益による利益剰余金の増加98百万円、その他有価証券評価差額金の増加194百万円等によるものであります。 以上の結果、自己資本比率は82.1%、1株当たり純資産額は1,094円58銭となりました。 ③キャッシュ・フローの状況 (単位:百万円) 前連結会計年度   当連結会計年度   比較増減 営業活動によるキャッシュ・フロー   2,027   2,315   288 投資活動によるキャッシュ・フロー   △1,403   △1,714   △310 財務活動によるキャッシュ・フロー   △1,192   △1,026   166 フリーキャッシュ・フロー    624    601   △22 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べて441百万円減少し、12,754百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは2,315百万円の収入(前期は2,027百万円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益492百万円、減価償却費1,924百万円、減損損失249百万円、ポイント引当金の減少額156百万円、棚卸資産の増加額150百万円、法人税等の支払額198百万円等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは1,714百万円の支出(前期は1,403百万円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出1,385百万円、無形固定資産の取得による支出178百万円等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは1,026百万円の支出(前期は1,192百万円の支出)となりました。これは主に配当金の支払額597百万円、長期借入金の返済による支出100百万円、リース債務の返済による支出328百万円等によるものであります。 ④生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度の生産実績について、当社グループは単一セグメントとしているため、製品別に示すと次のと おりであります。 なお、同一製品が複数業態で販売されるため、業態別の生産実績は記載しておりません。 製品別   生産高(百万円)   前年同期比(%) サラダ   23,781   99.3 デイリー惣菜   16,569   99.5 フライ   9,028   100.7 神戸コロッケ   4,232   104.2 ベジテリア   1,108   94.2 合計   54,719   99.8 (注)金額は販売価格によっております。 b.受注実績 当社グループでは見込み生産を行っておりますので該当事項はありません。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績について、当社グループは単一セグメントとしているため、業態別に示すと次 のとおりであります。 業態別   販売高(百万円)   前年同期比(%) RF1   サラダ   16,449   98.8 フライ   6,256   101.4 その他惣菜   8,976   106.0 小計   31,683   101.3 グリーン・グルメ   9,751   95.7 いとはん   3,613   99.9 神戸コロッケ   2,972   100.0 融合   889   96.1 ベジテリア       824   92.8 Umi & Yama Kitchen   23   - 外販(卸)   833   113.2 その他   504   89.2 合計   51,096   99.8 (注)総販売実績に対し、10%以上に該当する販売先はありません。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりでありま す。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度における当社グループを取り巻く事業環境は、物価上昇の継続に伴う生活防衛意識の高まりや、価値観の多様化を背景として、消費者の購買行動が一段と変化いたしました。中食市場全体の需要は底堅く推移したものの、消費者は利用シーンや目的に応じて「価格」と「価値」を使い分ける傾向を強めており、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどを含めた購買機会の選別が進んでおります。また、天候要因による来店客数の変動幅の拡大や、デジタル活用の進展による購買行動の多様化など、需要の変動性は従来以上に高まっております。 このような環境のもと、当社グループは、祝祭日や週末の需要においては引き続き強みを有している一方、平日を中心とした日常利用の拡大を課題として認識しております。また、天候や生活者の購買行動の変化により需要変動が拡大する中、店舗・ファクトリーを中心とした人件費や設備費などの固定費負担が大きい事業構造により、収益性が需要動向の影響を受けやすい状況にあります。このため、持続的な成長と収益性の向上に向け、日常利用の拡大による需要の平準化と、需要変動に柔軟に対応できる事業構造の変革が必要であると認識しております。 このような認識のもと、当社グループは既存事業において、基幹ブランド「RF1」を中心とした売場の魅力向上や品揃えの最適化に取り組むとともに、次世代の顧客層との新たな接点の獲得に向け、新ブランド「Umi&Yama kitchen」をグランフロント大阪に出店いたしました。また、新たな市場領域への拡大に向けて取り組んでいる外販(卸)におきましては、「RFFF(ルフフフ)」及び「神戸コロッケ」の販売チャネルの拡大と並行し、キットサラダを中心とした冷蔵食品の提案を進めてまいりました。 前連結会計年度 (百万円)   売上高比率 (%)   当連結会計年度 (百万円)   売上高比率 (%) 売上高   51,184   -   51,096   - 売上原価   21,795   42.6   21,796   42.7 売上総利益   29,388   57.4   29,299   57.3 販売費及び一般管理費   28,145   55.0   28,518   55.8 営業利益   1,242   2.4   780   1.5 経常利益   1,301   2.5   800   1.6 税金等調整前当期純利益   641   1.3   492   1.0 親会社株主に帰属する当期純利益   329   0.6   98   0.2 経営成績の分析 a.売上高 当連結会計年度における売上高は、既存業態の店舗において、消費者の節約志向や生活防衛意識の高まりを背景に、主に郊外・地方都市の百貨店及び郊外の駅ビル店舗で来店客数が減少したこと等により、前連結会計年度比0.2%減の51,096百万円となりました。 b.営業利益 当連結会計年度の営業利益は、前連結会計年度比37.2%減益の780百万円となりました。生産及び販売オペレーションの効率化は進んだものの、計画していた売上高の未達や、店舗における人件費単価の上昇、システム関連費用や減価償却費の増加などの影響を吸収するには至らず、売上原価率は前連結会計年度と比べて0.1ポイント上昇、販売費及び一般管理費率は0.8ポイント上昇しました。 c.親会社株主に帰属する当期純利益 当連結会計年度は収益性の低下した店舗に係る固定資産の減損損失249百万円、海外連結子会社の解散に伴う損失見込額として、関係会社清算損53百万円及び貸倒引当金繰入額5百万円を特別損失に計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度に比べて69.9%減益の98百万円となりました。 d.経営指標の達成状況 当社グループの経営方針、経営戦略の進捗状況を評価するための指標及び目標は以下のとおりであります。 2026年4月期実績   2027年4月期計画   2028年4月期目標 売上高   51,096百万円   52,160百円   56,910百万円 営業利益   780百万円   531百万円   2,820百万円 営業利益率   1.5%   1.0%   5.0% ROE   0.3%   1.1%   6.0%以上 当社グループは、事業活動における収益性を示す「連結営業利益率」と、株主資本の効率的な活用状況を示す「ROE(自己資本当期純利益率)」を重要な経営指標として位置付けております。当連結会計年度におきましては、既存店売上高が計画を下回ったことに加え、人件費やシステム関連費用などの固定費増加をオペレーションの効率化で十分に吸収できなかったことから、連結営業利益率は1.5%(当初計画2.6%)、ROEは0.3%となり、いずれも当初計画を下回りました。 当社グループを取り巻く事業環境は大きく変化しており、従来の延長線上での成長のみでは持続的な企業価値向上は困難であると認識しております。まずは、既存事業の収益力回復を最優先課題として取り組むとともに、中長期的な成長に向けて、製造・供給機能の活用による新たな収益基盤の構築、人材ポートフォリオの再構築及び経営基盤の強化を段階的に推進することで、持続的な収益性の向上を目指してまいります。 財政状態の分析 当連結会計年度の財政状態の分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②財政状態の状況」に記載のとおりであります。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度のキャッシュ・フローは、本業を通じた営業活動により得られた資金が2,315百万円、投資活動により使用した資金が1,714百万円、財務活動の結果使用した資金が1,026百万円です。 当社グループの資金の財源につきましては、主に百貨店との売上に関する契約に基づき安定的に売上金の回収を行っており、また、直営店におきましては現金販売が中心となっているため、早期にキャッシュの回収を行うことができることから、生産活動(原材料の購入、労務費、設備の修繕費等)及び販売活動(人件費や販売促進のための広告宣伝費等)などによる運転資金につきましては営業活動の結果得られた資金から支出可能な状況にあります。また、大規模設備投資等の長期的な資金需要につきましては金融市場の動向等を勘案し、金融機関からの長期借入金による資金調達を行っております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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