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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

柿安本店

Kakiyasu Honten Co.,Ltd.2294 · Prime · 食料品

松阪牛を核とした精肉専門店と、百貨店惣菜・和菓子・料亭など食領域を多角的に展開する老舗食品企業。

概要

柿安本店は、三重県桑名市に本社を置く総合食品企業である。精肉、惣菜、和菓子、レストラン、食品製造の5事業を展開し、「柿安」ブランドで百貨店や駅ビルに店舗網を持つ。主力の精肉事業と惣菜事業で売上高の約73%を占める。2026年4月期の連結売上高は360億72百万円、従業員853名(単体)、東京証券取引所プライム市場上場。創業155周年を迎え、伝統の「しぐれ煮」を看板商品とする老舗である。

精肉事業の収益構造と一貫体制

精肉事業は、松阪牛と自社ブランド「三重 柿安牛」を核に、全国のブランド牛肉、豚肉、鶏肉、肉加工品・惣菜を幅広く取り扱う。厳選した契約牧場から枝肉を仕入れ、自社のミートセンターで解体・加工する一貫体制を構築。店舗販売に加え、産地直送ギフトも展開する。2026年4月期の売上高は13,573百万円(全社比37.6%)、セグメント利益は1,020百万円(前期比31.3%増)。肉の日イベントや柿安牛特別販売会が奏功し、利益が大きく伸びた。精肉専門店として安全・安心を追求し、高いリピート率を維持する。

百貨店中心の惣菜事業の多様な業態

惣菜事業は、百貨店を中心に洋惣菜「柿安ダイニング」、中華惣菜「柿安上海DELI」、黒毛和牛牛めし専門店「柿安 牛めし」など多様な業態を展開する。主力のダイニング部門では、肉や旬の野菜など厳選素材を使用した創作惣菜を、職人が出来立てで提供するのが特徴。2026年4月期の売上高は12,821百万円(全社比35.5%)、セグメント利益は916百万円(同21.8%減)。退店が利益を圧迫したが、新商品の開発(大海老マヨ、牛もも肉の九条葱巻き)や人気アニメとのコラボなどで需要創出に努めた。

和菓子事業と高速道路店舗の展開

和菓子事業は、ショッピングセンター・駅ビルの「口福堂」でおはぎ、どら焼、わらび餅、大福、団子などの定番商品に加え、季節・歳時商品を製造販売する。また、高速道路サービスエリアでは、和菓子と惣菜(弁当・惣菜)を併せた「柿次郎」を展開。2026年4月期の売上高は6,852百万円(全社比19.0%)、セグメント利益は388百万円(同0.2%減)。155周年感謝袋やいちご桜などの春の季節商品が売上増に貢献した。口福堂では定番品の品質維持と新商品開発を両立している。

連結子会社が運営するレストラン事業

レストラン事業は、連結子会社KHフードサービスが運営する。松阪牛のすき焼・しゃぶしゃぶや懐石料理の料亭「柿安」、本格肉料理の「柿安 Meat Meet」、フードコートの「柿安 Meat Express」、中華ビュッフェなどを展開。2026年4月期の売上高は1,298百万円(全社比3.6%)と規模は小さいが、ブランド価値向上に寄与する。5店舗を退店し、セグメント損失21百万円。EXPASA御在所店の改装やメニュー改良により収益改善を図っている。料亭部門は最高の接客サービスを提供する。

伝統のしぐれ煮を核とする食品事業

食品事業は、看板商品「料亭しぐれ煮」を中心に、レトルト食品(しぐれ煮丼、炊き込みご飯の素)、瓶詰めシリーズ、高付加価値のKAKIYASU PREMIUMシリーズを百貨店・量販店・高級スーパー向けに展開する。しぐれ煮は三重県桑名市伝統の製法で素材の味を生かし、柔らかく炊き上げたもの。自家需要から贈答用まで幅広く利用される。2026年4月期の売上高は1,525百万円(全社比4.2%)、セグメント利益は99百万円(同30.6%減)。瓶詰め第2弾として8種類を追加し、マヨソースなど新製品を投入した。

業界の中での役割は高級食材(牛肉)の小売・外食・加工食品を一貫して提供する食品企業。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
361億円
営業利益
14億円
営業利益率
3.9%
純利益
8億円
2026/4 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01精肉小売(個人消費者向け)主力

松阪牛と自社ブランド「三重 柿安牛」を核に、全国のブランド牛肉、豚肉、鶏肉、肉加工品、惣菜類を専門店で販売。契約牧場から仕入れ、枝肉加工を社内一貫体制で行い、衛生・温度管理を徹底。店舗販売のほか、産地直送ギフトも扱う。

主な製品・サービス2
松阪牛
三重県松阪市周辺で生産される高級和牛。厳選した契約牧場から仕入れ、店舗で販売。
三重 柿安牛
自社ブランドの牛肉。品質管理された国産和牛を提供。

02惣菜小売(百貨店・路面店等)主力

百貨店を中心に洋惣菜「柿安ダイニング」や中華惣菜「柿安上海DELI」を展開。看板商品の「柿安 牛めし」専門店や路面店など多様な業態で、厳選食材を使った創作惣菜を職人が調理し、出来立て・安全・安心を提供。

主な製品・サービス3
柿安ダイニング
百貨店向け洋惣菜ブランド。厳選食材を使用した創作惣菜を提供。
柿安上海DELI
中華惣菜ブランド。
柿安 牛めし
黒毛和牛牛めし専門店。

03和菓子小売(ショッピングセンター・駅ビル等)準主力

「口福堂」ブランドで、おはぎ・どら焼・わらび餅・大福・団子などの定番商品に加え、季節・歳時商品を製造販売。また、高速道路サービスエリア中心に「柿次郎」を展開し、和菓子に加えて弁当・惣菜も提供。

主な製品・サービス2
口福堂
和菓子専門店。おはぎ、どら焼、わらび餅、大福、団子などを取り扱う。
柿次郎
高速道路サービスエリア中心に展開。和菓子に加え、弁当・惣菜も提供する店舗。

04外食(料亭・フードコート等)準主力

子会社の株式会社KHフードサービスが、松阪牛のすき焼・しゃぶしゃぶなどの肉料理と懐石料理を提供する料亭「柿安」、フードコートの「柿安 Meat Express」、中華ビュッフェ、グリル&カレー「カキヤス」等を展開。

主な製品・サービス3
柿安(料亭)
松阪牛のすき焼・しゃぶしゃぶ、懐石料理を高級感ある空間で提供。
柿安 Meat Express
こだわりの肉料理を手頃な価格で提供するフードコート。
カキヤス
グリル&カレーのレストラン。

05食品製造・販売(百貨店・量販店等)副次

「料亭しぐれ煮」を看板に、レトルト食品「柿安しぐれ煮丼」「炊き込みご飯の素」、瓶詰めシリーズ、高付加価値の「KAKIYASU PREMIUM」を製造。三重県桑名市の伝統製法によるしぐれ煮は、柔らかく素材の味を生かした商品で、自家需要から贈答用まで幅広く利用される。

主な製品・サービス4
料亭しぐれ煮
三重県桑名市の伝統製法で作るしぐれ煮。佃煮と異なり柔らかく炊き上げた看板商品。
柿安しぐれ煮丼
しぐれ煮を使ったレトルト丼の素。
炊き込みご飯の素
しぐれ煮を使用した炊き込みご飯の素。
KAKIYASU PREMIUM
高付加価値のプレミアム食品シリーズ。

製品と技術

松阪牛と柿安牛の一貫管理体制

精肉事業の核は、松阪牛と自社ブランド「三重 柿安牛」の一貫管理体制にある。契約牧場から枝肉を仕入れ、自社ミートセンターで解体・加工し、店舗に供給する。松阪牛は個体識別番号で管理され、トレーサビリティを確保。柿安牛は厳格な品質基準を満たした黒毛和牛で、1頭買いセールも行う。2026年3月の特別販売会では、柿安牛1頭セールや感謝袋を用意し、大きな反響を得た。精肉は産地直送ギフトとしても販売される。

伝統の製法で作る「料亭しぐれ煮」

「料亭しぐれ煮」は、三重県桑名市に伝わる製法で作られる看板商品。牛肉を柔らかく炊き上げ、素材の味を生かした佃煮とは異なる食感が特徴。自家需要から贈答用まで幅広く利用される。商品群には、しぐれ煮丼や炊き込みご飯の素などのレトルト食品、瓶詰めシリーズ、高付加価値のKAKIYASU PREMIUMシリーズがある。2026年4月には瓶詰め第2弾として松阪牛すじ煮味噌など8種類を追加。百貨店・量販店・高級スーパーで販売される。

惣菜業態の職人技と商品開発力

惣菜事業の各業態は、職人の技と発想による出来立ての商品を提供する。「柿安ダイニング」では、大海老マヨ~ジェノバソース~や牛もも肉の九条葱巻き柚子胡椒の香りなど、季節ごとに新商品を投入。黒毛和牛牛めし専門店「柿安 牛めし」は、看板の牛めしを中心に弁当も販売。中華惣菜「柿安上海DELI」は点心やおかずを扱う。路面店「おかずや」も存在する。素材へのこだわりと色彩豊かな見た目で、百貨店顧客の支持を得る。

口福堂の定番和菓子と季節商品

和菓子事業の主力「口福堂」は、おはぎ、どら焼、わらび餅、大福、団子などの定番商品に加え、桜餅、柏餅、いちご大福などの季節商品を展開。2026年3月には「いちご桜」や「いちご大福(桜)」を販売した。ショッピングセンターや駅ビルに出店し、気軽に購入できる価格帯が強み。高速道路のサービスエリアでは「柿次郎」が和菓子と惣菜を提供する。155周年記念感謝袋も販売され、多くの来店を促した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

食料品のなかでの位置

食品小売で中堅、販売力が強み

同社は食料品業界、具体的には精肉・惣菜などの食品小売・製造を手がける。売上高は約360億円で、業界内では中堅規模。同業他社にはニップンや日清製粉などがあるが、これらは原材料供給が中心で、小売・外食向けの最終製品販売で差別化している。同社は直営店舗や百貨店への販売に強みを持ち、高品質な商品を提供している。ただし、営業利益率は低下傾向にあり、競争激化やコスト増への対応が課題。

強み

  • 精肉や惣菜で高いブランド力を誇り、消費者からの信頼を得ている。
  • 百貨店や商業施設などへの販売網が強固で、高級路線を維持。
  • 季節商品や高付加価値商品の開発で差別化している。
  • 食の安全・品質にこだわり、顧客満足度を高めている。

課題

  • 営業利益率が低下傾向で、コスト増や競争激化が影響。
  • 国内食品市場は成熟期にあり、売上高の伸びが鈍い。
  • 小売業界の人材不足で人件費が上昇し、収益を圧迫する。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

食料品の時価総額近傍。太字が柿安本店

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12910ロック・フィールド379億円368.9倍
22831はごろもフーズ379億円13.1倍
32221岩塚製菓366億円15.4倍
42114フジ日本352億円10.9倍
52915ケンコーマヨネーズ341億円10.4倍
62294柿安本店319億円30.2倍
72209井村屋グループ316億円12.9倍
82217モロゾフ314億円46.4倍
92220亀田製菓307億円3.5倍
102533オエノンホールディングス301億円8.0倍
112922なとり299億円18.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 32件

資本金2,000千円で創業した1968年

1968年11月、三重県桑名市に資本金2,000千円で株式会社柿安本店を設立。当初は精肉販売を主業とし、地元の伝統である松阪牛の取扱いを中心に事業を始めた。1972年には柿安商事(後の柿安グルメフーズ)を通じて「牛肉しぐれ煮」の百貨店販売を開始。これが後の惣菜・食品事業の原点となる。創業当初から素材へのこだわりと「おいしさ」を追求する姿勢は、現在の経営理念「おいしいものをお値打ちに提供する」に受け継がれている。

ミートセンター新設で加工一貫体制を確立した1981年

1978年にしぐれセンターを新設し生産能力を強化。1981年9月には三重県桑名市にミートセンターを新設し、牛肉の解体及び加工の集中処理を開始した。これにより、枝肉から店舗販売までの一貫管理体制が確立。徹底した衛生管理と温度管理のもと、安全でおいしい牛肉の安定供給が可能となった。この体制は現在も継続され、自社ブランド「三重 柿安牛」の品質を支えている。

百貨店惣菜「柿安ダイニング」で新業態を開拓した1998年

1998年4月、そごう千葉店に洋惣菜店舗「柿安ダイニング」の第1号を開設。百貨店の食品売場に進出し、出来立ての創作惣菜を提供する新業態で、顧客の支持を得た。同年3月には柿安グルメフーズを子会社化し、量販店向けのしぐれ煮供給も拡大。2001年には中華惣菜「上海DELI」第1号を大丸東京店に開設し、惣菜事業の多様化を進めた。この時期に百貨店チャネルを主要な販路として確立した。

株式上場と和菓子「口福堂」の展開(2004-2005年)

2004年12月、ジャスダック証券取引所に株式を上場。資本市場からの資金調達を可能にした。翌2005年11月、柿安グルメフーズが和菓子販売店「口福堂」の展開を開始。第1号店をジャスコ木曽川店に開設した。口福堂はショッピングセンター内でおはぎやどら焼などの定番和菓子を販売し、新たな収益源となった。上場により知名度が向上し、店舗展開の資金を確保した。

黒毛和牛牛めし専門店「柿安牛めし」の誕生(2010年)

2010年1月、大丸京都店に「柿安牛めし」第1号店を開設。黒毛和牛を使用した牛めし弁当専門店で、百貨店での惣菜業態をさらに特化させた。同年4月、ジャスダック市場の統合に伴い大阪証券取引所JASDAQ市場に移行。2013年には柿安グルメフーズの和菓子事業を会社分割で承継し、和菓子事業を直営化。東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に移行し、上場市場の一本化を進めた。

レストラン新業態の相次ぐ投入(2017-2019年)

2017年、フードコートレストラン「柿安 Meat Express」とグリルレストラン「柿安 Meat Meet」の第1号店をイオンモール大高に開設。肉料理専門の低価格帯レストランとして新たな客層を獲得した。2018年には柿安グルメフーズを吸収合併し、グループ経営を効率化。同年「奇跡の親子丼」、2019年「石焼牛肉炒飯 柿安」を相次ぎ投入し、フードコート業態を拡充した。2019年11月には東京証券取引所市場第一部へ昇格し、企業価値向上を目指した。

レストラン事業を子会社化した2021年

2021年6月、株式会社KHフードサービスを新設分割し、レストラン事業に関する権利義務を承継させた。これにより、レストラン事業を連結子会社として独立運営する体制を構築。料亭「柿安」やフードコート業態の経営効率化を図った。2022年4月には東京証券取引所の市場区分見直しに伴いプライム市場に移行。決算期を2月末日から4月30日に変更し、事業年度の整合性を高めた。

プライム市場移行と155周年を迎えた現在

2022年4月、東京証券取引所プライム市場へ上場市場を移行。上場企業としてのガバナンス強化と成長戦略の推進を図った。2026年11月に創業155周年を迎え、記念商品や感謝袋を展開。2026年4月期の売上高は360億72百万円と前期比横ばいだが、営業利益率4.0%を維持。不採算店舗の整理と新業態開発を進め、経営環境の変化に対応している。物価上昇や人手不足の中でも、伝統の「おいしさ」を核に持続的成長を目指す。

年表32件を開く

1960年代

  • 1968年11月創業三重県桑名市に資本金2,000千円で株式会社柿安本店を設立

1970年代

  • 1972年8月創業株式会社柿安商事(名古屋市中区錦3丁目12番地22号、1972年8月設立)を通し、「牛肉しぐれ煮」の販売を百貨店にて開始
  • 1978年9月店舗及び取引先の拡大に伴い、しぐれセンターを三重県桑名市大字安永八区割1208番地に新設

1980年代

  • 1981年9月牛肉解体及び加工の集中処理の効率化を目的に、三重県桑名市大字安永七区割1049番地2にミートセンターを新設
  • 1989年2月業務拡大に伴い、本社を三重県桑名市吉之丸8番地(現在地)に移転

1990年代

  • 1990年5月M&A株式会社柿安メルサ店を吸収合併、資本金44,000千円となる
  • 1994年10月「牛肉しぐれ煮」の量販店への供給を、松阪肉しぐれ本舗株式会社(柿安グルメフーズ株式会社)を通じ開始
  • 1997年6月株式を日本証券業協会に店頭登録
  • 1998年4月洋惣菜店舗業態「柿安ダイニング」の第1号店舗を、そごう千葉店に開設

2000年代

  • 2001年4月中華惣菜店舗業態「上海DELI」の第1号店舗を、大丸東京店に開設
  • 2002年2月関東支社を移転拡充し、東京都品川区西五反田に東京本部を開設
  • 2002年8月鶏飯及びおはぎを主力商品とする米飯新業態「柿次郎」の第1号店舗を、名鉄百貨店に開設
  • 2002年12月路面惣菜店舗業態「おかずや」の第1号店舗を、名古屋市名東区に開設
  • 2003年11月ビュッフェレストラン業態「三尺三寸箸」の第1号店舗を、HEPナビオに開設
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場
  • 2005年11月柿安グルメフーズ株式会社が和菓子販売店の「口福堂」を大型ショッピングセンター内中心に展開開始、第1号店舗を、ジャスコ木曽川店に開設
  • 2006年3月点心業態「上海饅頭店」の第1号店舗を、大丸札幌店に開設
  • 2007年8月ハンバーグレストラン業態「炭火焼ハンバーグカキヤス」の第1号店舗を、イオンナゴヤドーム前ショッピングセンターに開設
  • 2008年9月和菓子事業拡大のため、三重県桑名市陽だまりの丘五丁目201番に柿安スイーツファクトリーを新設

2010年代

  • 2010年1月牛めし弁当専門店「柿安牛めし」の第1号店舗を、大丸京都店に開設
  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)へ株式を上場
  • 2010年10月M&A大阪証券取引所(JASDAQ市場)、同取引所ヘラクレス市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)へ株式を移行
  • 2013年3月M&A柿安グルメフーズ株式会社の和菓子事業を会社分割により当社が承継 株式会社大阪証券取引所と株式会社東京証券取引所の現物市場の統合に伴い、株式会社東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を移行
  • 2017年4月フードコートレストラン業態「柿安 Meat Express」の第1号店舗を、イオンモール大高に開設
  • 2017年10月レストラン業態「柿安 Meat Meet」の第1号店舗を、イオンモール大高に開設
  • 2018年6月M&A柿安グルメフーズ株式会社を吸収合併
  • 2018年7月フードコートレストラン業態「奇跡の親子丼」の第1号店舗を、イオンモールナゴヤドーム前に開設
  • 2019年7月フードコートレストラン業態「石焼牛肉炒飯 柿安」の第1号店舗を、イオンモール橿原店に開設
  • 2019年11月上場株式会社東京証券取引所市場第一部へ上場市場を変更

2020年代

  • 2021年6月株式会社KHフードサービスを新設分割し、レストラン事業に関する権利義務を承継
  • 2022年4月上場株式会社東京証券取引所の新市場区分化に伴い、プライム市場へ上場市場を移行
  • 2022年5月商号変更決算期を2月末日から4月30日に変更

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/4期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高営業利益率2026年4月期まで4.0%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    おいしさの徹底追求と新業態開発

    経営理念『おいしいものをお値打ちに提供する』に基づき、素材・職人の技・おもてなしの心へのこだわりを徹底しておいしさを追求し、潜在ニーズの掘り起こしを新業態・新商品の開発で行い、事業の新陳代謝を図る。

  2. 02

    既存店改善と不採算店整理

    既存店の業務見直し・効率化、不採算店の整理、間接部門の効率改善を進め、全社的なコスト削減活動を徹底することで利益確保を目指す。

  3. 03

    成長戦略としての販路拡大

    創業155周年を迎えるにあたり、伝統のこだわりを大切にしながら、新業態の開発や販路拡大などの成長戦略に積極的に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で853人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は503万円で、9期前と比べて0.1%平均年齢は44.0歳、平均勤続年数は12.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年2月1,054
2018年2月1,053
2019年2月1,079
2020年2月50340.98.81,052
2021年2月44641.59.6996
2022年2月46242.410.6912
2023年4月49642.911.2890
2024年4月51343.011.3886248
2025年4月50843.311.6888169
2026年4月50344.012.5853164

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年4月期・提出会社(単体)
女性管理職比率12.9%
縦線は目安の30%
男性育休取得率20.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)46.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
提出会社6,180百万円
提出会社
株式会社KHフードサービス310百万円
株式会社KHフードサービス

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年4月期の売上高は361億円営業利益14億円前期と比べると増収減益で、売上が+0.0%、利益が-6.7%。

売上高
+0.0%
361億円
営業利益
-6.7%
14億円
純利益
+14.3%
8億円
営業利益率
3.9%
前期比 -0.3%pt

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は191億円、営業利益は11億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は−1.0%、営業利益は−8.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年2Q8933.42
2023年3Q200189.011
2024年1Q9044.42
2024年2Q8422.42
2024年3Q1121210.78
2024年4Q8544.72
2025年2Q16831.82
2025年4Q193126.25
2026年2Q17031.82
2026年4Q191115.86

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年2月期からの14期で、売上は427億円から361億円へ85%に減った。直近期の営業利益率は3.9%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
柿安グルメフーズ株式会社の和菓子事業を会社分割により当社が承継 株式会社大阪証券取引所と株式会社東京証券取引所の現物市場の統合に伴い、株式会社東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を移行
2013年2月4272713
2014年2月4252211
2015年2月4352613
2016年2月4352414
フードコートレストラン業態「柿安 Meat Express」の第1号店舗を、イオンモール大高に開設
2017年2月4352313
柿安グルメフーズ株式会社を吸収合併
2018年2月4402717
株式会社東京証券取引所市場第一部へ上場市場を変更
2019年2月4432416
2020年2月4392515
2021年2月373153
株式会社東京証券取引所の新市場区分化に伴い、プライム市場へ上場市場を移行
2022年2月3803317
2023年4月4393622
2024年4月37122225.914
2025年4月36115154.27
2026年4月36114153.98

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年4月期

売上高361億円のうち、営業利益として残るのは14億円3.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は8億円、売上の2.2%にあたる。営業利益率は業種中央値4.1%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金46.5%168億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金49.6%179億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.9%14億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
53.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.3pt
3.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.0pt
2.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比2.0pt
5.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
8.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 11期分

2026年4月期は営業CFが15億円、投資CFが−7億円で、差し引きのフリーCFは8億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は81億円で、売上の2.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年2月23−8−71566
2014年2月21−8−151364
2015年2月21−10−71169
2016年2月21−8−251357
2017年2月21−8−101360
2018年2月26−7−121967
2022年2月37−4−833100
2023年4月25−7−1118107
2024年4月14−12−92101
2025年4月17−30−9−1380
2026年4月15−7−8881

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年4月期の総資産は195億円。このうち返さなくてよい自己資本が155億円で、自己資本比率は79.6%(業種中央値56.8%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年2月1801314972.8
2014年2月1821305271.7
2015年2月1951405571.8
2016年2月1771294873.2
2017年2月1801344674.5
2018年2月1901414974.2
2019年2月1891454476.7
2020年2月2011534876.2
2021年2月1881484078.7
2022年2月2001584279.2
2023年4月2171704778.3
2024年4月2171774081.4
2025年4月1921504278.4
2026年4月1951554079.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年4月期の内訳
現金及び預金
81億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
184億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
4億円
在庫として抱えている分
負債合計
40億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
78
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率8 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

食料品 123社との比較

同じ食料品の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率123社中12位あたり、逆に低いのは売上成長率123社中105位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.3%/中央値 7.3%
P25 3.7%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
3.9%/中央値 4.1%
P25 2.7%P75 7.7%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
79.6%/中央値 56.8%
P25 46.5%P75 67.3%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
0.0%/中央値 3.4%
P25 0.7%P75 6.3%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.3%/中央値 2.3%
P25 1.5%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,563で、1年前と比べて-3.7%過去52週の値幅のなかでは17%の位置にある。

¥2,563-0.9%1ヶ月+0.9%1年-3.7%時価総額319億円
過去52週の値幅
安値¥2,454高値¥3,095

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)30.2倍
PBR1.58倍
配当利回り3.32%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は25日移動平均線(2572円)を上回り、直近1ヶ月で+3.2%上昇しています。ただし52週高値3095円からは-16.0%下落しており、200日線(2641円)を下回っています。RSIは59.0と中立圏で、出来高は7/31に19,500株とやや増加しました。方向感は定まらず、もみ合いが続いています。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 35/100)

PERは30.67倍で業界平均28.05倍を上回り、やや割高感。PBRは1.61倍と平均1.61倍にほぼ等しいが、ROEは5.3%と低く割高感を強める。配当利回りは3.27%と平均2.29%を上回り、配当性向が97.2%と高いのは好材料だが、持続可能性が懸念される。業績は減収減益基調で、今期も純利益は低調。総合的にやや割高と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)30.2倍28.6倍
PBR1.58倍1.63倍
ROE5.3%7.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上高は減少傾向で、営業利益率も5%を割る水準。外食・中食需要の多様化や競争激化が課題。強気派はブランド力と高級路線の需要を評価し、弱気派は売上減少と収益力低下を懸念。配当は継続中だが、業績悪化の懸念も。

プラスに働く材料7
  • ブランド価値

    柿安ブランドの品質イメージが強み

  • 高級需要

    高級精肉・惣菜は一定の需要がある

  • 安定的な配当

    配当利回り3%超、株主還元を継続

  • 営業利益率5.9%回復で営業利益5割増通年影響

    営業利益率5.93%実績に回復すれば営業利益約21億円、現行14億円から5割増

  • 販管費1%削減で営業利益3.6億円増通年影響

    販管費率を1%削減すれば営業利益は約18億円(現行14億円+3.6億円)

  • 純利益14億円回復でPER23倍に改善決算発表後影響

    純利益が14億円に戻ればEPS約112円、PER約23倍と割安感

  • 外資保有比率0.9%から上昇余地不定影響

    外資保有比率0.9%は極低水準、買い増しで需給改善の可能性

マイナスに働く材料7
  • 売上減少

    直近2期連続で減収、店舗売上も低迷

  • 収益性低下

    営業利益率が4%台と低水準で推移

  • 競争激化

    コンビニ等との競合で客数が減少

  • 配当性向100%超で減配リスク次回株主総会影響

    配当利回り3.27%は総額約10.6億円と推定され、純利益8億円を超過、減配の懸念

  • 売上高350億円割れで営業利益減少通年影響

    売上高が350億円に減れば営業利益は約13.6億円、現行から0.4億円減

  • 純利益7億円割れでPER46倍へ決算発表後影響

    純利益が7億円に減るとEPS56円、PER約46倍と高バリュエーション修正

  • ROE5.3%の低さがPBR圧迫継続影響

    ROE5.3%は資本効率の低さを示し、PBR1.6倍の維持が困難に

次の決算で確かめる点
店舗売上高
小売事業の陳腐化が反映されるため
客単価
高級路線の維持・強化の度合いを測る
惣菜の販売動向
中食需要への対応度合いを測るため

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり85で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは3.32%。

年間配当
¥85
1株あたり
配当利回り
3.32%
いまの株価に対して
配当性向
97.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年2月4540.5
2018年2月5522.236.4
2019年2月6518.241.7
2020年2月7515.452.3
2021年2月750.0298.0
2022年2月10033.356.8
2023年4月85−15.040.3
2024年4月850.066.3
2025年4月850.0125.2
2026年4月850.097.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥85

株主

有価証券報告書より

2026年4月期末の株主数は延べ14,383人。区分でいちばん多いのは個人・その他87.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が10.8%を占め、残る89.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年4月%2024年4月%2025年4月%2026年4月%
個人・その他75.873.674.877.686.387.2
自己株式15.915.915.815.923.023.0
金融機関13.716.012.011.410.79.6
事業法人8.58.48.48.31.21.2
証券会社0.70.83.21.50.51.1
外国法人1.31.21.71.21.30.9

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)4.57
02株式会社百五銀行3.00
03赤塚 保正2.71
04赤塚 和隆2.15
05赤塚 美雪2.13
06赤塚 勝子1.98
07柿安取引先持株会1.66
08柿安社員持株会1.54
09赤塚 元康1.33
10株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.68

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−19%、1株純資産は14期で+53%。直近期のROEは5.3%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年2月1051,05510.311.637.5
2014年2月931,1008.715.740.6
2015年2月1111,1839.716.539.3
2016年2月1201,18710.015.338.9
2017年2月1161,2529.516.740.5
2018年2月1571,34412.219.836.4
2019年2月1561,38811.614.841.7
2020年2月1431,46510.117.852.3
2021年2月251,4141.798.8298.0
2022年2月1631,51311.114.956.8
2023年4月2111,62413.410.940.3
2024年4月1341,6868.120.666.3
2025年4月721,5714.338.0125.2
2026年4月851,6185.331.797.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/4期の役員報酬は総額154百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約12倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
赤塚保正代表取締役社長62337,000
岡本卓也取締役(事業本部長)467,000
上垣清澄取締役832,000
木立真直取締役702,000
大上有衣子取締役511,000
赤塚義弘常勤監査役6837,000
梶川融監査役7493,000
根岸康二監査役8017,000
白鳥和生取締役59

役員報酬の内訳2026/4

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)21021611859
社外取締役530306
監査役1666

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/4期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,244字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社(株式会社柿安本店)及び子会社1社により構成されており、主に、精肉、惣菜、和菓子、 牛肉しぐれ煮の製造販売及びレストランの運営を行っております。 なお、当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 次の5部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメント情報の区分と同一であります。 <精肉事業> [当社] 松阪牛及び自社ブランド「三重 柿安牛」を核に全国のブランド牛肉、豚肉や鶏肉から肉加工品・惣菜類に至る 幅広い品揃えの専門店として展開しております。安全でおいしい牛肉の安定供給のために、厳選された 契約牧場から仕入れ、枝肉加工の社内一貫体制を持ち、徹底した衛生管理・温度管理のもと店舗販売のほか、 産地直送ギフトなどを扱っております。 <惣菜事業> [当社] 百貨店を中心とした洋惣菜「柿安ダイニング」や中華惣菜「柿安上海DELI」をはじめ、看板商品の 黒毛和牛牛めし専門店「柿安 牛めし」や路面店など多様な惣菜業態を展開しております。 主力であるダイニング部門では、お肉や旬の味覚、高品質野菜などの厳選した食材を使用した創作惣菜を、 職人が出来立てのおいしさにこだわり調理しております。色彩豊かな見た目による華やかさを演出するとともに、 安全・安心な商品を提供しております。 <和菓子事業> [当社] ショッピングセンター・駅ビル等の「口福堂」において、おはぎ・どら焼・わらび餅・大福及び団子などの 定番商品に加え、「桜餅」「柏餅」「いちご大福」等の季節・歳時商品を取り揃えた和菓子の製造販売を 行っております。 また、和菓子の他にも、惣菜事業のお弁当やお惣菜も提供している「柿次郎」を高速道路のサービスエリアを 中心に展開しております。 <レストラン事業> [株式会社KHフードサービス] 松阪牛のすき焼、しゃぶしゃぶなどの肉料理と懐石料理等の日本料理を主力に趣のある空間で、 最高の接客サービスを提供している「柿安」の料亭部門、こだわりの肉料理をお値打ちに提供している 「柿安 Meat Express」等のフードコート部門、中華料理を提供しているビュッフェ部門、 「グリル&カレーカキヤス」のグリル部門を展開しております。 <食品事業> [当社] 「料亭しぐれ煮」を看板商品として、「柿安しぐれ煮丼」「炊き込みご飯の素」といった利便性の高い レトルト食品や「瓶詰めシリーズ」のほか、高付加価値商品である「KAKIYASU PREMIUM」シリーズを百貨店、 量販店及び高級スーパーマーケット向けに展開しております。「しぐれ煮」は三重県桑名市に伝わる製法で 素材の味を生かし、佃煮とは異なり柔らかく炊き上げたものであります。当社のしぐれ煮類は、自家需要から 贈答用まで幅広くご利用いただいております。 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,283字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ①当社グループの現状の認識について 当社グループを取り巻く事業環境は、長引く物価上昇や中東情勢をはじめとする地政学リスクの長期化により、 原材料価格の高騰が続くことに加え、深刻な労働力不足の影響もあり、先行き不透明な状況にあります。 当社グループは、このような経営環境の中でも、家庭内食、中食、外食を擁する総合食品企業として、 変化する消費者のニーズに柔軟に対応するとともに、成長し続ける会社を目指してまいります。 ②経営の基本方針 当社グループは、『おいしいものをお値打ちに提供する』の経営理念に基づき、徹底しておいしさの追求を 行うとともに、潜在ニーズの掘り起こしを新業態及び新商品の開発により行い、事業の新陳代謝を図って まいりました。 おいしさの追求は柿安の原点であり、これを企業メッセージ『おいしさ、育む。』と表現し、 「素材へのこだわり」「職人の技と発想」「おもてなしの心」により、おいしさの向上に努めてまいります。 ③経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは「豊かな食文化の創造」を通して地域の食文化の醸成に貢献し、お客様から支持される企業で あり続けるために、持続的に事業を成長させ、強固な経営基盤の獲得と確かな収益性の向上を測る指標である 売上高営業利益率を収益性分析の重要な指標と位置付けており、2026年4月期につきましては、売上高営業利益率は4.0%となりました。 今後も既存店の改善、新規出店、不採算店の整理及び間接部門等の効率改善を図り、その維持向上に努めて まいります。 ④優先的に対処すべき課題と対処方針 国内では、企業収益の改善や賃上げによる所得環境の改善が見込まれる一方、食関連業界では原材料・ エネルギー価格の高止まりや人件費の上昇が続く中、これらの価格転嫁による消費減退が懸念されるなど、厳しい経営環境は今後も継続することが予想されます。 このような中、当社グループにおきましては、伝統が培った「柿安のこだわり」を実践することで、お客様に 高い価値を感じていただけるような商品・接客サービスの提供を継続してまいります。また、既存店を中心とした業務の見直し・効率化を図り、全社的なコスト削減活動を徹底することで、堅調な利益確保を目指して まいります。 また、当社は今年11月8日に創業155周年を迎えます。 当社グループを支えてきました「おいしさ」「おもてなし」「こだわり」をこれまで以上に大切にすると ともに、新業態や販路拡大などの成長戦略にも取り組んでまいります。 今後も皆様とともに、「柿安」ブランドとしての誇りと自信を持って提供できる商品・サービスを創造し続け、社会の課題や要請、ご要望にお応えすべく、「豊かな食文化の創造」を通して社会に貢献してまいります。
事業等のリスク2,054字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が当社グループの財政状態、 経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは以下の とおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)原材料の価格変動について 食品に関する衛生問題等による鶏肉及び牛肉の輸入停止、台風等の自然災害発生、世界情勢による物流費の 高騰の影響などにより、畜産物、農作物の市場価格が大幅に変動いたします。これらを原材料としている各部門において原材料の調達価格や生産原価が影響を受けるなど、原材料の価格変動は、当社グループの経営成績に 影響を及ぼす可能性があります。 (2)自然災害等について 地震や台風等の自然災害、火災や停電、各種感染症の拡大等によって、当社グループの生産、物流、販売及び情報管理関連施設等の拠点に甚大な被害を受ける可能性があります。当社グループは、定期的な設備点検、 従業員の衛生管理等可能な範囲で予防措置を行っております。万一、当該事象が発生した場合には、適切な対応に努めますが、これらの災害等による影響を完全に防止または軽減できる保証はありません。特に国内生産拠点は三重県桑名市に集中しており、大規模な地震や台風等の自然災害が発生した場合には、生産活動の停止や 製品供給の遅延等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3)法的規制について 当社グループは、「食品衛生法」に基づいた店舗及び工場の整備、器具の管理、添加物の取り扱い、その他の製造工程及び販売等の管理運営を行っております。 当社グループは、食品衛生法を遵守し、製造設備の衛生管理には万全の注意を払っておりますが、 食品衛生問題は食品を取り扱う企業にとって不可避の課題であり、今後についても製造及び加工設備を 中心とした食品衛生管理体制の強化を図っていく方針であります。 しかしながら、今後の社会環境の中でこれらに関する問題が発生した場合には、当社グループもその影響を 受ける恐れがあり、当社グループの社会的信用度や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)新規出店計画について 当社グループは、商圏人口、賃料、競合店の状況等を調査し、投資採算性を総合的に勘案して新規店舗の出店を行っております。景気動向や消費者の嗜好の変化等による店舗の不採算化、それに伴う退店や業態変更、 または出店立地の確保に支障が発生した場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)人財の確保及び育成について 当社グループは、積極的な店舗展開を行う方針であり、そのためには人財を確保していく必要があります。 特に店舗運営における経験を持った人財を確保し、育成していくことは重要な課題であります。当社グループにおきましては、求人・採用のレベルアップ、採用後の従業員に対するフォローの充実、OJTによる教育及び 研修制度の充実等による人財育成に取り組んでおりますが、当社グループにおける人財の確保及び育成が 出店スピードに追いつかない場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (6)個人情報の管理について 当社グループは、顧客からのアンケート情報等を収集し、顧客満足度の把握及びサービスの向上に努めて おります。個人情報の管理に関しては万全を期しておりますが、何らかの理由で個人情報が漏洩した場合には、損害賠償の発生や社会的信用の低下等により、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (7)固定資産の減損について 当社グループは、店舗にかかる固定資産をはじめとする資産を保有しており、店舗等において収益性が 低下し、回復が見込まれない場合には、減損損失を計上することにより、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (8)食品の安全性と風評被害に関するリスクについて 食の安全性がますます求められる中、当社グループでは、品質管理室を設置し、衛生管理体制の強化に 取り組んでおりますが、万が一、BSE(牛海綿状脳症)、CSF(豚熱)や鳥インフルエンザ等の家畜感染症など 社会的な問題が発生した場合には輸入規制等の公的な規制による安定調達への影響に加え、「食の安全性」に 対する不安や不信感が高まり、買い控え等により収益に影響を及ぼす可能性があります。また、異物混入や 食中毒、産地等の偽装による食品の安全・衛生に関する問題等が発生した場合には、回収費用や訴訟などにより収益に影響を及ぼす可能性があるほか、商品の安全性を確保するためのフードディフェンス強化等に多大な費用がかかる可能性があり、当社グループの経営成績及び財政状態に大きな影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,897字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①経営成績の状況 当連結会計年度(2025年5月1日~2026年4月30日)におけるわが国経済は、景気が緩やかな回復基調にある 中で、雇用・所得環境の改善により個人消費に持ち直しの動きがみられました。 その一方、長引く物価上昇や米国通商政策による影響に加え、中東情勢をはじめとする地政学的リスクなど、 先行きに対する不透明感が増しております。 当社グループの属する食関連業界におきましても原材料価格の上昇や労働力不足の深刻化が大きな影響を 及ぼしているほか、家計の節約志向は依然として根強いなど、引き続き厳しい経営環境となりました。 このような環境の中、当社グループはお客様にお喜びいただける高付加価値・高品質な商品やサービスの提供に努めるとともに、既存店の収益改善のほか、新商品や季節商品をはじめとする販売施策により需要創出を図り ました。また、様々な人気アニメーションのデザインを施した商品展開や法人開拓など販路拡大にも積極的に 取り組みました。 出退店につきましては、「柿安ダイニング 伊勢丹浦和店」、「口福堂 イオンモール須坂店」、 「ジョイナス横浜精肉店」を出店し、百貨店閉店によるものを含め15店を退店しました。 <出退店の状況> 区 分   出 店   退 店 精肉事業   1店   3店 惣菜事業   1店   4店 和菓子事業   1店   3店 レストラン事業   -   5店 食品事業   -   - 合 計   3店   15店 以上の結果、当連結会計年度の売上高は36,072百万円(前期比0.1%減)、 営業利益は1,426百万円(同4.9%減)、経常利益は1,473百万円(同4.2%減)、 親会社株主に帰属する当期純利益は811百万円(同15.7%増)となりました。 また、売上高営業利益率は4.0%となりました。 各セグメントの売上高の状況は次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年5月1日 至 2026年4月30日)   構成比(%) 精肉事業(百万円)   13,573   37.6 惣菜事業(百万円)   12,821   35.5 和菓子事業(百万円)   6,852   19.0 レストラン事業(百万円)   1,298   3.6 食品事業(百万円)   1,525   4.2 合計(百万円)   36,072   100.0 (注)セグメント間取引については、相殺消去しております。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 (a) 精肉事業 精肉事業につきましては、2026年2月9日の年に一度の肉の日に、WEB予約システム「ニクヨヤク」を活用し、 松阪牛や黒毛和牛のすき焼食べくらべ袋等を販売しました。 また、3月には一部の店舗にて、当社のオリジナルブランド牛『三重 柿安牛』の特別販売会を実施し、 柿安牛1頭セールやお買い得な感謝袋等をご用意したところ、大きな反響をいただき、これを受けて対象店舗を 拡大するとともに、定期開催する運びとなりました。 出退店につきましては、「ジョイナス横浜精肉店」を出店し、3店の退店を行いました。 この結果、当事業の売上高は13,573百万円(前期比1.7%減)、 セグメント利益は1,020百万円(同31.3%増)となりました。 (b) 惣菜事業 惣菜事業につきましては、看板商品の大海老に特製のバジルマヨソースをからめた 『大海老マヨ~ジェノバソース~』や自慢のローストビーフに九条葱などを巻いた 『牛もも肉の九条葱巻き 柚子胡椒の香り』等、新たなアレンジ商品を展開しました。 また、新商品として手作りハンバーグを中心に魚や野菜等をバランスよく詰め合わせた 『春爛漫 10品目の美彩御膳』を販売するなど、こだわりある商品開発にも注力いたしました。 出退店につきましては、1店を出店し、4店の退店を行いました。 この結果、当事業の売上高は12,821百万円(前期比0.0%増)、 セグメント利益は916百万円(同21.8%減)となりました。 (c) 和菓子事業 和菓子事業につきましては、定番商品に加え四季折々の季節感あふれる商品を提供しております。 3月には、いちご入り桜餅『いちご桜』や『いちご大福(桜)』といった春を彩る商品を展開しました。 また、今年155周年を迎えることを記念したお値打ちな感謝袋をご用意するなど、 多くの人に来店いただける施策を実施しました。 出退店につきましては、1店を出店し、3店の退店を行いました。 この結果、当事業の売上高は6,852百万円(前期比3.3%増)、 セグメント利益は388百万円(同0.2%減)となりました。 (d) レストラン事業 レストラン事業につきましては、昨年4月に改装オープンした 「グリル&カレーカキヤス EXPASA御在所店」では新たにロースステーキシリーズや、お持ち帰り用として 『牛めし&ハンバーグ弁当』をご用意する等、サービスエリアならではのメニューを展開しました。 また、中華ビュッフェ専門店「上海柿安ららぽーとTOKYO-BAY店」では、 『北京ダック風 ローストビーフ巻』を新たにメニューに加えるなど、満足度の向上に努めました。 出退店につきましては、5店の退店を行いました。 この結果、当事業の売上高は1,298百万円(前期比3.4%減)、 セグメント損失は21百万円(前連結会計年度は1百万円のセグメント損失)となりました。 (e) 食品事業 食品事業につきましては、昨春に販売を開始した『柿安 瓶詰シリーズ』から今年4月に第2弾として 『松阪牛すじ煮 味噌』や、複数の『マヨソース』など、新たに8種類を商品ラインナップに加えました。 この結果、当事業の売上高は1,525百万円(前期比2.1%増)、 セグメント利益は99百万円(同30.6%減)となりました。 ②財政状態の状況 当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ283百万円増加し、 19,480百万円となりました。 流動資産は40百万円増加し、11,571百万円となりました。 主な要因は、現金及び預金の増加57百万円等であります。 固定資産は243百万円増加し、7,908百万円となりました。 主な要因は、退職給付に係る資産の増加349百万円、投資有価証券の増加343百万円、 繰延税金資産の減少234百万円、建物及び構築物の減少202百万円等であります。 当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ176百万円減少し、 3,975百万円となりました。 流動負債は139百万円減少し、3,490百万円となりました。 主な要因は、未払金の減少135百万円等であります。 固定負債は37百万円減少し、484百万円となりました。 主な要因は、資産除去債務の減少24百万円等であります。 当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ460百万円増加し、 15,504百万円となりました。 主な要因は、親会社株主に帰属する当期純利益811百万円の計上による増加、 退職給付に係る調整累計額の増加226百万円、その他有価証券評価差額金の増加222百万円 及び剰余金の配当による減少814百万円等であります。 ③キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ 57百万円増加(前連結会計年度比0.7%増)し、8,052百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果、得られた資金は1,541百万円となりました。収入の主な内訳は、税金等調整前当期純利益1,362百万円に対し非資金損益項目等の調整を加減した営業取引による収入2,002百万円等であり、 支出の主な内訳は、法人税等の支払額485百万円等であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果、使用した資金は657百万円となりました。収入の主な内訳は、差入保証金の回収による 収入13百万円等であり、支出の主な内訳は、有形固定資産の取得による支出460百万円等であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果、使用した資金は826百万円となりました。支出の主な内訳は、 配当金の支払額812百万円等によるものであります。 ④生産、受注及び販売の実績 (a) 生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年5月1日 至 2026年4月30日)   前期比(%) 精肉事業(百万円)   7,485   97.5 惣菜事業(百万円)   4,741   103.1 和菓子事業(百万円)   2,062   107.8 食品事業(百万円)   885   116.2 合計(百万円)   15,174   101.5 (注)1.セグメント間取引については、相殺消去しております。 2.金額は、製造原価によっております。 (b) 受注実績 当社グループは見込み生産を行っており、受注実績について記載すべき事項はありません。 (c) 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年5月1日 至 2026年4月30日)   前期比(%) 精肉店舗(百万円)   13,511 その他精肉部門(百万円)   62 精肉事業(百万円)   13,573   98.3 ダイニング店舗(百万円)   11,470 その他惣菜店舗(百万円)   1,327 その他惣菜部門(百万円)   24 惣菜事業(百万円)   12,821   100.0 和菓子店舗(百万円)   6,828 その他店舗(百万円)   0 その他和菓子部門(百万円)   24 和菓子事業(百万円)   6,852   103.3 柿安店舗(百万円)   401 ビュッフェ店舗(百万円)   198 グリル店舗(百万円)   699 レストラン事業(百万円)   1,298   96.6 しぐれ部門(百万円)   1,399 その他食品部門(百万円)   126 食品事業(百万円)   1,525   102.1 合計(百万円)   36,072   99.9 (注)セグメント間取引については、相殺消去しております。 (2)経営者の視点による経営成績の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき 作成されております。この連結財務諸表を作成するに当たり重要となる会計方針につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載されているとおりであります。 当社グループは、過去の実績や取引の状況に照らして、合理的と考えられる見積り及び判断を行い、その 結果を資産、負債の帳簿価額及び収益、費用の金額に反映して連結財務諸表を作成しておりますが、実際の 結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループを取り巻く事業環境は、企業収益や雇用・所得環境の改善などにより、景気は緩やかな 回復基調にありますが、米国新政権の関税政策による懸念や中東における地政学的リスクの継続に加え、 米を中心とした原材料・エネルギー価格の高騰は未だ収まっておらず、依然として不透明な状況は続くと 思われます。この厳しい経営環境の中でも、家庭内食、中食、外食を擁する総合食品企業として、変化する 消費者のニーズに柔軟に対応するとともに、成長し続ける強い経営基盤を構築し、価値経営の実現を目指してまいります。 当社グループの当連結会計年度の経営成績及び財政状態につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要」に記載しておりますのでご参照ください。 ③経営成績に重要な影響を与える要因について 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等の リスク」に記載しておりますのでご参照ください。 ④戦略的現状と見通し 当社グループの当連結会計年度の戦略的現状と見通しにつきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載しておりますのでご参照ください。 ⑤目標とする経営指標について 当社グループの目標とする経営指標につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境 及び対処すべき課題等」に記載しておりますのでご参照ください。 ⑥資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループの資金需要の主なものは、新規出店及び店舗改装等にかかる投資であり、安定的に売上金の回収を行うことが出来る契約を各取引先と結んでいるため、営業活動により獲得した資金から支出可能な状況にあります。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの詳しい状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の 概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載しておりますのでご参照ください。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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