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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

物語コーポレーション

The Monogatari Corporation3097 · Prime · 小売業

郊外型大型店の焼肉・ラーメン食べ放題を軸に、14ブランドを展開する外食チェーン。

概要

物語コーポレーションは、焼肉店「焼肉きんぐ」を主力に、ラーメン・しゃぶしゃぶ・お好み焼きなど14ブランドを展開する外食チェーン企業である。愛知県豊橋市に本社を置き、全国に810店舗(2025年6月期末)を持つ。2025年6月期の売上高は1239億円、営業利益92億円であり、郊外型大型店の直営を中心に増収増益を続けている。

焼肉きんぐを核とする14ブランドのポートフォリオ

同社は「焼肉きんぐ」「丸源ラーメン」「寿司・しゃぶしゃぶ ゆず庵」「お好み焼本舗」など14のブランドを擁する。最大の売上源は焼肉部門で、2025年6月期の直営売上高は616億円と全体の約半分を占める。ラーメン部門(218億円)、ゆず庵部門(207億円)が続く。各ブランドはファミリー層をターゲットとした郊外型大型店を基本とし、テーブルオーダー式の食べ放題や定食を提供する。近年は「焼きたてのかるび」「熟成肉とんかつ ロース堂」「果実屋珈琲」など新業態も投入し、客層の拡大を図っている。

直営とフランチャイズで構成される810店舗ネットワーク

2025年6月期末の総店舗数810店の内訳は、直営店499店舗(国内)、フランチャイズ店252店舗(国内)、海外59店舗である。直営比率は約62%で、主力ブランドの標準化と品質管理を直営で担いながら、フランチャイズでエリア拡大を進める。フランチャイズ部門の売上高は73億円で、ロイヤルティや加盟金が収益源。海外は中国・インドネシア・香港・台湾に現地法人を持ち、2025年4月には米国で鉄板焼きレストラン「SHOGUN」を展開する5社を買収し、グローバル展開を加速している。

売上高1239億円、営業利益92億円に到達した財務体質

2025年6月期の連結売上高は1239億円(前期比15.6%増)、営業利益は92億円(同13.1%増)で、いずれも過去最高を更新した。中期経営計画「物語ビジョン2025」の数値目標を1年前倒しで達成した実績を持つ。収益のけん引役は焼肉部門の既存店売上高前期比4.2%増に加え、新規出店(直営53店舗)と海外の寄与である。一方、原材料・人件費の上昇が続く中、調達先の多様化やDX投資による生産性向上で利益率を維持している。ROEは前期比で改善し、資本効率を意識した経営を標榜する。

業界の中での役割は外食事業者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,517億円
営業利益
121億円
営業利益率
8.0%
純利益
87億円
2026/6 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01外食主力

直営およびフランチャイズによる外食事業を展開。焼肉きんぐ、丸源ラーメン、ゆず庵など14ブランドを有し、郊外型大型店を主力に、フランチャイズ事業も行う。

主な製品・サービス4
焼肉きんぐ
テーブルオーダー形式の焼肉食べ放題店。きんぐカルビを看板商品とし、ファミリー層向け郊外型大型店。
丸源ラーメン
熟成醤油ラーメン肉そばが看板のラーメン専門店。郊外型大型店でファミリー層や一人客にも対応。
寿司・しゃぶしゃぶ ゆず庵
寿司としゃぶしゃぶの食べ放題店。和をコンセプトに、シニア層やファミリー層向け郊外型大型店。
お好み焼本舗
お好み焼きと串カツの食べ放題店。幅広い年代・シーンに対応する郊外型大型店。

製品と技術

テーブルオーダー式の焼肉食べ放題「焼肉きんぐ」

「焼肉きんぐ」は、テーブルに設置されたタブレット端末から注文するオーダー形式の焼肉食べ放題店である。看板商品は「きんぐカルビ」をはじめとする五大名物で、サイドメニューも豊富に揃える。ファミリー層を主なターゲットとした郊外型大型店が基本で、1店舗あたりの席数は100〜200席規模。2025年6月期末で351店舗(直営223、FC128)と全ブランド中最多で、売上高も616億円と全体の半分を占める。店内には特急レーンを導入し、注文から配膳までの時間短縮による顧客満足度向上を図っている。

熟成醤油ラーメンを軸に展開する丸源ラーメン

「丸源ラーメン」は、「熟成醤油ラーメン 肉そば」を看板商品とするラーメン専門店である。麺は子会社の物語フードファクトリーで内製し、品質とコストを両立。お子様メニューや季節商品を多数揃え、ファミリー層のみならず一人客の利用も想定した郊外型大型店として展開する。2025年6月期末で232店舗(直営128、FC104)と全ブランド中2位の規模である。ランチタイムの集客力が高く、直営店売上高は218億円に達した。なお、類似業態の「二代目丸源」「熟成醤油ラーメン きゃべとん」も含めてラーメン部門を構成する。

寿司としゃぶしゃぶの和食食べ放題「ゆず庵」

「寿司・しゃぶしゃぶ ゆず庵」は、素材にこだわった寿司としゃぶしゃぶをテーブルオーダー形式で提供する食べ放題店である。和をコンセプトに、シニア層やファミリー層の利用を想定した郊外型大型店として出店。ランチメニューも用意し、お祝いの席から日常使いまで幅広いシーンに対応する。2025年6月期末で106店舗(直営90、FC16)。直営店売上高は207億円で、同社の第3の収益源に育っている。店舗では配膳ロボットの複数台導入や予約システムの刷新などDX投資を積極的に行い、顧客体験の向上を図る。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

同業の企業

食品・飲料の時価総額近傍。太字が物語コーポレーション

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19861吉野家ホールディングス2,504億円53.3倍
24516日本新薬2,457億円7.9倍
32270雪印メグミルク2,435億円7.3倍
47947エフピコ2,419億円15.6倍
57616コロワイド2,254億円135.5倍
63097物語コーポレーション2,176億円24.4倍
71333Umios1,976億円8.9倍
89936王将フードサービス1,910億円20.9倍
94547キッセイ薬品工業1,892億円12.3倍
108278フジ1,774億円21.7倍
117630壱番屋1,754億円68.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(食品・飲料)に従っています。

会社の歴史

沿革 35件

おでん屋から法人化、多業態への足がかり(1949-1997)

1949年12月、愛知県豊橋市広小路でおでん屋「酒房源氏」を創業したのが始まり。1969年9月に資本金500万円で「株式会社げんじ」を設立し、法人化する。1989年2月には「しゃぶしゃぶ海鮮 源氏総本店」(現「しゃぶとかに 源氏総本店」)を開店し、割烹・魚貝料理へ業態を広げた。1990年12月には焼肉店「焼肉一番カルビ」を開店し、焼肉分野に参入。1997年6月、商号を現在の「株式会社物語コーポレーション」に変更し、多ブランド展開に向けた基盤を固めた。

焼肉きんぐ誕生と株式上場(2007-2010)

2007年3月、石川県野々市市に「焼肉きんぐ」1号店を開店。テーブルオーダー式の焼肉食べ放題という業態がファミリー層に受け入れられ、急速に店舗網を拡大する。2008年3月にはジャスダック証券取引所に上場。その後2010年6月に東京証券取引所市場第二部に上場し、同年8月にジャスダック上場を廃止した。2011年6月には東証一部銘柄に指定される。上場資金を元手に新ブランド開発と出店攻勢を加速させる契機となった。

ラーメン・ゆず庵の投入と内製化への投資(2011-2012)

2001年に開店した「丸源ラーメン」を基に、2011年7月には愛知県小牧市に製麺工場「物語フードファクトリー」を設立し、ラーメン用麺の内製化に乗り出す。同年11月には中華人民共和国に現地法人を設立し、海外事業を開始。2012年6月には「寿司・しゃぶしゃぶ ゆず庵」1号店を出店し、和食食べ放題の新ブランドを加えた。これにより、焼肉一極集中からバランスの取れたブランドポートフォリオへと移行する。

海外展開の本格化と台湾・米国への進出(2023-2025)

2023年5月にインドネシア現地法人を設立。2024年5月には香港現地法人を設立。2025年1月にはフィリピンの現地法人とエリアフランチャイズ契約を締結。同年3月には台湾現地法人を設立し、中華圏・東南アジアでの足場を固める。さらに2025年4月、米国で鉄板焼きレストラン「SHOGUN」を展開するShin Nihon Kousan Inc.他5社を買収し、北米市場に本格参入。2025年6月期末の海外店舗数は59店に達した。

年表35件を開く

1940年代

  • 1949年12月創業愛知県豊橋市広小路におでん屋『酒房源氏』を創業

1960年代

  • 1969年9月創業「株式会社げんじ」を資本金500万円で設立

1980年代

  • 1989年2月愛知県豊橋市に『しゃぶしゃぶ海鮮 源氏総本店(現『しゃぶとかに 源氏総本店』)1号店を開店

1990年代

  • 1990年12月愛知県豊橋市に『魚貝三昧 げん屋』を開店 愛知県豊橋市に『焼肉一番カルビ』1号店を開店
  • 1997年6月商号変更商号を「株式会社物語コーポレーション」に変更
  • 1997年11月愛知県豊橋市に本社(現 豊橋フォーラムオフィス)を移転

2000年代

  • 2000年11月東京都港区赤坂に東京本部を開設
  • 2001年6月愛知県安城市に『丸源ラーメン』1号店を開店
  • 2005年11月愛知県一宮市に『二代目丸源』1号店を開店
  • 2005年12月神奈川県相模原市中央区に『お好み焼本舗』1号店を開店
  • 2007年3月石川県野々市市に『焼肉きんぐ』1号店を開店
  • 2008年3月上場ジャスダック証券取引所(東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に株式を上場(2010年 8月上場廃止)

2010年代

  • 2010年6月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場
  • 2011年6月東京証券取引所市場第一部銘柄へ指定
  • 2011年7月創業愛知県小牧市に製麺工場『物語フードファクトリー』を設立
  • 2011年11月創業中華人民共和国に現地法人「物語(上海)企業管理有限公司」を設立
  • 2012年5月東京都港区南青山に東京本部(現 東京フォーラムオフィス)を移転
  • 2012年6月東京都町田市に『寿司・しゃぶしゃぶ ゆず庵』1号店を開店
  • 2013年11月福岡県福岡市博多区に福岡フォーラムオフィスを開設
  • 2015年3月東京都港区に『熟成焼肉 肉源』1号店を開店
  • 2016年9月東京都港区南青山に東京フォーラムキッチンを開設
  • 2017年4月愛知県名古屋市中村区に名古屋フォーラムオフィスを開設
  • 2017年7月愛知県豊橋市に『熟成醤油ラーメン きゃべとん』1号店を開店
  • 2018年8月創業愛知県豊橋市に「Storyteller株式会社」を設立
  • 2019年4月東京都中央区に『牛たん大好き 焼肉はっぴぃ』1号店を開店

2020年代

  • 2021年8月愛知県豊橋市に『焼きたてのかるび』1号店を開店
  • 2022年4月東京証券取引所プライム市場へ移行
  • 2023年5月創業インドネシアに現地法人「PT.Agrapana Niaga Gemilang」を設立
  • 2023年6月愛知県豊橋市に『濃厚中華そば 餃子 丸福』1号店を開店
  • 2024年5月創業中華人民共和国香港特別行政区に「物語香港有限公司」を設立
  • 2024年7月東京都港区北青山(現住所)に東京フォーラムオフィスを移転
  • 2025年1月フィリピンの現地法人「SPICE MONOGATARI FOOD CORP.」とエリアフランチャイズ契約を締結
  • 2025年2月愛知県豊橋市に『熟成肉とんかつ ロース堂』1号店を開店
  • 2025年3月創業中華民国に現地法人「物語台湾股份有限公司」を設立
  • 2025年4月M&Aアメリカ合衆国の「Shin Nihon Kousan Inc.」他5社を買収

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/6期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高数値目標は中期経営計画に記載(原文では数値が省略されている)
  • 経常利益数値目標は中期経営計画に記載(原文では数値が省略されている)
  • ROA数値目標は中期経営計画に記載(原文では数値が省略されている)
  • ROE数値目標は中期経営計画に記載(原文では数値が省略されている)

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    業態開発型全方位成長戦略

    業態開発を軸に、既存ブランドの強化と新たな成長エンジンの創出に取り組み、国内外での事業拡大を図る。売上と利益の最大化を目指す。

  2. 02

    成長を支える人財力の強化

    人財力を競争優位性と捉え、育成と活躍を最大化する環境を整備することで、持続的な企業価値向上を図る。

  3. 03

    サステナビリティ経営の推進

    外食業界トップクラスのサステナビリティ経営体制を確立し、マテリアリティに基づく指標と目標を設定、ESG施策と情報開示を推進する。

  4. 04

    コーポレート機能の強化

    持続的成長を支える経営基盤を強化するため、事業機能・コーポレート機能・ガバナンス機能の強化に注力する。

  5. 05

    資本効率を意識した財務戦略

    資本コストを上回る資本効率を実現する経営を行い、持続的な企業価値向上を支える財務資本政策を推進する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,069人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は546万円で、9期前と比べて+26.1%平均年齢は32.0歳、平均勤続年数は4.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年6月998
2017年6月1,163
2018年6月1,405
2019年6月43331.04.01,384
2020年6月48632.04.01,279
2021年6月49232.04.01,429
2022年6月49732.05.01,442
2023年6月49232.05.01,581
2024年6月51532.04.01,809453
2025年6月54632.04.02,069445

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年6月期・提出会社(単体)
女性管理職比率6.4%
縦線は目安の30%
男性育休取得率61.2%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)69.9%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社4(国内 1 / 海外 3) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
直営店 — 愛知県他 223店舗181億円
直営店 — 愛知県他 128店舗6,936百万円
直営店 — 愛知県他 90店舗5,796百万円
本社・店舗 — 米国デラウェア州3,125百万円
直営店 — 愛知県他 42店舗3,047百万円
本部 — 東京都他 4拠点786百万円
直営店 — 愛知県他 16店舗614百万円
本社 — 愛知県598百万円
製麺工場及び液体調味料製造工場 — 愛知県 2拠点474百万円
本社・店舗 — 中国上海市386百万円
ほか4件の開示あり
主な関係会社
  • 海外
    PT.Agrapana Niaga Gemilang (注)1
    インドネシア共和国ジャカルタ
    議決権65.0%
  • 海外
    物語香港有限公司
    中華人民共和国香港特別行政区
    議決権100.0%
  • 海外
    物語台湾股份有限公司(注)2
    中華民国(台湾)台北市
    議決権100.0%
  • 国内
    Storytellers USA, Inc. (注)3
    アメリカ合衆国デラウェア州
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年6月期の売上高は1,517億円営業利益121億円前期と比べると増収増益で、売上が+22.4%、利益が+31.5%。

売上高
+22.4%
1,517億円
営業利益
+31.5%
121億円
純利益
+40.3%
87億円
営業利益率
8.0%
前期比 +0.6%pt

会社が出している今期の予想2027年6月期

項目会社予想前期実績
売上高1,731億円1,517億円
営業利益139億円121億円
純利益88億円87億円
1株あたり配当¥46¥46

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は794億円、営業利益は66億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+24.1%、営業利益は+34.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q242218.713
2023年4Q23912
2024年1Q259228.513
2024年2Q261207.712
2024年3Q286279.417
2024年4Q266134.914
2025年2Q599437.228
2025年4Q640497.734
2026年2Q723557.636
2026年4Q794668.351

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年6月期からの15期で、売上は182億円から1,517億円へ8.3倍に増えた。直近期の営業利益率は8.0%。売上は6期、純利益は6期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年6月182168
福岡県福岡市博多区に福岡フォーラムオフィスを開設
2013年6月2262011
2014年6月2682112
2015年6月3342413
東京都港区南青山に東京フォーラムキッチンを開設
2016年6月3882614
愛知県名古屋市中村区に名古屋フォーラムオフィスを開設
2017年6月4463121
愛知県豊橋市に「Storyteller株式会社」を設立
2018年6月5213924
2019年6月5894729
2020年6月580305
2021年6月6404327
2022年6月7336237
インドネシアに現地法人「PT.Agrapana Niaga Gemilang」を設立
2023年6月9237247
中華人民共和国香港特別行政区に「物語香港有限公司」を設立
2024年6月1,07282867.656
中華民国に現地法人「物語台湾股份有限公司」を設立
2025年6月1,23992907.462
2026年6月1,5171211218.087

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年6月期

売上高1,517億円のうち、営業利益として残るのは121億円8.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は87億円、売上の5.7%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金92.0%1,396億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.0%121億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比+4.3pt
8.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+3.3pt
5.7%
税金まで払って最後に残る割合

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年6月期は営業CFが118億円、投資CFが−140億円で、差し引きのフリーCFは−22億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は123億円で、売上の1.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年6月20−17−7324
2013年6月21−165533
2014年6月23−3027−753
2015年6月34−453−1148
2016年6月33−4115−853
2017年6月43−49−3−645
2018年6月57−482955
2019年6月58−48−21063
2020年6月28−4957−2199
2021年6月58−58420142
2022年6月88−74−731485
2023年6月97−80−321769
2024年6月106−923514118
2025年6月118−14027−22123

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年6月期の総資産は740億円。このうち返さなくてよい自己資本が404億円で、自己資本比率は54.3%(業種中央値47.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年6月108486043.9
2013年6月125586746.1
2014年6月175987755.9
2015年6月1941058954.2
2016年6月22611611051.2
2017年6月25313312052.4
2018年6月29715314451.0
2019年6月32717715053.7
2020年6月38417520945.3
2021年6月47820027841.0
2022年6月46223023249.0
2023年6月50025025048.9
2024年6月61529632047.2
2025年6月74040433754.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年6月期の内訳
現金及び預金
125億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
304億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
8億円
在庫として抱えている分
負債合計
337億円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率322社中19位あたり、逆に低いのは配当利回り322社中264位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
8.0%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
22.4%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.8%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥5,550で、1年前と比べて+34.7%過去52週の値幅のなかでは79%の位置にある。

¥5,550-3.5%1ヶ月+3.7%1年+34.7%時価総額2,176億円
過去52週の値幅
安値¥3,770高値¥6,010

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)24.4倍
PER (会社予想)24.3倍
PBR4.52倍
配当利回り0.83%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月12日に5790円と前日比+6.43%高。直近1ヶ月では+15.92%と上昇基調を強め、52週高値5930円に接近。25日移動平均線5216円を約11%上回り、75日線4818円も大きく上回る。52週安値3770円からは約54%上昇。出来高は8月12日に69万株と急増し、投資家の関心が高まっている。RSIは75.85と買われ過ぎ圏で、過熱感はあるが、強い上昇トレンドが続く。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 35/100)

PER 28.6倍は業界平均41.2倍を下回るが、PBR 4.51倍は平均2.92倍を上回り割高感。ROE 17.7%は高く成長性は評価できるが、配当利回り1.10%は平均1.44%を下回る。増収増益基調にあるが、既に株価に期待が織り込まれている可能性がある。

指標この会社業種平均
PER (実績)24.4倍39.6倍
PER (予想)24.3倍
PBR4.52倍2.44倍
ROE17.7%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上高1000億円超、累進的な増収増益基調。焼肉きんぐは顧客支持が厚く、出店余地も残る。一方、外食業界は人件費・食材費上昇が常態化、同業との競合も激しい。PER28倍とやや高めのバリュエーション。強気派はブランド力と業態のライフサイクルを、弱気派はコスト増と成熟リスクを重視。

プラスに働く材料7
  • ブランド力と定着した需要

    焼肉きんぐは外食チェーンとして確固たる地位

  • 安定した増収増益

    売上高・営業利益ともに年々拡大、予測も堅調

  • 出店余地の存在

    地方都市など未出店エリアに成長の芽

  • 既存店売上高の堅調な推移と増収効果2025年通年影響

    FY2025/6売上高1,239億円(前年比+15.6%)、営業利益92億円(+12.2%)と増収増益継続。

  • 新規出店加速による成長ドライブ2026年〜2027年影響

    積極出店計画により毎年数十店舗追加、売上高数百億円の上乗せ期待。

  • 原材料コスト低下による利益率改善2025年下期影響

    牛肉等原材料価格下落で売上原価率改善、営業利益率7.4%から8%超え可能。

  • 株主還元強化(配当増加)2025年株主総会影響

    配当利回り1.1%だが、増配示唆で投資家センチメント改善。

マイナスに働く材料7
  • コスト上昇リスク

    食材・人件費上昇が利益率を圧迫

  • 競争環境の激化

    同業の焼肉チェーンや他ジャンルとの競合

  • 高めのバリュエーション

    PER28倍で将来成長を織り込み済みの可能性

  • 外食市場の競争激化による客数減少継続影響

    同業他社の新業態出店攻勢で既存店客数減少リスク、売上高数%減の可能性。

  • 人件費・物流費の上昇圧力2025年〜2026年影響

    最低賃金引き上げで人件費数十億円増、営業利益率を0.5〜1%押し下げ。

  • 消費税増税によるディスカウント需要鈍化不定影響

    次回消費税増税議論で外食支出抑制、業績に影響。

  • 天候不順による臨時休業・来客減季節変動影響

    台風・大雪等で店舗休業、四半期売上高数%減のリスク。

次の決算で確かめる点
既存店客数・客単価
店舗の収益力を測る基本指標
店舗数増加率
成長の源泉、出店ペースと既存店のバランス
営業利益率
コスト管理の成否を示す

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり46で、前期から+12.5%いまの株価に対する利回りは0.83%。増配か配当維持が8年続いている。

年間配当
¥46
1株あたり
配当利回り
0.83%
いまの株価に対して
配当性向
21.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
8年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年6月1222.4
2018年6月1314.222.1
2019年6月1512.518.1
2020年6月165.562.9
2021年6月2026.335.4
2022年6月228.419.7
2023年6月2723.120.5
2024年6月3220.020.3
2025年6月3612.521.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥46

株主

有価証券報告書より

2025年6月期末の株主数は延べ113,923人。区分でいちばん多いのは個人・その他63.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が21.2%を占め、残る78.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年6月%2021年6月%2022年6月%2023年6月%2024年6月%2025年6月%
個人・その他58.851.557.554.265.763.1
金融機関19.422.719.517.314.416.1
外国法人13.918.015.518.510.313.9
事業法人6.15.95.56.66.65.2
自己株式0.00.00.01.91.91.8
証券会社1.81.91.93.42.81.6
外国人個人0.00.00.00.00.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)9.40
02小林 雄祐4.05
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.93
04小林 佳雄2.86
05NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE FIDELITY FUNDS(常任代理人 香港上海銀行東京支店)2.09
06小林 早苗1.99
07豊橋信用金庫1.68
08小林 耕太1.59
09小林 洋平1.59
10兼松株式会社1.53

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で+37%、1株純資産は14期で+9%。直近期のROEは17.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年6月16695918.78.713.2
2013年6月2181,15520.615.812.3
2014年6月2151,62915.314.216.2
2015年6月2101,75111.919.532.9
2016年6月2291,93112.422.721.5
2017年6月1731,10416.616.622.4
2018年6月1991,26316.728.422.1
2019年6月8148717.917.518.1
2020年6月134812.6110.662.9
2021年6月7554214.733.035.4
2022年6月10362317.618.919.7
2023年6月12968619.926.920.5
2024年6月15881621.021.420.3
2025年6月1631,04517.723.921.3
2026年6月227

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2025/6期の役員報酬は総額226百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
加藤央之代表取締役 社長 国内事業統括 マーケティング担当4017,327
岡田雅道代表取締役 専務執行役員 海外事業統括 海外営業担当4840,795
津寺毅取締役 常務執行役員 財務・成長戦略担当5218,028
木村公治取締役 上級執行役員 FC事業推進・店舗・立地開発担当 新事業担当5145,724
西川幸孝取締役70
安田加奈取締役571,500
倉島薫取締役661,000
今村泰也常勤監査役68
中川彩子監査役47
安田恵監査役53
白井俊徳監査役67
宇佐川邦子取締役56

役員報酬の内訳2025/6

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5123191917535
社外取締役851516

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/6期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,897字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社および当社の関係会社)は、当社および連結子会社11社で構成されており、直営およびフランチャイズによる外食事業を営んでおります。 当社グループによる当連結会計年度末の店舗数は810店舗(直営店〔国内〕499店舗、フランチャイズ店〔国内〕252店舗、海外59店舗)を有しております。 当社は国内において郊外型大型店を主とする14ブランドを展開しております。 『焼肉きんぐ』 「きんぐカルビ」をはじめとする五大名物を看板商品とし、豊富なサイドメニューを取り揃えたテーブルオーダー形式の焼肉食べ放題店。ファミリー層の利用を中心とした郊外型大型店。 『丸源ラーメン』 「熟成醤油ラーメン 肉そば」を看板商品とし、お子様メニューや季節商品を多数取り揃えたラーメン専門店。ファミリー層を中心に、おひとり様での利用もできる郊外型大型店。 『二代目丸源』 「熟成醤油ラーメン きゃべとん」を看板商品とし、お子様メニューや季節商品を多数取り揃えたラーメン専門店。ファミリー層を中心に、おひとり様での利用もできる郊外型大型店。 『熟成醤油ラーメン きゃべとん』 「熟成醤油ラーメン きゃべとん」を看板商品とし、お子様メニューや季節商品を多数取り揃えたラーメン専門店。ファミリー層を中心に、おひとり様での利用もできる郊外型中規模店。 『お好み焼本舗』 「名物超贅沢玉」と串カツを看板商品とした食べ放題店。豊富なサイドメニューや季節商品を取り揃え、幅広い年代、利用シーンに対応した郊外型大型店。 『寿司・しゃぶしゃぶ ゆず庵』 素材にこだわった寿司やしゃぶしゃぶを看板商品とし、和をコンセプトとしたテーブルオーダー形式の食べ放題店。ランチメニューも提供し、お祝いの席から日常使いまで、シニア層やファミリー層を中心とする幅広い利用シーンに対応した郊外型大型店。 『魚貝三昧 げん屋』 創業の地豊橋に店舗を構え、豊富な日本酒と、産地直送の新鮮な食材を使った魚貝料理など、料理人が調理する本格的な和食を提供する割烹料理店。個室も構え、接待や宴会など、幅広い利用シーンに対応した繁華街型店舗。 『しゃぶとかに 源氏総本店』 素材と産地にこだわった食材を使ったしゃぶしゃぶや和食懐石を提供する和食専門店。個室も構え、接待をはじめ大人数での宴会や慶弔事など、幅広い利用シーンに対応した郊外型大型店。 『牛たん大好き 焼肉はっぴぃ』 牛タンを看板商品に和牛や国産牛を提供する焼肉専門店。ビジネスパーソンや近隣ファミリー層が気軽に利用できる繁華街型店舗。 『熟成焼肉 肉源』 熟成肉と産地や品種にこだわった豊富なワインを提供する焼肉専門店。個室も構え、カジュアルな接待やカップルでの利用など幅広い利用シーンに対応した繁華街型大型店。 『焼きたてのかるび』 「焼きたてのカルビ丼」と「ユッケジャンスープ」を看板商品としたファストカジュアル焼肉店。テークアウトやデリバリーの利用もできる郊外型中規模店。 『果実屋珈琲』 厳選された四季折々の熟成された果実をふんだんに使用したサンドイッチやデザートを看板商品としたカフェ&ショップ。テークアウトにも対応した郊外型大型店。 『濃厚中華そば 餃子 丸福』 「濃厚中華そば」と「丸福餃子」を看板商品とする中華そば専門店。ファミリー層を中心に、おひとり様での利用もできる郊外型中規模店。 『熟成肉とんかつ ロース堂』 こだわりの熟成肉を使用した「ロースカツ定食」を看板商品としたとんかつ専門店。ファミリー層を中心に、おひとり様での利用もできる郊外型中規模店。 また、フランチャイズ加盟企業からの売上歩合方式のロイヤルティ・加盟金・業務受託料などを徴収するフランチャイズ事業を行っております。 子会社である「物語(上海)企業管理有限公司」は中国での飲食店運営、「PT.Agrapana Niaga Gemilang」はインドネシアでの飲食店運営、「物語香港有限公司」は香港での飲食店運営、「Storytellers USA, Inc.」はアメリカで子会社の統括、「Shin Nihon Kousan Inc.」他5社はアメリカでの飲食店運営を行っております。 当社グループは飲食事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 当社グループおよびフランチャイズ店を含めた事業の系統図は次のとおりであります。 なお、連結子会社の1社につきましては、本格的な稼働を2025年10月以降に予定しているため、下記の「事業系統図」には含めていません。
経営方針・対処すべき課題2,015字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループでは「Smile & Sexy(スマイル アンド セクシー)」という、“自己実現を目指す”経営理念のもと、素敵に自由に、正々堂々、人間味豊かな“物語人”が集う「個」が溢れる企業を目指しております。 今後とも、この経営理念の体現により持続的な企業価値向上に向けた諸施策に取り組んでまいります。 (2)経営環境 外食業界におきましては、持続的な賃上げとインバウンド需要の増加が下支えとなり、国内の消費活動は堅調な推移が続くものと見込まれます。一方で、米国の政策動向やロシア・ウクライナおよび中東地域における紛争の長期化等によるエネルギー資源や原材料価格の上昇等、厳しい経営環境が続くものと予想されます。 (3)中長期的な会社の経営戦略及び会社の対処すべき課題 当社グループにおきましては、経営理念である「Smile & Sexy(スマイル アンド セクシー)」と「長期経営ビジョン」の実現を目指し、2030年までの中期経営ビジョン「物語ビジョン2030」と「中期3カ年経営計画2026~2028」を策定いたしました。 新たな中期経営ビジョンにおいては、「業態開発型リーディングカンパニー実現に向けた全方位成長戦略」を基本方針としています。この方針に基づき、業態開発を軸に、既存ブランドの強化や新たな成長エンジンの創出に取り組み、国内外での事業拡大と売上・利益の最大化を図ってまいります。また、成長を支える「人財力」を競争優位性および差別化要因と捉え、育成と活躍を最大化する環境を整備することで、持続的な企業価値の向上と社会貢献を目指します。 これらの目標達成に向けて、「業態開発力×人財力で勝ち抜く成長戦略」「サステナビリティ経営戦略」「コーポレート戦略」「財務戦略」を重点戦略として推進します。 「業態開発力×人財力で勝ち抜く成長戦略」では、「選ばれるブランドづくり」「成長を加速させる新業態・新事業開発」「海外事業の拡大」を成長戦略の三本柱に据えた業態開発を推進します。同時に、「個の覚醒」を加速させる理念型企業への進化を軸に、人財力による成長を目指してまいります。「サステナビリティ経営戦略」では、外食業界トップクラスのサステナビリティ経営体制確立を目指し、マテリアリティに基づく指標と目標を設定します。そして、ESG施策の実行と情報開示を推進し、持続可能な社会への貢献を目指します。「コーポレート戦略」では、持続的な成長を支える経営基盤をさらに強化するため、事業機能・コーポレート機能・ガバナンス機能の強化に注力してまいります。「財務戦略」においては、資本コストを上回る資本効率を意識した経営を実現し、持続的な企業価値向上を支える財務資本政策を推進します。 (4)目標とする経営指標 ①中期経営計画「物語ビジョン2025」の振り返り 当社グループは、2019年6月に2025年6月期を最終年度とした中期経営計画「物語ビジョン2025」を策定し、目標達成に向けて様々な施策を展開してまいりました。コロナ禍においても、既存店の継続成長と新規出店により売上高・経常利益ともに増加して、「物語ビジョン2025」の中で掲げていた数値目標を1年前倒しで達成することができました。(2024年6月期に達成) 主要な財務指標の達成状況の振り返りは以下のとおりです。 ※2019年6月期通期決算説明会資料における期初計画 ※グループ店舗売上高とは、当社直営店とフランチャイズ店の店舗売上高の合計を指しております。 ※ROAの分子は経常利益・ROEの分子は親会社株主に帰属する当期純利益を採用しています。 ※ROA・ROEの計算式のそれぞれの分母は、期中平均の数値を採用しています。 ※ROIC=税引後経常利益/(自己資本+有利子負債) ②中期経営ビジョン「物語ビジョン2030」と「中期3カ年経営計画2026~2028」の取り組み 「物語ビジョン2030」および「中期3カ年経営計画2026~2028」で掲げている財務指標は以下のとおりです。 ※グループ店舗売上高とは、当社直営店とフランチャイズ店の店舗売上高の合計を指しております。 ※ROA・ROEの分子は親会社株主に帰属する当期純利益を採用しております。 ※ROIC=税引後営業利益(NOPAT)/投下資本 ・中期経営ビジョン「物語ビジョン2030」および「中期3カ年経営計画」の詳細は下記URLをご参照ください。 https://www.monogatari.co.jp/wp-content/uploads/2025/08/monogatari_vision2030_250808.pdf
事業等のリスク2,013字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況などに関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)事業に関するリスクについて ① 市場環境について 外食業界の外部環境は、国内人口の中長期的な減少や、弁当・惣菜などの中食市場の成長などにより、全体的な市場規模は縮小傾向にあり、外食業界の既存店売上高は、前年に比べ減少する傾向にあります。これら市場環境の悪化などが一層進む場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 この対策として、既存顧客の満足度向上や新たな顧客価値の創造のために、各ブランドにおける品質・サービスの向上、人財の育成、新メニュー開発、積極的な販売促進活動などの施策や店舗改装などにより既存店の増収を図ると同時に、直営店の新規出店とフランチャイズ展開を積極的に進めてまいります。 ② ブランドコンセプトについて 当社グループは、国内と海外において複数の外食ブランドを営んでおります。それぞれ、当社グループ独自の企画開発によるブランドコンセプトで差別化を図っておりますが、これらの施策がお客様のニーズの変化などによって当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 この対策として、お客様のニーズの変化を常に把握し、時代のニーズに応えた当社グループ独自の施策の立案に取り組んでまいります。 ③ 新規出店計画について 新規出店の用地確保については、当社グループのニーズに合致する条件の物件が必ずしも確保されるとは限りません。また、仮に当社グループの計画に沿った物件を確保しても当初計画された店舗収益を確保できない可能性があります。当社グループでは、新規出店の用地確保および収益性の検討など、新規出店計画の遂行に鋭意取り組んでまいりますが、新規出店が計画どおり遂行出来ない事態が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 この対策として、従来の不動産業者などからの外部情報に加え、取引先銀行、取引先業者からも幅広く情報を入手するように努めており、さらに出店後に計画と実績を比較検討し、課題の分析及び分析に基づく対応策を講じてまいります。 ④ 原材料の価格高騰について 天候不順による野菜価格の高騰や政府によるセーフガード(緊急輸入制限措置)の発動や海外各地における紛争、需給関係の急激な変動による食材価格の高騰の可能性および為替変動による影響など、当社グループが購入している原材料には価格が高騰する可能性があるものが含まれております。このような事象が発生し原材料価格が高騰した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 この対策として、安心かつ安全な原材料の調達に向けた調達ルートの多様化等を推進しております。 (2)法的規制に関するリスクについて 食品衛生法への対応について 当社は食品衛生法を遵守し、管轄保健所を通じて営業許可を取得しております。各店舗、『物語フードファクトリー』(製麺工場)、『物語フードラボ』(液体調味料製造工場)は、食品衛生責任者の設置を管轄保健所に届け出ており、さらに「HACCP(ハサップ)の考え方を取り入れた衛生管理手法」を用いて安定した品質管理を提供できる体制を整えております。しかしながら、今後、直営店舗およびフランチャイズ店舗において食中毒の発生の危険性を100%排除することはできず、万一、当社グループの店舗において食中毒が発生した場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。 この対策として、各店舗では、店長による日常的なチェックおよびエリアマネジャーによる検査や改善指導などを実施しております。また『物語フードファクトリー』、『物語フードラボ』におきましても、厳正な品質管理および衛生管理を実施しております。さらに、各店舗、『物語フードファクトリー』、『物語フードラボ』におきまして、社内ルールに則した衛生管理を徹底するほか、専門業者による定期衛生検査を実施しております。 (3)財務に関するリスクについて 減損損失について 当社グループは、店舗に係る多額の固定資産を保有しております。国内人口の減少や、弁当・惣菜などの中食市場の成長などによる外部環境の変化、または前述した(1)②にて記載したとおり、ブランドコンセプトがお客様のニーズと合わなくなった結果、店舗の収益性が低下し事業計画と大きく乖離する可能性があります。この場合、固定資産の減損に係る会計基準の適用により減損損失を計上し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。この対策として、計画と実績を比較検討し課題の分析及び分析に基づく対応策を講じております。
経営成績の分析 (MD&A)7,716字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、社会経済活動の正常化による人流増加や持続的な賃上げとインバウンド需要の増加が下支えとなり、国内の消費活動は緩やかな回復の動きが続いております。一方で、米国の関税政策の影響やロシア・ウクライナおよび中東地域における紛争の長期化によるエネルギー資源や原材料価格の上昇、金融資本市場の変動リスクなどにより、依然として景気の先行きは不透明な状況であります。 外食業界においては、行動規制の緩和に伴う人流増加に加え、インバウンド需要の増加も追い風となり、外食需要は堅調に推移しております。一方で、原材料価格や光熱費、人件費の上昇に加え、労働力供給の減少、継続的な物価上昇により消費者の節約志向が強まるなど、依然として厳しい経営環境に直面しております。 このような環境において、当社グループは中期経営計画「ビジョン2025」の実現に向け、「とびっきりの笑顔と心からの元気」をスローガンに店舗運営を行いました。当社グループの売上向上施策として、既存店舗の内外装の積極的な改装、看板商品の磨きこみ、グランドメニューの変更、期間限定商品の販売、サービス力の強化を行い、他社との差別化を図るとともに顧客体験価値の向上に注力しております。 また、テレビCMの放映やスマートフォンアプリ、ブランドサイト、SNSなどを活用したデジタルマーケティングの強化により、お客様からの認知度やブランドロイヤルティの向上を図っております。さらに、顧客利便性や生産性の向上を目的に、『焼肉きんぐ』における特急レーンの導入店舗の拡大や自動案内システムの開発、『丸源ラーメン』におけるセルフレジ、タッチパネルの導入に加えて、『寿司・しゃぶしゃぶ ゆず庵』における配膳ロボットの複数台使用や予約システムの刷新など、店舗運営のDX(デジタルトランスフォーメーション)化を進めております。これらの施策の効果により、国内既存店(注)の当連結会計年度における売上高は、直営店において前期比4.2%増、フランチャイズ店において前期比4.3%増となりました。また、昨今の原材料価格の上昇に対処するため、主要食材における調達先の多様化、商品ラインナップやメニュー価格、各種販売促進施策の見直しを図っております。加えて、人件費や光熱費などの上昇への対応策として、従業員の勤務編成の標準化による人件費コントロール、本社を含む業務の効率化や高度化に向けたIT化の推進に取り組んでおります。 新たな市場への進出においては、『焼きたてのかるび』の積極的な出店や、新業態の開発を進めております。2025年2月に郊外ロードサイド型とんかつ業態『熟成肉とんかつ ロース堂』の初出店に加え、同年4月には、郊外ロードサイド型カフェ&ショップ業態『果実屋珈琲』の2号店を出店しました。 海外事業については、中国・インドネシア・香港に加え、フィリピンへの進出を果たすなど、展開地域の拡大を図っております。さらに、2025年3月には台湾に現地子会社を設立しました。加えて、同月には米国現地子会社「Storytellers USA, Inc.」を設立し、同社を通じて米国において鉄板焼きレストラン『SHOGUN』を展開する「Shin Nihon Kousan Inc.」など(以下「SHOGUNグループ」という。)を同年4月に子会社化(孫会社化)しました。 中長期的な成長の実現に向けて、多様な理念型人財の積極的な採用や教育・研修の拡充による理念経営の推進と能力開発を進めるとともに、自分らしくイキイキと働ける企業文化の醸成を図っております。 店舗出店においては、国内において郊外ロードサイドの好立地への積極的な出店に加えて、商業施設内や都市部などの新たなロケーションへの進出も進めた結果、直営出店53店舗、退店2店舗、フランチャイズ出店10店舗、退店2店舗、海外出店38店舗、退店7店舗となりました。これにより、当連結会計年度末における当社グループの店舗数は810店舗(直営499店、フランチャイズ252店、海外59店)となりました(後掲表)。 以上の結果により、売上高123,921百万円(前期比15.6%増)、営業利益9,242百万円(前期比13.1%増)、経常利益9,035百万円(前期比5.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は6,157百万円(前期比9.1%増)となりました。 (注)国内既存店とは、2025年6月30日現在で開店から18カ月以上経過している国内の店舗を指します。 当連結会計年度におけるセグメント別の概況については、当社グループの事業は単一セグメントでありますので、その概況を部門別に示すと次のとおりであります。 ⅰ.焼肉部門 当連結会計年度中において、『焼肉きんぐ』は27店舗の出店(直営19店、フランチャイズ8店)を実施しました。これにより、焼肉部門の当連結会計年度末の店舗数は351店舗(直営223店、フランチャイズ128店)となりました。 以上の結果により、直営店の売上高は61,647百万円(前期比11.7%増)となりました。 ⅱ.ラーメン部門 当連結会計年度中において、『丸源ラーメン』は14店舗の出店(直営13店、フランチャイズ1店)を実施しました。これにより、ラーメン部門の当連結会計年度末の店舗数は232店舗(直営128店、フランチャイズ104店)となりました。 以上の結果により、直営店の売上高は21,768百万円(前期比19.7%増)となりました。 ⅲ.お好み焼部門 当連結会計年度中において、お好み焼部門の当連結会計年度末の店舗数は20店舗(直営16店、フランチャイズ4店)となりました。 以上の結果により、直営店の売上高は2,219百万円(前期比7.1%増)となりました。 ⅳ.ゆず庵部門 当連結会計年度中において、『寿司・しゃぶしゃぶ ゆず庵』は10店舗の出店(直営9店、フランチャイズ1店)を実施しました。これにより、ゆず庵部門の当連結会計年度末の店舗数は106店舗(直営90店、フランチャイズ16店)となりました。 以上の結果により、直営店の売上高は20,670百万円(前期比15.2%増)となりました。 ⅴ.専門店部門 当連結会計年度中において、『焼きたてのかるび』は10店舗の出店(直営10店)、『熟成肉とんかつ ロース堂』は1店舗の出店(直営1店)、『果実屋珈琲』は1店舗の出店(直営1店)を実施しました。これにより、専門店部門の当連結会計年度末の店舗数は42店舗(直営42店)となりました。 以上の結果により、直営店の売上高は5,560百万円(前期比35.1%増)となりました。 ⅵ.フランチャイズ部門 主にフランチャイズ加盟店舗からの売上ロイヤルティ・加盟金・業務受託料などであります。当連結会計年度中においてフランチャイズは10店舗の出店を実施しました。これにより、フランチャイズ部門の当連結会計年度末の店舗数は252店舗となりました。 以上の結果により、売上高は7,328百万円(前期比10.8%増)となりました。 ⅶ.その他部門 主に連結子会社である「物語(上海)企業管理有限公司」、「PT. Agrapana Niaga Gemilang」、「物語香港有限公司」による取り組みであります。当連結会計年度中において、38店舗の出店を実施しました。これにより、その他部門の当連結会計年度末の店舗数は59店舗となりました。 以上の結果により、売上高は4,726百万円(前期比53.6%増)となりました。 表 「部門別店舗数の状況」 (単位:店) 直営(国内)   FC(国内)   海外   2025年6月末 店舗数 焼肉部門   223   128   -   351 ラーメン部門   128   104   -   232 お好み焼部門   16   4   -   20 ゆず庵部門   90   16   -   106 専門店部門   42   -   -   42 その他部門   -   -   59   59 合計   499   252   59   810 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前連結会計年度末と比較し535百万円増加し、12,338百万円(前期比4.5%増)となりました。 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において、営業活動の結果得られた資金は11,839百万円(前期比11.4%増)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益8,838百万円、減価償却費5,042百万円などによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において、投資活動の結果使用した資金は13,954百万円(前期比51.0%増)となりました。これは主に新規出店に伴う有形固定資産の取得による支出9,915百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出3,221百万円などによるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において、財務活動の結果得られた資金は2,707百万円(前期比23.0%減)となりました。これは主に長期借入れによる収入6,287百万円、長期借入金の返済による支出2,274百万円、配当金の支払額1,299百万円などによるものです。 (生産、受注及び販売の実績) 当社グループは、単一セグメントであるため品目別及び部門別に記載しております。 ⅰ.生産実績 当連結会計年度の生産実績を品目別に示すと、次のとおりであります。 品目   当連結会計年度 (自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)   前年同期比(%) 生麺(百万円)   1,798   112.5 液体調味料(百万円)   779   109.3 合計(百万円)   2,577   111.6 (注) 金額は販売価格によるものであり、部門間の内部振替前の数値であります。 ⅱ.受注実績 当社は一般消費者への直接販売を主としており、また、生産についても見込生産を行っておりますので、記載すべき事項はありません。 ⅲ.販売実績 当連結会計年度の販売実績を部門別に示すと、次のとおりであります。 当連結会計年度 (自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)   前年同期比(%) 直営店   焼肉部門(百万円)   61,647   111.7 ラーメン部門(百万円)   21,768   119.7 お好み焼部門(百万円)   2,219   107.1 ゆず庵部門(百万円)   20,670   115.2 専門店部門(百万円)   5,560   135.1 その他部門(百万円)   4,726   153.6 小計(百万円)   116,592   115.9 フランチャイズ部門(百万円)(注)   7,328   110.8 合計(百万円)   123,921   115.6 (注)ロイヤルティ・加盟金・業務受託料等であります。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する分析・検討内容 ⅰ.財政状態の分析 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産は、前連結会計年度末と比べて1,656百万円増加し、21,139百万円となりました。これは主に売掛金が831百万円増加、その他流動資産が322百万円増加、現金及び預金が284百万円増加、商品及び製品が197百万円増加したことなどによるものです。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産は、前連結会計年度末と比べて10,839百万円増加し、52,887百万円となりました。これは主に有形固定資産が7,437百万円増加、無形固定資産が2,900百万円増加したことなどによるものです。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債は、前連結会計年度末と比べて1,481百万円増加し、18,811百万円となりました。これは主に買掛金が659百万円増加、1年内返済予定の長期借入金が620百万円増加、その他流動負債が148百万円増加したことなどによるものです。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債は、前連結会計年度末と比べて208百万円増加し、14,851百万円となりました。これは主に社債が5,887百万円減少、長期借入金が3,270百万円増加、リース債務が2,218百万円増加、資産除去債務が362百万円増加したことなどによるものです。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末と比べて10,805百万円増加し、40,364百万円となりました。これは主に利益剰余金が4,850百万円増加、転換型新株予約権付社債の権利行使に伴い資本金及び資本剰余金がそれぞれ3,080百万円増加したことなどによるものです。 ⅱ.経営成績の分析 当社グループの当連結会計年度の売上高は、前期比15.6%増加し123,921百万円となりました。 当社グループは中期経営計画「物語ビジョン2025」の実現に向け、「とびっきりの笑顔と心からの元気」をスローガンに店舗運営を行いました。当社グループの売上向上施策として、既存店舗の内外装の積極的な改装、看板商品の磨きこみ、グランドメニューの変更、期間限定商品の販売、サービス力の強化を行い、他社との差別化を図るとともに顧客体験価値の向上に注力しております。 これらの施策の効果により国内既存店(注)の当連結会計年度における売上高は、直営店において前期比4.2%増、フランチャイズ店において前期比4.3%増となりました。 焼肉部門では、直営店において19店舗の新規出店をしました。この結果、直営店の売上高は61,647百万円(前期比11.7%増)となりました。 ラーメン部門では、直営店において13店舗の新規出店をしました。この結果、直営店の売上高は21,768百万円(前期比19.7%増)となりました。 お好み焼部門では、直営店の売上高は2,219百万円(前期比7.1%増)となりました。 ゆず庵部門では、直営店において9店舗の新規出店をしました。この結果、直営店の売上高は20,670百万円(前期比15.2%増)となりました。 専門店部門では、直営店において12店舗の新規出店をしました。この結果、直営店の売上高は5,560百万円(前期比35.1%増)となりました。 フランチャイズ部門では、フランチャイズ店において10店舗の新規出店を実施しました。フランチャイズ加盟店舗数の増加によるロイヤルティ収入の増加などにより、売上高は7,328百万円(前期比10.8%増)となりました。 その他部門では、38店舗の新規出店を実施しました。この結果、売上高は4,726百万円(前期比53.6%増)となりました。 (注)国内既存店とは、2025年6月30日現在で開店から18カ月以上経過している国内の店舗を指します。 売上原価は売上高の増加に伴い、前期比16.9%増加し43,277百万円となりました。売上原価率は34.9%となりました。 販売費及び一般管理費は、前期比15.2%増加し71,401百万円となりました。販管費率は、前期比0.2ポイント減の57.6%となっております。販売費及び一般管理費が増加したのは、新規出店に伴う人員増員により給料及び手当が前期比14.1%増の30,627百万円となったことなどによります。 この結果、営業利益は前期比13.1%増加し9,242百万円となりました。 営業外収益は前期比76.4%減少し118百万円となり、営業外費用は前期比285.4%増加し324百万円となりました。 この結果、経常利益は前期比5.2%増加し9,035百万円となりました。 特別利益は、収用補償金333百万円を計上し、333百万円となりました。 特別損失は、固定資産除却損148百万円、店舗閉鎖損失143百万円等を計上し、529百万円となりました。 この結果、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比9.1%増加し6,157百万円となりました。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 キャッシュ・フローの状況の分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 資本の財源及び資金の流動性につきましては、次のとおりであります。 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品の仕入のほか、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、店舗の設備投資、システム開発投資などによるものであります。 当社グループは、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。短期運転資金は自己資金を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、自己資金および金融機関からの長期借入金および社債の発行により行っております。 なお、当連結会計年度末における社債、借入金およびリース債務を含む有利子負債の残高は15,350百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は12,338百万円となっております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表を作成する上では、固定資産の減損損失、繰延税金資産の回収可能性など様々な会計上の見積りを行うことが必要となりますが、会計基準では、会計上の見積りを「資産及び負債や収益又は費用等の額に不確実性がある場合において、財務諸表作成時に入手可能な情報に基づいて、その合理的な金額を算出すること」と定義されております。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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